概要
ラクサス・テクノロジーズは、ブランドバッグのサブスクリプション型シェアリングサービス「ラクサス」を主力とする企業である。2006年に広島で創業、2015年にバッグレンタル事業を開始し、2017年に現社名へ変更。2024年12月に東京証券取引所グロース市場に上場。2026年3月期の売上高は23億円、経常利益1.9億円。従業員44名。単一セグメントで事業を展開する。
単一事業で構成する収益の柱
当社の事業はブランドバッグのサブスクリプション型シェアリングサービス「ラクサス」のみである。収益の大半は月額会費収入で、シングルプラン月額9,800円(税別)とダブルプラン月額13,600円(税別)を提供する。2026年3月末の契約数は19,254件、月平均顧客単価は8,854円。会費収入に加え、レンタル中のバッグを購入できる「買えちゃうラクサス」やリユース市場での販売も行い、バッグの生涯収益を最大化するビジネスモデルをとる。
保有資産と在庫管理の仕組み
当社は国外ラグジュアリーバッグを固定資産として保有し、減価償却しながらレンタルに供する。在庫管理には蓄積した貸出・販売データを活用し、適切な仕入れと入れ替えを実施する。自社の専門スタッフによるメンテナンス・リペアで資産価値を維持。2026年3月末のレンタル資産は約25.6億円。仕入れたバッグの直接廃棄はゼロで、配送用BOXのリユースなど環境配慮も行う。
会員構成と継続性の特徴
会員の利用期間が12か月を超える割合は62%、過去の利用者累計は18.7万人。一度退会しても再開する会員の復活率は22%である。退会率は登録から約3か月を境に低下し、顧客獲得コスト(CAC)は約2.5か月で回収される。主要ユーザーは20~50代の女性で、働く女性が約73%を占める。2023年12月の料金改定後も契約数は増加し、2026年3月末時点で19,254件となった。
親会社ワールドとの資本関係
2019年10月、株式会社ワールドが当社発行済株式の過半数を取得し、親会社となった。これにより資本・業務提携関係が生まれている。ワールドはアパレル企業であり、当社の事業とのシナジーが期待される。ただし、当社の事業は単一セグメントであり、グループ内での位置づけは独立した運営が続いている。上場後もワールドが支配株主である。
業界の中での役割はブランドバッグのシェアリングサービス事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01一般消費者(個人)主力
一般消費者向けに、ブランドバッグを月額定額でレンタルできるサブスクリプションサービスを提供。交換自由・使い放題で、気に入ったバッグは購入も可能。リユース市場から調達したバッグを専門スタッフがメンテナンスし、長く循環させる。
- ラクサス(レンタルサービス)
- 月額9,800円(税別)でブランドバッグを1つレンタルでき、交換自由・使い放題のサブスクリプションサービス。
- 買えちゃうラクサス
- レンタル中のバッグをそのまま購入できるサービス。試用販売の機能を持つ。
- Lax-mochi
- 月額払いで手元に置き、返却も可能なスマートキープ型サービス。ファイナンスニーズに応える。
製品と技術
月額定額のブランドバッグレンタル「ラクサス」
「ラクサス」は、会員が好みのブランドバッグを一つ選び、好きな時に交換できるサブスクリプションサービスである。基本プランはシングルプラン月額9,800円(税別)で、同時に2つ利用できるダブルプラン(月額13,600円/税別)も用意。2026年3月末時点の契約数は19,254件。サービス開始以来、仕入れたバッグの直接廃棄はゼロであり、環境負荷低減にも配慮している。
レンタル中のバッグを購入できる「買えちゃうラクサス」
「買えちゃうラクサス」は、ユーザーがレンタル中のバッグをそのまま購入できるサービスである。レンタル期間中に愛着が湧いたバッグを所有したいという需要に応える。これにより、単なるレンタル収入に加えて販売収入も得ることができ、バッグ1点からの生涯収益を最大化する。また、購入されなかったバッグはリユース市場やECサイトで販売される。
スマートキープ型新サービス「Lax-mochi(ラクモチ)」
2025年12月にβ版をリリースした「Lax-mochi」は、「試して、月額払い。所有感覚なのに、あとで返せる。」というコンセプトのサービス。ユーザーは商品を一定期間試用し、月額払いで支払いを分散できる。気に入らなければ返品可能であり、所有とレンタルの中間的な選択肢を提供する。これにより、ブランドバッグ購入の心理的ハードルを下げることを狙う。
内製のフルフィルメントシステムと在庫管理
当社は、在庫管理、メンテナンス、入会審査、マーケティングなどのフルフィルメント機能を内製で構築している。ITを活用したフリーロケーション方式の倉庫管理システムにより、効率的な保管と出荷を実現。独自の入会審査と不正検知の仕組みでサービスの安全性を保つ。これらのシステムはバッグ以外のシェアリングにも応用可能であり、プラットフォームとしての拡張性を持つ。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
小規模ながら高利益率、技術特化型のニッチ企業
同社はサービス業に属し、売上高は2024年3月期の23億円から2025年3月期には26億円と増加しましたが、2026年3月期には23億円と減少しています。営業利益率は2025年3月期の23.08%から2026年3月期には8.7%と大きく低下し、収益性の変動が激しいです。同業他社のジンジブやイシンは人材系サービスが中心ですが、同社は特定の技術分野に特化したサービスを提供しており、ニッチな市場で競争しています。規模は小さいものの、高い技術力で差別化を図っています。課題は、売上高の減少と利益率の低下を改善し、安定した成長軌道に乗せることです。
強み
- 特定技術分野で専門性が高く、競争優位性を持っている。
- 2025年3月期には営業利益率23%と高い収益性を達成。
- 大手が参入しない分野でシェアを確保している。
- 小規模で意思決定が速く、変化に迅速に対応可能。
課題
- 2026年3月期に売上が減少し、成長の停滞が懸念。
- 営業利益率が8.7%に低下し、コスト管理が課題。
- ニッチ市場のため成長余地が限られ、新規分野開拓が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がラクサス・テクノロジーズ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 288Aラクサス・テクノロジーズ | 25億円 | 25.1倍 |
| 2 | 6063日本エマージェンシーアシスタンス | 25億円 | 18.2倍 |
| 3 | 6563みらいワークス | 25億円 | 20.8倍 |
| 4 | 4735京進 | 25億円 | 25.9倍 |
| 5 | 246Aアスア | 25億円 | 28.8倍 |
| 6 | 2687シー・ヴイ・エス・ベイエリア | 25億円 | — |
| 7 | 4766ピーエイ | 24億円 | 22.9倍 |
| 8 | 7043アルー | 24億円 | 8.1倍 |
| 9 | 189AD&Mカンパニー | 24億円 | 10.8倍 |
| 10 | 9760進学会ホールディングス | 24億円 | — |
| 11 | 9242メディア総研 | 24億円 | 11.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 12件
英会話教材と健康食品からスタートした2006年
2006年8月、広島県広島市中区に資本金950万円でエス株式会社を設立。教育関連事業「エブリデイ出版」として英会話教材の販売を、美容・健康関連事業「自然生活」として健康食品の販売を開始した。創業時の事業は多角化しており、後のブランドバッグ事業とは直接の関連はなかった。
ブランドバッグサブスクリプション「ラクサス」の開始(2015年)
2015年2月、「ラクサス」の名称でブランドバッグのサブスクリプション型シェアリングサービスを開始。定額課金でバッグをレンタルできるサービスは、当時としては新しいコンセプトであった。2017年1月、商号をラクサス・テクノロジーズ株式会社に変更し、ブランドバッグ事業への集中を明確化。2018年4月にはセカンドサービス「BagList」を開始した。
事業撤退とワールドの子会社化(2019年)
2019年7月、創業以来続けてきた教育関連事業と美容・健康事業から撤退。同年10月、株式会社ワールドが当社発行済株式の過半数を取得し、親会社となった。これにより資本・業務提携関係が成立。事業の選択と集中が進み、ブランドバッグサブスクリプション事業に経営資源を集中させる基盤が整った。
米国子会社設立から解散、物流拠点開設(2020年)
2020年8月、米国に子会社「LAXUS TECHNOLOGIES INC.」を設立し、海外展開を試みた。しかし同年12月には同子会社を解散(2025年6月に清算結了)。同時期に広島県広島市南区に物流拠点「Laxus Base」を開設し、内製の在庫管理システムを構築。ITを活用したフリーロケーション方式で効率的な保管を実現した。
東証グロース市場上場と新サービス展開(2024~2025年)
2024年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。上場記念として2025年6月には東京都渋谷区にラクサス表参道店を出店し、対面販売を開始。2025年12月にはスマートキープ型新サービス「Lax-mochi(ラクモチ)」のβ版をリリース。試用と月額払いを組み合わせた購買体験を提供し、事業領域の拡大を図った。
2026年3月期の業績と収益構造の変化
2026年3月期の売上高は23億円(前期比11.1%減)、営業利益1.8億円(同68.7%減)と減収減益。契約数は19,254件と増加したが、広告投資効率の低下や新サービス「ShaaS」の進捗遅れが影響した。顧客単価は8,854円と前期並み。バッグ販売では店舗販売とECを強化し、販路多様化を進めた。
年表12件を開く
2000年代
- 2006年8月創業広島県広島市中区に資本金950万円でエス株式会社を設立 教育関連事業「エブリデイ出版」として英会話教材販売事業を開始 美容・健康関連事業「自然生活」として健康食品販売事業を開始
2010年代
- 2014年5月東京都港区に東京オフィスを開設
- 2015年2月「ラクサス」の名称でブランドバッグのサブスクリプション型シェアリングサービス事業を開始
- 2017年1月商号変更商号をラクサス・テクノロジーズ株式会社に変更
- 2018年4月ブランドバッグのサブスクリプション型シェアリングサービス事業のセカンドサービスとなる「BagList(バッグリスト)」を開始
- 2019年7月教育関連事業及び美容・健康事業より撤退
- 2019年10月株式会社ワールドが当社発行済株式の過半数を取得し、当社の親会社となる(資本・業務提携)
2020年代
- 2020年8月米国に子会社「LAXUS TECHNOLOGIES INC.」を設立
- 2020年12月広島県広島市南区に物流拠点「Laxus Base」を開設 子会社「LAXUS TECHNOLOGIES INC.」を解散(2025年6月に清算結了)
- 2024年10月東京都渋谷区に東京オフィスを移転
- 2024年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2025年6月東京都渋谷区にラクサス表参道店を出店
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
価値あるモノの価値循環モデルの構築
ブランドバッグを中心に、シェアリングや試用販売を通じてモノの生涯価値を最大化する。サブスクリプション「ラクサス」や試用販売「買えちゃうラクサス」を基盤とし、中長期的にエリア・領域を拡大する。
- 02
コアモデルのレバレッジと新サービス展開
既存のブランドバッグ資産や審査ノウハウを活用し、スマートキープ型新サービス「Lax-mochi」の本格展開や、BtoB/C向けバッグ販売チャネルの多様化を進める。在庫回転率を高め、非稼働在庫の収益化を図る。
- 03
会員基盤拡大と継続率向上
CPA(顧客獲得単価)を重視した成長を目指し、獲得チャネルを最適化。前払い式「ラクサスキャッシュ」の活用や長期プラン推進、バッグの品質改善により継続率を向上させる。
- 04
非連続な成長への挑戦
自社生成AIによるEC出品自動化や他社ECとの同時出品で在庫回転率を極大化。バッグ以外の商材へのシェアリング横展開や、ユーザー個人資産管理サービスなど新規事業の検証を進める。
- 05
システム・人材・内部管理体制の強化
内製システムの継続的改善と在庫連携システム導入、不正審査強化。調達・エンジニア・事業開発人材の確保と育成、コンプライアンス研修の充実により持続的成長の基盤を固める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で44人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は488万円で、1期前と比べて+0.9%。平均年齢は39.6歳、平均勤続年数は5.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年3月 | 484 | 39.1 | 5.1 | 43 | 1,395 |
| 2026年3月 | 488 | 39.6 | 5.3 | 44 | 455 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は23億円、営業利益は2億円。前期と比べると減収減益で、売上が-11.5%、利益が-66.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 25億円 | 23億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 2億円 |
| 純利益 | 2億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
3期分
直近は2027年1Qで、売上は5億円、営業利益は1億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年2Q | 11 | 1 | 9.1 | 0 |
| 2026年4Q | 12 | 1 | 8.3 | 1 |
| 2027年1Q | 5 | 1 | 20.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2021年3月期からの6期で、売上は13億円から23億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は8.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 13 | — | −4 | — | −4 |
| 2022年3月 | 16 | — | −2 | — | −2 |
| 2023年3月 | 20 | — | 3 | — | 3 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2024年3月 | 23 | — | 5 | — | 4 |
| 2025年3月 | 26 | 6 | 6 | 23.1 | 4 |
| 2026年3月 | 23 | 2 | 2 | 8.7 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高23億円のうち、営業利益として残るのは2億円で8.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の4.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金30.4%7億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金60.9%14億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.7%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2026年3月期は営業CFが−1億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−1億円。この組み合わせは「資産取り崩し型」にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面。期末の手元現金は12億円で、売上の6.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年3月 | −2 | 0 | 1 | −2 | 4 |
| 2024年3月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 |
| 2025年3月 | 6 | 0 | 5 | 6 | 15 |
| 2026年3月 | −1 | 0 | −3 | −1 | 12 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2026年3月期の総資産は44億円。このうち返さなくてよい自己資本が31億円で、自己資本比率は70.7%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | 23 | 5 | 18 | 20.9 |
| 2022年3月 | 27 | 3 | 24 | 9.4 |
| 2023年3月 | 31 | 4 | 27 | 13.6 |
| 2024年3月 | 37 | 8 | 29 | 23.0 |
| 2025年3月 | 47 | 30 | 17 | 63.6 |
| 2026年3月 | 44 | 31 | 13 | 70.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で534社中126位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中503位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥95で、1年前と比べて-52.3%。過去52週の値幅のなかでは7%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 25.1倍 |
| PER (会社予想) | 16.2倍 |
| PBR | 0.79倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月中旬に90円まで下落した後、もみ合いながらも持ち直し、8月19日は95円で25日移動平均線(95円)とほぼ同水準。直近1か月で3.26%上昇したが、52週高値202円からは半分以下に低迷。8月14日には出来高17万3000株と活況となったが、その後は縮小し、上昇の勢いは限定的。RSIは47.06と中立圏で、方向感の乏しい展開。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PERは25.13倍と業界平均22.68倍を上回る一方、予想PER16.2倍を考慮すると将来の収益改善が見込まれる。PBRは0.7954倍で1倍を下回り純資産に対して割安感があるが、ROEは3.2%と低く資本効率の悪さが目立つ。無配当で配当利回りは0%であり、インカムゲインの観点では魅力に乏しい。売上高は横ばいだが、営業利益率は23.08%から8.7%へ低下しており収益性の悪化が懸念される。同業界平均のPBR3.3倍と比較すると割安だが、ROEの低さや利益低下を考慮すると、総合的にはほぼ妥当と判断する。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 25.1倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 16.2倍 | — |
| PBR | 0.79倍 | 3.51倍 |
| ROE | 3.2% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
IT人材需要を背景に売上は拡大してきたが、直近は減少に転じ、営業利益率も大きく低下した。強気派は、市場のIT投資継続により人材需要が底堅いこと、人員体制の立て直しによる業績回復を期待する。弱気派は、売上減少と利益率悪化から競争環境の厳しさを指摘し、今後の成長鈍化や採算悪化のリスクを懸念する。時価総額は小さく、外部環境に左右されやすい。今後の企業の事業戦略が焦点。
- IT需要の底堅さ
社会全体のデジタル化で人材需要は中期的に堅調とみる
- 利益率の改善余地
過去は営業利益率23%と高く、改善の可能性を指摘
- 小型株の下げ過ぎ
株価が1年で45%下落し、割安感があるとみる
- 予想PER16.2倍と業績回復期待決算発表後影響強
現PER25.13倍→予想16.2倍、利益回復が見込まれれば大幅に見直し
- PBR0.80倍の割安修正不定影響中
PBR0.80倍、1倍回復で約25%上昇余地
- 営業利益率の底入れ通年影響中
営業利益率8.7%と前期23.1%から急低下、この水準で底打ち期待
- 自己株式取得の発表次回株主総会影響弱
無配当だが、低PBRを活かした自己株式取得の可能性
- 売上の減少
直近の売上高は前期比で減少に転じた
- 採算の悪化
営業利益率が23%から8.7%へ急低下
- 競争激化
IT人材派遣業界は競争が厳しく、単価低下の懸念
- 売上高の減少が収益を圧迫通年影響強
FY2026/3売上高23億円と前期比11.5%減、縮小傾向が続く
- 営業利益の大幅減通年影響中
営業利益2億円と前期比66.7%減、利益率も急低下
- PER25倍の割高水準決算発表後影響中
現PER25.13倍は業績悪化を織り込んでも割高感
- 無配当で株主還元なし継続影響弱
配当利回り0%、長期保有への魅力が乏しい
- 稼働率
- 技術者の有効活用が収益に直結するため
- 単価
- 競争環境と収益性を反映する
- 技術者数
- 供給能力の規模を確認する
- 新規受注
- 将来の売上を占う
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ5,512人。区分でいちばん多いのは個人・その他で50.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.0%を占め、残る55.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|
| 個人・その他 | 47.8 | 50.0 |
| 事業法人 | 42.7 | 41.7 |
| 証券会社 | 3.8 | 4.5 |
| 金融機関 | 5.2 | 3.3 |
| 外国法人 | 0.2 | 0.3 |
| 外国人個人 | 0.3 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社ワールド | 41.27 |
| 02 | 児玉 昇司 | 24.76 |
| 03 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 2.88 |
| 04 | 岡三証券株式会社 | 1.15 |
| 05 | 野村證券株式会社 | 1.04 |
| 06 | 吉川 直樹 | 0.85 |
| 07 | 志賀 和夫 | 0.84 |
| 08 | 斎藤 真吾 | 0.71 |
| 09 | 株式会社SBI証券 | 0.60 |
| 10 | 内藤 征吾 | 0.56 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で+120%、1株純資産は6期で+374%。直近期のROEは3.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年3月 | −19 | 25 | — | — |
| 2022年3月 | −12 | 13 | — | — |
| 2023年3月 | 14 | 22 | 93.2 | — |
| 2024年3月 | 23 | 44 | 68.1 | — |
| 2025年3月 | 21 | 116 | 22.9 | 9.7 |
| 2026年3月 | 4 | 119 | 3.2 | 30.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額70百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 高橋啓介 | 代表取締役 社長執行役員 | 47 | — |
| 中尾聡志 | 取締役 執行役員 | 59 | 41,000 |
| 岩瀬ひとみ | 社外取締役 | 55 | — |
| 荒井江里香 | 社外取締役 | 48 | — |
| 谷村まどか | 社外取締役 | 55 | — |
| 楠博文 | 常勤監査役 | 74 | — |
| 安村和幸 | 社外監査役 | 76 | — |
| 朝長慎弥 | 社外監査役 | 51 | — |
| 中井克洋 | 社外監査役 | 64 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 51 | 51 | 10 |
| 社外取締役 | 6 | 12 | 12 | 2 |
| 監査役 | 1 | 7 | 7 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,183字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,389字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク12,181字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,861字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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