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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

イーサポートリンク

E-SUPPORTLINK,Ltd.2493 · Standard · サービス業

生鮮青果流通をITで効率化。システム提供と業務代行で流通業界の課題を解決する専門企業。

概要

イーサポートリンク株式会社は、生鮮青果流通業界向けにシステム提供と業務受託サービスを中核とする企業である。青果物の流通情報をデータベース化し、生産者から量販店までを結ぶオペレーション支援事業と、りんご・有機農産物等の仕入販売を行う農業支援事業の2セグメントで構成される。2025年11月期の連結売上高は64億70百万円、従業員数は174名。

オペレーション支援事業が収益の柱

同事業は、生鮮青果物流通に関わる事業者向けに、専用システム「イーサポートリンクシステム」および「生鮮MDシステム」の提供と、受注代行・計上代行・売掛管理代行などの業務受託サービスを展開する。2025年11月期の売上高は40億15百万円(全体の約62%)で、営業利益13億8百万円を計上した。子会社や事業譲受により青果売場構築支援事業や地場野菜調達支援サービスも手がける。

農業支援事業は農産物の販売と生産を担う

農業支援事業は、りんご・国産青果物の仕入販売に加え、連結子会社を通じて有機農産物の販売と生産を行う。主要取扱商材はさつまいも等で、2025年11月期の売上高は24億54百万円(前年比36.3%増)だが、営業損失1億99百万円と赤字である。子会社には株式会社シェアガーデン、オーガニックファームつくばの風有限会社、株式会社農業支援がある。

38拠点展開する業務受託の全国ネットワーク

業務受託サービスは東京(本社)のほか、札幌・神戸にテクニカルセンターを設置し、全国的な事業基盤を持つ。札幌には第2オフィスも開設している。受託業務は年中無休で、生鮮青果物流通における中間工程(受注・計上・売掛管理・出荷付随・需給調整・手配・買掛管理・入力)をカバーし、顧客の事務負担を軽減する。

業界の中での役割は生鮮流通業界向けITソリューションと業務代行のプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
65億円
営業利益
1億円
営業利益率
1.5%
純利益
1億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
オペレーション 支援事業40億円61.5%13億円32.5%
農業支援事業25億円38.5%-2億円-8.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01生鮮流通業界(生産者・加工業者・中間流通業者・運送業者)主力

生鮮食品の流通をシステム化し、情報共有と業務効率化を支援する。イーサポートリンクシステムを提供し、事務処理の統合や債権債務の明確化を図る。

主な製品・サービス2
イーサポートリンクシステム
生産者・加工業者・中間流通業者・運送業者が利用できる生鮮流通システム。サプライチェーン全体の情報共有を可能にする。
生鮮MDシステム
小売・量販店向けの商品調達支援システム。仕入計画を重視し、産地直取引や市場取引に対応する。

02小売・量販店準主力

青果売場の構築支援やes-Marchéの提供を通じて、小売店の売場運営を支援する。

主な製品・サービス2
es-Marché
小売量販店と生産者の直接取引をサポートするシステム。生産者の口座管理やインストアコードの体系管理をシステム化する。
青果売場構築支援
ドラッグストアなどに青果売場を新設し、運営管理を支援するサービス。

03農業生産法人副次

子会社を通じて、有機農産物などの仕入販売や農産物の生産を行っている。

主な製品・サービス1
有機農産物
子会社が生産・販売する有機栽培の農産物。

製品と技術

生鮮流通に特化したイーサポートリンクシステム

生鮮青果物は規格が一定でなく全国共通商品コードが付けにくいため、流通情報のデータベース化が難しい。当システムは生産者・加工業者・中間流通業者・運送業者が利用でき、上流の計画情報を下流で共有することで段取り・準備作業の効率化を図る。2002年にVer.1、2016年にVer.2をリリースし、現在も機能追加が続けられている。

小売向け生鮮MDシステムとes-Marché

生鮮MDシステムは、小売・量販店の商品調達業務をサポートし、農産・水産・畜産・花卉・日配品に対応する。産地直取引・市場取引の両方に対応し、仕入計画を重視したオペレーションが可能。別途、小売量販店と近隣生産者をつなぐ「es-Marché」も提供し、インストアコード管理や売上実績管理をシステム化する。

ドラッグストア向け青果売場構築支援事業

2024年に事業譲受した同事業は、ドラッグストアに対して青果売場を新設・運営管理するサービスである。店舗内に売場を設置し、運営を代行することで、消費者のワンストップショッピングを可能にするとともに、生産者への販路拡大、店舗の集客向上を実現する。既存の業務受託ノウハウを活用した新たな収益源として育成中である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

中小企業向けBPOで堅実、利益率変動あり

同社は中小企業向けの業務支援(BPO)サービスを提供する企業で、売上高は約54億円(2024年11月期)。業界内では、ジンジブやイシンなど同業他社と競合するが、特定業種に特化せず幅広いサービスを提供している。収益性は2024年11月期に営業利益率3.7%と改善したが、2025年11月期には1.54%と低下見込み。これは先行投資や競争激化が影響とみられる。売上高は増加基調にあり、2025年11月期には65億円を見込む。大手との差別化として、きめ細かな顧客対応が強み。

強み

  • 中小企業の業務効率化需要を捉え、売上高が増加傾向にある。
  • 人事・経理・総務など多岐にわたるBPOサービスをワンストップ提供。
  • 中小企業にきめ細かく対応し、リピート率が高い。
  • 顧客との長期契約により、安定的な収益源を確保している。

課題

  • 営業利益率が変動しやすく、2025年11月期は低下予想。
  • BPO市場に新規参入が相次ぎ、価格競争が激化している。
  • サービス品質が人材に依存し、人材確保と定着が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がイーサポートリンク

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
14750ダイサン43億円13.9倍
27066ピアズ43億円9.5倍
37361ヒューマンクリエイションホールディングス43億円15.8倍
42493イーサポートリンク42億円23.9倍
5150AJSH42億円
66038イード42億円13.1倍
72342トランスジェニックグループ42億円
8324Aブッキングリゾート42億円11.3倍
9291Aリスキル41億円6.8倍
107502プラザホールディングス41億円19.0倍
119165クオルテック41億円10.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 18件

生鮮青果流通向け事業を目的に営業開始した2000年

2000年11月、生鮮青果流通業界向けのシステム及び事務代行サービスを目的として営業を開始し、商号を「イーサポート株式会社」に変更、本店を東京都新宿区に移転した。同年12月には株式会社フレッシュシステムからの株式譲渡により、株式会社ケーアイ・フレッシュアクセスが筆頭株主となった。

商号変更と業務受託開始、拠点拡大の2001〜2004年

2001年9月に商号を「イーサポートリンク株式会社」に変更、本店を東京都豊島区に移転。同年12月に業務受託事業を開始した。2002年4月に川崎、5月に神戸、2003年10月に福岡、11月に札幌と相次いでテクニカルセンターを開設し、2004年10月には早期支払システムの提供を開始した。

大阪証券取引所ヘラクレスに上場した2006年

2006年8月、大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット「ヘラクレス」に新規上場した。上場後、2007年3月には株式会社津軽りんご販売(後に株式会社農業支援に商号変更)の第三者割当増資により株式を取得し連結子会社化した。2009年1月には生鮮MDシステムの提供を開始した。

システムバージョンアップと子会社再編の2016年

2016年8月に「イーサポートリンクシステムVer.2」の提供を開始。同年11月には連結子会社である株式会社農業支援を吸収合併した。2017年3月には株式会社シェアガーデンホールディングスの第三者割当増資により株式を取得し、同社及び子会社の株式会社オーガニックパートナーズを連結子会社化した。

札幌第2オフィス開設と市場移行の2019年

2019年7月、北海道札幌市に札幌事業所第2オフィスを開設した。また、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行した。この年から連結売上高は50億円台に乗せ、収益規模を拡大していく。

青果売場構築支援事業譲受と子会社追加の2024年

2024年12月、株式会社フロンティアから「青果売場構築支援事業」を事業譲受した。同時に株式会社シェアガーデン、株式会社農業支援、オーガニックファームつくばの風有限会社を連結子会社化し、農業生産事業を強化した。この買収により農業支援事業の売上高が前年比36.3%増と大きく伸長した。

年表18件を開く

2000年代

  • 2000年11月商号変更生鮮青果流通業界を構成する各事業者に対するシステム及び事務代行サービスの提供等を事業目的とし営業を開始、商号を「イーサポート株式会社」に変更、本店を東京都新宿区に移転
  • 2000年12月株式会社フレッシュシステムからの株式譲渡により株式会社ケーアイ・フレッシュアクセスが筆頭株主となる
  • 2001年9月商号変更商号を「イーサポートリンク株式会社」に変更、本店を東京都豊島区に移転
  • 2001年12月業務受託事業を開始
  • 2002年4月神奈川県川崎市に川崎テクニカルセンターを開設
  • 2002年5月兵庫県神戸市に神戸テクニカルセンターを開設
  • 2002年8月システム事業(イーサポートリンクシステムVer.1の提供)を開始
  • 2003年10月福岡県福岡市に福岡テクニカルセンターを開設
  • 2003年11月北海道札幌市に札幌テクニカルセンターを開設
  • 2004年10月早期支払システムの提供を開始
  • 2006年8月上場大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット-「ヘラクレス」に新規上場
  • 2007年3月M&A株式会社津軽りんご販売(同年9月、株式会社農業支援に商号変更)の第三者割当増資により株式を取得し連結子会社化
  • 2009年1月生鮮MDシステムの提供を開始

2010年代

  • 2016年8月イーサポートリンクシステムVer.2の提供を開始
  • 2016年11月M&A連結子会社である株式会社農業支援を吸収合併
  • 2017年3月M&A株式会社シェアガーデンホールディングスの第三者割当増資により株式を取得し、同社及び同社子会社である株式会社オーガニックパートナーズを連結子会社化
  • 2019年7月北海道札幌市に札幌事業所第2オフィスを開設 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

2020年代

  • 2024年12月M&A「青果売場構築支援事業」を株式会社フロンティアから事業譲受 株式会社シェアガーデン、株式会社農業支援、オーガニックファームつくばの風有限会社を連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    基幹事業の収益維持と収益極大化

    創業以来の青果物流通システム・業務受託サービス、生鮮受発注システムへの追加投資により、機能拡充や生産性向上を図り収益の極大化を目指す。

  2. 02

    AI活用とM&Aによる積極投資

    AIサービス開発やシステム機能追加への投資、効果的なM&Aをリスクと投資効率を勘案して実施。営業体制強化や人材育成・獲得による人的資本拡充にも取り組む。

  3. 03

    事業ポートフォリオの組み換えと新収益基盤の構築

    青果物流通のノウハウを活かし、小売との地産地消促進、青果物以外の業態への売場構築・運営支援を拡大。生産事業を強化し調達力を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で174人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は625万円で、9期前と比べて+15.9%平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は10.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月222
2017年11月220
2018年11月229
2019年11月53940.99.6243
2020年11月54340.99.7247
2021年11月54641.010.1246
2022年11月57241.39.9149
2023年11月59642.810.5145
2024年11月62942.510.5152132
2025年11月62542.110.217457

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性管理職比率19.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社事務所 — 東京都豊島区984百万円
オペレーション支援事業、農業支援事業 及び全社
弘前センター — 青森県弘前市117百万円
農業支援事業
国内事業所等 — 神戸市中央区他1ヶ所0百万円
オペレーション支援事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社オーガニックパートナーズ(注)1、2、3
    東京都 豊島区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他の連結子会社3社
    ― · 連結子会社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    アグリビジネス展開支援事業
    農林水産省 · 2019-06-13
    450万円
  • 補助金
    農林水産物・食品輸出促進対策事業補助金
    農林水産省 · 2020-03-04
    9万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は65億円営業利益1億円前期と比べると増収減益で、売上が+20.4%、利益が-50.0%。

売上高
+20.4%
65億円
営業利益
-50.0%
1億円
純利益
+0.0%
1億円
営業利益率
1.5%
前期比 -2.2%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高70億円65億円
営業利益2億円1億円
純利益1億円1億円
1株あたり配当¥5¥5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は34億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+13.3%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1100.00
2023年2Q1100.00
2023年3Q1100.00
2023年4Q130
2024年1Q1317.70
2024年2Q1300.00
2024年4Q2813.61
2025年2Q3013.30
2025年4Q3500.01
2026年2Q3412.90

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は43億円から65億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は1.5%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年11月4354
2013年11月4253
2014年11月4473
2015年11月4564
連結子会社である株式会社農業支援を吸収合併
2016年11月4543
株式会社シェアガーデンホールディングスの第三者割当増資により株式を取得し、同社及び同社子会社である株式会社オーガニックパートナーズを連結子会社化
2017年11月4622
2018年11月4910
北海道札幌市に札幌事業所第2オフィスを開設 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
2019年11月5631
2020年11月5721
2021年11月52−1−9
2022年11月4922
2023年11月4610
「青果売場構築支援事業」を株式会社フロンティアから事業譲受 株式会社シェアガーデン、株式会社農業支援、オーガニックファームつくばの風有限会社を連結子会社化
2024年11月54223.71
2025年11月65121.51

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高65億円のうち、営業利益として残るのは1億円1.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.7%44億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金30.8%20億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.5%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
32.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.0pt
1.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.5pt
1.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.7pt
4.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが−2億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは−7億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は14億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月6−62022
2013年11月8−30526
2014年11月6−4−3225
2015年11月4−2−2225
2016年11月4−1−3324
2017年11月7−1−4627
2018年11月4−4−2025
2019年11月7−50227
2020年11月6−1−2530
2021年11月3−212143
2022年11月−5−2−3−734
2023年11月2−3−3−130
2024年11月−2−5−4−720
2025年11月−2−51−714

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は61億円。このうち返さなくてよい自己資本が37億円で、自己資本比率は60.7%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月43251856.8
2013年11月50282255.6
2014年11月52312158.7
2015年11月56352163.1
2016年11月54381670.3
2017年11月55401573.1
2018年11月53401374.6
2019年11月56411572.1
2020年11月55411474.9
2021年11月61322952.4
2022年11月55342161.4
2023年11月56342261.1
2024年11月54351964.8
2025年11月61372460.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
14億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
3億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
10億円
在庫として抱えている分
負債合計
24億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中88位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中515位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
20.4%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.5%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥948で、1年前と比べて+2.7%過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。

¥948+0.2%1ヶ月+0.7%1年+2.7%時価総額42億円
過去52週の値幅
安値¥901高値¥1,027

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)23.9倍
PER (会社予想)29.1倍
PBR1.13倍
配当利回り0.53%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+1.7%と小幅上昇。25日線(936.8円)を終値(938円)が上回るが、75日線(959.9円)は依然下回っており、上値が重い。52週高値(1027円)からは約8.7%下、低値(901円)からは約4.1%上とレンジ相場。出来高は7/3に8.82万株と膨らんだ後、直近は5000株前後と低調で、方向感に欠ける。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERが35.1倍と業界平均22.4倍を大きく上回り、予想PER28.8倍も高め。PBRは1.12倍と業界平均3.16倍を下回るが、ROE4.1%と低く収益性が課題。配当利回り0.53%は業界平均2.75%を下回り魅力に乏しい。割高だが配当性向17%と低く、今後の増配余地はある。

指標この会社業種平均
PER (実績)23.9倍23.4倍
PER (予想)29.1倍
PBR1.13倍3.51倍
ROE4.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

増収基調にあるものの、利益率が低位で推移している点が争点。強気派は、既存顧客との深耕や新規開拓による規模拡大が今後利益率改善につながると見る。弱気派は、人件費上昇や競争激化で収益性が構造的に低く、コスト管理が不十分と指摘する。

プラスに働く材料7
  • 増収トレンド継続

    2024/11期売上54億円、2025/11期計画65億円と20%増収

  • 固定費分散効果

    売上増で固定費比率低下し、利益率改善へ

  • 既存顧客深耕

    リピート率が高く、安定受注が見込める

  • 売上高2ケタ成長継続で収益基盤拡大通年影響

    売上高は2023/11期46億→2025/11期65億と年平均約19%増、成長持続で利益拡大余地

  • 予想PER28倍と実績35倍の差縮小期待決算発表後影響

    2025/11期予想PER28.8倍に対し実績35.1倍、決算で業績上振れならPER改善

  • 営業利益率3%超への回復2026年〜2027年影響

    2024/11期は3.7%から2025/11期1.54%に低下、原価改善で3%超復帰なら営業益2億円超

  • 自己株式取得等の株主還元強化不定影響

    配当利回り0.53%と低位、自己株式取得実施なら需給改善効果

マイナスに働く材料7
  • 低利益率の構造

    営業利益率3.7%、営業利益1億円と薄利

  • 人件費上昇リスク

    最低賃金引上げが直接コスト増に直結

  • 競争激化

    同業多数で価格競争に巻き込まれやすい

  • 営業利益減少トレンドの継続通年影響

    2024/11期営業益2億→2025/11期1億と半減、更に減少なら赤字転落リスク

  • 高PERバリュエーションの調整不定影響

    実績PER35倍・PBR1.1倍に対しROE4.1%、成長鈍化で割高修正の可能性

  • 人件費・外注費上昇による収益圧迫継続影響

    サービス業の人件費高騰で2025/11期は販管費増が利益率低下の主因

  • 浮動株比率低く流動性リスク継続影響

    時価総額42億・外国人保有0.67%と低く、大口売りで下落リスク

次の決算で確かめる点
売上高成長率
増収が利益改善の前提条件となるため
営業利益率
収益性改善の進捗を測る最重要指標
従業員稼働率
固定費型ビジネスで収益を左右する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり5で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.53%。

年間配当
¥5
1株あたり
配当利回り
0.53%
いまの株価に対して
配当性向
17.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年11月54.8
2017年11月50.09.3
2018年11月50.029.9
2019年11月50.019.8
2020年11月50.085.8
2022年11月50.015.8
2023年11月50.047.1
2024年11月50.017.6
2025年11月50.017.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥5

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ21,641人。区分でいちばん多いのは個人・その他71.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.8%を占め、残る75.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他62.463.565.368.268.971.4
事業法人28.524.125.925.325.024.8
証券会社4.05.82.53.73.43.1
外国法人4.36.36.22.62.60.5
外国人個人0.10.20.10.10.10.1
金融機関0.70.20.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ファーマインド10.08
02株式会社FRACORA7.04
03株式会社フォーカスシステムズ2.31
04ピー・エス・アセット・ホールディングス株式会社2.17
05住友商事株式会社2.09
06上田八木短資株式会社0.88
07JPモルガン証券株式会社0.87
08福間 美貴恵0.57
09堀内 信介0.56
10楽天証券株式会社共有口0.54

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−67%、1株純資産は14期で+51%。直近期のROEは4.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年11月9955719.611.0
2013年11月7162812.130.2
2014年11月7669211.534.1
2015年11月9279212.420.0
2016年11月678598.122.44.8
2017年11月509075.722.19.3
2018年11月49000.5208.029.9
2019年11月209162.247.519.8
2020年11月269372.934.585.8
2021年11月−213725−25.6
2022年11月357624.724.015.8
2023年11月117691.480.747.1
2024年11月317983.930.317.6
2025年11月338384.128.317.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/11期の役員報酬は総額132百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
堀内信介代表取締役会長 兼 CEO71
相原徹代表取締役 社長執行役員 兼 COO66
深津弘行取締役 副社長執行役員 経営戦略本部長60
細川昌彦取締役71
豊島正明取締役74
白石真澄取締役67
鈴庄一喜監査役(常勤)73
大西洋監査役71
平形雄策監査役62

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3888829
社外取締役744446

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,312字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、生鮮青果流通業界を構成する事業者に対して、関連するシステム、業務受託サービス、青果売場構築支援サービス等を提供しております。また、国産農産物、有機農産物の仕入販売及び生産販売を行っております。 当社グループの主な事業内容は以下のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、従来「農業支援事業」に含めていた国産野菜向けのオペレーションシステムの提供及び業務受託並びに販売事業を「オペレーション支援事業」に含めております。 (1)オペレーション支援事業 野菜や果物といった生鮮食品は、一定の規格のある工業製品と異なり、産地や気候、その年の出来・不出来等によって、色、サイズ、品質等がまちまちであり、商品に全国共通の商品コードをつけること(システム化)が難しい分野です。そのため、生産地から量販店に並ぶまでの商品の流れ(物の流れ・商取引の流れ)の情報をデータベース化し、集中的に管理することが困難であり、流通過程においてさまざまなロスとコストが発生していました。 当社は、生鮮食品という特殊な商品、商習慣による複雑な生鮮流通をITによりデータベース化・ネットワーク化すること、徹底的にロスを省いたシンプルな構造にすることを考え、生鮮流通に関わる経験・知識を用いて、生鮮青果物流通業界を構成する事業者向けに「イーサポートリンクシステム」及び「生鮮MDシステム」を開発いたしました。 イーサポートリンクシステムは、生産者・加工業者・中間流通業者・運送業者がそれぞれ用途に応じて利用できる生鮮流通システムです。当該システム利用企業間における事務処理をシステム化し、重複業務の統合化、債権債務の明確化、情報の共有化を図ることを目的に開発されております。従って、当該システムを利用することで、サプライチェーン上流(生産者・出荷団体)の計画・予定情報を下流(加工業者・中間流通業者・運送業者)側でも共有することができるため、段取り、準備作業の効率化にも繋がります。 生鮮MDシステムは、小売・量販店とその取引先との取引において、商品調達における一連の業務をサポートし、農産、水産、畜産、花卉や日配品など、幅広い商品に対応できるシステムです。仕入計画を重視し、産地直取引、市場取引に対応する機能を持ち、生鮮型商品から日配型商品までのオペレーションが可能ということが特徴です。 また、生鮮青果物流通業界を構成する事業者に対して、上記システムの利用をベースに業務代行サービスも提供しております。当該サービスは、生鮮青果物流通における商取引上の中間工程に必要な作業を幅広く(営業行為、商品調達行為を除く)カバーしております。具体的には、下記のサービスを365日、年間を通して提供しております。なお、当社は東京(本社)・札幌・神戸に当該サービスの拠点を設置し、全国的に展開しております。 受託業務メニュー   主要なサービス内容 受注代行   量販店からの発注をEDI(※1)等で受信し、受注処理を行っております。 計上代行   売上・仕入計上後に発生した値引き等の修正を行っております。 売掛管理代行   請求書の発行、発送及び当該請求書と入金額の照合を行っております。 出荷付随代行   商品を出荷する際に添付する「納品書」及び「納品個数表」等の発行を行っております。 需給調整代行   中間流通業者である販売者が作成した販売計画と、荷主の商品在庫数を照合し、商品の過不足を予測した上で商品の在庫荷廻しを行っております。また、商品の在庫状況と販売計画を基に調整した数量を出荷拠点・加工拠点へ移動する指示も行っております。 手配代行   受注処理により確定した受注情報及び販売計画情報と在庫情報を基に各作業者に対し、加工、出荷、配送の指示を行っております。 買掛管理代行   請求書と仕入情報との照合及び支払い明細書を発行しております。 入力代行   売上入力作業等を行っております。 (※1)EDI:Electronic Data Interchange 電子データ交換。企業間の受発注等の商取引をデジタル化し、ネットワークを通じてやりとりする仕組みのこと。 また、小売量販店向けに、「es-Marché(エスマルシェ)」、「青果売場構築支援事業」を展開しております。 es-Marchéは、小売量販店と近隣の生産者とのコミュニケーション、地場商品の直接取引をサポートするシステムです。生産者の口座管理やインストアコードの体系管理、売上実績管理がシステム化されるため、小売量販店の作業を簡素化し、事務負担を軽減することが可能です。 青果売場構築支援事業は、ドラッグストアに対して青果売場を新たに構築する支援サービスを展開しております。店舗内に売場を設け、売場の運営管理を行い、消費者のワンストップショッピングが可能な環境を提供することで、消費者に対しては利便性向上、生産者に対しては販路拡大、店舗に対しては魅力的な店舗づくりを実現します。 (2)農業支援事業 りんごの仕入販売、国産農産物の仕入販売を行っております。また、子会社の株式会社シェアガーデンホールディングスを通じ、その子会社である株式会社オーガニックパートナーズにて、有機農産物等の仕入販売を行っている他、連結子会社3社(株式会社シェアガーデン・オーガニックファームつくばの風有限会社・株式会社農業支援)において農産物の生産事業を行っております。 事業の系統図は以下のとおりであります。 (1)オペレーション支援事業 (2)農業支援事業
経営方針・対処すべき課題1,997字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年2月26日)現在において判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「全ては生産者と生活者のために」を経営理念に掲げ、「食の流通情報を活用し、生産者の暮らしを支え、生活者の食生活に貢献する」企業グループを目指し、事業を展開しております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、顧客ニーズへの柔軟な対応と、サービスレベル・生産性の向上を追求することで、企業価値を向上させることを重要な経営戦略として掲げており、それを計る尺度として、売上高、営業利益及び営業利益率を重要な経営指標と位置付けております。また今後の成長に向けた新規サービスの開発投資が重要との認識からEBITDA(=営業利益+減価償却費)も経営指標として重要視しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、システムと業務受託で青果物流通に関わる全てのプレイヤーを支援し、圧倒的な優位性を持つオペレーション会社になることを目指しております。 (4)経営環境 当社グループの主たる事業領域である生鮮流通を取り巻く環境は、人口減少等の社会課題を背景にDX(デジタルトランスフォーメーション)への積極的な投資や、企業の統合・再編等の動きが強まっております。小売業においては、長引く物価高から消費者の節約志向を捉え、PB(プライベートブランド)商品の展開やリテールメディアの活用等、各社様々な手法により事業拡大に取り組みながら、AI技術を活用した需給予測や自動発注システム等への投資、移動販売やEC販売等、様々な販売形態の展開により、店舗運営の効率化と消費者の多様なニーズへの対応を進めております。また、中間流通業においても、物流の2024年問題への対応として、AI技術を活用した配車システム等への投資や、事業者間の提携によって配送の効率化に取り組む動きがみられます。国内の農業生産者においては、高齢化や異常気象による主要産地からの農産物の供給不足が懸念される中、農作業の効率化・省力化や農産物の収穫量強化、調達の安定化等への取り組みとして、IoT機器やAI技術を利用したスマート農業が推進されております。 (5)対処すべき課題 当社を取り巻く事業環境は、気候変動などの環境問題や労働力不足などの物流問題、少子高齢化などの人口構造の変化等、様々な社会課題から大きく変化しております。経営理念の下、当社グループは中長期の事業構想を見直し、食に関わる「生産」・「流通」・「消費」を持続的に支えていくために、地域社会への貢献と、持続可能な社会創りへの貢献ができる企業となることを目指しております。これらを実現するために、当社グループは次の3つの基本方針を骨子とする3か年の中期経営計画(2025年11月期から2027年11月期まで)を策定し、事業を推進してまいります。 ① 基幹事業の収益維持 当社が創業時からお客さまに提供してきた青果物流通システム及び業務受託サービス、生鮮受発注システムは、重要な収益基盤として認識しております。ニーズに合わせた追加機能開発やシステム間連携による利便性向上、業務オペレーションの生産性を高める取り組みなど、追加投資を行うことで、その収益の極大化を図ってまいります。 ② 積極的な投資 AI技術を活用したサービスの開発や多様化するお客さまのニーズに応じたシステムの機能追加などのシステム・ソフトウエアへの投資をはじめ、事業展開にあたって効果的なM&Aなど、リスクと投資効率を勘案した上で、当社グループの持続的な成長に資する積極的な投資を行ってまいります。また、今後の事業環境の変化を見据えた営業体制の強化、次世代人材の育成や人材獲得により人的資本の拡充に取り組んでまいります。 ③ 事業ポートフォリオの組み換え 青果物流通システム及び業務受託サービスは、基幹事業であると同時に引き続き当社の成長を牽引するものであります。今後これらの事業で培ったノウハウや知見を活用し、小売量販店と協働して農作物の地産地消を促進する仕組みや、青果物を取り扱っていない業態への売場構築と運営支援サービスの提供の拡大を進め、青果物の販売チャネルの確保や生活者の購入機会の拡大により当社グループの新たな収益基盤を築いてまいります。また、農業生産基盤の弱体化が懸念される中、当社グループでの生産事業を強化し、農産物の調達力を高めてまいります。 環境変化への適応力を高めるとともに地域社会の活性化や持続可能な社会の実現に向けた取り組みを通して、日本が直面する社会課題の解決に取り組んでまいります。
事業等のリスク2,969字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年2月26日)現在において当社グループが判断したものです。 (1)特定の取引先への依存について 当社は、輸入青果物の市場外流通に関わる事業者とともにサプライチェーンを構築し、関係する事業者に対し、基幹情報システムと業務受託サービスを提供しております。また、大手小売量販店とその取引先に対しては、商品調達をサポートするシステムを提供しております。これら提供サービスの課金体系は、情報システムを利用したデータ量に応じた課金、業務受託サービスについては業務処理量に応じた課金であり、顧客の利用状況に合わせた従量制となっております。 これらの企業向けサービスの売上構成比率は相対的に高く、今後とも取引の維持、拡大を図ってまいりますが、経営環境の変化に伴う各社の業績などにより、当社システム利用の見直しや、当社に委託している事務業務を内製化する等の方針変更の可能性等により、当社のシステム利用データ量、業務処理量が減少した場合には、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)取引先情報の管理について 当社グループは、情報サービス企業として、青果物サプライチェーンに対応した「イーサポートリンクシステム」、小売量販店のデマンドチェーンに対応した「生鮮MDシステム」、小売量販店と近隣の生産者の取引をサポートする「es-Marché」など、複数のシステムによりサービスを提供し、顧客の生産・販売数量や仕入・販売価格などの重要な情報、また農産物生産者の個人情報等をシステムにより管理しております。また、システム開発や運用業務の一部について、外部委託をしております。 システム障害や情報漏洩など万一の場合に備えて、コンピュータセキュリティの強化、保守体制の構築、「ISO/IEC27001:2022」「ISO/IEC20000-1:2018」認証取得によるシステム運用・管理ルールの徹底、外注先への秘密保持契約の締結と監督など、複数の対策を実施しております。しかしながら、災害によるソフトウエアやネットワーク、コンピュータ機器等が被災した場合のシステム障害の発生や内部情報の消失、当社の想定を超えた不正アクセスや予測不能のコンピュータウイルス感染などによる情報漏洩、データの改ざんなどの被害を受ける可能性があります。このような事態が発生した場合、当社の社会的信用や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)新規事業への取り組みについて 当社グループは、事業の拡大と収益基盤の強化を図るため、新規事業への展開を積極的に進めております。しかしながら、業界動向、市場動向及び法的規制等の事業環境の変化により、新規事業が当初予定していた計画を達成できず、投資に見合うだけの十分な収益を計上できない場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4)生鮮青果物の流通量及び価格変動について 当社グループの提供するシステム及び業務受託サービスは、生鮮青果物の生産者から中間流通業者、小売業者まで、青果物業界の川上から川下までの事業者等を主な対象としております。また、小売店等に農産物等を販売する事業も行っております。 生鮮青果物は、生産量や品質が天候に左右されるという特徴があり、当社サービスは、顧客がシステムを利用するデータ量や業務受託量による従量課金制を主に採用しているため、天候不順や自然災害で青果物の生産量が著しく減少し、取り扱い業務量が減少した場合や、相場により農産物の仕入価格の高騰や販売価格が下落した場合には、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、輸入青果物においては、生産国の情勢や為替相場の影響などにより、日本への輸入量が減少した場合には、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)人材の確保と育成について 当社グループが提供するサービスは、人材の確保と教育体制の充実による継続的な人材育成が必要不可欠であると認識しております。適切な人員の確保や育成が不十分な場合、事業拡大など会社の成長に影響を与える可能性があります。また、人材の確保・育成が順調に進んだとしても、その人材が外部流出することにより、人的戦力の低下、ノウハウの流出、知的財産、その他の機密情報も流出する可能性があります。 当社グループでは人材の流出を防止するための施策として、人材ポリシーに基づく透明性のある人事諸制度の導入、教育機会提供の投資等により従業員エンゲージメントを高める取り組みを行っております。また、社内規則として機密保持について規定し、周知徹底を図るとともに、退職時には機密保持に関する念書を徴収しておりますが、これらの対応が将来においても効果的に機能する保証はなく、今後、人材の流出が進んだ場合、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 (6)知的財産権及び訴訟の可能性について 当社グループの情報システムやビジネスモデルについて、特許権や実用新案権の対象となる可能性があるものについて、権利保護を目的として各種申請を行っており、今後も適切な措置を講じていきます。当社グループの知的財産権等が第三者から侵害された場合、知的財産権保全のために訴訟を提起しなければならないこととなり、多額の訴訟費用が発生する可能性があります。 また、ソフトウエア等に関する技術革新の急速な進展等により、当社の開発した情報システムが第三者の知的財産に抵触する可能性を的確に想定、判断できない可能性があります。第三者により知的財産権等の侵害を主張され、損害賠償や使用差し止めの訴えなどにより、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 さらに、当社グループの提供しているシステムの障害や重大な人為的ミス等により、顧客に損害を与える可能性があり、顧客から訴訟を提起された場合にも、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)自然災害等の影響について 当社グループは、南海トラフ巨大地震や首都圏直下地震などの大規模な地震をはじめとする災害や新型インフルエンザなどの感染症の発生などを想定し、必要とされる安全対策や事業継続・早期復旧のための対策について、事業継続計画(BCP)を策定しております。しかし、災害や感染症などが発生した場合のリスク全てを回避することは困難であり、また、昨今の気候変動などに伴う災害の大規模化により、想定していない規模での発生も考えられるため、その場合は、事業活動の縮小など、当社グループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8)固定資産の減損について 当社グループが保有する固定資産について、経営環境の著しい悪化により、事業の収益性が低下した場合や、市場価格が著しく下落した場合などには、固定資産の減損会計の適用による減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,939字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、緩やかな回復基調にあります。雇用・所得環境の改善により個人消費は持ち直しの傾向にあり、DX(デジタルトランスフォーメーション)等を中心に設備投資は拡大が続いています。しかしながら、米国の関税措置を巡る通商政策に関しては依然として先行き不透明な状況であり、企業収益に及ぼす影響には引き続き注意する必要があります。 当社グループが事業を展開する生鮮流通業界においては、人口減少等の社会課題を背景にDXへの積極的な投資や、企業の統合・再編等の動きが強まっており、事業環境の変化は加速しております。スーパーマーケットを中心とした小売量販店では、長引く物価高から消費者の節約志向を捉え、PB(プライベートブランド)商品の開発や価格訴求力の高い商品の値下げ、高付加価値型PB商品の展開等、各社多様な取り組みがみられます。また、人手不足やAI技術の発達に伴い、需要予測や自動発注システム、レジを無くした自動決済システム等への投資、キャッシュレス決済の導入などへの対応も益々重要となっております。経済的・物理的な要因による食品アクセス問題も深刻化している中で、移動販売やEC販売、スマートストアなど、新たな販売形態の展開により、店舗運営の効率化と消費者の多様なニーズへの対応が進んでいます。また、中間流通業においても、物流の2024年問題からAI技術を活用した配車システム等への投資や、事業者間の提携による共同輸送モーダルシフト等、配送の効率化に取り組む動きがみられます。国内の農業・生産サイドにおいては、生産者の高齢化や担い手の減少、高温等の異常気象による主要産地からの農産物供給の不安定化が常態となりつつある中、農作業の効率化・省力化や、食料の安定生産を支援するIoT機器やスマート農業への投資により、国内生産の増加と安定調達を可能にする社会課題解決への取り組みが進んでおります。 このような環境において、当社グループは、既存事業の収益基盤を維持・強化しつつ、社会課題の解決に向けて、生鮮分野において環境に配慮した持続可能な流通に貢献する「小商圏」、「地域活性化」を軸としたビジネスの展開に注力してまいりました。オペレーション支援事業の各種サービスの取扱高は堅調に推移し、農業支援事業においては、天候不順などの影響を受けながらも主要取扱商材の販売が大きく伸長し、増収となりました。 以上の結果、売上高につきましては、64億70百万円(前連結会計年度比19.7%増)、営業利益は1億41百万円(同13.6%減)、経常利益は1億57百万円(同13.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億46百万円(同8.5%増)となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、従来「農業支援事業」に含めていた国産野菜向けのオペレーションシステムの提供及び業務受託並びに販売事業を「オペレーション支援事業」に含めております。これは、前連結会計年度まで取り組んできた事業構造改革から新たなステージに入ってきたことを受け、成長をさらに加速していくために、当連結会計年度から機能別組織体制に組織を変更したためであります。以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較しております。 ⅰ)オペレーション支援事業 「輸入青果物サプライチェーン事業」は、新規受託業務の受け入れの安定化などにより業務受託体制の構築を行うとともに、新規顧客獲得と受託業務の拡大に取り組んでまいりました。「生鮮MDシステム事業」は、新規顧客及び大手量販店グループ企業各社への導入を推進し、堅調に推移しました。また、既存顧客のシステム利用範囲の拡大やデータ連携構築を行い、利便性の向上を進めてまいりました。「青果売場構築支援事業」は、当連結会計年度に行った同業からの事業譲受後の業務統合作業が完了し、バックオフィス業務の効率化を進め運営体制の整備を進めてまいりました。「地場野菜調達支援サービス事業」は、新規顧客獲得に向けて営業体制の強化とともに、事業の拡大に取り組んでまいりました。新規小売量販店への導入は計画から一部遅れがあるものの、大手量販店グループ企業各社への展開を進め、次年度の稼働・導入店舗の拡大を見込む状況となりました。 以上の結果、売上高40億15百万円(前連結会計年度比11.3%増)、営業利益13億8百万円(同8.2%増)となりました。 ⅱ)農業支援事業 「りんご・国産青果物販売事業」については、令和6年産のりんごの取扱高は既存生産者からの集荷数量が伸び悩む中、新規生産者の獲得や関係の強化、自社農園での生産に取り組み、売上高は概ね前年並みに推移しました。また、主要取扱商材であるさつまいもは調達・販売の強化に取り組み、取扱高が大きく伸長しました。また、その他の国産青果物についても、利益率の高い商材の販売に注力してまいりました。「有機農産物販売事業」については、国産の商材は、産地における天候不順等の影響を受け、調達量が不足しましたが、輸入商材の取り扱いを拡大し、堅調に推移しました。 以上の結果、売上高24億54百万円(前連結会計年度比36.3%増)、営業損失1億99百万円(前連結会計年度は営業損失1億11百万円)となりました。 ②財政状態の状況 (資産の部) 当連結会計年度末における資産の残高は、前連結会計年度末と比べて6億61百万円増加し、61億6百万円(前連結会計年度末比12.2%増)となりました。内訳としては、流動資産が42億64百万円(同8.6%増)、固定資産が18億41百万円(同21.3%増)となりました。 流動資産の主な増加要因は、売掛金が5億27百万円増加したことによるものです。 固定資産の主な増加要因は、のれんが1億16百万円増加したこと、及び顧客関連資産が1億47百万円増加したことによるものです。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末と比べて4億83百万円増加し、23億98百万円(同25.2%増)となりました。内訳としては、流動負債が17億91百万円(同33.1%増)、固定負債が6億6百万円(同6.6%増)となりました。 流動負債の主な増加要因は、買掛金が2億3百万円増加したことによるものです。 固定負債の主な増加要因は、資産除去債務が18百万円増加したことによるものです。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末と比べて1億78百万円増加し、37億7百万円(同5.1%増)となりました。 この結果、自己資本比率は60.7%となりました。 その主な増加要因は、利益剰余金について親会社株主に帰属する当期純利益を1億46百万円計上したことによるものです。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益の計上、減価償却費の計上、短期借入金の純増加額の計上等がありましたが、売上債権の増加、棚卸資産の増加、事業譲受による支出等により、前連結会計年度末に比して5億45百万円減少し、14億6百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は2億25百万円(前年同期は2億19百万円の支出)となりました。これは主に売上債権の増加により5億23百万円、棚卸資産の増加により3億74百万円計上したこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は4億54百万円(前年同期は4億55百万円の支出)となりました。これは主に事業 譲受による支出3億円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は1億20百万円(前年同期は3億75百万円の支出)となりました。これは主に短期借入金の純増加額1億43百万円等によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 (a)生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日)   前年同期比(%) 農業支援事業(千円)   123,988   - (注)1. 金額は製造原価によっております。 2. 当連結会計年度において、農産物の生産事業に係る子会社を連結対象にしたことにより、生産実績の集計方法を見直しております。 (b)仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日)   前年同期比(%) 金額(千円) オペレーション支援事業   34,613   - 農業支援事業   2,513,154   154.3 合計   2,547,767   156.5 (注)1. 当連結会計年度より、従来「農業支援事業」に含めていた国産野菜向けのオペレーションシステムの提供及び業務受託並びに販売事業を「オペレーション支援事業」に含めております。なお、前年同期比は組替後の数値により算出しております。 2. 当連結会計年度より、前連結会計年度まで製品仕入実績及び商品仕入実績として報告していた内容を仕入実績として集約することといたしました。これは、当連結会計年度よりセグメント区分の変更を行ったことを契機に、仕入実績の表示を見直したことによるものであります。 (c)受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) オペレーション支援事業   12,462   20.6   1,300   2.6 (d)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日)   前年同期比(%) 金額(千円) オペレーション支援事業   4,015,314   111.3 農業支援事業   2,454,813   136.3 合計   6,470,128   119.7 (注)1. セグメント間の取引については相殺消去をしております。 2. 当連結会計年度より、従来「農業支援事業」に含めていた国産野菜向けのオペレーションシステムの提供及び業務受託並びに販売事業を「オペレーション支援事業」に含めております。なお、前年同期比は組替後の数値により算出しております。 3. 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年12月1日 至 2024年11月30日)   当連結会計年度 (自 2024年12月1日 至 2025年11月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) Japan potato㈱   647,205   12.0   1,217,665   18.8 ㈱ファーマインド   807,918   14.9   840,915   13.0 ㈱スミフルジャパン   565,715   10.5   573,585   8.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年2月26日)現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、資産・負債の評価及び収益・費用の認識について重要な会計方針に基づき見積り及び仮定による判断を行っており、経営者はこれらの見積り及び仮定に関して継続して評価を行っております。しかし、見積りには特有の不確実性があるため、実際の結果につきましては見積りと異なる可能性があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」に記載のとおりであります。 (b)経営成績 当連結会計年度における業績の概要は次のとおりであります。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は64億70百万円(前連結会計年度比19.7%増)となりました。その主な内訳は、オペレーション支援事業売上高40億15百万円(同11.3%増)、農業支援事業売上高24億54百万円(同36.3%増)であります。主な増収の要因は、オペレーション支援事業では、生鮮青果物サプライチェーン向けに提供する「イーサポートリンクシステム」及び業務受託サービスにおいて新規の受託業務を獲得したこと、「生鮮MDシステム」については追加機能のリリースやシステム利用料金の改定が年間を通じて売上高の向上に寄与したことに加え、「青果売場構築支援事業」において事業譲受により運営店舗数が伸長したことによるものであります。また、農業支援事業では、さつまいも調達・販売が大きく伸長したことによるものであります。 (売上原価) 売上原価は、43億21百万円(同23.3%増)となりました。主な内訳は、労務費として8億2百万円、保守管理費が5億42百万円であります。これらにより、売上総利益は21億49百万円(同12.9%増)となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は、20億7百万円(同15.4%増)となりました。主な内訳は、人件費として10億22百万円、保守管理費が1億55百万円であります。これらにより、営業利益は1億41百万円(同13.6%減)となりました。 (営業外損益) 営業外収益は、21百万円となりました。主な内訳は、受取配当金8百万円、補助金収入5百万円、であります。営業外費用は、6百万円となりました。主な内訳は、支払利息5百万円であります。これらにより、経常利益は1億57百万円(同13.8%減)となりました。 (特別損益) 特別損失は、48百万円となりました。主な内訳は、減損損失48百万円であります。 (税金費用) 税金費用は、△37百万円となりました。主な内訳は、法人税、住民税及び事業税として34百万円、法人税等調整額△72百万円計上したことによるものです。これらにより、親会社株主に帰属する当期純利益は1億46百万円(同8.5%増)となりました。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④資本の財源及び資金の流動性についての分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、内部資金又は借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、設備資金などの長期資金は、長期借入金で調達しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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