概要
ウィルソン・ラーニング ワールドワイドは、1981年に米国ウィルソン・ラーニング社の日本子会社として設立され、1991年に自ら親会社を買収した人材育成企業である。企業内教育研修プログラムの開発・販売を核とし、2026年3月期の連結売上高は約19億円、グループ従業員数は69名。日本、北米、欧州、アジアパシフィックに拠点を持つ。
人材開発コンサルティングを主軸とする事業構造
グループの事業は、人材開発・組織開発のためのコンサルティングとソリューションの開発・提供を内容とするHRD事業に集約される。事業は、当社、ウィルソン・ラーニング コーポレーション(米国)など子会社9社、関連会社2社で構成される。研修プログラムの基礎開発研究は米国子会社が担い、各国の子会社や代理店を通じて販売し、ロイヤリティ収入を得る構造である。売上高の約2.3倍が連結売上高となる。
地域別の収益構成と変調する海外拠点
2026年3月期のセグメント別売上高は、日本8億4千2百万円、北米11億2千2百万円、欧州0円(事業移管済み)、中国1千万円、アジアパシフィック1億6千4百万円。北米が連結売上の約58%を占める最大市場である。欧州事業は2024年8月に米国子会社へ移管し営業を一元化した。中国の現地法人は2024年3月に解散・清算を決議し、清算手続き中である。インド子会社は2026年3月期に売上高が前期比70%増と成長した。
長期にわたる収益悪化と財務制約
連結売上高は2013年3月期の32億円をピークに漸減し、2021年3月期には15億円まで落ち込んだ。2020年3月期以降は毎期親会社株主に帰属する当期純損失を計上、2026年3月期の営業損失は7千万円、純損失は1億4千万円である。営業損失は前期比で3億2千3百万円改善したが、資本面では運転資金調達の見通しが立っておらず、金融機関からの新たな資金調達は未確約である。
新ビジョン「L×ETC構想」による再建路線
2025年8月、成長モデルとして『L×ETC構想』を発表。従来の基軸ビジネス「Learning」に「Education」「Technology」「Consulting」を加え、時価総額100億円企業を目指す。2026年2月には米国アリゾナ州立大学サンダーバード・グローバル経営大学院と戦略的パートナーシップ(MSA)を締結し、グローバル人材育成分野で共同プログラムを開発する。また、Brandon Hall Group HCMアワードでの金賞・銀賞受賞、Training Industry Top 20への連続選出など外部評価も得ている。
業界の中での役割は企業内教育サービスを提供する会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 北米 | 11億円 | 57.9% | — | — |
| 国内 | 7億円 | 36.8% | — | — |
| アジア・パシフィック | 1億円 | 5.3% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01企業研修主力
企業向けに人材開発・組織開発のためのコンサルティングと研修プログラムを提供。また、研修プログラムの基礎開発研究を米国子会社で行い、世界的に展開。
知的所有権(研修プログラムの著作権)を保有
- 人材開発研修プログラム
- リーダーシップ、マネジメント、コミュニケーションなど、企業の従業員向け研修プログラム。著作権で保護された独自のカリキュラム。
- 組織開発ソリューション
- 組織の課題解決を支援するコンサルティングサービス。
製品と技術
リーダーシップとセールス研修を中核とするプログラム群
グループが提供する研修プログラムは、リーダーシップ育成、セールストレーニング、カスタマーサービス、チェンジマネジメントなど多岐にわたる。2025年にはBrandon Hall Group HCMアワードで「最優秀顧客向けトレーニングプログラム」部門金賞、「現場リーダー向け最優秀育成プログラム」部門銀賞を受賞。Training Industry.comの「セールス・トレーニング企業トップ20」に18年連続、「リーダーシップ・トレーニング企業トップ20」に17年連続選出されている。
サンダーバード経営大学院との共同プログラム開発
2026年2月、米国トップビジネススクールであるアリゾナ州立大学サンダーバード・グローバル経営大学院と戦略的パートナーシップ(MSA)を締結。グローバル人材育成分野での共同プログラム開発を開始した。これにより、顧客企業の経営層が関心の高い国際経営スキル研修の提供が可能となり、差別化要因と位置付けている。
リサーチ開発とグローバル統一プログラムの仕組み
研修プログラムの基礎研究は、米国ミネソタ州のウィルソン・ラーニング リサーチ アンド ディベロップメント コーポレーションが行う。ここで開発されたプログラムはグループ全体で共有され、各国の文化や言語にカスタマイズされて提供される。また、代理店経由の販売ではロイヤリティ収入を得るモデルをとっており、知的所有権を活用したビジネスが収益基盤の一部である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 企業研修知的所有権(研修プログラムの著作権)を保有
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
企業研修で国内実績、赤字続く
ウィルソン・ラーニング・ワールドワイドはサービス業に属し、企業向け研修サービスを提供しています。同業他社にはジンジブやイシンなどがありますが、同社はグローバルな研修プログラムで知名度があります。しかし、業績は低迷しており、売上高は2024年3月期の18億円から2025年には17億円、2026年には19億円と小規模で、営業損益は2025年に▲23.53%、2026年には▲5.26%と赤字が続いています。需要が競争環境や経済状況に左右されやすく、収益改善が急務です。
強み
- 世界的に認知された研修プログラムを提供している。
- リーダーシップ育成など専門分野に強みを持つ。
- 売上高が20億円前後で推移し、一定の需要がある。
課題
- 営業赤字が続き、収益改善が急務である。
- 研修市場は競争が激しく、差別化が難しい。
- 企業の研修予算が景気に影響されやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がウィルソン・ラーニング ワールドワイド
時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7074トゥエンティーフォーセブンホールディングス | 16億円 | — |
| 2 | 469Aフィットクルー | 16億円 | 11.3倍 |
| 3 | 7090リグア | 15億円 | — |
| 4 | 9610ウィルソン・ラーニング ワールドワイド | 14億円 | — |
| 5 | 6190フェニックスバイオ | 14億円 | 11.1倍 |
| 6 | 9250GRCS | 14億円 | — |
| 7 | 143Aイシン | 14億円 | 286.9倍 |
| 8 | 4760アルファ | 14億円 | 8.9倍 |
| 9 | 9213セイファート | 14億円 | — |
| 10 | 9331キャスター | 14億円 | — |
| 11 | 9330揚羽 | 13億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 27件
米国親会社の日本子会社として設立された1981年
1981年12月、資本金4千万円で日本ウィルソン・ラーニング株式会社を東京都港区に設立。翌1984年に大阪支店、1985年に名古屋支店、1987年に福岡に合弁会社九州ウィルソンラーニングを設置し、国内の営業拠点を拡大した。1986年には開発センターを新宿区に設置し、研修プログラムの自社開発体制を整えた。
米国親会社を買収しグローバル統括へ転じた1991年
1991年3月、日本法人が米国ウィルソン・ラーニング社を買収し、同社の知的所有権(研修プログラムの著作権等)を取得。買収に伴い米国に新会社ウィルソン・ラーニング コーポレーションを設立し、以降は日本法人がグループ全体を統括する構造となった。同時に本社を千代田区に移転し、開発・リサーチ部門も集約した。
株式上場と多国籍展開の加速した1995〜2002年
1995年3月、日本証券業協会に店頭登録。1996年に米国子会社を完全子会社化し、南アフリカ、香港に進出。1998年商号をウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社に変更。2001年にはドイツに子会社を設立し、プライバシーマーク認定を取得。2002年にはイギリス、スペイン、南アフリカ、オーストラリア、シンガポールの子会社を直接子会社化し、グローバル展開を固めた。
新興国への進出とCC事業撤退の2002〜2010年
2002年に中国(北京)に現地法人を設立。2004年にジャスダック証券取引所に上場。2007年インド、2008年フランスに進出。2010年、CC事業(コールセンター関連事業と推定)を株式会社ワークス・ジャパンへ事業譲渡し、HRD事業への集中を図った。同年に大阪証券取引所JASDAQへ移行。
売上減少と連続赤字に陥った2013〜2020年
2013年3月期の連結売上高32億円から漸減傾向が続き、2020年3月期には24億円に減少。営業利益は非開示だが、2019年3月期に純損失1億円を計上後、2020年3月期には8億円の大幅純損失となった。以降、収益改善が急務となり、グループ再編の検討が始まる。
欧州移管・中国清算・インド成長の2020〜2026年
2021年3月期売上高は15億円まで落ち込む。欧州事業を2024年8月に米国子会社へ移管し、営業の一元化と経費削減を進めた。中国法人は2024年3月に解散・清算決議。インド子会社は営業体制増強により2026年3月期に売上高が前期比70%増と回復。2026年3月期の連結売上高は19億円に回復したが、純損失1億4千万円と赤字は継続している。
年表27件を開く
1980年代
- 1981年12月創業日本ウィルソン・ラーニング株式会社(資本金40,000千円)を東京都港区に設立。
- 1984年2月大阪支店を大阪市西区に設置。
- 1985年7月名古屋支店を名古屋市中村区に設置。
- 1986年1月開発センターを東京都新宿区に設置。
- 1987年11月福岡市博多区に麻生セメント株式会社との合弁会社九州ウィルソンラーニング株式会社を設立。
- 1988年7月営業部門を東京都港区より東京都渋谷区へ移転し、あわせて表参道ラーニングセンターを設置。開発センターを東京都新宿区より東京都港区へ移転。
1990年代
- 1991年3月創業本社機構、開発部門、リサーチ部門を東京都港区より東京都千代田区へ移転し、営業部門を東京都渋谷区より移転し、あわせて二番町ラーニングセンターを新設。なお、東京都港区の旧本社を青山ラーニングセンターに改組。米国ウィルソン・ラーニング社を買収し、米国ミネソタ州イーデン・プレーリー市にウィルソン・ラーニング リサーチ アンド ディベロップメント コーポレーション(現ウィルソン・ラーニング ワールドワイド インク)及びウィルソン・ラーニング コーポレーションを設立。
- 1995年3月日本証券業協会に株式を店頭登録。
- 1995年6月本社を東京都港区より東京都千代田区へ移転。
- 1996年4月ウィルソン・ラーニング コーポレーション(米国)の他の株主より株式を取得し、100%子会社とする。南アフリカにおいて、ウィルソン・ラーニング コーポレーション(米国)の100%子会社であるウィルソン・ラーニング サザン アフリカ C.C.を設立。
- 1996年9月九州ウィルソンラーニング株式会社に対する当社の出資比率が55%となり、子会社となる。
- 1997年4月創業香港において、当社100%出資によるウィルソン・ラーニング チャイナ リミテッドを設立。
- 1998年3月創業商号をウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社に変更。当社49%、米国ガートナー・グループ社51%出資により、ウィルソン・ガートナーグループ株式会社(現ウィルソン・ネットジィ株式会社)を東京都千代田区に設立。
- 1999年3月スペインにおいて、ウィルソン・ラーニング コーポレーション(米国)の100%子会社であるウィルソン・ラーニング S.A.を設立。
2000年代
- 2001年4月ドイツにおいて、当社の子会社ウィルソン・ラーニング ヨーロッパ LTD.(イギリス)を通じて、ウィルソン・ラーニング GmbH.を100%出資により設立。
- 2001年7月ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社が、「プライバシーマーク」の認定(日本国内)を受ける。
- 2002年3月ウィルソン・ラーニング ヨーロッパ LTD.(イギリス)、ウィルソン・ラーニング S.A.(スペイン)、ウィルソン・ラーニング サザン アフリカ C.C.(南アフリカ)、ウィルソン・ラーニング オーストラリア PTY LTD.及びウィルソン・ラーニング アジア PTE LTD.(シンガポール)に対する当社の出資比率を100%とし、直接子会社とする。
- 2002年8月中国において、当社の子会社ウィルソン・ラーニング チャイナ リミテッド(香港)を通じて、展智(北京)企業管理諮詢有限公司(中国)を100%出資により設立。
- 2003年11月名古屋支店を名古屋市中村区より名古屋市中区へ移転。
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
- 2005年5月本社を東京都千代田区より東京都中央区へ移転。
- 2006年10月ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社が、「ISMS」の認定(本社及び各支店)を受ける。
- 2007年10月創業インドにおいて、当社100%出資によるウィルソン・ラーニング インド PVT.LTD.を設立。
- 2008年9月フランスにおいて、当社100%出資によるウィルソン・ラーニング フランスを新規取得。
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。
- 2010年8月本社を東京都中央区より東京都港区へ移転。
- 2010年9月CC事業を株式会社ワークス・ジャパンへ事業譲渡。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
L×ETC構想による成長
従来のLearning事業にEducation、Technology、Consultingを組み合わせた『L×ETC構想』を推進し、「学びの未来」を創造する。時価総額100億円企業を目指す。
- 02
グローバル営業体制の強化
米国とインドの営業体制を強化し、グローバル企業への営業リーチを拡大する。また、利益率の高いライセンス型案件の提案と代理店との連携強化に注力する。
- 03
収益構造改革の継続
欧州事業の米国移管やオフィススペース削減などの構造改革を継続し、コスト削減と収益改善を進める。
- 04
マーケティング強化
Webマーケティングやイベント出展を強化し、リード獲得を増加させる。また、サンダーバード大学院との提携商品販売など、経営層向けの提案を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で69人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は644万円で、9期前と比べて−8.7%。平均年齢は54.1歳、平均勤続年数は17.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 126 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 128 | — |
| 2019年3月 | 705 | 46.8 | 15.5 | 129 | — |
| 2020年3月 | 657 | 46.8 | 15.5 | 125 | — |
| 2021年3月 | 638 | 46.8 | 15.5 | 108 | — |
| 2022年3月 | 612 | 50.5 | 18.0 | 90 | — |
| 2023年3月 | 566 | 51.9 | 19.7 | 88 | — |
| 2024年3月 | 623 | 52.7 | 19.3 | 85 | — |
| 2025年3月 | 640 | 53.7 | 18.7 | 74 | −541 |
| 2026年3月 | 644 | 54.1 | 17.7 | 69 | −145 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社17社(国内 7 / 海外 10) を有報から抽出しています。
- 海外ウィルソン・ラーニング コーポレーション ※1米国 ミネソタ州議決権100.0%
- 海外ウィルソン・ラーニング コーポレーション ※1米国 ミネソタ州議決権100.0%
- 国内ウィルソン・ラーニング ヨーロッパ LTD.※1イギリス ロンドン市議決権100.0%
- 国内ウィルソン・ラーニング ヨーロッパ LTD.※1イギリス ロンドン市議決権100.0%
- 国内ウィルソン・ラーニング ヨーロッパ LTD.※1イギリス ロンドン市議決権100.0%
- 海外ウィルソン・ラーニング GmbH.ドイツ シュツットガルト市議決権100.0%
- 海外ウィルソン・ラーニング フランスフランス パリ市議決権100.0%
- 国内ウィルソン・ラーニング S.A.スペイン マドリッド市議決権100.0%
- 国内ウィルソン・ラーニング S.A.スペイン マドリッド市議決権100.0%
- 海外ウィルソン・ラーニング チャイナ リミテッド中国 香港議決権100.0%
- 海外ウィルソン・ラーニング チャイナ リミテッド中国 香港議決権100.0%
- 海外展智(北京)企業管理諮詢有限公司中国 北京市議決権100.0%
残りのグループ会社5社を開く
- ウィルソン・ラーニング アジア PTE LTD.シンガポール シンガポール市100%
- ウィルソン・ラーニング インド PVT.LTD.インド ニューデリー市100%
- ウィルソン・ネットジィ㈱東京都 中央区49%
- ウィルソン・ネットジィ㈱東京都 中央区49%
- サイアム ウィルソン・ラーニング カンパニー リミテッドタイ バンコク市30%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は19億円、営業利益は-1億円。前期と比べると増収で、売上が+11.8%。
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は4億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 12 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 4 | −2 | −50.0 | −2 |
| 2024年2Q | 4 | −1 | −25.0 | −1 |
| 2024年3Q | 5 | −1 | −20.0 | −1 |
| 2024年4Q | 5 | — | — | −1 |
| 2025年2Q | 9 | −2 | −22.2 | −2 |
| 2025年4Q | 8 | −2 | −25.0 | −2 |
| 2026年2Q | 10 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 9 | −1 | −11.1 | −1 |
| 2027年1Q | 4 | −1 | −25.0 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は32億円から19億円へ59%に減った。直近期の営業利益率は-5.3%。純利益は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 32 | — | 3 | — | 3 |
| 2014年3月 | 30 | — | 2 | — | 2 |
| 2015年3月 | 32 | — | 1 | — | 4 |
| 2016年3月 | 34 | — | 2 | — | 0 |
| 2017年3月 | 35 | — | 3 | — | 1 |
| 2018年3月 | 35 | — | 2 | — | 1 |
| 2019年3月 | 31 | — | 0 | — | −1 |
| 2020年3月 | 24 | — | −5 | — | −8 |
| 2021年3月 | 15 | — | −8 | — | −6 |
| 2022年3月 | 18 | — | −5 | — | −3 |
| 2023年3月 | 25 | — | 0 | — | 0 |
| 2024年3月 | 18 | — | −5 | — | −5 |
| 2025年3月 | 17 | −4 | −4 | −23.5 | −4 |
| 2026年3月 | 19 | −1 | −1 | −5.3 | −1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高19億円のうち、営業利益として残るのは-1億円で-5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-5.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金26.3%5億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金78.9%15億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-5.3%-1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「現金積み上げ型」にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも。期末の手元現金は3億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3 | 0 | 1 | 3 | 12 |
| 2014年3月 | 0 | 1 | 2 | 1 | 15 |
| 2015年3月 | 1 | 1 | −1 | 2 | 17 |
| 2016年3月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 17 |
| 2017年3月 | 1 | −1 | 0 | 0 | 17 |
| 2018年3月 | 0 | 1 | 0 | 1 | 17 |
| 2019年3月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 19 |
| 2020年3月 | −2 | −1 | −1 | −3 | 14 |
| 2021年3月 | −5 | 0 | 1 | −5 | 11 |
| 2022年3月 | −5 | 1 | 0 | −4 | 8 |
| 2023年3月 | −1 | 0 | −1 | −1 | 7 |
| 2024年3月 | −4 | 0 | 1 | −4 | 4 |
| 2025年3月 | −3 | 0 | 1 | −3 | 2 |
| 2026年3月 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は14億円。このうち返さなくてよい自己資本が8億円で、自己資本比率は54.8%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 26 | 15 | 11 | 59.3 |
| 2014年3月 | 30 | 19 | 11 | 64.7 |
| 2015年3月 | 35 | 25 | 10 | 70.8 |
| 2016年3月 | 35 | 24 | 11 | 69.8 |
| 2017年3月 | 35 | 26 | 9 | 73.1 |
| 2018年3月 | 36 | 26 | 10 | 72.2 |
| 2019年3月 | 35 | 26 | 9 | 73.2 |
| 2020年3月 | 25 | 17 | 8 | 66.4 |
| 2021年3月 | 21 | 11 | 10 | 53.0 |
| 2022年3月 | 18 | 10 | 8 | 54.8 |
| 2023年3月 | 21 | 11 | 10 | 52.2 |
| 2024年3月 | 18 | 9 | 9 | 48.1 |
| 2025年3月 | 15 | 7 | 8 | 46.0 |
| 2026年3月 | 14 | 8 | 6 | 54.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中185位あたり、逆に低いのはROEで534社中519位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥123で、1年前と比べて-45.6%。過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 2.08倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月17日に9.43%下落し96円。7月13日に119円をつけた後、徐々に下落基調。1カ月で18.64%下落し、25日線(110円)を大きく下回る。52週安値87円に接近し、下値不安が強い。出来高は8月17日に36万株と急増し、売りが加速。RSI24.3と売られ過ぎ圏だが、流れは弱い。底打ちには時間を要する。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
PERが算出不能で収益力が不透明な一方、PBRは1.48倍と同業界平均の3.23倍を大きく下回り、資産価値からは割安感がある。しかしROEは-19.1%と大幅な赤字で、直近3期連続で最終赤字が続き、業績回復は見られない。配当利回りは無配で、業界平均の2.64%と比較して株主還元が乏しい。収益性の低さを考慮すると、資産価値の安さだけで判断するのは危険で、現状はやや割高と評価。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 2.08倍 | 3.51倍 |
| ROE | -19.1% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
企業の人材投資は重要なテーマである一方、競合の多い研修市場で差別化が難しい。強気派は、新サービスや海外事業の成長で収益改善する可能性を指摘する。弱気派は、売上減少と赤字継続により事業の持続性に疑問を投げかける。直近の業績は減収で、赤字幅は縮小傾向にある。今後の焦点は、収益の安定化と成長戦略の実行力が問われる。
- 赤字縮小の兆し
2025年3月期の営業赤字率は23.5%から5.3%に縮小し、改善傾向にある。
- 人材投資の需要
企業のDXやリスキリング需要は中長期的に拡大する可能性がある。
- 成長投資の効果
新規事業への投資が功を奏する可能性があり、今後の収益化に期待。
- 営業損失が4億円から1億円に縮小通年影響強
2026/3期営業損失1億円(前期比3億円改善)
- 売上高が17億→19億円に増収通年影響中
2026/3期売上高19億円(前期比11.8%増)
- 営業損失率が-23.53%→-5.26%継続影響中
営業利益率のマイナス幅が18.27ポイント縮小
- 最終赤字幅が4→1億円に縮小通年影響弱
純損失1億円(前期比3億円改善)
- 売上の減少
売上高は2023年3月期の25億円から2025年3月期に17億円と減少。
- 継続的な赤字
営業利益は赤字で、早期の黒字化が必要。
- 競争激化
研修市場は参入が容易で、価格競争に陥りやすい。
- 営業赤字が2期連続で継続通年影響強
2025/3期・2026/3期とも営業損失、黒字転換時期は不明
- ROE-19.1%と資本毀損続く継続影響中
自己資本利益率がマイナス19.1%、資本減少が止まらない
- 売上高が前期まで2期連続減収通年影響中
2024/3期18億円、2025/3期17億円と減少
- 時価総額11億円の超小型株継続影響弱
時価総額11億円、1年前比-14.17%、売買が薄い
- 売上高推移
- 事業の縮小が続くかどうかを確認。
- 営業利益率
- 収益改善の進捗を示す。
- 契約顧客数
- 顧客基盤の安定性を測る。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,545人。区分でいちばん多いのは個人・その他で68.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が16.1%を占め、残る83.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 61.8 | 62.0 | 55.0 | 58.8 | 59.6 | 68.3 |
| 事業法人 | 28.1 | 28.0 | 30.7 | 25.8 | 17.0 | 15.9 |
| 証券会社 | 4.6 | 5.8 | 8.5 | 11.1 | 15.1 | 9.9 |
| 外国法人 | 2.2 | 0.9 | 2.4 | 0.9 | 3.6 | 5.4 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.3 | 0.4 | 0.3 |
| 金融機関 | 3.3 | 3.3 | 3.2 | 3.0 | 4.3 | 0.2 |
| 自己株式 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 根岸 正州 | 8.61 |
| 02 | 株式会社マネジメントベース | 7.17 |
| 03 | 飯塚 健 | 4.30 |
| 04 | 奥津 泰彦 | 4.19 |
| 05 | 株式会社ベルシステム | 3.73 |
| 06 | 株式会社DKマネジメント | 3.59 |
| 07 | 渡辺 誠 | 3.50 |
| 08 | 楽天証券株式会社共有口 | 3.18 |
| 09 | 田島 大輔 | 2.60 |
| 10 | 山下 博 | 2.51 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−122%、1株純資産は14期で−78%。直近期のROEは-19.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 64 | 319 | 22.9 | 7.8 |
| 2014年3月 | 47 | 374 | 13.9 | 6.5 |
| 2015年3月 | 87 | 484 | 20.3 | 4.5 |
| 2016年3月 | 3 | 470 | 0.6 | 102.6 |
| 2017年3月 | 29 | 497 | 5.9 | 11.5 |
| 2018年3月 | 23 | 508 | 4.7 | 15.7 |
| 2019年3月 | −15 | 501 | −3.0 | — |
| 2020年3月 | −161 | 327 | −38.8 | — |
| 2021年3月 | −122 | 213 | −45.2 | — |
| 2022年3月 | −60 | 192 | −29.6 | — |
| 2023年3月 | −5 | 215 | −2.5 | — |
| 2024年3月 | −85 | 134 | −52.6 | — |
| 2025年3月 | −55 | 87 | −49.6 | — |
| 2026年3月 | −14 | 69 | −19.1 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額35百万円。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 根岸正州 | 代表取締役社長 | 48 | 960,000 |
| 児島研介 | 取締役 | 63 | 2,000 |
| デイビッド・イエスフォード | 取締役 | 63 | — |
| 本田宏文 | 取締役 | 61 | — |
| 菊川淳 | 取締役 | 50 | — |
| 杉本有輝 | 社外取締役 | 35 | — |
| 伊藤正喜 | 社外取締役 | 47 | — |
| 石川ゆり | 常勤監査役 | 41 | — |
| 稲垣誠二 | 監査役 | 49 | — |
| 黒石匡昭 | 監査役 | 65 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 20 | 20 | 5 |
| 社外取締役 | 4 | 10 | 10 | 3 |
| 監査役 | 1 | 5 | 5 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容838字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,382字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,371字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,975字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第45期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-30
- 半期報告書半期報告書-第45期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第44期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第44期(2024/04/01-2025/03/31)2024-12-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第43期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第43期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第43期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第43期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第42期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-15
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