概要
アスアは、1993年に愛知県春日井市でガス漏れ警報器の取付け業として創業した。現在は物流事業者向けの安全活動コンサルティング、自動車メーカー向けのメッセージングサービス、法人向けICT機器販売・工事の三事業を展開する。2024年9月に東京証券取引所グロース市場と名古屋証券取引所ネクスト市場に上場。従業員91名、2025年6月期の売上高は約14億円。本社は愛知県名古屋市中村区黄金通一丁目11番地。
三つの事業の柱と収益構成
アスアはコンサルティング事業、CRMイノベーション事業、通信ネットワークソリューション事業の3セグメントで構成される。2025年6月期の売上高は1,392,627千円。うちコンサルティング事業が773,691千円(構成比55.6%)、通信ネットワークソリューション事業が405,231千円(同29.1%)、CRMイノベーション事業が213,703千円(同15.3%)である。セグメント利益はコンサルティング事業が305,635千円、CRMイノベーション事業が64,574千円、通信ネットワークソリューション事業が78,839千円。コンサルティング事業が収益の柱であり、利益率も40%近くと高い。通信事業も成長が続く。一方CRM事業は売上減少傾向にある。
物流業界の課題に対応したサービス設計
当社の主力顧客は物流事業者であり、2024年問題や新物流2法(物流効率化法・改正貨物自動車運送事業法)の施行により、安全活動のアウトソーシング需要が高まっている。物流事業者の99%は車両100台以下の小規模事業者であり、管理者業務の増加でドライバー教育が行き届かない課題がある。アスアは25年以上にわたり現場ドライバーとの対話で蓄積した「物流現場の知見」と燃費・事故データの分析力を強みとする。2006年には自動車技術会でエコドライブと事故低減の関係を発表、2014年には国連本部でカンファレンスを主催した。東海地区の約3,000社の取引先をベースに、関東エリアへの拡大を進めている。
経営上の目標指標と財政状態の特徴
アスアは経営目標として売上高営業利益率、TRYESサポート年間実施件数、TRYESレポート契約社数・登録人数を掲げる。2025年6月期の営業利益は198,396千円、売上高営業利益率は14.2%。当期純利益は105,891千円。資産合計は1,450,591千円、負債は394,369千円、純資産は1,056,221千円。上場に伴う新株発行により資本金・資本剰余金が各188,722千円増加した。キャッシュ・フローでは営業活動で96,460千円の収入、投資活動で52,455千円の支出、財務活動で212,328千円の収入(株式発行収入369,952千円)となり、現金同等物残高は812,542千円に増加した。無借金経営ではないが、短期・長期借入金を返済しつつ資金調達を実施している。
業界の中での役割は物流安全分野の専門サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01物流事業者(安全コンサルティング)主力
物流事業者が内製化しにくい安全活動をアウトソーシングで支援する「TRYESプログラム」を展開。対面型の「TRYESサポート」とクラウド型の「TRYESレポート」を提供し、運行管理者の業務負担軽減とドライバーの安全意識向上を図る。25年以上の現場経験に基づくノウハウが強み。
- TRYESサポート
- 物流事業者に特化した安全活動の対面型アウトソーシングサービス。専門スタッフが訪問し、燃費や事故データを分析して短時間で効果的な安全教育を実施する。
- TRYESレポート
- 物流事業者向けの定額クラウドサービス。法定12項目の教育資料やドライバー向け教材を提供し、管理者の負担を減らしながら継続的な安全活動を支援する。
02自動車メーカー(コネクティッドカー)準主力
自動車メーカーが展開するコネクティッドカーから得られる走行データを分析し、安全運転やエコドライブを促すOne to Oneメッセージを生成・配信するシステムを開発・運用。コンサルティング事業で培った安全活動のデータベースを応用している。
- メッセージングサービス
- 走行データから運転特性を分析し、安全運転やエコドライブの習慣定着を促すパーソナライズされたメッセージを自動生成するシステム。
03一般企業(ICTソリューション)副次
創業当初からの事業で、東海地区を中心に約3,000社の取引先を持つ。ビジネスフォンや複合機、サーバー、ネットワーク機器などのICT機器の販売・工事・保守をトータルに提供し、オフィス環境の最適化を支援する。
- ビジネスフォン
- 企業向けの電話システム。導入から工事、保守まで対応し、オフィスのコミュニケーション基盤を構築する。
- ネットワーク機器
- ルーターやスイッチなどのネットワーク機器の販売・設定・保守。オフィスや店舗のネットワーク環境を整備する。
製品と技術
コンサルティング事業:TRYESプログラムの二本柱
TRYESプログラムは対面型サービス「TRYESサポート」とクラウド型サービス「TRYESレポート」で構成される。TRYESサポートは物流事業者の安全活動をアウトソースするサービスで、専門スタッフが訪問し、燃費と事故のデータを可視化して短時間の安全教育を実施する。TRYESレポートは2020年7月にリリースされた定額クラウドサービスで、法定12項目の教育資料提供や管理者負担を軽減する機能を持つ。両サービスとも物流現場の知見を反映した独自のコンテンツが強み。2025年6月期のコンサルティング事業売上は773,691千円、セグメント利益は305,635千円。年間実施件数や契約社数が経営指標として重視される。
CRMイノベーション事業:メッセージングサービス
CRMイノベーション事業は、コンサルティング事業で蓄積した安全活動のデータベースを応用し、自動車メーカー向けにOne to Oneメッセージを生成・配信するサービスを中核とする。コネクティッドカーから得られる走行データから運転特性を分析し、エコドライブや安全運転の習慣定着を促すメッセージを自動生成する。トヨタ自動車株式会社からのメッセージ開発業務や、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社からの安全メッセージ開発業務の受託実績がある。2025年6月期の売上は213,703千円だが、システム開発の納品遅延やノンコア事業撤退により前年比32.7%減。同事業には公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団からの受託業務も含まれる。
通信ネットワークソリューション事業:法人ICT機器のトータル支援
創業当初から続く事業で、法人向けビジネスフォン、複合機、サーバー、ネットワーク機器などのICT機器の販売・工事・保守を手掛ける。東海地区を中心に約3,000社の取引事業者を持ち、事務所拡張や移転、出店時のスポット対応から総合的な保守運用まで提供する。独自のインターネットプロバイダー「ASUA NET」も運営。2025年6月期の売上高は405,231千円(前年比18.5%増)、セグメント利益は78,839千円(同28.5%増)と好調である。同セグメントは安定的な収益源として、コンサルティング事業と並ぶ役割を果たしている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
小規模だが高収益、成長持続
同業他社が軒並み売上拡大を図る中、売上高は14億円と小規模で、営業利益率は約14%と高水準を維持する。これは専門性の高いサービス提供による差別化が奏功しているとみられる。一方で、売上高成長は鈍く、次の成長戦略が課題となる。ライバルのイシンやダイブグループと比較して、収益性では優位だが、規模では劣後する。内需依存度が高く、国内市場の成熟化にどう対応するかが鍵となる。
強み
- 営業利益率14%超と同業比で高く、効率的な事業運営が強み
- 特定分野に特化したサービスで、顧客からの信頼を獲得
- 売上規模は小さいが、利益率の高さから財務体質は堅固
- 小規模ゆえに顧客との距離が近く、ニーズに迅速に対応可能
課題
- 売上14億円と小さく、規模拡大によるコスト削減効果が出にくい
- 売上高成長が横ばいで、新規顧客獲得やサービス拡充が急務
- 国内市場に依存しており、海外展開など新市場開拓の余地が課題
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がアスア
時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7035and factory | 26億円 | — |
| 2 | 7064ハウテレビジョン | 26億円 | 27.6倍 |
| 3 | 246Aアスア | 25億円 | 28.8倍 |
| 4 | 6063日本エマージェンシーアシスタンス | 25億円 | 18.2倍 |
| 5 | 6563みらいワークス | 25億円 | 20.8倍 |
| 6 | 4735京進 | 25億円 | 25.9倍 |
| 7 | 2687シー・ヴイ・エス・ベイエリア | 25億円 | — |
| 8 | 288Aラクサス・テクノロジーズ | 25億円 | 25.1倍 |
| 9 | 4766ピーエイ | 24億円 | 22.9倍 |
| 10 | 7043アルー | 24億円 | 8.1倍 |
| 11 | 189AD&Mカンパニー | 24億円 | 10.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
1993年の個人事業創業から1994年の有限会社設立
1993年12月、愛知県春日井市においてガス漏れ警報器の取付け業務を個人事業として起業した。翌1994年7月、資本金300万円で有限会社アスアサービスを設立。当初は家庭用警報器の設置が主な業務であり、現在の三事業とは異なる分野からスタートした。この事業は後に通信ネットワークソリューション事業へと発展する基盤となる。
1995年の通信機器事業開始と株式会社化
1995年4月、日本電信電話株式会社(現NTT)の通信機器拡販を目的とした販売・工事・保守事業を開始。これが現在の通信ネットワークソリューション事業の原点である。同年10月、本社を愛知県名古屋市西区に移転し、株式会社に組織変更。さらに1997年10月には株式会社ナカヨの販売店およびNTTとのパートナー契約を締結し、法人向けICT機器販売の体制を強化した。
1998年の燃費改善事業参入と特許取得
1998年11月、燃費改善製品販売事業を開始。これは現在のコンサルティング事業の前身にあたる。1999年11月、同事業を主体とする株式会社エコ・クリーチャーズを共同出資で設立。2002年6月には物流コンサルティングにおける燃費評価手法のビジネスモデル特許(特許第3314870号)を取得(2020年6月存続期間満了)。同年7月には燃費管理システム「エコドライブマスター」(後のTRYESサポート用システム)をリリースし、データに基づくエコドライブ支援の基礎を築いた。
2004年の社名変更とコンサルティング事業の集約
2004年12月、商号を株式会社アスアに変更した。2005年4月、株式会社エコ・クリーチャーズの物流コンサルティングに関する全事業を営業譲渡により取得。これにより燃費改善関連の知見と事業を一社に集約し、現在のコンサルティング事業の原型が完成した。2006年5月には公益社団法人自動車技術会春季学術講演会で「エコドライブによる燃費向上と交通事故の低減」を発表し、学術的な裏付けを得た。
2009年のReCoo運営移管と国連カンファレンス開催
2009年8月、一般財団法人省エネルギーセンターが運営していたWEB燃費管理サイト「ReCoo」の運営を移管された。これにより多くの物流事業者の燃費データを扱うプラットフォームを獲得。2011年には公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団のエコドライブ活動コンクールを受託した。2014年10月にはニューヨーク国連本部で「国連エコドライブカンファレンス」を主催(共催・事務局はアスア)。2015年には名古屋、パリ(COP21サイドイベント)、2016年には第2回を国連本部で開催し、国際的な認知度を高めた。
2020年のTRYESレポートリリースと2024年の上場
2020年7月、安全活動支援の定額クラウドサービス「TRYESレポート」をリリース。対面型のTRYESサポートと合わせて、物流事業者の継続的な安全活動を支援する体制を強化した。2024年9月、東京証券取引所グロース市場および名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場。上場による資金調達(新株発行)で約3.7億円を調達し、関東エリアへの営業強化や新規事業創出への投資を計画している。
年表26件を開く
1990年代
- 1993年12月愛知県春日井市においてガス漏れ警報器の取付け業務を個人事業として起業
- 1994年7月創業資本金300万円 愛知県春日井市にて有限会社アスアサービス設立
- 1995年4月日本電信電話株式会社(現NTT株式会社)の通信機器拡販を目的とした販売・工事・保守事業開始(現:通信ネットワークソリューション事業)
- 1995年10月商号変更本社を愛知県名古屋市西区に移転、株式会社に変更
- 1997年10月株式会社ナカヨの販売店及び日本電信電話株式会社とパートナー契約を締結
- 1998年11月燃費改善製品販売事業を開始(現:コンサルティング事業)
- 1999年11月創業燃費改善事業を主体とした株式会社エコ・クリーチャーズを共同出資により設立
2000年代
- 2002年6月株式会社エコ・クリーチャーズにて物流コンサルティングにおける燃費評価手法のビジネスモデル特許取得(特許第3314870号:2020年6月存続期間満了)
- 2002年7月株式会社エコ・クリーチャーズにて燃費管理システム「エコドライブマスター」(現:「TRYESサポート」用システム)をリリース
- 2004年12月商号変更株式会社アスアに社名変更
- 2005年4月株式会社エコ・クリーチャーズの事業の内、物流コンサルティングに関わる全ての事業を営業譲渡契約により当社が取得
- 2006年5月公益社団法人自動車技術会春季学術論文「エコドライブによる燃費向上と交通事故の低減」を発表
- 2006年6月一般社団法人東京都トラック協会が主催する「グリーン・エコプロジェクト」事務局受託
- 2008年6月公益社団法人自動車技術会春季学術論文「企業のエコドライブ活動によるCO₂削減」を発表
- 2009年8月一般財団法人省エネエネルギーセンターが運営していたWEB燃費管理サイト(ReCoo)を運営移管
2010年代
- 2011年4月公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団 エコドライブ活動コンクール受託
- 2011年12月本社を愛知県名古屋市中村区に移転
- 2013年8月東京営業所を開設(現:東京都新宿区)
- 2014年2月創業エコドライブ事業を発足(現:CRMイノベーション事業)トヨタ自動車株式会社 よりユーザーのエコドライブ支援を目的としたメッセージ開発業務を受託
- 2014年10月ニューヨーク国連本部にて、「国連エコドライブカンファレンス」を開催(主催 : 国連WAFUNIF 共催・事務局 : 株式会社アスア)
- 2015年5月あいおいニッセイ同和損害保険株式会社よりユーザーの交通事故リスク低減を目的とした安全メッセージ開発業務を受託
- 2015年10月名古屋市にて、「国連エコドライブ名古屋カンファレンス」を開催(主催 : 国連WAFUNIF 共催・事務局 : 株式会社アスア)
- 2015年12月フランスにて、COP21サイドイベントとして「国連エコドライブパリカンファレンス」を開催(主催 : 国連WAFUNIF 共催・事務局 : 株式会社アスア)
- 2016年11月ニューヨーク国連本部にて、「第2回 国連エコドライブカンファレンス」を開催(主催 : 国連WAFUNIF 共催・事務局 : 株式会社アスア)
2020年代
- 2020年7月安全活動支援の定額クラウドサービス「TRYESレポート」をリリース
- 2024年9月上場東京証券取引所グロース市場及び名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/6期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 配当性向30%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
既存事業の強化
主力サービス「TRYESサポート」の関東エリアでの営業体制を強化し、「TRYESレポート」では現場の知見を活かした特化型教育資料やツールを開発して競争優位性を高める。
- 02
新たな事業の創出
人×車、車×荷物、人×荷物の3つのカテゴリーで新事業を展開。ドライバー確保、積載効率向上、倉庫内安全対策等に取り組み、ICT連携やM&Aも検討する。
- 03
経営基盤の強化
M&Aや人材・システム投資に積極的に資金を投入し、営業CFの拡大と健全な資本バランスを追求。株主還元は配当性向30%を目標に安定的な配当と柔軟な自社株買いを検討する。
- 04
新サービスの開発と品質向上
物流事業者向けクラウドサービスの開発・販売を推進し、定期的なソフトウェア更新とバックアップ体制強化により品質向上を図る。
- 05
人材の確保と育成
リファラル採用や給与水準向上、福利厚生充実、評価制度整備、スキルアップ支援等により優秀な人材の採用と定着を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で91人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は487万円で、1期前と比べて+5.6%。平均年齢は36.7歳、平均勤続年数は7.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年6月 | 461 | 35.5 | 6.8 | 86 | 233 |
| 2025年6月 | 487 | 36.7 | 7.1 | 91 | 220 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年6月期の売上高は15億円、営業利益は1億円。前期と比べると増収減益で、売上が+7.1%、利益が-50.0%。
会社が出している今期の予想2027年6月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 15億円 | 15億円 |
| 営業利益 | 2億円 | 1億円 |
| 純利益 | 1億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥7 | ¥7 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
4期分
直近は2026年下期で、売上は8億円、営業利益は0億円。前年の2025年下期と比べると、売上は+14.3%、営業利益は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年上期 | 7 | 1 | 14.3 | 0 |
| 2025年下期 | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2026年上期 | 7 | 1 | 14.3 | 0 |
| 2026年下期 | 8 | 0 | 0.0 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2020年6月期からの7期で、売上は11億円から15億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は6.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年6月 | 11 | — | 0 | — | 0 |
| 2021年6月 | 11 | — | 1 | — | 0 |
| 2022年6月 | 12 | — | 1 | — | 1 |
| 2023年6月 | 12 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所グロース市場及び名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場 | |||||
| 2024年6月 | 14 | 2 | 2 | 14.3 | 1 |
| 2025年6月 | 14 | 2 | 2 | 14.3 | 1 |
| 2026年6月 | 15 | 1 | 1 | 6.7 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年6月期
売上高15億円のうち、営業利益として残るのは1億円で6.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金93.3%14億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.7%1億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年6月期は営業CFが1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは0億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は8億円で、売上の6.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 0 | −1 | −1 | −1 | 5 |
| 2023年6月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 5 |
| 2024年6月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 6 |
| 2025年6月 | 1 | −1 | 2 | 0 | 8 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年6月期の総資産は15億円。このうち返さなくてよい自己資本が11億円で、自己資本比率は72.8%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年6月 | 11 | 5 | 6 | 42.8 |
| 2021年6月 | 12 | 5 | 7 | 42.7 |
| 2022年6月 | 12 | 4 | 8 | 33.5 |
| 2023年6月 | 11 | 5 | 6 | 40.9 |
| 2024年6月 | 12 | 6 | 6 | 49.0 |
| 2025年6月 | 15 | 11 | 4 | 72.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中273位あたり、逆に低いのは配当利回りで534社中430位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥938で、1年前と比べて+45.2%。過去52週の値幅のなかでは56%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 28.8倍 |
| PER (会社予想) | 23.6倍 |
| PBR | 2.37倍 |
| 配当利回り | 0.75% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1日で12.09%下落し960円。25日線1069.8円を約10%下回り、75日線1043.38円も割り込んだ。52週高値1220円からは約21%下げ、週足では上昇から一転。出来高は10日に2.92万株、12日に17.81万株と急増しており、売り圧力の強さがうかがえる。RSIは12.8と極端な売られすぎで、反発の可能性にも注意。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)。
PER24.73倍は業界平均22.67倍をやや上回り、PBR2.75倍は業界平均3.23倍を下回る。ROE13%と高水準で収益性は良いが、配当利回り0.64%は業界平均2.64%を大きく下回る。配当性向25.7%と低く、今後の増配余地はあるが、現状の株価はほぼ妥当水準。業績は横ばいで成長性に欠ける。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 28.8倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 23.6倍 | — |
| PBR | 2.37倍 | 3.51倍 |
| ROE | 13.0% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
人材不足の中、需要は堅調。強気派は、IT人材需要の高まりで継続的な成長が見込めると主張。一方、弱気派は、売上高の伸び悩みと営業利益率の低下を指摘。2026/6期予想の営業利益率は6.7%と大幅低下見込みで、将来の収益性に懸念。市場成長と競争激化のバランスが焦点。
- 需要堅調
IT人材不足で派遣・紹介の需要は高水準
- 高収益
2025/6期実績で営業利益率14.3%と高水準
- 株価上昇
過去1年で64.5%上昇、市場の期待反映
- 売上高15億円で増収に転じる2026年6月期影響中
売上高が前期14億円から15億円に7.1%増。増収が利益回復の起点となる
- 営業利益率14%台への回復余地2027年6月期影響中
予想営業利益1億円が前期実績2億円へ戻ればEPSは倍増、PERも下がる
- 小型株の需給改善で株価上昇継続不定影響弱
時価総額29億円と小型。直近1年で株価64.5%上昇し需給感応度が高い
- ROE13%の高水準維持継続影響弱
ROE13%は資本効率が良く、自己資本の積み上げが期待される
- 利益率低下
2026/6期予想は営業利益率6.7%と半減
- 競争激化
人材サービスは大手・新興が参入、価格競争に
- PER高め
PER24.7倍に対し成長鈍化の可能性
- 2026年6月期に営業利益が半減2026年6月期影響強
営業利益が2億円から1億円へ50%減。営業利益率は14.29%→6.67%に悪化
- 純利益1億円で3期横ばい継続影響中
売上高が14→15億円に増えても純利益は1億円のまま。増収効果が最終利益に及ばない
- 予想PER27.5倍と割高感通年影響弱
現在PER24.73倍から予想PER27.5倍へ悪化。成長期待が薄れれば調整要因
- 配当利回り0.64%と低位継続影響弱
配当利回り0.64%と極めて低く、株主還元の魅力に欠ける
- 稼働率
- 人材派遣の収益性を左右する
- 営業利益率
- 競争下での収益力維持の確認
- 売上成長率
- 市場シェア拡大の有無
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり7円で、前期から+89.5%。いまの株価に対する利回りは0.75%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年6月 | 5 | — | 40.6 |
| 2022年6月 | 5 | 0.0 | 14.6 |
| 2023年6月 | 5 | 0.0 | 15.0 |
| 2024年6月 | 6 | 14.0 | 10.0 |
| 2025年6月 | 11 | 89.5 | 25.7 |
配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥7
株主
有価証券報告書より
2025年6月期末の株主数は延べ1,442人。区分でいちばん多いのは個人・その他で55.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.0%を占め、残る63.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年6月% | 2025年6月% |
|---|---|---|
| 個人・その他 | 50.1 | 55.5 |
| 事業法人 | 49.4 | 36.3 |
| 証券会社 | — | 6.3 |
| 外国法人 | — | 1.1 |
| 金融機関 | 0.5 | 0.8 |
| 外国人個人 | — | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社間地 | 33.50 |
| 02 | 間地寛 | 21.59 |
| 03 | アスア社員持株会 | 3.60 |
| 04 | 楽天証券株式会社 | 1.69 |
| 05 | 小野 隆 | 1.49 |
| 06 | 株式会社SBI証券 | 1.36 |
| 07 | 江本 晋 | 1.12 |
| 08 | 株式会社 MTG | 0.74 |
| 09 | 上田八木短資株式会社 | 0.66 |
| 10 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 | 0.61 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で+558%、1株純資産は6期で+78%。直近期のROEは13.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年6月 | −7 | 221 | — | — |
| 2021年6月 | 12 | 243 | 5.3 | 40.6 |
| 2022年6月 | 34 | 194 | 15.7 | 14.6 |
| 2023年6月 | 33 | 224 | 16.0 | 15.0 |
| 2024年6月 | 57 | 275 | 22.8 | 10.0 |
| 2025年6月 | 42 | 393 | 13.0 | 25.7 |
| 2026年6月 | 33 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/6期の役員報酬は総額81百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 間地寛 | 代表取締役社長 | 59 | 1,480,000 |
| 浅井慎司 | 常務取締役 事業本部長 | 53 | 500 |
| 植村恒明 | 取締役 管理本部長兼経営企画室責任者 | 55 | 500 |
| 上田雅彦 | 社外取締役 | 64 | 3,000 |
| 鈴村文雄 | 社外取締役(常勤監査等委員) | 69 | 500 |
| 山田明紀 | 社外取締役(監査等委員) | 74 | 3,500 |
| 関口智弘 | 社外取締役(監査等委員) | 55 | 500 |
役員報酬の内訳2025/6期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 64 | 1 | 65 | 22 |
| 監査等委員 | 4 | 12 | 2 | 14 | 4 |
| その他役員 | 1 | 2 | 0 | 2 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/6期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,954字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,985字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,774字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,210字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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