概要
ピアラは、化粧品・健康食品のD2Cブランド立ち上げ支援を主力とする企業である。ECサイト構築からSNSマーケティングまで一気通貫で提供し、2025年12月期の売上高は157億円に達したが、先行投資により営業利益は4,000万円と低水準にとどまる。従業員161名、本社は東京都渋谷区。
EC支援事業を単一セグメントとする収益構造
ピアラの事業は「EC支援事業」の単一セグメントで構成される。内訳は、自社開発のAI搭載マーケティングツール「RESULTシリーズ」を用いたECマーケティングテックが売上の約88%を占め、広告マーケティングとその他(自社ブランド等)が続く。2025年12月期の売上高157億円のうち、ECマーケティングテックが139億円、広告マーケティングが7億円、その他が12億円であった。収益の中心は成果報酬型の「KPI保証サービス」であり、新規顧客獲得単価を保証するモデルが特徴である。
第一三共ヘルスケアダイレクトに依存する顧客基盤
最大の取引先は第一三共ヘルスケアダイレクト株式会社(旧アイム)で、2025年12月期の販売実績30億円、全売上高の19.1%を占める。同社への依存度は高いが、ピアラは化粧品・健康食品のD2C企業を中心に800社以上のクライアントを有する。クライアントの業種はヘルスケア&ビューティ及び食品が主だが、近年は異業種へのマーケティングDX事業も展開し、収益源の分散を図っている。
成長と赤字が交錯する財務推移
売上高は2014年の42億円から2025年には157億円へと約3.7倍に拡大した。しかし、営業利益は2019年に3億円のピークを付けた後、2023年には10億円の赤字に転落。2025年には0.4億円の黒字に回復したものの、依然として不安定である。要因として、市場の規制強化やCPC高騰により主要顧客の広告効率が悪化し、KPI保証サービスの採算が圧迫されたことが挙げられる。純資産は6.5億円と小規模で、自己資本比率は15.5%にとどまる。
業界の中での役割はECマーケティング支援企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2022/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ECマーケティングテック | 95億円 | 74.8% | — | — |
| 広告マーケティング | 30億円 | 23.6% | — | — |
| その他 | 2億円 | 1.6% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01ヘルスケア&ビューティ主力
化粧品や健康食品などの通販企業を中心に、新規顧客獲得支援やCRMなど、ECマーケティングを一気通貫で提供。独自のAIツール「RESULTシリーズ」でKPI保証型のサービスを展開。
- RESULT MASTER
- AI搭載のマーケティングツール。広告分析、顧客分析、CRMを兼ね備える。
- RESULT PLUS
- ヘルスケア&ビューティ特化のアフィリエイトサービス。
- PIALA INTELLIGENCE
- マーケティング施策の効果を可視化するSaaSツール。
- KPI保証サービス
- 新規顧客獲得単価を保証する成果報酬型サービス。
- 通販DXサービス
- DMP構築と分析でマーケティング全体を最適化するサービス。
- BEAT MAKER
- データ分析に基づく商品企画・開発サービス。
02食品準主力
ヘルスケア&ビューティ同様、食品市場の通販企業にもECマーケティング支援を提供。
- RESULT MASTER
- 食品分野でも活用されるAIマーケティングツール。
- KPI保証サービス
- 食品通販でも利用可能な成果報酬型サービス。
03エンターテインメント副次
VTuberプロダクション「VARiSE」やライブ配信プラットフォーム「CYBER STAR」など、エンタメ業界向けサービスも展開。
- CYBER STAR
- ライブ配信やファンクラブ運営などの総合エンタメプラットフォーム。
04その他(P2C事業)副次
自社で商品を企画・開発し、ECモールやドラッグストアで販売するP2C事業も展開。
- 良朝丸
- 指定医薬部外品の健康食品。
- SHAPEDAYS
- 機能性インナーブランド。
製品と技術
AI搭載マーケティングツール「RESULT MASTER」
RESULT MASTERは、広告分析・顧客分析・CRMを統合したAI搭載のマーケティングツールである。DMPに蓄積された広告計測データや顧客データを解析し、クライアント商材ごとの最適なクリック単価や予算配分を予測する。独自の「アトリビューションスコアによる貢献度分析」や「広告プロモーション毎のLTV分析」機能を持ち、800社以上の支援実績から得たノウハウをAIに学習させている。このツールを核として、KPI保証サービスや通販DXサービスが提供される。
クローズ型アフィリエイトASP「RESULT PLUS」
RESULT PLUSは、ヘルスケア&ビューティ及び食品市場に特化した招待制のアフィリエイトサービスである。すべての広告を成果報酬型で実施し、「ワンタグ」システムにより複数のアフィリエイトプロバイダーを一元管理できる。クライアントは自社商材に適したパートナーを選定でき、当社のDMPと連携することで獲得効率を高める。2005年の提供開始以来、長年にわたり主力サービスの一角を担っている。
効果測定と自社ブランド開発を支える「PIALA INTELLIGENCE」と「BEAT MAKER」
PIALA INTELLIGENCEは、TVCMやオフライン広告などの効果を可視化するSaaSツールである。直接効果だけでなく、施策後の間接的な影響も計測可能で、クライアントのマーケティング全体の最適化を支援する。一方、BEAT MAKERは当社のデータ分析力を活用した商品企画開発サービスである。市場ニーズに合った商品を無償で企画・開発し、発売後のマーケティング支援で収益を得る仕組みで、指定医薬部外品「良朝丸」や機能性インナー「SHAPEDAYS」などの自社ブランドもこのプロセスから生まれている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
ネット通販支援で急成長、収益改善途上
ピアラは売上高が急拡大しており、2023年12月期の91億円から2025年12月期には157億円へ増加。しかし、営業利益率は2024年12月期に赤字を記録し、2025年12月期にようやく均衡、収益性は依然低い。同業他社のジンジブやイシンと比較しても、売上規模は中位に位置するが、成長率は高い。強みはEC支援に特化したサービス網と、急成長を支える営業力。課題は収益性の改善と、競争激化への対応。データからは業界内での明確な地位は示されていないが、独自のポジションを築きつつある。
強み
- 売上高が91億円から157億円へ2年で約1.7倍に拡大。
- ネット通販支援に特化したサービスを展開。
- 市場成長に乗り、高い成長率を実現している。
- 売上規模は同業他社比でまだ拡大余地がある。
課題
- 2024年は赤字、2025年も利益率ほぼゼロで収益性が課題。
- 同業他社との競争が激しく、差別化が必要。
- 売上成長に比して利益率向上が急務。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がピアラ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7044ピアラ | 37億円 | 28.1倍 |
| 2 | 6090ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ | 37億円 | 17.3倍 |
| 3 | 7353KIYOラーニング | 37億円 | 9.4倍 |
| 4 | 2139中広 | 37億円 | 18.9倍 |
| 5 | 9561グラッドキューブ | 37億円 | 66.8倍 |
| 6 | 6193バーチャレクス・ホールディングス | 37億円 | — |
| 7 | 6034MRT | 36億円 | 63.4倍 |
| 8 | 9235売れるネット広告社グループ | 36億円 | — |
| 9 | 475Aギミック | 36億円 | 9.6倍 |
| 10 | 4705クリップコーポレーション | 36億円 | — |
| 11 | 7072インティメート・マージャー | 35億円 | 20.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 7件
東京都港区の小さな有限会社として2004年に設立
2004年3月、資本金100万円で有限会社ピアラが東京都港区東麻布に設立された。当初はEC支援事業の基礎を築く段階であり、翌2005年8月には株式会社へ組織変更。同時に、ECサイト構築システム「JOY EC」(後の「RESULT EC」)とクローズ型アフィリエイトASP「RESULT PLUS」の提供を開始し、事業の原型が形成された。
システム開発と拠点拡大を進めた2010年代前半
2010年には大阪営業所を開設し、子会社マーブリージャパンを設立。2011年にはプライバシーマークを取得し、本店を渋谷区恵比寿に移転した。2012年は大きな転機で、香港に持株会社を設立(後に清算)、タイ・中国・沖縄・福岡に相次いで子会社や支社を開設した。また、AI搭載マーケティングツール「JOY MASTER」(後の「RESULT MASTER」)をリリースし、テクノロジー面での差別化を図った。同年中に持株会社体制を解消し、現在のグループ体制の基盤が整った。
売上100億円突破とその後の収益悪化(2018〜2023年)
2018年12月期に売上高106億円を達成し、2019年には136億円まで成長。しかし、2020年以降、景表法・薬機法の規制強化やCookie規制による広告効果の低下が直撃し、主力のKPI保証サービスの収益性が悪化。2021年には3億円の営業赤字に転落し、2023年には10億円の赤字を計上した。この間、売上高も2020年の146億円から2023年には91億円まで減少した。
第3創業期と位置づけた2023年以降の再建策
2023年12月期を「第3創業期」と定義し、3軸戦略(通販DX事業、マーケティングDX事業、自社事業)を掲げた。オフライン広告との連動や異業種展開、自社ブランド「良朝丸」「SHAPEDAYS」などのP2C事業、VTuberプロダクション「VARiSE」など新規分野に投資。2025年12月期には売上高157億円、営業利益0.4億円と黒字化に成功したが、依然として収益基盤は脆弱である。
年表7件を開く
2000年代
- 2004年3月創業東京都港区東麻布に資本金100万円にて有限会社ピアラを設立
- 2005年8月資本金を1,000万円とし株式会社に組織変更 ECシステム「JOY EC(ジョイイーシー)」(現「RESULT EC(リザルトイーシー)」)提供開始 クローズ型アフィリエイトASP「RESULT PLUS(リザルトプラス)」提供開始
- 2009年3月本店を東京都渋谷区東に移転
2010年代
- 2010年6月創業大阪市中央区南船場に大阪営業所を開設 株式会社マーブリージャパンを設立
- 2011年2月プライバシーマークを取得(登録番号 第21000584号)
- 2011年3月本店を東京都渋谷区恵比寿に移転
- 2012年2月M&A香港に比亞莱集團有限公司(PIALA HOLDINGS LIMITED)を設立(2018年5月清算)比亞菜集團有限公司が当社の株式を取得し、比亞菜集團有限公司を親会社とする持株会社体制に移行 AI搭載マーケティングツール「JOY MASTER(ジョイマスター)」(現「RESULT MASTER(リザルトマスター)」)提供開始 タイ王国バンコク都内に連結子会社となるPIATEC(Thailand)Co., Ltd.を設立 株式会社マーブリージャパンを合併 中国浙江省杭州市に連結子会社となる比智(杭州)商貿有限公司を設立 中国上海市に比智(杭州)商貿有限公司の上海支社を開設 沖縄県宜野湾市に連結子会社となる株式会社PIALab.を設立 比亞莱集團有限公司(PIALA HOLDINGS LIMITED)の持株会社体制を解消 福岡県福岡市中央区天神に福岡支社を開設 アトリビューション分析(広告における成果に至るまでのすべての接触履歴の解析)ツール「RESULT MASTER(リザルトマスター)」における、独自機能「アトリビューションスコアによる貢献度分析」及び「広告プロモーション毎のLTV分析
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
通販DX事業の拡大と多様化
従来のWeb中心のKPI保証サービスに加え、ブランディング広告やTVCM、オフラインDX、SNSellマーケティングなど多様な施策を展開し、オンライン・オフラインのデータを一気通貫で分析して広告効果を効率化する。
- 02
マーケティングDX事業による異業種展開
ヘルスケア・ビューティ・食品市場で培ったダイレクトマーケティングのノウハウや高速PDCAの強みを活かし、医療・人材・不動産など異業種へサービスを横展開して安定成長を目指す。
- 03
自社事業(新規事業)への投資
エンターテイメントDX事業やP2C事業など、より利益率の高い新規分野に積極投資し、自社IPや複数ブランド展開により収益源を多角化する。
- 04
グループシナジーとリソース効率化
グループ各社の自律性を活かしつつ、データを中心としたECマーケティングテックの競争力強化とアジア市場展開でシナジーを創出し、経営資源を効率的に活用する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 8期分
グループ全体で161人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は600万円で、7期前と比べて−4.0%。平均年齢は33.2歳、平均勤続年数は4.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年12月 | — | — | — | 137 | — |
| 2019年12月 | 625 | 30.8 | 3.4 | 168 | — |
| 2020年12月 | 611 | 31.2 | 3.7 | 200 | — |
| 2021年12月 | 572 | 31.3 | 4.0 | 191 | — |
| 2022年12月 | 582 | 32.0 | 4.4 | 180 | — |
| 2023年12月 | 610 | 33.1 | 5.0 | 156 | — |
| 2024年12月 | 644 | 32.9 | 4.3 | 149 | −67 |
| 2025年12月 | 600 | 33.2 | 4.6 | 161 | 0 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社10社(国内 6 / 海外 4、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。
- 海外PIATEC(Thailand) Co., Ltd. (注)3タイ国バンコク · 連結子会社議決権99.0%
- 海外比智(杭州)商貿有限公司(注)3中国杭州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外CHANNEL J (THAILAND) Co., Ltd. (注)3、5タイ国バンコク · 連結子会社議決権49.0%
- 海外PG-Trading(Vietnam)Co., Ltd. (注)3ベトナムホーチミン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ピアラベンチャーズ(注)3東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ピアラベンチャーズ1号投資事業有限責任組合(注)3、4東京都渋谷区 · 連結子会社議決権63.6%
- 国内株式会社P2C (注)3東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内one move株式会社東京都三鷹市 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内株式会社ジョシュアツリー東京都目黒区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社サイバースター(注)3東京都渋谷区 · 連結子会社議決権97.0%
- 補助金2,428万円[第十回]事業再構築補助金_成長枠等(交付申請等)中小企業庁
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は157億円、営業利益は0億円。前期と比べると増収で、売上が+16.3%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 192億円 | 157億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 0億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥5 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は90億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+8.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 26 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2023年2Q | 23 | −1 | −4.3 | −1 |
| 2023年3Q | 22 | −1 | −4.5 | −5 |
| 2023年4Q | 20 | — | — | −4 |
| 2024年1Q | 29 | −1 | −3.4 | −1 |
| 2024年2Q | 30 | −1 | −3.3 | −1 |
| 2024年4Q | 76 | 1 | 1.3 | 1 |
| 2025年2Q | 83 | 0 | 0.0 | — |
| 2025年4Q | 74 | 0 | 0.0 | 2 |
| 2026年2Q | 90 | 1 | 1.1 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 12期分
2014年12月期からの12期で、売上は42億円から157億円へ3.7倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 42 | — | 0 | — | 0 |
| 2015年12月 | 45 | — | −1 | — | −4 |
| 2016年12月 | 59 | — | 1 | — | 1 |
| 2017年12月 | 73 | — | 0 | — | 0 |
| 2018年12月 | 106 | — | 3 | — | 2 |
| 2019年12月 | 136 | — | 4 | — | 3 |
| 2020年12月 | 146 | — | 5 | — | 3 |
| 2021年12月 | 117 | — | −1 | — | −3 |
| 2022年12月 | 118 | — | −1 | — | −2 |
| 2023年12月 | 91 | — | −4 | — | −10 |
| 2024年12月 | 135 | −1 | −1 | −0.7 | −1 |
| 2025年12月 | 157 | 0 | 2 | 0.0 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高157億円のうち、営業利益として残るのは0億円で0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の1.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金84.7%133億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.3%24億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 10期分
2025年12月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「現金積み上げ型」にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも。期末の手元現金は16億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年12月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 2017年12月 | 0 | −1 | 4 | −1 | 4 |
| 2018年12月 | 0 | −2 | 11 | −2 | 14 |
| 2019年12月 | 3 | −5 | 4 | −2 | 16 |
| 2020年12月 | 8 | −4 | 3 | 4 | 23 |
| 2021年12月 | −4 | −4 | 5 | −8 | 20 |
| 2022年12月 | 2 | −2 | 2 | 0 | 21 |
| 2023年12月 | 0 | 0 | −2 | 0 | 20 |
| 2024年12月 | −2 | −1 | −3 | −3 | 14 |
| 2025年12月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 16 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2025年12月期の総資産は42億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は13.6%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 9 | 0 | 9 | 0.6 |
| 2015年12月 | 8 | −2 | 10 | — |
| 2016年12月 | 8 | −2 | 10 | — |
| 2017年12月 | 16 | 4 | 12 | 22.3 |
| 2018年12月 | 31 | 15 | 16 | 49.6 |
| 2019年12月 | 42 | 19 | 23 | 44.4 |
| 2020年12月 | 51 | 22 | 29 | 43.6 |
| 2021年12月 | 50 | 19 | 31 | 36.8 |
| 2022年12月 | 49 | 16 | 33 | 31.2 |
| 2023年12月 | 35 | 6 | 29 | 15.0 |
| 2024年12月 | 43 | 5 | 38 | 10.4 |
| 2025年12月 | 42 | 7 | 35 | 13.6 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで534社中20位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中520位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥508で、1年前と比べて-23.7%。過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 28.1倍 |
| PER (会社予想) | 16.6倍 |
| PBR | 5.35倍 |
| 配当利回り | 0.98% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は498円で、25日線(483.88円)を約2.9%上回り、75日線(513.56円)は下回る。52週高値678円からは26.5%下落、安値462円からは7.8%上昇。出来高は直近数千株と非常に低調で、流動性が乏しい。RSIは66.13と強気圏だが、出来高を伴わない上昇は信頼性に欠ける。75日線を回復できるかが試金石。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)。
PER 17.96倍は業界平均22.50倍を下回るが、PBR 5.58倍は同平均3.17倍を大幅に上回る。ROE 39.4%は非常に高く、収益力は強いが、直近の業績は赤字で、2025/12期も営業赤字。配当利回り1%は業界平均2.73%を下回る。株価が純資産に対して大きく乖離しており、割高感。ただし高いROEと今後の収益改善期待を考慮し、やや割高に評価。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 28.1倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 16.6倍 | — |
| PBR | 5.35倍 | 3.51倍 |
| ROE | 39.4% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上は増加しているものの、営業赤字が続いており、収益性改善が最大の投資論点です。強気派は売上成長に着目し、将来の黒字転換を期待する一方、弱気派は競争激化や収益構造の脆弱さを懸念します。また、PBRが高い水準にあることから、市場が成長を織り込んでいるかが焦点です。
- 売上の成長
直近の売上は大きく増加しており、需要が拡大している可能性があります。
- 収益改善の兆し
直近年度で純利益が黒字化しており、収益改善の方向性が見られます。
- 高いROE
ROEが39.4%と高く、株主資本を効率的に使っている可能性があります。
- 売上高157億円、前期比16%増通年影響中
売上高は135億円から157億円へ22億円増、2ケタ増収。
- 最終損益が2億円の黒字に転換通年影響中
純利益は2024年1億円の赤字から2025年2億円の黒字へ改善。
- ROE39.4%と資本効率が高い継続影響弱
ROE39.4%は非常に高く、収益力強化が評価につながる。
- 株価は1年で21.2%下落、押し目買い妙味不定影響弱
株価は1年で21.2%下落、成長と比べ割安感が出ている。
- 営業赤字の継続
直近の営業利益率がマイナスで、本業での収益力が弱いです。
- 業績の不安定さ
過去に赤字が続いており、安定した利益確保が難しい状況です。
- 高いPBRの割高感
PBRが5.57倍と高く、成長期待が織り込まれている可能性があります。
- 営業利益0億円と本業の収益力が弱い通年影響中
売上高157億円に対し営業利益0億円、営業損益はトントン。
- PBR5.57倍と割高なバリュエーション継続影響中
時価総額37億円に対してPBR5.57倍、既存PER17.9倍と比べ評価が高い。
- 2023年は純利益10億円の赤字、再燃リスク不定影響強
2023年12月期は純損失10億円を計上、再度赤字転落の恐れ。
- 純利益は3期で赤字と黒字が交錯通年影響中
純利益は2023年-10億円、2024年-1億円、2025年2億円と乱高下。
- 売上高成長率
- 事業拡大の速度を確認するため。
- 営業利益率
- 本業の収益性改善度合いを測るため。
- 顧客単価
- 顧客価値の向上が収益につながるため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり5円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.98%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 5 | — | 10.0 |
| 2021年12月 | 5 | 0.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥5
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ3,985人。区分でいちばん多いのは個人・その他で62.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.2%を占め、残る65.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 44.5 | 59.4 | 62.8 | 54.3 | 55.4 | 62.2 |
| 事業法人 | 28.9 | 31.2 | 28.7 | 35.2 | 34.9 | 34.2 |
| 自己株式 | 0.0 | 2.3 | 2.8 | 2.8 | 2.7 | 2.7 |
| 外国法人 | 8.7 | 0.9 | 2.8 | 1.1 | 3.3 | 2.0 |
| 証券会社 | 4.5 | 4.0 | 2.4 | 6.8 | 5.6 | 1.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.3 | 0.3 |
| 金融機関 | 13.3 | 4.4 | 3.2 | 2.3 | 0.6 | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | FLYING BIRD株式会社 | 21.74 |
| 02 | 飛鳥 貴雄 | 10.23 |
| 03 | 株式会社大石キャピタル | 4.70 |
| 04 | 大石 崇徳 | 4.48 |
| 05 | 根来 伸吉 | 3.73 |
| 06 | 株式会社 ジーニー | 3.28 |
| 07 | ALG株式会社 | 1.82 |
| 08 | SBSホールディングス株式会社 | 1.09 |
| 09 | BNP PARIBAS SYDNEY/2S/JASDEC/AUSTRALIAN RESIDENTS(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 0.72 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510795(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.64 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-07株式会社大石キャピタル新規の大量保有報告0.00%-4.87pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は12期で+181%、1株純資産は9期で−7%。直近期のROEは39.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2014年12月 | 10 | — | — | — |
| 2015年12月 | −131 | — | — | — |
| 2016年12月 | 23 | — | — | — |
| 2017年12月 | 5 | 86 | 19.4 | — |
| 2018年12月 | 38 | 218 | 20.2 | 54.8 |
| 2019年12月 | 44 | 263 | 18.3 | 36.8 |
| 2020年12月 | 47 | 310 | 16.4 | 47.6 |
| 2021年12月 | −37 | 266 | −12.8 | — |
| 2022年12月 | −34 | 219 | −13.8 | — |
| 2023年12月 | −142 | 77 | −96.1 | — |
| 2024年12月 | −16 | 63 | −23.5 | — |
| 2025年12月 | 28 | 80 | 39.4 | 20.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額90百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 飛鳥貴雄 | 代表取締役社長 | 51 | 2,356,900 |
| 根来伸吉 | 専務取締役 | 47 | 275,200 |
| 松田淳 | 取締役 CFO兼管理本部長 | 57 | — |
| 齋藤利勝 | 取締役 | 58 | — |
| 島田明恵 | 取締役 | 56 | — |
| 青山格雄 | 常勤監査役 | 47 | — |
| 蒲俊郎 | 監査役 | 65 | 8,000 |
| 杉野剛史 | 監査役 | 50 | 9,600 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 63 | 63 | 21 |
| 社外監査役 | 3 | 17 | 17 | 6 |
| 社外取締役 | 2 | 10 | 10 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容9,142字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,472字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,988字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,670字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第23期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-27
- 半期報告書半期報告書-第22期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-27
- 半期報告書半期報告書-第21期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第20期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第19期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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