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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ブッキングリゾート

324A · Growth · サービス業

グランピングやペット同伴旅行など特定ニーズに特化した予約プラットフォームを運営し、宿泊施設の集客支援を手がける。

概要

ブッキングリゾートは、グランピングやペット同伴旅行など特定ニーズに特化した予約プラットフォームの運営と、宿泊施設向けの集客支援サービスを主力とする企業である。2025年4月期の売上高は15億円、営業利益5億円、従業員36名。2025年2月に東証グロース市場に上場した。自社でも宿泊施設を運営し、現場ノウハウを支援に活かす点が特徴である。

集客支援と直営宿泊の二事業体制

ブッキングリゾートの事業は、集客支援事業と直営宿泊事業の二つに区分される。集客支援事業では、宿泊施設向けの予約プラットフォーム運営と、開業支援から運営・集客まで一貫したコンサルティングサービスを提供する。直営宿泊事業では、自社で宿泊施設を企画・運営し、得られたノウハウを集客支援にフィードバックする。2025年4月期の販売実績では、集客支援事業が11億3,046万8千円(前年比120.6%)、直営宿泊事業が3億2,553万9千円(同267.7%)を占め、全体の売上高は14億5,600万8千円に達した。直営宿泊事業の売上増加は、2024年に秩父で2施設を新規開業したことが寄与している。

特化型予約プラットフォームで小規模施設を支援

同社の集客支援事業の中核は、グランピングやリゾート施設に特化した「リゾートグランピングドットコム」と、ペット同伴旅行に特化した「いぬやど」である。2025年4月期のサイトユーザー数は4,000万人超、会員数は6万人を突破した。これらのプラットフォームは、客室数6〜7室程度の小規模施設を主要顧客とし、大規模総合旅行サイトでは埋もれがちな施設に対して、ターゲットを絞った集客を実現する。契約形態は、予約成立時にのみ手数料が発生する成功報酬型が基本で、施設側の初期費用負担を抑えている。さらに、販路を一任する「完全集客支援」では、予約サイト制作や広告費用を同社が負担し、売上が発生するまでは実質無償で利用できる。

364施設・2,478室を掲載するプラットフォーム規模

2025年4月末時点で、ブッキングリゾートのプラットフォームに掲載される施設数は364、客室数は2,478室である。このうち、完全集客支援契約の施設は239施設(65.7%)、客室数は1,344室(54.2%)を占める。掲載施設の多くは、グランピング施設や一棟貸しのリゾートヴィラなど、滞在自体を目的とする「宿泊・滞在型」の施設である。同社は、自社で運営する直営施設での実証データや旅行者動向をもとに、掲載施設の開業支援や運営改善を提供している。プラットフォームの運営に加え、施設個別の予約サイトも自社で制作・運営し、SEO対策やコンテンツ更新を迅速に行える体制を整えている。

現場運営のノウハウを支援に活かす直営事業

直営宿泊事業は、収益獲得と同時に、施設運営の実践的ノウハウを蓄積する目的を持つ。2023年2月に開業した「ドッグヴィラ千葉南房総」では、ペット向けアメニティやフードの試験提供を通じて、ペットツーリズム市場のニーズを検証した。2024年には埼玉県秩父市に「RIVERSIDE CAMP FIELD CHICHIBU」と「秩父別邸 木叢-komura-」を開業し、キャンプサイトからプライベートヴィラまで多様な宿泊形態を提供する複合リゾートを運営する。これらの施設で得られたコスト削減のノウハウや顧客フィードバックは、集客支援事業におけるコンサルティングの質を高めるために活用される。同社は、宿泊施設を運営しない同業他社との差別化要因として、この現場起点の知見を挙げている。

業界の中での役割は宿泊業界向けの集客・運営支援プラットフォーム提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
17億円
営業利益
5億円
営業利益率
29.4%
純利益
4億円
2026/4 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/4
事業売上構成比利益利益率
集客支援事業13億円76.5%
直営宿泊事業4億円23.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01宿泊施設(グランピング・リゾート・ペット同伴)主力

グランピングやペット同伴旅行など特定のテーマに特化した旅行者向け予約プラットフォームを運営し、宿泊施設の集客支援を行う。SEO対策や広告運用、施設個別の予約サイト構築なども提供し、施設の売上最大化を支援。成功報酬型の手数料モデルを採用。

特定ニーズに特化した予約プラットフォームで独自の地位を築いている。

主な製品・サービス2
リゾートグランピングドットコム
グランピングやリゾート施設に特化した予約プラットフォーム。特定ニーズに絞ることで小規模施設の効率的な集客を実現。
いぬやど
ペット同伴旅行に特化した予約プラットフォーム。ペットツーリズム市場をターゲットに、愛犬家向け施設の集客を支援。

02宿泊施設運営(直営)準主力

自社で複数の宿泊施設を企画・運営し、集客支援事業のノウハウ蓄積と実証拠点として活用。ペット向け施設やアウトドアリゾート、旅館などを運営し、現場の知見をコンサルティングにフィードバックする。

同業他社にない直営運営による現場ノウハウの蓄積が強み。

主な製品・サービス4
ドッグヴィラ千葉南房総
愛犬家向けの宿泊施設。ペット向けアメニティやフード提供など、ペットツーリズム市場への対応を検証。
RIVERSIDE CAMP FIELD CHICHIBU
秩父に位置するアウトドアリゾート。キャンプフリーサイトやトレーラー型グランピングサイトなど多様な宿泊形態を提供。
秩父別邸 木叢-komura-
秩父リゾートに併設するプライベートヴィラ。連棟型プライベートヴィラで非日常的な体験を提供。
湖風の宿 あさふじ
2025年12月に事業譲受で取得した旅館。新たに旅館運営に参入。

03宿泊施設再生・リセール副次

遊休資産や小規模旅館・ホテルの事業再生を対象に、施設を取得しリブランドやバリューアップを行って売却する。集客支援・直営運営で培ったノウハウを投入し、売却益と売却後の継続的な支援収入の双方を獲得する。

独自の視点で潜在力のある施設を発掘し、バリューアップするモデル。

製品と技術

グランピング特化型予約サイト「リゾートグランピングドットコム」

「リゾートグランピングドットコム」は、グランピングやリゾート施設に特化した予約プラットフォームである。一般名詞として浸透した「グランピング」を冠し、メディア露出やSEO対策により月間4,000万人超のユーザーを集める。掲載施設は、コテージ・バンガロー・グランピングサイト・一棟貸しヴィラなど、滞在自体を楽しむタイプの宿泊施設が中心である。同サイトは、予約エンジン機能に加え、施設のブランドコンセプト設計や写真・コンテンツの最適化を施し、旅行者の潜在ニーズを掘り起こす。宿泊施設からは成功報酬型の手数料を得る。

ペット同伴旅行に特化した「いぬやど」

「いぬやど」は、ペットツーリズム(ペット同伴旅行)に特化した予約プラットフォームであり、国内で600万頭を超える飼い犬の飼い主を主なターゲットとする。ペット可の宿泊施設を掲載するだけでなく、ペット向けアメニティ・フードの提供や、ペットと過ごす特別な体験を提案するコンテンツを備える。同サイトは、2023年2月に開業した直営施設「ドッグヴィラ千葉南房総」での実証データを活用し、ペット連れ旅行者が求めるサービスを反映している。旅行阻害要因として「ペットを飼っていること」を挙げる人が18.2%に上る市場環境の中で、新たな需要を開拓する役割を担う。

施設の売上最大化を支える完全集客支援サービス

完全集客支援は、ブッキングリゾートの集客支援事業における高度な契約形態である。施設は販路を同社に一任し、同社が予約プラットフォーム掲載に加え、施設個別の予約サイト構築・各種広告運用・SEO対策・運営コンサルティング・ソフトコンテンツ開発までを包括的に提供する。これらのサービスにかかる初期費用は同社が負担し、施設側は売上が発生するまで実質無償で利用できる。2025年4月末時点で239施設(全体の65.7%)がこの形態を利用しており、掲載客室数の54.2%を占める。この仕組みは、小規模施設の集客課題を解決すると同時に、同社と施設の利害を一致させ、長期的なパートナーシップを構築する。

現場実証の場として機能する直営宿泊施設群

ブッキングリゾートの直営宿泊施設は、新サービスの試験導入や運営効率化の検証拠点として設計されている。「ドッグヴィラ千葉南房総」ではペット向けアメニティの効果測定、「RIVERSIDE CAMP FIELD CHICHIBU」ではキャンプサイトとヴィラの複合運営、「秩父別邸 木叢-komura-」では高単価プライベートヴィラの需要検証が行われている。これらの施設で得られた成功・失敗事例は、集客支援事業における顧客施設へのコンサルティングに活用される。同社は、自ら運営するからこそ得られる現場目線のノウハウを競争力の源泉と位置づけ、同業他社との差別化を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 宿泊施設(グランピング・リゾート・ペット同伴)特定ニーズに特化した予約プラットフォームで独自の地位を築いている。
  • 宿泊施設運営(直営)同業他社にない直営運営による現場ノウハウの蓄積が強み。
  • 宿泊施設再生・リセール独自の視点で潜在力のある施設を発掘し、バリューアップするモデル。

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

宿泊予約特化の新興、高収益

ブッキングリゾートはサービス業で宿泊予約プラットフォームを提供。同業のジンジブ(人材)やイシン(不動産)と異なり、旅行関連特化。売上高は2026年4月期に17億円計画と小規模だが、営業利益率29%超と極めて高収益。急成長中だが、競合のBooking.comなど大手との競争が課題。

強み

  • 営業利益率30%前後と業界トップクラスの高収益。
  • 売上高が11億→15億→17億円と右肩上がり。
  • 特定のリゾート地に特化し、差別化に成功。
  • プラットフォーム型で固定費が少なく、利益率向上。

課題

  • 楽天トラベルやBooking.comなど大手と直接競合。
  • 特定リゾートに依存、外部環境変化に脆弱。
  • 売上拡大に伴い収益率低下の可能性、競合参入も。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がブッキングリゾート

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
17361ヒューマンクリエイションホールディングス43億円15.8倍
2324Aブッキングリゾート42億円11.3倍
3150AJSH42億円
46038イード42億円13.1倍
52493イーサポートリンク42億円23.9倍
62342トランスジェニックグループ42億円
7291Aリスキル41億円6.8倍
87502プラザホールディングス41億円19.0倍
99165クオルテック41億円10.6倍
103521テルマー湯ホールディングス41億円25.6倍
116181タメニー40億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 13件

兵庫県神戸市で資本金500万円の会社として創業

ブッキングリゾートの前身は、2013年5月に兵庫県神戸市中央区で設立された株式会社サカネットである。資本金は500万円で、当時の事業内容は記録に残っていないが、2015年11月に本社を大阪府大阪市北区梅田に移転している。創業から約6年間は、宿泊業界とは異なる事業を営んでいた可能性がある。2019年10月の商号変更と事業転換まで、同社は小さな資本で地域に根ざした活動を行っていた。

2019年、集客支援事業に参入し商号を変更

2019年6月、同社は集客支援事業を開始し、グランピングやリゾート施設に特化した予約プラットフォーム「リゾートグランピングドットコム」を開設した。同年10月には商号を株式会社ブッキングリゾートに変更し、宿泊施設向けサービスに経営資源を集中させる方針を明確にした。この決断は、当時拡大しつつあったグランピング市場の成長を見越したものであり、後の成長の基盤となる。2021年4月期の売上高は1億円と小規模だったが、その後急成長を遂げる。

直営宿泊事業に進出した2023年

2023年2月、ブッキングリゾートは直営宿泊事業を開始し、千葉県南房総市に「ドッグヴィラ千葉南房総」を開業した。これはペットツーリズム市場の拡大を見据えたもので、同時に運営しているペット同伴旅行特化サイト「いぬやど」の会員獲得や、ペット向けサービスの実証実験の場として位置づけられた。この施設の運営を通じて、同社は宿泊施設のオペレーションに関する実践的ノウハウを蓄積し始めた。

秩父に2施設を開業し複合リゾート化を推進

2024年4月、ブッキングリゾートは埼玉県秩父市にアウトドアリゾート「RIVERSIDE CAMP FIELD CHICHIBU」を開業し、同年7月には同施設に併設するプライベートヴィラ「秩父別邸 木叢-komura-」を開業した。これにより、キャンプフリーサイト・トレーラー型グランピング・連棟型ヴィラなど多様な宿泊形態を同一エリアで提供する複合リゾートを形成した。両施設の開業により、直営宿泊事業の売上高は前年比267.7%に急増し、集客支援事業のコンサルティングに活かす現場データの蓄積も加速した。

2025年、東証グロース市場に上場

2025年2月、ブッキングリゾートは東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場に伴う新株発行により、資本金と資本剰余金がそれぞれ2億9,364万1千円増加し、現金及び預金は約10億3,456万円増加して12億9,234万円となった。これにより財務基盤が強化され、集客支援事業における顧客施設拡大や直営宿泊事業の新規開発への投資余力が生まれた。上場時の売上高は15億円、経常利益は5億円に達し、過去4年間で売上高を15倍に伸ばしている。

年表13件を開く

2010年代

  • 2013年5月創業兵庫県神戸市中央区に株式会社サカネット(資本金5,000千円)を設立
  • 2015年11月本社を大阪府大阪市北区梅田二丁目6番20号15階に移転
  • 2019年6月集客支援事業を開始し、グランピングやリゾート施設に特化した予約プラットフォーム「リゾートグランピングドットコム」を開設
  • 2019年10月商号変更株式会社ブッキングリゾートに商号変更

2020年代

  • 2023年2月直営宿泊事業を開始し、ドッグヴィラ千葉南房総(千葉県南房総市)を開業
  • 2024年4月直営宿泊施設「RIVERSIDE CAMP FIELD CHICHIBU」(埼玉県秩父市)を開業
  • 2024年7月直営宿泊施設「秩父別邸 木叢-komura-」(埼玉県秩父市)を開業
  • 2025年2月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2025年7月新サービス「いぬやどAD」を開始
  • 2025年9月株主優待制度を新設
  • 2025年9月新事業「施設再生・リセール事業」を開始
  • 2025年11月旭化成ホームズ株式会社の顧客向け会員制Webサイト「HEBELIAN NET.」内にて、いぬやど「ペット旅行」サービスを開始
  • 2025年12月直営宿泊施設「湖風の宿 あさふじ」(山梨県南都留郡)を取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/4期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高成長率目標値は明記なし
  • 経常利益率目標値は明記なし
  • 自己資本利益率(ROE)目標値は明記なし
  • 自己資本比率目標値は明記なし

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    集客支援事業の顧客施設拡大

    宿泊施設からの問い合わせ待ちの受動的姿勢から転換し、営業体制を強化してターゲット施設への能動的なダイレクトアプローチを加速する。これまでに蓄積した実績と運営ノウハウを訴求し、より多くの宿泊施設との連携機会を創出して安定的な収益基盤の拡大を図る。

  2. 02

    多様な宿泊施設形態への展開

    グランピングやリゾート施設に加え、リゾートホテルや高級旅館など多様な宿泊施設形態へのアプローチを本格化する。各施設の運営形態やニーズを分析し柔軟な支援体制を構築することで、事業機会を拡大し「リゾート・宿泊のDX/集客パートナー」としてのブランド価値向上を目指す。

  3. 03

    予約プラットフォームのユーザー拡大

    独自予約プラットフォーム「リゾートグランピングドットコム」と「いぬやど」において、UI改善とプロモーション施策を強化しユーザー数を拡大する。新規会員とアクティブユーザー獲得を促進し、特化型プラットフォームとしての競争優位性を高める。

  4. 04

    インバウンド需要取り込みと新規事業

    訪日外国人旅行者をターゲットにしたホテル型宿泊施設の新規開業・運営や、訪日旅行者向けの多言語・多決済対応の予約プラットフォーム開発を進める。また、ペットツーリズムサイト「いぬやど」のメディア価値を活かした広告サービス「いぬやどAD」を展開し、高利益率な新たな収益源を確立する。

  5. 05

    施設再生・リセール事業の推進

    後継者不在やデジタル化遅れなどで経営困難な地方有力宿泊施設をM&Aで取得し、デジタルマーケティングや運営ノウハウを投入して早期黒字化を図る。軌道に乗った段階で外部投資家等へ売却し、得た資金を次案件へ再投資する資産流動化モデルを確立し、資本効率の最大化とストック型収益確保を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 2期分

グループ全体で48人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は395万円で、1期前と比べて+3.1%平均年齢は33.1歳、平均勤続年数は1.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2025年4月38332.11.5361,389
2026年4月39533.11.7481,042

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年4月期・提出会社(単体)
女性管理職比率40.0%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
秩父直営施設 — 埼玉県秩父市713百万円
南都留郡直営施設 — 山梨県南都留郡310百万円
南房総直営施設 — 千葉県南房総市289百万円
主な関係会社
  • 国内
    エス・エヌ・ホールディングス有限会社
    京都府京丹後市大宮町口大野88番地 · その他の関係会社
    議決権35.3%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年4月期の売上高は17億円営業利益5億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.3%、利益が+0.0%。

売上高
+13.3%
17億円
営業利益
+0.0%
5億円
純利益
+33.3%
4億円
営業利益率
29.4%
前期比 -3.9%pt

会社が出している今期の予想2027年4月期

項目会社予想前期実績
売上高22億円17億円
営業利益5億円5億円
純利益4億円4億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

半期ごとの推移

2期分

直近は2026年下期で、売上は7億円、営業利益は1億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2026年上期10440.03
2026年下期7114.31

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。

業績の推移

有価証券報告書 6期分

2021年4月期からの6期で、売上は1億円から17億円へ17.0倍に増えた。直近期の営業利益率は29.4%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2021年4月100
2022年4月421
2023年4月732
2024年4月114436.43
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2025年4月155533.33
2026年4月175529.44

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年4月期

売上高17億円のうち、営業利益として残るのは5億円29.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の23.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金29.4%5億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金41.2%7億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益29.4%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
70.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+21.9pt
29.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+18.5pt
23.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.3pt
20.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
16.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
20.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 4期分

2026年4月期は営業CFが3億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは−1億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は7億円で、売上の4.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2023年4月1−67−53
2024年4月5−5−103
2025年4月5−17413
2026年4月3−4−6−17

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 6期分

2026年4月期の総資産は24億円。このうち返さなくてよい自己資本が18億円で、自己資本比率は75.3%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2021年4月101
2022年4月31245.0
2023年4月127557.0
2024年4月1510565.0
2025年4月2619774.5
2026年4月2418675.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年4月期の内訳単体ベース
現金及び預金
7億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
12億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
6億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中16位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中165位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
20.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
29.4%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
75.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
13.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥717で、1年前と比べて-35.1%過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。

¥717-3.1%1ヶ月+2.7%1年-35.1%時価総額42億円
過去52週の値幅
安値¥637高値¥1,425

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.3倍
PER (会社予想)10.3倍
PBR2.28倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月10日に+5.41%上昇し760円となり、直近1ヶ月では8.11%上昇しました。年初来では36.93%下落していますが、直近は反発基調です。25日線(702円)を上回り、75日線(775円)は下回っており、中期的には弱気ですが、短期的には上昇しています。RSI76と買われすぎ圏にあり、過熱感があります。出来高は8月10日に39100株と増加し、買いが入っています。週足では75日線が抵抗線となる可能性があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 11.1倍は業界平均22.5倍を大幅に下回り、予想PER 10.1倍も低い。PBR 2.24倍は業界平均2.37倍と同水準だが、ROE 23.3%と高収益で株主価値創造力が強い。無配だが成長フェーズであり、収益拡大により配当余地も生じうる。割安ながら配当がない点が投資家選好に影響しうる。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.3倍23.4倍
PER (予想)10.3倍
PBR2.28倍3.51倍
ROE20.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

時価総額42億円、PER11倍と小型グロース株としては評価が割安。強気派は「高い営業利益率と成長継続」を評価し、割安なバリュエーションに着目。弱気派は「売上高15億円規模で競争が激しく、営業利益率が低下傾向にある(36%→33%→29%)」点を懸念。今後の売上拡大ペースと利益率の維持が焦点。

プラスに働く材料7
  • 高い利益率と成長性

    営業利益率33%は小型SaaSとして優秀。売上高も前期比36%増。

  • 割安なバリュエーション

    PER11倍は同業他社比で割安。成長を考慮すれば更に割安感。

  • キャッシュフロー良好

    在庫リスクが少なく、運転資本負荷が小さいビジネスモデル。

  • 3期連続増収で売上高17億円2026年4月期影響

    売上高11→15→17億円と拡大、年率24%成長

  • 予想PER10倍台で割安感継続影響

    予想PER10.1倍は東証サービス業平均の半分程度

  • ROE23%超の高収益体質継続影響

    ROE23.3%は資本効率の高さを示し、利益成長を裏付け

  • 純利益過去最高更新の可能性2026年4月期影響

    純利益4億円は前期比33%増、増益トレンド継続

マイナスに働く材料7
  • 売上規模の小ささ

    売上高15億円は業界プレイヤーとして小さく、競合に押されやすい。

  • 利益率低下トレンド

    営業利益率は36%→33%→29%(予想)と低下傾向。

  • 競争激化

    宿泊予約システム市場は競合が多く、差別化が難しい。

  • 営業利益率が3期連続低下2026年4月期影響

    営業利益率36%→33%→29%と低下、コスト増が懸念

  • 増収率鈍化で成長期待剥落2027年4月期影響

    売上高成長率が前年比36%から13%に減速、今後の加速不透明

  • 配当なしで株主還元不足継続影響

    配当利回り0%は個人投資家の敬遠要因

  • 時価総額42億円と流動性低い継続影響

    時価総額42億円は東証一部で最小級、大口売買困難

次の決算で確かめる点
契約施設数
導入実績の拡大が成長の直接的な指標。
営業利益率
競争環境下での収益性維持能力の確認。
解約率
顧客定着度とサービスの競争力評価。

株主

有価証券報告書より

2026年4月期末の株主数は延べ4,712人。区分でいちばん多いのは事業法人49.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.8%を占め、残る45.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2025年4月%2026年4月%
事業法人69.649.4
個人・その他17.439.3
自己株式8.5
金融機関1.15.5
外国法人4.23.9
証券会社7.61.8
外国人個人0.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01エス・エヌ・ホールディングス有限会社32.33
02株式会社日本カストディ銀行3.82
03日本大同投資株式会社3.53
04ドクターデヴィアス化粧品株式会社2.54
05MSIP CLIENT SECURITIES常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社2.04
06野村信託銀行株式会社1.49
07BBH LUX/BROWN BROTHERS HARRIMAN(LUXEMBOURG)SCA CUSTODIAN FOR SMD-AM FUNDS - DSBI JAPAN EQUITY SMALLCAP ABSOLUTE VALUE常任代理人 株式会社三井住友銀行1.26
08株式会社辻建設1.17
09株式会社B&V0.85
10株式会社B&Vホールディングス0.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-24
    エス・エヌ・ホールディングス有限会社
    新規の大量保有報告
    30.37%
    -1.09pt
  • 2026-07-22
    エス・エヌ・ホールディングス有限会社
    変更報告
    32.48%
    -8.77pt
  • 2026-07-22
    エス・エヌ・ホールディングス有限会社
    新規の大量保有報告
    31.46%
    -1.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 6期分

1株利益は6期で−100%、1株純資産は5期で−100%。直近期のROEは20.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2021年4月347,850
2022年4月135,881121,743252.6
2023年4月356144.5
2024年4月5111632.4
2025年4月6132123.321.1
2026年4月6332920.115.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/4期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
坂根正生代表取締役38
今井裕二取締役39
橋本紘史朗取締役43
井出久美取締役61
清水奈津取締役57
梅津政記常勤監査役70
木原和恵監査役62
阪中達彦監査役45
西村敦彦監査役55
山本和矢取締役47

役員報酬の内訳2026/4

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3434314
社外取締役524245
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/4期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,934字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、「宿泊業界をUP DATEする」という理念のもと、顧客である宿泊施設の魅力を最大限に引き出し、旅行者に対して適切にPRすることで、顧客施設の売上最大化を図ることを目的としております。「宿泊・滞在自体を楽しむこと」をコンセプトとして掲げており、単に寝泊りするだけの施設ではなく、宿泊・滞在そのものが旅行の目的となるような魅力ある施設づくりを支援しております。また、特色ある宿泊施設を多数掲載した予約プラットフォームを旅行者に提供することにより、顕在化しているニーズへの対応はもとより、潜在的なニーズの掘り起こしにも取り組んでおります。なお、当社は従来、集客事業の単一セグメントとして事業を営んでおりましたが、当事業年度より施設再生・リセール事業を開始しております。 集客事業においては、提供するサービスの内容に応じて、予約プラットフォームの運営及び宿泊施設向けの集客支援サービスを提供する「集客支援事業」と、施設運営に関するノウハウの蓄積を目的として当社自ら宿泊施設を運営する「直営宿泊事業」の2つに区別しております。 (1)集客支援事業 集客支援事業では、顧客施設の売上最大化を目的に、旅行者の特定のニーズに特化した予約プラットフォームを運営するとともに、顧客施設に対して開業支援から開業後の運営・集客支援まで一貫したコンサルティングサービスを提供しております。具体的には、施設開業時のサポート、ブランドコンセプト設計、施設運営に関するノウハウの提供、施設個別の予約サイトの構築、各種広告の運用など、多角的な支援を行っており、これらの支援活動は、当社が有する以下の3つの基盤によって支えられております。 ①集客力 当社は、グランピングやリゾート施設に特化した予約プラットフォーム「リゾートグランピングドットコム」及びペットツーリズム(ペット同伴旅行)に特化した「いぬやど」を運営しており、2026年4月期におけるサイトユーザー数(*3)は5,000万人を上回っております。また、会員限定の特別キャンペーンへの参加や旅行に役立つ情報の提供といった各種特典を受けられる独自の会員制度を構築しており、2026年4月末時点における会員数は8万人を突破いたしました。こうしたユーザー基盤を背景に、SEO対策の強化に加え、各種広告媒体を活用した積極的なプロモーションを実施することで、当社が運営する予約プラットフォーム及び施設個別の予約サイトへの効果的な誘導を実現しております。 ②開発力 当社は、宿泊施設の企画・設計・開業に関する総合的な支援サービスを提供しております。運営実務に精通したスタッフが多数在籍しており、現場目線をふまえた効率的かつ魅力的な施設づくりを実現する体制を整えております。また、これまでに手がけてきた多くの開業支援実績を通じて蓄積された市場データ及び運営ノウハウを活用し、土地条件や立地特性に即した最適な開発計画の策定や関連法規への対応など、開業準備の初期段階からきめ細かな支援を行い、高収益が見込める宿泊施設の創出をサポートしております。さらに、設備計画の見直しや運営方法の立案、旅行者の関心を惹くソフトコンテンツの開発など、既存施設の価値向上に向けた支援サービスも併せて提供しており、顧客施設の売上向上に大きく寄与しております。 ③運営力 当社は、複数の宿泊施設を自社にて運営しており、これらの運営を通じて蓄積された施設運営のノウハウや旅行者動向に関するデータを有しております。直営施設においては、効率的で無駄のないオペレーション体制の構築や高品質なサービス提供を追求し、顧客満足度の向上に努めております。また、当該施設は新サービスやコンテンツの実証拠点としても機能しており、現場で得られた知見や検証結果を速やかに事業全体にフィードバックする仕組みを整備しております。こうした現場起点の知見は当社の大きな強みであり、顧客施設に対する支援にも積極的に活用しております。具体的には、スタッフ教育に関する知見やサービス品質の標準化に関するノウハウを提供することで、施設運営の質及び効率の改善を後押しし、顧客満足度向上と収益力強化に貢献しております。 当社の集客支援事業における契約形態は、「集客支援」と「完全集客支援」の2種類に分類されます。 「集客支援」においては、当社予約プラットフォームに施設情報を掲載いただき、当該プラットフォームを販路の1つとして活用いただくことで、施設の売上拡大及び認知度向上に貢献しております。 「完全集客支援」は、販路を当社に一任いただく契約形態であり、予約プラットフォームへの掲載に加え、施設個別の予約サイト構築、各種広告媒体を活用したプロモーションの実施、ソフトコンテンツの開発、運営ノウハウの提供など、総合的な支援を行っております。これにより、施設の魅力向上を図るとともに、日々発生する運営上の課題解決を支援し、顧客施設の売上最大化に貢献しております。 また、当社は予約プラットフォームのみではなく、施設個別の予約サイトについても自社で制作・運営しており、両者をシームレスに連携させることで、検索エンジンの最適化(SEO)を実現するとともに、コンテンツの修正・更新を即時に実施することが可能な運営体制を構築しております。 なお、2026年4月30日現在における、集客支援と完全集客支援の掲載施設数及び掲載客室数の内訳は以下のとおりであります。 契約形態   掲載施設数   掲載客室数 集客支援   158施設   35.1%   1,557室   48.2% 完全集客支援   292施設   64.9%   1,672室   51.8% 合計   450施設   100.0%   3,229室   100.0% 集客支援事業における当社の主な収益源は、宿泊施設から受領する「成功報酬型」の集客手数料であります。当社が構築・運営する予約プラットフォームや施設個別の予約サイトを通じて宿泊予約が成立した場合にのみ手数料収入が発生する仕組みとなっており、顧客施設に予約が入らない限り当社も収益を得ることができません。このような料金体系により、施設側の初期費用負担を大幅に軽減するとともに、当社と施設の利害が一致することから、信頼性の高いパートナーシップの構築が可能となっております。 また、完全集客支援の対象となる顧客施設については、施設個別の予約サイト制作費用、プロモーション費用、運営に関するコンサルティング費用等を当社が負担しており、施設側は一定の売上が発生するまで、これらの支援サービスを実質無償で利用いただける点も大きな特徴となっております。 集客支援事業における顧客施設の多くは、客室数が6~7室程度の比較的小規模な施設であり、こうした施設は、大規模な総合旅行サイトでは他の施設に埋もれやすく、また集客のために値引きや広告宣伝費を投下する負担が相対的に大きいという課題を抱えております。当社では、予約プラットフォームを旅行者の特定のニーズに特化させることで、小規模な宿泊施設に対しても、ターゲットを絞った効果的な訴求を行い、効率的な集客と売上の最大化を図っております。さらに、当社サービスの主な利用者は、グランピングやペット同伴旅行など、特定のテーマやニーズを持つ個人旅行者であり、こうした旅行者層との高い親和性を活かしたマッチングが可能となっております。 *3 当社運営サイトの2025年5月~2026年4月の訪問者数の累計 [事業系統図] (2)直営宿泊事業 直営宿泊事業では、複数の宿泊施設を自社で企画・運営しております。本事業は、宿泊事業としての収益獲得に加え、施設運営に関するノウハウや成功・失敗事例を蓄積し、これを集客支援事業における運営コンサルティングに活用することを目的としております。 2023年2月には、ペットツーリズム市場の拡大を見据え、千葉県南房総市において「ドッグヴィラ千葉南房総」を開業し、愛犬家向けサービスの検証及び「いぬやど」会員の獲得に取り組んでまいりました。2024年4月には、埼玉県秩父市にアウトドアリゾート「RIVERSIDE CAMP FIELD CHICHIBU」を、同年7月には同施設に併設するかたちでプライベートヴィラ「秩父別邸 木叢-komura-」を開業し、複合型リゾート施設としての運営を開始しております。さらに、2025年12月に「湖風の宿 あさふじ」を事業譲受による取得開業し、新たに旅館の運営を開始しております。 これらの直営宿泊施設においては、新サービスの試験的導入、運営効率化に向けた施策の検証、設備投資の最適化などに積極的に取り組んでおり、得られた知見を体系的に蓄積し、集客支援事業におけるコンサルティング精度の向上に活用しております。 直営宿泊施設の主な利用者層は、宿泊そのものを旅行の目的とする旅行者であり、具体的には、愛犬とともに特別な時間を過ごしたいペット愛好家や、自然環境の中で非日常的な体験を求めるアウトドア志向の旅行者が中心となっております。このようなニーズに対応するため、ドッグヴィラ千葉南房総においては、ペット向けアメニティやフード、関連アイテム等の提供を通じて、利用者ニーズの把握を継続的に行っており、秩父リゾートにおいては、連棟型プライベートヴィラに加え、キャンプフリーサイトやトレーラー型のグランピングサイトなど多様な宿泊形態を提供しております。 集客支援サービスを提供する当社自らが宿泊施設を運営している点は、同業他社ではあまり見られないユニークな取り組みであり、当社ならではの差別化要因となっております。多くの同業他社が宿泊施設の運営には関与していないなか、当社は現場に根差した実体験を通じて、施設運営に関する知見を継続的に蓄積しております。例えば、宿泊者からの直接的なフィードバックを基にした旅行者ニーズの把握や、ペット向けアメニティ・フードの提供内容に関する検証など、試行錯誤を重ねることで実践的なデータを取得しております。さらに、施設運営を通じて培ったコスト削減のノウハウや備品調達ネットワークといった現場起点の知見を社内に蓄積し、これを集客支援サービスの高度化・差別化につなげている点も当社の大きな強みであります。 [事業系統図] (3)施設再生リセール事業 施設再生リセール事業では、遊休資産、不動産の取得及び新規開業、小規模の旅館・ホテルの事業再生を対象としております。潜在的な魅力を持ちながらも十分に活かされていない施設を当社独自の視点で発掘し、「集客支援事業」及び「直営宿泊事業」で培ったノウハウを投入、またリブランド等を行うことで、施設価値の最大化(バリューアップ)を図ってまいります。これにより、バリューアップ後の施設売却による「フロー型収益」と、売却後も継続して集客・運営支援を提供することによる安定的かつ高利益率な「ストック型収益」の双方を獲得するビジネスモデルを展開し、事業規模の拡大を推進しております。 具体的な取り組みとして、2026年1月に第1号案件となる静岡県伊豆市の温泉付宿泊施設を取得いたしました。当社の強みである「愛犬と泊まれる宿泊施設」へのリブランドを実施し、1日3室限定で全室に客室温泉とプライベートドッグランを完備した完全プライベート型施設へと転換を図っております。自由度の高い滞在スタイルを提供し、施設そのものが旅の目的地となる「デスティネーション・ホテル」としての付加価値を創出するほか、宿泊業界共通の課題である人材不足へのソリューションとして、無人オペレーション体制を構築し運営効率の最大化を図っております。 今後は、本案件で蓄積した次世代型運営モデルのノウハウを活かし、持続可能かつ高い収益性を備えた宿泊施設の開発・再生および段階的な売却リセールを進め、当社の新たな収益の柱としてまいります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題8,773字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「宿泊業界をUP DATEする」という理念を掲げ、宿泊業界の既存の“常識”をアップデートし、新たな“常識”を創り出すことを目指しております。時代の変化や多様化する旅行者ニーズに柔軟に対応し、従来の枠組みにとらわれない新たな宿泊スタイルを提案することで、立地条件や観光資源に過度に依存しない施設そのものの魅力を最大限に引き出してまいります。 また、当社は、単なる集客支援会社にとどまることなく、宿泊施設の企画・開発から運営、プロモーション、ブランディング支援に至るまで、宿泊施設が直面する多様な課題に対しワンストップでの支援を可能とする体制を構築することで、宿泊業界に対して新たな価値と常識を提案する「宿泊施設の総合支援会社」として持続的な成長及び企業価値の向上を目指してまいります。 (2) 経営環境 国内の宿泊・観光市場においては、多様化する消費者ニーズやインバウンド需要の旺盛な拡大を背景に、新たな成長局面を迎えております。かつて新型コロナウイルス感染症の影響下で非接触型の旅行形態として急速に拡大した「グランピング」は、メディア等の後押しもあり一般名詞として広く浸透し、一過性のブームを超えて宿泊市場における主要なカテゴリーとして定着いたしました。 観光庁の宿泊旅行統計調査(速報値)によれば、2025年5月から2026年4月までの国内全体における延べ宿泊者数は6億4,626万人泊(前事業年度比2.5%減)、また同期間の外国人延べ宿泊者数は1億7,373万人泊(前事業年度比0.8%減)と直近の延べ宿泊者数は弱含みの傾向を示しており、宿泊事業を取り巻く環境にも不透明感が残っております。このような状況下においては、宿泊者のニーズを的確に捉え、単なる宿泊機能にとどまらない付加価値の高いサービスを提供することが、競争力及び収益性の向上において重要であると認識しております。(*1) また、2024年度末時点における旅館業法に基づく営業許可取得施設数は97,847施設(*2)に達しており、コロナ禍において増加したグランピング施設や一棟貸しのリゾートヴィラ等、簡易宿所営業の許可を取得する施設の増加が寄与するかたちで、全体の施設数は増加傾向にあります。 グランピングおよび一棟貸しリゾート市場は拡大を続けているものの、国内旅行市場全体におけるシェアはいまだ限定的であり、既存のコテージやキャンプ場等からの業態転換、ホテル・旅館等が有する遊休地を活用した新規開発の余地は依然として大きく、今後も継続的な進展が見込まれます。 一方で、市場の拡大に伴い施設間の競争は激化しており、今後はクオリティや集客力の差による市場内の淘汰・二極化の進行が見込まれます。このような環境下において、当社が集客支援事業の主たる対象としている一棟貸しのリゾートヴィラ等、プライベート空間での滞在型ニーズは引き続き堅調であるものの、施設運営におけるデジタルマーケティングの重要性は一層高まっております。これは、当社の高い集客ノウハウや運営支援に対する需要がさらに拡大する経営環境であると認識しております。 当社が運営する「いぬやど」が対象とする国内のペットツーリズム市場においては、ペットの「家族化(人間同等以上のプレミアムな扱い)」が進む中、非常に強い追い風が吹いております。2024年度末時点において、国内で登録されている犬の頭数は600万頭を超えており(*3)、家計におけるペット関連支出も年々上昇傾向を示しております(*4)。 また、旅行に行かない層を対象とした調査において、旅行の阻害要因として「ペットを飼っていること」を挙げた回答者が15.4%を占めている(*5)事実は、潜在的な旅行需要が極めて大きいことを示唆しております。愛犬同伴での旅行環境の整備は、ペットオーナーの旅行機会を創出するだけでなく、宿泊施設側にとっても高単価かつリピート率の高い優良顧客層の獲得につながるため、“ペットファースト”な宿泊施設へのニーズおよびその市場規模は、今後さらに拡大する余地があるものと考えられます。 当社が今後の成長ドライバーとして注力していく訪日旅行(インバウンド)市場は、極めて強力な拡大基調にあります。前述の観光庁の統計によれば、2025年5月から2026年4月までの外国人延べ宿泊者数は1億7,373万人泊に達しており(*6)、旺盛な訪日需要が継続しております。また、2025年4月の訪日外客数は単月として初めて390万人を記録し、過去最高を更新するなど、市場は成熟期を迎えつつさらなる高まりを見せております。(*7) 現在、訪日旅行者の滞在先は主要都市圏(ゴールデンルート)への集中が課題となっておりますが、政府が掲げる「分散型観光(地方誘客)」の推進方針や、リピーター層および長期滞在層における「地方独自の文化や自然環境の体験」を重視する傾向の強まりを受け、地方リゾートへの関心は急速に高まっております。地方に位置する高付加価値なリゾート施設やグランピング施設は、これらインバウンドの地方分散化の受け皿として極めて大きな潜在市場(ポテンシャル)を有しており、当社のプラットフォームおよび運営ノウハウを活かすことで、この巨大な需要を確実に取り込める経営環境にあると認識しております。 *1 「観光庁 宿泊旅行統計調査(2026年4月速報値)」 *2 「厚生労働省 令和6年度衛生行政報告例」 *3 「厚生労働省 都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等(平成26年度~令和6年度)」 *4 「総務省統計局 家計調査(2020年~2024年)」 *5 「公益財団法人日本交通公社 旅行年報2025」 *6 「観光庁 宿泊旅行統計調査(速報値)」 *7 「日本政府観光局 訪日外客数(2025年4月推計値)」 (3)中期的な経営戦略 当社の中期的な経営戦略は以下のとおりです。 ①集客支援事業における顧客施設の拡大 当社の主力事業であり着実な成長を続ける集客支援事業においては、引き続き顧客施設数の拡大に取り組んでまいります。従来は宿泊施設からのサービスに関する問い合わせを契機とした受動的な取引が中心とした展開でありましたが、今後は営業体制をさらに強化し、ターゲット施設への能動的なダイレクトアプローチによる新規開拓を加速してまいります。これまでに蓄積してきた豊富な実績や運営ノウハウに裏打ちされた当社サービスの有用性を訴求することで、より多くの宿泊施設との連携機会を創出し、安定的な収益基盤のさらなる拡大を図ってまいります。 ②他の施設形態への横展開 集客支援事業においては、サービス開始以来、グランピング施設やリゾート施設を中心にサービスを提供してまいりましたが、今後は、各施設特有の運営形態やニーズを分析し、柔軟な支援を可能とする体制を構築することで、リゾートホテルや高級旅館をはじめとする多様な宿泊施設形態へのアプローチを本格化してまいります。取扱い施設の多角化を通じて、事業機会の拡大を図るとともに、「リゾート・宿泊のDX/集客パートナー」としての市場における当社ブランドの価値向上を目指してまいります。 ③予約プラットフォーム利用者の拡大 当社が運営する独自の予約プラットフォーム「リゾートグランピングドットコム」及び「いぬやど」においては、UI(ユーザーインターフェース)の改善並びに各種プロモーション施策の強化を通じて、ユーザー数の拡大を図ってまいります。ユーザーの利便性向上とサービスの訴求力強化により、新規会員およびアクティブユーザーの獲得を促進し、特化型予約プラットフォームとしての圧倒的な競争優位性を一層高めてまいります。 ④会員機能の拡充 当社が運営する予約プラットフォームにおいて、会員限定の特典やコンテンツの一層の充実に加え、会員データを活用したサービス改善を継続的に行うことで、会員制度の強化に取り組んでまいります。これにより、既存ユーザーのロイヤリティ向上及びリピーターの増加を促し、LTV(顧客生涯価値)の最大化を目指すとともに、顧客獲得コストの抑制と、持続可能かつ強固な顧客基盤の構築を進めてまいります。 ⑤訪日旅行者をターゲットとしたホテル型宿泊施設の開業 高水準で推移するインバウンド需要を着実に取り込むべく、訪日外国人旅行者を主なターゲットとしたホテル型宿泊施設の新規開業および運営を進めてまいります。日本文化や地域特性を活かしたコンセプト設計に加え、マルチリンガル対応を含めた最先端のサービス体制を整備することで、快適で魅力的な滞在環境を提供し、継続的な集客と収益の最大化を図ってまいります。 また、当該施設の自社運営を通じて蓄積した最新のインバウンドデータやオペレーションノウハウを集客支援事業における顧客施設に横展開することで、顧客施設全体のサービスレベルの底上げと、高付加価値な施設運営の実現に貢献してまいります。 ⑥訪日旅行者向けの予約プラットフォームの開発 拡大を続けるインバウンド市場において当社のシェアを強固なものとするため、訪日旅行者を主なユーザーとする新たな独自の予約プラットフォームの開発を進めてまいります。多言語対応や多様な決済手段の導入に加え、各国の文化や嗜好に配慮したUX(ユーザーエクスペリエンス)設計を取り入れることで、利便性と満足度の向上を図ります。これにより、訪日旅行者が日本のプレミアムなリゾート・宿泊施設を予約する際のファーストチョイス(出発点)として選ばれるプラットフォームの確立を目指してまいります。 ⑦ペットツーリズムプラットフォームを活用した広告ビジネスの推進 市場拡大が続くペット同伴旅行ニーズを背景に、当社運営のペットツーリズム専門宿泊予約サイト「いぬやど 」のメディア価値を最大化し、新たな広告サービス「いぬやどAD」を展開してまいります。 「いぬやど」は月間約23万人のユニークユーザー、会員数8万人を超える強固な愛犬家基盤を有しております。利用者の1泊あたり平均予約単価は76千円と高く、購買力の高い層へダイレクトに訴求できるマーケティング媒体として独自の優位性があります。 本サービスでは、WEB上の広告配信に加え、当社の強みである宿泊施設というリアルなタッチポイントを活用したサンプリング等のオフライン施策を立体的に組み合わせた独自のパッケージを提供いたします。これにより、蓄積されたメディア資産をレバレッジした高利益率な新たな収益源を確立し、集客支援事業の収益ポートフォリオ多角化と利益率の向上、ひいては持続的な企業価値の向上を目指してまいります。 ⑧施設再生・リセール事業の推進 後継者不在やデジタル化の遅れといった構造的な課題により、ポテンシャルを持ちながらも経営の維持が困難となっている地方の有力な宿泊施設に対し、M&Aを通じた取得および直営化に積極的に取り組んでまいります。 当社が培ってきたデジタルマーケティング、オペレーション効率化、および人材確保等のノウハウを即座に投入することで施設の早期黒字化・高収益化を実現し、収益性が軌道に乗った段階で外部の投資家やホテルオペレーター等への売却(リセール)を行う「施設再生リセール事業」を展開してまいります。 本事業により、施設再生によって創出した含み益をキャピタルゲインとして早期に回収して投下資本の回収期間を大幅に短縮するとともに、回収した資金を次の再生案件へ再投資する「資産流動化モデル」を確立し、資本効率(ROE・ROIC)の最大化を図ります。 また、施設売却後においても、当社の予約プラットフォーム(「リゾートグランピングドットコム」等)の利用継続や集客・運営支援サービスの提供をパッケージ化することで、一時的な売却益の獲得にとどまらず、中長期にわたり安定的なストック型収益を確保するビジネスモデルの構築を目指してまいります。 これらの取り組みを通じて、投下資本の効率的な循環と持続的な利益成長を両立させるとともに、地域の観光資源の持続的な活用を促進し、地方創生と宿泊業界全体の健全な発展に貢献してまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社の集客支援事業における大きな特徴の1つとして、施設個別の予約サイト制作費用、プロモーション費用、運営コンサルティング費用等を当社が負担し、獲得した予約売上高に応じて報酬を受け取る成功報酬型の料金体系を採用していることが挙げられます。そのため、掲載施設の予約獲得高の合計である流通総額の拡大が、当社の売上高の持続的な成長に直結いたします。加えて、当該事業モデルは当社による初期費用の先行負担を伴う構造であることから、適正かつ効率的な経費管理のもとで収益性を確保することが、経営上極めて重要な要素となっております。 そのため当社では、財務面における重要な経営指標として「売上高成長率」、「経常利益率」、「自己資本利益率(ROE)」、「自己資本比率」を、事業運営上の重要な経営指標として「サイトユーザー数」、「掲載客室数」、「予約獲得件数」、「平均客室単価(ADR)」を重視しております。 ①サイトユーザー数 サイトユーザー数は、当社が運営する予約プラットフォーム及び施設個別の予約サイトにおける、1日あたりの訪問ユーザー数を示す指標であります。本指標は、予約獲得件数の基礎となるものであり、当社サービスの普及状況や旅行者の利用動向を把握するうえで重要な役割を果たしております。 ②掲載客室数 掲載客室数は、当社が運営する予約プラットフォーム上に掲載されている施設の総客室数を示す指標であります。当社が集客支援サービスを提供しているすべての顧客施設は、当社予約プラットフォームに掲載されていることから、本指標は予約獲得件数の基礎となる重要な指標であり、当社の市場占有率を測るうえでも有用な指標であります。さらに、掲載客室数の増加は、当社の認知度向上や新規契約の獲得につながる重要な要因の1つとなっております。 ③予約獲得件数 予約獲得件数は、当社の予約プラットフォーム上で取り扱っている客室のうち、実際に予約が成立した客室数を示す指標であります。本指標は、当社のプロモーション活動、予約サイトの設計、SEO施策等の影響を受けるものであり、当該施策が効果的に機能しているかを測るうえで重要な役割を果たしております。 ④平均客室単価(ADR) 平均客室単価(ADR)は、1室あたりの平均販売単価を示す指標であります。本指標は、顧客施設の立地(商圏)、設備水準、提供サービスの内容、キャンペーン施策等の要因により影響を受けます。また、季節要因や地域ごとの需要動向も単価に反映される傾向があります。 事業上の重要な経営指標について、各指標の足元における推移は以下のとおりであります。 サイトユーザー数については、当社サービスの認知度や掲載施設数の増加が主な変動理由であります。ただし、当社サービスはリゾート施設が中心であることから、季節的要因による変動は避けられず、夏季には急増する傾向がある一方、秋季から冬季にかけては減少が顕著となる傾向があります。掲載客室数及び予約獲得件数については、顧客施設数の増減や当社サービスを利用するユーザー数の増減が主な変動理由であります。平均客室単価については、掲載施設の形態に加え、主に季節要因に応じた宿泊単価の変動が影響しております。 期   期間   サイトユーザー数(期間累計)(千人)   掲載客室数(期末時点)(室)   予約獲得件数(期間累計)(件)   平均客室単価(期間平均)(千円) 2025年4月期   第1四半期   12,626   2,092   39,689   76 第2四半期   11,046   2,270   56,699   84 第3四半期   9,453   2,346   36,709   73 第4四半期   10,821   2,478   42,084   68 通期   43,949   2,478   175,181   76 2026年4月期   第1四半期   15,106   2,542   46,829   71 第2四半期   15,416   2,852   65,678   79 第3四半期   10,971   2,955   43,141   71 第4四半期   12,890   3,229   47,230   68 通期   54,385   3,229   202,878   72 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当事業年度における我が国経済は、エネルギー価格や原材料価格の高止まりによる物価上昇の影響が継続したものの、雇用情勢の改善や訪日旅行者の増加等を背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。特に、インバウンド需要の拡大に伴い、観光・宿泊業界においては需要の回復が顕著に見られました。一方で、深刻化する人手不足や運営コストの上昇、地域間における需要格差など、業界全体としては依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような経営環境において当社が対処すべき課題は次のとおりであります。 ①サービスの認知度向上、新たな利用者の獲得 当社が今後も高い成長率を持続していくためには、サービスの認知度を一層向上させ、新たな利用者の獲得を継続的に推進することが重要であると認識しております。これまでも、SNSを活用した情報発信、各種広告展開、インフルエンサーとの連携、展示会への出店、並びにインターネットを活用したデジタルマーケティング等を通じて、認知度向上に向けた取り組みを行ってまいりましたが、今後はこれらの活動をさらに強化・拡充し、より効果的かつ戦略的なマーケティングを推進してまいります。 ②新たなプラットフォームの創出 当社は、集客支援事業において、国内市場における事業基盤の強化及び継続的な拡大を進めておりますが、さらなる成長を実現するためには、インバウンド需要を取り込むべく、海外市場を対象とした予約プラットフォームの展開が不可欠であると認識しております。 昨今、新型コロナウイルス感染症の影響が収束し、大幅な為替変動の影響もあり、訪日旅行者数が急増しております。一方で、旅行先が特定地域に偏在する傾向が見られるほか、多くの国内宿泊施設においては、海外市場に向けた情報発信が困難であること、また訪日旅行者のニーズ把握が十分に行えないことなど、集客面において複数の課題が顕在化しております。 当社サービスを通じて宿泊予約を行っている訪日旅行者は、現時点では香港・台湾等のアジア地域からの来訪が中心となっておりますが、こうした状況を踏まえ、より多様な訪日旅行者のニーズに的確に対応し、宿泊施設の集客課題を解決するためにも、海外向けの新たな予約プラットフォームの早期整備が急務であると考えております。 当該プラットフォームを通じてインバウンドユーザーの会員化を促進し、訪日旅行者と宿泊施設の双方にとって価値ある接点を創出することにより、インバウンド領域における集客支援事業の本格展開を図ってまいります。 ③提供サービスの拡充 小規模な宿泊施設が多数存在する中で、後継者や運営人材の不足に起因する経営課題が顕在化しており、当社が展開する集客支援サービスのさらなる拡充が必要であると認識しております。 具体的には、施設運営により深く関与する「運営管理サービス」として、人員の手配、旅行者からの問い合わせ対応、予約管理業務等を当社が担うことにより、これまでの成功報酬型手数料(予約獲得高×集客手数料率)に加え、新たに運営管理手数料を収受するスキームを構築することを想定しております。 このような取り組みにより、宿泊施設が直面する運営上の課題解決を図るとともに、当社における集客支援事業のマネタイズポイントの多様化及び収益力の強化を推進してまいります。 ④エキスパート人材の採用及び育成 当社が展開する集客支援事業及び直営宿泊事業において、既存領域のさらなる成長を図るとともに、新規領域への取り組みを推進していくためには、高度な専門性を有する人材の確保及び育成が不可欠であると認識しております。 集客支援事業においては、宿泊施設が抱える課題の的確な理解と解決に資する知見の習得、旅行者に対する効果的なマーケティング手法の活用、並びにWebサイトや予約プラットフォームの操作性向上による予約獲得力の強化等が求められます。また、直営宿泊施設においては、顧客満足度を高め、独自性あるサービスを提供することが重要となります。さらに、旅行者の属性や利用実績等に応じたデータ分析に基づき、潜在的なニーズを把握し、旅の目的や動機を当社側から提案・喚起することで、新たな旅行需要の創出を図ることができるシステムの開発も必要と考えております。 これらを実現するうえで、専門性の高い人材の確保は極めて重要であり、今後も社内研修の充実及び優秀な人材の採用活動の強化に継続的に取り組んでまいります。
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会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載しております事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。ただし、将来の業績や財政状態に与えうるリスクや不確実性は、これらに限定されるものではありません。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)事業環境等について ①グランピング市場の動向について(発生可能性:中、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:中) 当社が運営する予約プラットフォーム「リゾートグランピングドットコム」では、数多くのグランピング施設を掲載しております。グランピング市場は、比較的新しい市場であることから、近年順調に成長を続けております。特に、新型コロナウイルス感染症の拡大を契機としてその認知度及びニーズが急速に高まり、また、事業再構築補助金の活用による新規参入の増加を背景に、ここ数年で施設数が急激に増加いたしました。 現在では、当該補助金を活用した新規参入の動きは落ち着いたものの、グランピングに対する認知度の広がりを背景に、引き続き、他業態の宿泊事業者によるグランピング市場への参入が見込まれております。 しかしながら、景気の停滞等による消費者心理の冷え込みや、新たな規制の導入等、予期せぬ外部要因により、市場成長が当初の想定を下回り、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②競合について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:中) 当社の事業領域であるOTA (オンライントラベルエージェント。インターネット上で取引を行う旅行会社) 市場、集客支援を行う販促・マーケティング市場及びグランピング市場には、多数の競合他社が存在しております。また、当該事業領域は成長市場であることから、今後更なる新規参入者が見込まれ、競争が激化する可能性があります。 当社におきましては、自社で運営する予約プラットフォームに加えて、SNS、雑誌、テレビ等の各種媒体を活用した集客支援を併せて提供している点、顧客施設に初期費用が発生しない成功報酬型の料金体系を採用している点、宿泊施設や観光施設での勤務経験を有する従業員による運営ノウハウの提供を行っている点など、複合的なサービス提供が可能であることから、競合他社との差別化が図られており、当社の競争上の優位性につながっているものと認識しております。 しかしながら、将来的に他社による同様のサービス展開等により競争が激化した場合には、当社が有するサービスの優位性が維持できなくなる可能性があります。その結果として、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③集客支援事業への法的規制の強化について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:大) 当社は、顧客施設に代わり当該施設のプロモーションを行い、ユーザーが掲載施設に対して直接予約を行うビジネスモデルを採用しているため、現時点において当社が直接規制対象となるような法規制は存在しておりません。もっとも、事業の特性上、個人情報の保護に関する法律や、不正アクセス行為の禁止等に関する法律、不当景品類及び不当表示防止法等の法令の適用を受けるため、これらのリスクに対応すべく、社内規程や各種ルールを整備し、その遵守状況について内部監査により定期的に確認を行っております。 今後、現行法令の改正や新たな法令の制定、あるいは既存法令の解釈に変化が生じた場合には、当社の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業内容について ①契約形態によるリスクについて(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小) 当社が提供する集客支援サービスは、顧客施設において売上が計上された場合にのみ報酬が発生する成功報酬型の料金体系を採用しております。当社の集客支援サービスを通じて顧客施設が獲得した予約に基づき報酬を請求する契約形態をとっており、顧客施設において売上が計上されない限り、当社においても売上は計上されない仕組みとなっております。 このような体系のもと、当社は、旅行者のニーズ分析や集客支援サービスの精度向上に加え、人材の採用・育成、並びに掲載施設への各種施策の提案等を通じて、顧客施設の売上拡大に取り組んでおります。また、想定された成果が得られなかった場合には、その要因を社内で共有・分析し、改善策を講じることにより、リスクの適切なコントロールに努めております。 しかしながら、当社が提供する集客支援サービスの効果が想定どおりに発現しない場合や、リスクコントロールが十分に機能しなかった場合には、当社の売上高及び利益の成長が鈍化し、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②食品衛生法に関する規制について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小) 当社が展開する直営宿泊事業においては、宿泊者に対して飲食物の提供を行っていることから、都道府県が定める食品衛生法施行条例に基づき、都道府県知事の営業許可を受けております。各施設には食品衛生責任者を配置し、衛生管理に関する教育・指導の徹底を図るとともに、社内においても食品衛生法に基づく内部監査を実施し、衛生管理体制の維持・向上に努めております。 しかしながら、万が一食中毒が発生するなどして食品衛生法に抵触した場合、関係当局により、食品等の廃棄処分、営業許可の取消、一定期間の営業停止等の行政処分を受ける可能性があり、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③許認可について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:大) 本書提出日現在、当社の主力事業である集客支援事業については、許認可等による規制は受けておりません。一方、当社が展開する直営宿泊事業においては、事業運営に必要な各種法令及び規則に基づく許認可等を取得しており、これら法令及び規則を遵守のうえ、安全かつ適正な業務運営を徹底しております。なお、今後展開を予定している訪日旅行者向けの集客支援事業に関しては、旅行業法の適用を受ける可能性があることから、当社は同法に基づく旅行業の資格を取得しております。 当社の許可・届出状況は次のとおりであります。 取得・登録者名   許可名称及び所管官庁   許可番号   取得年月   有効期限 当社ドッグヴィラ千葉南房総   飲食店営業許可   第2022-210号   2022年12月8日   2029年5月31日 当社ドッグヴィラ千葉南房総   旅館業営業許可   第R4-44号   2022年12月22日   ― 当社ドッグヴィラ千葉南房総   温泉利用許可   R4-16号   2023年3月8日   ― 当社   第3種旅行業者大阪府知事   第3-3181号   2023年11月28日   2028年11月27日 当社秩父別邸 木叢 -komura-   飲食店営業許可   第1-83号   2024年6月28日   2030年6月30日 当社秩父別邸 木叢 -komura-   旅館業営業許可   第4-29号   2024年6月28日   ― 当社湖風の宿あさふじ   旅館業営業許可   第5551号   2001年12月28日   ― 当社湖風の宿あさふじ   飲食店営業許可   第5434号   2026年1月1日   2031年12月31日 当社湖風の宿あさふじ   温泉利用許可   第295号   2012年4月24日   ― これらの許認可等については、それぞれに欠格事由が定められております。万が一、法令等の改正に適切に対応できなかった場合や、関係法令に違反した場合には、当該許認可の取消しや事業の停止等の行政処分を受ける可能性があります。その結果、当社の事業活動に支障をきたすおそれがあるとともに、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④知的財産権について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小) 当社が提供するサービスに関して、認識が及ばず他社が保有する著作権や特許権等の知的財産権を侵害する可能性があります。万が一、他社の知的財産権を侵害してしまった場合には、損害賠償請求や差し止め請求を受ける可能性があるほか、係争対応に伴う多額の費用負担が生じる可能性があります。その結果、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社では、他社の知的財産権を誤って侵害することのないよう、リスク管理・コンプライアンス規程を制定し、役職員に対する関係法令の周知徹底を図っております。併せて、営業マニュアルにおいては、当社が運営する予約プラットフォームや施設個別の予約サイトに掲載するコンテンツの所有権を確認のうえ公開することを徹底しております。さらに、「内部通報制度規程」を制定し、法令違反等に関する情報を早期に収集できる体制を整備するとともに、定期的に社内研修を実施することで、役職員のコンプライアンス意識及び関連知識の向上に努めております。 ⑤顧客情報等漏洩リスクについて(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:大) 当社が提供する集客支援事業及び直営宿泊事業の性質上、事業運営においては、個人情報や顧客情報を取り扱う必要があります。当社では、これらの情報資産の漏洩、紛失、毀損等のリスクを回避するため、個人情報及び特定個人情報取扱規程を制定するとともに、定期的な社内研修の実施、個人情報へのアクセス制限及びダウンロード制限等の技術的・物理的な安全管理措置を講じております。これにより、個人情報を含む重要な情報資産の適切な管理を徹底し、情報漏洩リスクの未然防止に努めております。 しかしながら、外部からのコンピュータウィルスやサイバー攻撃、又は当社従業員による人為的過誤等により、万が一情報漏洩が発生した場合には、顧客やユーザーからの損害賠償請求や当社の信用失墜等を招き、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥システム障害リスクについて(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:大) 当社は、インターネット環境を通じて、予約プラットフォームの運営を行っております。安定的なサービス提供を実現するため、社内システムのセキュリティ対策を強化し、契約する予約システムの信頼性やバックアップ体制についても定期的な検証・評価を実施しております。しかしながら、ソフトウエアの不具合、ITインフラ機器の障害、自然災害、又はその他予期せぬ事態の発生によりシステムトラブルが生じた場合には、一定期間にわたりサービス提供を停止せざるを得ない可能性があります。その結果、顧客満足度の低下や機会損失が発生し、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦取引先の信用リスクについて(発生可能性:中、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小) 当社は、集客支援事業において信用取引を行っておりますが、成功報酬型の料金体系を採用していることから、取引先で計上された売上高の一部を当社が手数料として請求する流れとなっており、貸倒リスクは極めて限定的であると認識しております。 しかしながら、取引先の倒産その他予期せぬ事象により、事業継続に支障が生じた場合には、売上代金の回収遅延又は回収不能が発生する可能性があります。その結果として、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧顧客施設におけるサービスの健全性に関するリスク(発生可能性:中、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:大) 当社は、予約プラットフォームの運営に加え、施設個別の予約サイトの構築・運営を行っております。掲載する情報につきましては、すべて顧客施設の事前承諾を得たうえで開示しており、当該情報に関する直接的な責任は当社に帰属しないものと考えております。 しかしながら、当社が運営する予約プラットフォーム上において、景品表示法をはじめとする各種法令に抵触する表示等が確認された場合には、当社サービスに対する信頼性が損なわれ、ユーザー離れや顧客施設の減少を招くおそれがあり、その結果、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクへの対応として、当社では新たに公開する情報について、顧客施設への内容確認を徹底するとともに、修正時における情報の妥当性や正確性を確認する体制を整備しております。 ⑨業績の季節変動について(発生可能性:高、発生時期(又は頻度):毎年、影響度:小) 当社は、グランピング施設やリゾート施設といった季節性の高い宿泊施設を主に取り扱っていることから、7月から9月にかけて売上高及び利益が大きく伸長し、10月から3月にかけては売上高及び利益が伸び悩む傾向にあります。その結果、第2四半期(8~10月)の業績は好調に推移する一方で、第1四半期(5~7月)、第3四半期(11~1月)及び第4四半期(2~4月)の業績は伸び悩む傾向が見受けられます。 こうした季節変動に対応するため、当社では夏季以外の期間においても宿泊者が楽しめるレジャー企画やキャンペーンの提案を行い、年間を通じた売上高及び利益の安定化に取り組んでおりますが、特定の四半期業績のみに基づいて通期の経営成績を判断することは困難であります。 なお、当事業年度(2026年4月期)の経営成績は次のとおりであります。 第1四半期会計期間(5~7月)   第2四半期会計期間(8~10月)   第3四半期会計期間(11~1月)   第4四半期会計期間(2~4月)   通期 売上高(千円)   382,812   586,506   362,343   387,725   1,719,387 構成比(%)   22.3   34.1   21.1   22.5   100.0 営業利益(千円)   108,915   305,040   41,080   54,145   509,183 (注)上記四半期会計期間の数値については、金融商品取引法第193条の2第1項に基づく清友監査法人の四半期レビューは受けておりません。 (3)組織体制について ①小規模組織であること及び人材確保について(発生可能性:中、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:中) 当社は、事業の持続的な成長を実現するためには、高付加価値なサービスの提供が可能な人材の確保及び業務効率の継続的な改善が不可欠であると認識しております。そのため、積極的な採用活動を継続するとともに、従業員に対する教育・研修体制の充実・強化を推進し、経験の浅い人材の早期戦力化、全社的な生産性の向上及び人材の定着に努めております。 しかしながら、必要な人材の確保及び育成が計画どおり進まない場合には、競争力の低下や事業拡大の制約といった事態が生じる可能性があり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②特定人物への依存について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小) 当社代表取締役である坂根正生は、会社経営の最高責任者として、経営方針や事業戦略の策定をはじめ、当社の事業推進において重要な役割を果たしております。当社においては、特定の人物に過度に依存しない経営体制の構築を進めており、取締役会や経営会議等を通じた取締役及び従業員間での情報共有の促進、並びに経営組織の強化に取り組んでおります。 しかしながら、坂根正生が何らかの理由により業務を継続することが困難となった場合、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)その他 ①主要株主グループについて(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小) (a)主要株主が一定の議決権を有することに伴うリスク 当社は、自ら経営責任を負い、独立した事業経営を行っておりますが、主要株主であるエス・エヌ・ホールディングス有限会社は、当社の議決権の35.3%(2026年4月30日現在)を所有しております。 当該主要株主は当社の株主総会における取締役の選解任等を通じて、当社の経営判断に影響を及ぼし得る立場にあることから、議決権の行使に際して、当該主要株主の利益が当社の他の株主の利益と一致しない可能性があります。また、当該主要株主の経営方針の変更や経営状態の悪化等により何らかの問題が生じた場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 当社においては、今後も適切なコミュニケーションを継続することにより、当社の独立性が阻害されることのないよう努めてまいります。 (b)主要株主グループにおける当社の位置付けについて 主要株主及びその関係会社(以下、「主要株主グループ」という。)は、会員制ジムの運営を行うエス・エヌ・ホールディングス有限会社をはじめとして、食品スーパー事業及び会員制別荘事業等を手がける株式会社にしがき、グランピング施設の運営やドームテント等の販売を行う株式会社デジタルストレージ等で構成されており、当社は、主要株主グループの中で、主に宿泊施設向けの集客支援サービスを提供しております。 集客支援事業の開始当初においては、主要株主グループ各社との取引が当社売上高に占める割合が大きな比重を占めておりましたが、2026年4月期実績では売上高に対し11.5%となっております。 (c)主要株主グループとの取引関係について 当社は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に定める関連当事者に加え、主要株主グループと人的・資本的関係を有すると認められる関連当事者に準ずる者を含めて、「関連当事者等」として取引を管理しております。これら関連当事者等との取引については、社外取締役及び社外監査役で構成される特別委員会において事前に審議・検討を行い、その結果をふまえて、取締役会で決議・承認する体制を整備しており、少数株主の権利保護に十分配慮した運営に努めております。 当事業年度において、主要株主グループに属する株式会社にしがきに対し、集客支援サービスを提供しております。 当該主要株主グループ以外との取引が拡大していることに加え、主要株主グループへの過度な依存を回避するため取引関係の見直しを継続的に行っており、主要株主グループに対する売上比率は縮小傾向にあります。 なお、主要株主グループとの間で役員の兼務、従業員の出向等の人的関係はありません。 2026年4月に終了した事業年度における主要株主グループとの主な取引は次のとおりであります。 取引先   取引の内容   取引金額(千円)   総販売実績に対する割合(%) 株式会社にしがき   集客支援サービスの提供   197,110   11.5 (d)主要株主グループからの独立性の確保 当社における新規契約の獲得は、既存施設からの集客に関する相談を契機として契約に至るケース、新規開業施設からの申込を受けて契約に至るケース等があります。これらの契約獲得にあたっては、当社の役職員が施設運営に関するノウハウを活用し、見込顧客に対して提案・相談活動を行うことで成約に至っております。 また、当社は、施設運営に関するノウハウの蓄積を目的として、宿泊施設を自社にて運営しております。宿泊施設の運営については、主要株主グループの事業と一部重複しておりますが、あくまでも運営ノウハウの蓄積を目的とするものであり、事業展開も限定的であることから、競合による影響は軽微であると認識しております。 なお、当社は、主要株主グループからの事前承認や報告を要する事項を有しておらず、経営に係る意思決定は、当社が独立して実施しております。 ②配当政策について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小) 当社は、事業の成長・拡大による企業価値の向上を最重要課題として認識しており、財務基盤の強化と持続的な成長を目指すために、まずは内部留保の充実と事業推進に必要な投資活動を積極的に行っていくことが重要と考え、創業以来配当を行っておりません。しかしながら、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題の1つと位置付けており、今後の成長・拡大戦略に備えた内部留保の充実等を総合的に勘案したうえで業績の動向を踏まえた配当を検討していく方針であります。 しかしながら、現時点においては、配当の実施可能性及びその時期等は未定であり、今後の市場環境や事業状況の急激な変化等により、安定的な配当の実施が困難となる可能性があります。 ③自然災害について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:中) 災害や人為的要因等により、電力・通信・交通などの社会インフラに重大な障害が発生した場合、顧客施設及び当社直営施設の稼働が全面的に停止する可能性があり、その結果、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 こうしたリスクへの対応策として、非常事態発生時における緊急連絡先リストや避難経路等を含む対応マニュアルを策定のうえ、顧客施設に対しても周知・案内を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)5,039字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。なお、当社は、従来、集客事業の単一セグメントとして事業を営んでおりましたが、当事業年度より施設再生・リセール事業を開始しております。なお当該事業の重要性が乏しいことから、セグメント情報の記載を省略しております。 ①財政状態の状況 (資産) 当事業年度末における流動資産は922,875千円となり、前事業年度末に比べ500,641千円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が632,901千円減少したことに対し、売掛金が53,254千円増加したこと、施設再生・リセール事業に係る仕掛販売用不動産を取得したことにより77,719千円増加したこと等によるものであります。 また、固定資産は1,441,590千円となり、前事業年度末と比較して312,840千円増加いたしました。これは主に、山梨県の直営施設「湖風の宿 あさふじ」を取得したこと等により有形固定資産が166,918千円増加したこと、無形固定資産が74,895千円増加したこと、当社事業との親和性がある領域での協力関係を目的としたファンドへの出資により投資有価証券が53,753千円増加したこと等によるものであります。 この結果、資産合計は2,364,465千円となり、前事業年度末に比べ187,801千円減少しております。 (負債) 当事業年度末における流動負債は308,602千円となり、前事業年度末と比較して11,694千円増加いたしました。これは主に、未払法人税等が44,268千円減少したことに対し、未払金が32,419千円増加したこと、その他に含まれる未払消費税等が20,342千円増加したこと等によるものです。 また、固定負債は274,430千円となり、前事業年度末と比較して79,872千円減少いたしました。これは1年内返済予定の長期借入金への振替により長期借入金が79,872千円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は583,032千円となり、前事業年度末に比べ68,177千円減少いたしました。 (純資産) 当事業年度末における純資産合計は1,781,433千円となり、前事業年度末と比較して119,624千円減少いたしました。これは当期純利益の計上により、繰越利益剰余金が370,875千円増加したことに対し、自己株式の取得により490,500千円減少したことによるものであります。 ②経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、原材料価格やエネルギー価格の高止まり、為替相場の変動、国際情勢の不透明感等により、先行きは依然として注視を要する状況が続いております。 観光庁の宿泊旅行統計調査(速報値)によれば、2025年5月から2026年4月までの国内全体における延べ宿泊者数は6億4,626万人泊(前事業年度比2.5%減)、また同期間の外国人延べ宿泊者数は1億7,373万人泊(前事業年度比0.8%減)と直近の延べ宿泊者数は弱含みの傾向を示しており、宿泊事業を取り巻く環境にも不透明感が残っております。このような状況下においては、宿泊者のニーズを的確に捉え、単なる宿泊機能にとどまらない付加価値の高いサービスを提供することが、競争力及び収益性の向上において重要であると認識しております。 このような環境のなか、当社は「宿泊業界をUP DATEする」という企業理念のもと、集客力・開発力・運営力の3つを基盤とする事業展開を通じて、顧客施設の売上最大化を牽引してまいりました。 集客支援事業においては、これまで蓄積してきたデータやノウハウを活用し、顧客施設の売上向上に向けた支援を強化した結果、掲載客室数は順調に増加し、2026年4月末時点で3,229室(前事業年度比30.3%増)となりました。また、直営宿泊事業におきましては、訪日旅行者の集客事例及び予約獲得事例の蓄積、運営ノウハウの獲得等を通じて集客支援事業へのシナジー創出を図ることを目的として、2025年12月に「湖風の宿 あさふじ」を事業譲受により取得開業いたしました。 これらの事業基盤の拡大に加え、次なる成長フェーズを見据えた戦略的投資を積極的に推進いたしました。具体的には、事業拡大を支える人材の拡充、インバウンド需要のさらなる獲得に向けたOTA活用等の実証実験、展示会への出展をはじめとする当社サービスの認知度拡大を目的としたマーケティング投資を実施しております。 これらの結果、当事業年度の売上高は1,719,387千円(前事業年度比18.1%増)、営業利益は509,183千円 (前事業年度比1.1%減)、経常利益は514,964千円(前事業年度比3.8%増)、当期純利益は370,875千円(前事業年度比10.7%増)となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物の残高(以下、「資金」という。)は659,442千円となり、前事業年度末に比べ632,901千円減少いたしました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動の結果、増加した資金は333,986千円(前事業年度は457,860千円の増加)となりました。これは主に、税引前当期純利益による収入514,964千円、減価償却費の計上81,913千円、法人税等の支払による支出183,033千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動の結果、減少した資金は395,848千円(前事業年度は126,018千円の減少)となりました。これは主に、差入保証金の回収による収入8,911千円、事業譲受による支出320,540千円、投資有価証券の取得による支出53,750千円、差入保証金の差入による支出18,525千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動の結果、減少した資金は571,038千円(前事業年度は702,720千円の増加)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出491,166千円、長期借入金の返済による支出79,872千円によるものであります。 ④生産、受注及び販売の状況 (a)生産実績 該当事項はありません。 (b)受注実績 該当事項はありません。 (c)販売実績 当事業年度における販売実績は次のとおりであります。なお、当社は、従来、集客事業の単一セグメントとして事業を営んでおりましたが、当事業年度より施設再生・リセール事業を開始しております。なお当該事業の重要性が乏しいことから、セグメント情報の記載を省略しております。 サービス内容   販売高(千円)   前年同期比(%) 集客支援事業   1,288,938   114.0 直営宿泊事業   430,449   132.2 合計   1,719,387   118.1 (注) 1.主要な販売先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 販売先   前事業年度(2025年4月30日)   当事業年度 (2026年4月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社にしがき   115,102   7.9   197,110   11.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりましては、資産・負債及び収益・費用に影響を与える見積り及び判断を必要としております。 当社は、財務諸表の基礎となる見積りを過去の実績を参考に合理的と考えられる判断を行った上で計上しておりますが、これらの見積りは不確実性を伴うため、実際の結果とは異なる場合があります。 なお、当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討の内容 (a) 財政状態の分析 「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりであります。 (b) 経営成績の分析 (売上高) 当事業年度における売上高は、1,719,387千円(前事業年度比18.1%増)となりました。 主な要因は、集客支援事業における新規掲顧客設数の順調な増加に加え、2025年12月に取得した「湖風の宿 あさふじ」が売上高に寄与したことによるものであります。 (売上原価、売上総利益) 当事業年度における売上原価は、512,005千円(前事業年度比15.3%増)となりました。 主な要因は、2025年12月に取得した「湖風の宿 あさふじ」の運営費用が当事業年度において新たに発生したことによるものであります。 この結果、売上総利益は1,207,382千円(前事業年度比19.3%増)、売上総利益率は70.2%(前年同期は69.5%)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当事業年度における販売費及び一般管理費は、698,199千円(前事業年度比40.5%増)となりました。 主な要因は、顧客施設の増加に伴うプロモーション関連の広告費用増加に加え、株式上場に伴う資本金の増加により外形標準課税が適用され、租税公課が増加したことによるものであります。 この結果、営業利益は509,183千円(前事業年度比1.1%減)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当事業年度における営業外収益は10,945千円、営業外費用は5,164千円となりました。 主な要因は、受取利息の収益計上及び支払利息の費用発生によるものであります。 この結果、経常利益は514,964千円(前年同期比3.8%増)となりました。 (特別損益、法人税等、当期純利益) 当事業年度における特別損益は発生しませんでした。 また、法人税等調整額を含む法人税等合計は144,088千円の計上となりました。 この結果、当期純利益は、370,875千円(前年同期比10.7%増)となりました。 ③キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、上記「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 当社における主な資金需要は、事業拡大に伴う「運転資金」および持続的成長のための「設備・投資資金」であります。 運転資金需要は、集客拡大に向けた広告宣伝(媒体費用)、体制強化に伴う人件費、ならびに業務効率化を推進する一般管理費等の営業費用が主なものであります。 また、設備・投資資金需要は、コア事業である直営宿泊事業における施設の新規開設やバリューアップに伴う改修費用、およびシェア拡大やシナジー創出を企図したM&A(企業買収)によるものであります。 これらの資金需要に対しては、手元流動性の確保と財務の健全性維持を両立させるため、営業活動によるキャッシュ・フロー(自己資金)を原資としつつ、必要に応じて金融機関からの有利な条件での借入等を組み合わせ、最適なコストでの調達を図っております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。