概要
KIYOラーニングは、オンライン資格取得講座「スタディング」と法人向け社員教育クラウド「エアコース」を主力とする教育テクノロジー企業である。2008年に「通勤講座」として創業、2020年に東証マザーズ(現グロース)に上場。2025年12月期の売上高は50億円、従業員数は118名。個人のキャリア支援と企業の人的資本活用を「ラーニング・テクノロジー」で結ぶプラットフォーム戦略を掲げる。
個人向けと法人向けの二軸ビジネス
当社は「キャリア支援プラットフォーム」と「人的資本活用プラットフォーム」の二つを事業の柱とする。個人向けでは、スマートフォンで学べる資格取得講座「スタディング」を38講座(2025年12月現在)展開し、低価格とAIによる個別最適化が特徴である。法人向けでは、社員教育クラウド「エアコース」が1,286コース(同)の受け放題と自社コース作成機能を提供するSaaS型サービスであり、中小企業から大企業まで導入されている。両プラットフォームは「スタディング連携機能」などで相互に補完し合う。
収益構造と成長軌道
売上高は2016年12月期の2億円から2025年12月期の50億円へと10倍以上に拡大した。営業利益は2020年12月期に黒字転換し、2025年12月期は3億円(前期比42.9%増)を計上。個人向け事業では「現金ベース売上高」と「新規有料登録会員数」を、法人向けでは「契約企業数」と「平均解約率」をKPIとする。売上の計上方法は、受講料を受講期間で按分するため、前受金が負債の主要な増加要因となっている。
ラーニング・テクノロジーによる競争優位
当社は「ラーニング・テクノロジー」と総称する5つの組織能力——学習システム開発力、学習コンテンツ開発力、WEB集客・販売力、ローコストオペレーション、AI・データ活用力——を強みとする。自社スタジオで制作した動画講座と、受講データを基にしたAI機能(「AI実力スコア」「AI学習ナビ」など)により、従来の教室型スクールと差別化された低価格・高品質な学習体験を実現している。
業界の中での役割は個人向けキャリア支援と法人向け人材育成の両面で、学習機会を提供するeラーニングサービス事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 個人向け 資格取得事業 | 42億円 | 84.0% | — | — |
| 法人向け 教育事業 | 8億円 | 16.0% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01個人消費者(資格取得希望者)主力
スマートフォンやPCで受講できるオンライン資格講座「スタディング」を提供。ビジネス・法律・会計・IT・語学など38講座を展開し、低価格と短時間学習を強みとする。AIを活用した個別最適化学習機能や、資格取得後の転職支援サービスも提供。
- スタディング
- オンライン資格取得講座。動画講座・Webテキスト・問題集・AI復習機能などを備え、すきま時間で効率的に学習できる。
- スタディングキャリア
- ダイレクトリクルーティングサービス。資格取得者と採用企業をマッチングし、転職を支援。
- スタディング出版
- 書籍とAI・オンラインを組み合わせた新しい独学スタイルを提案する出版事業。
02法人企業(人事・教育担当)主力
社員教育クラウドサービス「エアコース」を提供。各種標準コースの受け放題に加え、自社コースの作成・配信、集合研修管理など社内教育を一元管理できる。SaaS形態で中小企業から大企業まで幅広く導入されている。法人向けに「スタディング」の販売や生成AIサービス「AirCourse AIナレッジ」も展開。
- エアコース
- 法人向け社員教育クラウドサービス。動画コースの受け放題、自社コース作成機能、学習管理機能を備え、いつでもどこでも受講可能。
- AirCourse AIナレッジ
- 法人向け生成AIサービス。ナレッジ共有機能と連動し、業務でのAI活用を支援。
- 法人向けスタディング
- 資格取得講座「スタディング」を法人向けに提供。社員の資格取得を支援する。
製品と技術
スタディング:AIが個別最適化するオンライン資格講座
「スタディング」はスマートフォン・タブレット・PCで受講可能なオンライン資格講座で、ビジネス・法律・会計・IT・語学など38講座(2025年12月現在)を提供する。特徴は「すきま時間」学習を可能にするマルチデバイス対応、倍速再生、AIによる学習の個別最適化である。具体的なAI機能として、理解度に応じた復習問題を自動生成する「AI問題復習」、リアルタイムで実力を予測する「AI実力スコア」、学習計画を自動生成する「AI学習プラン」などが実装されている。
エアコース:1,286コース受け放題の社員教育クラウド
「エアコース」は法人向けSaaS型の社員教育クラウドで、初期費用無料、ユーザー数に応じた従量課金(ボリュームディスカウント)を採用する。2025年12月時点で1,286の標準コースが受け放題で提供され、コンプライアンス、IT基礎、DX、生成AI活用など企業ニーズの高いテーマをカバーする。自社で撮影した動画をアップロードして簡単にオリジナルコースを作成・配信できる機能も備え、集合研修管理や学習レポート機能により社内教育の一元管理を実現する。
スタディングキャリアとスタディング出版
「スタディングキャリア」は、資格取得者と採用企業・エージェントを直接つなぐダイレクトリクルーティングサービスである。スタディングの登録情報を引き継ぎ、資格を評価する企業からスカウトが届く仕組みで、企業側は成功報酬のみで利用できる。2026年1月開始の「スタディング出版」では、「書籍×AI×オンライン」の新しい独学スタイルを提案し、書店販売とスタディングのオンラインコンテンツを連携させることで、資格学習市場での認知拡大を図る。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
教育サービス、堅調に成長
KIYOラーニングは、個別指導塾や映像授業を展開する教育サービス企業。同業にはジンジブ(人材)やダイブ(旅行)など異業種が多く、教育特化の直接的な競合は限定的。売上高は38億円(2023/12期)→45億円(2024/12期)と増加、営業利益率も4.44%と黒字化。2025/12期も増収増益見込み。業界内では小規模だが、地域密着型の個別指導で一定の支持を得ている。オンライン教育へのシフトや大手学習塾との競争が課題。
強み
- 生徒一人ひとりに合わせた指導で、学習効果と満足度が高い。
- 売上高が2期連続2桁増、収益性も改善傾向。
- 地域に根差した運営で、口コミによる集客が強み。
- 複数の塾ブランドを展開し、多様なニーズに対応。
課題
- 大手個別指導塾や家庭教師サービスとの競合が激しい。
- コロナ禍で加速したオンライン教育への対応が遅れると競争力低下。
- 質の高い講師の採用と定着が成長の鍵となる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がKIYOラーニング
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9256サクシード | 38億円 | 15.7倍 |
| 2 | 5868ロココ | 38億円 | 27.6倍 |
| 3 | 264ASchoo | 38億円 | 37.0倍 |
| 4 | 9778昴 | 38億円 | 80.5倍 |
| 5 | 7353KIYOラーニング | 37億円 | 9.4倍 |
| 6 | 6090ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ | 37億円 | 17.3倍 |
| 7 | 2139中広 | 37億円 | 18.9倍 |
| 8 | 9561グラッドキューブ | 37億円 | 66.8倍 |
| 9 | 6193バーチャレクス・ホールディングス | 37億円 | — |
| 10 | 7044ピアラ | 37億円 | 28.1倍 |
| 11 | 6034MRT | 36億円 | 63.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 14件
「通勤講座」として創業、法人化へ(2008~2010年)
2008年10月、東京都港区六本木で「通勤講座(現スタディング)」の運営を開始し、中小企業診断士講座を開講した。2010年1月に「KIYOラーニング株式会社」として法人化し、同年8月には本社を渋谷区猿楽町に移転。創業間もないこの時期に、オンラインでの資格学習という事業の原型が確立された。
スタジオ新設とエアコースのリリース(2014~2017年)
2014年6月、事業拡張に伴い本社を港区北青山に移転し、動画収録スタジオを新設した。これにより高品質なコンテンツの内製が可能となる。2017年5月には法人向け社員教育クラウド「エアコース」をリリース。個人向けから法人向けへと事業領域を広げ、現在の二軸体制の基盤が整った。
ブランド統一とマザーズ上場(2018~2020年)
2018年12月、個人向け事業のブランド名を「通勤講座」から「スタディング」に変更し、統一したサービス名で市場に打ち出す。同年10月には本社とスタジオを千代田区紀尾井町に移転し、業務効率化を図った。2020年7月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。上場初年度の売上高は15億円と、前年から倍増した。
市場区分変更とAIサービス拡充(2022~2024年)
2022年4月の東証市場区分再編に伴い、グロース市場へ移行。2023年11月にはダイレクトリクルーティング「スタディングキャリア」をリリースし、資格取得後の転職支援に進出。同年12月には法人向け生成AIサービス「AirCourse AIナレッジ」を開始。AI技術を学習・教育サービスに積極的に組み込む方針が明確となった。
赤坂オフィス開設と出版事業への進出(2023~2026年)
2023年12月、事業拡大と増員に対応するため東京都港区に赤坂オフィスを開設。2026年1月には出版事業「スタディング出版」を立ち上げ、「書籍×AI×オンライン」の新しい独学スタイルを提案する。これにより、書店チャネルを通じたブランド認知と顧客接点の強化を狙う。売上高は2025年12月期に50億円に達した。
年表14件を開く
2000年代
- 2008年10月「通勤講座(現「スタディング」)」を東京都港区六本木で運営開始、中小企業診断士講座を開講
2010年代
- 2010年1月「KIYOラーニング株式会社」として法人化
- 2010年8月本社を東京都渋谷区猿楽町に移転
- 2014年6月事業拡張のため本社を東京都港区北青山に移転、動画収録スタジオを新設
- 2017年5月社員教育クラウドサービス「エアコース」リリース
- 2018年10月事業拡張及び業務効率化のため本社及び動画収録スタジオを東京都千代田区紀尾井町に移転
- 2018年12月商号変更個人向け資格取得支援事業のブランド名を「通勤講座」から「スタディング」に変更
2020年代
- 2020年7月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2021年4月事業拡張のため本社及び動画収録スタジオを東京都千代田区永田町に移転
- 2022年4月東京証券取引所市場区分再編に伴い、東京証券取引所グロースに市場区分移行
- 2023年11月ダイレクトリクルーティングサービス「スタディングキャリア」リリース
- 2023年12月事業拡張、増員のため、東京都港区に「赤坂オフィス」開設
- 2023年12月法人向け生成AIサービス「AirCourse AIナレッジ」開始
- 2026年1月出版事業「スタディング出版」開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 現金ベース売上高記載なし
- 新規有料登録会員数(ユニーク数)記載なし
- 法人向け事業における売上高記載なし
- エアコースの契約企業数記載なし
- 平均解約率記載なし
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
資格取得市場でのシェア拡大
AIと受講データを活用した個別最適化学習の提供、ニーズの高い資格ラインナップ拡充、認知・ブランディング強化、既存顧客へのリピート販売強化、キャリア支援サービスとの連携により、合格者シェアの最大化を図る。
- 02
法人向け教育市場の主力事業化
「エアコース」をAI搭載LMSへ進化させ、人的資本活用プラットフォームを構築。機能拡張、コンテンツ強化、販売体制の高度化、事業運営体制の強化、生成AI活用等により、SaaS型eラーニングNo.1を目指す。
- 03
プラットフォーム展開による収益源の多様化
「スタディング」を核にキャリア支援プラットフォーム、「エアコース」を核に人的資本活用プラットフォームを展開。データとAIを活用し、学習からキャリアまで一気通貫でサポート。事業提携やM&Aも検討する。
- 04
技術革新への投資
AIやIT技術を駆使した教育サービスの機能強化、個別最適化学習の提案などに投資し、競争優位性を高め長期的な成長を目指す。
- 05
優秀な人材の確保及び育成
ミッションに共鳴する優秀な人材を採用し、持続的成長を支える人材育成と、次世代リーダーの育成に注力する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で118人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は749万円で、5期前と比べて+40.1%。平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は3.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 535 | 38.0 | 2.3 | 30 | — |
| 2021年12月 | 517 | 36.0 | 2.5 | 41 | — |
| 2022年12月 | 621 | 38.0 | 2.5 | 59 | — |
| 2023年12月 | 650 | 38.0 | 2.4 | 83 | — |
| 2024年12月 | 692 | 39.0 | 2.5 | 104 | 192 |
| 2025年12月 | 749 | 39.0 | 3.0 | 118 | 254 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
- 調達492万円令和5年度ITパスポート・基本情報技術者・応用情報技術者講座ライセンス購入農林水産省 · 2023-05-17
- 調達408万円令和6年度ITパスポート・基本情報技術者・応用情報技術者講座ライセンス購入農林水産省 · 2024-04-05
- 調達302万円令和4年度ITパスポート・基本情報技術者試験講座ライセンス購入農林水産省 · 2022-04-11
- 調達291万円令和7年度ITパスポート・基本情報技術者・応用情報技術者講座ライセンス購入農林水産省 · 2025-04-02
- 調達162万円04-0043-0029総務省職員を対象とした情報処理技術者試験等対策講座の実施総務省 · 2023-03-06
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は50億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+11.1%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 58億円 | 50億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 3億円 |
| 純利益 | 3億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は26億円、営業利益は0億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+13.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 8 | −3 | −37.5 | −3 |
| 2023年2Q | 9 | 2 | 22.2 | 2 |
| 2023年3Q | 11 | 1 | 9.1 | 1 |
| 2023年4Q | 10 | — | — | 1 |
| 2024年1Q | 9 | −3 | −33.3 | −2 |
| 2024年2Q | 11 | 1 | 9.1 | 1 |
| 2024年4Q | 25 | 4 | 16.0 | 3 |
| 2025年2Q | 23 | −2 | −8.7 | −1 |
| 2025年4Q | 27 | 5 | 18.5 | 4 |
| 2026年2Q | 26 | 0 | 0.0 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2016年12月期からの10期で、売上は2億円から50億円へ25.0倍に増えた。直近期の営業利益率は6.0%。売上は9期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 2 | — | −1 | — | −1 |
| 2017年12月 | 4 | — | −1 | — | −1 |
| 個人向け資格取得支援事業のブランド名を「通勤講座」から「スタディング」に変更 | |||||
| 2018年12月 | 6 | — | −2 | — | −2 |
| 2019年12月 | 8 | — | −2 | — | −2 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2020年12月 | 15 | — | 2 | — | 2 |
| 2021年12月 | 23 | — | 1 | — | 1 |
| 2022年12月 | 28 | — | −2 | — | −2 |
| 事業拡張、増員のため、東京都港区に「赤坂オフィス」開設 | |||||
| 2023年12月 | 38 | — | 1 | — | 1 |
| 2024年12月 | 45 | 2 | 2 | 4.4 | 2 |
| 2025年12月 | 50 | 3 | 3 | 6.0 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高50億円のうち、営業利益として残るのは3億円で6.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金16.0%8億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金78.0%39億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.0%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 8期分
2025年12月期は営業CFが7億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは6億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は41億円で、売上の9.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | −1 | −1 | 5 | −2 | 4 |
| 2019年12月 | 1 | 0 | 1 | 1 | 5 |
| 2020年12月 | 7 | −1 | 7 | 6 | 18 |
| 2021年12月 | 4 | −1 | 1 | 3 | 23 |
| 2022年12月 | 3 | −1 | 3 | 2 | 28 |
| 2023年12月 | 6 | −1 | 0 | 5 | 32 |
| 2024年12月 | 4 | −1 | 0 | 3 | 35 |
| 2025年12月 | 7 | −1 | 0 | 6 | 41 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2025年12月期の総資産は50億円。このうち返さなくてよい自己資本が16億円で、自己資本比率は32.1%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 1 | −2 | 3 | — |
| 2017年12月 | 3 | −1 | 4 | — |
| 2018年12月 | 6 | 2 | 4 | 36.2 |
| 2019年12月 | 8 | 1 | 7 | 9.3 |
| 2020年12月 | 22 | 10 | 12 | 44.6 |
| 2021年12月 | 28 | 12 | 16 | 42.7 |
| 2022年12月 | 34 | 10 | 24 | 28.4 |
| 2023年12月 | 40 | 11 | 29 | 27.4 |
| 2024年12月 | 44 | 13 | 31 | 29.8 |
| 2025年12月 | 50 | 16 | 34 | 32.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで534社中124位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中445位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥540で、1年前と比べて-27.2%。過去52週の値幅のなかでは3%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.4倍 |
| PER (会社予想) | 11.2倍 |
| PBR | 2.60倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
AI分析は準備中です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PER 13.1倍は業界平均22.2倍より低いが、PBR 2.69倍は平均2.35倍を上回る。ROE 20.3%と高収益ながら無配で株主還元がなく、成長期待が価格に織り込まれている。割高感はあるが収益力は評価できる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.4倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 11.2倍 | — |
| PBR | 2.60倍 | 3.51倍 |
| ROE | 20.3% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ2,306人。区分でいちばん多いのは個人・その他で73.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.1%を占め、残る79.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 56.0 | 59.8 | 69.5 | 65.6 | 73.0 | 73.1 |
| 事業法人 | 12.9 | 8.8 | 11.2 | 9.7 | 11.5 | 12.3 |
| 金融機関 | 13.4 | 6.6 | 3.6 | 12.4 | 8.4 | 7.9 |
| 外国法人 | 14.1 | 17.5 | 7.4 | 4.7 | 1.9 | 5.2 |
| 証券会社 | 3.4 | 7.2 | 8.2 | 7.5 | 5.2 | 1.5 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.3 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 自己株式 | — | — | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 綾部 貴淑 | 40.08 |
| 02 | ビジョナル株式会社 | 5.93 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.26 |
| 04 | 西村 裕二 | 2.87 |
| 05 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 2.55 |
| 06 | 株式会社MS-Japan | 2.39 |
| 07 | 株式会社マイナビ | 2.10 |
| 08 | 渡部 和幸 | 1.85 |
| 09 | MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) | 1.81 |
| 10 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 1.37 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-12アセットマネジメントOne株式会社新規の大量保有報告4.22%-3.21pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は10期で+100%、1株純資産は8期で+484%。直近期のROEは20.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | −68,073 | — | — | — |
| 2017年12月 | −87,182 | — | — | — |
| 2018年12月 | −44 | 40 | — | — |
| 2019年12月 | −27 | 13 | — | — |
| 2020年12月 | 28 | 149 | 31.6 | 117.8 |
| 2021年12月 | 19 | 175 | 11.5 | 55.7 |
| 2022年12月 | −33 | 143 | — | — |
| 2023年12月 | 17 | 159 | 10.9 | 53.3 |
| 2024年12月 | 31 | 190 | 17.6 | 23.4 |
| 2025年12月 | 43 | 233 | 20.3 | 15.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額71百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 綾部貴淑 | 代表取締役社長 | 54 | 2,752,300 |
| 星野真幸 | 取締役 CHRO・コーポレート 本部長 | 53 | 3,500 |
| 植野和宏 | 取締役(注)1 | 49 | 300 |
| 赤松平太 | 取締役(注)1 | 47 | 300 |
| 藤本賀彦 | 常勤監査役(注)2 | 63 | 1,000 |
| 湯浅奉之 | 監査役(注)2 | 48 | — |
| 佐藤未央 | 監査役(注)2 | 51 | — |
| 中西真理 | — | 46 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 39 | 1 | 41 | 21 |
| 社外取締役 | 6 | 30 | — | 30 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容6,052字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,103字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,174字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,200字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第17期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-24
- 半期報告書半期報告書-第16期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-26
- 半期報告書半期報告書-第15期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
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