概要
イシン株式会社は、1999年に創刊したベンチャー業界メディア『ベンチャー通信』を源流とするサービス企業である。現在はHR事業、公民共創事業、メディアPR事業、グローバルイノベーション事業の4セグメントを展開し、2026年3月期の連結売上高は14億円、従業員数は90名、本社は東京都港区に置く。
四事業を柱とするビジネスモデル
イシングループは「HR事業」「公民共創事業」「メディアPR事業」「グローバルイノベーション事業」の4セグメントで構成される。HR事業では人材紹介、RPO(採用業務アウトソーシング)、採用CMS「HIKOMA CLOUD」を提供する。公民共創事業は自治体向けマーケティングプラットフォーム「BtoGプラットフォーム」と情報誌『自治体通信』を軸とする。メディアPR事業は『ベンチャー通信』や「ベストベンチャー100」の運営、大型カンファレンス、M&A仲介を手掛ける。グローバルイノベーション事業は成長産業に特化した情報ポータルSaaS「BLITZ Portal」やイノベーション人材研修を提供する。
国内と海外に広がる拠点と子会社
グループは当社のほか、米国子会社Ishin USA, Inc.、ケイマン諸島の投資ファンドIshin Global Fund I L.P.とその運営会社Ishin Global Fund I Limited、HR事業を担う株式会社レプセル、公民共創事業を強化する株式会社OK Junctionの5社を連結子会社とする。関連会社にはGMOベンチャー通信スタートアップ支援株式会社がある。過去にはシンガポールやイスラエルに拠点を設けたが、現在は閉鎖・清算済みである。
ストック売上とスポット売上で構成される収益構造
収益は継続的な契約から生じるSTOCK売上と都度の契約から生じるSPOT売上の二本立てである。STOCK売上はBtoGプラットフォームの月額利用料、BLITZ Portalの月額利用料、ベストベンチャー100の会員費、HIKOMA CLOUDの月額利用料などが中心。SPOT売上は人材紹介手数料、雑誌掲載料、イベント協賛金、M&A成約報酬などである。2026年3月期の連結売上高14億円のうち、営業利益は2億円、純利益は2億円と、収益性は安定している。
業界の中での役割は企業向け専門サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 公民共創事業 | 6億円 | 40.0% | 2億円 | 33.3% |
| グローバルイ ノベーション 事業 | 4億円 | 26.7% | 1億円 | 25.0% |
| メディアPR 事業 | 4億円 | 26.7% | 2億円 | 50.0% |
| HR事業 | 1億円 | 6.7% | -1億円 | -100.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01HR(人材紹介・採用支援)主力
ベンチャーから大手まで企業の採用課題を解決するため、人材紹介、RPO(採用業務代行)、採用CMSを一気通貫で提供。求職者へのキャリア支援と企業への人材紹介を行い、転職成立時や月額契約による収益を得る。
- 人材紹介サービス
- 求職者へのキャリア面談・転職支援と、企業への採用ニーズに応じた人材紹介を提供。転職成立時に紹介手数料を得るSPOT型収益。
- RPO(採用業務アウトソーシング)
- 企業の採用業務の一部または全体を代行し、採用業務の効率化を支援。月額の業務委託費用によるSTOCK型収益。
- HIKOMA CLOUD
- 採用ページ制作に特化したCMS。サイト制作・更新を支援し、コンテンツ制作や求人広告運用もサポート。月額利用料と運用手数料によるSTOCK型収益。
02公民共創(自治体向けマーケティング支援)準主力
自治体と民間企業の橋渡し役として、自治体向けのマーケティング・営業支援を一気通貫で提供。BtoGプラットフォーム、情報誌『自治体通信』、営業BPO、テレマーケティングなどを通じ、企業の自治体市場への参入を支援する。
- BtoGプラットフォーム
- 自治体職員向けWebメディア『自治体通信Online』に企業ページを開設し、ソリューション紹介やカタログ設置を可能にする。月額利用料によるSTOCK型収益。
- 自治体通信
- 自治体と企業の取り組みを紹介する情報誌。年7回発行し、全国の自治体に無料配送。企業の記事広告掲載によるSPOT売上。
- 営業BPO、テレマーケティング、ウェビナー・イベント
- 自治体向け営業の戦略立案から実行支援、架電代行、ウェビナーやイベント開催など、BtoGソリューションを提供。業務委託費やスポンサー費用を収益とする。
03メディアPR(ベンチャー向けブランディング・M&A仲介)準主力
成長ベンチャー企業向けに、メディア運営、ブランディング支援、M&A仲介を展開。『ベンチャー通信』などの記事広告や、カンファレンス開催、M&A仲介を通じて、企業の成長と企業価値向上を支援する。
- 『ベンチャー通信』/『ベンチャー通信Online』
- ベンチャー業界メディア。経営者インタビューなどの記事広告を掲載し、SEO効果も提供。掲載料によるSPOT売上とオンライン掲載料によるSTOCK売上。
- ベストベンチャー100
- 成長が期待されるベンチャー企業向けの有料会員制サービス。Webメディア掲載、カンファレンス、経営者交流会を提供し、月額会費による収益。
- M&A仲介支援
- 譲渡・買収を検討する企業に対し、候補探索からマッチング、交渉、クロージングまで支援。成約時に成約報酬を得る。
04グローバルイノベーション(大手企業の新規事業創出支援)副次
日系大手企業と国内外のスタートアップを結び、オープンイノベーションと企業変革を支援。成長産業に特化した情報提供SaaSや研修プログラム、メディア運営を通じ、新規事業開発やR&Dをサポートする。
- BLITZ Portal
- 成長産業に特化した情報ポータルSaaS。国内外の市場・スタートアップ・技術動向をレポートやデータベースで提供し、月額利用料を得る。
- イノベーション人材研修
- スタンフォード大学講師と連携したデザイン思考研修。海外・国内研修をカスタマイズ型で提供し、研修費用を得る。
- TECHBLITZ
- 世界のスタートアップエコシステムを取材・調査する無料メディア。大手企業の担当者の情報収集に活用される。
製品と技術
ベンチャー企業向けメディアとカンファレンス
メディアPR事業の中核は1999年創刊の『ベンチャー通信』とそのオンライン版「ベンチャー通信Online」である。経営者インタビューを中心とした記事広告を掲載し、SEO効果による企業ブランディングを支援する。もう一つの主力サービス「ベストベンチャー100」は有料会員制で、Web掲載のほか「ベストベンチャー100カンファレンス」や経営者交流会を開催。2025年3月期には西日本向け「ベストベンチャーWEST100カンファレンス」も開催した。これらのイベントはBtoB企業のスポンサー協賛により運営される。
自治体と企業をつなぐBtoGプラットフォーム
公民共創事業の旗艦サービスは「BtoGプラットフォーム」である。企業は自治体職員向けメディア「自治体通信Online」にアカウントページを開設し、ソリューション紹介やカタログを設置できる。また、年7回発行の情報誌『自治体通信』は全国約1,780の自治体に無料配送され、記事広告を通じて企業の事例を伝える。加えて、テレマーケティングやウェビナー、イベントといったBtoGソリューションも提供し、自治体向け営業活動を一気通貫で支援する。
採用活動を効率化するHRクラウドサービス
HR事業では、人材紹介とRPOサービスに加え、採用CMS「HIKOMA CLOUD」を提供する。これは企業の採用ページ制作に特化したCMSで、専門知識なしでサイト作成・更新が可能。カスタマーサクセスチームが改善を伴走し、求人広告の運用もサポートする。月額利用料と運用手数料がSTOCK売上となる。2025年4月からHR事業を独立セグメントとし、子会社レプセルのRPOサービスと組み合わせて採用課題解決を図る。
グローバルスタートアップ情報を提供するBLITZ Portal
グローバルイノベーション事業の核は情報ポータルSaaS「BLITZ Portal」である。日本と米国サンフランシスコを拠点に、グローバルなリサーチャーと連携し、成長産業の市場動向やスタートアップ情報を日本語レポートで提供。米Crunchbase社とライセンス契約を結び、約400万社の企業データベースを搭載する。月額利用料はID単位で課金。さらに、スタンフォード大学講師と連携したデザイン思考研修など、イノベーション人材育成プログラムも展開する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
人材サービス特化、小規模ながら高成長
中小企業向け人材派遣・紹介サービスを提供する小規模企業。売上高13億円(2024年3月期)と事業規模は小さいが、前期比+7.7%の成長を見込む。同業のジンジブ(142A)やJSH(150A)と比較して、規模は同等かやや小さい。営業利益率は2025年3月期に14.3%と高いが、2026年3月期には7.1%への低下見込みで、収益の安定性に課題。
強み
- 中小企業向けに特化した人材サービスで、きめ細かい対応が強み。
- 売上高が前期比+7.7%と増加傾向にあり、市場拡大が期待。
- 2025年3月期の営業利益率14.3%は業界平均を上回る。
- 組織が小規模で、意思決定が速く市場変化に対応しやすい。
課題
- 売上高13億円と小さく、競合との差別化が難しく価格競争に弱い。
- 2026年3月期の営業利益率が7.1%と半減する見込み。
- 人材サービスに特化しすぎで、景気変動リスクに脆弱。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がイシン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 469Aフィットクルー | 16億円 | 11.3倍 |
| 2 | 7090リグア | 15億円 | — |
| 3 | 143Aイシン | 14億円 | 286.9倍 |
| 4 | 6190フェニックスバイオ | 14億円 | 11.1倍 |
| 5 | 9250GRCS | 14億円 | — |
| 6 | 9610ウィルソン・ラーニング ワールドワイド | 14億円 | — |
| 7 | 4760アルファ | 14億円 | 8.9倍 |
| 8 | 9213セイファート | 14億円 | — |
| 9 | 9331キャスター | 14億円 | — |
| 10 | 9330揚羽 | 13億円 | — |
| 11 | 7093アディッシュ | 13億円 | 26.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
ベンチャー業界メディア創刊から法人設立まで
1999年12月、ベンチャー業界メディア『フロンティア(現ベンチャー通信)』を創刊し、メディアPR事業のサービスを開始した。その後2005年4月、東京都渋谷区神南にて株式会社幕末(資本金50万円)を設立。同年6月には成長ベンチャー企業を紹介する「ベストベンチャー100」の提供を始めた。2007年3月と11月に増資を実施し、資本金800万円とした。
商号変更と海外展開の開始
2012年12月、シンガポールに子会社Bakumatsu Holdings Pte. Ltd.とBakumatsu Singapore Pte. Ltd.を設立し、東南アジアでのメディア運営を開始。2014年8月、商号をイシン株式会社に変更し、シンガポール子会社もIshin SG Pte. Ltd.と改称。同時に大阪に西日本支店を開設。2015年7月、米国デラウェア州にIshin USA, Inc.を設立し、グローバルイノベーション事業に参入。同年11月にはケイマン諸島に投資ファンドIshin Global Fund I L.P.を設立した。
メディア多角化と自治体向け事業への参入
2009年5月、経営者向けメディア『経営者通信』を創刊。2014年9月には自治体向け情報誌『自治体通信』を創刊し、公民共創事業を開始。2016年4月、メディア広告拡販のため株式会社Nメディアを新設分割したが、2018年4月に吸収合併。2019年4月、採用CMS「HIKOMA CLOUD」の提供を開始し、イスラエルテルアビブに支店を開設したが、2020年6月に閉鎖。
HR事業への本格参入とグループ再編
2020年12月、自治体と企業の情報流通プラットフォーム「RABAN」の提供を開始。2022年4月、BtoGプラットフォームの提供を開始。2025年3月期には株式会社レプセルと株式会社OK Junctionを子会社化し、HR事業と公民共創事業の強化を図った。2022年12月にはシンガポールのCulture Connection Pte. Ltd.株式を売却し、グローバル教育事業から撤退。グループは現在5社の連結子会社体制となっている。
年表28件を開く
1990年代
- 1999年12月ベンチャー業界メディア『フロンティア(現ベンチャー通信)』を創刊(メディアPR事業のサービス開始)
2000年代
- 2005年4月創業東京都渋谷区神南にて株式会社幕末(資本金50万円)を設立
- 2005年6月商号変更成長が期待されるベンチャー企業を紹介するメディア「ベストベンチャー100」の提供を開始(2007年にベンチャー企業向けの有料会員制サービスに変更)
- 2007年3月資本金を300万円に増資
- 2007年11月資本金を800万円に増資
- 2008年8月本社を東京都港区白金台に移転
- 2009年5月経営者の“経営力”を上げる情報メディア『経営者通信』を創刊
- 2009年7月創業東京都港区白金台にて 企業向け動画サービス提供を目的として 株式会社幕末ムービーを設立
2010年代
- 2012年3月本社を東京都新宿区新宿に移転
- 2012年12月子会社管理の目的でシンガポール現地法人Bakumatsu Holdings Pte. Ltd.を設立 東南アジアでのメディア運営を目的として シンガポール現地法人Bakumatsu Singapore Pte. Ltd.を設立
- 2014年1月創業当社とGMOインターネット株式会社(現GMOインターネットグループ株式会社)、GMO VenturePartners株式会社の共同出資により、ベンチャー企業に対する投資育成を目的として GMOベンチャー通信スタートアップ支援株式会社を設立(現関連会社)
- 2014年8月商号変更イシン株式会社に商号変更 Bakumatsu Singapore Pte. Ltd.をIshin SG Pte. Ltd.に商号変更 大阪府大阪市北区に西日本支店を開設
- 2014年9月自治体の“経営力”を上げる情報メディア『自治体通信』を創刊(公民共創事業のサービス開始)
- 2015年7月商号変更アメリカでのメディア運営を目的として、アメリカのデラウェア州にIshin USA, Inc.を設立(グローバルイノベーション事業のサービス開始) (現連結子会社) Bakumatsu Holdings Pte. Ltd.をIshin Group Pte. Ltd.に商号変更
- 2015年11月東南アジア・インドのVCファンドに投資する目的で英領西インド諸島、ケイマン諸島にIshin Global Fund Ⅰ L.P.を設立(現連結子会社)ファンドを運用管理する目的で 英領西インド諸島、ケイマン諸島にIshin Global Fund Ⅰ Limitedを設立(現連結子会社)
- 2016年4月メディア広告の拡販を目的に 東京都新宿区新宿に株式会社Nメディアを新設分割
- 2016年9月株式会社幕末ムービーを清算結了
- 2017年8月Ishin SG Pte. Ltd.が グローバル教育事業の共同立ち上げを目的に、シンガポールでインターナショナルスクールの入学斡旋を行う Culture Connection Pte. Ltd.(本社:シンガポール)と資本提携
- 2018年3月Ishin Group Pte. Ltd.を清算結了
- 2018年4月M&A株式会社Nメディアを吸収合併
- 2019年4月採用オウンドメディア(注1)制作サービス「HIKOMA CLOUD」の提供を開始 イスラエルのテルアビブ市にイスラエル支店を開設
- 2019年5月企業の自治体向けの架電業務を代行する、テレマーケティングサービスの提供を開始
- 2019年10月西日本支店を閉鎖 大阪府大阪市中央区に西日本オフィスを開設
2020年代
- 2020年6月イスラエル支店を閉鎖
- 2020年12月自治体と民間企業の情報流通プラットフォーム「RABAN」の提供を開始
- 2021年4月イノベーション情報ポータル「BLITZ Portal」の提供を開始
- 2022年4月企業の自治体向けのWebマーケティングを総合的に支援する「BtoG(注2)プラットフォーム」の提供を開始
- 2022年12月Culture Connection Pte. Ltd.の全保有株式を譲渡
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2030年3月期まで45.1億円
- 営業利益2030年3月期まで9.0億円
- 営業利益率2030年3月期まで20%
- グループ売上成長率2027年3月期まで15%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
HR事業への成長投資
HR事業を高成長領域と位置付け、キャリアコンサルタント採用やマーケティング費用への積極投資により事業拡大を推進。既存顧客ネットワークやメディアアセットを活用し、独自ポジションの確立を目指す。
- 02
既存事業の支援領域拡張とソリューション開発
公民共創・メディアPR・グローバルイノベーションの各事業において、既存アセットを活用した支援領域拡張や新ソリューション開発を推進。自治体向けBPO、AI機能実装、ショート動画サービスなどで付加価値向上を図る。
- 03
M&A及び新規事業開発
M&A仲介事業の開始や子会社化を通じた既存事業とのシナジー創出を重視。成長領域における事業機会の探索・検討を継続し、中長期的な事業成長を目指す。
- 04
優秀な人材の確保・育成と組織生産性向上
多様な採用チャネル活用と教育制度・評価報酬体系の整備により人材を育成し、組織全体の生産性向上を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で90人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は531万円で、2期前と比べて+1.8%。平均年齢は34.8歳、平均勤続年数は3.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 521 | 34.7 | 3.7 | 89 | — |
| 2025年3月 | 523 | 34.4 | 3.9 | 84 | 238 |
| 2026年3月 | 531 | 34.8 | 3.9 | 90 | 111 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社6社(国内 3 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 海外Ishin USA, Inc.米国カリフォルニア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Ishin Global Fund Ⅰ Limited英国領ケイマン諸島 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Ishin Global Fund Ⅰ L.P.英国領ケイマン諸島 · 連結子会社議決権2.0%
- 国内株式会社レプセル東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社OK Junction東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内GMOベンチャー通信 スタートアップ支援 株式会社東京都渋谷区 · 持分法適用会社議決権20.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は14億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-50.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 17億円 | 14億円 |
| 営業利益 | 1億円 | 1億円 |
| 純利益 | 0億円 | 0億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
5期分
直近は2027年1Qで、売上は3億円、営業利益は0億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年2Q | 6 | 1 | 16.7 | 1 |
| 2025年4Q | 8 | 1 | 12.5 | 1 |
| 2026年2Q | 7 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 7 | 1 | 14.3 | 0 |
| 2027年1Q | 3 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2020年3月期からの7期で、売上は7億円から14億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 7 | — | 0 | — | −1 |
| 2021年3月 | 7 | — | 0 | — | 0 |
| 2022年3月 | 10 | — | 1 | — | 1 |
| 2023年3月 | 11 | — | 1 | — | 1 |
| 2024年3月 | 13 | — | 2 | — | 1 |
| 2025年3月 | 14 | 2 | 2 | 14.3 | 2 |
| 2026年3月 | 14 | 1 | 0 | 7.1 | 0 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高14億円のうち、営業利益として残るのは1億円で7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金28.6%4億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金71.4%10億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2026年3月期は営業CFが−1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は13億円で、売上の11.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 8 |
| 2023年3月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 9 |
| 2024年3月 | 2 | 0 | 2 | 2 | 13 |
| 2025年3月 | 1 | −1 | 1 | 0 | 14 |
| 2026年3月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 13 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2026年3月期の総資産は21億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は57.7%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 5 | 3 | 2 | 57.8 |
| 2021年3月 | 6 | 3 | 3 | 53.0 |
| 2022年3月 | 13 | 9 | 4 | 35.6 |
| 2023年3月 | 16 | 12 | 4 | 35.9 |
| 2024年3月 | 20 | 15 | 5 | 47.4 |
| 2025年3月 | 22 | 17 | 5 | 55.2 |
| 2026年3月 | 21 | 17 | 4 | 57.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で534社中235位あたり、逆に低いのはROEで534社中493位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥700で、1年前と比べて-31.6%。過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 286.9倍 |
| PER (会社予想) | 40.9倍 |
| PBR | 1.11倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は6月末から7月初旬にかけて646円から733円まで上昇しましたが、その後は一転して調整基調となり、直近8月4日には686円まで下落しました。前日比で1.44%安となり、1ヶ月でも6.16%下落しています。52週高値1146円からは約40%低い水準にあり、52週安値621円からは約10%高い位置です。25日移動平均線(701.96円)を下回っており、短期的な弱気シグナルが確認できます。出来高は7月29日に10300株と突出しており、この日の下落が売り圧力の強さを示しています。一方、直近の出来高は100株から300株と低調で、様子見姿勢が続いています。週足では6月中旬の646円から上昇基調でしたが、直近の下落でその勢いは失速しています。年初来で34.79%下落しており、中長期的には下降トレンドが続いていると判断できます。RSIは43.36と中立圏にあり、過熱感はありません。全体的に、短…
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)。
PERが285.83倍と業界平均の22.49倍を大幅に上回り、極端に割高。PBRは1.08倍と割安感はあるが、ROEが0.4%と極めて低く、収益性が乏しい。配当利回り・配当性向はデータなしで、株主還元が不透明。同業界平均と比べてもPERの乖離が大きく、業績は小幅ながら増収基調だが、2026年3月期の純利益が0億円とほぼ横ばいで、成長性も見込めない。総合的に割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 286.9倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 40.9倍 | — |
| PBR | 1.11倍 | 3.51倍 |
| ROE | 0.4% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
情報が乏しく、事業内容や競争環境が不透明である。強気派は、今後の成長可能性や新規サービスへの期待から投資するだろう。一方、弱気派は、業績不振と情報開示の少なさを懸念する。PERが285倍と非常に高く、市場は将来成長を織り込んでいるが、その実現性は不確実である。
- 将来成長への期待
PERは極めて高いが、それだけ市場が成長を期待している証拠とも言える。
- 小規模ゆえの高成長余地
売上高14億円と小さく、成長余地が大きいとみる向きもある。
- 新規分野の開拓
サービス業として新たな需要を掘り起こす可能性がある。
- 2025年3月期に営業利益率14.29%達成の収益力継続影響中
売上高14億円で営業利益2億円。利益率14.29%は規模を考慮すると高い
- 2026年3月期純利益0億円と赤字回避通年影響弱
純利益は2億円から0億円に減るが赤字には転落しない。財務が毀損しない
- PBR1.08倍と純資産裏付けで下値不安は小さい継続影響中
PBR1.08倍。時価総額13億円に対し純資産約12億円。資産価値が株価を支える
- 1年で34.79%下落し売られ過ぎ感不定影響弱
下落率34.79%。時価総額13億円の小型株で買い戻し余地
- 業績の不安定さ
営業利益率が14%から7%に低下し、純利益もほぼゼロで収益性が悪化。
- 情報開示の乏しさ
事業内容や経営計画が不透明で、投資判断が困難。
- 株価下落の継続
1年で株価が34.8%下落しており、信用を失っている可能性がある。
- 2026年3月期営業利益1億円と前期比半減通年影響中
営業利益2億円→1億円と50%減少。営業利益率も14.29%→7.14%に低下
- 売上高14億円と横ばいで成長が停滞通年影響中
売上高は13億円→14億円→14億円と増加が止まった。今後の拡大が見込めない
- PER285.8倍と実質評価不能な水準継続影響強
PER285.83倍。純利益0億円予想では収益力に見合わない
- 無配で株主還元が期待できない継続影響弱
配当利回りはデータなしで無配。株主への利益還元がなく投資妙味が薄い
- 売上高成長率
- 事業拡大の有無を測る基本的な指標。
- 営業利益率
- 収益性の改善を確認するため。
- 情報開示の充実度
- 上場企業としての信頼性と透明性を評価するため。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,011人。区分でいちばん多いのは個人・その他で50.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.2%を占め、残る56.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 45.1 | 50.4 | 50.5 |
| 事業法人 | 42.0 | 41.0 | 43.2 |
| 証券会社 | 10.3 | 6.5 | 4.2 |
| 外国法人 | 1.9 | 1.6 | 1.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.3 | 0.2 |
| 金融機関 | 0.7 | 0.3 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社Bright Stone | 39.32 |
| 02 | 明石 智義 | 22.36 |
| 03 | 株式会社Enjin | 3.10 |
| 04 | 岡田 賢次 | 2.87 |
| 05 | 村口 和孝 | 2.86 |
| 06 | 片岡 聡 | 1.66 |
| 07 | 新江 学 | 1.45 |
| 08 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 1.31 |
| 09 | 山本 一翔 | 1.19 |
| 10 | 松本 大 | 1.10 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-25明石 智義変更報告22.36%-1.13pt
- 2026-05-22明石 智義新規の大量保有報告22.36%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で+100%、1株純資産は7期で−96%。直近期のROEは0.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | −3,415 | 17,532 | −17.8 | — |
| 2021年3月 | 983 | 18,359 | 5.5 | — |
| 2022年3月 | 61 | 297 | 23.0 | — |
| 2023年3月 | 52 | 358 | 15.9 | — |
| 2024年3月 | 79 | 514 | 16.6 | 24.2 |
| 2025年3月 | 93 | 627 | 16.5 | 9.9 |
| 2026年3月 | 2 | 630 | 0.4 | 302.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額72百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 明石智義 | 代表取締役 会長 | 47 | 1,192,200 |
| 西中大史 | 代表取締役 社長 | 38 | — |
| 吉川慶 | 取締役 | 44 | — |
| 田中真衣 | 取締役 監査等委員 | 43 | — |
| 郭翔愛 | 取締役 監査等委員 | 48 | — |
| 岩城英史 | 取締役 監査等委員 | 45 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 57 | 57 | 11 |
| 監査等委員 | 3 | 9 | 9 | 3 |
| 監査役 | 1 | 2 | 2 | 2 |
| 取締役(社内) | 2 | 2 | 2 | 1 |
| 社外監査役 | 2 | 2 | 2 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,429字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,679字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,425字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,155字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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