本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ストリーム

stream co.,ltd3071 · Standard · 小売業

家電・パソコン等のEC通販を主軸に、化粧品・健康食品販売や物流支援・不動産まで手がけるネット通販企業。

概要

ストリームは1999年7月設立のインターネット通販企業である。家電・パソコンを主力に「ecカレント」「イーベスト」「特価COM」などのECサイトを運営し、2026年1月期の連結売上高は327億円、従業員は74名。東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、子会社の㈱エックスワンを通じて化粧品・健康食品の販売も手がける。売上高の96%超をインターネット通販事業が占める。

インターネット通販を中核とする三つの事業セグメント

当社グループは2026年1月期現在、当社と連結子会社1社(㈱エックスワン)で構成される。主力のインターネット通販事業は売上高315億83百万円(全社売上高の96.3%)を占め、自社運営の「ecカレント」「イーベスト」「特価COM」の3サイトに加え、Yahoo!ショッピング等の外部サイトでも販売を行う。取扱品目はテレビ・冷蔵庫・洗濯機などの家電、パソコン、デジタルカメラ、プリンター、ビジネスソフト、時計、生活雑貨など多岐にわたる。商品の仕入から販売、配送、アフターサービスまでを独自開発のシステムで一貫管理し、効率的な運営を実現している。なお、2026年1月31日をもってレンタル事業は終了した。

化粧品・健康食品を扱うビューティー&ヘルスケア事業

連結子会社㈱エックスワン(2014年2月に株式80%を取得)が担当するビューティー&ヘルスケア事業の売上高は8億31百万円である。化粧品と健康食品を中心とする生活必需品を会員向けに販売するほか、免税店向けの卸売も行う。2025年1月期には訪日外国人旅行者数の増加を背景に免税店舗の売上が堅調に推移し、前年同期比で増収増益を達成した。一方、会員向けビジネスは計画をやや下回る結果となっている。当社グループは、インターネット通販で培ったノウハウを活用し、販売チャネルの拡大と新商材の開発を進めている。

販売支援・物流・不動産からなるその他事業

その他事業は、各種販売支援事業、3PL(Third Party Logistics)事業、不動産事業の3つで構成される。2026年1月期の売上高は4億12百万円、セグメント利益は1百万円と小規模ながら、3PL事業はEC運営で蓄積した物流倉庫・受注管理・出荷のノウハウを外部企業に提供するもので、今後の強化領域と位置付けられている。また、中古家電販売サービス「ちゅうとこ」を通じたリユース活動も推進しており、持続可能な社会への貢献を掲げる。不動産事業は自社物件の管理・運用を行っている。

業界の中での役割はオンライン小売と生活関連サービスの提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
328億円
営業利益
3億円
営業利益率
0.9%
純利益
2億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/1
事業売上構成比利益利益率
インターネット通販事業316億円96.3%6億円1.9%
ビューティー&ヘルスケア事業8億円2.4%0億円0.0%
その他事業4億円1.2%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01一般消費者向けEC主力

「ecカレント」等の自社サイトや外部モールで、家電・パソコン・周辺機器・ソフト等を販売。仕入からアフターサービスまで一貫したEC運営が強み。

主な製品・サービス4
家電
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・掃除機などの一般家電。
パソコン
デスクトップ・ノートパソコンなど。
周辺機器・デジタルカメラ
プリンター・モニター・ハードディスク・デジタルカメラなど。
ソフト
ビジネスソフト・CD/DVDなど。

02健康・美容準主力

連結子会社エックスワンにより、化粧品・健康食品などの生活必需品を販売。

主な製品・サービス1
化粧品・健康食品
美容・健康関連の生活必需品。

03その他(販売支援・物流・不動産)副次

各種販売支援事業、3PL事業(物流代行)、不動産賃貸を展開。

主な製品・サービス3
販売支援
他社の販売を支援するサービス。
3PL
物流センター運営などの物流代行サービス。
不動産賃貸
自社所有物件の賃貸。

製品と技術

自社ECサイト「ecカレント」「イーベスト」「特価COM」

インターネット通販事業の核となるのは、自社運営の3つのECサイトである。最も歴史が古い「ecカレント」は2002年にリニューアルオープンしたサイトで、家電・パソコン・デジタルカメラなどを中心に約10万点以上の商品を扱う。長期保証や修理取次サービスを提供し、アフターケアにも力を入れている。「イーベスト」は2009年に子会社化したサイト、「特価COM」は同日に事業譲受で設立した特価販売サイトである。これらは2018年に当社に吸収合併され、現在は全て当社が直接運営している。いずれのサイトも、Yahoo!ショッピングなどの外部モールにも出店しており、マルチチャネルで顧客を獲得している。

子会社エックスワンが手がける化粧品・健康食品

2014年に子会社化した㈱エックスワンは、ビューティー&ヘルスケア事業の中核を担う。化粧品と健康食品を主力商品とし、会員向け通信販売と免税店向け卸売の2つの販売ルートを持つ。免税店向け卸売は、訪日外国人旅行者数の増加を追い風に2025年1月期に好調だった。同社は最先端バイオ技術を駆使した新商材の開発を進めており、当社のECノウハウを活用した販売チャネル拡大を目指している。ただし、会員向けビジネスは計画を下回る状況が続いており、施策の改善が課題となっている。

効率化を支える自社システムと生成AI活用

当社グループは、独自開発のローコストオペレーションシステムを導入している。このシステムは、商品の仕入から販売、配送、アフターサービスまでの全工程をEコマース基幹システムで統合し、徹底した効率化とコスト削減を実現する。2025年1月期には、「ecカレント」のオリジナルサイトにおいて生成AIを活用した『AIチャット』サービスを導入。顧客が商品の検索や利用方法について質問すると、AIが応答する仕組みである。同システムは、サーバーインフラの強化やEDRの導入などセキュリティ対策と併せて継続的に改善されており、日々変化する顧客対応の充実に貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

家具・インテリア小売、低収益で市場競争激化

家具・インテリアの専門小売チェーン。売上は300億円超と中規模だが、営業利益率は1%前後と極めて低い。同業にはニトリや島忠など大手が存在し、価格競争が激しい。差別化が難しく、販管費の高止まりが収益を圧迫。26/1期の営業利益率0.91%と更に悪化見込みで、コスト削減や高付加価値商品へのシフトが急務。

強み

  • 全国に店舗を展開し、ブランド認知度はある程度確保。
  • 2025/1期303億円→26/1期328億円と増収基調、需要は底堅い。
  • 住宅関連需要やリフォーム需要により、市場は一定規模を維持。
  • 家具からインテリア雑貨まで幅広く扱い、ワンストップショップとしての強み。

課題

  • 営業利益率1%未満で、値引き競争や高い店舗コストが収益を圧迫。
  • ニトリなど大手チェーンに価格・品揃えで劣り、差別化が困難。
  • 営業利益率が低下傾向で、赤字転落の懸念がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がストリーム

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
17640トップカルチャー32億円99.0倍
23372関門海31億円24.4倍
3138A光フードサービス31億円20.4倍
43071ストリーム30億円19.3倍
53550スタジオアタオ30億円19.7倍
62722IKホールディングス30億円12.7倍
72789カルラ29億円11.5倍
83011バナーズ29億円10.7倍
93137ファンデリー27億円35.8倍
102666オートウェーブ27億円6.0倍
112683魚喜26億円82.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 20件

東京都文京区で創業した1999年

1999年7月、東京都文京区湯島に資本金1,000万円で株式会社ストリームが設立された。当初の事業内容は不明だが、2000年11月には本社を千代田区外神田へ移転し、2002年1月にはECサイト「Sunshine」を「ecカレント」としてリニューアル、インターネット通販に本格参入する。この時点で家電やパソコンなどの取扱いを始めたと推測される。設立から3年でEC事業に軸足を移し、現在の事業モデルの基礎を築いた。

家電取扱開始とマザーズ上場(2005~2007年)

2005年5月、中国上海市に「思多励貿易(上海)有限公司」を設立し食品添加物の販売を開始した。同年8月には㈱ベスト電器と業務・資本提携の基本合意書を締結し、フランチャイズ契約を結ぶ。これにより2005年9月から家電の取扱いを本格的に開始、商品ラインアップが拡充された。2007年2月、東京証券取引所マザーズ市場に株式上場を果たし、資金調達と知名度向上の基盤を得た。

子会社買収による事業拡大(2009~2014年)

2009年2月、㈱イーベストの全株式を取得し子会社化する。同年3月、㈱ソフトクリエイトからインターネット通販事業部門を譲り受け、㈱特価COMを設立(5月営業開始)。これにより「イーベスト」「特価COM」の2つのECサイトがグループに加わった。2014年2月には㈱エックスワンの株式80%を取得し子会社化、化粧品・健康食品分野へ参入する。同年1月には第三者割当増資を実施し資本金を7億6,977万5千円に増やしている。

中国事業の展開と撤退(2002~2014年)

2002年11月、中国上海市に「上海思多励国際貿易有限公司」(上海ストリーム)を設立、携帯電話部品の販売を開始した。2005年5月には「思多励貿易(上海)有限公司」(ストリーム上海)を別途設立し、食品添加物の販売を手がける。2010年7月、この2社を吸収合併し中国事業を一本化した。しかし、2014年1月には「上海思多励国際貿易有限公司」の全出資持分を譲渡、中国市場から完全撤退している。約12年にわたる海外展開は、最終的に持ち分譲渡という形で終了した。

グループ再編と市場変更(2018~2022年)

2018年5月、㈱イーベスト及び㈱特価COMを当社に吸収合併し、グループの事業基盤を整理した。同年6月、東京証券取引所マザーズ市場から市場第二部へ市場変更。2022年4月の取引所市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行した。この間、本社は2011年に港区芝へ、2021年に現在の港区新橋へ移転している。グループのスリム化と上場市場のステップアップを同時に進めた時期といえる。

安定的な収益基盤への成長(2013~2026年)

2013年1月期以降の財務数値を見ると、売上高は226億円から2025年1月期には303億円までほぼ一貫して増加。2026年1月期には327億円に達した。純利益は変動が大きく、2013年1月期は12億円の赤字、その後は小幅な黒字が続き、2026年1月期は1.5億円の黒字を計上した。営業利益も2025年1月期以降は2.6億円、2.8億円と安定している。自己資本比率は36.9%(2022年1月期)から43.8%(2026年1月期)と改善、財務基盤は強化されている。

年表20件を開く

1990年代

  • 1999年7月東京都文京区湯島に㈱ストリーム設立(資本金10,000千円)

2000年代

  • 2000年11月本社を東京都千代田区外神田へ移転
  • 2002年1月ECサイト「Sunshine」を「ecカレント」としてリニューアルし、インターネット通販に本格参入
  • 2002年11月創業「上海思多励国際貿易有限公司」(「上海ストリーム」)を中国上海市に設立 携帯電話部品の販売を開始
  • 2005年5月創業「思多励貿易(上海)有限公司」(「ストリーム上海」)を中国上海市に設立 食品添加物の販売を開始
  • 2005年8月㈱ベスト電器と業務提携及び資本提携に係わる「基本合意書」を締結 ㈱ベスト電器とフランチャイズ契約を締結
  • 2005年9月㈱ベスト電器とのフランチャイズ契約に基づき家電の取扱いを本格的に開始
  • 2007年2月上場東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場
  • 2009年2月M&A㈱イーベストの全株式を取得し子会社化
  • 2009年3月㈱ソフトクリエイトからインターネット通販事業部門を譲り受け㈱特価COMを設立 同年5月より営業開始

2010年代

  • 2010年7月M&A「思多励貿易(上海)有限公司」(「ストリーム上海」)を「上海思多励国際貿易有限公司」(「上海ストリーム」)に吸収合併
  • 2011年11月本社を東京都港区芝へ移転
  • 2014年1月第三者割当増資を実施(増資後資本金769,775千円)
  • 2014年1月「上海思多励国際貿易有限公司」(「上海ストリーム」)の全出資持分を譲渡
  • 2014年2月M&A㈱エックスワンの株式80%を取得し子会社化
  • 2014年9月新株予約権の権利行使による増資(増資後資本金924,429千円)
  • 2018年5月M&A㈱イーベスト及び㈱特価COMを当社に吸収合併
  • 2018年6月東京証券取引所マザーズ市場から市場第二部へ市場変更

2020年代

  • 2021年3月本社を東京都港区新橋へ移転
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部から スタンダード市場 へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    商品・サービス・価格の三位一体強化

    「より良い商品」「より良い価格」「より良いサービス」をモットーに、インターネット通販において独自のローコストオペレーションシステムを活用し、効率化と顧客サービスの充実、利便性の高いサービス提供に注力する。

  2. 02

    多角的な新規事業開拓

    インターネット通販で培ったノウハウを子会社の化粧品・健康食品販売や各種販売支援に活用し、多角的な新規事業を開拓する。

  3. 03

    物流サービス(3PL)強化

    「ecカレント」運営のノウハウを基に、物流倉庫・受注管理・出荷を包括的に支援する物流サービス(3PL)を強化する。

  4. 04

    リユース事業の推進

    中古家電販売サービス「ちゅうとこ」を通じて、持続可能な社会の実現に向けたリユース活動を推進する。

  5. 05

    新技術導入と生成AI活用

    生成AI等の新技術を取り入れ、会話・動画・音楽等の新しいコンテンツやアイデアを作成し、お客様への適切な情報提供と利便性向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で74人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は608万円で、9期前と比べて+12.9%平均年齢は45.1歳、平均勤続年数は6.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月118
2018年1月105
2019年1月104
2020年1月53842.08.196
2021年1月62044.29.391
2022年1月62645.68.990
2023年1月57945.78.990
2024年1月53445.19.675
2025年1月57446.110.569435
2026年1月60845.16.474405

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都港区420百万円
インターネット通販事業 その他事業 全社(共通)
岩槻物流センター — さいたま市岩槻区1百万円
インターネット通販事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社エックスワン(注)1
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権93.1%
  • 国内
    株式会社ヤマダデンキ(注)2,3
    群馬県高崎市 · その他の関係会社
    議決権20.5%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は328億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.3%、利益が+0.0%。

売上高
+8.3%
328億円
営業利益
+0.0%
3億円
純利益
2億円
営業利益率
0.9%
前期比 -0.1%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は165億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+7.1%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q790
2024年1Q6800.00
2024年2Q6511.50
2024年3Q6500.00
2024年4Q770
2025年1Q7200.00
2025年2Q7711.30
2025年4Q15421.30
2026年2Q16310.60
2026年4Q16521.22

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は226億円から328億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は0.9%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月226−10−12
㈱エックスワンの株式80%を取得し子会社化
2014年1月167−1−1
2015年1月20333
2016年1月23043
2017年1月22021
㈱イーベスト及び㈱特価COMを当社に吸収合併
2018年1月22410
2019年1月2260−1
2020年1月23411
2021年1月28166
2022年1月30375
2023年1月30242
2024年1月27520
2025年1月303321.00
2026年1月328330.92

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高328億円のうち、営業利益として残るのは3億円0.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の0.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.1%276億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.9%49億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.9%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.8pt
0.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
0.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.4pt
5.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年1月期は営業CFが9億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは7億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は14億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年1月3−1−422
2014年1月22045
2015年1月−1−33−44
2016年1月2−43−25
2017年1月−1−30−42
2018年1月3−1226
2019年1月3−2−116
2020年1月3−1−127
2021年1月6−13514
2022年1月7−2−1518
2023年1月1−2−6−111
2024年1月−6−34−96
2025年1月9−3−469
2026年1月9−2−3714

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は67億円。このうち返さなくてよい自己資本が30億円で、自己資本比率は43.8%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月3062417.9
2014年1月3182324.5
2015年1月42142832.1
2016年1月49173234.0
2017年1月48183036.7
2018年1月53183533.8
2019年1月52173532.1
2020年1月54183632.0
2021年1月61243737.9
2022年1月76294736.9
2023年1月64303446.6
2024年1月62303247.6
2025年1月63293445.6
2026年1月67303743.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
12億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
37億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
51
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中75位あたり、逆に低いのは営業利益率322社中265位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.2%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
43.8%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.3%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥105で、1年前と比べて-7.7%過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。

¥105-1.9%1ヶ月+4.0%1年-7.7%時価総額30億円
過去52週の値幅
安値¥96高値¥123

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.3倍
PBR0.99倍
配当利回り2.86%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

本日変わらず102円。1ヶ月+2.0%と小幅上昇。25日線(101円)を上回る。52週高値124円から-17.7%、安値96円から+6.3%のレンジ。週足は75日線(102円)とほぼ同値。出来高36300株と低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが18.7倍と業界平均41.2倍を大きく下回り、PBRも0.96倍と純資産割れに近く割安。配当利回りは2.94%と業界平均1.39%を上回り、配当性向46.4%と安定している。ただしROEは5.2%と低く、収益性が業界平均を下回る。売上は緩やかに増加しているが利益水準が低く、割安だが成長性や収益力の改善が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.3倍39.6倍
PBR0.99倍2.44倍
ROE5.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は回復傾向にあるが、収益性は低水準。強気派はコスト削減効果と新ブランドの成長に期待する。弱気派はアパレル業界の競争激化と需要変動リスクを懸念。

プラスに働く材料7
  • 収益改善兆候

    売上高303億円と増収。

  • コスト削減効果

    営業利益率0.99%と黒字転換。

  • 配当利回り

    2.94%と安定配当。

  • 売上高の堅調な成長通年影響

    FY2025/1 303億→FY2026/1 328億、8.2%増収で利益拡大

  • コスト削減で収益改善継続影響

    営業利益率0.99%→1.5%へ、販管費削減で0.5%改善可能性

  • 株主還元の強化次回決算影響

    配当利回り2.9%、増配で投資家関心向上

  • バリュエーションの割安感決算発表後影響

    PER18.7倍、PBR0.96倍、同業比低く買い材料

マイナスに働く材料7
  • 低収益性

    営業利益率1%未満と脆弱。

  • アパレル需要低迷

    消費マインドの影響を受けやすい。

  • 競争激化

    国内外のファストファッションとの競合。

  • 利益率が低すぎる脆弱性継続影響

    営業利益率1%未満、小幅なコスト増で赤字転落リスク

  • 消費環境悪化で減収不定影響

    売上高成長率鈍化、1%減収で営業利益半減の可能性

  • 競争激化で値下げ余儀なく2026年下期影響

    値下げで粗利率1%低下、利益1億円減少

  • 株価下落トレンド継続継続影響

    1年で6.4%下落、需給悪化で更なる下落リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の進捗を測る。
既存店売上高
店舗販売の動向把握。
在庫回転率
在庫効率と需要予測精度の指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり3で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.86%。

年間配当
¥3
1株あたり
配当利回り
2.86%
いまの株価に対して
配当性向
46.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2022年1月315.8
2023年1月30.025.1
2024年1月30.086.6
2025年1月30.088.0
2026年1月30.046.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥3

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ28,583人。区分でいちばん多いのは個人・その他72.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.5%を占め、残る75.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他74.774.675.076.574.172.7
事業法人21.621.621.421.322.024.5
自己株式4.34.34.33.13.13.1
外国人個人0.10.30.70.30.31.1
証券会社0.93.21.51.02.21.0
外国法人2.70.21.00.91.40.7
金融機関0.00.10.40.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01㈱ヤマダデンキ19.84
02劉 海涛19.48
03㈱ラッキー2.24
04水谷 智2.21
05金室 貴久1.14
06安田 勝彦0.85
07黄 俊利0.83
08日本システム開発㈱0.81
09シュレスタ アミル0.77
10武藤 優0.70
11竹下産業㈱0.70

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+109%、1株純資産は14期で+290%。直近期のROEは5.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月−6227−109.5
2014年1月−432−12.9
2015年1月105024.623.0
2016年1月116120.213.2
2017年1月3655.041.9
2018年1月1651.0194.0
2019年1月−461−7.0
2020年1月3634.231.9
2021年1月218428.310.1
2022年1月1910320.36.215.8
2023年1月81097.514.125.1
2024年1月11071.0101.686.6
2025年1月01040.1683.188.0
2026年1月51075.219.646.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/1期の役員報酬は総額65百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
市村智樹代表取締役社長 営業本部長6010,500
斉向東取締役 管理本部長5980,200
小野浩司取締役71
淵邊善彦取締役62
橋本博人常勤監査役72
露口洋介監査役69
西圭輔監査役56
掛川后代常勤監査役618,900
小倉慎一監査役51

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)444334612
社外取締役513133
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容915字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、2026年1月31日現在、当社及び連結子会社1社によって構成され、家電・パソコン等のインターネット通販事業及び化粧品、健康食品を中心とした生活必需品の販売事業を行うビューティー&ヘルスケア事業並びに各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業からなるその他事業を展開しております。 当社グループの事業内容にかかる位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、以下の事業区分は「セグメント情報」における事業区分と同一であります。 (1) インターネット通販事業 ㈱ストリーム(当社) 当社グループのインターネット通販事業は、主に「ecカレント」「イーベスト」「特価COM」のサイトを有し、販売チャネルとして本体サイト、外部サイトがあります。 また、商品の仕入から販売、配送、アフターサービスに至る全ての業務をEコマースと基幹の各システムで繋ぎ、効率的なサイト運営を行っております。 インターネット通販事業における取扱商品及びECプラットフォームは、次のとおりであります。 取 扱 品 目   主 な 販 売 商 品 家電   テレビ・冷蔵庫・洗濯機・掃除機・その他一般家電 パソコン   パソコン 周辺機器/デジタルカメラ   デジタルカメラ・プリンター・モニター・ハードディスク ソフト   ビジネスソフト・CD/DVD その他   時計・ブランド・生活用品・雑貨他・長期保証・修理取次サービス・送料等 [ECプラットフォーム] (注) インターネット通販事業に含めて記載しているレンタル事業は、2026年1月31日をもって終了いたしました。 (2) ビューティー&ヘルスケア事業 ㈱エックスワン 化粧品、健康食品を中心とした生活必需品の販売事業を行っております。 (3) その他事業 ㈱ストリーム(当社) 各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業を行っております。 事業系統図は以下のとおりであります。 [事業系統図] (注) インターネット通販事業に含めて記載しているレンタル事業は、2026年1月31日をもって終了いたしました。
経営方針・対処すべき課題2,698字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、お客様のライフスタイル作りのサポートとして、「より良い商品」「より良い価格」「より良いサービス」をモットーに、新しい価値観の提案・提供を通して社会の発展に貢献することを経営の基本方針としております。 インターネット通販市場は、一般に広く浸透しており、当社グループは独自で開発したローコストオペレーションシステムを駆使し、徹底した効率化と顧客サービスの充実、利便性の高いサービス提供等に注力し業容拡大を図っております。このノウハウは、子会社により展開される化粧品、健康食品の販売及び各種販売支援にも活用し、多角的な新規事業の開拓を進めております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループの主力である、インターネット通販事業の成長性を計るバロメーターとして受注件数並びに資本効率の観点から棚卸資産回転率を重要な指標と認識しております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループが今後とも継続的に成長していくために、商品の品揃えの充実と在庫適正化を推進するとともに、サービスを含めた利便性を向上させて行くことが重要であると認識しております。 化粧品、健康食品については、最先端バイオ技術を駆使した新商材の開発と、さらなる販売チャネルの拡大を推進しております。 さらに、「ecカレント」をはじめインターネット通販サイト運営で培ってきたノウハウを基に物流倉庫・受注管理・出荷の包括的な物流支援サービス(3PL:Third(3rd)Party Logistics)の強化に努めてまいります。 当社は、「持続可能」な社会の実現に向けて「リユース」活動の推進を行っております。中古家電販売サービス「ちゅうとこ」の取り組みを通じ、「持続可能」な社会の実現に向け、お客様と共に地道にかつ真摯に取り組んでまいります。 (4) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当連結会計年度に関しましては、主力事業であるインターネット通販事業においては、「Yahoo!ショッピング」等の外部サイトの売上高はポイント等の効果的な販促施策の展開により、スマートフォン、デジタルカメラ、カメラ用レンズ、ヘッドフォン、エアコン、電子レンジ等を中心に好調に推移いたしました。他方、ビューティー&ヘルスケア事業に関しましては、会員向けビジネスは、計画をやや下回る結果となりましたが、卸販売においては、訪日外国人旅行者数が2025年1月からの一年間の累計で過去最多の4,000万人を突破した状況を受け、免税店舗の売上高は堅調に推移し、前年同期比で増収増益となりました。 当社グループは、前年に引き続き、以下の課題について優先的に対処してまいります。 ① コーポレートブランド価値の向上 当社グループの基本方針である、「より良い商品」「より良い価格」「より良いサービス」を提供し続けることが、お客様に支持され続ける最も重要な課題であると認識しております。当社グループはステークホルダーに対する適切な情報開示、持続的なCSR活動等により、当社グループのコーポレートブランド価値の向上を図ってまいります。 ② ユーザ数の拡大とサービスの強化 当社グループが持続的に成長するためには、当社グループのサービスの知名度を向上させ、新規ユーザを継続的に獲得し、ユーザ数を拡大していくことが必要不可欠であると認識しております。そのためには、当社グループの会員を有効活用するために、会員の活動状況を分析し、適切な付加価値のある会員向けサービスを実施し、又、TikTok、インスタグラムやLINE等のSNSを駆使し、集客導線の拡大を図りつつ、インターネット(主に検索連動型)を利用した効果的な広告宣伝活動等により当社グループの知名度を向上させることにより、サイトの回遊性を高め、会員登録・商品購入等のコンバージョン率の一層の向上を図りアクティブなユーザ数の拡大に努めてまいります。 ③ システム基盤の強化 当社グループは、独自システムを用い、効率化やコスト削減及び顧客サービスの充実等による業容拡大を図ってまいりました。 消費者のインターネット通販利用の拡大と、日々変化する顧客対応の充実を図るために、サーバーインフラ強化とネットワークインフラの改善により、パフォーマンスの向上及び耐障害性の向上を図りつつ、又、セキュリティ対策についてもEDRの導入等を行ってきましたが、今後も引き続き強化してまいります。 ④ 新技術への対応 当社グループが属する業界では技術革新が絶え間なく行われており、近年では、スマートフォンやタブレット型端末の普及率が上昇し、関連するマーケットも拡大しております。このような事業環境の下で当社グループが継続的に事業を拡大していくためには、どのような商品を取りそろえてどのような価格を設定するのか等、お客様に適正な情報や価格提示ができるよう会話、ストーリー、画像、動画、音楽等の新しいコンテンツやアイデアを作成できる生成AI等の新技術を適宜取り入れることが必要であると認識し、当社運営の「ecカレント」オリジナルサイトにおいては、お客様がお探しの商品や商品の利用方法について生成AIを活用して案内する『AIチャット』サービスを導入しておりますが、それ以外の用途についても継続的に適宜対応してまいります。 ⑤ コーポレートガバナンス及び内部管理体制の強化 当社グループが継続的な成長を続けることができる企業体質の確立に向けて、コーポレートガバナンスと内部管理体制のさらなる強化が重要な課題の一つと認識しております。また、広く社会から信頼される経営体制を確立するために、コンプライアンスへの対応も重要な課題であり、行動規範の遵守、当社グループ業務に係る諸法令・規則等の教育等、法令遵守について一層の徹底を図ってまいります。 ⑥ 優秀な人材の確保及び育成 当社グループはIT・ネット技術に関する知見等高度な専門スキルを持ち、又、幅広い視野に基づいてコミュニケーション能力が高く、コストパフォーマンスを意識しながら各プロジェクトをマネジメントできる有能な人材の確保及び育成を重要な課題と認識しております。引き続き潜在能力の高い人材の獲得に向けて各種採用活動を進めるとともに、引き続き社内の育成環境の強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク4,159字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業展開上のリスクとなる可能性がある主要な事項を記載しております。必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する情報開示の観点から積極的にこれを開示しております。 また、本項中の記載内容については、特に断りがない限り、本有価証券報告書提出日現在の事項であり、将来に関する事項は提出日現在において当社グループが判断したもので、現時点で想定できないリスクが発生する可能性もあります。 (1) 競合について 当社グループの主力事業であるインターネット通販事業は多数の事業者及び競合者が存在しております。インターネット通販事業は比較的参入障壁も低く今後とも更なる競争の激化や大手家電量販店及び大手インターネット通信販売事業者の積極展開等といった市場動向の変化や競合他社の進展状況により、相対的に当社グループの競争力が低下した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 こうしたリスクへの対応策として、当社グループは、お客様満足度を上げるべくカスタマーサービスの向上に努め、WEB接客ツールの活用やお客様と直接対話をしながら商品を提案していく等、価格訴求だけではなく、よりリアル店舗に近づける新たなサービスを提供することにより差別化を図っております。 (2) ㈱ヤマダデンキとの関係について ① フランチャイズ契約について 当社は、㈱ヤマダデンキ(以下同社という)との間でフランチャイズ契約を締結し、主として家電商品の供給を受け、又、資本提携を行っております。 当社は、同社とのフランチャイズ契約に基づき、同社のフランチャイジーとして同社から仕入を行っております。当連結会計年度における仕入額は、当社の仕入額の94.2%を占め、主に家電商品を中心として当社の重要な商品供給元となっているため、同社とのフランチャイズ契約が解消、更新されなかった場合、又は当社に不利な内容に更新された場合には、安定的な仕入に支障が生じる等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 こうしたリスクへの対応策として、当社グループは、同社との緊密なコミュニケーションを取りながら良好な関係の維持を図っております。 ② ㈱ヤマダデンキの経営方針が当社に及ぼす影響 同社は、家電小売業中心の事業を営んでおり、自社にて店舗展開を行っている他、当社同様、フランチャイズ契約を締結している企業に対して家電の卸売を行っております。同社が経営方針、営業戦略等を変更した場合、又は新たに当社グループとの間に競合関係等が生じた場合には、当社グループは基本的な戦略及び資本構成等を見直す必要性に迫られる等、当社グループの事業展開及び当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 集客方法について 当社グループのインターネット通販事業における集客方法に関して、主力となるものは価格比較サイトをはじめ検索エンジン経由や他のインターネットサイトを介するものであります。 しかしながら、当社グループの施策等の遅れにより、想定通りに集客及び新規顧客の獲得が進捗しない場合、あるいは今後これらの価格比較サイト、インターネットモール、その他インターネットサイトにおいて、システムトラブル、又、当社グループに不利となる契約変更等不測の事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 こうしたリスクへの対応策として、当社グループは、お客様のニーズに合った施策を実行していくとともに、集客導線の一つである検索エンジンのアルゴリズム変更に対してアンテナを広げサイトへの集客力の維持を図っております。また、検索エンジン対応以外の集客対策として、今迄行っていなかったWEB広告の利用による新規顧客の獲得や新聞、雑誌等を利用した集客拡大も図っております。 (4) インターネット通信販売事業への依存について 当社グループはインターネット通販事業に大きく依存しております。成熟された小売市場のなかでEC市場の成長はやや緩やかになっているものの今後も望めるものであり、インターネット通販はさらに広く社会に浸透するものと考えております。 しかしながら、当社グループの期待どおりにインターネット通販市場の拡大が進まず、利用者が増加しなくなった場合は当社グループがインターネット通販市場の拡大にあわせて順調に成長しない可能性もあります。その他、想定しえない外部要因によってインターネット上の通販事業が困難になった場合は、当社グループの事業展開及び業績に影響を与える可能性があります。 こうしたリスクへの対応策として、当社グループは、インターネット通販サイト運営で培ってきたノウハウを基に、物流倉庫・受注管理・出荷の包括的な物流支援サービスである3PL(サードパーティロジスティクス)の本格的事業化等、事業の拡大を図っております。 (5) システム障害について 当社グループのインターネット通販事業の運営は、通信ネットワークに依存をしており、何らかの原因により通信ネットワークが切断された場合には、当社グループの営業は困難な状況になります。当社グループにとってシステムの安定稼動は重要な要素であり、当社グループではそのため、システム開発・保守等の人材確保及び障害に対して迅速に対応するべく、日次のシステム監視及び障害検出に関して、当社グループにて管理体制を強化し障害発生の未然防止体制を整えております。 しかしながら、ハードウェア、ソフトウェアの不具合及び人為的ミスによるものの他、アクセス数の突発的な増加、通信回線の障害、コンピュータウィルス、ハッカー等の外部からの侵入、災害等、システムに何らかの障害が発生し、機能不全に陥った場合、又はシステム障害時に当社グループが適切に対応できなかった場合には、当社グループのシステムに対する信頼が低下し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 こうしたリスクへの対応策として、当社グループは、セキュリティ対策の強化を行うとともに、サイト脆弱性については定期的に診断を行い、外部専門家による検証を行っております。また、システムに冗長性を持たせ安定的に稼働できるように、システムインフラへの投資や稼働環境の見直しを継続的に行っております。 (6) 物流業務の外部委託について 当社グループは、商品の保管、入出庫、配送等に係る業務の全部又は一部を外部業者へ委託しております。しかしながら、委託先にて何らかの障害・トラブル等が発生した場合、出荷・配送業務に影響を及ぼす可能性があります。また、地震やその他不可抗力等、仮に何らかの理由により委託先からのサービスの提供の中断・停止及び委託先との契約が当社グループにとって不利な内容に変更され、当社グループが代替策を講じることができない場合等には、当社グループの事業展開及び当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 法的規制等について 当社グループが営む主たる事業であるインターネット通販に係る主な法的規制は、現状の通信販売全般に関し、主に「特定商取引に関する法律」「不正競争防止法」「不当景品類及び不当表示防止法」「個人情報保護法」等があり、当社グループはこれらの規制に従い、業務を行っております。これらの法的規制が強化、又は新たな法的規制等が施行された場合には、管理を強化するための新たな対応を余儀なくされる可能性があります。このような場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 こうしたリスクへの対応策として、当社グループは、法的規制や制度改正等の情報収集に努め、必要に応じて外部専門家の助言を得るなどしてリスクの低減を図っております。 (8) 個人情報保護について 当社グループでは、当社グループのインターネット通販事業利用者についての多くの個人情報を保有しております。当社グループではこれらの個人情報の扱いに際し、社内規程「個人情報管理規程」を定め、取得・保有する個人情報の取扱方法並びに個人情報データベースへのアクセス制限について定め、更に、当社グループでは同法遵守のため「情報管理体制」を組織し、「個人情報統括責任者・個人情報管理責任者」を任命し、各部門に対しても情報管理者を任命して対応しております。 しかしながら、当社グループが実施している上記対応策にもかかわらず、個人情報の漏洩を完全に防止できるという保証はありません。今後、個人情報の漏洩や不正使用等の事態が生じた場合、当社グループのイメージの悪化、ブランド力の低下、損害賠償請求や信用低下等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 知的財産権について 当社グループは、一部インターネット上の店舗の名称を商標として登録しており、今後もシステム開発を含めて必要に応じて関連する商標や特許を取得する方針です。 一方で、当社グループが第三者の知的財産権を侵害する可能性について、可能な範囲で調査を行っており、疑義が生じた場合には、弁護士、弁理士への確認を事前に行うようにしております。 しかしながら、当社グループが把握できないところで他社が特許権等を保有しているリスクがあり、その内容によっては当社グループが第三者の知的財産権を侵害することによる損害賠償請求を受ける可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 品質問題について 当社グループである㈱エックスワンは、自社ブランドにて化粧品、健康食品等の開発・製造・販売を行っております。品質管理基準に従い、各種製品を製造する等、品質問題に対応しておりますが、製品の予期せぬ不具合や副作用が発現された場合には、製造物責任を負うことにより、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 こうしたリスクへの対応策として、当社グループに起因する製造物責任における損害賠償に備え適切な保険に加入しております。
経営成績の分析 (MD&A)9,508字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度(2025年2月~2026年1月)におけるわが国経済は、家計の節約志向は根強いものの、雇用・所得環境の改善等により緩やかに回復しております。一方、米国の通商政策の動向や地政学リスク等に伴う為替変動、エネルギー資源・原材料価格の高騰、生活必需品の物価高騰が個人消費に与える影響等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループは、お客様のライフスタイル作りのサポートとして「より良い商品」「より良い価格」「より良いサービス」をモットーに、新しい価値観の提案・提供を通して社会の発展に貢献することを経営の基本方針に、既成概念にとらわれることなくチャレンジを続け、インターネット通販事業を中心に事業活動を行っております。 事業のセグメント別の業績は、次のとおりであります。 ① 経営成績及び財政状態の状況 a.経営成績 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)   当連結会計年度(自 2025年2月1日   至 2026年1月31日)   増減率(%) 売上高   30,296   32,774   8.2 営業利益   260   281   8.1 経常利益   240   280   16.5 親会社株主に帰属する当期純利益   4   150   ― 当連結会計年度の売上高は32,774百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益281百万円(前年同期比8.1%増)、経常利益280百万円(前年同期比16.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は150百万円(前年同期は4百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。 セグメント売上高 (単位:百万円) セグメントの名称   前連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)   当連結会計年度(自 2025年2月1日   至 2026年1月31日)   増減率(%) インターネット通販事業   29,059   31,583   8.7 ビューティー&ヘルスケア事業   877   831   △5.2 その他事業   414   412   △0.4 計   30,351   32,827   8.2 調整額   △54   △52   ― 売上高   30,296   32,774   8.2 (注) その他事業は、各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業であります。 セグメント利益又は損失 (単位:百万円) セグメントの名称   前連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)   当連結会計年度(自 2025年2月1日   至 2026年1月31日)   増減率(%) インターネット通販事業   566   638   12.7 ビューティー&ヘルスケア事業   77   26   △65.9 その他事業   △7   1   ― 計   637   666   4.6 調整額   △376   △385   ― セグメント利益又は損失(△)   260   281   8.1 インターネット通販事業における売上高は31,583百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益638百万円(前年同期比12.7%増)となりました。 ビューティー&ヘルスケア事業における売上高は831百万円(前年同期比5.2%減)、営業利益26百万円(前年同期比65.9%減)となりました。 その他事業における売上高は412百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益1百万円(前年同期は7百万円の営業損失)となりました。 b.財政状態  (単位:百万円) 前連結会計年度(2025年1月31日)   当連結会計年度(2026年1月31日)   増減額 資産   6,305   6,725   420 負債   3,392   3,744   352 純資産   2,913   2,981   68 当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ420百万円増加し、6,725百万円となりました。 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ352百万円増加し、3,744百万円となりました。 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ68百万円増加し、2,981百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)   当連結会計年度(自 2025年2月1日   至 2026年1月31日)   増減額 営業活動によるキャッシュ・フロー   943   914   △28 投資活動によるキャッシュ・フロー   △273   △186   86 財務活動によるキャッシュ・フロー   △424   △256   167 現金及び現金同等物の期末残高   895   1,367   471 当連結会計年度におきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは914百万円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローは186百万円の使用、財務活動によるキャッシュ・フローは256百万円の使用となり、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から471百万円の増加となり、1,367百万円となりました。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2022年1月期   2023年1月期   2024年1月期   2025年1月期   2026年1月期 自己資本比率   36.9   46.6   47.6   45.6   43.8 時価ベースの自己資本比率   42.1   48.5   49.9   45.1   44.0 キャッシュ・フロー対有利子 負債比率   167.8   450.4   ―   91.0   75.3 インタレスト・カバレッジ・ レシオ   26.2   13.6   ―   80.1   136.9 (注) 1.各指標は下記の算式に基づき算出しております。 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。 3.各指標はいずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 4.2024年1月期の営業キャッシュ・フローがマイナスのため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率並びにインタレスト・カバレッジ・レシオは算定しておりません。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは、インターネット通販事業を主力に、株式会社エックスワンによるビューティー&ヘルスケア事業のほか、各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業からなるその他事業を行っており、提供するサービスには生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。 b.商品仕入実績 商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:百万円) セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年2月1日至 2026年1月31日)   前期比(%) インターネット通販事業   27,068   +10.0 ビューティー&ヘルスケア事業   202   △3.2 その他事業   231   △2.5 合 計   27,502   +9.8 (注) 1.セグメント間の取引は、相殺消去しておりません。 2.その他事業は、各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業であります。 3.インターネット通販事業における商品カテゴリー別仕入は、次のとおりであります。 (単位:百万円) 商品カテゴリー   当連結会計年度(自 2025年2月1日至 2026年1月31日)   前期比(%) 家電   12,491   +1.4 パソコン   4,943   +20.3 周辺機器/デジタルカメラ   8,891   +20.1 ソフト   151   △23.3 その他   590   +3.1 合 計   27,068   10.0 (注) その他カテゴリーには、時計・ブランド・生活用品・雑貨等が含まれております。 c.受注実績 当社は、受注から販売までの所要日数が短く、常に受注残高は僅少であり、期中の受注高と販売実績とがほぼ対応するため、記載を省略しております。 d.販売実績 販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:百万円) セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年2月1日至 2026年1月31日)   前期比(%) インターネット通販事業   31,583   +8.7 ビューティー&ヘルスケア事業   831   △5.2 その他事業   412   △0.4 合 計   32,827   +8.2 (注) 1.セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。 2.その他事業は、各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業であります。 3.インターネット通販事業における商品カテゴリー別売上は、次のとおりであります。 (単位:百万円) 商品カテゴリー   当連結会計年度(自 2025年2月1日至 2026年1月31日)   前期比(%) 家電   14,631   +0.8 パソコン   5,732   +19.0 周辺機器/デジタルカメラ   10,148   +18.0 ソフト   197   △21.7 その他   873   +0.4 合 計   31,583   +8.7 (注) その他カテゴリーには、時計・ブランド・生活用品・雑貨等が含まれております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 事業のセグメント別の分析・検討内容は、次のとおりであります。 (インターネット通販事業) 当連結会計年度(2025年2月~2026年1月)における国内の家電小売業界におきましては、パソコン、周辺機器、気候要因によるエアコン等の季節商品やスマートフォン等が好調に推移いたしました。 このような状況の中、当社が出店する「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」「Amazonマーケットプレイス」等の外部サイトの売上高は、ポイント等の効果的な販促施策の展開により、スマートフォン、デジタルカメラ、カメラ用レンズ、ヘッドフォン、エアコン、電子レンジ等を中心に好調に推移いたしました。今後も売れ筋商品の在庫施策等により更なる売上高確保に努めてまいります。 商品購入検討時の問い合わせ用にWEB接客ツールのチャット機能を導入している「ecカレント」オリジナルサイト、「楽天市場」及び「Yahoo!ショッピング」の外部サイトにおける大型家電の配送設置サービスは、きめ細やかな接客を通してお客さまに合ったご提案を行うよう努めております。 2024年10月より東京都民の方を対象とした設置済みのエアコン・冷蔵庫・照明器具等を、省エネ性能の高い新品の対象家電等に買い替えた際に付与される「東京ゼロエミポイント」の制度変更により、当社は、SDGsの観点からインターネット通販企業として先駆けて東京ゼロエミポイント登録事業者となっており、「ecカレント」オリジナルサイト及び「ecカレント楽天市場店」等の店舗で、その場でポイント分がご購入金額から最大で8万円分値引きされる「省エネ家電」への積極的な買い替え訴求を同サイトにて行い、対象家電の売上高は堅調に推移いたしました。 2017年4月に総合オンラインストア「楽天市場」内へインターネット通販サイト「ワンズマート楽天市場店」を出店して以降、当社はオンラインモールを活用した販路拡大に取り組んでまいりました。こうした取り組みの一環として、2025年10月、オンラインショッピングモール「Yahoo!ショッピング」内に、当社運営のインターネット通販サイト「ワンズマートYahoo!ショッピング店」を新たにオープンいたしました。 さらに2025年12月、シャディ株式会社と事業提携契約を締結し、当社が運営する「ecカレント」をはじめとするECサイトおよび主要オンラインモールにおいて、同社が取り扱うギフト商品の販売を順次開始いたしました。 当社は今後も販路の拡大や取り扱いアイテムの拡充を行い、多くのお客さまに喜んでいただけるサービスを提供してまいります。 2025年10月、当社が運営している「ecカレント」をはじめとするインターネット通販サイト向けコールセンターを、本社内に新たに開設いたしました。これまでアウトソーシングで行っていたコールセンター業務を社内に移管することで、各部署との連携強化による迅速なフィードバック体制の構築、業務ノウハウの蓄積・共有を可能とし、お客様に寄り添ったサービス品質の向上を図ります。今回の内製化により、コスト面の抜本的な見直しを行い、従来比で50%以下への削減を目指します。さらに、物流面においても外部環境の変化に柔軟かつ迅速に対応するため、直雇用への切替等を適宜進め、コスト削減と安定したサービス提供の両立を実現してまいります。 各カテゴリにおける前年同期比では家電0.8%増、パソコン19.0%増、周辺機器・デジタルカメラ18.0%増となりました。売上高及び利益面に関しましては、前年同期比で増収増益となりました。 その結果、インターネット通販事業における売上高は31,583百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益638百万円(前年同期比12.7%増)となりました。 (ビューティー&ヘルスケア事業) 株式会社エックスワンにおいて展開される、ビューティー&ヘルスケア事業においては、新商品として、2026年1月に「XLUXES(エックスリュークス)」シリーズより、従来品から更に進化させ3種のヒト幹細胞培養液を配合した「エグゼティシャン マッサージクレンジング」および「エグゼティシャン クリームウォッシュ」を発売し、おかげさまで売上高は堅調に推移いたしました。 会員ビジネスにおいては、WEB会議アプリケーションによる動画(ライブ含む)配信を活用したオンラインセミナーに加えて、2025年3月より東京、大阪、新潟で対面でのTikTok関連講座を開催したほか、11月にはプロダクトセミナーも実施いたしました。このような活動により、会員とのきめ細やかなコミュニケーションを図ることができ、売上高は堅調に推移いたしました。 エックスワンの直営店舗「エックスリュークス横浜」では、2025年11月にブラックフライデー半額セールを開催し、3,000円以上の購入でヒト幹細胞コスメのシャンプー&トリートメントのサンプルパウチ包を提供する等各種販促施策によりブランディングの強化を図りました。一方で、2022年4月より営業しておりました同店舗につきましては、2026年1月12日をもって営業を終了することとなりました。これに伴い、2025年12月から最終営業日までの期間、定価より最大60%オフとなる売り尽くしセールを実施いたしました。 卸販売においては、訪日外国人旅行者数が2025年1月からの一年間の累計で過去最多の4,000万人を突破した状況を受け、免税店舗の売上高は堅調に推移いたしました。一方、会員向けビジネスは、計画をやや下回る結果となり、全体の売上高は減収となりました。利益面においては、店舗数拡大に伴う人員増強による人件費の増加により減益となりました。 その結果、ビューティー&ヘルスケア事業における売上高は831百万円(前年同期比5.2%減)、営業利益26百万円(前年同期比65.9%減)となりました。 (その他事業「各種販売支援事業」、「3PL事業」、「不動産事業」) 「各種販売支援事業」においては、ラオックス等の国内免税店舗等において訪日観光客向け販売や株式会社エックスワン商品の会員向け販売のシステム・物流支援等を行っております。 「3PL事業」においては、当社が運営する「ecカレント」をはじめインターネット通販サイト運営で培ってきたノウハウを基に、販売から物流までワンストップで管理する質の高いシステムをインターネット通販事業者の皆さまに対して提供してきた実績を活かし、物流倉庫・受注管理・出荷の包括的な物流支援サービスを行っており、パソコンや家電以外に自転車等のアイテムやスポット対応等柔軟なサービスを提供しております。 「不動産事業」においては、国内案件のみならず、海外のお客様も対象に、不動産の売買・賃貸等に関する仲介事業を展開しております。 その結果、その他事業における売上高は412百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益1百万円(前年同期は7百万円の営業損失)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は32,774百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益281百万円(前年同期比8.1%増)、経常利益280百万円(前年同期比16.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は150百万円(前年同期は4百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。 b.財政状態 (資産の部) 当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ420百万円増加し、6,725百万円となりました。これは主に、現金及び預金471百万円増加、商品53百万円減少によるものであります。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ352百万円増加し、3,744百万円となりました。これは主に、買掛金540百万円増加、短期借入金133百万円減少、未払金78百万円減少によるものであります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ68百万円増加し、2,981百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益150百万円の計上、配当金の支払82百万円によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度においては、営業活動によるキャッシュ・フローは914百万円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローは186百万円の使用、財務活動によるキャッシュ・フローは256百万円の使用となり、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から471百万円の増加となり、1,367百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果増加した資金は、914百万円(前年同期は943百万円増加)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益229百万円、非資金項目である減価償却費172百万円、棚卸資産の減少額61百万円、仕入債務の増加額540百万円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増加額61百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、186百万円(前年同期は273百万円使用)となりました。支出の主な内訳は、無形固定資産の取得による支出151百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、256百万円(前年同期は424百万円使用)となりました。支出の主な内訳は、短期借入金の純減額133百万円、長期借入金の返済による支出36百万円、配当金の支払額83百万円によるものであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 1)資金需要 当社グループの資金需要の主なものは、運転資金と設備投資資金であります。 運転資金は、商品仕入費用と人件費、広告宣伝費、販売手数料、荷造発送費等の販売費及び一般管理費等によるものであります。また、設備投資資金は基幹システムのソフトウエア等によるものであります。 2)財政政策 当社グループの運転資金と設備投資資金につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローで充当するとともに、600百万円の当座貸越契約を結ぶ等、金融機関からの借入により資金調達を実施し充当しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5「経理の状況」の1「連結財務諸表等」の(1)「連結財務諸表」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積もり及び当該見積に用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 ・繰延税金資産の回収可能性 当社グループは、繰延税金資産について将来の課税所得が十分確保でき、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について、繰延税金資産を計上しております。 繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りと異なり将来の課税所得が減少した場合には、繰延税金資産の金額に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社は、目標とする経営指標として、当社グループの主力であるインターネット通販事業の成長性を計るバロメータとして受注件数並びに資本効率の観点から棚卸資産回転率を重要な指標として認識しております。各指標に対する当連結会計年度の実績は次のとおりであります。 インターネット通販事業の受注件数・棚卸資産回転率推移 受注件数(千件)   棚卸資産回転率(回転/年) 2026年1月期   1,017   13.8 2025年1月期   1,042   12.0 当連結会計年度は棚卸資産回転率が前年度実績を上回りました。今後も持続的な成長をめざして、目標指標の達成に取り組んでまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。