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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

シー・ヴイ・エス・ベイエリア

CVS Bay Area Inc.2687 · Standard · サービス業

千葉・東京を拠点にホテル、マンションサービス、クリーニング、コンビニを展開。生活密着型の複合サービス企業。

概要

シー・ヴイ・エス・ベイエリアは、千葉県市川市に本社を置くサービス業企業である。1981年にコンビニエンスストア経営会社として創業し、現在はホテル事業、マンションフロントサービス事業、クリーニング事業、コンビニエンス・ストア事業の4本柱で展開する。2026年2月期の連結営業収入は79億円、従業員数は184名(連結ベース)。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

ホテル・マンション・クリーニング・コンビニの4事業

当社グループは、当社と連結子会社10社で構成される。ホテル事業では、千葉県と東京都内でビジネスホテル「BAY HOTEL」4施設、ユニット型ホテル2施設、およびアウトドアリゾート「THE FARMスロウマウンテン成田」を運営する。マンションフロントサービス事業は子会社の株式会社アスクと地域運営会社8社が担い、居住者向けフロント受付やDXツール「OICOS」を提供する。クリーニング事業は子会社の株式会社エフ.エイ.二四が、マンション内の取次サービスやホテル向けリネンサプライを手掛ける。コンビニエンス・ストア事業では、株式会社ローソンとのフランチャイズ契約に基づき「ローソン」ブランドの店舗を千葉県内と東京都内で運営する。その他事業として不動産賃貸やヘアカット店舗運営も行う。

売上高の推移と収益構造の変化

連結売上高は2013年2月期の272億円から、2018年2月期に109億円へ急減した。これはコンビニエンス・ストア事業の一部をローソンに譲渡し、事業規模を大幅に縮小したためである。その後はホテル事業の拡大で下支えされ、2020年2月期104億円、2021年2月期73億円と落ち込んだが、2024年2月期には75億円に回復。2026年2月期は79億円(前年比1.0%増)となった。ホテル事業収入は22億円(同12.0%増)だが、減損損失や投資事業組合運用損の計上により、連結経常損失63百万円、親会社株主に帰属する当期純損失11億39百万円を計上している。コンビニ事業は安定基盤として機能する一方、ホテル事業の変動が業績全体を左右する構造にある。

子会社を通じた事業展開と全国拠点

グループの中核子会社は、マンションフロントサービスを担う株式会社アスクと、クリーニング事業を担う株式会社エフ.エイ.二四である。アスクは日本国内の主要地域に8社の地域運営会社を置き、全国規模でフロントサービスを提供する。また、マンションDX総合支援ツール「OICOS」シリーズやオンラインショッピングサイト「ASQGEM」を独自開発し、有人フロントのない中・小規模物件向けに「OICOS Lite」を展開する。エフ.エイ.二四は、都心のタワーマンションや高級物件を中心にクリーニング取次を行い、法人向けリネンサプライやハウスクリーニング、保管サービスも手掛ける。両社とも、当社のホテル事業やコンビニ事業とのシナジーを意識したサービス開発を進めている。

地域密着型の展開と投資戦略

出店地域は東京都9区と千葉県が中心である。コンビニ事業はかつてエリアフランチャイズとしてサンクスブランドで100店舗以上を運営したが、現在はローソンFCへ切り替え、ホテル併設や特殊立地に特化している。ホテル事業は、JR市川塩浜駅前の「CVS・BAY HOTEL本館」を皮切りに、浦安駅前、東京浜松町など、大型テーマパークや商業施設へのアクセスが良好なエリアに集中投資する。2025年3月にはアウトドアリゾート「THE FARMスロウマウンテン成田」を開業した。保有する不動産の賃貸事業も行い、住友ケミカルエンジニアリングセンタービル(千葉市美浜区)の所有権2分の1を保有している。

業界の中での役割は生活関連サービス事業者(ホテル・マンション・小売)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
79億円
営業利益
1億円
営業利益率
1.3%
純利益
-11億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01宿泊・レジャー主力

千葉県と東京都でビジネスホテルやユニット型ホテル、アウトドアリゾートを運営。旅行客やビジネス利用者に宿泊施設を提供する。

主な製品・サービス2
BAY HOTEL
ビジネスホテルブランド。
THE FARMスロウマウンテン成田
アウトドアリゾート施設。

02マンション管理組合・居住者主力

マンションのフロントサービス受託を核に、クリーニング取次ぎ、DXツール提供、カフェ運営など居住者向けの生活支援サービスを展開。

主な製品・サービス2
OICOS
マンションDX総合支援ツール。
ASQGEM
オンラインショッピングサイト。

03個人・法人(クリーニング)準主力

タワーマンションや富裕層向けのクリーニング取次ぎ、企業の研修所や学校、ホテル向けのリネンサプライなど、多様なクリーニングサービスを提供。

04小売(コンビニ)準主力

ローソンとフランチャイズ契約を結び、ホテル併設や特殊立地でコンビニを運営。食品や日用品の販売、公共料金収納代行などを行う。

05その他副次

不動産賃貸、ヘアカット店舗運営、新規事業開発など。

製品と技術

「BAY HOTEL」ブランドの宿泊施設群

ホテル事業では「BAY HOTEL」ブランドで4つのビジネスホテルと2つのユニット型ホテルを運営する。ビジネスホテルは千葉県市川市の「CVS・BAY HOTEL本館」(108室)と「同新館」、千葉県浦安市の「BAY HOTEL浦安駅前」、東京都港区の「BAY HOTEL東京浜松町」の4施設。ユニット型ホテルは東京都中央区の「東京銀座BAY HOTEL」と江東区の「東京有明BAY HOTEL」の2施設で、リーズナブルな価格帯を特徴とする。これらの施設は大型テーマパークや商業施設、展示場へのアクセスが良い立地に集中し、レジャー需要を取り込む。2025年4月には本館の全室リニューアルを完了し、ADR(平均客室単価)の向上を図っている。

マンションDX総合支援ツール「OICOS」シリーズ

子会社アスクが提供する「OICOS(オイコス)」は、マンションのフロント業務をデジタル化する総合支援ツールである。有人フロントと連携し、居住者向けの各種手続きや情報発信を効率化する。2025年2月期時点で、100世帯以下の中・小規模物件向けの「OICOS Lite」も展開し、有人フロントの設置が難しい物件にも導入を進めている。スマホアプリを通じて、クリーニング取次や宅配便の受け取り、イベント案内などのサービスを提供する。従来の有人フロントサービスとDXツールを組み合わせることで、マンションの付加価値向上に貢献している。

クリーニング取次サービスとリネンサプライ

子会社エフ.エイ.二四は、都心部のタワーマンションや高級マンションのフロントを介した居住者向けクリーニング取次サービスを主力とする。企業の研修所や寮、学校、ホテル等の法人向けリネンサプライ(シーツやユニフォームのクリーニング)も手掛ける。さらにハウスクリーニング、衣類保管サービス、個配サービスを展開。LINEを活用したキャッシュレス型個配クリーニングの導入を進め、フロントの有無に依存しないサービス提供を目指す。マンションフロント事業とのシナジーを重視し、アスクが運営するマンションとの連携を強化している。

アウトドアリゾート「THE FARMスロウマウンテン成田」

2025年3月に千葉県成田市に開業したアウトドアリゾート施設「THE FARMスロウマウンテン成田」。開業直後は連休や週末を中心に高稼働を記録し、メディア露出もあったが、6月以降は予約の伸びが鈍化し、計画を大幅に下回った。そのため、イベント増加やSNS発信、販売チャネル拡大、飲食メニュー刷新、デジタルマーケティングなど認知度向上策を実施。冬季には定休日を設けコストコントロールに取り組む。宿泊だけでなく、アウトドア体験や食事を提供する複合リゾートとして、インバウンド需要の取り込みも視野に入れているが、まだ収益化の途上にある。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

ベイエリア密着型人材派遣、小規模ながら独自性

シー・ヴイ・エス・ベイエリアは、東京ベイエリアに特化した人材派遣・紹介事業を展開する小規模企業。売上高は2025年2月期78億円と業界内では小粒だが、地域密着型で差別化を図る。同業のジンジブは新卒採用支援が主力で事業領域が異なり、イシンは人材紹介に特化。ベイエリアという限定エリアで、物流・IT分野を中心にニッチな需要を取り込んでいる。営業利益率は2025年2月期5.13%と比較的良好だが、2026年2月期は1.27%と急減見込みで、収益の不安定さが課題。

強み

  • 東京ベイエリアに集中することで、地域密着型のサービスを提供し、エリア内での競争優位を確保。
  • 物流やIT分野に特化した人材派遣で、顧客企業のニーズに合致した人材を提供できる。
  • ベイエリアは物流拠点やIT企業が集積しており、継続的な人材需要が見込まれる。
  • 大手に比べ機動的な営業活動が可能で、顧客からの個別要望に迅速に対応できる。

課題

  • 2026年2月期の営業利益率が1.27%と大幅低下見込みで、収益安定化が急務。
  • ベイエリアへの集中が逆にリスクとなり、地域経済の変動に影響を受けやすい。
  • 売上高80億円未満と小規模で、大手との競争で価格やリソース面で劣位に立つ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がシー・ヴイ・エス・ベイエリア

時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。

#企業時価総額PER
17064ハウテレビジョン26億円27.6倍
22687シー・ヴイ・エス・ベイエリア25億円
36063日本エマージェンシーアシスタンス25億円18.2倍
46563みらいワークス25億円20.8倍
54735京進25億円25.9倍
6246Aアスア25億円28.8倍
7288Aラクサス・テクノロジーズ25億円25.1倍
84766ピーエイ24億円22.9倍
97043アルー24億円8.1倍
10189AD&Mカンパニー24億円10.8倍
119760進学会ホールディングス24億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

コンビニ経営会社としての創業とサンクスFC加盟(1981-1989)

1981年2月、千葉県市川市にコンビニエンス・ストア経営を目的とするシビルサービス株式会社が資本金1,000千円で設立された。8年後の1989年11月、株式会社サンクス(現ファミリーマート)とフランチャイズチェーン加盟店契約を締結し、第1号店としてサンクス大島店を開店した。この契約が後のエリアフランチャイズ本部事業の起点となる。設立から8年間は、直営店を中心に店舗網を構築する期間であった。

エリアFC本部への転換と合併による法人格変更(1996-1998)

1996年12月、コンビニ本部事業を目的とする株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアを関連会社として設立。翌1997年1月、同社がサンクスと企業フランチャイズ契約を結び、東京都9区・千葉県10市を担当する地域本部となった。1997年3月、当社直営店16店舗と加盟店5店舗を加盟店とするエリアフランチャイズ本部事業を開始。1998年2月、株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアを吸収合併し、商号を株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアに変更。さらに同年9月、額面変更のため株式会社近藤酒店に吸収合併された後、再び同一商号に変更するという複雑な法人格変遷を経て、現在の体制が整った。

上場と事業拡大、100店舗達成(2000-2006)

2000年4月に1株を2株に分割した後、同年12月に大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に上場。2001年10月にも株式分割を実施。2002年3月には株式会社エフ.エイ.二四(現連結子会社)を100%子会社化し、クリーニング事業に参入した。同年9月、出店エリアを千葉県全域へ拡大。同年10月には東京証券取引所市場第二部に上場し、同年12月に運営店舗数100店舗(加盟店含む)を達成した。2004年10月に1株を3株に分割、2005年10月に住友ケミカルエンジニアリングセンタービルの所有権2分の1を取得。2006年2月には東京証券取引所市場第一部へ指定替えとなった。

ホテル事業への参入とコンビニ事業の変容(2009-2012)

2009年10月、株式会社アスク(現連結子会社)を子会社化し、マンションフロントサービス事業に進出。同年11月、千葉県市川市にビジネスホテル「CVS・BAY HOTEL」を開業し、ホテル事業に参入した。2011年3月にアスクを完全子会社化。2012年1月、株式会社ローソンとのフランチャイズ契約を締結し、翌2月にサンクスとの企業フランチャイズ契約が満了。これにより「サンクス」ブランドでの店舗運営を終了し、同年3月から「ローソン」ブランドでのコンビニ運営を開始した。この切り替えにより、コンビニ事業の基盤は維持しつつ、ブランド変更と本部体制の転換が図られた。

ホテル事業の多角化とコンビニ事業の縮小(2015-2018)

2015年7月、東京都中央区にユニット型宿泊施設「東京銀座BAY HOTEL」を開業。同年12月には市川市に「CVS・BAY HOTEL新館」、江東区に「東京有明BAY HOTEL」を開業し、ホテル事業のラインアップを拡充した。2016年5月には千代田区に女性専用のユニット型ホテル「秋葉原BAY HOTEL」を開業。同年9月には株式併合(10株を1株)を実施。2018年3月、コンビニエンス・ストア事業の一部を株式会社ローソン及びその子会社に吸収分割により承継し、コンビニ事業を大幅に縮小した。これによりグループ全体の収益構造がホテル・マンションフロント・クリーニング主体へとシフトした。

近年の動き:リニューアルと新規事業(2020-2025)

2020年7月、東京都港区に「BAY HOTEL東京浜松町」を開業。同年10月には「CVS・BAY HOTEL本館」の増築棟を開業した。2022年4月、東証の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行。2023年3月に「BAY HOTEL東京浜松町」のユニットフロア48室をリニューアル。2025年3月、千葉県成田市にアウトドアリゾート施設「THE FARMスロウマウンテン成田」を開業。同年4月には「CVS・BAY HOTEL本館」全108室のフルリニューアルを実施した。新規事業の開発と既存施設のリブランドを進める一方、アウトドアリゾートの開業初期には予約獲得の課題が生じ、業績計画を下回る結果となった。

年表39件を開く

1980年代

  • 1981年2月創業千葉県市川市に、コンビニエンス・ストアの経営を目的とするシビルサービス株式会社を資本金1,000千円をもって設立。
  • 1989年11月株式会社サンクス(現 株式会社ファミリーマート)とサンクス・フランチャイズ・チェーン加盟店契約を締結し第1号店としてサンクス大島店を開店。

1990年代

  • 1996年12月創業当社の関連会社として、コンビニエンス・ストアの本部事業を目的とする株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアを設立。
  • 1997年1月株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアが、株式会社サンクスアンドアソシエイツ(現 株式会社ファミリーマート)と、同社を東京都9区・千葉県10市における地域本部とするサンクス企業フランチャイズ契約を締結。
  • 1997年3月上記契約に基づき、株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアが、当社直営店16店舗及び加盟店5店舗を加盟店とするエリア・フランチャイズ本部事業を開始。
  • 1998年2月M&A当社が、株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアを吸収合併し、エリア・フランチャイズ事業本部となり、同日に商号を株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアに変更。
  • 1998年9月M&A当社株式の額面金額を500円から50円に変更するため、株式会社近藤酒店(形式上の存続会社)に吸収合併され、同日に商号を株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリアに変更。

2000年代

  • 2000年4月当社普通株式1株を2株に分割。
  • 2000年7月当社直営店でクリーニング取次サービスを開始。
  • 2000年12月上場当社株式を大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に上場。
  • 2001年10月当社普通株式1株を2株に分割。
  • 2002年3月M&A株式会社エフ.エイ.二四(現 連結子会社)を当社の100%子会社化。
  • 2002年9月当社の出店エリアを東京都9区・千葉県10市より、東京都9区・千葉県全域へ拡大。
  • 2002年10月上場当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2002年12月運営店舗数100店舗(加盟店含む)を達成。
  • 2003年3月上場当社株式の大阪証券取引所ヘラクレス市場における上場を廃止。
  • 2004年10月当社普通株式1株を3株に分割。
  • 2005年10月住友ケミカルエンジニアリングセンタービル(千葉市美浜区)の所有権2分の1を取得。
  • 2006年2月上場当社株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2008年8月本社を住友ケミカルエンジニアリングセンタービル(千葉市美浜区)に移転。
  • 2009年10月M&A株式会社アスク(現 連結子会社)を当社の子会社化。
  • 2009年11月千葉県市川市にビジネスホテル「CVS・BAY HOTEL」を開業。

2010年代

  • 2011年3月M&A当社子会社アスク(現 連結子会社)を完全子会社化。
  • 2012年1月株式会社ローソンとのフランチャイズ契約を締結。
  • 2012年2月株式会社サンクスアンドアソシエイツ(現 株式会社ファミリーマート)との企業フランチャイズ契約の契約期間満了に伴い、「サンクス」ブランドでの店舗運営を終了。
  • 2012年3月株式会社ローソンとのフランチャイズ契約に基づき、「ローソン」ブランドでのコンビニエンス・ストア店舗運営事業を開始。
  • 2012年6月当社普通株式1株を2株に分割。
  • 2015年7月東京都中央区にユニット型宿泊施設の1号店「東京銀座BAY HOTEL」を開業。
  • 2015年12月千葉県市川市にビジネスホテル「CVS・BAY HOTEL新館」を開業。東京都江東区にユニット型宿泊施設「東京有明BAY HOTEL」を開業。
  • 2016年5月東京都千代田区に女性専用のユニット型宿泊施設「秋葉原BAY HOTEL」を開業。
  • 2016年9月当社普通株式10株につき1株の割合で併合。
  • 2018年3月コンビニエンス・ストア事業の一部を株式会社ローソン及びその子会社に吸収分割契約に基づき承継し、コンビニエンス・ストア事業を縮小。
  • 2018年5月千葉県浦安市にビジネスホテル「BAY HOTEL浦安駅前」を開業。

2020年代

  • 2020年7月東京都港区にビジネスホテル「BAY HOTEL東京浜松町」を開業。
  • 2020年10月千葉県市川市に既存ビジネスホテル「CVS・BAY HOTEL本館」の増築棟を開業。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所市場第一部からスタンダード市場に移行。
  • 2023年3月「BAY HOTEL東京浜松町」のユニットフロア(48室)のリニューアル改装を実施。
  • 2025年3月千葉県成田市にアウトドアリゾート施設「THE FARMスロウマウンテン成田」を開業。
  • 2025年4月「CVS・BAY HOTEL本館」(全108室)のリニューアル改装を実施。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 当社単体売上高2028年2月期まで55億円
  • 当社単体営業利益2028年2月期まで7億円
  • 当社グループ連結売上高2028年2月期まで95億円
  • 当社グループ連結営業利益2028年2月期まで10億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ビジネスモデルの変革

    ホテル事業では、アウトドアリゾート施設の運営安定化やビジネスホテルのリニューアルを通じ、非日常の時間を提供する「リトリートステイ事業」の確立を目指す。マンションフロント事業では、DX支援ツール「OICOS」の拡充と生活支援サービス連携により「ウェルビーライフ事業」へ進化させる。

  2. 02

    人材投資・人材活躍

    安定的な人材確保に加え、企業理念やガバナンスを理解し質の高い成果を求められる人材を育成・採用する。次世代幹部の育成や専門人材の確保に注力する。

  3. 03

    業務改革・DXの推進

    従来の業務方法から脱却し、組織・人事・業務をダイナミックに見直して生産性を向上させる。ホテルでは予約獲得の早期化とレベニューコントロール強化、マンションフロントではOICOSシリーズの機能拡充と中・小規模物件向け「OICOS Lite」の普及、クリーニングではLINE活用型サービスの拡大に取り組む。

  4. 04

    コーポレート・ガバナンスの強化/サステナビリティ情報開示の促進

    グループ全体の内部監査体制を強化し、子会社を含めた担当者の人事交流で課題を早期把握する。コンプライアンス遵守の透明性高い経営を推進し、企業価値の増大を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で184人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は372万円で、9期前と比べて16.6%平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は7.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月506
2018年2月495
2019年2月324
2020年2月44640.49.1315
2021年2月39641.39.6276
2022年2月40842.411.6240
2023年2月42142.412.7205
2024年2月46841.010.4202
2025年2月48542.08.7189212
2026年2月37243.27.818454

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
CVS・BAY HOTEL 本館・新館 — 千葉県市川市2,643百万円
ホテル事業
THE FARM スロウマウンテン 成田 — 千葉県成田市2,346百万円
ホテル事業
本社 — 千葉市美浜区157百万円
ホテル事業 コンビニエンス・ストア事業 その他事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社アスク(注)4、5
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エフ.エイ.二四
    千葉市 美浜区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アスク北日本(注)2
    仙台市 青葉区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アスク東東京(注)2
    千葉市 美浜区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アスク東京(注)2
    東京都 新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アスク西東京(注)2
    横浜市 中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アスク大阪(注)2
    大阪市 北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アスク近畿(注)2
    大阪市 北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アスク関西(注)2
    神戸市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アスク西日本(注)2
    福岡市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は79億円営業利益1億円前期と比べると増収減益で、売上が+1.3%、利益が-75.0%。

売上高
+1.3%
79億円
営業利益
-75.0%
1億円
純利益
-200.0%
-11億円
営業利益率
1.3%
前期比 -3.9%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高81億円79億円
営業利益4億円1億円
純利益2億円-11億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は21億円、営業利益は1億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+5.0%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q19210.51
2024年2Q1915.31
2024年3Q1915.32
2024年4Q183
2025年1Q20210.02
2025年2Q1915.36
2025年4Q3912.63
2026年2Q4000.0−1
2026年4Q3912.6−10
2027年1Q2114.81

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は272億円から79億円へ29%に減った。直近期の営業利益率は1.3%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月272−4−9
2014年2月3022−9
2015年2月28732
2016年2月29212
2017年2月29521
2018年2月2941−3
2019年2月109038
2020年2月1042−4
2021年2月73−5−12
2022年2月72−4−8
2023年2月6900
2024年2月7547
2025年2月78445.111
2026年2月791−11.3−11

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高79億円のうち、営業利益として残るのは1億円1.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-11億円、売上の-13.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金51.9%41億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金46.8%37億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.3%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比6.3pt
1.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比19.0pt
-13.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-10.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが3億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は19億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月50−9516
2014年2月32−4517
2015年2月103121
2016年2月−2−1819−2020
2017年2月6−2−3420
2018年2月4−1812−1418
2019年2月−160−435933
2020年2月−17−1011−2716
2021年2月1−36−219
2022年2月−42−1−217
2023年2月−27−4518
2024年2月5−117−619
2025年2月4−4−1018
2026年2月3−53−219

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は104億円。このうち返さなくてよい自己資本が31億円で、自己資本比率は30.1%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月112278524.3
2014年2月106188816.6
2015年2月108208818.7
2016年2月1262210417.2
2017年2月1282210617.1
2018年2月1361911713.7
2019年2月122556745.6
2020年2月114506443.7
2021年2月105376835.4
2022年2月94286630.1
2023年2月87276031.6
2024年2月103346932.7
2025年2月113446938.9
2026年2月104317230.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
19億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
19億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
72億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中145位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中463位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
30.1%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
1.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥494で、1年前と比べて-16.3%過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。

¥494+0.4%1ヶ月+0.8%1年-16.3%時価総額25億円
過去52週の値幅
安値¥471高値¥616

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)9.9倍
PBR0.77倍
配当利回り4.05%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績が大きく変動しており、投資判断が難しい銘柄。2025年2月期は営業利益率5.13%と改善したが、翌期には1.27%に急減、純利益も赤字転落の見通し。強気派は一過性要因と見て反転を期待するが、弱気派は事業基盤の脆弱さを指摘する。ROEは29%と高いが、これは利益率より自己資本の小ささに起因する可能性が高い。

プラスに働く材料7
  • 一時的な業績悪化と見る

    2025年2月期は黒字、2026年は特殊要因か

  • 低PBRからの割安感

    PBR0.76倍、資産価値に対して株価低位

  • 高ROEは資本効率の良さ

    ROE29%は一見魅力的

  • 高ROE29%を活かした資本効率改善策への期待次回株主総会影響

    ROE29%に対しPBR0.76倍と割安で、株主還元強化の余地

  • 配当利回り4.07%の安定配当継続継続影響

    前期配当性向は約20%、今期赤字でも配当維持可能性

  • PBR0.76倍の解散価値割れで買収防衛策の導入不定影響

    時価総額25億円に対し純資産33億円

  • 2026年2月期の業績悪化を受けた抜本リストラ2026年下期影響

    営業利益1億円まで落ち込み、赤字脱却への施策期待

マイナスに働く材料7
  • 業績の不安定性

    営業利益率が5%→1%に急変、予測困難

  • 収益力の弱さ

    売上高70億円規模で利益率低く、脆弱

  • 成長性の欠如

    売上高ほぼ横ばい、拡大シナリオ不明

  • 2026年2月期の純利益赤字転落通年影響

    純利益-11億円、前期比22億円の悪化

  • 営業利益率の急低下と収益力悪化通年影響

    営業利益率5.13%→1.27%に低下

  • 無配転落リスク次回決算影響

    今期赤字で配当減額の可能性、配当利回り4%は維持困難

  • 浮動株減少による流動性低下不定影響

    外国人保有1%と少なく、需給悪化で売りが出やすい

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益基盤の安定性を測る
純利益
赤字転落のリスクを監視
売上高成長率
事業拡大の有無を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から13.0%いまの株価に対する利回りは4.05%。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
4.05%
いまの株価に対して
配当性向
10.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月1039.3
2018年2月20100.0
2019年2月3050.03.9
2020年2月20−33.3
2021年2月16−20.0
2022年2月12−25.0
2023年2月1633.3
2024年2月2025.015.6
2025年2月2315.010.4
2026年2月20−13.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ7,241人。区分でいちばん多いのは個人・その他69.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.2%を占め、残る70.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他60.461.464.461.567.669.3
事業法人29.129.429.228.228.227.9
自己株式2.52.52.52.52.52.5
金融機関8.07.45.23.21.31.3
外国法人0.70.50.51.80.80.7
証券会社1.81.30.75.32.00.5
外国人個人0.00.00.10.00.10.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ユネイシア26.57
02泉澤 豊14.33
03泉澤 摩利雄4.29
04泉澤 節子2.84
05倉 剛進2.02
06金室 貴久1.85
07瀬間 義信1.30
08中川 一成1.08
09株式会社京葉銀行1.04
10猪鼻 隆行0.79

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−1194%、1株純資産は14期で+1045%。直近期のROEは29.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月−1855
2014年2月−1836
2015年2月54111.928.325.6
2016年2月404409.520.625.9
2017年2月194444.338.139.3
2018年2月−57378
2019年2月7701,124102.61.03.9
2020年2月−811,006
2021年2月−235753
2022年2月−168574
2023年2月−3556
2024年2月14168122.95.015.6
2025年2月22888729.02.410.4
2026年2月−231633

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/2期の役員報酬は総額39百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
泉澤豊代表取締役 会長80
泉澤摩利雄代表取締役 社長54
坂内太一取締役 サービス事業本部長49
土井章博取締役 事業推進本部長 兼リトリートステイ事業本部長57
山下徳実取締役(監査等委員)66
廣島武取締役(監査等委員)63
仲内光広取締役(監査等委員)47
寺原房江取締役 管理本部長47
栗元秀樹取締役(監査等委員)55

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)430308
社外取締役4992

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,199字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社、以下同じ)は、当社と連結子会社10社で構成され、ホテル事業、マンションフロントサービス事業、クリーニング事業、コンビニエンス・ストア事業、その他事業を営んでおります。 (ホテル事業) 〔当社〕(株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア) 当社は、「BAY HOTEL」のブランドにて、千葉県及び東京都内で、4施設のビジネスホテルと2施設のユニット型ホテルを運営するほか、アウトドアリゾート施設「THE FARMスロウマウンテン成田」を開発・運営しています。 (マンションフロントサービス事業) 〔子会社〕(株式会社アスク、その他地域運営会社8社) 株式会社アスクは、マンションフロントサービスの受託事業を核に「クリーニング取次ぎサービス」の提供や、マンションDX総合支援ツール「OICOS(オイコス)」、オンラインショッピングサイト「ASQGEM(アスクジェム)」の独自開発に加え、マンション内のカフェ/ショップの運営、催事イベントの企画/開催支援を行うなど、居住者向けの生活支援付帯サービス事業を展開するほか、マンション以外の公共施設やシェアオフィスでの各種受付業務の受託事業を営んでいます。 なお、マンションフロントサービスについては、株式会社アスクのほか、地域運営会社8社を通じてサービスの提供を行っております。 (クリーニング事業) 〔子会社〕(株式会社エフ.エイ.二四) 株式会社エフ.エイ.二四は、都心部を中心とするタワー型マンションや富裕層向け高級マンションの内部に設置されるフロントを介した居住者向けの「クリーニング取次ぎサービス」を中心に、企業の研修所や寮、学校等の教育機関における衣類ならびにカーテン等館内備品のクリーニングサービス、ホテル等宿泊施設でのシーツやユニフォームを取り扱う法人向けリネンサプライサービス、その他、ハウスクリーニングや衣類の保管サービス・個配サービスなど、複数のクリーニングサービスの提供を行っております。 (コンビニエンス・ストア事業) 〔当社〕(株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア) 当社は、株式会社ローソンとフランチャイズ契約を締結し、千葉県内及び東京都内の出店地域において、当社が運営するホテルとの併設や特殊立地において「ローソン」ブランドのコンビニエンス・ストア店舗を運営し、米飯・惣菜などのファストフードをはじめ、その他の食品や日用品の販売を取り扱う小売業及び公共料金の料金収納代行などの各種サービスの提供を行っております。 (その他事業) 〔当社〕(株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア) その他事業におきましては、保有する不動産の賃貸事業のほか、ヘアカット店舗の運営事業に加え、新規事業の開発ならびに既存施設のリブランド支援を行っております。 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題6,149字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年5月26日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、創業より一貫して、お客様と近い距離での直接的なコミュニケーションに重きを置くスタイルで、顧客のニーズや潜在的需要の把握に努め、業界の概念や通説にとらわれない新しいサービスの開発・提供を軸とした各種サービス事業を展開しております。当社グループは、経営理念を「生活のなかで彩りを感じて頂く、新しいサービスを発見し、創造し、提供する」とし、2026年2月期より、新たに企業パーパスを「人と社会に感動を、誠実なる挑戦を」と定め、お客様・従業員・社会の「よりよき明日の実現」に貢献することを基本方針としています。 (株式会社シ-・ヴイ・エス・ベイエリア) ホテル事業及びコンビニエンス・ストア事業、その他事業の3事業を行っております。 ホテル事業は、2025年3月に開業のアウトドアリゾート施設「THE FARMスロウマウンテン成田」及び千葉県内及び東京都心で展開するビジネスホテル・ユニット型宿泊施設「BAY HOTEL」の運営を通じ、お客様が求める利便性と合理性の実現に努めるとともに、居心地の良い空間と特別な時間の提供を可能とする高い付加価値を持つサービスの提供を行っております。大型テーマパークや商業施設など、国内外を問わず活発な人流が期待できる地域に、ターゲット層に合わせ、コンセプトや形態の異なる宿泊施設を集中的に出店することで、お客様の利用目的やニーズに即した施設選びを可能としています。年単位・中長期目線での未来予測を含めた販売管理、予約獲得活動の早期化を可能とする体制の維持、レベニューコントロールの強化に注力するほか、開業から一定の年数が経過した館内設備や居室については、フルリニューアル改装の実施も積極的に検討し、お客様の不便の解消を具体的に図ることで、無形・有形の新たな付加価値創造を目指し、事業成長と収益性の向上に努めています。 コンビニエンス・ストア事業は、当社グループの祖であるとともに成熟事業の1つであり、業務オペレーション及び財務の両面から、他の事業の発展を支える安定基盤として重要な役割を担っています。ホテル事業と同様の展開地域において、観光等レジャーのほか、ビジネスシーンにおける各種需要を網羅的に獲得し、過去実績や最新トレンド、市況動向を踏まえ、販売戦略を店舗ごとに立案、立地特性や顧客ニーズに即した商品選定や供給を行うことにより、収益確保に貢献しています。 その他事業は、事業用不動産の保有や管理をメインとし、保有不動産の有効活用や事業用地の獲得活動、既存事業のリブランド支援を行うことで、当社グループの将来的成長を後押しする機能を有しております。 (株式会社アスク、その他地域運営会社8社) 企業パーパスを『ASQ』(アスク、会社ロゴに同じ)と定め、マンションフロントサービス事業を行っております。 マンションフロントサービスを通して居住者様に快適(Amenity)と安心・安全(Security)を提案し、心地よい高品質(Quality)な暮らしをサポートすることを事業展開の目的としています。日本国内の主要地域に拠点を設けることで、日本全国でのサービス提供を可能としています。有人型フロントをステーションとする居住者向け生活支援サービスの充実を進めるほか、マンションDX総合支援ツール「OICOS」シリーズの機能拡充ならびに拡販を全国規模で行うことで、ニッチトップ戦略に弾みをつけ、お客様により質の高い豊かで健康的なくらしを提案する活動を通じ、顧客満足を創り続ける企業集団としての成長に努めます。 (株式会社エフ.エイ.二四) 企業パーパスを『ファーストエイド24』(FA24)と定め、クリーニング事業を行っております。 衣食住の「衣」を支えるクリーニングサービスの提供を通じ、お客様が必要とする際にそのニーズや要望に対し可能な限りスピーディーにお応えする(First Aid = FA = 応急的措置)存在であること、また、サービス提供を通じ、お客様の生活における安心感が24時間(=24)続くよう支援することに力点を置き活動しております。マンションフロント事業とのシナジー性強化に注力し、今後の需要拡大が見込まれるハウスクリーニングや保管サービスの利用拡大に努めるほか、LINEを活用したキャッシュレス型個配クリーニングの展開を進めるなど、現代の価値観や人々の行動様式・生活スタイルを踏まえ、フロントの有無や人手不足等の影響を受けずに高品質を維持できるサービスの安定供給に寄与します。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、経営理念「生活のなかで彩りを感じて頂く、新しいサービスを発見し、創造し、提供する」のもと、企業パーパスを「人と社会に感動を、誠実なる挑戦を」と定め、中長期的グループ戦略を、①ビジネスモデルの変革、②人材投資・人材活躍、③業務改革・DXの推進、④コーポレート・ガバナンスの強化/サステナビリティ情報開示の促進、としています。 目標とする経営指標は、2026年2月期からのスタートに向けてグループ全社で策定した「グループ中期経営計画(2026年2月期~2028年2月期)」において、2028年2月期に、当社単体売上高55億円・当社単体営業利益7億円、当社グループ連結売上高95億円・当社グループ連結営業利益10億円の達成を掲げています。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループ各社は、中長期的な経営戦略として以下の取り組みを計画しております。 (中期経営計画の位置づけ) ① ビジネスモデルの変革 ② 人材投資・人材活躍 ③ 業務改革・DXの推進 ④ コーポレート・ガバナンスの強化/サステナビリティ情報開示の促進 (4) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当連結会計年度における我が国経済は、企業の設備投資やデジタル化・省人化投資が底堅く推移したほか、賃上げの広がりによる所得環境の改善が一定の下支えとなり、緩やかな回復基調で推移しました。一方、物価高の影響が残る中で個人消費の持ち直しは力強さを欠き、慢性的な人手不足が企業活動の制約要因となりました。 海外経済につきましては、主要国における通商政策の不透明感や金融環境の変動が続くなか、2026年初頭にかけて中東情勢の緊張が高まり、エネルギー供給への懸念が強まるなど、国際情勢は不安定な推移となりました。また、地経学的対立の深まりや地域紛争の長期化により、世界経済の先行きには慎重な見方が広がりました。 当社の主力事業であるホテル事業においては、2025年3月に開業のアウトドアリゾート施設「THE FARMスロウマウンテン成田」について、運営オペレーションの早期安定とサービス品質の維持、お客様から支持される飲食メニューの開発や催事イベント等の企画を通じた集客の強化、広報・販促活動の積極展開による施設認知度の向上など、包括的・複合的に取り組むことで、事業収益性の追求に努めてまいります。また、ビジネスホテル・ユニット型ホテルの「BAY HOTEL」については、年単位・中長期目線での未来予測を含めた販売管理、予約獲得活動の早期化を可能とする体制の維持、レベニューコントロールの強化に引き続き注力するほか、お客様にとっての利便性と記憶に残る場・時間の提供をより強化するため、開業から一定の年数が経過した館内設備や居室については、フルリニューアル改装の実施も積極的に検討し、お客様の不便の解消を具体的に図るとともに、無形・有形の新たな付加価値を創造することで、リブランド効果の最大化を目指し、事業成長とセグメント利益の確保を促進し、お客様ひとりひとりが自分を取り戻し、心身をリセットする、ゆったりとした“非日常の時間と場”を提供する「リトリートステイ事業」としての確立を目指します。 マンションフロントサービス事業におきましては、有人型フロントをステーションとする居住者向け生活支援サービスの充実を進めるほか、マンションDX総合支援ツール「OICOS」シリーズの機能拡充に向け、住設関連メーカー大手との協業を深め、IoT連携や生成AIを活用した自動応答機能の搭載を進めています。高いサービス品質の維持と収益性の改善に取り組むことで、お客様の満足を創り続ける役割を果たし、引き続き安定した収益の確保を推進するほか、親和性の高いクリーニング事業をはじめとする生活支援サービスとの連携を深めることでお客様の生活の質を高め、より上質で健康的な“日常のくらし”を提案する「ウェルビーライフ事業」としての確立を目指します。 当社グループは、2022年2月期より、経営理念を『生活のなかで彩りを感じて頂く、新しいサービスを発見し、創造し、提供する』とし、2026年2月期より、企業パーパスを『人と社会に感動を、誠実なる挑戦を』としています。2027年2月期のグループ全社方針は、これまでの取り組みを基盤とし『持続的な成長を実現するための礎を築く』と定め、下記事項を対処すべき主な課題と認識し、取り組んでまいります。 ① ガバナンス体制の強化 当社グループは常にお客様と対峙し、お客様のニーズを満たす場や空間、衣食住に直接的にかかわる各種サービスを提供することで、人命や資産を預かり、健康や衛生を担保し、情報や権利を守り、お客様の安心・安全を支えることが使命であり、責任であると考えております。お客様が心から満足し安心できる状態を適切に維持するためには、各種リスクへの充分な備えのほか、事故を未然に防ぐ業務プロセスの構築が不可欠であると強く認識しております。 当社グループでは、コンプライアンスを遵守した透明性の高い経営を行うことが企業価値の増大に寄与すると考え、グループ全体の内部監査業務を統括して実施できる体制を構築し、子会社を含めた体制強化に努めております。 各ホテル施設、マンションフロント、コンビニエンス・ストア店舗につきましては、内部監査室による監査を定期的に実施のうえで、適正な運営を行うため必要に応じて指導及び是正勧告などを行っているほか、会計監査におきましても、監査等委員会と会計監査人が相互に連携し監査を実施しております。 さらに、子会社を含めた担当者の人事異動交流を定期的に実施することにより、課題事項の早期把握に努めるなど、適正な業務運営を図っております。 また、税務及びその他の法令に関する判断などにつきましては、顧問税理士及び顧問弁護士などと適切に相談を行うことで、指導や助言を受けております。今後とも、内部統制システムの遵守を徹底すると同時に、体制の更なる強化を進めてまいります。 ② 効率性を加速させる業務改革 当社グループは、人手や工数をかけることを前提とする考えとは一線を画し、お客様の信頼を損なわず、いかに合理性・生産性に富んだ方法論で業務が完了できるかを追求しています。従来の仕事の仕方や考え方から脱却し新たな方法に着手し、組織を変え、責任を変え、工程を変え、業務内容を変えることを厭わず、当社グループ全体としての生産性向上を目指すため、全社の組織・人事・業務をダイナミックに見直し、高い収益性の確保に努めてまいります。 ホテル事業におきましては、年単位・中長期目線での未来予測を含めた販売管理、予約獲得活動の早期化を可能とする体制の維持、販売コントロールの強化に引き続き注力するほか、お客様にとっての利便性と記憶に残る場・時間の提供をより強化するため、開業から一定の年数が経過した館内設備や居室については、フルリニューアルも積極的に検討し、お客様の不便の解消を図るとともに、無形・有形の新たな付加価値を創造することで、リブランド効果の最大化を目指し、事業成長とセグメント利益の確保を促進します。また、アウトドアリゾート施設については、オペレーションの早期安定とサービス品質の維持、お客様から支持される飲食メニューの開発や催事等の企画を通じた集客の強化、広報・販促活動の積極展開による施設認知度の向上など、包括的・複合的に取り組むことで、事業収益性の追求に努めてまいります。 マンションフロント事業におきましては、マンションフロントを介した居住者向けの各種生活支援サービスの提供に加え、マンションDX総合支援ツール「OICOS」の提供と搭載機能の拡充を推進するほか、100世帯以下の中・小規模物件を対象とした「OICOS Lite」の普及を図ることで、お客様の満足を創り続ける役割を果たし、安定した収益の確保に努めてまいります。 クリーニング事業におきましては、マンションフロント事業とのシナジー性強化に注力するほか、LINEを活用したキャッシュレス型個配クリーニングやハウスクリーニングの拡大を図るなど、フロントの有無や人手不足等の影響を受けずに高品質を維持できるサービスの創造と安定供給に努めてまいります。 コンビニエンス・ストア事業におきましては、周辺地域の再開発等によりさらに増加する人流に対し、付加価値の高い商品の提供と品揃えの強化を図るほか、オペレーションの改善や省人化への取り組みに注力することでコストコントロールに努め、安定した収益を維持します。 その他事業におきましては、保有不動産の整理に努めるほか、将来の事業規模拡大に向け、既存事業のリブランド支援にも積極的に取り組んでまいります。 ③ 高度人材の補完 当社グループの企業規模の拡大及び成長を促進するためには、安定的な人材の確保に加え、企業理念のほか、ガバナンスや業務効率性の追求の重要性を真に理解・共感し、質の高い結果を求めようとする人材が必要です。業界知見に優れ、新たな分野に進むためのアイデアを持つ専門人材の確保に努める活動を強化し、次世代幹部の採用・育成にも注力してまいります。 ④ 認知度の向上 当社グループの企業規模の拡大及び成長を促進するためには、自社の魅力・サービスの付加価値を高め、オリジナルブランドとしての力を携える必要があります。外的要因の変化により業況が大きく変動するリスクに対処するためにも、既にそれぞれの事業領域で圧倒的な知名度を誇り、莫大な市場規模と自社ブランドのファン獲得に成功していらっしゃる有名企業や有名コンテンツ等とのコラボレーションを強化し、事業の地域密着性を高めるとともに、当社グループが提供する各種サービスの利用を促進するなど、中長期目線でのコーポレートブランディングにも着手し、当社グループの企業価値を高める取り組みを通じ、事業継続と安定した収益の確保に努めてまいります。
事業等のリスク4,264字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資家の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報公開の観点から以下に記載しております。 なお、当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に最大限の努力をしてまいります。 また、以下における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年5月26日)現在において当社が判断したものであり、事業などのリスクはこれらに限られるものではありません。 (1) 自然災害の発生 大規模な地震のほか、台風や集中豪雨、大雪、火山の噴火等によって、建物設備の棄損や焼失のほか、ライフラインの断絶による電気・水道・ガスの供給困難、交通網の麻痺による必要資材の調達遅延に加え、従業員の通勤・帰宅に困難が生じるなど、事業拠点におけるサービス提供の機能が停止するおそれがあります。また、損害発生の地域によっては、当社グループに直接的な損害がない場合でも、消費意欲の減退や交通機関への影響に伴う客数の減少等が予想され、当社グループの収益確保に影響する可能性があります。 これらのリスクに対し、事業継続計画(BCP)、各種災害対策マニュアルに基づき、備蓄資材の管理、避難経路の適切な確保、従業員に対する訓練及び教育の徹底、定期的なマニュアルの見直しなどを行うことで、災害時にお客様・従業員の安全を守り、速やかに事態の収束と事業の再開に向けた活動に移行できるよう、体制の整備をさらに進めてまいります。 (2) 感染症の発生、まん延 新型インフルエンザや新型コロナウイルスに代表される感染症の発生やまん延は、海外からの入国規制や渡航自粛によるインバウンド需要の規模縮小に加え、国内においても不要不急の外出自粛要請や消費マインドの減退が生じるなど、経済活動の減速・停滞が予想されます。多くの来場者が見込まれる大型テーマパーク、商業施設、大規模展示場・ホール等が密集する東京都心部を中心とする地域で事業展開を行う当社ホテル事業は、施設近隣で休園や入場規制等が生じた場合、当社施設の利用者も減少する可能性が高く、ホテル事業の収益確保に苦戦するリスクがあります。 これらのリスクに対し、当社ホテル事業においては、従来から注力している利便性の追求に加え、利用目的や客層のニーズに即したおもてなしと心地良い時間と空間の提供を行うことで、高付加価値サービスの提供を実現し、収益性の確保と拡大に努めるほか、ビジネスや教育、スポーツ関連団体による宿泊需要の獲得にも注力することで観光・レジャー需要に偏向した顧客獲得を改め、バランスを意識した予約の獲得・顧客の分散を図り、有事の際も特定の顧客層が失われることで、事業継続リスクを生じさせる状況からの脱却に取り組んでおります。 (3) 固定資産の減損及び保有有価証券の資産価値の毀損 当社グループは、ホテル事業の運営に必要となる施設及び内装資産のほか、投資不動産などの固定資産を保有しております。市川市内のビジネスホテル施設や成田市内のアウトドアリゾート施設は、いずれも自社所有であり、建設費などの多額の設備投資を行っていることから、今後、計画した収益が確保できない場合には、固定資産の減損処理が必要となることが考えられるほか、地震による価値毀損リスクも有しております。 また、資金運用の一環として有価証券等を保有しております。主に投資事業有限責任組合を通じた、未上場会社への投資であり、取締役会での十分な審議の上、投資判断を行っておりますが、資産の特性上、リスクの高い金融資産に分類されることから、投資先の成長が計画通りに進まない場合は、投資資産に毀損が生じる可能性があり、当社グループの業績に影響を与える場合があります。 (4) 労務リスク 当社グループは、接客を伴うサービス業を主としております。人材育成の強化を図ることで、人的資本の価値を最大限に引き上げ、サービス品質と顧客満足度の向上の実現に努めています。次世代人材に加え、他社知見を有する中堅人材、専門的知見を有した高度人材の登用を積極的に行い、必要人材の安定確保を進め、従業員が心理的安全のもとで、安心して業務に集中でき、キャリアアップができる体制づくりを進めています。 今後、関係法令や社会保険への対応、労働条件・待遇条件を含めた労働環境の整備を推進するにあたり、人件費や業務委託費、その他の販売費及び一般管理費の増加が生じるほか、社会的な人手不足が深刻化し、必要人材の確保に遅れが生じることでやむを得ずサービス提供に縮小が生じる場合は、当社グループの収益確保に影響を与える可能性があります。 当社グループは、これらのリスクに対し、ハラスメント対策、コンプライアンス研修、従業員のメンタルヘルスならびに時間外就労や休暇取得状況の管理の徹底など、従業員のケアに重点を置いた取り組みとモニタリングを進めるとともに、要員計画に基づく計画的な採用ならびに人材の戦力化、時短勤務や就労地・業務を限定する新たな雇用形態の確立を通じた雇用間口の拡大を実現し、正規・非正規の別を問わず、安定的な要員確保に努めてまいります。 (5) マンションフロントサービス事業の運営環境の変化 全国のマンション販売をめぐる環境は、新規戸数の減少傾向が続いているほか、建設コストの高止まり、建設に適した用地が不足するなど、厳しい状況が続いています。そのため、マンションフロントの導入を可能とする大型物件が減少傾向にあるほか、全国的な人手不足を背景とするなかでのフロント人材の安定確保や品質の担保、管理コストの上昇を起因とする各マンションの管理組合の収支悪化に伴うフロント体制の維持に困難を生じるなど、事業を取り巻く環境変化に伴う事業リスクが一定数存在します。 しかしながら、新規マンションのうち、小規模物件は増加傾向にあるほか、各種支援システムの技術的発達や、コロナ禍を契機とする社会の変化、行動様式・価値観の変化により、従来は難しいとされていたシステムを介したサービス提供や省人化の実現が可能となるなど、事業拡大にとって追い風となる変化も生じております。 マンションフロントサービス事業においては、サービス内容の拡充と差別化による付加価値の提供を通じた価格競争からの脱却を目指すとともに、フロント人材の安定確保と教育研修の継続実施に努めるほか、シェアオフィスやコワーキングスペースにおける受託業務など、今後の成長が期待される領域での開拓に加え、マンションDX総合支援ツール「OICOS」の導入数の拡大と搭載機能の拡充、有人フロントからOICOS物件への移行を並行して行っております。これらの取り組みにより、有人フロントによるサービス提供は、より高品質で特別感を持つ高付加価値サービスへの昇華を目指し、業界におけるニッチシェアトップの存在としての地位を確立することで、シェアの拡大と新たな需要や市場の獲得を実現することで、運営環境の変化に対処してまいります。 (6) クリーニング事業の運営環境の変化 全国のクリーニング業をめぐる環境は、在宅勤務の拡大やファストファッションの普及により、一般衣類を対象とするクリーニング需要に減少傾向が見られるほか、製造や配送に係るエネルギーコストの上昇や原材料・資材等の価格高騰を背景とする経営困難、取次拠点や工場の閉鎖、後継者不足による廃業など、産業としての縮小も顕著であり、厳しい状況が続いております。 クリーニング事業においては、収益性を重視した経営体制の構築に向け、不採算部門の整理や撤退、提携工場の集約による集荷・配送コストの削減に努めているほか、バックオフィス業務の効率化にも着手しています。また、マンションフロントサービス事業との親和性が高く、今後の需要拡大が見込まれるハウスクリーニングや保管サービスの利用拡大に努めるほか、LINEを活用したキャッシュレス型個配クリーニングの展開を進めるなど、利便性の高いサービスの拡販に注力しておりますが、需要の獲得が鈍化もしくは遅延する場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (7) 継続企業の前提に関する重要事象等 当社グループは、当連結会計年度において、事業環境の変化に加え、事業拡大に対する社内体制の整備が十分に追いつかなかったことから、売上高および営業利益が当初計画を下回り、収益性が悪化しました。また、当該収益性の動向とは直接の関連はないものの、投資目的で保有する建物等固定資産について減損損失を計上したほか、投資事業組合運用損の発生や繰延税金資産の取り崩しが生じたことにより、当社の財政状態にも影響が生じております。さらに、これらの影響を背景として、当社が締結している金銭消費貸借契約に付された財務上の特約(財務制限条項)に関し、当連結会計年度に係る期末決算の確定作業の過程において、当該条項に抵触している事実を確認いたしました。これにより、当該借入金について期限の利益を喪失する可能性が生じたことから、当社の継続企業の前提に疑義を生じさせる事象又は状況の存在を認識いたしました。 当社は、当該条項への抵触事実を確認した後、当該金融機関との間で協議を開始し、本報告書提出日時点において、期限の利益の喪失を猶予する旨の合意が成立しております。当該猶予は、当連結会計年度末を基準日とする当該条項の判定に係る抵触を対象とするものであり、次回の判定日以降においては、引き続き契約条件の遵守が求められる状況にあり、収益改善に向けた具体的な施策の実行をはじめとする財務体質の改善に向けた取り組みを継続していく必要があります。 このような状況にあるものの、現時点において、当該借入契約に基づく期限の利益は喪失しておらず、当社グループの事業継続に重大な支障が生じる状況にはなく、必要な資金の確保は可能であると判断しております。 以上の状況を踏まえ、現時点においては、継続企業の前提に疑義を生じさせる事象又は状況は解消されており、継続企業の前提に重要な不確実性は認められないものと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)9,110字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度における我が国経済は、企業の設備投資やデジタル化・省人化投資が底堅く推移したほか、賃上げの広がりによる所得環境の改善が一定の下支えとなり、緩やかな回復基調で推移しました。一方、物価高の影響が残る中で個人消費の持ち直しは力強さを欠き、慢性的な人手不足が企業活動の制約要因となりました。 海外経済につきましては、主要国における通商政策の不透明感や金融環境の変動が続くなか、2026年初頭にかけて中東情勢の緊張が高まり、エネルギー供給への懸念が強まるなど、国際情勢は不安定な推移となりました。また、地経学的対立の深まりや地域紛争の長期化により、世界経済の先行きには慎重な見方が広がりました。 こうした環境のなか、当社グループにおきましては、マンションフロントサービス事業、クリーニング事業、コンビニエンス・ストア事業、その他事業において安定した収益を確保しました。 当連結会計年度におけるホテル業界は、インバウンド需要の回復や国内需要の底堅さから宿泊需要が堅調に推移した一方、物価高や地域間格差、人手不足など不透明感が残りました。 当社ホテル事業は、上期は販売開始の遅れや予約の伸び悩み、社内体制整備の遅れにより売上高・利益が計画を下回りましたが、下期は販売戦略の見直し等によりビジネスホテルおよびユニット型ホテルで安定的な稼働を回復しました。 しかし、2025年3月開業のアウトドアリゾート施設は、開業直後は高稼働で推移したものの、6月以降は予約が伸び悩み、その後の改善施策も効果は限定的となり、売上高・利益は計画を大幅に下回る結果となりました。 また、投資事業組合運用損の計上に加え、建物等固定資産に係る減損損失の計上および繰延税金資産の取り崩しを行ったことから、当連結会計年度は経常損失および親会社株主に帰属する当期純損失を計上する結果となりました。 以上の結果、当社グループの当連結会計年度における業績は、営業総収入79億2百万円(対前年同期比1.0%増)、営業利益1億30百万円(対前年同期比69.2%減)、経常損失63百万円(前年同期は3億85百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する当期純損失11億39百万円(前年同期は11億23百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。 当社グループのセグメントの業績は次のとおりであります。 (ホテル事業) ホテル事業におきましては、東京都心や千葉県市川市、浦安市内において、ビジネスホテル及びユニット型ホテル「BAY HOTEL」を運営するほか、千葉県成田市において、アウトドアリゾート施設「THE FARMスロウマウンテン成田」を新たに開業し、記憶に残る顧客体験と上質な付加価値サービスの創造と提供に努めております。 ビジネスホテル事業におきましては、近隣の大型テーマパークや商業施設、アリーナ施設、大規模展示場でのイベント開催が続き、周辺エリアの人流は引き続き高い水準にあります。この環境を背景に、レジャー需要の取り込みに努めてまいりました。 JR市川塩浜駅前で運営する「CVS・BAY HOTEL本館」では、本館増築棟を除く全108室のフルリニューアルを2025年4月までに完了し、販売を再開いたしました。しかし、販売開始の遅れや広報・販売活動の不足により、春の繁忙期の早期予約を十分に確保できず、上期の業績は伸び悩みました。 そのため、6月以降、レベニューマネジメントの見直しと体制強化を行い、販売戦略を立て直しました。その結果、秋の繁忙期以降は予約が順調に推移し、10月には改装効果として見込んでいたADR(平均客室単価)の目標を上回り、売上高も前年同月の水準まで回復いたしました。 なお、同様に他のビジネスホテルにおきましても、上期は販売開始の遅れや需要の取り込み不足などにより稼働が伸び悩み、不振となりました。 しかし、下期にかけて販売戦略の見直しや需要動向に応じた価格調整を進めたことで、予約状況は改善し、秋以降は客数・ADRともに回復基調で推移いたしました。 ユニット型ホテルにおきましては、東京都心でビジネスホテルの客室単価が高止まりするなか、リーズナブルで利便性の高い宿泊施設として支持を受け、行楽シーズンの需要拡大や人流の活発化を追い風に、宿泊予約の獲得が進みました。 また、これまで主にビジネスホテルを対象としていたレベニューマネジメントをユニット型ホテルにも拡大し、販売戦略を強化したことで、東京有明BAY HOTELではADRが開業以来の最高値を更新するなど、下期は回復基調で推移しました。 アウトドアリゾート施設「THE FARMスロウマウンテン成田」におきましては、2025年3月の開業直後、連休や週末を中心に高稼働が続き、テレビや雑誌など各種メディアでの紹介も相まって、予約は順調に伸びました。 しかし、6月以降は予約の伸びが鈍化し、客数・ADRともに当初計画を大きく下回る状況となりました。ターゲット層への情報発信や週末・繁忙期の積み上げ不足、平日におけるインバウンドや周辺レジャー客へのアプローチの弱さなどが影響したものです。 9月以降は、イベントの増加やSNS投稿の活性化、販売チャネルの拡大、飲食メニューの刷新、オプション追加、メディア露出の強化、デジタルマーケティング施策の開始など、認知度向上と新規顧客獲得に向けた取り組みを進めております。また、冬季は定休日を設けるなど、売上原価や販管費の見直し、取引条件の再検討を含めたコストコントロールにも注力していますが、依然として十分とは言えず、売上高・利益ともに当初計画を大幅に下回る水準となりました。 この結果、当連結会計年度における業績は、ホテル事業収入22億24百万円(対前年同期比12.0%増)、セグメント利益2億9百万円(対前年同期比54.8%減)となりました。 (マンションフロントサービス事業) マンションフロントサービス事業におきましては、マンションフロントを通じ、居住者の皆様に、快適さ(Amenity)と安心・安全(Security)、心地よい高品質(Quality)を提供し、人々のウェルビーライフをサポートすることを目的とした事業展開を行っております。日本国内の主要地域に拠点を設けることで、日本全国でのサービス提供を可能としているほか、近年では、シェアオフィスやコワーキングスペース、企業受付など、マンションフロント以外にも積極的に展開領域を拡げております。 マンションフロントにおける居住者向けの各種生活支援サービスの提供に加え、マンションDX総合支援ツール「OICOS」を提供しています。 また、100世帯以下の中・小規模物件を対象とした「OICOS Lite」や、同シリーズと連携可能なスマホアプリを活用し、有人フロントサービスの提供が困難な中・小規模物件への導入を推進しています。 これらにより、有人フロントサービス以外の選択肢の開拓を進めるとともに、営業活動を強化し、受託件数の獲得に注力しています。 近年は「OICOS」の機能拡張を進めるため、鍵メーカー、インターホンメーカー、宅配ロッカーなどの住設関連設備メーカーとの連携を強化し、業界大手が保有する専用システムとのIoT連携の拡大に取り組んでいます。 2026年4月には、生成AIを活用した自動応答チャット機能の開発・提供を開始し、居住者からの問い合わせへの迅速な回答や管理業務の負荷軽減など、現場課題に対する即効性のある解決策の提供にも努めています。 また、管理組合の収益悪化や人件費の高騰、地域における採用難を背景に、収益性が低く、管理費増額の交渉も難しい不採算の有人フロント物件については、非有人でありながら高付加価値サービスの提供が可能な「OICOS」への切り替え提案を進めています。 なお、収益性の低さから継続が困難で、管理費増額の交渉も難しい不採算の有人フロント物件については、当連結会計年度において撤退を進めたことにより売上高が減少しました。 加えて、人件費等のコスト増が重なったことで、利益は売上高以上の下落となりました。 当連結会計年度末時点における総受注件数は672件(対前期末比31件減)、うち「OICOS」受注件数は179件(対前期末比15件増)となりました。 この結果、当連結会計年度における業績は、マンションフロントサービス事業収入40億7百万円(対前年同期比6.0%減)、セグメント利益3億14百万円(対前年同期比17.8%減)となりました。 (クリーニング事業) クリーニング事業におきましては、マンションや社員寮にお住まいの方を対象とした個人向けの衣類クリーニングやハウスクリーニングを提供するほか、法人向けには、マンション内ゲストルームやホテル等宿泊施設に対するタオル・シーツ類のリネンサプライや、商業施設やサービス拠点に対するユニフォームクリーニングの提供を行っております。 個人向けクリーニングにおいては、取次拠点の減少に加え、在宅勤務の普及による衣類クリーニング頻度の低下などから、取次件数の減少傾向が続いております。こうした環境下においても既存顧客へのアプローチを強化し、需要の掘り起こしに向けた施策を展開しております。 また、マンションフロント事業との親和性が高く、今後の需要拡大が見込まれるハウスクリーニングや保管サービス等の新規獲得に加え、LINEを活用したキャッシュレス型個配クリーニングの展開を強化するなど、フロントや近隣提携工場の有無にかかわらずスピーディーに提供できる利便性の高いサービスの拡販に努めております。 法人向けサービスにおいては、競合他社撤退に伴うリプレイス案件の受注や、既存取引先からの紹介を含む新規案件の獲得を進めるほか、不採算先の契約整理や新規開拓営業にも引き続き取り組んでおります。 個人向けクリーニングでは、マンションフロントサービス事業との連携強化により、新規物件や競合他社撤退に伴うリプレイス物件の受注が進みました。 また、法人向けサービスでは、不採算先からの撤退を進める一方、開拓営業人材の新規採用により、リネンサプライサービスの新規受注が増加傾向となりました。 そのため、売上高は微増し、利益については不採算先撤退や管理コスト見直しが奏功し、大きく伸長しました。 この結果、当連結会計年度における業績は、クリーニング事業収入1億69百万円(対前年同期比0.3%増)、セグメント利益73百万円(対前年同期比96.0%増)となりました。 (コンビニエンス・ストア事業) コンビニエンス・ストア事業におきましては、千葉県及び東京都心において、ローソンブランドでの店舗運営を行っております。当社の強みである独創性を持った店舗創りを目指し、フランチャイズ本部が推進する各種施策に加え、立地特性に対応した独自仕入商品の販売を行うなど積極的な販売施策を進めるほか、商品カテゴリごとに粗利改善への取り組みを強化するなど、収益の向上にも注力いたしました。 主力店舗近隣の大型テーマパーク、商業施設、アリーナ施設、大規模展示場等における各種イベントが連日開催された影響に加え、自社ホテル併設の店舗においては、国内宿泊需要の堅調な推移とインバウンド消費の拡大に伴う宿泊者数の底上げを背景に来店客数が増加、売上高は伸長いたしました。また、店内調理商材をはじめとする付加価値の高い商品の安定供給や、品揃えの強化を推進することで購買機会ロスの低減に努めたほか、セルフレジの稼働を高めるなど省人化によるコストコントロールにも意欲的に取り組んだことで、利益は大きく増加しました。なお、新たな取り組みである「ローソンデリバリーサービス」(利用顧客が専用アプリ経由でローソンの商品をインターネットで注文し、各デリバリーサービス業者の指定する配送者が利用顧客に指定された場所まで当該商品を配送するサービス)も好調に推移しており、来店を伴わない顧客の獲得にも引き続き注力しております。 この結果、当連結会計年度における業績は、コンビニエンス・ストア事業収入14億69百万円(対前年同期比6.8%増)、セグメント利益1億33百万円(対前年同期比22.1%増)となりました。 (その他事業) その他事業におきましては、事業用不動産の保有や賃貸管理、ヘアカットサービス店舗の運営を行うほか、保有不動産の有効活用や事業用地の獲得活動、既存事業のリブランド支援を行うことで、当社グループの将来に亘っての成長を後押しする活動を行っております。なお、ヘアカットサービス店舗について、当連結会計年度中に1拠点の運営委託契約を終了しており、当連結会計年度末におけるヘアカットサービス店舗は前連結会計年度末と比較して1拠点の純減が生じているため、売上高は減少しております。一方で、前連結会計年度において、自社運営のキャンプ場「成田スカイウェイBBQ(CAMP)」を当該固定資産の譲渡に伴い閉業したことを受け、組織体制の見直しと人員削減を行ったことによる人件費の減少に加え、前連結会計年度に計上していた施設開業に伴う開業支援費用が当連結会計年度には発生していないことから、前連結会計年度と比較して、利益は増加しております。 この結果、当連結会計年度における業績は、その他事業収入79百万円(対前年同期比3.4%減)、セグメント利益27百万円(対前年同期比135.1%増)となりました。 (2) 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて8億95百万円(7.9%)減少し、103億70百万円となりました。その主な内訳は、現金及び預金が1億4百万円増加したことなどにより、流動資産が1億55百万円増加した一方、アウトドアリゾート施設「THE FARMスロウマウンテン成田」の開業に伴い建物及び構築物が増加したものの、当該アウトドアリゾート施設の開業により建設仮勘定が減少したこと、繰延税金資産が4億2百万円減少したこと、投資不動産が6億46百万円減少したことなどにより、固定資産が10億50百万円減少したことであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて3億57百万円(5.2%)増加し、72億44百万円となりました。その主な内訳は、短期借入金が2億62百万円増加したことなどにより、流動負債が2億15百万円増加し、また、長期借入金が1億31百万円増加したことなどにより、固定負債が1億42百万円増加したことであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べて12億53百万円(28.6%)減少し、31億25百万円となりました。その内訳は、剰余金の配当を行ったほか、親会社株主に帰属する当期純損失を11億39百万円計上したことであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べ1億4百万円(5.9%)増加し、18億86百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、2億89百万円の収入超過(前年同期は4億10百万円の収入超過)となりました。その主な内訳は、税金等調整前当期純損失6億79百万円を計上した一方、減損損失を6億17百万円、減価償却費を3億9百万円計上したことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、4億99百万円の支出超過(前年同期は3億84百万円の支出超過)となりました。その主な内訳は、有形固定資産の取得により4億92百万円の支出があったことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、3億14百万円の収入超過(前年同期は1億29百万円の支出超過)となりました。その主な内訳は、長期借入金の返済により4億3百万円、配当金の支払により1億12百万円の支出があった一方、長期借入れにより4億32百万円の収入、短期借入金の純増額が4億円あったことなどによるものであります。 (4) 生産、受注、販売及び仕入の実績 生産、受注の実績 当社グループは、サービス業及び小売業が主力事業のため、生産、受注については、該当事項はありません。 販売実績 当連結会計年度における売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称     当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日)     前年同期比(%) 金額(千円) ホテル事業   2,224,589       112.0 マンションフロントサービス事業   4,007,349       94.0 クリーニング事業   169,301       100.3 コンビニエンス・ストア事業   1,469,703       106.8 その他事業   79,149       96.6 報告セグメント計   7,950,092       100.9 調整額   △48,042       - 合 計   7,902,050       101.0 (注)上記売上実績は、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 当連結会計年度末現在におけるホテル施設(アウトドアリゾート施設を含む)及びコンビニエンス・ストア店舗数の状況 地域別   ホテル施設(アウトドアリゾート施設を含む)   コンビニエンス・ストア店舗 東京都   3施設   1店 千葉県   4施設   3店 合計   7施設   4店 (注)上記には、連結子会社である株式会社アスク及び株式会社エフ.エイ.二四の店舗は含まれておりません。 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 (1) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。なお、その作成には経営者の判断に基づく会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りが必要となります。この判断及び見積りに関しては過去の実績等を勘案し合理的に判断しております。しかしながら、実際の結果は、見積り特有の不確実性が伴うことから、これら見積りと異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (2) 当社グループの経営に影響を与える大きな要因の分析 経営成績に重要な影響を与える要因についての詳細につきましては、「3 事業等のリスク」をご参照ください。 (3) 経営成績の分析 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「1.経営成績等の概要 (1) 経営成績」に記載のとおりであります。 (4) キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度末におけるキャッシュ・フローの分析については、「1.経営成績等の概要 (3) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標のトレンドは下記のとおりであります。 2022年2月期   2023年2月期   2024年2月期   2025年2月期   2026年2月期 自己資本比率(%)   30.1   31.6   32.7   38.9   30.1 時価ベースの自己資本比率(%)   20.1   23.4   33.8   23.7   24.1 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   -   -   11.0   12.9   19.8 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   -   -   16.3   8.4   4.1 (注)1 自己資本比率:自己資本/総資産 2 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 3 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー 4 インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ※営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・フロー」及び連結損益計算書に計上されている「支払利息」を用いております。 ※2022年2月期及び2023年2月期は、営業キャッシュ・フローがマイナスであるため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは記載しておりません。 (5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 資本の財源及び資金の流動性につきましては、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。当社グループの主な資金需要のうち、運転資金需要については、人件費のほか、販売費及び一般管理費等の営業活動費であり、投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものです。これらの資金については、原則として営業活動によるキャッシュ・フローによって賄いますが、状況に応じて直接金融ならびに間接金融を利用していく方針であります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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