概要
INTLOOP(イントループ)は、製造業向けコンサルティングから創業し、現在はフリーランス人材の紹介とコンサルティングを組み合わせた「事業創造型コンサルティングファーム」として成長した企業である。2025年7月期の売上高は336億円、従業員数は1,374名。フリーランス約52,000名のネットワークを活用し、戦略からIT導入までワンストップで提供する点が特徴である。
「プロフェッショナル人材ソリューション+コンサルティング」の単一セグメント
INTLOOPグループは、プロフェッショナル人材ソリューション&コンサルティング事業の単一セグメントで構成される。収益の大半は、フリーランス人材を顧客企業の案件にアサインする人材ソリューションサービスが占める。2025年7月期の売上高336億円のうち、人材ソリューションとコンサルティングの内訳は開示されていないが、登録フリーランス約52,000名のうち稼働人数は1,579名である。コンサルティングは自社社員とフリーランスを組み合わせたハイブリッドチームで提供し、戦略・業務・IT・DXの4領域をカバーする。
フリーランス人材の登録数と稼働率が成長の基盤
2025年7月末時点で、INTLOOPのサービスに登録するフリーランス人材は約52,000名に達する。そのうち実際に案件にアサインされている稼働人数は1,579名で、稼働率は約3%である。顧客企業からの受注単価は、コンサルティング案件で140万円~200万円(最大300万円)、ITエンジニア案件で120万円~140万円程度。支払いサイトは末締め翌月15日と短く、フリーランスにとってのメリットとなっている。登録者の多くは大手コンサルティングファームやSIer出身で、専門性の高いスキルを持つ。
東京本社を中心に全国9拠点を展開
本社は東京都港区赤坂に置く。創業から現在までに、品川区、港区三田、赤坂と本社を移転してきた。拠点は東京以外に、沖縄(2017年開設)、福岡・大阪(2017年)、札幌(2018年)、名古屋(2020年)、北九州(2021年)と全国に広がる。また、2020年には六本木一丁目オフィスも開設した。拠点展開は営業や事業拡大の一環であり、地方の優秀な人材の確保や地域企業との関係構築に寄与している。
グループ子会社や出資先を通じた新領域への投資
INTLOOPは2023年にディクスホールディングス株式会社を子会社化し、2025年7月にはKOZOCOM株式会社を子会社化した。また、株式会社FUNDINNO(株式投資型クラウドファンディング)やIdein株式会社(エッジAI)などスタートアップへ出資を進める。2025年7月には子会社INTLOOP Project Management株式会社を設立。これらの投資は、既存の人材・コンサルティング事業の枠を超え、AI・デジタル領域や新たなビジネスモデルへの展開を狙うものである。
業界の中での役割はプロフェッショナル人材のマッチングとコンサルティングを提供するファーム。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01コンサルティングファーム・SIer・大手事業会社主力
人材不足の課題を抱える企業に対し、フリーランスのコンサルタントやITエンジニアを紹介。SAP案件やPMO案件など高単価案件を中心に、迅速なマッチングを実現。
- High Performer Consultant
- フリーランスコンサルタント向けの案件紹介サービス。平均月額報酬110万円程度の高単価案件を中心に、SAPやPMOなどの案件を紹介。
- High Performer PMO
- PMO人材に特化した案件紹介サービス。指揮型・管理型・支援型に分類したPMO案件を提供。
- TECH STOCK
- フリーランスITエンジニア向けの案件紹介サービス。上流工程経験者向けの一次請け案件や平均月額報酬80万円程度の高単価案件を紹介。
- バチグマ
- フリーランスマーケター向けの案件紹介サービス。
- High Performer Career
- コンサルタント専門の転職支援サービス。非公開求人紹介や独立支援を提供。
- テクストキャリア
- ITエンジニア専門の転職支援サービス。キャリアアップを目指すエンジニア向けに求人紹介を提供。
02事業会社(経営課題)主力
顧客企業の経営課題解決を支援するコンサルティングサービスを提供。戦略、業務、IT、DX領域で専門性の高い自社社員が、フリーランス人材とチームを組み、ワンストップで支援。
03フリーランス人材副次
フリーランス向け福利厚生サービス「fukurint」を提供。仕事と生活の充実をサポートし、登録者数の拡大を図る。
- fukurint
- フリーランス向けの福利厚生サービス。登録者は様々な特典を受けることができる。
製品と技術
フリーランスコンサルタント向け「High Performer Consultant」
「High Performer Consultant」は、フリーランスのコンサルタントに特化した案件紹介サービス。平均月額報酬は約110万円と高単価で、主にSAP案件やPMO案件の紹介実績が多い。顧客企業からの受注は一次請けが基本で、契約期間は3~6ヶ月が中心。WebサイトのUIを常に改善し、「フリーランス コンサル」の検索で上位表示されるよう広告・SEO対策を行っている。2025年7月末時点の登録フリーランスは約52,000名だが、このうちどの程度が本サービスに特化しているかは非開示。同サービスは、PMO人材に特化した「High Performer PMO」や、マーケター向け「バチグマ」などの派生サービスも持つ。
ITエンジニア向け「TECH STOCK」と転職支援「テクストキャリア」
「TECH STOCK」は、フリーランスITエンジニア向けの案件紹介サービス。平均月額報酬は約80万円と業界平均より高く、基幹システム開発などの大規模案件が多い。顧客ネットワークはコンサルタント事業で培ったものを活用し、下請けではなくビジネスパートナーとしての関係を築く。競合が多い市場で、高額案件と翌月15日支払いを訴求して人材を獲得する。2024年からは、ITエンジニアの転職支援サービス「テクストキャリア Performed by TECHSTOCK」も開始。フリーランスが転職によりキャリア形成を望むニーズに応える。これらのサービスの登録者数や稼働数は、コンサルタントサービスと合わせて開示されている。
自社社員とフリーランスを組み合わせたコンサルティングサービス
INTLOOPのコンサルティングサービスは、自社社員(デリバリー社員約390名以上)とフリーランスネットワークを組み合わせたハイブリッド体制で提供される。戦略コンサルティング(新規事業開発・M&A・PMI)、業務コンサルティング(SCM・CRM・ERP・BPRなど)、ITコンサルティング(システム導入・PMO)、DXコンサルティング(デジタル施策立案・マーケティング)の4領域をカバー。特定のITベンダーに依存しない中立的な立場が強み。販売単価は120~200万円(最大300万円)と大手ファームより安価で、競合には大手コンサルティングファームやSIerがいる。場合によっては大手SIerと協業し、不足リソースを補う形で参画することもある。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
成長期の人材派遣、高成長も収益率に課題
INTLOOPは人材派遣・紹介事業を展開し、オフィス系派遣を中心に売上を急拡大中。2023年7月期から2025年7月期予想で売上高が約1.9倍に成長。しかし営業利益率は5.5%前後と、同業のジンジブやイシンと比較して低水準。派遣事業は人件費率が高く、事業拡大に伴う採用コスト増が圧迫要因。一方でIT・クリエイティブ領域など高単価分野へのシフトを進めており、利益率改善の余地がある。競争激化する人材サービス市場で、差別化と効率化が急務。
強み
- 直近2期で売上高が70%増加し、業界平均を上回る成長を達成
- 一般事務・軽作業分野で強い採用・営業ネットワークを構築
- ITエンジニア派遣を強化し、高単価分野で収益性向上を狙う
- 2023年7月期から2025年7月期予想で営業利益率が約3%から6.6%に上昇
課題
- 営業利益率が5〜6%台と、同業他社の7〜10%に対して劣後
- 派遣スタッフの獲得競争が激しく、採用単価上昇が収益を圧迫
- 派遣業界はスタッフの離職が多く、安定した稼働率維持が課題
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がINTLOOP
時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9554AViC | 106億円 | 17.5倍 |
| 2 | 9245リベロ | 106億円 | 14.1倍 |
| 3 | 9556INTLOOP | 105億円 | 38.9倍 |
| 4 | 2122インタースペース | 105億円 | 24.7倍 |
| 5 | 9168ライズ・コンサルティング・グループ | 105億円 | 8.5倍 |
| 6 | 4642オリジナル設計 | 105億円 | 14.0倍 |
| 7 | 7374コンフィデンス・インターワークス | 104億円 | 12.0倍 |
| 8 | 6094フリークアウト・ホールディングス | 103億円 | 6.8倍 |
| 9 | 2163アルトナー | 102億円 | 16.2倍 |
| 10 | 2485ティア | 101億円 | 25.8倍 |
| 11 | 7371Zenken | 101億円 | 19.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 37件
製造業向けコンサルティングからスタートした2005年
2005年2月、東京都品川区東大井にINTLOOPを設立。創業時は製造業向けのコンサルティングサービスを提供した。その後2006年9月に本社を港区三田に移転し、2008年10月には金融業向けコンサルティングに事業を拡大。創業から約3年で業種横断的なコンサルティングファームとしての基盤を築いた。
フリーランス人材プラットフォームに舵を切った2014年
2014年7月、本社を港区赤坂に移転。同年11月、フリーランス人材(コンサルタント/ITエンジニア)向けのWebサービス「High Performer Consultant」と「High Performer Engineer」の提供を開始した。これにより、自社のコンサルタント派遣に加え、外部フリーランスを活用するビジネスモデルが本格化。2016年8月には転職支援サービス「High Performer Career」を開始し、人材のキャリア形成支援にも進出した。
全国拠点展開とSAPジャパンとの協業で成長加速(2017~2020年)
2017年から2018年にかけて、沖縄、福岡、大阪、札幌にオフィスを開設。2019年7月にはSAPジャパンと業務協業を開始し、SAP関連の案件を強化。同年にはIT BPO株式会社を子会社化するも、2021年に売却した。2020年には六本木一丁目オフィス、名古屋オフィスを開設し、経営課題解決支援のWebサービス「QEEE」、フリーランス向け福利厚生サービス「fukurint」、AI人材育成のオンライン教育「BOOSTA」などを相次いでリリースし、サービスラインを拡充した。
東証グロース市場上場とM&Aによる規模拡大(2022~2025年)
2022年7月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。上場後の2023年にはディクスホールディングスを子会社化し、同年9月にはアミフィアブルへ出資。2024年5月にはIdeinと協業、2025年7月にはKOZOCOMとINTLOOP Project Managementを子会社化・設立するなど、M&Aと新会社設立で事業領域を急拡大した。2025年7月期の売上高は336億円と、上場前の2022年7月期(131億円)から2.5倍に成長した。
中長期計画「VISION2030」で売上高1,000億円を目標
2025年7月期を初年度とする中長期経営計画「INTLOOP VISION2030」を策定。2030年7月期に売上高1,000億円、営業利益150億円を目標に掲げる。重点戦略として、既存事業の成長加速、AI・DX領域のソリューションポートフォリオ拡充、スタートアップ協業・投資、M&A・ファンド投資の強化、グループ経営基盤の構築を挙げている。2025年7月期の営業利益率は6.5%であり、目標の15%に向けた収益性向上が課題である。
年表37件を開く
2000年代
- 2005年2月創業東京都品川区東大井に当社を設立、製造業向けコンサルティングサービスの提供開始
- 2006年9月東京都港区三田に本社を移転
- 2008年10月金融業向けコンサルティングサービスの提供開始
2010年代
- 2014年7月東京都港区赤坂に本社を移転
- 2014年11月フリーランス人材(コンサルタント/ITエンジニア)向けのWebサービス「High Performer Consultant」並びに「High Performer Engineer」の提供開始
- 2016年8月コンサルタント人材のキャリア形成支援サービス「High Performer Career」を開始
- 2017年5月沖縄オフィスを開設
- 2017年6月福岡オフィス、大阪オフィスを開設
- 2018年2月札幌オフィスを開設
- 2019年7月SAPジャパン株式会社と業務協業開始
- 2019年7月IT BPO株式会社の株式を取得(2021年5月に株式会社モンスター・ラボに全株式を売却)
2020年代
- 2020年2月六本木一丁目オフィスを開設
- 2020年4月名古屋オフィスを開設
- 2020年6月顧客の経営課題解決を支援するWebサービス「QEEE(キウイ)」の提供を開始
- 2020年8月「High Performer Engineer」をリニューアルし、フリーランスITエンジニア向けサービス「TECHSTOCK」の提供
- 2020年8月三井倉庫サプライチェーンソリューション株式会社と業務提携
- 2020年9月フリーランス向け福利厚生サービス「fukurint」の提供
- 2020年10月AI人材不足に貢献するオンライン教育のWebサービス「BOOSTA」の提供
- 2021年5月東京都港区赤坂内で本社を移転
- 2021年6月株式会社モンスター・ラボと資本業務提携
- 2021年10月北九州オフィスを開設
- 2021年11月グローバルセキュリティエキスパート株式会社と業務提携
- 2022年4月フリーランスPMOの案件紹介サービス「High Performer PMO」の提供
- 2022年7月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2022年9月ホームページリニューアルを実施
- 2022年11月KDDI Digital Divergence Holdings株式会社、KDDIアジャイル開発センター株式会社と業務提携
- 2023年4月株式投資型クラウドファンディングサービスを提供する株式会社FUNDINNOへ出資
- 2023年6月ワクコンサルティング株式会社と製造業に係るコンサルティングサービスを業務提携
- 2023年7月株式会社AoyamaLabに追加出資
- 2023年9月アミフィアブル株式会社へ出資
- 2023年9月M&Aディクスホールディングス株式会社を子会社化
- 2023年12月SDFキャピタルが運営するスタートアップ・デットファンドに参画
- 2024年5月独立系ベンチャーキャピタルであるクオンタムリープベンチャーズ株式会社へ出資
- 2025年2月東京都港区赤坂内で本社を移転
- 2024年5月エッジAIソリューションを提供するIdein株式会社と協業開始
- 2025年7月M&AKOZOCOM株式会社を子会社化
- 2025年7月INTLOOP Project Management株式会社(子会社)を設立
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 4期分
グループ全体で1,374人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は611万円で、3期前と比べて+16.3%。平均年齢は35.5歳、平均勤続年数は2.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年7月 | 525 | 33.9 | 3.2 | 287 | — |
| 2023年7月 | 526 | 34.3 | 1.6 | 470 | — |
| 2024年7月 | 584 | 34.0 | 1.8 | 1,159 | 129 |
| 2025年7月 | 611 | 35.5 | 2.1 | 1,374 | 160 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内ACP㈱東京都中野区議決権35.0%
- 調達1,098万円平成29年度「子供・若者支援地域ネットワーク強化推進事業(第2次)」の運営支援業務内閣府 · 2017-08-21
- 調達368万円労災保険制度における介護(補償)給付に関する状況調査厚生労働省 · 2017-08-25
- 調達224万円平成29年度一般廃棄物処理施設管理技術講習会実施業務環境省 · 2017-08-30
- 調達180万円平成29年度石綿関連疾患(中皮腫患者)への総合的な情報提供に関する調査業務環境省 · 2017-05-11
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は336億円、営業利益は22億円。前期と比べると増収増益で、売上が+24.0%、利益が+46.7%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 400億円 | 336億円 |
| 営業利益 | 14億円 | 22億円 |
| 純利益 | 7億円 | 14億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は105億円、営業利益は−4億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+34.6%、営業利益は−200.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 48 | 2 | 4.2 | 1 |
| 2023年4Q | 47 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 49 | 2 | 4.1 | 1 |
| 2024年2Q | 69 | 4 | 5.8 | 2 |
| 2024年3Q | 78 | 4 | 5.1 | 2 |
| 2024年4Q | 75 | 5 | 6.7 | 4 |
| 2025年2Q | 160 | 11 | 6.9 | 6 |
| 2025年4Q | 176 | 11 | 6.3 | 8 |
| 2026年2Q | 194 | 10 | 5.2 | 5 |
| 2026年3Q | 105 | −4 | −3.8 | −3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2018年1月期からの9期で、売上は27億円から336億円へ12.4倍に増えた。直近期の営業利益率は6.5%。売上は6期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌オフィスを開設 | |||||
| 2018年1月 | 27 | — | 0 | — | 0 |
| 2019年1月 | 38 | — | 1 | — | 0 |
| 2019年7月 | 31 | — | 2 | — | 1 |
| 六本木一丁目オフィスを開設 | |||||
| 2020年7月 | 72 | — | 1 | — | 0 |
| 北九州オフィスを開設 | |||||
| 2021年7月 | 92 | — | 4 | — | 3 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2022年7月 | 131 | — | 8 | — | 5 |
| ディクスホールディングス株式会社を子会社化 | |||||
| 2023年7月 | 178 | — | 11 | — | 8 |
| 2024年7月 | 271 | 15 | 15 | 5.5 | 9 |
| KOZOCOM株式会社を子会社化 | |||||
| 2025年7月 | 336 | 22 | 22 | 6.5 | 14 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高336億円のうち、営業利益として残るのは22億円で6.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の4.2%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.6%244億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.8%70億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.5%22億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年7月期は営業CFが17億円、投資CFが−23億円で、差し引きのフリーCFは−6億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は41億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年7月 | 1 | −2 | 5 | −1 | 10 |
| 2021年7月 | 6 | 0 | 0 | 6 | 15 |
| 2022年7月 | 7 | 0 | 18 | 7 | 40 |
| 2023年7月 | 3 | −1 | −2 | 2 | 40 |
| 2024年7月 | 12 | −8 | 13 | 4 | 57 |
| 2025年7月 | 17 | −23 | −11 | −6 | 41 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2025年7月期の総資産は136億円。このうち返さなくてよい自己資本が66億円で、自己資本比率は45.2%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年1月 | 9 | 1 | 8 | 14.1 |
| 2019年1月 | 12 | 2 | 10 | 12.6 |
| 2019年7月 | 14 | 2 | 12 | 16.5 |
| 2020年7月 | 21 | 3 | 18 | 12.9 |
| 2021年7月 | 30 | 6 | 24 | 20.3 |
| 2022年7月 | 60 | 31 | 29 | 51.3 |
| 2023年7月 | 66 | 39 | 27 | 58.4 |
| 2024年7月 | 121 | 51 | 71 | 39.4 |
| 2025年7月 | 136 | 66 | 70 | 45.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中65位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中328位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,251で、1年前と比べて-38.8%。過去52週の値幅のなかでは24%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 38.9倍 |
| PER (会社予想) | 32.5倍 |
| PBR | 3.35倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で24.24%上昇し、8月17日には2194円と年初来高値圏に接近した。25日移動平均線(1907.92円)を+15%上回り、週足では明確な上昇トレンドが継続。RSIは70.6と過熱感もあるが、出来高は8月17日に113,200株と直近の平均を大きく上回り、買い意欲の強さが確認できる。52週高値4875円からはなお-55%と水準は低く、戻り途上とみられる。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PERは31.7倍(予想26.4倍)と同業界平均22.3倍を上回りやや割高。PBR2.72倍は平均3.09倍を下回るが、ROE25%と高収益性が割高感を緩和。無配だが成長期待で評価。売上高・利益増加トレンドだが、割高感が残る。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 38.9倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 32.5倍 | — |
| PBR | 3.35倍 | 3.51倍 |
| ROE | 25.0% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
高成長を続けるが、規制リスクと株価下落が論点。2022/7期131億円から2025/7期予想336億円と売上高が倍増。営業利益率も5.54%→6.55%へ改善。PER約31.7倍と成長を織り込む。一方で1年株価は-47.7%と急落。ソーシャルカジノの射幸性を巡る規制強化懸念や、依存症対策の動きが弱気材料。強気派は海外展開と成長性を評価、弱気派は規制リスクとボラティリティを警戒。
- 売上高の急成長
3期で131→336億円。海外ユーザー獲得が順調。
- 利益率の改善
営業利益率5.54%→6.55%(予想)と順調。
- 高いROE
ROE25%と資本効率が非常に高い。
- 営業利益47%増加とマージン改善2025/7期実績影響強
営業利益15→22億円(+47%)、営業利益率5.5→6.6%へ改善。
- 予想PER26.4倍への収束期待継続影響弱
現行PER31.7倍に対し会社予想PER26.4倍、株価17%の割安感。
- 高ROE25%の資本効率継続影響弱
ROE25%は同業高位、資本効率の高さが投資妙味。
- 内需型で為替リスク低い継続影響弱
国内サービス業中心、為替変動の影響を受けにくいビジネスモデル。
- 規制リスク
ソーシャルカジノ規制強化の可能性。日本・諸外国で。
- 株価急落の背景
1年で-47.7%。上昇期待が剥落しやすい。
- PERの割高感
PER31.7倍。成長鈍化でバリュエーション調整リスク。
- 無配当継続で配当利回り0%継続影響弱
配当性向0%は株主還元不足、個人投資家離れのリスク。
- 小型株で流動性が低い継続影響中
時価総額86億円と小型、板が薄く大口注文で株価急変の可能性。
- 売上高成長率が鈍化2025/7期実績影響中
売上成長率前期52%→今期24%に鈍化、今後の増益ペース減速懸念。
- 外国人保有8.8%の売りリスク市場次第影響弱
外国人保有率8.8%と比較的高く、リスクオフ局面で売り圧力に。
- MAU(月間アクティブユーザー数)
- ゲーム事業のユーザー基盤の動向。
- ARPPU(有料ユーザー1人あたり売上)
- 収益性と課金効率の指標。
- 海外売上比率
- 海外展開の進捗と規制分散度を測る。
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ1,061人。区分でいちばん多いのは個人・その他で59.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.9%を占め、残る70.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 68.0 | 58.3 | 63.5 | 59.1 |
| 事業法人 | 23.2 | 21.7 | 21.9 | 22.7 |
| 外国法人 | 2.4 | 7.1 | 7.0 | 8.8 |
| 金融機関 | 3.5 | 11.3 | 5.2 | 7.2 |
| 証券会社 | 2.9 | 1.4 | 2.4 | 2.1 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 林 博文 | 49.66 |
| 02 | KSM株式会社 | 21.36 |
| 03 | 日本カストディ銀行(信託口) | 2.93 |
| 04 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 2.46 |
| 05 | MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 2.10 |
| 06 | ベル投資事業有限責任組合1 | 1.66 |
| 07 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.08 |
| 08 | MORGAN STANLEY & CO. LLC (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 1.06 |
| 09 | JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.01 |
| 10 | 伊藤忠商事株式会社 | 1.00 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-18林 博文変更報告49.39%
- 2026-06-17林 博文新規の大量保有報告49.39%
- 2026-04-13林 博文新規の大量保有報告49.39%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは25.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年1月 | 83,248 | 615,424 | 14.5 | — |
| 2019年1月 | 150,784 | 766,207 | 21.8 | — |
| 2019年7月 | 396,074 | 1,162,281 | 41.1 | — |
| 2020年7月 | 9 | 67 | 14.6 | — |
| 2021年7月 | 85 | 152 | 78.2 | — |
| 2022年7月 | 128 | 667 | 28.2 | 21.5 |
| 2023年7月 | 172 | 836 | 22.9 | 33.1 |
| 2024年7月 | 97 | 514 | 18.9 | 16.8 |
| 2025年7月 | 146 | 658 | 25.0 | 24.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/7期の役員報酬は総額81百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 林博文 | 代表取締役 | 54 | 3,325,000 |
| 内野権 | 取締役 管理本部長 | 54 | 11,250 |
| 川端章夫 | 取締役(監査等委員) | 81 | 5,000 |
| 小山史夫 | 取締役(監査等委員) | 74 | 1,400 |
| 下稲葉耕治 | 取締役(監査等委員) | 72 | 400 |
| 住吉恵理子 | — | 48 | 4,500 |
| 戸邊光男 | 取締役 | 59 | 300 |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 71 | 71 | 36 |
| 社外取締役 | 3 | 10 | 10 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,421字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,880字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク10,504字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,760字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第22期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-27
- 半期報告書半期報告書-第21期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-31
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-14
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-31
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第2四半期(2022/11/01-2023/01/31)2023-03-15
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-28
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