概要
アルーは、パーソルグループに属する人材育成専門企業である。2003年創業、2018年に東証マザーズに上場した。主力は法人向け研修サービスで、教室型研修やオンライン研修、クラウド型eラーニングシステム「etudes」を提供する。2025年12月期の連結売上高は36億円、営業利益4億円と増収増益を達成した。
人材育成の3本柱:教室、グローバル、etudes
アルーの事業は単一セグメント「人材育成事業」で構成されるが、サービス別に3つに大別される。2025年12月期の売上高内訳は、法人向け教育(教室型研修・グローバル人材育成)が30億6,030万円(前期比20.6%増)、etudesが4億3,657万円(同18.9%増)、海外教室型研修が1億4,096万円(同23.6%減)である。法人向け教育が全体の約84%を占め、新人導入研修や管理職研修などの大型案件獲得が成長を牽引した。etudesは最低取引価格導入によるARPU向上で増収を達成した。
アジア6カ国に広がるグループ網
アルーは、連結子会社5社と非連結子会社1社、さらに孫会社1社で構成される。日本国内には東京本社のほか、大阪支社(関西支社)と名古屋支社を置く。海外では中国(艾陸企業管理諮詢(上海))、シンガポール(ALUE SINGAPORE)、インド(Alue India Private Limited)、フィリピン(ALUE PHILIPPINES INC.、ALUE TRAINING CENTER, INC.、QUINTEGRAL PHILIPPINES, INC.)に拠点を持つ。インドネシアには非連結子会社PT.ALUE INDONESIAがある。2024年には国内の株式会社エナジースイッチとクインテグラル株式会社を子会社化し、翌年エナジースイッチを吸収合併した。
オンラインと対面を組み合わせた研修提供
アルーの研修は、Web会議ツールを用いたオンライン研修を中心としつつ、従来の集合研修も併用する。新人や若手向けの階層別ビジネススキル研修、マインド研修、管理職研修を、自社開発カリキュラムに基づき提供する。講師は社外の認定講師を多く起用し、顧客企業ごとにカスタマイズする体制を取る。研修前後のアセスメントで効果を可視化し、事後フォローで職場定着まで支援する。また、第1種旅行業者登録を活用し、海外研修の渡航手配も行う。
創業からの成長を支えるM&A戦略
アルーは2024年以降、M&Aを積極的に推進している。2024年4月に株式会社エナジースイッチの全株式を取得、同年10月にクインテグラル株式会社の全株式を取得した。2025年11月にはエナジースイッチを吸収合併し、同年12月にはクインテグラルを通じてフィリピンのQUINTEGRAL PHILIPPINES, INC.を子会社化(孫会社)した。これらの取り組みにより、国内の研修ノウハウとフィリピン拠点を統合し、さらなる事業拡大を狙う。
業界の中での役割は人材育成サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01法人企業主力
官公庁や民間企業、学校法人、地方自治体の従業員向けに、ビジネススキル研修、マインド研修、語学研修などを提供。オンライン研修を中心に、事前事後のアセスメントで成果可視化も行う。
- 教室型研修
- 新人・若手向け階層別研修や管理職研修。
- グローバル人材育成
- 海外研修やオンライン英会話など。
02海外展開準主力
アジア各国の子会社・パートナーと連携し、現地法人向けに研修サービスを提供。
- 海外研修
- 現地での集合研修やオンライン研修。
03eラーニング準主力
クラウド型eラーニングシステム「etudes」を提供。数万人規模でも利用可能なLMS。
- etudes
- クラウド型学習管理システム。
製品と技術
教室型研修:階層別ビジネススキル研修
アルーの教室型研修は、新人・若手から管理職まで階層別にビジネススキルやマインドを養成する。自社開発のカリキュラムをベースに、顧客企業のニーズに合わせてカスタマイズする。講師は社外の認定講師が担当し、複数クラス同時運営が可能な体制を持つ。2025年12月期には新人導入研修の大型案件を獲得し、法人向け教育全体で30億円超の売上を計上した。オンライン研修の比率も高く、受講者の状況に応じて対面と遠隔を使い分ける。
グローバル人材育成:海外拠点と連携した実践研修
グローバル人材育成サービスは、アジア各国のグループ会社と連携し、現地パートナー大学の拠点で研修を実施する。ビジネス英会話サービス「ALUGO」も提供しており、オンラインでのマンツーマンレッスンが可能である。第1種旅行業者登録を生かし、渡航手配も含めた一貫支援を行う。近年は研修のオンライン化が進み、日本にいながら海外講師の研修を受けられる体制も整えている。
etudes:クラウド型LMSによるeラーニング基盤
etudesは、2019年8月に事業譲受したクラウド型eラーニングシステム(LMS)である。PC、スマートフォン、タブレットのいずれでも利用でき、数人から数十万人まで対応可能な拡張性を持つ。教材配信機能に加え、受講管理や進捗把握ができる。アルーはetudesを法人向け研修のソリューションの一つとして提供するほか、中堅中小企業向けLMSプラットフォームとしての販売も進める。2025年12月期の売上高は4億3,657万円で、最低取引価格の導入によりARPUが向上した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
人材育成サービスで成長、黒字転換を達成
当社は人材育成・教育サービスを提供する中小企業で、直近3期で売上高が30億円から36億円へ拡大し、営業赤字から黒字転換した。同業他社にはジンジブやイシンなどがあり、業界は細分化されているが、当社はオンライン研修など独自の強みを持つ。規模は小さいが、成長軌道にあり、財務改善も進んでいる。今後の課題は、さらなる事業拡大と収益の安定化である。
強み
- 売上高が毎期増加し、増収効果で営業黒字を達成した。
- 人材育成に特化したサービスで独自のノウハウを蓄積している。
- コスト管理が功を奏し、営業利益率を大きく改善した。
- 少人数組織で意思決定が速く、顧客ニーズに即応できる。
課題
- 売上高がまだ小さく、競合他社と差別化するには更なる拡大が必要。
- 特定顧客や業界への依存が高まると、需要変動の影響を受けやすい。
- サービス提供には人材が不可欠で、優秀な人材の採用と育成が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がアルー
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4735京進 | 25億円 | 25.9倍 |
| 2 | 246Aアスア | 25億円 | 28.8倍 |
| 3 | 2687シー・ヴイ・エス・ベイエリア | 25億円 | — |
| 4 | 288Aラクサス・テクノロジーズ | 25億円 | 25.1倍 |
| 5 | 7043アルー | 24億円 | 8.1倍 |
| 6 | 4766ピーエイ | 24億円 | 22.9倍 |
| 7 | 189AD&Mカンパニー | 24億円 | 10.8倍 |
| 8 | 9760進学会ホールディングス | 24億円 | — |
| 9 | 9242メディア総研 | 24億円 | 11.3倍 |
| 10 | 157Aグリーンモンスター | 24億円 | — |
| 11 | 4650SDエンターテイメント | 24億円 | 11.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
エデュ・ファクトリーとして創業した2003年
2003年10月、株式会社エデュ・ファクトリーが文京区本郷に設立された。当初から企業向け人材育成事業を目的とし、2006年4月には現在の社名であるアルー株式会社に変更した。この社名変更には、人材育成を通じて可能性を切り拓くという意思が込められている。2008年3月にはプライバシーマークを取得し、情報管理の信頼性を高めた。
アジア拠点を一気に拡大した2010~2012年
2010年7月、大阪に関西支社を開設すると同時に、中国上海に艾陸企業管理諮詢(上海)有限公司を設立した。翌2011年にはシンガポール(ALUE SINGAPORE PTE. LTD.)とインド(Alue India Private Limited)に子会社を設立。同年12月にはインドネシアにPT.ALUE INDONESIAを設けた。2012年9月にはフィリピンにALUE PHILIPPINES INC.を設立し、5カ国体制を完成させた。これらはグローバル人材育成事業の基盤となる。
新サービスALIGOと本社移転の2013~2016年
2013年2月、英会話モバイルマンツーマントレーニング「ALUGO」サービスを開始した。2014年1月には名古屋支社を開設し、国内3拠点体制とした。2016年4月には個人向けALIGOサービスも開始し、法人向けに加えて個人市場にも進出した。同年5月には本社を現在の千代田区九段北に移転し、経営基盤を強化した。
東証マザーズ上場からグロース市場への移行
2018年12月、アルーは東京証券取引所マザーズ市場に上場した。上場資金を活用し、2019年8月にはクラウド型eラーニングシステム「etudes」の事業を譲り受けた。2022年4月の市場区分見直しに伴い、マザーズからグロース市場へ移行した。上場後も売上高は拡大を続け、2023年にはISMS認証を取得し、情報セキュリティ体制を強化した。
M&Aで事業領域を拡大した2024~2025年
2024年4月、株式会社エナジースイッチの全株式を取得し子会社化した。同年10月にはクインテグラル株式会社の全株式も取得した。2025年11月にはエナジースイッチを吸収合併し、統合によるシナジー創出を図った。さらに同年12月、クインテグラルがフィリピンのQUINTEGRAL PHILIPPINES, INC.の全株式を取得し、グループの海外拠点を拡充した。これらのM&Aにより、売上高は36億円(前期比17.8%増)に成長した。
コロナ禍からの回復と利益成長への転換
2020年12月期は新型コロナウイルスの影響で売上高が18億円に減少し、当期純損失2億円を計上した。しかし、2021年以降はオンライン研修需要の取り込みで回復し、2023年12月期には売上高30億円、純利益1億円まで戻した。2024年12月期はM&A関連費用などで営業損失1億円となったが、2025年12月期には利益創出構造への転換が実を結び、営業利益4億円と過去最高益を達成した。
年表23件を開く
2000年代
- 2003年10月創業株式会社エデュ・ファクトリー(現 アルー株式会社)を文京区本郷に設立
- 2006年4月商号変更アルー株式会社に社名変更
- 2008年3月プライバシーマーク取得(認定番号:第10861604(01)号)
- 2009年11月本社を新宿区市谷本村町に移転
2010年代
- 2010年7月大阪市北区に関西支社を開設 中国上海に艾陸企業管理諮詢(上海)有限公司を設立(現・連結子会社)
- 2011年10月シンガポールにALUE SINGAPORE PTE. LTD.を設立(現・連結子会社)
- 2011年11月インドにAlue India Private Limitedを設立(現・連結子会社)
- 2011年12月インドネシアにPT.ALUE INDONESIAを設立(現・非連結子会社)
- 2012年1月観光庁長官登録旅行業第1930号取得
- 2012年9月フィリピンにALUE PHILIPPINES INC.設立(現・連結子会社)
- 2013年2月英会話モバイルマンツーマントレーニング「ALUGO」サービス開始
- 2014年1月名古屋市中村区に名古屋支社を開設
- 2016年4月個人向け「ALUGO」サービス開始
- 2016年5月本社を千代田区九段北に移転
- 2017年4月フィリピンにALUE PHILIPPINE HOLDINGS INC.(現 ALUE TRAINING CENTER, INC.)設立(現・連結子会社)
- 2018年12月上場東京証券取引所マザーズ市場に上場
- 2019年8月etudes事業譲受
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場へ移行
- 2023年2月ISMS認証取得(認証書番号:IS780347)
- 2024年4月M&A株式会社エナジースイッチの全株式を取得し子会社化
- 2024年10月M&Aクインテグラル株式会社の全株式を取得し子会社化(現・連結子会社)
- 2025年11月M&A株式会社エナジースイッチを吸収合併
- 2025年12月M&Aクインテグラル株式会社がQUINTEGRAL PHILIPPINES, INC.の全株式を取得し子会社化(現・連結孫会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
etudes事業の拡大
クラウド型eラーニングシステム「etudes」について、大企業向けソリューション強化と、中堅中小企業向けLMSプラットフォームとしての利用促進の2本柱で事業拡大を図る。最低取引価格の導入効果を継続しながら施策を加速する。
- 02
顧客単価の向上
大型案件の獲得と受注率向上を目指し、吸収合併した子会社のノウハウを活用した営業強化を展開。個別研修に留まらない組織課題解決型の総合ソリューションを提供し、顧客単価を最大化する。
- 03
M&Aの推進
人材育成及びその周辺領域でM&A機会を探索し、グループシナジーを最大化して非連続な成長を目指す。既に取得した子会社の強みと自社の顧客基盤・コンテンツ開発力を活かす。
- 04
内部管理体制の強化
持続的成長のため、コンプライアンス意識向上や連結子会社を含む取引態様に即した内部管理体制を構築。ISMS運用を通じたデータ管理体制強化も進める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 8期分
グループ全体で198人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は704万円で、7期前と比べて+9.6%。平均年齢は39.2歳、平均勤続年数は5.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | — | — | — | 171 | — |
| 2019年12月 | 642 | 35.2 | 4.8 | 193 | — |
| 2020年12月 | 638 | 35.7 | 5.1 | 163 | — |
| 2021年12月 | 660 | 36.3 | 5.3 | 160 | — |
| 2022年12月 | 666 | 36.9 | 5.0 | 190 | — |
| 2023年12月 | 668 | 37.6 | 5.1 | 194 | — |
| 2024年12月 | 674 | 38.8 | 5.3 | 195 | −51 |
| 2025年12月 | 704 | 39.2 | 5.8 | 198 | 202 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社7社(国内 2 / 海外 5、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。
- 国内クインテグラル株式会社東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内艾陸企業管理諮詢(上海)有限公司(注)4中華人民共和国 上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Alue India Private Limited(注)4Gurugram Haryana India · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ALUE SINGAPORE PTE. LTD. (注)4NORTH BRIDGE RD Singapore · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ALUE PHILIPPINES INC.Makati City Philippines · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ALUE TRAINING CENTER, INC. (注)5Makati City Philippines · 連結子会社議決権40.0%
- 海外QUINTEGRAL PHILIPPINES, INC.(注)6Makati City Philippines · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は36億円、営業利益は4億円。前期と比べると増収で、売上が+16.1%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 39億円 | 36億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 4億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥11 | ¥11 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は20億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+17.6%、営業利益は+200.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 6 | −1 | −16.7 | −1 |
| 2023年2Q | 9 | 2 | 22.2 | 1 |
| 2023年3Q | 6 | −1 | −16.7 | 0 |
| 2023年4Q | 9 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 6 | −2 | −33.3 | −1 |
| 2024年2Q | 9 | 1 | 11.1 | 1 |
| 2024年4Q | 16 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2025年2Q | 17 | 1 | 5.9 | 1 |
| 2025年4Q | 19 | 3 | 15.8 | 1 |
| 2026年2Q | 20 | 3 | 15.0 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 12期分
2014年12月期からの12期で、売上は14億円から36億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は11.1%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 名古屋市中村区に名古屋支社を開設 | |||||
| 2014年12月 | 14 | — | 0 | — | 0 |
| 2015年12月 | 16 | — | 1 | — | 0 |
| 2016年12月 | 18 | — | 1 | — | 0 |
| フィリピンにALUE PHILIPPINE HOLDINGS INC.(現 ALUE TRAINING CENTER, INC.)設立(現・連結子会社) | |||||
| 2017年12月 | 19 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に上場 | |||||
| 2018年12月 | 23 | — | 2 | — | 1 |
| 2019年12月 | 25 | — | 2 | — | 1 |
| 2020年12月 | 18 | — | −2 | — | −2 |
| 2021年12月 | 24 | — | 3 | — | 2 |
| 2022年12月 | 28 | — | 2 | — | 2 |
| 2023年12月 | 30 | — | 1 | — | 1 |
| 株式会社エナジースイッチの全株式を取得し子会社化 | |||||
| 2024年12月 | 31 | −1 | −1 | −3.2 | −1 |
| 株式会社エナジースイッチを吸収合併 | |||||
| 2025年12月 | 36 | 4 | 4 | 11.1 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高36億円のうち、営業利益として残るのは4億円で11.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の5.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金36.1%13億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金52.8%19億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.1%4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 10期分
2025年12月期は営業CFが5億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは4億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は12億円で、売上の4.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 6 |
| 2017年12月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 6 |
| 2018年12月 | 1 | 0 | 3 | 1 | 9 |
| 2019年12月 | 0 | −1 | −2 | −1 | 7 |
| 2020年12月 | −3 | 0 | 9 | −3 | 13 |
| 2021年12月 | 4 | −1 | −3 | 3 | 13 |
| 2022年12月 | 1 | 0 | −3 | 1 | 11 |
| 2023年12月 | 1 | −1 | −2 | 0 | 9 |
| 2024年12月 | 0 | −2 | 1 | −2 | 8 |
| 2025年12月 | 5 | −1 | 0 | 4 | 12 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2025年12月期の総資産は24億円。このうち返さなくてよい自己資本が14億円で、自己資本比率は58.8%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 12 | 3 | 9 | 26.8 |
| 2015年12月 | 10 | 3 | 7 | 29.9 |
| 2016年12月 | 10 | 3 | 7 | 34.7 |
| 2017年12月 | 10 | 4 | 6 | 43.0 |
| 2018年12月 | 14 | 10 | 4 | 70.5 |
| 2019年12月 | 13 | 11 | 2 | 82.2 |
| 2020年12月 | 19 | 8 | 11 | 43.4 |
| 2021年12月 | 20 | 10 | 10 | 51.4 |
| 2022年12月 | 19 | 12 | 7 | 64.8 |
| 2023年12月 | 17 | 13 | 4 | 73.1 |
| 2024年12月 | 19 | 12 | 7 | 62.3 |
| 2025年12月 | 24 | 14 | 10 | 58.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中132位あたり、逆に低いのは配当利回りで534社中471位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥946で、1年前と比べて+7.5%。過去52週の値幅のなかでは37%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.1倍 |
| PER (会社予想) | 9.8倍 |
| PBR | 1.85倍 |
| 配当利回り | 1.16% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月10日に938円と前日比+6.59%高。直近の底値圏から反発し、25日移動平均線894円を約5%上回った。ただし52週高値1238円に対しては約24%下回っており、中期下落トレンドからの反発局面とみられる。RSIは77.5と過熱感があるが、出来高9700株と増加しており、買いが入っている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 68/100)。
PERは9.39倍で業界平均22.44倍を大きく下回り、PBR1.73倍も平均3.19倍の半分以下。ただし配当利回りは0.79%と平均2.71%を大きく下回り、ROE18.6%は高いが配当性向が6.3%と低い。割安ではあるが、株主還元が限定的。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.1倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 9.8倍 | — |
| PBR | 1.85倍 | 3.51倍 |
| ROE | 18.6% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
2024年12月期に営業赤字となったが、2025年12月期は増収増益で黒字転換。強気派は、DX研修とリーダー育成という成長領域に注力し、グループシナジーを活かした営業力で業績拡大を期待する。弱気派は、研修市場の競争激化、価格競争、人材依存のビジネスモデルによる収益不安定性を指摘する。
- 成長領域に特化
DX研修とリーダー育成は市場成長が続く。
- 黒字転換
2025年12月期は営業利益4億円、営業利益率11%と好調。
- グループ連携
パーソルグループの顧客基盤を活用した営業が可能。
- 2025年12月期に営業利益4億円へ黒字転換通年影響強
営業利益▲1億円から4億円へ改善、営業利益率11.11%を達成
- 売上高31→36億円と16%増通年影響中
売上高が36億円と前期比5億円増加、増収が収益改善の原動力
- ROE18.6%と中小型株で高い資本効率継続影響中
自己資本利益率18.6%で、小規模ながら資本を効率的に活用
- PER9.39倍と割安感がある継続影響弱
時価総額23億円、純利益2億円でPER9.39倍。黒字転換後の割安水準
- 競争激化
研修サービスは多数の競合が存在し、差別化が難しい。
- 収益変動
一時的な赤字もあり、利益が不安定。
- 人材依存
研修品質は講師やスタッフのスキルに依存する。
- 前期は営業赤字で業績変動が大きい不定影響強
2024年12月期は営業利益▲1億円・純利益▲1億円。黒字幅が小さく再び赤字転落の可能性
- 売上高36億円と絶対規模が小さい通年影響中
売上高36億円では急激な需要減で収益が悪化しやすく、経営基盤は脆弱
- 配当利回り0.79%と株主還元が限定的継続影響弱
配当利回り0.79%と低く、株主への直接的な還元がほとんど無い
- 時価総額23億円と流動性リスク継続影響中
時価総額23億円は極めて小さく、機関投資家の売買が難しい規模
- 受講者数・実施研修数
- 需要の動向を測る主要指標。
- 営業利益率
- 収益性の改善持続性を見る。
- 大手企業売上比率
- 大口顧客の獲得と安定性を確認。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり11円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.16%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 7 | — | 16.7 |
| 2021年12月 | 14 | 100.0 | 9.4 |
| 2022年12月 | 7 | −50.0 | 11.5 |
| 2023年12月 | 7 | 0.0 | 49.5 |
| 2024年12月 | 7 | 0.0 | — |
| 2025年12月 | 7 | 0.0 | 6.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥11
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ724人。区分でいちばん多いのは個人・その他で67.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.9%を占め、残る80.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 74.5 | 70.2 | 72.0 | 72.1 | 69.0 | 67.6 |
| 事業法人 | 19.0 | 19.0 | 19.7 | 19.9 | 20.3 | 19.9 |
| 証券会社 | 4.8 | 6.2 | 6.6 | 6.4 | 9.4 | 11.1 |
| 外国法人 | 1.7 | 4.5 | 1.7 | 1.6 | 1.3 | 1.3 |
| 自己株式 | 1.2 | 1.0 | 0.7 | 0.6 | 0.5 | 0.2 |
| 金融機関 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.0 |
| 外国人個人 | 0.0 | — | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 落合 文四郎 | 31.40 |
| 02 | 株式会社フォーティーシクサーズ | 17.30 |
| 03 | 新井 友行 | 3.91 |
| 04 | 池田 祐輔 | 3.76 |
| 05 | 野村證券株式会社 | 3.64 |
| 06 | 湯川 泰行 | 3.29 |
| 07 | アルー社員持株会 | 3.05 |
| 08 | 株式会社SBI証券 | 3.01 |
| 09 | 稲村大悟 | 2.74 |
| 10 | 株式会社こやの | 2.35 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は12期で+2320%、1株純資産は12期で+271%。直近期のROEは18.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 4 | 150 | 2.7 | — | — |
| 2015年12月 | −7 | 143 | — | — | — |
| 2016年12月 | 22 | 157 | 15.1 | — | — |
| 2017年12月 | 35 | 194 | 20.0 | — | — |
| 2018年12月 | 44 | 391 | 13.5 | 27.1 | 13.9 |
| 2019年12月 | 46 | 419 | 11.3 | 18.9 | 16.7 |
| 2020年12月 | −76 | 335 | −20.2 | — | — |
| 2021年12月 | 73 | 410 | 19.5 | 11.1 | 9.4 |
| 2022年12月 | 66 | 475 | 14.9 | 14.1 | 11.5 |
| 2023年12月 | 22 | 496 | 4.6 | 30.4 | 49.5 |
| 2024年12月 | −29 | 466 | −6.0 | — | — |
| 2025年12月 | 95 | 555 | 18.6 | 10.9 | 6.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額83百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 落合文四郎 | 代表取締役 社長 | 49 | 1,244,200 |
| 池田祐輔 | 取締役 執行役員 | 48 | 96,700 |
| 稲村大悟 | 取締役 執行役員 | 49 | 70,200 |
| 西立野竜史 | 取締役(注)1 | 51 | — |
| 荒幡義光 | 常勤監査役(注)2 | 71 | — |
| 野口敏彦 | — | 45 | — |
| 神保拓也 | 取締役(注)1 | 45 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 50 | 10 | 3 | 63 | 21 |
| 社外監査役 | 3 | 15 | — | — | 15 | 5 |
| 社外取締役 | 1 | 5 | — | — | 5 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,862字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,856字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,950字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,875字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第24期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-24
- 半期報告書半期報告書-第23期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第22期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-09
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-30
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
関連する企業
関連企業