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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ピアラ

PIALA INC.7044 · Standard · サービス業

ヘルスケア&ビューティ市場に特化した、EC通販のマーケティング支援企業。

概要

ピアラは、化粧品・健康食品のD2Cブランド立ち上げ支援を主力とする企業である。ECサイト構築からSNSマーケティングまで一気通貫で提供し、2025年12月期の売上高は157億円に達したが、先行投資により営業利益は4,000万円と低水準にとどまる。従業員161名、本社は東京都渋谷区。

EC支援事業を単一セグメントとする収益構造

ピアラの事業は「EC支援事業」の単一セグメントで構成される。内訳は、自社開発のAI搭載マーケティングツール「RESULTシリーズ」を用いたECマーケティングテックが売上の約88%を占め、広告マーケティングとその他(自社ブランド等)が続く。2025年12月期の売上高157億円のうち、ECマーケティングテックが139億円、広告マーケティングが7億円、その他が12億円であった。収益の中心は成果報酬型の「KPI保証サービス」であり、新規顧客獲得単価を保証するモデルが特徴である。

第一三共ヘルスケアダイレクトに依存する顧客基盤

最大の取引先は第一三共ヘルスケアダイレクト株式会社(旧アイム)で、2025年12月期の販売実績30億円、全売上高の19.1%を占める。同社への依存度は高いが、ピアラは化粧品・健康食品のD2C企業を中心に800社以上のクライアントを有する。クライアントの業種はヘルスケア&ビューティ及び食品が主だが、近年は異業種へのマーケティングDX事業も展開し、収益源の分散を図っている。

成長と赤字が交錯する財務推移

売上高は2014年の42億円から2025年には157億円へと約3.7倍に拡大した。しかし、営業利益は2019年に3億円のピークを付けた後、2023年には10億円の赤字に転落。2025年には0.4億円の黒字に回復したものの、依然として不安定である。要因として、市場の規制強化やCPC高騰により主要顧客の広告効率が悪化し、KPI保証サービスの採算が圧迫されたことが挙げられる。純資産は6.5億円と小規模で、自己資本比率は15.5%にとどまる。

業界の中での役割はECマーケティング支援企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
157億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
2億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2022/12
事業売上構成比利益利益率
ECマーケティングテック95億円74.8%
広告マーケティング30億円23.6%
その他2億円1.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ヘルスケア&ビューティ主力

化粧品や健康食品などの通販企業を中心に、新規顧客獲得支援やCRMなど、ECマーケティングを一気通貫で提供。独自のAIツール「RESULTシリーズ」でKPI保証型のサービスを展開。

主な製品・サービス6
RESULT MASTER
AI搭載のマーケティングツール。広告分析、顧客分析、CRMを兼ね備える。
RESULT PLUS
ヘルスケア&ビューティ特化のアフィリエイトサービス。
PIALA INTELLIGENCE
マーケティング施策の効果を可視化するSaaSツール。
KPI保証サービス
新規顧客獲得単価を保証する成果報酬型サービス。
通販DXサービス
DMP構築と分析でマーケティング全体を最適化するサービス。
BEAT MAKER
データ分析に基づく商品企画・開発サービス。

02食品準主力

ヘルスケア&ビューティ同様、食品市場の通販企業にもECマーケティング支援を提供。

主な製品・サービス2
RESULT MASTER
食品分野でも活用されるAIマーケティングツール。
KPI保証サービス
食品通販でも利用可能な成果報酬型サービス。

03エンターテインメント副次

VTuberプロダクション「VARiSE」やライブ配信プラットフォーム「CYBER STAR」など、エンタメ業界向けサービスも展開。

主な製品・サービス1
CYBER STAR
ライブ配信やファンクラブ運営などの総合エンタメプラットフォーム。

04その他(P2C事業)副次

自社で商品を企画・開発し、ECモールやドラッグストアで販売するP2C事業も展開。

主な製品・サービス2
良朝丸
指定医薬部外品の健康食品。
SHAPEDAYS
機能性インナーブランド。

製品と技術

AI搭載マーケティングツール「RESULT MASTER」

RESULT MASTERは、広告分析・顧客分析・CRMを統合したAI搭載のマーケティングツールである。DMPに蓄積された広告計測データや顧客データを解析し、クライアント商材ごとの最適なクリック単価や予算配分を予測する。独自の「アトリビューションスコアによる貢献度分析」や「広告プロモーション毎のLTV分析」機能を持ち、800社以上の支援実績から得たノウハウをAIに学習させている。このツールを核として、KPI保証サービスや通販DXサービスが提供される。

クローズ型アフィリエイトASP「RESULT PLUS」

RESULT PLUSは、ヘルスケア&ビューティ及び食品市場に特化した招待制のアフィリエイトサービスである。すべての広告を成果報酬型で実施し、「ワンタグ」システムにより複数のアフィリエイトプロバイダーを一元管理できる。クライアントは自社商材に適したパートナーを選定でき、当社のDMPと連携することで獲得効率を高める。2005年の提供開始以来、長年にわたり主力サービスの一角を担っている。

効果測定と自社ブランド開発を支える「PIALA INTELLIGENCE」と「BEAT MAKER」

PIALA INTELLIGENCEは、TVCMやオフライン広告などの効果を可視化するSaaSツールである。直接効果だけでなく、施策後の間接的な影響も計測可能で、クライアントのマーケティング全体の最適化を支援する。一方、BEAT MAKERは当社のデータ分析力を活用した商品企画開発サービスである。市場ニーズに合った商品を無償で企画・開発し、発売後のマーケティング支援で収益を得る仕組みで、指定医薬部外品「良朝丸」や機能性インナー「SHAPEDAYS」などの自社ブランドもこのプロセスから生まれている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

ネット通販支援で急成長、収益改善途上

ピアラは売上高が急拡大しており、2023年12月期の91億円から2025年12月期には157億円へ増加。しかし、営業利益率は2024年12月期に赤字を記録し、2025年12月期にようやく均衡、収益性は依然低い。同業他社のジンジブやイシンと比較しても、売上規模は中位に位置するが、成長率は高い。強みはEC支援に特化したサービス網と、急成長を支える営業力。課題は収益性の改善と、競争激化への対応。データからは業界内での明確な地位は示されていないが、独自のポジションを築きつつある。

強み

  • 売上高が91億円から157億円へ2年で約1.7倍に拡大。
  • ネット通販支援に特化したサービスを展開。
  • 市場成長に乗り、高い成長率を実現している。
  • 売上規模は同業他社比でまだ拡大余地がある。

課題

  • 2024年は赤字、2025年も利益率ほぼゼロで収益性が課題。
  • 同業他社との競争が激しく、差別化が必要。
  • 売上成長に比して利益率向上が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がピアラ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 7件

東京都港区の小さな有限会社として2004年に設立

2004年3月、資本金100万円で有限会社ピアラが東京都港区東麻布に設立された。当初はEC支援事業の基礎を築く段階であり、翌2005年8月には株式会社へ組織変更。同時に、ECサイト構築システム「JOY EC」(後の「RESULT EC」)とクローズ型アフィリエイトASP「RESULT PLUS」の提供を開始し、事業の原型が形成された。

システム開発と拠点拡大を進めた2010年代前半

2010年には大阪営業所を開設し、子会社マーブリージャパンを設立。2011年にはプライバシーマークを取得し、本店を渋谷区恵比寿に移転した。2012年は大きな転機で、香港に持株会社を設立(後に清算)、タイ・中国・沖縄・福岡に相次いで子会社や支社を開設した。また、AI搭載マーケティングツール「JOY MASTER」(後の「RESULT MASTER」)をリリースし、テクノロジー面での差別化を図った。同年中に持株会社体制を解消し、現在のグループ体制の基盤が整った。

売上100億円突破とその後の収益悪化(2018〜2023年)

2018年12月期に売上高106億円を達成し、2019年には136億円まで成長。しかし、2020年以降、景表法・薬機法の規制強化やCookie規制による広告効果の低下が直撃し、主力のKPI保証サービスの収益性が悪化。2021年には3億円の営業赤字に転落し、2023年には10億円の赤字を計上した。この間、売上高も2020年の146億円から2023年には91億円まで減少した。

第3創業期と位置づけた2023年以降の再建策

2023年12月期を「第3創業期」と定義し、3軸戦略(通販DX事業、マーケティングDX事業、自社事業)を掲げた。オフライン広告との連動や異業種展開、自社ブランド「良朝丸」「SHAPEDAYS」などのP2C事業、VTuberプロダクション「VARiSE」など新規分野に投資。2025年12月期には売上高157億円、営業利益0.4億円と黒字化に成功したが、依然として収益基盤は脆弱である。

年表7件を開く

2000年代

  • 2004年3月創業東京都港区東麻布に資本金100万円にて有限会社ピアラを設立
  • 2005年8月資本金を1,000万円とし株式会社に組織変更 ECシステム「JOY EC(ジョイイーシー)」(現「RESULT EC(リザルトイーシー)」)提供開始 クローズ型アフィリエイトASP「RESULT PLUS(リザルトプラス)」提供開始
  • 2009年3月本店を東京都渋谷区東に移転

2010年代

  • 2010年6月創業大阪市中央区南船場に大阪営業所を開設 株式会社マーブリージャパンを設立
  • 2011年2月プライバシーマークを取得(登録番号 第21000584号)
  • 2011年3月本店を東京都渋谷区恵比寿に移転
  • 2012年2月M&A香港に比亞莱集團有限公司(PIALA HOLDINGS LIMITED)を設立(2018年5月清算)比亞菜集團有限公司が当社の株式を取得し、比亞菜集團有限公司を親会社とする持株会社体制に移行 AI搭載マーケティングツール「JOY MASTER(ジョイマスター)」(現「RESULT MASTER(リザルトマスター)」)提供開始 タイ王国バンコク都内に連結子会社となるPIATEC(Thailand)Co., Ltd.を設立 株式会社マーブリージャパンを合併 中国浙江省杭州市に連結子会社となる比智(杭州)商貿有限公司を設立 中国上海市に比智(杭州)商貿有限公司の上海支社を開設 沖縄県宜野湾市に連結子会社となる株式会社PIALab.を設立 比亞莱集團有限公司(PIALA HOLDINGS LIMITED)の持株会社体制を解消 福岡県福岡市中央区天神に福岡支社を開設 アトリビューション分析(広告における成果に至るまでのすべての接触履歴の解析)ツール「RESULT MASTER(リザルトマスター)」における、独自機能「アトリビューションスコアによる貢献度分析」及び「広告プロモーション毎のLTV分析

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    通販DX事業の拡大と多様化

    従来のWeb中心のKPI保証サービスに加え、ブランディング広告やTVCM、オフラインDX、SNSellマーケティングなど多様な施策を展開し、オンライン・オフラインのデータを一気通貫で分析して広告効果を効率化する。

  2. 02

    マーケティングDX事業による異業種展開

    ヘルスケア・ビューティ・食品市場で培ったダイレクトマーケティングのノウハウや高速PDCAの強みを活かし、医療・人材・不動産など異業種へサービスを横展開して安定成長を目指す。

  3. 03

    自社事業(新規事業)への投資

    エンターテイメントDX事業やP2C事業など、より利益率の高い新規分野に積極投資し、自社IPや複数ブランド展開により収益源を多角化する。

  4. 04

    グループシナジーとリソース効率化

    グループ各社の自律性を活かしつつ、データを中心としたECマーケティングテックの競争力強化とアジア市場展開でシナジーを創出し、経営資源を効率的に活用する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で161人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は600万円で、7期前と比べて4.0%平均年齢は33.2歳、平均勤続年数は4.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年12月137
2019年12月62530.83.4168
2020年12月61131.23.7200
2021年12月57231.34.0191
2022年12月58232.04.4180
2023年12月61033.15.0156
2024年12月64432.94.3149−67
2025年12月60033.24.61610

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 6 / 海外 4、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都渋谷区56百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    PIATEC(Thailand) Co., Ltd. (注)3
    タイ国バンコク · 連結子会社
    議決権99.0%
  • 海外
    比智(杭州)商貿有限公司(注)3
    中国杭州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    CHANNEL J (THAILAND) Co., Ltd. (注)3、5
    タイ国バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 海外
    PG-Trading(Vietnam)Co., Ltd. (注)3
    ベトナムホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ピアラベンチャーズ(注)3
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ピアラベンチャーズ1号投資事業有限責任組合(注)3、4
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権63.6%
  • 国内
    株式会社P2C (注)3
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    one move株式会社
    東京都三鷹市 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    株式会社ジョシュアツリー
    東京都目黒区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社サイバースター(注)3
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権97.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    [第十回]事業再構築補助金_成長枠等(交付申請等)
    中小企業庁
    2,428万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は157億円営業利益0億円前期と比べると増収で、売上が+16.3%。

売上高
+16.3%
157億円
営業利益
0億円
純利益
2億円
営業利益率
0.0%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高192億円157億円
営業利益3億円0億円
純利益2億円2億円
1株あたり配当¥5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は90億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+8.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2600.00
2023年2Q23−1−4.3−1
2023年3Q22−1−4.5−5
2023年4Q20−4
2024年1Q29−1−3.4−1
2024年2Q30−1−3.3−1
2024年4Q7611.31
2025年2Q8300.0
2025年4Q7400.02
2026年2Q9011.11

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2014年12月期からの12期で、売上は42億円から157億円へ3.7倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2014年12月4200
2015年12月45−1−4
2016年12月5911
2017年12月7300
2018年12月10632
2019年12月13643
2020年12月14653
2021年12月117−1−3
2022年12月118−1−2
2023年12月91−4−10
2024年12月135−1−1−0.7−1
2025年12月157020.02

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高157億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.7%133億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.3%24億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
15.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比7.5pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.8pt
1.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+27.6pt
39.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年12月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は16億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年12月00001
2017年12月0−14−14
2018年12月0−211−214
2019年12月3−54−216
2020年12月8−43423
2021年12月−4−45−820
2022年12月2−22021
2023年12月00−2020
2024年12月−2−1−3−314
2025年12月300316

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2025年12月期の総資産は42億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は13.6%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年12月9090.6
2015年12月8−210
2016年12月8−210
2017年12月1641222.3
2018年12月31151649.6
2019年12月42192344.4
2020年12月51222943.6
2021年12月50193136.8
2022年12月49163331.2
2023年12月3562915.0
2024年12月4353810.4
2025年12月4273513.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
16億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-1億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
35億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
19
/ 100
安定性自己資本比率9 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中20位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中520位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
39.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
13.6%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
16.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥508で、1年前と比べて-23.7%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥508-2.1%1ヶ月+1.8%1年-23.7%時価総額37億円
過去52週の値幅
安値¥462高値¥674

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)28.1倍
PER (会社予想)16.6倍
PBR5.35倍
配当利回り0.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は498円で、25日線(483.88円)を約2.9%上回り、75日線(513.56円)は下回る。52週高値678円からは26.5%下落、安値462円からは7.8%上昇。出来高は直近数千株と非常に低調で、流動性が乏しい。RSIは66.13と強気圏だが、出来高を伴わない上昇は信頼性に欠ける。75日線を回復できるかが試金石。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PER 17.96倍は業界平均22.50倍を下回るが、PBR 5.58倍は同平均3.17倍を大幅に上回る。ROE 39.4%は非常に高く、収益力は強いが、直近の業績は赤字で、2025/12期も営業赤字。配当利回り1%は業界平均2.73%を下回る。株価が純資産に対して大きく乖離しており、割高感。ただし高いROEと今後の収益改善期待を考慮し、やや割高に評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)28.1倍23.4倍
PER (予想)16.6倍
PBR5.35倍3.51倍
ROE39.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上は増加しているものの、営業赤字が続いており、収益性改善が最大の投資論点です。強気派は売上成長に着目し、将来の黒字転換を期待する一方、弱気派は競争激化や収益構造の脆弱さを懸念します。また、PBRが高い水準にあることから、市場が成長を織り込んでいるかが焦点です。

プラスに働く材料7
  • 売上の成長

    直近の売上は大きく増加しており、需要が拡大している可能性があります。

  • 収益改善の兆し

    直近年度で純利益が黒字化しており、収益改善の方向性が見られます。

  • 高いROE

    ROEが39.4%と高く、株主資本を効率的に使っている可能性があります。

  • 売上高157億円、前期比16%増通年影響

    売上高は135億円から157億円へ22億円増、2ケタ増収。

  • 最終損益が2億円の黒字に転換通年影響

    純利益は2024年1億円の赤字から2025年2億円の黒字へ改善。

  • ROE39.4%と資本効率が高い継続影響

    ROE39.4%は非常に高く、収益力強化が評価につながる。

  • 株価は1年で21.2%下落、押し目買い妙味不定影響

    株価は1年で21.2%下落、成長と比べ割安感が出ている。

マイナスに働く材料7
  • 営業赤字の継続

    直近の営業利益率がマイナスで、本業での収益力が弱いです。

  • 業績の不安定さ

    過去に赤字が続いており、安定した利益確保が難しい状況です。

  • 高いPBRの割高感

    PBRが5.57倍と高く、成長期待が織り込まれている可能性があります。

  • 営業利益0億円と本業の収益力が弱い通年影響

    売上高157億円に対し営業利益0億円、営業損益はトントン。

  • PBR5.57倍と割高なバリュエーション継続影響

    時価総額37億円に対してPBR5.57倍、既存PER17.9倍と比べ評価が高い。

  • 2023年は純利益10億円の赤字、再燃リスク不定影響

    2023年12月期は純損失10億円を計上、再度赤字転落の恐れ。

  • 純利益は3期で赤字と黒字が交錯通年影響

    純利益は2023年-10億円、2024年-1億円、2025年2億円と乱高下。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業拡大の速度を確認するため。
営業利益率
本業の収益性改善度合いを測るため。
顧客単価
顧客価値の向上が収益につながるため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり5で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.98%。

年間配当
¥5
1株あたり
配当利回り
0.98%
いまの株価に対して
配当性向
10.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年12月510.0
2021年12月50.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥5

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ3,985人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.2%を占め、残る65.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他44.559.462.854.355.462.2
事業法人28.931.228.735.234.934.2
自己株式0.02.32.82.82.72.7
外国法人8.70.92.81.13.32.0
証券会社4.54.02.46.85.61.3
外国人個人0.00.10.10.20.30.3
金融機関13.34.43.22.30.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01FLYING BIRD株式会社21.74
02飛鳥 貴雄10.23
03株式会社大石キャピタル4.70
04大石 崇徳4.48
05根来 伸吉3.73
06株式会社 ジーニー3.28
07ALG株式会社1.82
08SBSホールディングス株式会社1.09
09BNP PARIBAS SYDNEY/2S/JASDEC/AUSTRALIAN RESIDENTS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.72
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510795(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.64

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-04-07
    株式会社大石キャピタル
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -4.87pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で+181%、1株純資産は9期で−7%。直近期のROEは39.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2014年12月10
2015年12月−131
2016年12月23
2017年12月58619.4
2018年12月3821820.254.8
2019年12月4426318.336.8
2020年12月4731016.447.6
2021年12月−37266−12.8
2022年12月−34219−13.8
2023年12月−14277−96.1
2024年12月−1663−23.5
2025年12月288039.420.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額90百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
飛鳥貴雄代表取締役社長512,356,900
根来伸吉専務取締役47275,200
松田淳取締役 CFO兼管理本部長57
齋藤利勝取締役58
島田明恵取締役56
青山格雄常勤監査役47
蒲俊郎監査役658,000
杉野剛史監査役509,600

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3636321
社外監査役317176
社外取締役210105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容9,142字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ピアラ)及び、連結子会社10社により構成されております。 なお、セグメントにつきましては「EC支援事業」の単一セグメントとしております。 当社グループは「全てがWINの世界を創る」という経営理念のもと、「Smart Marketing for Your Life」をビジョンとし、「ECトランスフォーメーション」(注1、2)を推進してまいりました。ヘルスケア&ビューティ及び食品市場の通販DX事業を軸として、クライアントのオールデータパートナーとなるべく、事業開発から商品開発、インフラ整備、ブランディング、オンライン・オフラインでの新規顧客の獲得から既存顧客の育成等を一気通貫の専門ソリューションとして提供しております。また企業ミッションである「すべての人に価値ある体験を創りつづける」を達成するため、今まで主軸としていたヘルスケア&ビューティ及び食品市場から、横展開可能な通販DXサービスの異業種への展開を行うマーケティングDX事業を開始したほか、これまで培ってきたマーケティングノウハウを活用したメーカーとしてのP2C(注3)事業やエンターテイメント業界への事業拡大を行う新規事業を開始しました。 当社グループのEC支援事業は、「ECマーケティングテック(注4)」及び「広告マーケティング」のサービスを、主に化粧品や健康食品等のヘルスケア&ビューティ及び食品市場を中心としたクライアントに提供しております。国内人口は減少傾向にあるものの、シニア層は増加が見込まれ、アンチエイジング、予防医薬など健康・美容志向の高まりにより、ヘルスケア&ビューティ及び食品市場は拡大を続けています(内閣府:日本再興戦略より)。同市場に特化したデータと独自の専門的ノウハウを有する当社の市場優位性も高まっていると考えております。また、当社のダイレクトマーケティングのノウハウ、高速PDCA(注5)、分析力を活用し、ヘルスケア&ビューティ及び食品市場以外の異業種へのサービスの提供開始、当社自らがメーカーとして行うP2C事業や新たにエンターテイメント業界への進出等、事業領域を拡大しております。 (1)ECマーケティングテック 「ECマーケティングテック」は主に通信販売業者向けに顧客集客を中心として、独自開発のソリューションである「RESULTシリーズ」を利用し、「KPI(注6)保証」型でマーケティングを支援する「KPI保証サービス」及びマーケティング全体をDX化(注7)し最適化する「通販DXサービス」を提供しております。「RESULTシリーズ」は800社以上のマーケティング支援におけるノウハウや独自のデータ蓄積を基にしたDMP(注8)(過去の事例に基づく選好情報、属性等)と、AI(注9)を搭載した独自開発のソリューションであり、クライアントと当社の双方が利用することでマーケティングの可視化・分析を実施し、各種サービスに活用しております。 ①KPI保証サービス 「KPI保証」とは、新規顧客がクライアントの商品を購入するためにかかる、新規顧客の獲得単価を当社が保証すること等を言います。具体的には以下の流れでサービスを提供いたします。 ・クライアントの新規顧客の獲得単価をKPIとして価格決定 ・AIを搭載した「RESULT MASTER」からの情報と当社のノウハウを基に、最適なマーケティング予算配分を決定した上で、出稿する媒体やアフィリエイト、ディスプレイ広告等の広告手法を決定 ・購入した新規顧客数に応じてクライアントと決定した新規顧客の獲得単価を請求 「KPI保証」型でのサービス提供は、クライアントにとっては成果に応じて広告費用が発生することから、顧客1人を獲得することに対し、事前に決められた一定の対価のみの支払で済むため、顧客獲得単価が確定、保証されるということになり、サービスの導入が行いやすくなっております。 また、「RESULT MASTER」でDMPに蓄積されたデータを、AIを用いて分析することで、クライアント商材ごとの想定CPC(クリック単価)等の解析結果を得られます。それらを活用し、そのサービスや商材に最適なマーケティングを行うことが可能となります。また、休眠顧客の掘り起こしやクロスセル(既存顧客に対しての新商品の売り込み)のCRM(注10)も実施します。 さらに「RESULT MASTER」を利用することで、従来のコンサルティングノウハウをデータ化し、AIにより学習することで、人的リソースに頼らず汎用化させ、マーケティングの最適な予算配分を予測します。今後もノウハウのデータ化とテクノロジーの利用にて、同市場における高精度のマーケティングを実行します。 上記のとおりクライアントの予算規模や商品特性から、AIにより「Yahoo!Japan」や「Google」等の他社が運営するインターネット媒体における広告枠への予算配分を予測できることから、当社グループが当該予測を基に各媒体への出稿を行います。 ②通販DXサービス 「通販DXサービス」では、ブランディング広告やTVCM、インフルエンサー施策等、従来であれば効果測定が難しかった施策を、クライアント独自のDMPを構築し「PIALA INTELLIGENCE」と連携することで、可視化・分析が可能となります。TVCM効果を可視化するサービス「CM-UP」や、オフライン広告とWebを連動するサービス「オフラインDX」、SNS上での発話量(注11)を増加させることでコストを抑えることができる「SNSellマーケティング(注12)」、ミドルファネル(注13)施策、インフルエンサー施策、LINEマーケティング施策、公式SNSアカウント運用、インフォマーシャル等のサービスを提供し、これらのデータを一気通貫で可視化・分析します。これらのサービスにより、消費者にクライアント商品を認知させ、興味・関心を促進することで、新規顧客の獲得を促すことが可能となり、各種施策を相関分析しマーケティング全体を最適化することができます。Webを中心としたKPI保証サービスである新規顧客の獲得や既存顧客の育成の効率も、これら施策と組み合わせることで相乗効果を期待することができます。 また、これらはサービス毎に提供が可能であり、異業種にも「マーケティングDXサービス」として提供しております。 ③その他のECマーケティングテック 「ECマーケティングテック」で得たノウハウをもとに、市場ニーズに合った商品の企画開発を行うサービス「BEAT MAKER」の提供を行っております。ヘルスケア&ビューティ及び食品市場における顧客の悩みは普遍的なものが多く、当社が保有するデータを活かすことで、どのような商品が売れるかを予測します。データ分析から企画を行い、商品開発を無償で請け負い、発売後は「RESULT MASTER」を利用したKPI保証サービスや通販DXサービスでのマーケティング支援を行うことで収益を獲得しております。 「ECマーケティングテック」の新規事業として、エンターテインメント業界でのサービス「CYBER STAR」の提供を行っております。次世代型総合エンターテインメントプラットフォーム「CYBER STAR」では、ライブ配信やギフティング、コンテンツや物販のEC、ファンクラブ運営、電子チケット販売、グッズの商品企画・受注生産、フルフィルメント、さらにそれらのデータを当社が持つマーケティングのノウハウを活用しデータ分析を行うことで、ファンを囲い込み、醸成することが可能となります。当社グループは各種サービスの売上からレベニューシェアを獲得し収益としております。 エンターテイメント業界では、当社のVTuber第1期生「音狼ビビ(ねろうびび)」を含め、複数のVTuberが所属するVTuberプロダクション「VARiSE」を運営しております。その他、オーディオ事業として新ブランドの「TuneMATE」を立ち上げ、複数のコラボイヤホンを発売するなど精力的な活動を行っております。 新規事業としてはP2C事業も展開しており、料理研究家でありYouTuberでもあるリュウジさん監修のもと開発された、指定医薬部外品「良朝丸(注14)」や、2025年6月に株式会社ローネジャパンから事業譲受した機能性インナーブランド「SHAPEDAYS」をAmazon等のECモール及び全国のドラッグストア等で販売しております。 (2)広告マーケティング 「広告マーケティング」は「RESULTシリーズ」を利用せず、主に手数料型サービスを行っております。クライアントのダイレクトマーケティング(注15)における課題に合わせて、通常の媒体から地方紙、エリア限定誌等のニッチな媒体まで多様かつ最適な媒体や手法を提案することでEC支援を行います。 当社独自の取扱い広告枠といった独自媒体も展開し、広告枠の販売を行っております。広告枠の販売のみではなく、テレマーケティング、DM(ダイレクトメール)配布、リアルイベント、海外からの依頼などにも対応しており、各分野のスペシャリストが、媒体社や外部協力会社とのリレーションのもと、クライアントの課題に応じたマーケティングを支援いたします。 (具体的な商品、ECマーケティングテック又はサービスの特徴) サービス別   商品、ECマーケティングテック又はサービス名   商品、ECマーケティングテック又はサービスの特徴 ECマーケティングテック   RESULT MASTER (リザルトマスター)   BtoC通販事業(一人ひとりの消費者のニーズや購買履歴に合わせて、個別に展開されるマーケティング活動)に特化した、広告分析から顧客分析、CRMまで3つの要素を兼ね備えたAI搭載マーケティングツールです。DMPに蓄積された広告の計測データや顧客・販売データなどを解析・統合することで、クライアント商材ごとの想定CPC(クリック単価)や適切な広告予算配分等の様々な分析が可能となります。 RESULT PLUS (リザルトプラス)   ヘルスケア&ビューティ及び食品市場のECに特化したクローズ型(招待制)アフィリエイトサービスです。すべての広告を成果報酬にて実施し、「ワンタグ」というシステムにて、リザルトプラスと提携しているアフィリエイトプロバイダーサービスを一本化して管理できます。 PIALA INTELLIGENCE   数値化しにくいマーケティング施策の効果を可視化する当社独自のSaaSツールです。マーケティング施策の直接的な効果だけでなく、施策後の変化や影響といった間接的な効果も測定することが可能です。 ナレシェア   当社とパートナー企業の間で行っている、ノウハウを共有してクライアントのマーケティング活動支援を行う取組みで、多くのデータを集約・蓄積し、AI学習によってマーケティング活動の最適化と健全化を実現します。 KPI保証サービス   新規獲得から、引き上げ率・LTVアップ(注16)などのCRMまで、確度の高いマーケティング予測により成果報酬型で支援します。 通販DXサービス   クライアント独自のDMPを構築し、「RESULT MASTER」と連携することで、マーケティング全体を可視化・分析し最適化するサービスです。マーケティングデータを一元管理し、一気通貫で分析することが可能です。 CM-UP   TVCM連動サービスであり、CMリーチ数、位置情報、クリエイティブなど、Webへのアクセスの増加や効果を可視化・分析し、PDCAを最適化、獲得効率を最大化します。 オフラインDX   オフライン広告とWebを連動させるサービスです。オフライン広告で獲得した直接効果と、オフライン広告を経由しWebで獲得した間接効果の2つの導線から得られた効果を可視化します。 Buzz Minutes   インフルエンサーキャスティングサービスです。独自スコアロジック「Influence」を駆使し効果の出るインフルエンサーの選定を行います。 インフルエンサーの投稿エンゲージメント、リーチ数、CV数(注17)やその他の相関関係を分析し売上貢献度の高いインフルエンサーの発掘/起用/育成を行います。 BuzZeal   公式SNSアカウントの運用代行サービス。公式アカウントの立ち上げからアルゴリズムを捉えた運用戦略立案、企画検討立案、クリエイティブ制作、アカウント運用改善分析、レポーティング等をトータルでサポートします。 LiveBuzz   ライブコマース(注18)サービスで、独自スコアロジック「Influence」とD2Cノウハウを掛け合わせることで、販促効果を最大化します。 ミドルファネル施策   認知と購買をつなぐファネル施策です。ミドルファネル層(注13)に対して、動画やインフルエンサー施策を実施することで、認知からの理解促進・ファン化を進めます。 LINEコミュニケーション   見込み客を囲い込むためのサービスです。LINEを活用し、新規顧客の獲得から既存顧客の育成等その後のフォロー運用までをサポートします。 インフォマーシャル   番組や動画内でリーチはもちろん、Web連動で情報補完、理解促進、魅力喚起、共感醸成をさらに促進し、購入へと導きます。購買意思決定までの一連の流れの網羅が可能です。 コンサルティング   当社のコンサルタントがクライアントと同じ目線で、これまで蓄積された独自データを用いて全ての課題解決に向け並走します。 BEAT MAKER (ビートメーカー)   顧客にヘルスケア&ビューティ事業を開始していただく事業開発や、商品企画・開発を行い、インフラの構築、「RESULT PLUS」及び「RESULT MASTER」を活用した新規顧客獲得や顧客分析やCRMを一気通貫で行います。当社のマーケティングデータを活かすことで、どのような商品が売れるかを予測し商品企画・開発を行い、さらにマーケティング支援を行うことでヒット商品へと導くことが可能となります。 PIALA PAY (ピアラペイ)   「ヘルスケア&ビューティ及び食品」領域の通販事業者を対象に、「RESULT MASTER」のデータから現状の売上実績から将来売上を算出し、それをもとにSBI FinTech Solution株式会社が通販事業者の将来債権の買取りを実行します。通販事業者は、その資金で広告予算を拡大して、当社のマーケティング支援のもと、短期間で最適なマーケティング活動を行い、顧客・売上の拡大を図ることが可能となるシステムです。 CYBER STAR (サイバースター)   エンターテインメント業界を対象とした次世代型総合エンターテインメントプラットフォーム「CYBER STAR」では、ライブ配信やギフティング、コンテンツや物販のEC、ファンクラブ運営、電子チケット販売、グッズの商品企画・受注生産、フルフィルメント、データ分析を行うシステムです。当社が持つマーケティングのノウハウを活用しデータ分析を行うことで、ファンを囲い込み、醸成することが可能となります。 広告マーケティング   同封コンシェルジュ   通販企業の会報誌や商品などにチラシやパンフレットを同梱し、特定のユーザーに発送します。多種の独占媒体を含む500以上の取り扱いメディアより吟味し、最適なプランをご案内します。当社グループ独自の取り扱い広告枠も多数所有しています。 DMコンシェルジュ   最終的に獲得する顧客数の最大化を重視したDM広告サービスです。各社のデータを活用したプランニングから制作、各媒体のテストから予算設定、広告費用回収モデルまでをシミュレーションし、通常の広告より高いレスポンスの実現かつ効率性の高い実施が可能となります。 (注)1.EC Electronic Commerce(エレクトロニックコマース)の略で、コンピュータ・ネットワーク上で電子的な手段を介して行う商取引全般を言います。「電子商取引」「eコマース」(イーコマース)「イートレード」などと称され、消費者側からは「ネットショッピング」と呼ばれることもあります。 2.ECトランスフォーメーション 「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念である「デジタルトランスフォーメーション」を当社グループの事業基盤に当てはめて再定義した造語です。 この数年、ECを取り巻く環境は劇的に進化しました。スマートフォンの普及による購買行動やコミュニケーションの変化、SNSの活用、アドテクノロジー(インターネット広告の配信や流通のための技術で、広告主やインターネットメディア、インターネットユーザー各々にメリットをもたらします。)の進化、大手ショッピングモールのIDが自社ECでも利用可能となったことにより、ひとつひとつ、ECの変化に対応するにはそれ相応のコストと知見が必要になります。ECトランスフォーメーションはこの環境変化に対応し、企業指標を達成するために、最適なソリューション選択、総合したマーケティング活動の効率化とエンゲージメントを高めることで、消費者とのより良好な関係を構築してまいります。 3.P2C Person to Consumer(パーソントゥーコンシューマー)の略で、個人が自身で企画、生産した商品を中間業者や小売店を挟むことなく、消費者へ直接販売する取引形態を表します。 4.マーケティングテック マーケティングとテクノロジーの融合を表した造語です。テクノロジーによってマーケティングを最適化すること、またそのためのテクノロジーそのものを指し、MAツールやECカートシステムなどの各種ソリューションやDMP、AIなどが含まれます。当社グループでは、ECの領域における独自のマーケティングテックを所有しており、適切なコンサルティングのもとにこれらを運用することで、マーケティングの最適化を実現します。 5.PDCA Plan Do Check Actionの略です。 計画を立て(Plan)、実行し(Do)、実施内容を検証(Check)、より最適なプランをさらに推進する(Action)サイクルを指します。 6.KPI KPIとはKey Performance Indicator(キーパフォーマンスインディケーター)の略で、企業目標の達成度を評価するための主要業績評価指標を表します。 7.DX化 Digital Transformationの略です。デジタル技術を用いることで、生活やビジネスが変容していくことをDXと言います。 8.DMP Data Management Platform(データ マネジメント プラットフォーム)の略で、オンライン上に蓄積された様々な情報データを管理するためのプラットフォームのことを言います。DMPを活用することで、各種情報をセグメントでき、個々のユーザーに合わせたOne to Oneマーケティングが可能となります。 9.AI 人間の知的営みをコンピュータに行わせるための技術のこと、又は人間の知的営みを行うことができるコンピュータプログラムのことを言います。一般に「人工知能」と訳されます。 10.CRM Customer Relationship Management(カスタマーリレイションシップマネジメント)の略であり、顧客を「個客」として捉え、継続的な取引を目的とした顧客中心主義の経営マネジメント、又はマーケティング手法のことを言います。インターネットの普及とIT技術の成果により、すべてのやり取りの一元管理が可能となり、顧客と1対1の関係から、満足度・安心度向上と収益性を築くために行うものです。 11.発話量 SNS上における特定キーワード数の上昇が売上上昇に比例するため「特定キーワード数が上昇している状況=発話されている状態」を指します。 12.SNSellマーケティング SNSが活発な時代においてSNSのバズ(多くの人の注目が集まっている状態)が起点となり急激に売上が上がるケースが増えている背景から、戦略的にSNS売れを設計することがフルファネルマーケティングを展開する当社にとって重要な役割と捉え、『SNSで売上を創る』という意味を込めた当社独自の造語です。SNS上の発話量が売上と相関している事実があるため、あらゆる戦術を駆使し意図的に発話量の上昇を図り売上貢献を狙うこと。インフルエンサーの売上貢献度分析を「PIALA Intelligence for Buzz」で行い、PRに留まらない売上波及効果を生み出します。 13.ミドルファネル 消費者の購買プロセスである「ファネル」の中間地点を表し、消費者が興味関心や課題を特定した状態で、やや熱心に情報収集をしている段階を表します。 14.良朝丸 販売名は「レイスターズ」 15.ダイレクトマーケティング 広告やメディアを通して企業が顧客と直接につながり、購入や問合せなど具体的なアクションを促し、その反応をデータとして計測するマーケティング手法のことを言います。 16.LTV Life Time Valueの略で「顧客から生涯にわたって得られる利益」という意味です。 17.CV数 Conversion(コンバージョン)の略で、Webサイトへの訪問者に対して、どのくらいの成果があったのかを表した数値です。 18.ライブコマース SNS等でライブ動画を配信し、直接視聴者への実演・コミュニケーションを通して商品を販売する新しい購買チャネルです。視聴者は店舗への移動やWeb問い合わせをすることなく、配信者とコミュニケーションを図ることでリアルタイムに商品の魅力を知り、使用(利用)方法や、疑問の解消を行うことで、その場で新しい商品との出会いから購入までを、シームレスに体験することが可能となります。 当社グループの事業系統図はサービス別に以下のとおりとなります。 ECマーケティングテック 広告マーケティング
経営方針・対処すべき課題6,472字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは「全てがWINの世界を創る」を経営理念とし、以下を「Win-Winの5つの約束」として掲げております。 ①クライアントのために、お互いの利益増幅を最適化 ②サービスとエンドユーザーのWinな関係 ③組織の中のWinな関係 ④会社と社員が相互Happyな関係 ⑤自己と周りの相互Winな関係 この経営理念のもと、「Smart Marketing for Your Life」をビジョンとし、テクノロジーによる最適化だけでなく、人々の生活をいかに豊かに幸せにできるかを考え、人に寄り添う「マーケティングイノベーション」を起こすことで、「すべての人に価値ある体験を創りつづける」というミッションを達成してまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループが重視している経営指標は、当社が事業の拡大及び収益性の向上を特に表す指標と考えている営業利益、営業利益率であります。 中期的な事業拡大と収益率向上により企業価値の向上と株主価値の向上を図ってまいります。 (3)経営環境及び中長期的な経営戦略 当社グループは、主要な事業領域をヘルスケア&ビューティ及び食品市場とし、ECにおけるマーケティング支援を提供してまいりました。ヘルスケア&ビューティ及び食品市場は、景気の影響を受けにくく、加えてシニア人口の増加に伴う、セルフメディケーション(ヘルスケア)、アンチエイジングといった健康・美容志向の高まりなどを受け、拡大傾向にあります。国内EC市場規模は2020年20兆円から2026年には29兆円に拡大(「ITナビゲーター2021年版」発表データ)、世界の越境EC市場規模は2020年0.9兆ドルから2027年には4.8兆ドルに拡大することが予想(「ZION Market Research」発表データ)され、必然的にマーケティングコストの拡充も見込まれるため、当社グループは当市場を主要な事業領域と設定しておりました。 しかしながら、当社グループの主要な事業領域であるヘルスケア&ビューティ及び食品市場においては、景表法・薬機法等の規制が厳しくなるだけでなく、媒体側での審査も厳しさを増しており、今までであれば可能であった広告表現や法的に問題がないクリエイティブにも規制が入るようになり、違反広告が淘汰される一方で、広告効率の悪化が見られました。また、CPC(クリック単価)の高騰や、Cookie規制によるリターゲティング広告の減少により、Webマーケティング広告は粗利率の低下を余儀なくされ、当社グループの取引先である化粧品等を取扱うD2C企業においても、広告効率の悪化等により収益の停滞が見られました。 このような状況下において、当社グループは「全てがWINの世界を創る」という経営理念のもと、「Smart Marketing For Your Life」をビジョンに、クライアントのオールデータパートナーとなるべく、ヘルスケア&ビューティ及び食品市場の通販DX事業を軸に、事業開発から商品開発、インフラ整備、ブランディング、オンライン・オフラインでの新規顧客の獲得から既存顧客の育成等を、一気通貫の専門ソリューションとして提供してまいりました。2023年12月期からを第3創業期と位置づけ、「通販DX事業」「マーケティングDX事業(異業種展開)」「自社事業(新規事業)」の3軸からなる成長戦略のもと、ブランド価値創造企業として、さらなる成長を目指してまいります。 ①通販DX事業 当社グループでは、前述の規制強化やCPC(クリック単価)の高騰等により、取引先における予算縮小が継続的に続く中で、いままで主力であったWebでの顧客獲得施策である「KPI保証サービス」から、ブランディング広告やTVCM等にも事業領域を拡大し、オンライン・オフラインのデータを一気通貫で分析し広告効果を効率化します。分析環境の構築を実施しつつ、サービス別ではオフライン広告とWebを連動するサービス「オフラインDX」、SNS上での発話量を増加させることでコストを抑えることができる「SNSellマーケティング」、ミドルファネル施策、インフルエンサー施策、LINEマーケティング施策等に注力しており、Web中心の施策だけでなく、幅広い施策を展開することで、消費者の商品への理解・関心を促進し、クライアントと当社グループの成長及び消費者への価値ある体験の提供を目指します。 ②マーケティングDX事業(異業種展開) 「通販DX事業」では、サービス毎に提供・分析が可能であることから、「マーケティングDX事業」として、異業種への展開を推進しております。ヘルスケア&ビューティ及び食品市場から異業種に展開することで、市場環境の変化に影響されないビジネスモデルを構築してまいります。 また、ヘルスケア&ビューティ及び食品市場のマーケティングは異業種と比較し高速PDCAが実施されており、そのスピード感が優位性となります。加えて当社グループが今まで培ってきたダイレクトマーケティングのノウハウ、高い分析力を強みとして、異業種に展開し、当社グループの2つ目の軸として安定成長を引き続き目指してまいります。 ③自社事業(新規事業) 新規事業としては、エンターテイメントDX事業及びP2C事業を開始しております。今後も新たな分野へ積極的に投資することで、新たな収益源の確保を目指します。当社のノウハウや知見を活かすことのできる分野を常に模索し、粗利率の高いビジネスモデルを確立することで、収益性の向上を目指します。 以上の3軸に注力することで、再成長を目指してまいります。 経営者の問題認識につきましては、「(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載しております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループにおきましては、以下の点を主な経営課題と認識しております。 ①グループシナジーの更なる追求 ヘルスケア&ビューティ及び食品市場と、その事業領域におけるマーケティングに関連するテクノロジー市場は、環境変化の激しい状況が続くと見込んでおります。当社グループはアジアにおけるEC、SNS支援を行う比智(杭州)商貿有限公司、主に「RESULTシリーズ」の開発保守を行うPIATEC(Thailand) Co., Ltd.、主に越境EC事業に伴う輸入請負販売代行、物流支援、貿易業務、広告業務を行うCHANNEL J (THAILAND)Co., Ltd.、PG-Trading(Vietnam)Co., Ltd.、ファンドを運営し、同領域のD2C企業や通販企業を対象に投資を行う株式会社ピアラベンチャーズ、投資業務を行うピアラベンチャーズ1号投資事業有限責任組合、D2C・P2Cの企画、販売及びサポート業務を行う株式会社P2C、デジタルプロモーションや人材紹介、フリーランスマッチ業務等を行うone move株式会社、マーケティングコンサルティング事業及び広告運用を行う株式会社ジョシュアツリー、クリエイターエコノミー支援に注力した株式会社サイバースターの10社により構成されております。 当社グループは、グループ各社が自律的な意思決定を行うことで、スピード感のある事業運営を実現しております。併せて、同領域において、データを中心としたEC向けマーケティングテックにおける競争力の強化を主軸に、アジア市場に向けてのEC支援事業の展開及びマーケティングテックの開発にあたり、更なるシナジーを創出し、当社グループのもつ経営資源の効率的な活用を推進してまいります。 ②既存事業の安定成長 当社グループの従前からの主要な事業領域であるヘルスケア&ビューティ及び食品市場においては、景表法・薬機法等の規制が厳しくなるだけでなく、媒体側での審査も厳しさを増しており、今までであれば可能であった広告表現や法的に問題がないクリエイティブにも規制が入るようになり、違反広告が淘汰される一方で、広告効率の悪化が見られます。また、CPC(クリック単価)の高騰や、Cookie規制によるリターゲティング広告の減少により、Webマーケティング広告は粗利率の低下を余儀なくされ、当社グループの主要取引先である化粧品等を取扱うD2C企業においても、広告効率の悪化等により収益の停滞が見られました。今後はAI等を活用した広告効率の向上だけでなく、one move株式会社とのSNSell戦略強化及びナレシェア(KPI保証サービス)強化を図ることで取引社数を増加させ、主要取引先に依存しない収益構造を構築し、安定的な収益を創出してまいります。 ③事業領域の拡大 当社グループは主力である「通販DX事業」に注力しており、これはいままで主力であったWebでの顧客獲得施策である「KPI保証サービス」から、ブランディング広告やTVCM等にも事業領域を拡大し、オンライン・オフラインのデータを一気通貫で分析し広告効果を効率化します。分析環境の構築を実施しつつ、サービス別ではオフライン広告とWebを連動するサービス「オフラインDX」、SNS上での発話量を増加させることでコストを抑えることのできる「SNSellマーケティング」、ミドルファネル施策、インフルエンサー施策、LINEマーケティング施策に注力いたしました。また、「通販DX事業」の他に、当社グループがこれまで培ってきたダイレクトマーケティングのノウハウを異業種へと横展開する「マーケティングDX事業」、自社で行うP2C事業やエンタメDX事業等の「新規事業」など、事業領域の拡大を行ってまいりました。既存事業だけでなく、縦型動画サービスや生成AI、AIエージェント活用による人的効率化など、新たな事業領域に拡大することで安定的な収益構造を構築できるだけでなく、各事業の成長効果を期待できると考えており、引き続き推進してまいります。 ④異業種への展開 当社グループは、ヘルスケア&ビューティ及び食品市場を中心にサービスを提供してまいりましたが、通販DXサービスは、サービス毎に提供・分析が可能であることから、「マーケティングDX」サービスとして、医療、人材、不動産などの異業種への展開を推進してまいりました。ヘルスケア&ビューティ及び食品市場のマーケティングは異業種と比較し高速PDCAが実施されており、そのスピード感が優位性となります。また、当社グループが今まで培ってきたダイレクトマーケティングのノウハウ、高い分析力は異業種においても強みとなっており、取引社数は順調に増加しております。今後は、取引社数の増加を続けながら、クロスセル受注を積極的に推進し、顧客単価の向上を目指すことで安定的な収益の確保を目指してまいります。 ⑤新規事業投資 当社グループは、さらなる成長を目指すため、より利益率の高い新規事業に積極的に投資しております。新規事業としては、自社で行うエンタメDX事業及びP2C事業を展開しており、エンタメDX事業では自社IP領域への拡大、P2C事業では複数ブランドの展開を行い、徐々に拡大を続けております。引き続き当社グループの知見を活かし、収益の拡大を目指してまいります。 ⑥収益性の更なる向上 当社グループは、「KPI保証サービス」を中心に成長してまいりましたが、今後は、事業領域を拡大した「通販DX事業」、異業種への展開を推進する「マーケティングDX事業」、「新規事業」の3軸からなる成長戦略のもと、ブランド価値創造企業として安定的な収益を確保し、持続可能な成長を目指してまいります。縦型動画サービスでの新規売上拡張、生成AI及びAIエージェント活用による人的効率化により収益性を向上させていきます。 ⑦優秀な人材の確保 当社グループは、更なる事業拡大を実現していく上で、優秀な人材の確保が必要不可欠であると認識しております。このため、即戦力となる人材確保を目的とした中途採用及び将来を担う社員の育成と組織の活性化を目的とした新卒採用を積極的に行ってまいります。 また、事業状況に合わせ、年齢や国籍等に制限なく、高いスキルや潜在的な能力を持つ人材を積極的に登用してまいります。 ⑧情報セキュリティ体制の更なる整備 当社グループは、顧客と取引を行うにあたり、顧客情報、個人情報及び営業機密等の機密情報を取り扱うことがあります。 情報セキュリティ体制の整備を引き続き推進していくとともに、情報の取り扱いに関する社内規程の適切な運用、役職員の機密情報リテラシーの向上、役職員による機密情報の取り扱いに関する内部監査等を通じ、情報セキュリティ体制の強化を図ってまいります。 ⑨内部管理体制の強化 当社グループは、急速な事業環境の変化に適応し、継続的な成長を維持していくために、内部管理体制の強化が重要であると認識しております。このため、事業規模や成長ステージに合わせバックオフィス機能を拡充していくとともに、経営の公正性・透明性を確保するための内部管理体制強化に取り組んでまいります。具体的には、事業運営上のリスク管理や定期的な内部監査の実施によるコンプライアンス体制の強化、社外役員の登用・監査役監査の実施によるコーポレート・ガバナンス機能の充実及び経営管理のDX化を進めることで迅速かつ適切な経営判断を行ってまいります。 ⑩システムの安定性の確保 当社グループは、インターネット上で顧客にサービスを提供しており、安定した事業運営を行うにあたり、国内外での市場シェア拡大や新規プロダクトの提供、サーバー設備の増強や負荷分散システムの導入等が必要不可欠であると認識しております。今後も、中長期的な視点から設備投資を行い、システムの安定稼働及びセキュリティ管理体制の維持構築に取り組んでまいります。 ⑪継続企業の前提に関する事項 当社グループは、前連結会計年度まで4期連続で営業損失を計上しており、依然として継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況を払しょくできていないものと認識しておりますが、これは主に、景表法・薬機法の規制等による広告効率の悪化や、米国の政策動向や中国経済の低迷等の不安定な世界情勢に影響を受けた、中国を始めとする子会社の不調によるものであります。 ただし、当連結会計年度においては、当社グループ全体として2020年度12月期以来5年ぶりに通期での黒字化を達成しており、かつ、更なる成長を企図して、成果報酬での「KPI保証サービス」からサービスを拡張した「通販DX事業」、異業種へのサービスを展開する「マーケティングDX事業」、「新規事業」の3軸で再成長を図るべく、社内リソースの適材配置等を実施しております。 その他、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況を解消するための対応策を実施していること、また財務面では、りそな銀行との新規契約を始めとする取引銀行との当座貸越契約等により必要な運転資金を確保しており、引き続き金融機関とも緊密な関係を維持していることから、資金繰りの懸念は無いものと考えております。 以上のことから、現時点で当社グループにおいて、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
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会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示することとしております。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、その発生の予防・回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1)事業環境について ①ヘルスケア&ビューティ及び食品市場の動向及び競争環境について 当社グループが主たる事業を展開する、ヘルスケア&ビューティ及び食品市場は着実に成長を続けており、同市場が引き続き拡大することが、成長のための基本的な前提と考えております。しかしながら、マーケティング予算の減額、同市場を巡る新たな規制の導入や何らかの予期せぬ要因により、市場規模が想定したほど拡大しなかった場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、依然として激しい競争環境の中で、当社グループは競争優位性を確立し競争力を高めるべく様々な施策を講じております。しかしながら、必ずしもこのような施策が奏功し競争優位性の確立につながるとは限らず、その場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ②検索エンジンへの対応について 当社グループの事業において、「Yahoo!JAPAN」や「Google」等の主要なメディアが定期的に行なう、検索エンジンのアルゴリズムの判定要素の更新については、その判定要素が対外的に公開されていないため、その更新への対応を適時適切に行なう必要があります。しかし、その更新への対応が適切でなかった場合、あるいは更新への対応が遅れた場合等には、広告露出等の減少が予測されることで、当社グループの期待する利益が確保できなくなり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業内容について ①「KPI保証」型による契約形態を展開するリスクについて 当社グループの主たるサービスである、「ECマーケティングテック」による売上は主に「KPI保証」型による契約形態をとっております。これは、当社の行なうEC支援により、クライアントの得るマーケティングの成果に基づいて当社が請求を行なう契約形態であり、クライアントとの契約段階においては受注が確定していますが、マーケティングの成果が確定しない限り当社の売上高は確定いたしません。 さらに、原価は主にCPC(クリック単価)であるのに対し、売上は「KPI保証」により固定された成果報酬になりますので、原価と売上のチャージ基準が異なり、利率は確定いたしません。 このため、当社グループは、クライアントに対するマーケティングの成果を出す為に、ヘルスケア&ビューティ及び食品市場にかかるDMPの更なる蓄積と、AIを活用した「RESULTシリーズ」の機能強化等に注力しております。2025年11月には「Result+」をAI搭載型へとフルリニューアルいたしました。独自のCDPとの連携により、ROASを重視したより高度な広告運用自動化を実現しており、生成AI等を活用したクリエイティブ制作の効率化と合わせ、事業全般におけるAIの実装を推進しております。また、「KPI保証」は獲得件数に関する保証をしないことや、見込まれたマーケティングの成果が出なかった場合のコストカットルールを社内に設ける等によりリスクのコントロールをしております。 しかしながら、これらの蓄積や機能強化が進まなかった場合及び、リスクコントロールが機能しなかった場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ②「通販DX事業」の進捗について 当社グループの「通販DX事業」は受注から企画・制作に時間を要することに加えて、クライアントのキャンペーン時期等に合わせて施策を打つことが多いため、売上計上時期をコントロールすることが難しいものであります。複数のプロジェクトにおいて、売上計上が後ろ倒しになった場合、一時的に当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③技術革新への対応について 当社グループのサービスは、インターネット関連技術に基づき事業展開しておりますが、インターネット関連分野は新技術の開発及びそれに基づく新サービスの導入が相次いで行われており、非常に変化の激しい業界となっております。また、広告を表示するデバイス面においては、スマートフォンやタブレットなどの端末の普及が急速に進んでおり、新技術に対応した新しいサービスが相次いで展開されております。 このため、当社グループは、エンジニアの採用・育成や創造的な職場環境の整備、またマーケティングに関する技術、知見、ノウハウの取得に注力しております。 しかしながら、係る知見やノウハウの獲得が困難な場合、また技術革新に対する当社グループの対応が遅れた場合には、当社グループの競争力が低下する可能性があります。さらに、新技術への対応のために追加的なシステム、人件費などの支出が拡大する可能性があります。このような場合には、当社グループの技術力低下、それに伴うサービス品質の低下、そして競争力の低下を招き、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ④システムリスクについて 当社グループの事業は、そのサービスを、サーバーを中心とするコンピュータシステムからインターネットを介して顧客に提供しております。これらのサービスにおいては、システムの増強やバックアップ体制の強化など安定稼動のために常に対策を講じております。 しかしながら、機器の不具合、自然災害、想定を超える急激なアクセス増、コンピュータウィルス等によりコンピュータシステムや通信ネットワークに障害が発生したり、不正なアクセスによりプログラム等の内容が改ざんされた場合、サービスの停止を余儀なくされる場合等の状況によっては顧客からの信用が低下したり損害賠償を請求されたりするなど、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤新規事業について 当社グループは、今後も持続的な成長を実現するために、新規事業の創出と育成に取り組んでいきます。しかしながら、新規事業を遂行していく過程では、急激な事業環境の変化をはじめとして様々な予測困難なリスクが発生する可能性があります。その結果、当初の事業計画を達成できない場合は、当社グループの事業展開及び業績等に影響を与える可能性があります。 ⑥景気動向の変動等について 当社グループが扱う広告は、市場変化や景気動向の変動によりクライアントが広告費用を削減する等、景気動向の影響を受ける可能性があります。また、クライアントの経営状態の悪化等により、広告代金の回収が不能になる場合があります。このような状況となった場合、当社グループのサービスに対する需要が減退すること等により、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (3)組織体制について ①人材の確保及び育成について 当社グループの成長を支えている最大の資産は人材であり、優秀な人材を採用し育成することは当社グループにとって重要な課題であると認識しております。したがって、優秀な人材の確保と育成については最大限の努力を払っております。しかしながら、事業内容の急速な変化、事業規模の急拡大に伴う業務量の増加及び人材マーケットの需給バランスやその他何らかの要因により、必要な人材の確保や育成ができなかった場合、もしくは重要な人材の流出等が発生した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ②特定人物への依存について 当社の代表取締役社長である飛鳥貴雄は、当社の創業者であり、最高経営責任者であります。同氏は、インターネット広告におけるサービスの開発技術及びそれらに関する豊富な経験と知識を有しており、技術的判断、経営方針や事業戦略の決定及びその遂行において極めて重要な役割を果たしております。 当社グループでは、取締役会や経営会議等における役員及び幹部社員の情報共有や経営組織の強化を図り、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めております。 しかしながら、現状では何らかの理由により同氏が当社グループの業務を継続することが困難になった場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③内部管理体制について 当社グループは、企業価値の持続的な増大を図るためにはコンプライアンスが有効に機能することが不可欠であるとの認識のもと、業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保、さらに健全な倫理観に基づく法令遵守の徹底が必要と認識しており、内部管理体制の充実に努めております。しかしながら、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、内部関係者の不正行為等が発生しないよう、国内外の法令・ルールの遵守及び定期的な内部監査等で遵守状況の確認を行っております。しかし、法令等に抵触する事態や内部関係者による不正行為が発生する可能性は完全には排除できないため、これらの事態が生じた場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)その他 ①個人情報保護について インターネットを規制する国内の法律として「個人情報の保護に関する法律」があります。当社グループは、SSP、DSP、DMP等のサービスのプラットフォームを通じて、Cookie(クッキー)技術を利用し、当社グループと提携するWebサイトを閲覧したユーザーの行動履歴(アクセスしたURL、コンテンツ、参照順等)等を取得する可能性があります。 今後、インターネット広告に関するサービスを提供するうえで新たな法律の制定や既存の法律が改正されたり、自主規制が求められたりした場合には、サービスの提供が制約を受け、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ②法規制について 当社グループは、電気通信事業法、不当景品類及び不当表示防止法(以下、「景表法」という。)、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、「薬機法」という。)、医療広告ガイドライン等の法令規則及び諸規制の適用を受けております。今後、適用を受けている法令の改正や新たな法令の制定等が行われ、又は既存の法令等の解釈に変化が生じたり、もしくは、法令等に準ずる位置付けで業界内の自主規制が制定されその遵守を求められたりするような状況が生じた場合には、当社グループの事業展開に影響を与える可能性があります。 ③知的財産権について 当社グループでは、第三者の知的財産権侵害の可能性については調査可能な範囲で対応を行っておりますが、当社グループのサービスにおいて、知的財産権侵害の可能性を完全に排除することは困難であります。何らかの事情により当社の保有する知的財産権について、侵害があった場合もしくは他社の知的財産権を侵害し、差止請求もしくは損害賠償請求を受けた場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ④不適切な広告配信に対する監視体制の強化について 当社グループは、顧客に提供する価値を担保するために、当社グループが配信する広告に係る品質管理の徹底が重要な課題であると認識しております。具体的には、景表法、薬機法、健康増進法並びに著作権法等の各種法令により一定の制約が掛けられており、広告を実施する事業者としてはこれらの法令に抵触することがないよう、広告内容の適法性の確保を図る必要があります。また、不正な広告表示、錯誤を誘発する広告表示及び違法コンテンツを掲載するインターネットメディアへの広告配信の監視、また、成人向け広告の取り扱いに関する社内方針を定め、該当する広告取引を行わないよう努めております。 しかしながら、万一、予期せぬ要因により、これらの対応に不備が生じた場合、顧客への損害補填が必要となる等、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤クライアントの広告停止等について ヘルスケア&ビューティ及び食品市場における広告は景表法・薬機法の規制を受けており、これらに違反すると、広告停止を命じられる場合があります。前項のとおり、当社グループでは監視体制を強化し法令遵守を徹底しておりますが、クライアントの利用している他の広告会社が当社クライアントの広告で違反をした場合、クライアントが広告停止を命じられる場合があり、当社グループとの取引に影響を及ぼす可能性があります。その結果、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥広告媒体・各ネットワークの自主審査基準について 景表法・薬機法の規制強化を受け、広告媒体や各ネットワークにおいても自主審査基準が法令以上に厳しくなっており、定期的に社内研修を内外の講師と伴に行い法規制の変化に対応しています。過去のクリエイティブが利用できなくなる等、広告効率が一時的に悪化しておりますが、今後もさらにこれらの自主審査基準が強化された場合、サービスの提供が制約を受け、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦訴訟の可能性について 当社グループはシステムの障害や重大な人為的ミス等の予期せぬトラブルが発生した場合、また、取引先との関係に何らかの問題が生じた場合、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起される可能性があります。損害賠償の金額、訴訟の内容及びその結果によっては、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況や社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧自然災害等について 当社グループの事業活動に必要なサーバーについては、自然災害、事故等が発生した場合に備え、外部のデータセンターの利用や定期的バックアップ、稼働状況の監視等によりシステムトラブルの事前防止又は回避に努めております。 しかしながら、万一、当社本社の所在地である東京都において大地震や台風等の自然災害や事故等により、設備の損壊や電力供給の制限等の事象が発生した場合、当社グループが提供するサービスの継続に支障をきたす場合があります。また、損壊を被った設備等の修復や被害を受けた従業員に対する補償等の費用が発生し、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 なお、新型コロナウイルス感染症や新型インフルエンザ等の感染症が想定を大きく上回る規模で発生及び流行し、当社グループ内でクラスターの発生による事業活動の停止が長期にわたって発生した場合及び顧客の属する業界に影響を及ぼした場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨海外事業展開について 当社グループは、国内のほかアジア地域を中心に、グローバル展開を行っており、子会社を設立しております。各国の経済環境の動向や法規制等の予期せぬ変化や新型コロナウイルス感染症への対応等が、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩配当政策について 当社は、利益配分につきましては、今後の事業展開と財務体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。 しかしながら、当社は引き続き成長過程にあるため、M&Aや資本提携、人材への投資や売上成長をもたらす戦略的なマーケティング投資等の成長投資を最優先としております。今後も業績や成長投資等を総合的に勘案しながら安定した配当を実施してまいります。 ⑪ストックオプションの行使による株式価値の希薄化について 当社は、当社グループの取締役及び従業員等に対し、長期的な企業価値向上に対するインセンティブとしてストックオプションを付与しているほか、今後も優秀な人材確保のためストックオプションを発行する可能性があります。これらのストックオプションが権利行使された場合、当社株式が新たに発行され、既存の株主が有する1株当たりの株式価値を希薄化させる可能性があります。2025年12月31日現在、これらのストックオプションによる潜在株式数は79,520株であり、発行済株式総数7,367,300株の1.1%に相当しております。 ⑫継続企業の前提に関する重要事象等について 当社グループは、前連結会計年度まで4期連続で営業損失を計上しており、依然として継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況を払しょくできていないものと認識しておりますが、これは主に、景表法・薬機法の規制等による広告効率の悪化や、米国の政策動向や中国経済の低迷等の不安定な世界情勢に影響を受けた、中国を始めとする子会社の不調によるものであります。 ただし、当連結会計年度においては、当社グループ全体として2020年度12月期以来5年ぶりに通期での黒字化を達成しており、かつ、更なる成長を企図して、成果報酬での「KPI保証サービス」からサービスを拡張した「通販DX事業」、異業種へのサービスを展開する「マーケティングDX事業」、「新規事業」の3軸で再成長を図るべく、社内リソースの適材配置等を実施しております。 その他、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおり、当該重要事象等を解消するための対応策を実施していること、また財務面では、りそな銀行との新規契約を始めとする取引銀行との当座貸越契約等により必要な運転資金を確保しており、引き続き金融機関とも緊密な関係を維持していることから資金繰りの懸念は無いものと考えております。 以上のことから、現時点で当社グループにおいて、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
経営成績の分析 (MD&A)6,670字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 業績等の概要 (1)業績 当連結会計年度における売上高は、15,731,198千円(前年同期比16.6%増)となりました。 売上総利益は、2,416,754千円(前年同期比15.6%増)となりました。これは売上原価を13,314,443千円(前年同期比16.8%増)計上したことによるものであります。 営業利益は、40,536千円(前期は営業損失149,432千円)となりました。これは販売費及び一般管理費を2,376,217千円(前年同期比6.1%増)計上したことによるものであります。 経常利益は、231,742千円(前期は経常損失132,504千円)となりました。これは主に、営業外収益として補助金収入136,444千円及び有価証券売却益52,519千円を計上した一方で、営業外費用として支払利息22,017千円及び債権売却損3,566千円を計上したことによるものであります。 税金等調整前当期純利益は、181,620千円(前期は税金等調整前当期純損失98,175千円)となりました。これは主に、商品評価損21,674千円及び減損損失19,579千円を計上したことによるものであります。 親会社株主に帰属する当期純利益は、199,286千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失114,160千円)となりました。これは主に、法人税等合計を△46,538千円計上したことによるものであります。 なお、当社グループはEC支援事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 (2)財政状態 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べ36,268千円減少し、3,554,168千円となりました。主な要因としましては、現金及び預金が270,078千円増加した一方で、受取手形及び売掛金が261,050千円、前渡金が34,382千円減少したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ21,733千円減少し、643,445千円となりました。主な要因としましては、繰延税金資産が89,970千円、ソフトウエア仮勘定が11,358千円増加した一方で、投資有価証券が120,605千円減少したことによるものであります。 この結果、当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ58,002千円減少し、4,197,614千円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べ116,036千円減少し、3,519,269千円となりました。これは主に、短期借入金が209,976千円増加した一方で、買掛金が291,193千円減少したことによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ97,742千円減少し、27,881千円となりました。これは主に、長期借入金の減少93,355千円によるものであります。 この結果、当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ213,779千円減少し、3,547,150千円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ155,777千円増加し、650,463千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上199,286千円により増加した一方で、その他有価証券評価差額金が39,871千円減少したことによるものであります。 (3)キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ270,078千円増加し、当連結会計年度末には1,628,597千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、増加した資金は303,839千円(前連結会計年度は160,726千円の資金の支出)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益181,620千円に、売上債権の減少259,988千円及び仕入債務の減少291,193千円を調整したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は34,727千円(前連結会計年度は117,515千円の資金の支出)となりました。主な要因は、投資有価証券の売却及び償還による収入57,516千円があった一方で、無形固定資産の取得による支出33,939千円、事業譲受による支出30,910千円及び短期貸付金の純増減額△29,817千円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、増加した資金は20,344千円(前連結会計年度は284,510千円の資金の支出)となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出218,150千円があった一方で、短期借入金の純増減額209,976千円及び株式の発行による収入30,237千円があったことによるものであります。 生産、受注及び販売の実績 (1)生産実績 当社グループ全体における生産及び受注実績の金額的重要性が乏しく、提供する主要なサービスの性格上、当該記載が馴染まないことから記載を省略しております。 (2)受注実績 当社グループでは一部個別の受託開発を行っておりますが、「(1)生産実績」に記載の理由から、記載を省略しております。 (3)販売実績 当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。なお、当社グループはEC支援事業の単一セグメントであるため、サービス別に記載しております。 サービスの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) ECマーケティングテック   13,867,864   16.5 広告マーケティング   686,459   △16.0 その他   1,176,874   52.8 合計   15,731,198   16.6 (注)1.サービス間取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 第一三共ヘルスケアダイレクト株式会社 (旧社名:株式会社アイム)   2,716,221   20.1   3,004,159   19.1 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 (1)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性があるため、これらの見積りとは異なる場合があります。 なお、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 (2)当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度におけるわが国経済は、円安進行による輸入コストの増加や、依然として続く物価上昇・原材料価格の高騰等により、国内経済活動は先行き不透明な状況が続いております。世界経済についても、米国の関税政策や中国経済の回復遅れ、ウクライナ情勢の長期化、中東地域での地政学的リスクの高まり、原油価格の高騰等が継続しており、引き続き先行き不透明な状況となっております。 当社グループの主要な事業領域であるヘルスケア&ビューティ及び食品市場においては、生成AIを活用した広告制作やターゲティング、コンテンツ・映像制作等を行う企業が増加してきており、様々な用途で利用され効率化や最適化が進んでおります。店頭との連動やオフライン、縦型動画の活用など手法が増え、クライアントの予算は増加傾向にあります。特に各媒体における縦型動画を活用した広告手法が顕著に増加しております。 このような状況下において、当社グループは「全てがWINの世界を創る」という経営理念のもと、「Smart Marketing For Your Life」をビジョンに、クライアントのオールデータパートナーとなるべく、ヘルスケア&ビューティ及び食品市場の通販DX事業を軸に、事業開発から商品開発、インフラ整備、ブランディング、オンライン・オフラインでの新規顧客の獲得から既存顧客の育成等を、一気通貫の専門ソリューションとして提供してまいりました。2023年12月期からを第3創業期と位置づけ、「通販DX事業」「マーケティングDX事業(異業種展開)」「自社事業(新規事業)」の3軸からなる成長戦略のもと、ブランド価値創造企業として、さらなる成長を目指してまいります。 1軸目の成長戦略である「通販DX事業」につきましては、Webでの顧客獲得施策である「KPI保証サービス」から、ブランディング広告やTVCM等にも事業領域を拡大し、オンライン・オフラインのデータを一気通貫で分析し広告効果を効率化します。分析環境の構築を実施しつつ、サービス別ではオフライン広告とWebを連動するサービス「オフラインDX」、SNS上での発話量を増加させることでコストを抑えることのできる「SNSellマーケティング」、ミドルファネル施策、インフルエンサー施策等に注力したものの、「通販DX事業」の売上は2025年上期に比べて鈍化いたしました。苦戦した大手クライアントをその他クライアントでカバーしきれなかったことが要因となります。 しかしながら、新たに開始したサービス「Retail Spark」は、好調に受注が増加していることや、今後注力していくブランディング領域の案件が増加していることから、更なる事業拡大が期待されます。 2軸目の成長戦略である「マーケティングDX事業(異業種展開)」につきましては、引き続き人材や金融、不動産、店舗集客等を中心に展開しました。ヘルスケア&ビューティ及び食品市場のマーケティングは異業種と比較し高速PDCAが実施されており、そのスピード感が優位性となります。また、当社が今まで培ってきたダイレクトマーケティングのノウハウ、高い分析力が強みとなり、事業拡大を続けております。一部のクライアントにおいては業績が低迷しているものの、特定のクライアントだけに業績を左右されないような経営基盤構築に努め、取引社数の増加及び取引継続率の改善を実施しております。新たな成長ドライバー創出を目的として開始したエッセンシャルワーカー向け人材紹介サービス「お仕事カルテ」については求人数、登録者数が順調に増加しており、早期黒字化に向けた今後の更なる業績拡大を目指してまいります。 3軸目の成長戦略である「自社事業(新規事業)」につきましては、当社の連結子会社である株式会社サイバースターが事業展開するVTuber領域が引き続き好調です。オーディオ事業では新ブランド「TuneMATE」を本格始動させ、総フォロワー33万人を超えるVSinger HACHI氏とのコラボモデル「TMX001-HACHI」を受注生産で発売し、これまで取り扱ってきたコラボイヤホンでは過去最高数の受注を頂いております。しかしながら、初開催したコラボカフェ運営に想定以上の苦戦を強いられたことや、その他での収益積み上げに時間を要したことなどで、業績については、依然として厳しい状況が続いております。 当社の連結子会社である株式会社P2Cでは、料理研究家でありYouTuberでもあるリュウジさん監修の、指定医薬部外品「良朝丸(※)」がAmazonで過去最高売上となるなどECモールでの売上及び粗利が好調に推移しており、更なる収益拡大を目指してまいります。 機能性インナーブランド「SHAPEDAYS」に関しては、ECモールや店頭での新たな販売経路の増加を図っており、販売促進施策の実施も計画するなど拡大に向けて引き続き注力しております。 ※ 販売名:レイスターズ 投資関連では、当連結会計年度において、連結子会社である株式会社ピアラベンチャーズにて設立したファンド「ピアラベンチャーズ1号投資事業有限責任組合」において、新たな投資先を選定していたものの、実行には至っておりません。引き続き新規の投資先の検討を進めるほか、現在の投資先における未来の動向も注視してまいります。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は、15,731,198千円(前期比16.6%増)となりました。 売上総利益は、2,416,754千円(前期比15.6%増)となりました。これは売上原価を13,314,443千円(前期比16.8%増)計上したことによるものであります。 営業利益は、40,536千円(前期は営業損失149,432千円)となりました。これは販売費及び一般管理費を2,376,217千円(前期比6.1%増)計上したことによるものであります。 経常利益は、231,742千円(前期は経常損失132,504千円)となりました。これは主に、営業外収益として補助金収入136,444千円及び有価証券売却益52,519千円を計上した一方で、営業外費用として支払利息22,017千円及び債権売却損3,566千円を計上したことによるものであります。 税金等調整前当期純利益は、181,620千円(前期は税金等調整前当期純損失98,175千円)となりました。これは主に、商品評価損21,674千円及び減損損失19,579千円を計上したことによるものであります。 親会社株主に帰属する当期純利益は、199,286千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失114,160千円)となりました。これは主に、法人税等調整額を△79,925千円計上したことによるものであります。 なお、当社グループはEC支援事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 (3)財政状態 財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (2)財政状態」に記載しております。 (4)キャッシュ・フローの分析 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 業績等の概要 (3)キャッシュ・フロー」に記載しております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、以下のとおりです。 当社グループは、必要な資金を主に自己資金及び金融機関からの借入で賄っております。当社グループの運転資金需要のうち主なものは、当社グループのサービスを効果的に拡大していくための外注費及び人件費です。投資を目的とした資金需要は、設備投資及び業務提携による関係強化等を目的とした戦略的投資によるものです。 (5)経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりです。

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開示資料

出典

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