概要
学びエイドは2015年5月に東京都文京区で設立された教育デジタル事業の企業である。鉄人講師と呼ばれる講師陣が制作した約70,000コマ以上の映像授業を、個人向け有料サービス(月額898円~)や学習塾向けプラットフォームとして提供する。2024年5月に東京証券取引所グロース市場へ上場。2025年4月期の売上高は289百万円、従業員数は33名。
映像授業と管理機能で学習塾を支援するBtoBtoCモデル
映像授業の調達は、鉄人講師とのコンテンツ使用許諾契約に基づくレベニューシェア方式(売上高の約5%を提供本数で按分)で行われる。鉄人講師は大手予備校での指導経験者を中心に110名以上(科目換算)が登録され、継続的にコンテンツを供給するネットワークを形成している。同方式は、コンテンツの買い取りに比べて初期コストを抑制し、売上成長に応じて講師への報酬が増える仕組みとなっている。また、登録講師(鉄人講師デビュー前)も含めたネットワークは、受託コンテンツ制作の拡大にも寄与している。
教育関連事業者向けの映像制作・配信サービス
学びエイドは、教育関連事業者(教科書会社・参考書出版会社など)向けに「学びエイドforEnterprise」を提供する。このサービスでは、紙媒体の教材を映像授業化し、配信するためのシステムを一括で開発・提供する。創業以来蓄積した95,000コマ以上のコンテンツ制作ノウハウと講師ネットワークを活用し、デジタル化の導入コストを削減する点が強みである。収益は、コンテンツ・システム開発費(一定期間按分)、システム利用料、動画利用料、レベニューシェアなど多様な形態で得られる。2025年4月期の売上高は116百万円(40.3%)と前期比69.2%減となったが、これは複数の大型プロジェクトの失注や規模縮小によるものである。同サービスは、GIGAスクール構想や学習用デジタル教科書の導入など教育現場のデジタル化需要に対応する位置づけにある。
個人向け直接販売と直営学習塾の運営
個人向けには、無料会員(1日3コマ視聴可能)と有料のプレミアム会員(月額898円から全科目見放題)を提供する「学びエイド」サービスがある。プレミアム会員は倍速再生や教材テキスト購入も可能で、学生のみならず大人の学び直しにも利用される。また、直営学習塾「サテライトスタディサロン ザ・ドア」を運営し、学びエイドマスターを活用した個別学習プログラムを提供する。この塾は、サービス利用促進のためのノウハウ蓄積・提供の役割も担う。2025年4月期の「その他」売上は9百万円(3.3%)と小規模だが、直営塾の運営はサービスの実証実験としての意義を持つ。
上場後の経営環境と資本業務提携による成長戦略
学びエイドは2024年5月に東京証券取引所グロース市場に上場した。上場後、2025年2月に本社を文京区向丘へ移転し、同年5月にはいなよしキャピタルパートナーズ株式会社およびNOVAホールディングス株式会社と資本業務提携を実施した。提携目的は新規顧客獲得によるシェア拡大と提供コンテンツ等の共同開発である。また、2023年11月には共同印刷株式会社と営業連携・新事業開発を目的とした資本業務提携を行っている。2025年4月期の売上高は前期比53.9%減の289百万円、営業損失297百万円と業績は悪化したが、複数の大型案件の失注が主因であり、経営陣は引き続き大手学習塾向けの販売強化と学びエイドforEnterpriseの展開に注力する方針を示している。
業界の中での役割は教育コンテンツ(映像授業)と学習管理システムの提供者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01個人向け(BtoC)主力
無料会員向けに映像授業を1日3コマまで視聴できるサービスを提供し、有料プレミアム会員には全科目見放題、倍速再生、教材テキスト購入などの機能を提供する。中学生から高校生までの学習需要を中心に、大人の学び直しにも対応。
- 学びエイド(無料会員向け)
- 無料会員登録で1日3コマまで映像授業を視聴できるオンライン学習サービス。
- 学びエイド(プレミアム会員)
- 月額定額制で全科目見放題、倍速再生、教材テキスト購入などが可能な有料サービス。
02学習塾(BtoBtoC)主力
個人経営から大手までの学習塾向けに、映像授業と学習管理機能を提供する。小規模~中規模の塾には「学びエイドマスター」、大手チェーンにはカスタマイズ可能な「学びエイドマスターforSchool」を提供し、入退室管理や月謝管理、成績管理等の機能も提供する。
- 学びエイドマスター
- 小規模~中規模の学習塾向けに、映像授業と入退室管理、月謝管理、学習管理などの機能を提供する。
- 学びエイドマスターforSchool
- 中規模~大手の学習塾本部向けに、映像授業や管理機能をカスタマイズして提供し、オリジナル映像授業の開発も行う。
- 総合型選抜対策 添削道場
- オンラインで小論文の添削を行い、添削結果を動画で返却するサービス。
- テツヨビ
- 学習塾の生徒を当社が直接指導するオンライン学習指導サービス。
03教育関連事業者(BtoB)準主力
教科書会社や参考書出版社などの教育関連事業者向けに、紙媒体の教材を映像授業化するコンテンツ制作と、配信システムの提供をワンストップで行う。映像制作とシステム構築を一社で請け負うことで顧客の導入コストを削減する。
主要顧客教科書会社、参考書出版会社
- 学びエイドforEnterprise
- 教育関連事業者の紙教材を映像授業化し、配信するためのシステムを開発・提供するサービス。
製品と技術
学びエイドマスター:小中規模塾向け映像授業+管理機能
学びエイドマスターは、個人経営から中規模の学習塾を対象とするサービスである。鉄人講師が制作した1コマ5分程度のマイクロ講義(中学・高校範囲をカバー)と、入退室管理、月謝管理、学習管理、成績管理、お知らせ連絡、オリジナル動画配信などの管理機能を提供する。塾は月額基本費用と生徒アカウント費用を支払うことで、映像授業とシステムを利用できる。2025年4月期の売上高は84百万円で、全社売上の29.3%を占める。契約教室数は400教室以上に達し、講師不足やアナログ管理の課題解決に貢献している。付加サービスとして、オンライン小論添削「総合型選抜対策 添削道場」やオンライン学習指導「テツヨビ」も展開し、塾運営の多様なニーズに対応する。
学びエイドマスターforSchool:大手塾向けカスタマイズ型プラットフォーム
学びエイドマスターforSchoolは、中規模から大手全国展開学習塾向けに、標準の学びエイドマスターを顧客の指導スタイルや運営方法に合わせてカスタマイズするサービスである。映像コンテンツの追加や管理機能の改変が可能で、塾本部は傘下の教室に統一した教育システムを導入できる。収益は利用料のほか、カスタマイズ開発費(請負契約に準じる場合は工数按分や検収基準で計上)から得られる。近年は学校推薦型選抜・総合型選抜対策講座の開発も手掛ける。2025年4月期の売上高は78百万円(27.1%)だが、前期比46.0%減と大きく落ち込んだ。
学びエイドforEnterprise:教育関連事業者の教材デジタル化支援
学びエイドforEnterpriseは、教科書会社や参考書出版社などの教育関連事業者に対して、紙媒体教材の映像授業化と配信システムを一括提供するサービスである。当社の鉄人講師ネットワークと95,000コマ以上の制作実績を活かし、デジタル化の導入コストを削減する。収益は、コンテンツ・システム開発費(一定期間按分)、システム利用料、動画利用料、レベニューシェアなど多様な形態がある。2025年4月期の売上高は116百万円(40.3%)と全社最大のセグメントだが、前期比69.2%減と大幅に減少した。失注やプロジェクト縮小が主因であり、大型案件への依存体質が課題となっている。
学びエイド(個人向け):無料会員とプレミアム会員
学びエイドの個人向けサービスは、無料の一般会員と有料のプレミアム会員の2階層で構成される。無料会員は1日3コマまで映像授業を視聴可能。プレミアム会員は月額898円から全科目見放題となり、倍速再生や教材テキスト購入ができる。提供する映像コンテンツは約70,000コマ以上、鉄人講師110名以上(科目換算)が制作する。利用料は月額・半年・年額払いがあり、いずれも期間にわたって月次売上計上される。収益規模は小さいが(2025年4月期の「その他」に含まれる)、教育の「意欲」の機会均等を理念とする同社の象徴的なサービスである。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
オンライン学習で国内首位、内需依存度高
同社はオンライン学習サービス「学びエイド」を展開する教育系ベンチャーです。業界内では、学習塾向け映像教材で国内首位のシェアを持つとされるが、同業他社(VRAIN SolutionやCocolive)と比較して売上規模は小さい。直近の業績は減収赤字が続いており、競合との差別化や収益改善が課題。内需依存度が高く、国内の教育市場縮小リスクに脆弱。
強み
- 学習塾向け映像教材で国内首位の市場シェアを確保し、ブランド認知度が高い。
- オンラインプラットフォームにより、従来型教材より低コストで提供可能。
- 大学受験から学校補習まで幅広い講座を揃え、ニーズに応える。
- ユーザーの学習効果向上に定評があり、リピート率が高い。
課題
- 直近2期連続で赤字であり、早期の収益改善が急務。
- 少子化で国内学習塾市場が縮小傾向にあり、成長鈍化。
- VRAINやCocoliveなど競合が増加し、差別化が困難。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字が学びエイド
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4265Institution for a Global Society | 14億円 | — |
| 2 | 323Aフライヤー | 13億円 | 97.4倍 |
| 3 | 241AROXX | 12億円 | 2.4倍 |
| 4 | 4073ジィ・シィ企画 | 12億円 | 17.5倍 |
| 5 | 303Avisumo | 12億円 | 14.4倍 |
| 6 | 184A学びエイド | 11億円 | — |
| 7 | 4059まぐまぐ | 11億円 | 54.6倍 |
| 8 | 3667enish | 11億円 | — |
| 9 | 3787テクノマセマティカル | 10億円 | 11.3倍 |
| 10 | 175AWill Smart | 9億円 | — |
| 11 | 4381ビープラッツ | 8億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 11件
2015年創業、教育デジタル事業の準備開始
学びエイドは2015年5月、東京都文京区に資本金10,000千円で設立された。創業当初から教育デジタル事業に特化し、コンテンツ・システム開発の準備を開始した。起業の背景には、教育の「意欲」の機会均等が達成されていないという課題認識があり、鉄人講師ネットワークを通じて質の高い映像授業を広く届けるビジネスモデルが構想された。
2016年、個人向け無料・有料サービスと学習塾向けサービスの同時リリース
2016年1月、一般個人ユーザー向けに映像学習サービス「学びエイド」を開始。無料会員は1日3コマまで視聴可能、有料のプレミアム会員は全科目見放題とした。同年4月には、学習塾専用の映像授業と管理機能を搭載した「学びエイドマスター」を個人経営塾や中規模塾向けに提供開始した。これによりB2CとB2BtoCの両方のチャネルを同時に立ち上げ、事業の基盤を形成した。
2019年、大手塾向けカスタマイズサービス「forSchool」の開始
2019年3月、中規模から大手全国展開学習塾向けに「学びエイドマスターforSchool」の提供を開始した。これは「学びエイドマスター」の映像授業と管理機能を顧客の仕様にカスタマイズできるサービスであり、大手塾本部との契約を通じて傘下教室への展開を可能にした。このサービス開始により、ターゲットを個人塾から大手チェーン塾へ拡大し、売上の成長基盤を築いた。
2021年、直営塾開校と法人向けサービス「forEnterprise」の投入
2021年1月、学びエイド直営の学習塾「サテライトスタディサロン ザ・ドア」を開校した。同塾では学びエイドマスターを活用し、運営ノウハウの蓄積と外部塾への展開に役立てている。同時期に、教育関連事業者向け「学びエイドforEnterprise」の提供を開始。紙媒体教材の映像授業化と配信サービスをワンストップで提供することで、出版社などのデジタル化需要を取り込む狙いがあった。
2023年〜2024年、共同印刷との提携とグロース市場上場
2023年11月、共同印刷株式会社と資本業務提携を締結。営業連携と新事業開発を目的とし、印刷・出版分野での協業を視野に入れた。2024年5月には東京証券取引所グロース市場に株式を上場。上場により資金調達と知名度向上を図った。
2025年、本社移転と新たな資本業務提携の実施
2025年2月、東京都文京区向丘に本社を移転。同年5月には、いなよしキャピタルパートナーズ株式会社及びNOVAホールディングス株式会社と資本業務提携を実施した。提携目的は新規顧客獲得によるシェア拡大と提供コンテンツ等の共同開発であり、上場後の成長加速を狙う。しかし2025年4月期の業績は売上高289百万円、営業損失297百万円と大幅に悪化しており、失注や規模縮小の影響が大きく、今後の立て直しが課題となっている。
年表11件を開く
2010年代
- 2015年5月創業東京都文京区に株式会社学びエイドを設立(資本金10,000千円)コンテンツ・システム開発等の 教育デジタル事業の準備を開始
- 2016年1月一般個人ユーザー向けに映像授業が1日3コマまで無料視聴できる映像学習サービス「学びエイド」、映像授業が見放題となる有料サービス「学びエイドプレミアム会員」サービスの提供開始
- 2016年4月「学びエイド」で提供する映像授業に加え、学習塾専用の「映像授業」と塾運営の効率化を支援する「管理機能」を搭載した個人経営塾または中規模学習塾向けの映像学習サービス「学びエイドマスター」の提供開始
- 2019年3月中規模学習塾~大手全国展開学習塾向けに「学びエイドマスター」の「映像授業」と「管理機能」を顧客仕様へとカスタマイズし「学びエイドマスターforSchool」として提供開始
2020年代
- 2021年1月学びエイド直営学習塾「サテライトスタディサロンザ・ドア」の開校 教育関連事業を行っている企業向けに、教材の「映像授業化」とそれを配信する「配信サービス」を提供する「学びエイドforEnterprise」の提供開始
- 2022年8月プライバシーマーク取得
- 2023年11月共同印刷株式会社と 営業連携・新事業開発を目的とした 資本業務提携を実施
- 2024年5月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2025年2月東京都文京区向丘に本社移転
- 2025年5月いなよしキャピタルパートナーズ株式会社、NOVAホールディングス株式会社と新規顧客獲得によるシェア拡大・提供コンテンツ等の共同開発を目的とした資本業務提携を実施
- 2026年6月上場NOVAホールディングス株式会社による当社への株式公開買付け(TOB)が実施され、同社の子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/4期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
ガバナンス強化と信頼回復
監査等委員会設置会社への移行や執行役員制度の導入により意思決定の迅速化と取締役会の実効性向上を図り、コーポレート・ガバナンス体制強化と適切な情報開示を推進し、ステークホルダーとの信頼関係を構築する。
- 02
教育DXプラットフォームへの進化
主力サービス「学びエイドマスター」をリニューアルし、教材連携機能、添削機能、講師ネットワークを統合した教育DXプラットフォームとして機能強化を図る。これにより顧客接点の多層化と顧客生涯価値の向上を目指し、学習塾市場を中心に顧客基盤を拡張する。
- 03
ストック型収益モデルへの変革
学習塾運営受託による安定収益の確保と塾運営管理システムの外販を推進する。継続課金型サービスを拡大し、フロー型収益への依存を低減してストック型収益を中心とした安定的な収益基盤を構築する。
- 04
アライアンスによるスケール拡大
NOVAホールディングスとの資本業務提携を活用し、グループ内学習塾へのサービス展開と塾運営管理システムの共同開発を進める。共同開発したシステムやコンテンツの外販化に加え、語学教育や公教育領域へ展開して新たな収益機会を創出し事業規模を拡大する。
- 05
現場知見を活かしたサービス改善
映像授業制作のノウハウと学習塾運営受託で得た現場の知見を形式知化し、蓄積した知識をサービスやプロダクトに反映する。これにより教育現場の課題解決力を高め、組織全体の学習能力と実行力を向上させる。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で30人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は459万円で、2期前と比べて−9.7%。平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は3.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年4月 | 508 | 42.3 | 2.8 | 31 | 323 |
| 2025年4月 | 494 | 40.7 | 3.5 | 33 | −909 |
| 2026年4月 | 459 | 41.4 | 3.8 | 30 | −667 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年4月期の売上高は4億円、営業利益は-2億円。前期と比べると増収で、売上が+33.3%。
会社が出している今期の予想2027年4月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 7億円 | 4億円 |
| 営業利益 | 1億円 | -2億円 |
| 純利益 | 1億円 | -2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
4期分
直近は2026年下期で、売上は3億円、営業利益は−1億円。前年の2025年下期と比べると、売上は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年上期 | 1 | −2 | −200.0 | −1 |
| 2025年下期 | 2 | −1 | −50.0 | −2 |
| 2026年上期 | 1 | −1 | −100.0 | −1 |
| 2026年下期 | 3 | −1 | −33.3 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 8期分
2019年12月期からの8期で、売上は2億円から4億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は-50.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 2 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年4月 | 1 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年4月 | 3 | — | 0 | — | 0 |
| 2022年4月 | 3 | — | 0 | — | −1 |
| 2023年4月 | 5 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2024年4月 | 6 | 1 | 1 | 16.7 | 1 |
| 2025年4月 | 3 | −3 | −3 | −100.0 | −3 |
| NOVAホールディングス株式会社による当社への株式公開買付け(TOB)が実施され、同社の子会社化 | |||||
| 2026年4月 | 4 | −2 | −2 | −50.0 | −2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年4月期
売上高4億円のうち、営業利益として残るのは-2億円で-50.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2億円、売上の-50.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金50.0%2億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金75.0%3億円
- その他の費用持分法損益などの調整25.0%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-50.0%-2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2026年4月期は営業CFが−1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は5億円で、売上の15.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年4月 | −1 | 0 | 0 | −1 | 1 |
| 2023年4月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
| 2024年4月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 2025年4月 | −2 | 0 | 1 | −2 | 0 |
| 2026年4月 | −1 | 0 | 5 | −1 | 5 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 8期分
2026年4月期の総資産は6億円。このうち返さなくてよい自己資本が5億円で、自己資本比率は86.7%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 1 | 1 | 0 | 47.6 |
| 2020年4月 | 2 | 2 | 0 | 70.3 |
| 2021年4月 | 3 | 2 | 1 | 63.7 |
| 2022年4月 | 2 | 1 | 1 | 40.4 |
| 2023年4月 | 4 | 2 | 2 | 46.3 |
| 2024年4月 | 5 | 3 | 2 | 64.0 |
| 2025年4月 | 2 | 1 | 1 | 61.6 |
| 2026年4月 | 6 | 5 | 1 | 86.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中31位あたり、逆に低いのは営業利益率で605社中600位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥322で、1年前と比べて-51.2%。過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 13.1倍 |
| PBR | 2.95倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月13日終値は329円で前日比-2.37%と反落。直近1ヶ月では+6.82%と上昇していますが、年初来では-45.35%と大幅安の状況です。25日移動平均線(324円)を約1.5%上回り、75日線(324円)もほぼ同水準にありますが、200日線(396円)は大きく下回っており、中長期の下降トレンドが続いています。52週高値713円からは約53.9%下落、52週安値298円からは約10.4%上昇。出来高は8月4日に361100株まで急増した後、8月13日には4700株まで減少しており、投機的な動きが一服しています。RSIは53.9と中立ですが、ボラティリティの高さには注意が必要です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)。
PERは実績が不明だが、予想PERは13.4倍と同業界平均の30.56倍を大きく下回る。PBRは3.02倍と平均の3.57倍を下回るが、ROEは51.42%と非常に高く、収益性は優れる。無配当で配当利回りは0%と、株主還元が乏しい。直近の業績は赤字で悪化しており、割安感はあるが、業績の悪化が懸念される。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 13.1倍 | — |
| PBR | 2.95倍 | 2.96倍 |
| ROE | 51.4% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
教育のデジタル化で市場拡大が期待されるが、直近の業績は大幅悪化。強気派はオンライン学習需要の長期的な成長性を評価し、反転の可能性に注目。弱気派は収益の急減と赤字拡大を懸念し、事業の持続可能性に疑問を投げかける。
- オンライン教育の成長
学習のデジタル化で市場は拡大しており、中長期の需要が見込める。
- 高いROE
過去のROEは高く、少ない資本で利益を生む体質。
- 低い時価総額
時価総額11億円と小さく、成長すれば上昇余地が大きい。
- 2026年4月期は営業赤字が3億円から2億円に縮小2026年4月期影響中
営業利益率-100%→-50%、赤字幅1億円改善
- 売上高4億円へ前期比33%の回復2026年4月期影響中
売上高3→4億円、増収で赤字縮小に寄与
- 予想PER13.4倍は黒字転換前提の期待決算発表後影響弱
時価総額11億円、予想PER13.4倍は市場が来期黒字を織り込む
- 株価45.35%下落後の自律反発余地不定影響弱
下落率45.35%、売られ過ぎ感が強く反発の可能性
- 売上の急減
最新期の売上は前期比半減、営業赤字に転落し、事業が縮小。
- 競争の激化
無料の学習アプリや大手塾のオンライン進出で差別化困難。
- 株価の低迷
1年で-45%と大きく下落し、市場の信頼を失っている。
- 売上高が6億円から3億円へ半減した反動2025年4月期影響中
前期比50%減収、事業立て直しに時間を要する
- 純利益が2期連続で赤字2026年4月期影響強
純利益-3→-2億円、黒字転換時期が不透明
- 無配当で株主還元ができない通年影響弱
配当利回り0%、投資家の選別対象になりやすい
- PBR3.02倍と資産価値対比で割高継続影響弱
PBR3.02倍、赤字継続なら評価がさらに低下する
- 売上高
- 業績悪化の回復度合いを示す最重要指標。
- 会員数・受講者数
- 売上変動の主要因で、需要動向を反映。
- 解約率
- 顧客定着度が収益の安定に直結。
株主
有価証券報告書より
2026年4月期末の株主数は延べ1,018人。区分でいちばん多いのは個人・その他で54.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.7%を占め、残る62.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年4月% | 2025年4月% | 2026年4月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 62.4 | 88.6 | 54.4 |
| 事業法人 | 37.6 | 3.3 | 37.7 |
| 証券会社 | — | 6.7 | 5.2 |
| 外国法人 | — | 1.2 | 2.6 |
| 外国人個人 | — | 0.2 | 0.2 |
| 金融機関 | — | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | いなよしキャピタルパートナーズ株式会社 | 33.35 |
| 02 | 廣政 愁一 | 23.71 |
| 03 | K&Pパートナーズ2号投資事業有限責任組合 | 11.93 |
| 04 | K&Pパートナーズ3号投資事業有限責任組合 | 4.01 |
| 05 | 株式会社SBI証券 | 2.63 |
| 06 | 株式会社HR | 2.17 |
| 07 | 共同印刷株式会社 | 2.05 |
| 08 | J.P.MORGAN SECURITIES PLC(JPモルガン証券株式会社) | 1.77 |
| 09 | 楽天証券株式会社 | 1.66 |
| 10 | 星野 惠美子 | 1.36 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-08NOVAホールディングス株式会社 代表取締役 稲吉正樹新規の大量保有報告51.63%
- 2026-06-11NOVAホールディングス株式会社 代表取締役 稲吉正樹新規の大量保有報告51.63%+33.35pt
- 2026-06-11いなよしキャピタルパートナーズ株式会社 代表取締役 稲吉正樹新規の大量保有報告0.00%-33.35pt
- 2026-06-04K&Pパートナーズ株式会社新規の大量保有報告9.94%-6.01pt
- 2026-06-04NOVAホールディングス株式会社 代表取締役 稲吉正樹新規の大量保有報告18.28%+18.28pt
- 2026-06-04いなよしキャピタルパートナーズ株式会社 代表取締役 稲吉正樹新規の大量保有報告33.35%
- 2026-06-01廣政 愁一新規の大量保有報告12.03%-12.20pt
- 2026-05-08K&Pパートナーズ株式会社新規の大量保有報告15.95%-8.44pt
- 2026-05-07NOVAホールディングス株式会社 代表取締役 稲吉正樹新規の大量保有報告0.00%-33.38pt
- 2026-05-07いなよしキャピタルパートナーズ株式会社 代表取締役 稲吉正樹変更報告33.38%
- 2026-05-07いなよしキャピタルパートナーズ株式会社 代表取締役 稲吉正樹新規の大量保有報告33.35%-0.03pt
- 2026-04-30廣政 愁一変更報告36.65%-2.25pt
- 2026-04-30廣政 愁一新規の大量保有報告24.23%-12.42pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 8期分
1株利益は8期で−985%、1株純資産は3期で+12%。直近期のROEは51.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% |
|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 6 | — | 19.4 |
| 2020年4月 | 2 | — | 4.0 |
| 2021年4月 | 2 | — | 2.3 |
| 2022年4月 | −29 | — | — |
| 2023年4月 | 45 | — | 75.0 |
| 2024年4月 | 57 | 140 | 51.4 |
| 2025年4月 | −142 | 60 | — |
| 2026年4月 | −55 | 157 | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/4期の役員報酬は総額49百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 廣政愁一 | 代表取締役 社長 | 59 | 390,200 |
| 杉浦久恵 | 取締役 管理部長兼 総務課長 | 42 | — |
| 鈴木健一 | 取締役 | 52 | 37,500 |
| 平林明日樹 | 取締役 営業部長兼 営業1課長 | 41 | — |
| 隈井恭子 | 取締役 | 50 | — |
| 小野誉之 | 取締役 監査等委員 | 61 | — |
| 石塚亮平 | 取締役 監査等委員 | 46 | — |
| 大西ひとみ | 取締役 監査等委員 | 36 | — |
| 森光直代 | 取締役 | 64 | — |
| 亀山菜美子 | 取締役 監査等委員 | 44 | — |
役員報酬の内訳2026/4期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 43 | 43 | 9 |
| 社外取締役 | 3 | 3 | 3 | 1 |
| 社外監査役 | 3 | 3 | 3 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/4期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容9,309字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,392字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク12,818字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,084字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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