概要
JSHは、2016年に東京都中央区で設立された、在宅医療事業と地方創生事業を二本柱とする企業である。2024年3月に東京証券取引所グロース市場に上場。在宅医療では精神疾患者を中心とした訪問診療コンサルティングと訪問看護サービスを提供し、地方創生では過疎地域に農園を開設して障がい者雇用を支援する事業や観光物産事業を展開する。2026年3月期の連結売上高は47億円、従業員数579人。
在宅医療と地方創生の二事業体制
JSHの事業は「在宅医療事業」と「地方創生事業」の二つで構成される。2026年3月期の連結売上高47億円のうち、地方創生事業が32億円(約68%)、在宅医療事業が約15億円(約32%)を占める。在宅医療事業は精神疾患者の在宅医療ニーズの高まりを受け、医療機関への訪問診療コンサルティングと、当社看護師による訪問看護サービスを提供する。地方創生事業は過疎化が進む地域で障がい者の就労機会を創出する「障がい者雇用支援事業」と、長崎県五島市を中心に旅行代理店や民泊を手掛ける「観光物産事業」から成る。2025年1月には不動産テック企業のショウタイム24株式会社を連結子会社化し、事業ポートフォリオの多様化を進めている。
リカーリング収入が収益の柱をなす障がい者雇用支援
障がい者雇用支援事業の収益モデルは、サービス導入時に発生するスポット売上と、月額で継続するリカーリング売上で構成される。リカーリング売上は障がい者1人あたりの定着支援サポート料、農園利用料、水耕栽培設備レンタル料などからなり、2026年3月期にはコルディアーレ農園の売上の約90%を占めた。利用企業数は第6期(2022年3月期)の112社から第10期(2026年3月期)には248社へ拡大し、リカーリング売上は7.29億円から27.73億円に増加した。期末1企業当たりリカーリング売上も650.9万円から1,118.3万円に上昇しており、解約率は5%前後で推移するなど、安定した収益基盤を形成している。
九州から全国へ広がる農園ネットワーク
障がい者雇用支援事業の核となる農園は、長崎県五島市の「コルディアーレ高田農園」(2018年開園)を皮切りに拡大を続け、2026年3月末時点で9都道府県(北海道、東京都、岡山県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県)に合計26拠点を運営する。農園には冷暖房完備の屋内型水耕栽培設備を導入し、バリアフリー化や看護師の常駐、送迎サービスなど障がい者が働きやすい環境を整備。2026年3月末の障がい者受入数は1,788人に達し、身体・知的・精神の比率はおよそ1:1:2、年齢層は20代から60代まで均等に分布する。2026年7月には法定雇用率が2.7%に引き上げられる見通しで、さらなる需要拡大が見込まれている。
在宅医療で培ったノウハウを障がい者支援に活用
在宅医療事業では、精神疾患者に対する訪問看護の経験を蓄積しており、この知見を地方創生事業の障がい者雇用支援に生かしている。具体的には、農園に常駐する看護師が障がい者の体調管理やメンタルサポートを提供し、農園近隣に訪問看護ステーションを開設することで緊急時の連携を可能にしている。また、在宅医療事業で培った医療機関とのネットワークを通じて、障がい者の職場定着率の向上に寄与。このシナジーにより、農園利用企業の解約率は低水準で推移し、サービスの質を高めている。在宅医療事業自体も、2026年3月期には売上高約15億円を計上し、グループ全体の収益を支える一翼を担っている。
業界の中での役割は在宅医療サービス(訪問看護)および障がい者雇用支援サービス(農園運営)提供事業者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01在宅医療主力
精神疾患者を主な対象とする訪問看護サービスを提供。医療機関への訪問診療コンサルティングも行い、連携医療機関からの紹介で利用者を獲得している。
- 精神科訪問看護サービス
- 精神疾患者の居宅を看護師が訪問し、生活習慣の確立や薬物療法の支援などを行う医療サービス。
02地方創生主力
過疎化や雇用機会減少といった地方の課題解決を目的に、障がい者雇用支援事業と観光物産事業を展開。都市部の企業に障がい者雇用の場を提供し、地方の障がい者に就労機会を創出する。
- コルディアーレ農園
- 水耕栽培設備を備えた屋内農園。障がい者が働きやすい環境で、農作業を通じた就労機会を提供する。
- 水耕栽培設備レンタル
- 農園利用企業に対し、水耕栽培設備を賃貸するサービス。
03観光副次
長崎県五島市にて旅行代理店事業と民泊事業を展開。世界文化遺産登録を契機に修学旅行誘致や観光客の受け入れを行う。
- 旅行代理店サービス
- 長崎県五島市を中心に、旅行商品の企画・販売を行う。
- 民泊サービス
- 五島市内の約100家庭の民泊受入家庭を活用し、修学旅行生等に宿泊・体験プログラムを提供する。
製品と技術
屋内水耕栽培と看護師常駐の農園モデル
障がい者雇用支援事業の中核は、全国各地に設置された「コルディアーレ」ブランドの農園である。農園では冷暖房完備の屋内で水耕栽培を採用し、障がい者の特性に応じて作業の割り振りが容易で、毎営業日必要な作業がある点を特徴とする。農園には看護師が常駐し、障がい者の体調管理やメンタルサポートを行うほか、通勤支援のための送迎サービスも提供。利用企業は農園の区画を借り、自社が雇用した障がい者に就労の場を提供する。2026年3月末時点で26拠点、1,788人の障がい者が就労しており、農園で栽培された収穫物は利用企業の社員食堂や地域のこども食堂、小売店で販売される。
精神疾患者に特化した訪問看護ステーション
在宅医療事業では、2017年に買収した「訪問看護ステーション コルディアーレ」を中心に、精神疾患者を主たる対象とする訪問看護サービスを提供している。利用者数や訪問件数を経営指標とし、常勤換算看護師数を増やしながら、医療機関との連携による訪問診療支援を実施。同事業で培った精神疾患への対応ノウハウは、地方創生事業の農園での障がい者支援に横展開され、グループ全体の強みとなっている。訪問看護ステーションは農園近隣に開設されることもあり、地域包括ケアの一翼を担う。
旅行代理店・民泊・別荘を連結した観光物産事業
地方創生事業の一部門である観光物産事業は、売上構成比で1割未満だが、長崎県五島市を拠点に旅行代理店事業と民泊事業を展開する。2018年の世界文化遺産登録を契機に修学旅行誘致を強化し、2019年に第二種旅行業登録を取得。2026年4月には静岡県伊東市に一棟貸し別荘「AUFU VILLA」2棟を開業し、事業領域を拡大した。また、連結子会社ショウタイム24は不動産テック企業であり、無人内見システムを提供することで、グループ全体の事業ポートフォリオにテクノロジー要素を加えている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
増収も赤字転落、収益改善が最大の課題
サービス業に属する当社は、売上高が2024年3月期の35億円から2026年3月期には47億円へと増加する一方、営業利益率は2025年3月期の5%から2026年3月期は-2.13%と赤字に転落する見込みだ。同業他社にはジンジブやダイブグループがあり、成長市場ではあるが競争も激しい。当社は増収基調にあるものの、コスト管理の失敗や競争激化による利益率低下が課題である。
強み
- 売上高が継続的に増加しており、市場での存在感が高まっている。
- サービス業は拡大傾向にあり、今後も需要の伸びが期待できる。
- 2025年3月期には営業利益率5%を達成しており、黒字化の実績がある。
課題
- 2026年3月期に営業赤字となる見込みで、収益悪化が深刻。
- 増収にもかかわらず赤字となるのは、コスト増加が原因と推測。
- 同業他社が多く、価格競争に巻き込まれるリスクがある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がJSH
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7351グッドパッチ | 44億円 | 10.7倍 |
| 2 | 6545インターネットインフィニティー | 44億円 | 18.6倍 |
| 3 | 4750ダイサン | 43億円 | 13.9倍 |
| 4 | 7066ピアズ | 43億円 | 9.5倍 |
| 5 | 7361ヒューマンクリエイションホールディングス | 43億円 | 15.8倍 |
| 6 | 150AJSH | 42億円 | — |
| 7 | 6038イード | 42億円 | 13.1倍 |
| 8 | 2493イーサポートリンク | 42億円 | 23.9倍 |
| 9 | 2342トランスジェニックグループ | 42億円 | — |
| 10 | 324Aブッキングリゾート | 42億円 | 11.3倍 |
| 11 | 291Aリスキル | 41億円 | 6.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 14件
訪問診療コンサルティングから始まった2016年の創業
JSHは2016年4月、東京都中央区に資本金6,000万円で設立された。創業当初は医療機関等を対象とする訪問診療コンサルティング業務を開始。同年9月には有料職業紹介事業許可(許可番号13-ユ-307940)を取得し、医療福祉領域の人材紹介事業にも乗り出した。この時点では単一法人での運営であり、後の事業多角化の基盤となる二つの事業(在宅医療支援と人材紹介)の種がまかれた。設立からわずか1年余りで、訪問診療コンサルティングと有料職業紹介の両軸を確立したことが、その後の拡大の出発点となった。
買収と持株会社体制への移行(2017年)
2017年10月、JSHは日本在宅医療株式会社を買収・完全子会社化し、在宅医療事業に本格参入した。これにより訪問看護ステーション「コルディアーレ」を取得し、訪問看護及び訪問診療サポートサービスを開始。翌11月には、ジャパンサポート株式会社(東京)と株式会社トレースエンタープライズ(長崎県五島市)の2社を設立し、持株会社体制へ移行した。ジャパンサポートに在宅医療機関向けコンサルティング業務を移管し、トレースエンタープライズでは地方創生事業の第一歩として障がい者雇用支援事業を開始。この再編により、グループは在宅医療・人材紹介・地方創生の3本柱で事業を展開することになった。
子会社合併による持株会社体制の解消(2019年)
2019年11月、JSHは日本在宅医療、トレースエンタープライズ、ジャパンサポート、インタービーイングの4連結子会社を吸収合併し、持株会社体制を解消した。目的は、在宅医療事業と地方創生事業のシナジー発揮、重複事業の整理、グループ間取引コストの削減、管理部門の強化であった。合併により、それまで子会社に分散していた機能が本体に一元化され、経営資源の効率的な配分が可能となった。同年には観光物産事業の第二種旅行業登録も行い、長崎県五島市での修学旅行誘致や物販事業を本格化。合併前の複数法人体制から単一法人へと集約することで、事業間連携を加速させた。
グロース市場上場とショウタイム24子会社化(2024〜2025年)
2024年3月、JSHは東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場時点での売上高は35億円(2024年3月期)、従業員数は579人。上場後の2025年1月には、第三者割当増資の引受によりショウタイム24株式会社を連結子会社化。同社は無人内見システムを提供する不動産テック企業であり、これにより事業ポートフォリオの多様化と収益基盤の安定化を図った。また、同年10月には大阪支社を開設し、関西エリアにおける在宅医療事業と地方創生事業の拡大を開始。上場を機に資金調達力を高め、M&Aと新拠点展開を積極化させた。
新規事業への挑戦:一棟貸し別荘の開業(2026年)
2026年4月、JSHは静岡県伊東市に一棟貸し別荘「AUFU VILLA JOGASAKI-空-」と「AUFU VILLA JOGASAKI-森」を開業した。これは地域活性化を目的とした新規事業であり、観光物産事業の一環として位置づけられる。別荘運営により、伊東市への観光客誘致と雇用創出を狙う。同日時点で農園運営拠点は26カ所に拡大しており、地方創生事業全体の事業領域が農園運営、旅行代理店、民泊、さらに別荘事業へと広がった。売上高は前年比19.5%増の47億円に達したが、新規農園開設や人材投資の拡大により営業利益は1億円の赤字(前期は1.8億円の黒字)となり、収益化には時間を要する見通しである。
年表14件を開く
2010年代
- 2016年4月創業東京都中央区に当社(資本金60,000千円)を設立し、医療機関等を主な対象先とする訪問診療コンサルティング業務を開始
- 2016年9月医療福祉領域の人材紹介事業のため、当社にて有料職業紹介を行うこと等を目的とした有料職業紹介事業許可(許可番号13-ユ-307940)を取得
- 2017年10月M&A事務業務の支援を行っていた日本在宅医療株式会社の買収・完全子会社化により、在宅医療事業として訪問看護及び訪問診療サポートサービスを開始(訪問看護ステーション コルディアーレ)
- 2017年11月東京都中央区に連結子会社ジャパンサポート株式会社(資本金10,000千円)を設立し、在宅医療機関等を対象先とする訪問診療コンサルティング業務を同社に移管するとともに、長崎県五島市に連結子会社株式会社トレースエンタープライズ(資本金10,000千円)を設立し、地方創生事業における障がい者雇用支援事業を開始し、当社を持株会社とする経営体制へと移行
- 2018年1月株式会社トレースエンタープライズにて地方創生事業における観光物産事業として長崎県五島市の地場産品等の物販事業を開始
- 2018年4月株式会社トレースエンタープライズにてコルディアーレ高田農園(長崎県五島市)を開園
- 2019年2月M&A事務業務の支援を行っていたインタービーイング株式会社(インタービーイング 訪問看護ステーション)を買収・完全子会社化し、在宅医療事業における訪問看護サービス機能を強化
- 2019年10月観光物産事業における募集型企画旅行の取り扱いを目的として、当社にて第二種旅行業者に登録(長崎県知事登録旅行業2-200号)
- 2019年11月M&A在宅医療事業と地方創生事業のシナジーの発揮や重複する事業の整理並びにグループ間取引に伴うコスト削減及び管理部門の強化等を目的として、当社を存続会社、日本在宅医療株式会社、株式会社トレースエンタープライズ、ジャパンサポート株式会社及びインタービーイング株式会社の4連結子会社を消滅会社とする合併契約を締結し、当社にこれら子会社を吸収合併し、持株会社体制を解消
2020年代
- 2021年11月地方創生事業の経営管理業務を行うこと等を目的として、福岡県福岡市博多区に福岡本社を開設
- 2024年3月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2025年1月M&A事業領域の拡大と事業ポートフォリオの強化ならびに収益基盤の多様化と安定化のため、ショウタイム24株式会社を第三者割当増資引受により連結子会社化
- 2025年10月関西エリアにおける在宅医療事業及び地方創生事業の拡大を目的として、大阪支社を開設
- 2026年4月新規事業として地域活性化を目的とした一棟貸し別荘「AUFU VILLA JOGASAKI-空-」「AUFU VILLA JOGASAKI-森」を静岡県伊東市に開業
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
障がい者雇用支援事業の拡大
農園での就労機会創出と職業能力開発支援を通じ、サービス利用企業数および1企業当たりの雇用人数の拡大に取り組む。また、農園新規開設時には障がい者雇用状況や交通利便性を考慮して展開する。
- 02
在宅医療事業の体制強化
精神科の入院から地域医療への移行に対応し、医療機関との連携強化により患者紹介の拡大を図る。効率的な訪問診療・訪問看護を実施するため、拠点体制の整備と移動時間短縮に取り組む。
- 03
観光物産事業の誘客拡大
新型コロナウイルス収束後の修学旅行生や個人観光客の誘致を見据え、民泊受入家庭の拡大や新たな体験プログラムの開発に取り組む。
- 04
精神障がい者の就労支援強化
在宅医療事業のノウハウを活用し、精神障がい者の職場定着率向上に取り組む。農園近隣への訪問看護ステーション設置など、幅広い障がい者の就労機会創出を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で579人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は349万円で、2期前と比べて−3.5%。平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は2.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年3月 | 361 | 44.8 | 2.4 | 427 | — |
| 2025年3月 | 357 | 44.8 | 2.6 | 488 | 41 |
| 2026年3月 | 349 | 41.6 | 2.6 | 579 | −17 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内ショウタイム24株式会社東京都中央区議決権57.1%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は47億円、営業利益は-1億円。前期と比べると増収減益で、売上が+17.5%、利益が-150.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 65億円 | 47億円 |
| 営業利益 | 4億円 | -1億円 |
| 純利益 | 2億円 | -1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥3 | ¥3 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
5期分
直近は2027年1Qで、売上は15億円、営業利益は1億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年2Q | 19 | 1 | 5.3 | 1 |
| 2025年4Q | 21 | 1 | 4.8 | 0 |
| 2026年2Q | 22 | −1 | −4.5 | −1 |
| 2026年4Q | 25 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2027年1Q | 15 | 1 | 6.7 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2020年3月期からの7期で、売上は7億円から47億円へ6.7倍に増えた。直近期の営業利益率は-2.1%。売上は6期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 7 | — | −1 | — | −5 |
| 地方創生事業の経営管理業務を行うこと等を目的として、福岡県福岡市博多区に福岡本社を開設 | |||||
| 2021年3月 | 15 | — | −1 | — | −1 |
| 2022年3月 | 23 | — | 1 | — | 1 |
| 2023年3月 | 30 | — | 2 | — | 2 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2024年3月 | 35 | — | 2 | — | 1 |
| 事業領域の拡大と事業ポートフォリオの強化ならびに収益基盤の多様化と安定化のため、ショウタイム24株式会社を第三者割当増資引受により連結子会社化 | |||||
| 2025年3月 | 40 | 2 | 2 | 5.0 | 1 |
| 2026年3月 | 47 | −1 | −1 | −2.1 | −1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高47億円のうち、営業利益として残るのは-1億円で-2.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.2%33億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.9%15億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-2.1%-1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは−7億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は9億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 1 | −2 | 5 | −1 | 7 |
| 2023年3月 | 2 | −2 | 1 | 0 | 8 |
| 2024年3月 | 3 | −1 | 2 | 2 | 12 |
| 2025年3月 | 1 | −7 | 2 | −6 | 8 |
| 2026年3月 | 0 | −7 | 8 | −7 | 9 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2026年3月期の総資産は38億円。このうち返さなくてよい自己資本が19億円で、自己資本比率は51.2%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 8 | 2 | 6 | 21.1 |
| 2021年3月 | 9 | 1 | 8 | 9.5 |
| 2022年3月 | 16 | 7 | 9 | 42.2 |
| 2023年3月 | 20 | 13 | 7 | 66.9 |
| 2024年3月 | 25 | 18 | 7 | 72.2 |
| 2025年3月 | 30 | 20 | 9 | 68.3 |
| 2026年3月 | 38 | 19 | 18 | 51.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中113位あたり、逆に低いのはROEで534社中509位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥741で、1年前と比べて+60.4%。過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 21.8倍 |
| PBR | 2.17倍 |
| 配当利回り | 0.40% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月21日に前日比6.87%安の746円と下落したが、1ヶ月では13.72%上昇した。25日移動平均線(564.44円)を約32%上回り、75日線(424.32円)や200日線(407.34円)を大きく乖離して上回る。52週高値822円に接近し、52週安値329円からは倍以上に上昇。7月17日以降出来高が急増し、8月20日には158万株が成立。上昇トレンドが鮮明だが、過熱感も強い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PER予想は18.2倍で業界平均22.98倍を下回るが、PBR1.81倍は平均3.31倍より低いもののROEが-6.1%と赤字で収益性が悪い。配当利回り0.48%は平均2.31%を大幅に下回る。最近の業績も営業赤字拡大傾向で、将来性に不安。低PER・低PBRは業績悪化を織り込んだ可能性があるが、現状の収益力では割高感がある。配当も低く、バリュエーションはやや割高と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 21.8倍 | — |
| PBR | 2.17倍 | 3.51倍 |
| ROE | -6.1% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上は拡大しているが、営業利益率がマイナスに転じ、収益性が悪化。強気派は売上成長の持続と黒字転換を期待する。弱気派は人手不足が続く中でコスト増が利益を圧迫するとみる。
- 売上成長
2023/3期から一貫して売上高が増加。需要は拡大している。
- 市場ニーズ
サービス業界は人手不足で需要が高まっている。
- PBR割安
PBR1.81倍と資産価値に比べて株価は割安。
- 売上高47億円と前期比7億円増収通年影響中
2026年3月期の売上高は47億円と前期比7億円増。増収基調は続くが、営業損益は赤字
- 株価1年で53%上昇のモメンタム継続影響弱
株価は619円で1年前から53.2%上昇。上昇トレンドが続く限り需給は良好
- 外国人保有2.8%から拡大余地不定影響弱
外国人保有比率は2.8%。低水準のため、買い戻しが入れば株価上昇余地
- 予想PER18.2倍と成長期待決算発表後影響中
予想PER18.2倍は、時価総額35億円に対して妥当な水準。増収が続けば黒字回復で割高感が解消
- 赤字化
2026/3期は営業利益率-2.13%、純損失を計上。
- ROE悪化
ROE-6.1%と資本を毀損している。
- 不透明な事業
事業内容が明確でなく、分析が困難。
- 営業損益が2億円から1億円の赤字へ通年影響強
2026年3月期の営業利益は-1億円と前期比3億円悪化。営業利益率-2.13%
- 最終損益が1億円の赤字転落通年影響中
純利益は1億円→-1億円へ転落。赤字幅は1億円と小さいが、信用面の不安材料
- ROE-6.1%と自己資本毀損継続影響中
ROEは-6.1%で自己資本が目減り。PBR1.81倍を維持するには収益回復が必須
- 配当利回り0.48%と還元不足通年影響弱
配当利回り0.48%は低位で、株主還元の期待が持ちにくい
- 営業利益率
- 黒字転換の兆しを確認。
- 売上高成長率
- 需要の持続性を確認。
- 従業員数・稼働率
- サービス提供能力と効率を測る。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,711人。区分でいちばん多いのは個人・その他で81.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が13.7%を占め、残る86.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 79.2 | 79.2 | 81.4 |
| 事業法人 | 12.0 | 14.4 | 13.7 |
| 外国法人 | 2.4 | 2.6 | 2.6 |
| 証券会社 | 6.3 | 3.4 | 2.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.2 |
| 金融機関 | 0.1 | 0.3 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 野口 和輝 | 34.87 |
| 02 | ジャフコSV5共有投資事業有限責任組合 | 17.29 |
| 03 | ジャフコSV5スター投資事業有限責任組合 | 4.27 |
| 04 | 東京センチュリー株式会社 | 3.18 |
| 05 | 株式会社はじめカンパニー | 3.00 |
| 06 | 速水 裕 | 1.96 |
| 07 | Ariake Secondary Fund Ⅲ LP Bergen Jon(常任代理人あいざわアセットマネジメント株式会社) | 1.88 |
| 08 | 株式会社ホテル・アルファ・ワン事業本社 | 1.76 |
| 09 | ホテル・アルファーワン事業共同組合 | 1.76 |
| 10 | 株式会社ホテルアルファ―ワン・ディベロップメント | 1.76 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-30ジャフコ グループ株式会社新規の大量保有報告2.51%-2.70pt
- 2026-07-29ジャフコ グループ株式会社新規の大量保有報告5.21%-3.11pt
- 2026-07-28ジャフコ グループ株式会社新規の大量保有報告8.32%-7.95pt
- 2026-07-27ジャフコ グループ株式会社新規の大量保有報告16.27%-5.29pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で+100%、1株純資産は3期で+2%。直近期のROEは-6.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | −26,771 | — | — | — |
| 2021年3月 | −7,203 | — | — | — |
| 2022年3月 | 15 | — | 16.3 | — |
| 2023年3月 | 41 | — | 18.8 | — |
| 2024年3月 | 31 | 335 | 9.2 | 22.6 |
| 2025年3月 | 26 | 362 | 7.1 | 22.4 |
| 2026年3月 | −21 | 342 | −6.1 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額219百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 野口和輝 | 代表取締役 会長兼社長 | 61 | 2,014,300 |
| 市川伸二 | 取締役 経営管理 本部長 | 46 | 8,000 |
| 鎌田聖一 | 取締役 東日本在宅医療事業本部長 | 55 | 170,000 |
| 山田平和 | 取締役 地方創生事業本部長 | 64 | — |
| 北村充永 | 取締役 東日本在宅医療事業本部長 | 50 | — |
| 濵西望 | 取締役 | 42 | 300 |
| 矢野翔太郎 | 取締役 営業本部長 | 42 | 11,000 |
| 津田和義 | 取締役 | 60 | — |
| 江尻琴美 | 取締役 | 52 | — |
| 北野幸治 | 常勤監査役 | 68 | — |
| 中務正裕 | 監査役 | 61 | — |
| 小田切豪 | 監査役 | 48 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 178 | 178 | 22 |
| 社外取締役 | 6 | 41 | 41 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容10,945字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題8,268字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク12,761字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)12,123字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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