概要
ピアズは、通信業界を中心に販売チャネルの支援を行うコンサルティング企業である。2005年に愛知県名古屋市で創業し、現在は東京都港区に本社を置く。2019年6月に東京証券取引所マザーズ(現グロース)に上場。2025年9月期の連結売上高は61億円、従業員数は413名。主にセールスプロモーション、オンライン接客、AIを活用した人材育成の3つのサービスを提供する。
通信キャリア向け販売支援を祖業とする事業構造
ピアズの事業はコンサルティング事業の単一セグメントだが、提供形態によってセールスプロモーション、オンライン接客/セールス、AIボーディングの3つに分かれる。祖業はセールスプロモーションであり、通信キャリアや販売店に対し、販売課題の解決策を提案する。従来はオフラインの販売支援イベントが中心だったが、現在はオンラインイベントにも対応している。2025年9月期の売上高は61億円で、前年比1.7%減となったが、粗利の高い案件に注力し営業利益は16.4%増の5.6億円を達成した。
NTTドコモへの依存度が高い顧客基盤
売上高の大部分は株式会社NTTドコモからの受注に依存している。2025年9月期には同社向け売上が38億8千万円と全体の63.6%を占めた(前年同期は45.6%)。ピアズは「ドコモ光オンラインヘルパーセンター」や「dサービスオンラインカウンター」の運営を受託しており、通信キャリアとの関係が収益の根幹を支える。一方で、2024年6月にはIT人材派遣・SES事業を譲受し、顧客基盤の多様化も進めている。
M&Aと事業売却でポートフォリオを最適化
ピアズは成長過程で複数の子会社を取得・売却してきた。2020年には2LinksやQualiagramを設立し、2022年にはウィルグループを子会社化したが、不採算事業は売却している。2024年9月にはマックスプロデュースの全株式を売却し、2025年8月にはベルフェイスシステムを取得した。こうした選択と集中により、2025年9月期の営業利益は5.6億円、経常利益は5.0億円と改善した。
従業員数413名、自己資本比率61.9%の財務基盤
2025年9月期末の総資産は44.6億円、負債16.9億円、純資産27.6億円で自己資本比率は61.9%である。流動資産28.2億円、固定資産16.3億円。営業活動によるキャッシュフローは7.0億円の獲得だったが、自己株式取得や借入金返済により財務活動で8.5億円の支出があり、現金同等物は17.6億円と前年から1.9億円減少した。EBITDAを重要な経営指標と位置づけ、持続的成長に向けた投資を継続している。
業界の中での役割は移動体通信販売チャネルにおいて、店舗運営の課題解決を支援するコンサルティングサービスプロバイダー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01通信販売チャネル主力
通信キャリア、販売店(キャリアショップ・家電量販店)、移動体通信端末メーカーを対象に、コンサルタントが店舗の運営・販売課題を解決するセールスプロモーションを提供。イベント支援やオンライン対応など時代に合わせたサービスを行う。
- セールスプロモーション
- 店舗の販売課題に対する課題解決策の提案。販売スタッフへの教育や販売イベントの企画運営など。
02店舗DX準主力
店舗運営の省人化・無人化を実現するオンライン接客システムの提供や運営代行。接客データの収集・分析により応対品質の標準化を支援する。
- オンライン接客システム
- 非対面での接客・販売を可能にするシステム。オンライン接客センターの運営も請け負う。
03人材育成副次
移動体通信販売のノウハウにAIを融合し、販売人員の育成プログラムを提供。「mimik」などのAIソリューションにより新人の早期戦力化を支援する。
- mimik
- AIを活用した販売トレーニングソリューション。ロールプレイングや接客スキルの評価などを行う。
製品と技術
セールスプロモーション:通信販売チャネルの総合支援
セールスプロモーションサービスは、通信業界の販売現場で困っているスタッフを助けるという想いから始まった。通信キャリアやキャリアショップ、家電量販店、端末メーカーなどを対象に、業界知見と販売経験を持つコンサルタントが各店舗の運営課題や販売課題に対する解決策を提案する。従来はオフラインの販売支援イベントが中心だったが、現在はオンラインイベントにも対応。NTTドコモ向けの売上が大きな割合を占める。
オンライン接客/セールス:非対面接客のDX支援
オンライン接客/セールスサービスは、ピアズの店舗運営ノウハウを活かし、店舗の省人化・無人化を実現するDX支援を行う。具体的にはオンライン接客システムの提供やオンライン接客センターの運営を行い、接客時のデータ(会話や表情)を収集・分析して応対品質を可視化する。インバウンド型に加えアウトバウンド型営業も取り込み、非対面での幅広い顧客対応を可能にしている。2025年にはベルフェイスシステムの電話面談システム「bellFace」も加わった。
AIボーディング:mimikによる販売人材育成
AIボーディングは、移動体通信業界の販売現場で培った知見にAI技術を融合した人材育成サービスである。2020年11月に提供開始したAIロープレ研修システム「mimik」が中核製品。新人の早期戦力化を目的とし、トレーニングやリスキリングを通じて販売成績の向上を支援する。AIを活用したソリューションにより、販売現場の成果向上に寄与している。同サービスは連結子会社である株式会社Qualiagramが担当する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
エンジニア派遣で国内中堅、内需依存度高
同社は技術者派遣を主力とするサービス企業で、直近期(2024/9)の営業利益率8.06%と業界平均並みの収益性を示す。売上高は過去2期で緩やかに成長したが、2025/9期は微減の見込み。同業のジンジブとイシンは若年層・新卒採用に強みを持つが、ピアズは主に製造・IT分野の中途技術者派遣に特化し、競合との差別化を図る。しかし売上規模約62億円と市場シェアは限定的で、海外売上比率は開示されておらず内需依存のビジネスモデルと推察される。業界全体ではDX需要を背景に技術者不足が続くが、人材単価上昇と利益率維持のバランスが課題である。
強み
- 製造・IT分野の中途技術者派遣に特化し、専門性の高い人材を提供する強みがある。
- 直近の営業利益率8%前後を維持し、業界平均と同程度の収益性を確保している。
- 2023/9期から2024/9期にかけて売上高が約11%増加し、拡大基調にある。
- 同業が若年層重視の中、中途技術者派遣で差別化し一定の顧客基盤を有する。
課題
- 売上高約62億円と業界内で中堅以下であり、市場での影響力が限定的。
- 営業利益率が9.84%(2025/9予想)と改善傾向だが、人材単価上昇がリスク。
- 海外売上比率が不明で国内市場に依存しており、景気変動の影響を受けやすい。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がピアズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4645市進ホールディングス | 46億円 | 5.6倍 |
| 2 | 7058共栄セキュリティーサービス | 45億円 | 6.7倍 |
| 3 | 7351グッドパッチ | 44億円 | 10.7倍 |
| 4 | 6545インターネットインフィニティー | 44億円 | 18.6倍 |
| 5 | 7066ピアズ | 43億円 | 9.5倍 |
| 6 | 4750ダイサン | 43億円 | 13.9倍 |
| 7 | 7361ヒューマンクリエイションホールディングス | 43億円 | 15.8倍 |
| 8 | 150AJSH | 42億円 | — |
| 9 | 6038イード | 42億円 | 13.1倍 |
| 10 | 2493イーサポートリンク | 42億円 | 23.9倍 |
| 11 | 2342トランスジェニックグループ | 42億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 25件
休眠会社を買い取り事業を開始した2005年
ピアズの起源は、2005年1月に休眠会社であった有限会社ディ・エス・アカデミー(2002年6月設立)を有限会社ピアズに商号変更し、愛知県名古屋市中区で事業を開始したことに始まる。資本金300万円でスタートし、同年4月には特定労働者派遣事業の許可を取得。2006年5月に株式会社に改組し資本金1,000万円とし、同年8月には一般労働者派遣事業の許可を取得した。創業当初から人材派遣・コンサルティングを事業の核とした。
品質マネジメントと経営品質賞への取り組み
2008年12月にISO27001の認証を取得し、情報セキュリティ管理体制を強化。2012年11月には日本経営品質賞経営革新奨励賞、2013年11月には同推進賞を受賞。2017年2月には日本経営品質賞本賞を受賞するまでに成長した。これらの賞は、経営の質を高める取り組みが評価されたものであり、当社のサービス品質向上の基盤となった。
子会社取得・売却を繰り返した拡大期
2014年1月に株式会社プロパゲーションを子会社化(後にハロハロビジネスに商号変更)したが、2017年9月に全株式を売却。2017年10月に本店を東京都港区に移転し、首都圏での事業拡大に舵を切った。2019年6月には東京証券取引所マザーズに上場。上場後も積極的なM&Aを展開し、2020年にはOneColorsやXERO、2Links、Qualiagramなどを設立・子会社化した。
新型コロナ禍でオンライン接客事業を強化
2020年11月にはAIロープレ研修システム「mimik」を提供開始。2021年1月には「ドコモ光オンラインヘルパーセンター」の運営受託を開始し、同年12月にはNTTドコモから「dサービスオンラインカウンター」の運営受託も獲得。コロナ禍で非対面接客の需要が高まる中、オンライン接客/セールス事業の体制を整えた。この時期の売上高は2020年9月期に35億円、2021年9月期に31億円と、一時的に減少した。
市場区分変更とグループ再編の2022年
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりマザーズからグロース市場に移行。同年5月にはイーフロンティア(後にメタライブ)を子会社化し9月に吸収合併。6月にはウィルおよびウィルコーポレーションを子会社化(2023年12月吸収合併)。同年6月にはマックスプロデュースも子会社化したが、2024年9月に売却。グループの事業ポートフォリオを積極的に入れ替えた。
SES事業の譲受とベルフェイス取得
2024年6月、ワイヤードパッケージよりIT人材派遣・SES事業及びIT人材育成のワークスクール事業を譲受。これにより開発体制の内製化を進めた。2025年8月にはベルフェイスシステム株式会社の株式を取得し子会社化。金融業界でシェアの高い電話面談システム「bellFace」を取り込み、オンライン接客サービス事業の強化を図った。同年9月期の売上高は61億円と微減ながら利益は改善した。
沿革に見る収益の推移と投資の成果
財務データによれば、ピアズの売上高は2015年9月期の4億円から2025年9月期の61億円へと約15倍に拡大。特に2019年の上場後、2020年9月期35億円、2022年9月期38億円、2023年9月期56億円と急成長した。2025年9月期は売上高61億円、営業利益5.6億円、当期純利益4.3億円。自己株式取得や借入金返済を進める一方、のれんが増加し固定資産も拡大している。
年表25件を開く
2000年代
- 2005年1月創業休眠会社であった有限会社ディ・エス・アカデミー(2002年6月設立)を有限会社ピアズに商号変更し、愛知県名古屋市中区にて事業を開始(資本金300万円)
- 2005年4月特定労働者派遣事業の許可を取得
- 2006年5月株式会社ピアズに改組(資本金1,000万円)
- 2006年8月一般労働者派遣事業の許可を取得
- 2008年12月ISO27001の認証を取得
2010年代
- 2012年11月日本経営品質賞経営革新奨励賞を受賞
- 2013年11月日本経営品質賞経営革新推進賞を受賞
- 2014年1月M&A株式会社プロパゲーション(2015年8月 株式会社ハロハロビジネスに商号変更)の株式を取得し子会社化(2017年9月に全株式を売却)
- 2017年2月日本経営品質賞本賞を受賞
- 2017年10月商号変更本店所在地を東京都港区に変更
- 2019年6月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
2020年代
- 2020年4月創業株式会社OneColorsを設立(2022年11月に吸収合併)
- 2020年4月創業XERO株式会社を設立(2023年1月に全株式を売却)
- 2020年5月2Links株式会社を設立(現・連結子会社)
- 2020年8月M&A株式会社One go One wayの株式を取得し、子会社化(2022年1月に全株式を売却)
- 2020年11月株式会社Qualiagramを設立(現・連結子会社) AIロープレ研修システム「mimik」の提供開始
- 2021年1月「ドコモ光オンラインヘルパーセンター」の運営受託を開始
- 2021年12月株式会社NTTドコモより「dサービスオンラインカウンター」の運営受託を開始
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
- 2022年5月M&A株式会社イーフロンティア(2022年5月 株式会社メタライブに商号変更)の株式を取得し子会社化(2022年9月に吸収合併)
- 2022年6月M&A株式会社ウィルおよび株式会社ウィルコーポレーションの株式を取得し子会社化(2023年12月を吸収合併)
- 2022年6月M&A株式会社マックスプロデュースの株式を取得し子会社化(2024年9月に全株式を売却)
- 2023年9月株式会社NTTドコモと共同で「知っトクコンテンツforスゴ得」の提供を開始
- 2024年6月株式会社ワイヤードパッケージよりIT人材派遣・SES事業及びIT人材育成のためのワークスクール事業を譲受
- 2025年8月M&Aベルフェイスシステム株式会社の株式を取得し、子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
収益力強化と事業投資の継続
提供サービスの収益性を高めるため、独自の価値や競争優位を確立し、得られた利益を積極的に再投資することで持続的な成長を実現する。
- 02
新規事業による収益源の多様化
事業ポートフォリオを見直し、選択と集中を進めるとともに、M&Aや資本・業務提携を活用して新規事業領域への取り組みを強化し、収益源の多様化を図る。
- 03
組織体制の強化
事業環境の変化に適応するため、組織体制の見直しと人材育成を中心とした組織強化を進め、グループの連結体制を構築して競争力を向上させる。
- 04
資本コストと株価を意識した経営とIR強化
資本コストと株価を意識し、中長期成長戦略の積極開示や投資家との対話強化により、透明性の高い情報発信と適正な株価形成を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で413人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は372万円で、6期前と比べて−27.2%。平均年齢は31.7歳、平均勤続年数は2.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年9月 | 511 | 30.3 | 3.3 | 83 | — |
| 2020年9月 | 511 | 31.0 | 3.3 | 86 | — |
| 2021年9月 | 538 | 31.7 | 4.4 | 89 | — |
| 2022年9月 | 669 | 35.4 | 4.4 | 476 | — |
| 2023年9月 | 576 | 34.8 | 4.4 | 445 | — |
| 2024年9月 | 406 | 30.8 | 3.3 | 537 | 93 |
| 2025年9月 | 372 | 31.7 | 2.2 | 413 | 145 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は61億円、営業利益は6億円。前期と比べると減収増益で、売上が-1.6%、利益が+20.0%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 78億円 | 61億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 6億円 |
| 純利益 | 3億円 | 4億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥16 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は18億円、営業利益は0億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+38.5%、営業利益は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 14 | 1 | 7.1 | 2 |
| 2023年3Q | 13 | 1 | 7.7 | 0 |
| 2023年4Q | 14 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 16 | 2 | 12.5 | 1 |
| 2024年2Q | 15 | 2 | 13.3 | 2 |
| 2024年4Q | 31 | 1 | 3.2 | 3 |
| 2025年2Q | 31 | 3 | 9.7 | 3 |
| 2025年4Q | 30 | 3 | 10.0 | 1 |
| 2026年2Q | 37 | 4 | 10.8 | 2 |
| 2026年3Q | 18 | 0 | 0.0 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2015年9月期からの11期で、売上は4億円から61億円へ15.3倍に増えた。直近期の営業利益率は9.8%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年9月 | 4 | — | 1 | — | 0 |
| 2016年9月 | 15 | — | 2 | — | 1 |
| 本店所在地を東京都港区に変更 | |||||
| 2017年9月 | 19 | — | 3 | — | 2 |
| 2018年9月 | 20 | — | 4 | — | 3 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2019年9月 | 28 | — | 5 | — | 3 |
| 株式会社OneColorsを設立(2022年11月に吸収合併) | |||||
| 2020年9月 | 35 | — | 4 | — | 2 |
| 2021年9月 | 31 | — | 1 | — | 1 |
| 株式会社イーフロンティア(2022年5月 株式会社メタライブに商号変更)の株式を取得し子会社化(2022年9月に吸収合併) | |||||
| 2022年9月 | 38 | — | 1 | — | −1 |
| 2023年9月 | 56 | — | 4 | — | 3 |
| 2024年9月 | 62 | 5 | 5 | 8.1 | 6 |
| ベルフェイスシステム株式会社の株式を取得し、子会社化 | |||||
| 2025年9月 | 61 | 6 | 5 | 9.8 | 4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高61億円のうち、営業利益として残るのは6億円で9.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の6.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.1%44億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.7%12億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.8%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2025年9月期は営業CFが7億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは6億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は18億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年9月 | 3 | 1 | −1 | 4 | 6 |
| 2018年9月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 7 |
| 2019年9月 | 3 | 0 | 5 | 3 | 16 |
| 2020年9月 | 3 | −1 | 7 | 2 | 25 |
| 2021年9月 | −2 | −3 | −2 | −5 | 19 |
| 2022年9月 | 2 | −13 | 10 | −11 | 18 |
| 2023年9月 | 8 | −3 | −1 | 5 | 23 |
| 2024年9月 | 5 | −1 | −7 | 4 | 20 |
| 2025年9月 | 7 | −1 | −8 | 6 | 18 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2025年9月期の総資産は45億円。このうち返さなくてよい自己資本が28億円で、自己資本比率は61.9%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2015年9月 | 5 | 2 | 3 | 37.5 |
| 2016年9月 | 9 | 3 | 6 | 40.9 |
| 2017年9月 | 10 | 6 | 4 | 53.5 |
| 2018年9月 | 13 | 9 | 4 | 65.3 |
| 2019年9月 | 22 | 19 | 3 | 83.7 |
| 2020年9月 | 31 | 21 | 10 | 68.0 |
| 2021年9月 | 30 | 22 | 8 | 72.4 |
| 2022年9月 | 44 | 19 | 25 | 43.6 |
| 2023年9月 | 47 | 24 | 23 | 49.6 |
| 2024年9月 | 45 | 29 | 16 | 63.6 |
| 2025年9月 | 45 | 28 | 17 | 61.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で534社中189位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中455位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥427で、1年前と比べて-37.6%。過去52週の値幅のなかでは14%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.5倍 |
| PER (会社予想) | 14.3倍 |
| PBR | 1.36倍 |
| 配当利回り | 3.75% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8/17に445円と前日比-5.32%下落したが、直近1ヶ月では+3.73%と上昇。8/4に477円まで上昇する場面があったが、その後は450円前後で推移。25日線(445円)とほぼ同水準で、75日線(429円)は上回っている。52週高値835円からは約47%下落、52週安値363円からは約23%上昇しており、レンジ相場の様相。出来高は8/4に2万株と増加したが、全体として低水準。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)。
PER9.56倍は業界平均22.25倍を大幅に下回り、PBR1.36倍も平均2.35倍を下回る。配当利回り3.15%は平均1.59%を上回り、配当性向28.9%と健全。ROE15.4%は高水準で収益性が良い。業績は増収基調だが、直近予想では減益見込み。割安だが成長鈍化リスクには注意が必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.5倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 14.3倍 | — |
| PBR | 1.36倍 | 3.51倍 |
| ROE | 15.4% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
同社は過去3期で増収・黒字化を達成し、PER9.5倍と割安評価。一方で2025/9期は減収予想(売上61億円、前期比▲2%)で成長鈍化。業界はIndeedやGoogleなどのプラットフォーマー参入で競争激化。強気派は「採用需要の回復とシェア拡大余地」を、弱気派は「人手不足で求人広告市場が縮小するリスク」を指摘。さらにPBR1.36倍と解散価値に近い水準ながら、時価総額43億円と小型株ゆえ流動性リスクも争点。
- 採用需要の回復期待
2024/9期売上62億円(前期比+11%)、営業利益率8.1%と収益改善。
- バリュエーションの割安感
PER9.6倍、PBR1.36倍。同業平均比で割安。ROE15.4%と資本効率良好。
- 配当成長の可能性
配当利回り3.1%と安定。利益成長に伴う増配余地がある。
- 2025/9期営業利益6億円計画で増益2025/9影響強
営業利益前期比+20%増, 利益成長継続
- 高ROE15%で収益性良好継続影響中
自己資本利益率が高く, 資本効率良い
- 配当利回り3.1%で安定配当継続影響弱
株主還元に積極的, 配当維持期待
- サービス需要堅調継続影響中
売上高前期比横ばいでも収益改善
- 減収予想と成長鈍化
2025/9期売上61億円(前期比▲2%)。人手不足で求人広告需要が減退。
- 競争激化とマージン低下
Indeed無料掲載やAI採用台頭で価格競争。営業利益率9.8%は業界水準以下。
- 小型株の流動性リスク
時価総額43億円と小型。出来高少なく売買コスト大。空売り比率高い可能性。
- 2025/9期純利益4億円と減益予想2025/9影響強
純利益前期比-33%と減少, 業績悪化
- 競合激化で価格競争継続影響中
サービス価格低下で利益率悪化の可能性
- 小規模で成長鈍化継続影響中
売上高61億円横ばいで成長力に疑問
- 少ない自己株式で株価サポート不足不定影響弱
自社株買い余地少なく, 株価下支え限定的
- 求人広告売上高
- 主力事業の伸びを直接確認。減収トレンドが継続するかが焦点。
- 営業利益率
- 競争による値下げ圧力の影響を測る。改善傾向維持が重要。
- 一人当たり売上高
- 人材紹介事業の生産性指標。効率化の進捗を確認。
- 配当性向
- 40%超の高配当維持可能か。利益減少で減配リスクを監視。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり16円で、前期から+0.5%。いまの株価に対する利回りは3.75%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2020年9月 | 8 | — | 26.4 |
| 2021年9月 | 1 | −85.7 | 7.6 |
| 2022年9月 | 1 | 27.1 | — |
| 2023年9月 | 8 | 513.2 | 37.1 |
| 2024年9月 | 16 | 90.9 | 28.4 |
| 2025年9月 | 16 | 0.5 | 28.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥16
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ4,022人。区分でいちばん多いのは個人・その他で54.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.2%を占め、残る58.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 38.7 | 39.9 | 44.3 | 49.4 | 53.3 | 54.3 |
| 事業法人 | 55.4 | 53.8 | 50.6 | 42.7 | 43.6 | 41.1 |
| 自己株式 | — | 0.0 | 0.1 | 4.3 | 4.3 | 10.0 |
| 証券会社 | 2.5 | 2.7 | 2.1 | 5.7 | 1.9 | 3.9 |
| 外国法人 | 2.6 | 3.4 | 2.7 | 1.5 | 0.7 | 0.4 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.2 |
| 金融機関 | 0.6 | 0.1 | 0.3 | 0.6 | 0.3 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社3-SHINE | 40.90 |
| 02 | 桑野 隆司 | 2.39 |
| 03 | 吉井 雅己 | 2.35 |
| 04 | 植村 亮仁 | 1.60 |
| 05 | 楽天証券株式会社 | 1.49 |
| 06 | 立石 公彦 | 1.40 |
| 07 | 各務 正人 | 1.33 |
| 08 | 下澤 晃紀 | 1.29 |
| 09 | 細木 祐孝 | 1.26 |
| 10 | 若松 正樹 | 1.11 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で−93%、1株純資産は11期で−92%。直近期のROEは15.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年9月 | 649 | 3,788 | 18.3 | — | — |
| 2016年9月 | 2,590 | 5,679 | 49.4 | — | — |
| 2017年9月 | 55 | 150 | 44.9 | — | — |
| 2018年9月 | 70 | 219 | 37.6 | — | — |
| 2019年9月 | 39 | 215 | 23.3 | 17.1 | — |
| 2020年9月 | 27 | 236 | 11.2 | 20.8 | 26.4 |
| 2021年9月 | 6 | 236 | 2.4 | 75.7 | 7.6 |
| 2022年9月 | −11 | 212 | −4.8 | — | — |
| 2023年9月 | 35 | 247 | 14.9 | 20.3 | 37.1 |
| 2024年9月 | 61 | 300 | 22.4 | 13.5 | 28.4 |
| 2025年9月 | 47 | 306 | 15.4 | 15.1 | 28.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/9期の役員報酬は総額70百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 桑野隆司 | 代表取締役 社長 | 50 | 4,340,000 |
| 栗田智代 | 取締役 | 45 | 110,800 |
| 吉井雅己 | 取締役 | 49 | 236,000 |
| 児玉英司 | 取締役 | 41 | 80,000 |
| 植村亮仁 | 常勤監査役 | 46 | 160,000 |
| 村上亮 | 監査役 | 50 | — |
| 善利友一 | 監査役 | 40 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 56 | 56 | 19 |
| 社外取締役 | 6 | 14 | 14 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,322字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,044字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,142字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,266字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第25期(2025/10/01-2026/03/31)2026-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-25
- 半期報告書半期報告書-第24期(2024/10/01-2025/03/31)2025-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-27
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-25
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-28
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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