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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

D&Mカンパニー

189A · Growth · サービス業

医療・介護事業者向けに、資金支援、コンサルティング、人材サービスをワンストップで提供する経営サポート企業。

概要

D&Mカンパニーは2015年設立の医療・介護事業者向け経営サポート企業。診療報酬債権買取による資金支援、コンサルティング、人材紹介・派遣をワンストップで提供する。2024年6月に東証グロース市場へ上場。2025年5月期の売上高は15億円、連結従業員は66名。

当社と2つの連結子会社で構成されるグループ

当社グループは、持株会社体制を取らず、当社(D&Mカンパニー)と連結子会社2社で構成される。子会社は人材事業を担う株式会社D&Mキャリアと、リース・貸金業を行う株式会社D&Mパートナーズである。かつては個人向け割賦債権買取の子会社を持っていたが、2021年に医療関係事業への集中を図り全株式を売却した。本社は大阪市北区にあり、2022年に開設した東京オフィスを加えた2拠点体制で事業を展開する。

三つのサービスを融合するワンストップ支援

事業は「F&I(ファイナンス&インベストメント)」「C&Br(コンサルティング&ビジネスリノベーション)」「HR&OS(人材&アウトソーシング)」の3本柱で構成される。まずコンサルティングで顧客の課題を抽出し、その解決に必要な資金支援・人材紹介・業務代行を組み合わせて提供する点が特徴である。単一のサービスだけでなく、複合的に提供することで顧客の経営改善を促すビジネスモデルを取る。

医療・介護事業者を取り巻く厳しい経営環境

主要顧客は医療機関と介護施設である。診療・介護報酬は公定価格であり、物価高騰や賃上げへの迅速な反映が難しい。赤字法人はキャッシュフロー改善が急務で、コロナ特別融資の返済開始も追い打ちをかける。こうした環境下で、債権買取による資金支援や経営コンサルティング、人材確保のニーズが高まっている。当社グループは2025年5月期末時点で178社(うち債権買取78社)と取引する。

株式上場で調達した資金の活用方針

2024年6月の上場により、資本金と資本準備金がそれぞれ3億1788万円増加した。調達資金は主に債権買取の原資拡大とコンサルティング人材の増強に充てる方針である。中長期的には金融商品取引業者登録や不動産特定共同事業者許可を取得し、金融機関に依存しない独自の資金調達手段を開拓する計画である。また、医療・介護業界のM&Aや事業承継支援にも注力する。

業界の中での役割は医療・介護向け経営コンサルティング・金融サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
16億円
営業利益
3億円
営業利益率
18.8%
純利益
2億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01医療機関主力

診療報酬債権の買取による資金支援、コンサルティング、人材紹介・派遣などのサービスを複合的に提供し、医療機関の経営改善を支援する。

主要顧客医療機関

主な製品・サービス3
診療報酬債権買取サービス
医療機関が持つ診療報酬債権を買い取り、資金を提供するサービス。将来債権も買い取ることで継続的な資金支援が可能。
医療機器リース
医療用機器等の導入を支援するリースサービス。
経営コンサルティング
経営診断、コスト削減提案など、経営改善を目的としたコンサルティングを提供。

02介護施設準主力

介護報酬債権の買取や、介護事業者向けのコンサルティング、人材紹介・派遣、アウトソーシングを提供。介護経営の安定を支援する。

主要顧客介護施設

主な製品・サービス2
介護報酬債権買取サービス
介護施設の報酬債権を買い取り、資金提供を行う。
介護人材紹介
介護施設向けに経営層・管理者人材の紹介を行う。

製品と技術

将来債権の買取に特徴がある診療報酬債権買取サービス

F&Iサービスの核は診療・介護報酬債権の買取である。一般的なファクタリングは確定債権(約2ヶ月分)に限られるが、当社は将来発生する債権も買い取る点が異なる。大手金融機関出身者や医療コンサルタントの目利きを活かし、事業の持続可能性や再生可能性を見極めた上で、月間買取金額を設定する。2025年5月末時点の買取債権残高74億円のうち、将来債権の割合は60.6%に達する。資金需要に合わせて買取月数を柔軟に設定できるため、顧客の経営改善に合わせた資金提供が可能である。

経営診断からハンズオンまで行うコンサルティング

C&Brサービスは、主に債権買取先の事業者に対して経営改善コンサルティングを提供する。規模や立地から自力での改善が困難なケースでは、理事会へのオブザーバー参加、業績チェック、経費支払権限の整備、取引先との価格交渉など、いわゆる「ハンズオン」支援を行う。コンサルティングのみの事業者も存在するが、当社は資金・人材とセットで提供する点が特徴である。2025年5月期のC&Br売上高は3億9712万円で、前期比25.8%増加した。

人材紹介・派遣とアウトソーシングを一体化

HR&OSサービスは子会社D&Mキャリアが担う。有料職業紹介事業と労働者派遣事業に加え、調剤薬局の業務オペレーション代行などのアウトソーシングも手掛ける。特に外国人人材の紹介では、生活支援の受託が可能な「登録支援機関」としての登録を活かし、特定技能外国人を中心に紹介を拡大している。債権買取先の事業者とはコンサルティングを通じて潜在的な人材ニーズを把握できるため、付加価値の高いマッチングが可能とされる。同事業の2025年5月期売上高は3億5291万円で、前期比43.9%の伸びを示した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

人材派遣で高収益、規模は小さいが効率重視

人材派遣・紹介事業を手掛けるサービス企業で、売上高16億円と小規模だが、営業利益率は18%超と非常に高い収益性を誇る。同業のジンジブやイシンなどと競合するが、特定業種への特化や高付加価値サービスで収益を確保。小規模ゆえに機動的な運営が可能で、高収益体質。今後の成長には人材確保と事業拡大が鍵。

強み

  • 営業利益率が常に18%以上と高水準で、優れた収益構造を持つ。
  • 小規模組織で効率的に事業を運営し、高い生産性を実現。
  • 特定の職種や業界に特化し、専門性の高い人材サービスを提供。
  • 売上高は増加傾向にあり、安定した成長を示している。

課題

  • 売上高16億円と小規模で、市場での存在感が限定的。
  • 市場の需要に応える人材の確保が課題となる可能性。
  • 人材業界は競争が激しく、差別化の維持が難しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がD&Mカンパニー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
1246Aアスア25億円28.8倍
22687シー・ヴイ・エス・ベイエリア25億円
3288Aラクサス・テクノロジーズ25億円25.1倍
4189AD&Mカンパニー24億円10.8倍
54766ピーエイ24億円22.9倍
67043アルー24億円8.1倍
79760進学会ホールディングス24億円
89242メディア総研24億円11.3倍
9157Aグリーンモンスター24億円
104650SDエンターテイメント24億円11.2倍
116548旅工房24億円15.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 15件

診療報酬債権買取事業からスタートした2015年

2015年11月、大阪市中央区に資本金3000万円で株式会社D&Mカンパニーを設立した。当初の事業目的は診療・介護報酬債権等の買取である。医療機関が保険者に対して持つ債権を買い取り、手数料を得るモデルで、創業から間もなく事業を開始した。

貸金業開始と子会社設立による事業拡大(2017~2020年)

2017年8月に当社で貸金業を開始。2018年4月には個人向け自社割賦債権買取を目的に株式会社コンフィアンスを設立した。2019年7月には人材事業を目的とした株式会社クロステラ(現D&Mキャリア)を設立し、同年12月に有料職業紹介事業を開始。2020年1月にはコンフィアンスでも貸金業を開始し、同年12月にはリース・コンサルティング業務を担うD&Mパートナーズを設立するなど、グループの事業領域を急速に拡大した。

医療関連事業への集中と子会社売却(2021年)

2021年1月、クロステラをD&Mキャリアに社名変更し、有料職業紹介事業と労働者派遣事業を本格化させた。しかし同年2月、医療関係事業へ経営資源を集中させる方針から、コンフィアンスの全株式を売却した。個人向け割賦債権買取事業から撤退し、医療・介護事業者向けのサービスに特化する選択である。

新たな収益の柱としてリース事業を開始(2021年)

2021年6月、D&Mパートナーズが貸金業に加えて高度管理医療機器等販売業・貸与業を開始した。医療機関へのリース提供により、債権買取に依存しない収益源を確保する狙いがある。同年には当社の債権買取サービスも拡大し、グループ全体の事業基盤が一段と強化された。

東京オフィス開設と上場準備の進展(2022~2024年)

2022年10月、東京都千代田区に東京オフィスを開設した。関東圏の医療・介護事業者への営業拠点として機能させる。その後、2024年6月に東京証券取引所グロース市場へ株式を上場。上場に伴い新株を発行し、約6億円の資金を調達した。同年12月には本店を大阪市北区に移転し、現在の所在地となっている。

年表15件を開く

2010年代

  • 2015年11月創業大阪府大阪市中央区に診療・介護報酬債権等買取事業を目的として、株式会社D&Mカンパニー(資本金30,000千円)(以下、「当社」という。)を設立
  • 2017年8月当社にて、貸金業を開始
  • 2018年4月創業個人向自社割賦債権買取事業を目的として株式会社コンフィアンスを設立
  • 2019年7月人材事業を目的として株式会社クロステラ(現・連結子会社株式会社D&Mキャリア)を設立
  • 2019年12月当社にて、有料職業紹介事業を開始

2020年代

  • 2020年1月株式会社コンフィアンスにて、貸金業を開始
  • 2020年12月債権の買取り及び管理業、経営コンサルティング業務、各種動産のリース、賃貸借、売買(割 賦販売を含む)及び保守管理を目的として、現・連結子会社株式会社D&Mパートナーズを設立
  • 2021年1月商号変更株式会社クロステラの社名を株式会社D&Mキャリアに変更し、有料職業紹介事業及び労働者派遣事業を開始
  • 2021年2月医療関係事業へ経営資源を集中させるため、株式会社コンフィアンスの全株式を売却
  • 2021年6月株式会社D&Mパートナーズにて、貸金業を開始
  • 2021年6月株式会社D&Mパートナーズにて、高度管理医療機器等販売業・貸与業を開始
  • 2022年10月東京都千代田区に東京オフィスを開設
  • 2024年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2024年12月本店を大阪府大阪市北区に移転
  • 2026年4月当社にて、不動産活用型支援を開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    複合サービスによる取引深耕

    債権買取を基盤にコンサルティングや人材支援を組み合わせ、同一先に複数サービスを提供し顧客単価を向上させる。取引ネットワークをプラットフォーム化し、サービス間の移行を促進する。

  2. 02

    独自資金調達手段の開拓

    金融商品取引業者登録や不動産特定共同事業者許可を取得し、金融機関に依存しない独自の資金調達を進める。ソーシャルレンディング等のファンド組成も積極化する。

  3. 03

    M&A支援の強化

    債権買取による資金支援とM&A支援を組み合わせ、事業者と同じ目線で再編を支援する。単なる仲介でなく「同じ船」に乗る形でサポートする。

  4. 04

    外国人就労支援の拡充

    海外の現地機関と提携し、事前学習を施した人材を介護施設に紹介する。生活支援も併せて行い、人手不足の介護業界に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で68人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は555万円で、2期前と比べて7.2%平均年齢は47.5歳、平均勤続年数は1.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2024年5月59951.72.531968
2025年5月44046.01.366455
2026年5月55547.51.968441

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
賃貸土地 — 宮城県黒川郡大和町214百万円
本社 — 大阪市北区46百万円
東京 オフィス — 東京都千代田区15百万円
本社 — 大阪市 北区6百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱D&Mパートナーズ
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱D&Mキャリア(注)2
    大阪市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は16億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.7%、利益が+0.0%。

売上高
+6.7%
16億円
営業利益
+0.0%
3億円
純利益
+0.0%
2億円
営業利益率
18.8%
前期比 -1.3%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高20億円16億円
営業利益4億円3億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

半期ごとの推移

4期分

直近は2026年下期で、売上は7億円、営業利益は2億円。前年の2025年下期と比べると、売上は+0.0%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2025年上期8225.01
2025年下期7114.31
2026年上期9111.11
2026年下期7228.61

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2020年5月期からの7期で、売上は6億円から16億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は18.8%。売上は6期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
債権の買取り及び管理業、経営コンサルティング業務、各種動産のリース、賃貸借、売買(割 賦販売を含む)及び保守管理を目的として、現・連結子会社株式会社D&Mパートナーズを設立
2020年5月611
株式会社クロステラの社名を株式会社D&Mキャリアに変更し、有料職業紹介事業及び労働者派遣事業を開始
2021年5月743
東京都千代田区に東京オフィスを開設
2022年5月921
2023年5月1132
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2024年5月123325.02
2025年5月153320.02
2026年5月163318.82

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高16億円のうち、営業利益として残るのは3億円18.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の12.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金43.8%7億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.5%6億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.8%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
56.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+11.2pt
18.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.5pt
12.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.9pt
9.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2026年5月期は営業CFが−8億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−9億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は6億円で、売上の4.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2022年5月90−1296
2023年5月−22022−226
2024年5月−805−83
2025年5月−1−13−25
2026年5月−8−111−96

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2026年5月期の総資産は106億円。このうち返さなくてよい自己資本が23億円で、自己資本比率は22.1%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2020年5月623594.3
2021年5月6785912.3
2022年5月5694716.6
2023年5月81117013.6
2024年5月88137514.5
2025年5月93217222.8
2026年5月106238322.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
6億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
14億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
83億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
45
/ 100
安定性自己資本比率15 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中77位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中497位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.9%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
18.8%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
22.1%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,015で、1年前と比べて+9.4%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥1,015-0.1%1ヶ月+2.1%1年+9.4%時価総額24億円
過去52週の値幅
安値¥881高値¥1,500

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.8倍
PER (会社予想)9.5倍
PBR0.99倍
配当利回り1.97%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日移動平均線(987円)を上回り、75日線(949円)も上回る堅調さです。1ヶ月で+3.2%、1年でも+8.8%上昇しています。ただし52週高値1500円からは-33.4%と大きく乖離しており、戻り途上にあります。RSIは64.8と買われ過ぎ圏手前で、7/31の出来高2,500株は低調です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 10.6倍は業界平均の22.5倍を大きく下回り、PBR 0.98倍も同平均の3.17倍を下回る。ROE 13%と収益性は良好で、予想PER 9.4倍と一層割安感が強い。配当利回り2.0%は業界平均2.73%を下回るが、利益成長が見込まれるため今後の増配余地がある。売上高は増加傾向で、営業利益率は20%前後と高水準を維持している。割安ではあるが配当面での魅力は相対的に弱い。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.8倍23.4倍
PER (予想)9.5倍
PBR0.99倍3.51倍
ROE9.9%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

リフォーム市場の安定成長と、低いバリュエーションが強気材料。一方、売上成長の鈍化や利益率の低下、住宅市場の低迷による受注減が弱気材料。新規事業である中古住宅流通の成長がカギ。

プラスに働く材料7
  • 市場の安定成長

    住宅ストックの増加でリフォーム需要は底堅く、安定的な成長が見込める

  • 割安な評価

    PER10.6倍、PBR0.98倍と純資産を下回る水準で割安感がある

  • ROEの高さ

    ROE13%と資本効率が高く、株主価値の向上に貢献

  • PBR0.98倍と1倍割れの割安水準継続影響

    PBR0.98倍と解散価値近辺。下値リスクが限定的

  • 予想PER9.4倍と実績PER10.65倍から改善決算発表後影響

    フォワードPER9.4倍。成長を織り込んでもなお割安

  • 売上高が12→15→16億円と3期連続増収2026年5月期影響

    売上高16億円。増収基調が続く

  • ROE13%と資本効率が高い継続影響

    ROE13%はPBR0.98倍の割安感をサポート

マイナスに働く材料7
  • 売上成長の鈍化

    FY26予想売上高は前期比6.7%増と勢いが弱まる

  • 利益率の低下

    営業利益率がFY25の20%からFY26に18.8%へ低下見通し

  • 住宅市況の逆風

    新築着工減少や金利上昇が、リフォーム需要に悪影響を及ぼす可能性

  • 営業利益が3億円で3期横ばい2026年5月期影響

    営業利益は3億円のまま。増収が増益に結びつかない

  • 営業利益率が25%→18.75%へ低下2026年5月期影響

    営業利益率は6.25ポイント低下。コスト増が収益を圧迫

  • 配当利回り2%とインカム面で脆弱継続影響

    配当利回り2%台。株主還元の魅力は限定的

  • 時価総額23億円と極小規模で流動性リスク継続影響

    時価総額23億円。大口売買で株価が変動しやすい

次の決算で確かめる点
受注高
リフォーム需要の変動を測るために重要
売上総利益率
工事原価の上昇が利益を圧迫していないか確認するため
中古住宅関連売上
新規事業の成長が業績に寄与しているかを判断するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20いまの株価に対する利回りは1.97%。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
1.97%
いまの株価に対して
配当性向
25.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ1,036人。区分でいちばん多いのは事業法人47.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.9%を占め、残る50.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2024年5月%2025年5月%2026年5月%
事業法人66.042.847.2
個人・その他30.045.441.8
証券会社3.04.5
外国法人6.03.8
金融機関4.02.82.8
外国人個人0.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社YSY34.53
02松井 信博5.23
03松下 明義4.56
04上田八木短資株式会社4.32
05イノベーション・エンジンPOC第2投資事業有限責任組合3.60
06松井 太3.45
07株式会社くすりの窓口3.16
08大阪商工信用金庫2.68
09ナカザワホールディングス株式会社2.16
10NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)1.80

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-19
    志村 英樹
    新規の大量保有報告
    0.77%
    -4.96pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で−100%、1株純資産は7期で−100%。直近期のROEは9.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2020年5月159,295415,72345.16.3
2021年5月482,9361,066,12458.82.1
2022年5月9561116.84.4
2023年5月11271816.85.5
2024年5月11682914.95.0
2025年5月9993513.09.322.9
2026年5月971,0129.99.625.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/5期の役員報酬は総額110百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
松下明義代表取締役 社長59105,700
藤井幹正専務取締役7834,800
南浦佳孝取締役509,300
衣川雄明取締役59500
松吉三郎取締役82
喜田仁志監査役(常勤)67700
田川裕一監査役58400
寺田明日香監査役52400

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)48289023
社外取締役420205

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,372字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社2社で構成されており、医療機関等に対する経営サポート事業を営んでおります。私たちの理念は「社会課題を解決し、人の願いを叶える」であり、安心できる医療、穏やかな老後を暮らせる福祉、子供から老人まで全ての世代が夢を持って生きられる仕組みを創り、より素晴らしい社会・世界の実現に貢献することを追求しています。事業を構成する主要なサービスは①F&I(ファイナンス&インベストメント)、②C&Br(コンサルティング&ビジネスリノベーション)、③HR&OS(人材&アウトソーシング)の3つのサービスであり、複合的に医療機関等に提供することにより事業展開しております。当社グループの特徴は、先ずはコンサルティングを行うことで、顧客の課題と問題点をあぶり出し、その解決策を実行するために、これら3つのサービスを融合して提供することであります。 事業系統図は次のとおりであります。 ※社会保険診療報酬支払基金、国民健康保険団体連合会 (1)F&Iサービス 当サービスは、①診療・介護報酬債権等譲渡に基づく資金支援、②各種動産のリース、③不動産活用型支援で構成されております。 ① 診療・介護報酬債権等譲渡に基づく資金支援サービス 当社は、診療・介護報酬債権等買取サービスを提供しています。医療機関・介護施設等(以下、「事業者等」という。)が、国民健康保険、社会保険及び介護保険(以下、総称して「保険者」という。)に対して有する債権について、既に医療・介護サービス提供が終了し、診療・介護報酬請求行為も終了した債権又は医療・介護サービス提供は完了しているものの、診療・介護報酬請求行為が未了の債権(以下、「確定債権」という。)及び、事業を継続することで将来発生する見込みの債権(以下、「将来債権」という。)のうち、あらかじめ定めた月あたりの買取債権金額分(以下、「月間買取金額」という。)を買取り、事業者等から手数料を受領しております。 毎月、保険者から、当該月の保険報酬総額が当社に入金され、そこから当社が買取った月間買取金額を控除します。この残金に加え、新たに将来債権の中から、1ヶ月分の月間買取金額を買取り、残金と合わせて事業者等に支払います。これらの債権買取を継続することで、事業者等の必要な資金を継続的に支援しております。一般的に、債権買取はすでに確定したものを買取るため、事業者等の資金需要に関係なく、確定債権(約2ヶ月)に限定されますが、当社グループが抱える大手金融機関出身者や医療コンサルタントらの目利きと経験を活かすことで、事業者等が行う事業に地域インフラとして必要性や持続可能性があるか、また事業者等の再生が可能か等を見極め、積極的に将来債権を買取る点が、当社の特徴です。 また当社は、事業者等の資金需要に合わせて債権の買取月数を柔軟に設定するところに特徴があります。 当社は、事業者等の資金需要状況に応じた形で債権の買取月数を検討しますので、顧客の経営改善に向けた資金需要の潜在ニーズにも柔軟に対応できることから、付加価値のある資金提供が可能となる点で顧客への訴求力があります。なお、2026年5月末時点での買取債権残高(8,746,405千円)に占める将来債権の割合は57.1%であります。 ② 各種動産のリース 当社グループは、事業者等の医療用機器等の導入に対して、リースサービスを提供しております。事業者等のリース利用に際しては、コンサルティングをベースとした経営のトータルサポートの一環として、導入当初の資金負担の軽減、費用の平準化、固定資産保有による事務負担の軽減等の効率化支援を目的として事業者等に適切な条件(導入物件・契約期間・決算内容など)を提案いたします。 ③ 不動産活用型支援 医療法人や介護・障がい福祉事業者の事業継続・事業展開を支援する手段として、当社が不動産を取得し、賃貸等の方法により活用する支援を行ってまいります。また、必要に応じて当社の既存サービスである資金支援、経営コンサルティング、人材支援等を組み合わせることで、事業者の経営課題に対して複合的な支援を提供してまいります。 (2)C&Brサービス 当サービスは経営診断、コスト削減コンサルティング等で構成されております。 当社グループは、主に当社が診療・介護報酬債権等買取を行っている事業者等に対し、債権買取のみを行うのではなく、経営改善を目的としてコンサルティングを実施しております。規模や立地において、経営改善が相当困難な事業者においては、事業再生における「ハンズオン」に相当する経営サポートを行い、事業者等と同じ目線に立ち、コスト削減提案や種々の交渉等への積極的関与など業績改善を図るものです。 具体的には、理事会等へのオブザーバーとしての参加、業績状況のチェックと改善策の進捗状況の確認、経費支払の権限整備や取引業者との価格交渉等に積極的に関与することなどです。 なお、コンサルティングの内容は改善施策を実行するうえでの難易度に応じ、柔軟に対応しております。債権買取のみを行う事業者やコンサルティングのみを行う事業者は多くあり、個別にサービスを受けることも可能ですが、当社グループでは、経営改善を行うために真に必要な改善策とそれを推進するための資金・人材・情報提供をワンストップで行うことで、顧客と二人三脚で早期の経営改善を目指せることが特徴であります。 (3)HR&OSサービス 当サービスは、①医療・介護事業者の、主に経営層や管理者人材の紹介、②医療・介護事業者の、主に事務系やヘルパー系人材派遣及び③医療・介護事業者からのアウトソーシングの受託で構成されております。 ① 人材紹介 株式会社D&Mキャリアは、「職業安定法」に基づき有料職業紹介事業を行っております。 医療・介護業界への経営層や管理者・事務系業務の転職希望者に対して、自社が運営する登録サイト、インターネット広告、SNS発信等を通じて広く募集を行っており、これら転職希望者と求人事業者等とのマッチングを図るサービスを提供しております。ご紹介に際しては、コンサルタントが転職希望者のキャリアプランや希望条件等を伺うとともに、求人事業者等に対し求人像や採用条件等につきよくヒアリングを行い、両者にとって最良のマッチングをめざしています。そして採用が決定した際、求人事業者等より紹介手数料を受領いたします。 また外国人人材を紹介した際は、受入れ先では外国人の生活支援も必要になります。この場合、外部への委託を行うケースが大半で、生活支援を受託する業者は登録支援機関であることが必要です。株式会社D&Mキャリアは、登録支援機関としての登録を受けていることから、外国人人材紹介に伴い多くのケースで生活支援の業務も受託しております。 当社グループでは、特に診療・介護報酬債権等買取取引先においては、コンサルティングや経営層とのヒアリングにより経営改善に必要な潜在的人材ニーズを把握できることから、付加価値の高い人材提供が可能である点が特徴であります。 ② 人材派遣 株式会社D&Mキャリアは、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」に基づき、人材派遣事業を行っております。 自社が運営する登録サイト、インターネット広告、SNS発信等を通じて求職者を広く募集し、派遣就業希望者を登録しております。これらの登録者の中から、依頼事業者等の依頼内容に適した人材を選び、依頼事業者等との間で労働者派遣契約を締結するとともに、登録者との間でも期間を定めた雇用契約を締結したうえで、依頼事業者等へ人材を派遣しております。 ③ アウトソーシング 株式会社D&Mキャリアは、人材事業との親和性も高いことから、医療機関や介護事業者等の業務効率化をサポートするため、経理や労務管理業務領域でのアウトソーシングサービスを提供しており、登録スタッフを活用することで積極的にこれらの受託サービスを展開しております。また、当社においても、調剤薬局の業務オペレーション等のアウトソーシングサービスを提供しております。
経営方針・対処すべき課題4,448字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社グループは、事業を通して、安心できる医療、穏やかな老後を暮らせる福祉、子供から老人まで全ての世代が夢を持って生きられる仕組みを創り、より素晴らしい社会・世界の実現に貢献すべく、「社会課題を解決し、人の願いを叶える」を経営理念に据え、診療報酬債権等譲渡契約等に基づく資金支援と経営サポート、人材支援等の事業展開を行っております。これらの事業を通じて「お客様、投資家、私たち、そして社会」にとって、何が「四方良し」かを考え抜き行動することを事業運営の方針として、既存及び潜在的取引先の持続的成長に貢献しつつ、当社グループのさらなる事業拡大を推進していきたいと考えております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、医療機関等に対する経営サポート事業の単一セグメントであり、セグメントを構成する主要なサービスは「F&I(ファイナンス&インベストメント)」、「C&Br(コンサルティング&ビジネスリノベーション)」、「HR&OS(人材サービス&アウトソーシング)」で構成され、「F&Iサービス」は、主に診療・介護報酬債権等買取やリース、「C&Brサービス」は、主に経営コンサルティングやコスト削減提案、「HR&OSサービス」は、主に人材の派遣や紹介、外国人就労支援、アウトソーシングサービスを行っております。特に経営コンサルティングと診療報酬債権等譲渡に基づく資金支援(以下、「債権買取」という。)による売上拡大は、収益への寄与度が大きく、債権買取を維持するためにも、経済環境の変事抵抗力を高めることは重要であると考えております。 一方、個々の医療機関等に対しては、経営改善の進展に伴い「F&Iサービス」から「C&Brサービス」「HR&OSサービス」に移行させていくことも重要であると考えており、継続的に事業発展するためには債権買取の拡大に併せ3つのサービスをバランスよく推進することを重視しております。 以上から、事業拡大を図るため「売上高の対前年増加率」、「経常利益の対前年増加率」、「取引社数(全取引社数・債権買取社数)の対前年増加率」及び「投資資産残高の対前年増加率」の4項目を成長性指標とし、投資効率の向上と変事抵抗力のバランスを図るため「営業利益率」を収益性指標として、「自己資本比率」を安全性指標として、それぞれ重要な経営指標と捉えております。 (3) 中・長期的な経営戦略 当社グループの主要取引対象先である医療・介護事業者の経営環境は厳しく、国家予算に占める社会保障費の伸びを抑える目的で継続される診療・介護報酬の見直しに伴い、抜本的な構造改革や制度変更に対応する不断の努力が必要となっていることから、中・長期的にはM&Aによる事業再編のニーズも、ますます高まるものと当社は判断しております。 当社グループは、診療・介護報酬債権等買取を基礎として拡大する医療・介護事業者との取引ネットワークを、当社事業におけるプラットフォームとし、それに対しコンサルティング等を通じ市場が求めている課題やニーズをさらに深掘りし、それらに対応したサービスを拡充してまいります。特に、M&Aニーズに対し、単なるM&A仲介者という立場に留まらず、債権買取を中心とした資金支援とともにM&A支援を行うことで、事業者等と同じ目線に立ち、まさに「同じ船」に乗って事業再編支援を行ってまいります。 これらにより、同一取引先に複数サービスを提供する機会を増やし、顧客単価を上げることで、当社グループの収益力の強化に努め、中長期的な安定成長の実現を目指してまいります。また、当社グループのビジネスは外部環境の影響を相応に受ける構造であることから、外部環境や外部組織への依存度を低下させるべく独自で完結できるビジネスモデルへと移行したいと考えております。具体的には次のとおりです。 「F&Iサービス」・「C&Brサービス」 株式上場により、資本・負債両面での資金調達力を高め、現サービスの増強に併せ、経営再生のための債権買取を中心とした投資額とコンサルティングクオリティを一段とレベルアップし、さらに金融商品取引業者登録、不動産特定共同事業者許可を取得し、金融機関に依存しない、当社独自での資金調達手段の開拓を進めます。 これにより、事業プラットフォームをより強固なものとし、それを活用し顧客の求める様々なサービスを提供することで、投資家と医療・介護事業者を金融でつなぎ、日本の医療体制のさらなる強化を支援していきたいと考えております。 加えて、株式上場を機に向上が見込まれる知名度・社会的信用力を活用し、コンサルティング人材の増強を図り、採用と教育への投資を行っていきたいと考えております。 それにより、医療・介護業界におけるM&Aや事業承継の推進を考えております。 「HR&OSサービス」 現サービスの増強に併せ、外国人人材就労支援の飛躍的な増強を図りたいと考えております。 昨今、特に介護業界において人手不足問題は喫緊の課題となっております。現在のサービスに加え、海外の現地へ人材を送出し関係機関や学校と提携し、業務内容と海外での生活や文化においての事前学習を施し、円滑にかつニーズに合った人材を介護施設に紹介し、併せて生活支援事業も行っていきたいと考えております。 (4) 短期的な経営戦略 当社グループは、当連結会計年度において195社(うち債権買取社数99社)と取引しておりますが、さらに多くの医療・介護事業者のニーズに応えるため、経営診断、コンサルティングを通じ経営者とともに再建計画を策定・実施する中で、必要に応じ診療・介護報酬債権等買取による資金供給を中心に、新規顧客を獲得し、その顧客群を事業プラットフォームと位置づけ、より強固なものにすることにフォーカスし、取り組んで参ります。 「F&Iサービス」・「C&Brサービス」 既存顧客へのコンサルティングを通じて把握した再建に必要な資金の供給と、顧客ネットワークや提携金融機関、取引先等からの紹介、医療関連団体への会員参画、WEB戦略等による新規顧客の拡大を図ります。 特に債権買取での顧客は、C&BrサービスやHR&OSサービスの取引に発展するケースも多く、中長期的な戦略とする複合取引の拡大への種まきを確実に推進してまいります。 顧客に対する財務戦略のサポートに際して、不動産流動化やファンドとの連携等、当社のネットワークを活用することで、ノンアセットでの事業拡大をサポートしビジネスにつなげていくことに加えて、M&Aやコスト削減等においても多様な取引先と連携することで質の高い提案を行ってまいります。 「HR&OSサービス」 構造的に人手不足の業界であることから、当社グループのネットワークを活用し医療分野に強い人材会社として、顧客ニーズに応えます。加えて登録支援機関として外国人就労支援事業も行っており、慢性的な人手不足の介護・福祉業界に対し人材支援を推進してまいります。また、経理や労務管理でのアウトソーシングサービスにおいても、当社の登録スタッフを活用することで、積極的に受託していく方針です。 (5) 経営環境及び対処すべき課題 「(3)中・長期的な経営戦略」に記載のとおり、当社グループの主要取引対象先である医療・介護事業者の抜本的な構造改革や制度変更への対応が喫緊の課題となっております。そのため、当社グループと取引先において、守り・攻めの両面で一層踏み込んだ関係強化の必要性が高まり、新規取引先の開拓や付帯サービスを拡大する好機であると考えております。 そこで、当社グループといたしましては、既存及び潜在的取引先の持続的成長に貢献しつつ、当社グループのさらなる事業拡大を推進すべく、特に次の点を重要課題として取り組んでおります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 「会社全体」 ・取引先を含む地域医療・介護・福祉のSDGsを意識した取り組みと寄付等を通じた社会への還元 取引先支援を通じて取引先が属する地域の医療・介護・福祉のSDGsを意識し、地域関係施設・機関との連携強化を図り、社会インフラとしての地域医療・介護の安定的発展に積極的に貢献し、また寄付等の活動を通じ、広く医療・介護の安定的発展に寄与してまいります。 ・人材の確保と育成 当社グループは、各分野で経験を積んだ役職員が役割分担と補完体制を充実させ、安定的な事業運営を行っております。併せて、今後の事業拡大及び提供するサービスの多様化に対応するため、経験豊富な人材の確保と多役化を一層進めてまいります。 「F&Iサービス」 ・資金調達手段の多様化 当社グループが行う経営指導は、現在の金融システムでは対応しづらい取引先への資金提供と併せて実行するため、機動的でコストにも配慮した資金調達を多様な手法で行う必要があります。そのため、事業展開のうえで金融市場環境の影響を受ける場合があります。これに対応するため、当社株式の上場による市場からの直接金融による資金調達を行ったほか、取引金融機関の拡大に加え、調達手法の多様化を図り、ソーシャルレンディングを含むファンドの組成等も積極的に進めてまいります。 「C&Brサービス」 ・提供サービスの多様化 医療関連業界は、DX対応や業務のIT化が極めて遅れている状況であり、社会保障費の削減や医療サービスのリモート化、医療の地域連携体制化は喫緊の課題です。そのため、当社グループではハンズオン形態を含む経営指導に加え、コスト削減やリース、仕入れ先の見直し、事業のDX対応等、当社グループの取引先と幅広く連携し、ニーズに合わせた「きめ細やか」かつ「多様」なサービスを提供してまいります。また、経営環境の悪化により、特に中小規模の医療機関を中心に単独での再建が困難となりM&Aによる存続を目指すケースが増加することが見込まれ、M&A支援サービスを推進してまいります。 「HR&OSサービス」 ・アライアンスによる新たな事業の仕組みづくり 環境問題の深刻化や構造的な人材不足、後継者問題、高齢化の急速な進展等、現在の日本経済が抱えている問題は、医療・介護事業者にも多大な影響が及んでおります。この状況下、当社グループは事業規模の拡大に併せ、医療・介護・福祉の観点から社会の問題解決に対処するため、外国人就労支援事業やアウトソーシングサービスの受託推進を図るべく、業種を超えたアライアンスに積極的に取り組み、新たな人材サービスの仕組みづくりを推進し、事業の持続的な発展を図ります。
事業等のリスク6,869字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業において、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 1.事業環境、事業内容等に関するリスク ① 厚生行政の変化に伴う既存取引先の業績悪化(顕在化可能性:中 発生時期:特定時期なし 影響度:大) 国家予算に占める社会保障費比率上昇抑制を目的として、報酬制度を中心に定期的な厚生行政の見直しが行われておりますが、その内容によっては、当社グループの取引先の多くの経営成績において、大きな影響を与える可能性があります。そのため、取引先において十分に対処できなければ、多くの取引先の業績が悪化するなどの事態も否定できません。 当社グループは、そのような事態を回避すべく、取引先へのモニタリングと経営指導を通じ事態深刻化の前に業績改善、事業再編等を図っております。 しかしながら、既存取引先に対する影響が甚大かつ急激である場合、取引条件見直しを余儀なくされる結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 金融マーケットの逼迫と金利水準の上昇(顕在化可能性:中 発生時期:数年以内 影響度:大) 当社グループの連結貸借対照表は、金融機関との類似性が高く、有利子負債比率が高水準にあります。このことから、金融マーケットの逼迫やマーケット金利水準が上昇すると調達そのものが難しくなることに加え、調達コストの上昇につながります。 金融マーケットの逼迫に備え、直接金融の導入、コミットメントラインの設定等、資金調達の多様化を図っております。金利水準の上昇については、買取手数料が、市中金利水準上昇と連動して上昇しないものの、買取手数料引き上げ等の変更交渉により一定の転嫁は可能です。また、経営指導、各種コンサルティング等、資金調達を伴わないサービスの拡充にも注力しております。 しかしながら、戦争、政情不安等の国内外の環境変化により、金融マーケットが急激に縮小し、金利水準が急激的かつ大幅に上昇し、顧客との手数料水準を主とした条件見直し対応ができない場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 金融行政の変化等に伴う金融機関の貸出姿勢の変化(顕在化可能性:中 発生時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループは、医療機関等に対する経営サポートを主要な事業としており、資金的なサポートを含みます。 そのため、当社グループは金融機関等からの資金を調達する必要があり、金融機関等の方針の転換により、金融機関が当社グループへの与信を縮小する場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。金融機関等との緊密なコミュニケーションを通じて、当社グループの事業に対する理解を促進し対応しているほか、今後は間接金融以外の調達手法も検討してまいります。 しかしながら、金融行政の大幅な変化や金融機関の取組方針の大幅な転換により、当社グループに対する急激かつ大幅な与信縮小が金融機関に発生する場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 貸倒引当金について(顕在化可能性:中 発生時期:特定時期なし 影響度:中) 当社は、過去の貸倒実績率及び回収可能性を勘案し貸倒引当金を合理的に見積り計上しております。 当社は、「第1 企業の概況 3 事業の内容 (1)F&Iサービス   ① 診療・介護報酬債権等譲渡に基づく資金支援サービス」に記載のとおり、事業者等が社会保険診療報酬支払基金、国民健康保険団体連合会等(社保・国保等)に対し、既に所有する債権(確定債権)及び事業を継続することで将来発生する見込みの債権(将来債権)を、あらかじめ定めた月あたりの買取債権金額に買取月数を乗じて買取りしております。 そのため当社が買取る債権は、社保・国保等に対するものであり、債務者の信用力は一般的に高いと考えられますが、そのうち将来債権については、事業者等が医療・介護サービスの提供を完了した時点で発生するため、取引先である事業者等に不測の事態が生じ、事業の縮小や、事業継続が困難な状況となった場合には、当社は、社保・国保等からの回収を行うことができません。 そのような事態に至った場合、事業者等との債権譲渡契約に基づき、事業者等が当社に対し未回収額を補てんすることとしておりますものの、貸倒損失が発生する可能性があります。 当社は、あらかじめ取引先代表者からの保証等により買取債権の保全に努めるとともに、取引先へのモニタリングと経営指導を通じ、不測の事態が生じないよう、また、事態が深刻化する前に対応できるように努めております。 しかしながら、今後の日本経済情勢、市場環境、法制度の変化・変更等により、支払遅延又は回収不能が急増する場合には、貸倒引当金を積み増しせざるを得ないこともあり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 不正・不祥事について(顕在化可能性:中 発生時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループの医療機関等に対する経営サポートは、医療機関等との面談・メール・通話等を通じて実施されます。このような業務の特性上、従業員等による不正行為や不祥事等が発生する可能性を完全に否定することはできないことから、当社グループでは、取引先への複数の従業員・役員による関与、従業員等に対するコンプライアンス研修等を実施することでリスクの低減に努めております。 このような取組みにも関わらず、万一、従業員等による不正行為や不祥事等が発生した場合には、取引先との取引関係に影響を及ぼす可能性や、当社グループに対する評判の悪化から当社グループの営業活動が困難になる可能性があり、このような場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 2.組織体制に関するリスク ① 情報システムについて(顕在化可能性:低 発生時期:特定時期なし 影響度:小) 当社グループは、取引先情報、経理情報等をコンピュータシステム及びネットワークに依存しております。これらに使用するハードウエア、ソフトウエアは汎用性の高い市販の物を使用し、データに関しても適切なバックアップ管理により、人的及び物的両面でのセキュリティ確保に努めております。 しかしながら、これらの情報システム環境に対し、複合的かつ長期的な障害が発生する場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 取引先情報及び個人情報の取扱いについて(顕在化可能性:中 発生時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループにおいて、F&IサービスやC&Brサービス推進において、取引先の機密情報を入手するケースが少なくありません。これらの情報漏洩の発生を防ぐために情報管理の規程等を整備し、従事者に対する教育を徹底するとともに情報の機密度合いによって管理フォルダを分別しアクセス権限の制限等を行い漏洩の回避を図っております。 子会社の株式会社D&Mキャリアにおいても、人材事業であることから多くの個人情報を保有しております。個人情報漏洩の発生を防ぐために、個人情報保護の規程等を整備し、従事者に対する教育を徹底しておりますとともに、個人情報を管理するデータ領域へのアクセス権の制限等で漏洩の回避を図っております。 しかしながら、悪意のある第三者によるシステム侵入や事故等により外部流出が発生する場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 当社グループに適用される法制度の変更リスク(顕在化可能性:低 発生時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループの主要業務である債権買取には法規制が存在しませんが、貸付金に対しては貸金業規制があります。当該業務を推進する過程においては、貸金業務遂行上のマニュアル遵守に加え、監督官庁及び業界団体との緊密な情報連携と指導を仰ぎ、コンプライアンス上問題ない内容での業務遂行に努めております。 また定期的に実施している内部監査においても法令遵守状況のチェックを行っております。 しかしながら、法制度の変更により、当社の主要業務である債権買取に関し、何らかの法的又は行政規制が実施されれば、その対応に伴う業務プロセスの見直し及び整備コストの発生等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 人材の確保と育成について(顕在化可能性:中 発生時期:数年以内 影響度:中) 当社グループは、各分野で経験を積んだ役職員が役割分担と補完体制を充実させ、安定的な事業運営を行っております。併せて、今後の事業拡大及び提供するサービス多様化に対応するため、経験豊富な人材確保と多役化を一層進めてまいります。 しかしながら、人材マーケットの状況次第で、事業拡大に見合う人員確保と育成ができない場合等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 風評リスクについて(顕在化可能性:低 発生時期:特定時期なし 影響度:小) 当社グループは、医療・介護事業者の再生支援、地域インフラとしての医療・介護事業者のSDGs支援という「事業再生」に力点を置いた活動を展開しております。このような活動は、関係者が「希望しない変化」を伴うことも多く、悪評の発生には十分注意を払っております。具体的な対策としては、当社グループに関する定期的なネット情報の検索や取引先への定期的な往訪等での関係性の確認等です。 しかしながら、悪意のある中傷は、その原因、動機、手法をあらかじめ特定することは不可能に近いことから、インターネットやSNS等を利用した、大量、多様かつ長期的な情報操作による悪評拡散が発生する場合、当社グループの財政状態及び経営成績並びに社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 許認可事業での許認可要件遵守状況(顕在化可能性:低 発生時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループは、必要な許認可を取得したうえで、各事業を展開しております。これらは各々の関係法令に違反した場合等には、当該事業の停止、廃止又は許可の取消等の処分を監督官庁より受けることがあります。 現時点において、当社グループの事業推進においては、許認可が必要な事業もあり、貸金業、有料職業紹介事業、労働者派遣事業、高度管理医療機器等販売業・貸与業、古物商、宅建業、登録支援機関等の許認可を取得しております。これまでは、マニュアル遵守や内部監査の徹底等の対策により法令違反等の事実はございませんが、今後何らかの理由により監督官庁による処分を受けた場合には、当社グループの事業活動の他、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。また、これらの規制等の改廃、新設が行われた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績並びに今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 訴訟等の可能性について(顕在化可能性:低 発生時期:特定時期なし 影響度:中) 取引開始時には、事前に充分条件説明を行い、かつ契約書においても弁護士監修の下、トラブルに至らないよう取引後に想定される様々なケースに対応できる内容にしており、訴訟等の回避の体制は構築しております。しかしながらビジネスの性質上、訴訟を受ける可能性はあります。その場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 3.その他に関するリスク ① 大規模災害等の影響(顕在化可能性:低 発生時期:特定時期なし 影響度:大) 地球環境の変化に伴い、甚大なる自然災害の発生頻度が高まっており、地域インフラの一翼を担う医療・介護事業者の事業継続に深刻な影響を与える事例も発生しております。幸いにも、当社グループ取引先に甚大な影響が発生した事例は、現在までございません。 しかしながら、大規模地震を含め、地域社会に大きな影響を与える大規模自然災害等が発生した場合、顧客である医療・介護事業者への事業継続のみならず、当社グループの財政状態及び経営成績にも影響を及ぼす可能性があります。 ② 大規模な感染症流行による影響について(顕在化可能性:中 発生時期:特定時期なし 影響度:中) 2019年12月に報告された新型コロナウイルス感染症のパンデミックは当社グループの事業活動に影響を与えました。当社グループの主要取引対象先である医療・介護事業者が、独立行政法人福祉医療機構による同感染症に係る無担保・無利子の対応支援資金融資等を利用する事例があり、短期的には事業者等あるいは取引先候補者の経営環境好転による需要の一時的減少が生じました。 同様の大規模な感染症が流行した場合には、医療・介護事業者の資金需要の変化のみならず、取引先の大幅な業績悪化等、当社グループの事業活動、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 大規模感染症流行時の国や地方自治体による医療・介護事業者への支援に関する指針を注視し、医療・介護事業者の経営への影響を予測し事前に対処するほか、社内的影響としては、大規模な感染症により業務遂行に必要な人員やスタッフが確保できない可能性があります。その対策としては、リモート業務のインフラと規程を整備し、在宅業務可能な体制を構築するとともに社員には徹底した安全管理・衛生管理を呼びかけ、時差出勤・在宅勤務・情報収集等を実施し、同感染症の感染拡大を抑え、企業活動の継続を維持できる体制を整備しております。 ③ 特定の取引先への依存について(顕在化可能性:低 発生時期:特定時期なし 影響度:中) 当社グループにおいて、医療法人財団コンフォートに対する売上高の、当社連結売上高に占める比率が2026年5月期において、18.1%となっております。また、有限会社アメニティ・ライフ・エイドに対する売上高の、当社連結売上高に占める比率が2026年5月期において、20.6%となっております。医療法人財団コンフォート及び有限会社アメニティ・ライフ・エイドとは長期に亘って良好かつ安定的な取引関係を維持できており、現時点において、取引関係に支障をきたす事象は生じておらず、今後も継続的な取引が維持できるものと考えておりますが、今後は依存度を下げるべく、他の既存取引先との取引拡大や新規取引先の開拓によりリスク低減に努める方針であります。 しかしながら、何らかの理由により、医療法人財団コンフォート及び有限会社アメニティ・ライフ・エイドとの取引関係が継続困難となった場合や取引が大幅に減少する場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 大株主との関係について(顕在化可能性:低 発生時期:特定時期なし 影響度:中) 当社の大株主である松井信博氏及びその親族は、親族の資産管理会社である株式会社YSY及び親族の所有株式数を合わせると2026年7月末時点で発行済株式総数の43.21%を所有しております。同氏は、安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針としております。当社といたしましても、同氏は安定株主であると認識しておりますが、何らかの事情により、大株主である同氏の所有株式数が急激に増減した場合には、当社株式の市場価格及び議決権行使の状況等に影響を及ぼす可能性があります。なお、本書提出日現在、当社グループと当社大株主松井信博氏、その親族、及びその親族の資産管理会社である株式会社YSYとの人的関係、取引はございません。 ⑤ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について(顕在化可能性:低 発生時期:特定時期なし 影響度:小) 当社グループは、役員及び従業員に対してインセンティブを目的として、新株予約権を付与しており2026年7月末時点でその潜在株式数は103,800株であります。また、第三者割当による第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の潜在株式125,000株、新株予約権の潜在株式350,000株を加え合計578,800株の潜在株式が存在し、当社発行済株式総数2,317,000株の24.98%に相当しております。これらの新株予約権の行使が行われた場合には、当社の株式価値が希薄化する可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①  財政状態の状況 (資産) 資産合計は、10,624,227千円となり、前連結会計年度末に比べ1,342,999千円増加いたしました。これは主に、営業貸付金が287,496千円減少したものの、F&Iサービスにおいて医療・介護事業者の資金需要に対応した結果、収益資産である買取債権が1,305,249千円増加したほか、介護・障がい福祉事業施設用地を取得し土地が213,668千円増加したこと等によるものであります。 (負債) 負債合計は、8,275,273千円となり、前連結会計年度末に比べ1,114,464千円増加いたしました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が63,877千円減少したものの、F&Iサービスにおける取引拡大及び医療・介護事業者への資金支援需要に対応するため、短期借入金が1,058,789千円、転換社債型新株予約権付社債が162,500千円増加したこと等によるものであります。 (純資産) 純資産合計は、2,348,953千円となり、前連結会計年度末に比べ228,535千円増加いたしました。これは、配当金の支払い45,360千円があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益の計上が221,889千円あったことにより繰越利益剰余金が176,529千円増加したこと、並びに新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ23,480千円増加したこと等によるものであります。 ②  経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、米国の通商政策等の影響や地政学リスク、物価上昇等により、企業収益の改善に一部足踏みがみられたものの、雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、海外経済の不確実性や物価・金利動向の影響には引き続き留意が必要な状況にあります。 当社グループのビジネスモデルは、医療・介護事業者を主要なターゲットとしております。現在、医療業界は経営面と人材確保の課題に直面しております。経営面では厚生労働省による通常2年ごとの診療・介護報酬の改定に基づいた、いわば公定価格による運営が行われ、2026年度診療報酬改定においては、物価や賃金上昇、人手不足等の環境変化への対応を重点課題とする基本方針が示されており、医療機関の収益改善に一定のプラス要因となることが期待されるものの、抜本的な経営環境の改善にはなお至っておりません。特に赤字を抱える法人においては、診療報酬改定のみでは収支構造の改善が十分とはいえず、キャッシュ・フローの改善や経営戦略の見直し、財務基盤の強化といった主体的な経営改善の取り組みが一層求められており、その過程において当社グループの診療・介護報酬債権等買取サービスやコンサルティングサービスが果たす役割は一段と高まっていると認識しております。同様に、人材の確保も大きな課題であり、専門知識を持つ人材の紹介やM&Aへの需要が引き続き高まると考えております。 このような状況のもと、当社グループは、医療・介護・福祉に携わる方々の経営サポートを行うため、ファクタリングをはじめとする資金支援(F&Iサービス)、コンサルティング(C&Brサービス)、人材支援(HR&OSサービス)をワンストップで提供してまいりました。 当連結会計年度においては、F&Iサービスにおいて投資資産残高が増加に転じたことに加え、C&Brサービスにおける資金調達支援・コンサルティングサービス、HR&OSサービスにおける外国人材紹介及びアウトソーシングサービスが堅調に推移したことにより、売上高は1,624,119千円(前期比8.1%増)となりました。 利益面では、人材関連費用や管理体制強化のための業務委託費等、今後の成長基盤構築に向けた費用を計上したことにより、営業利益は272,349千円(前期比9.1%減)となりました。一方で、保険解約返戻金の計上等もあり、経常利益は310,687千円(前期比3.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は221,889千円(前期比0.5%増)となり、増収とともに経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の増益を確保いたしました。 当社グループは、医療機関等に対する経営サポート事業の単一セグメントであります。セグメントを構成する主要なサービスは①F&I(ファイナンス&インベストメント)、②C&Br(コンサルティング&ビジネスリノベーション)、③HR&OS(人材&アウトソーシング)の3つのサービスであり、複合的に医療機関等に提供することにより医療・介護・福祉事業者の再生・成長・発展(Development by Investment and Consulting)を推進すべく事業展開しております。当連結会計年度におけるそれぞれのサービスの区分別の経営成績は次のとおりであります。 (F&Iサービス) 当サービスには、診療報酬債権等譲渡に基づく資金支援やリース等が含まれます。ファクタリングにおける取組案件の見直しが前期で概ね完了し、当連結会計年度においては投資資産残高が増加に転じるなど、収益基盤の再拡大に向けた取組みが進展いたしました。 一方で、前期は解約案件が多かったことから解約に伴う手数料収入が相対的に高水準であったため、その反動により、当連結会計年度の売上高は747,772千円(前期比0.6%減)、売上総利益は480,969千円(前期比7.2%減)となりました。なお、4月には介護・障がい福祉事業施設用地を取得し、一般定期借地契約による不動産活用型支援を開始しました。 (C&Brサービス) 当サービスには、経営診断、コスト削減コンサルティング等が含まれます。大型医療機器等の物販売上計上に加え、医療・介護事業者の資金需要や経営改善ニーズを背景とした資金調達支援・コンサルティングサービスが堅調に推移したこと等により、当連結会計年度の売上高は480,490千円(前期比21.0%増)、売上総利益は218,370千円(前期比33.7%増)となりました。 (HR&OSサービス) 当サービスには、人材紹介や人材派遣及び外国人就労支援、アウトソーシングサービス等が含まれます。特定技能を中心とした外国人材紹介、経営人材、経理・労務管理業務人材の紹介に注力したほか、前年第2四半期より開始した調剤薬局業務オペレーションのアウトソーシングサービスの増収寄与もあり、当連結会計年度の売上高は395,857千円(前期比12.2%増)、売上総利益は174,315千円(前期比6.2%増)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は157,318千円増加し、611,255千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、804,085千円の支出となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益310,687千円及び営業貸付金の減少による収入287,496千円があった一方で、主力であるF&Iサービスにおける取引拡大に伴い、買取債権の増加による支出1,305,249千円があったことによるものであります。 買取債権の増加は、会計上は営業活動によるキャッシュ・フローの支出として表示されますが、当社グループにおいては、医療・介護事業者の資金需要に対応するための収益資産の積み上げであり、今後の収益基盤拡大に資するものと認識しております。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、148,234千円の支出となりました。これは主に、定期預金の解約による収入111,228千円等があったものの、不動産活用型支援の開始に伴う介護・障がい福祉事業施設用地の取得を含む有形固定資産の取得による支出217,841千円、投資有価証券の取得による支出30,000千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、1,109,638千円の収入となりました。これは主に、F&Iサービスにおける取引拡大及び医療・介護事業者への資金支援需要に対応するため、短期借入金の純増額1,058,789千円等により機動的な資金調達を行ったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 b 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をサービスごとに示すと、次のとおりであります。 サービスの名称   仕入高(千円)   前年同期比(%) F&Iサービス   ―   ― C&Brサービス   228,525   13.5 HR&OSサービス   ―   ― 合計   228,525   13.5 (注) 金額は、仕入価格によっております。 c 受注実績 当社グループの事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 d 販売実績 当連結会計年度における販売実績をサービスごとに示すと、次のとおりであります。 サービスの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) F&Iサービス   747,772   △0.6 C&Brサービス   480,490   21.0 HR&OSサービス   395,857   12.2 合計   1,624,119   8.1 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 医療法人財団コンフォート   279,246   18.6   293,193   18.1 有限会社アメニティ・ライフ・エイド   151,483   10.1   335,165   20.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、当社グループは経営上の目標の達成状況を判断するため、「売上高の対前年増加率」、「経常利益の対前年増加率」、「取引社数(全取引社数・債権買取社数)の対前年増加率」、「投資資産残高の対前年増加率」、「営業利益率」、「自己資本比率」を、それぞれ客観的な指標としております。 当連結会計年度においては、成長性指標としての売上高は1,624,119千円と前連結会計年度の1,502,672千円に対して8.1%増加し、経常利益は310,687千円と前連結会計年度の300,205千円に対して3.5%増加し、取引社数は195社と前連結会計年度の178社に対して9.6%増加(うち債権買取社数は99社と前連結会計年度の78社に対して26.9%増加)し、投資資産残高は9,521,237千円と前連結会計年度の8,321,350千円に対して14.4%増加しました。 また、収益性指標としての営業利益率は16.8%と前連結会計年度の19.9%に対しては低下しておりますが、これはF&Iサービスにおける解約に伴う手数料収入の減少による利益率の低下や、人件費をはじめとする販管費の増加が主因です。安全性指標としての自己資本比率についても利益剰余金の増加と新株予約権の行使による資本金・資本準備金の増加があった一方で、借入及び転換社債型新株予約権付社債の発行による資金調達を行い、前連結会計年度の22.8%とほぼ同水準を維持し22.1%となっております。 成長性指標につきましては、前連結会計年度に対して増加しており、収益性指標については上記のとおり若干低下しておりますが、16.8%と依然高い水準を維持しております。安全性指標につきましても前連結会計年度と同水準を維持しており、これらの指標につきましては引き続き改善に努めてまいります。 ②   キャッシュ・フローの状況・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社の事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループは、事業拡大局面であり診療・介護報酬債権等の買取増額を進めておりますが、主に金融機関からの借入れにより、この資金需要を満たしております。当連結会計年度には新たに転換社債型新株予約権付社債の発行による資金調達を行いました。今後も安定的な資金調達を行うためにも、自己資本の維持、向上が不可欠であると考えておりますが、現時点で明確な数値目標の設定には至っておりません。 また、当社グループが行う診療・介護報酬債権等の買取は、将来債権部分も対象としておりますため、取引先に資金ニーズがあり、事業の継続が見込まれる場合には、継続して買取をいたします。そのため、裏付けとなる資金は、約定返済のある長期借入金ではなく、コミットメントライン等、当社の資金需要に応じて柔軟に調達可能な資金が望ましいと考えておりますため、長期借入金の残高に比較し短期借入金の残高の割合が大きくなっております。 ③   重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、経営者により一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産、負債、収益及び費用の報告額に反映させております。これらの見積りについては、継続的に評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらの見積りとは異なることがあります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 3 会計方針に関する事項 (3)重要な引当金の計上基準 ①貸倒引当金」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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  • 決算説明資料2026年5月期決算説明資料2026-07-14

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