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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

コンフィデンス・インターワークス

7374 · Growth · サービス業

ゲーム業界に特化した人材サービスを展開。派遣・紹介・受託の三位一体でクリエイターのキャリアを支援。

概要

株式会社コンフィデンス・インターワークスは、2014年に東京都中央区で設立された人材サービス企業である。ゲーム業界を核に人材派遣・紹介・受託を展開し、2021年6月に東京証券取引所マザーズに上場、2022年4月にグロース市場へ移行した。2026年3月期の連結売上高は100億円、営業利益13億円、従業員数は1,275名。M&Aを積極的に活用し、フリーランスマッチングや映像制作など領域を拡大している。

ゲーム特化型から広がるHRソリューション3本柱

当社グループは「HRソリューション事業 人材派遣・受託」「HRソリューション事業 人材紹介」「メディア&ソリューション事業」の3セグメントで構成される。人材派遣・受託ではゲーム会社向け派遣とデバッグ受託が主力で、2026年3月期末の稼働人員は1,072名。人材紹介ではメーカー・エネルギー・IT・ゲームなどのアッパーミドル層に特化する。メディア&ソリューションでは製造業・工場向け求人メディア「工場ワークス」を運営する。いずれもセグメント特化型のカテゴリーNo.1を目指す戦略に基づく。

M&Aで拡大するグループ連携の構造

従来は当社単独で事業を展開していたが、2022年5月の商号変更以降、子会社を通じた多角化が進んだ。子会社にはフリーランスマッチングのコンフィデンス・プロ、Web3×HR Techのプロタゴニスト、クリエイター専門人材サービスのレッツアイ、映像制作・派遣のBRAISEとジーズ・コーポレーションがある。2026年1月には分割準備会社2社を設立し、グループ再編を視野に入れる。連結対象子会社は計7社。

売上高は5年で約20倍、収益性に課題

財務数値は急成長を示す。2017年3月期の売上高は5億円だったが、2021年3月期に36億円、2024年3月期に75億円、2026年3月期には100億円に達した。一方、営業利益は2026年3月期に13億円(利益率13%)と、目標とする15%には届いていない。ゲーム業界の需要変動の影響を受けやすく、既存事業の配属数減少が利益を圧迫している。純利益は2026年3月期に8億円と前期比23%減となった。

東京・大阪・福岡に広がる事業拠点

本社は東京都新宿区にあり、創業以来3度の移転を経て現在地に落ち着いている。2016年に東銀座オフィスを開設、2020年には新宿御苑スタジオを受託事業拠点として設置。2022年5月には大阪支店と福岡支店を同時開設し、関西・九州エリアへの展開を開始した。さらに、同年のM&Aにより子会社の拠点も加わり、グループ全体で首都圏・関西・九州をカバーする体制となっている。

業界の中での役割はゲーム業界特化型人材サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
100億円
営業利益
13億円
営業利益率
13.0%
純利益
8億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
HRソリューション事業 人材派遣・受託69億円69.0%12億円17.4%
メディア& ソリューション事業16億円16.0%5億円31.3%
HRソリューション事業 人材紹介15億円15.0%5億円33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ゲーム業界向け人材派遣・受託主力

ゲーム会社を主要顧客に、クリエイターの派遣、ゲーム開発・運営の受託(デバッグ等)、映像制作の受託を提供。ストック型収益の基盤となる稼働人員数は1,000人超。

主な製品・サービス3
ゲーム開発受託
ゲームのデバッグ工程等を代行。
映像制作受託
映像コンテンツの企画・制作。
フリーランスマッチング
フリーランスのクリエイターと企業をマッチング。

02人材紹介準主力

メーカー、エネルギー、IT、ゲーム、エンタメ業界向けに、アッパーミドル層のプロフェッショナル人材を紹介。有料職業紹介事業。

主な製品・サービス1
人材紹介サービス
求職者と企業をマッチングする職業紹介。

03メディア&ソリューション副次

製造業・工場に特化した求人メディア「工場ワークス」を運営。採用課題解決のコンサルティングも提供。

主な製品・サービス1
工場ワークス
製造業・工場特化型求人サイト。

製品と技術

ゲーム業界向け人材派遣とデバッグ受託

「HRソリューション事業 人材派遣・受託」の中核は、ゲーム会社にクリエイターを派遣するサービスである。派遣先は大手から中堅まで幅広く、当社社員であるクリエイターを長期契約で配属するストック型収益モデルをとる。受託サービスでは、主にゲームのデバッグ工程を請け負い、新宿御苑スタジオで守秘性の高い案件を処理する。2026年3月期末の稼働人員は1,072名で、ゲーム市場の動向に業績が連動する。

アッパーミドル層に特化した人材紹介

「HRソリューション事業 人材紹介」は、有料職業紹介事業の許可に基づき、メーカー・エネルギー・IT・ゲーム・エンタメ業界を中心に、求人企業と求職者をマッチングする。ターゲットはアッパーミドル層のプロフェッショナル人材。当社と子会社のプロタゴニスト(Web3特化)が担当し、成功報酬型で収益を得る。雇用流動化の進展を追い風に、高単価案件の獲得を目指している。

製造業向けメディア「工場ワークス」と採用支援

「メディア&ソリューション事業」では、製造業・工場に特化した求人メディア「工場ワークス」を運営する。求人広告掲載のほか、HR Techを活用した採用コンサルティングやアウトソーシングも提供。同メディアは自社集客チャネルとして機能し、グループ全体の採用コスト低減にも寄与している。また、ゲーム業界向けの自社求人メディアも開設し、応募チャネルを多様化している。

フリーランスマッチングと映像制作の新領域

子会社コンフィデンス・プロは、フリーランスのクリエイターと企業をマッチングする事業を展開。契約形態の多様化に対応し、派遣とは異なる収益源を形成する。2025年に子会社化したBRAISEとジーズ・コーポレーションは、テレビ番組・映像の企画制作と人材派遣を手掛け、ゲーム以外のエンタメ領域に進出。グループ全体で映像業界の人材需要を取り込む体制を整えた。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

若年層就労支援で独自性、成長続くも競合ひしめく

サービス業に属し、就労支援・人材サービスを提供している。売上高は75億円、84億円、100億円と順調に拡大し、営業利益率は15.48%から13%へやや低下したものの高水準を維持。同業のジンジブやイシンは同様の就労支援サービスを展開しており、差別化が重要。特に若年層や就労困難者に特化したサービスが強みで、社会的ニーズの高まりを追い風に成長している。一方で、競合も多く、サービスの質と採用力での勝負が求められる。

強み

  • 売上高が3期連続増加し、特に直近は約100億円に到達した。
  • 営業利益率が13%と安定的で、収益性が高い事業構造。
  • 若年層向けに特化した就労支援で、社会的価値を創出。
  • 人手不足や就労支援ニーズの高まりで市場が拡大している。

課題

  • ジンジブなど同業他社が多数存在し、差別化が難しくなっている。
  • 売上高は伸びるが営業利益率が15.48%から13%へ低下傾向。
  • サービス拡大に伴い、質の高い人材の確保が課題となる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がコンフィデンス・インターワークス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19245リベロ106億円14.1倍
22122インタースペース105億円24.7倍
39168ライズ・コンサルティング・グループ105億円8.5倍
44642オリジナル設計105億円14.0倍
59556INTLOOP105億円38.9倍
67374コンフィデンス・インターワークス104億円12.0倍
76094フリークアウト・ホールディングス103億円6.8倍
82163アルトナー102億円16.2倍
92485ティア101億円25.8倍
107371Zenken101億円19.3倍
116554エスユーエス101億円9.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 13件

2014年、人材派遣・紹介の許可取得で事業開始

2014年8月、東京都中央区に資本金3,000万円で会社を設立。同年11月には本社を新宿区に移転し、一般労働者派遣許可と有料職業紹介許可を取得して人材事業を本格開始した。この時点でゲーム業界に特化した人材サービスを志向しており、後の成長の基盤が築かれた。

2016年、ゲーム開発子会社設立と増資による拡大

2016年12月、ゲーム開発を行う株式会社スタジオホイッポを設立。同時に第三者割当増資で資本金を3,000万円から9,000万円に引き上げた。2018年5月にはさらに2億5,750万円に増資し、事業拡大の資金を確保。同年10月にはスタジオホイッポを吸収合併し、開発力を内製化した。

2020年、M&A戦略の幕開けと赤字からの回復

2020年4月、新宿御苑スタジオを受託事業拠点として開設。同年6月には株式会社Dolphinを完全子会社化し、初のM&Aを実行した。しかし2020年3月期には純損失3億円を計上。その後、ゲーム市場の回復と派遣人員の増加により2021年3月期には黒字転換し、純利益4億円を達成した。

2021年、マザーズ上場で資金調達と知名度向上

2021年6月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。これにより株式公開企業としての信用力を得るとともに、成長資金を調達した。上場時の売上高は36億円。2022年4月の市場区分見直しに伴いグロース市場へ移行し、上場後もM&Aと事業拡大を加速させる布石となった。

2022年、商号変更と相次ぐ子会社化でグループ化

2022年5月、本社を新宿区内で移転し、大阪支店・福岡支店を開設。同時にフリーランスマッチングのコンフィデンス・プロ設立、メディア&ソリューション事業を担うインターワークスを吸収合併し、商号を現行の「コンフィデンス・インターワークス」に変更。さらにWeb3×HR Techのプロタゴニストを子会社化し、グループ経営へと舵を切った。

2025年、映像制作とクリエイター派遣をM&Aで獲得

2025年4月、Web領域の人材サービス事業を行うレッツアイを子会社化。同年7月には映像企画・制作のBRAISEとその子会社ジーズ・コーポレーションを子会社化し、テレビ番組制作業界に参入。これによりグループの事業領域はゲームから映像・エンタメ全体へ拡大した。2026年1月には分割準備会社2社を設立し、さらなる組織再編の構えを見せている。

年表13件を開く

2010年代

  • 2014年8月創業東京都中央区において会社設立(資本金30,000千円)
  • 2014年11月本社を東京都新宿区に移転 人材事業として人材派遣、人材紹介事業のサービス開始 一般労働者派遣許可取得 有料職業紹介許可取得
  • 2016年11月東銀座オフィス開設
  • 2016年12月創業ゲーム開発を行う株式会社スタジオホイッポ設立 第三者割当増資により、資本金を30,000千円より90,000千円に増資
  • 2018年5月第三者割当増資により、資本金を90,000千円より257,500千円に増資
  • 2018年10月M&A株式会社スタジオホイッポを吸収合併
  • 2019年3月本社を東京都新宿区(同区内)に移転

2020年代

  • 2020年4月受託事業の拠点として新宿御苑スタジオを開設
  • 2020年6月M&A株式会社Dolphinを完全子会社化
  • 2021年6月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
  • 2022年5月M&A本社を東京都新宿区(同区内)に移転 大阪支店開設 福岡支店開設 受託事業の拠点を東京都新宿区(同区内)に移転 フリーランス人材のマッチングを目的とした株式会社コンフィデンス・プロ設立 メディア&ソリューション事業、人材紹介事業、採用支援事業を行う株式会社インターワークスを吸収合併し、商号を株式会社コンフィデンス・インターワークスに変更 Web3.0×HR Tech事業を行う株式会社プロタゴニストを子会社化
  • 2025年4月M&AWeb領域の人材サービス事業を行う株式会社レッツアイを子会社化 映像企画・制作事業及び労働者派遣事業を行う株式会社BRAISEを子会社化、同社子会社の株式会社ジーズ・コーポレーション(現・子会社)を孫会社化 株式会社CIW分割準備会社A及び株式会社CIW分割準備会社B設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益率15%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    セグメント特化型HRサービスの展開

    ゲーム業界を皮切りに、人材派遣、人材紹介、アウトソーシングのサービスを循環させ、対象領域に特化したカテゴリーNo.1の集合体を目指す。既存領域+周辺領域へのM&Aを積極活用し、事業基盤を拡大する。

  2. 02

    グループ総合力による複合提案と顧客基盤拡大

    クライアントの経営課題を深く理解し、多様な人材サービスを複合的に提案する営業体制を強化。ワンストップで採用ニーズに応えることで顧客満足度を高め、新規開拓も進めて安定した顧客基盤を構築する。

  3. 03

    人的資本経営の推進とエンゲージメント向上

    ゲーム・エンターテインメントや製造領域での専門人材獲得競争に対応し、採用チャネル多角化、報酬・待遇の最適化、リスキリング支援、柔軟な働き方の拡充により、フリーランスを含む多様な人材の定着と活躍を促進する。

  4. 04

    テクノロジー活用による生産性と価値向上

    生成AI等を活用し、人材・求人データベースのマッチング精度向上や業務効率化を推進。社内DXを継続的に進め、情報セキュリティや倫理面にも配慮した安心・安全なサービス運営に努める。

  5. 05

    新規事業創出と戦略的投資の実行

    中長期的な成長のため、既存事業と親和性の高いM&Aやアライアンス、新規事業創出に積極的かつ規律ある成長投資を実行。グループ参画企業との事業融合を進め、収益力と企業価値の持続的向上を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 6期分

グループ全体で1,275人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は385万円で、5期前と比べて+9.2%平均年齢は35.2歳、平均勤続年数は3.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年3月35332.91.8724
2022年3月36233.22.0850
2023年3月36233.52.3958
2024年3月37433.83.01,177
2025年3月39034.53.51,063122
2026年3月38535.23.81,275102

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率27.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)91.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 東京都新宿区52百万円
全社(共通)
東京オフィス — 東京都港区41百万円
全社(共通)
新宿QAスタジオ — 東京都新宿区5百万円
HRソリューション事業 人材派遣・受託
主な関係会社
  • 国内
    株式会社コンフィデンス・プロ
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社プロタゴニスト
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権85.5%
  • 国内
    株式会社レッツアイ
    大阪府大阪市 北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社BRAISE
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ジーズ・コーポレーション
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社CIW分割準備 会社A
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社CIW分割準備 会社B
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は100億円営業利益13億円前期と比べると増収増益で、売上が+19.0%、利益が+0.0%。

売上高
+19.0%
100億円
営業利益
+0.0%
13億円
純利益
-20.0%
8億円
営業利益率
13.0%
前期比 -2.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高115億円100億円
営業利益15億円13億円
純利益9億円8億円
1株あたり配当¥85¥85

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は25億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+78.6%、営業利益は−33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q131
2024年1Q14321.42
2024年2Q18316.71
2024年3Q22313.62
2024年4Q212
2025年2Q43716.34
2025年4Q41614.66
2026年2Q47714.94
2026年4Q53611.34
2027年1Q2528.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 10期分

2017年3月期からの10期で、売上は5億円から100億円へ20.0倍に増えた。直近期の営業利益率は13.0%。売上は9期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2017年3月511
株式会社スタジオホイッポを吸収合併
2018年3月1110
2019年3月2011
株式会社Dolphinを完全子会社化
2020年3月263−3
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2021年3月3664
本社を東京都新宿区(同区内)に移転 大阪支店開設 福岡支店開設 受託事業の拠点を東京都新宿区(同区内)に移転 フリーランス人材のマッチングを目的とした株式会社コンフィデンス・プロ設立 メディア&ソリューション事業、人材紹介事業、採用支援事業を行う株式会社インターワークスを吸収合併し、商号を株式会社コンフィデンス・インターワークスに変更 Web3.0×HR Tech事業を行う株式会社プロタゴニストを子会社化
2022年3月4475
2023年3月5296
2024年3月75117
Web領域の人材サービス事業を行う株式会社レッツアイを子会社化 映像企画・制作事業及び労働者派遣事業を行う株式会社BRAISEを子会社化、同社子会社の株式会社ジーズ・コーポレーション(現・子会社)を孫会社化 株式会社CIW分割準備会社A及び株式会社CIW分割準備会社B設立
2025年3月84131315.510
2026年3月100131313.08

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高100億円のうち、営業利益として残るのは13億円13.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の8.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金54.0%54億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.0%33億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.0%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
46.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.5pt
13.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.0pt
8.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.5pt
13.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
26.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2026年3月期は営業CFが14億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは11億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は44億円で、売上の5.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年3月3−77−45
2020年3月30−136
2021年3月50−159
2022年3月5−14417
2023年3月7−1−3620
2024年3月10−1−3941
2025年3月101−121140
2026年3月14−3−71144

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 10期分

2026年3月期の総資産は78億円。このうち返さなくてよい自己資本が63億円で、自己資本比率は80.5%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2017年3月31252.7
2018年3月42241.1
2019年3月146841.4
2020年3月113823.9
2021年3月1661041.0
2022年3月2417767.6
2023年3月2920969.6
2024年3月72601282.7
2025年3月6658887.3
2026年3月78631580.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
44億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
26億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
15億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
96
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率26 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中26位あたり、逆に低いのはROE534社中236位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.3%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
80.5%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
19.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.5%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,542で、1年前と比べて-1.8%過去52週の値幅のなかでは23%の位置にある。

¥1,542-0.1%1ヶ月+1.4%1年-1.8%時価総額104億円
過去52週の値幅
安値¥1,482高値¥1,740

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.0倍
PER (会社予想)10.3倍
PBR1.57倍
配当利回り5.51%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1515円で、25日線・75日線を下回り、200日線も下回る軟調な展開。1ヶ月で1.17%の小幅下落、1年でも1.41%下落と停滞。52週高値1740円からは13%下落、安値1482円からは2%上昇とレンジ下限近く。RSIは40.3と中立圏。出来高は8月12日に53100株と急増し、その後は減少しており、売買は低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PER(実績)が11.79倍、予想PERが10.1倍と低く、PBRも1.5倍。ROEは13.3%と高く、配当利回り5.61%、配当性向69.6%と配当も手厚い。同業界平均(PER23.09倍、PBR3.31倍、配当利回り2.31%)と比較して全ての指標で大きく割安。ただし直近の売上高は増加傾向にあるものの、営業利益率が15.48%から13%へ低下しており、収益性の鈍化が懸念される。割安だが成長減速のリスクも内包しており、今後の業績動向に注目する。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.0倍23.4倍
PER (予想)10.3倍
PBR1.57倍3.51倍
ROE13.3%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

IT人材不足を背景に派遣需要は堅調で、売上高の拡大が続く。強気派は営業利益率13%台の安定した収益性と高い配当利回りに注目し、成長持続を評価する。弱気派は人材派遣業界の需給バランスの変化や、単価下落リスク、また2026/3期の営業利益率・純利益の低下が懸念材料とみる。

プラスに働く材料7
  • 需要の堅調さ

    IT人材不足で派遣需要が高く、売上高が100億円規模まで拡大する見込み

  • 安定した収益性

    営業利益率は13%台を維持し、収益基盤が安定している

  • 株主還元の充実

    配当利回り5.61%と高く、好配当が投資家に魅力

  • 売上高100億円と前期比19%増の成長計画通年影響

    2026/3期の売上高は100億円と前期から16億円増加。拡大基調は続くが営業利益は13億円に据え置き

  • 実績PER11.8倍→予想PER10.1倍に改善決算発表後影響

    現行実績PER11.79倍に対し予想PER10.1倍。バリュエーション面から下値は限定的

  • ROE13.3%と高収益体質の維持継続影響

    ROE13.3%はPBR1.5倍を支える水準。自己資本効率の高さが株価の下支えになる

  • 配当利回り5.61%の高い株主還元継続影響

    予想配当利回り5.61%は相対的に高く、インカム需要が株価を支える

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低下

    2026/3期の営業利益率は13%に低下し、純利益も減少予想で収益力が減衰

  • 競争激化

    派遣業界は競争が激しく、単価下落の圧力がある

  • 景気感応度

    企業のIT投資が縮小すると、稼働率が下がるリスクがある

  • 営業利益率が15.5%から13%へ2.5pt低下通年影響

    2026/3期は売上高が伸びる一方で営業利益率13%と前期15.48%から悪化。利益成長の停滞が重し

  • 純利益は10億円から8億円と2割減少通年影響

    純利益は10億→8億円、EPSの減少で予想PER改善効果は限定的

  • 売上高増にもかかわらず営業利益が横ばい継続影響

    売上高は84億→100億円に増える一方、営業利益は13億円横ばい。増収効果が利益に反映されない

  • 外国人保有比率1.8%と需給が細い継続影響

    外国人持ち分は1.8%と低く、買い手不在で上値が重い

次の決算で確かめる点
派遣稼働率
収益の基盤となるエンジニアの稼働状況を確認するため
営業利益率
収益性が維持できているかチェックするため
一人当たり売上高
単価向上や生産性の改善を測るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり85で、前期から+15.4%いまの株価に対する利回りは5.51%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥85
1株あたり
配当利回り
5.51%
いまの株価に対して
配当性向
69.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月4835.8
2024年3月5514.644.5
2025年3月6518.238.9
2026年3月7515.469.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥85

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,940人。区分でいちばん多いのは個人・その他49.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.5%を占め、残る53.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他34.236.638.141.848.249.4
事業法人65.855.650.449.243.443.7
自己株式0.18.06.9
金融機関3.94.74.33.22.9
証券会社1.63.82.63.32.3
外国法人2.33.02.01.81.8
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社アミューズキャピタル20.88
02株式会社アミューズキャピタルインベストメント16.39
03中山 隼雄6.05
04木村 重晴2.80
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.73
06澤岻 宣之1.58
07株式会社A.C企画1.52
08光1号配当特化投資事業有限責任組合1.52
09株式会社大一商会1.49
10アイビー投資事業有限責任組合1.49

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 10期分

1株利益は10期で−100%、1株純資産は10期で−99%。直近期のROEは13.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2017年3月91,75378,27098.4
2018年3月13,84092,11016.2
2019年3月1413116.413.7
2020年3月−6660−69.4
2021年3月9414989.5
2022年3月11836046.517.734.2
2023年3月13543533.813.835.8
2024年3月12289318.213.844.5
2025年3月16893617.79.038.9
2026年3月1291,00213.311.769.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額205百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
澤岻宣之代表取締役54106,000
吉川拓朗専務取締役4881,000
工藤政嗣常務取締役5317,659
永井晃司取締役4131,000
雨宮玲於奈取締役(注)15122,050
水谷翠取締役(注)146
三木寛文取締役(注)150
河野弘取締役(注)164
谷地孝常勤監査役(注)270
安國忠彦監査役(注)254
藤森健也監査役(注)255
鈴木英示43

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)810417512616
社外取締役832324
社外取締役417174
監査役415154
社外監査役415154

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,393字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社コンフィデンス・インターワークス)、及び連結子会社7社により構成されております。 連結子会社については、従前より連結子会社である株式会社コンフィデンス・プロ、株式会社プロタゴニストに加えて、第1四半期連結会計期間において株式会社レッツアイ(HRソリューション事業 人材派遣・受託)の株式を取得、第2四半期連結会計期間において株式会社BRAISE及び株式会社ジーズ・コーポレーション(HRソリューション事業 人材派遣・受託)の株式を取得し、新たに連結の範囲に含めております。また、当第4四半期連結会計期間において、2026年1月23日付で分割準備会社として株式会社CIW分割準備会社A及び株式会社CIW分割準備会社Bを設立して新たに連結の範囲に含めております。 当社グループでは、事業セグメントとして「HRソリューション事業 人材派遣・受託」、「HRソリューション事業 人材紹介」、「メディア&ソリューション事業」を展開しております。具体的には、当社では、HRソリューション事業として人材派遣事業、人材紹介事業及び受託事業を行っており、メディア&ソリューション事業として、求人広告の運用、採用支援事業を行っております。また、株式会社コンフィデンス・プロではフリーランスのマッチング事業を、株式会社レッツアイではクリエイター専門の人材サービスを展開し、主に人材派遣事業を、株式会社BRAISE及び株式会社ジーズ・コーポレーションでは映像企画・制作事業及び労働者派遣事業を、株式会社プロタゴニストではWeb3を中心とした人材紹介事業を行っております。 当社グループは、「プロフェッショナルの力と可能性を信じ、共に未来を創り出す」をビジョンとして掲げ、多様性を増す社会で活躍する、多くのプロフェッショナルの方々の夢の実現をサポートするとともに、その所属企業や業界、社会の成長・発展に貢献し、可能性に満ち溢れる社会の実現を目指してまいります。 具体的には、これまで培ってきた人材サービスにおける知見、メディアサイト運営における技術を活かし、業界特化型のHRビジネスを展開していく事により、ゲーム業界を皮切りに、日本が世界に誇るビジネスにおいて、国内外で高く評価されるセグメントに特化した人材サービス企業として、様々なセグメントでNо.1を有する企業体となり、各セグメントを代表する企業の最前線で活躍する“人”に光をあてることで、業界における雇用環境の改善や転職市場の健全化を実現させてまいります。 主要な事業である「HRソリューション事業 人材派遣・受託」におきましては、主力のゲーム会社向け人材派遣サービス、並びにゲーム会社を中心とした顧客からの受託サービスを展開しております。 人材派遣サービスは、当社、株式会社コンフィデンス・プロ、株式会社レッツアイ、株式会社BRAISE及び株式会社ジーズ・コーポレーションが担っております。当社が担うサービスについては、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」(以下「労働者派遣法」という)の規定に従い、厚生労働大臣の許可に基づき事業を行っております。主に、ゲーム業界の会社をクライアントとして、当社社員であるクリエイターを派遣契約に基づき配属し、クライアントのニーズに合わせたサービス提供を行っております。 また、株式会社コンフィデンス・プロが担うサービスについては、フリーランスのマッチング事業を行っております。主に、契約形態の多様化の観点から、フリーランスであるクリエイターをクライアントのニーズに合わせてマッチングするサービスの提供を行い、売上基盤の拡大に努めております。 受託サービスは、当社、株式会社BRAISE及び株式会社ジーズ・コーポレーションが担っており、クライアントのゲーム開発及び運営のうち、外部委託可能な業務を当社が引き受けて代行する事業や映像制作関連の受託業務を行っております。当社は現在、主にゲームのデバッグ工程を中心にサービス提供しております。具体的には、当社のプロジェクトリーダーの指示に基づき、当社社員はクライアント企業が開発しているゲームのバグを発見し、クライアント企業に対して報告を行っており、クライアントが開発するゲームの品質を担保するサービスの提供を行っております。また、株式会社BRAISE及び株式会社ジーズ・コーポレーションにおいては映像制作の企画・制作を中心にサービス提供しております。「HRソリューション事業 人材派遣・受託」におけるストック型収益モデルの基礎となる稼働人員数は、当連結会計年度末で1,072名となりました。 「HRソリューション事業 人材紹介」におきましては、求職者を紹介する職業紹介サービスを展開しております。 当該事業は、当社及び株式会社プロタゴニストが担っており、「職業安定法」の規定に従い、厚生労働大臣の許可に基づき有料職業紹介事業を行っております。主にメーカー・エネルギー・IT・ゲーム・エンタメ等の業界を中心とした顧客企業に対して、アッパーミドル層を中心としたプロフェッショナル性を持つ求職者を紹介するサービス提供を行っております。 「メディア&ソリューション事業」におきましては、製造業界・工場に特化した求人メディア「工場ワークス」を運営しております。 また、受託・その他のサービスとして、長年にわたり積み重ねたノウハウとHRTechを活用したアウトソーシングコンサルティングにより、企業の採用課題の解決を支援するサービス等を展開しております。 当該事業は、いずれも当社が担っております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,732字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「プロフェッショナルの力と可能性を信じ、共に未来を創り出す」をビジョンとして掲げ、多様性を増す社会で活躍する、多くのプロフェッショナルの方々の夢の実現をサポートするとともに、その所属企業や業界、社会の成長・発展に貢献し、可能性に満ち溢れる社会の実現を目指してまいります。 具体的には、これまで培ってきた人材サービスにおける知見、メディアサイト運営における技術を活かし、セグメント特化型のHRビジネスを展開していく事により、ゲーム業界を皮切りに、日本が世界に誇るビジネスにおいて、国内外で高く評価されるセグメントに特化した人材サービス企業として、様々なセグメントでNо.1を有する企業体となり、各セグメントを代表する企業の最前線で活躍する“人”に光をあてることで、業界における雇用環境の改善や転職市場の健全化を実現させてまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、全事業領域でセグメント選定の上、顧客内部に深く入り込むことで、対象領域に特化したカテゴリーNо.1の集合体を目指しております。 従前のゲーム業界向けの人材派遣ビジネスから、人材派遣に加えて、人材紹介やアウトソーシングのサービス分野へとサービスを循環させ、網羅深耕を図って参ります。 当該モデルを他の領域へ展開し、自社の強みを最大限発揮できるニッチな市場を選択してシェアを拡大及び独占していく戦略により、他領域でもカテゴリーNо.1を達成し、事業基盤の拡大を図って参ります。 また、適切なコストコントロールを継続的に実施し、各事業での安定的な利益体質への改善並びに実行を行って参ります。 なお、既存事業のオーガニックな成長のみならず、優秀な経営者・チーム・技術、並びに時間を買うM&Aを積極的に活用して参ります。当該M&Aにおいては、既存領域+周辺領域を中心とし、自社に不足する優秀な経営者/チームを取り込むことで、既存事業×対象領域を拡げていく方針であります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、成長性と収益性を評価する指標として、売上高及びその増加率、営業利益(セグメント利益)及びその利益率を重視しております。特に、事業領域や事業規模が拡大しても営業利益率15%を維持することを経営指標の数値的な目標として掲げております。 また、プライム市場への移行に向けて、流通株式時価総額、時価総額、並びに収益基盤等のプライム市場移行に必要な定量基準の早期達成を目指しております。 (4)経営環境 人材関連市場においては、人材派遣、求人広告、人材紹介、採用代行等の各サービス分野共に、企業の人材ニーズの継続的増加により市場規模が引き続き拡大傾向にあります。 また、日本社会の超高齢化やAI等の技術革新に伴う、労働年齢の伸長、外国人労働者の流入増加、人間とAIとの分業による職種変化等の社会環境の変化(社会環境)、終身雇用等の瓦解に伴う、雇用流動化や雇用形態の変化(雇用形態)、労働人口減少に伴う求職者主体の選考への変化(採用市場)、採用ツールの拡充や採用手法の多様化に伴う、企業の採用戦略及び方法の細分化(採用方針)等の、人材業界に関連する環境の変化が進んでおり、これらへの対応が迫られております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 日本における人材業界は、生成AIをはじめとするテクノロジーの社会実装が急速に進むとともに、働き方やキャリア形成に対する価値観の多様化が定着し、かつてない規模とスピードで構造的な転換期を迎えております。具体的には、テクノロジーを活用したマッチングの高度化や新たな人材サービスの創出が進む中、働き手においては、ジョブ型雇用への移行や労働移動の円滑化を背景に、自律的なキャリア形成、ウェルビーイングの追求など、個々の価値観に基づき柔軟な働き方を選択する動きが不可逆的な潮流となっております。一方、企業側においては、少子高齢化に伴う構造的な労働人口の減少や、特定プロフェッショナル領域における人材獲得競争が激化の一途を辿っております。さらに、「人的資本経営」の重要性が一層高まる中、急激な事業環境変化に対応するためのリスキリング推進、多様な人材の活躍支援、エンゲージメントの向上といった高度な経営課題に直面しております。 これに伴い、人材サービス事業者に対する期待は、単なるリソースの提供から、経営戦略に直結する付加価値の高いソリューション提供や、事業変革を共に推進するより強固な戦略的パートナーへと大きくシフトしております。当社グループは、このような激動の環境下において、クライアント及びプロフェッショナル双方の潜在的なニーズをも深く理解し、これまで培ってきた専門性と最新のテクノロジーを融合させたサービスの高度化を推進してまいります。多様な選択肢と最適なマッチングの提供を通じて、当社が強みとするターゲット業界におけるカテゴリーNо.1の地位をより強固なものとするとともに、新たな成長領域への展開を加速させることで、持続的な企業価値の向上と事業成長を目指してまいります。 これらを踏まえ、当社グループが優先的に取り組むべき課題と施策は以下のとおりであります。 ① グループ総合力を活かした複合的な提案と顧客基盤の拡大 クライアント企業の人材需要が高度化・複雑化する中、当社グループはクライアントの経営課題を深く理解したうえで、当社が展開する多様な人材サービスを複合的に提案する営業体制を強化いたします。グループの総合力を活かして顧客のあらゆる採用ニーズにワンストップで応えることで、クライアント満足度の向上と1社あたりの取引深耕を実現いたします。あわせて、新規顧客の開拓を積極的に推し進めることで、特定の企業や業界動向に過度に依存しない、安定かつ強固な顧客基盤を構築してまいります。 ② 人的資本経営の推進とエンゲージメントの向上 当社グループの主力事業領域であるゲーム・エンターテインメント領域や製造領域において専門人材の獲得競争が激化する中、人的資本は当社の成長を牽引する最大の源泉です。当社はデジタルマーケティングやアライアンス等を通じて採用チャネルを多角化し、質・量ともに圧倒的な人材供給体制を構築いたします。また、物価上昇等の環境変化も踏まえた報酬・待遇面の最適化を図るとともに、リスキリング支援や柔軟な働き方を可能とする制度・環境の拡充を推進いたします。これにより、雇用形態を問わず当社グループに参画するフリーランスを含む多様なプロフェッショナル人材の市場価値とエンゲージメントを高め、中長期的な定着と活躍を促進してまいります。 ③ テクノロジー(DX・AI)の積極活用による生産性と提供価値の向上 生成AIをはじめとするテクノロジーの進化は、労働市場のあり方に大きな変化をもたらしつつあります。当社グループは、保有する人材・求人データベースに対するAI技術等の活用を検討・推進し、マッチング精度の向上やサービスの効率化を目指してまいります。あわせて、社内業務プロセスのデジタル化(DX)を継続的に進めることで生産性の向上を図るとともに、新たな技術の導入にあたっては情報セキュリティや倫理面にも配慮し、求職者およびクライアント双方が安心・安全に利用できるサービス運営に努めてまいります。 ④ 新規事業の創出および戦略的投資の実行 目まぐるしく変化する事業環境下において、中長期的な成長を維持するためには、機動的な資本投下による事業ポートフォリオの多角化が不可欠です。当社グループは、マクロ経済や市場動向の変化を的確に捉えつつ、既存事業との親和性が高いM&Aやアライアンス、ならびに新たな収益の柱となる新規事業の創出に対し、積極的かつ規律ある成長投資を実行いたします。あわせて、新たにグループに参画した企業との事業融合を円滑に進め、双方が有する顧客基盤や専門ノウハウを相互に活用した複合的な提案活動を推進することで、グループ一体となった収益力の強化と持続的な企業価値の向上を目指してまいります。 ⑤ グループガバナンスおよび内部管理体制の高度化 事業規模の拡大と事業の多様化が進む中、グループ全体を適切に統制し、ステークホルダーからの信頼を獲得し続ける経営基盤の確立が重要となっております。当社グループは、取締役会の実効性向上を通じた経営の透明性確保(コーポレート・ガバナンスの強化)を図るとともに、プライバシーマークの運用をはじめとする情報管理体制の維持・強化、ならびに拡大するグループ各社に対する適正な管理・支援体制の構築やグループ横断的なリスクマネジメント体制の整備に継続的に取り組んでまいります。
事業等のリスク5,537字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性のあるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1)人材確保と育成について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループは、ゲーム・エンターテインメント領域や製造領域などにおいて、クライアントのニーズに対応した専門人材の派遣・紹介等を主要な事業として手掛けているため、事業拡大には、これら即戦力となるプロフェッショナル人材(フリーランスを含む)の確保、育成、定着が不可欠です。 当社グループでは、安定的な人材確保と中長期的な活躍に向けて、福利厚生の充実に加え、リスキリング支援や柔軟な働き方を可能とする制度の拡充を通じたエンゲージメントの向上などの対策を講じております。また、HRソリューション事業(紹介)やメディア&ソリューション事業においては、求職者の確保が非常に重要であり、他社データベースの活用、Webマーケティング、SEM(Search Engine Marketing)対策及びSEO(Search Engine Optimization)対策等により求職者の募集を実施するとともに、きめ細やかな対応による求職者満足度の向上に努めております。 しかしながら、労働市場における人材獲得競争の激化、雇用情勢や労働需要の変化によって意図した人材の確保ができない場合や、想定以上に人材の流出が進んだ場合には、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (2)技術革新について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) IT・インターネット関連分野は技術革新のスピードが速く、近年ではAI(人工知能)や生成AI技術が急速に進化し、様々な業務への適用が進んでおります。当社グループが対象とするゲーム業界等においても、AIによる業務効率化や自動化が進むことで、一部の職種において派遣・紹介人材への需要が減少・変化するリスクがあります。同時に、AI技術を扱う高度なクリエイターやエンジニアの需要が急増する中、これら最先端のスキルを持つ人材を適切に確保・育成できない場合、顧客ニーズに応えられず競争力を失う可能性があります。また、当社グループの求人メディア等のサービスにおいて、AI等の新技術導入が競合他社に遅れをとった場合や、事業活動において生成AIを利用する際に著作権等の権利侵害、情報漏洩、倫理的問題等の予期せぬトラブルが生じた場合、当社グループの社会的信用の低下等を招き、事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (3)他社データベースの利用について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) HRソリューション事業(紹介)における求職者の募集については、Webマーケティングや口コミによる集客のほかに、他社が提供するデータベースを活用しております。当社グループは、データベース提供企業と良好な関係を維持するとともに、複数の企業と連携して情報源を多元化し、独自の求職者データの蓄積にも努めております。しかしながら、データベース提供企業の方針転換、規約変更等により、当社が他社データベースを従前通りに利用できなくなった場合、十分な求職者の獲得ができず、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (4)M&Aや資本提携について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大) 当社グループは、通常の営業活動による取引規模の拡大に加え、経営資源の獲得や既存事業とのシナジー創出を目的として、M&Aによる企業買収や資本提携等を活用することを検討しております。実施にあたっては、対象企業の属する業界の市場規模、業界環境及び対象企業の競争力の源泉を調査し、財務内容や事業についてデューデリジェンスを行うことに加えて、対象企業の株主を慎重に調査することで、事前に投資リスクを把握し、対象となる企業の収益性や投資の回収可能性について慎重に検討することとしております。しかしながら、買収後に国内外の経済環境の悪化、対象企業の属する市場の成長鈍化、対象企業の人材や顧客の流出等が発生した場合や、新たにグループに参画した企業との事業融合(PMI)が円滑に進まず、双方が有する顧客基盤や専門ノウハウを相互に活用した複合的な提案活動等が計画通りに展開できない場合、期待したシナジーを得られない可能性があります。この場合、投資額を十分に回収できないリスクや、多額ののれんの減損処理が発生するリスクがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社は2023年8月1日の株式会社インターワークスの吸収合併に加え、2025年4月1日に株式会社レッツアイ、及び2025年7月1日の株式会社BRAISEの連結子会社化により、2026年3月時点でのれんとして1,574百万円を計上しております。さらに、当社グループがビジネスパートナーと事業提携等を行う場合において、当社グループが投資先と期待した協業関係を築くことが出来ないことにより、重要な意思決定を迅速に行うことが難しい、または当社グループの意思決定を経営に反映することが出来ないリスクが存在し、当初の期待どおりに事業を展開できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)関係法令違反について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大) 当社グループが運営する人材サービスは、労働者派遣法に基づく労働者派遣事業や職業安定法に基づく有料職業紹介、募集情報等提供事業として厚生労働大臣の許可等を受けております。当社グループは、業務の健全かつ適正な運営のため、コンプライアンス委員会を通じた各種施策の検討、定期的なコンプライアンス研修の実施、リスク管理委員会によるリスクの識別・評価・対応、内部監査の継続等により、法令遵守の徹底に努めております。しかしながら、労働者派遣事業や有料職業紹介事業等の許可の取消しや、事業の全部または一部の停止命令を受けた場合には、事業運営に重大な影響を与える可能性があります。また、関係諸法令が労働市場の変化に応じて改正され、大きな運用変更が生じた場合、対応コストの増加や事業モデルの見直しを余儀なくされ、業績に影響が生じる可能性があります。 (6)情報漏洩について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大) 当社グループのHRソリューション事業(人材派遣・受託)においては、派遣先企業における新製品開発等の機密情報に触れる機会があります。また、メディア&ソリューション事業やHRソリューション事業(紹介)においては、求職者の個人情報や求人企業の情報を多数保持しております。当社グループは、「個人情報保護規程」を定め、「個人情報の保護に関する法律」その他の関係法令を遵守し、プライバシーマークの運用をはじめとする個人情報保護規程の整備、社員及び派遣スタッフに対する教育・研修の徹底、ファイアウォールやデータベースの暗号化等を通じた不正アクセスの防止など、情報管理体制の強化に努めております。しかしながら、万が一、過失や故意、または悪意のある第三者によるサイバー攻撃等の不測の事態により、機密情報や個人情報の漏洩、不正使用等の事態が生じた場合、当社グループの社会的信用の失墜、企業イメージの低下、取引解消及び訴訟の提起またはその他の請求を受ける可能性があり、事業及び業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (7)システム障害について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大) 当社グループが運営する求人メディア等の各種サービスや社内業務は、当社のサーバーに求人企業情報並びに求職者情報をはじめとする様々な情報が蓄積されるため、これらの情報の保護が極めて重要になります。当社では、ファイアウォールやデータベースの暗号化による不正アクセスの防止を行うとともに、24時間体制でのサーバー監視やデータの定期的なバックアップ等の対策を講じてシステムの安定稼働に努め、自然災害や事故等の発生時に備えた事業継続計画の整備を進めております。しかしながら、大地震や台風等の自然災害、想定を上回るアクセスの集中、外部からの不正アクセスやコンピューターウイルスの侵入等により、大規模なシステム障害やネットワークの切断が生じた場合、サービスの提供停止等によりユーザーや顧客企業に多大な不便と損害を与える恐れがあります。その結果、当社グループの信頼低下や損害賠償請求等が発生し、事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)代表取締役への依存について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社代表取締役社長澤岻宣之は人材事業における豊富な経験を有し、2015年8月の就任以来、事業を牽引し、2016年3月期の売上高188百万円(単体)から2026年3月期の売上高9,970百万円(連結)に大きく成長をさせて参りました。現在も当社グループの経営戦略、各事業の連携、組織運営の推進において重要な役割を担っておりますが、当社グループにおいては、以前より権限委譲の推進、業務の標準化、マネジメント機能の強化、及び次世代の経営人材の育成を図り、特定の経営者に過度に依存しない体制の確立に努めております。しかしながら、何らかの理由により、同氏が当社グループの業務を継続することが困難になった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)当社の大株主について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社の筆頭株主である株式会社アミューズキャピタルは発行済株式総数の22.45%を保有しており、同社、株式会社アミューズキャピタルインベストメント(保有比率17.60%)、中山隼雄氏(保有比率6.50%)及び株式会社A.C企画(保有比率1.64%)の合計で48.19%を保有しております。株式会社アミューズキャピタルは中山隼雄氏の資産管理会社、株式会社アミューズキャピタルインベストメントは中山晴喜氏の資産管理会社であります。また、株式会社アミューズキャピタルの代表取締役社長及び株式会社アミューズキャピタルインベストメントの取締役である藤森健也氏が当社の監査役となっております。なお、株式の保有比率については、提出日時点において当社が確認できた内容にて記載しております。 株式会社アミューズキャピタル、株式会社アミューズキャピタルインベストメント、中山隼雄氏及び株式会社A.C企画は、現時点では、当社株式を純投資として中長期的に保有する方針と理解しておりますが、今後の株価の推移によって売却を行う可能性があり、その場合には、当社株式の市場価格に影響を及ぼす可能性があります。議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針であると理解しております。また、市場での売却ではなく特定の相手先への譲渡を行った場合には、当該譲渡先の保有株数や当社に対する方針によって、当社グループの事業戦略等に影響を与える可能性があります。なお、株式会社アミューズキャピタル、株式会社アミューズキャピタルインベストメント、中山隼雄氏及び株式会社A.C企画のいずれかが主要株主となっている会社との取引において、当社の売上高の10%を超える取引を行っている会社はありません。 (10)景気変動によるマクロ経済変化について (発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中) 当社グループの人材サービスや求人メディアサービスは、顧客企業の採用計画に大きく左右されます。そのため、当社グループの顧客企業が属する業界をはじめとする日本国内のマクロ経済の動向に影響を受けます。当社グループは、特定の業界や企業に過度に依存しないよう顧客開拓を図り、また、ゲーム・エンタメ業界等、比較的景気変動に強い領域への展開を進めております。しかしながら、想定を超える急激な景気悪化等により、顧客企業の採用意欲が著しく低下した場合や、人材派遣の契約終了が増加した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (11)自然災害、事故について (発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大) 当社グループでは自然災害、事故等発生時には、速やかに対策本部を設置し、事業継続に向けて対応をするよう「事業継続計画」を策定しておりますが、本社所在地である関東圏において、大地震、台風等の自然災害や事故等により設備の損壊や電力供給の制限等の事業継続に支障をきたす事象が発生した場合、またはパンデミックが起こり、多数の従業員の感染若しくは行動制限措置により業務が制限された場合には、本社における事業運営が出来なくなる可能性や当社社員の就業先での勤務が困難になる可能性があることから当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)10,213字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、市場予想を上回り景況感が連続して改善傾向を示しており、総じて景気は緩やかな回復基調を維持しております。大企業製造業並びに非製造業共に、価格転嫁の進展などによる交易条件の改善や米国通商政策の不透明感の後退などにより、市場予想を上回る景況感を示しており、特に製造業を中心にAI関連など半導体需要の増加が堅調さを後押ししております。しかしながら、人手不足の継続や物価高による需要の下押しの悪化要因に加えて、中東情勢の展開と原油価格の動向がリスク要因となっており、先行きの悪化が懸念される不透明感を孕んでおります。 また、当社グループ全体の事業領域である人材ビジネス市場の状況は、2026年2月の完全失業率(季節調整値)は2.6%(前年同月2.4%、前月2.7%)、有効求人倍率(季節調整値)は1.19倍(前年同月1.24倍、前月1.18倍)、新規求人倍率(季節調整値)は2.10倍(前年同月2.30倍、前月2.11倍)の国内雇用状況であり、若干の下落傾向を示しつつも高水準にて堅調に推移しております。 当社グループの主要な事業である「HRソリューション事業 人材派遣・受託」が主にサービス提供を行っているゲーム業界においては、2025年の国内家庭用ゲームのハード・ソフト市場は、ハードは2,826.9億円で前年対比149.3%、ソフトは1,354.4億円で前年対比121.0%、ハード・ソフト合計では4,181.3億円と前年対比138.8%(出典:ファミ通ゲームソフト・ハード売上ランキング 2025年年報)であり、前年度から反転し増加傾向を示しております。一方で、2025年の世界のモバイルゲーム市場規模は12兆6,001億円で前年比101.4% 、日本の市場規模は1兆6,634億円で前年比96.2%(出典:ファミ通モバイルゲーム白書2026)となっております。国内家庭用ゲーム市場規模は前年度から反転し拡大傾向にあり、今後もゲーム市場は概ね安定的に推移する事が見込まれます。しかしながら、開発費の高騰や開発期間の長期化、海外企業の日本市場での台頭もあり、モバイルを中心としたソーシャルゲーム並びにコンシューマーゲーム共に多くの国内デベロッパー各社が継続して苦戦を強いられているのも事実であります。 このような環境の中、当期の当社グループは、M&Aを活用した新規領域への参入や、エンターテインメント周辺領域の新規開拓により、グループ全体の売上高は前年同期比で大幅な増収となりました。一方で利益面につきましては、主力の既存事業であるゲーム会社向け人材派遣等において、ゲーム業界全体の業績軟調の影響を強く受けました。新規取引先の開拓に注力したものの、既存取引先における需要の落ち込みやクリエイター配属数の伸び悩みを補うには至りませんでした。その結果、新規連結子会社の収益貢献はあったものの、既存事業における収益性の低下が響き、全体として減益での着地となりました。 これらの結果、当連結会計年度の業績は、売上高9,970,901千円(前年同期比18.8%増)、営業利益1,284,818千円(前年同期比1.4%減)、経常利益1,269,848千円(前年同期比3.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益800,158千円(前年同期比23.0%減)となりました。 各報告セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 <HRソリューション事業 人材派遣・受託> 主要な事業である「HRソリューション事業 人材派遣・受託」におきましては、主力のゲーム会社向け人材派遣サービス、並びにゲーム会社を中心とした顧客からの受託サービスを展開しております。中長期的には成長が見込まれているゲーム市場に対して、安定的な事業の継続拡大を企図して、ゲーム業界の大手並びに中堅企業への網羅的な求人獲得活動の継続、ゲーム業界志望者に対する効率的なマーケティング活動の実施、業界向けイベント開催を通した当社認知度の向上等に取り組んでおります。 人材派遣サービスにおいては、ゲームソフト・アプリケーション市場、特にモバイルを中心としたソーシャルゲームにおいて開発費の高騰や開発期間の長期化、海外企業の日本市場での台頭等から、多くのデベロッパー各社が苦戦を強いられております。 このような市場全体の厳しい状況に対し、当社グループは売上基盤の拡大に向けた施策を積極的に推進いたしました。具体的には、ゲーム及びエンターテインメントの周辺領域へのアプローチ強化や、取り扱う契約形態の多様化観点から株式会社コンフィデンス・プロを中心としたフリーランスマッチング市場への参入を進めました。さらに、2025年4月には大阪を拠点にクリエイター専門の人材サービスを展開する株式会社レッツアイを連結子会社化し、Web職種など職種の多様化と関西圏の顧客基盤拡大を図りました。同年7月にはテレビ番組制作業界において人材サービスや業務受託を展開する株式会社BRAISE並びに株式会社ジーズ・コーポレーションを連結子会社化し、映像制作業界へも参入いたしました。これらの新規領域への参入やM&Aは概ね順調な立ち上がりを見せ、セグメント全体の増収に大きく貢献いたしました。 一方で、利益面におきましては、顧客企業の業績軟調の影響を受け、既存の主力事業であるゲーム業界向け人材派遣においてクリエイター配属数が前期末比で減少する厳しい状況となりました。この減少を反転増加させるため、新規取引先の開拓に加え、既存取引先の部署別・タイトル別開拓を行うことにより、受注案件数の拡大に注力いたしました。また、クリエイターの採用市場においても、採用媒体の選定や採用広告の出稿配分を最適化するとともに、自社の求人メディアを開設して求職者の応募チャネルの増加を図るなど、ゲーム会社からの需要に応えられる体制強化に努めました。しかしながら、これらの各種施策による効果をもってしても、既存事業における配属数の落ち込みの影響を当期中にカバーするには至らず、同事業単体での業績が軟調に推移したことが、セグメント全体の利益を押し下げる結果となりました。 なお、受託サービスにおいては、主に守秘性の高いゲームタイトルのデバッグ業務を受託するため新宿区に専用オフィスを設置して展開しておりますが、現在稼働中の案件は安定的に推移しており、人材派遣事業との連携を図りつつ新規案件のリード獲得数増加に努めております。 これらの結果、当セグメントの業績は、売上高6,937,875千円(前年同期比29.9%増)、セグメント利益1,203,423千円(前年同期比1.0%減)となりました。 <HRソリューション事業 人材紹介> 「HRソリューション事業 人材紹介」におきましては、メーカー・建設・不動産・エネルギー・IT・ゲーム・エンタメ等の業界を中心とした顧客企業に対して、アッパーミドル層を中心とした高いプロフェッショナル性を持つ求職者を紹介する職業紹介サービスを展開しております。 「HRソリューション事業 人材紹介」の市場において、構造的な労働力不足を背景に、国内企業における人材ニーズは各業界共通して高水準が維持されている反面、賃上げなどによる待遇改善が進んでいることから転職市場における人材の流動性が鈍化しておりますが、他方で、雇用人員判断では全規模並びに全産業での不足超幅が拡大を示しており、中長期的な市場の活性化が見込まれております。この市場動向に対して、採用ニーズの高い既存取引企業向けの専任アカウンティングチームを編成、中小企業を中心とした新規企業の開拓に継続して努めており、AIも活用し一人の登録人材に対する提案求人数を拡大し生産性の向上を図っております。業界別の対応として、過年度に子会社化した株式会社プロタゴニストが注力するAI・Web3・ディープテック領域の転職需要の拡大に伴い黒字化を達成し、堅調な事業展開を進めておりますが、事業全体としてコンサルタント数の減少に伴い成約件数は前年を下回り、業績は軟調に推移いたしました。 これらの結果、当セグメントの業績は、売上高1,482,016千円(前年同期比0.4%減)、セグメント利益500,407千円(前年同期比5.8%減)となりました。 <メディア&ソリューション事業> 「メディア&ソリューション事業」におきましては、製造業界・工場に特化した求人メディア「工場ワークス」を運営しております。また、受託・その他のサービスとして、長年にわたり積み重ねたノウハウとHRTechを活用した採用アウトソーシングコンサルティングにより、企業の採用課題の解決を支援するサービス等を展開しております。 「メディア&ソリューション事業」の主な市場において、大企業製造業での景況感は改善が進んだものの、先行きは悪化で中長期的には横ばいの見込であり、雇用人員判断で全規模並びに全産業での不足超幅が拡大を示すとおり、人材の獲得が困難な状況が継続しております。また、新卒・中途のいずれの採用領域も既存の求人メディアのほかダイレクトリクルーティングサービスや人材紹介サービス、SNS系スカウトサービスなど様々な転職支援サービスが立ち上がり(「メディアとプラットフォームの分散化」)、求職者側の転職行動が多様化し人材の獲得難に拍車がかかる状況となっております。 メディアサービスにおいては、「応募者対応」への組織的な拡充強化に努めました。具体的には、希望条件に沿った求人案内から面接対策、書類作成支援に至るまでの一貫したサポートを展開しております。また、SNSを活用した集客プロモーションやコミュニケーションツールを導入し、求職者との接点拡大とLTV(顧客生涯価値)の向上を図りました。さらに、多様化する集客チャネルの中から、費用対効果の高いものを厳選し、緻密な広告費の配分を行った結果、当事業の業績は堅調に推移いたしました。一方で、採用支援サービス(アウトソーシングコンサルティング等)におきましては、業務シェアリング等を通じた体制強化に努めたものの、主要取引先における採用予算縮小の影響を大きく受け、受注が想定を下回ったことから、同サービス単体としての業績は軟調に推移いたしました。 これらの結果、当セグメントの業績は、売上高1,563,406千円(前年同期比0.0%減)、セグメント利益542,396千円(前年同期比1.3%増)となりました。 当社グループの当連結会計年度の財政状態につきましては以下のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1,167,219千円増加し、7,781,648千円となりました。これは主に、業績、配当金の支払、還付納税、及び株式会社レッツアイ、株式会社BRAISEの株式取得等を反映した結果の、現金及び預金の増加401,618千円、売掛金の増加337,984千円、及びのれんの増加199,178千円等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べて675,855千円増加し、1,473,343千円となりました。これは主に、買掛金の増加99,662千円、未払費用の増加143,068千円、未払法人税等の増加358,808千円等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べて491,364千円増加し、6,308,305千円となりました。これは主に、業績、配当金の支払等を加味した利益剰余金の増加365,483千円、RS(譲渡制限付株式報酬)の付与に伴う自己株式の処分等による自己株式の減少119,562千円等によるものであります。 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の87.3%から80.5%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて401,618千円増加し、4,395,861千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1,375,009千円(前期比31.1%増)となりました。主な増加要因として、税金等調整前当期純利益1,266,862千円、主な減少要因として、法人税等の支払額160,749千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は277,481千円(前期は68,749千円の収入)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出174,704千円、新宿本社の増床並びに大阪支店移転に伴う差入保証金の差入による支出107,582千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は695,908千円(前期は1,212,606千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払435,860千円、長期借入金の返済による支出262,192千円等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループが提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループが提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、記載を省略しております。 c.販売実績 最近2連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:千円) セグメントの名称   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) HRソリューション事業 人材派遣・受託   5,339,882   6,925,477   29.7 HRソリューション事業 人材紹介   1,488,235   1,482,016   △0.4 メディア&ソリューション事業   1,564,074   1,563,406   △0.0 合計   8,392,191   9,970,901   18.8 (注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、その割合が100分の10以上に該当する相手先がないため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ②経営成績の状況に関する分析・検討内容 (目標とする経営指標の達成状況) 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載の経営指標の達成状況は以下のとおりです。 当社グループは、成長性と収益性を評価する指標として、売上高及びその増加率、営業利益(セグメント利益)及びその利益率を重視しており、特に事業領域や事業規模が拡大しても営業利益率15%を維持することを経営指標の数値的な目標として掲げております。 しかしながら当連結会計年度における営業利益率は12.9%と当該経営指標である営業利益率15%を下回る結果となりました。 これは、主に主力の既存事業であるゲーム会社向け人材派遣等において、ゲーム業界全体の業績軟調の影響を強く受け、新規取引先の開拓に注力したものの、既存取引先における需要の落ち込みやクリエイター配属数の伸び悩みを補うには至らなかったためであり、新規連結子会社の収益貢献はあったものの、既存事業における収益性の低下が響き減益となったことによるものです。 <連結> 2025年3月期   2026年3月期 売上高(千円)   8,392,191   9,970,901 売上高の増加率(%)   12.1   18.8 売上総利益(千円)   4,203,268   4,567,296 売上総利益率(%)   50.1   45.8 営業利益(千円)   1,303,131   1,284,818 営業利益率(%)   15.5   12.9 <HRソリューション事業 人材派遣・受託> 2025年3月期   2026年3月期 売上高(千円)   5,339,882   6,937,875 売上高の増加率(%)   △2.7   29.9 売上総利益(千円)   1,765,349   2,112,410 売上総利益率(%)   33.1   30.4 セグメント利益(千円)   1,215,991   1,203,423 セグメント利益率(%)   22.8   17.3 <HRソリューション事業 人材紹介> 2025年3月期   2026年3月期 売上高(千円)   1,488,235   1,482,016 売上高の増加率(%)   44.2   △0.4 売上総利益(千円)   1,195,333   1,179,535 売上総利益率(%)   80.3   79.6 セグメント利益(千円)   530,957   500,407 セグメント利益率(%)   35.7   33.8 <メディア&ソリューション事業> 2025年3月期   2026年3月期 売上高(千円)   1,564,074   1,563,406 売上高の増加率(%)   61.3   △0.0 売上総利益(千円)   1,242,585   1,286,803 売上総利益率(%)   79.4   82.3 セグメント利益   535,425   542,396 セグメント利益率(%)   34.2   34.7 (売上高) 当連結会計年度における売上高は9,970,901千円(前期比18.8%増)となり、前連結会計年度と比べて1,578,709千円増加いたしました。これは主に、M&Aを活用した新規領域への参入や、エンターテインメント周辺領域の新規開拓により、「HRソリューション事業 人材派遣・受託」が前連結会計年度と比べて1,597,993千円増加の6,937,875千円(前期比29.9%増)となったことによるものであります。 セグメント別の変動要因につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (売上原価・売上総利益) 当連結会計年度における売上原価は5,403,604千円(前期比29.0%増)となり、前連結会計年度と比べて1,214,681千円増加いたしました。これは主に、M&Aを活用した新規領域への参入等により「HRソリューション事業 人材派遣・受託」が前連結会計年度と比べて1,250,932千円増加の4,825,465千円(前期比35.0%増)となったことによるものであります。 この結果、売上総利益は前連結会計年度と比べて364,028千円増加し、4,567,296千円(前期比8.7%増)となりました。 (販売費及び一般管理費・営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は3,282,477千円(前年同期比13.2%増)となり、前連結会計年度と比べて382,341千円増加いたしました。これは主に、M&Aを活用した新規領域への参入等により「HRソリューション事業 人材派遣・受託」が前連結会計年度と比べて359,629千円増加の908,987千円(前期比65.5%増)となったことによるものであります。 また販売費及び一般管理費には、のれんの償却費214,611千円(「HRソリューション事業 人材派遣・受託」49,630千円、「HRソリューション事業 人材紹介」64,342千円、「メディア&ソリューション事業」34,645千円、「全社費用」65,992千円)が含まれております。 この結果、営業利益は前連結会計年度と比べて18,313千円減少し、1,284,818千円(前期比1.4%減)となりました。 (営業外損益・経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は20,437千円(前期比69.5%増)となり、前連結会計年度と比べて8,381千円増加いたしました。これは主に、余資運用に伴う受取利息及び配当金の増加9,688千円によるものです。 当連結会計年度における営業外費用は35,407千円(前期比944.4%増)となり、前連結会計年度と比べて32,017千円増加いたしました。これは主に、M&Aを活用した新規領域への参入等により新たに連結子会社となった会社が保有していた借入金の受入に伴うものです。 この結果、経常利益は前連結会計年度と比べて41,948千円減少し、1,269,848千円(前期比3.2%減)となりました。 (特別損益・税金等調整前当期純利益) 当連結会計年度における特別利益の発生は無く(前期比100.0%減)、前連結会計年度と比べて6,615千円減少いたしました。これは、前連結会計年度において受取和解金6,433千円が発生していたことによるものです。 当連結会計年度における特別損失は2,985千円(前期比88.0%減)となり、前連結会計年度と比べて21,894千円減少いたしました。これは主に、事務所移転費用の減少12,399千円、また前連結会計年度において株式会社Dolphinの全株式の売却に伴う関係会社株式売却損8,509千円が発生していたことによるものです。 この結果、税金等調整前当期純利益は前連結会計年度と比べて26,669千円減少し、1,266,862千円(前年同期比2.1%減)となりました。 (法人税等(法人税等調整額を含む)・親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における法人税等(法人税等調整額を含む)は465,374千円(前年同期比80.5%増)となり、前連結会計年度と比べて207,585千円増加いたしました。これは主に、前連結会計年度において株式会社Dolphinの全株式を譲渡した結果、過年度において計上していた同社に対する関係会社株式評価損が所得減算されていたことによるものであります。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度と比べて239,025千円減少し、800,158千円(前年同期比23.0%減)となりました。 ③財政状態の分析 財政状態の状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ④キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (3)資本の財源及び資金の流動性 ①資金需要 当社グループの主な資金需要は、人件費(給与手当、賞与、法定福利費等)の支払、人材を募集するために利用する採用広告費、法人税及び配当金の支払いであります。また、一時的な資金需要として、情報システム投資や新規事業に係る設備投資、自己株式の取得、M&A等を想定しております。 ②財務政策 当社グループは、事業の運転資金や新規事業に係る資金需要については自己資金による充当を基本としております。事業規模の急激な変動等に伴い運転資金が追加的に必要となる場合やM&Aを含む新規事業に係る資金需要が生じた場合には、財務健全性を考慮しながら当面は銀行借入により調達する方針であります。なお、当社の成長に必要な人材採用関連投資や設備投資に加え、M&Aを含む新規事業への投資は引き続き行っていく予定でございます。加えて、株主還元については安定した配当政策の実施を基本方針とし、成長投資や必要な手許資金を考慮した上で決定しております。

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出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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