概要
リスキルは、企業向け研修サービスを提供する社会人教育企業である。2026年3月期の売上高は25億円、営業利益9億円、従業員数は59名。研修サービスはビジネススキル全般を扱う「biz研修」とIT未経験者向けの「tech研修」の2本柱で構成され、標準化とDX化による低価格を強みとする。
biz研修とtech研修の二本柱
リスキルの研修サービスは、ビジネススキル全般を扱うbiz研修と、IT未経験者向けのエンジニア・DX研修であるtech研修の2種類で構成される。2026年3月期の売上高はbiz研修が1,299,535千円、tech研修が1,171,594千円とほぼ拮抗している。biz研修は階層別研修やテーマ別研修、職種別研修など多様なカテゴリーを揃え、tech研修はJava、Python、Linux、AWSなど幅広いIT技術研修を提供する。両サービスとも、一社研修・公開講座・動画講座の3つの提供形態を持つ。
標準化とDX化による低価格戦略
研修業界では一般的な講師依存やカスタマイズを排し、リスキルは研修コンテンツの標準化と実施プロセスのDX化を推進する。講師は自社作成のコンテンツのみを登壇し、営業も明瞭価格とパッケージ化により属人性を低減した。さらに自社開発の研修サポートシステムを顧客に無料提供し、研修管理や進捗把握の手間を削減する。これらの取り組みにより低コストを実現し、安価な価格設定を可能にしている。
研修提供の三つの形態
リスキルは、一社研修・公開講座・動画講座の3つの提供形態を持つ。一社研修は一社単独で実施し営業担当が付く。biz研修では受講人数変動に左右されない一律料金を採用する。公開講座はWebサイトからの自動申し込みで営業担当は付かず、オンライン開催により会場費を削減する。動画講座はレンタルまたは買い切りで提供され、レンタル時はシステム上で受講履歴管理が可能となる。tech研修では公開講座にも営業担当が付き、長期研修をサポートする。
業界の中での役割は企業向け研修サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01全業種の企業主力
ビジネススキル研修(biz研修)を一社研修、公開講座、動画講座の形式で提供。階層別研修からテーマ別研修まで、標準化されたコンテンツを低価格で提供する。
- biz研修(階層別研修)
- 新人研修、管理職研修など、役職や経験年数に応じた研修プログラム。
- biz研修(テーマ別研修)
- コンプライアンス、コミュニケーション、リーダーシップなど、テーマ別の研修プログラム。
02IT企業主力
IT未経験者向けにプログラミングやインフラ技術を学ぶtech研修を提供。エンジニア入門に特化した内容で、企業のDX人材育成を支援する。
IT未経験者向けエンジニア研修で国内最大級
- tech研修(プログラミング研修)
- Java、Python等の言語を学ぶ実践的な研修。
- tech研修(インフラ研修)
- LinuxやAWSなど、インフラ技術を学ぶ研修。
製品と技術
biz研修:ECサイト化されたビジネススキル研修
biz研修は、階層別研修、テーマ別研修、職種別研修など全業種向けのビジネススキル研修である。WebサイトはECサイトとして機能し、検索サジェストやレコメンド機能、お気に入り登録、見積書自動作成などが可能である。一社研修では受講人数変動に左右されない一律料金を採用し、顧客の稟議手続きを簡素化する。公開講座はオンラインのみで提供し、動画講座はレンタルまたは買い切り形式で販売される。
tech研修:IT未経験者をエンジニアの入口に
tech研修は、IT未経験者向けのプログラミングやインフラ技術の研修に特化している。Java、PHP、Ruby、Pythonなどのプログラミング言語、Linux、ネットワーク、AWSなどのインフラ技術を幅広くカバーする。受講期間は数日から3ヶ月と長期に及び、日報や出席管理を研修サポートシステムで行う。AIによる自動質問回答システムも提供し、受講者の学習を支援する。公開講座にも営業担当が付き、一社研修と同様の運営がされる。
研修サポートシステムによるDX化
リスキルは自社開発の研修サポートシステムを顧客に無料提供している。このシステムにより、顧客は研修準備の進捗確認、受講者の実施履歴閲覧、研修アンケートの管理などを一元化できる。データのダウンロードも可能で、今後の研修計画立案に活用できる。自社側でも、従業員の習熟度に依存しない均一な研修サポート品質を実現している。システムは2026年3月期の顧客アンケート(345件)で高い利便性評価を得ている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- IT企業IT未経験者向けエンジニア研修で国内最大級
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
人材育成で高収益、業界内で独自の立ち位置
リスキルはサービス業に属し、人材育成・研修事業を展開する企業です。売上高は15億円から25億円へ急成長し、営業利益率は35%前後と非常に高い収益性を誇ります。同業のジンジブやイシンと比較しても、収益性で大きく上回り、独自の教育プログラムや顧客基盤を有しています。人材不足が深刻な日本市場で、リスキリング需要の高まりを捉え、高い付加価値サービスを提供しています。小規模ながら高い成長率と利益率を維持し、業界内で優位なポジションを築いています。ただし、市場が細分化されており、競争激化のリスクも存在します。
強み
- 営業利益率35%超と業界屈指の収益性を実現。
- 売上高が3期で約1.7倍に拡大、成長軌道が続く。
- 専門性の高い研修サービスで、差別化に成功。
- リスキリング需要の増加で、市場環境が良好。
課題
- 売上高25億円と小さく、市場シェアは限定的。
- 同業他社も参入し、価格競争のリスクが高まる。
- 講師やノウハウが人材に依存し、拡大に制約。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がリスキル
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 150AJSH | 42億円 | — |
| 2 | 6038イード | 42億円 | 13.1倍 |
| 3 | 2493イーサポートリンク | 42億円 | 23.9倍 |
| 4 | 2342トランスジェニックグループ | 42億円 | — |
| 5 | 324Aブッキングリゾート | 42億円 | 11.3倍 |
| 6 | 291Aリスキル | 41億円 | 6.8倍 |
| 7 | 7502プラザホールディングス | 41億円 | 19.0倍 |
| 8 | 9165クオルテック | 41億円 | 10.6倍 |
| 9 | 3521テルマー湯ホールディングス | 41億円 | 25.6倍 |
| 10 | 6181タメニー | 40億円 | — |
| 11 | 5867エスネットワークス | 40億円 | 11.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 10件
日本ライセンスバンク創業と社会人教育の開始(1986年)
1986年1月、当社代表取締役社長松田航の父である松田直之が東京都新宿区西新宿にて日本ライセンスバンクを創業した。同年4月には個人向け社会人教育事業を開始し、1987年11月に株式会社日本ライセンスバンクを設立した。これが現在のリスキルの原点となる。当初は個人向け教育からスタートしたが、後に企業向けへと軸足を移していく。
ITスクール事業への進出(2001年)
2001年4月、株式会社日本ライセンスバンクはITスクール「リナックスアカデミー」事業を開始した。これは後のtech研修の前身である。2006年10月には同事業を子会社の有限会社デジタルプラネットに移管し、同社を株式会社リナックスアカデミーに商号変更した。これによりIT教育専門の組織体制が整えられた。
企業向け研修への転換と社名変更(2012年〜2013年)
2012年4月、株式会社リナックスアカデミーは企業向け社会人教育事業としてtech研修を開始した。これにより個人向けから法人向けへとビジネスモデルを転換した。2013年4月には商号を株式会社リカレントに変更し、リカレント教育(学び直し)の理念を明確に打ち出した。2015年7月には松田航が代表取締役社長に就任し、経営の若返りが図られた。
biz研修の開始とリスキル設立(2019年〜2022年)
2019年5月、株式会社リカレントはbiz研修を開始し、ビジネススキル全般の研修領域に進出した。これによりtech研修とbiz研修の二本柱が確立された。2022年5月には株式会社リカレントから分社し、株式会社リスキルを設立した。社名には「リスキリング」の概念が込められ、社会人教育に特化した独立した企業として再出発した。
堅調な成長と海外展開(2023年以降)
設立後、リスキルは急速に成長した。2023年3月期の売上高は9億円、純利益1億円だったが、2025年3月期には売上高20億円、純利益5億円に拡大した。2026年3月期には売上高25億円、営業利益9億円、純利益6億円とさらに伸長した。同期にはシンガポール支店を開設し、海外展開にも着手している。
年表10件を開く
1980年代
- 1986年1月創業当社代表取締役社長松田航の父である松田直之が東京都新宿区西新宿にて日本ライセンスバンクを創業
- 1986年4月日本ライセンスバンクが、個人向け社会人教育事業を開始
- 1987年11月創業株式会社日本ライセンスバンク設立
2000年代
- 2000年1月東京都新宿区西新宿にて株式会社日本ライセンスバンクの子会社として有限会社デジタルプラネット設立
- 2001年4月株式会社日本ライセンスバンクが、ITスクール リナックスアカデミー事業(tech研修の前身)を開始(注1)
- 2006年10月商号変更株式会社日本ライセンスバンクが、子会社である有限会社デジタルプラネットへリナックスアカデミー事業を移管。有限会社デジタルプラネットは株式会社リナックスアカデミーに商号変更
2010年代
- 2012年4月株式会社リナックスアカデミーが、企業向け社会人教育事業としてtech研修を開始
- 2013年4月商号変更株式会社リナックスアカデミーが、株式会社リカレントに商号変更
- 2015年7月株式会社リカレントの代表取締役社長に松田航が就任
- 2019年5月株式会社リカレントが、企業向け社会人教育事業としてbiz研修を開始(注2)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
現事業の成長と顧客企業数拡大
市場成長が見込めることから現事業に注力し、特にbiz研修を成長ドライバーとしてマーケティング強化や営業担当増、顧客向けシステム開発により顧客企業数を増加させる。
- 02
アジア圏への展開
高い成長が見込まれるアジアの研修市場に対し、2025年4月開設のシンガポール支店を拠点に、国内で培ったノウハウを活用しbiz研修で海外展開を図る。
- 03
新規事業:人材育成関連ITサービス
標的型攻撃メール訓練サービスに続き、顧客の人材育成を支援するクラウドサービスの開発・リリースを検証しながら進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で59人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は427万円で、1期前と比べて−3.8%。平均年齢は29.6歳、平均勤続年数は2.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年3月 | 444 | 29.9 | 1.8 | 52 | 1,346 |
| 2026年3月 | 427 | 29.6 | 2.4 | 59 | 1,525 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は25億円、営業利益は9億円。前期と比べると増収増益で、売上が+25.0%、利益が+28.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 27億円 | 25億円 |
| 営業利益 | 6億円 | 9億円 |
| 純利益 | 4億円 | 6億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
3期分
直近は2027年1Qで、売上は14億円、営業利益は7億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年2Q | 18 | 7 | 38.9 | 5 |
| 2026年4Q | 7 | 2 | 28.6 | 1 |
| 2027年1Q | 14 | 7 | 50.0 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 4期分
2023年3月期からの4期で、売上は9億円から25億円へ2.8倍に増えた。直近期の営業利益率は36.0%。売上は3期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 9 | — | 2 | — | 1 |
| 2024年3月 | 15 | — | 4 | — | 3 |
| 2025年3月 | 20 | 7 | 7 | 35.0 | 5 |
| 2026年3月 | 25 | 9 | 9 | 36.0 | 6 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高25億円のうち、営業利益として残るのは9億円で36.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の24.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金32.0%8億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金32.0%8億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益36.0%9億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2026年3月期は営業CFが6億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は19億円で、売上の9.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 6 |
| 2024年3月 | 3 | 0 | −1 | 3 | 7 |
| 2025年3月 | 6 | −1 | 3 | 5 | 15 |
| 2026年3月 | 6 | −1 | −2 | 5 | 19 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 4期分
2026年3月期の総資産は23億円。このうち返さなくてよい自己資本が19億円で、自己資本比率は82.0%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 7 | 4 | 3 | 54.3 |
| 2024年3月 | 9 | 7 | 2 | 74.3 |
| 2025年3月 | 18 | 14 | 3 | 80.2 |
| 2026年3月 | 23 | 19 | 4 | 82.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で534社中10位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中61位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,993で、1年前と比べて-44.9%。過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 6.8倍 |
| PER (会社予想) | 10.3倍 |
| PBR | 2.15倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月14日に11.68%急伸し2027円。1ヶ月でも17.51%上昇し、25日移動平均線1772円を14%上回る。RSIは77.24と過熱圏に入った。52週高値3870円からは48%低く、年初来安値1636円からは24%上昇。出来高は2万4000株と直近の平均の数倍に膨らみ、買いが集中した。ただし、52週高値からの下落が大きく、戻り途上の反発とみられる。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PERが6.03倍と同業界平均22.53倍を大幅に下回り、ROE36.49%と高い収益性から割安と判断。PBR1.91倍も業界平均3.18倍を下回るが、無配当で配当利回りが得られず、株主還元の面ではやや見劣りする。売上高は成長が続き、営業利益率も35%以上と高水準だが、今後の成長持続性に留意が必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 6.8倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 10.3倍 | — |
| PBR | 2.15倍 | 3.51倍 |
| ROE | 36.5% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、急成長が持続するかと、その収益性が持続可能か。強気派は、研修市場の拡大とオンライン化が追い風で、高い営業利益率を維持しつつ増収が見込めるとみる。また、限られた人員でスケールできるビジネスモデルを評価する。弱気派は、競争激化や人材依存のリスクを指摘し、小さな市場規模では成長に限界があると警戒。また、過去1年で株価が大幅に下落しており、市場の期待が剥落した可能性も。
- 高収益ビジネス
営業利益率35%超は非常に高く、資本効率も良好
- 急成長
売上高は3年間で3倍近く増加し、市場拡大の恩恵を受ける
- オンライン需要
リモート研修の普及で新規顧客開拓が進む
- 2026年3月期は売上高25億円・営業利益9億円通年影響中
売上高25億円、営業利益9億円、純利益6億円を計上し収益拡大が続く
- ROE36.49%と高水準、資本効率が評価材料継続影響中
ROE36.49%、PBR1.91倍と資本効率が高く、株主価値向上が期待
- 営業利益率36%と高収益構造を維持通年影響中
売上高25億円に対して営業利益9億円、営業利益率36%の高水準
- 株価1年で49%下落、PER6倍台の割安圏不定影響弱
PER6.03倍、1年間で株価が49%下落しバリュエーションが低位
- 市場の小ささ
国内研修市場は成長余地が限られ、規模拡大に壁
- 競争の激化
新興参入が相次ぎ、価格競争に陥る恐れ
- 株価下落
過去1年で半値近く下落し、市場の失望が反映
- 時価総額37億円の小型株で流動性が低い継続影響中
時価総額37億円と小型で売買代金が細り、まとまった売買で株価が乱高下
- 売上高の伸び率が33%から25%へ減速2026年3月期影響中
売上高は前期比25%増(20→25億円)、前期の33%増(15→20億円)から鈍化
- 純利益の増益率が67%から20%へ急減速2026年3月期影響弱
純利益は前期5億円から6億円、増益率20%と前期の67%から低
- 外国人保有比率4.45%と低く需給が偏る継続影響弱
外国人保有比率4.45%と低位で、国内外からの資金流入が限定的
- 受講者数
- 需要の勢いを測る主要指標
- 法人契約数
- リピート率や大口顧客の獲得状況を確認
- オンライン研修比率
- デジタルシフトの進捗と収益性への影響を判断
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ633人。区分でいちばん多いのは個人・その他で77.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が14.1%を占め、残る85.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|
| 個人・その他 | 78.3 | 77.5 |
| 金融機関 | 12.8 | 14.0 |
| 外国法人 | 2.9 | 4.4 |
| 証券会社 | 5.4 | 3.9 |
| 自己株式 | — | 1.5 |
| 事業法人 | 0.4 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.3 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 松田 航 | 69.11 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 11.02 |
| 03 | 株式会社SBI証券 | 2.25 |
| 04 | BBH LUX/BROWN BROTHERS HARRI MAN(LUXEMBOURG) SCA CUSTODIAN FOR SMD・AM FUNDS・DSBI JAPAN EQUITY SMALL CAP ABSOLUTE VALUE(常任代理人 株式会社三井住友銀行) | 1.95 |
| 05 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 1.65 |
| 06 | NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) | 1.56 |
| 07 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.19 |
| 08 | JPモルガン証券株式会社 | 0.73 |
| 09 | 楽天証券株式会社共有口 | 0.42 |
| 10 | 南角 光彦 | 0.30 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 4期分
1株利益は4期で+296%、1株純資産は4期で+395%。直近期のROEは36.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | 74 | 187 | 79.0 | — |
| 2024年3月 | 143 | 330 | 55.1 | — |
| 2025年3月 | 234 | 678 | 45.7 | 14.2 |
| 2026年3月 | 292 | 925 | 36.5 | 9.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額36百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 松田航 | 代表取締役社長 | 38 | 1,427,700 |
| 清水達也 | 社外取締役 | 67 | — |
| 竹上創 | 社外取締役 | 64 | — |
| 東伸之 | 社外取締役 | 62 | — |
| 小南紳哉 | 常勤社外監査役 | 44 | — |
| 友田順 | 社外監査役 | 47 | — |
| 下山随 | 社外監査役 | 56 | — |
| 渡邉順 | 研修事業部担当執行役員 | — | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 1 | 24 | 24 | 24 |
| 社外取締役 | 6 | 12 | 12 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,693字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,564字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,825字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,104字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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