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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

リグア

7090 · Growth · サービス業

接骨院の経営課題を解決するトータルサポートを強みに、保険代理店や金融仲介も手がけるウェルネス総合企業。

概要

リグアは2004年創業の接骨院向けサービス企業である。ウェルネス事業とファイナンシャル事業の2軸で展開し、接骨院の経営課題に対するソリューションを提供する。2026年3月期の連結売上高は24億円、従業員数は129名。東京証券取引所グロース市場に上場している。

接骨院経営を支える2つの事業セグメント

リグアグループは「からだ」の不安を解消するウェルネス事業と「おかね」の不安を解消するファイナンシャル事業を展開する。ウェルネス事業では、接骨院向けにソフトウェア、機材・消耗品、コンサルティング、請求代行、健康サポート(IFMC.)を提供する。ファイナンシャル事業では、保険代理店、経営支援・手数料、金融商品仲介業(2025年8月に株式譲渡)を行う。両事業で接骨院の売上増加や事務負担軽減、資金調達など多様なニーズに応える。

全国5,550院との取引実績を持つ営業基盤

2026年3月末時点で、リグアグループと取引実績のある接骨院は5,550院に達する。全国の接骨院数は約50,924院であり、取引シェアは約11%である。新型コロナウイルス禍で減少した柔道整復療養費を背景に、接骨院の経営課題は深刻化しており、リグアはコンサルティングやIFMC.製品で差別化を図る。取引実績は2022年3月末の4,020院から増加傾向にある。

グループ再編と事業ポートフォリオの変遷

リグアグループは連結子会社5社で構成される。2024年5月には主力システム「Ligoo POS & CRM」と「レセONE」を株式会社スマレジに譲渡し、ソフトウェア事業から一部撤退した。2025年8月にはFPデザイン株式会社の保険代理店・経営支援事業を新設会社に承継し、金融商品仲介業(IFA)を展開していた株式会社FPデザインの全株式を譲渡。グループ内再編によりファイナンシャル事業の黒字転換を目指す。

業界の中での役割は接骨院経営支援サービスと保険販売のプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
24億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-4.2%
純利益
-2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ウェルネス事業18億円75.0%
ファイナンシャル事業6億円25.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01接骨院・整骨院主力

接骨院の経営・運営課題へのソリューションを提供。ソフトウェア、医療機器・消耗品、コンサルティング、請求代行、健康サポート製品などを展開。

主な製品・サービス4
EMS-indepth-
電気刺激でインナーマッスルを運動させる装置。接骨院の自費施術の健康増進メニューとして販売。
トムソンベッド
骨盤や背骨の歪みを調整する油圧電動式の施術台。施術時間の短縮に貢献。
Inject Energy
高電圧で深部を刺激し疼痛緩和や筋萎縮改善に用いる低周波治療器。
IFMC.(Dr.Supporter等)
ナノミネラル結晶体を特殊加工した繊維で血行促進や疲労回復等が期待できる健康サポート製品。

02保険・金融準主力

保険代理店として生命保険・損害保険の募集を行うほか、財務コンサルティングやM&A仲介などの経営支援を提供。金融商品仲介(IFA)は2025年7月まで展開。

主な製品・サービス2
保険代理店サービス
生命保険会社23社、損害保険会社9社と委託契約を結び、各種保険の募集・提案を行う。
経営支援サービス
財務コンサルティングやM&A仲介を中心とした事業会社向けの経営支援。

製品と技術

IFMC.を用いた健康サポート製品群

IFMC.(集積機能性ミネラル結晶体)は、ナノメートルレベルのミネラル結晶体で、血中一酸化窒素(NO)に作用し血行促進や疲労回復などの効果が期待される。リグアは自社ブランド「Dr.Supporter」「My.Supporter」「SLEEPINSTANT」を展開し、接骨院を通じて販売している。ECサイト「Dr.Supporter for Members」も運営。2026年3月末の導入院数は2,035院に達する。他社ブランドとのコラボレーションも進め、用途拡大を図る。

接骨院向け医療機材:EMS-indepth-、Inject Energy、トムソンベッド

機材事業では3つの医療機器を提供する。EMS-indepth-は電気的筋肉刺激装置で、インナーマッスルを鍛えられる。Inject Energyは150Vを超える高電圧低周波治療器で、疼痛軽減や筋萎縮改善に用いる。トムソンベッドは油圧電動式施術台で、骨盤・背骨の歪みを矯正する。いずれも接骨院の自費施術メニューとして導入され、患者の健康増進と院の収益向上に寄与する。消耗品の粘着パッドなども販売する。

経営と集客を支援するコンサルティング・研修サービス

リグアは接骨院向けに継続型コンサルティングを提供する。業績向上、財務改善、組織体制整備、AI活用などテーマは多岐にわたる。研修プログラムとしては「SUCCESSセミナー」「マネジメント塾」「GRAND SLAM」があり、経営者や幹部候補者向けにリーダーシップや数値管理力を養成する。子会社ヒゴワンはWeb集客コンサルティングを手掛ける。売上高410百万円(2026年3月期)のセグメントに成長している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

業界内で小規模、収益性改善が急務のニッチ企業

同社は売上高が減少傾向にあり、2026年3月期には24億円まで縮小している。営業赤字が継続しており、業界内で厳しい経営環境にある。ライバルのジンジブやイシンと比較しても規模は小さく、競争力の強化が課題である。提供データのみでは具体的な事業内容が不明だが、収益構造の立て直しと成長戦略の再構築が不可欠である。存続のためには、強みを活かした事業の選択と集中が求められる。

強み

  • 特定領域に特化することで、一定の専門性を有する可能性
  • 小規模組織であるため、機動的な意思決定が可能
  • 2026年3月期の赤字幅が縮小しており、改善の兆しが見える
  • 提供データからは不明だが、専門性が参入障壁になる可能性

課題

  • 売上高が3期連続で減少しており、事業の縮小が続く
  • 2025年3月期、2026年3月期ともに赤字で、収益性の改善が急務
  • 同業他社が成長する中で、競争力の維持が困難

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がリグア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

大阪で創業、接骨院向け情報サイトから始まった2004~2009年

2004年10月、大阪市中央区北浜で株式会社リグアを設立。2007年9月に接骨院向け情報サイト「情報最前線」の運営を開始し、同時に子会社リグアH&Sの株式を取得した。2009年2月には患者情報管理システム「LiguaCRM」(後のLigoo POS & CRM)の運営を開始。同年12月には東京事務所を開設し、関東圏への営業拠点を整えた。創業5年で接骨院向けITサービスの基盤を築いた。

研修事業と子会社拡大の2011~2016年

2011年5月、接骨院向け幹部育成研修「GRAND SLAM」を開始し、教育サービスを強化。2013年1月に子会社リグアBEXを設立、同年4月に東京事務所を品川区に移転。2014年1月には電気的筋肉刺激装置「EMS-indepth-」の販売を開始し、機材事業に参入。同年10月には株式会社FPデザインを完全子会社化し、保険・金融分野へ進出。2015年3月にリグアH&Sを売却、2016年3月にリグアBEXを吸収合併するなどグループ整理も進めた。

新製品投入と子会社買収で事業拡大した2018~2019年

2018年1月に低周波治療器「Inject Energy」、同年3月に油圧電動式施術台「トムソンベッド」の販売を開始。機材ラインナップを拡充した。2018年5月には株式会社ヘルスケア・フィットの株式を取得し、療養費請求代行サービスを開始。2019年1月に同社を完全子会社化し、同年2月にはレセプト計算システム「レセONE」の運営を開始。事業の幅をソフトウェア、機材、請求代行へ広げた。

上場とIFMC.事業への本格参入(2020~2021年)

2020年3月、東京証券取引所マザーズに株式上場。同時に株式会社ヒゴワン(Webコンサルティング)を完全子会社化。2021年6月にはIFMC.を用いた自社ブランド「Dr.Supporter」の販売を開始し、健康サポート事業に参入。同年、日本ソフトウエア販売株式会社を完全子会社化し、ソフトウェア開発力を強化。2022年4月の市場再編に伴いグロース市場に移行した。IFMC.導入院数は順調に増加し、2022年3月末に337院、2026年3月末には2,035院に達した。

事業譲渡とグループ再編で体制を変化させた2024~2025年

2024年5月、主力システム「Ligoo POS & CRM」及び「レセONE」を株式会社スマレジに事業譲渡。ソフトウェア事業の一部を切り離し、リソースを健康サポート事業に集中させる動きとみられる。2025年5月にFPデザイン株式会社(新設)を設立、同年8月に株式会社FPデザインの保険代理店・経営支援事業を吸収分割で承継した上で、金融商品仲介業(IFA)を担っていた株式会社FPデザインの全株式を譲渡。グループのファイナンシャル事業を保険代理店と経営支援に絞った。

年表29件を開く

2000年代

  • 2004年10月創業大阪市中央区北浜において、株式会社リグアを設立
  • 2007年9月接骨院向け情報サイト「情報最前線」の運営を開始
  • 2007年9月株式会社リグアH&S(子会社)の株式を取得
  • 2009年2月接骨院向け患者情報管理システム「LiguaCRM」(現:Ligoo POS & CRM)の運営を開始
  • 2009年12月東京都中央区日本橋本石町において、東京事務所を開設

2010年代

  • 2010年3月本社を大阪市中央区淡路町に移転
  • 2011年5月接骨院向け幹部育成研修「GRAND SLAM」の運営を開始
  • 2013年1月株式会社リグアBEX(子会社)を設立
  • 2013年4月東京事務所を東京都品川区西五反田に移転
  • 2014年1月電気的筋肉刺激装置「EMS-indepth-」の販売を開始
  • 2014年10月M&A株式会社FPデザインの株式を取得し、完全子会社化
  • 2015年3月株式会社リグアH&S(子会社)を売却
  • 2015年5月東京事務所を東京都港区虎ノ門に移転
  • 2016年1月株式会社FPデザインにおいて保険代理店を開始
  • 2016年2月株式会社FPデザインにおいて金融商品仲介業を開始
  • 2016年3月M&A株式会社リグアBEX(子会社)を吸収合併
  • 2018年1月低周波治療器「Inject Energy」の販売を開始
  • 2018年3月油圧電動式施術台「トムソンベッド」の販売を開始
  • 2018年5月M&A株式会社ヘルスケア・フィット(現:連結子会社)の株式を取得し、子会社化 療養費請求代行サービスの運営を開始
  • 2019年1月M&A株式会社ヘルスケア・フィットの株式を取得し、完全子会社化
  • 2019年2月レセプト計算システム「レセONE」の運営を開始

2020年代

  • 2020年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場 株式会社ヒゴワン(現:連結子会社)の株式を取得し、完全子会社化
  • 2021年6月M&AIFMC.を用いた自社ブランド「Dr.Supporter」の販売を開始 日本ソフトウエア販売株式会社(現:連結子会社)の株式を取得し、完全子会社化 東京証券取引所の株式市場再編に伴い、東京証券取引所グロース市場に移行
  • 2022年10月M&A株式会社テイコク製薬社との合弁会社である株式会社イフミックウェルネス(現:連結子会社)を設立、子会社化
  • 2024年5月「Ligoo POS & CRM」及び「レセONE」を株式会社スマレジに事業譲渡
  • 2025年5月FPデザイン株式会社(現:連結子会社)を設立
  • 2025年8月株式会社FPデザインの保険代理店事業及び経営支援事業をFPデザイン株式会社へ吸収分割により承継、株式会社FPデザインを売却
  • 2025年9月東京事務所を東京都千代田区永田町に移転
  • 2026年1月第三者割当増資を実施し、資本金が596,965千円となる

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    取引シェアの拡大

    全国の接骨院との取引シェアを拡大するため、新規開拓活動を継続し、取引実績のある接骨院数を増やす。

  2. 02

    組織的な営業体制の構築

    特定の役職員に依存しない組織的な営業体制を構築する。優秀な人材の確保と教育制度の充実、経営理念の浸透による従業員の定着を図る。

  3. 03

    商品・サービスの開発

    接骨院やその利用者の潜在的ニーズを汲み取り、IT化・DXによる生産性向上、予防メニューの開発など新たな商品・サービスを継続的に開発する。

  4. 04

    競合他社との差別化

    独自性のある商品(IFMC.)、会計的側面を持ったコンサルティングノウハウ、ワンストップ対応の商品ラインナップ、ファイナンシャル事業などを活かし、長期的な関係構築で差別化を図る。

  5. 05

    安定収益基盤の強化

    リピート販売が期待できるサービス、コンサルティング手数料、消耗品販売、サブスクリプション型収入などストック収益を確保し、安定収益基盤を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 7期分

グループ全体で129人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は522万円で、6期前と比べて+3.0%平均年齢は36.1歳、平均勤続年数は6.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2020年3月50734.64.085
2021年3月50234.14.3121
2022年3月53832.53.7156
2023年3月43432.54.3159
2024年3月48334.85.4140
2025年3月53334.35.2142−141
2026年3月52236.16.8129−78

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
大阪本社 — 大阪市中央区60百万円
ウェルネス事業
東京事務所 — 東京都千代田区21百万円
ファイナンシャル事業
本社 — 大阪市中央区13百万円
ファイナンシャル事業
浜松事務所 — 浜松市中央区10百万円
ウェルネス事業
東京事務所 — 東京都千代田区7百万円
ウェルネス事業
本社 — 大阪市中央区6百万円
ウェルネス事業
本社 — 大阪市中央区2百万円
ウェルネス事業
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ヘルスケア・フィット(注)2.3
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ヒゴワン
    熊本市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本ソフトウエア販売株式会社(注)2
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社イフミックウェルネス
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    FPデザイン株式会社(注)4.5
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は24億円営業利益-1億円前期と比べると減収で、売上が-17.2%。

売上高
-17.2%
24億円
営業利益
-1億円
純利益
-2億円
営業利益率
-4.2%
前期比 +2.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高26億円24億円
営業利益1億円-1億円
純利益0億円-2億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は6億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q8−4
2024年1Q8−1−12.5−1
2024年2Q8112.50
2024年3Q10110.02
2024年4Q80
2025年2Q1500.0−1
2025年4Q14−2−14.3−2
2026年2Q1300.0−1
2026年4Q11−1−9.1−1
2027年1Q600.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 11期分

2016年3月期からの11期で、売上は6億円から24億円へ4.0倍に増えた。直近期の営業利益率は-4.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社リグアBEX(子会社)を吸収合併
2016年3月6−1−1
2017年3月910
株式会社ヘルスケア・フィット(現:連結子会社)の株式を取得し、子会社化 療養費請求代行サービスの運営を開始
2018年3月1521
株式会社ヘルスケア・フィットの株式を取得し、完全子会社化
2019年3月1810
東京証券取引所マザーズに株式を上場 株式会社ヒゴワン(現:連結子会社)の株式を取得し、完全子会社化
2020年3月2221
IFMC.を用いた自社ブランド「Dr.Supporter」の販売を開始 日本ソフトウエア販売株式会社(現:連結子会社)の株式を取得し、完全子会社化 東京証券取引所の株式市場再編に伴い、東京証券取引所グロース市場に移行
2021年3月2722
株式会社テイコク製薬社との合弁会社である株式会社イフミックウェルネス(現:連結子会社)を設立、子会社化
2022年3月3221
2023年3月28−5−8
2024年3月3411
FPデザイン株式会社(現:連結子会社)を設立
2025年3月29−2−2−6.9−3
2026年3月24−1−2−4.2−2

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高24億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2億円、売上の-8.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.7%10億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金62.5%15億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-4.2%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
58.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比11.7pt
-4.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比13.4pt
-8.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-8.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-5.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 9期分

2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は12億円で、売上の6.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2018年3月1−1002
2019年3月0−11−13
2020年3月4−2529
2021年3月2−513−319
2022年3月1−5−2−414
2023年3月−3−67−911
2024年3月001013
2025年3月21−3313
2026年3月30−4312

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2026年3月期の総資産は25億円。このうち返さなくてよい自己資本が2億円で、自己資本比率は7.1%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2016年3月808
2017年3月71613.3
2018年3月72522.0
2019年3月92717.6
2020年3月168851.1
2021年3月33112231.9
2022年3月33112234.9
2023年3月3443010.5
2024年3月3963315.6
2025年3月3132810.2
2026年3月252237.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
12億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-9億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
23億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
25
/ 100
安定性自己資本比率5 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中495位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中531位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-4.2%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
7.1%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-17.2%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥945で、1年前と比べて-13.3%過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。

¥945+2.5%1ヶ月+18.1%1年-13.3%時価総額15億円
過去52週の値幅
安値¥703高値¥1,705

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)118.3倍
PBR9.00倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月18日に875円と前日比6.84%上昇しました。1ヶ月では+11.61%と上昇し、1年では-17.53%と下落しています。25日線806円を上回り、75日線849円を突破しましたが、200日線929円は下回っています。52週高値1705円からは大幅に下落しており、回復途上です。出来高は8月18日に5900株と増加しており、買い意欲が見られます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERは当期予想100.9倍と業界平均22.9倍を大きく上回り、PBRは7.68倍と平均3.26倍の約2.4倍。無配当で配当利回りは0%。ROEは21.7%と高いが、直近は営業赤字が続き、収益力の悪化が顕著。売上高も減少傾向で、2026年3月期も赤字継続の見通し。バリュエーションは業績を反映せず、割高水準にある。

指標この会社業種平均
PER (予想)118.3倍
PBR9.00倍3.51倍
ROE21.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

IT業界の人手不足やデジタル需要は追い風となるが、同社は直近で赤字が続き、収益性の改善が急務となっている。強気派は、デジタル化需要の拡大で受注が増加し、コスト削減の効果で黒字転換する可能性を指摘する。弱気派は、競争激化による案件単価の低下や、特定顧客への依存、資金繰りや信用リスクを懸念する。投資論点は、赤字からのV字回復が可能か、そして事業構造の改革が成功するかどうかが焦点となる。

プラスに働く材料7
  • デジタル需要

    企業のDX投資は増加傾向で、受注機会が広がる。

  • コスト削減効果

    経費削減や不採算事業の見直しで収益改善が期待。

  • 小型ニッチ市場

    大手が狙わない分野で実績を活かせる可能性。

  • 営業赤字が2億円→1億円に縮小決算発表後影響

    2025/3期営業損失2億円、2026/3期同1億円。売上高減でも赤字幅縮小。

  • 純損失も3億円→2億円と縮小決算発表後影響

    純損失が-3億円から-2億円に改善。黒字化が視野に入る。

  • 時価総額13億円の低位株・M&A思惑不定影響

    時価総額13億円と小さく、資本提携や買収の対象として思惑買いが入りやすい。

  • ROE21.7%と資本効率の高さ継続影響

    純資産が小さいがROE21.7%。損失計上でも資本効率の高さは成長期待につながる。

マイナスに働く材料7
  • 業績不振の継続

    赤字が続いており、黒字化のメドが立っていない。

  • 競争激化

    同業他社との競争で受注単価が低下する可能性。

  • 依存リスク

    特定の顧客や案件への依存が高く、失注時の影響が大きい。

  • 売上高34→29→24億円と3期連続減収決算発表後影響

    売上高が34億、29億、24億と毎期減少。事業縮小が止まらない。

  • 営業赤字・最終赤字の継続通年影響

    2026/3期も営業損失1億円、純損失2億円。抜本的な回復策が見えない。

  • PBR7.65倍とバリュエーション割高継続影響

    純資産が小さくPBR7.65倍。赤字継続にもかかわらず時価総額13億円を維持。

  • 無配・外国人持ち分0.4%で需給極小継続影響

    配当利回り0%、外国人持ち分0.4%。売買が少なく、売りが突出しやすい。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業の縮小傾向か拡大傾向かを確認するため。
受注残高
将来の売上の先行指標となるため。
営業利益率
収益性改善の進捗を確認するため。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,147人。区分でいちばん多いのは個人・その他75.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.0%を占め、残る76.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他87.891.591.991.175.875.2
事業法人2.45.14.95.918.223.9
自己株式0.31.11.91.41.3
証券会社2.70.62.32.25.00.4
外国法人7.02.80.80.70.90.4
金融機関0.20.10.00.10.10.1
外国人個人0.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01川瀨 紀彦29.25
02株式会社BRIDGE11.99
03株式会社TBM6.20
04藤原 俊也4.95
05石本 導彦3.87
06藤本 幸弘2.70
07株式会社ケイズグループ2.62
08K&Pパートナーズ2号投資事業有限責任組合2.42
09城守 和幸1.97
10粂野 聡史1.51

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 11期分

1株利益は11期で+99%、1株純資産は10期で−100%。直近期のROEは21.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2016年3月−20,826
2017年3月10,69028,41485.7
2018年3月7315362.3
2019年3月3515822.6
2020年3月13963229.17.0
2021年3月11776116.731.5
2022年3月528116.651.4
2023年3月−552252
2024年3月7240821.723.0
2025年3月−202214
2026年3月−159111

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額150百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
川瀨紀彦代表取締役 社長50471,500
藤原俊也取締役 副社長4879,800
大浦徹也取締役4817,800
半田晴彦取締役538,900
村田雅幸取締役5710,300
丸岡吉人取締役681,600
江澤紳二郎常勤監査役693,600
粂野聡史監査役5824,300
吉田憲史監査役535,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4982312130
社外取締役4205256
監査役12144

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,090字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 1.当社グループについて 当社グループは、当社及び連結子会社5社(FPデザイン株式会社、株式会社ヘルスケア・フィット、株式会社ヒゴワン、日本ソフトウエア販売株式会社、株式会社イフミックウェルネス)の計6社により構成されており、「DESIGNING WELLNESS LIFE」というパーパスのもと「人生から不安をなくし、生きるをサポートする。」企業グループとして、人生における2つの不安「からだ」の不安をなくすウェルネス事業と「おかね」の不安をなくすファイナンシャル事業を展開しており、誰もが心から豊かで前向きになる“Wellness Life”が溢れる社会の実現を目指しております。 具体的には、柔道整復術の施術所である接骨院・整骨院(以下、総称して「接骨院」という。)の経営・運営における様々な問題(売上の減少、資金難、経営戦略不足、教育制度の未整備等)に対するソリューションを提供するウェルネス事業、保険代理店や金融商品仲介業、財務コンサルティングを行うファイナンシャル事業の2つのセグメントで事業を展開しております。 なお、金融商品仲介業(IFA)は、2025年8月1日付にて、株式会社FPデザインの保険代理店事業及び経営支援事業を完全子会社のFPデザイン株式会社に承継する連結子会社間の吸収分割によるグループ内再編を実施したうえで、金融商品仲介業(IFA)等を展開する株式会社FPデザインの株式の全てを譲渡いたしました。そのため、金融商品仲介業(IFA)は、2025年4月から7月までの営業展開となっております。 上記の2つのセグメントは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 2.各事業の製品・商品又はサービスの特徴 A:ウェルネス事業 ⅰ.ソフトウェア (1)接骨院向けシステムの開発・販売 当社連結子会社の日本ソフトウエア販売株式会社は、接骨院向けシステムの開発・販売を行っております。 なお、「Ligoo POS & CRM」及び「レセONE」については、2024年5月1日付で株式会社スマレジに事業譲渡いたしました。 ⅱ.機材・消耗品 (1)EMS-indepth- EMS-indepth-(以下、「EMS」という。)は、外部から身体に電気刺激を与えることにより、筋肉を運動させる電気的筋肉刺激装置であります。EMSでは、一般的に鍛えにくいとされているインナーマッスル(注1)を運動させることができるとともに、全身運動が難しい方でも部分的なトレーニングが可能なため、当社では、接骨院における自費施術(注2)での健康増進メニューとして、EMSを販売しております。 (注1)深層筋とも呼ばれ、身体の深い部分にある骨・内臓・関節等を支える筋肉の総称であり、姿勢の保持や動作のサポート、内臓の正しい働きを促すために作用しています。 (注2)保険適用外であり、利用者の100%自己負担となる施術。 (2)トムソンベッド トムソンベッドは、骨盤や背骨の歪みが原因となる痛みへの対処法とした油圧電動式の施術台(一般医療機器)であり、施術者と利用者の両方に負担が少なく、施術時間も短縮できるという特徴があります。当社では、接骨院における自費施術メニューを補助する医療機器として、トムソンベッドを販売しております。 (3)Inject Energy Inject Energyは、150Vを超える高電圧を用いて身体の深部を刺激することで、疼痛の軽減や筋肉の萎縮の改善等に用いられる低周波治療器(特定保守管理医療機器)であります。当社では、接骨院における自費施術での急性疾患改善メニューとして、Inject Energyを販売しております。 (4)その他 当社では、EMS、トムソンベッド、Inject Energy以外の機材やEMS、Inject Energy等で使用する粘着パッド等の消耗品を販売しております。 ⅲ.コンサルティング (1)各種コンサルティング 年単位など一定の契約期間を基本とした継続型のコンサルティングであります。業績の向上を目的としたもの、財務状況の改善を目的としたもの、組織体制の整備を目的としたもの、AI活用による人材育成やナレッジ活用を目的としたもの等、主に接骨院での経営面、運営面の課題解決を図るものであります。 (2)各種セミナー SUCCESSセミナーやマネジメント塾、GRAND SLAMといった接骨院の経営者、幹部、幹部候補者等のカテゴリ別で行う集合型の研修プログラムを行っております。当社による教育研修や外部講師による成功事例やノウハウの共有によって、各参加者のリーダーシップ力・運営力・問題解決力・数値管理力・人材育成力・技術力等の向上を図ることで、接骨院の業績向上に寄与します。 (3)Webコンサルティング 当社連結子会社の株式会社ヒゴワンは、接骨院業界の特性やガイドライン等を踏まえたWeb集客コンサルティングを行っております。 (4)その他 当社では、接骨院におけるサブスクリプション型メニューの開発及び展開をしております。また、キャッシュレス化を推進するクレジットやQRコード、電子マネー、継続課金等の各種決済システムを提供しております。 ⅳ.請求代行 当社連結子会社の株式会社ヘルスケア・フィットは、接骨院の事務負担軽減を目的とした療養費請求代行サービス(注1)や早期資金化を目的とした療養費早期支払サービス(注2)を提供しております。 (注1)健康保険組合等の保険者に対して、接骨院を代行してレセプトを提出する業務を行っております。 (注2)各保険者からの療養費の入金は、レセプトを提出してから3ヶ月程度の期間を要することから、早期に資金を必要とする接骨院に対して、株式会社ヘルスケア・フィットから融資を行っております。 ⅴ.健康サポート(IFMC.) IFMC.は、ナノメーターレベルの非常に微小なミネラル結晶体で、薬やサプリメントのように服用する必要がなく、特殊加工した繊維を身体に近づけることで、血中一酸化窒素(NO)に作用し、血行促進、疲労回復、筋肉の疲れ・こりの緩和、神経痛・腰痛・筋肉痛の緩和、体幹の安定等の様々な効果が期待できます(注1)。医療・介護分野での応用を目指し、2018年より大学研究室で研究が進められており、2019年「血中一酸化窒素量の増加」「血管拡張」「バランス能力向上」の3項で特許を取得(注2)しています。 当社では、自社ブランド「Dr.Supporter」「My.Supporter」「SLEEPINSTANT」を立ち上げ、Dr.Supporterは2021年6月から、My.Supporterは2021年10月、SLEEPINSTANTは2024年4月から全国の接骨院等の店舗向け販売を開始しております。 また、接骨院を通じて患者にECサイトを紹介し、自宅から継続的にIFMC.製品を購入できる仕組みとして、ECサイト「Dr.Supporter for Members」を2024年4月よりサービス開始しました。 他社ブランドや異業種企業とのコラボレーションを通じて、IFMC.を活用した新たな製品開発や共同プロモーションも展開しています。健康・医療分野以外の企業とも協業することで、IFMC.の用途拡大と市場認知の向上を図る取組を行っております。 (注1)一酸化窒素(NO)は、人体の血管を拡げて血流量を増やす作用がある物質と考えられており、一酸化窒素による血管拡張作用は1998年ノーベル生理学・医学賞を授与されたイグナロ博士によって発見されています。 (注2)2019年7月に株式会社テイコクが取得。 ■Dr.Supporter・My.Supporter・SLEEPINSTANTの各年月時点における導入院数 年月   導入院数 2022年3月末   337院 2023年3月末   1,163院 2024年3月末   1,693院 2025年3月末   1,829院 2026年3月末   2,035院 B:ファイナンシャル事業 ⅰ.保険代理店 当社連結子会社のFPデザイン株式会社は、生命保険会社23社及び損害保険会社9社(2026年3月末)と業務委託契約を締結し、保険代理店として各種保険の募集を行っております。 ⅱ.経営支援・手数料 当社連結子会社のFPデザイン株式会社は、財務コンサルティングやM&A仲介を中心とした事業会社の経営支援業務を行っております。 ⅲ.金融商品仲介業(IFA)(注) 株式会社FPデザインは、金融商品取引業者(証券会社)4社(2025年3月末)と業務委託契約を締結し、金融商品の提案及び仲介を行っております。なお、2025年8月1日付で同社の全株式を譲渡したことに伴い、金融商品仲介業は終了しており、同社は連結の範囲から除いております。 (注)Independent Financial Advisorの略であり、各証券会社の営業方針に縛られることなく、独立・中立的な立場から資産運用のアドバイスを行う専門家。 [事業系統図] 当社グループの事業系統図は以下のとおりであります。 [参考] 接骨院の収入には、医療保険制度の対象となる療養費のほか、自費施術(保険対象外)や物販による収入もあります。また、医業類似行為が認められている接骨院等と医業を行う整形外科等との違いは、次のとおりです。 ■接骨院等の医業類似行為と整形外科、整体院との違い 接骨院   鍼灸院   マッサージ院   整形外科   整体院(注) 施術者   柔道整復師   鍼灸師   あん摩マッサージ指圧師   医師   整体師 資格   国家資格   民間資格 根拠法   柔道整復師法   あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律   医師法   - 行為   医業類似行為(施術)   医療行為   矯正 費用   療養費、自費   医療費   自費 (注)接骨院での柔道整復師による施術が国家資格保有者のみ認められた医業類似行為である一方で、整体院では医業類似行為を行うことは認められていません。 ■柔道整復師数、柔道整復の施術所(接骨院)数、柔道整復師国家試験の合格者数 2010年   2012年   2014年   2016年   2018年   2020年   2022年   2024年 柔道整復師数(人)   50,428   58,573   63,873   68,120   73,017   75,786   77,632   78,666 施術所数(院)   37,997   42,431   45,572   48,024   50,077   50,364   50,916   50,924 合格者数(人)   4,592   4,438   4,503   4,274   4,054   3,011   2,244   3,337 出典:厚生労働省「衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」及び「柔道整復師国家試験の合格発表」 ■柔道整復、はり・きゆう、マッサージ等の療養費の推移 (単位:億円) 2016年   2017年   2018年   2019年   2020年   2021年   2022年   2023年 柔道整復   3,636   3,437   3,278   3,178   2,831   2,867   2,747   2,724 はり・きゆう   407   411   411   437   415   442   447   484 マッサージ   707   727   733   750   631   655   662   736 治療用装具   438   443   452   455   435   460   443   456 国民医療費   421,381   430,710   433,949   443,895   429,665   450,359   466,967   480,915 出典:厚生労働省「柔道整復、はり・きゆう、マッサージに係る療養費の推移(推計)」及び「医療保険に関する基礎資料」
経営方針・対処すべき課題2,614字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは「DESIGNING WELLNESS LIFE」というパーパスのもと「人生から不安をなくし、生きるをサポートする。」企業グループとして、人生における2つの不安「からだ」の不安をなくすウェルネス事業と「おかね」の不安をなくすファイナンシャル事業を展開しており、誰もが心から豊かで前向きになる“Wellness Life”が溢れる社会の実現を目指しております。 「経済財政運営と改革の基本方針2025(内閣府 2025年6月)」において、「世界最高水準の健康寿命を誇る我が国の高齢者は、労働参加率や医療費でみても若返っており、こうした前向きな変化を踏まえ、更に健康寿命を延伸し、Well-beingの向上を図り、性別や年齢に関わらず生涯活躍できる社会を実現する。」とされております。また、「国民生活基礎調査(厚生労働省 2022年)」によると、要介護度別に見た介護が必要となった主な原因として、骨折・転倒(13.9%)及び関節疾患(10.2%)の運動器障害によるものが一定の割合を占めております。 当社グループが経営を支援する接骨院は、柔道整復師(日本の伝統的な代替療法である柔道整復術の国家資格保有者)が運営しており、当社グループでは、筋骨格のプロである柔道整復師による施術は、特に運動器障害の予防に対して効果的であり、「健康寿命の延伸」という社会的課題の解決に貢献できる可能性があると考えております。一方で、近年における接骨院業界は、柔道整復療養費収入の減少に伴う経営の悪化、療養費収入の減少をカバーする新たな施術メニューの開発及びWebマーケティングによる新規集客、新規分院出店に伴う資金及び人員(有資格者)の確保、人員増加に伴う教育制度及び定着化のための人事制度の構築、並びに接骨院経営者の老後資金確保を含む出口戦略等、様々な課題が発生しております。 このような経営方針、経営環境の下、当社グループが対処すべき課題は、主として、以下の項目と認識しております。 ①取引シェアの拡大 当社グループが今後より成長していくためには、全国50,924院(出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」)の接骨院との取引シェアを拡大することが重要であると考えております。当社グループと取引実績のある接骨院数は、5,550院(2026年3月末)であり、全国の接骨院数に対する取引実績率は約11%となっております。今後も引き続き新規開拓活動を行い、取引実績の拡大に取り組んでまいります。 ■取引実績のある接骨院数 年月   接骨院数 2022年3月末   4,020院 2023年3月末   4,536院 2024年3月末   4,823院 2025年3月末   5,292院 2026年3月末   5,550院 ②組織的な営業体制の構築 当社グループの今後の事業展開を見据えるとともに、経営リスクの軽減を図り、特定の役職員に販売を依存することのない組織的な営業体制の構築に取り組んでおります。組織的な営業体制の構築には、優秀な人材の確保及び入社後の教育制度が重要であると考えており、積極的な採用活動による優秀な人材の確保と入社した人材がその能力を最大限に発揮できる教育制度の充実に加え、すべての従業員が活躍できる組織環境づくりに取り組んでまいります。また、従業員が定着するためには、共通の考え方となる経営理念の浸透が重要であると考えており、より一層の経営理念の浸透に取り組んでまいります。 ③商品・サービスの開発 当社グループが継続して成長するには、顧客である接骨院やその先にいる接骨院利用者の潜在的ニーズを汲み取り、それらのニーズを反映させた新たな商品・サービス等を継続的に開発することが重要であると考えております。接骨院のIT化やDXによる生産性の向上、療養費に依存しない経営体制の構築、利用者向けの健康増進を目的とした予防メニューの開発等、今後も引き続き新たな商品・サービス等の開発に取り組んでまいります。 ④競合他社との差別化 当社グループが効率的な営業活動を行うには、競合他社との差別化が必要であると考えております。当社グループの特長といたしましては、次のとおりと考えております。 ・IFMC.(集積機能性ミネラル結晶体)による独自性のある商品を取り扱っていること。 ・収支計画の作成や財務分析等の会計的な側面を持った独自のコンサルティングノウハウを活かした営業を行って いること。 ・相手先の経営規模を問わず、多様なニーズ、あらゆる課題にワンストップで対応できる商品ラインナップがある こと。 ・「おかねの課題」を解決できるファイナンシャル事業が当社グループ内にあること。 このような特長があることから、顧客との長期的な関係性を構築できることが当社グループの強みの1つであり、今後も引き続き取引実績の拡大に取り組んでまいります。 ⑤安定収益基盤の強化 当社グループが安定的な経営を行うには、継続的な収入となるストック収益の確保が重要であると考えております。IFMC.による独自性のある商品を活かし、リピート販売が期待できる接骨院向けサービス、各種コンサルティングや継続手数料、多少の変動はあるものの一定の収益が見込める消耗品等の物販、サブスクリプション型収入等、今後も引き続き安定収益基盤の強化に取り組んでまいります。 ⑥新たなマーケットへの事業展開 当社グループは、誰もが心から豊かで前向きになる“Wellness Life”が溢れる社会の実現を目指しております。「健康寿命の延伸」という社会課題の解決の可能性を秘める「IFMC.」の展開に注力しており、接骨院業界だけでなく、ヘルスケア業界全体への積極的な事業展開は当社グループの成長可能性を高めるものであるため、今後も引き続き取り組んでまいります。 当社グループでは、継続的に収益を確保し、事業規模の拡大を図るためにも、売上高・経常利益及び営業利益率を重要な経営指標と位置付けております。
事業等のリスク9,206字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があると認識している主要なリスクを以下に記載しております。また、当社グループにおいて必ずしも特に重要なリスクとは考えていない事項についても、投資判断のうえで、又は事業活動を理解するうえで重要と考えられる事項については、投資者及び株主に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識したうえで、その発生の予防及び発生時の対応に万全を期す所存であります。 なお、これらは当社グループにおけるリスクの全てを網羅するものではなく、記載された事項以外の予見し難いリスクも存在します。また、以下の記載のうち、将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 1.事業環境に関するリスク (1)外部環境の変化について 当社グループが主な事業の対象とする接骨院業界において、接骨院数の増加による過当競争の発生又は診療報酬改定による療養費の引き下げ等の事業環境の悪化により、取引先の接骨院の業績が悪化した場合には、当該接骨院に対する売上が減少する等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。さらに、接骨院は、「健康保険法」、「柔道整復師法」及び「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」等による法的規制を受けており、各法的規制の強化又は変更等により接骨院に対して著しく不利となる法改正が行われた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの保険代理店及び金融商品仲介業の取扱商品は、税制改正や所管行政庁の指針変更等を原因として、顧客への勧誘(募集・販売)に影響を及ぼす可能性があります。加えて、金融商品仲介業の取扱商品は、株式相場、金利水準、為替相場等の変動及び有価証券の発行者等の信用状況(財務、経営状況を含む。)の悪化その他の外部評価の変化等を原因として、市場環境が悪化し、顧客の投資縮小や顧客の離反等により、当社グループの収益が減少し、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお当社グループは、当連結会計年度において金融商品仲介業を行っておりましたが、2025年7月をもって同事業を終了しております。 (2)法的規制について 当社グループのウェルネス事業は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」等の法的規制を受けているとともに、ファイナンシャル事業は、「保険業法」、「金融商品取引法」及び「金融サービスの提供に関する法律」等の法的規制を受けております。当社グループは、内部管理体制の充実化を図り、コンプライアンスを推進することで、これらの法令の遵守に努めておりますが、今後新たな法的規制の導入や現行の法的規制の強化等の法改正が行われた場合、又は、万一、金融業界全般に大きな影響を及ぼすような法的規制が設けられた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは、広告宣伝を行う際の各種製作物の表現について、「不当景品類及び不当表示防止法」、「不正競争防止法」及び「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」等による法的規制を受けております。当社グループは、これらの法令を遵守するために、グループで一元的な広告審査体制を構築しておりますが、万一、これらの法令に違反する行為が行われた場合、当社グループが社会的信用を失う可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3)他社との競合について 当社グループが事業を展開する市場では、各分野において、競合企業が存在しております。当社グループでは、引き続き顧客のニーズに応える商品・サービスの提供及び販売価格等において差別化を図り、競争力を維持してまいりますが、競合企業との差別化が困難になった場合や他社の新規参入により競争が激化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 2.事業に関するリスク (1) 通信ネットワーク及びコンピュータシステムの障害について 当社グループが提供するサービスにおいて、通信ネットワークやコンピュータシステム等の障害の発生、プログラムの不具合を原因としたシステム動作不良等が発生した場合、正常なサービス提供を行うことができない可能性があります。当社グループでは、このような事態の発生を未然に防ぐための体制構築に努めておりますが、このような事態が発生した場合には、当社グループの提供サービスに対する信頼が失われ、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、それが長期間に及んだ場合、当社グループの販売活動に影響し、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 情報セキュリティについて 当社グループのソフトウェアに蓄積する個人情報等は、当社グループの自社サーバー及び契約先のサーバー内で管理されております。現在採用しているネットワークセキュリティにかかわらず、不正アクセスその他の理由により、個人情報等の流出、毀損、消失の可能性は存在しております。 また、当社グループの療養費請求代行サービスにおいては、利用者情報等が記載されたデータが、一定期間滞留します。当社グループでは、当該データへのアクセス権限を制限したり、監視カメラを設置して常時録画する等セキュリティを強化しておりますが、個人情報等の流出、毀損、消失の可能性は皆無ではありません。 さらに、当社グループのファイナンシャル事業においては、契約の申込・締結に伴って、契約者等の個人情報等を取得して、管理しております。これらの個人情報についても、アクセス権限を制限したり、紙媒体の情報は施錠できるキャビネットで保管する等して、安全管理措置を講じていますが、個人情報等の流出、毀損、消失の可能性は皆無ではありません。 そのため、万一、このような個人情報等の流出、毀損、消失が発生した場合、当社グループに対する損害賠償の請求、訴訟その他の責任追及がなされる可能性があります。これらの責任追及が社会的な問題に発展した場合、当社グループが社会的信用を失う可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 機材等の仕入先への依存及び品質について 当社グループが販売している「IFMC.製品」、「EMS」、「Inject Energy」、「トムソンベッド」等の商品は、それぞれ特定の仕入先から仕入れております。仕入先とは取引開始以来、良好な関係を継続しており、今後も仕入取引を継続していく方針であり、また、継続的かつ安定的に仕入ができるよう情報交換等を含め連携を強化しております。しかしながら、自然災害や大規模な感染症等の発生、政治不安、社会混乱等のカントリーリスク、仕入先の経営破綻等、不測の事態が発生する可能性は否定できず、当社はこれらの商品を適切な価格及び機会において仕入ができなくなる可能性があります。これらの商品は、当社の一定の売上割合を占めており、適切な価格及び機会において当社が必要とする数の商品の仕入ができなくなった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、商品の製造工程において、何らかの原因により商品の安全性や品質に問題が発生した場合は、販売停止や商品回収が必要になる可能性があります。 なお、製造物責任に関する賠償については、仕入先が製造物責任保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担することとなった賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。そのため、万一、大規模な回収や製造物責任に関する賠償の問題が生じるような機材の欠陥又は事故等が発生した場合、多額のコストが発生するとともに、当社グループが社会的信用を失う可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 在庫リスクについて 当社は、販売予測に基づく適切な在庫管理を行うことにより、過剰在庫の発生及び品切れによる販売機会の逸失防止に努めております。しかしながら、販売予測を誤った場合には過剰在庫又は在庫不足となり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 商品開発について ウェルネス事業では、今後も商品開発への投資を継続的に行っていく方針であります。しかしながら、商品開発が計画より遅れた場合、商品開発を途中で断念した場合、又は開発した商品が販売不振に終わった場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (6) 療養費請求代行サービスについて 当社グループでは、療養費請求代行サービスを展開しております。このサービスは、顧客である接骨院等から委任を受け、療養費支給申請書を健康保険組合等の保険者へ提出することにより療養費を請求し、各保険者から支払われた療養費を受領して接骨院等にお支払いするものです。また、当社グループでは、この業務の一部を外部委託先に再委託しております。 当社グループでは、療養費支給申請書の提出漏れや提出遅れのないように、相応の人員を投下して体制を整えておりますが、万一、想定をはるかに上回る数の療養費支給申請書の不備が発生したり、相当数の提出漏れ又は提出遅れが発生し、接骨院等への療養費の支払いが遅れた場合、当社グループが社会的信用を失う可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 療養費早期支払サービスについて 当社グループの療養費請求代行サービスでは、療養費を早期に現金化する療養費早期支払サービスを展開しております。当社グループでは貸金業法に基づき、大阪府知事の貸金業登録を受けており、現時点において、当社グループで登録の取消等の事由に該当する事実はないと認識しておりますが、貸金業法に違反した場合等には、登録の取消、業務停止命令等又は業務改善命令を受ける可能性があります。 当社グループは、今後もコンプライアンスの推進及びリスク対策に十分努めてまいりますが、万一、何らかの理由により登録の取消等があった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) リース事業について 当社グループでは、接骨院向けの機材を中心にリース事業を行っています。リース契約を締結する際には借り手の信用力を慎重に評価して、リスクを最小限に抑えるように努めています。現時点において、リース債務の不履行等の重要な貸倒れは発生しておりませんが、取引先の業績が悪化する等、予想を超える不良債権が発生する等した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 許認可等について 当社グループでは、医療機器を販売するために、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に基づく都道府県知事の許可を受けた高度管理医療機器等販売業・貸与業、及び、医療機器の市場への出荷や製造を行うために、同法に基づく都道府県知事の許可を受けた第一種(又は第二種)医療機器製造販売業、及び製造業登録を行っております。また、「貸金業法」に基づく都道府県知事の登録を受けた療養費早期支払サービスを提供しています。さらに、「金融商品取引法」に基づく内閣総理大臣の登録を受けた金融商品仲介業を行っております。現時点において、当社グループでは許可・登録の取消等の事由に該当する事実はないと認識しておりますが、許可・登録要件に違反した場合等には、許可・登録の取消、事業停止命令又は事業改善命令を受けることがあります。なお当社グループは、当連結会計年度において金融商品仲介業を行っておりましたが、2025年7月をもって同事業を終了しております。 当社グループは、今後もコンプライアンスの推進及びリスク対策に十分努めてまいりますが、万一、何らかの理由により許可・登録要件を満たせない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 保険会社との関係について 当社グループが行っている保険代理店では、生命保険会社及び損害保険会社と代理店契約を締結して、「保険業法」に基づく登録を行っております。そのため、当社グループは、同法及びその関係法令並びにそれらに基づく関係当局の監督等による規制等を受けて、サービス活動及び保険募集を行っており、当社グループが同法に定められた保険募集に関する禁止行為に違反した場合等は、内閣総理大臣は代理店登録の取消や業務の全部又は一部の停止、業務改善命令の発令等の行政処分を行うことができるとされています。 当社グループでは、内部管理体制の充実化を図り、コンプライアンスを推進しておりますが、万一、当社グループが行政処分を受けることにより、代理店契約の大半を解除されるような事態になった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。さらに、保険会社の財政状態の悪化等により、保険契約が失効・解約されるような事態等になった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 知的財産権の侵害について 当社グループは、当社グループが提供するサービスが第三者の商標権・著作権等の知的財産権を侵害しないよう可能な範囲で調査を行っており、現在は当該侵害の事実はないものと認識しております。しかしながら、知的財産権侵害の有無を完全に把握することは困難であり、将来的に、当社グループが提供するサービスについて第三者より知的財産権の侵害に関する請求を受け、又は訴訟を提起される可能性は否定できず、その場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループでは、提供するサービスに関する知的財産権の保護に努め、当社グループが保有する商標権等の知的財産権を侵害されないように、細心の注意を払っておりますが、侵害を把握しきれない場合や侵害に対して適切な対応をすることができない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 特定の役職員への依存について 当社グループは、取締役や幹部社員等の専門的な知識、技術、経験を有している役職員が業務執行について重要な役割を果たしており、当該役職員に蓄積されている経験値は、当社グループの重要なノウハウであると認識しております。しかしながら、当該役職員が何らかの理由によって退任、退職したり、又は長期離脱を余儀なくされる等により、後任者の確保が困難となった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 人材の確保及び育成について 当社グループは、今後の事業拡大に向け、優秀な人材の積極採用及び採用社員の早期育成に取り組んでまいりますが、当社グループの想定を上回る人材の流出又は求める人材が確保できない場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、人材の確保及び育成等に伴い、一時的に固定費が増加した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 内部管理体制について 当社グループの継続的な成長のためには、社内における情報管理や労務管理を含む内部管理体制が適切に機能することが必要不可欠であると認識しており、業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保並びに法令及び各社内規程の遵守、コンプライアンスリテラシー醸成に向けた役職員教育の実施、内部通報制度等を通じた不適正事実の早期発見と適切な対応を徹底しておりますが、事業拡大により、内部管理体制が有効に機能しなかった場合には、適切な業務運営を行うことができず、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (15) 固定資産に係る減損リスクについて 当社グループは、事業用設備備品等の有形固定資産及びソフトウェア等の無形固定資産を保有しており、これらは潜在的に資産価値の下落による減損リスクに晒されております。 当社グループでは、対象となる資産について減損会計ルールに基づき適切な処理を行っておりますが、保有する固定資産の収益性が悪化し、資産価値が低下した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 自然災害のリスクについて 大規模災害の発生により当社グループ、取引先又は顧客の施設に甚だしい被害が発生した場合や新たな感染症の流行等により行動規制等が生じた場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (17) 訴訟、不祥事及びレピュテーション等に係るリスクについて 当社グループではコンプライアンスを重視した事業活動を行っており、日常業務における継続的な改善を行っております。また、社内規程を定め、速やかに当該事象に対応できるよう、体制を整えております。しかしながら、取引先や顧客を相手方とする各種クレームの発生、訴訟、係争に起因する損害賠償請求の当事者となる可能性があります。これらの法的手続きの結果によって不測の費用等が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループに対して、否定的な内容の報道や風評が生じた場合、それが事実であるか否かにかかわらず、当社グループのレピュテーションに影響を及ぼし、事業活動に支障が生じること等によって、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (18) 売掛金回収に係るリスクについて 当社グループでは、一定の与信管理の下で売掛取引を実施しておりますが、取引先の倒産等により貸倒れが発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (19) 繰延税金資産の回収可能性について 当社グループでは、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金について、将来の課税所得を合理的に見積もった上で回収可能性を検討し、繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得については、経営環境の変化等を踏まえ、適宜、見直しを行っておりますが、結果的に繰延税金資産の全額又は一部に回収可能性がないと判断した場合、繰延税金資産の取崩しが必要となり、当社グループの業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。 3.その他 (1) 株式価値の希薄化について 当社は、当社グループの役員及び従業員に対して、ストック・オプションとしての新株予約権を付与しております。今後におきましても、当社グループの役員及び従業員等に対するインセンティブとして新株予約権を付与する可能性があります。これらの新株予約権が行使された場合には、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式価値に希薄化が生じる可能性があります。 また、当社は、株価変動のメリットとリスクを株主の皆様と共有し、株価上昇及び企業価値向上への貢献意欲をより一層高め、中長期的なリテンション効果を持たせること等を目的として、特定譲渡制限付株式として当社普通株式を当社グループの役員及び従業員の一部に割り当てております。今後におきましても、当社グループの役員及び従業員等に対するインセンティブとして特定譲渡制限付株式を割り当てる可能性があります。特定譲渡制限付株式として、当社株式が新たに発行された場合には、既存の株主が有する株式価値に希薄化が生じる可能性があります。 さらに、当社は2025年12月18日開催の取締役会決議に基づき、株式会社TBMを割当先とする第三者割当による新株式発行(100,000株)を行い、2026年1月5日に払込が完了いたしました。本第三者割当に伴う新株式発行により、発行済株式総数に対し6.6%(議決権数に対し6.7%)の希薄化が生じ、既存株主の持株比率及び議決権比率が低下しております。当社は、本件により調達した資金をIFMC.関連の協業拡大のための成長投資に充当することで、中長期的な企業価値向上を図り既存株主の利益に資するよう努めてまいりますが、将来的に更なる資金調達等の目的で新株式の発行等が行われた場合には、株式価値及び議決権の希薄化がさらに進行し、株価形成に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 配当政策について 当社は、企業価値を継続的に拡大し、株主への利益還元を行うことを重要な経営課題と認識しております。 一方で、財務体質の強化及び積極的な事業展開に備えるための内部留保の充実を優先させるため、現在までのところ無配を継続してまいりました。 今後におきましては、毎期の業績及び財政状態を勘案しつつ、将来の事業拡大のために必要な内部留保とのバランスを図りながら配当による株主への利益還元を安定的かつ継続的に実施する方針でありますが、現時点において配当の実施の可能性及びその実施の時期等は未定であります。 内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に応じ、また、一層の事業拡大を目指すため、中長期的な投資原資として利用していく予定であります。 (3) M&Aについて 当社グループでは、新規事業やサービスの拡大のため、M&Aを有効な手段のひとつに位置付けており、今後も必要に応じてM&Aを実施する方針であります。 M&Aに際しては、対象企業のビジネス、財務内容及び法務等について詳細なデューデリジェンスを行い、各種リスクの低減を図る方針であります。しかしながら、買収後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等事前の調査で把握できなかった問題が生じる場合や、事業展開が計画通りに進まない可能性があり、その場合は当初期待した業績への寄与の効果が得られない可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,962字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇の継続による個人消費への影響や実質賃金の伸び悩みに加え、米国の通商政策の動向、地政学的リスクの高まり、金融資本市場の変動等もあり、先行きは依然として不透明な状況が続きました。 このような状況の中、当社グループは「DESIGNING WELLNESS LIFE」というパーパスのもと、「人生から不安をなくし、生きるをサポートする。」企業グループとして、人生における2つの不安「からだ」の不安をなくすウェルネス事業と「おかね」の不安をなくすファイナンシャル事業を展開しており、誰もが心から豊かで前向きになる“Wellness Life”が溢れる社会の実現を目指しております。 「からだ」を担うウェルネス事業では、当社のヘルスケアブランド「Dr.Supporter」「My.Supporter」をはじめとしたIFMC.製品を使用したメニュー(血流改善プログラム等)の導入に積極的に取り組んでまいりました。下期からは、当社社員が接骨院に出向き、院の先生方と協力し、直接IFMC.製品の販売支援を加速するプロジェクトを行う等の取り組みを行っております。 「おかね」を担うファイナンシャル事業では、2025年8月1日付けでグループ内再編を行い、FPデザイン株式会社として、保険代理店業務及び財務コンサルティング等の経営支援事業を柱とすることにより、ファイナンシャル事業の黒字転換に向けた取り組みを継続してまいりました。 その結果、当連結会計年度の経営成績は売上高2,419,257千円(前年同期比15.8%減)、営業損失123,471千円(前年同期は154,729千円の営業損失)、経常損失160,722千円(前年同期は186,409千円の経常損失)、法人税等調整額を88,768千円計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純損失241,026千円(前年同期は301,000千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 セグメントの経営成績は次のとおりであります。 <ウェルネス事業> ソフトウェアは、接骨院向けシステムの販売や保守を行っております。前期に行った「Ligoo POS & CRM」及び「レセONE」の事業譲渡による影響で、売上高は233,647千円(前年同期比8.5%減)となりました。 機材・消耗品は、接骨院での自費施術メニューの拡大をするための機材及び機材に付属する消耗品を販売しております。主要機材及び消耗品の販売が堅調に推移した結果、売上高は前年同期並みの260,350千円(前年同期比1.0%減)となりました。 コンサルティングは、接骨院の幹部又は幹部候補者向けの研修及び新規利用者の獲得を目的としたWebコンサルティングを行っております。当期よりAIコンサルティングを開始したこと及びM&A仲介手数料売上が発生したこと等により、売上高は410,726千円(前年同期比11.2%増)となりました。 請求代行は、接骨院等における事務負担の軽減を目的とした療養費請求代行サービスを展開しております。療養費早期支払サービスの貸付残高は減少しましたが、新規顧客開拓により会員数が増加した結果、売上高は402,551千円(前年同期比6.4%増)となりました。 健康サポートでは、IFMC.を用いた当社のヘルスケアブランド「Dr.Supporter」「My.Supporter」「SLEEPINSTANT」を販売しております。IFMC.販売の支援等サポート体制の拡充を図ったこともあり、IFMC.導入院数は増加しました。しかしながら、導入院からの追加受注が減少した結果、売上高は466,684千円(前年同期比19.8%減)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,773,960千円(前年同期比4.0%減)、営業損失37,082千円(前年同期は29,452千円の営業損失)となりました。 <ファイナンシャル事業> 保険代理店は、ウェルネス事業を展開する当社グループ及び提携先からの紹介等により生命保険及び損害保険の募集活動を行っております。その結果、売上高は521,798千円(前年同期比8.1%増)となりました。 2025年8月1日付にて、株式会社FPデザインの保険代理店事業及び経営支援事業を完全子会社のFPデザイン株式会社に承継する連結子会社間の吸収分割によるグループ内再編を実施したうえで、金融商品仲介業(IFA)等を展開する株式会社FPデザインの株式の全てを譲渡いたしました。そのため、金融商品仲介業(IFA)は、2025年4月から7月までの営業展開となっており、売上高は58,051千円(前年同期比86.3%減)となりました。 経営支援・手数料は、財務コンサルティングを行っております。前年に発生した紹介手数料売上が減少した結果、売上高は65,447千円(前年同期比44.1%減)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は645,297千円(前年同期比37.0%減)、営業損失は86,389千円(前年同期は125,277千円の営業損失)となりました。 (2) 財政状態の状況 ①資産 当連結会計年度末の資産合計は2,493,170千円となり、前連結会計年度末と比べ649,029千円の減少となりました。 流動資産は2,243,280千円となり、前連結会計年度末と比べ491,337千円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が164,937千円、売掛金が61,759千円、営業貸付金が34,588千円、商品が80,669千円、リース債権及びリース投資資産が43,297千円減少したことによるものであります。 固定資産は249,889千円となり、前連結会計年度末と比べ157,691千円の減少となりました。これは主に、ソフトウエアが15,211千円、のれんが17,016千円、繰延税金資産が90,310千円減少したことによるものであります。 ②負債 当連結会計年度末における負債合計は2,316,294千円となり、前連結会計年度末と比べ506,097千円の減少となりました。 流動負債は1,792,444千円となり、前連結会計年度末と比べ254,682千円の減少となりました。これは主に、預り金が66,884千円増加したものの、短期借入金が130,538千円、1年内返済予定の長期借入金が92,599千円、未払費用が82,674千円、未払消費税等が22,289千円減少したことによるものであります。 固定負債は523,849千円となり、前連結会計年度末と比べ251,414千円の減少となりました。これは主に、資産除去債務が8,723千円増加したものの、長期借入金が258,595千円減少したことによるものであります。 ③純資産 当連結会計年度末における純資産は176,875千円となり、前連結会計年度末と比べ142,932千円の減少となりました。これは主に、第三者割当増資により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ45,700千円増加したものの、親会社株主に帰属する当期純損失を241,026千円計上したことによるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は1,153,217千円となり、前連結会計年度末と比べ168,549千円の減少となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 [営業活動によるキャッシュ・フロー] 営業活動の結果、得られた資金は263,675千円(前連結会計年度は163,377千円の収入)となりました。これは主に、売上債権が39,306千円、リース債権及びリース投資資産が43,297千円、営業貸付金が34,588千円、棚卸資産が88,783千円それぞれ減少し、未払金が60,032千円、預り金が72,492千円それぞれ増加した一方で、未払費用が29,635千円減少したこと等によるものであります。 [投資活動によるキャッシュ・フロー] 投資活動の結果、使用した資金は41,854千円(前連結会計年度は147,721千円の収入)となりました。これは主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出34,530千円等によるものであります。 [財務活動によるキャッシュ・フロー] 財務活動の結果、使用した資金は390,370千円(前連結会計年度は290,023千円の支出)となりました。これは主に長期借入れによる収入100,000千円及び株式の発行による収入91,400千円があったものの、短期借入金の純減少額130,538千円及び長期借入金の返済による支出451,194千円があったこと等によるものであります。 (4) 生産実績 当社グループは生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 (5) 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。なお、ファイナンシャル事業の仕入実績はありません。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前年比(%) ウェルネス事業   243,484   66.65 合計   243,484   66.65 (6) 受注実績 当社グループは受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 (7) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごと、サービス区分ごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称及びサービス区分   販売高(千円)   前年比(%) ウェルネス事業 ソフトウェア   233,647   91.5 機材・消耗品   260,350   99.0 コンサルティング   410,726   111.2 請求代行   402,551   106.4 健康サポート   466,684   80.2 ウェルネス事業 合計   1,773,960   96.0 ファイナンシャル事業 保険代理店   521,798   108.1 金融商品仲介業(IFA)   58,051   13.7 経営支援・手数料   65,447   55.9 ファイナンシャル事業 合計   645,297   63.0 合計   2,419,257   84.2 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.2025年8月1日付にて、株式会社FPデザインの保険代理店事業及び経営支援事業を完全子会社のFPデザイン株式会社に承継する連結子会社間の吸収分割によるグループ内再編を実施したうえで、金融商品仲介業(IFA)等を展開する株式会社FPデザインの株式の全てを譲渡いたしました。そのため、金融商品仲介業(IFA)は2025年4月から7月までの営業展開となっております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 ①資産 当連結会計年度末の資産合計は2,493,170千円となり、前連結会計年度末と比べ649,029千円の減少となりました。これは主に、現金及び預金が164,937千円、売掛金が61,759千円、営業貸付金が34,588千円、商品が80,669千円、リース債権及びリース投資資産が43,297千円、ソフトウエアが15,211千円、のれんが17,016千円、繰延税金資産が90,310千円減少したことによるものであります。 ②負債 当連結会計年度末における負債合計は2,316,294千円となり、前連結会計年度末と比べ506,097千円の減少となりました。これは主に、預り金が66,884千円、資産除去債務が8,723千円増加したものの、短期借入金が130,538千円、1年内返済予定の長期借入金が92,599千円、未払費用が82,674千円、未払消費税等が22,289千円、長期借入金が258,595千円減少したことによるものであります。 ③純資産 当連結会計年度末における純資産は176,875千円となり、前連結会計年度末と比べ142,932千円の減少となりました。これは主に、第三者割当増資により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ45,700千円増加したものの、親会社株主に帰属する当期純損失を241,026千円計上したことによるものであります。 b.経営成績 ①売上高 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ453,110千円減の2,419,257千円(前年同期比15.8%減)となりました。 ウェルネス事業におきましては、前期に比べ減収となりました。 カテゴリー別では、ソフトウェアは、前期に行った「Ligoo POS & CRM」及び「レセONE」の事業譲渡による影響で、減収となりました。機材・消耗品は、主要機材及び消耗品の販売が堅調に推移した結果、前年並みになりました。コンサルティングは、当期よりAIコンサルティングを開始したこと及びM&A仲介手数料売上が発生したこと等により、増収となりました。請求代行は、療養費早期支払サービスの貸付残高は減少しましたが、新規顧客開拓により会員数が増加した結果、増収となりました。健康サポートでは、IFMC.販売の支援等サポート体制の拡充を図ったこともあり、IFMC.導入院数は増加しましたが、導入院からの追加受注が減少した結果、減収となりました。 以上の結果、ウェルネス事業の売上高は1,773,960千円(前年同期比4.0%減)となりました。 ファイナンシャル事業におきましても、前期に比べ減収となりました。 カテゴリー別では、保険代理店はウェルネス事業を展開する当社グループ及び提携先からの紹介等により生命保険及び損害保険の募集活動を行いました結果、増収となりました。金融商品仲介業(IFA)は、2025年8月1日付にて、株式会社FPデザインの保険代理店事業及び経営支援事業を完全子会社のFPデザイン株式会社に承継する連結子会社間の吸収分割によるグループ内再編を実施したうえで、金融商品仲介業(IFA)等を展開する株式会社FPデザインの株式の全てを譲渡いたしました。そのため、金融商品仲介業(IFA)は、2025年4月から7月までの営業展開となっており、前期に比べて減収となりました。経営支援・手数料は、前期に発生した紹介手数料売上が減少したこと等の結果、減収となりました。 以上の結果、ファイナンシャル事業の売上高は645,297千円(前年同期比37.0%減)となりました。 ②売上原価及び売上総利益 ウェルネス事業におきましては、IFMC.販売の支援等サポート体制の拡充を図りましたが、導入院からの追加受注が減少した結果、売上原価及び売上総利益が減少しました。 ファイナンシャル事業におきましては、事業再編等により金融商品仲介業の売上高が減少したことに伴い、売上原価及び売上総利益が減少しました。 その結果、当連結会計年度の売上原価は996,413千円(前年同期比14.6%減)、売上総利益は1,422,843千円(前年同期比16.6%減)となりました。 ③販売費及び一般管理費並びに営業損失 ウェルネス事業では営業人員の拡大を目的とした積極的な人的投資等がありました。 ファイナンシャル事業では事業再編等により、販売費及び一般管理費の減少等がありました。 その結果、当連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,546,315千円(前年同期比16.9%減)、営業損失は123,471千円(前年同期は154,729千円の営業損失)となりました。 ④営業外損益及び経常損失 受取利息及び受取配当金1,762千円、受取手数料1,150千円等を営業外収益に計上した一方で、支払利息29,700千円、株式報酬費用消滅損10,246千円等を営業外費用に計上した結果、当連結会計年度の経常損失は160,722千円(前年同期は186,409千円の経常損失)となりました。 ⑤特別損益及び親会社株主に帰属する当期純損失 子会社株式売却益等により特別利益59,619千円を計上した一方で、固定資産除却損3,373千円、事務所移転費用3,263千円、リース解約損2,217千円等により特別損失を12,704千円計上しました。また、法人税、住民税及び事業税38,451千円、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、法人税等調整額88,768千円を計上したため、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は241,026千円(前年同期は301,000千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は1,153,217千円となり、前連結会計年度と比べ168,549千円の減少となりました。 キャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 (3) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。営業活動の結果、得られた資金は263,675千円(前連結会計年度は163,377千円の収入)となりました。今後も売上債権及び仕入債務の管理、在庫の適正化を図りつつ、運転資金の効率的な調達の実現を目指し、営業活動によるキャッシュ・フローの改善に努めてまいります。 b.契約債務 2026年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。 年度別要支払額(千円) 契約債務   合計   1年以内   1年超3年以内   3年超5年以内   5年超 短期借入金   775,226   775,226   -   -   - 長期借入金   844,760   351,200   411,833   73,652   8,075 上記の表において、連結貸借対照表の1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。 c.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要の主なものは、商品の仕入及び外注費、並びに販売費及び一般管理費であります。 資金の源泉は主として、自己資金及び金融機関からの借入金による調達を基本としております。資金の流動性については、事業計画、設備投資計画に応じた現金及び預金残高の確保と必要に応じて外部資金の調達を行うことにより維持してまいります。また、複数の金融機関との間で当座貸越契約を締結しております(借入実行残高775,226千円、借入未実行残高344,774千円)。資金調達手段を確保することで、流動性リスクをコントロールしております。 (3) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、決算日における資産及び負債の数値、連結会計年度の収益及び費用の数値に影響を与える見積りを必要としております。当該見積りについては、過去の実績値や状況を踏まえ、合理的と判断される前提に基づき行っておりますが、見積りについては不確実性が存在するため、実際の結果と異なる可能性があります。この見積りについては継続して評価し、必要に応じて見直しを行っております。 繰延税金資産の回収可能性 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや回収可能性があると判断した将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境や事業活動等、当社グループにおいて様々な要因の変動による影響を受ける可能性があると認識しております。そのため、当社グループを取り巻く外部環境及び内部環境に留意し、内部統制システムの強化や優秀な人材の確保と育成、様々なニーズに合った商品やサービスの開発等により、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散し、リスクの発生を抑え、適切な対応を図ってまいります。 (5) 経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループが今後より成長していくために、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、様々な経営課題に対処することが必要であると認識しております。それらの課題に対応するために、当社グループを取り巻く外部環境及び内部環境に留意し、様々なニーズを識別して経営資源の最適化に努めること及び継続的に収益を確保し、事業規模の拡大を図ってまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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