概要
株式会社Schooは、2011年に設立されたオンライン学習サービス企業である。主力の法人向け研修サービス「Schoo for Business」が売上高の90%超を占め、個人向け「Schoo for Personal」や高等教育機関向け「Schoo Swing」も提供する。2025年9月期の売上高は34億円、営業利益3億円、当期純利益2億円。2024年10月に東京証券取引所グロース市場に上場し、従業員数は191名。ミッションに「世の中から卒業をなくす」を掲げ、学びの障壁を取り除くことを目指す。
売上高の9割を占める法人向け研修サービス
当社の主力サービスは法人向けオンライン研修「Schoo for Business」であり、全社売上高の90%超を占める。2015年3月の提供開始から累計4,500社以上に導入され、利用料は月額1IDあたり税込1,815円(ボリュームディスカウント有り)、初期費用は税込121,000円である。新入社員から管理職まで200以上の研修テンプレートを用意し、階層別・職種別のカリキュラムを提供する。2023年12月には経産省デジタルスキル標準に準拠したDXスキル診断機能を標準搭載し、個人や組織のDX課題を可視化する。さらに、40ID以上の契約企業には専属のカスタマーサクセス担当が導入から3ヶ月間伴走する。2025年からは大企業向け組織変革コンサルティング「Enterprise Drive」の本格展開を開始し、学習を起点とした人材育成・組織変革を総合的に支援する。
コミュニティ型の個人向け学習サービス
個人向けサービス「Schoo for Personal」は、2012年1月に「schoo WEB-campus」として提供を開始し、現在は「Schoo」の名称で運営される。スマートフォンやPCで受講可能で、生放送授業に対してチャットで講師や他の受講生とリアルタイムにコミュニケーションを取れる点が特徴である。各授業には「受講生代表」と称する当社社員が参加し、ファシリテーターとして授業をデザインする。無料のオープン会員は生放送参加やコミュニケーション機能を利用でき、有料のプレミアム会員(月額税込980円)は全ての録画授業や限定生放送が視聴可能である。2025年9月末時点の有効会員数は約135万人に達し、双方向の学習環境による「共に学び続ける仲間」を創出している。
高等教育機関向けプラットフォーム「Schoo Swing」
2021年9月にリリースされた「Schoo Swing」は、大学などの高等教育機関向けクラウドベースの学習管理プラットフォームである。オンライン授業配信ツール、コンテンツ管理システム(CMS)、学習管理システム(LMS)が一体となっており、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド教育を一つのツールで実現する。特徴として、①ハイブリッド教育の柔軟な実現、②独自の双方向学習機能による教員と学生のコミュニケーション、③学修データの取得・分析による授業と経営の質向上を掲げる。2025年9月末時点で累計47校の導入実績を持つ。サービス名には、学生が学びを武器に羽ばたく(wing)と、社会に出た後に再び大学に戻ってきてほしい(swing)という願いが込められている。
地域創生と自治体連携による事業拡大
当社は「学び」を起点に地方創生を実現するため、地方自治体との連携を積極的に進めている。2021年5月には鹿児島県奄美市および奄美大島内4町村と地方創生推進の包括的パートナーシップ協定を締結し、地元企業の事業促進や個人の稼得能力向上を支援する。2025年10月には地域共創型人材育成サービス「Schoo Mesh」の提供を開始した。また、2025年2月には移住転職コミュニティ「LoLLL(ロール)」を提供開始し、人の移動と学びを組み合わせた新たなサービスを展開する。これらの取り組みは、少子高齢化が進む地域社会の経済活性化に貢献することを目的としている。
業界の中での役割はオンライン教育サービスプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01法人企業主力
法人向けオンライン研修サービス「Schoo for Business」を提供。自律型人材育成を支援し、200以上の研修テンプレート、DXスキル診断、カスタマーサクセス支援などを行う。累計4,500社以上に導入され、全社売上の90%超を占める主力事業。
- Schoo for Business
- オンライン研修サービス。階層別・職種別研修テンプレート、生放送授業、オンライン集合学習機能、管理画面による受講管理・分析機能を備える。
- Enterprise Drive
- 大企業向け組織変革コンサルティングサービス。学習活動を起点に、組織変革のプロセス設計から実装、効果検証までを支援する。
02個人準主力
個人向けオンライン学習サービス「Schoo for Personal」を提供。生放送授業とチャットによる双方向学習が特徴で、プレミアム会員には録画授業の見放題などの特典がある。
- Schoo for Personal
- オンライン学習サービス。生放送授業への参加、録画授業の視聴、コミュニティ機能などを提供。
03高等教育機関・社会人教育事業者副次
大学など高等教育機関向けに学習管理プラットフォーム「Schoo Swing」を提供。オンライン授業配信、コンテンツ管理、学習管理を一元化し、ハイブリッド教育や双方向学習を支援する。累計47校の導入実績。
- Schoo Swing
- クラウド型学習管理プラットフォーム。オンライン授業配信、CMS、LMSを統合し、教育のDX化を支援する。
製品と技術
法人向け研修「Schoo for Business」の機能と特徴
「Schoo for Business」は、自律型人材を育成するオンライン研修サービスである。階層別・職種別の研修テンプレートを200以上用意し、新入社員から管理職まで体系化されたカリキュラムを提供する。第一線で活躍する現役ビジネスパーソンが講師を務め、生放送授業ではチャットで質問が可能。オンライン集合学習機能により、同時視聴やチャット、リアクションを通じて社員同士のコミュニケーションを促進する。研修管理者向けには視聴履歴の管理・分析機能やレポート提出機能を備え、個々の学習傾向を可視化。2023年12月に追加されたDXスキル診断機能は、経産省デジタルスキル標準に準拠した設問形式でスキルを測定し、診断結果に応じた授業をレコメンドする。また、40ID以上の契約企業には専属カスタマーサクセス担当が3ヶ月間伴走し、導入初期の課題解決を支援する。
個人向け「Schoo for Personal」の双方向生放送授業
「Schoo for Personal」は、生放送授業と双方向コミュニケーションを核とする個人向けオンライン学習サービスである。毎日約60分の生放送授業を配信し、受講生はチャット機能で講師や他の受講生とリアルタイムに交流できる。各授業には当社社員が「受講生代表」として参加し、ファシリテーター役を務めることで、安全で包摂的な学習環境を創出する。授業は「ビジネス基礎力」「デジタルリテラシー」「デザイン力」「AI時代の人間力」「リベラルアーツ」の5領域に分類され、時代にリンクした学びを提供する。無料のオープン会員は生放送参加が可能で、有料のプレミアム会員(月額税込980円)は録画授業や限定生放送が視聴できる。2025年9月末時点の有効会員数は約135万人。
高等教育機関向けLMS「Schoo Swing」の一元管理機能
「Schoo Swing」は、大学などの高等教育機関向けに開発されたクラウドベースの学習管理プラットフォームである。オンライン授業配信ツール、コンテンツ管理システム(CMS)、学習管理システム(LMS)が統合されており、対面授業とオンライン授業を柔軟に組み合わせたハイブリッド教育を一つのツールで実現する。特徴的な機能として、教員と学生が双方向にコミュニケーションを取れる独自の機能、および学修データの取得・分析による授業改善と経営の質向上を挙げる。2021年9月のリリースから2025年9月末までに累計47校が導入。サービス名には、学生が学びを武器に羽ばたく(wing)と、社会に出た後に再び大学に戻ってきてほしい(swing)という願いが込められている。
内製で蓄積された9,000本以上の学習コンテンツ
当社の強みの一つは、創業以来10年以上にわたって内製で蓄積してきた約9,000本の学習コンテンツである。コンテンツの企画・制作から配信までを一貫して自社で行い、毎日約60分の生放送授業と月50本以上の新規コンテンツを制作する体制を構築している。スタジオにはベテランの放送技術スタッフが常駐し、構成演出や台本作成から収録までを手がける。コンテンツは「ビジネス基礎力」「デジタルリテラシー」「デザイン力」「AI時代の人間力」「リベラルアーツ」の5つの学習領域で体系化され、最新トレンドを反映した実践的な学びを提供する。この豊富なコンテンツは、法人向けと個人向けの両サービスに共通して利用され、スケールメリットを生み出している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
売上急成長、収益改善中
Schooはサービス業に属し、売上高は2023年9月期20億円から2025年9月期には34億円へと大幅に増加しており、営業利益率も3.45%から8.82%へと改善している。同社は教育関連サービスを展開し、業界内では小規模な新興企業として位置づけられる。競合であるジンジブやイシンと比較して規模は小さいが、成長率は際立って高い。一方で、売上高は34億円と小さく、業界内でのシェアは限定的。今後はさらなる成長スピードと収益の安定化が課題となる。
強み
- 売上高が20億円から34億円へと約1.7倍に急成長。
- 営業利益率が3.45%から8.82%へ上昇し、収益構造が改善。
- 小規模のため、市場変化への対応が迅速。
- 教育サービス需要は堅調で、成長余地がある。
課題
- 売上高34億円は業界内で小さく、存在感が薄い。
- 営業利益率は改善したが、今後の維持・向上が課題。
- 大手企業との競争が激しく、差別化戦略が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がSchoo
時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 264ASchoo | 38億円 | 37.0倍 |
| 2 | 4833Def consulting | 38億円 | — |
| 3 | 2481タウンニュース社 | 38億円 | 8.2倍 |
| 4 | 7037テノ.ホールディングス | 38億円 | 28.7倍 |
| 5 | 9256サクシード | 38億円 | 15.7倍 |
| 6 | 5868ロココ | 38億円 | 27.6倍 |
| 7 | 9778昴 | 38億円 | 80.5倍 |
| 8 | 6090ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ | 37億円 | 17.3倍 |
| 9 | 7353KIYOラーニング | 37億円 | 9.4倍 |
| 10 | 2139中広 | 37億円 | 18.9倍 |
| 11 | 9561グラッドキューブ | 37億円 | 66.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 24件
個人向け学習サービスで創業した2011~2012年
当社は2011年10月、東京都渋谷区恵比寿に株式会社schooとして設立された。2012年1月には消費者向けオンライン学習サービス「schoo WEB-campus」をリリースし、生放送授業を中心とした双方向型の学習プラットフォームを提供開始した。同年10月にはプレミアムサービスを開始し、有料会員向けに録画授業の視聴や限定コンテンツを提供する体制を整えた。創業当初から「世の中から卒業をなくす」というミッションを掲げ、学びの継続を支援するサービスを目指した。社名は「SCHOOL」から「L」を除いた造語であり、終わりのない学びを象徴している。
スタジオ開設と大学連携でコンテンツ基盤を強化した2013~2014年
2013年3月、東京都渋谷区桜丘に自社スタジオを開設し、生放送授業の制作体制を強化した。2014年1月にはiOSアプリ「スクー生放送」をリリースし、スマートフォンでの視聴環境を整えた。同年6月には東京大学および法政大学と連携し、大学の授業をプラットフォーム上で配信する取り組みを開始。これにより、高等教育機関との連携を通じてコンテンツの多様化と信頼性向上を図った。2015年3月には全国10大学と連携し教養科目の生配信を実施するまでに拡大し、学びの場としての基盤を固めた。
法人向けサービス開始と商号変更で事業転換した2015~2016年
2015年3月、当社は「schoo WEB-campus」の法人向けビジネスプラン(現「Schoo for Business」)の提供を開始した。これにより個人向けから法人向けへと事業の軸を広げ、以降、法人向けサービスが売上の大部分を占めるようになる。同年3月には本店を渋谷区道玄坂に移転し、スタジオも同所に移転。2016年10月には商号を「株式会社Schoo」に変更(頭文字を大文字化)し、サービス名称も「schoo WEB-campus」から「Schoo」へ統一した。この時期に、法人向けを主力とする現在のビジネスモデルの基礎が確立された。
KDDIとの提携と地方創生への展開(2019~2021年)
2019年9月、KDDI株式会社と資本業務提携を締結した。地方創生・地域活性化への取り組みが契機となり、通信インフラと連携した学習サービスの提供を目指す。2020年2月には本社を渋谷区鶯谷町に移転。2021年5月には鹿児島県奄美大島の5市町村と地方創生推進の包括的パートナーシップ協定を締結し、地域密着型の学びの支援を開始した。2021年9月には高等教育機関向けDX支援サービス「Schoo Swing」をリリースし、法人・個人に加えて教育機関という新たな顧客セグメントを開拓した。
東証グロース上場と新サービス群の投入(2024~2025年)
2024年10月、当社は東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場に伴い新株発行により資金調達を行い、財務基盤を強化。2025年2月には移住転職コミュニティ「LoLLL」を提供開始し、学びとキャリアを結びつける新サービスを展開。同年5月にはスタジオを渋谷区桜丘町に移転し、コンテンツ制作体制を刷新した。2025年10月には地域共創型人材育成サービス「Schoo Mesh」を開始し、地方自治体との連携をさらに深化させた。2025年9月期の売上高は34億円、営業利益3億円と過去最高を記録し、成長軌道を継続している。
年表24件を開く
2010年代
- 2011年10月創業東京都渋谷区恵比寿に株式会社schooを設立
- 2012年1月消費者向けオンライン学習サービス「schoo WEB-campus」をリリース
- 2012年10月「schoo WEB-campus」のプレミアムサービスを提供開始
- 2013年3月東京都渋谷区桜丘にスタジオを開設
- 2014年1月「schoo WEB-campus」の生放送授業の視聴に特化したiOSアプリ「スクー生放送」をリリース
- 2014年6月東京大学・法政大学と連携し授業配信を実施
- 2015年3月東京都渋谷区道玄坂に本店を移転
- 2015年3月全国10大学と連携し教養科目の生配信を実施
- 2015年3月「schoo WEB-campus」の法人向けビジネスプラン(現「Schoo for Business」)を提供開始
- 2015年4月iOSアプリ「スクー生放送」をリニューアルし、「schoo WEB-campus」のiOSアプリをリリース
- 2015年5月東京都渋谷区道玄坂にスタジオを移転
- 2015年9月「schoo WEB-campus」のAndroidアプリをリリース
- 2015年10月学習環境の格差軽減に貢献することを目的に地方自治体との連携開始
- 2016年10月商号変更商号を頭文字を大文字とした「株式会社Schoo」に変更
- 2016年10月サービス名称を「schoo WEB-campus」から「Schoo」へ変更
- 2018年2月法人向けの学習動画制作サービスを提供開始
- 2019年9月地方創生・地域活性化への取り組みを契機にKDDI株式会社と資本業務提携
2020年代
- 2020年2月東京都渋谷区鶯谷町に本社移転
- 2021年5月奄美大島5市町村と地方創生推進の包括的パートナーシップ協定を締結
- 2021年9月高等教育機関向けのDX(デジタルトランスフォーメーション)支援サービス「Schoo Swing」をリリース
- 2024年10月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2025年2月移住転職コミュニティ「LoLLL(ロール)」を提供開始
- 2025年5月東京都渋谷区桜丘町にスタジオを移転
- 2025年10月地域共創型人材育成サービス「Schoo Mesh」を提供開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
マーケティングとセールスの強化
大企業及び中堅企業への「Schoo for Business」導入拡大を成長戦略の柱とし、Web広告や組織営業力の強化に加え、SaaSプロダクトと顧客課題に寄り添うオプションサービスを組み合わせて顧客ニーズへの対応力を高める。
- 02
カスタマーサクセス体制の強化
導入初期の課題解決と継続的な運用サポートにより顧客の利用継続とアップセルを促進。初回は一部導入から開始し、全社導入へのアップセルでARPA向上を図り、MRRを高める戦略を進める。
- 03
新規サービスの展開
教育産業の急速な変化に対応し、オンライン学習サービスと連関する新サービスの商品化を進め、持続可能な新たな価値を創造する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 2期分
グループ全体で191人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は651万円で、1期前と比べて+7.0%。平均年齢は36.2歳、平均勤続年数は2.8年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年9月 | 609 | 35.3 | 2.7 | 167 | 60 |
| 2025年9月 | 651 | 36.2 | 2.8 | 191 | 157 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達840万円IT・情報セキュリティ等の学習サービスライセンス購入こども家庭庁 · 2025-01-09
- 調達102万円オンライン学習サービス提供業務外務省 · 2024-09-19
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は34億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+17.2%、利益が+200.0%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 39億円 | 34億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 3億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
4期分
直近は2026年3Qで、売上は9億円、営業利益は0億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年2Q | 17 | 2 | 11.8 | 1 |
| 2025年4Q | 17 | 1 | 5.9 | 1 |
| 2026年2Q | 17 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年3Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2020年9月期からの6期で、売上は5億円から34億円へ6.8倍に増えた。直近期の営業利益率は8.8%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年9月 | 5 | — | −1 | — | −1 |
| 2021年9月 | 10 | — | −4 | — | −4 |
| 2022年9月 | 13 | — | −8 | — | −8 |
| 2023年9月 | 20 | — | −7 | — | −7 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2024年9月 | 29 | 1 | 1 | 3.4 | 2 |
| 2025年9月 | 34 | 3 | 3 | 8.8 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高34億円のうち、営業利益として残るのは3億円で8.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金26.5%9億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金64.7%22億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.8%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 4期分
2025年9月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は29億円で、売上の10.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年9月 | −6 | 0 | 14 | −6 | 17 |
| 2023年9月 | −5 | 0 | 7 | −5 | 19 |
| 2024年9月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 20 |
| 2025年9月 | 2 | −1 | 8 | 1 | 29 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年9月期の総資産は34億円。このうち返さなくてよい自己資本が19億円で、自己資本比率は53.9%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年9月 | 4 | 1 | 3 | 35.4 |
| 2021年9月 | 9 | 4 | 5 | 47.9 |
| 2022年9月 | 18 | 2 | 16 | 13.9 |
| 2023年9月 | 21 | 2 | 19 | 7.9 |
| 2024年9月 | 24 | 6 | 18 | 26.9 |
| 2025年9月 | 34 | 19 | 16 | 53.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中116位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中264位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥301で、1年前と比べて-64.9%。過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 37.0倍 |
| PER (会社予想) | 16.7倍 |
| PBR | 2.07倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月上旬の315円から8月20日には349円まで上昇し、1か月で20.8%高。8月20日には前日比+14.4%の急伸。25日移動平均線(300円)を約16%上回り、75日線(299円)も超え、52週高値883円にはまだ遠い。出来高は8月20日に233万株と直近平均の約6倍で、買いが殺到。RSIは67.5とやや強気。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PERが43.03倍とフォワード19.3倍を大きく上回り、業界平均23.01倍に対しても高い。PBR2.4倍は業界平均3.35倍を下回るが、ROE14%と収益性はあるものの、無配当で配当利回りはゼロ。直近の業績は増収増益だが、成長の持続性に不確実性があり、バリュエーションはやや割高とみる。フォワードPERが大幅な改善予想を示すが、現時点では割高。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 37.0倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 16.7倍 | — |
| PBR | 2.07倍 | 3.51倍 |
| ROE | 14.0% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は順調に伸びており、直近では営業黒字を確保しました。強気派は、学習需要の根強さと、人口減少下でもシェア拡大やオンライン教育の強化で成長を続けると見ます。また、黒字転換が続くことで収益性が改善し、株価のリバウンドが期待されると主張します。一方、弱気派は、少子化による市場縮小の長期的な逆風を重視し、生徒数が伸び悩む可能性を懸念します。さらに、競合塾との差別化が難しく、広告費や人件費の負担が重いと指摘します。また、教育サービスは規制の影響を受けやすい面もリスクです。増収傾向ではあるものの、その質と持続可能性が論点です。
- 黒字化の実現
直近で営業利益が黒字を確保し、業績改善が明確に
- 売上の拡大
売上高が前期比で約2倍に増加し、成長軌道に乗る
- 需要の堅調さ
教育への支出は景気に左右されにくい安定性がある
- 売上高34億円で2期連続増収と成長継続通年影響中
売上高は20億→29億→34億円、直近は前期比17%増と拡大が続く
- 営業利益が3倍増で黒字化定着決算発表後影響強
営業利益は1億円→3億円と3倍増、営業利益率は3.45%から8.82%に改善
- 純損益が赤字から黒字転換継続影響中
純損益は7億円の赤字から純利益2億円へ黒字転換
- 予想PER19倍と成長率を考慮し割安通年影響弱
実績PER43倍に対し予想PER19.3倍とEPS倍増が見込まれる
- 少子化の逆風
対象年齢人口が減少し、市場のパイが縮小する
- 競合との差別化
塾同士の競争で価格やサービスで埋没するリスク
- 収益性の低さ
直近の営業利益率は一桁%で、コスト構造に課題
- 売上高34億円と小規模で競争に脆弱継続影響中
売上高34億円と小規模で、大手参入なら数億円単位の減収もあり得る
- 純利益2億円で無配、株主還元は期待薄決算発表後影響弱
予想配当利回り0%で、純利益2億円を原資に還元は難しい
- 株価1年で53.7%下落と下降トレンド継続影響弱
株価は1年で53.7%下落、下降トレンドが続けば需給が悪化
- 投資拡大で再び赤字転落の恐れ不定影響中
営業利益率8.82%は投資拡大で悪化しやすく、再び赤字に転落する恐れ
- 生徒数
- 売上の基盤であり、増減が業績に直結する
- 講習会受講者数
- 季節イベントの需要と収益への貢献度を測る
- 一人当たり売上
- 客単価の変動が収益性に影響するため
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ5,733人。区分でいちばん多いのは個人・その他で77.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.7%を占め、残る90.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|
| 個人・その他 | 29.5 | 77.7 |
| 外国法人 | 12.1 | 8.0 |
| 金融機関 | — | 6.0 |
| 証券会社 | — | 4.4 |
| 事業法人 | 58.5 | 3.7 |
| 自己株式 | — | 1.5 |
| 外国人個人 | — | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位11者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 森 健志郎 | 18.99 |
| 02 | 池原 諒平 | 13.33 |
| 03 | IF GROWTH OPPORTUNITY FUND 1 , L.P (常任代理人:SMBC日興証券株式会社) | 6.80 |
| 04 | BIG2号投資事業有限責任組合 | 5.79 |
| 05 | あおぞらHYBRID2号投資事業有限責任組合 | 3.83 |
| 06 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 3.31 |
| 07 | 中西 孝之 | 2.39 |
| 08 | 第一生命保険株式会社(常任代理人:株式会社日本カストディ銀行) | 2.02 |
| 09 | 楽天証券株式会社 | 1.64 |
| 10 | 創発の莟1号投資事業有限責任組合 | 1.55 |
| 11 | UNICORNファンド投資事業有限責任組合 | 1.55 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で+102%、1株純資産は2期で+145%。直近期のROEは14.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% |
|---|---|---|---|
| 2020年9月 | −789 | — | — |
| 2021年9月 | −3,066 | — | — |
| 2022年9月 | −195 | — | — |
| 2023年9月 | −172 | — | — |
| 2024年9月 | 32 | 61 | 45.2 |
| 2025年9月 | 14 | 150 | 14.0 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/9期の役員報酬は総額81百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 森健志郎 | 代表取締役社長 | 39 | 2,380,840 |
| 古瀬康介 | 取締役 事業本部本部長 | 50 | 78,750 |
| 中西勇介 | 取締役 管理本部本部長 | 46 | 45,000 |
| 和田圭祐 | 取締役 | 44 | — |
| 保科剛 | 取締役 | 68 | — |
| 服部有希 | 常勤監査役 | 40 | — |
| 芹川太郎 | 監査役 | 44 | — |
| 藤本健一 | 監査役 | 55 | — |
| 﨑田恭平 | 取締役 | 47 | — |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 64 | 64 | 21 |
| 社外取締役 | 3 | 9 | 9 | 3 |
| 監査役 | 1 | 8 | 8 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容4,875字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,569字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,923字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,741字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
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