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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

中広

CHUCO CO.,LTD.2139 · Standard · サービス業

地域密着型フリーマガジンを主力に、折込チラシやWeb広告まで手掛けるローカル広告会社。

概要

中広は1978年5月に中日新聞の広告代理店として岐阜市で創業。1994年に自社フリーマガジン『地域みっちゃく生活情報誌』を創刊し、広告代理業に自社媒体を持つ業態へ転換した。2026年3月期の連結売上高は122億円、営業利益4億円。従業員588名。主力の地域フリーマガジンは直営とVC加盟社により34都道府県、月間約1,175万部を発行。東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場に上場している。

フリーマガジンと広告代理の二本柱

当社グループの事業は「メディア広告事業」の単一セグメントで、自社媒体の発行・運用と広告代理・セールスプロモーションからなる。自社媒体の中心はハッピーメディア(R)『地域みっちゃく生活情報誌(R)』で、2026年3月末時点で34都道府県170誌、月間発行部数1,175万部以上を誇る。各戸配布方式で全世代が安心して読める内容が特徴。デジタル媒体としてはクーポンアプリ「フリモ」、ウェブ求人情報「まちJOB」「Workin.jp」、採用管理システム「TalentClip」などを展開。広告代理事業では新聞折込チラシ、テレビ、ラジオ、インターネット広告などの媒体を取り扱い、販売促進ツールの企画制作やイベント・セミナーの運営も行う。2026年3月期の売上構成は明示されていないが、単体売上高が約73億円(前期比3.5%減)に対し連結売上高は121.5億円(前期比7.2%増)であり、子会社の寄与が大きい。

直営とVC契約による全国34都道府県への展開

地域みっちゃく生活情報誌は直営エリアとVC契約(Voluntary Chain)エリアの両方で発行されている。VC契約は2012年に開始。契約先企業に商標使用料とシステム使用料を得る代わりに、当社のブランドとノウハウを提供し、各社が独自に地域情報誌を発行する。2026年3月末時点で直営・VC合わせて34都道府県に拡大。近年の新規進出として、2024年広島県(はつカラ編集室)、2025年山梨県(ParuPi・ピグレ編集室)、富山県(にいかわプラス編集室)がある。一方で、直営誌の生産性向上を目的に発行エリアの見直しも実施しており、当社単体売上高は前期比3.5%減少している。グループ全体ではM&Aによる子会社化も推進し、神奈川県(中広メディアソリューションズ)、福岡県・佐賀県(アド通信社西部本社)、大阪府(関西ぱど)などに拠点を持つ。

連結子会社5社と関連会社1社のグループ体制

当社グループは当社、連結子会社5社、関連会社1社で構成される(2026年3月期)。主な連結子会社には、求人メディアを手掛ける株式会社中広ワークイン(2025年7月子会社化)、デジタルマーケティングの株式会社中広メディアソリューションズ(旧Success Holders分割準備会社を2022年6月取得)、印刷製本等の株式会社ケイ・クリエイトとその子会社株式会社ケイピーエス(2022年7月取得)、近畿圏でフリーマガジンを発行する株式会社関西ぱど(2023年10月子会社化)がある。関連会社は1社で、具体的な社名は有価証券報告書に記載があるが、今回の資料からは省略。2019年には株式会社アド通信社西部本社を子会社化し福岡・佐賀に進出、2023年4月に当社に吸収合併された。こうしたM&Aにより、グループの事業エリアとサービスラインを拡大している。

5期連続増収増益の財務推移

2026年3月期の連結業績は、売上高12,153百万円(前期比7.2%増)、営業利益386百万円(同24.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益188百万円(同15.0%増)と、5期連続の増収増益を達成した。売上総利益率は改善傾向にあり、2026年3月期は46.8%(前期43.7%)と上昇。営業利益率も3.0%から4.5%に改善した。長期的には、売上高は2013年3月期の51億円から約2.4倍に成長。ただし2021年3月期には新型コロナウイルス感染症の影響などにより4億円の当期純損失を計上したが、翌期以降回復基調にある。2026年3月期末の自己資本比率は39.3%、総資産55.27億円。DXとAI活用による生産性向上が収益改善に寄与している。

業界の中での役割は地域密着型広告メディアの運営会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
122億円
営業利益
4億円
営業利益率
3.3%
純利益
2億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/3
事業売上構成比利益利益率
メディア広告事業81億円95.3%6億円7.4%
その他4億円4.7%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01広告メディア主力

自社発行のフリーマガジン(『地域みっちゃく生活情報誌』等)を毎月各家庭へ配布し、地域企業向けに広告掲載を販売。クーポンアプリやWebメディアも運営し、広告主に高レスポンスの媒体を提供。

主な製品・サービス2
地域フリーマガジン
地域の生活情報と広告を掲載し、全戸配布する無料誌。
クーポンアプリ「フリモ」
スマホ向けに店舗クーポンを配信するアプリ。

02セールスプロモーション準主力

広告戦略の立案から、新聞折込チラシ、Web広告、イベント企画運営など幅広い販促支援を提供。採用管理システムなどDX商材の販売も行う。

主な製品・サービス2
折込チラシ広告
新聞に折り込むチラシ広告の制作・配布代行。
セールスプロモーション企画
販売促進イベントやキャンペーンの企画・運営。

製品と技術

各戸配布型フリーマガジン「地域みっちゃく生活情報誌」

主力商品であるハッピーメディア(R)『地域みっちゃく生活情報誌(R)』は、1994年の創刊以来、一軒一軒の家庭に手配りする各戸配布方式を徹底。発行エリア内の世帯にほぼ100%配布されるため、高いレスポンス率を誇る。誌面は地域の時事情報、自然・文化・歴史などの特集記事と、衣食住・健康・レジャー・求人などの生活密着型広告で構成。全世代が安心して読めるよう、関係諸法規に基づいた掲載基準・表記基準を設定している。2026年3月末時点で直営・VC合わせて34都道府県170誌、月間発行部数は1,175万部。VC契約では、商標使用料とシステム使用料を得て、ブランド統一方針のもと各地の企業が発行する。配布に関する問合せ窓口も設置し、読者からの要望に対応している。

クーポンアプリ「フリモ」とウェブ求人サービス

デジタル媒体として、2021年4月にリリースしたクーポンアプリ「フリモ」がある。紙媒体と連携し、スマートフォンでクーポンを表示・利用できる。また、ウェブ求人情報サービス「まちJOB」「Workin.jp」を運営。2025年7月に子会社化した中広ワークインが発行する求人情報誌『Workin』と連携し、紙とウェブのハイブリッド求人サービスを提供。さらに、採用管理システム「TalentClip」の販売も行い、地域企業の採用課題解決を支援する。これらのデジタルサービスは、紙媒体の配布網と組み合わせることで、クライアントに多様な広告チャネルを提供する「ハイブリッド広告」戦略の一環である。

総合広告会社としての販売促進支援

当社グループは、広告代理業の枠を超え、顧客企業の販売促進を総合的に支援する。新聞折込チラシ、新聞・雑誌・テレビ・ラジオ広告、インターネット広告など、多様な媒体への出稿を取り次ぐほか、販促ツールの企画・制作・販売も手掛ける。具体的には、印刷物、ノベルティ、展示会企画など。また、研修・講演会・コンサート・セミナーなどのイベント企画運営、クラウドファンディングの提案など、地域企業のマーケティング課題に応える。2026年3月期の単体売上高約73億円のうち、広告代理収入と販促関連収入が大きな割合を占めるが、内訳は開示されていない。デジタルシフトが進む中、紙媒体の強みを活かした提案を継続している。

ARやAIを活用したメディアの高度化

当社グループは、メディア価値向上のため技術導入を進めている。2014年10月には、地域みっちゃく生活情報誌に拡張現実「フリモAR」を導入。誌面の広告をスマートフォンでかざすと動画やクーポンが表示される仕組み。2025年には自社開発システム「C-Brain」にAI機能「CAI(解)」を実装し、広告制作の自動化・効率化を実現。膨大な実践データに基づく効果的な広告提案が可能となった。また、DX推進の一環として、営業活動の業務効率化や生産性向上にも取り組む。これらの技術投資により、2026年3月期の売上総利益率は46.8%と改善した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

地域密着型メディアで存在感、内需依存型

当社は地域情報紙やメディア運営を手掛けるサービス業で、同業のジンジブやイシンに比べ事業規模は小さいが、特定地域に強固な顧客基盤を持つ。売上高は102億円から122億円へ増収傾向で、営業利益率も2.65%から3.28%へ改善しており、収益性が向上している。しかし、メディア業界全体のデジタルシフトや広告需要の変化に遅れを取るリスクがあり、同業他社との差別化が課題だ。

強み

  • 特定地域に深く根ざした情報提供で、高い認知度と信頼性を獲得
  • 売上高と営業利益率がともに向上、事業基盤が安定拡大
  • 国内地域社会を対象にし、海外需給変動の影響が少ない
  • 同業の大手に対し、地域ニーズに合わせた迅速な対応が可能

課題

  • 紙媒体中心で、オンライン広告やデジタル需要への適応が未熟
  • 総広告費の減少や媒体代替により、収益源の拡大が必要
  • 同業他社と比べ、独自サービスや新規分野への展開が限定的

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が中広

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
15868ロココ38億円27.6倍
2264ASchoo38億円37.0倍
3977838億円80.5倍
42139中広37億円18.9倍
56090ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ37億円17.3倍
67353KIYOラーニング37億円9.4倍
79561グラッドキューブ37億円66.8倍
86193バーチャレクス・ホールディングス37億円
97044ピアラ37億円28.1倍
106034MRT36億円63.4倍
119235売れるネット広告社グループ36億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 47件

中日新聞の広告代理店として岐阜で創業

1978年5月、岐阜県岐阜市に資本金2,000万円で株式会社中広を設立。同日、株式会社中日新聞社と広告取扱い契約を締結し、広告代理業を開始。1982年2月に西濃支局(大垣市)、1984年3月に飛騨支局(高山市)を開設し、岐阜県内での地盤を固める。1985年9月には岐阜本社社屋(塩町ビル)が完成。1989年6月には名古屋支社を開設し愛知県に進出。1991年7月には東濃支社(可児市)が完成。1993年3月には東京支社を開設し首都圏へ進出。同年4月には子会社中広マーケティングリサーチを設立し教育研修事業を始めるが、同社は1997年6月に清算された。創業から約15年間は純粋な広告代理店として成長した。

フリーマガジン創刊でメディア事業に参入

1994年12月、岐阜県可児市でハッピーメディア(R)『地域みっちゃく生活情報誌(R)』を創刊し、フリーマガジン事業を開始。これにより、自社媒体を持つ広告会社へと業態転換を果たす。同時期、子会社中広プロダクションを株式会社通販倶楽部に社名変更し、通信販売事業も開始(後の2004年に当社と合併)。1996年10月にはITセンター(大垣市)が完成し、西濃支局を移転。1997年6月に東京支社を港区に移転。同年11月には長浜支局(滋賀県)を開設し滋賀県に進出。1998年4月には通販倶楽部を本格始動。フリーマガジンと通信販売の二軸で事業を拡大した。

名証セントレックス上場と中部圏外への展開

2006年1月、桑名支局(三重県)を開設。2007年2月、名古屋証券取引所セントレックスに上場。2008年4月には敦賀支局(福井県)を開設。2012年5月には岐阜本社現社屋を取得し移転。同年12月、名古屋証券取引所市場第二部に上場。2013年3月、鳥取支局を開設し鳥取県に進出。同年4月、株式会社エルアドの発行済全株式を取得し子会社化(後に2016年4月吸収合併)。2014年10月、地域みっちゃく生活情報誌に「フリモAR」を導入し、拡張現実技術を活用したデジタル連携を開始。2014年12月には東京証券取引所市場第二部に上場した。

東証・名証第一部指定と全国16県への拡大

2015年7月、群馬県に高崎フリモ・前橋フリモ編集室、伊勢崎フリモ・太田フリモ編集室を開設。同年10月、埼玉県にクッキーズ・とねじん編集室を開設。同年12月、東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部に指定替えされる。2016年4月、宮城県になうてぃ!編集室、とみぃず!編集室を開設。同年5月、北海道にSORA編集室を開設。2016年9月、名古屋支社をJPタワー名古屋24階に移転。2017年8月、奈良県、同年9月和歌山県に編集室開設。この期間、年間2~3県のペースで新規エリアを開拓し、発行部数を急拡大した。

デジタル技術の導入と1000万部突破

2018年12月、高校生向け就職応援本『Start![スタート!]』を創刊。2019年4月、集合住宅向け専門誌『住もーね!』別冊版を創刊。2019年9月、子会社アド通信社西部本社(北九州市)を設立、後に福岡・佐賀の拠点となる。2020年4月、同社を連結子会社化。2021年4月、クーポンアプリ「フリモ」をリリースし、紙媒体とスマホアプリの連携を強化。2021年6月、株式会社関西ぱどを関連会社化するとともに、VC加盟により『地域みっちゃく生活情報誌』の月間発行部数が1,000万部を突破した。2022年4月には、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いスタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場に移行。

M&Aで神奈川・大阪・広島へ拡大、求人事業を強化

2022年6月、株式会社中広メディアソリューションズの前身となる企業の株式取得により神奈川県に進出。同年7月、株式会社ケイ・クリエイトとその子会社ケイピーエスを連結子会社化し、印刷製本や人材派遣事業を取り込む。2023年10月、株式会社関西ぱどを追加取得により連結子会社化し、大阪府に進出。2024年6月、広島県にはつカラ編集室を開設。2025年1月、山梨県にParuPi・ピグレ編集室、同年8月、富山県ににいかわプラス編集室を開設。2025年7月には株式会社中広ワークインを子会社化し、求人メディア『Workin』や採用管理システム『TalentClip』をグループに加え、人手不足に悩む地域企業へのソリューションを強化。このM&A戦略により連結売上高は122億円まで成長した。

年表47件を開く

1970年代

  • 1978年5月創業岐阜県岐阜市に広告代理業を事業目的とした株式会社中広(資本金20百万円)を設立 株式会社中日新聞社と広告の取扱いに関する契約締結

1980年代

  • 1982年2月西濃支局(現 Wao!Club・mintoup・はしまる編集室、岐阜県大垣市)開設
  • 1982年5月岐阜県岐阜市に子会社 株式会社中広プロダクション設立
  • 1984年3月飛騨支局(現 SARUBOBO編集室、岐阜県高山市)開設
  • 1985年9月岐阜本社 社屋(現 塩町ビル、岐阜県岐阜市)完成
  • 1989年6月名古屋支社(名古屋市中村区)開設、愛知県に進出

1990年代

  • 1991年7月東濃支社(現 かにさんくらぶ編集室、岐阜県可児市)が完成
  • 1993年3月東京支社(東京都中央区)開設
  • 1993年4月創業株式会社中広マーケティングリサーチ(1997年6月清算)を設立し、教育研修(現 イベント・セミナー)事業を開始
  • 1994年12月ハッピーメディア(R)『地域みっちゃく生活情報誌(R)』を岐阜県可児市で創刊し、フリーマガジン事業を開始
  • 1996年10月ITセンター(岐阜県大垣市)が完成し、西濃支局(現 Wao!Club・mintoup編集室)を移転
  • 1997年6月東京支社を東京都港区に移転
  • 1997年11月長浜支局(現 ぼてじゃこ倶楽部編集室、滋賀県長浜市)を開設し、滋賀県に進出
  • 1998年4月M&A子会社 株式会社中広プロダクションを株式会社通販倶楽部(2004年3月に当社と合併し解散)に社名変更し、通信販売事業を開始

2000年代

  • 2006年1月桑名支局(現 ぽろんくらぶ編集室、三重県桑名市)を開設し、三重県に進出
  • 2007年2月上場名古屋証券取引所(セントレックス)上場
  • 2008年4月敦賀支局(現 きらめきくらぶ編集室、福井県敦賀市)を開設し福井県に進出

2010年代

  • 2012年5月岐阜本社現社屋(岐阜県岐阜市)を取得し移転
  • 2012年12月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場
  • 2013年3月鳥取支局(現 つばさ編集室、鳥取県鳥取市)を開設し鳥取県に進出
  • 2013年4月M&A株式会社エルアドの発行済全株式を取得し子会社化(2016年4月当社に吸収合併)
  • 2014年10月地域みっちゃく生活情報誌(R)に「フリモAR」を導入
  • 2014年12月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2015年7月高崎フリモ・前橋フリモ編集室(群馬県高崎市)及び伊勢崎フリモ・太田フリモ編集室(群馬県伊勢崎市)を開設し群馬県に進出
  • 2015年10月クッキーズ・とねじん編集室(埼玉県久喜市)を開設し埼玉県に進出
  • 2015年12月東京証券取引所市場第一部及び名古屋証券取引所市場第一部に指定替え
  • 2016年4月なうてぃ!編集室(宮城県名取市)及びとみぃず!編集室(仙台市泉区)を開設し宮城県に進出
  • 2016年5月SORA編集室(北海道滝川市)を開設し北海道に進出
  • 2016年9月名古屋支社を名古屋市中村区、JPタワー名古屋 24階に移転
  • 2017年8月かしるくらぶ編集室(奈良県橿原市)を開設し、奈良県に進出
  • 2017年9月らくり・まいなぁが編集室(現 まいなぁが・まいとん編集室、和歌山県和歌山市)を開設し和歌山県に進出
  • 2018年12月高校生向け就職応援本、ハッピーメディア(R)『Start![スタート!]』を創刊
  • 2019年4月集合住宅に限定配布のハウジング専門誌、ハッピーメディア(R)『住もーね!』別冊版を創刊
  • 2019年7月まいなぁが編集室を和歌山県岩出市に移転
  • 2019年9月M&A子会社 株式会社アド通信社西部本社(北九州市小倉北区)を設立(2023年4月当社に吸収合併)

2020年代

  • 2020年4月M&A株式会社アド通信社西部本社の連結子会社化により、福岡県及び佐賀県に拡大
  • 2020年6月『お仕事ノート』を創刊し、キャリア教育副読本を開始
  • 2021年4月クーポンアプリ「フリモ」開始
  • 2021年6月株式会社関西ぱどを関連会社化、同社のVC加盟により『地域みっちゃく生活情報誌(R)』月間発行部数1,000万部を突破
  • 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行
  • 2022年6月M&A株式会社中広メディアソリューションズの前身である株式会社Success Holders分割準備会社の株式取得による連結子会社化により、神奈川県に拡大
  • 2022年7月M&A株式会社ケイ・クリエイトの株式を取得し、同社及び同社子会社の株式会社ケイピーエスを連結子会社化
  • 2023年10月M&A株式会社関西ぱど株式の追加取得による連結子会社化により、大阪府に拡大
  • 2024年6月はつカラ編集室を開設し、広島県に進出
  • 2025年1月ParuPi・ピグレ編集室を開設し、山梨県に進出
  • 2025年7月M&A株式会社中広ワークインの全株式を取得し子会社化
  • 2025年8月にいかわプラス編集室を開設し、富山県に進出

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益1,000,000千円
  • 売上高営業利益率10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    フリーメディアの全国展開推進

    直営およびVC加盟社による『地域みっちゃく生活情報誌』の発行エリアを全国に拡大し、国内全都道府県での発行を目指す。

  2. 02

    ハイブリッド広告2.0の推進

    紙とデジタル両方の強みを活かした「ハイブリッド広告2.0」により自社メディア価値を向上し、官公庁営業強化やDX商材充実で収益力向上を図る。

  3. 03

    DXとAI活用による業務効率化

    自社システム「C-Brain」やAI機能「CAI(解)」を活用し営業効率を向上、ITインフラ改善により業務効率化を推進する。

  4. 04

    人材の確保・育成と評価制度の適正化

    新卒・中途採用を随時実施し、研修・OJTや資格取得支援で人材育成を図る。目標設定と人事査定方法の明確化により評価の適正化を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で588人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は490万円で、9期前と比べて+10.9%平均年齢は42.4歳、平均勤続年数は10.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月366
2018年3月381
2019年3月44235.06.9387
2020年3月43635.37.3388
2021年3月43336.78.4374
2022年3月45138.09.8369
2023年3月46038.79.8439
2024年3月50139.810.5527
2025年3月48841.410.052757
2026年3月49042.410.858868

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率28.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)57.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
岐阜本社 — 岐阜県岐阜市211百万円
メディア広告事業 全社(共通)
ITセンター — 岐阜県大垣市106百万円
メディア広告事業 全社(共通)
本社(仙台市若林区)ほか10拠点91百万円
メディア広告 事業
群馬支社 — 群馬県高崎市88百万円
メディア広告事業
塩町ビル — 岐阜県岐阜市69百万円
メディア広告事業 全社(共通)
かにさんくらぶ編集室 — 岐阜県可児市62百万円
メディア広告事業
横浜支局(横浜市中区)ほか4拠点61百万円
メディア広告 事業
本社(愛知県一宮市)ほか1拠点41百万円
メディア広告 事業
本社(愛知県岩倉市)ほか1拠点29百万円
メディア広告 事業
本社(大阪市西区)ほか2拠点26百万円
メディア広告 事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社中広メディアソリューションズ(注)5
    横浜市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社中広ワークイン
    仙台市若林区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ケイ・クリエイト
    愛知県一宮市 · 連結子会社
    議決権56.3%
  • 国内
    株式会社関西ぱど(注)3、5
    大阪市西区 · 連結子会社
    議決権92.0%
  • 国内
    株式会社ケイピーエス
    愛知県岩倉市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    1社
    ― · 持分法適用会社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和7年度こども基本法(こどもの権利条約やこども大綱の趣旨や内容を含む)のこどもを対象とする普及啓発事業に係るこども向け(中学生相当)副教材コンテンツの制作業務一式
    こども家庭庁 · 2025-12-24
    143万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は122億円営業利益4億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.0%、利益が+33.3%。

売上高
+8.0%
122億円
営業利益
+33.3%
4億円
純利益
+0.0%
2億円
営業利益率
3.3%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高130億円122億円
営業利益5億円4億円
純利益3億円2億円
1株あたり配当¥14¥14

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は31億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+34.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q241
2024年1Q2300.00
2024年2Q2314.31
2024年3Q2514.00
2024年4Q311
2025年2Q5511.80
2025年4Q5823.42
2026年2Q5700.00
2026年4Q6546.22
2027年1Q3113.20

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は51億円から122億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は3.3%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社エルアドの発行済全株式を取得し子会社化(2016年4月当社に吸収合併)
2013年3月5131
東京証券取引所市場第二部に上場
2014年3月6343
高崎フリモ・前橋フリモ編集室(群馬県高崎市)及び伊勢崎フリモ・太田フリモ編集室(群馬県伊勢崎市)を開設し群馬県に進出
2015年3月6453
なうてぃ!編集室(宮城県名取市)及びとみぃず!編集室(仙台市泉区)を開設し宮城県に進出
2016年3月7153
かしるくらぶ編集室(奈良県橿原市)を開設し、奈良県に進出
2017年3月7453
2018年3月7421
子会社 株式会社アド通信社西部本社(北九州市小倉北区)を設立(2023年4月当社に吸収合併)
2019年3月7113
株式会社アド通信社西部本社の連結子会社化により、福岡県及び佐賀県に拡大
2020年3月6900
2021年3月66−3−4
株式会社中広メディアソリューションズの前身である株式会社Success Holders分割準備会社の株式取得による連結子会社化により、神奈川県に拡大
2022年3月7111
株式会社関西ぱど株式の追加取得による連結子会社化により、大阪府に拡大
2023年3月8521
はつカラ編集室を開設し、広島県に進出
2024年3月10232
株式会社中広ワークインの全株式を取得し子会社化
2025年3月113332.72
2026年3月122443.32

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高122億円のうち、営業利益として残るのは4億円3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金52.5%64億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金44.3%54億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.3%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
47.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.3pt
3.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.4pt
1.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.8pt
9.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが5億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は8億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月30−232
2014年3月2−1−112
2015年3月3−2−112
2016年3月2−30−12
2017年3月4−1−133
2018年3月5−2−135
2019年3月02−324
2020年3月−31−1−22
2021年3月0−33−32
2022年3月00205
2023年3月30−136
2024年3月51−468
2025年3月0−20−25
2026年3月5−2038

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は55億円。このうち返さなくてよい自己資本が23億円で、自己資本比率は39.3%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2581731.1
2014年3月28101836.9
2015年3月30131744.8
2016年3月35161946.1
2017年3月37191850.4
2018年3月40202048.6
2019年3月41221954.5
2020年3月36201656.9
2021年3月39172244.5
2022年3月40182244.6
2023年3月46192739.9
2024年3月52203237.4
2025年3月51213039.9
2026年3月55233239.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
21億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
17億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
32億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中253位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中407位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.0%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.7%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥523で、1年前と比べて+19.1%過去52週の値幅のなかでは74%の位置にある。

¥523-0.8%1ヶ月-0.6%1年+19.1%時価総額37億円
過去52週の値幅
安値¥406高値¥565

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.9倍
PER (会社予想)11.9倍
PBR1.67倍
配当利回り2.68%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月中旬から緩やかな上昇傾向が続き、7月28日には533円まで上昇しました。8月7日は523円と高値圏で推移しています。25日移動平均線(520.12円)を上回っており、短期トレンドは上向きです。75日線(506.01円)や200日線(469.92円)も上回っており、中期・長期も良好です。RSIは64.52とやや強い水準ですが、過熱圏ではありません。52週高値565円には約7%の距離まで近づいており、52週安値406円からは約29%上昇しています。出来高は低水準ですが、売買は落ち着いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは18.9と業界平均22.49を下回るが、予想PERは11.9と大幅に低く将来の成長期待が織り込まれていない可能性。PBRは1.64と業界平均3.19を下回り、ROEは9%とやや低い。配当利回りは2.68%で業界平均と同等。直近の営業利益率は2.65%から3.28%へ改善傾向だが、利益水準は低い。バリュエーションは割安感があるものの、収益規模が小さく成長性に乏しい点を考慮。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.9倍23.4倍
PER (予想)11.9倍
PBR1.67倍3.51倍
ROE9.0%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、売上高が順調に拡大する一方で、営業利益率が2〜3%台と低水準であることに対し、成長を維持しながら利益率を改善できるかが争点。強気派は、人材派遣市場の拡大や売上増によるスケールメリットで、利益率向上が見込めるとの見方を示す。弱気派は、競争激化による単価低下や、派遣スタッフの確保難でコストが上昇し、収益性が低迷し続けると警戒する。

プラスに働く材料7
  • 売上の高い成長性

    2024年3月期102億円、2025年3月期113億円、2026年3月期122億円と毎期約10%増。

  • 営業利益の拡大

    営業利益率が2025年2.65%、2026年3.28%へ改善の見通し。

  • 人手不足の追い風

    企業の人材需要は堅調で、派遣ニーズは中期的に拡大。

  • 2026年3月期は売上高122億円と増収決算発表後影響

    売上高は113億円から122億円へ8%増加し、営業利益も4億円に拡大した

  • 営業利益率が3.28%へ改善通年影響

    営業利益は3億円から4億円に増え、売上高営業利益率は2.65%から3.28%へ上昇

  • 予想PER11.9倍と割安感決算発表後影響

    予想PERは11.9倍で実績PER18.9倍を大きく下回り、増益期待が織り込まれている

  • 配当利回り2.68%の安定継続影響

    配当利回り2.68%を確保しており、株価の下支えになる

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率3%前後で、人件費上昇や価格競争でさらに低下する恐れ。

  • 競争激化

    人材派遣業界は参入障壁が低く、同業との競争で単価が下落しやすい。

  • 人材確保の難しさ

    派遣スタッフの募集コスト増や、質の高い人材の不足が業績の重荷になる。

  • 純利益2億円と横ばい通年影響

    純利益は2億円で3期連続同額となり、増益が利益に反映されていない

  • 増収率が8.0%へ減速通年影響

    売上高の伸びは113億円の+10.8%から122億円の+8.0%へ鈍化した

  • 外国人株主比率0.4%の低さ継続影響

    外国人株主比率は0.4%と低く、海外勢の買いによる需給改善が期待しにくい

  • 営業利益率3.28%は低水準通年影響

    売上高122億円に対して営業利益4億円、利益率3.28%は低くコスト変動に弱い

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の改善が続くかどうか、事業の効率性を確認するため。
スタッフ稼働率
派遣スタッフの稼働状況が収益の源泉であり、需給の動向を見るため。
売上高成長率
市場でのシェア拡大の継続性を評価するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり14で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.68%。

年間配当
¥14
1株あたり
配当利回り
2.68%
いまの株価に対して
配当性向
47.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1121.4
2018年3月129.154.8
2019年3月120.030.7
2022年3月1525.050.5
2023年3月10−33.359.0
2024年3月1220.043.8
2025年3月120.0119.6
2026年3月120.047.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥14

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ13,919人。区分でいちばん多いのは個人・その他56.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.6%を占め、残る56.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他56.656.657.952.554.756.0
事業法人28.928.928.738.338.438.0
金融機関12.012.611.47.96.05.6
自己株式3.53.53.53.53.53.5
外国法人0.70.60.50.60.60.3
外国人個人0.00.00.10.10.00.1
証券会社1.81.31.40.60.30.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01有限会社オリベ興産32.14
02後藤 一俊10.90
03岐阜信用金庫4.74
04中広従業員持株会3.53
05中島 永次2.78
06株式会社トーヨーキッチンスタイル2.56
07服部 正孝2.27
08大島 斉1.58
09ハット・ユナイテッド株式会社1.42
10アテナ工業株式会社0.57
11東建コーポレーション株式会社0.57

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+32%、1株純資産は14期で+166%。直近期のROEは9.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2112018.810.823.9
2014年3月4215830.57.114.2
2015年3月4619725.612.317.4
2016年3月4823722.113.021.1
2017年3月5127720.013.521.4
2018年3月222887.833.554.8
2019年3月3932812.714.630.7
2020年3月−3298−0.9
2021年3月−54252−19.6
2022年3月152615.826.550.5
2023年3月122684.732.259.0
2024年3月2828510.214.543.8
2025年3月242988.317.9119.6
2026年3月283209.017.947.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額92百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
後藤一俊代表取締役 会長77768,000
大島斉代表取締役 社長50111,100
倉橋誠一郎取締役 管理本部長611,800
池戸武志取締役 アライアンス事業部長5113,900
渡邉泰宏取締役61
水谷竜治常勤監査役63400
三井栄監査役58
安田和広監査役43

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4747419
社外取締役311114
監査役2774

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,290字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社5社、関連会社1社で構成されており、フリーマガジン『ハッピーメディア(R)』の発行・運用と、広告代理、販売促進策の企画運営等のセールスプロモーション及びこれらの付帯業務である「メディア広告事業」の単一セグメントであります。 当社グループは、自社メディアとして、主にハッピーメディア(R)『地域みっちゃく生活情報誌(R)』、『住もーね』『ままここっと(R)』、『Start![スタート!]』、『Workin』等の紙媒体と、スマホ等で利用できるクーポンアプリ「フリモ」(以下、「フリモ」アプリという。)、ウェブ求人情報の「まちJOB」や「Workin.jp」等のインターネット媒体及び通信販売サイトを有しております。 自社メディアの中でも主力商品である地域フリーマガジンにおいては、発行エリアを中心とした最新の時事情報、自然・歴史・伝統・文化・芸術・人物等を紹介する特集記事と、地域に密着し生活に役立つ広告情報(分野は衣食住から健康・レジャー・観光・スクール・金融・求人等)で構成しており、次の4つのこだわりを持ったメディアとして発行・配布エリアの全国展開を進めております。 ① 一軒一軒手配り 市街地から山間部まで、発行エリア内の各家庭へ毎月丁寧に配布いたしております。また、無料誌ながら、「配布に関する問合せ窓口」を設置し、配布に対する読者からの問合せ・要望を受け付けております。 ② 全世代が安心して読める 関係諸法規にのっとった掲載基準・表記基準を設け、子供からお年寄りまで配慮した紙面構成にしております。 ③ ご当地の話題 地域の最新の時事・自然・文化・歴史・伝統・人物・活動等を巻頭特集などで取り上げ、地域にみっちゃくした誌面としております。また、広告情報も、発行エリア内の店舗・企業が中心で地域経済活性化の一翼を担っているものと考えております。 ④ クーポン・サービスの反響 読者には、季節に応じたフレッシュな企画、各店の個性を活かしたクーポンサービス情報を提供し、広告主には、発行エリア内の世帯にほぼ100%配布することから、高レスポンスの広告媒体を提供しております。 セールスプロモーションは、広告戦略・広告計画・販売促進計画を立案する総合広告会社として、広告主の要望に応える媒体の選択、デザインの提案及び販売促進策の企画運営を行っております。主な取り扱い媒体として自社メディア(フリーマガジン、ポータルサイト)のほか、新聞折り込みチラシ、新聞、雑誌、インターネット広告、テレビ、ラジオ等の媒体への広告、各種印刷物等の販売促進ツールの企画・制作・販売等、研修・講演会・コンサート・シンポジウム・セミナー等の企画運営や、地域の求人・採用課題の提案として推進する採用管理システム「TalentClip」等のDX化商材販売やクラウドファンディングなどの提案営業を展開しており、これらの社会課題に応えるソリューション事業により、業容拡大を図っております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,796字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、広告業を通して「地域社会への貢献」を理念に、地域経済の活性化のために社会貢献することで発展し続けていくことを目指しております。そのためには、持続的な成長と安定的な収益確保の両立を重視しております。これらを通して企業価値を高め、長期に亘って地域社会、顧客、株主、従業員を含むステークホルダーの期待に応えてまいりたいと考えております。当社が定める経営原則及び理念等は以下のとおりです。 ① 経営原則 我々は、あらゆる地域で、ローカルな事業を営み、グローバルな企業を目指します。 セールスプロモーション事業とメディア事業を通じ、地域住民の豊かさと、顧客の事業展開に尽くし「地域社会への貢献」につとめます。 企業の成長に必要で適正な利潤を得ることにより、従業員と株主に、個人の目的を達成する喜びを与えます。 ② 理念 地域社会への貢献 ③ 社是 人が命・人が宝・人が財産 機会損失の排除 ④ 社訓 飲水不忘掘井人 当社は、1978年5月に中日新聞の広告代理店として設立し、広告セールスプロモーション事業を展開してまいりました。1994年に地域フリーマガジン『Kanisan club』を創刊し、自社媒体(メディア)を有する広告会社に業態転換いたしました。以来、新規創刊や増刷及びVC※契約などにより発行部数及び発行エリアを拡大することで、自社メディア事業を強化し収益基盤を安定させることを経営方針としてまいりました。 ※ VC契約とは Voluntary Chain(ボランタリー・チェーン)契約。お互いの経営を尊重し発行元責任を持ちつつ、全世代の読者に安心・安全な各戸配布型の無料情報誌を、ハッピーメディア(R)「地域みっちゃく生活情報誌(R)」ブランドで発行します。この契約により、当社はVC加盟契約先企業より、商標使用料及びシステム使用料を得ております。VC契約を推進する目的は、当社のフリーマガジンの考え方(地域密着・厳格な掲載基準・正確な配布部数・レスポンス重視)に賛同する企業と共同してフリーマガジン事業を全国展開することで、広告事業を通じて地域経済の活性化に貢献するとともに、全国規模の良質なフリーメディア広告インフラを迅速に整備することです。 (2)経営環境・経営戦略等 当社グループは、「広告業を通して地域社会への貢献」という理念に基づき、1994年のフリーメディア事業開始以降、全国のご家庭に地域の生活情報が満載の安心安全なフリーメディアをお届けすることを中長期の経営目標としています。フリーメディア事業における主力商品の『地域みっちゃく生活情報誌(R)』は、2012年に開始したVC事業によるVC加盟社発行も含め、2026年3月末時点で34都道府県/170誌/月間発行部数1,175万部以上を誇る、国内では比類のないポスティング型フリーマガジンとなっており、今後とも、直営およびVC加盟社における発行エリアの全国展開をすすめてまいります。 一方で、当社グループが持続的な成長を遂げる上で、以下の重大なリスクや課題が顕在化しつつあります。 ① 中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー及びサプライチェーンへのリスク 地政学的緊張の長期化は、原油をはじめとする資源・エネルギー価格の急騰を引き起こし、石油製品等の供給不足や調達コストの著しい高騰を招く懸念があります。これは、当社グループの主力商材である情報誌の発行に不可欠な印刷用紙・インク等の製造・調達コストの上昇や、各家庭へのポスティング・配送等にかかる燃料費等の物流コストの増加に直結し、当社の収益を大きく圧迫する重大なリスク要因となります。 ② 国際情勢の悪化が日本経済、とりわけ地方経済に与える波及リスク 資源高や為替変動を背景としたコストプッシュインフレの進行は、生活者の防衛意識を高め、個人消費を減退させかねません。都市部に比べて経済的余力が限られる地方経済において、こうした景気の下振れは地元企業の業績悪化や資金繰りの悪化を招き、当社の主要な顧客層である地域企業の広告宣伝費の削減や広告出稿意欲の大幅な低下をもたらす恐れがあります。 ③ DX推進に伴うシステム障害及びサイバーセキュリティリスクの増大 事業のIT基盤への依存度が飛躍的に高まる中、ランサムウェアをはじめとする巧妙なサイバー攻撃や、予期せぬシステム障害による脅威も同時に増大しています。万一、これらに起因する深刻なシステムの停止や機密情報の漏洩等が発生した場合、長期間にわたる事業の中断や社会的信用の失墜を招き、当社グループの業績に重大な悪影響を及ぼす懸念があります。そのため、多層的なシステム防衛や従業員のセキュリティ教育の徹底など、有事への対応体制強化が不可欠な課題となっております。 これらの課題に対処し、さらなる飛躍を目指すため、当社グループは、次期(第49期)のスローガンを「50X(フィフティー・エックス)」と定めました。次期を、50期直前の事業年度として、次の50年、つまり100年企業となるための転換点/起点として位置づけ、「ハイブリッド広告2.0」や「AI Driven」の推進により、「地域データインフラ企業」として本質的にトランスフォーメーション(X)してまいります。 また、当社グループは、「地域社会への貢献」の理念のもと、2018年11月に岐阜県12誌で実施した「児童虐待防止運動、189(いちはやく)認知度向上キャンペーン」に継続して取り組んでおります。2024年11月には「♯にっぽんオレンジシンボル運動」として全国で推進し、1,500件に及ぶランドマークや行政機関、民間施設からの賛同を得るなど、全国の拠点で広告メディア事業を営む当社グループだからこそ可能なCSR/CSV活動を展開しております。当社グループは、地域フリーマガジンの媒体特性(高い県内世帯カバー率)を活かした社会課題・地域課題解決の取り組みを今後とも主体的に実施してまいります。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 事業の拡大と収益力の向上 社会のデジタル化が急速に伸展するなか、日本の広告費においても旧来のマスメディア等のオールドメディアから世界的なプラットフォーマー等のデジタル/ネットメディアへのシフトが進んでいます。当社グループは、紙メディアとデジタルメディア双方のメリットを享受できるハイブリッド広告の進化形である「ハイブリッド広告2.0」の推進による自社メディア価値の向上に加えて、官公庁営業の強化による行政との地域課題解決にかかる諸施策の協働や、採用管理システム「TalentClip」等の地域広告主の経営課題解決に資する「DX商材」の充実などにより、地域経済の活性化や課題解決を通じた当社グループの収益力の向上を図ってまいります。 ② DX化とAIの活用の強化推進 デジタル社会への急速なシフトと、印刷や配布等の原価上昇や人件費を主とする経費増加等のマクロ経済的な課題に対して、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進による営業・業務効率の向上が最優先課題であると考えております。当社グループは、自社独自で開発した広告制作およびCRMシステム「C-Brain」により、収集したリアル実践データの分析・解析と、AIによる効果的な広告制作機能を追加したシステム「CAI(解)」の活用で営業効率を向上させると共に、ネットワーク環境及びグループウェアや利用アプリケーションの見直し等のITインフラを改善することにより、業務効率の向上を図ってまいります。 ③ 人的リソースの確保及び育成 当社グループは、国内全ての都道府県において地域フリーマガジンを発行するという経営目標を掲げており、地域・社会の広告ニーズを的確に捉えた提案力を備えた人材を確保・育成することが重要な経営課題となっております。こうした必要な人材を確保するため、新卒採用に加え中途社員の採用を随時実施しており、各種研修やOJTを中心とした徹底した社員教育を実施するとともに、公的資格取得の支援制度を実施しております。今後も、従業員評価の適正化を図るため目標設定及び人事査定方法の明確化の実施による事業貢献の向上と、成長戦略に沿った最適な労働分配を図るための戦略的な人材開発を継続的に実現してまいります。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは経営上の目標を示す客観的な指標(KPI)として、月間発行部数、売上高、営業利益、売上高営業利益率を目標数字として業績管理しております。当社グループは、VC加盟社とともに、全国5,000万世帯に、ハッピーメディア(R)『地域みっちゃく生活情報誌(R)』を直接お届けすること、上場基準が高い東京証券取引所プライム市場の数値基準を可能な限り早期に達成することを、業績や市場評価にかかる中期的な数値目標と認識しており、その目標達成のための中期的な目標として、営業利益1,000,000千円、売上高営業利益率10%を目指します。
事業等のリスク4,781字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 以下には、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、事業上のリスクとして具体化する可能性は必ずしも高くないと見られる事項を含め、投資家の投資判断上重要と考えられる事項については、投資家及び株主に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 地方景気動向の影響に関するリスク 企業の広告費は、一般的に景況に応じて調整されるため、景気動向の影響を受けやすい傾向があります。このため、当社グループのメディア展開エリアにおける地方景気が悪化した場合、地域広告主の広告支出を減少させる要因となり、当社グループの売上が減少する可能性があります。この対応として当社グループはコスト削減等の対応により収益性確保を図りますが、売上減少の影響を完全に回避できるものではなく、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 拠点展開計画、グループ会社の増加について 当社グループのメディア事業は、当社の知名度及び収益力の向上と地域経済の活性化をねらい、地域フリーマガジンの発行エリア拡大を目的に、基本的には年次計画に基づき拠点展開に経営資源を投入していく方針です。また、今後もエリア戦略等の事業戦略や経営戦略上必要と判断したM&A等により、グループ会社が増加する可能性があります。 しかし、新たに発行したフリーマガジンにおいて計画どおりの広告掲載が得られず、投下資本の回収までに長期間を要するような場合や、大規模な拠点展開計画の修正を行った場合、更には連結対象となったグループ会社の業績が計画を著しく下回った場合など、当社グループが目指す中長期的な事業展開に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 競合について 当社グループは「地域密着」を特徴とした事業展開を行っており、地域フリーマガジンにおいては、「一軒一軒手配り」、「全世代が安心して読める」、「ご当地の話題」、「クーポン・サービスの反響」の4つのこだわりをモットーに、地域経済の活性化に役立ち、読者に愛されるフリーマガジン制作を心掛け、競争優位性の確保に取り組んでおります。また、広告集稿・編集・印刷という発行プロセスの効率化を図り、発行コストの優位性の確保にも努めております。 しかし、それぞれの発行エリアに競合誌が存在する場合、もしくは将来的に出現する可能性が高い場合、競合の状況変化による広告掲載件数や、掲載単価の低下等が生じる可能性があり、売上の減少により、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 広告メディアのデジタル化について 広告市場においてデジタルメディアの成長は著しく、広告主は従前より多様な広告手段を選択できる環境となっています。 当社グループの主力事業である地域フリーマガジンは、紙のメディアとして展開する各戸配布(ポスティング)型フリーマガジンである一方、急速に拡大するデジタルメディア需要に応えるため、次期(49期)のテーマを「AI Driven」とし、実践データとAIで反響のでる広告を作る集団を目指すことで自社メディア価値の向上に取り組んでおります。 しかし、今後当社グループの想定を超えてデジタルメディアが成長し、適切に対応できない場合、広告収入の減少等を通じて、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 天災地変等について 当社グループは、北海道、宮城県、山形県、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、富山県、福井県、山梨県、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県、大阪府、奈良県、和歌山県、鳥取県、広島県、福岡県、佐賀県で拠点を展開しており、これらのエリアにおいて大規模な地震、風水害等の自然災害やテロ、その他不測の事態により、当該エリアの拠点や人的資源等において直接の被害、あるいはVC契約先や印刷業務、及びフリーマガジンの配布業務を委託している外注先等が被害を被り、事業活動に支障が生じる可能性があります。当社グループでは、リスク管理規程において緊急事態対応等を定めるとともにBCP導入の検討を進めていますが、当該リスクを完全に排除できるものではなく、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 人材の採用、教育について 当社グループでは、メディア広告事業を核とした積極的な事業展開をしており、毎年、営業戦力となる優秀な人材の採用を行うとともに、能力・スキルアップのための教育研修カリキュラムを通年で実施しております。 しかし、採用及び教育研修が計画どおりに進捗せず、あるいは事業拡大計画に応じた優秀な人材確保ができない場合、当社グループの事業計画及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7) 知的財産権について 当社グループが制作する広告等には、第三者の著作権・商標権、出演者等の肖像権その他の多様な知的財産権が含まれており、広告制作に際しては、契約時にこれらの権利の帰属、範囲及び内容等を明確にし、知的財産権を侵害しないよう細心の注意を払っております。 しかし、当社グループの何らかの業務行為等が、上記のような知的財産権の侵害に至り、差止請求・損害賠償請求等を受ける可能性は排除できず、そのようなことがあった場合には、当該請求自体による支出等のほか、当社グループの社会的信頼が失われるなどして、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 有利子負債残高について 当社グループの資金調達の状況は、負債純資産合計に占める有利子負債の比率が2026年3月末では23.6%となっております。 今後の事業展開や経済情勢、経営環境の変化等によって、機動的に資金調達を行うこともあり、有利子負債の比率が高まり金利負担が増加する場合や、調達金利が上昇するようなことがあった場合には、資金調達コストの増加により、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9) 資金調達について 資金調達に際しては、当社グループは特定の金融機関に依存することなく、複数の金融機関と友好的な関係を継続しておりますが、何らかの理由により資金調達に支障が生じた場合、当社グループの事業展開を妨げる可能性があります。 (10) 個人情報について 当社グループは、広告の取り扱い、及び通信販売事業や「フリモ」アプリ等の運営に関連して、個人情報等を取得しておりますが、取得した個人情報については利用目的を明示し、その範囲内でのみ利用しております。 また、その管理につきましても情報の機密を保持し、セキュリティを確保するために個人情報保護管理責任者をはじめ、個人情報保護監査責任者によるチェックを行う個人情報管理体制を整備しております。しかし、外部からの不正アクセス等による不測の事態によって、個人情報が社外に漏洩する可能性は排除できず、そのようなことがあった場合には、当社に対する社会的信用の低下や損害賠償請求等により、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (11) 与信リスクについて 当社グループは、取引先に対し、与信リスクを回避するため与信管理体制の強化と滞留把握の徹底等、債権金額に合わせた様々な施策を講じており、多額の回収不能はここ数年発生しておりませんが、今後大口の取引先において信用状況の悪化や経営破綻等が発生し、その債権が回収できないこととなった場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (12) 不適切な広告掲載によるリスク 当社グループが取り扱う広告につきましては、その広告内容が法令に抵触せず、さらに当社及び広告を掲載する媒体の掲載基準を満たす場合のみ掲載する方針として品質管理を徹底しております。 しかしながら、広告を掲載したのちに、当該広告が景品表示法等の法令に抵触したり、当社グループ及び媒体の掲載基準を満たさないことが判明する可能性は排除できず、そのようなことがあった場合には、法的責任の発生や社会的信用の低下により、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (13) 健康食品及び化粧品の安全性によるリスク 当社グループは通信販売事業において、健康食品及び化粧品等を取り扱っております。これらの販売した商品に法令違反又は瑕疵等があり当該商品の安全性等に問題が生じる可能性は排除できず、そのようなことがあった場合には、監督官庁による処分に加え、商品回収や損害賠償責任等の費用の発生、当社グループの通信販売サイトへの社会的信用が低下することによる販売の減少等により、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (14) 減損会計について 当社グループは、2006年3月期から減損会計を適用し、保有資産の時価や資産の収益性の確認を定期的に行っておりますが、当該資産の時価の下落や収益性の悪化等により、投資額の回収が見込めなくなった場合、減損損失を計上する可能性があります。減損損失を計上した場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (15) 業績の季節的変動について 当社グループの業績は、第3四半期及び第4四半期において、他の四半期に比べて売上高が増加する傾向にあります。これは事業拡大のため採用した新卒社員の育成効果が業績に表れるのが下半期になることや、メディア広告事業は忘新年会シーズンにあたることから第3四半期に飲食店等からの広告の受注が増加すること及び行政・民間企業等からの受注が第4四半期に増加する傾向があるためであり、第2四半期までの業績が、年間の業績の動向を示さない可能性があります。 当連結会計年度及び前連結会計年度における四半期毎の売上高及び営業利益の推移は、次のとおりです。 (2025年3月期連結会計年度) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 売上高 (千円)   2,711,141   2,768,344   2,842,412   3,011,081   11,332,980 (構成比 %)   (23.9)   (24.4)   (25.1)   (26.6)   (100.0) 営業利益(千円)   25,609   71,742   51,910   160,530   309,792 (構成比 %)   (8.3)   (23.2)   (16.7)   (51.8)   (100.0) (2026年3月期連結会計年度) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   通期 売上高 (千円)   2,648,530   3,050,617   3,126,520   3,327,761   12,153,429 (構成比 %)   (21.8)   (25.1)   (25.7)   (27.4)   (100.0) 営業利益(千円)   △27,632   53,479   108,003   253,005   386,856 (構成比 %)   (△7.1)   (13.8)   (27.9)   (65.4)   (100.0)
経営成績の分析 (MD&A)4,453字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)における日本経済は、資源・エネルギー価格の高騰等によるコストプッシュインフレが進行しつつも、雇用や所得環境の改善により回復基調で推移していましたが、本年2月末からの中東情勢の緊迫化により年度末にかけて急激に不透明感を増すこととなりました。また、株式市場の好調や都市圏での景況感・住宅価格等の上昇の一方で、都市圏と地方との所得格差の拡大や、少子高齢化を背景とした人手不足の深刻化、中小企業や地方自治体におけるDXの遅延、更には企業倒産件数の増加など、日本経済が直面している課題である「二極化」が全国地域で顕在化しております。 このような経済環境の中、社会全体のデジタル化が一段と進展しており、当社グループが属する広告メディア業界においても情報伝達や広告手法の多様化の一方で、世界的なITプラットフォーマーへのデジタル情報の集約・蓄積が急速に進んでおります。当社グループは、「広告業を通して地域社会への貢献」という理念のもと、地域密着の強みと日本最大級のフリーメディア配布網を最大限に活かした、地域に不可欠な広告プラットフォーマーとしての取り組みを推し進めております。具体的には、今期のスローガンに「Data Driven Innovation」を掲げ、自社開発システム「C-Brain」にAIによる効果的な広告制作機能「CAI(解)」を実装し、本格運用を開始しました。これにより、膨大な実践データに基づく訴求力の高い広告提案や、営業活動の抜本的な業務効率化、生産性向上を実現しております。そして、全世代に安心・安全な情報を各家庭に直接届ける紙媒体の到達力と、デジタルの利便性・双方向性を掛け合わせた「ハイブリッド広告」をさらに進化させ、クライアントの多様なニーズに応える付加価値の高いサービスを提供してまいりました。 さらに、地域企業が抱える最も深刻な課題である人手不足を解消すべく、求人分野の大幅な強化を図りました。当期7月には株式会社中広ワークイン(以下、「中広ワークイン」という)を新たに連結子会社化し、同社が展開する求人メディア『Workin』やウェブ版『Workin.jp』、採用管理システム『TalentClip』等と連携することで、グループのシナジーを活かした強力な求人・採用課題解決の提案体制を構築しました。また、児童虐待防止を啓発する「#にっぽんオレンジシンボル運動」の全国展開を一層強化するなど、地域の生活インフラとして社会課題の解決に資する事業活動を積極的に展開してまいりました。 以上の結果、直営誌の生産性向上を趣旨とした発行エリアの見直し等により当社単体の売上高は7,324,300千円と前年同期比3.5%減少したものの、中広ワークインとの一体化等により当連結会計年度の売上高は12,153,429千円(前年同期比7.2%の増加)となりました。利益面では、印刷費や配布費等の原価及び人件費を主とする販売費及び一般管理費の上昇にも関わらず、DXとAIの活用による生産性・業務効率向上の取り組みが、特に当社単体にて売上総利益率(43.7%→46.8%)、営業利益率(3.0%→4.5%)の改善などの成果となり、当社グループの売上総利益は5,768,164千円(前期比14.5%の増加)、営業利益は386,856千円(前期比24.9%の増加)、経常利益は401,186千円(前期比24.4%の増加)となるなど、5期連続の増収増益を達成いたしました。また、特別利益として投資有価証券売却益を計上した一方、特別損失として貸倒引当金繰入額を計上したこと及び法人税、住民税及び事業税が増加したこと等から、親会社株主に帰属する当期純利益は188,319千円(前期比15.0%の増加)となりました。 なお、当社グループは、「メディア広告事業」の単一セグメントのため、セグメントごとの記載を省略しております。 当社グループの当連結会計年度末における総資産は、5,527,337千円(前年度末から458,342千円の増加)となりました。流動資産は3,878,749千円(前年度末から265,007千円の増加)となり、これは主に、現金及び預金が173,661千円、受取手形及び売掛金が112,636千円増加したためです。 固定資産は1,648,588千円(前年度末から193,334千円の増加)となり、これは主に、投資有価証券が52,329千円、投資その他の資産のその他が54,514千円、無形固定資産のその他が43,974千円、建物及び構築物が32,295千円増加したためです。 当連結会計年度末における負債の残高は、3,245,380千円(前年度末から290,233千円の増加)となりました。流動負債は2,572,154千円(前年度末から220,567千円の増加)となり、これは主に、買掛金が44,362千円減少したものの、流動負債のその他が98,629千円、未払消費税等が56,543千円、未払法人税等が56,120千円及び賞与引当金が21,066千円増加したためです。 固定負債は673,225千円(前年度末から69,666千円の増加)となり、これは主に、長期借入金が24,591千円、資産除去債務が24,119千円及びリース債務が16,895千円増加したためです。 当連結会計年度末における純資産の残高は2,281,957千円(前年度末から168,109千円の増加)となりました。これは、利益剰余金が106,719千円、その他有価証券評価差額金が44,560千円及び非支配株主持分が16,829千円増加したためです。この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は39.3%(前年度末から0.6ポイントの減少)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、759,360千円(前年度末から218,990千円の増加)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕 営業活動の結果得た資金は、471,662千円(前期は7,278千円の収入)となりました。これは主に、法人税等の支払127,664千円及び仕入債務の減少38,394千円等資金の減少要因があった一方、税金等調整前当期純利益383,448千円、減価償却費107,770千円、貸倒引当金の増加62,730千円及び未払消費税等の増加56,543千円等資金の増加要因があったためです。 〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕 投資活動の結果使用した資金は、206,801千円(前期は246,019千円の支出)となりました。これは主に、定期預金の払戻により2,309,540千円の収入があった一方、定期預金の預入により2,264,211千円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得により206,666千円及び有形固定資産の取得により62,467千円を支出したためです。 〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕 財務活動の結果使用した資金は、45,870千円(前期は22,632千円の支出)となりました。これは主に、長期借入により200,000千円の収入があった一方、長期借入金の返済により170,565千円及び剰余金の配当により81,526千円を支出したためです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当社グループは、メディア広告事業を主体としており生産実績を定義することが困難であるため、生産実績の記載はしておりません。 b. 仕入実績 当社グループは、メディア広告事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 セグメントの名称   仕入高(千円)   前年同期比(%) メディア広告事業   6,376,990   +1.3 c. 受注実績 当社グループは、受注生産を行っていないため受注実績の記載はしておりません。 d. 販売実績 当社グループは、メディア広告事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) メディア広告事業   12,153,429   +7.2 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 キャッシュ・フローの分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、事業活動のための資金の財源として、主に手元の資金と営業活動によるキャッシュ・フローによっており、事業拡大を継続するために必要な運転資金及び設備投資のための資金を金融機関からの借入により調達します。当連結会計年度末時点において、有利子負債残高は1,303,383千円、資金の手元流動性については現金及び預金残高が2,077,765千円と月平均売上高に対し2.1ヶ月分となっており、資金の流動性は確保されていると考えております。 ③ 連結財務諸表の作成に当たって用いた重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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