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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

進学会ホールディングス

SHINGAKUKAI HOLDINGS CO., LTD.9760 · Standard · サービス業

北海道地盤の学習塾とスポーツクラブ運営を中核とし、不動産・資金運用も手掛ける地域密着型の教育サービス企業。

概要

進学会ホールディングスは、北海道札幌市に本社を置く持株会社で、学習塾「進学会」やスポーツクラブ「Zip」を運営する。2024年3月期の連結売上高は67億円、従業員95名。教育関連、スポーツ、不動産、資金運用の4セグメントで構成されるが、直近5期連続で最終赤字を計上しており、業績回復が課題である。

4つの事業セグメントで構成されるグループ

当社グループは、持株会社である進学会ホールディングスのもと、5つの子会社と1つの関連会社で構成される。事業は教育関連、スポーツ、不動産、資金運用の4セグメントに分かれる。教育関連事業では、連結子会社の㈱進学会と持分法非適用の㈱浜進学会が学習塾を運営する。スポーツ事業は㈱進学会が運営するスポーツクラブ「Zip」が札幌市内に3店舗を構える。不動産事業は当社が所有するマンションの賃貸や売買、学習塾教室の管理・清掃を㈱ノースパレスや㈱ホクシンビル開発が担う。資金運用事業は㈱SG総研が有価証券投資を行い、グループ全体の収益変動要因となっている。

北海道地盤の学習塾とスポーツクラブ

教育関連事業の主力は、公立高校受験指導を中心とする集団授業と個別指導の学習塾である。2024年3月期の教育関連セグメント売上高は10億48百万円で、前期比10.2%減となった。個別指導部門は生徒数・売上高とも前年を上回ったが、集団授業の縮小と不採算教室の閉鎖により減少した。スポーツ事業は「スポーツクラブZip」の3施設で、売上高3億29百万円、セグメント損失37百万円と、会員数の伸び悩みと光熱費高騰に苦しむ。両事業とも北海道内に集中しており、少子化や競争激化の中でスクラップ&ビルドを進めている。

資金運用事業が収益を大きく左右する構造

資金運用事業を手掛ける㈱SG総研は、グループ売上高の過半を占める重要なセグメントである。2024年3月期の資金運用事業売上高は36億34百万円(前期比2.8%増)だが、株式市場の変動により有価証券評価損が発生し、セグメント損失は14億55百万円と大幅な赤字となった。この損失がグループ全体の営業損失15億30百万円の主因であり、経営成績は株式相場に大きく依存する脆弱な構造にある。一方、不動産事業は販売用不動産の売却やテナント賃貸の促進により売上高13億1百万円、セグメント利益3億65百万円と安定した収益を挙げている。

赤字が続く財務体質と自己資本比率の低下

2024年3月期の連結業績は、売上高67億5百万円(前期比7.4%増)ながら、営業損失15億30百万円、親会社株主に帰属する当期純損失17億91百万円と5期連続の最終赤字となった。総資産は199億44百万円で前期比36億73百万円減少、自己資本比率は39.4%から36.8%に低下した。キャッシュ・フローでは営業活動により27億29百万円の資金支出となり、現金及び預金は34億34百万円と前期比20億41百万円減少した。財務基盤の脆弱化が進んでおり、経営計画では売上高経常利益率15%以上の目標を掲げるが、達成には至っていない。

業界の中での役割は教育サービス業界における学習塾・スポーツクラブ運営企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
67億円
営業利益
-15億円
営業利益率
-22.4%
純利益
-18億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01教育(小中学生向け学習塾)主力

子会社が北海道で学習塾を経営。小中学生向けの進学指導を中心に展開。また、教育ソフトの販売も行う。

主な製品・サービス2
学習塾
小中学生を対象とした進学指導を行う塾。
教育ソフト
小・中学校向けに開発された学習用ソフトウェア。

02スポーツ(スポーツクラブ)準主力

子会社がスポーツクラブを経営し、地域住民に運動の場を提供。

主な製品・サービス1
スポーツクラブ
ジムやプールなどを備えた会員制のスポーツ施設。

03不動産副次

当社が所有するマンションの賃貸管理、および不動産売買事業を行う。

04資金運用副次

子会社がグループの資金運用を行う。

05その他(物販・印刷等)その他

学習塾で使用する教材の印刷発注や、備品・消耗品の仕入・販売を行う。

製品と技術

学習塾「進学会」の集団授業と個別指導

教育関連事業の中心は、北海道内に展開する学習塾「進学会」である。集団授業では主に公立高校受験指導を行い、地元の受験情報を強みとする。個別指導部門は近年強化しており、2024年3月期には生徒数・売上高ともに前年を上回った。教材は子会社ホクシンエンタープライズが販売する小・中学校向け教育ソフト「進学会」シリーズを活用する。2023年4月には子会社プログレスを吸収合併し、個別指導のノウハウを統合した。しかし、少子化や競合との差別化が難しく、教室のスクラップ&ビルドを継続している。

スポーツクラブZipの3施設運営

スポーツ事業は、札幌市内の麻生、平岸、琴似の3か所にスポーツクラブ「Zip」を運営する。各施設は学習塾教室を併設した複合ビルとして建設され、会員制のフィットネスジムやプールなどを提供する。2024年3月期の売上高は3億29百万円と前期比3.9%減、セグメント損失は37百万円と拡大した。夏場に一時的な回復が見られたが、冬期の入会が目標に届かず、光熱費や人件費の高騰が収益を圧迫している。競合他社との差別化や会員獲得策が課題である。

不動産事業と資金運用事業の収益源

不動産事業では、当社が所有する賃貸マンションの管理・清掃を子会社ノースパレスが担い、販売用不動産の売買をホクシンビル開発が行う。2024年3月期の売上高は13億1百万円で、前期比66.0%増加。教室の空きスペースをテナントに貸し出すなど、遊休資産の有効活用を進めている。資金運用事業は子会社SG総研が有価証券投資を主力とし、グループ売上高の過半を占める。しかし株式相場の変動に業績が連動する脆弱な構造で、2024年3月期は有価証券評価損により14億55百万円のセグメント損失を計上した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

教育サービスで事業拡大、赤字継続で再建途上

進学会ホールディングスは、学習塾運営を中核とする教育サービス企業で、ピア企業であるジンジブ、イシン、JSH、ダイブグループ、マテリアルグループと同様にサービス業に属する。業界内では、個別指導や集団授業など多様な学習ニーズに対応するが、売上高は2024年3月期の47億円から2026年3月期に67億円へ拡大する一方、営業利益率は2025年3月期にマイナス6.45%、2026年3月期にマイナス22.39%と大幅に悪化しており、収益構造の脆弱さが際立つ。競合のジンジブやイシンは新興の教育サービスを展開し成長を目指すが、当社は規模拡大に伴うコスト増が利益を圧迫している。業界内では中規模プレイヤーとして、同業他社と比較して高い成長率を示すものの、収益性改善が急務であり、事業再編やコスト削減による黒字化への道筋が求められる。

強み

  • 2024年3月期から2026年3月期で売上高が47億円から67億円へ約1.4倍に成長し、事業拡大を実現。
  • 個別指導や集団授業など幅広い学習ニーズに対応し、地域密着型の運営で顧客基盤を構築。
  • 教育サービスは需要が安定しており、同業他社と同様に市場の成長余地を活用。
  • 赤字継続を受けて、不採算事業の見直しやコスト削減など再建策を実施する機会。

課題

  • 2026年3月期の営業利益率がマイナス22.39%と大幅な赤字となり、収益改善は急務。
  • 売上拡大に伴う人件費や販管費の増加が利益を圧迫し、費用管理が課題。
  • ジンジブなどの新興他社との競争激化で、独自の強みを明確化する必要がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が進学会ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
12687シー・ヴイ・エス・ベイエリア25億円
2288Aラクサス・テクノロジーズ25億円25.1倍
39760進学会ホールディングス24億円
44766ピーエイ24億円22.9倍
57043アルー24億円8.1倍
6189AD&Mカンパニー24億円10.8倍
79242メディア総研24億円11.3倍
8157Aグリーンモンスター24億円
94650SDエンターテイメント24億円11.2倍
106548旅工房24億円15.3倍
112435シダー24億円4.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

1972年創立の北大学力増進会を前身に1987年進学会へ

当社の起源は1972年4月に創立された「北大学力増進会」である。1976年6月、これを母体として株式会社北大学力増進会が札幌市白石区に資本金200万円で設立された。1984年には帯広本部ビルや札幌総本部ビルを完成させ、不動産事業を開始。1986年には子会社ノースパレスとホクシンエンタープライズを設立した。1987年3月、商号を株式会社進学会に変更し、同時にスポーツクラブZip麻生を併設した札幌北本部ビルを完成。学習塾とスポーツクラブの一体化モデルを打ち出した。

店頭公開から東証一部上場へ拡大期

1988年12月、店頭市場に株式を公開し資本金16億410万円となった。1989年には一般募集増資で資本金39億8,410万円に拡大。同年から1993年にかけて札幌南本部、帯広西本部、札幌東本部、Zip琴似などのビルを相次いで建設し、拠点網を拡充した。1997年には室蘭本部ビルを完成。2004年2月に東京証券取引所市場第二部に上場し、2005年3月には市場第一部に指定された。この間、学習塾事業とスポーツ事業を北海道内で拡大し、地域での知名度を高めた。

持株会社体制への移行と業務提携の推進

2010年11月、株式会社栄光と業務提携を締結し、2011年には有限会社信和管財(後の有限会社進学会ホールディングス)の全株式を取得して栄光を持分法適用会社とした。2015年には栄光ホールディングス株式を売却し持分法適用から除外。同年10月、有限会社進学会ホールディングスを吸収合併した。2017年10月、会社分割により持株会社体制へ移行し、商号を株式会社進学会ホールディングスに変更。同時に㈱進学会を設立し、学研ホールディングス、城南進学研究社と資本業務提携を結んだ。2018年には一般財団法人教育アライアンスネットワーク(NEA)の設立に参画した。

業績低迷とスクラップ&ビルドの継続

2020年3月期以降、売上高の減少と赤字が常態化している。2021年3月期には新型コロナの影響もあり売上高119億円だったが、2022年3月期には138億円に増加するも巨額の赤字を計上。2023年3月期以降は売上高が急減し、2024年3月期は67億円にとどまった。2023年4月には子会社プログレスを進学会に吸収合併し、不採算教室の閉鎖を加速。2024年4月には不動産事業強化のためホクシンビル開発を設立した。2022年4月には東証の市場区分見直しによりスタンダード市場へ移行し、経営の効率化が急務となっている。

年表29件を開く

1970年代

  • 1976年6月創業1972年4月創立の北大学力増進会を母体として、株式会社北大学力増進会を札幌市白石区南郷通1丁目南7番地に設立。(資本金200万円)

1980年代

  • 1984年3月初の自社所有ビルとして帯広本部ビル完成。不動産事業部門新設、稼働。
  • 1984年5月札幌総本部(本社)ビル完成。
  • 1984年6月子会社 株式会社ノースパレスを設立。(現連結子会社)
  • 1986年2月子会社 株式会社ホクシンエンタープライズを設立。(現連結子会社)
  • 1986年3月札幌西本部ビル完成。札幌西本部を新設。
  • 1987年3月商号変更スポーツクラブZip麻生を併設した札幌北本部ビル完成。札幌北本部を新設。商号を株式会社進学会に変更する。
  • 1987年4月スポーツクラブZip麻生稼働。
  • 1988年12月店頭市場に株式を公開。資本金16億410万円となる。
  • 1989年4月スポーツクラブZip平岸を併設した札幌南本部ビル完成。札幌南本部を新設。
  • 1989年11月一般募集増資を実施。資本金39億8,410万円となる。

1990年代

  • 1990年3月帯広西本部ビル完成。
  • 1991年7月札幌東本部ビル完成。札幌東本部を移設。
  • 1993年3月学習塾教室を併設したスポーツクラブZip琴似ビル完成。スポーツクラブZip琴似稼働。
  • 1997年10月室蘭本部ビル完成。

2000年代

  • 2004年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2005年3月東京証券取引所市場第一部に指定。
  • 2009年4月子会社 株式会社プログレスを設立。

2010年代

  • 2010年11月株式会社栄光と業務提携
  • 2011年5月有限会社信和管財(有限会社進学会ホールディングス)の全株式を取得し株式会社栄光を持分法適用会社にする。
  • 2015年6月栄光ホールディングス株式会社を株式売却により持分法適用会社から除外
  • 2015年10月M&A有限会社進学会ホールディングスを吸収合併。
  • 2016年7月子会社 株式会社進学会総研を設立。(現連結子会社 株式会社SG総研)
  • 2017年10月商号変更会社分割により持株会社体制へ移行。株式会社進学会ホールディングスに商号変更。㈱進学会設立(現連結子会社)
  • 2017年10月株式会社学研ホールディングス,株式会社城南進学研究社と資本業務提携を締結。
  • 2018年9月創業一般財団法人教育アライアンスネットワーク(略称NEA)設立に参画

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。
  • 2023年4月M&A株式会社プログレスを株式会社進学会に吸収合併。
  • 2024年4月当社が70%出資する子会社として、株式会社ホクシンビル開発を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率15%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    教育部門の拡大と効率化

    高校受験指導を柱に、大学受験・中学受験部門へ対象年齢層を拡大し、新規地域への進出や不採算地区からの撤退を含む教室のスクラップ&ビルドを積極的に推進する。

  2. 02

    スポーツ部門のサービス向上

    会員ニーズや競合状況を注視し、安全快適な施設で質の高いサービスを提供することで健康増進を促進し、顧客からの信頼獲得を目指す。

  3. 03

    人材育成と組織体制強化

    企業成長の源となる人材の育成に取り組み、組織体制を強化する。

  4. 04

    市場開拓とサービス質の向上

    少子化や個人消費抑制などの厳しい環境に対応するため、新規エリア開拓や新メニュー開発、講師指導力のレベルアップ、教材の質の向上を推進し顧客満足度を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で95人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は484万円で、9期前と比べて4.1%平均年齢は55.0歳、平均勤続年数は30.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月281
2018年3月277
2019年3月50452.028.0243
2020年3月47850.025.0219
2021年3月71546.021.0182
2022年3月76848.024.0160
2023年3月52756.032.0147
2024年3月58458.034.0137
2025年3月57457.033.0113−354
2026年3月48455.030.095−1,579

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
賃貸事業13施設2,703百万円
不動産事業
本社 — 札幌市白石区347百万円
教育関連事業 全社共通
旭川本部 — 旭川市324百万円
教育関連事業
札幌西本部 — 札幌市中央区311百万円
教育関連事業
札幌南本部 — 札幌市豊平区291百万円
教育関連事業
札幌北本部 — 札幌市北区284百万円
教育関連事業
スポーツ事業1施設283百万円
スポーツ事業
札幌東本部 — 札幌市白石区221百万円
教育関連事業
函館本部 — 函館市111百万円
教育関連事業
帯広本部 — 帯広市109百万円
教育関連事業
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社進学会(注3,5)
    札幌市 白石区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ノースパレス
    札幌市 白石区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ホクシンエンタープライズ
    札幌市 豊平区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社SG総研(注4,5)
    札幌市 白石区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ホクシンビル開発
    札幌市 白石区
    議決権70.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は67億円営業利益-15億円前期と比べると増収で、売上が+8.1%。

売上高
+8.1%
67億円
営業利益
-15億円
純利益
-18億円
営業利益率
-22.4%
前期比 -15.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高51億円67億円
営業利益1億円-15億円
純利益0億円-18億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は15億円、営業利益は−10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q16−4
2024年1Q9−8−88.9−8
2024年2Q11−2−18.2−2
2024年3Q12−1−8.3−4
2024年4Q15−3
2025年2Q28−4−14.3−5
2025年4Q3400.0−1
2026年2Q34−6−17.6−8
2026年4Q33−9−27.3−10
2027年1Q15−10−66.7−10

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は65億円から67億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は-22.4%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月651310
2014年3月62106
有限会社進学会ホールディングスを吸収合併。
2015年3月57127
子会社 株式会社進学会総研を設立。(現連結子会社 株式会社SG総研)
2016年3月54347
会社分割により持株会社体制へ移行。株式会社進学会ホールディングスに商号変更。㈱進学会設立(現連結子会社)
2017年3月6173
一般財団法人教育アライアンスネットワーク(略称NEA)設立に参画
2018年3月66−1−2
2019年3月69−4−6
2020年3月72−12−11
2021年3月119−38−37
2022年3月138−96−58
株式会社プログレスを株式会社進学会に吸収合併。
2023年3月67−15−16
当社が70%出資する子会社として、株式会社ホクシンビル開発を設立
2024年3月47−14−17
2025年3月62−4−5−6.5−6
2026年3月67−15−16−22.4−18

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高67億円のうち、営業利益として残るのは-15億円-22.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-18億円、売上の-26.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金114.9%77億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.5%5億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-22.4%-15億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
-14.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比29.9pt
-22.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比31.9pt
-26.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比33.3pt
-21.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
-9.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-6.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−27億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−27億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は34億円で、売上の6.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月90−2937
2014年3月824−23267
2015年3月8−6−2268
2016年3月412−21681
2017年3月−3711−6−2649
2018年3月−18−2−3−2026
2019年3月−22−536−2735
2020年3月−41−635−4724
2021年3月10361342
2022年3月−59423−1728
2023年3月−1132−42145
2024年3月−1205−1238
2025年3月12041255
2026年3月−2707−2734

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は199億円。このうち返さなくてよい自己資本が73億円で、自己資本比率は36.8%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2442281693.3
2014年3月2492331693.7
2015年3月2592392092.1
2016年3月2932781594.7
2017年3月2962781893.7
2018年3月2962771993.5
2019年3月3332637079.0
2020年3月37025012067.6
2021年3月43920323646.3
2022年3月29013715347.2
2023年3月1941157959.4
2024年3月23410013442.8
2025年3月2369314339.4
2026年3月1997312636.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
34億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
11億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
126億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
35
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中246位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中523位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-21.5%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-22.4%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
36.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥121で、1年前と比べて-28.8%過去52週の値幅のなかでは18%の位置にある。

¥121+0.8%1ヶ月+2.5%1年-28.8%時価総額24億円
過去52週の値幅
安値¥108高値¥180

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)68.8倍
PBR0.32倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は119円で、25日移動平均線(119.24円)をほぼ横ばいで推移し、75日線(120.61円)をわずかに下回る。52週高値180円からは約34%下落し、安値108円からは約10%回復。直近7月に118-121円のレンジで推移し、出来高は7月7日に104,900株と急増したが、以降は低水準。1ヶ月で-0.83%と小幅安。RSIは60と中立圏。週足では下げ止まり感があるが、高値圏からの戻りは鈍い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 5/100)

PERが算出不可(赤字)で、通常のバリュエーションが困難。PBRは0.2678倍と低いが、ROEが-21.5%と大幅な赤字で、収益力が毀損している。配当利回りは0%で、無配当。配当性向135.2%は赤字の中での無理な配当を示すが、実際には無配当。業界平均のPER22.49倍、PBR3.18倍と比べてもPBRは低いが、赤字続きで企業価値が低下しており、割安とは言えない。業績も3期連続赤字で悪化傾向。

指標この会社業種平均
PER (予想)68.8倍
PBR0.32倍3.51倍
ROE-21.5%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は赤字が続いており、強気派は構造改革による黒字転換の可能性を指摘する。一方、弱気派は収益力の低下と競争激化による環境悪化を懸念する。特に、売上高が前期比で増加する中、営業利益率が悪化している点が争点で、コスト管理の改善ができるかどうかが鍵となる。

プラスに働く材料7
  • 売上高の増加傾向

    2026年3月期の売上高は前期比増加しており、生徒数の回復が見込まれる。

  • 構造改革の進展

    不採算店舗の閉鎖やコスト削減により、収益改善の余地がある。

  • 低PBRの割安感

    PBRが0.27倍と解散価値以下で推移し、株主還元の余地がある。

  • 売上高67億円と増収基調通年影響

    売上高は前期比5億円増、2年前の47億円から20億円増

  • PBR0.27倍と資産価値の乖離継続影響

    時価総額24億円に対し純資産は約89億円

  • 構造改革で赤字縮小の思惑2027年〜2028年影響

    営業赤字15億円が改善した場合、株価は急反発余地

  • 低位株の物色で投機的買い不定影響

    株価119円と低位、PBR0.27倍で個人投資家の関心

マイナスに働く材料7
  • 営業損失の拡大

    営業利益率がマイナスで、赤字幅が拡大しており、収益構造に問題。

  • 競争激化

    同業他社との価格競争が激しく、塾運営の収益性が低下している。

  • 財務リスク

    自己資本比率が低く、赤字の継続で財務体質が悪化する懸念。

  • 営業赤字15億円と赤字拡大2026年3月期影響

    前期▲4億円から▲15億円へ赤字が11億円拡大

  • 純損失18億円で資本棄損通年影響

    当期純損失18億円、ROEは▲21.5%と資本が減少

  • 無配当で株主還元がゼロ継続影響

    配当利回り0%、下落時に下支え材料がない

  • 増収でも赤字幅が拡大する低採算体質通年影響

    売上高67億円でも営業赤字15億円と採算が悪化

次の決算で確かめる点
生徒数
生徒数の増減が売上高に直結するため、稼働状況を示す指標。
営業利益率
赤字脱却の進捗を測るため、利益率の改善が必須。
単価
一人当たりの授業料や教材費の動向が収益に影響するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から50.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
135.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月15135.2
2018年3月150.0
2019年3月150.0
2020年3月150.0
2021年3月150.0
2022年3月150.0
2023年3月8−50.0
2024年3月5−33.3
2025年3月3−50.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ21,834人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.9%を占め、残る62.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他38.644.547.551.355.559.8
事業法人52.450.447.945.041.937.9
自己株式4.98.411.411.411.916.9
外国法人2.41.51.32.20.22.1
証券会社0.50.10.80.30.50.1
外国人個人0.00.00.00.00.10.1
金融機関6.13.42.61.11.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社平井興産31.81
02平井 睦雄11.63
03株式会社学研ホールディングス5.58
04平井 将浩2.96
05INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)1.92
06進学会職員持株会1.73
07小野 真太郎0.62
08平井 純子0.62
09小川 由晃0.61
10まこと交通株式会社0.33

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-19
    株式会社学研ホールディングス
    新規の大量保有報告
    3.15%
    -2.43pt
  • 2026-05-29
    株式会社学研ホールディングス
    新規の大量保有報告
    5.58%
    -0.37pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−320%、1株純資産は14期で−61%。直近期のROEは-21.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月481,1424.37.158.9
2014年3月301,1672.713.0139.9
2015年3月351,1943.015.243.6
2016年3月2341,38918.12.59.9
2017年3月151,3901.138.2135.2
2018年3月−131,387−0.9
2019年3月−321,329−2.3
2020年3月−581,286−4.4
2021年3月−1931,068−16.3
2022年3月−307745−33.9
2023年3月−91650−12.9
2024年3月−95563−15.6
2025年3月−32528−5.9
2026年3月−105441−21.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

4名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は4名。2026/3期の役員報酬は総額23百万円。

氏名役職年齢保有株数
平井将浩代表取締役45593,000
松井信幸取締役484,000
柴野広太郎取締役505,000
竹山正輝取締役475,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)416164
取締役(社内)2553
社外取締役4221

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容612字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社5社及び関連会社1社で構成され、学習塾及びスポーツクラブの経営を主な内容とし、更に不動産管理、資金運用、各事業に関連する物販、グループ会社への経営指導、その他のサービス等の事業活動を展開しております。 教育関連事業 ㈱進学会及び㈱浜進学会が学習塾を経営しております。また、㈱進学会が作成した小・中学校向け教育ソフトの販売を子会社㈱ホクシンエンタープライズに委託しております。(全社総数3社) スポーツ事業 ㈱進学会がスポーツクラブを経営しております。(全社総数1社) 不動産事業 当社がマンションを所有しており、その賃貸マンションの管理及び学習塾における教室の管理・清掃を子会社㈱ノースパレスに委託しております。また、当社が保有するマンションを含め、不動産の売買事業を㈱ホクシンビル開発が行っております。(全社総数3社) 資金運用事業 ㈱SG総研が資金運用を行っております。(全社総数1社) その他 学習塾で使用する教材の印刷発注、当社及び㈱進学会が使用する備品及び消耗品の仕入を子会社㈱ホクシンエンタープライズから行っております。(全社総数1社) (注)  上記の主な事業内容の区分は、セグメント情報における事業区分と同一であります。 事業系統図は次のとおりであります。 ※上記の他に、㈱浜進学会(持分法非適用関連会社)があります。
経営方針・対処すべき課題887字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 当社グループは、「未来への創造、可能性への挑戦」をスローガンに、最新の情報と充実したサービスの提供を通じて、豊かな社会の実現に貢献することを使命としております。教育関連部門におきましては、公立高校受験指導をメインに的確な受験情報や質の高い授業内容を提供することで、また、スポーツ部門におきましては、安全快適な施設での健康増進を促進することで、顧客からの信頼獲得を基本方針としております。また、組織面では企業の成長の源となる人材の育成と組織体制の強化に取り組んでおります。 目標とする経営指標につきましては、創業以来の高収益体質を維持すべく、売上高経常利益率において通期で15%以上の確保を目指しております。 当社グループの主要部門であります教育関連部門におきましては、引き続き高校受験指導を柱としながら、対象年齢層の拡大を目指し、大学受験(現役高校生)部門及び中学受験部門の生徒層の獲得にも努めてまいります。また、前期に続き、中期的な目標として採算の効率化を目指します。そのためにも、新規地域への進出及び不採算地区からの撤退を含め、教室のスクラップ&ビルドを積極的に推進いたします。 スポーツ部門におきましては、会員ニーズの動向や競合他社の状況に常に注意を払い、より質の高いサービスを提供してまいります。 当業界は、少子化や将来的な収入不安等による個人消費の抑制など厳しい環境に直面しており、それらに対応できる施策が必要となってきております。また、学習指導要領の改訂をはじめとした教育に関する情勢の変化に対応できるサービスの開発・サービスの質の向上が今後ますます求められていくものと認識しております。 このような状況のもと、危機を乗り越えるべく全社員で力をあわせ、「新規エリアの開拓」「新規メニューの開発」等による市場開拓の他、「講師指導力のレベルアップ」「教材の質の向上」を推進し、顧客満足度の更なる向上を目指してまいります。
事業等のリスク1,478字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態および株価等に影響を及ぼす可能性があると考えられる事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業内容の特色について 当社グループは、当社、子会社5社及び関連会社1社で構成され、学習塾及びスポーツクラブの経営を主な内容とし、さらに不動産の売買及び管理、資金運用、各事業に関連する物販、その他サービス等の事業活動を展開しております。当社グループの売上高の中では、資金運用関連事業の比率が高くなっており、株式市場の影響を受けやすくなっております。 (2) 業績の四半期毎の変動について 教育関連部門は、夏・冬・春の講習会と新学期に重点的に生徒を募集しておりますので、当社の通常授業(継続授業)の受講生は期末にかけて漸増し、第2四半期以降の売上高が多くなる傾向があります。それに対する経費は、講習会の開催費用も含めて年間では四半期の変動がほとんどないため、下期以降の収益性(利益率)が高くなっております。 (3) 少子化について 学習塾業界は、児童・生徒の絶対数の減少といういわゆる少子化の影響が懸念されており、今後、出生者数が急速に減少した場合や、個人消費の低迷などにより教育関連の支出が減少した場合は、業績に影響がある可能性があります。 (4) 市場リスクについて 当社グループは余剰資金及び銀行借入等の資金の運用方法として有価証券売買を行っております。 当社子会社の株式会社SG総研においては、主にETFの売買を短時間で繰り返すことで売買額が大きくなり、その結果売却損が拡大し営業利益に悪影響を及ぼす可能性があります。また、株式市場の著しい低迷及び経済状況の変化等で株価が急落する場合、有価証券評価損・売却損の増加及び有価証券評価益・売却益の減少を通じて当社子会社の運用損益、純資産等を悪化させ財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 教室の新設と競合について 当社子会社の株式会社進学会はエリアの拡大や既進出地区の拡充のため、教室の新設及び移転を積極的に行っております。教室は主に賃借物件ですので出校地区の学齢人口の変動や街並みの変化に応じて機動的に移転対応ができますが、必ずしも第一希望の立地に教室を構えられるとは限らないことや、競合他社との競争により当初計画どおりの生徒数が集まらないこともありえます。その場合、教室を閉鎖することもあり、損失を計上する可能性があります。 (6) 個人情報の取扱いについて 当社子会社の株式会社進学会は相当数の生徒データを保有しており、管理には万全を期しております。これまで流出等の事故は発生しておりませんが、何らかの事情により名簿データが外部に流出する事態が生ずれば信用の失墜により業績に影響を与える可能性があります。 (7) 人材確保及び育成について 当社グループの教育関連部門におきましては、エリア拡大に向け計画的かつ定期的に専任講師及び時間講師の採用及び社内教育を実施しなければなりません。したがって、必要な人材を確保できない場合は業績に影響を与える可能性があります。 (8) 災害等の発生について 当社子会社の株式会社進学会は、全国各地に教室を展開しております。これらの拠点において、大規模自然災害やウイルス性感染症が発生した場合、業務の遂行に支障を来たす恐れが生じ、業績と財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,612字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、ウクライナ情勢の長期化、新たに中東情勢の緊迫化によるエネルギー価格の高騰や金融資本市場に与える影響については注視する必要があり、国内においても物価上昇、為替の変動が企業活動や個人消費に与える影響が注視されるなど、依然として先行きが不透明な状況が続いております。 当社グループの主たる部門である教育関連業界におきましては、従来からの少子化による企業間競争と淘汰が進んでおり、依然厳しい環境に直面しております。一方で、入試制度改革や公立高校の無償化など、教育に関する情勢は変化しており、これに対応できるサービスの開発や質の向上が今後ますます求められていくものと認識しております。 このような環境のもと当社グループが今後の更なる成長を実現していくために、提携各社との一層のアライアンスの強化を行い、指導法や教材開発、募集活動等のノウハウの共有を図るとともに、全国の直営会場体制に関しては採算性の重視とスピード感のあるスクラップ&ビルドにより、質と量の両面において教室網の強化を進めております。 当連結会計年度の当社グループの運営につきましては、教育関連部門における個別指導部門の強化を図り、新規会場の立ち上げ等、売上増加策に取り組んでまいりました。しかしながら、不採算本部・会場を閉じた影響で売上において計画を下回る結果となりました。また、資金運用事業である株式会社SG総研の売上高は、3,634百万円(前期比2.8%増)となりました。 その結果、当連結会計年度の売上高は、6,705百万円(前期比7.4%増)、営業損失は株式市場の変動に伴う有価証券評価損の発生により1,530百万円(前期は439百万円の営業損失)、経常損失につきましては1,566百万円(前期は478百万円の経常損失)となりました。親会社株主に帰属する当期純損失につきましては、1,791百万円(前期は566百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 事業セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 イ.教育関連事業 積極的な会場のスクラップ&ビルドを進めるとともに、採算性の向上に取り組んでまいりました。特に採算の合わない会場の移転・閉鎖を進めており経費の圧縮を進めています。個別指導部門は生徒数・売上高ともに前年を上回った一方、集団授業の縮小と、昨年度末に不採算本部・会場を閉じたことにより、売上高は1,048百万円(前期比10.2%減)となりました。また、会場家賃の見直しや不採算会場の廃止など大幅な経費削減を行いましたが、人件費、水道光熱費等の高騰などもあり損失幅は縮小したものの、セグメント損失は122百万円(前期は226百万円のセグメント損失)となりました。 ロ.スポーツ事業 札幌市内3ヶ所に施設を構えているスポーツクラブZipは、夏で回復の兆しは見えたものの、冬の募集・入会ともに目標の水準に届かず、また人件費、水道光熱費の高騰により、売上高は329百万円(前期比3.9%減)となり、セグメント損失は37百万円(前期は28百万円のセグメント損失)となりました。 ハ.不動産事業 不動産の売買や賃貸、学習塾部門の教室の管理・清掃に関わる不動産事業は、販売用不動産の売却を進めたこと、テナント賃貸の促進を行ったことにより、売上高は1,301百万円(前期比66.0%増)となり、セグメント利益は365百万円(前期比3.2%増)となりました。 ニ. 資金運用事業 資金運用会社である株式会社SG総研においては3月に入って米国・イスラエルによるイラン攻撃の影響で株価が暴落、2月27日の日経平均の終値58,850円から3月31日の終値51,063円と7,000円超の下げとなりました。その影響を受けて、売上高は3,634百万円(前期比2.8%増)となり、セグメント損失は1,455百万円(前期は217百万円のセグメント損失)となりました。 ホ.その他事業 本セグメントは、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、教材の印刷や備品・消耗品の仕入れ販売を含んでいます。当連結会計年度においての売上高は391百万円(前期比6.0%減)、セグメント利益は109百万円(前期比28.5%増)となりました。 ※セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業損益と調整を行っております。 (資産) 当連結会計年度末における総資産は19,944百万円となり、前連結会計年度末に比べて3,673百万円減少しました。これは主に有価証券が1,702百万円増加しましたが、現金及び預金が2,041百万円、未収入金が2,444百万円減少したことなどによるものです。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は12,298百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,729百万円減少しました。これは主に未払金が2,624百万円減少したことによるものです。また固定負債は303百万円となり、前連結会計年度末に比べて28百万円増加しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は7,341百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,971百万円減少しました。これは主に利益剰余金が1,835百万円減少したことによるものです。この結果、自己資本比率は36.8%(前連結会計年度末は39.4%)となりました。 ②キャッシュ・フローの概況 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 有価証券の増減額△1,702百万円や税金等調整前当期純損失△1,571百万円などにより、支出した資金は2,729百万円(前期は1,230百万円の獲得)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資有価証券の売却による収入や投資有価証券の取得による支出などにより、獲得した資金は11百万円(前期は14百万円の獲得)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 短期借入金の増減額890百万円などにより、獲得した資金は677百万円(前期は424百万円の獲得)となりました。 この結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物は3,434百万円となり、前期と比べ、2,041百万円の減少となりました。 ③ 生産、受注及び販売の状況 当社グループは、教育関連事業及びスポーツ事業を主な経営の内容としており、会員に対して授業又はレッスンを行うことを主たる業務としております。したがって、生産、受注及び販売の状況を示す指標はございません。 標記については、「第2 事業の状況  4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に含めて記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績などを勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため,これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 1)概要 当社グループの当連結会計年度の経営成績の概要として、連結売上高は6,705百万円(前期比7.4%増)、連結営業損失は1,530百万円(前期は439百万円の営業損失)、連結経常損失は1,566百万円(前期は478百万円の経常損失)を計上しました。特別損益及び税金費用等を控除した親会社株主に帰属する当期純損失は1,791百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失566百万円)となりました。以下、連結財務諸表に重要な影響を与えた要因について分析します。 2)売上高 連結売上高は6,705百万円となりました。主要部門である教育関連部門におきましては、引き続き高校受験指導を柱としながら、対象年齢の拡大を目指し、大学受験(現役高校生)部門及び中学受験部門の生徒層の確保にも努めてまいります。また、前期に続き、中期的な目標として採算の効率化を目指します。そのためにも、不採算地区からの撤退を含め、既存地区においても新規教室の開設に力を入れるとともに、不採算会場の撤退・廃止を積極的に推進いたします。 また、日本全国どこでも受講が可能なオンライン塾Go・Kakuを開設し、従来の会場による水平展開とは全く異なる形でのエリア拡大と、既存会場での新規生徒獲得をさらに推進してまいります。 スポーツ部門におきましては、会員ニーズの動向や競合他社の状況に常に注意を払い、より質の高いサービスを提供してまいります。また、幼稚園や小学校からのスイミング授業の受託など、時世にあった営業活動を進めてまいります。 3)売上原価 連結の売上原価は、7,699百万円(前期比26.8%増)となりました。これは主に、株式会社SG総研における売上原価が増加したことや、不動産の売却に伴う売上原価の増加などによるものです。 4)営業外損益 連結の営業外損益は、36百万円の損失となりました。これは主に、支払利息を51百万円計上したことなどによるものです。 5)特別損益 連結の特別損益は、5百万円の損失となりました。これは主に、投資有価証券売却損を2百万円計上したことによります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金及び設備投資資金につきましては、主に内部資金及び借入金により調達をすることとしております。当連結会計年度の設備投資として10百万円を支出いたしました。次期の当社グループの資金使用については、30百万円を予定しております。この設備投資につきましては自己資金で賄う予定であります。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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