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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

インターメスティック

INTERMESTIC INC.262A · Prime · 小売業

メガネ・コンタクト専門小売。SPA方式の「Zoff」と高付加価値「メガネスーパー」を国内で展開し、海外でもフランチャイズ小売を行う。

概要

インターメスティックは、東京都港区北青山に本社を置くメガネ小売企業である。主力ブランドは、SPA(製造小売)方式で低価格・高品質を実現する「Zoff」と、ナショナルブランド品を中心に丁寧な接客を強みとする「メガネスーパー」の2つを持つ。2024年10月に東京証券取引所プライム市場に上場し、2025年12月期の連結売上高は502億円、営業利益60億円、従業員数は3,347人である。

Zoff事業とメガネスーパー事業の2軸

国内事業は、大きくZoff事業とメガネスーパー事業に分かれる。Zoff事業は、連結子会社の株式会社ゾフが運営し、商品の企画から製造、販売までを一貫して行うSPA方式を日本で初めてメガネ業界に導入した。中間マージンを省くことで低価格を実現しつつ、顧客情報を迅速に企画に反映できる強みを持つ。一方、メガネスーパー事業は、Horus HD株式会社、株式会社メガネスーパーなどで構成され、ナショナルブランド(NB)商品を主に取り扱い、丁寧な接客と高付加価値アイウェア、コンタクトレンズ販売に強みがある。2025年10月にはビジョナリーホールディングスグループを子会社化し、事業規模を拡大した。

国内332店舗と海外20店舗の展開

2025年12月期における店舗数は、国内332店舗(すべて株式会社ゾフが運営)、海外20店舗(すべてフランチャイズ加盟店)である。国内では、Zoffブランドを中心に年間28店舗を出店、3店舗を退店し、積極的な拡大を進めた。海外では香港に17店舗、シンガポールに3店舗を展開するが、2024年1月にはシンガポール事業をフランチャイズ(FC)方式に転換し、リスク軽減を図っている。マレーシアにも子会社ZOFF MALAYSIA SDN. BHD.を設立したが、現在は非連結子会社であり、今後の展開が注目される。

海外事業はFC方式でリスク軽減

海外事業は、当社がフランチャイズ本部となり、オリジナルブランドメガネの企画販売を行い、各海外子会社が加盟店として小売を担う構造である。香港では2009年に現地法人を設立、2017年に初出店し、現在17店舗を運営。シンガポールでは2016年に子会社を設立し2017年に出店したが、2024年にFC化した。2025年12月期の海外セグメント売上高は8.98億円(前年比3.4%増)、営業利益は0.52億円(前年は0.22億円の損失)と改善傾向にある。ただし海外売上高は連結全体の約1.8%に過ぎず、主力は依然として国内事業である。

業界の中での役割はメガネ・コンタクトレンズ小売業者(SPA方式・NB商品併用)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
502億円
営業利益
60億円
営業利益率
12.0%
純利益
41億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
国内事業493億円98.2%59億円12.0%
海外事業9億円1.8%1億円11.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内メガネ小売(Zoff事業)主力

「Zoff」屋号で、SPA方式によりメガネ及びメガネ小物を企画・製造・販売。卸売業者を挟まず、顧客情報を迅速に企画に反映し、低価格・高品質な商品を提供する。

日本で初めてメガネ事業にSPA方式を導入

主な製品・サービス2
メガネ(フレーム・レンズ)
自社企画・製造のオリジナルブランドメガネ。低価格で多様なデザインを展開。
メガネ小物
ケース、クロス、アクセサリー等のメガネ関連用品。

02国内メガネ・コンタクト小売(メガネスーパー事業)準主力

「メガネスーパー」屋号で、NB商品(メーカー企画商品)を中心にメガネ・コンタクトレンズを販売。丁寧な接客と高付加価値アイウェア、コンタクトレンズ販売に強み。

主な製品・サービス2
NBメガネ(ナショナルブランドメガネ)
メーカー企画・製造のブランドメガネフレーム・レンズ。
コンタクトレンズ
各種コンタクトレンズ(2week、1day等)とケア用品。

03海外メガネ小売副次

香港・マレーシア・シンガポール等において、当社がフランチャイズ本部となり、オリジナルブランドメガネの企画販売を行う。各海外子会社が加盟店として小売を展開。

主な製品・サービス1
オリジナルブランドメガネ
自社企画のメガネフレーム・レンズを海外向けに供給。

製品と技術

SPA方式で生み出すZoffのオリジナルメガネ

Zoff事業では、全パーツをラバーで成型した「Galileo(ガリレオ)」、チタン素材フレーム「intelligence metal TITAN」、UVカット率100%の「SUNCUTGlasses」シリーズなど、自社企画のオリジナルブランドメガネを展開している。2025年には人気セレクトショップ「UNITED ARROWS」とのコラボレーションや、化粧品ブランド「MAQuillAGE(マキアージュ)」と共同企画した「Zoff SMART with MAQuillAGE」も発売。SPA方式により、企画から製造、販売までのリードタイムが短く、トレンドや顧客ニーズを素早く製品に反映できる点が強みである。また、レンズ交換やアフターサービスも自社で一貫して行っている。

メガネスーパー事業のNB商品とコンタクトレンズ

メガネスーパー事業は、メーカーが企画・製造するナショナルブランド(NB)商品を中心に取り扱う。1973年の創業以来、丁寧な接客と高付加価値アイウェアの提案に強みを持ち、特にデザイナーフレームや高機能レンズなどのラインアップが充実している。また、コンタクトレンズ販売も事業の柱であり、2weekや1dayタイプを中心に各種ブランドを取り揃え、ケア用品も併せて提供する。Zoff事業と異なり、NB商品の品揃えと専門的なカウンセリングにより、単価の高い商品を顧客に提案することが可能である。2025年のグループ化により、Zoffとメガネスーパーで異なる客層をカバーする体制が整った。

サングラス市場開拓と機能性レンズへの注力

同社は、国内で普及が進んでいないサングラス市場の拡大を戦略の一つに掲げる。2025年にはグローバルブランドアンバサダーに目黒蓮を起用し、TVCMで「SUNCUTGlasses」を全国放映。UVカット率100%の機能性を訴求し、ファッションアイテムとしてのサングラス需要を喚起した。また、「調光レンズ」も好調で、屋内と屋外での色調変化が可能なレンズを提供。これらの機能性商品は、Zoff事業の高い利益率に貢献している。同社はメガネを視力矯正具から生活を豊かにするツールへと再定義し、新たな市場を創出しようとしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内メガネ小売(Zoff事業)日本で初めてメガネ事業にSPA方式を導入

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

アパレルリユース急成長、収益性も良好

インターメスティックは、古着などを扱うアパレルリユース専門の小売企業。業界内では、まんだらけ(マンガ)やトライアルHD(総合小売)、イオン九州(総合スーパー)とはカテゴリーが異なり、独自のポジションを築く。売上高は448億円(2024年12月期)と規模は大きめで、営業利益率11.16%と高い収益性を誇る。2025年12月期も売上高502億円、同11.95%と好調を持続見込み。アパレルリユース市場の拡大と、店舗・EC両面での販売力が強み。同業のINGSも古着販売だが、同社は規模や収益率で優位。業界内で最も安定した成長を示す企業の一つ。

強み

  • 古着やブランド衣料品の専門販売で、マーケット内での知名度と顧客基盤が強固。
  • 営業利益率11%超と業界トップクラス。効率的な仕入れと価格設定で高収益。
  • 売上高は年率10%超で拡大。2025年12月期も500億円超え見込み。成長力が高い。
  • 実店舗とECの両方を展開し、幅広い顧客層にリーチ。在庫回転率も良好。

課題

  • アパレルリユース市場の成長が鈍化した場合、同社の成長も減速する可能性。
  • 高い収益性を背景に、同業他社(INGSなど)の追随が進み競争が激化。
  • 特定ブランドの人気変動が販売に影響する。トレンド変化への対応が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がインターメスティック

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18005スクロール600億円21.5倍
23612ワールド590億円9.3倍
37990グローブライド556億円10.2倍
48281ゼビオホールディングス546億円
59416ビジョン534億円20.0倍
6262Aインターメスティック529億円12.1倍
78008ヨンドシーホールディングス518億円25.5倍
89946ミニストップ513億円
93660アイスタイル479億円17.3倍
10212Aフィットイージー470億円25.0倍
116630ヤーマン464億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 19件

衣料品商標管理会社からメガネ事業へ転換した創業期

1993年5月、東京都港区南麻布に衣料品関連の商標権管理及び販売を目的とした株式会社インターメスティックが設立された。同年3月には、メガネの製造・卸・販売を目的とする株式会社ガリレオクラブ(現・株式会社ゾフ)が設立されており、これが後のZoff事業の母体となる。2001年2月、Zoff1号店を下北沢に出店。2002年10月には「Zoff」ブランドの眼鏡卸売事業を株式会社ミローズから譲り受け、2003年1月には「Zoff」商標権を株式会社ルイ・ボストンから取得し、メガネ事業の機能をグループ内に集約した。この一連の動きにより、インターメスティックはSPA方式によるメガネ小売への本格参入を果たした。

SPA方式の確立と国内・オンライン展開の拡大

2002年5月に本社を渋谷区神宮前に移転し、事業拡大の基盤を整えた。2005年以降、Zoff事業はSPA方式の強みを活かし、低価格帯のメガネ市場で急成長。2011年1月にはゾフ・オンラインストアを開設し、ECチャネルを強化した。2013年6月、本社を現在の港区表参道に移転。この間、Zoffはファッション性と機能性を兼ね備えた商品開発を進め、国内店舗数を着実に増やした。また、女性向けアイウェアに特化した株式会社オンザヒルを2017年6月に設立し、新たなセグメントへの展開も図っている。

中国・東南アジアへ進出した国際化の試み

2009年11月、中華人民共和国に佐芙(上海)商貿有限公司を設立し、中国市場への足がかりを築いた。2016年10月にはシンガポールにZOFF I SINGAPORE PTE. LTD.を設立、2017年4月にシンガポール1号店をOrchard Centralに出店。同年11月には香港初出店(City Plaza店)を果たした。2020年11月、マレーシアにZOFF MALAYSIA SDN. BHD.を設立し、東南アジアでのフランチャイズ網を広げた。しかし、中国事業はその後縮小傾向にあり、シンガポール事業も2024年1月にフランチャイジーへ譲渡、FC化した。海外展開は戦略転換を経て、リスクの少ないFC方式が主流となっている。

プライム市場上場とメガネスーパー買収で規模拡大

2024年10月、東京証券取引所プライム市場に上場。上場からわずか1年後の2025年10月、ビジョナリーホールディングスグループ(Horus HD株式会社、Horus株式会社、株式会社メガネスーパー等)の全株式を取得し、子会社化した。この買収により、インターメスティックはZoffに加えてメガネスーパー事業を傘下に収め、国内メガネ小売において2つの異なるビジネスモデルを保有することとなった。同買収に伴い、のれん238.65億円が発生し、総資産は前年度比281億円増加、負債も252億円増加したが、一方で売上高は502億円と前年比11.8%増、営業利益60億円と19.5%増と、業容拡大に貢献している。

東証プライム上場後の初年度決算と今後の課題

2025年12月期(上場後初の本決算)は、売上高502億円(前期比11.8%増)、営業利益60億円(同19.5%増)、経常利益60億円(同22.6%増)、親会社株主帰属当期純利益41億円(同17.2%増)と好調な業績を記録した。セグメント別では、国内事業が売上高495億円、営業利益59億円を稼ぎ出し、海外事業も黒字転換した。今後の経営課題として、既存店増収率の向上、サングラス市場の拡大、戦略的な出店、DX化・EC事業の加速、店舗運営の効率化などを掲げている。特にサングラスは日本市場で未成熟なカテゴリーであり、UVカット100%の「SUNCUTGlasses」シリーズをテコに普及を目指す方針である。

年表19件を開く

1990年代

  • 1993年3月メガネの製造、卸及び販売を目的として株式会社ガリレオクラブ(現 株式会社ゾフ、現 連結子会社)を設立
  • 1993年5月創業東京都港区南麻布に、衣料品関連の商標権の管理及び販売を目的にした株式会社インターメスティック(当社)を設立

2000年代

  • 2001年2月Zoff1号店を下北沢に出店
  • 2001年5月本社を東京都千代田区岩本町に移転
  • 2002年5月本社機能拡充のため東京都渋谷区神宮前に本社を移転
  • 2002年10月「Zoff」ブランド眼鏡類の卸売り事業を営んでいた㈱ミローズより当該事業を譲り受け
  • 2003年1月「Zoff」の商標権を有していた㈱ルイ・ボストンより当該商標権を譲り受け、当社グループに眼鏡事業の機能を集約
  • 2009年11月創業中華人民共和国に佐芙(上海)商貿有限公司を設立

2010年代

  • 2011年1月ゾフ・オンラインストアを開設
  • 2013年6月本社を東京都渋谷区神宮前から東京都港区表参道へ移転
  • 2016年10月創業シンガポール共和国にZOFF I SINGAPORE PTE. LTD.を設立
  • 2017年4月シンガポール初出店 Orchard Central店出店
  • 2017年6月創業東京都港区北青山に女性向けアイウェアに特化した株式会社オンザヒルを設立
  • 2017年11月香港初出店 City Plaza店出店

2020年代

  • 2020年11月創業マレーシアにZOFF MALAYSIA SDN. BHD.を設立
  • 2023年3月シンガポール共和国にINTERMESTIC SINGAPORE PTE. LTD.(現 連結子会社)を設立
  • 2024年1月ZOFF I SINGAPORE PTE. LTD.をフランチャイジーに譲渡し、シンガポール事業をFC化
  • 2024年10月上場東京証券取引所プライム市場に上場
  • 2025年10月M&Aビジョナリーホールディングスグループの全株式を取得し、子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    差別化商品の開発強化

    独自性のある機能性商品(Zoff SMART、Galileo等)やコラボ商品を自社企画で開発し、他社との差別化を図る。

  2. 02

    サングラス市場の拡大

    紫外線対策の需要を取り込み、ネガティブイメージを払拭する商品・マーケティング施策によりサングラスの普及を促進する。

  3. 03

    戦略的な新規出店

    出店余地が残る市場に対して能動的かつ戦略的に新規出店を行い、店舗網を拡大する。

  4. 04

    DX推進とEC事業の加速

    デジタル技術で業務効率化を図るとともに、自社ECの認知度・機能向上に投資し、購買客数と購買回数の増加を目指す。

  5. 05

    店舗運営の効率化

    パート・アルバイト活用やマニュアル改善により生産性を高め、店舗運営の効率を向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 2期分

グループ全体で3,347人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は708万円で、1期前と比べて+10.1%平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は7.5年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2024年12月64339.97.91,824274
2025年12月70839.57.53,347179

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 7 / 海外 2、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
関東地域 店舗計1,984百万円
国内 事業
関東地域 店舗計870百万円
国内 事業
本社等 — 東京都港区739百万円
国内事業
北陸・甲信越・東海地域 店舗計632百万円
国内 事業
北陸・甲信越・東海地域 店舗計614百万円
国内 事業
近畿地域 店舗計614百万円
国内 事業
北海道・東北 地域店舗計312百万円
国内 事業
九州・沖縄地域 店舗計301百万円
国内 事業
本社等 — 東京都中央区275百万円
国内 事業
中四国地域 店舗計209百万円
国内 事業
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ゾフ(注)3、6
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Horus HD株式会社(注)3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Horus株式会社(注)3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ビジョナリーホールディングス
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社メガネスーパー(注)3
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社VISIONISE
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社VisionWedge
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    INTERMESTIC HONG KONG LIMITED (注)3
    中華人民共和国 香港特別行政区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    INTERMESTIC SINGAPORE PTE.LTD. (注)3
    シンガポール共和国 シンガポール市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は502億円営業利益60億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.1%、利益が+20.0%。

売上高
+12.1%
502億円
営業利益
+20.0%
60億円
純利益
+17.1%
41億円
営業利益率
12.0%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高858億円502億円
営業利益75億円60億円
純利益48億円41億円
1株あたり配当¥51¥51

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

半期ごとの推移

3期分

直近は2026年上期で、売上は433億円、営業利益は50億円。前年の2025年上期と比べると、売上は+80.4%、営業利益は+35.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2025年上期2403715.425
2025年下期262238.816
2026年上期4335011.529

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。

業績の推移

有価証券報告書 6期分

2020年12月期からの6期で、売上は133億円から502億円へ3.8倍に増えた。直近期の営業利益率は12.0%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
マレーシアにZOFF MALAYSIA SDN. BHD.を設立
2020年12月1332416
2021年12月151299
2022年12月3592713
シンガポール共和国にINTERMESTIC SINGAPORE PTE. LTD.(現 連結子会社)を設立
2023年12月3993426
東京証券取引所プライム市場に上場
2024年12月448504911.235
ビジョナリーホールディングスグループの全株式を取得し、子会社化
2025年12月502606012.041

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高502億円のうち、営業利益として残るのは60億円12.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は41億円、売上の8.2%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金23.3%117億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金64.7%325億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.0%60億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
76.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+8.3pt
12.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.7pt
8.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.2pt
16.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 4期分

2025年12月期は営業CFが52億円、投資CFが−289億円で、差し引きのフリーCFは−237億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は101億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2022年12月28−7−142157
2023年12月21−10−61163
2024年12月64−179147200
2025年12月52−289137−237101

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 6期分

2025年12月期の総資産は630億円。このうち返さなくてよい自己資本が260億円で、自己資本比率は41.2%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2020年12月132735955.1
2021年12月131795260.3
2022年12月1824114122.7
2023年12月2016413731.8
2024年12月34823111866.2
2025年12月63026037041.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
101億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
154億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
370億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
81
/ 100
安定性自己資本比率27 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率322社中21位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中200位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
16.8%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
11.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
41.2%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
12.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,730で、1年前と比べて-32.3%過去52週の値幅のなかでは4%の位置にある。

¥1,730-3.4%1ヶ月-13.2%1年-32.3%時価総額529億円
過去52週の値幅
安値¥1,676高値¥3,200

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.1倍
PER (会社予想)11.1倍
PBR1.91倍
配当利回り2.95%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月上旬に2061円から下落基調を辿り、8月19日には1802円で25日移動平均線(1897.92円)を5.1%下回る展開。52週高値3200円からは大きく乖離し、52週安値1676円に接近しつつある。直近1か月で1.91%下落、1年間では29.88%のマイナス。8月7日に出来高69万株超と急増し売り圧力が強まったが、その後は一進一退で、下値では買いも入っている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PER 12.57倍は同業界平均の39.97倍を大幅に下回り割安。PBR 1.99倍も平均2.93倍を下回る。ROE 16.8%と高く収益性は良好。配当利回り2.83%は平均12.73%を大きく下回るが、これは平均が異常に高いためで、自身の利回りは普通。業績は増収増益で成長しており、割安と成長の両立。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.1倍39.6倍
PER (予想)11.1倍
PBR1.91倍2.44倍
ROE16.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

食品スーパー業界は競争が激しく、他業態との競合や人口減少が課題。本銘柄は売上を拡大し、営業利益率も高水準。強気派は、既存店の伸長と新規出店による成長、プライベートブランドの拡大による収益性向上を評価。また、ROE16.8%と資本効率が良く、配当利回り2.83%と株主還元も積極的。弱気派は、競合他社との価格競争や、出店余地の限界、原材料コスト上昇による利益圧迫を懸念。さらに、PBR1.99倍と過度に評価されている可能性。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質

    営業利益率11.95%と業界平均を上回る。

  • 成長持続

    売上高は3年連続増加、新店効果。

  • 株主価値

    ROE16.8%、配当利回り2.83%で魅力的。

  • 2期連続の増収増益で最高益更新通年影響

    FY2025/12売上高502億円(前期比12%増)、営業利益60億円(同20%増)

  • 営業利益率の改善が続く通年影響

    営業利益率は11.95%と前期比0.79pt改善、高付加価値戦略が寄与

  • 予想PER11.6倍の割安感決算発表後影響

    現PER12.57倍に対し予想PE11.6倍、ROE16.8%の成長を考慮し見直し余地

  • 増配期待による株主還元の強化次回株主総会影響

    配当利回り2.83%、増配や自社株買いの発表があれば需給を刺激

マイナスに働く材料7
  • 出店飽和

    市場規模の縮小で出店余地が限定的。

  • 競争激化

    他社参入で値下げ競争が収益圧迫。

  • コスト増

    原材料・人件費上昇が利益率を低下。

  • 売上高成長率の鈍化通年影響

    2期連続の2桁増収だが、予想PER11.6倍を実現できないと調整

  • 営業利益率の低下リスク継続影響

    利益率11.95%はピーク水準、競争激化で低下すれば増益率が鈍化

  • 株価の下落トレンド継続不定影響

    1年間で29.9%下落、上昇トレンドに転じるまで下げ圧力が続く

  • 外国人保有の変動不定影響

    外国人保有比率18.18%と高く、海外マネーの流出で需給が弱まる

次の決算で確かめる点
既存店売上高
店舗単体の成長性を測定。
営業利益率
競争とコスト変動への耐性。
出店数
成長の持続性と市場シェア拡大。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり51いまの株価に対する利回りは2.95%。

年間配当
¥51
1株あたり
配当利回り
2.95%
いまの株価に対して
配当性向
30.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥51

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ6,855人。区分でいちばん多いのは事業法人35.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.5%を占め、残る50.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2024年12月%2025年12月%
事業法人35.335.2
個人・その他29.527.9
外国法人13.618.2
金融機関14.314.3
証券会社7.24.4
外国人個人0.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ルイ・ボストン35.00
02上野 博史10.72
03上野 剛史8.22
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.68
05MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)4.60
06GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)4.32
07日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.79
08野村信託銀行株式会社(投信口)2.58
09RE FUND 107-CLIENT AC(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.95
10日本証券金融株式会社1.88

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近9
  • 2026-08-21
    ゴールドマン・サックス・インターナショナル(Goldman Sachs International)
    新規の大量保有報告
    6.54%
    +0.52pt
  • 2026-07-07
    ゴールドマン・サックス・インターナショナル(Goldman Sachs International)
    新規の大量保有報告
    6.02%
    +0.99pt
  • 2026-07-06
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    0.60%
  • 2026-06-05
    ゴールドマン・サックス・インターナショナル(Goldman Sachs International)
    新規の大量保有報告
    5.03%
  • 2026-05-22
    ゴールドマン・サックス・インターナショナル(Goldman Sachs International)
    新規の大量保有報告
    4.90%
    -0.23pt
  • 2026-05-15
    株式会社ルイ・ボストン
    変更報告
    35.00%
  • 2026-05-14
    株式会社ルイ・ボストン
    新規の大量保有報告
    35.00%
  • 2026-04-22
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    4.99%
  • 2026-04-07
    ゴールドマン・サックス・インターナショナル(Goldman Sachs International)
    新規の大量保有報告
    5.13%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 6期分

1株利益は6期で−100%、1株純資産は6期で−100%。直近期のROEは16.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2020年12月103,831476,45221.822.4
2021年12月56,803515,26311.044.0
2022年12月4219230.820.6
2023年12月12029840.243.1
2024年12月15175423.917.134.1
2025年12月13584916.814.530.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額226百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
上野博史代表取締役社長523,279,900
上野照博取締役会長85500,000
香川雅哉取締役58
遠藤和宏取締役56
長谷川仁取締役66
甲斐秀道常勤監査役68
阿部絵美麻常勤監査役46
栗原章監査役54
小林康恵監査役62

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51383016834
社外取締役643437
監査役1151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,199字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 (国内事業) 当社グループの国内事業について、「Zoff」屋号を主として営むZoff事業と、「メガネスーパー」屋号を主として営むメガネスーパー事業に分けてご説明いたします。 Zoff事業はSPA方式(注1)にてメガネ及びメガネ小物の企画から販売までを一貫して行っており、当社及び連結子会社である株式会社ゾフで構成されています。 当社グループはSPA方式を日本で初めてメガネ事業に導入しました。従来のメガネ業界においては、メーカーや卸売業者から仕入を行い販売する流れが主流でしたが、SPA方式は卸売業者を挟まないビジネスモデルであることから、販売と企画の間に情報の乖離がなく顧客情報を即座に企画に反映でき、商品開発から生産をスピーディに対応できることに加え、中間マージンを省略できております。商品の企画、製造、マーケティング、販売までを一気通貫して行うことで、お客様に低価格の商品を提供しながらも高い利益率を確保できております。 メガネスーパー事業は、Horus HD株式会社、Horus株式会社、株式会社ビジョナリーホールディングス、株式会社メガネスーパー、株式会社Vision Wedge、株式会社VISIONIZEにて構成されており、1973年の創業以来長きにわたるメガネ・コンタクトレンズ販売に取り組んできました。SPA方式とは異なり、NB商品(注2)を主に取り扱いを行っており、丁寧な接客に基づく高付加価値のアイウェア商品と、コンタクトレンズの販売に強みを有しております。 (海外事業) 海外事業に関しては、当社グループは当社と子会社3社(INTERMESTIC HONG KONG LIMITED、ZOFF MALAYSIA SDN. BHD.(注3)、INTERMESTIC SINGAPORE PTE. LTD.)にて構成されており、フランチャイズ本部としてオリジナルブランドによるメガネの企画販売を行い、各海外子会社が加盟店として小売を行っています。 なお、当社は特定上場会社に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの係数に基づいて判断することになります。 注1.SPA方式  :「Specialty store retailer of Private label Apparel」の略。商品の企画から製造、販売までの機能を一気通貫でマネジメントすることにより、消費者ニーズに迅速に対応しつつ、中間マージンをなくすことで高品質・低価格で商品供給ができるビジネスモデルです。 2.NB商品   :「ナショナルブランド商品」の略。主にメーカーが企画・製造を行う商品を指します 3.ZOFF MALAYSIA SDN. BHD.については、非連結子会社です。 (共通) 事業系統図
経営方針・対処すべき課題2,095字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 会社経営の基本方針 これまでのメガネは、人々の視力を矯正する器具としての役割が中心でした。顔の中心にあるメガネには、見ること、魅せることに限らず、人の気持ちや生活をより豊かにする多くの可能性を秘めていると考えています。 当社グループは、「メガネが主役の時代をつくる」をミッションとして、もっと自由に・楽しく・気軽にメガネをTシャツの様に毎日着替える社会をつくることを目指して創業いたしました。そのため、メガネをただの視力矯正道具ではなく、一人一人の生活を豊かにするための重要なアイテムとして捉えており、メガネをもっと手軽に、もっと楽しく、そしてもっと自由に選べる商品にする必要があると考えています。 そのような考えのもと、当社グループはビジョンとして“Eye Performance”を掲げ、視力矯正器具に留まらず、メガネをファッションアイテムとして、さらには人間の可能性を拡張するツールとして、新しい価値を提示し、社会や暮らしに必要とされるブランドを目指し、取り組みを進めております。 今後は業界全体の成長にも寄与することを目標としており、温暖化、高齢化、デジタル化など社会問題を解決するメガネの価値を作り出し、業界のステータスを上げていく企業・ブランドを目指します。 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、事業を継続的に発展させていくためには、収益力を高め、適正な利益確保を図っていくことが重要と認識しており、売上高、売上高総利益率、営業利益率、EBITDA、既存店増収率、サングラス売上高、EC売上高に加え、国内新規出店数を重要な経営指標として位置付けております。 (3) 経営環境 当社グループの事業が属する経営環境は次のような特徴があります。 国内アイウェア市場規模全体は新型コロナウイルス感染症の流行による一時的な減少はあったものの、現在は発生以前市場規模へと回復してきております。中長期的には横ばいで推移している全体市場ですが、Zoff事業の属するロープライスのアイウェア市場は市場全体を上回る勢いで成長しており、シェアを拡大しております。 (4) 経営戦略と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、現場・現物・現実を重視する三現主義の考え方を根底に、次の3つの強みがあり、これらを活かした経営戦略を立案しております。 ① 「ニーズ」を「ウォンツ」に変える商品開発力 SPA方式を採用するZoff事業においては「Zoff SMART」や「Galileo」等の独自性を有する機能性商品に加え、アニメやアパレルブランドとのコラボレーション商品を自社企画で生み出しています。 ② 徹底的に顧客に寄り添う接客力 お客様に寄り添った接客を意識しており、より付加価値のあるレンズ・フレームの提案を実現しております。 ③ 社会をミカタにするマーケティング マス層向けのキャスティングや、スタッフインフルエンサー等の若年層向けのマーケティングも行っております。 上記を踏まえた経営戦略及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりです。 (a) 既存店増収率の向上 既存店の売上をさらに向上させるために、デザイン性、機能性、安全性に優れた当社独自のコンテンツ商品の開発に注力してまいります。また、コラボレーション商品や新機能商品の開発により、他社との差別化を明確にできるよう、努めてまいります。 (b) サングラス市場の拡大 日本ではサングラスのネガティブなイメージが先行してきたこともあり、これまでサングラス市場が大きな拡大を見せることはありませんでした。当社は、このイメージを商品・マーケティング面からくつがえし、増加する紫外線量という社会課題に対するソリューションとして、サングラスの普及拡大に努めてまいります。 (c) 戦略的な出店 当社グループの出店余地は未だ多く残っていると考えており、今後も能動的かつ戦略的な新規出店を行ってまいります。 (d) DX化・EC事業の加速 今後、労働人口の減少が見受けられる中で、店舗・本社のあらゆる業務でデジタル技術を活用することで、単調な作業を減らし生産的な仕事に注力できるようにしてまいります。 EC戦略では、自社ECの認知度や機能向上に継続的に投資するとともに、購買客数と購買回数の増加を目指してまいります。 (e) 店舗運営の効率化 店舗運営効率化のために、パート・アルバイトの活用やオペレーションマニュアルの改善等により生産性の向上を行ってまいります。 (f) 内部管理体制の強化 各種業務の標準化と効率化によって事業基盤を確立させることが重要な課題であると認識しております。そのため、適切かつ効率的な業務運営を遂行するために業務フローやコンプライアンス等を周知徹底し、内部管理体制の強化に努めてまいります。
事業等のリスク10,217字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 また、リスク要因に該当しない事項についても、投資者の判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社はこれらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。具体的には、リスクを把握し、管理する体制・枠組みとしてリスク・コンプライアンス委員会を設置し、議論を行っております。当該委員会の詳細は「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」をご覧ください。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 また、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 項目   リスクの内容   リスクに対する対応策 医師法第17条の規定に関連する規制について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   日本国内においては、メガネ販売の際に医師資格を有しない者が行う度数測定が医療行為に該当するか否かについて、法律上明確な規定はありませんが、一般的にはメガネを選択するための補助行為であって人体に害を及ぼすおそれが殆どない場合は医療行為に該当しないと言われております。当社グループの行う度数測定においても「医療行為ではなく、顧客が自分にあった度数のレンズを選ぶためのサポート行為」と位置付けておりますが、十分な技術的な裏付けが必要であるとも認識しており、安全かつ確実な度数検査を実施できる技術者の育成に注力しております。しかし、法令・諸規則改正やその解釈の変更等により、上記のような度数測定の補助行為が医療行為に該当すると判断された場合、当社グループの事業活動が制限される可能性があり、売上高の減少その他の理由により、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   医療行為に該当する目の診断及び検診等は行っておりません。通常の営業活動においても、医療行為ととられかねない行為をして医師法に違反しないように社内教育を徹底しております。 コンタクトレンズの販売等に関する規制等 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大    コンタクトレンズ及び補聴器は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に定める高度管理医療機器及び管理医療機器に該当し、それらの販売には監督官庁の許可を要します。当社グループは継続的に当該許可の条件を満たし、定期的に許可の更新を実施しておりますが、法令への抵触等により許可取消しになった場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   販売許可を継続的に確保できるよう、許可条件や関連法令の遵守を徹底しております。併せて、法令改正による影響に対処するため、規制の動向にも常時注視しております。 個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループは、事業活動において顧客の氏名及び住所等の個人情報の提供を受けているため、個人情報保護法に定める個人情報取扱事業者に該当します。そのため当社グループでは、社内管理体制の整備及び従業員への周知徹底とともに、個人情報の流出防止対策にも万全を期しておりますが、万一個人情報が外部へ流出するような事態となった場合には、信用失墜に伴う売上高の減少その他の理由により、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   「プライバシーポリシー」「個人情報保護規程」「情報セキュリティ方針」「情報セキュリティマネジメント規程」等を制定しており、情報の重要度とリスクに応じた適切な管理ができるよう定め、個人情報の管理を徹底しております。また定期的に、「個人情報保護委員会」を実施し、運用・管理について監視し、常に改善を図っております。 項目   リスクの内容   リスクに対する対応策 製造物責任法(PL法)について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループが販売するメガネ、サングラス等の製品の欠陥により顧客の身体、財産等を毀損した場合、損害賠償金の支払、回収費用、代替品への対応費用等の多額のコスト負担のほか、社会的信頼の喪失等により当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   販売するメガネ、サングラス等に安全上の欠陥が生じないよう、生産管理部門を設置し品質管理に細心の注意を払うとともに、カスタマーサポート窓口を設置し製品販売後の問合せ等にも対応しております。製品事故に関し顧客に対する損害賠償責任が生じた場合に備え、賠償責任保険に加入をしております。 国内視力矯正眼鏡市場の成熟化について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループの国内事業が事業領域とする日本国内メガネ小売市場のうち視力矯正メガネ市場は成熟化が進んでおりますが、競合環境その他構造的な変化等により市場全体が大きく縮小した場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   当社グループのアイウェア商品に対する市場のニーズは強く、また出店形態、販売形態を見直し再構築することにより、国内市場における収益向上の余地はまだあると考えておりますが、同時に、海外市場への事業拡大及び新規事業への進出も図っております。 代替商品・代替サービスの普及及び出現について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   視力矯正手術等の代替商品・代替サービスの普及や、予想を上回る技術革新等により新たな視力矯正手段が出現し、メガネ小売市場全体が大きく縮小した場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   視力矯正目的以外のブルーライトカット、花粉カット、紫外線カット等の機能性商品の拡充を図っております。また、視力矯正目的にかかわらずファッションアイテムとしての訴求も強化しております。 自然災害等について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループの店舗施設、物流拠点、主要仕入れ先の生産拠点の周辺地域において、地震、津波等の大規模災害が発生することにより同施設が甚大な被害を受け、長期間にわたり販売行為や店舗への商品供給等の事業活動を行うことができなくなった場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   大規模地震、津波、原子力発電所事故、大規模テロ等の緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするためにグループ全体としては基本BCP及び災害別BCPを制定し、緊急時における事業継続のための方法、手段等を取り決めております。また、物流拠点においては関東に2か所及び関西に1か所を設置するとともに、主要仕入れ先においては災害等によって特定の工場が操業停止になった場合でも、別の協力企業から供給できるよう体制を構築しております。 感染症の流行について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   新型コロナウイルス、強毒性インフルエンザ等の感染症が急速に拡大し、パンデミックが発生した場合、店舗の休業や、当社グループの事業所、物流拠点及び主要仕入先の生産拠点の営業停止が発生する可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   当社グループは、基本BCP及び感染BCPを制定しており、特定の店舗、事業所、物流拠点等において感染症が発生した場合において、その影響を最小にとどめるべく体制を構築しております。本社部門においては、社内会議のWeb会議の併用等、有事の際には在宅勤務が可能な環境を整備しております。物流拠点においては入場時の検温の徹底等、有事の際に感染の拡大を最小にとどめるべく体制を構築しております。主要仕入れ先においては特定の工場が操業停止になった場合でも、別の協力企業から供給できる体制を構築しております。 項目   リスクの内容   リスクに対する対応策 情報セキュリティについて 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   IT利活用を推進して間接業務の効率化・生産性の向上を図る一方で、情報化の進展に伴い情報セキュリティリスクが高まっています。不正アクセス等によって、重要な会社の情報資産の漏洩、情報システムの停止、データの消失・改ざん等の事態が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   「情報セキュリティ方針」「情報セキュリティマネジメント規程」等を制定しており、情報の重要度とリスクに応じた適切な管理ができるよう定めるとともに、従業員に対し情報セキュリティの教育・訓練を継続的に行い情報セキュリティの意識向上と諸規定の実施の徹底を図っております。さらにアドバイザーとして情報セキュリティの専門企業と連携し、最新のセキュリティ対策を実施しております。 金利情勢の変動について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:中   当社グループは、出店等の設備資金及び運転資金について、一部銀行借入による資金調達を実施しており、今後も将来的な資金需要に応じて銀行借入等による資金調達を行う可能性があります。今後の有利子負債依存度の上昇や金融情勢の変化により金利水準が上昇した場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   金利情勢に柔軟に対応できるよう、取引銀行と良好な関係を維持し、機動的な資金調達を行っております。 資金調達環境の変化について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:中   当社グループは、運転資金及び店舗出店等に関する設備資金の機動的な調達を可能とするため、取引銀行との間で当座借越契約を締結しておりますが、今後の金融情勢の変化や当社グループの損益状況並びに純資産額の推移等により必要な資金調達に支障が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   設備資金及び運転資金等を機動的に調達するため、取引銀行との間で当座借越契約を締結しております。また、取引銀行と良好な関係を維持し、必要な資金調達に支障をきたさないようにしております。 為替変動の影響について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループは、主要商品であるメガネフレームの多くを中国等の海外から直接輸入しているため、仕入原価は為替相場変動の影響を受けます。また、当社グループは、当連結会計年度末現在において、海外連結子会社を有しており、海外関係会社の外貨建ての財務諸表金額は、当社連結財務諸表において日本円に換算されるため、当社連結財務諸表は日本円と各通貨間の為替相場変動の影響を受けます。為替相場が急激に変動した場合、輸入仕入原価の高騰や海外連結子会社の日本円建て財務諸表数値の変動等により、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   為替レート変動の影響を軽減するため、為替予約を行っております。また、生産拠点が特定の国へ依存しすぎないよう、生産拠点の分散化を検討する等、仕入原価に対する為替相場変動の影響の低減を図ってまいります。 競合業者の出現について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループは、明瞭かつリーズナブルな価格設定と積極的な商品・サービス開発による持続的な新商品・新サービスの提供により他のメガネ小売業者に対する差別化を進めた結果、消費者や商業施設運営事業者の一定の支持を得ることに成功してまいりました。しかしながら、同業他社の業態転換、異業種又は海外からの新規参入等により、当社グループより高い付加価値を提供する競合業者が出現し、当社グループの競争力が低下した場合は、売上高の減少等により、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   今後も明瞭かつリーズナブルな価格設定と積極的な商品・サービス開発等による持続的な新商品・新サービスの提供等により、差別化を進め、高い付加価値を提供し、競争力の維持を図ってまいります。 項目   リスクの内容   リスクに対する対応策 海外の製造委託先への依存度について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループは、自社で商品のデザインや企画を行っておりますが、その製造は外部の企業に委託しており、委託先の多くは海外の協力工場及び協力会社であります。需要の急増やこれらの地域における天災地変等により調達・物流網に重要な支障をきたした場合には、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   生産拠点が特定の国へ依存しすぎないよう、生産拠点の分散化を検討しており、各国情勢の変化に柔軟に対応できる生産体制の構築を目指しております。 資材等の価格高騰について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループは、委託先の協力工場及び協力会社において自社商品の製造を行い、かかる商品を販売する場所として、ショッピングセンター等への出店に際しては自社独自の内装を施しております。災害、気候変動、国内外の社会的、経済的又は政治的情勢の動向等により、原材料価格や資材価格が高騰した場合には、仕入原価や出店費用の高騰により、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。また、物流においては、ドライバー不足や燃料費・人件費の高騰により、配送の滞りや物流コストの増加等が発生した場合には、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。   商品仕様、商品構成及び販売価格の変更や、店舗設計等の見直し等により、当社グループの業績及び財政状態に影響が生じないように留意しております。また、物流効率の改善や配送手段の多様化等により、物流費の安定化を図っております。 出店政策について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループは、都心部や地方の中核都市及びその近郊、広域型ショッピングセンター、百貨店や駅ビル等に多くの店舗を展開しております。これらの商業施設の開発件数や既存商業施設内のテナントの入替えが大幅に減少した場合には、計画どおりの出店ができなくなり、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   集客力の向上による店舗当たり売上高の増加や商業施設のリーシング部門とのコミュニケーションの緊密化を図り、商業施設からの誘致機会の拡充に努めております。 敷金及び保証金等について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループは、賃借による出店を基本方針とし、ショッピングセンター等商業施設の事業の運営者に対して、賃貸借契約に基づき敷金・保証金等を差入れております。商業施設の事業運営者等が破綻した場合、また当社グループが契約期間満了前に撤退した場合には、上記敷金及び保証金等の全部又は一部の回収が困難となることも想定され、このような場合には当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   賃貸借契約に基づく出店時に、土地所有者やショッピングセンター等商業施設の信用状況や権利関係について十分確認を行っており、その後も敷金及び保証金等債権回収・管理に留意をしております。 人材の確保及び育成について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループは、アイウェア専門ショップの積極的な新規出店による事業の拡大を計画しておりますが、出店を可能とするには質の高い店舗従業員及び店舗スーパーバイザー等の人材確保並びに育成が必須であります。また、競合他社との差別化を推進するためには、経営執行体制の強化のほか、企画、開発、生産管理部門の充実が重要と考えております。少子高齢化等に伴う労働力人口の不足、近年の人件費上昇や労働市場を取り巻く環境変化等によって、計画している店舗数の拡大及び企画、開発、生産管理部門の充実に見合った人材の確保が困難となった場合には、計画どおりの出店や競合他社との差別化ができず、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   即戦力としての中途採用を積極的に進めると同時に、新卒者の採用を継続的に行い、人材を確保しております。また、東京本社並びに全国数箇所の拠点で店舗従業員を対象とした継続的な集合研修やWeb研修を行い、人材の育成を図っております。加えて、国家検定である眼鏡作製技能士の資格取得を目指した特別教育プログラムを行う等の教育体制を構築しております。また、デジタルツール等の導入により人時売上高等の生産性指標の改善を図っております。 項目   リスクの内容   リスクに対する対応策 知的財産権について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループの知的財産の保護や権利行使に何らかの障害が生じ、第三者による当社商品の模倣を効果的に排除できなかった結果、市場シェアを失った場合や、あるいは第三者の知的財産権を侵害したとして損害賠償請求や差止請求等を受けた場合、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   常に先進的な商品を市場に提案するため、第三者の知的財産権を尊重しつつ、継続的に新商品の開発を進めております。その中でも特に重要な技術やアイデア、ノウハウ及びデザインについては、特許等の知的財産権を取得し、又は営業秘密等として保護を図っております。また「Zoff」等の自社ブランドで商品のデザイン、企画及び販売を行っていることから、ブランド保護のため主要なブランド名・商品名について商標権を取得しております。 海外進出について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループは、海外事業において、2017年に香港及びシンガポールに進出しており、今後他の海外市場への進出も検討しております。海外での事業運営には次にあげるようないくつかのリスクが内在しており、これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。・各種法律、規制への違反・抵触 ・想定外の法律改正、規制強化・事業活動に不利な内容の政策変更・人件費の高騰及び採用難・未整備なインフラ・潜在的な国際税務リスク(移転価格税制等) ・テロ、戦争、疾病、災害、その他の要因による社会的又は経済的混乱   海外進出にあたっては、事前に当該国の市場規模、競合環境及び法規制等の諸条件を十分に調査、検討しております。また、進出後においても事業運営に関する環境の変化をチェックし、当社グループの業績及び財政状態に影響が生じないように留意しております。各種法律改正等に関しても、海外子会社各社が現地法律事務所と連携し、対応を随時行なっております。加えて、移転価格税制リスクにおいては、日本と海外子会社所在国の移転価格税制に関して正しく理解するよう努めるとともに、海外子会社との取引状況・損益状況を継続的にモニタリングしております。 固定資産の減損について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループは、店舗出店にあたって賃借した建物や建物の一部区画の内部に造作・設備を施しており、これらの造作及び設備を固定資産として計上しております。店舗等の収益性が著しく悪化し、当該店舗等にかかる固定資産の減損処理を行うことが必要になった場合、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   店舗等の収益性を注意してチェックし、収益性の悪化の兆候が認められる場合は、当社グループの業績及び財政状態への影響を最小限に抑えられるよう回収可能性を適切に判断し、随時減損処理をしております。 経営者への依存度について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:小   当社の取締役会長である上野照博は、当社の創業者であり、設立以来、事業を牽引し成長させてまいりました。また、代表取締役社長である上野博史は、当社グループ全体の経営方針や事業戦略の立案・決定及びその遂行において重要な役割を果たしております。そのため、2名のうちいずれかが当社の業務を継続することが困難となった場合、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   当社グループでは2020年に上野博史が代表取締役社長に就任し、創業者である上野照博への依存度低減策を講じております。また、組織規模の拡大に応じた権限委譲を進めると共に、内部での人材育成を積極的に進める、重要組織分掌の果たすことのできる人材を外部から招聘する、役員及び幹部社員による情報の共有化等を通じて経営組織の強化を図る等、創業者及び一部の取締役に過度に依存しない経営体制の整備を進めております。 項目   リスクの内容   リスクに対する対応策 レピュテーションリスクについて 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループの従業員、当社グループの店舗に来店された顧客、当社グループと取引関係にある企業の方々、又は全くの第三者等がインターネット上に書き込んだ記事内容や、それに起因したマスコミ報道等により風評被害が発生、拡散した場合は、当社グループの業績及び財政状態に重大な影響を与える可能性があります。   インターネット上の書き込みを定期的に分析し、当社グループに対する風評被害に発展するような書き込みの有無を検証しております。また、問題のある書き込みがあれば、該当店舗に事実確認を行うとともに、必要に応じて管理部門に報告を行っております。ソーシャルメディア利用ガイドラインを制定し、経営陣や従業員に周知するとともに、コンプライアンス研修を実施し、風評被害のリスクに対する理解度を高めるよう取り組んでおります。 当社株式の流動性について 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:中   当社は東京証券取引所プライム市場へ上場しており、当社株式の流動性の確保に可能な限り努めることとしておりますが、市場環境によっては、同取引所の定める流通株式比率が35.0%を下回り、同取引所の定める流通株式比率にかかるプライム市場の上場維持基準に抵触する可能性があります。当社としては今後、右記のような対応を行ってまいりますが、何らかの事情により、流動性が低下する場合には、当社株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それにより当社株式の需給関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。   当社は今後、既存株主への一部売出しの要請、新株予約権の行使による流通株式数の増加分を勘案し、これらの組合せにより流動性の向上を図ってまいります。 のれんの減損損失 顕在可能性:中顕在化の時期:特定の時期なし影響度:大   当社グループは、事業拡大および競争力強化を目的として、企業買収等を実施しており、連結財務諸表上、のれんを計上しております。のれんについては、将来にわたり当該事業から生み出される収益力に基づき、その回収可能性を評価しておりますが、買収後の事業環境の変化、競争激化、消費動向の変動、想定していたシナジー効果の未達、または経営成績の悪化等により、将来キャッシュ・フローの見積りが下方修正された場合には、のれんの減損損失を計上する必要が生じる可能性があります。   当社グループでは、当該リスクを低減するため、買収時においては、対象事業の将来性、収益力およびシナジー効果について慎重な検討を行うとともに、合理的な事業計画および前提条件に基づき企業価値評価を実施しております。また、買収後においては、対象事業の業績進捗および事業環境の変化を継続的にモニタリングしております。さらに、のれんを含む資産の減損兆候の有無については、定期的に検証を行い、必要に応じて事業計画の見直しや事業構造の改善等の施策を講じることで、のれんの回収可能性の確保に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,303字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は前連結会計年度末と比べ28,110百万円増加し62,952百万円となりました。 流動資産は前連結会計年度末に比べ2,896百万円減少し25,052百万円となりました。これは主に、企業結合等により売掛金が2,021百万円、商品が3,369百万円増加した一方で、株式の取得等に伴い現金及び預金が9,984百万円減少したことによるものであります。 固定資産は前連結会計年度末に比べ31,006百万円増加し37,900百万円となりました。これは主に、企業結合に伴いのれんが23,865百万円増加したこと及び、新規出店や改装及び企業結合により有形固定資産が3,289百万円、敷金及び保証金が2,546百万円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度末と比べ25,202百万円増加し36,986百万円となりました。 流動負債は前連結会計年度末に比べ23,237百万円増加し34,612百万円となりました。これは主に、株式の取得を目的として借入を実施したことにより短期借入金が15,100百万円増加したこと及び、企業結合等により買掛金が2,159百万円、未払金が1,861百万円、契約負債が2,435百万円増加したことによるものであります。 固定負債は前連結会計年度末に比べ1,964百万円増加し2,373百万円となりました。これは主に、企業結合により退職給付に係る負債が1,503百万円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度末と比べ2,908百万円増加し25,966百万円となりました。これは主に、配当金の支払により1,230百万円減少した一方で、親会社株主に帰属する当期純利益により4,119百万円増加したことによるものであります。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)における国内経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方、物価上昇の継続により消費者マインドは慎重な動きとなり、個人消費には一部に足踏み感がみられました。世界経済においては、米国の金融政策動向や中国経済の減速懸念などを背景に不透明感が継続しており、我が国経済に影響を及ぼす要因となっております。また、金融資本市場の変動や中東情勢などの地政学的リスクも引き続き懸念されており、国内外の経済情勢の先行きは依然として不透明な状況にあります。 このような経済環境のもと、当社グループは“Eye Performance”をビジョンに掲げ、視力矯正器具に留まらず、メガネをファッションアイテムとして、さらには人間の可能性を拡張するツールとして、新しい価値の提示を通じて、社会や暮らしに必要とされるブランドを目指し、取り組みを進めてまいりました。 商品施策につきましては、レンズ以外のすべてのパーツをラバーのみで成型した「Galileo(ガリレオ)」、人気セレクトショップ「UNITED ARROWS」との2025年秋冬新作アイウェアコレクション、トータルメイクアップブランド「MAQuillAGE(マキアージュ)」と共同企画した「Zoff SMART with MAQuillAGE」、“軽い、強い、美しい”を兼ね備えたチタン素材フレーム「intelligence metal TITAN」等、積極的な新商品の展開に取り組んでまいりました。 広告展開につきましては、Snow Manのメンバーとして、また俳優としても活躍する目黒蓮をグローバルブランドアンバサダーに迎え、TVCM「Zoff meets 目黒蓮 SUNCUTGlasses」篇を全国規模で放映し、UVカット率100%を特徴とする「SUNCUTGlasses」シリーズの認知拡大を図りました。 店舗展開につきましては、当連結会計年度における店舗数は、国内332店舗(すべて子会社である株式会社ゾフが運営)、海外20店舗(すべてフランチャイズ加盟店、香港17店舗、シンガポール3店舗)となりました。 なお、当社はHorus HD株式会社及びHorus株式会社(以下「Horus HDグループ」という。)の株式を2025年10月1日に取得しておりますが、企業結合会計基準等に基づき、そのみなし取得日を2025年12月31日として連結会計処理を行っております。このため、当連結会計年度においては、Horus HDグループの連結はみなし取得日における貸借対照表のみを反映しており、損益計算書にはHorus HDグループの業績は含まれておりません。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は50,151百万円(前年同期比11.8%増)、営業利益は5,990百万円(同19.5%増)、経常利益は5,979百万円(同22.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,119百万円(同17.2%増)となりました。 セグメント別業績の概要は、次のとおりです。 〈国内事業〉 国内事業につきましては、TVCMをはじめとした各種プロモーション施策の効果により「SUNCUTGlasses」や「調光レンズ」が好調に推移しました。 店舗展開につきましては、国内店舗数は332店舗(出店28店舗、退店3店舗)となりました。 以上の結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は49,543百万円(前年同期比11.9%増)、セグメント営業利益は5,937百万円(同18.2%増)となりました。 〈海外事業〉 海外事業につきましては、香港においては、外部環境の変化が続く中でも、既存店は安定的に推移しました。シンガポールにおいては、景気は緩やかな成長が続いているものの減速傾向が見られました。 店舗展開につきましては、香港17店舗(出店1店舗、退店なし)、シンガポール3店舗(出店なし、退店2店舗)の合計20店舗となりました。 以上の結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は898百万円(前年同期比3.4%増)、セグメント営業利益は52百万円(前年同期は22百万円の損失)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度に比べ9,984百万円減少し、10,060百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により得られた資金は5,220百万円(前年同期は6,359百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益5,924百万円(前年同期は4,811百万円)、減価償却費1,096百万円(前年同期は815百万円)、賞与引当金の増加額573百万円(前年同期は981百万円)があった一方で、主な減少要因は、法人税等の支払額2,056百万円(前年同期は813百万円支払)があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動に使用した資金は28,933百万円(前年同期は1,671百万円の使用)となりました。主な減少要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出16,168百万円、貸付けによる支出9,866百万円、新規出店や改装のための有形固定資産の取得による支出1,927百万円(前年同期は1,264百万円支出)があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動に得られた資金は13,716百万円(前年同期は9,057百万円の獲得)となりました。主な増加要因は、短期借入金の純増額15,100百万円があった一方で、主な減少要因は、配当金の支払いによる支出1,229百万円(前年同期は896百万円支出)があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の状況 当社グループは卸・小売業であり、生産活動を行っておりませんので、生産実績、受注実績は該当事項がありません。 販売実績につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」における各報告セグメントの経営成績に関連付けて示しています。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りが必要となります。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5 経理の状況の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、個人消費の一部に足踏み感がみられる環境下においても、TVCM等の各種プロモーション施策が奏功し、主力商品の販売が堅調に推移しました。特に、UVカット率100%を訴求した「SUNCUTGlasses」や、使用シーンの拡大により需要が高まった調光レンズが売上を牽引し、既存店売上の底上げに寄与しました。海外は、香港が安定推移を維持する一方、シンガポールは景気減速の影響を受けましたが、連結ベースでは増収となりました。 商品施策では、レンズ以外の全パーツをラバーで成型した「Galileo」、人気セレクトショップ「UNITED ARROWS」との2025年秋冬新作コレクション、トータルメイクアップブランド「MAQuillAGE」との共同企画「Zoff SMART with MAQuillAGE」、チタン素材フレーム「intelligence metal TITAN」等、機能性と話題性を兼ね備えた商品展開を継続しました。これらの新商品・コラボ商品の拡充により、店舗では高付加価値アイテムの提案機会が広がり、ECではコラボ商品が成長を牽引しました。 店舗展開では、国内において新規出店28店とネットワークを拡大し、商圏カバレッジと顧客接点の拡充を進め、当連結会計年度における店舗数は、国内332店舗、シンガポール3店舗、香港17店舗(海外においてはすべてフランチャイズ加盟店が運営)となりました。 なお、当連結会計年度においてHorus HDグループの株式を取得しましたが、みなし取得日が当連結会計年度末であるため損益への寄与はありません。 その結果、売上高は、前連結会計年度に比べ5,305百万円増加し、50,151百万円(前連結会計年度比11.8%増)となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、過年度の商品価格改定や有料レンズ購買率の上昇により売上総利益率が改善した一方で、マーケティング施策による広告宣伝費や出店及び改装に伴う減価償却費、人的資本への投下に伴う人件費が増加しましたが、売上高の成長により営業利益率は同水準にて着地いたしました。 その結果、営業利益は、前連結会計年度に比べて978百万円増加し、5,990百万円(同19.5%増)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、為替差損が87百万円減少し、営業利益が978百万円増加したことにより、好調に推移しました。 その結果、経常利益は、前連結会計年度に比べて1,100百万円増加し、5,979百万円(同22.6%増)となりました。 (特別利益、特別損失、税金等調整前当期純利益) 当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、固定資産売却益や関係会社出資金売却益の減少等により特別利益が24百万円減少した一方で、新規出店及び既存店の改装に伴い固定資産除却損が14百万円増加したものの、減損損失が53百万円減少したこと等により特別損失が36百万円減少し、好調に推移しました。 その結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べて1,113百万円増加し、5,924百万円(同23.1%増)となりました。 (法人税等、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、一過性の事由に伴い発生した税効果のため前期が当期より低い実効税率が適用されていたことにより、法人税、住民税及び事業税が588百万円増加、法人税等調整額が79百万円減少しました。 その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べて604百万円増加し、4,119百万円(同17.2%増)となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品仕入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものです。投資を目的とした資金需要は、出店等の設備投資によるものです。 また、当社グループの運転資金及び出店資金については自己資本を基本としておりますが、必要に応じて設備投資や長期運転資金の調達について銀行借入及びリース契約を使用する場合があります。当連結会計年度においては、当座貸越枠として、三菱UFJ銀行に20億円、三井住友銀行に198億円、みずほ銀行に8億5千万円を設定しており、機動的かつ安定的な投資資金の調達の実現を図っております。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、経済情勢、消費者ニーズの変化、競合状況、法的規制等、様々なリスクがあると認識しております。そのため、当該リスクを極力分散・低減すべく、適切な市場動向、競合状況の把握、内部管理体制の強化等に努めていきます。 詳細については「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。 ⑤ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載しております。

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