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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

バナーズ

BANNERS CO.,LTD.3011 · Standard · 小売業

埼玉県を地盤に、不動産賃貸、ホンダ車販売、楽器販売の3事業を展開する複合企業。

概要

バナーズは埼玉県熊谷市に本社を置く小売業(東証スタンダード)である。1950年に埼玉製糸として生糸製造で創業したが、繊維不況を機に事業転換を繰り返し、現在は不動産賃貸、ホンダ車販売、ダブルリード楽器の輸入販売の三事業を展開する。2026年3月期の連結売上高は56億5300万円、従業員98名。子会社3社を含むグループで運営し、収益の柱は不動産利用事業にある。

三つの事業で構成する連結グループ

バナーズの連結グループは、当社と3社の連結子会社で構成される。事業セグメントは不動産利用、自動車販売、楽器販売の三つである。2026年3月期の売上高構成比は、自動車販売事業が約81%(45億5800万円)と最も大きく、次いで楽器販売事業が約12%(6億6100万円)、不動産利用事業が約8%(4億3400万円)である。しかし営業利益であると、不動産利用事業が3億1300万円と全体の約72%を占め、自動車販売事業は4500万円、楽器販売事業は4500万円にとどまる。不動産賃貸が安定した収益源であり、自動車・楽器販売は売上高は大きいものの利益率は低い。

不動産賃貸を収益の柱とする戦略

不動産利用事業は、埼玉県内の土地・建物・駐車場の賃貸を中心とする。本庄市のショッピングセンター再開発を長年進めており、2025年10月には入間市の土地・建物を新たに取得した。既存物件の建物構造や賃貸面積の最適化を図るとともに、収益性の高い物件への投資を継続する方針である。同事業の売上高は前期比3.5%増の4億3400万円、セグメント利益は同4.3%増の3億1300万円と堅調に推移している。連結総資産94億6000万円のうち固定資産が69億1200万円と大部分を占め、その多くが賃貸用不動産である。

自動車販売と楽器販売の現状

自動車販売事業は子会社の株式会社ホンダニュー埼玉が担い、ホンダ車の新車・中古車販売、整備、保険販売を行う。主力車種はN-BOX、WR-V、VEZEL、FREED、STEPWGNで、Web予約システムを導入し入庫率向上を図る。売上高は前期比0.6%増の45億5800万円だが、物価上昇や諸経費高騰によりセグメント利益は47.9%減の4500万円と大幅減益となった。楽器販売事業は日本ダブルリード株式会社が運営し、ダブルリード楽器(オーボエ、ファゴットなど)の輸入販売と修理を専門とする。円安による仕入原価上昇を価格に転嫁した結果、売上高は前期比1.4%増の6億6100万円、利益は82.4%減の4500万円。専門技術スタッフによる調整・リペアや海外演奏家のミニコンサートを強みとする。

業界の中での役割は地域密着型の複合サービス企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
57億円
営業利益
3億円
営業利益率
5.3%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
自動車販売46億円80.7%0億円0.0%
楽器販売7億円12.3%0億円0.0%
不動産利用4億円7.0%3億円75.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産賃貸主力

土地・建物並びに駐車場の賃貸を行う。連結子会社への店舗賃貸も含む。

02自動車販売主力

ホンダ車の販売・整備並びに保険の販売を行う。

主な製品・サービス1
ホンダ車販売・整備
ホンダ車の新車・中古車販売、整備、保険販売。

03楽器販売準主力

楽器の輸入・販売・修理を行う。

主な製品・サービス1
楽器
楽器の輸入・販売・修理。

製品と技術

不動産利用事業:地域密着型の賃貸経営

不動産利用事業では、埼玉県内に所有する土地・建物・駐車場を賃貸する。主な物件は本庄市のショッピングセンターで、再開発を進めて収益性向上を目指す。2025年10月には入間市の土地・建物を新たに取得した。既存施設の賃貸面積最適化や建物構造の見直しを継続し、長期安定的な賃料収入を確保する方針である。同事業の売上高は4億3400万円、営業利益は3億1300万円と、グループ全体の利益の約7割を生み出す収益基盤となっている。

自動車販売事業:ホンダ車の販売とアフターケア

子会社ホンダニュー埼玉が運営する自動車販売事業は、新車・中古車の販売、整備・点検、保険販売を一貫して提供する。主力車種はN-BOX、WR-V、VEZEL、FREED、STEPWGNの5車種。物価上昇による販売価格の高騰に対し、残価型クレジットの提案など購入しやすさを重視する。修理・点検の入庫率向上のため、Webメンテナンス予約システムを導入しDX化を推進。売上高は45億5800万円とグループ最大だが、営業利益は4500万円と薄利であり、経費削減と付帯サービス強化が課題である。

楽器販売事業:ダブルリード楽器の専門店

子会社日本ダブルリードが担う楽器販売事業は、オーボエやファゴットなどのダブルリード楽器の輸入販売と修理を専門とする。ヨーロッパ製の楽器を中心に、入門用から最高級品まで幅広く取り扱う。専門技術スタッフが調整を施し、購入後の定期メンテナンスや故障修理にも迅速に対応。海外有名演奏家による店内ミニコンサートや講習会を開催し、顧客の音楽レベル向上を支援する。売上高は6億6100万円、営業利益4500万円。円安による仕入原価上昇分を価格に転嫁した結果、売上は前年並みを維持したが利益は減少した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

小型小売チェーン、高収益も規模限定的

小売業に分類され、店舗運営を行うが売上規模は56億円程度と同業比較で小型。営業利益率5.36%と高い水準だが、売上成長は緩やかで、2026/3期は横ばい見込み。同業のトライアルHDは大型スーパー、まんだらけはサブカル専門店と業態が異なる。ニッチ市場で高収益を実現しているが、拡大余地は小さく、新規出店やM&Aによる成長戦略が鍵。

強み

  • 営業利益率5%超と小売業平均を上回り、効率的な店舗運営を実現。
  • 特定商材や地域に特化し、競争が限定的な市場で安定した収益基盤。
  • 安定した利益創出で財務体質が良好、借入依存度が低い。
  • 意思決定が迅速で、消費トレンドへの適応や商品入れ替えが柔軟。

課題

  • 売上規模が小さく、国内市場では成長が頭打ち、新たな成長ドライバーが必要。
  • 仕入れや物流での規模の経済が働きにくく、コスト競争力で劣る。
  • 単一業態・商材に依存、市場変化や不況時のリスク分散が困難。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がバナーズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
1138A光フードサービス31億円20.4倍
23550スタジオアタオ30億円19.7倍
32722IKホールディングス30億円12.7倍
43071ストリーム30億円19.3倍
53011バナーズ29億円10.7倍
62789カルラ29億円11.5倍
73137ファンデリー27億円35.8倍
82666オートウェーブ27億円6.0倍
92683魚喜26億円82.0倍
108166タカキュー26億円6.4倍
113185夢展望26億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

生糸製造業として創業した1950年

1950年8月、埼玉製糸株式会社として設立され、生糸製造を開始した。1954年には川越製糸と三光蚕糸を吸収合併、1957年には富士メリヤスを買収し高崎撚糸工業を吸収合併するなど、合併により規模を拡大した。1963年2月に本社を東京都千代田区有楽町から埼玉県熊谷市に移転し、同年5月には東京証券取引所市場第二部に上場した。この時期の主力は製糸とメリヤス(ニット)製造であった。

繊維事業から不動産賃貸へ転換した1970~80年代

1968年8月に熊谷工場のメリヤス製造を廃止し撚糸に転換、1972年3月には熊谷工場撚糸部門を児玉工場に集約し、跡地にゴルフ練習場を開業した。1978年12月には子会社ホンダニュー埼玉を設立し自動車販売に参入。1980年には本庄工場敷地の一部にテナントビルを建設し忠実屋に賃貸するなど、不動産賃貸事業を開始。1981年に児玉工場の撚糸を閉鎖し電気部品加工に転換するも、1982年にはオーディオ不況で休業に追い込まれた。1987年には熊谷ゴルフ練習場を解体し、跡地に本社移転と複合専門店を建設、賃貸に供した。

製糸廃止と社名変更、楽器事業への進出

1994年3月、本庄工場の製糸事業を廃止し、創業時の生糸製造から完全に撤退した。1996年4月には株式会社松佳に社名変更。2002年2月に児玉工場の電気部品組立加工事業を閉業し、製造事業からすべて撤退した。2004年10月、現社名の株式会社バナーズに改称。2005年3月には東証二部上場の宮入バルブ製作所を連結子会社化するが、2007年3月に連結範囲から除外した。2013年3月、日本ダブルリード株式会社を連結子会社化し、楽器販売事業に本格参入した。

子会社の売却と連結再編を経た現在

2015年4月に平成産業株式会社を連結子会社化したが、2018年9月に売却。2017年4月には株式会社ルボアを連結子会社化した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、東証スタンダード市場に移行した。現在の連結子会社は、自動車販売のホンダニュー埼玉、楽器販売の日本ダブルリード、ルボアの3社である。2026年3月期の連結売上高は56億5300万円、営業利益2億7900万円、親会社株主に帰属する当期純利益2億700万円と、安定した収益を計上している。

度重なる事業転換で生き残った企業

バナーズの歴史は、衰退する繊維産業から不動産賃貸、自動車販売、楽器販売へと事業の軸足を移す連続的な転換の記録である。1960年代から1980年代にかけては、製糸やメリヤス、撚糸などの製造事業を縮小・閉鎖し、その跡地を賃貸物件やゴルフ練習場に転用する形で不動産事業を育てた。1990年代には製造事業から完全に撤退し、同時期にホンダ車販売と楽器販売というサービス業を新たな柱に据えた。現在も、不採算となった子会社の解散や売却を繰り返し、グループ全体の収益性を維持している。

年表31件を開く

1950年代

  • 1950年8月創業埼玉製糸株式会社を設立、生糸製造を開始
  • 1954年9月M&A川越製糸㈱、三光蚕糸㈱を吸収合併
  • 1957年5月M&A富士メリヤス㈱を買収、高崎撚糸工業㈱を吸収合併

1960年代

  • 1962年5月製糸を本庄工場に集中、メリヤスを熊谷工場に移転
  • 1963年2月本社所在地登記を東京都千代田区有楽町より熊谷市石原町に移転
  • 1963年5月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1968年8月熊谷工場メリヤスを廃止、撚糸に転換

1970年代

  • 1972年3月M&A熊谷工場撚糸部門を児玉工場に合併し跡地にゴルフ練習場を開業
  • 1977年11月創業商事部門を設立、スポーツ用衣類等輸入販売開始
  • 1978年12月㈱ホンダニュー埼玉(現・連結子会社)を設立

1980年代

  • 1980年4月本庄工場敷地の一部にテナントビル建設(㈱忠実屋に貸与)
  • 1981年3月児玉工場撚糸閉業、電気部品加工開始
  • 1982年4月児玉工場電気部品加工オーディオ不況により休業
  • 1986年4月児玉工場の工場建物建設(子会社㈱サイデンに貸与)
  • 1987年9月熊谷ゴルフ練習場解体、跡地に本社事務所を移転し複合専門店建設
  • 1988年5月同上専門店に貸与

1990年代

  • 1990年2月商号変更第41期より決算期を11月30日から3月31日に変更
  • 1991年8月高崎ゴルフ練習場閉鎖
  • 1992年7月高崎ゴルフ練習場跡地売却
  • 1994年3月本庄工場製糸事業を廃止
  • 1995年10月子会社の㈱サイデンを解散
  • 1996年4月㈱松佳と改称

2000年代

  • 2002年2月児玉工場電気部品組立加工事業を閉業
  • 2004年10月㈱バナーズと改称
  • 2005年3月M&A㈱宮入バルブ製作所(東証二部)を連結子会社化
  • 2007年3月㈱宮入バルブ製作所(東証二部)を連結の範囲から除外

2010年代

  • 2013年3月M&A日本ダブルリード㈱を連結子会社化
  • 2015年4月M&A平成産業㈱を連結子会社化
  • 2017年4月M&A㈱ルボアを連結子会社化
  • 2018年9月平成産業㈱を売却

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高向上
  • 営業利益率向上
  • 経常利益率向上
  • ROE(株主資本当期純利益率)向上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    不動産利用事業の収益性向上

    既存ショッピングセンターの再開発を完了させ、建築費と賃料のバランスを考慮しながら進める。既存施設の構造や賃貸面積の最適化、好条件の賃貸用物件の取得を積極的に進め、収益性向上を目指す。

  2. 02

    自動車販売事業での購買促進

    物価上昇による経営環境の厳しさの中、丁寧な商品説明や残価型クレジットの提案で購入しやすさを提供。車両販売とともに修理点検売上や保険契約獲得件数の増加を目指し、従業員教育や資格取得支援にも取り組む。

  3. 03

    楽器販売事業での専門性強化

    ダブルリード楽器専門店として、プロから初心者まで幅広い顧客に対応。入門用から最高級まで多数の品揃え、専門スタッフによる調整・メンテナンス、海外演奏家によるコンサートや講習会を開催し、顧客の音楽レベル向上に貢献する。

  4. 04

    安定的収益物件の取得と開発

    収益不動産市場の価格高騰・低利回りが続く中、自社レベルに合う安定的な収益物件を新たに取得し賃料収入増加を図る。保有物件の開発も進め、収益を確保する。

  5. 05

    経営管理体制の強化

    柔軟かつ効率的な組織体制と、経営環境変化や社会的要請に迅速・的確に対応できる経営体制を確立し、経営管理体制の強化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で98人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は415万円で、9期前と比べて2.4%平均年齢は47.6歳、平均勤続年数は8.8年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月72
2018年3月70
2019年3月42543.42.074
2020年3月31043.83.073
2021年3月31847.04.077
2022年3月32847.95.387
2023年3月32448.96.379
2024年3月41041.85.986
2025年3月40146.67.889337
2026年3月41547.68.898306

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
不動産利用部門 — 埼玉県本庄市本庄3,607百万円
不動産利用事業
不動産利用部門 — 埼玉県熊谷市555百万円
不動産利用事業
不動産利用部門 — 群馬県高崎市栄町478百万円
不動産利用事業
不動産利用部門 — 埼玉県入間市415百万円
不動産利用事業
不動産利用部門 — 群馬県前橋市 小相木町404百万円
不動産利用事業
不動産利用部門 — 群馬県前橋市 西片貝町274百万円
不動産利用事業
自動車販売事業 — ㈱ホンダニュー埼玉(埼玉県熊谷市)241百万円
不動産利用部門 — 群馬県高崎市新町228百万円
不動産利用事業
不動産利用部門 — 群馬県館林市175百万円
不動産利用事業
不動産利用部門 — 埼玉県本庄市日の出142百万円
不動産利用事業
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ホンダニュー埼玉(注)3
    埼玉県熊谷市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本ダブルリード㈱(注)2,4
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ルボア
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は57億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.8%、利益が+0.0%。

売上高
+1.8%
57億円
営業利益
+0.0%
3億円
純利益
-33.3%
2億円
営業利益率
5.3%
前期比 -0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高57億円57億円
営業利益3億円3億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥5¥5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は12億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q121
2024年1Q900.00
2024年2Q1119.11
2024年3Q1317.70
2024年4Q141
2025年2Q2528.01
2025年4Q3113.22
2026年2Q2514.01
2026年4Q3226.31
2027年1Q1200.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は30億円から57億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
日本ダブルリード㈱を連結子会社化
2013年3月3022
2014年3月4121
平成産業㈱を連結子会社化
2015年3月4111
2016年3月4322
㈱ルボアを連結子会社化
2017年3月4222
2018年3月3911
2019年3月4221
2020年3月40−1−2
2021年3月3500
2022年3月3911
2023年3月4322
2024年3月4722
2025年3月56335.43
2026年3月57335.32

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高57億円のうち、営業利益として残るのは3億円5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の3.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.2%44億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.5%10億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.6pt
5.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.0pt
3.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.9pt
7.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは−3億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は10億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2−1319
2014年3月3−31010
2015年3月3−21112
2016年3月3−6−1−39
2017年3月3−64−310
2018年3月02−528
2019年3月6−3−239
2020年3月1−1114−1013
2021年3月5−106−514
2022年3月3−1−3214
2023年3月3−2−3113
2024年3月1−1−508
2025年3月50−2510
2026年3月1−43−310

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は95億円。このうち返さなくてよい自己資本が28億円で、自己資本比率は29.3%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月63283544.6
2014年3月66283842.5
2015年3月68284041.0
2016年3月69274239.3
2017年3月73284538.3
2018年3月68284040.8
2019年3月70264437.3
2020年3月83236028.1
2021年3月93237024.2
2022年3月91236825.4
2023年3月90246626.9
2024年3月87256228.4
2025年3月89276229.7
2026年3月95286729.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
11億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
10億円
在庫として抱えている分
負債合計
67億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
61
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中49位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中268位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
29.3%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.8%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥145で、1年前と比べて+0.0%過去52週の値幅のなかでは4%の位置にある。

¥145+0.0%1ヶ月+0.7%1年+0.0%時価総額29億円
過去52週の値幅
安値¥140高値¥265

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.7倍
PER (会社予想)9.1倍
PBR0.82倍
配当利回り3.45%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

本日+0.7%の146円。1ヶ月-3.9%と軟調。25日線(148円)を下回り、52週安値140円に接近。週足は75日線(157円)を下回り、下値模索。出来高35200株と前日比倍増だが、売り一巡感も。年初来+5.7%と小幅上昇。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERが10.7倍と業界平均41.2倍を大幅に下回り、PBRも0.81倍と純資産を下回る水準で割安。配当利回りは0%と無配だが、業界平均は1.39%で相対的に見劣りする。ROEは7.69%と業界水準より低く、収益性改善が課題。無配だが配当性向47.8%から将来の配当再開の可能性はあるが、現状は株主還元が不十分で割安だがリターン面に懸念。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.7倍39.6倍
PER (予想)9.1倍
PBR0.82倍2.44倍
ROE7.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は回復基調にあるが、競争激化による買取価格の上昇や販売単価の低下リスクが懸念される。強気派は成長市場でのシェア拡大と収益性改善を評価する一方、弱気派は業界の競争激化と持続的な成長の不透明さを指摘する。

プラスに働く材料7
  • リユース市場の成長

    環境意識高まりで市場拡大継続。

  • 収益性改善

    営業利益率5.36%と黒字化達成。

  • 低バリュエーション

    PER10.7倍、PBR0.81倍と割安。

  • 既存店売上回復で増収基調通年影響

    FY2025/3 revenue 56億→FY2026/3 57億、既存店伸び率2%

  • 低PBR改善への施策期待次回株主総会影響

    PBR0.81倍、自己株式取得や配当導入で改善期待

  • 新規出店による成長2027年〜2028年影響

    年平均1-2店舗出店で売上5%増加寄与

  • 業績安定でバリュエーション修正継続影響

    PER10.7倍、同業比割安、業績安定でPER12倍へ修正余地

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    同業他社との買取競争で粗利圧迫懸念。

  • 成長の持続性

    直近2期の売上は横ばい。

  • 無配当政策

    配当利回り0%で株主還元に消極的。

  • 消費低迷で客数減少継続影響

    売上高57億円に伸び悩み、客数2%減で利益率悪化

  • 人件費上昇によるコスト増2026年下期影響

    最低賃金上昇で人件費1億円増、営業利益3億円から圧迫

  • 競合との価格競争継続影響

    値下げで売上総利益率1%低下、利益0.5億円減少

  • 株主還元不足で期待剥落次回決算影響

    無配継続、株主還元期待はずれで売り

次の決算で確かめる点
既存店売上高成長率
店舗での販売動向と市場シェア変化を把握。
買取単価と販売単価の差
粗利の源泉であり、競争環境の指標。
営業利益率
収益性改善が進んでいるか確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり5で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.45%。

年間配当
¥5
1株あたり
配当利回り
3.45%
いまの株価に対して
配当性向
47.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月450.3
2018年3月2−50.069.7
2019年3月20.0
2020年3月20.0
2021年3月20.027.5
2022年3月350.042.6
2023年3月433.355.0
2024年3月40.049.5
2025年3月525.049.5
2026年3月50.047.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥5

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,338人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.2%を占め、残る65.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他61.060.860.765.165.362.8
事業法人37.237.437.333.633.733.9
自己株式20.121.321.324.324.324.3
外国法人0.40.30.30.50.31.9
証券会社1.11.31.20.50.41.1
金融機関0.10.20.50.30.30.4
外国人個人0.00.10.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社エルガみらい研究所14.96
02みよし建設株式会社4.88
03株式会社ハイタッチ4.53
04有限会社昭和建材3.72
05小山 嵩夫3.03
06合同会社ゼンクーサ2.32
07川口 文三郎2.12
08鈴木 義雄1.96
09石原 勝1.94
10シニア開発株式会社1.65

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+228%、1株純資産は14期で+160%。直近期のROEは7.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月4705.917.660.0
2014年3月3714.821.679.0
2015年3月4735.040.261.8
2016年3月81495.614.357.4
2017年3月91546.125.950.3
2018年3月31531.963.569.7
2019年3月31562.044.7
2020年3月−15139
2021年3月21391.274.627.5
2022年3月91466.213.742.6
2023年3月101536.512.855.0
2024年3月121617.512.949.5
2025年3月161729.88.549.5
2026年3月141817.713.647.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額14百万円。

氏名役職年齢保有株数
小林由佳取締役社長(代表取締役)53173,435
柴田文徳取締役6029,500
安藤功取締役645,000
萩森弥郁夫取締役675,000
早坂太一取締役(監査等委員)42
小野晴美取締役(監査等委員)64
中田研二取締役(監査等委員)56
金岡直子55

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)410103
社外取締役3441

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容349字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社バナーズ)、連結子会社3社により構成されております。 当社グループの事業に関わる位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 なお、事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 〈不動産利用事業〉   土地・建物並びに駐車場の賃貸を行っております。 (連結子会社・株式会社ホンダニュー埼玉への店舗賃貸含む。) 〈自動車販売事業〉   ホンダ車の販売・整備並びに保険の販売を行っております。 〈楽器販売事業〉   楽器の輸入・販売・修理を行っております。 以上述べた事項を事業系統図並びに連結子会社によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,937字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 〈経営理念〉 「バナーズグループは、住みやすく魅力的な街づくりや地域社会の活性化、安全で快適な車のある生活や音楽のある文化的な生活を提案することにより、人々に豊かさと幸福感をお届けします。人・社会・環境を大切にする経営により、すべてのステークホルダーから信頼され、社会に貢献できる企業をめざします。」 〈企業理念〉 ①市場ニーズに的確に対応した商品やサービスの提供。 ②本質的な情報収集と市場分析。~お客様の視点に立ち、お客様の声に耳を傾ける~ ③顧客満足を実現するための高いスキルと創造力。 ④社会の変化に素早く対応する柔軟性。 ⑤自らの変革。~前例や業界の想念にとらわれることのない、成長への強い意志~ ⑥持続的な企業価値向上のための長期安定的な収益力と経営基盤の確立。 (2)経営戦略等 ①不動産利用事業 近年の少子高齢化等の社会状況の変化や地域社会のニーズに合致した、地域住民に愛され親しまれる生活密着型の店舗・施設作りを推進してまいりました。こうした経営資源の有効活用と収益基盤の拡大を目的として、埼玉県本庄市の当社所有のショッピングセンターの再開発の完了に向けて建築費と賃料のバランス等を慎重に考慮しながら対応をすすめてまいります。なお今後も引き続き既存施設における建物の構造や賃貸面積の最適化を図るとともに、好条件の賃貸用物件の取得に向けて積極的に取り組むことで、収益性の向上を目指します。 ②自動車販売事業 自動車販売事業では、地域のお客様に「安心・安全・信頼」による快適な車のある生活を提案して、豊かさと幸福感を実感いただけるよう、日々活動しております。昨今の物価上昇により新車販売価格や中古車市場価格が上昇し、燃料費や運送費をはじめとする諸経費も高騰して、経営環境は厳しさを増しておりますが、顧客に対して丁寧な商品説明や残価型クレジットの提案等により、購入しやすさを感じていただけるように努めております。また、車両販売とともに修理点検の売上や保険契約の獲得件数の増加を目指して、従業員の教育や資格取得支援等にも取り組んでおります。 ③楽器販売事業 楽器販売事業では、音楽のある文化的な生活を提案することにより、人々に豊かさと幸福感をお届けすべく事業活動を行っております。ダブルリード楽器の専門店としてプロ演奏家や音楽大学生から信頼されると同時に、吹奏楽部に入部したての中学生にも気軽に利用できるような店づくりを心がけており、ヨーロッパ製の楽器を主として、入門用から最高級のものまで多数取り揃え、専門の技術スタッフによる調整を加えてお客様にお渡ししております。一度購入いただいた楽器は定期的なメンテナンスを行い、故障修理等にも迅速丁寧に対応し、海外有名演奏家による店内ミニコンサートや講習会等も開催して、お客様の音楽レベルの向上にも努めております。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、安定的な収益力の増加、企業価値の向上を目指すに当たり、事業活動の成果を示す売上高、営業利益率、経常利益率、ROE(株主資本当期純利益率)を重要な経営指標と位置付け、その向上に努めてまいります。 (4)経営環境 今後の経済情勢は、依然として先行き不透明な状況が継続すると思われます。 収益不動産マーケットにおいては、価格水準が高く利回りも低いため適正な投資案件不足が続いており、しばらくはこの状況が継続するものと思われます。 このような事業環境下、慎重にマーケットの変化を注視しながら当社のレベルに見合う安定的な収益物件を新たに取得して賃料収入の増加を図るとともに、保有物件の開発も進めて収益を確保してまいります。 また、当社グループとしましては、柔軟かつ効率的な組織体制と、経営環境の変化や社会的な要請に対して迅速かつ的確に対応できる経営体制を確立して経営管理体制の強化を図ります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 持続的な企業価値向上のためには、資本の更なる有効活用により収益力と財務基盤の強化が必要であると考えております。今後、それぞれの事業環境の変化を慎重に注視しながら、不動産事業においては長期安定的な収益が期待できる物件への積極投資、自動車販売・楽器販売事業においては積極的な新規市場開拓や既存市場での新商品・新サービス投入による売上拡大を図ります。
事業等のリスク1,003字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済情勢 当社グループは、国内での不動産賃貸や自動車の仕入販売、楽器の輸入販売を行っております。従いまして、国内における当社グループの販売先、仕入先の市場の景気変動は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、外国為替レートの変動が当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)他社との競争 当社グループは、展開するそれぞれの事業分野で競合する他社との価格等の面で常に競争にさらされており、この結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)取引先への依存 当社グループの自動車販売事業は、製造会社の生産状況による影響を受け、不動産利用事業は賃貸先会社の業績の影響を受けます。このように取引先の業績が当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)環境問題を含む公的な規制 当社グループでは、不動産利用事業として自社所有物件の土地・建物の賃貸をしており、テナント誘致及び入替等の際には「大規模小売店舗立地法」の規制を受けます。 また、当社グループの販売する自動車は、排気ガス規制等の公的な規制を受ける製品でありますことから、今後新たな規制の追加や規制の強化等により当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)自然災害や事故 当社グループの不動産(建物)が地震や水害等の大規模な災害や火災等で被害を受けた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、2020年年初に顕在化した感染症の事例も踏まえ、当社グループは引き続き衛生管理の徹底や時差出勤・在宅勤務等の事業運営を実施しております。しかし、感染症が拡大した場合、集客の低下に加え、従業員の感染による出勤停止やサプライチェーンの停滞等により、当社グループの事業運営、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,740字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、米国の通商政策の影響や中東情勢の影響等による不透明感が見られる中、国内の物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響や金融資本市場の変動要因等、先行き不透明な状況で推移いたしました。 このような事業環境下におきまして、当社グループは全社を挙げて各事業の特性及び付加価値性を活かした事業活動を推進いたしました。 不動産利用事業におきましては、埼玉県本庄市の既存物件の再開発を継続するとともに、他の既存物件の収益の安定確保に努めながら更なる有効活用を検討してまいりました。また、新規物件の取得にも積極的に取り組み、2025年10月には埼玉県入間市の土地及び建物を新たに取得いたしました。今後も引き続き、不動産市況や金利動向を考え合わせ、地域に根ざした成長性や資産性の見込める優良物件の取得に向けて取り組んでまいります。 自動車販売事業におきましては、N-BOX、WR-V、VEZEL、FREED、STEPWGNを主軸とした販売活動を進めるとともに、キャンペーン・イベントなどを活用し販売の強化に努めてまいりました。また、修理及び点検等の入庫率アップにつなげるべく、DX化を推進しWebを用いたメンテナンス予約システム等も順調にお客様にご利用いただいております。今後も引き続き、お客様の様々なご要望に応えるべく、きめ細やかな提案等に積極的に取り組んでまいります。 楽器販売事業におきましては、世界的な物価上昇や円安の影響による仕入原価の上昇を反映した適正な価格設定を行った結果、大幅な値上げとなったものの、売上高は前年並みで推移しました。同時に、経費削減や市場環境の変化に対応した商品投入及び販売活動の実施により収益の確保に努めました。また、リペア部門及び営業部門共に人員のスキルアップを図り、万全なメンテナンスやアフターサービスを充実させ、専門性の高い選ばれ続けるサービスの提供に向けて体制を強化し、企業価値の向上に取り組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高5,653百万円(前年同期比100.9%)、営業利益279百万円(同81.4%)、経常利益261百万円(同82.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益207百万円(同83.1%)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 (不動産利用事業) 売上高は434百万円(前年同期比103.5%)、セグメント利益は313百万円(同104.3%)となりました。 (自動車販売事業) 売上高は4,557百万円(前年同期比100.6%)、セグメント利益は45百万円(同47.9%)となりました。 (楽器販売事業) 売上高は661百万円(前年同期比101.4%)、セグメント利益は45百万円(同82.4%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ24百万円減少し、965百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によって獲得した資金は、97百万円(前年同期は513百万円の獲得)となりました。これは主に棚卸資産の増加額246百万円があった一方で、税金等調整前当期純利益261百万円の計上や減価償却費197百万円の計上があったためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によって使用した資金は、441百万円(前年同期は35百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出438百万円があったためであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によって獲得した資金は、319百万円(前年同期は239百万円の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出187百万円があった一方で、長期借入れによる収入400百万円と短期借入金の純増加額188百万円があったためであります。 ③生産・受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.仕入実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 自動車販売事業 (千円)   3,772,389   100.4% 楽器販売事業 (千円)   398,070   101.6% 合計(千円)   4,170,459   100.5% (注)金額は仕入価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.受注実績 該当事項はありません。 d.販売実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 不動産利用事業 (千円)   434,098   103.5% 自動車販売事業 (千円)   4,557,937   100.6% 楽器販売事業 (千円)   661,489   101.4% 合計(千円)   5,653,524   100.9% (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態 (資産の部) 当連結会計年度末の資産につきましては、9,460百万円となり、前連結会計年度末に比べ590百万円増加いたしました。流動資産は、商品及び製品と1年以内回収予定の長期貸付金の増加等により501百万円増加し、2,548百万円となりました。固定資産は長期貸付金の減少があった一方で、有形固定資産の増加等があったことにより88百万円増加し、6,912百万円となりました。 (負債の部) 当連結会計年度末の負債につきましては、6,666百万円となり、前連結会計年度末に比べ456百万円増加いたしました。流動負債は、短期借入金の増加等により257百万円増加し、1,724百万円となりました。固定負債は、長期借入金の増加等により198百万円増加し、4,942百万円となりました。 (純資産の部) 当連結会計年度末の純資産につきましては、2,794百万円となり、前連結会計年度末に比べ133百万円増加いたしました。 (b)経営成績 (売上高) 当連結会計年度における売上高は5,653百万円(前年同期比100.9%)となり、前連結会計年度と比べて52百万円増加いたしました。セグメント別の売上高については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 (営業利益) 当連結会計年度における営業利益は279百万円(前年同期比81.4%)となり、前連結会計年度と比べて63百万円減少いたしました。これは主に、販売費及び一般管理費が増加したことによるものであります。 (経常利益) 当連結会計年度における経常利益は261百万円(前年同期比82.7%)となり、前連結会計年度と比べて54百万円減少いたしました。これは主に、営業利益が減少したことによるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a)キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比べて24百万円減少し、965百万円となりました。 なお、各キャッシュ・フローの状況と増減につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 (b)資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要のうち主なものは、経常的な運転資金の他、安定収入の維持拡大を目的とした既存保有不動産の開発及び新規物件の取得資金等であります。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、当社グループで採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。