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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

イシン

Ishin Co., Ltd.143A · Growth · サービス業

採用課題をワンストップで解決するHR支援を軸に、自治体向け営業支援、ベンチャー向けブランディング、大手企業のオープンイノベーション支援まで、企業の成長段階に応じた事業を多角的に展開する。

概要

イシン株式会社は、1999年に創刊したベンチャー業界メディア『ベンチャー通信』を源流とするサービス企業である。現在はHR事業、公民共創事業、メディアPR事業、グローバルイノベーション事業の4セグメントを展開し、2026年3月期の連結売上高は14億円、従業員数は90名、本社は東京都港区に置く。

四事業を柱とするビジネスモデル

イシングループは「HR事業」「公民共創事業」「メディアPR事業」「グローバルイノベーション事業」の4セグメントで構成される。HR事業では人材紹介、RPO(採用業務アウトソーシング)、採用CMS「HIKOMA CLOUD」を提供する。公民共創事業は自治体向けマーケティングプラットフォーム「BtoGプラットフォーム」と情報誌『自治体通信』を軸とする。メディアPR事業は『ベンチャー通信』や「ベストベンチャー100」の運営、大型カンファレンス、M&A仲介を手掛ける。グローバルイノベーション事業は成長産業に特化した情報ポータルSaaS「BLITZ Portal」やイノベーション人材研修を提供する。

国内と海外に広がる拠点と子会社

グループは当社のほか、米国子会社Ishin USA, Inc.、ケイマン諸島の投資ファンドIshin Global Fund I L.P.とその運営会社Ishin Global Fund I Limited、HR事業を担う株式会社レプセル、公民共創事業を強化する株式会社OK Junctionの5社を連結子会社とする。関連会社にはGMOベンチャー通信スタートアップ支援株式会社がある。過去にはシンガポールやイスラエルに拠点を設けたが、現在は閉鎖・清算済みである。

ストック売上とスポット売上で構成される収益構造

収益は継続的な契約から生じるSTOCK売上と都度の契約から生じるSPOT売上の二本立てである。STOCK売上はBtoGプラットフォームの月額利用料、BLITZ Portalの月額利用料、ベストベンチャー100の会員費、HIKOMA CLOUDの月額利用料などが中心。SPOT売上は人材紹介手数料、雑誌掲載料、イベント協賛金、M&A成約報酬などである。2026年3月期の連結売上高14億円のうち、営業利益は2億円、純利益は2億円と、収益性は安定している。

業界の中での役割は企業向け専門サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
14億円
営業利益
1億円
営業利益率
7.1%
純利益
0億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
公民共創事業6億円40.0%2億円33.3%
グローバルイ ノベーション 事業4億円26.7%1億円25.0%
メディアPR 事業4億円26.7%2億円50.0%
HR事業1億円6.7%-1億円-100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01HR(人材紹介・採用支援)主力

ベンチャーから大手まで企業の採用課題を解決するため、人材紹介、RPO(採用業務代行)、採用CMSを一気通貫で提供。求職者へのキャリア支援と企業への人材紹介を行い、転職成立時や月額契約による収益を得る。

主な製品・サービス3
人材紹介サービス
求職者へのキャリア面談・転職支援と、企業への採用ニーズに応じた人材紹介を提供。転職成立時に紹介手数料を得るSPOT型収益。
RPO(採用業務アウトソーシング)
企業の採用業務の一部または全体を代行し、採用業務の効率化を支援。月額の業務委託費用によるSTOCK型収益。
HIKOMA CLOUD
採用ページ制作に特化したCMS。サイト制作・更新を支援し、コンテンツ制作や求人広告運用もサポート。月額利用料と運用手数料によるSTOCK型収益。

02公民共創(自治体向けマーケティング支援)準主力

自治体と民間企業の橋渡し役として、自治体向けのマーケティング・営業支援を一気通貫で提供。BtoGプラットフォーム、情報誌『自治体通信』、営業BPO、テレマーケティングなどを通じ、企業の自治体市場への参入を支援する。

主な製品・サービス3
BtoGプラットフォーム
自治体職員向けWebメディア『自治体通信Online』に企業ページを開設し、ソリューション紹介やカタログ設置を可能にする。月額利用料によるSTOCK型収益。
自治体通信
自治体と企業の取り組みを紹介する情報誌。年7回発行し、全国の自治体に無料配送。企業の記事広告掲載によるSPOT売上。
営業BPO、テレマーケティング、ウェビナー・イベント
自治体向け営業の戦略立案から実行支援、架電代行、ウェビナーやイベント開催など、BtoGソリューションを提供。業務委託費やスポンサー費用を収益とする。

03メディアPR(ベンチャー向けブランディング・M&A仲介)準主力

成長ベンチャー企業向けに、メディア運営、ブランディング支援、M&A仲介を展開。『ベンチャー通信』などの記事広告や、カンファレンス開催、M&A仲介を通じて、企業の成長と企業価値向上を支援する。

主な製品・サービス3
『ベンチャー通信』/『ベンチャー通信Online』
ベンチャー業界メディア。経営者インタビューなどの記事広告を掲載し、SEO効果も提供。掲載料によるSPOT売上とオンライン掲載料によるSTOCK売上。
ベストベンチャー100
成長が期待されるベンチャー企業向けの有料会員制サービス。Webメディア掲載、カンファレンス、経営者交流会を提供し、月額会費による収益。
M&A仲介支援
譲渡・買収を検討する企業に対し、候補探索からマッチング、交渉、クロージングまで支援。成約時に成約報酬を得る。

04グローバルイノベーション(大手企業の新規事業創出支援)副次

日系大手企業と国内外のスタートアップを結び、オープンイノベーションと企業変革を支援。成長産業に特化した情報提供SaaSや研修プログラム、メディア運営を通じ、新規事業開発やR&Dをサポートする。

主な製品・サービス3
BLITZ Portal
成長産業に特化した情報ポータルSaaS。国内外の市場・スタートアップ・技術動向をレポートやデータベースで提供し、月額利用料を得る。
イノベーション人材研修
スタンフォード大学講師と連携したデザイン思考研修。海外・国内研修をカスタマイズ型で提供し、研修費用を得る。
TECHBLITZ
世界のスタートアップエコシステムを取材・調査する無料メディア。大手企業の担当者の情報収集に活用される。

製品と技術

ベンチャー企業向けメディアとカンファレンス

メディアPR事業の中核は1999年創刊の『ベンチャー通信』とそのオンライン版「ベンチャー通信Online」である。経営者インタビューを中心とした記事広告を掲載し、SEO効果による企業ブランディングを支援する。もう一つの主力サービス「ベストベンチャー100」は有料会員制で、Web掲載のほか「ベストベンチャー100カンファレンス」や経営者交流会を開催。2025年3月期には西日本向け「ベストベンチャーWEST100カンファレンス」も開催した。これらのイベントはBtoB企業のスポンサー協賛により運営される。

自治体と企業をつなぐBtoGプラットフォーム

公民共創事業の旗艦サービスは「BtoGプラットフォーム」である。企業は自治体職員向けメディア「自治体通信Online」にアカウントページを開設し、ソリューション紹介やカタログを設置できる。また、年7回発行の情報誌『自治体通信』は全国約1,780の自治体に無料配送され、記事広告を通じて企業の事例を伝える。加えて、テレマーケティングやウェビナー、イベントといったBtoGソリューションも提供し、自治体向け営業活動を一気通貫で支援する。

採用活動を効率化するHRクラウドサービス

HR事業では、人材紹介とRPOサービスに加え、採用CMS「HIKOMA CLOUD」を提供する。これは企業の採用ページ制作に特化したCMSで、専門知識なしでサイト作成・更新が可能。カスタマーサクセスチームが改善を伴走し、求人広告の運用もサポートする。月額利用料と運用手数料がSTOCK売上となる。2025年4月からHR事業を独立セグメントとし、子会社レプセルのRPOサービスと組み合わせて採用課題解決を図る。

グローバルスタートアップ情報を提供するBLITZ Portal

グローバルイノベーション事業の核は情報ポータルSaaS「BLITZ Portal」である。日本と米国サンフランシスコを拠点に、グローバルなリサーチャーと連携し、成長産業の市場動向やスタートアップ情報を日本語レポートで提供。米Crunchbase社とライセンス契約を結び、約400万社の企業データベースを搭載する。月額利用料はID単位で課金。さらに、スタンフォード大学講師と連携したデザイン思考研修など、イノベーション人材育成プログラムも展開する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

人材サービス特化、小規模ながら高成長

中小企業向け人材派遣・紹介サービスを提供する小規模企業。売上高13億円(2024年3月期)と事業規模は小さいが、前期比+7.7%の成長を見込む。同業のジンジブ(142A)やJSH(150A)と比較して、規模は同等かやや小さい。営業利益率は2025年3月期に14.3%と高いが、2026年3月期には7.1%への低下見込みで、収益の安定性に課題。

強み

  • 中小企業向けに特化した人材サービスで、きめ細かい対応が強み。
  • 売上高が前期比+7.7%と増加傾向にあり、市場拡大が期待。
  • 2025年3月期の営業利益率14.3%は業界平均を上回る。
  • 組織が小規模で、意思決定が速く市場変化に対応しやすい。

課題

  • 売上高13億円と小さく、競合との差別化が難しく価格競争に弱い。
  • 2026年3月期の営業利益率が7.1%と半減する見込み。
  • 人材サービスに特化しすぎで、景気変動リスクに脆弱。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がイシン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
1469Aフィットクルー16億円11.3倍
27090リグア15億円
3143Aイシン14億円286.9倍
46190フェニックスバイオ14億円11.1倍
59250GRCS14億円
69610ウィルソン・ラーニング ワールドワイド14億円
74760アルファ14億円8.9倍
89213セイファート14億円
99331キャスター14億円
109330揚羽13億円
117093アディッシュ13億円26.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

ベンチャー業界メディア創刊から法人設立まで

1999年12月、ベンチャー業界メディア『フロンティア(現ベンチャー通信)』を創刊し、メディアPR事業のサービスを開始した。その後2005年4月、東京都渋谷区神南にて株式会社幕末(資本金50万円)を設立。同年6月には成長ベンチャー企業を紹介する「ベストベンチャー100」の提供を始めた。2007年3月と11月に増資を実施し、資本金800万円とした。

商号変更と海外展開の開始

2012年12月、シンガポールに子会社Bakumatsu Holdings Pte. Ltd.とBakumatsu Singapore Pte. Ltd.を設立し、東南アジアでのメディア運営を開始。2014年8月、商号をイシン株式会社に変更し、シンガポール子会社もIshin SG Pte. Ltd.と改称。同時に大阪に西日本支店を開設。2015年7月、米国デラウェア州にIshin USA, Inc.を設立し、グローバルイノベーション事業に参入。同年11月にはケイマン諸島に投資ファンドIshin Global Fund I L.P.を設立した。

メディア多角化と自治体向け事業への参入

2009年5月、経営者向けメディア『経営者通信』を創刊。2014年9月には自治体向け情報誌『自治体通信』を創刊し、公民共創事業を開始。2016年4月、メディア広告拡販のため株式会社Nメディアを新設分割したが、2018年4月に吸収合併。2019年4月、採用CMS「HIKOMA CLOUD」の提供を開始し、イスラエルテルアビブに支店を開設したが、2020年6月に閉鎖。

HR事業への本格参入とグループ再編

2020年12月、自治体と企業の情報流通プラットフォーム「RABAN」の提供を開始。2022年4月、BtoGプラットフォームの提供を開始。2025年3月期には株式会社レプセルと株式会社OK Junctionを子会社化し、HR事業と公民共創事業の強化を図った。2022年12月にはシンガポールのCulture Connection Pte. Ltd.株式を売却し、グローバル教育事業から撤退。グループは現在5社の連結子会社体制となっている。

年表28件を開く

1990年代

  • 1999年12月ベンチャー業界メディア『フロンティア(現ベンチャー通信)』を創刊(メディアPR事業のサービス開始)

2000年代

  • 2005年4月創業東京都渋谷区神南にて株式会社幕末(資本金50万円)を設立
  • 2005年6月商号変更成長が期待されるベンチャー企業を紹介するメディア「ベストベンチャー100」の提供を開始(2007年にベンチャー企業向けの有料会員制サービスに変更)
  • 2007年3月資本金を300万円に増資
  • 2007年11月資本金を800万円に増資
  • 2008年8月本社を東京都港区白金台に移転
  • 2009年5月経営者の“経営力”を上げる情報メディア『経営者通信』を創刊
  • 2009年7月創業東京都港区白金台にて 企業向け動画サービス提供を目的として 株式会社幕末ムービーを設立

2010年代

  • 2012年3月本社を東京都新宿区新宿に移転
  • 2012年12月子会社管理の目的でシンガポール現地法人Bakumatsu Holdings Pte. Ltd.を設立 東南アジアでのメディア運営を目的として シンガポール現地法人Bakumatsu Singapore Pte. Ltd.を設立
  • 2014年1月創業当社とGMOインターネット株式会社(現GMOインターネットグループ株式会社)、GMO VenturePartners株式会社の共同出資により、ベンチャー企業に対する投資育成を目的として GMOベンチャー通信スタートアップ支援株式会社を設立(現関連会社)
  • 2014年8月商号変更イシン株式会社に商号変更 Bakumatsu Singapore Pte. Ltd.をIshin SG Pte. Ltd.に商号変更 大阪府大阪市北区に西日本支店を開設
  • 2014年9月自治体の“経営力”を上げる情報メディア『自治体通信』を創刊(公民共創事業のサービス開始)
  • 2015年7月商号変更アメリカでのメディア運営を目的として、アメリカのデラウェア州にIshin USA, Inc.を設立(グローバルイノベーション事業のサービス開始) (現連結子会社) Bakumatsu Holdings Pte. Ltd.をIshin Group Pte. Ltd.に商号変更
  • 2015年11月東南アジア・インドのVCファンドに投資する目的で英領西インド諸島、ケイマン諸島にIshin Global Fund Ⅰ L.P.を設立(現連結子会社)ファンドを運用管理する目的で 英領西インド諸島、ケイマン諸島にIshin Global Fund Ⅰ Limitedを設立(現連結子会社)
  • 2016年4月メディア広告の拡販を目的に 東京都新宿区新宿に株式会社Nメディアを新設分割
  • 2016年9月株式会社幕末ムービーを清算結了
  • 2017年8月Ishin SG Pte. Ltd.が グローバル教育事業の共同立ち上げを目的に、シンガポールでインターナショナルスクールの入学斡旋を行う Culture Connection Pte. Ltd.(本社:シンガポール)と資本提携
  • 2018年3月Ishin Group Pte. Ltd.を清算結了
  • 2018年4月M&A株式会社Nメディアを吸収合併
  • 2019年4月採用オウンドメディア(注1)制作サービス「HIKOMA CLOUD」の提供を開始 イスラエルのテルアビブ市にイスラエル支店を開設
  • 2019年5月企業の自治体向けの架電業務を代行する、テレマーケティングサービスの提供を開始
  • 2019年10月西日本支店を閉鎖 大阪府大阪市中央区に西日本オフィスを開設

2020年代

  • 2020年6月イスラエル支店を閉鎖
  • 2020年12月自治体と民間企業の情報流通プラットフォーム「RABAN」の提供を開始
  • 2021年4月イノベーション情報ポータル「BLITZ Portal」の提供を開始
  • 2022年4月企業の自治体向けのWebマーケティングを総合的に支援する「BtoG(注2)プラットフォーム」の提供を開始
  • 2022年12月Culture Connection Pte. Ltd.の全保有株式を譲渡

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年3月期まで45.1億円
  • 営業利益2030年3月期まで9.0億円
  • 営業利益率2030年3月期まで20%
  • グループ売上成長率2027年3月期まで15%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    HR事業への成長投資

    HR事業を高成長領域と位置付け、キャリアコンサルタント採用やマーケティング費用への積極投資により事業拡大を推進。既存顧客ネットワークやメディアアセットを活用し、独自ポジションの確立を目指す。

  2. 02

    既存事業の支援領域拡張とソリューション開発

    公民共創・メディアPR・グローバルイノベーションの各事業において、既存アセットを活用した支援領域拡張や新ソリューション開発を推進。自治体向けBPO、AI機能実装、ショート動画サービスなどで付加価値向上を図る。

  3. 03

    M&A及び新規事業開発

    M&A仲介事業の開始や子会社化を通じた既存事業とのシナジー創出を重視。成長領域における事業機会の探索・検討を継続し、中長期的な事業成長を目指す。

  4. 04

    優秀な人材の確保・育成と組織生産性向上

    多様な採用チャネル活用と教育制度・評価報酬体系の整備により人材を育成し、組織全体の生産性向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で90人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は531万円で、2期前と比べて+1.8%平均年齢は34.8歳、平均勤続年数は3.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2024年3月52134.73.789
2025年3月52334.43.984238
2026年3月53134.83.990111

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 3 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都港区72百万円
全社(共通)
主な関係会社
  • 海外
    Ishin USA, Inc.
    米国カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Ishin Global Fund Ⅰ Limited
    英国領ケイマン諸島 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Ishin Global Fund Ⅰ L.P.
    英国領ケイマン諸島 · 連結子会社
    議決権2.0%
  • 国内
    株式会社レプセル
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社OK Junction
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    GMOベンチャー通信 スタートアップ支援 株式会社
    東京都渋谷区 · 持分法適用会社
    議決権20.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は14億円営業利益1億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-50.0%。

売上高
+0.0%
14億円
営業利益
-50.0%
1億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
7.1%
前期比 -7.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高17億円14億円
営業利益1億円1億円
純利益0億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

5期分

直近は2027年1Qで、売上は3億円、営業利益は0億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2025年2Q6116.71
2025年4Q8112.51
2026年2Q700.00
2026年4Q7114.30
2027年1Q300.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2020年3月期からの7期で、売上は7億円から14億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2020年3月70−1
2021年3月700
2022年3月1011
2023年3月1111
2024年3月1321
2025年3月142214.32
2026年3月14107.10

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高14億円のうち、営業利益として残るのは1億円7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金28.6%4億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金71.4%10億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
71.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.4pt
7.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比11.4pt
0.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2026年3月期は営業CFが−1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は13億円で、売上の11.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2022年3月10018
2023年3月10019
2024年3月202213
2025年3月1−11014
2026年3月−100−113

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2026年3月期の総資産は21億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は57.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2020年3月53257.8
2021年3月63353.0
2022年3月139435.6
2023年3月1612435.9
2024年3月2015547.4
2025年3月2217555.2
2026年3月2117457.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
13億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
9億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
4億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中235位あたり、逆に低いのはROE534社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥700で、1年前と比べて-31.6%過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。

¥700+0.6%1ヶ月+2.0%1年-31.6%時価総額14億円
過去52週の値幅
安値¥621高値¥1,146

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)286.9倍
PER (会社予想)40.9倍
PBR1.11倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末から7月初旬にかけて646円から733円まで上昇しましたが、その後は一転して調整基調となり、直近8月4日には686円まで下落しました。前日比で1.44%安となり、1ヶ月でも6.16%下落しています。52週高値1146円からは約40%低い水準にあり、52週安値621円からは約10%高い位置です。25日移動平均線(701.96円)を下回っており、短期的な弱気シグナルが確認できます。出来高は7月29日に10300株と突出しており、この日の下落が売り圧力の強さを示しています。一方、直近の出来高は100株から300株と低調で、様子見姿勢が続いています。週足では6月中旬の646円から上昇基調でしたが、直近の下落でその勢いは失速しています。年初来で34.79%下落しており、中長期的には下降トレンドが続いていると判断できます。RSIは43.36と中立圏にあり、過熱感はありません。全体的に、短…

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)

PERが285.83倍と業界平均の22.49倍を大幅に上回り、極端に割高。PBRは1.08倍と割安感はあるが、ROEが0.4%と極めて低く、収益性が乏しい。配当利回り・配当性向はデータなしで、株主還元が不透明。同業界平均と比べてもPERの乖離が大きく、業績は小幅ながら増収基調だが、2026年3月期の純利益が0億円とほぼ横ばいで、成長性も見込めない。総合的に割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)286.9倍23.4倍
PER (予想)40.9倍
PBR1.11倍3.51倍
ROE0.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

情報が乏しく、事業内容や競争環境が不透明である。強気派は、今後の成長可能性や新規サービスへの期待から投資するだろう。一方、弱気派は、業績不振と情報開示の少なさを懸念する。PERが285倍と非常に高く、市場は将来成長を織り込んでいるが、その実現性は不確実である。

プラスに働く材料7
  • 将来成長への期待

    PERは極めて高いが、それだけ市場が成長を期待している証拠とも言える。

  • 小規模ゆえの高成長余地

    売上高14億円と小さく、成長余地が大きいとみる向きもある。

  • 新規分野の開拓

    サービス業として新たな需要を掘り起こす可能性がある。

  • 2025年3月期に営業利益率14.29%達成の収益力継続影響

    売上高14億円で営業利益2億円。利益率14.29%は規模を考慮すると高い

  • 2026年3月期純利益0億円と赤字回避通年影響

    純利益は2億円から0億円に減るが赤字には転落しない。財務が毀損しない

  • PBR1.08倍と純資産裏付けで下値不安は小さい継続影響

    PBR1.08倍。時価総額13億円に対し純資産約12億円。資産価値が株価を支える

  • 1年で34.79%下落し売られ過ぎ感不定影響

    下落率34.79%。時価総額13億円の小型株で買い戻し余地

マイナスに働く材料7
  • 業績の不安定さ

    営業利益率が14%から7%に低下し、純利益もほぼゼロで収益性が悪化。

  • 情報開示の乏しさ

    事業内容や経営計画が不透明で、投資判断が困難。

  • 株価下落の継続

    1年で株価が34.8%下落しており、信用を失っている可能性がある。

  • 2026年3月期営業利益1億円と前期比半減通年影響

    営業利益2億円→1億円と50%減少。営業利益率も14.29%→7.14%に低下

  • 売上高14億円と横ばいで成長が停滞通年影響

    売上高は13億円→14億円→14億円と増加が止まった。今後の拡大が見込めない

  • PER285.8倍と実質評価不能な水準継続影響

    PER285.83倍。純利益0億円予想では収益力に見合わない

  • 無配で株主還元が期待できない継続影響

    配当利回りはデータなしで無配。株主への利益還元がなく投資妙味が薄い

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業拡大の有無を測る基本的な指標。
営業利益率
収益性の改善を確認するため。
情報開示の充実度
上場企業としての信頼性と透明性を評価するため。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,011人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.2%を占め、残る56.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他45.150.450.5
事業法人42.041.043.2
証券会社10.36.54.2
外国法人1.91.61.9
外国人個人0.00.30.2
金融機関0.70.30.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社Bright Stone39.32
02明石 智義22.36
03株式会社Enjin3.10
04岡田 賢次2.87
05村口 和孝2.86
06片岡 聡1.66
07新江 学1.45
08モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社1.31
09山本 一翔1.19
10松本 大1.10

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-05-25
    明石 智義
    変更報告
    22.36%
    -1.13pt
  • 2026-05-22
    明石 智義
    新規の大量保有報告
    22.36%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で+100%、1株純資産は7期で−96%。直近期のROEは0.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2020年3月−3,41517,532−17.8
2021年3月98318,3595.5
2022年3月6129723.0
2023年3月5235815.9
2024年3月7951416.624.2
2025年3月9362716.59.9
2026年3月26300.4302.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額72百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
明石智義代表取締役 会長471,192,200
西中大史代表取締役 社長38
吉川慶取締役44
田中真衣取締役 監査等委員43
郭翔愛取締役 監査等委員48
岩城英史取締役 監査等委員45

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5575711
監査等委員3993
監査役1222
取締役(社内)2221
社外監査役2221

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容6,429字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、「世界的な視野を持った事業家たちが差別化された事業を通じて社会の進化に貢献する」という理念のもと、企業の採用課題解決を支援する「HR事業」、官公庁と民間企業の共創を支援する「公民共創事業」、成長企業のブランディング、マーケティング及びM&A仲介支援を行う「メディアPR事業」、イノベーション領域における企業変革支援を行う「グローバルイノベーション事業」を展開しております。 当社グループは、当社(イシン株式会社)、子会社5社(Ishin USA, Inc.、Ishin Global Fund Ⅰ Limited、 Ishin Global Fund Ⅰ L.P.、株式会社レプセル、株式会社OK Junction)、関連会社1社(GMOベンチャー通信スタートアップ支援株式会社)により構成されております。Ishin Global Fund Ⅰ L.P.は東南アジア及びインドのベンチャーキャピタルファンドに投資する投資事業組合であり、Ishin Global Fund Ⅰ Limitedはその運営管理を行っております。当該ファンドは主に東南アジア・インドのファンドへの投資活動及びベンチャー投資家へ海外スタートアップの情報提供を行っており、当社グループが展開する各事業との連携や相乗効果を目的として運営しております。なお、当該ファンドは各セグメントには含めておりません。 当社グループの事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。また、以下に示す区分は、セグメントと同一の内容であります。 なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 (HR事業) 当事業では、企業の採用課題の解決を目的として、人材紹介や採用業務のアウトソーシングサービスなどを展開しております。ベンチャー企業から大手企業までを対象に、人材紹介に加え、採用戦略の策定、採用業務の代行、採用マーケティング支援など、企業の採用活動を一気通貫で支援しております。 民間企業及び求職者の課題、提供するサービスは以下のとおりです。 ※当該事業を展開する主な会社は、当社及び株式会社レプセルであります。株式会社レプセルでは、RPO(採用業務アウトソーシング)サービスを展開しております。 当社グループは、人材紹介に加え、RPOサービス及び採用CMS(注)の提供を通じて、企業の採用課題解決を支援しております。 (注)CMS:Contents Management Systemの略称であり、Web専門知識がなくとも、簡単にWebサイトの作成・更新・ 運営ができるシステム。 各サービスの詳細は以下のとおりです。 ① 人材紹介サービス 当サービスでは、ベンチャー企業から大手企業までを対象に、人材紹介サービスを提供しております。当社グループは、求職者に対してキャリア面談や転職支援を行う一方、企業に対しては採用ニーズに応じた人材の紹介を行っております。当サービスでは、求職者の転職成立時に紹介先企業から受領する人材紹介手数料に係るSPOT売上(注)が主な収益となっております。 (注)都度の契約から生じる売上。 ② RPO(採用業務アウトソーシング)サービス 当サービスでは、企業の採用業務の一部又は全体を代行するRPO(採用業務アウトソーシング)サービスを提供しております。企業の採用実務に係る業務支援を行うことで、顧客企業の採用業務の効率化及び採用活動の支援を行っております。当サービスでは、月額の業務委託費用に係るSTOCK売上(注)が主な収益となっております。 (注)継続的な契約から生じる売上。 ③ HIKOMA CLOUD 企業の採用ページ制作に特化したCMSを提供し、自社サイトを通じた採用活動の支援をしております。CMSの提供に加えて、コンテンツ制作の支援やカスタマーサクセスチームの伴走のもと、サイト改善や求人広告の運用サポートを行っております。当サービスは、CMSの月額利用料及び求人広告の運用の手数料といったSTOCK売上が主な収益となります。 (公民共創事業) 当事業では、自治体と民間企業をつなぐ事業として、主に大手・中堅企業の自治体向けマーケティング及び営業支援等の業務を一気通貫で支援しております。 民間企業及び自治体の課題、提供するサービスは以下のとおりです。 ※当該事業を展開する主な会社は、当社であります。 当社は、自治体・民間企業の両者の間に立ち、サービスを通じて両者の課題解決を支援しております。 各サービスの詳細は以下のとおりです。 ① BtoGプラットフォーム BtoGプラットフォームは企業の自治体向けのWebマーケティングを総合的に支援するサービスであります。主な提供サービスは、自治体職員向けに運営しているWebメディア「自治体通信Online」にて、各企業のアカウントページを開設し、雑誌『自治体通信』に掲載した記事のほか、各企業のソリューション紹介やサービスカタログの設置が可能となっております。また、各企業のサービスリリースやイベント情報などのコンテンツ掲載及び自治体職員向けのメールマガジンにて各社のソリューションの紹介も行っております。プラットフォームを利用している民間企業からの月額利用料に係るSTOCK売上が主な収益となっております。 ② 自治体通信 2014年創刊の『自治体通信』は、課題解決に取り組む自治体とその取り組みをサポートする民間企業を紹介する情報誌です。2027年3月期の発刊予定回数は7回で、全国約1,780か所の自治体を対象に、各担当課に直接無料で配送しております。 当サービスでは、民間企業の雑誌掲載に係るSPOT売上が主な収益となっており、ソリューションを提供する民間企業のインタビューと自治体の導入事例のインタビューをセットにした記事広告を『自治体通信』の誌面に掲載しております。自治体でのソリューションの導入事例を紹介することにより、読者である自治体職員に導入イメージを喚起し、導入の動機形成を促す効果があるものと認識しており、自治体職員への認知拡大や接点形成を目的として多面的に活用いただいております。また、雑誌という形態は、一定数あるとみられる自治体での回覧文化に沿ったものでもあり、セキュリティ対策のため庁内のWebの利用環境に制限がある自治体も多いことから、雑誌媒体によるプロモーションの有用性は高いと考えております。 ③ 営業BPO、テレマーケティング、ウェビナー及びイベント等の各種BtoGソリューション 営業BPOは、自治体向け営業活動に係る戦略立案から、実行支援までを提供するサービスであります。自治体開拓プロセスを上流から下流まで一気通貫で支援し、顧客企業の自治体向け営業活動を支援しております。当サービスでは、主に業務委託費用等を収益としております。 テレマーケティングは、民間企業向けに自治体に対する架電業務を代行するサービスであります。具体的には、ターゲットとなる自治体のリストやトークスクリプトを作成し、当社専門チームにて自治体へ架電を行い、顧客に自治体のリード情報(資料請求した自治体の名称・担当課・担当者氏名・メールアドレス等)や調査レポートを納品いたします。当サービスでは、業務支援として、主に架電量に応じた収益を得ております。 ウェビナー及びイベントは、自治体職員や全国の首長(都道府県知事・市区町村長)を集客対象としたイベント、オンラインセミナー等を企画・開催するサービスです。民間企業の協賛を募り、協賛企業のソリューションのPRや、参加者との接点形成及びリードの獲得を支援しております。いずれの場合も、民間企業からプランに応じたスポンサー費用を主に収益としております。 各種BtoGソリューションサービスは、主にSPOT売上が中心となっております。 (メディアPR事業) 当事業では、主に成長ベンチャー企業向けにブランディング及びM&A仲介支援を行っております。企業を取り巻く情報流通環境が変化する中、企業が自社の魅力やビジョンをステークホルダーに対して適切に発信する重要性が高まっております。 当社はメディア広告及び動画等の各種ソリューションの提供を通じて、顧客企業の情報発信及び企業価値向上を支援しております。また、成長ベンチャー企業の経営者とのネットワークを活かした大型のカンファレンスや、M&A仲介サービス等も展開しております。 成長ベンチャー企業、経営者及びステークホルダーの課題、提供するサービスは以下のとおりです。 ※当該事業を展開する主な会社は、当社であります。 各サービスの詳細は以下のとおりです。 ① 各種メディア 当サービスでは複数のメディアを運営しており、その中でも主力メディアは、ベンチャー業界メディアの『ベンチャー通信』及び「ベンチャー通信Online」であります。提供サービスの特徴は二つあり、一つは企業の伝えたいメッセージをユーザーにわかりやすく伝える記事広告を制作している点であります。もう一つはSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)の効果が期待できる点で、顧客の社名・社長名で検索した際に、当社サイトに掲載されている記事が検索順位の上位に表示されやすくなっております。当サービスでは、雑誌掲載に係るSPOT売上及びオンラインメディア掲載に係る月額の広告掲載料に係るSTOCK売上が主な収益となっており、主に経営者インタビューを中心とした記事広告を『ベンチャー通信』「ベンチャー通信Online」に掲載しております。 また、もう一つの主力サービスである「ベストベンチャー100」は、成長が期待されるベンチャー企業向けの有料会員制サービスとなっており、会員企業に対するコミュニティ形成及び会員企業のブランディング支援を目的として、Webメディア「ベストベンチャー100」の掲載や、カンファレンス及び経営者交流会を開催しております。当サービスは、会員企業からの月額会員費用に係るSTOCK売上が主な収益となっております。 ② 大型カンファレンス 成長が著しいベンチャー企業の経営者を中心に集めた「ベストベンチャー100カンファレンス」及び「ベストベンチャーWEST100カンファレンス」を開催しております。主に成長企業に対してマーケティングをしたいBtoB企業にスポンサーとして協賛していただき、イベントでの自社ソリューションのプレゼン機会や参加者リード、経営者とのマッチング機会の提供、といったサービスを提供しております。イベント協賛金に係るSPOT売上が主な収益となります。 ③ M&A仲介支援 当サービスでは、譲渡を希望する企業及び買収を検討する企業に対して、候補先の探索、マッチング、条件交渉及びクロージングに至るまでのM&A仲介サービスを提供しております。当社がメディアPR事業を通じて培った成長企業の経営者ネットワークを活用し、双方にとって最適なマッチングを支援しております。当サービスでは、主に成約時に発生する成約報酬に係るSPOT売上が主な収益となっております。 (グローバルイノベーション事業) 当事業では、日系大手企業と国内外のスタートアップをつなぐサービスとして、成長産業に特化した情報提供サービスや各種ソリューションを通じて、大手企業のオープンイノベーション(注1)及び企業変革を支援しております。 日系大手企業担当者(主に新規事業開発・R&D(注2)・経営企画担当者)及びスタートアップの課題、提供するサービスは以下のとおりです。 ※当該事業を展開する主な会社は、当社、Ishin USA, Inc.であります。Ishin USA, Inc.では、米国での現地スタートアップの調査及び取材、現地の日系大手企業の販売及び顧客フォローを担っております。 当社は、成長産業に特化した情報提供サービスや、各種ソリューションを通じて、日系大手企業と国内外のスタートアップの両者の課題解決を支援しております。 (注)1.企業が外部のアイデアや技術を活用することで、新たな価値を創造するための手段・考え方。 2.Research and Developmentの略称。 各サービスの詳細は以下のとおりです。 ① BLITZ Portal(ブリッツポータル) 当サービスでは、日系大手企業向けに、成長産業に特化した情報ポータルSaaS(注)「BLITZ Portal(ブリッツポータル)」を提供しております。当社グループは日本、米国サンフランシスコに拠点を置き、グローバルで活動する契約リサーチャーやライターと連携しながら、国内外の成長産業の市場やスタートアップ、技術の動向を、レポートやデータベースとして提供しております。 成長産業においては変化が激しいゆえに整理された情報が少なく、特に海外のスタートアップについては情報源が英語に限られていることが多くなっております。当社グループは成長産業の市場やスタートアップ、技術の動向を日々情報収集し、独自レポートとして日本語でわかりやすく整理しております。また、米国の大手スタートアップデータベースである「Crunchbase(クランチベース)」を運営するCrunchbase, Inc.とライセンス契約を結んでおり、「BLITZ Portal」に「Crunchbase」のデータの日本語版を搭載し、約400万社以上(2026年3月末時点)の国内外の企業データベースを保有しています。さらに、当社グループの取材先スタートアップは日本企業との協業を期待している企業が多く、当社グループは取材先スタートアップと日系大手企業をマッチングするサポートも行っております。 当サービスは月額利用料に係るSTOCK売上を主な収益としております。顧客企業の利用者にIDを付与し、ID数に応じて月額利用料を徴収しております。 (注)Software as a Serviceの略称。 ② イノベーション人材研修及び各種ソリューション スタンフォード大学の講師らと連携し、デザイン思考を中心とした研修プログラムを提供しております。シリコンバレーで実施する海外研修や、現地講師を招いた国内研修等を通じて、企業のニーズに合わせたカスタマイズ型の研修を展開しております。また、オープンイノベーションに特化し大手企業やスタートアップが登壇する大型イベントなど、日系大手企業のイノベーション活動を支援する様々なソリューションを展開しております。当サービスでは、研修提供に係る収益及びイベントの協賛や参加に係るSPOT売上が中心となっております。 ③ TECHBLITZ(テックブリッツ) 世界のスタートアップエコシステムを取材・調査し、イノベーション創発に役立つコンテンツを配信しているメディア「TECHBLITZ」を運営しております。読者は無料で閲覧できるメディアとなっており、国内外の有望スタートアップに取材し先進事例となるソリューションや技術を紹介するインタビューコンテンツや、事業会社やVC・学術関係者からイノベーション創発の事例、概況、トレンドに係るコンテンツを掲載しており、大手企業の担当者が日々情報収集をする際に活用されております。 各事業の系統図は、次のとおりであります。(2026年3月末時点)
経営方針・対処すべき課題5,679字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、社是に「事業家創発」を置き、理念に「世界的視野を持った事業家たちが差別化された事業を通じて社会の進化に貢献する」を掲げ、事業を通じて様々な社会課題を解決していくことを目指しております。 現在は、HR事業、公民共創事業、メディアPR事業及びグローバルイノベーション事業の4つのセグメントを展開しており、各事業において培ったネットワークや顧客基盤を活用しながら、企業及び自治体等の課題解決を支援しております。 今後も各事業におけるサービスの拡充及び相互連携を推進するとともに、社会課題に即した新たな領域開発や既存事業の深耕、M&A等を活用した成長投資を通じて、企業価値の最大化を目指してまいります。 (2) 経営環境 近年、人的資本経営への関心の高まり、デジタル技術を活用した業務効率化や事業変革への取り組みの進展などを背景に、企業及び地方自治体を取り巻く事業環境は大きく変化しております。 また、地方自治体における官民連携の取り組みや、企業におけるオープンイノベーションを通じた事業開発への取り組みも拡大しております。加えて、人材採用及び定着強化、企業ブランディング、M&Aを含む成長投資等、企業及び地方自治体における社会課題は多様化・高度化しており、課題解決の重要性が一層高まってきていると認識しております。 当社グループが展開する各事業領域における事業環境及び当社の認識は、以下のとおりであります。 (HR事業) 現在の日本においては、少子高齢化や労働人口の減少、人材流動化の進展を背景に、企業の採用需要は引き続き高い水準で推移していると認識しております。また、採用競争の激化や採用業務に係る人的リソース不足等を背景に、自社に適した人材の採用や採用活動の効率化に対するニーズが高まっております。 このような環境のもと、当社グループは、2025年4月からHR事業を新たな事業セグメントとして展開しております。また、株式会社レプセルの子会社化により、HR事業においてRPOサービスを開始しております。 同事業における他社への優位性は、既存事業において構築してきた自治体、成長企業及び日系大手企業といった幅広い顧客ネットワークを有している点にあります。また、既存事業を通じて培ったメディア認知を活かした求職者獲得等、各事業との連携によるシナジー創出が可能となっております。これらの既存アセットを活用することで、HR領域におけるサービス展開及び支援体制の強化を進めてまいります。 (公民共創事業) 人口減少や少子高齢化の進行等を背景に、地方自治体においては、地域課題や行政ニーズの多様化・高度化が進む一方、限られた行政リソースの中で効率的な行政運営が求められております。また、民間企業においても、自治体市場への参入や官民連携を通じた事業機会創出への関心が高まっております。 このような環境のもと、自治体向けマーケティング支援や、営業BPOを含む営業支援に対する需要は高まっております。一方で、自治体市場においては、情報収集方法や意思決定プロセスが民間市場と異なることから、自治体向け営業活動には専門性が求められております。 当社グループは、BtoG領域に特化して早期参入し、独自サービスとして展開するBtoGプラットフォームを中心に、メディア及び各種BtoGソリューションを展開しております。また、2014年から運営しているメディア『自治体通信』により自治体職員から高い認知を得ていることに加え、元行政職員が10名以上在籍(2026年3月末時点)していることで、自治体の実務や課題を踏まえた提案が可能となっております。これらの強みを活かし、戦略立案から、実行支援まで、自治体向け営業活動を一気通貫で支援しております。 (メディアPR事業) 近年、SNSやデジタルメディアの普及により、企業を取り巻く情報戦略は大きく変化しております。また、企業においては、自社の魅力やビジョンをステークホルダーに対して適切に発信する重要性が高まっており、情報発信やブランディング支援に対する需要は拡大しております。加えて、企業の事業承継や成長戦略の手段の一つとしてM&Aに対するニーズも高まっております。 当社グループは、『ベンチャー通信』や「ベストベンチャー100」等のメディアを運営しており、成長企業領域におけるメディアブランド及び経営者ネットワークを有しております。また、メディア運営を通じて培った取材・編集ノウハウを活かし、企業の魅力やビジョンをわかりやすく発信することで、企業ブランディング及び情報発信支援を行っております。 同事業における他社への優位性は、1999年創刊の『ベンチャー通信』をはじめとした長年のメディア運営実績に加え、成長企業の経営者ネットワークを有している点にあります。また、こうしたネットワーク及びメディア運営ノウハウを活用することで、企業ブランディング及びM&A仲介支援等の各種ソリューションを提供しております。 (グローバルイノベーション事業) 近年、生成AIをはじめとした技術革新や産業構造の変化により、新たな市場や成長産業が創出されております。また、企業においては、オープンイノベーションを通じた新規事業開発や事業ポートフォリオ変革への取り組みが拡大しており、成長産業やスタートアップに関する情報収集及び事業開発支援に対する需要や、イノベーションを推進する人材育成の重要性は高まっております。一方で、先端技術や成長領域に関する情報収集には専門性が求められております。 当社グループは、成長産業に特化した情報ポータルSaaS「BLITZ Portal」を通じて、国内外の企業・スタートアップ情報を提供しております。また、独自レポートや海外拠点を活用した情報収集体制により、成長産業や技術動向に関する情報提供に加え、イノベーション人材研修プログラム等を提供しております。 同事業における他社への優位性は、成長産業に特化した情報ポータルSaaS「BLITZ Portal」において、約400万社以上(2026年3月末時点)の国内外の企業データベースを保有している点にあります。また、米国拠点を活用したグローバルな情報収集体制や独自レポートの提供を通じて、成長産業に関する情報提供及び各種ソリューションの提供が可能となっております。 (3) 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な経営指標 当社は、持続的な成長と企業価値の向上を目指しており、売上成長率、営業利益率を重要な経営指標と設定しております。 (4) 中長期的な経営戦略 当社は、2025年5月16日に当連結会計年度を初年度とする中期経営計画を公表しており、2030年3月期に売上高45.1億円、営業利益9.0億円(営業利益率20%)の達成を目標としております。 中期経営計画においては、HR事業及び新規事業を高成長領域、公民共創事業、メディアPR事業及びグローバルイノベーション事業を継続成長及び安定収益基盤として位置付け、高い成長と企業価値の最大化を目指しております。 また、2027年3月期までは積極投資フェーズとして、HR事業を成長の柱と位置付け、グループ売上成長率15%を目指し、HR事業を中心とした成長投資及び新規事業開発を推進してまいります。一方で、公民共創事業、メディアPR事業及びグローバルイノベーション事業については、安定成長を重視した事業運営を継続してまいります。2028年3月期以降は収益化フェーズとして、M&A及び新規事業も含め高い成長及び収益最大化を図ってまいります。 成長戦略の詳細は以下のとおりです。 ① HR事業への成長投資 当社は、HR事業をグループ全体の成長をけん引する高成長領域として位置付けております。 当連結会計年度においては、人材エージェントサービスの立ち上げを進めるとともに、株式会社レプセルの子会社化により、HR領域におけるサービス基盤の強化を図ってまいりました。また、自社メディアの認知力を活かした求職者獲得及び既存顧客へのクロスセルを推進しております。 引き続き、HR事業を中長期的な成長領域と位置付け、キャリアコンサルタント採用及びマーケティング費用等への成長投資を積極的に実施することで、事業拡大を推進してまいります。また、既存事業を通じて構築してきた顧客ネットワーク及びメディアアセットを活用し、HR領域における独自ポジションの確立を図ってまいります。 ② 既存事業における支援領域拡張及びソリューション開発 当社は、公民共創事業、グローバルイノベーション事業及びメディアPR事業を継続成長及び安定収益基盤として位置付け、既存顧客基盤及びメディアアセットを活用した支援領域拡張及びソリューション開発を推進しております。 当連結会計年度においては、公民共創事業における営業BPOサービスの本格展開や全国の首長(都道府県知事・市区町村長)を対象としたイベント「首長会議」の開催等を通じて、自治体向け支援領域の拡張を進めてまいりました。また、グローバルイノベーション事業においては、「BLITZ Portal」へのAI機能実装やイノベーション人材研修プログラム(研修事業)を展開することで、既存サービスの付加価値向上を推進しております。さらに、メディアPR事業においては、ショート動画サービス等の新たなソリューション開発を進め、顧客提供価値及び収益性向上を図っております。 引き続き、各事業における既存アセットを活用しながら、ソリューション領域の拡張及び収益性向上を推進してまいります。 ③ M&A及び新規事業開発 当社は、中期経営計画において、M&A及び新規事業開発を高成長実現に向けた重要戦略として位置付けております。 当連結会計年度においては、M&A仲介事業を開始するとともに、自治体向けイベント企画・運営を強みとする株式会社OK Junctionを子会社化いたしました。また、社内における生成AI活用を推進し、既存サービスへの機能強化や新たな活用可能性の検討を進めております。M&A仲介事業においては、『ベンチャー通信』を通じて創業来構築してきた成長企業経営者ネットワークを活用し、案件創出を進めており、中長期的な業績貢献を目指してまいります。 引き続き、既存事業とのシナジーを重視しながら、M&A及び新規事業開発を推進し、中長期的な事業成長を目指してまいります。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 (1)及び(4)に記載の経営方針及び経営戦略を実行していく上で、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 ① 優秀な人材の確保及び育成 当社における他社への優位性は、当社理念を体現する「世界的視野を持った事業家たち」にあります。事業拡大に伴い、事業家の採用・育成は最も重要な経営課題の一つであると認識しております。また、事業計画においても、営業人員の増加及び戦力化を前提とした計画を策定しており、今後は、多様な採用チャネルを活用した採用活動の強化に加え、教育制度や評価・報酬体系の整備を通じて人材の育成を推進し、組織全体の生産性向上を図ってまいります。 ② 個人情報の保護及びセキュリティ対応 プラットフォーム事業及びHR事業における求職者の個人情報の取り扱いと保護について、適切な管理の重要性は一層高まっております。当社グループでは各事業において個人情報を取り扱っており、それらの情報保護の観点から情報セキュリティシステムの強化とともに、個人情報保護の社内体制整備を進めてまいります。 ③ HR事業及びM&Aを含む新規事業の開発による高成長の実現 当社グループでは、HR事業を全体の売上成長をけん引する「高成長領域」として位置付けております。HR事業においては、人材紹介サービス及びRPOサービスを展開しており、人員拡大やマーケティング等への先行投資を通じて、事業成長の加速を図るとともに、売上成長の実現に取り組んでまいります。 また、今後の成長に向けては、新たな収益機会の創出が重要な課題であると認識しております。新規事業として2025年6月にM&A仲介事業を開始しており、今後は事業基盤の構築及び体制整備を通じて事業の確立を図ってまいります。さらに、M&Aを含む新規事業の開発については、既存事業とのシナジーを重視しつつ、成長領域における事業機会の探索及び検討を継続してまいります。 ④ 既存事業の継続成長及び新たなソリューションの開発 当社グループでは、中長期的な売上成長を実現していく上で、既存事業の継続的な成長及び収益性の向上が重要な課題であると認識しております。 これまでのサービス提供に加え、顧客の課題に応じた新たなソリューションの開発を推進するとともに、STOCK売上を軸とした安定成長と収益基盤の強化を通じて、継続成長を実現してまいります。 ⑤ 財務上の課題 当社グループは、健全な自己資本比率による強固な財務基盤を背景に、安定的な経営を維持しております。当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、将来の成長に向けた先行投資により一時的にマイナスとなりましたが、十分な手元資金を確保していることから、本書提出日現在において財務上の課題として認識している事項はありません。しかしながら、成長戦略を実現するために資金を必要とする場合に備え、適時に資金調達を実施するために直接金融や間接金融など資金調達手段の多様化を進める必要があります。
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会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項について、以下に記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資家の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項目以外の記載内容を慎重に判断した上で行われる必要があると考えております。 当社のリスク管理体制に関しましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等、(1) コーポレート・ガバナンスの概要、② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由、d リスク・コンプライアンス委員会」に記載のとおりであります。 なお、以下の記載は、当社株式への投資に関連するリスクの全てを網羅するものではありませんのでご留意ください。また、本項中の記載内容については、本書提出日現在の事項であり、将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境に関するリスクについて ① インターネットの利用環境及びインターネット関連市場について 当社グループは、自治体やベンチャー等の様々な業界メディア関連事業を主たる事業の一つとしていることから、インターネットの利用環境の向上及びインターネット関連市場の拡大が当社グループの事業の成長にとって重要であります。当社グループは、高速通信技術の発展、スマートデバイスの普及、中高齢者層のITリテラシーの向上等により、インターネットの利用環境の向上及びインターネット関連市場の拡大は、今後も続いていくものと想定しております。しかし、インターネットの急激な普及に伴う弊害の発生、利用に関する新たな法的規制の導入、その他予期せぬ要因により、インターネットの利用環境の向上及びインターネット関連市場の拡大が阻害される場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ② 技術革新や顧客ニーズへの対応について インターネット業界においては、技術革新や顧客ニーズの変化が極めて激しく、近年では生成AIをはじめとする人工知能関連技術の急速な発展により、サービス提供手法や競争環境が大きく変化しております。当社グループもこれらの技術革新に対応すべく人的・資本的投資を継続するとともに顧客ニーズの変化に対応すべく営業機能の内製化やカスタマーサクセス機能の強化を行っております。しかしながら、当社グループが予期しない技術革新や顧客ニーズの急激な変化への対応が遅れた場合には、当社グループのサービスの競争力の低下を引き起こし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ③ 競合他社の状況及び新規参入について 当社グループが提供するHR事業における人材紹介や採用業務のBPOサービス、公民共創事業における企業の自治体向けマーケティング支援サービス、グローバルイノベーション事業におけるオープンイノベーションデータベースサービス、メディアPR事業におけるブランディング支援サービスは、それぞれの領域において競合他社が複数存在しております。当社グループといたしましては特にHR事業及び公民共創事業を今後の成長の中心となる領域であると想定し、当社独自の事業ポジションの確立及びサービスの付加価値の向上に努めております。しかしながら、競合他社のサービス力の向上や新規参入企業の増加による価格競争の激化により当社の競争力が相対的に低下した場合には、収益性の低下を招き、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:大) ④ 検索アルゴリズムについて 当社グループが運営する公民共創事業並びにメディアPR事業の各Webサイトへのアクセス数は、大手の検索エンジンによる表示結果や検索エンジンそのものの利用状況に大きく作用されます。当社グループは、時流を捉えたテーマやキーワードなど記事の品質の向上とコンテンツの充実に努めておりますが、大手検索エンジンの検索アルゴリズムの変更がなされた場合には、自然検索経由のユーザー流入数の減少を引き起こし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:小) ⑤ 景気の変動について 企業の広告宣伝及び人材採用関連予算は、企業の景況に応じて調整されやすく、景気変動による影響を受けやすい傾向にあります。当社グループにおいても特にHR事業、メディアPR事業及び公民共創事業は顧客の広告宣伝及び人材採用に係る予算を元に発注いただきサービスを提供しており、景況感が著しく悪化した場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) (2) 事業内容に関するリスクについて ① 記事制作における品質管理について 当社グループは、展開する各事業において記事等のコンテンツ制作を行っております。法令遵守及び高い品質を保つため、社内マニュアルを作成し、これに沿って校閲する体制を構築しております。また、コンテンツ制作において一部外部委託を行っておりますが、その際にも同様のプロセスを経てコンテンツを制作しております。しかしながら、掲載したコンテンツに誤りや著作権法違反等が発生した場合、損害賠償請求を受けることも考えられ、その場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また当社グループのメディアに記事や広告を掲載した企業が不祥事を起こした場合、当社のメディアに対する信頼性の低下や風評被害を受け、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ② 新規事業について 当社グループは、現在展開している主要事業に加えて、新規事業の開発と成長により企業価値の向上を目指して参ります。新規事業の開始にあたっては予算を作成し、予実比較を適切に実施するとともに予算から乖離する場合は予算修正や方針の見直しを行うことで、予算からの大幅な乖離の発生を防止しております。 しかし、当初の予測とは異なる状況が発生し、新規事業の展開が計画通りに進まない場合は減損損失の計上が必要になる等、投資を回収できなくなる可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ③ システム障害について 当社グループで展開する各事業は、インターネットを利用しているため、自然災害、事故、不正アクセスなどによって通信ネットワークの切断、サーバー等ネットワーク機器の作動不能などのシステム障害が発生する可能性があります。 当社グループでは、稼働状況の定期的なモニタリング、異常発生時の対応方法等の明確化などシステム障害の発生防止のための対策を講じておりますが、このような対応にもかかわらず大規模なシステム障害が発生した場合等には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、当社グループは、事業の重要な分野で外部のサービスプロバイダーに依存しております。特に、クラウドベースのサービスのほとんどは、外部クラウドサーバー(Amazon Web Services社が提供するサービス(以下、「AWS」という。))を利用して提供されております。そのため、顧客へのサービス提供が妨げられるようなシステム障害の発生やサイバー攻撃によるシステムダウン等を回避すべく、アベイラビリティゾーン(注)の利用による冗長性の確保や定期的な脆弱性診断及び各種不正アクセス対策等によるセキュリティの対応、また、システム稼働状況の監視等を実施しております。しかしながら、このような対応にもかかわらず自然災害、事故、不正アクセスなどによってAWS等のシステム障害が発生した場合、又は外部のサービスプロバイダーとの契約が解除される等によりAWS等の利用が継続できなくなった場合等には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) (注) アベイラビリティゾーン:リージョンの中の個々の独立したデータセンターの名称のこと。 ④ サービスの不具合について 当社グループで展開するサービス「BLITZ Portal」「HIKOMA CLOUD」「BtoGプラットフォーム」はソフトウエアやシステムの安定した稼働を前提として運営されております。しかしながら、高度なソフトウエアは不具合の発生を完全に解消することは不可能であると言われており、当社グループのソフトウエアやシステムにおいても、各種不具合が発生する可能性があります。 今後も信頼度の高い開発体制を維持・構築してまいりますが、当社グループ事業の運用に支障をきたす致命的な不具合が発見され、その不具合を適切に解決できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ⑤ 情報セキュリティについて 当社グループの事業活動において、取引先又は自治体関係者などの個人情報や機密情報を当社グループの従業員が直接的又は間接的に取り扱う場合があります。当社グループでは、当社グループ共通の「情報セキュリティマニュアル」並びに「セキュリティハンドブック」を定め、当社グループ全体の情報管理を統括する権限を管理本部長に付与し、グループ基準に適合した情報の管理体制を構築するとともに、情報の取扱い等に関して従業員等への周知・徹底を図るなど、情報セキュリティを強化する取り組みを行っております。またISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証、ISO27001及びISO27701を取得し、定期的に自社プロダクトの脆弱性診断(外部委託)を実施しており、継続的なセキュリティ対策を行っております。しかしながら、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウイルスの侵入、情報セキュリティの欠陥等により、万一これらの情報が流出した場合や重要データの破壊、改ざん、システム停止等が生じた場合には、当社グループの信用を低下させ、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ⑥ 為替相場の変動について 当社グループは海外法人及び東南アジアのVC投資に特化したベンチャーキャピタルファンドを保有しており、為替等金融市場の影響を受けます。金融市場の動向によっては、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:大、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ⑦ 与信管理と債権回収について 当社グループのメディアPR事業における主な顧客は中小・中堅企業であり、顧客数は多数に及びます。顧客との取引開始前には与信調査を行い、取引期間中も継続して与信調査を行っております。また一部の取引においては前受金を収受するなどの対処により、与信リスクの低減に努めております。しかしながら、取引期間中に何らかの事情により顧客の与信が急激に悪化し、同時多発的に多額の債権回収が困難となった場合、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:小) ⑧ 業績の季節変動について 当社グループの四半期における業績は、第2四半期・第4四半期に売上高・営業利益が偏重する傾向にあります。第2四半期は、公民共創事業での自治体の予算編成に合わせたプロモーションニーズの高まり、第4四半期は、事業法人の年度末にかけての予算消化のニーズにより受注が増える傾向にあるためです。季節変動による下振れ幅が想定よりも顕著な場合には当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (発生可能性:大、発生する時期:1年以内、影響度:中) 第21期 連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期 売上高(千円)   315,186   382,980   294,195   436,517 構成比(%)   22.1   26.8   20.6   30.5 営業利益又は営業損失(△)(千円)   585   43,792   △51,780   57,475 (3) 事業運営体制に関するリスクについて ① 人材の確保、及び育成について 当社グループが安定的な成長を確保していくためには、優秀な人材の確保が必要であります。当社グループの経営理念を理解し、賛同できる人材の確保を重要課題として、新卒採用だけでなく、異業種を含めた中途採用等、優秀な人材の獲得に取り組んでおります。また、人材教育に関しては、実践を通じた教育を通し、プロフェッショナルとなり得る人材を育成しております。しかしながら、当社グループの経営理念を理解し、賛同できる人材の確保及び教育が想定どおり行えない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ② 特定の外部委託先への依存度について 当社グループが展開するソフトウエアを介した各種サービスは、少数の正社員と外部委託のエンジニアでその開発と保守を行っており、外部委託先の高度な専門性を活かした効率的な運用体制を敷いております。外部委託先は、個々のエンジニアの技術力や業務の品質、迅速な対応等を総合的に勘案して選定しており、良好な提携関係を維持しております。 しかしながら、外部委託先と何らかの理由で取引停止等の支障が生じた場合、当社グループの提供サービスの品質の低下を招き、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは当該リスクへの対応策として、現行委託先と安定的な業務委託関係を保持するよう対処する一方、過度な依存を回避するべく複数の外部委託先を検討するとともに、エンジニアの正社員採用等についても選択肢のひとつとして考慮し、リスクの低減に努めております。 (発生可能性:小、発生する時期:特定時期なし、影響度:大) (4) 事業に関する法的規制等に関するリスクについて ① 不当景品類及び不当表示防止法 当社グループの主にメディアPR事業及び公民共創事業でのメディアを通じた記事広告掲載サービスにおいて、商品及び役務の取引に関連する不当な景品類及び表示による顧客の誘引を防止するため、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれのある行為の制限及び禁止が求められております。当社グループは、記事制作に係るマニュアルを作成し記事を制作した部門内での確認とともに、制作部門以外でのダブルチェックを行うことで上記法的規制の遵守を徹底しておりますが、法律に抵触する事項があった場合には、行政処分の対象となることがあり、その場合、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また当社グループが提供する会員サービス「ベストベンチャー100」において、会員企業が消費者向けの商品販売サイト等で「ベストベンチャー100」を有料会員制サービスであることを明示せずに表示している場合、会員企業が法律に抵触し、行政処分の対象となる可能性があります。当社グループは当該リスクへの対応策として、会員企業が「ベストベンチャー100」を利用する際は、有料会員サービスの表示を必須としており、かつ会員企業が商品販売目的で「ベストベンチャー100」を利用することを一切禁止としております。また、当社が意図しない方法で利用されていないかを定期的にモニタリングすることにより、会員企業の法令への抵触防止に努めております。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ② 知的財産の侵害について 当社グループは、制作物の制作に当たり、第三者の著作権等の知的財産権を侵害することがないように細心の注意を払っており、今までに第三者の知的財産権を侵害するような重大な問題が生じた事実はありません。 しかしながら、知的財産権の対象は社会や技術の発展とともに増加していくため、網羅的に調査することは難しく、今後、第三者の知的財産権を侵害するような問題が生じて、損害賠償請求等を受けた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ③ 個人情報の保護について 当社グループは、HR事業において、求職者の職務経歴書や応募情報等の個人情報を取得、公民共創事業では公務員の所属や連絡先等についての情報を取得しているため、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務が課されております。 当社グループは、個人情報の外部漏洩、改ざん等を防止するため個人情報の管理をサービス運営上の重要事項として捉え、個人情報保護方針を定め、個人情報の取得の際には利用目的を明示し、その範囲内でのみ利用するとともに、個人情報の管理につきましても、役員及び従業員を対象とした個人情報の取扱いに関する社内研修や、社内でのアクセス権限の設定、アクセスログの保存、個人情報管理に関する規程の整備を行っております。 しかしながら、外部からの不正なアクセスや当社グループ関係者の故意又は過失により個人情報が流出するなどの問題が発生した場合には、当社グループへの損害賠償請求や信用の低下等により、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。また、新たな法規制の制定や改正が行われ、又は既存法令等の解釈変更等がなされ新たな規制が生じた場合等には、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:大) ④ 取適法等の法令遵守について 当社グループは、外部事業者への業務委託等に関して、製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(以下「取適法」)その他関連法令の適用を受ける場合があり、法令遵守に努めております。提出日現在、重大な法令違反は発生しておりませんが、今後、取適法等に違反する事象が発生した場合には、行政処分、損害賠償請求、信用低下等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。(発生可能性:小、発生する時期:特定時期なし、影響度:小) (5) その他のリスクについて ① ストックオプション行使による株式価値の希薄化について 当社グループは、役員及び従業員に対して、ストックオプションとして新株予約権を付与しております。また、当社グループでは今後もストックオプション制度を活用していくことを検討しており、これらの新株予約権が権利行使された場合、当社グループの株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。 本書提出日現在、これらのストックオプションによる潜在株式数は85,400株であり、本書提出日現在の発行済株式総数1,932,700株の4.42%に相当します。新株予約権の詳細については「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2) 新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 (発生可能性:小、発生する時期:特定時期なし、影響度:小) ② 配当政策について 当社グループは成長過程にあり、内部留保の充実を図り積極的な事業投資及びM&A等を行うことが、中長期的な売上高・利益成長において重要であると認識しております。一方、株主への利益還元についても同様に重要な経営テーマと認識しており、財政状態、業績、事業計画等を勘案し、適切なタイミングで株主への利益還元策を決定していく所存でありますが、配当実施の可能性及びその時期などについては現時点で未定であります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ③ 資金使途について 当社グループが公募増資・第三者割当増資によって調達した資金については、システム開発費・新規事業開発費・採用関連費・運転資金に充当しております。しかしながら、市場ニーズの変動といった急速に変化する外部環境その他の事由により、当初の予定以外の使途となる可能性があるほか、当初の予定に沿って資金を充当した場合でも開発の遅延や需要の変動等により計画通りの効果が達成できない可能性があります。その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ④ M&Aに関するリスクについて 当社グループは、既存事業の成長及び新規事業において、M&Aを重要な戦略的手段と位置付けており、今後も必要に応じたM&Aを実施する方針です。M&Aの実施においては、対象企業又は事業のビジネス、財務及び法務等について外部の専門家と連携した詳細なデューデリジェンスを実行し、各種リスクの低減を図る方針であります。 しかしながら、M&Aを実行した後に、調査の段階で認識できなかった、また想定外の事案が発生又は判明する場合には、計画通りに事業が進捗しない可能性があり、その場合には当初期待していた業績への寄与の効果が得られない可能性があることや、対象企業又は事業の投資価値の減損処理が必要になることが想定され、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性がございます。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中) ⑤ 当社株式の流動性について 当社の流通株式時価総額及び流通株式比率は、東京証券取引所が定める上場維持基準に近接しております。当社は経営方針・経営戦略に従って、売上高及び利益の成長を通じて企業価値を継続的に向上させることで流通株式時価総額の拡大に努める方針であります。また、ストックオプションの行使による流通株式数の増加、当社大株主への一部売出し等の施策を組み合わせることで、流動性の向上を図っていく方針であります。しかしながら、何らかの事情により上場時よりも流通株式時価総額及び流通株式比率が低下する場合には、上場維持基準に抵触し、当社株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それにより当社株式の需給関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。 (発生可能性:中、発生する時期:特定時期なし、影響度:中)
経営成績の分析 (MD&A)7,155字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は1,533,317千円となり、前連結会計年度末に比べ200,998千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が132,355千円、その他流動資産が68,423千円減少したことによるものであります。固定資産は575,748千円となり、前連結会計年度末に比べ132,618千円増加いたしました。これは主にのれんが47,379千円、その他投資等が44,193千円、建物附属設備が40,976千円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は、2,109,066千円となり、前連結会計年度末に比べ68,380千円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は402,813千円となり、前連結会計年度末に比べ114,887千円減少いたしました。これは主に未払法人税等が60,414千円、前受収益が33,557千円減少したことによるものであります。固定負債は28,328千円となり、前連結会計年度末に比べ26,812千円増加いたしました。これは資産除去債務が27,500千円増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は、431,141千円となり、前連結会計年度末に比べ88,074千円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は1,677,924千円となり、前連結会計年度末に比べ19,694千円増加いたしました。これは主に新株予約権が6,966千円、為替換算調整勘定が6,345千円が増加したこと、また親会社株主に帰属する当期純利益4,656千円を計上したことにより利益剰余金が増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は57.7%(前連結会計年度末は55.2%)となりました。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調となりました。一方で、物価上昇の継続や人手不足によるコスト負担の増大に加え、金融資本市場の変動等により、景気の先行きは不透明な状況が続いております。 当社を取り巻く事業環境においては、地方自治体におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進や、民間企業のオープンイノベーション促進などの政府の施策が、引き続き事業の追い風となっております。また、人的資本経営への関心の高まり、労働市場の流動化、地域課題の複雑化などを背景に、企業及び自治体が直面する社会課題は多様化しており、これらの課題解決の重要性は一層高まっているものと認識しております。 このような環境下において、当社は「世界的な視野を持った事業家たちが差別化された事業を通じて社会の進化に貢献する」という理念のもと、官公庁と民間企業の共創を支援する「公民共創事業」、イノベーションをテーマに企業変革の支援を行う「グローバルイノベーション事業」、成長企業のブランディング・マーケティング支援を行う「メディアPR事業」に加え、2025年4月より企業の採用課題解決を支援する「HR事業」を新設し、4つの事業セグメントを展開しております。 当連結会計年度においては、中期経営計画に基づき、成長に向けた戦略的投資および新規事業開発を推進いたしました。成長戦略の一環として、高成長領域と位置付けるHR領域のサービス拡充を目的に株式会社レプセルを子会社化するとともに、自治体向けイベントの企画・運営を強みとする株式会社OK Junctionを子会社化し、連結範囲の拡大を通じて事業基盤の強化を図っております。新規事業開発においては、M&A仲介事業を立ち上げ、成長企業支援の領域拡大を進めております。また、業容拡大に伴う人員増への対応及び組織基盤の強化を目的に本社を品川へ移転いたしました。 経営成績においては、HR事業が売上成長をけん引し、売上高は前年同期比で増収となりました。一方で、HR事業への先行投資としての採用人件費や業務委託費の増加、ならびに本社移転に係る費用計上など、中長期的な成長に向けた施策を行ったことにより、営業利益は減少いたしました。 この結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高は1,428,880千円(前年同期比2.5%増)、営業利益は50,072千円(同79.6%減)、経常利益は26,268千円(同87.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,656千円(同97.4%減)となりました。 セグメントごとの営業成績は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度において、HR事業の立ち上げに伴い、「HR事業」を報告セグメントとして追加し、従来「メディアPR事業」に含まれていたHIKOMA CLOUD(採用CMS)に係る部分について、報告セグメントを「HR事業」として記載する方法に変更しております。当連結会計年度における比較・分析は、変更後の区分に基づいて記載しております。 (公民共創事業) 公民共創事業では、自治体と民間企業をつなぐ事業として、自治体デジタルトランスフォーメーション(DX)を中心に企業の自治体向けマーケティング・販促及び各種営業支援サービスを一気通貫で展開しております。主要BtoGソリューションサービスが伸長したものの、大型案件の解約の影響もあり、売上高は前年同期並みで推移し、セグメント利益は前年同期比で微減となりました。 この結果、当連結会計年度における売上高は552,389千円(前年同期比1.1%増)、セグメント利益は163,592千円(同3.0%減)となりました。 (グローバルイノベーション事業) グローバルイノベーション事業では、日系大手企業のイノベーション創出及び企業変革を支援しております。株式会社OK Junctionの業績取り込みの影響があったものの、主力サービスである成長産業に特化した情報ポータルサイト「BLITZ Portal(ブリッツポータル)」においては、リード獲得数や商談数が想定を下回ったことにより、新規受注が鈍化いたしました。 この結果、当連結会計年度における売上高は381,454千円(前年同期比7.6%減)、セグメント利益は116,166千円(同28.5%減)となりました。 (メディアPR事業) メディアPR事業では、メディアを通じて成長企業のブランディング・マーケティング支援を行っております。「ベストベンチャーWEST100」及び『ベンチャー通信Online』が好調に推移したものの、「ベストベンチャー100カンファレンス」におけるスポンサー受注の減少により、売上高は前年同期比で微減となりました。費用面においては、人員体制の最適化により人件費が減少し、収益性が改善いたしました。 この結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は369,283千円(前年同期比1.2%減)、セグメント利益は229,836千円(同7.9%増)となりました。 (HR事業) HR事業では、企業の採用課題の解決を目的として、人材紹介や採用業務のアウトソーシングサービスなどを展開しております。主力サービスである「人材エージェントサービス」が好調に進捗したことに加え、株式会社レプセルの業績寄与により、売上高は伸長いたしました。費用面においては、同社の子会社化に伴う関連費用及び業績取込みに加え、積極的な増員に伴う採用・人件費や業務委託費、マーケティング費用などの成長投資が先行いたしました。 この結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は129,252千円(前年同期比114.6%増)、セグメント損失は71,761千円(前年同期はセグメント利益36,602千円)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比較して132,355千円減少し、1,266,800千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金は83,333千円の支出(前連結会計年度は102,216千円の収入)となりました。これは主に、法人税等の支払額99,646千円があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金は46,979千円の支出(前連結会計年度は89,280千円の支出)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入34,710千円、Ishin Global Fund Ⅰ L.P.において出資金の回収による収入5,168千円があった一方、有形固定資産の取得による支出42,038千円、敷金の差入による支出50,877千円があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金は13,174千円の支出(前連結会計年度は63,580千円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出15,402千円があったことによるものです。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 生産に該当する事項がないため、生産実績に関する記載はしておりません。 b 受注実績 受注生産を行っておりませんので、受注実績に関する記載はしておりません。 c 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売実績(千円)   前年同期比(%) 公民共創事業   552,389   1.1 グローバルイノベーション事業   381,454   △7.6 メディアPR事業   369,283   △1.2 HR事業   125,752   108.8 合計   1,428,880   2.5 (注)1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2 当連結会計年度より、報告セグメントの区分の変更を行っております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 3 前期比増減率(%)は、前年同期の数値をセグメント変更後に組み替えて算出しております。 4 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、 その割合が10%未満のため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」及び「第5経理の状況 2 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。また、連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度における売上高は1,428,880千円となり、前連結会計年度に比べ35,428千円増加(前年同期比2.5%増)いたしました。主な要因は、HR事業において、主力サービスである「人材エージェントサービス」が好調に進捗したことに加え、株式会社レプセルの業績寄与により、同事業の売上高が69,022千円増加(同114.6%増)し、全体の売上成長をけん引したことによるものであります。一方、グローバルイノベーション事業においては、情報ポータルSaaSの「BLITZ Portal」の受注鈍化により、同事業の売上高が31,521千円減少(同7.6%減)いたしました。 (売上原価及び売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は382,689千円となり、前連結会計年度に比べ52,178千円増加(前年同期比15.8%増)いたしました。主な要因は、株式会社レプセルの子会社化に伴う売上原価の増加に加え、グローバルイノベーション事業における研修サービスの拡大に伴い、業務委託費等が増加したことによるものであります。この結果、当連結会計年度における売上総利益は1,046,190千円となり、前連結会計年度に比べ16,749千円減少(同1.6%減)いたしました。 (販売費及び一般管理費、営業損益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は996,117千円となり、前連結会計年度に比べ178,292千円増加(前年同期比21.8%増)いたしました。これは主に、中期経営計画に基づくHR事業への先行投資としての採用人件費や業務委託費が増加したことに加え、本社移転関連費用及び子会社取得に伴う費用等を計上したことによるものであります。この結果、当連結会計年度における営業利益は50,072千円となり、前連結会計年度に比べ195,042千円減少(同79.6%減)いたしました。 (営業外収益、営業外費用及び経常損益) 当連結会計年度における営業外収益は20,072千円となり、前連結会計年度に比べ810千円減少(前年同期比3.9%減)いたしました。これは、前連結会計年度に計上していた持分法による投資利益が当連結会計年度において発生しなかった一方で、投資事業組合運用益が増加したことによるものであります。営業外費用は、43,877千円となり、前連結会計年度に比べ10,534千円減少(同19.4%減)いたしました。これは主に、投資事業組合運用損が減少したことによるものであります。 この結果、当連結会計年度における経常利益は26,268千円となり、前連結会計年度に比べ185,317千円減少(同87.6%減)いたしました。 (特別損益、法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額、親会社株主に帰属する当期純損益) 当連結会計年度における特別損失は23,048千円(前連結会計年度は計上なし)となりました。これは主に過年度決算訂正に係る費用の計上によるものであります。 また、法人税、住民税及び事業税に11,332千円、法人税等調整額に20,511千円を計上いたしました。 この結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は4,656千円となり、前連結会計年度に比べ172,491千円減少(前年同期比97.4%減)いたしました。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループにおける資金需要のうち主なものは、人材投資、広告宣伝費及び販売促進費等の事業成長に向けた投資資金であります。当社グループは、これらの資金需要に対する資本の財源としてこれまでは自己資金のみにて対応してまいりましたが、今後は、中期経営計画に基づき利益最大化に向けて積極的かつ規律ある戦略投資を計画しており、必要に応じて金融機関からの借入、エクイティファイナンス等による資金調達も検討し、事業規模の拡大と事業運営上必要な資金の流動性及び財源の安定的な確保を両立させていく方針です。なお、これらの資金調達方法の優先順位等に特段方針はなく、資金需要の額や使途に合わせて柔軟に検討を行う予定です。 ⑤ 経営戦略の現状と見通し 経営戦略の現状と見通しについては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ⑥ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 経営上の目標達成状況を判断するための客観的な経営指標」に記載のとおりであります。当社グループは、持続的な成長と企業価値の向上を目指しており、売上成長率、営業利益率を重要な経営指標と設定しております。

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出典

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