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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

IKホールディングス

IK HOLDINGS Co.,Ltd.2722 · Standard · 小売業

TVショッピングや通販で化粧品等を直接販売。卸売事業も併せ持つダイレクトマーケティング企業。

概要

株式会社IKホールディングスは、名古屋市中村区に本店を置くダイレクトマーケティング及びセールスマーケティング企業である。創業は1982年のアイケイ商事有限会社に遡り、現在はグループで雑貨・食品・化粧品を最終消費者へ直接販売する小売事業と、生活協同組合や通信販売会社などへの卸売事業を手掛ける。近年は韓国コスメ(K-Beauty)を成長の核に据え、2025年5月期の連結売上高は152億円、従業員数は180名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

二つの販売チャネルで構成される事業構造

当社グループは、2025年5月期より「ダイレクトマーケティング事業」と「セールスマーケティング事業」の二つの報告セグメントで構成される。ダイレクトマーケティング事業ではTVショッピング、インターネットショッピング、リアル店舗を通じて化粧品ブランド「hince」や「BIOHEAL BOH」などを消費者に直接販売する。同事業の売上高は40億円(前期比12.2%増)であるが、営業利益は0.4億円と減少した。一方、セールスマーケティング事業は生活協同組合、ドラッグストア、バラエティストア、コストコなどへの卸売を担当し、売上高は111.8億円(前期比12.3%増)、営業利益は10.3億円とグループ利益の大半を稼ぐ。同事業では韓国コスメの卸売が大きく伸びている。なお、過去に存在したITソリューション事業は2024年6月に全株式を譲渡し、連結範囲から除外された。

収益規模は約150億円、利益は回復基調

連結業績を見ると、売上高は2012年5月期の117億円から増加傾向にあり、2021年5月期には208億円に達したが、2022年5月期は163億円、2023年5月期は142億円と減少した。これは中期経営計画の見直しや事業再編の影響とみられる。2024年5月期に140億円で底打ちし、2025年5月期は152億円(前期比8.3%増)に回復。営業利益は2022年5月期に9億円の損失を計上したが、2025年5月期には4.2億円の黒字となり、純利益も3.2億円と改善した。自己資本利益率(ROE)は20%以上を目標に掲げるが、直近の実績は公表されていない。総資産は60.8億円、自己資本比率は39.3%(負債36.9億円、純資産23.9億円)である。

名古屋拠点から全国、そして海外へ展開

登記上の本店は名古屋市中村区であるが、実際の業務は「最寄りの連絡場所」で行っている。歴史的には愛知県内で物流センターを複数回移転しており、現在はアウトソーシングを活用している。2003年には東京支社を開設し、その後銀座へ移転。海外拠点として香港にI.K Trading Company Limited(持株比率100%)を置き、その子会社として上海に艾瑞碧(上海)化粧品有限公司(持株比率60%)を設立したが、2025年5月期までに清算・連結除外となっている。国内の連結子会社は3社(株式会社アイケイ、株式会社フードコスメ、株式会社プライムダイレクト)で、さらに非連結子会社2社を有する。グループ全体で従業員180名の体制である。

業界の中での役割は化粧品等の小売・卸売事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
146億円
営業利益
2億円
営業利益率
1.4%
純利益
2億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2026/5
事業売上構成比利益利益率
セールスマーケティング事業117億円80.7%9億円7.7%
ダイレクトマーケティング事業28億円19.3%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01一般消費者(小売)主力

TVショッピング、インターネットショッピング、リアル店舗で「hince」化粧品等を販売する小売事業。

主な製品・サービス1
hince 化粧品
韓国発のコスメブランド。

02企業(卸売)準主力

生活協同組合、通信販売会社、小売店舗、海外企業等への雑貨・食品・化粧品の卸売事業。

主な製品・サービス1
化粧品・雑貨・食品の卸売
自社仕入れ商品の他社への卸売。

製品と技術

韓国コスメを中心とする化粧品ブランド群

当社グループの主力製品は韓国製化粧品(K-Beauty)である。2025年5月期時点で契約ブランド数は12に達し、実店舗では「hince」(3店舗)と「BIOHEAL BOH」(1店舗)を展開する。これらのブランドはTVショッピング、自社ECサイト、Amazon・楽天などのモール、さらにはドラッグストアやバラエティストアへの卸売を通じて販売される。特に卸売ルートでは韓国コスメの売上が前期比32.1%増と急成長しており、コストコとの取引も拡大している。グループ全体の売上に占める化粧品の割合は公表されていないが、セールスマーケティング事業の卸売額111.8億円の大部分を占めるとみられる。

プライベートブランド「野菜カルシウム」と健康志向商品

1998年1月、当社はプライベートブランド商品「野菜カルシウム」の販売を開始した。これは野菜から作られた完全水溶性カルシウムであり、健康志向の消費者をターゲットとした差別化商品である。現在もカタログやTVショッピングで販売されている可能性が高いが、具体的な売上規模は開示されていない。また、ダイレクトマーケティング事業では「Medifeel立体エアーマット」や「Medifeel立体エアーレッグ」といったストレッチ・マッサージ系の健康関連商品をTVショッピングで放映しており、これらは雑貨類に分類される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

食品小売、増収も利益率低下で課題

食品スーパー等を運営する小売業。売上高は2024年5月期140億円から2025年5月期152億円へ増加したが、2026年5月期は146億円に減少見込み。営業利益率も2.6%→1.4%と低下傾向。同業のトライアルHDや光フードサービスと比べ、規模・収益性で劣る。競争激化の中で差別化が難しい。

強み

  • 直近2期で売上高が増加しており、一定の需要がある。
  • 特定地域に集中出店し、地元顧客の支持を得ている可能性。
  • 食品小売は安定的な需要がある。
  • 過去には一定の利益率を維持していた実績。

課題

  • 営業利益率が直近で低下しており、収益性改善が必要。
  • トライアルHDなど大型競合に対抗するための規模不足。
  • 2026年5月期に売上減少が予想され、対策が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がIKホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
17571ヤマノホールディングス32億円14.9倍
27640トップカルチャー32億円99.0倍
33372関門海31億円24.4倍
4138A光フードサービス31億円20.4倍
52722IKホールディングス30億円12.7倍
63550スタジオアタオ30億円19.7倍
73071ストリーム30億円19.3倍
82789カルラ29億円11.5倍
93011バナーズ29億円10.7倍
103137ファンデリー27億円35.8倍
112666オートウェーブ27億円6.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

アイケイ商事設立から生協取引開始まで

1982年5月、愛知県名古屋市でアイケイ商事有限会社として創業。翌1983年4月には愛知県生活協同組合連合会と口座を開設し、職域生協との取引を開始する。1986年6月には雑貨類のカタログ「わくわくショッピング」を創刊し、ダイレクトマーケティングの基盤を築いた。1990年4月には有限会社から株式会社へ組織変更すると同時に商号を株式会社アイケイに変更。この時期は主に生活協同組合を販路とするビジネスモデルを確立した。

物流センター整備と地域生協への拡大

1991年5月、愛知県海部郡大治町に物流センターを開設し、自前の物流網を構築。1992年6月には食品類のカタログ「美食宅配」を創刊し、取り扱い品目を拡大。同年10月にはえひめ・こうち生協と口座を開設し、地域生協との取引を開始したことで、販路が愛知県外へ広がった。1995年1月には物流センターを甚目寺町へ移転、1998年5月には本社を上米野町に新築移転。1999年3月には再び物流センターを甚目寺町内で移転するなど、インフラ整備を進めた。

上場とM&Aによる事業多角化

2001年12月、日本証券協会に株式を店頭登録し、公的な市場での資金調達が可能となる。2002年4月には物流センターをアウトソーシングに切り替え、資産軽量化を図った。2003年4月には東京支社を開設、本社も名古屋駅前に移転。2004年12月には店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場。2005年4月には100%子会社「株式会社コスカ」を設立。2009年6月には「株式会社フードコスメ」を設立し、化粧品事業へ本格参入。2010年12月にはアルファコム株式会社を子会社化しITソリューション事業を取得するなど、M&Aによる多角化を推進した。

市場第一部昇格と持株会社体制への移行

2013年7月、東京証券取引所の市場統合によりJASDAQ(スタンダード)に上場。2014年9月には株式会社プライムダイレクトを買収し、香港と上海に海外子会社を設立。同年、東京証券取引所市場第一部(東証一部)および名古屋証券取引所市場第一部に指定される。その後、2020年頃の市場区分見直しによりプライム市場へ移行するが、後にスタンダード市場へ移行。持株会社体制への移行を目的に、2015年頃から準備を進め、最終的に商号を「株式会社IKホールディングス」に変更し、事業子会社として「株式会社アイケイ」を設立した。

不採算事業の整理と韓国コスメへの集中

2022年5月期に9億円の最終損失を計上するなど業績が悪化したため、グループは事業ポートフォリオの見直しに着手。2024年6月にはITソリューション事業のアルファコム株式を全株譲渡し、同事業から撤退。同時に、上海子会社を清算し、海外事業を縮小。代わりに韓国コスメ(K-Beauty)を最重点商品と位置づけ、ブランド数を12まで拡大。2025年5月期には売上高が前期比8.3%増の152億円、営業利益4.2億円と黒字転換。中期経営計画「IK WAY to 2028」では、韓国コスメのリーディングカンパニー化、EC事業拡大、海外事業再構築を3本柱とする。

年表26件を開く

1980年代

  • 1982年5月創業アイケイ商事有限会社を設立
  • 1983年4月愛知県生活協同組合連合会と口座を開設し、職域生協との取引を開始
  • 1986年6月「わくわくショッピング」(雑貨類カタログ)を創刊

1990年代

  • 1990年4月有限会社から株式会社へ組織変更
  • 1990年4月商号変更社名を株式会社アイケイに変更
  • 1991年5月愛知県海部郡大治町に物流センターを開設
  • 1992年6月「美食宅配」(食品類カタログ)を創刊
  • 1992年10月えひめ・こうち生協と口座を開設し、地域生協との取引を開始
  • 1995年1月愛知県海部郡甚目寺町中萱津に物流センターを移転
  • 1998年1月プライベートブランド商品「野菜カルシウム」(野菜から作られた完全水溶性カルシウム)の販売を開始
  • 1998年5月名古屋市中村区上米野町に新社屋(現 本店)完成
  • 1999年3月愛知県海部郡甚目寺町森に物流センターを移転

2000年代

  • 2001年12月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2002年4月物流センターをアウトソーシング利用に転換
  • 2003年4月東京都中央区日本橋に東京支社を開設 名古屋市中村区太閤通に本社を移転
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年4月名古屋市中村区に100%出資子会社「株式会社コスカ」設立(資本金10百万円)
  • 2009年6月M&A東京都中央区に「株式会社フードコスメ(現・連結完全子会社)」設立(資本金45百万円)

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場
  • 2010年12月M&Aアルファコム株式会社(現・連結子会社)の株式取得
  • 2011年5月東京都中央区銀座に東京支社を移転
  • 2012年6月化粧品の製造業及び製造販売業の許可証取得
  • 2013年5月名古屋市中村区名駅三丁目に本社を移転
  • 2013年6月M&Aザウンドインダストリートウキョウ株式会社の株式取得(現 株式会社ネイビーズ・持株比率100%)
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2014年9月上場株式会社プライムダイレクト(現・連結完全子会社)の株式取得 本店を名古屋市中村区上米野町四丁目20番地に移転 香港に海外子会社「I.K Trading Company Limited」(持株比率100%)を設立 海外子会社「I.K Trading Company Limited」が子会社「艾瑞碧(上海)化粧品有限公司」(持株比率60%)を設立 東京証券取引所市場第二部へ市場変更、名古屋証券取引所市場第二部に上場 グレーシャス株式会社の株式取得(連結子会社)グレーシャス株式会社を吸収合併 株式会社コスカを吸収合併 東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定 東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分見直しによりプレミア市場に移行 持株会社体制への移行を目的に完全子会社となる「株式会社アイケイ分割準備会社」(持株比率100%)を設立 持株会社体制へ移行し、当社の商号を「株式会社IKホールディングス」に変更「株式会社アイケイ分割準備会社」の商号を「株式会社アイケイ」に変更 東京証券取引所の市場区分がプライム市場からスタンダード市場

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE(自己資本利益率)20%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    K-Beautyリーディングカンパニー化

    韓国コスメを主力に、国内売上高No.1を目指す。取り扱いブランドの拡充と見直しにより商品鮮度を維持し、店舗とECで販売を強化する。

  2. 02

    EC事業の売上拡大

    中期経営計画の成長エンジンの一つとして、EC事業の売上を拡大する。

  3. 03

    海外事業の再構築

    海外進出企業とのアライアンスにより新たな商流を築き、後退していた海外事業を再構築する。

  4. 04

    お客様立場主義の徹底

    セールスマーケティング事業で「ファンつくり」を実践し、お客様のニーズを把握して信頼獲得と収益基盤確立を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で177人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は579万円で、10期前と比べて+9.6%平均年齢は37.4歳、平均勤続年数は8.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月222
2017年5月214
2018年5月231
2019年5月52932.97.2236
2020年5月50533.47.9235
2021年5月51634.48.6241
2022年5月53235.69.4224
2023年5月57739.411.9222
2024年5月55337.310.2195154
2025年5月54036.98.3180222
2026年5月57937.48.6177113

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年5月期・提出会社(単体)
女性管理職比率20.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本店 — 名古屋市中村区134百万円
全社
本社 — 名古屋市中村区30百万円
全社
小牧物流センター — 愛知県小牧市18百万円
全社
本社(名古屋市中村区)東京支社 — 東京都中央区11百万円
セールスマーケティング事業
本社(東京都中央区)営業店舗 — 東京都新宿ほか3百万円
ダイレクトマーケティング事業
支社 — 東京都中央区2百万円
全社
本社 — 名古屋市中村区1百万円
ダイレクトマーケティング事業

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は146億円営業利益2億円前期と比べると減収減益で、売上が-3.9%、利益が-50.0%。

売上高
-3.9%
146億円
営業利益
-50.0%
2億円
純利益
-33.3%
2億円
営業利益率
1.4%
前期比 -1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高146億円146億円
営業利益3億円2億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥9¥9

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は72億円、営業利益は1億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−8.9%、営業利益は−66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q3600.0−1
2023年4Q34−2
2024年1Q3200.00
2024年2Q3512.90
2024年3Q3712.71
2024年4Q3612.81
2025年2Q7311.41
2025年4Q7933.82
2026年2Q7411.40
2026年4Q7211.42

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年5月期からの15期で、売上は117億円から146億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は1.4%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年5月11732
大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年5月12321
株式会社プライムダイレクト(現・連結完全子会社)の株式取得 本店を名古屋市中村区上米野町四丁目20番地に移転 香港に海外子会社「I.K Trading Company Limited」(持株比率100%)を設立 海外子会社「I.K Trading Company Limited」が子会社「艾瑞碧(上海)化粧品有限公司」(持株比率60%)を設立 東京証券取引所市場第二部へ市場変更、名古屋証券取引所市場第二部に上場 グレーシャス株式会社の株式取得(連結子会社)グレーシャス株式会社を吸収合併 株式会社コスカを吸収合併 東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部銘柄に指定 東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場に移行 名古屋証券取引所の市場区分見直しによりプレミア市場に移行 持株会社体制への移行を目的に完全子会社となる「株式会社アイケイ分割準備会社」(持株比率100%)を設立 持株会社体制へ移行し、当社の商号を「株式会社IKホールディングス」に変更「株式会社アイケイ分割準備会社」の商号を「株式会社アイケイ」に変更 東京証券取引所の市場区分がプライム市場からスタンダード市場
2014年5月12010
2015年5月12510
2016年5月13921
2017年5月15364
2018年5月18396
2019年5月17642
2020年5月18564
2021年5月20873
2022年5月163−3−9
2023年5月142−2−5
2024年5月140332.12
2025年5月152442.63
2026年5月146211.42

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高146億円のうち、営業利益として残るのは2億円1.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.3%91億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.3%53億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.4%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.3pt
1.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.1pt
1.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.1pt
8.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年5月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は4億円で、売上の0.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月3−3−301
2013年5月−13022
2014年5月−3−13−41
2015年5月−11001
2016年5月2−1112
2017年5月7−2−553
2018年5月7−2057
2019年5月−7−39−105
2020年5月7−4−138
2021年5月6−2−3410
2022年5月−8−311−1111
2023年5月1−31−210
2024年5月9−3−1066
2025年5月10−215
2026年5月3−1−224

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年5月期の総資産は58億円。このうち返さなくてよい自己資本が26億円で、自己資本比率は43.5%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月44152933.7
2013年5月43152835.4
2014年5月44152933.4
2015年5月46153131.7
2016年5月48153331.1
2017年5月52193336.5
2018年5月63253840.1
2019年5月68274139.4
2020年5月74284638.0
2021年5月72363649.0
2022年5月74254933.5
2023年5月68204828.3
2024年5月60223835.8
2025年5月61243739.1
2026年5月58263343.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
4億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
15億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
18億円
在庫として抱えている分
負債合計
33億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
62
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中104位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中285位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.4%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
43.5%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-4.0%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥361で、1年前と比べて-10.0%過去52週の値幅のなかでは5%の位置にある。

¥361+0.6%1ヶ月+1.4%1年-10.0%時価総額30億円
過去52週の値幅
安値¥349高値¥575

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.7倍
PER (会社予想)17.1倍
PBR1.07倍
配当利回り2.49%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は359円で推移し、1ヶ月で+1.1%と小幅高。25日線357円を上回り、横ばいの展開。52週高値575円からは-37.6%の水準。RSIは54.5と中立圏。出来高は1日平均5,000株前後と薄商いが続く。上値は重いが下値も堅い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 12.66倍、PBR 1.06倍、配当利回り2.51%で、同業界平均のPER 40.19倍、PBR 3.06倍、配当利回り12.61%と比較すると大幅に割安です。ROE 14.2%と収益性は良好で、配当性向163.1%と配当が利益を上回る状態で持続性に懸念があります。業績は売上高が増加傾向ですが、営業利益率は2%前後と低く、割安とはいえ収益力の改善が課題です。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.7倍39.6倍
PER (予想)17.1倍
PBR1.07倍2.44倍
ROE8.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

物流需要の変化と人手不足が投資論点。強気派は、EC市場の拡大やアウトソーシング需要の増加で物流量が伸びると見る。一方、弱気派は、競争激化による単価低下や、慢性的なドライバー不足が事業拡大の制約になる可能性を指摘。業績は横ばい圏で、収益改善の鍵は高付加価値サービスの展開にある。

プラスに働く材料7
  • EC市場拡大の追い風

    通販需要の増加で物流アウトソーシングが伸びる

  • 3PL需要の構造的増加

    顧客企業の物流効率化ニーズが高まる

  • 業績は回復基調

    2025/5期は増収増益、純利益3億円

  • 前期減益の一巡で利益回復の可能性決算発表後影響

    営業利益は4億円から2億円へ減ったが、売上高146億円で下げ止まり反転を期待

  • PBR1.06倍と解散価値接近で下値堅い継続影響

    時価総額30億円、純資産約28億円と解散価値に接近

  • ROE14.2%の高さでPBR是正余地通年影響

    ROE14.2%を維持できればPBRは1.2倍まで改善余地

  • 配当利回り2.51%で下支え継続影響

    配当利回り2.51%、減配がない限り株価下支え

マイナスに働く材料7
  • 人手不足の深刻化

    ドライバー不足で配達能力が制約される恐れ

  • 競争激化で単価低下

    同業他社との価格競争が収益を圧迫

  • 業績の不安定さ

    2023/5期は純損失、先行き不透明

  • 売上高が3期で減少傾向に転じる通年影響

    売上高は140→152→146億円と減少に転じ、需要減が続けば減収基調

  • 営業利益率1.37%と低水準で悪化通年影響

    営業利益率1.37%と低水準、売上高が減れば利益はさらに圧縮

  • 予想PER17倍と実績より割高決算発表後影響

    実績PER12.7倍に対し予想PER17倍と割高修正の可能性

  • 外国人保有0.35%と流動性は極めて低い継続影響

    時価総額30億円、外国人保有0.35%で流動性が極端に低い

次の決算で確かめる点
売上高伸び率
物流量の増加を示す主要指標
営業利益率
価格競争やコスト管理の成果を測る
EC関連売上比率
成長領域の伸びを確認する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり9で、前期から+12.5%いまの株価に対する利回りは2.49%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥9
1株あたり
配当利回り
2.49%
いまの株価に対して
配当性向
11.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年5月814.6
2018年5月1033.321.7
2019年5月1220.031.7
2020年5月120.058.8
2021年5月120.061.6
2022年5月120.0
2024年5月5−58.376.0
2025年5月860.0163.1
2026年5月912.511.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥9

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ18,105人。区分でいちばん多いのは個人・その他82.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が17.0%を占め、残る83.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他64.871.373.876.181.382.3
事業法人17.418.018.316.916.617.0
自己株式5.67.67.57.29.39.0
証券会社2.81.22.33.21.80.3
外国法人2.82.60.40.40.20.2
外国人個人0.00.00.10.10.10.1
金融機関12.26.95.03.30.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社AM14.24
02飯田 裕2.14
03アイケイ取引先持株会2.04
04飯田 清子1.66
05飯田 悠起1.66
06山中 亜子1.37
07鬼頭 洋介1.13
08栗田 和代1.01
09長野 庄吾0.92
10飯田 好明0.71

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−75%、1株純資産は15期で−60%。直近期のROEは8.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年5月11584913.66.914.1
2013年5月368704.123.183.1
2014年5月−5208−2.3
2015年5月−7197−3.4
2016年5月102024.923.027.7
2017年5月5725525.019.414.6
2018年5月8633829.021.621.7
2019年5月323609.114.531.7
2020年5月5238514.012.558.8
2021年5月4345210.118.061.6
2022年5月−116322−30.1
2023年5月−60250−21.1
2024年5月3027911.313.676.0
2025年5月4231514.29.0163.1
2026年5月283368.713.211.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/5期の役員報酬は総額144百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
飯田裕取締役会長71178,100
長野庄吾代表取締役社長5676,600
高橋伸宜常務取締役 管理統括6753,700
山本あつ美取締役 監査等委員(常勤)49
和田圭介取締役 監査等委員47
大庭崇彦取締役 監査等委員45

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)372466612441
社外取締役2114158
取締役(社内)14155

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容778字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社3社(株式会社アイケイ、株式会社フードコスメ、株式会社プライムダイレク ト)及び持分法を適用していない非連結子会社3社により構成されており、事業内容は雑貨類・食品類・化粧品類を 最終消費者に直接販売するダイレクトマーケティング事業及び同商品を卸販売するセールスマーケティング事業を営 んでおります。 なお、当連結会計年度において、株式会社アイケイを存続会社、株式会社プライムダイレクトを消滅会社とする吸収合併を行ったため、株式会社プライムダイレクトを連結の範囲から除外しております。また吸収合併後の株式会社アイケイのストック型事業を吸収分割により承継した株式会社PDを連結範囲に追加しております。なお株式会社PDは株式会社プライムダイレクトへ商号を変更しております。 また2025年10月17日付にて100%出資子会社である株式会社getpopを設立し、当社より当該子会社に対しSNS広告事業を譲渡いたしました。なお当該子会社は重要性に乏しいため、連結の範囲から除外しております。 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1)ダイレクトマーケティング事業 TVショッピング、インターネットショッピング、店舗での韓国化粧品販売の小売事業を行っております。 (2)セールスマーケティング事業 生活協同組合、通信販売会社、小売店舗、海外企業等への卸売事業を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 上記事業系統図の(D事業)はダイレクトマーケティング事業を、(S事業)はセールスマーケティング事業を示して おります。
経営方針・対処すべき課題1,360字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループの経営方針は、「ファンつくり」を共通の経営理念に掲げており、事業の永続発展のために最も 大切なものが「ファンつくり」であると考えております。お客様をファン化させる重要なファクターとして「お 客様立場主義」を追求しており、商品・サービス・お客様対応など、あらゆる面でのお客様立場主義の実践を目 指しております。また、グループ経営においては、グループ内の経営資源を適切に結合したり、配分したりする ことで最大のシナジーを生み、常にグループ全体の最適化を図りながら生々発展させる仕組みを通じ、企業価値 を高めていく経営を推進することであります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、株主資本を効率的に活用し、企業価値の向上を図ることが重要と認識しております。このた め、ROE(自己資本利益率)を重要指標とし、20%以上を目標としております。 (3)経営環境及び優先的に対処すべき課題 ① 経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、訪日外国人客最多を記録するなどインバウンド需要の拡大に加え、株式市場の堅調な推移及び雇用・所得環境の改善などを背景に景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米国の通商政策や中東情勢等の地政学リスクの長期化に加え、物価上昇や円安の影響、エネルギー・原材料価格の高騰が継続する中、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような状況の下、当社グループは中期経営計画「IK WAY to 2028」のもと、①韓国コスメを柱としたK-Beautyのリーディングカンパニーを目指すこと。②EC販路での売上シェアを30%へ高めること。③ODM(得意先ブランド等で商品供給)の取組を本格化すること。これらを柱として新たな収益基盤に成長させることに取り組んでまいりました。 ② 優先的に対処すべき課題 今後における我が国経済は、個人消費の持ち直しや雇用・所得環境の改善等を背景に緩やかな回復が継続するものと期待されます。一方で、不安定な世界情勢を背景にした地政学リスクの高まりや、資源価格の高騰、為替の大きな変動、賃上げによる人件費の増加などにより物価上昇が続くと見込まれ、引き続き不透明な状況が続くと予想されます。 このような状況の中、当社グループは企業価値向上に向けて取り組んでまいりましたが、成長戦略の柱に据えておりました韓国コスメの拡大において代理店ビジネスであるが故に、当社側で商品開発をはじめとしたマーケットへの機動的な対応が困難であります。これらにより計画と実績との乖離が発生しており、今後の計画を見直す必要が生じましたので、中期経営計画「IK WAY to 2028」を取り下げ、新たな会議体として「グループ経営改革会議」を設置し、当社グループの企業価値を最大化させるべく、抜本的な成長戦略の再構築や組織再編を検討することといたしました。これらを通じてグループの企業価値増大に努めてまいります。
事業等のリスク2,215字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)感染症流行について 新型コロナウイルスなどによる感染症が流行・拡大した場合、当社グループのみならず国内・国外のサプライチェーン全体への影響が懸念されます。また、感染症流行抑制のため、経済活動の停滞を伴う行政の指導・要請等が生じた場合、景気が悪化し消費マインドが落ち込むなどにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)生協に対する売上依存度が高い点について 当社グループのセールスマーケティング事業の販売チャネルは、生活協同組合ルート(全国各地の地域生協、職域生協に販売)、通信販売ルート(一般企業向け販売)、店舗ルート(バラエティストア・ドラッグストア等への販売)、海外ルートの4つに大別されます。当事業の中では、生活協同組合ルートの売上比率が高くなっておりますことから、他ルートでの売上拡大に努めております。これにより、生活協同組合ルートの売上比率は40%台となり、その依存度は低くなりつつあります。しかしながら、40%を超えるシェアがありますことから今後の生活協同組合の無店舗販売事業への取組み方針や組合員数の増減等の動向によっては、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3)広告宣伝費の増加による影響について 当社グループのダイレクトマーケティング事業及びセールスマーケティング事業は、商品の告知方法としてお客様に対しテレビでのインフォマーシャル又は商品のカタログを通じて販売促進活動を行っております。それゆえ、売上を拡大するためには一定の広告宣伝費が必要となるため、放映料が上昇した場合または紙の取引価格が高騰する等のコスト上昇により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4)個人情報の管理について 当社グループは、個人情報取扱業者に該当しており、遵法だけでなく、情報漏洩による被害を防止する必要があるため、外部からの不正アクセス防止およびウイルスの感染防止等、内部管理体制の強化を図ってはおりますが、万が一当社グループの個人情報が外部に漏洩した場合には、当社グループの信用失墜に繋がり、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5)法的規制について 当社グループは会社法や上場会社としての金融商品取引法のほか、当社グループの事業において関連する主な法的規制は下表のとおりであります。これらの法的規制の遵守に努めてまいりますが、万が一法的規制に触れた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 主な法的規制 ・家庭用品品質表示法  ・電気用品安全法  ・不当景品類及び不当表示防止法  ・不正競争防止法  ・容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律  ・食品衛生法  ・食品表示法  ・健康増進法  ・医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律  ・個人情報の保護に関する法律  ・製造物責任法  ・製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律  ・特定商取引に関する法律  ・消費生活用製品安全法 (6)食品の品質管理について 当社グループが取り扱う商品は、雑貨類・食品類・化粧品類に区分されます。当社では、食品の安全性確保のため、生活協同組合が定める商品規制に加え、当社グループ独自の商品規制を設けており、当該基準を満たした商品のみを取り扱うこととしております。当社グループが取り扱う商品で、これまでに品質問題が大きな問題として発生した事例はありませんが、食品製造工程において無認可添加物の使用が発覚した場合等、当社グループ基準を満たさない商品が顧客に販売された場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (7)在庫のリスクについて 当社グループは販売実績がある、または販売見込のある商品について販売機会を逸しないように在庫として保有しております。当社グループの在庫品には、一般仕入商品(仕入先に返品可能商品)と当社グループの開発商品(当社グループの買取商品)の2種類があります。売上動向によっては、在庫の評価減の対象となり当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (8)韓国ブランドの化粧品販売に関するリスク 韓国ブランドの化粧品販売は、ブランドホルダーであります韓国企業との間で販売代理店契約等の契約により行っている事業でありますので、当該契約の更新がなされなかった場合は、又は契約の解約等により事業継続が困難になった場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (9)海外事業活動に関するリスク 当社グループは、香港に販売子会社を有しております。当社グループは現地動向を随時把握の上、適切に対応していく方針ですが、現地の法的規制や慣習等に起因する予測不能な事態が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,818字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの経営成績及び財政状態、キャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度において、株式会社アイケイを存続会社、株式会社プライムダイレクトを消滅会社とする吸収合併を行ったため、株式会社プライムダイレクトを連結の範囲から除外しております。また吸収合併後の株式会社アイケイのストック型事業を吸収分割により承継した株式会社PDを連結範囲に追加しております。なお株式会社PDは株式会社プライムダイレクトへ名称を変更しております。 ① 経営成績の分析 当連結会計年度におけるわが国経済は、訪日外国人客最多を記録するなどインバウンド需要の拡大に加え、株式市場の堅調な推移及び雇用・所得環境の改善などを背景に景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、米国の通商政策や中東情勢等の地政学リスクの長期化に加え、物価上昇や円安の影響、エネルギー・原材料価格の高騰が継続する中、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 このような状況の下、当社グループは中期経営計画「IK WAY to 2028」のもと、①韓国コスメを柱としたK-Beautyのリーディングカンパニーを目指すこと。②EC販路での売上シェアを30%へ高めること。③ODM(得意先ブランド等で商品供給)の取組を本格化すること。これらを柱として新たな収益基盤に成長させることに取り組んでまいりました。 また、EC販路でのSNSマーケティングを目的にSNS広告事業(getpop事業)を2025年9月に譲受したのち、当社の新設子会社に当該事業を譲渡し、当社グループのSNSマーケティングを牽引してまいりました。 人的資本の強化といたしましては、将来の幹部候補育成を目的としたベビーボードメンバー(ジュニアボードメンバーの下位階層)の第3次メンバーを選定し、1年間にわたり育成研修を続けてまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高14,568百万円(前期比4.2%減)、営業利益196百万円(前期比53.9%減)、経常利益100百万円(前期比75.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益214百万円(前期比33.3%減)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりです。(売上は外部顧客への売上高を記載しております。) <ダイレクトマーケティング事業> TVショッピングは引き続き、ストック型(定期購入型)商品の放映に絞り込んでいることから売上は減少を続けており、前期比65.1%の減収となりました。WEBショッピングにおきましてもTVショッピングの売上減少に伴い、TVショッピングを見てWEBで注文するという流れの売上減少が生じ、前期比12.1%減収いたしました。韓国コスメのSHOP数は、当連結会計年度末での「hince」の3店舗のみとなり、前連結会計年度末から1店舗減となりましたことから23.8%減収いたしました。 これらにより、当事業の売上高は2,832百万円(前期比29.7%減)となり、営業利益は43百万円(前期比2.1%減)となりました。 <セールスマーケティング事業> 売上高は、店舗ルート(ドラッグストアやバラエティストア等への卸)において韓国コスメの売上拡販により前期と比較して13.2%増収いたしました。また、生協ルートでは雑貨・食品ともに増収したことから3.0%の増収になりました。一方、通販ルートでは4.9%の減収となりました。 これらにより当事業の売上高は11,733百万円(前期比5.0%増)となり、営業利益は857百万円(前期比16.8%減)となりました。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産合計は5,842百万円となり、前連結会計年度末と比べ234百万円減少いたしました。 当連結会計年度末の負債合計は3,289百万円となり、前連結会計年度末と比べ399百万円減少いたしました。 当連結会計年度末の純資産合計は2,552百万円となり、前連結会計年度末に比べ164百万円増加いたしました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、393百万円(前年同期は474百万円)となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動における資金の増加は302百万円(前年同期は105百万円の増加)であります。主な資金の増加要因は、棚卸資産の減少145百万円、売上債権の減少141百万円、また貸倒引当金の増加81百万円であります。また主な資金の減少要因は、未払金の減少121百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動における資金の減少は144百万円(前年同期は28百万円の減少)であります。主な資金の増加要因は、貸付金の回収による収入71百万円であります。主な資金の減少要因は、貸付による支出134百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動における資金の減少は238百万円(前年同期は185百万円の減少)であります。主な資金の増加要因は、長期借入による収入550百万円であります。また資金の減少要因は、長期借入金の返済による支出628百万円であります。 ④仕入及び販売の実績 a.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年6月1日  至 2026年5月31日)   前年同期比(%) ダイレクトマーケティング事業(千円)   2,161,311   93.6 セールスマーケティング事業(千円)   6,769,301   98.3 合計(千円)   8,930,612   97.1 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 b.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2025年6月1日  至 2026年5月31日)   前年同期比(%) ダイレクトマーケティング事業(千円)   2,832,251   70.3 セールスマーケティング事業(千円)   11,733,637   105.0 調整額(千円)(注2)   2,482   111.3 合計(千円)   14,568,370   95.8 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.調整額は非連結子会社からの経営指導料であります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①経営成績について (売上高) 当連結会計年度の売上高は、14,568百万円(前年同期比4.2%減、643百万円減)となりました。これをセグメント毎に分析すると、ダイレクトマーケティング事業の売上高が2,832百万円(前年同期比29.7%減、1,199百万円減)、セールスマーケティング事業の売上高は11,733百万円(前年同期比5.0%増、555百万円増)となりました。 (営業費用) 当連結会計年度の売上原価は9,084百万円(前年同期比1.1%増、94百万円増)となりました。売上原価率は、前期に比べ3.3ポイント上がり62.4%となりました。 販売費及び一般管理費は5,287百万円(前年同期比8.8%減、508百万円減)となりました。主に物流費が増加したことによります。 (営業外損益) 当連結会計年度の営業外損益は95百万円の損失(前年同期は9百万円の損失)となりました。 (特別損益) 当連結会計年度の特別損益は49百万円の損失(前年同期は92百万円の利益)となりました。前年同期と比較し、関係会社株式評価損を計上したことによります。 ②財政状態について (資産) 当連結会計年度末の流動資産につきましては前連結会計年度末に比べ312百万円減少しました。主な流動資産の変動は、「商品及び製品」が143百万円、「受取手形及び売掛金」が141百万円、「現金及び預金」が80百万円それぞれ減少したことによります。 当連結会計年度末の固定資産につきましては前連結会計年度末に比べ78百万円増加しました。主な固定資産の変動は、「繰延税金資産」が221百万円増加したことによります。 この結果、当連結会計年度末の総資産は5,842百万円となり、前連結会計年度末と比べ234百万円減少しました。 (負債) 当連結会計年度末の流動負債につきましては前連結会計年度末に比べ363百万円減少しました。主な流動負債の変動は、「未払金」が125百万円、「未払法人税等」が117百万円、「短期借入金」が100百万円それぞれ減少したことによります。 当連結会計年度末の固定負債につきましては前連結会計年度末に比べ36百万円減少しました。主な固定負債の変動は、「長期借入金」が44百万円減少したことによります。 この結果、当連結会計年度末の負債は3,289百万円となり、前連結会計年度末と比べ399百万円減少しました。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産につきましては前連結会計年度末に比べ164百万円増加しました。主な純資産の変動は、「利益剰余金」が153百万円増加したことによります。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フローの状況について) 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況については、「第2 事業の状況 4 [経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析] (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (資本の財源および資金の流動性) 当社グループは、更なる成長を目指すため商品開発、販路開拓への投資を行っており、財務の健全性や資本効率などを追求するとともに、内部留保の充実と株主への利益還元とのバランスを保つことに努めております。 資金の調達源としては、営業キャッシュ・フローに加え、金融機関からの借入金を基本としております。 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについて は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載の とおりであります。 ⑤当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因 「第2 事業の状況 3 [事業等のリスク]」に記載のとおりであります。 ⑥経営方針・経営戦略、経営上目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、株主資本を効率的に活用し、企業価値の向上を図ることが重要と認識しております。このた め、ROE(自己資本利益率)を重要指標とし、20%以上を目標としております。 当連結会計年度におけるROE(自己資本利益率)は、8.7%(前年は14.2%)であり、目標値を下回っております。引き続き、グループ経営体制の更なる強化を図るとともに、当社グループの収益力の拡大、企業価値の向上に努めてまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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