概要
売れるネット広告社グループは、福岡県福岡市に本社を置くD2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援企業である。2010年1月の創業以来、クラウドサービス「売れるD2Cつくーる」を中核に事業を展開し、2023年10月に東京証券取引所グロース市場へ上場した。2025年7月期の連結売上高は約16億円、従業員数は54名。現在はD2C向けデジタルマーケティング支援、D2C(ネット通販)、グローバル情報通信の3セグメントで構成され、国内外に子会社7社を持つグループへと成長している。
三つの事業セグメントが支える収益構造
当社グループは、2025年7月期より報告セグメントを3区分に再編した。第1の「D2C向けデジタルマーケティング支援事業」は、クラウドサービス「売れるD2Cつくーる」の月額利用料や成果報酬型広告プラットフォーム「最強の売れるメディアプラットフォーム」による収入を主とする。同事業の売上高は6億6,195万9千円と全社売上の42%を占めるが、セグメント損失は1億318万6千円と赤字である。第2の「D2C事業」は、子会社オルクス株式会社が手がける自社ブランドの化粧品・健康食品のネット販売で、売上高2億1,747万1千円、セグメント損失4,046万円。第3の「グローバル情報通信事業」は、同じく子会社の株式会社JCNTが運営するWi-Fiルーター等のレンタルサービスで、売上高6億8,811万8千円、セグメント利益7,632万円と唯一の黒字セグメントである。
M&Aと子会社化で広がるグループ網
2024年2月、当社は株式会社売れる越境EC社と株式会社売れるD2C業界M&A社を設立すると同時に、株式会社グルプスと株式会社オルリンクス製薬の全株式を取得し子会社化した。これにより運用型広告事業と自社D2C事業をグループに取り込んだ。同年8月には株式会社JCNT及びその子会社ジーアイエヌ株式会社を子会社化し、グローバル情報通信事業へ参入。9月にはJCNT International Inc.も子会社化した。さらに2025年1月、グルプスとオルリンクス製薬を合併しオルクス株式会社に改称。同年同月、ホールディングス体制へ移行し、事業子会社として売れるネット広告社株式会社を新設した。この一連の再編により、連結子会社は7社となり、D2C領域から越境EC、M&A仲介、通信機器レンタルまで事業領域が拡大した。
上場後の財務と経営課題
上場前の2019年7月期から2021年7月期まで売上高は19億円、28億円、24億円と推移したが、2022年7月期には8億円に急減し当期純損失1億円を計上。その後2023年7月期に10億円、当期純利益1億円と回復したものの、2024年7月期は売上高8億円、営業損失3億円、当期純損失3億円と再び悪化した。2025年7月期は売上高16億円に増加したが、営業損失2億円、当期純損失4億円と赤字が拡大した。この間、2023年10月の上場により資金調達を行い、2025年7月期末の自己資本比率は35.5%である。経営課題として、新規クライアント獲得、人材育成、情報セキュリティ、内部管理体制の強化、システム安定性、グループ連携による提案活動を挙げている。
業界の中での役割はD2C(ネット通販)セクター向けに、デジタルマーケティングのノウハウとツールを提供する専門サービス企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/7期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業 | 7億円 | 43.8% | -1億円 | -14.3% |
| グローバル情報通信事業 | 7億円 | 43.8% | 1億円 | 14.3% |
| D2C(ネット通販)事業 | 2億円 | 12.5% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援主力
D2C(ネット通販)事業者を主な顧客とし、ネット広告の効果を最大化するためのクラウドサービス(売れるD2Cつくーる)や、コンサルティング、クリエイティブ制作、広告配信を提供。蓄積したA/Bテストのノウハウをサービスに反映し、費用対効果の改善を支援する。
2,600回以上のA/Bテストに基づくノウハウでニッチトップ
- 売れるD2Cつくーる
- ランディングページ制作、申し込みフォーム、フォローメール配信などをワンストップで提供するクラウドサービス。専門知識がなくても最適な広告仕組みを構築できる。
- 売れるネット広告でざいん
- A/Bテストの結果に基づき、レスポンスの高いランディングページや広告原稿の制作を提供するサービス。
- 売れるネット広告こんさる
- 専任コンサルタントがネット広告活動全般の企画・運用を支援する有料コンサルティング。
- 最強の売れるメディアプラットフォーム
- 成果報酬型で広告配信を行うマーケティング支援サービス。希望成果単価に応じて媒体社と連携し、成果が発生した場合のみ報酬が発生する。
02D2C(ネット通販)事業準主力
自社ブランドの化粧品、サニタリー用品、健康食品などをネット通販を中心に販売。広告運用のノウハウを活かしたプロモーションと、国内生産にこだわった商品開発が特徴。
- プレミアム美容液
- 微生物美容成分を90%以上高濃度配合した独自の美容液。
- 化粧品・健康食品
- 自社開発によるD2C専用ブランド商品群。
03グローバル情報通信副次
BtoBに特化した海外・国内Wi-Fi機器のレンタル事業。世界150カ国のビジネスシーンで利用可能なサービスを提供し、出張や海外展開する企業の通信インフラを支援する。
- 海外Wi-Fiレンタル
- 海外出張や旅行時に利用可能なモバイルWi-Fiルーターのレンタルサービス。
- 国内Wi-Fiレンタル
- 国内での利用に適したWi-Fiルーターのレンタルサービス。
製品と技術
クラウドサービス「売れるD2Cつくーる」の機能
「売れるD2Cつくーる」は、ランディングページ制作、申し込みフォーム、フォローメール配信、フォローLINE配信、フォローSMS配信までをワンストップで提供するクラウドサービスである。最大の特徴は、当社が2,600回以上のA/Bテストを実施した結果のうち、5社中4社以上で費用対効果が改善されたノウハウを機能として実装している点にある。クライアントは10項目(商品名、カテゴリ、画像、価格等)を入力するだけで、自動的にクリエイティブが生成され、広告効果の高い仕組みを構築できる。月額利用料は14万9,800円(年間契約・2か月無料期間あり)で、主に健康食品・化粧品のD2C事業者が利用する。
成果報酬型のマーケティング支援プラットフォーム
「最強の売れるメディアプラットフォーム」は、当社のクラウドサービス利用クライアント向けに提供される成果報酬型のマーケティング支援サービスである。クライアントが希望する成果単価を設定すると、当社と契約した媒体社に広告が配信され、一般消費者によるコンバージョン(主に商品購入)が発生した場合のみ料金が発生する。これにより、クライアントはリスクを抑えた広告配信が可能となる。さらに、同プラットフォーム上の過去データを活用した純広告や運用型広告も提供。当社は広告出稿後の改善までを一貫して支援するため、本サービスは「売れるD2Cつくーる」契約クライアント限定で提供されている。
自社D2C商品と越境・M&A支援
D2C事業では、子会社オルクス株式会社が化粧品・サニタリー用品・健康食品等を自社開発・販売する。「国内生産」にこだわり、微生物美容成分を90%以上配合したプレミアム美容液など独自性のある商品を展開する。シートマスク「KogaO+」が主力製品である。また、越境EC支援では、米国Amazon・eBayを活用した販売や中国向けECショップ構築、中国SNS運営代行を提供。M&A支援では、D2C事業者向けのM&A仲介サービスを手がける。これらは2024年2月に設立・子会社化された事業で、グループのサービスラインアップを補完している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援2,600回以上のA/Bテストに基づくノウハウでニッチトップ
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
広告技術スタート、赤字続く
売れるネット広告社グループは、インターネット広告代理業を主力とする小型ベンチャー。同業にはジンジブ(採用支援)やイシン(DX支援)などがいるが、同社は広告特化。直近期の売上高は8億円(2024/7期)と減少、営業利益率は-37.5%と大幅赤字。翌期も増収見込みだが営業赤字継続。業界内での競争力は弱く、大手広告代理店との差別化や収益化が大きな課題。
強み
- デジタル広告に特化し、専門性とスピード感を強みとする。
- 2025/7期は売上高倍増見込みと、急成長の可能性を秘める。
- 組織が小さいため、意思決定が速く、顧客ニーズに柔軟に対応。
- AIやデータ解析を活用した広告配信技術を強みとする。
課題
- 営業赤字が継続しており、早期の黒字化が必須。
- 電通や博報堂など大手との競合で、価格競争に巻き込まれやすい。
- 赤字が続けば資金繰りが悪化し、事業継続に影響を与える可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字が売れるネット広告社グループ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2139中広 | 37億円 | 18.9倍 |
| 2 | 9561グラッドキューブ | 37億円 | 66.8倍 |
| 3 | 6193バーチャレクス・ホールディングス | 37億円 | — |
| 4 | 7044ピアラ | 37億円 | 28.1倍 |
| 5 | 9235売れるネット広告社グループ | 36億円 | — |
| 6 | 6034MRT | 36億円 | 63.4倍 |
| 7 | 475Aギミック | 36億円 | 9.6倍 |
| 8 | 4705クリップコーポレーション | 36億円 | — |
| 9 | 7072インティメート・マージャー | 35億円 | 20.2倍 |
| 10 | 6578コレックホールディングス | 35億円 | 86.9倍 |
| 11 | 7078INCLUSIVE Holdings | 35億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 22件
福岡で創業、クラウドサービスの原型を開発
2010年1月、福岡県福岡市早良区西新において資本金100万円で当社が設立された。設立から1年余りが経った2011年9月、株式会社Fusicとの共同開発によりネット広告とランディングページに特化したクラウドサービス「売れるネット広告つくーる」をリリース。これが現在の主力サービス「売れるD2Cつくーる」の原型となる。同年3月には本社を早良区百道浜一丁目に移転し、拠点を固めた。創業期のこのサービス開発が、その後の事業の核を形成した。
スマホ版リリースと東京拠点の開設
2012年10月、資本金を1,000万円に増資すると同時に「売れるネット広告つくーる スマホ版」をリリース。スマートフォン向け市場の拡大に対応した。2013年3月には本社を百道浜二丁目へ移転し、翌4月には東京都渋谷区に東京オフィスを開設。首都圏での営業拠点を確保した。2015年4月には東京オフィスを港区西新橋へ移転し、事業拡大に伴う人員増に対応した。この時期、サービスはクラウド提供からマーケティング支援へと機能を広げつつあった。
成果報酬型プラットフォームの投入とサービス統合
2017年8月、マーケティング支援サービス「最強の売れるメディアプラットフォーム」をリリース。これはクライアントの希望成果単価に基づき、当社と契約した媒体社に広告を配信する成果報酬型の仕組みである。2018年6月には「売れるネット広告つくーるver2」をリリースし、機能を強化。2019年4月には、それまで共同開発元である株式会社Fusicが保有していた同事業を吸収分割により自社に統合し、開発と運用を一本化した。これによりサービスの迅速な改善が可能となった。
上場とサービス名称変更
2021年12月、東京オフィスを港区台場へ移転。2022年5月、主力サービス名称を「売れるネット広告つくーる」から「売れるD2Cつくーる」に変更。D2C(ネット通販)領域への特化を明確にした。2023年10月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。これにより資金調達の手段を得るとともに、企業としての認知度向上を図った。上場後のビジョンとして「世界中をダイレクトマーケティングだらけにする」を掲げ、事業領域の拡大を加速させることになる。
M&Aによる多角化の急展開
2024年2月、当社は2つの子会社(株式会社売れる越境EC社、株式会社売れるD2C業界M&A社)を設立するとともに、株式会社グルプスと株式会社オルリンクス製薬の全株式を取得。これにより運用型広告事業と自社D2C事業をグループに加えた。同年7月には株式会社アクセスブライトより中国越境EC事業を譲受。8月には株式会社JCNT及びその子会社ジーアイエヌ株式会社を、9月にはJCNT International Inc.をそれぞれ子会社化。グローバル情報通信事業を新たに獲得し、事業ポートフォリオが一気に拡大した。
ホールディングス体制への移行と合併
2024年10月、ホールディングス体制への移行に先立ち、完全子会社として売れるネット広告社株式会社を設立。2025年1月、商号を売れるネット広告社グループ株式会社に変更し、持株会社体制へ移行した。同時に、2024年2月に子会社化した株式会社グルプスと株式会社オルリンクス製薬を吸収合併し、存続会社の商号をオルクス株式会社に変更。これによりグループ内の事業再編が完了し、現在の3セグメント体制が確立した。
年表22件を開く
2010年代
- 2010年1月創業福岡県福岡市早良区西新において、資本金100万円で当社を設立
- 2011年3月福岡県福岡市早良区百道浜一丁目へ本社を移転
- 2011年9月ネット広告/ランディングページ ※1 特化型クラウドサービス「売れるネット広告つくーる」を株式会社Fusicと共同開発・リリース
- 2012年10月資本金を1,000万円に増資
- 2012年10月「売れるネット広告つくーる スマホ版」をリリース
- 2013年3月福岡県福岡市早良区百道浜二丁目へ本社を移転
- 2013年4月東京都渋谷区に東京オフィスを開設
- 2015年4月東京都港区西新橋に東京オフィスを移転
- 2017年8月マーケティング支援サービス「最強の売れるメディアプラットフォーム」をリリース
- 2018年6月「売れるネット広告つくーるver2 ※2」をリリース
- 2019年4月「売れるネット広告つくーる」事業を株式会社Fusicより吸収分割
2020年代
- 2021年12月東京都港区台場に東京オフィスを移転
- 2022年5月商号変更サービス名称を「売れるネット広告つくーる」から「売れるD2C ※3 つくーる」に変更
- 2023年10月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2024年2月創業株式会社売れる越境EC社、株式会社売れるD2C業界M&A社の2社を設立
- 2024年2月M&A株式会社グルプス、株式会社オルリンクス製薬の2社の全株式を取得し、子会社化
- 2024年7月株式会社アクセスブライトより中国越境EC事業譲受
- 2024年8月M&A株式会社JCNT及び同社子会社であるジーアイエヌ株式会社の全株式を取得し、子会社化
- 2024年9月M&A株式会社JCNTの子会社である JCNT International Inc の全株式を取得し、子会社化
- 2024年10月M&Aホールディングス体制への移行に伴い売れるネット広告社株式会社(完全子会社)を設立
- 2025年1月商号変更ホールディングス体制へ移行(売れるネット広告社グループ株式会社へ商号変更)
- 2025年1月M&A株式会社グルプスと株式会社オルリンクス製薬を合併(オルクス株式会社へ商号変更)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
新規顧客獲得と継続率向上
新規クライアント獲得のための広告宣伝活動と営業活動を強化し、サービス品質向上と継続率向上を図る。
- 02
人材の確保と育成
優秀な人材を確保・育成するため、知名度向上、教育充実、働きやすい職場環境の整備、採用活動の柔軟化を進める。
- 03
情報セキュリティ体制強化
機密情報の適切な取扱いに向け、社内規程の運用、役職員のリテラシー向上、内部監査等を通じて情報セキュリティ体制を強化する。
- 04
内部管理体制の強化
事業規模に合わせたバックオフィス機能拡充、リスク管理や内部監査によるコンプライアンス強化、社外役員招聘等でガバナンス機能を充実させる。
- 05
システム安定性確保とグループ連携
サーバー増強や負荷分散システム導入でシステム安定稼働を確保し、グループ間の人員交流やソリューション抱き合わせ提案でシナジーを最大化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で54人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は538万円で、2期前と比べて+11.1%。平均年齢は36.5歳、平均勤続年数は3.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年7月 | 484 | 30.2 | 3.6 | 45 | — |
| 2024年7月 | 439 | 30.8 | 3.1 | 47 | −638 |
| 2025年7月 | 538 | 36.5 | 3.9 | 54 | −370 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社5社(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。
- 国内売れるネット広告社株式会社 ※2福岡県福岡市早良区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内オルクス株式会社愛知県名古屋市中区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社売れる越境EC社東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社売れるD2C業界M&A社東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社JCNT東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は16億円、営業利益は-2億円。前期と比べると増収で、売上が+100.0%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 19億円 | 16億円 |
| 営業利益 | 0億円 | -2億円 |
| 純利益 | 0億円 | -4億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
8期分
直近は2026年3Qで、売上は4億円、営業利益は−1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 2 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 1 | −1 | −100.0 | −1 |
| 2024年3Q | 3 | −1 | −33.3 | 0 |
| 2024年4Q | 2 | −1 | −50.0 | −2 |
| 2025年2Q | 8 | −1 | −12.5 | −4 |
| 2025年4Q | 8 | −1 | −12.5 | 0 |
| 2026年2Q | 7 | −1 | −14.3 | −1 |
| 2026年3Q | 4 | −1 | −25.0 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2019年7月期からの7期で、売上は19億円から16億円へ84%に減った。直近期の営業利益率は-12.5%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年7月 | 19 | — | 2 | — | 1 |
| 2020年7月 | 28 | — | 2 | — | 1 |
| 2021年7月 | 24 | — | 2 | — | 1 |
| サービス名称を「売れるネット広告つくーる」から「売れるD2C ※3 つくーる」に変更 | |||||
| 2022年7月 | 8 | — | −1 | — | −1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2023年7月 | 10 | — | 2 | — | 1 |
| 株式会社売れる越境EC社、株式会社売れるD2C業界M&A社の2社を設立 | |||||
| 2024年7月 | 8 | −3 | −3 | −37.5 | −3 |
| 株式会社グルプスと株式会社オルリンクス製薬を合併(オルクス株式会社へ商号変更) | |||||
| 2025年7月 | 16 | −2 | −2 | −12.5 | −4 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高16億円のうち、営業利益として残るのは-2億円で-12.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-4億円、売上の-25.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金43.8%7億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金68.8%11億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-12.5%-2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年7月期は営業CFが−1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は5億円で、売上の3.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年7月 | 0 | −1 | 0 | −1 | 5 |
| 2022年7月 | −1 | −3 | 0 | −4 | 2 |
| 2023年7月 | 3 | 0 | 0 | 3 | 4 |
| 2024年7月 | −4 | −2 | 5 | −6 | 3 |
| 2025年7月 | −1 | −1 | 4 | −2 | 5 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年7月期の総資産は19億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は35.5%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年7月 | 8 | 3 | 5 | 41.7 |
| 2020年7月 | 11 | 5 | 6 | 42.4 |
| 2021年7月 | 10 | 6 | 4 | 55.7 |
| 2022年7月 | 9 | 5 | 4 | 60.2 |
| 2023年7月 | 10 | 6 | 4 | 61.4 |
| 2024年7月 | 14 | 7 | 7 | 48.5 |
| 2025年7月 | 19 | 7 | 12 | 35.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中10位あたり、逆に低いのは営業利益率で534社中513位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥478で、1年前と比べて-65.9%。過去52週の値幅のなかでは1%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 1838.5倍 |
| PBR | 6.37倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は25日線にほぼ同水準、75日線は下回る。直近1カ月で2.9%上昇も、年初来安値469円からは7.7%高。52週高値1596円からは68.4%下落。出来高は6月30日に68.5万株と急増したが、その後は低調。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PERが1942.3倍と極めて高く、同業界平均22.5倍を大きく超過。PBR6.73倍も平均3.10倍の2倍超。ROE19.3%と良好だが、直近2期連続営業赤字で業績悪化中。配当利回り0%と無配。割高と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 1838.5倍 | — |
| PBR | 6.37倍 | 3.51倍 |
| ROE | 19.3% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売れるネット広告社グループの投資論点は、赤字からの業績回復と成長軌道に乗るかどうか。強気派は、2025年7月期の売上高倍増計画と、デジタル広告市場の成長、少額投資でベンチャー的な成長を狙う投資家の関心を挙げる。弱気派は、過去の業績不振(2024年7月期営業損失3億円)、競争激化による採算性の悪化、ROE19.3%と見かけ上高いが赤字基盤で持続可能性に疑問、PBR6.7倍と割高感を指摘。また、上場来株価が大きく下落しており、市場の信頼回復が不透明。
- 売上高の急拡大計画
2025年7月期売上高16億円と前期比2倍の計画。
- デジタル広告市場の成長
市場は拡大傾向にあり、追い風となる可能性。
- ベンチャー的な成長力
小規模ながら機動的な経営で成長余地あり。
- 売上高が倍増、赤字縮小基調2025年7月期影響中
2025/7期売上高16億円、前期比+100%、営業赤字-2億円に縮小(前期-3億円)
- 営業赤字が1億円改善2025年7月期影響弱
営業赤字が前期-3億円から-2億円に改善、赤字額減少
- 低時価総額で買収妙味不定影響弱
時価総額38億円と小型、M&A対象としての魅力
- デジタル広告需要回復期待不定影響弱
業界動向次第だが、広告需要回復で収益改善可能性
- 赤字継続と不透明な収益化
2025年7月期も営業赤字見込みで黒字化時期不明。
- 競争激化と利益率低下
同業ひしめく広告業界で差別化困難。
- 株価の大幅下落と割高PBR
1年で株価67%下落、PBR6.7倍と割高。
- 純損失が4億円に拡大2025年7月期影響強
2025/7期純損失4億円、前期1億円の赤字から拡大、経営体力懸念
- 予想PER1942倍と割高水準通年影響中
株価505円時点の予想PERが1942倍とバリュエーション懸念
- 売上高16億円と小粒、成長鈍化リスク継続影響弱
売上高16億円、市場規模に対してシェア拡大に不確実性
- 外国人保有率0.8%と低く需給脆弱継続影響弱
外国人保有率0.79%、需給が薄く株価変動大
- 営業損益
- 赤字縮小または黒字化の進捗を確認。
- 売上高成長率
- 計画達成度と事業拡大の実現性を測る。
- 広告の粗利率
- 収益性改善の鍵となる指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは0.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2019年7月 | 3 | — | 8.0 |
| 2020年7月 | 3 | 0.0 | 6.1 |
配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ4,676人。区分でいちばん多いのは個人・その他で59.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.7%を占め、残る68.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 60.0 | 60.9 | 59.4 |
| 事業法人 | 40.0 | 35.5 | 31.2 |
| 証券会社 | — | 1.8 | 8.2 |
| 金融機関 | — | 0.1 | 0.5 |
| 外国法人 | — | 1.2 | 0.5 |
| 外国人個人 | — | 0.4 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 加藤公一レオ | 33.88 |
| 02 | 株式会社レオアセットマネジメント | 30.98 |
| 03 | 楽天証券株式会社 | 4.11 |
| 04 | 株式会社SBI証券 | 2.03 |
| 05 | 高木聡 | 0.58 |
| 06 | 日本証券金融株式会社 | 0.49 |
| 07 | 中村雅志 | 0.45 |
| 08 | 榊有美 | 0.42 |
| 09 | 野村證券株式会社 | 0.36 |
| 10 | 松井証券株式会社 | 0.35 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-26加藤 公一レオ新規の大量保有報告50.02%
- 2026-08-26加藤 公一レオ新規の大量保有報告55.02%-2.84pt
- 2026-08-26加藤 公一レオ変更報告50.02%-5.00pt
- 2026-08-18樺澤 由加利新規の大量保有報告5.12%
- 2026-08-14加藤 公一レオ新規の大量保有報告50.02%-7.84pt
- 2026-05-14加藤 公一レオ変更報告30.36%-0.03pt
- 2026-05-12加藤 公一レオ新規の大量保有報告30.36%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で−277%、1株純資産は7期で−18%。直近期のROEは19.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年7月 | 35 | 109 | 37.9 | 8.0 |
| 2020年7月 | 46 | 152 | 34.9 | 6.1 |
| 2021年7月 | 22 | 97 | 25.9 | — |
| 2022年7月 | −9 | 88 | — | — |
| 2023年7月 | 19 | 107 | 19.3 | — |
| 2024年7月 | −49 | 100 | — | — |
| 2025年7月 | −62 | 89 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
4名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は4名。2025/7期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 加藤公一レオ | 代表取締役社長 | 51 | 4,923,200 |
| 植木原宗平 | 取締役 | 42 | — |
| 板越英真 | 取締役 | 58 | — |
| 池戸秀勝 | 取締役(監査等委員) | 75 | — |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 60 | 60 | 30 |
| 監査等委員 | 3 | 8 | 8 | 3 |
| 取締役(社内) | 1 | 5 | 5 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容5,156字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,644字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク10,848字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,720字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第17期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-27
- 半期報告書半期報告書-第16期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-28
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-15
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-30
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