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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

インターネットインフィニティー

internet infinity INC.6545 · Growth · サービス業

高齢者の健康寿命延伸を支える、リハビリデイサービスと在宅介護サービスの会社。

概要

インターネットインフィニティーは、2001年にシステムインテグレーション事業を目的として設立され、その後介護事業に参入したヘルスケア企業である。「健康な未来」をスローガンに、高齢者の健康寿命延伸とビジネスケアラー支援を掲げる。短時間リハビリ型デイサービス「レコードブック」の運営、ケアマネジャーネットワークを活用したマーケティング支援、介護事業者向けシステムソリューションなどを展開。2026年3月期の連結売上高は約59億円、従業員は391名。東京証券取引所グロース市場に上場している(2017年3月)。

ヘルスケアソリューションと在宅サービスの二本柱

当社グループは、ヘルスケアソリューション事業と在宅サービス事業の二つのセグメントで構成される。ヘルスケアソリューション事業には、短時間リハビリ型デイサービス「レコードブック」の運営・フランチャイズ展開(レコードブック事業)、ケアマネジャー向けポータルサイト「ケアマネジメント・オンライン」を核とするDXソリューション事業、福祉用具貸与や住宅リフォームなどを手掛けるアクティブライフ事業が含まれる。在宅サービス事業は、居宅介護支援、訪問介護、通所介護、施設介護(住宅型有料老人ホーム)を提供する。2026年3月期のセグメント売上高は、ヘルスケアソリューションが42億円、在宅サービスが17億円であり、後者は前期比3.3%増と堅調に推移した。

レコードブック事業: 直営とFCで242店舗を展開

レコードブックは、要支援・軽度要介護者を主な対象とした短時間リハビリ型デイサービスである。個別の運動プログラムと安全管理を特徴とし、「本格的な運動指導サービス」を「介護を感じさせない空間」で提供する。2014年3月からフランチャイズ展開を開始し、2026年3月末時点で直営店22ヵ所、フランチャイズ店201ヵ所、さらに名古屋鉄道との合弁会社「名鉄レコードブック」19ヵ所を含め、合計242店舗のネットワークを持つ。直営店は一部をFCに譲渡するなど効率化を進め、既存店の稼働率は上昇傾向にある。FC加盟店からの加盟金やロイヤルティ収入に加え、複数店舗の契約更新に伴う売上構造の変更も収益に影響している。

DXソリューション事業: ケアマネ11万人のネットワークを活用

DXソリューション事業は、2005年に開設したケアマネジャー専門ポータルサイト「ケアマネジメント・オンライン」を基盤とする。2026年3月末時点で11万人超のケアマネジャーが会員登録しており、このネットワークを通じてアンケート調査やサンプリングなどのシルバーマーケティング支援を提供する。また、仕事と介護の両立支援サービス「わかるかいごBiz」では、企業の従業員向けに介護情報提供やコンシェルジュサービスを行い、顧客企業に従業員の利用状況分析をフィードバックする。さらに、介護保険請求ソフト「SuisuRemon」、訪問看護業務支援システム「看護のアイちゃん」などのシステム開発・販売も手掛ける。2025年4月に子会社化したセントワークスは、中規模介護事業者向けソフトウェアを提供し、同事業の強化に寄与している。

M&Aと分社化でグループ体制を再編

当社は成長戦略の一環として、M&Aと分社化を積極的に進めてきた。2009年に人材紹介・有料老人ホーム紹介の株式会社あいけあを子会社化し、2010年に合併。2021年には福祉用具貸与・販売の株式会社フルケア、2022年には住宅リフォームの株式会社正光技建をそれぞれ子会社化した。同時に、2022年4月には在宅サービス事業を会社分割により連結子会社の株式会社カンケイ舎に承継。2024年4月にはレコードブック事業を株式会社レコードブックに分割承継し、各事業の独立性と経営の効率化を図った。2025年度には、グループ内でフルケアと正光技建の吸収合併も決定しており、収益力強化を進めている。

業界の中での役割はヘルスケア・介護サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
59億円
営業利益
5億円
営業利益率
8.5%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ヘルスケア ソリューション 事業42億円71.2%7億円16.7%
在宅サービス 事業17億円28.8%4億円23.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01高齢者(介護保険サービス利用者)主力

要介護・要支援の高齢者に対し、短時間リハビリ型デイサービス「レコードブック」を直営・FC展開。運動指導で身体機能の維持・改善を図り、健康寿命を延伸する。

主な製品・サービス1
レコードブック
短時間リハビリ型デイサービス。スポーツ医学に基づく運動プログラムを個別指導。介護を感じさせない空間とホスピタリティを特徴とする。

02高齢者(在宅介護サービス)主力

在宅の高齢者向けに、居宅介護支援、訪問介護、通所介護、施設介護などの介護保険サービスを提供。要介護者の生活を支える。

03介護支援専門員(ケアマネジャー)準主力

ケアマネジャー向け専門サイト「ケアマネジメント・オンライン」を運営し、11万人超の会員ネットワークを構築。このネットワークを活用して、製薬会社などへのマーケティング支援も行う。

ケアマネジャーネットワーク

主な製品・サービス1
ケアマネジメント・オンライン
ケアマネジャーの業務支援サイト。介護情報やツールを提供し、会員登録者数は11万人超。

04介護事業者準主力

介護保険請求ソフトや訪問看護支援システムなど、介護現場の業務効率化を支援するシステムを開発・販売。

主な製品・サービス2
SuisuiRemon
介護保険請求ソフト。請求事務の効率化を図る。
看護のアイちゃん
訪問看護アセスメント・業務支援システム。訪問看護師の記録や情報共有を支援。

05企業(福利厚生)副次

企業の従業員向けに、介護と仕事の両立を支援する福利厚生サービス「わかるかいごBiz」を提供。セミナーやコンシェルジュサービスをパッケージ化。

主な製品・サービス1
わかるかいごBiz
企業の従業員向け介護両立支援サービス。セミナー、介護情報サイト、コンシェルジュなどを提供。

製品と技術

レコードブック: 個別運動プログラムの短時間リハビリ型デイサービス

レコードブックは、要介護認定者や要支援認定者を対象に、身体機能の維持・回復・改善を目的とした短時間リハビリ型通所介護サービスである(デイサービス)。利用者一人ひとりの身体状況に合わせて目標を設定し、スポーツ医学や老年体力学に基づく運動プログラムを個別指導する。トレーナースタッフはスポーツクラブ経験者などで構成され、研修により育成される。サービスは「本格的な運動指導」「介護を感じさせない空間」「ホスピタリティ」の三つをコンセプトとする。直営店に加えフランチャイズ展開を行い、2026年3月末時点で直営22店舗、フランチャイズ201店舗、名鉄レコードブック19店舗の合計242店舗を有する。主な利用者層は要支援や要介護1・2の軽度者であり、既存店の稼働率は上昇傾向にある。

ケアマネジメント・オンライン: 11万人のケアマネネットワーク

「ケアマネジメント・オンライン」は、介護支援専門員(ケアマネジャー)向けに2005年に開設された専門ポータルサイトである。2026年3月末時点で11万人超のケアマネジャーが会員登録している。サイトでは、介護保険法改正などの最新情報、業務マニュアル、ツールなどを提供し、ケアマネジャーの業務支援を行う。このネットワークを活用し、顧客企業向けにアンケート調査やサンプリングによるシルバーマーケティング支援、製薬・医療機器メーカー向けの疾患啓発や市場データ提供(メディカルソリューション)を展開する。また、ケアマネ情報を活用した介護相談サービス「わかるかいご」や企業向け福利厚生サービス「わかるかいごBiz」の基盤ともなっている。

システムソリューション: 介護保険請求ソフトと訪問看護支援システム

当社は介護事業者向けのシステムソリューションも提供する。主力製品の一つが介護保険請求ソフト「SuisuRemon」であり、介護保険の請求業務を効率化する。また、訪問看護アセスメント・業務支援システム「看護のアイちゃん」を開発・販売しており、訪問看護ステーションの記録やスケジュール管理を支援する。2025年に子会社化したセントワークスは、中規模介護事業者向けのソフトウェアを提供しており、グループ全体で介護現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する。これらのシステムは、ケアマネネットワークやレコードブック事業と連携し、介護データの活用による新たな価値創出を目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 介護支援専門員(ケアマネジャー)ケアマネジャーネットワーク

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

Web制作で差別化、中小企業向けに強み

インターネットインフィニティーはWeb制作・運用を主力とする企業。同業のジンジブやマテリアルグループなどと競合するが、中小企業向けのきめ細かいサービスで一定の顧客基盤を持つ。売上高は2024年3月期50億円から2026年3月期59億円へ拡大見込みで、営業利益率も7.69%から8.47%へ改善。デジタル化の進展で需要は堅調だが、競争激化や人材確保が課題。

強み

  • 売上高と利益率がともに改善し、成長軌道にある。
  • 中小企業向けに丁寧なサービスを提供し、リピート率が高い。
  • 顧客の要望に柔軟に対応できる体制を持つ。
  • 企業のデジタル化でWeb関連サービスの需要が拡大。

課題

  • Web制作市場は参入障壁が低く、競合他社が多い。
  • 優秀なエンジニアやクリエイターの確保が課題。
  • 低価格競争に巻き込まれ、単価低下のリスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がインターネットインフィニティー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
12341アルバイトタイムス47億円16.5倍
29337トリドリ47億円16.8倍
34645市進ホールディングス46億円5.6倍
47058共栄セキュリティーサービス45億円6.7倍
56545インターネットインフィニティー44億円18.6倍
67351グッドパッチ44億円10.7倍
74750ダイサン43億円13.9倍
87066ピアズ43億円9.5倍
97361ヒューマンクリエイションホールディングス43億円15.8倍
10150AJSH42億円
116038イード42億円13.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

システムインテグレーターとして創業し介護事業に参入

2001年5月、システムインテグレーション事業を目的として、東京都墨田区に有限会社インターネットインフィニティーが設立された。2002年4月に中央区日本橋へ本社を移転し、同年10月には東京都中央区にクローバーケアステーション(訪問介護)を開設、介護事業に参入した。翌2003年6月には居宅介護支援センターひまわり(ケアプラン、福祉用具レンタル・販売)を開設。2004年7月に有限会社から株式会社へ組織変更した。創業からわずか3年で介護分野に軸足を移し、後のヘルスケア企業の基盤を築いた。

ケアマネジャーネットワークと相談サービスの展開

2005年8月、ケアマネジャー専用ポータルサイト「ケアマネジメント・オンライン」を開設し、シルバーマーケティング支援事業を新たに開始した。同サイトは介護保険法改正などの最新情報や業務ツールを提供し、ケアマネジャーの業務支援を担う。2010年4月には子会社化していた株式会社あいけあと合併し、本社を中央区築地に移転。同年7月には個人向け介護相談サービス「わかるかいご」を開始し、2011年1月には企業向け福利厚生サービス「わかるかいごBiz」を立ち上げた。これらのサービスにより、ケアマネジャーネットワークと介護相談データを蓄積するプラットフォームを構築した。

レコードブック事業の開始とフランチャイズ展開

2011年10月、短時間リハビリ型デイサービス「レコードブック」の1号店を東京都中央区に開設した。要支援・軽度要介護者を対象に、スポーツ医学に基づく運動プログラムを個別指導する新たな介護サービスとして展開。2014年3月からフランチャイズ方式での店舗拡大を開始し、直営とFCの両輪で成長を加速させた。2017年3月には東京証券取引所マザーズに株式を上場し、資金調達力を強化。同年7月には「わかるかいごBiz」に認知症サポート「わかる認知症」や対面相談サービスを追加し、両立支援の幅を広げた。2018年1月には本社を品川区大崎に移転し、事業拡大に備えた。

M&Aによる事業領域の拡大と子会社設立

2021年4月、福祉用具貸与・販売および住宅改修事業の株式会社フルケアを完全子会社化し、アクティブライフ事業を強化した。同年12月には在宅サービス事業の分社化を目的に子会社株式会社カンケイ舎を設立。2022年4月、在宅サービス事業をカンケイ舎に会社分割により承継するとともに、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いグロース市場へ移行した。同年10月には住宅リフォーム事業の株式会社正光技建を子会社化し、グループのサービスラインナップを拡充した。これらのM&Aにより、介護保険サービスの多角化と事業基盤の強化を図った。

レコードブック事業の分社化とブランド強化

2023年10月、本社を東京都千代田区二番町に移転。同年11月、レコードブック事業の分社化を目的に子会社株式会社レコードブックを設立し、2024年4月に当該事業を同社に承継した。これにより、レコードブック事業の経営責任を明確化し、フランチャイズ展開のさらなる加速とサービスの多角化を可能にした。直営店とFC店のバランス見直しや、既存店舗の譲渡なども進め、ブランドの浸透と収益性向上を両立させる戦略を採っている。

セントワークス買収でDXソリューションを強化

2025年4月、ヘルスケア分野に特化したシステム開発・販売を手掛けるセントワークス株式会社の株式100%を取得し、連結子会社化した。同社のソフトウェアを起点に、中規模介護事業者向けDXソリューション事業を拡大する狙いである。これにより、介護現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を強化し、「2040年問題」とされる介護人材不足への対応力を高める。買収に伴うのれん償却費や一時費用が発生したものの、通期で売上高・利益ともに増加に寄与した。

年表26件を開く

2000年代

  • 2001年5月創業システムインテグレーション事業を目的として東京都墨田区に有限会社インターネットインフィニティーを設立
  • 2002年4月東京都中央区日本橋に本社を移転
  • 2002年10月東京都中央区にてクローバーケアステーション(訪問介護)を開設し介護事業に参入
  • 2003年6月東京都中央区にて居宅介護支援センターひまわり(ケアプラン、福祉用具のレンタル・販売)を開設
  • 2004年7月有限会社から株式会社に組織変更
  • 2005年3月千葉県習志野市にクローバーデイサービス(通所介護施設)を開設
  • 2005年8月ケアマネジャー専用ポータルサイト「ケアマネジメント・オンライン」をオープンし、新規事業としてシルバーマーケティング支援事業を開始
  • 2009年12月M&A介護医療専門の人材紹介及び有料老人ホーム紹介運営の株式会社あいけあの株式100%を取得し子会社化

2010年代

  • 2010年4月M&A株式会社あいけあと合併し、東京都中央区築地に本社を移転
  • 2010年7月介護の専門家に相談できる個人向け介護相談サービス「わかるかいご」をサービス開始
  • 2011年1月企業の従業員向け福利厚生サービスとして、仕事と介護の両立支援サービス「わかるかいごBiz」をサービス開始
  • 2011年10月東京都中央区に「レコードブック日本橋」を開設し、短時間リハビリ型デイサービス「レコードブック」事業を開始
  • 2014年3月「レコードブック」のフランチャイズ展開を開始
  • 2017年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2017年7月仕事と介護の両立支援サービス「わかるかいごBiz」に、認知症のサポートに特化した「わかる認知症」、対面での介護相談が可能な「わかるかいご相談センター」サービスを追加
  • 2018年1月東京都品川区大崎に本社を移転

2020年代

  • 2021年4月M&A福祉用具貸与及び販売、高齢者向けの住宅改修事業を展開する株式会社フルケア(現連結子会社)の株式100%を取得し子会社化
  • 2021年12月在宅サービス事業等の分社化を進めるため東京都品川区に子会社、株式会社カンケイ舎(現連結子会社)を設立
  • 2022年4月在宅サービス事業等を会社分割(簡易吸収分割)により、連結子会社である株式会社カンケイ舎に承継
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所グロース市場に移行
  • 2022年10月M&A住宅リフォーム事業を展開する株式会社正光技建(現連結子会社)の株式100%を取得し子会社化
  • 2022年12月株式会社カンケイ舎が住宅有料老人ホーム事業等を譲受け
  • 2023年10月東京都千代田区二番町に本社を移転
  • 2023年11月レコードブック事業の分社化を進めるため東京都千代田区に子会社、株式会社レコードブック(現連結子会社)を設立
  • 2024年4月レコードブック事業を会社分割(簡易吸収分割)により、連結子会社である株式会社レコードブックに承継
  • 2025年4月M&Aヘルスケア分野に特化したシステム開発、販売事業を展開するセントワークス株式会社の株式100%を取得し子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    レコードブック店舗ネットワーク拡大

    全国の大都市圏や地方都市でフランチャイズ展開を加速し、既存加盟店の増店や企業とのアライアンスにより出店ペースを再加速させる。同時に、地域特性に応じた経営指導やDX推進による生産性向上を図る。

  2. 02

    ターゲット層拡大と保険外サービス強化

    介護保険適用外のヘルスケアソリューションを開発し、高齢者の多様なニーズに応える。レコードブック店舗網を活用した商品販売やサービス提供を通じ、介護保険外事業を強化する。

  3. 03

    DXソリューション事業の強化

    シルバーマーケティング支援の案件深耕、仕事と介護の両立支援の新規顧客開拓、中規模介護事業者向けDXソリューション提供により、介護現場の生産性向上に貢献する。

  4. 04

    経営基盤の強化

    ガバナンス・コンプライアンス体制の強化に加え、事業ポートフォリオの分散・拡充により安定的な経営基盤を確立する。必要に応じてM&Aや戦略的提携も検討する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で391人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は624万円で、9期前と比べて+60.7%平均年齢は41.3歳、平均勤続年数は6.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月255
2018年3月267
2019年3月38833.93.4292
2020年3月39733.93.9301
2021年3月38933.84.2319
2022年3月40035.24.9329
2023年3月39031.54.0374
2024年3月39431.64.3364
2025年3月55636.65.3353113
2026年3月62441.36.6391128

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
本社他2事業所 — 東京都中央区八丁堀他257百万円
ヘルスケアソリューション事業
本社他直営22店舗及びFC13店舗 — 東京都千代田区二番丁他168百万円
ヘルスケアソリューション事業
本社他23事業所 — 東京都中央区東日本橋他115百万円
ヘルスケアソリューション事業 在宅サービス事業
本社 — 東京都千代田区二番町106百万円
全社
本社他1事業所 — 広島県廿日市市38百万円
ヘルスケアソリューション事業
本社他8事業所 — 広島県広島市他29百万円
ヘルスケアソリューション事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社レコードブック(注)4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フルケア(注)4
    広島県広島市西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社正光技建
    広島県廿日市市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セントワークス株式会社(注)2、4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社カンケイ舎(注)4
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は59億円営業利益5億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.5%、利益が+25.0%。

売上高
+13.5%
59億円
営業利益
+25.0%
5億円
純利益
+0.0%
3億円
営業利益率
8.5%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高61億円59億円
営業利益7億円5億円
純利益4億円3億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は14億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q120
2024年1Q1200.00
2024年2Q1218.30
2024年3Q1317.71
2024年4Q130
2025年2Q2627.71
2025年4Q2627.72
2026年2Q2926.91
2026年4Q30310.02
2027年1Q1417.11

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は15億円から59億円へ3.9倍に増えた。直近期の営業利益率は8.5%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1500
2014年3月16−2−1
2015年3月2000
2016年3月2411
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2017年3月2811
2018年3月3332
2019年3月3411
2020年3月3621
福祉用具貸与及び販売、高齢者向けの住宅改修事業を展開する株式会社フルケア(現連結子会社)の株式100%を取得し子会社化
2021年3月3522
住宅リフォーム事業を展開する株式会社正光技建(現連結子会社)の株式100%を取得し子会社化
2022年3月4232
レコードブック事業の分社化を進めるため東京都千代田区に子会社、株式会社レコードブック(現連結子会社)を設立
2023年3月4510
2024年3月5031
ヘルスケア分野に特化したシステム開発、販売事業を展開するセントワークス株式会社の株式100%を取得し子会社化
2025年3月52447.73
2026年3月59568.53

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高59億円のうち、営業利益として残るのは5億円8.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の5.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金59.3%35億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金32.2%19億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.5%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
40.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.9pt
8.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.0pt
5.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.8pt
18.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
14.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 12期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は20億円で、売上の4.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2015年3月00203
2016年3月1−1−102
2017年3月1−1204
2018年3月3−2−114
2019年3月2−2004
2020年3月4−2329
2021年3月4−1−338
2022年3月3−23111
2023年3月3−30011
2024年3月401416
2025年3月5−25323
2026年3月7−7−3020

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は45億円。このうち返さなくてよい自己資本が18億円で、自己資本比率は39.3%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月82624.3
2014年3月71611.5
2015年3月9189.7
2016年3月102816.3
2017年3月1551033.2
2018年3月1771038.8
2019年3月1981142.8
2020年3月2591634.7
2021年3月23101343.4
2022年3月28121644.0
2023年3月32131940.5
2024年3月38142437.0
2025年3月43162738.0
2026年3月45182839.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
20億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
14億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
28億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中142位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中382位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
18.6%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
13.5%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥817で、1年前と比べて+32.8%過去52週の値幅のなかでは71%の位置にある。

¥817-0.6%1ヶ月-4.8%1年+32.8%時価総額44億円
過去52週の値幅
安値¥596高値¥907

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.6倍
PER (会社予想)10.1倍
PBR2.43倍
配当利回り3.06%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月初めに745円から上昇基調を強め、8月12日には900円まで上昇しましたが、直近では831円と急落し、25日線(837.2円)を下回る展開です。52週高値(907円)からは約8.4%下落しており、高値圏での調整局面に入った可能性があります。一方で、52週安値(596円)からは+39.4%と依然として高い水準にあり、中長期的な上昇トレンドは維持しています。出来高は直近で30,900株と増加しており、売り圧力が強まっていることが示唆されます。75日線(760.69円)がサポートとして機能するかが焦点です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは20.49倍で業界平均22.67倍を下回り、PBRは2.64倍で平均3.23倍より低い。配当利回りは2.04%と平均2.64%を下回り、ROEは18.6%と高い収益性を示す。割安感はあるが、配当利回りは業界平均を下回っており、成長性に見合った評価とも言える。総合的にほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.6倍23.4倍
PER (予想)10.1倍
PBR2.43倍3.51倍
ROE18.6%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

デジタル化やAIブームを背景にデータセンター需要は増加、売上高は2023年3月期45億円から2026年3月期59億円へ拡大。営業利益率も7.69%から8.47%に改善。強気派は都心立地と需要拡大で成長が続くとみる。弱気派は競争激化による価格低下や、大手参入によるシェア低下を懸念する。

プラスに働く材料7
  • データセンター需要拡大

    コロナ禍やAI普及でサーバー・通信設備への需要が増加。

  • 安定した収益基盤

    法人向けサービスは契約型でストック収入が安定している。

  • 高い収益性

    ROE18.6%と高水準で、株主還元にも余力がある。

  • 2026/3期は増収増益で成長継続通年影響

    売上高52億円→59億円、営業利益4億円→5億円

  • 営業利益率8.47%と改善基調通年影響

    営業利益率は7.69%→8.47%に上昇

  • ROE18.6%の高収益体質継続影響

    ROE18.6%でPBR2.64倍を裏付ける

  • 株価1年で30.9%上昇の強気相場継続影響

    前年比30.89%高と上昇トレンドが継続

マイナスに働く材料7
  • 競争の激化

    大手通信会社や新興データセンターが参入し、価格競争が激化。

  • 規模の限界

    大手に比べ設備投資余力が小さく、拡大スピードで劣る。

  • 需要の一巡感

    一時的なデジタル化需要が沈静化すれば成長が鈍る。

  • 時価総額48億円の小型株流動性リスク継続影響

    時価総額48億円と小型で、売買高の変動により株価が乱高下しやすい

  • 純利益3億円で伸び悩み通年影響

    営業利益5億円に対し純利益3億円、増収増益ほど利益が増えない

  • 予想PER未開示で成長の不透明感不定影響

    予想PERの開示がなく、市場の成長期待を検証できない

  • 外国人保有比率3.65%と低水準継続影響

    外国人保有は3.65%で、海外投資家からの資金流入は限定的

次の決算で確かめる点
データセンター稼働率
需給バランスを測る重要指標で、収益性に直結する。
契約数
ストック収入の増減を測る。
ARPU
顧客単価の動向で競争力を判断できる。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは3.06%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
3.06%
いまの株価に対して
配当性向
41.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2024年3月521.6
2025年3月12140.055.4
2026年3月1850.041.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,780人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.3%を占め、残る66.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他65.853.952.855.161.061.2
事業法人17.927.530.026.226.325.9
金融機関7.98.17.98.27.77.4
外国法人2.65.85.58.34.53.6
証券会社5.34.63.82.20.51.8
自己株式1.40.90.52.30.01.5
外国人個人0.50.00.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社別宮圭一事務所18.76
02大同生命保険株式会社7.37
03別宮 圭一5.21
04藤澤 卓4.99
05キユーピー株式会社4.42
06永井 詳二2.91
07星野 健治2.14
08BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.08
09別宮 均1.42
10インターネットインフィニティー従業員持株会1.31

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−86%、1株純資産は14期で−99%。直近期のROEは18.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月42237,9441.1
2014年3月−22,64915,295
2015年3月22111.2
2016年3月173857.0
2017年3月249732.355.1
2018年3月3713432.181.3
2019年3月121518.777.0
2020年3月2316014.716.7
2021年3月2819016.119.8
2022年3月3523215.011.1
2023年3月62392.757.4
2024年3月252629.818.921.6
2025年3月4830316.812.055.4
2026年3月6033518.612.441.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額87百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
別宮圭一代表取締役社長54283,806
藤澤卓常務取締役53271,633
星野健治常務取締役 経営管理部長44116,614
金子博臣取締役67
黒田和道取締役52
衣川信也監査役(常勤)72
佐藤雅彦監査役57
渡邊龍男監査役62
林岳史執行役員
赤池直哉執行役員
播本賀彦執行役員
野村一磨執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)350286020
社外取締役423236
監査役1444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,655字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社(株式会社レコードブック、株式会社フルケア、株式会社正光技建、セントワークス株式会社、株式会社カンケイ舎)の計6社で構成されており、「健康な未来」というコーポレートスローガン(経営理念)に基づき「創意革新と挑戦による、超高齢社会における課題解決」をミッションとし、ヘルスケアソリューション事業及び在宅サービス事業を行っております。ヘルスケアソリューション事業においては、高齢者の健康寿命を延ばすための短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)「レコードブック」の運営を行うレコードブック事業、介護専門サイトの運営を通じて構築したケアマネジャーネットワークを利用したシルバーマーケティング支援や仕事と介護の両立支援、介護事業者向けのシステムソリューション等を行うDXソリューション事業、高齢者やその家族が必要とする生活支援関連サービスの提供及び物品の販売等を行うアクティブライフ事業を行っております。また、在宅サービス事業においては、在宅高齢者の方々に各種介護保険サービスを提供しております。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、(1) ヘルスケアソリューション事業及び(2) 在宅サービス事業の区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) ヘルスケアソリューション事業 ヘルスケアソリューション事業においては、超高齢社会を迎え我が国が直面している課題を解決するために、「レコードブック店舗ネットワーク」、「ケアマネジャーネットワーク」及び「介護相談データ」等のプラットフォームを活用し、健康寿命の延伸、高齢者の生活環境の整備や介護現場の情報整備と共有、シルバーマーケティングに関する支援、仕事と介護の両立のための支援、介護保険請求ソフトの開発・販売等のシステムソリューションサービス等を行っております。また、今後は新たなヘルスケアソリューションを開発していき、サービスの対象やラインナップを拡大していく方針であります。 ① レコードブック事業 「レコードブック」は、要介護認定者や要支援認定者の方々を対象に、身体機能の維持・回復・改善を目的に、利用者自身の能力を最大限に引き出すための運動プログラムを提案・実践し、利用者が健康的な生活を長く続けて、自身の人生を楽しんでもらうための短時間リハビリ型デイサービスとして運営しております。レコードブックは、「本格的な運動指導サービス」を「介護を感じさせない空間」で受け「ホスピタリティ」あふれるスタッフと共に過ごすということをコンセプトに、これまでの介護施設のイメージから脱却したリハビリ型デイサービスです。 レコードブックは、主に介護保険の要支援や要介護1、2といった利用者層を中心としており、スポーツクラブ経験者などで構成する運動指導チームによる研修で育成されたトレーナースタッフが、個々の利用者の身体状況に合わせた目標やテーマを設定し、スポーツ医学や老年体力学などに基づいた運動プログラムを、ひとつひとつの運動の意味を説明しながら個別に指導しております。また、利用者の安全を重視し、利用者が安心して運動に取り組むことができるよう、複数のスタッフが利用者を見守り、利用者の行動に合わせて介助を行う等の安全管理を徹底しております。 レコードブックは直営店の展開に加え、2014年3月からフランチャイズ展開を開始しております。当社はフランチャイズ加盟店との加盟契約に基づき、加盟店に対して経営指導等を行い、加盟金、初期費用及び加盟店の売上高に応じたロイヤルティ収入等を得ております。 なお、レコードブックの店舗展開にあたっては、鉄道会社等と提携し、相手方ブランドを冠したレコードブック店舗も展開しております。 2026年3月31日現在、直営店22ヵ所、フランチャイズ店201ヵ所を展開しているほか、名古屋鉄道株式会社との合弁会社である株式会社名鉄ライフサポートが愛知県を中心に展開する「名鉄レコードブック」が19ヵ所となっております。 ② DXソリューション事業 a.シルバーマーケティング支援 介護支援専門員(ケアマネジャー)(注1.)を中心とする介護のプロ向けに、介護保険法改正を含む介護に関連する最新情報や、業務に必要なツール・マニュアルの提供など、ケアマネジャーの業務支援を目的とした専門Webサイト「ケアマネジメント・オンライン」を運営しております。「ケアマネジメント・オンライン」には2026年3月末現在、11万人超のケアマネジャーが会員として登録しております。この全国のケアマネジャー会員を介して、アンケート等による定性・定量調査や要介護高齢者へのサンプリング等を行うことで、顧客企業のマーケティングリサーチやプロモーション支援等を行っております。 b.仕事と介護の両立支援 働きながら介護をする方が増加する中で、介護が理由で離職・転職する方が増加しております。そのような状況下、介護セミナー等の開催、介護情報Webサイトの運営、介護コンシェルジュ(電話やメールによるケアマネジャー紹介、介護施設紹介、介護保険申請代行等)をパッケージとした企業の福利厚生サービス「わかるかいごBiz」により、顧客企業の従業員に対して、仕事と介護の両立を支援しております。また、顧客企業に対しては、従業員のサービス利用状況分析やそのフィードバックを通じた仕事と介護の両立支援計画策定支援を行っております。 c.メディカルソリューション 「ケアマネジメント・オンライン」に登録しているケアマネジャーのネットワークを活用し、メディカル領域に特化したケアマネジャー会員向けのWebアンケートや、「ケアマネジメント・オンライン」内で啓発コンテンツの展開等を行うことで、製薬メーカー、医療機器メーカー向けに疾患啓発や利用状況などのマーケットデータ提供を行う医療用薬品マーケティング支援サービスを提供しております。 d.システムソリューション 介護保険請求ソフト「SuisuiRemon」、訪問看護アセスメント・業務支援システム「看護のアイちゃん」等のシステム開発及び販売や、ワーク・ライフバランス・コンサルティングサービスを提供しております。 注1.介護が必要な人の心身の状況や希望に応じて、適切な介護サービスを利用できるように「ケアプラン」を作成する介護支援専門員。 ③ アクティブライフ事業 高齢者やその家族が必要とする生活支援関連サービスの提供及び物品の販売等を行っております。介護環境の整備に係る福祉用具貸与及び特定福祉用具販売サービス、介護予防福祉用具貸与及び特定介護予防福祉用具販売サービス、住宅改修サービス、住宅リフォーム等を提供しております。 (主な関係会社)当社、株式会社レコードブック、株式会社フルケア、株式会社正光技建、セントワークス株式会社、株式会社カンケイ舎 (2) 在宅サービス事業 在宅高齢者の方々に各種介護保険サービスを提供しております。 ① 居宅介護支援サービス 専門知識を備えた介護支援専門員(ケアマネジャー)が、利用者及びその家族の要望に応じ、必要な介護サービスの種類・内容を織り込んだ介護支援計画(ケアプラン)を作成の上、介護サービスの提供事業者との連絡調整等を行い、利用者がスムーズに介護サービスを受けることができるよう支援するサービスであります。 2026年3月31日現在、事業所8ヵ所を展開しております。 ② 訪問介護サービス 専任の訪問介護員(ホームヘルパー)が要介護者又は要支援者の家庭を訪問し、入浴・排せつ・食事等の介護の他、清掃・着替え・買い物等の日常生活上の支援を行う介護サービス等であります。 2026年3月31日現在、事業所5ヵ所を展開しております。 ③ 通所介護サービス(デイサービス) 要介護者又は要支援者にデイサービスセンターに通っていただき、当該施設において、入浴・排せつ・食事等の介護、日常生活上のお世話の他、機能訓練・レクリエーション活動など、自立支援サービスの提供を行う介護サービスであります。 2026年3月31日現在、事業所6ヵ所を展開しております。 ④ 施設介護サービス 要介護者または要支援者に、住宅型有料老人ホームにおいて、食事・入浴・排せつ・機能訓練等の日常生活全般をサポートする介護サービス等を提供しております。 2026年3月31日現在、事業所2ヵ所を展開しております。 (主な関係会社)株式会社カンケイ舎 [事業系統図] 事業系統図は、以下のとおりであります。 (注) 2026年6月1日付で株式会社フルケアが株式会社正光技建を吸収合併しております。
経営方針・対処すべき課題4,945字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に係る事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは「健康な未来」というコーポレートスローガンのもと、「創意革新と挑戦による、超高齢社会における課題解決」を企業行動指針(ミッション)と位置づけております。 超高齢社会における持続可能な仕組みづくりを進めるため、リアルでの介護事業とウェブ事業を軸とし、介護現場での課題をウェブで解決、テクノロジーを起点に介護現場の生産性を高める等双方の機能を活用できる強みを活かし、主に健康寿命延伸とビジネスケアラー支援に取り組んでおります。加えて、2040年問題として懸念される介護・医療人材の不足に対応するため、現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し、より効率的かつ質の高いサービス提供が可能な社会を目指します。 また、当社グループは株主、社員、利用者、取引先及び地域社会等当社グループを取りまくすべてのステークホルダーから信頼され、かつ持続して収益をあげることにより、企業価値を増大することを経営の基本方針としております。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、経営方針を実現するため、ヘルスケアプラットフォームの価値向上により事業拡大と新規事業開発を進めるため、以下の施策に取り組んでまいります。 ① レコードブック店舗ネットワークの拡大 ・全国の大都市圏や地方都市におけるフランチャイズ展開を加速 ・企業とのアライアンスを含めたパートナーとの連携強化 ② ターゲット層の拡大 ・介護保険適用外のヘルスケアソリューションの開発 ③ DXソリューション事業(注1)の強化 ・シルバーマーケティング支援における案件の深耕拡大 ・仕事と介護の両立支援における顧客企業の新規開拓強化 ・中規模介護事業者向けDXソリューションの提供 ④ 経営基盤の更なる強化 ・ガバナンス体制の強化 ・コンプライアンス体制の強化 注1.2026年3月期より、従来の「Webソリューション事業」を「DXソリューション事業」に名称変更しております。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは、安定した経営と持続的な成長を実現させることを重視し、ROE(自己資本利益率)及び売上高営業利益率を重要な経営指標と位置づけております。高付加価値のサービス提供による効率的な利益の獲得により、売上高営業利益率等を高めていくことで企業価値を高めてまいります。 (4) 経営環境 今後における当社グループの事業に関わる高齢社会に関連する市場は、中長期的に今後も高齢化率の上昇基調が続くことから、引き続きヘルスケアサービスの需要は高まっていくものと予想されております。いわゆる「2025年問題」と呼ばれる団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となることによる介護や医療などの社会保障費の急増が喫緊の課題であることから、健康寿命の延伸に向けて、高齢者の健康維持・向上に重点をおいた短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)の需要は今後も高まることが予想されます。また、2025年4月に改正された介護・育児休業法において労働者への仕事と介護の両立支援制度の周知が義務化され、今後予測されているビジネスケアラーの増加に伴い、企業における人的資本経営の重要性が高まる中、当社グループのレコードブック事業や仕事と介護の両立支援サービスについては、サービス需要がさらに高まると予想されます。 また、介護業界では人材不足が深刻化しており、人材の確保や業務負担の軽減、職場環境の改善が重要な経営課題として認識されております。近年では、高齢者人口の割合がピークに達し、医療や介護の需要が増加する一方、生産年齢人口が急減し介護人材の不足が深刻となる「2040年問題」が大きな社会課題として挙げられております。介護保険制度においても、将来にわたり安定的な制度として持続させるため、2027年に予定されている制度改正において、介護従事者への更なる処遇改善と介護現場の生産性向上などについて引き続き検討が進められております。今後は、これらの課題解決に向けたDXの推進やAI技術、ICT等のテクノロジーの活用に関わる分野の市場拡大が期待されます。 このような環境の中、当社グループでは「健康な未来」というコーポレートスローガンのもと、「創意革新と挑戦による超高齢社会における課題解決」をミッションと位置づけ、これらの課題の解決に向け、介護現場のDX化やリアル事業を通じて蓄積したデータの活用、AI等などのテクノロジーを活用したソリューション開発などテクノロジーの活用に積極的に取り組んでまいります。「中期経営計画」において掲げた経営目標の達成に向け、具体的な取り組みを推進し持続的な成長と中期的な企業価値の向上を実現してまいります。 (5) 事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループは、「健康な未来」というコーポレートスローガンのもと、「創意革新と挑戦による、超高齢社会における課題解決」を行う企業として、業容の拡大と経営基盤の強化に取り組んでおります。 ① 業容の拡大に向けた取り組み ・レコードブックの全国展開の加速とサービスの多角化 健康寿命の延伸や社会保障費の抑制に向け、介護予防分野への注目が高まる中で、リハビリ型デイサービスの果たす役割に期待が寄せられています。大きな成長の見込まれる当分野において、当社グループはレコードブックの出店を加速することにより、早期のブランド確立及び浸透、マーケットシェアの拡大を図ります。翌期においても、前期に引き続きフランチャイズ既存加盟店の増店に注力することで、新規出店のペースを再加速させてまいります。また、全国の主要都市を中心に出店エリアを精査し、地元企業や事業主をオーナーとするフランチャイズ方式での出店の強化に加え、当社グループとは異なるノウハウを保有する企業や、地元に顧客基盤やブランドを有する企業等との提携による出店も進めてまいります。 フランチャイズ展開を加速させる上では、フランチャイズ本部機能のより一層の充実も必要であると認識しております。出店エリアの拡大に応じた地方拠点の整備や店舗開発、購買及び出店サポート機能の強化等により、安定的、効率的な出店体制の構築を実現してまいります。さらに、出店後においても、スーパーバイザーによるフランチャイズ加盟店の地域特性等に応じたきめ細やかな経営指導及び店舗運営指導により、加盟店の業績拡大、品質向上、コンプライアンス遵守の推進に努めてまいります。 これらのフランチャイズ本部機能強化にあたっては、DXを推進し、多店舗展開を見据えた生産性向上や業務効率化に努めてまいります。加えて、他の事業との連携やIoTの活用等を推進することにより、提供サービスの多角化も進めてまいります。レコードブック店舗の非滞在時間も含めて利用者一人ひとりの生活全般をサポートするサービスを展開し、レコードブックブランドの付加価値向上に取り組んでまいります。 ・ケアマネジャー会員ネットワークの活用 当社グループの運営する「ケアマネジメント・オンライン」は2026年3月末現在で11万超のケアマネジャー登録会員を擁しており、当サイトの登録会員を活用したビジネス展開の源泉となっております。シルバーマーケットは、国内における数少ない成長産業であり、多くの競合企業の参入が見込まれる中で、当市場におけるマーケティングの重要性が益々高まっております。当社グループは、ケアマネジャー会員ネットワークを活用したサービスを開発し、このような成長機会を他社に先駆けて掴むことで、一層の業容拡大を図ってまいります。 また、継続的かつ安定的な受注の拡大を図るためには、現在の取引領域を最大限に拡大することに加え、新たな顧客層の獲得も重要な課題であると認識しております。そのためには、顧客の成長分野をリサーチした上で、これまでの業務ノウハウを活かした隣接領域へのサービス展開及びアプローチを進める必要があります。当社グループは、メディカル分野を始めとした関連性の高い分野でも新サービスの開発や商品ラインナップの拡充に努め、幅広くサービスを提供してまいります。 ・新規事業の開発 増大する社会保障費が国家財政を圧迫しており、介護保険サービスの更なる充実は期待しにくい環境にあります。一方、高齢者の価値観の多様化により、従来の介護サービスではなく、自身の生活の質の向上に資するヘルスケアサービスを望む方が増加しており、介護保険外サービスに対するニーズが高まっております。当社グループは、全国展開を進めるレコードブックの店舗網を最大限に活用し、ヘルスケア関連商品の販売や関連サービスの提供等を通じて介護保険外サービスを強化してまいります。 なお、介護保険外サービスは介護保険サービスと比較し、売上変動リスクや信用リスクが高まることから、これらのリスクを低減するための取り組みも重要な課題であると認識しております。 また、今後2040年代にかけて生産年齢人口の減少により、医療・介護の分野でも労働力不足やそれに伴う業務負担の増大、労働生産性の低下が懸念されており、DXの推進やAⅠ技術、ICT等のテクノロジーの活用によるこれらの課題解決が期待されています。当社グループは、これまで蓄積してきた介護事業運営ノウハウや各種データ、ネットワークなどを用いて、システム連携やコンサルティングサービスなどの新たなソリューションの提供を通じて、介護事業者の生産性向上を推し進めることにより、業界全体の課題解決に取り組んでまいります。 ② 経営基盤の強化に向けた取り組み ・優秀な人材の確保・育成 業容の拡大に応じた専門性の高い人材や、有資格者などのサービスを提供する人材の確保・育成は喫緊の課題であると認識しております。教育研修体制や育成プログラムの充実・強化を積極的に進め、人材の定着と能力の底上げを行っていくとともに、継続的な採用活動を通じて、当社グループの企業理念や風土にあった人材の登用を進めてまいります。加えて、長期的な視点で人材の確保や定着の推進を図るため、従業員が将来展望を持って働き続けることができるよう、能力・資格・経験等に応じた処遇が適切になされる人事制度を設計し、運用してまいります。 ・内部管理体制の強化 当社グループが今後更なる業容を拡大するためには、業務内容の効率化やリスク管理のための内部管理体制の強化が重要な課題であると認識しております。このため、今後も業務運営上のリスクを把握してリスク管理を適切に行える体制整備に努め、規程及び業務マニュアルの運用を徹底し、効率性・有効性を阻害する業務フローの改善に取り組み、内部管理体制を強化するとともに、業務の効率化を図ってまいります。 また、当社グループは近年、事業成長及び事業領域の拡大とともに、事業子会社の設立や企業買収を行ってきたことで、徐々にグループ会社数が増加しています。当社グループはこれに対応して、権限委譲を拡大し意思決定を迅速化させるとともに、情報の一元管理体制及び適切なグループマネジメント体制の構築など各種の施策を推進することにより、グループ全体の業務効率性向上及び成長の加速を担保する体制の確立を進めてまいります。 ・事業ポートフォリオの分散・拡充 当社グループは、これまでのノウハウや顧客基盤等を活かしつつ、その変化に対応した事業ポートフォリオを構築し、常に収益源の多様化や収益性の向上を図っていく必要があると考えております。そのため、社内体制の強化に加え、社会の変化によって新たに生じる課題の解決に関し独自の技術を持つベンチャー企業等に対して、企業買収や戦略的提携、資本参加等を必要に応じて行うことで事業ポートフォリオを分散、拡充することにより、中長期的に安定的な経営基盤を確立してまいります。
事業等のリスク7,643字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因になる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、当社グループとしては必ずしも事業上のリスクと考えていない事項についても、投資判断上或いは当社の事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資者に対する積極的な開示の観点から記載しております。当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、文中における将来に係る事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 介護保険制度について 当社グループの主要な事業でありますレコードブック事業及び在宅サービス事業は、介護保険法の適用を受けるサービスの提供を内容とするため、介護保険制度の改正及び介護報酬の改定の影響を強く受けます。介護サービスに係る単位数、地域区分による一単位の単価及び一人当たりの支給限度額については、介護保険制度等により定められているため、制度改正の内容によっては当社グループの収益性に影響を与える可能性があります。 介護保険制度は、5年を目処に見直しが行われ、3年毎に介護報酬の改定が行われることとされております。2027年4月に予定されている介護保険制度改正及び介護報酬改定では、団塊の世代が全て後期高齢者となる中で、介護保険制度を将来にわたり安定的に持続させるため、介護人材の確保に向けた処遇改善加算の更なる見直しや、介護現場の生産性向上への取組みとして、介護データの連携や利活用、ICTの導入支援をはじめとした介護DXの推進などについて検討が進められています。今後、後期高齢者の増加による介護給付費の伸びを抑えるため介護報酬の引き下げや自己負担割合の引き上げが行われた場合、介護サービスの利用の差し控え、利用回数の減少などの影響が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 競合について 当社グループが事業を展開する介護福祉及び予防介護市場は、介護保険法を中心とした様々な法規制下にあるため、事業展開にあたっては一定の法理解やノウハウの蓄積が必要ではあるものの、必ずしも参入障壁が高いとは言えないため、複数の事業者が参入しております。増大する社会保障費が国家財政を圧迫しており、介護保険サービスの更なる充実は期待しにくい環境にあることから、大手事業者の本格的な参入及び展開については、現時点において限定的であると認識しておりますが、今後も多数の事業者の参入や大手企業による展開の可能性が否定できません。 当社グループは長年の介護保険ビジネスの運営によるノウハウの蓄積、ターゲット人口、競合事業所の状況、直営店の実績データ等を用いた当社独自のエリアマーケティングシステムの構築、利用者のモチベーションを高める優れた運動プログラムの確立、ケアマネジャーネットワークを用いたブランド戦略など、優位性を確保していると認識しておりますが、事業者の拡大や大手企業等の当該分野への本格参入が生じ、介護サービス利用者の獲得が激化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 新規出店について 当社グループのレコードブック事業は、直営及びフランチャイズ形態による多店舗展開を行っております。同事業においては、地域ごとのドミナント展開を基本戦略としておりますが、異業種他社との提携又は他社店舗の買収等による新規出店も積極的に進めております。しかしながら、新規出店を希望するエリアにおいて店舗物件の確保が想定通りに進まず新規出店が予定どおり行われない場合、もしくは出店時期が何らかの事情により延期となった場合、出店計画を見直す場合があるほか、当該店舗出店時の投資金額の回収が長期化し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、フランチャイズチェーン展開については、現在は大都市圏や地方都市を中心に全国にて展開しております。展開にあたっては当社独自のエリアマーケティングにより慎重な調査の上、出店エリアを決定していきますが、出店するエリアの自治体の方針等により、地方展開が予想どおり進まない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 法的規制について 介護保険法に基づく介護サービスを行うには、事業所毎に指定事業者としての指定を都道府県知事(介護予防・日常生活支援総合事業及び地域密着型サービス等については市区町村長)から受ける必要があります。指定を受けるには、「指定居宅サービス等の事業の人員、設置及び運営に関する基準」(介護保険法に基づく厚生労働省令)を満たしていなければなりませんが、当該基準を満たせなくなった場合には、事業の停止や介護報酬の減額等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 有資格者及び人員の確保について 介護保険法に基づく介護サービスについては、ほとんどの場合、介護支援専門員(ケアマネジャー)・看護師・介護福祉士・訪問介護員等の有資格者によるサービスが義務付けられており、提供するサービス内容によって、異なる資格を必要とするため、適切な資格を有する人材を確保する必要があります。 当社グループは、現時点において人材確保に関して重大な支障は生じていないものと認識しておりますが、今後の事業拡大に際して十分な人員確保が困難となった場合又は既存人員の流出等が生じた場合には、提供する介護サービスの質の低下や継続提供が困難となる可能性があるほか、人員確保のためのコスト負担増加等が生じる可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 高齢者介護における安全管理及び健康管理について 当社グループが提供する介護サービスの利用者は、要支援又は要介護認定を受けている高齢者であり、転倒事故、食物誤嚥事故及び感染症の集団発生等、高齢者の特性に起因する事故等が発生する可能性があります。当社グループは、サービス提供中の安全衛生管理には細心の注意を払い、従業員の教育指導を徹底するなど事故の予防に万全を期しておりますが、万一、事故や感染症等が発生した場合、当社グループの信用が低下するとともに訴訟等で損害賠償請求を受けるおそれがあり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) フランチャイズビジネスについて 当社グループはレコードブック事業においては、直営店に加えフランチャイズ形態による出店を行っており、フランチャイズ加盟店に対しては経営指導を行い、ロイヤルティ収入等を得ております。出店地域は高齢者人口や近隣の競合環境などの事前調査をもとに決定しておりますが、出店後における周辺環境変化等によって加盟店の運営状況が芳しくない場合や、必要な従業員数を確保、育成するための人件費の上昇及び賃借している建物の賃料相場の上昇等に伴う賃料上昇等により、想定した収益を確保できない場合などにおいて、ロイヤルティ収入の減少、未払金の増加や、当フランチャイズチェーンからの撤退等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、フランチャイズ契約の内容が変更され、加盟店及び当社グループの収益構造が変化する場合、レコードブックの店舗ネットワーク拡大にあたってフランチャイズチェーン展開が計画どおりに実現できない場合、事業運営や今後の事業計画に影響を及ぼすなどして、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 さらに、当社グループはフランチャイズ加盟店に対し、スーパーバイザーを通じた店舗運営指導や経営支援等を行っておりますが、指導が十分に理解されず、又は指導の及ばない範囲でフランチャイズ加盟店に対する苦情や芳しくない評判等が発生した場合、当社グループのブランドイメージに影響を与え、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) ソフトウエア開発について 当社グループは、DXソリューション事業を事業の一つの柱として展開しており、介護事業者の生産性向上等を実現するために、ICT等のテクノロジーを活用をした新たなソリューションの提供及び各種ソフトウエア開発を推進しております。ソフトウエアの開発にあたっては一定の投資額及び開発期間を要し、プロジェクトに関する期間や費用の見積り及び顧客ニーズ等のヒアリングに基づく収益性について、妥当性の確認を行っております。しかしながら、開発途中の要件変更や開発遅延等により計画通りに開発活動が進捗しない場合には、ソフトウエアが完成せず事業の用に供することができない、あるいは完成しても投資額が多額となる結果、その一部の回収が見込まれない可能性があります。その場合、一時に多額の費用が発生するため、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) システムトラブルについて 当社グループが提供するDXソリューション事業に係る主なサービスは、インターネット環境を通じて提供されており、人為的ミスやネットワーク機器の故障、コンピュータウイルス、ネットワーク障害等を起因とするシステム障害が発生する可能性があります。当社グループでは、安定的なサービスの運営を行うために、サーバー設備の増強、セキュリティの強化、システム管理体制の構築等により、システム障害に対する発生可能性の低減策を講じております。しかしながら、予測困難な要因によるシステム障害やソフトウエアの重大な不具合が発生した場合、サービスの継続的な提供に支障をきたす可能性があり、サービス提供の停止等を通じて、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 業績の変動について 当社グループのレコードブック事業においては、フランチャイズ形態による多店舗展開を積極的に進めており、毎期新規出店を続けております。当社グループがフランチャイズ加盟店から売上高に応じて得ているロイヤルティ収入については、フランチャイズ加盟店数や各加盟店のご利用者人数に応じて伸びていくため、その性質上年度末にかけて売上高、利益ともに増加する傾向にあります。 一方、DXソリューション事業のシルバーマーケティング支援においては、主に顧客企業のマーケティングリサーチやプロモーション支援等を行っているため、顧客のマーケティング戦略等の変化に伴い、受注する案件の規模や案件数が変動する傾向にあります。よって、四半期毎の売上高は平準化されないことがあり、受注する案件の規模によっては一時的に特定の取引先に対する売上高の依存度が高まることになります。当社グループは、業績の安定に向けて新サービスの開発や商品ラインナップの拡充などによる顧客企業数の増加に努めていく方針でありますが、これらが計画通りに進まない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 新規事業について 当社グループでは、新規事業への取り組みを継続的に行っております。今後の高齢者市場拡大への対応として、新たなビジネスモデルの確立に向け、新サービス及び新規事業の開発を進め介護保険外サービスを強化していく方針ですが、当初の予測とは異なる状況が発生し、これらの展開が計画通りに進まない場合、投資を回収できず、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 自然災害について 地震や風水害等の自然災害が発生し、業務を停止せざるを得ない場合や、建物や設備が損傷しその修復に多大な費用が必要となった場合、当社グループの事業運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。特に、当社グループの主要な事業拠点である首都圏において大規模な自然災害等が発生した場合には、正常な事業運営が行えなくなる可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 感染症の拡大について 当社グループは社会インフラとして重要な役割を担っていることを鑑み、新型コロナウイルス感染症を含む感染症の発生及び拡大に際しては、顧客や従業員、その他関係者等の安全確保、感染拡大防止を最優先に取組むことを前提に、介護サービスを継続して提供することにより社会に貢献していく方針ですが、事業を展開している地域や店舗において感染者が発生し、店舗運営や営業活動を含めた通常の事業活動が困難となった場合、また、取引先において感染症の影響に伴い人的・物的・財務的要因により弊害が生じ、販売や仕入活動において支障が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当該事象の長期化に備え、当社グループにおいては事業継続計画の整備や不測の事態が生じた際の資金調達手段の確保等の対策を講じておりますが、当社グループの想定を上回る事象が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 情報管理について 当社グループが提供するサービスは、業務上、利用者或いはその家族の重要な個人情報を取扱います。当社グループは、個人情報をはじめとした情報の適正な取得及び厳重な管理のために、各種規程や全社員対象の研修等を通じて、情報漏洩の防止に取り組んでおります。しかしながら、万一、システム等から個人情報が外部に漏洩する等のトラブルが発生した場合、損害賠償請求や信用の低下等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 風評等の影響について 当社グループが事業を展開する介護業界においては、利用者及び介護に関わる方々との信頼関係や評判が、当社グループの事業運営に大きな影響を与えると認識しております。当社グループは、利用者の信頼が得られる質の高いサービスの提供に努めておりますが、何らかの理由により当社グループに対するネガティブな情報や風評が流れた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 減損会計の適用について 当社グループは、主にレコードブック事業、在宅サービス事業において多数の事業所を運営しておりますが、事業環境の変化等により、事業所毎の採算性が低下した場合、減損会計の適用に伴う損失処理が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、減損処理が発生しないよう各拠点の収益管理を徹底し、採算性の悪い拠点に対しては積極的に対策を講じておりますが、万一、不採算拠点の増加や閉鎖が増加した場合には、多額の減損損失が発生する可能性があります。 (17) 有利子負債への依存について 当社グループは、資金調達につき金融機関からの借入金等に多く依存しており、2026年3月期末における有利子負債は総資産の30.0%となっております。よって、金融情勢の変化などにより計画通り資金調達ができない場合には、事業展開等に影響を受ける可能性があります。また、金利の上昇により資金調達コストが増大した場合には利益を圧迫し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (18) 株主に対する利益還元の方針について 当社は、事業拡大に向けた内部留保の充実が重要であると認識しておりますが、株主に対する利益還元として配当を行うことも重要な経営課題と認識しており、財務体質の強化を図り、必要な内部留保を確保しつつ、経営成績・財政状態を勘案して配当を行っていく方針であります。しかしながら、業績が計画通り進展しなかった場合や業績が悪化した場合、継続的に配当を行えない可能性があります。 (19) 株式価値の希薄化について 当社グループは、当社グループの役員及び従業員に対して、当社グループの業績向上への意欲や士気を高めることを目的として、ストック・オプション制度及び譲渡制限付株式報酬制度を採用しており、今後、譲渡制限付株式の発行を積極的に活用していくことを検討しております。当社グループは今後、新たな新株予約権や譲渡制限付株式を発行する可能性があり、これらの発行及び行使が行われた場合、株式価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。 (20) コンプライアンスについて 当社グループは、法令その他諸規則等を遵守すべく、コンプライアンス体制及び内部統制システムの強化を経営上の重要課題の一つとして位置づけ、従業員等に対して適切な指示、指導を実施し、反社会的勢力との関係遮断や不正行為の防止・発見のために必要な予防策を講じています。しかしながら、コンプライアンスをはじめとした内部統制システムには一定の限界があるため、その達成を完全に保証するものではありません。そのため、必要な教育や対策等を可能な限り講じても、将来において法令違反等が生じた場合、利用者の信頼失墜を招く、もしくは取引先等から訴訟を提起される、という事態が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (21) 投融資について 当社グループは、新たな事業への展開や既存事業の強化、収益源の多様化、事業展開の加速化等を目的として、出資、子会社設立、合弁事業の展開、アライアンス、M&A等を含む各種の投融資を行っていく方針です。その際、投融資先の状況及びそれに伴うリスク等を慎重に検討した上で投融資を実行し、出資後も定期的なモニタリングを継続実施していく方針ですが、これらの投融資の結果を確実に予測することは困難であり、事業環境の変化により投融資に見合う収益が得られない、あるいは損失が発生した場合、減損の対象となる事象が生じた場合等には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (22) 子会社管理体制について 当社は、連結子会社について、その運営にあたり「グループ経営管理規程」に基づき子会社の管理体制を整備するとともに、当社の役職員が子会社の役員を兼務し、子会社の業務運営の把握や改善を行うなど、適切な管理及び支援を行っております。しかしながら、当社による連結子会社への管理及び支援が適切に行われず、当該子会社の業績悪化や不祥事等が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,240字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇の影響を受けつつも雇用や所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直し、設備投資も穏やかな増加傾向で推移するなど、概ね回復基調で推移いたしました。一方で、米国の関税政策の動向や中東情勢によるエネルギー市場の混乱など、海外情勢の不確実性が景気の下振れリスクとして意識され、先行きについては不透明感が高まる状況となりました。 当社グループの事業に関わる高齢社会に関連する市場におきましては、中長期的に今後も高齢化率の上昇基調が続くことから、引き続きヘルスケアサービスの需要は高まっていくものと予想されております。一方で介護・医療の分野においては、需要拡大に対して生産年齢人口の減少や人材確保が困難な状況が継続しており、サービス提供体制の維持や業務負荷の拡大が業界全体の重要課題となっております。このような環境のもと、業務効率化や生産性向上を目的としてAIやICTなどのデジタル技術を活用した介護DXへの取組みが加速しております。また、2027年に実施される予定の介護保険制度改正についても、将来にわたり安定的な制度として持続させるため、介護従事者への更なる処遇改善と介護現場の生産性向上などについて引き続き検討が進められております。 当社グループでは「健康な未来」というコーポレートスローガンのもと、「創意革新と挑戦による超高齢社会における課題解決」をミッションと位置づけ、2040年問題をはじめとするさまざまな社会課題の解決に取り組んでおります。「中期経営計画」において公表した経営目標の達成に向け、具体的な取り組みを推進し持続的な成長と中期的な企業価値の向上を実現してまいります。 当連結会計年度においては、2025年4月1日付で、主に中規模介護事業者向けソフトウエアを開発、販売しているセントワークス株式会社の株式を100%取得したことにより新たに連結子会社としております。同社ののれん償却費やM&A及びPMIに係る一時費用等の影響を受けたものの、通期を通して概ね計画どおりに進捗したため、売上高及び段階利益は前期比で増加いたしました。今後は、同社のソフトウエアの導入を起点とした中規模介護事業者向けDXソリューション事業を拡大し、2040年問題の解決に向けて取り組んでまいります。 また、当連結会計年度において、アクティブライフ事業の経営資源を集約し収益力強化を図るため、株式会社フルケアと株式会社正光技建による連結子会社間の吸収合併を決定しております。これに伴い将来の事業計画を再検討した結果、株式会社正光技建に関連するのれんについて減損損失を特別損失に計上いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況は次のとおりとなりました。 a. 財政状態 当連結会計年度末における資産合計は4,546,942千円となり、前連結会計年度末に比べ217,965千円増加いたしました。当連結会計年度末における負債合計は2,758,405千円となり、前連結会計年度末に比べ76,483千円増加いたしました。当連結会計年度末における純資産は1,788,536千円となり、前連結会計年度末に比べ141,482千円増加いたしました。 b. 経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高が5,892,513千円(前期比14.2%増)となりました。また、営業利益は536,751千円(前期比33.8%増)、経常利益は589,175千円(前期比43.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は319,829千円(前期比25.4%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (ヘルスケアソリューション事業) レコードブック事業におきましては、当連結会計年度において短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)「レコードブック」の直営店が1ヵ所、フランチャイズが8ヵ所それぞれ増加しております。また、直営店2ヵ所をフランチャイズ加盟店に譲渡した結果、直営店が22ヵ所、フランチャイズが201ヵ所となりました。 そのほか、名古屋鉄道株式会社との合弁会社である株式会社名鉄ライフサポートが愛知県を中心に展開する「名鉄レコードブック」は、当連結会計年度末において19ヵ所となっております。 これにより、「レコードブック・ブランド」の店舗が合計で242店舗(前連結会計年度末は236店舗)となりました。 これらのフランチャイズの店舗数増加に加え、レコードブックの主な対象である要支援、軽度要介護高齢者数の増加や高齢者の自立支援へのニーズの高まりなどを背景として、既存店舗の稼働率については上昇傾向で推移しており、直営店舗一店舗当たりの売上高や加盟店からのロイヤルティ等の収入は前連結会計年度と比べ増加いたしました。 また、当連結会計年度におけるフランチャイズの新規出店に伴う加盟金等による収入は概ね前期並みとなりました。また、複数の店舗が、当社が設備投資を行い、フランチャイズ加盟店にレンタルをするプランから、当初契約期間5年間の満了に伴いプランを変更したため、これまで当社が負担していた地代家賃・減価償却費等の原価と同額の売上高がともに減少いたしました。 この結果、レコードブック事業全体では前連結会計年度と比べて売上高、営業利益ともに増加いたしました。 アクティブライフ事業におきましては、連結子会社の株式会社正光技建において、利益率の改善等を目的とした社内の構造改革を実行した結果、売上高は減少しております。一方、株式会社フルケア及び株式会社カンケイ舎が営む福祉用具貸与事業は堅調に推移いたしました。 この結果、前連結会計年度と比べて売上高は減少した一方、営業利益はやや増加いたしました。 従来のWebソリューション事業につきましては、当連結会計年度より、DXソリューション事業に名称を変更しております。当該変更は名称の変更のみであり、その内容に与える影響はありません。また、当連結会計年度よりセントワークス株式会社を連結の範囲に含めており、同社の損益計算書を連結しております。 この結果、前連結会計年度と比べて売上高は大きく増加し、営業利益も増加いたしました。 これらの結果、売上高は4,232,584千円(前期比19.1%増)、営業利益は686,466千円(前期比30.6%増)となりました。 (在宅サービス事業) 在宅サービス事業におきましては、株式会社カンケイ舎において課題となっている有資格者の採用を推進するため人事制度改革を進めた結果、一定の効果が見られ、各事業におけるサービス提供回数は回復傾向となっております。 この結果、売上高は1,659,928千円(前期比3.3%増)、営業利益は399,638千円(前期比17.9%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ343,283千円減少し、1,956,560千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は687,754千円(前連結会計年度は467,070千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益576,499千円、減価償却費186,805千円、のれん償却額80,290千円による資金の増加が、法人税等の支払額209,225千円による資金の減少を上回ったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は699,747千円(前連結会計年度は227,995千円の使用)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出600,975千円、無形固定資産の取得による支出75,677千円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は331,289千円(前連結会計年度は497,000千円の獲得)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出151,568千円、長期借入金の返済による支出113,388千円、配当金の支払額65,472千円によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.受注実績 該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前期比(%) ヘルスケアソリューション事業(千円)   4,232,584   119.1 在宅サービス事業(千円)   1,659,928   103.3 合計(千円)   5,892,513   114.2 (注) 主要な販売先については、当社グループは一般個人を対象とした介護サービス事業が中心であり、総販売実績に対する割合が100分の10以上に該当する相手先がないため、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析及び検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りと異なることがあります。 なお、当社グループが連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載されたとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財政状態の分析・検討内容 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は3,081,454千円となり、前連結会計年度末に比べ225,320千円減少いたしました。その主な要因は、現金及び預金が343,283千円減少した一方で、売掛金が100,514千円増加したことによるものです。 現金及び預金の減少は、主に2025年4月1日付で実行したセントワークス株式会社の株式取得費用750,000千円の払込みにより減少した一方で、同社の持つ現金及び預金が連結開始に伴い増加したことによるものです。 (固定資産) 固定資産は1,465,487千円となり、前連結会計年度末に比べ443,285千円増加いたしました。その要因は、無形固定資産が403,228千円、有形固定資産が45,718千円増加した一方で、投資その他の資産が5,661千円減少したことによるものです。 無形固定資産の増加は、主にセントワークス株式会社の連結開始に伴うのれん及びソフトウエアの増加によるものです。 以上の結果、当連結会計年度末における資産合計は、4,546,942千円となり、前連結会計年度末に比べ217,965千円増加しました。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は2,080,184千円となり、前連結会計年度末に比べ114,183千円増加いたしました。その主な要因は、未払法人税等が60,926千円、預り金が61,135千円増加したことによるものです。 未払法人税等の増加は、主に課税所得の増加に伴うものです。預り金の増加は、主にレコードブック事業におけるフランチャイズ店舗の利用者数増加に伴い介護報酬預り金が増加したことによるものです。 (固定負債) 固定負債は678,221千円となり、前連結会計年度末に比べ37,700千円減少いたしました。その主な要因は、長期借入金が105,184千円減少した一方で、新たに退職給付に係る負債を58,456千円計上したことによるものです。 長期借入金の減少は、当連結会計年度中に既存の借入金の返済が進んだことによるものです。退職給付に係る負債は、セントワークス株式会社の連結開始に伴い、同社の退職一時金制度に基づき従業員の退職給付に備えるため、退職給付債務の見込額に基づき計上しているものです。 以上の結果、当連結会計年度末における負債合計は、2,758,405千円となり、前連結会計年度末に比べ76,483千円増加しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は1,788,536千円となり、前連結会計年度末に比べ141,482千円増加いたしました。その主な要因は利益剰余金が192,770千円増加した一方で、自己株式が51,302千円増加したことによるものです。 利益剰余金の増加は、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上により増加した一方で、配当金の支払いに伴い減少したことによるものです。自己株式の増加は、主に取締役会決議に基づき、株主還元及び資本効率の向上と機動的な資本政策の遂行を図ることを目的として自己株式の取得を行った一方で、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを付与すること等を目的として、当社の取締役等を対象に譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分を行ったこと及び、当社の取締役等に付与されていた新株予約権の行使に伴い自己株式の処分を行ったことによるものです。 なお、セグメントごとの財政状態については、セグメントごとの資産及び負債の情報を経営資源の配分の決定及び業績を評価するための対象とはしていないため、記載しておりません。 b. 経営成績の分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度の売上高は5,892,513千円となり、前連結会計年度に比べ730,820千円増加いたしました。 これは、ヘルスケアソリューション事業における売上高が4,232,584千円(前期比19.1%増)、在宅サービス事業の売上高が1,659,928千円(前期比3.3%増)であったことによるものです。 ヘルスケアソリューション事業において売上高が増加した主な要因は、2025年4月1日付で、主に中規模介護事業者向けソフトウエアを開発、販売しているセントワークス株式会社の株式を100%取得したことにより、同社の損益計算書を期首から連結していることに加え、レコードブック事業において、フランチャイズの店舗数が増加したことや、既存店舗の稼働率が上昇傾向で推移したことに伴い、直営店舗一店舗当たりの売上高や加盟店からのロイヤルティ等の収入が増加したことによるものです。 在宅サービス事業において売上高が増加した主な要因は、訪問介護事業において前連結会計年度中に新たに開設した船橋市の事業所が年度を通して稼働していることに加え、既存の事業所でも利用者数が概ね順調に推移したことによるものです。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は3,452,468千円となり、前連結会計年度に比べ334,449千円増加いたしました。 その主な要因は、ヘルスケアソリューション事業において、セントワークス株式会社の連結開始に伴い原価が増加した一方で、利益率の改善等を目的とした社内の構造改革を実行した株式会社正光技建において、売上高の減少に伴い業務委託費等の原価も減少したことによるものです。 この結果、売上総利益は2,440,045千円(前期比19.4%増)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,903,293千円となり、前連結会計年度に比べ260,654千円増加いたしました。 その主な要因は、ヘルスケアソリューション事業において、セントワークス株式会社の連結開始に伴い販売費及び一般管理費が増加したことによるものです。加えて、当社において主に株主優待制度を新設したことによる株主数の増加に伴い、各報告セグメントに配分していない全社費用に含まれる株主名簿管理料や株主優待費用などの株主関連費用が増加しております。 この結果、営業利益は536,751千円(前期比33.8%増)となりました。 セグメント別の利益につきましては、ヘルスケアソリューション事業が686,466千円(前期比30.6%増)、在宅サービス事業は399,638千円(前期比17.9%増)、各報告セグメントに配分していない全社費用は549,352千円(前期比18.5%増)となりました。また、セグメント別の利益率につきましては、ヘルスケアソリューション事業が16.2%(前期比1.4ポイント増)、在宅サービス事業は24.1%(前期比3.0ポイント増)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は84,290千円となり、前連結会計年度に比べ51,753千円増加いたしました。 その主な要因は、助成金収入が31,800千円、事業譲渡益が16,746千円増加したことによるものです。助成金収入の増加は、主にレコードブック事業及び在宅サービス事業において、介護事業所を運営している株式会社レコードブック及び株式会社カンケイ舎に勤務する従業員の処遇改善のため、東京都が実施する居住支援特別手当の支給を受けたことによるものです。事業譲渡益の増加は、主にレコードブック事業において直営店をフランチャイズ加盟店へ譲渡した店舗数が増加したことによるものです。 当連結会計年度の営業外費用は31,866千円となり、前連結会計年度に比べ9,499千円増加いたしました。 その主な要因は、支払利息が8,765千円増加したことによるものです。支払利息の増加は、主に期中の長期借入金残高の増加に伴うものです。 この結果、経常利益は589,175千円(前期比43.3%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の特別利益には、計上すべきものはありませんでした。 当連結会計年度の特別損失は12,676千円となり、前連結会計年度に比べ30,094千円減少いたしました。 その要因は、減損損失が30,094千円減少したことによるものです。当連結会計年度における減損損失については、アクティブライフ事業の経営資源を集約し収益力強化を図るため、株式会社フルケアと株式会社正光技建による連結子会社間の吸収合併を決定したことに伴い、株式会社正光技建の将来の事業計画を再検討した結果、のれんの減損損失を計上したものです。 この結果、税金等調整前当期純利益は576,499千円(前期比41.1%増)となりました。 また、当連結会計年度の法人税等合計は256,669千円となり、前連結会計年度に比べ103,295千円増加いたしました。 税効果会計適用後の法人税等の負担率については、44.5%(前期比6.9ポイント増)となりました。その主な要因は、連結消去による影響が減少したこと及び繰延税金資産に対する回収可能性の変動の影響が増加したことによるものです。 この結果、当期純利益は319,829千円(前期比25.4%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は319,829千円(前期比25.4%増)となりました。 c. 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。当社グループが今後更なる成長と発展を遂げ、より良いサービスを提供していくために、経営者は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております課題に対処していくことが必要であると認識しております。 それらの課題に対応するために経営者は常に市場におけるニーズや事業環境の変化に関する情報の入手及び分析を行い、現在及び将来における事業環境を認識したうえで、当社グループの経営資源を最適に配分し、最適な解決策を実施していく方針であります。 また、必要な人材を適時に採用すると同時に、教育研修に注力することで営業力の強化と企業規模の拡大に対応した内部管理体制の強化を図り、企業価値の更なる向上を目指して取り組んでまいります。 d. キャッシュ・フローの状況に関する分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、レコードブック等の店舗運営にかかる費用、販売費及び一般管理費等の営業費用、納税資金であります。店舗運営にかかる費用の内訳は、労務費、地代家賃、ソフト利用料及びリース料等であります。営業費用の内訳は、人件費、広告宣伝費及び地代家賃等であります。投資を目的とした資金需要のうち主なものは、M&A等及びレコードブック等の店舗開発にかかる費用であります。店舗開発費用の内訳は、内装工事費、運動機器等の工具、器具及び備品、差入保証金等であります。 資金調達につきましては、事業計画に基づき、主に内部資金及び金融機関からの借入等により調達しております。また機動的な資金確保のため、主要取引銀行と当座貸越契約を締結しております。なお、将来大規模な投資資金などの資金需要が発生した場合には、エクイティファイナンス等による調達手段を検討してまいります。 e.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、「健康な未来」というコーポレートスローガンのもと、「創意革新と挑戦による、超高齢社会における課題解決」をミッションと位置づけ、当社グループのヘルスケアプラットフォームを活用することで、高齢者の生活環境の整備や介護現場の情報整備をするとともに、高齢者の健康寿命の延伸に貢献したいと考えております。当該ミッションを果たすために、現状は、当社グループのコアコンピタンスである「レコードブック店舗ネットワーク」と「ケアマネジャーネットワーク」の2つのプラットフォームを活用したヘルスケアソリューションの開発に力を入れております。 「レコードブック店舗ネットワーク」においては、首都圏及び関西圏のみならず全国にレコードブック店舗ネットワークを拡大させたいと考えております。当連結会計年度末における店舗数は、直営店が22ヵ所、フランチャイズが201ヵ所、名古屋鉄道株式会社との合弁会社である株式会社名鉄ライフサポートが展開する「名鉄レコードブック」が19ヵ所、合計で242ヵ所となりました。「ケアマネジャーネットワーク」においては、介護が必要な高齢者と社会をつなぐインフラとしての役割をより一層拡大させることを目指しております。ケアマネジャー向けに運営している専門Webサイト「ケアマネジメント・オンライン」の当連結会計年度末における会員数は、11万人超となっております。 具体的な経営指標としては、ROE(自己資本利益率)や売上高営業利益率を高めていくことを目標としております。当連結会計年度のROEは18.6%(前期比1.8ポイント増)となりました。今後は、必要な成長投資を強化しつつ収益力を底上げすることによりROEを高めてまいりたいと考えております。当連結会計年度の売上高営業利益率は9.1%(前期比1.3ポイント増)となりました。今後は、高付加価値のサービス提供による効率的な利益の獲得により、売上高営業利益率の向上を目指してまいります。 将来的には、既存事業の更なる成長施策に加え、新規事業の立ち上げや、資本・業務提携を通じて、ヘルスケアソリューションを提供する会社として、企業価値の更なる拡大を図ってまいります。

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開示資料

出典

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