概要
ランサーズ株式会社は、個人と企業をオンラインで結ぶクラウドソーシング「ランサーズ」を中核とする情報サービス企業である。売上高は54億円(2026年3月期)、従業員150名。330万人の登録フリーランスを擁し、マッチングプラットフォーム・エージェント・コンサルティングの3事業を展開する。
三つの事業モデルで構成される収益構造
当社グループの収益は「マッチングプラットフォーム」「エージェント」「コンサルティング&ソリューション」の3事業から成る。プラットフォーム事業は発注企業からシステム手数料を得る方式であり、エージェント事業は業務委託料と手数料の総額を売上計上する。コンサルティング事業は受注金額をそのまま売上とする。2026年3月期の売上高は5,437百万円(前期比18.5%増)、営業利益は201百万円(同84.4%増)で、いずれも過去最高を更新した。売上高は2016年3月期の13億円から4倍以上に成長している。
330万人のフリーランスネットワーク
2026年3月期末時点でプラットフォームへの登録ユーザー数は330万人に達し、前期末から7.6%増加した。このうちAIエキスパートは1万人を数える。AIを活用したスキルの可視化やタグ付けの精度向上により、企業が求める人材の検索性が改善した。また、マッチングの自動化を推進し、プラットフォームの利便性が向上している。従業員150名に対し登録人材はその2万倍以上であり、軽量な組織で大規模な人材プールを活用するビジネスモデルである。
海外拠点と子会社によるグループ展開
2015年12月にフィリピンに現地法人「Lancers Philippine Crowdsourcing Inc.」を設立し、海外展開の第一歩を踏み出した。2017年11月にはパラフト株式会社(現ランサーズエージェンシー株式会社)を完全子会社化。2018年11月にはパーソルホールディングス株式会社と合弁会社を設立し、オンデマンドマッチングプラットフォーム「シェアフル」をリリースした。2025年8月には株式会社ワンズパワー(現ランサーズ・ワンズソリューション株式会社)をグループ化し、収益基盤の強化を図った。
ハイブリッド型AXカンパニーへの転換
2026年3月期の有価証券報告書で、経営方針を従来のフリーランスマッチングから「ハイブリッド型AXカンパニー」へと大きく転換したことを宣言した。企業のAX(AIトランスフォーメーション)戦略策定から実装までを一気通貫で支援する体制を構築するため、2025年5月にランサーズ・ストラテジック・コンサルティング株式会社を設立した。同社ではコンサルタント採用が順調に進み、フリーランスコンサルタントと連携したチーム体制を整えた。
業界の中での役割は人材マッチングプラットフォーム運営企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01マッチングプラットフォーム主力
オンライン上で企業と個人をつなぐサービス。プロジェクト方式、コンペ・タスク方式、パッケージ方式など多様な依頼形式で、仕事の発注と受注を仲介する。
- ランサーズ
- 企業がオンラインで個人に仕事を依頼できるマッチングプラットフォーム。プロジェクト、コンペ、タスク、パッケージなど様々な形式に対応し、システム手数料とオプション利用料で収益を得る。
02エージェント主力
IT人材やフリーコンサルタントを企業に紹介する人材紹介事業。当社グループが介在し、精度の高いマッチングを提供する。
- ランサーズ テックエージェント
- エンジニア、デザイナー、マーケターなどのIT人材を企業に紹介するエージェントサービス。クライアントの要件を明確にし、適切な人材をマッチングする。
- ランサーズ プロフェッショナルエージェント
- 経営課題に応じて、IT系や戦略系などのフリーコンサルタントをマッチングするエージェントサービス。
03コンサルティング&ソリューション準主力
当社の社員コンサルタントやエンジニアが直接プロジェクトに従事するサービス。戦略策定から開発・実装までを一気通貫で支援し、外部フリーランスとのハイブリッドチームで柔軟に対応する。
製品と技術
クラウドソーシングプラットフォーム「ランサーズ」
2008年12月にリリースした主力サービスで、日本最大級のクラウドソーシングである。Web制作、デザイン、ライティングなど多様な業務をオンラインで発注・受注できる。案件の依頼方式には、プロジェクト方式(見積提案から1名を選定)、コンペ・タスク方式(複数ランサーが提案しクライアントが選定)、パッケージ方式(スキルに基づく商品を出品)の3つがある。登録ユーザー数は330万人で、システム手数料が主な収益源である。
プロフェッショナル人材紹介「ランサーズ テックエージェント」
2017年10月に「Lancers Top」として開始され、後に改名されたエージェント事業の中核サービスである。エンジニア、デザイナー、マーケターなどのIT人材を企業に紹介する。業務委託内容とランサーのスキル要件を明確化し、精度の高いマッチングを実現する。同様の形式でフリーコンサルタントを扱う「ランサーズ プロフェッショナルエージェント」も提供する。エージェント事業は業務委託料と手数料の総額を売上として計上する。
AIエージェント「ラクアポAI」とオンラインアシスタント
2026年3月期に開発・提供を開始した営業AIエージェント「ラクアポAI」は、営業活動の自動化に特化したプロダクトである。顧客企業の実業務へのAI実装における課題把握と導入効果の検証を進め、ノウハウを蓄積する役割を担う。また、2018年7月リリースの「Lancers Assistant」は、オンライン上で秘書業務を代行するサービスである。これらのプロダクトを通じて、企業のAX支援を強化している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がランサーズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4484ランサーズ | 49億円 | 57.7倍 |
| 2 | 4171グローバルインフォメーション | 49億円 | 21.3倍 |
| 3 | 3760ケイブ | 49億円 | — |
| 4 | 3766システムズ・デザイン | 49億円 | 12.2倍 |
| 5 | 3927フーバーブレイン | 49億円 | 15.4倍 |
| 6 | 548Aシステムエグゼ | 49億円 | 9.5倍 |
| 7 | 3815メディア工房 | 48億円 | — |
| 8 | 5031モイ | 47億円 | 46.3倍 |
| 9 | 145AL is B | 46億円 | 24.3倍 |
| 10 | 4476AI CROSS | 46億円 | 13.4倍 |
| 11 | 4492ゼネテック | 46億円 | 8.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 22件
個人のエンパワーメントを掲げた2008年の設立
2008年4月、株式会社リート(現ランサーズ株式会社)を神奈川県川崎市に設立した。目的は「個のエンパワーメント」の実現である。同年12月にはクラウドソーシングサービス「Lancers」(現「ランサーズ」)をリリースし、個人と企業をオンラインでマッチングする事業を開始した。設立から8ヶ月で主力サービスを立ち上げ、事業の基盤を築いた。
名称変更と本社移転で成長基盤を固めた2012〜2013年
2012年5月、商号をランサーズ株式会社に変更し、ブランド名と法人名を統一した。2013年2月には東京大学と自動検知に関する共同研究を実施し、技術力の向上に着手した。同年6月、業務拡張に伴い本社を神奈川県鎌倉市から東京都渋谷区へ移転した。これにより首都圏の企業との連携を強化し、事業拡大の基盤を整えた。
KDDI提携と海外展開が進んだ2014〜2015年
2014年2月、KDDI株式会社との業務提携を実施し、通信大手との協業を開始した。2015年3月にはフリーランス実態調査を開始し、市場データの蓄積に乗り出した。同年9月には地方自治体向けサービス「エリアパートナープログラム」を開始し、地域密着型の展開を図った。同年12月、初の海外現地法人「Lancers Philippine Crowdsourcing Inc.」の営業を開始し、海外市場への進出を実現した。
新サービス投入と品質管理体制の強化(2016〜2017年)
2016年6月、コンテンツマーケティングとクリエイターマネジメントシステム「Quant」をリリースした。同年12月には品質向上委員会を設置し、サービス品質の維持向上に取り組んだ。2017年4月、子会社クオント株式会社を新設分割により設立。同年5月には副業・兼業に関する働き方の実態調査を開始した。同年10月、プロフェッショナルフリーランス向けサービス「Lancers Top」(現「ランサーズ テックエージェント」)をリリースした。
M&Aと合弁事業で事業領域を拡大した2017〜2018年
2017年11月、パラフト株式会社(2019年9月にランサーズエージェンシー株式会社へ社名変更)を完全子会社化し、エージェント事業を強化した。2018年6月にはクオント株式会社をグリー株式会社に譲渡し、事業の選択と集中を進めた。同年7月、オンラインアシスタントサービス「Lancers Assistant」をリリース。同年11月、パーソルホールディングス株式会社と合弁会社を設立し、オンデマンドマッチングプラットフォーム「シェアフル」をリリースした。2019年5月には大企業向けサービス「Lancers Enterprise」をリリースした。
AXカンパニーへの転換を加速した2025年
2025年5月、AXコンサルティング機能強化のためランサーズ・ストラテジック・コンサルティング株式会社を設立した。同年8月、株式会社ワンズパワー(現ランサーズ・ワンズソリューション株式会社)をグループ化し、収益基盤を拡大した。これに伴い、経営方針を従来のフリーランスマッチングから「ハイブリッド型AXカンパニー」へ大きく転換した。登録ユーザー数は2026年3月期に330万人に達し、AIエキスパート1万人を擁する体制を整えた。
年表22件を開く
2000年代
- 2008年4月創業個のエンパワーメントを実現することを目的として株式会社リート(現当社)を神奈川県川崎市に設立
- 2008年12月クラウドソーシングサービス「Lancers」(現「ランサーズ」)をリリース
- 2009年8月業務拡張のため本社を神奈川県鎌倉市に移転
2010年代
- 2012年5月商号変更商号をランサーズ株式会社に変更
- 2013年2月東京大学と自動検知に関する共同研究を実施
- 2013年6月業務拡張のため本社を東京都渋谷区に移転
- 2014年2月KDDI株式会社との業務提携を実施
- 2015年3月フリーランス実態調査を開始
- 2015年9月地方自治体向けサービス「エリアパートナープログラム」を開始
- 2015年12月初の海外現地法人「Lancers Philippine Crowdsourcing Inc.」の営業を開始
- 2016年6月コンテンツマーケティング(注)1とクリエイターマネジメントシステム(注)2「Quant」をリリース
- 2016年12月弊社サービスに関する品質向上委員会を設置
- 2017年4月子会社「クオント株式会社」を新設分割により設立
- 2017年5月副業・兼業に関する「働き方新時代の実態調査」を開始
- 2017年7月一般社団法人シェアリングエコノミー協会の認証を取得
- 2017年10月プロフェッショナルフリーランス向けサービス「Lancers Top」(現「ランサーズ テックエージェント」)をリリース
- 2017年11月M&Aパラフト株式会社(2019年9月、「ランサーズエージェンシー株式会社」に社名変更)を完全子会社化
- 2018年5月株式会社新生銀行と連携し、フリーランス向けクレジットカード「FreCa」を開発・発行
- 2018年6月クオント株式会社をグリー株式会社に譲渡
- 2018年7月オンラインアシスタントサービス「Lancers Assistant」をリリース
- 2018年11月パーソルホールディングス株式会社と合弁会社を設立し、オンデマンドマッチングプラットフォーム(注)3「シェアフル」をリリース
- 2019年5月大企業向けサービス「Lancers Enterprise」をリリース
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
フリーランス人材ネットワークの拡充
330万人のフリーランス人材ネットワークを更に拡大し、多様化する企業課題に対応できる専門人材を確保することで、競争優位性と提供価値の向上を図る。
- 02
AIエキスパートの獲得
AX推進やAI実装に精通した希少なAIエキスパート人材を積極的に獲得し、フリーランス人材ネットワークと組み合わせることで、独自のAXソリューションを提供する。
- 03
AXコンサルティング&ソリューション機能の強化
企業のAX戦略策定から実装まで一気通貫で支援する体制を構築し、経営課題をAIで解決する総合的なサービスを提供することで、「実行力のある変革パートナー」としての価値を高める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で150人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は541万円で、6期前と比べて+5.5%。平均年齢は36.0歳、平均勤続年数は4.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 513 | 32.0 | 2.0 | 154 | — |
| 2021年3月 | 465 | 32.0 | 2.0 | 175 | — |
| 2022年3月 | 488 | 33.0 | 2.4 | 197 | — |
| 2023年3月 | 529 | 34.0 | 3.3 | 192 | — |
| 2024年3月 | 503 | 35.0 | 3.2 | 152 | — |
| 2025年3月 | 513 | 34.0 | 3.4 | 141 | 71 |
| 2026年3月 | 541 | 36.0 | 4.2 | 150 | 133 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社3社(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。
- 国内MENTA株式会社(注)2東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ランサーズ・ストラテジック・コンサルティング株式会社(注)2東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ランサーズ・ワンズソリューション株式会社(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は54億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+17.4%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 63億円 | 54億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 2億円 |
| 純利益 | 3億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥3 | ¥3 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は14億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+27.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 13 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 11 | −1 | −9.1 | −1 |
| 2024年2Q | 11 | 1 | 9.1 | 1 |
| 2024年3Q | 12 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 12 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 23 | 1 | 4.3 | 0 |
| 2025年4Q | 23 | 0 | 0.0 | 2 |
| 2026年2Q | 25 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年4Q | 29 | 2 | 6.9 | 1 |
| 2027年1Q | 14 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2016年3月期からの11期で、売上は13億円から54億円へ4.2倍に増えた。直近期の営業利益率は3.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年3月 | 13 | — | −3 | — | −3 |
| パラフト株式会社(2019年9月、「ランサーズエージェンシー株式会社」に社名変更)を完全子会社化 | |||||
| 2017年3月 | 19 | — | −2 | — | −2 |
| パーソルホールディングス株式会社と合弁会社を設立し、オンデマンドマッチングプラットフォーム(注)3「シェアフル」をリリース | |||||
| 2018年3月 | 19 | — | −4 | — | −4 |
| 2019年3月 | 25 | — | −1 | — | 0 |
| 2020年3月 | 35 | — | −3 | — | −4 |
| 2021年3月 | 39 | — | 0 | — | 0 |
| 2022年3月 | 41 | — | −4 | — | −7 |
| 2023年3月 | 48 | — | −2 | — | −2 |
| 2024年3月 | 46 | — | 1 | — | 1 |
| 2025年3月 | 46 | 1 | 1 | 2.2 | 2 |
| 2026年3月 | 54 | 2 | 2 | 3.7 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高54億円のうち、営業利益として残るのは2億円で3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.1%33億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.2%19億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2026年3月期は営業CFが4億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は22億円で、売上の4.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | −1 | −1 | 7 | −2 | 16 |
| 2019年3月 | −2 | 1 | 2 | −1 | 17 |
| 2020年3月 | −4 | −2 | 9 | −6 | 21 |
| 2021年3月 | 2 | −3 | 1 | −1 | 21 |
| 2022年3月 | −3 | −1 | 0 | −4 | 17 |
| 2023年3月 | −3 | −3 | 3 | −6 | 13 |
| 2024年3月 | 3 | −1 | 4 | 2 | 19 |
| 2025年3月 | 0 | −1 | −1 | −1 | 18 |
| 2026年3月 | 4 | −1 | 1 | 3 | 22 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2026年3月期の総資産は37億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は38.0%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年3月 | 16 | 6 | 10 | 37.5 |
| 2017年3月 | 18 | 3 | 15 | 19.5 |
| 2018年3月 | 24 | 10 | 14 | 42.5 |
| 2019年3月 | 23 | 10 | 13 | 42.3 |
| 2020年3月 | 31 | 17 | 14 | 54.5 |
| 2021年3月 | 34 | 18 | 16 | 53.5 |
| 2022年3月 | 28 | 12 | 16 | 41.8 |
| 2023年3月 | 31 | 10 | 21 | 31.1 |
| 2024年3月 | 35 | 12 | 23 | 33.6 |
| 2025年3月 | 33 | 14 | 19 | 41.4 |
| 2026年3月 | 37 | 14 | 23 | 38.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中177位あたり、逆に低いのは配当利回りで605社中523位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥300で、1年前と比べて+0.7%。過去52週の値幅のなかでは65%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 57.7倍 |
| PER (会社予想) | 19.5倍 |
| PBR | 3.54倍 |
| 配当利回り | 1.00% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+7.5%上昇、本日は0%と変わらず285円。週足では52週高値326円に向けた上昇基調が続き、25日線(272.4円)を+4.6%上回る。52週安値217円からは+31%上昇。出来高はやや減少傾向だが、本日は6800株と低調。RSIは95と買われすぎで、過熱感が強い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PER54.9倍は同業平均29.7倍を大きく上回り、PBR3.25倍は平均3.44倍と同水準ながら、ROE6.6%と低く割高感が強い。配当利回り0.70%と低く、売上高の伸びも鈍い。割高だがPBRは平均並みで資産面の割安感はない。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 57.7倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 19.5倍 | — |
| PBR | 3.54倍 | 2.96倍 |
| ROE | 6.6% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
2025年3月期は営業黒字化を達成。強気派は、日本で拡大するギグエコノミー需要の追い風を受け、売上成長と収益改善が続くとみる。弱気派は、競合の台頭やプラットフォーム利用者の流動性、過去の赤字実績から持続的成長への確信が持てないと指摘。PER約54倍とバリュエーションは割高。
- 成長市場の追い風
ギグエコノミー市場拡大でクラウドソーシング需要増加。
- 黒字化達成
2025年に営業黒字化。今後の利益成長に期待。
- ブランド力
国内最大級のプラットフォームで認知度が高く、新規獲得しやすい。
- 競争激化
類似サービスが多く、ランサーズの差別化が難しい。
- バリュエーション高
PER約54倍。成長が鈍化すれば割高感が強まる。
- 収益不安定性
過去に赤字が続き、収益の安定性に疑問。ユーザー流出リスクも。
- 売上高成長率
- 成長市場でシェアを伸ばせているか。
- 営業利益率
- 黒字化後の収益性改善の進捗。
- アクティブユーザー数
- プラットフォームの健全性と成長性を示す。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり3円。いまの株価に対する利回りは1.00%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥3
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ8,768人。区分でいちばん多いのは個人・その他で84.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が10.0%を占め、残る90.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 67.7 | 72.8 | 78.0 | 75.7 | 72.0 | 84.5 |
| 事業法人 | 5.2 | 5.0 | 7.2 | 9.4 | 9.7 | 9.0 |
| 外国法人 | 10.8 | 10.3 | 4.8 | 2.7 | 3.6 | 2.9 |
| 証券会社 | 4.6 | 4.8 | 8.8 | 11.0 | 13.5 | 2.5 |
| 自己株式 | — | — | — | — | — | 1.1 |
| 金融機関 | 11.6 | 7.1 | 1.1 | 1.1 | 1.0 | 1.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 秋好 陽介 | 45.43 |
| 02 | パーソルホールディングス株式会社 | 4.61 |
| 03 | 株式会社丸井グループ | 2.38 |
| 04 | INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 1.93 |
| 05 | 水谷 桂子 | 1.02 |
| 06 | 株式会社全国個人事業主支援協会 | 1.01 |
| 07 | 株式会社SBI新生銀行 | 0.99 |
| 08 | 竹内 創哉 | 0.79 |
| 09 | 株式会社Bold Investment | 0.72 |
| 10 | GMOクリック証券株式会社 | 0.63 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で+100%、1株純資産は7期で−22%。直近期のROEは6.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年3月 | −3,071 | — | — | — |
| 2017年3月 | −2,561 | — | — | — |
| 2018年3月 | −39 | — | — | — |
| 2019年3月 | −2 | — | — | — |
| 2020年3月 | −28 | 111 | — | — |
| 2021年3月 | 2 | 117 | 2.1 | 303.4 |
| 2022年3月 | −43 | 75 | — | — |
| 2023年3月 | −15 | 61 | — | — |
| 2024年3月 | 7 | 73 | 10.4 | 42.5 |
| 2025年3月 | 11 | 84 | 13.9 | 19.2 |
| 2026年3月 | 6 | 87 | 6.6 | 49.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額99百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 秋好陽介 | 代表取締役社長 CEO | 45 | 7,380,754 |
| 後藤信彦 | 取締役 兼 執行役員 | 53 | 20,000 |
| 上野諒一 | 取締役 兼 執行役員 | 37 | 15,100 |
| 加藤丈幸 | 取締役 | 50 | 12,413 |
| 村上臣 | 取締役 | 49 | 3,514 |
| 村上未来 | 取締役 監査等委員 | 49 | — |
| 永沢徹 | 取締役 監査等委員 | 67 | — |
| 古川徳厚 | 取締役 監査等委員 | 45 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | ストックオプション百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 57 | 10 | 3 | 6 | 76 | 15 |
| 社外取締役 | 8 | 22 | — | 1 | — | 23 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,271字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,676字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,381字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,163字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第18期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第17期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2023/04/01-2024/03/31)2024-07-01
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第16期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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