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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

売れるネット広告社グループ

Ureru Net Advertising Group Co.,Ltd.9235 · Growth · サービス業

D2C(ネット通販)事業者向けのデジタルマーケティング支援を中核に、自社D2C事業や海外通信事業も手がける持株会社。

概要

売れるネット広告社グループは、福岡県福岡市に本社を置くD2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援企業である。2010年1月の創業以来、クラウドサービス「売れるD2Cつくーる」を中核に事業を展開し、2023年10月に東京証券取引所グロース市場へ上場した。2025年7月期の連結売上高は約16億円、従業員数は54名。現在はD2C向けデジタルマーケティング支援、D2C(ネット通販)、グローバル情報通信の3セグメントで構成され、国内外に子会社7社を持つグループへと成長している。

三つの事業セグメントが支える収益構造

当社グループは、2025年7月期より報告セグメントを3区分に再編した。第1の「D2C向けデジタルマーケティング支援事業」は、クラウドサービス「売れるD2Cつくーる」の月額利用料や成果報酬型広告プラットフォーム「最強の売れるメディアプラットフォーム」による収入を主とする。同事業の売上高は6億6,195万9千円と全社売上の42%を占めるが、セグメント損失は1億318万6千円と赤字である。第2の「D2C事業」は、子会社オルクス株式会社が手がける自社ブランドの化粧品・健康食品のネット販売で、売上高2億1,747万1千円、セグメント損失4,046万円。第3の「グローバル情報通信事業」は、同じく子会社の株式会社JCNTが運営するWi-Fiルーター等のレンタルサービスで、売上高6億8,811万8千円、セグメント利益7,632万円と唯一の黒字セグメントである。

M&Aと子会社化で広がるグループ網

2024年2月、当社は株式会社売れる越境EC社と株式会社売れるD2C業界M&A社を設立すると同時に、株式会社グルプスと株式会社オルリンクス製薬の全株式を取得し子会社化した。これにより運用型広告事業と自社D2C事業をグループに取り込んだ。同年8月には株式会社JCNT及びその子会社ジーアイエヌ株式会社を子会社化し、グローバル情報通信事業へ参入。9月にはJCNT International Inc.も子会社化した。さらに2025年1月、グルプスとオルリンクス製薬を合併しオルクス株式会社に改称。同年同月、ホールディングス体制へ移行し、事業子会社として売れるネット広告社株式会社を新設した。この一連の再編により、連結子会社は7社となり、D2C領域から越境EC、M&A仲介、通信機器レンタルまで事業領域が拡大した。

上場後の財務と経営課題

上場前の2019年7月期から2021年7月期まで売上高は19億円、28億円、24億円と推移したが、2022年7月期には8億円に急減し当期純損失1億円を計上。その後2023年7月期に10億円、当期純利益1億円と回復したものの、2024年7月期は売上高8億円、営業損失3億円、当期純損失3億円と再び悪化した。2025年7月期は売上高16億円に増加したが、営業損失2億円、当期純損失4億円と赤字が拡大した。この間、2023年10月の上場により資金調達を行い、2025年7月期末の自己資本比率は35.5%である。経営課題として、新規クライアント獲得、人材育成、情報セキュリティ、内部管理体制の強化、システム安定性、グループ連携による提案活動を挙げている。

業界の中での役割はD2C(ネット通販)セクター向けに、デジタルマーケティングのノウハウとツールを提供する専門サービス企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
16億円
営業利益
-2億円
営業利益率
-12.5%
純利益
-4億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/7
事業売上構成比利益利益率
D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業7億円43.8%-1億円-14.3%
グローバル情報通信事業7億円43.8%1億円14.3%
D2C(ネット通販)事業2億円12.5%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援主力

D2C(ネット通販)事業者を主な顧客とし、ネット広告の効果を最大化するためのクラウドサービス(売れるD2Cつくーる)や、コンサルティング、クリエイティブ制作、広告配信を提供。蓄積したA/Bテストのノウハウをサービスに反映し、費用対効果の改善を支援する。

2,600回以上のA/Bテストに基づくノウハウでニッチトップ

主な製品・サービス4
売れるD2Cつくーる
ランディングページ制作、申し込みフォーム、フォローメール配信などをワンストップで提供するクラウドサービス。専門知識がなくても最適な広告仕組みを構築できる。
売れるネット広告でざいん
A/Bテストの結果に基づき、レスポンスの高いランディングページや広告原稿の制作を提供するサービス。
売れるネット広告こんさる
専任コンサルタントがネット広告活動全般の企画・運用を支援する有料コンサルティング。
最強の売れるメディアプラットフォーム
成果報酬型で広告配信を行うマーケティング支援サービス。希望成果単価に応じて媒体社と連携し、成果が発生した場合のみ報酬が発生する。

02D2C(ネット通販)事業準主力

自社ブランドの化粧品、サニタリー用品、健康食品などをネット通販を中心に販売。広告運用のノウハウを活かしたプロモーションと、国内生産にこだわった商品開発が特徴。

主な製品・サービス2
プレミアム美容液
微生物美容成分を90%以上高濃度配合した独自の美容液。
化粧品・健康食品
自社開発によるD2C専用ブランド商品群。

03グローバル情報通信副次

BtoBに特化した海外・国内Wi-Fi機器のレンタル事業。世界150カ国のビジネスシーンで利用可能なサービスを提供し、出張や海外展開する企業の通信インフラを支援する。

主な製品・サービス2
海外Wi-Fiレンタル
海外出張や旅行時に利用可能なモバイルWi-Fiルーターのレンタルサービス。
国内Wi-Fiレンタル
国内での利用に適したWi-Fiルーターのレンタルサービス。

製品と技術

クラウドサービス「売れるD2Cつくーる」の機能

「売れるD2Cつくーる」は、ランディングページ制作、申し込みフォーム、フォローメール配信、フォローLINE配信、フォローSMS配信までをワンストップで提供するクラウドサービスである。最大の特徴は、当社が2,600回以上のA/Bテストを実施した結果のうち、5社中4社以上で費用対効果が改善されたノウハウを機能として実装している点にある。クライアントは10項目(商品名、カテゴリ、画像、価格等)を入力するだけで、自動的にクリエイティブが生成され、広告効果の高い仕組みを構築できる。月額利用料は14万9,800円(年間契約・2か月無料期間あり)で、主に健康食品・化粧品のD2C事業者が利用する。

成果報酬型のマーケティング支援プラットフォーム

「最強の売れるメディアプラットフォーム」は、当社のクラウドサービス利用クライアント向けに提供される成果報酬型のマーケティング支援サービスである。クライアントが希望する成果単価を設定すると、当社と契約した媒体社に広告が配信され、一般消費者によるコンバージョン(主に商品購入)が発生した場合のみ料金が発生する。これにより、クライアントはリスクを抑えた広告配信が可能となる。さらに、同プラットフォーム上の過去データを活用した純広告や運用型広告も提供。当社は広告出稿後の改善までを一貫して支援するため、本サービスは「売れるD2Cつくーる」契約クライアント限定で提供されている。

自社D2C商品と越境・M&A支援

D2C事業では、子会社オルクス株式会社が化粧品・サニタリー用品・健康食品等を自社開発・販売する。「国内生産」にこだわり、微生物美容成分を90%以上配合したプレミアム美容液など独自性のある商品を展開する。シートマスク「KogaO+」が主力製品である。また、越境EC支援では、米国Amazon・eBayを活用した販売や中国向けECショップ構築、中国SNS運営代行を提供。M&A支援では、D2C事業者向けのM&A仲介サービスを手がける。これらは2024年2月に設立・子会社化された事業で、グループのサービスラインアップを補完している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援2,600回以上のA/Bテストに基づくノウハウでニッチトップ

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

広告技術スタート、赤字続く

売れるネット広告社グループは、インターネット広告代理業を主力とする小型ベンチャー。同業にはジンジブ(採用支援)やイシン(DX支援)などがいるが、同社は広告特化。直近期の売上高は8億円(2024/7期)と減少、営業利益率は-37.5%と大幅赤字。翌期も増収見込みだが営業赤字継続。業界内での競争力は弱く、大手広告代理店との差別化や収益化が大きな課題。

強み

  • デジタル広告に特化し、専門性とスピード感を強みとする。
  • 2025/7期は売上高倍増見込みと、急成長の可能性を秘める。
  • 組織が小さいため、意思決定が速く、顧客ニーズに柔軟に対応。
  • AIやデータ解析を活用した広告配信技術を強みとする。

課題

  • 営業赤字が継続しており、早期の黒字化が必須。
  • 電通や博報堂など大手との競合で、価格競争に巻き込まれやすい。
  • 赤字が続けば資金繰りが悪化し、事業継続に影響を与える可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が売れるネット広告社グループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
12139中広37億円18.9倍
29561グラッドキューブ37億円66.8倍
36193バーチャレクス・ホールディングス37億円
47044ピアラ37億円28.1倍
59235売れるネット広告社グループ36億円
66034MRT36億円63.4倍
7475Aギミック36億円9.6倍
84705クリップコーポレーション36億円
97072インティメート・マージャー35億円20.2倍
106578コレックホールディングス35億円86.9倍
117078INCLUSIVE Holdings35億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

福岡で創業、クラウドサービスの原型を開発

2010年1月、福岡県福岡市早良区西新において資本金100万円で当社が設立された。設立から1年余りが経った2011年9月、株式会社Fusicとの共同開発によりネット広告とランディングページに特化したクラウドサービス「売れるネット広告つくーる」をリリース。これが現在の主力サービス「売れるD2Cつくーる」の原型となる。同年3月には本社を早良区百道浜一丁目に移転し、拠点を固めた。創業期のこのサービス開発が、その後の事業の核を形成した。

スマホ版リリースと東京拠点の開設

2012年10月、資本金を1,000万円に増資すると同時に「売れるネット広告つくーる スマホ版」をリリース。スマートフォン向け市場の拡大に対応した。2013年3月には本社を百道浜二丁目へ移転し、翌4月には東京都渋谷区に東京オフィスを開設。首都圏での営業拠点を確保した。2015年4月には東京オフィスを港区西新橋へ移転し、事業拡大に伴う人員増に対応した。この時期、サービスはクラウド提供からマーケティング支援へと機能を広げつつあった。

成果報酬型プラットフォームの投入とサービス統合

2017年8月、マーケティング支援サービス「最強の売れるメディアプラットフォーム」をリリース。これはクライアントの希望成果単価に基づき、当社と契約した媒体社に広告を配信する成果報酬型の仕組みである。2018年6月には「売れるネット広告つくーるver2」をリリースし、機能を強化。2019年4月には、それまで共同開発元である株式会社Fusicが保有していた同事業を吸収分割により自社に統合し、開発と運用を一本化した。これによりサービスの迅速な改善が可能となった。

上場とサービス名称変更

2021年12月、東京オフィスを港区台場へ移転。2022年5月、主力サービス名称を「売れるネット広告つくーる」から「売れるD2Cつくーる」に変更。D2C(ネット通販)領域への特化を明確にした。2023年10月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。これにより資金調達の手段を得るとともに、企業としての認知度向上を図った。上場後のビジョンとして「世界中をダイレクトマーケティングだらけにする」を掲げ、事業領域の拡大を加速させることになる。

M&Aによる多角化の急展開

2024年2月、当社は2つの子会社(株式会社売れる越境EC社、株式会社売れるD2C業界M&A社)を設立するとともに、株式会社グルプスと株式会社オルリンクス製薬の全株式を取得。これにより運用型広告事業と自社D2C事業をグループに加えた。同年7月には株式会社アクセスブライトより中国越境EC事業を譲受。8月には株式会社JCNT及びその子会社ジーアイエヌ株式会社を、9月にはJCNT International Inc.をそれぞれ子会社化。グローバル情報通信事業を新たに獲得し、事業ポートフォリオが一気に拡大した。

ホールディングス体制への移行と合併

2024年10月、ホールディングス体制への移行に先立ち、完全子会社として売れるネット広告社株式会社を設立。2025年1月、商号を売れるネット広告社グループ株式会社に変更し、持株会社体制へ移行した。同時に、2024年2月に子会社化した株式会社グルプスと株式会社オルリンクス製薬を吸収合併し、存続会社の商号をオルクス株式会社に変更。これによりグループ内の事業再編が完了し、現在の3セグメント体制が確立した。

年表22件を開く

2010年代

  • 2010年1月創業福岡県福岡市早良区西新において、資本金100万円で当社を設立
  • 2011年3月福岡県福岡市早良区百道浜一丁目へ本社を移転
  • 2011年9月ネット広告/ランディングページ ※1 特化型クラウドサービス「売れるネット広告つくーる」を株式会社Fusicと共同開発・リリース
  • 2012年10月資本金を1,000万円に増資
  • 2012年10月「売れるネット広告つくーる スマホ版」をリリース
  • 2013年3月福岡県福岡市早良区百道浜二丁目へ本社を移転
  • 2013年4月東京都渋谷区に東京オフィスを開設
  • 2015年4月東京都港区西新橋に東京オフィスを移転
  • 2017年8月マーケティング支援サービス「最強の売れるメディアプラットフォーム」をリリース
  • 2018年6月「売れるネット広告つくーるver2 ※2」をリリース
  • 2019年4月「売れるネット広告つくーる」事業を株式会社Fusicより吸収分割

2020年代

  • 2021年12月東京都港区台場に東京オフィスを移転
  • 2022年5月商号変更サービス名称を「売れるネット広告つくーる」から「売れるD2C ※3 つくーる」に変更
  • 2023年10月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2024年2月創業株式会社売れる越境EC社、株式会社売れるD2C業界M&A社の2社を設立
  • 2024年2月M&A株式会社グルプス、株式会社オルリンクス製薬の2社の全株式を取得し、子会社化
  • 2024年7月株式会社アクセスブライトより中国越境EC事業譲受
  • 2024年8月M&A株式会社JCNT及び同社子会社であるジーアイエヌ株式会社の全株式を取得し、子会社化
  • 2024年9月M&A株式会社JCNTの子会社である JCNT International Inc の全株式を取得し、子会社化
  • 2024年10月M&Aホールディングス体制への移行に伴い売れるネット広告社株式会社(完全子会社)を設立
  • 2025年1月商号変更ホールディングス体制へ移行(売れるネット広告社グループ株式会社へ商号変更)
  • 2025年1月M&A株式会社グルプスと株式会社オルリンクス製薬を合併(オルクス株式会社へ商号変更)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    新規顧客獲得と継続率向上

    新規クライアント獲得のための広告宣伝活動と営業活動を強化し、サービス品質向上と継続率向上を図る。

  2. 02

    人材の確保と育成

    優秀な人材を確保・育成するため、知名度向上、教育充実、働きやすい職場環境の整備、採用活動の柔軟化を進める。

  3. 03

    情報セキュリティ体制強化

    機密情報の適切な取扱いに向け、社内規程の運用、役職員のリテラシー向上、内部監査等を通じて情報セキュリティ体制を強化する。

  4. 04

    内部管理体制の強化

    事業規模に合わせたバックオフィス機能拡充、リスク管理や内部監査によるコンプライアンス強化、社外役員招聘等でガバナンス機能を充実させる。

  5. 05

    システム安定性確保とグループ連携

    サーバー増強や負荷分散システム導入でシステム安定稼働を確保し、グループ間の人員交流やソリューション抱き合わせ提案でシナジーを最大化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で54人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は538万円で、2期前と比べて+11.1%平均年齢は36.5歳、平均勤続年数は3.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2023年7月48430.23.645
2024年7月43930.83.147−638
2025年7月53836.53.954−370

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
売れるネット広告社㈱ — 福岡県福岡市早良区234百万円
D2C(ネット通販)向けデジタルマーケ ティング支援事業
本社他1拠点 — 福岡県福岡市早良区134百万円
全社(共通)
㈱JCNT — 東京都千代田区35百万円
グローバル情報 通信事業
㈱売れる越境EC社 — 東京都港区3百万円
D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業
主な関係会社
  • 国内
    売れるネット広告社株式会社 ※2
    福岡県福岡市早良区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    オルクス株式会社
    愛知県名古屋市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社売れる越境EC社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社売れるD2C業界M&A社
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社JCNT
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は16億円営業利益-2億円前期と比べると増収で、売上が+100.0%。

売上高
+100.0%
16億円
営業利益
-2億円
純利益
-4億円
営業利益率
-12.5%
前期比 +25.0%pt

会社が出している今期の予想2026年7月期

項目会社予想前期実績
売上高19億円16億円
営業利益0億円-2億円
純利益0億円-4億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

8期分

直近は2026年3Qで、売上は4億円、営業利益は−1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q200.00
2024年2Q1−1−100.0−1
2024年3Q3−1−33.30
2024年4Q2−1−50.0−2
2025年2Q8−1−12.5−4
2025年4Q8−1−12.50
2026年2Q7−1−14.3−1
2026年3Q4−1−25.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

2019年7月期からの7期で、売上は19億円から16億円へ84%に減った。直近期の営業利益率は-12.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2019年7月1921
2020年7月2821
2021年7月2421
サービス名称を「売れるネット広告つくーる」から「売れるD2C ※3 つくーる」に変更
2022年7月8−1−1
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2023年7月1021
株式会社売れる越境EC社、株式会社売れるD2C業界M&A社の2社を設立
2024年7月8−3−3−37.5−3
株式会社グルプスと株式会社オルリンクス製薬を合併(オルクス株式会社へ商号変更)
2025年7月16−2−2−12.5−4

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高16億円のうち、営業利益として残るのは-2億円-12.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-4億円、売上の-25.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金43.8%7億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金68.8%11億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-12.5%-2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
56.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比20.1pt
-12.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比30.1pt
-25.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-21.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-10.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2025年7月期は営業CFが−1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は5億円で、売上の3.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2021年7月0−10−15
2022年7月−1−30−42
2023年7月30034
2024年7月−4−25−63
2025年7月−1−14−25

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2025年7月期の総資産は19億円。このうち返さなくてよい自己資本が7億円で、自己資本比率は35.5%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2019年7月83541.7
2020年7月115642.4
2021年7月106455.7
2022年7月95460.2
2023年7月106461.4
2024年7月147748.5
2025年7月1971235.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳
現金及び預金
5億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-1億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
12億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
34
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中10位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中513位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-12.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
35.5%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
100.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥478で、1年前と比べて-65.9%過去52週の値幅のなかでは1%の位置にある。

¥478-2.0%1ヶ月-4.6%1年-65.9%時価総額36億円
過去52週の値幅
安値¥469高値¥1,428

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)1838.5倍
PBR6.37倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日線にほぼ同水準、75日線は下回る。直近1カ月で2.9%上昇も、年初来安値469円からは7.7%高。52週高値1596円からは68.4%下落。出来高は6月30日に68.5万株と急増したが、その後は低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERが1942.3倍と極めて高く、同業界平均22.5倍を大きく超過。PBR6.73倍も平均3.10倍の2倍超。ROE19.3%と良好だが、直近2期連続営業赤字で業績悪化中。配当利回り0%と無配。割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (予想)1838.5倍
PBR6.37倍3.51倍
ROE19.3%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売れるネット広告社グループの投資論点は、赤字からの業績回復と成長軌道に乗るかどうか。強気派は、2025年7月期の売上高倍増計画と、デジタル広告市場の成長、少額投資でベンチャー的な成長を狙う投資家の関心を挙げる。弱気派は、過去の業績不振(2024年7月期営業損失3億円)、競争激化による採算性の悪化、ROE19.3%と見かけ上高いが赤字基盤で持続可能性に疑問、PBR6.7倍と割高感を指摘。また、上場来株価が大きく下落しており、市場の信頼回復が不透明。

プラスに働く材料7
  • 売上高の急拡大計画

    2025年7月期売上高16億円と前期比2倍の計画。

  • デジタル広告市場の成長

    市場は拡大傾向にあり、追い風となる可能性。

  • ベンチャー的な成長力

    小規模ながら機動的な経営で成長余地あり。

  • 売上高が倍増、赤字縮小基調2025年7月期影響

    2025/7期売上高16億円、前期比+100%、営業赤字-2億円に縮小(前期-3億円)

  • 営業赤字が1億円改善2025年7月期影響

    営業赤字が前期-3億円から-2億円に改善、赤字額減少

  • 低時価総額で買収妙味不定影響

    時価総額38億円と小型、M&A対象としての魅力

  • デジタル広告需要回復期待不定影響

    業界動向次第だが、広告需要回復で収益改善可能性

マイナスに働く材料7
  • 赤字継続と不透明な収益化

    2025年7月期も営業赤字見込みで黒字化時期不明。

  • 競争激化と利益率低下

    同業ひしめく広告業界で差別化困難。

  • 株価の大幅下落と割高PBR

    1年で株価67%下落、PBR6.7倍と割高。

  • 純損失が4億円に拡大2025年7月期影響

    2025/7期純損失4億円、前期1億円の赤字から拡大、経営体力懸念

  • 予想PER1942倍と割高水準通年影響

    株価505円時点の予想PERが1942倍とバリュエーション懸念

  • 売上高16億円と小粒、成長鈍化リスク継続影響

    売上高16億円、市場規模に対してシェア拡大に不確実性

  • 外国人保有率0.8%と低く需給脆弱継続影響

    外国人保有率0.79%、需給が薄く株価変動大

次の決算で確かめる点
営業損益
赤字縮小または黒字化の進捗を確認。
売上高成長率
計画達成度と事業拡大の実現性を測る。
広告の粗利率
収益性改善の鍵となる指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
6.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年7月38.0
2020年7月30.06.1

配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ4,676人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.7%を占め、残る68.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2023年7月%2024年7月%2025年7月%
個人・その他60.060.959.4
事業法人40.035.531.2
証券会社1.88.2
金融機関0.10.5
外国法人1.20.5
外国人個人0.40.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01加藤公一レオ33.88
02株式会社レオアセットマネジメント30.98
03楽天証券株式会社4.11
04株式会社SBI証券2.03
05高木聡0.58
06日本証券金融株式会社0.49
07中村雅志0.45
08榊有美0.42
09野村證券株式会社0.36
10松井証券株式会社0.35

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-08-26
    加藤 公一レオ
    新規の大量保有報告
    50.02%
  • 2026-08-26
    加藤 公一レオ
    新規の大量保有報告
    55.02%
    -2.84pt
  • 2026-08-26
    加藤 公一レオ
    変更報告
    50.02%
    -5.00pt
  • 2026-08-18
    樺澤 由加利
    新規の大量保有報告
    5.12%
  • 2026-08-14
    加藤 公一レオ
    新規の大量保有報告
    50.02%
    -7.84pt
  • 2026-05-14
    加藤 公一レオ
    変更報告
    30.36%
    -0.03pt
  • 2026-05-12
    加藤 公一レオ
    新規の大量保有報告
    30.36%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で−277%、1株純資産は7期で−18%。直近期のROEは19.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%配当性向%
2019年7月3510937.98.0
2020年7月4615234.96.1
2021年7月229725.9
2022年7月−988
2023年7月1910719.3
2024年7月−49100
2025年7月−6289

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

4名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は4名。2025/7期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
加藤公一レオ代表取締役社長514,923,200
植木原宗平取締役42
板越英真取締役58
池戸秀勝取締役(監査等委員)75

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2606030
監査等委員3883
取締役(社内)1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,156字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社7社(売れるネット広告社株式会社、オルクス株式会社、株式会社売れる越境EC社、株式会社売れるD2C業界M&A社、株式会社JCNT、その他子会社2社)により構成されております。 当社グループは創業以来「“最強の売れるノウハウ®”を用いて関わるすべての企業を100%成功に導くことで世界中にたくさんのドラマを創る」という企業理念を掲げ、D2C(ネット通販)事業者が当社グループサービスを活用し、インターネット広告の費用対効果を改善し、業績を拡大することを目的とする「ダイレクトマーケティング」分野に特化して事業を展開してまいりました。 上場後は、「世界中をダイレクトマーケティングだらけにする」というビジョンを掲げ事業領域の拡大を進めており、2024年2月に運用型広告事業を行う「株式会社グルプス」、自社国内D2C事業を行う「株式会社オルリンクス製薬」の2社の株式を取得し、子会社化するとともに、2024年2月に越境ECサービス事業を行う「株式会社売れる越境EC社」、M&A仲介サービスを行う「株式会社売れるD2C業界M&A社」を設立しております。 当事業年度につきましては、2024年8月に株式会社JCNTの株式を取得し、子会社化しております。また、2024年9月30日開催の取締役会において、当社は社名を「売れるネット広告社グループ株式会社」へ変更し、持株会社体制へ移行するとともに、新たに「売れるネット広告社株式会社」を設立し、吸収分割により事業を承継させました。これにより、「売れるネット広告社株式会社」が新たに連結子会社となり、「売れるネット広告社グループ株式会社」を親会社とする連結財務体制へ移行しております。 さらに、当社グループの100%子会社である株式会社グルプス(運用型広告会社)と株式会社オルリンクス製薬(D2C会社)は、2024年11月25日の取締役会決議に基づき、2025年1月1日付で吸収合併を実施し、株式会社グルプスを存続会社とするとともに、商号を「オルクス株式会社」へ変更いたしました。 現在では、D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業、D2C(ネット通販)事業、グローバル情報通信事業の3事業を運営しております。関係会社については、「第1 企業の概況-4 関係会社の状況」をご参照ください。 以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 (1) D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業 当事業では、D2C(ネット通販)向けに「ネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービス」、「マーケティング支援サービス」、「その他サービス(越境EC支援・M&A支援)」を提供しております。 (a) ネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービス 当社グループはD2C(ネット通販)事業者のインターネット広告の費用対効果を改善させる「ネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービス」として「売れるD2Cつくーる」を株式会社Fusic(福岡県福岡市)と共同開発いたしました。2019年には、「売れるD2Cつくーる」の開発スピードアップによる利便性向上を目的とし、株式会社Fusicより当サービスを吸収分割し、当社グループ単独事業として現在もサービスの拡充に努めております。 本サービスについては「売れるD2Cつくーる」を主力サービスとしつつ、「売れるD2Cつくーる」をご契約頂いているクライアントに対して「売れるネット広告こんさる」及び「売れるネット広告でざいん」の提供も行っております。なお、サービスを利用する主なクライアントは健康食品・化粧品を取り扱うD2C(ネット通販)事業者でございます。 ①   売れるD2Cつくーる 「売れるD2Cつくーる」は「ランディングページ制作」「申し込みフォーム」「フォローメール配信/フォローLINE®配信/フォローSMS®配信」まで、D2C(ネット通販)の広告に必要な機能をワンストップで提供しており、レスポンス獲得から引上施策までのフローを作成することができるクラウドサービスとなっております。「売れるD2Cつくーる」は1クライアントにつき、月額利用料14万9,800円(年間契約・契約から2ヶ月の無料期間あり)の収入を得ております。 「売れるD2Cつくーる」の最大の競争優位性としては、当社グループが実施した2,600回以上のA/Bテストの結果のうち5社中4社以上で費用対効果の改善があったノウハウの結果が反映されているサービスであることがあげられます。 D2C(ネット通販)事業者がネット広告の費用対効果をあげるためには、集客用のクリエイティブ(ランディングページ等)を複数作成し、ネット広告を実施。実施後、それぞれのクリエイティブごとの広告の結果に基づきクリエイティブを改善し続ける必要があります。 このクリエイティブを複数作成し、ネット広告を実施し、結果を比較することをA/Bテストといいます。 当社グループは創業以来、このA/Bテストを下記フローにより2,600回以上実施した結果を蓄積しております。 (当社グループのA/Bテストの実施フロー) 1.「売れるD2Cつくーる」によりランディングページ等のD2C(ネット通販)の仕組みを構築 2.インターネット広告を出稿 3.広告の効果を計測して、「売れるD2Cつくーる」により構築した仕組みの改善点の検討 4.改善点について「売れるD2Cつくーる」に実装し「A/Bテスト」を実施 「売れるD2Cつくーる」についてはこの2,600回以上のA/Bテストのうち5社中4社以上で広告の費用対効果が改善された機能を一つの基準として搭載しており、クライアントは、導入当初から低コストで簡単にネット広告の費用対効果を改善できる最適な仕組みを構築することができます。 (サービスの全体像) また、フローを構築するにあたって専門的な知識が一切なくても、「最強の売れるノウハウ®クリエイティブ自動制作」という機能を有しており、「商品名」「商品カテゴリ」「本商品画像」「ビジネスモデル」「本商品価格」「本商品容量」「モニター商品画像」「モニター商品容量」「ブランド名/ブランドロゴ」「フォローメール差出人」の10項目を入力することで簡単にランディングページ制作から、引上・クロスセルを上げるための「フォローメール配信/フォローLINE®配信/フォローSMS®配信」までを実施することができるサービスとなっております。 ②   売れるネット広告でざいん 2,600回以上のA/Bテストの結果に基づきクリエイティブの制作を実施するサービスでございます。すべての新規にご契約頂く「売れるD2Cつくーる」クライアントには原則提供をしております。 サービス内容としましては、クライアント商材に合わせたレスポンスの高いランディングページ企画・ディレクション、コーディング作業、広告原稿のクリエイティブの制作を提供しております。売れるネット広告でざいんにつきましては、ランディングページ制作の場合には1商材あたり98万円以上の収入を得ております。 ③   売れるネット広告こんさる 2,600回以上のA/Bテストの結果に基づき専任のコンサルタントがコンサルティングを実施するサービスでございます。サービス内容としましては、ネット広告活動全般の企画・ディレクション・相談、広告原稿の企画・ディレクション、LTV向上CRM・企画を行う有料のコンサルティングを提供しております。売れるネット広告こんさるにつきましては、1クライアントにつき、月額50万円の収入を得ております。 (クラウドサービスフロー図) (b)「マーケティング支援サービス」 マーケティング支援サービスは、「売れるD2Cつくーる」クライアントにのみ提供をしているサービスであり、クラウドサービスで制作されたランディングページに一般消費者を集客することを目的として、インターネット上に広告を配信するサービスです。当サービスを「売れるD2Cつくーる」クライアントのみに提供している理由としましては、当社グループは広告を出稿するだけのサービスではなく、「クライアントのネット広告の費用対効果を改善する」ことをサービスの本質と考えているためでございます。つまり、マーケティング支援サービスにて広告出稿を行った後、改善点を分析し「売れるD2Cつくーる」で構築した仕組みを改善するというところまでを一連のサービスと捉えておりますので、当サービスは「売れるD2Cつくーる」クライアントにのみ提供をおこなっております。 本サービスにおいては、掲載した媒体に対して一般消費者によるコンバージョンが発生し、メディアプラットフォーム上で計測されることによって料金が発生する成果報酬型広告を中心としつつ、純広告・運用型広告の提供も実施しております。なお、コンバージョンとは、一般消費者がクライアントの目標を達成するために、望ましい行動を起こすことを指します。当社グループにおいては、ご依頼いただいているクライアントの期待する具体的な行動の多くは商品の購入でございますので、商品の購入(モニター商品の購入・定期商品の購入)がコンバージョンとなります(資料請求等をコンバージョンとする場合には、資料請求の件数がコンバージョンとなります)。 当サービスの最大の特徴としましては、成果報酬型で広告を出稿することが可能なサービス「最強の売れるメディアプラットフォーム」を提供している点です。 「最強の売れるメディアプラットフォーム」とは、「売れるD2Cつくーる」クライアントの希望成果単価により、当社グループと契約した媒体社に広告配信し、一般消費者の集客が可能な成果報酬型のマーケティング支援サービスでございます。 なお、対価は一般消費者1名獲得につき報酬を受領する成果報酬型であることからリスクを抑えた広告配信を実現することができるサービスとなっており、すべての「売れるD2Cつくーる」クライアントが利用可能な環境を整えております。 また、「最強の売れるメディアプラットフォーム」上に蓄積された過去の発注データ、広告の計測データや顧客・販売データなどの解析をふまえた純広告・運用型広告も提供しております。 純広告:Webメディアの特定の広告枠に出稿するWeb広告 運用型広告:クリエイティブ(配信内容)やターゲット、広告予算などをリアルタイムで変更し、広告効果の 最適化を目指して運用するWeb広告 (マーケティング支援サービスフロー図) (c)「その他サービス(越境EC支援・M&A支援)」 越境EC支援事業では、「世界にも通用する“最強の売れるノウハウ®”を蓄積しながら日本と世界の架け橋にな ることで関わるすべての企業を 100%成功に導く」を企業理念とし、米国 Amazon・eBayを活用した越境 EC 事 業、中国における中国ECショップ構築・販売事業、中国SNS運営代行、中国マーケティング支援事業(オンライ ン・オフライン)を提供しております。 M&A支援事業では、「誰よりも真摯に向き合い関わるすべての企業を100%成功に導く」という企業理念のもと創 業以来D2C(ネット通販)事業者を支援し続けてきた当社グループの人脈と知見を活用し、適切でスピーディーな M&A仲介サービスを提供しております。 (2) D2C(ネット通販)事業 当事業では、「人々の生活環境を豊かにするお手伝いを担う」を企業理念とし、化粧品・サニタリー用品・健康食品、機能性表示食品等のD2C(ネット通販)事業を行っております。 2018年7月に事業参入して以来、広告運用事業で培ったプロモーション戦略のノウハウを活かしながら販路を広げており、「国内生産」にこだわった商品開発を行い、微生物美容成分90%以上高濃度配合のプレミアム美容液など、独自性のある商品を提供しております。 (3) グローバル情報通信事業 海外・国内 Wi-Fi を中心としたBtoBに特化した通信機器レンタル事業(海外及び国内)を行っており、現在世界150カ国のビジネスシーンで利用可能なサービスを提供しております。
経営方針・対処すべき課題2,644字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づいて当社グループが判断したものであり、当該将来に関する事項については、その達成を保証するものではありません。 (1)経営方針 当社グループは「“最強の売れるノウハウ®”を用いて関わるすべての企業を100%成功に導くことで世界中にたくさんのドラマを創る」という企業理念を掲げ、ダイレクトマーケティング分野を中心に事業展開を行ってまいりました。また、上場後につきましては、「世界中をダイレクトマーケティングだらけにする」というビジョンを掲げ、当社グループに依頼すれば世界中のすべてのダイレクトマーケティング領域の課題が解決することを目指し、M&A・新規事業等による事業の多角化を進めております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、事業を継続的に発展させていくためには、収益力を高め、適正な利益確保を図ることが重要と認識し、客観的な指標として、売上高、売上総利益、営業利益を重視しており、その中長期的な向上を図る経営に努めてまいります。 (3)経営環境について 当社グループが深く関係している市場は、大きくインターネット広告市場及びD2C(ネット通販)市場と考えております。 インターネット広告市場につきましては、我が国におけるインターネット利用者は増加を続けており、株式会社電通の「2024年日本の広告費」によると、2024年の日本の総広告費は、7兆6,730億円(前年比104.9%)であり、上半期(1-6月期)は、イベントの開催数増加や国内外の観光・旅行の活性化などにより回復がみられ、下半期(7-12月期)は、夏から秋にかけての猛暑や中東問題などの影響を受けたものの、社会・経済活動の活発化に伴い「交通・レジャー」「外食・各種サービス」「飲料・嗜好品」を中心に広告需要が高まりました。当社グループの事業が属するインターネット広告市場は継続して高い成長率を保ち、インターネット広告費が3兆6,517億円(前年比107.8%)となり、好調に推移しております。 また、経済産業省が実施した「令和6年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2024年における日本国内の消費者向け電子商取引市場規模は前年比105.1%の26兆1,225億円に増加し、当社グループの主なD2C(ネット通販)支援先が属する「物販系分野」における電子商取引市場規模は前年比103.7%の13兆9,997億円となり今後も伸びる可能性が十分にあると考えられます。 (4)対処すべき課題 今後の当社グループを取り巻く経営環境を展望すると、業界全体の成長基調の継続に伴い、新規参入や大手による競争の激化が予想されます。 係る状況下で、当社グループが対処すべき当面の課題としては、①新規クライアント獲得の増加・サービス満足度の向上・継続率の向上、②人材の確保と育成の強化、③情報セキュリティ体制の更なる整備、④内部管理体制の強化、⑤システムの安定性確保、⑥グループ連携によるクライアントへの提案活動が挙げられます。 ① 新規クライアント獲得の増加・サービス満足度の向上・継続率の向上 当社グループは、サービス全体のクライアント社数の増加及びサービス満足度の向上が業績拡大のための重要な課題であると考えております。これまでもクライアント獲得のための積極的な広告宣伝活動及びサービス満足度向上に向けた商品力の強化を継続的に行ってまいりました。今後も引き続き、新規クライアントの獲得に向けた広範な営業活動を展開するとともに、サービス品質を高め、継続率の向上を図ってまいります。 ② 人材の確保と育成の強化 当社グループは、今後も事業を拡大していくためには、優秀な人材の確保と育成が必要不可欠であると考えております。この課題に対処するために、当社グループは、知名度の向上、教育の充実を図り、優秀な人材が長期にわたってやりがいを感じて働くことができる職場環境の整備を進めるとともに、採用活動の柔軟化により適時人材の確保と育成に努めてまいります。 ③ 情報セキュリティ体制の更なる整備 当社グループは、クライアントと取引を行うにあたり、クライアント情報、個人情報及び営業機密等の機密情報を取り扱うことがあります。 情報セキュリティ体制の整備を引き続き推進していくとともに、情報の取り扱いに関する社内規程の適切な運用、役職員の機密情報管理に関するリテラシーの向上、役職員による機密情報の取り扱いに関する内部監査等を通じ、情報セキュリティ体制の強化を図ってまいります。 ④ 内部管理体制の強化 当社グループは、急速な事業環境の変化に適応し、継続的な成長を維持していくために、内部管理体制の強化が重要であると認識しております。このため、事業規模や成長ステージに合わせバックオフィス機能を拡充していくとともに、経営の公正性・透明性を確保するための内部管理体制強化に取り組んでおります。具体的には、事業運営上のリスク管理や定期的な内部監査の実施によるコンプライアンス体制の強化、社外役員の招聘・監査等委員監査の実施によるコーポレート・ガバナンス機能の充実等を行ってまいります。 ⑤ システムの安定性確保 当社グループは、インターネット上で顧客にサービスを提供しており、安定した事業運営を行うにあたり、市場シェア拡大や新規プロダクトの提供を念頭に置いた、サーバー設備の増強や負荷分散システムの導入等が必要不可欠であると認識しております。今後のクライアント数増加を見据え、中長期的な視点から設備投資を行い、システムの安定稼働及びセキュリティ管理体制の維持構築に取り組んでまいります。 ⑥ グループ連携によるクライアントへの提案活動 当社グループはダイレクトマーケティング領域の課題解決という共通方針があり、独自に業績の拡大を目指すだけではなく、クライアント課題の連携や、ソリューションの抱き合わせによる提案活動が重要であると判断しております。 このような経営課題に対して、当社グループはグループ間の人員の交流機会を増やし、クライアントからの要望に対して機動的に対応することでグループシナジーを最大化するための体制を構築してまいります。
事業等のリスク10,848字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境等に関するリスク ① インターネット広告市場について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社グループの事業が属するインターネット広告市場は、D2C(ネット通販)市場に深く連動しており、2024年において前年比107.8%の3兆6,517億円となり、広告市場全体の伸びを上回る成長が続きました。(出典:株式会社電通の「2024年日本の広告費」) このようにインターネット広告市場は拡大しておりますが、企業の広告宣伝・広報関連予算は企業の景況感に応じて調整される可能性があります。こうした状況を踏まえ、当社グループはその時々においてスピード感をもってサービス提供を進行し、経済状況及びインターネット広告市況に応じたサービス提供、広告運用を柔軟に選択することができるよう努めておりますが、環境整備や新たな法的規制の導入等何らかの要因によってインターネット広告市場の発展が阻害される場合には、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 技術革新について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:中) インターネット業界においては、事業に関連する技術革新のスピードや顧客ニーズの変化が早く、それに基づく新サービスが常に生み出されております。また、インターネット広告業界においても、新しい広告手法やテクノロジーが次々と開発されております。継続して技術革新及び情報技術の動向を捉えつつ、自社サービスの充実を図ってまいりますが、当社グループの技術革新への対応が遅れ、競合他社がより優れたサービスを提供した場合には、当社グループの競争力が低下する可能性があります。 ③ 競合環境が激化するリスクについて(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度: 中) 当社グループの事業領域は規制業種ではなく、また、デジタル広告領域については参入障壁も低いことから、広告関連領域においては参画企業の増加による競合激化リスクが存在します。当社グループは、これまで2,600回以上のA/Bテストの結果により培った独自のノウハウを活用したサービスを提供し、また、新規顧客獲得のための戦略的な施策を展開することで、継続的な事業成長に努めております。引き続き、A/Bテストを継続して実施し、消費者の購買傾向を反映したノウハウを蓄積、活用することで競争優位性を維持してまいります。 しかしながら、既存の競合企業の競争力の向上や他社の参入を含む競争環境の変化に伴って、当社グループ及び当社グループのサービス等に対する評価や信頼性を維持することができず、又はその優位性が失われる場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 法的規制等の適用について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社グループでは販売先の広告、インターネット広告枠について、法令に則ったものであること、公序良俗に反しないものであることが重要であると考えております。 当社グループに関連する広告規制等としては、「不当景品類及び不当表示防止法」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」等の法律の他、一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)が定める「インターネット広告倫理綱領及び掲載基準ガイドライン」等があります。 一次的には販売先の責任となるものの、売れるD2Cつくーるのサービス範囲内で作成した制作物に関しては一定の責任が及ぶと考えております。 当社グループでは、これらの法令等に抵触しないよう制作物に関するチェックリストを整備し運用しております。また、広告配信後はサンプルチェックを実施し、不適切な広告配信がなされていないことを確認しております。関連法令等の改正情報や動向については、役職員による情報収集、業界団体による通知、管轄省庁による発表、専門家との連携により情報収集を実施し、リスク・コンプライアンス委員会等の会議体にて周知徹底することで管理体制を構築しておりますが、何らかの事情で関連法令の改正情報や動向に関して適時の対応ができず、当社グループが取り扱うコンテンツや広告、メディアが法令や公序良俗に反し、あるいは法令違反に該当する事象が発生した場合、当社グループの信用が低下し、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 新型コロナウイルス感染症について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度: 小) 世界的に拡大した新型コロナウイルス感染症は、ワクチン接種の進展や医療体制の強化によって感染拡大の収束に向けて着実な進展が見られていますが、完全な終息時期は依然として不透明な状況にあります。 当社グループは、従来の対面式ではなくWebによるセミナー開催等を通じた営業面での対策を講じることで、コロナ禍においても効果的な営業活動を展開しております。また、コロナ禍における外出自粛等により店舗販売から通信販売、特に、インターネットによる通信販売にシフトする企業も増加傾向にあることから、受注機会は拡大しております。 当社グループは、新規クライアント獲得に注力し、影響を低減又は回避できるよう努めております。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、経済の停滞が長期に亘る場合には、クライアントによる広告予算の大幅な削減等、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 不適切な広告配信について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:中) 当社グループは、クライアントに提供する価値を担保するために、当社グループが配信する広告に係る品質管理の徹底が重要な課題であると認識しております。 当社グループが制作した広告物や当社グループのツールを利用して制作した広告物については、具体的に、「不当景品類及び不当表示防止法」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」、「健康増進法」並びに「著作権法」等の各種法令により一定の制約が掛けられており、広告を実施する事業者としては、これらの法令に抵触することがないよう、広告内容の適法性の確保を図る必要があります。 また、他社制作の広告物を含め、当社グループが実施する広告出稿に関しては不正な広告表示、錯誤を誘発する広告表示及び違法コンテンツを掲載するインターネットメディアへの広告配信の監視、また、成人向け広告の取り扱いに関する社内方針を定め、制作物に関するチェックリストを用いた確認及び内部監査人による社内審査体制の確認を実施することで健全性及び網羅性を担保し、該当する広告取引を行わないよう努めております。 しかしながら、万一、予期せぬ要因により、これらの対応に不備が生じた場合、顧客への損害補填が必要となる等、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 通販化粧品市場について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 経済産業省が2025年8月に発表したデータ「令和6年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2024年1月から12月における化粧品・医薬品業界のEC市場規模は、EC化率が前年の8.57%から8.82%に上昇し、前年比4.54%増となる10,150億円に拡大しております。 しかしながら、消費者の価値観やニーズ、購買行動の変化などの対応が不十分で、競合企業の新製品の登場などにより、当社グループ製品の競争力が維持できなかった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑧ 原材料市況について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 化粧品の製造については特定の取引先に偏らないようにすることでリスクの分散を図っております。 しかしながら、為替の変動、原油高及び原材料の供給不足等により原材料のコストが全体的に高騰した場合、製造委託費用は増加すると考えられます。 その場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑨ カントリーリスクについて(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 当社グループは、海外事業の拡大を図っており、海外現地における政情不安、貿易制裁、文化や法制度の相違、特殊な労使関係等によるカントリーリスクにより、円滑な業務運営が妨げられ、当社グループの業績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業内容等に関するリスク ① 「成果報酬」型によるサービスを展開するリスクについて(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻 度):常時、影響度:大) 当社グループは、成果報酬型広告によるマーケティング支援サービスを提供しています。これは、当社グループの行うD2C(ネット通販)支援により、クライアントの得るマーケティングの成果に基づいて当社グループが請求を行う契約形態であり、クライアントとの契約段階においては、成果単価が確定していますが、マーケティングの成果が確定しない限り当社グループの売上高は確定いたしません。 このため、当社グループは、クライアントに対するマーケティングの成果を出すために、リスクを抑えた成果報酬型広告の提供を行っております。しかしながら、これらのノウハウの蓄積やリスクコントロールが機能しなかった場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② システム障害について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社グループのサービスは24時間稼働での運用を前提に提供されております。システムサーバーに障害が発生することはサービスの停止を意味するため、システムの安定性、安全性には細心の注意を払っております。また、インプレッション数(広告の表示回数)の増加を考慮したサーバー設備の強化や、アクセスが集中した際のサーバー負荷を分散するなどシステム障害を未然に防ぐ体制を整えております。しかしながら、ソフトウェアの不備、コンピューターウィルスの侵入、物理的な破壊行為及び自然災害等当社グループの想定していない事象の発生により、当社グループが管理するシステムに障害が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 個人情報等の取り扱いについて(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 当社グループは、事業を実施するうえで、クライアント等の個人情報を少なからず入手しており、当社グループの個人情報の取り扱いについては「個人情報の保護に関する法律」が適用されます。そのため、当社グループにおいては、個人情報管理に関する規程を制定するとともに、個人情報を取り扱う際の業務フローや社内体制を明確にしたうえで、関連ルールの存在を全社に周知し、役職員の意識向上を図っております。また、一般財団法人日本情報経済社会推進協会が認証するプライバシーマークを取得しております。 しかしながら、不測の事態により、個人情報が外部に流出した場合には、当社グループに対する損害賠償の請求や信用力の失墜により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 知的財産権の管理について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社グループは、「売れるネット広告社」、「確認画面でアップセル」等の社名及びサービス名について商標登録を行っており、今後も知的財産権の保全に取り組む予定であります。 しかしながら、当社グループの知的財産権が第三者に侵害された場合には、解決までに多くの時間及び費用が発生するなど、当社グループの事業等に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、第三者の知的財産権侵害の可能性については、専門家と連携し、調査可能な範囲で対応を行っておりますが、当社グループの事業領域において第三者が保有する知的財産権を完全に把握することは困難であり、当社グループが認識せずに他社の知的財産権を侵害してしまう可能性は否定できません。この場合、速やかに情報開示し、誠意をもって協議したうえで建設的な解決を目指すこととしております。しかしながら、場合によっては損害賠償請求、使用差止請求や当社グループの社会的信用を失うこと等が想定され、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 外注先の確保について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 当社グループは、制作案件・システム開発業務において、企画立案は自社内にて行うものの、実作業の多くは各分野における専門会社等に外注しております。 これまで当社グループは、十分なスキルとノウハウを共有し、当社グループのクライアントニーズに対する品質を維持できる外注先を安定して確保できており、各外注先と良好な関係を構築しております。また、業界団体への加入やセミナー等の活動を通じてインターネット広告業界のネットワークの構築を進めており、外注先の確保に関するリスクヘッジを維持しております。 しかしながら、外注先の何らかの事情により当社グループとの取引が継続できなくなった場合、もしくはクライアントが要求する品質の維持ができなくなった場合において、当社グループが迅速かつ十分に対応できない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 調達資金の使途について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:中) 東京証券取引所グロース市場への上場に伴う、公募増資による調達資金については、将来の成長や事業拡大に寄与すると考えられる既存サービスの更なる機能拡充を目的とした開発費、優秀な人材の確保に伴う人件費に充当する計画としております。 しかしながら、当社グループが所属する業界の環境変化やこれに伴う事業計画の見直し等により、投資による効果が期待できなくなる可能性や資金使途の変更が生ずる可能性があります。この場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、市場環境の変化が激しく、計画の変更を迫られ調達資金を上記以外の目的で使用する可能性があり、その場合は速やかに資金使途の変更について開示を行う予定であります。 ⑦ 新規事業、業務提携や買収等について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度: 中) 当社グループは、新規事業への挑戦、他社との業務提携や企業買収等が、将来の成長性を確保するために必要不可欠な要素であると認識しております。買収等の実施にあたっては、対象となる企業のビジネス、財務内容、技術優位性や市場競争力、買収等に伴うリスクなどについてデューデリジェンスを行い、事前にリスクを把握するとともに、収益性や投資の回収可能性について十分な検討を行い、リスク回避するように努めております。しかしながら、当初想定した成果を得ることができず、のれんの減損や、事業再編等に伴う事業売却損、事業清算損その他これに伴う費用等が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 解約リスク(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:中) 当社グループが提供するクラウドサービスの契約期間は1年間となっており、その後、自動更新となり解約を希望する場合は事前の申し出が必要となっております。代金については月額利用料を受領しております。 当社グループは、売れるD2Cつくーるの利用契約が継続されるよう、契約締結後、充実したカスタマーサポートの提供、営業活動を通じたクライアントのニーズの継続的な把握及び当該ニーズを反映するための機能の改善及び拡充開発に取り組んでおります。しかしながら、何らかの要因により多数のクライアントから解約の申し出がなされた場合、事故等により多数のクライアントに対してサービス提供が不可能となった場合、将来計上される売上が無くなる可能性があります。このような状況となった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ ソーシャル・メディア等を通じた情報発信・営業活動に関するリスク(顕在化の可能性:低、顕在化の時期 (又は頻度):常時、影響度:小) 当社グループではソーシャル・メディア等を活用した広告宣伝によりセミナーへの集客活動等を実施しております。今後より積極的な広告宣伝活動により当社グループの認知度を向上させ、セミナーへの集客数の確保に努めてまいります。ソーシャル・メディア等を活用した情報発信に関しては、役職員への定期的な研修の実施及び適切なアカウント管理、社内規程等の整備をし周知徹底することで管理体制を構築しております。仮に何らかの理由でアカウントが凍結された場合でも他の集客活動等を実施していることから影響は軽微なものと考えております。しかしながら、役職員による不適切な内容の投稿、炎上リスク、ソーシャル・メディア等上での不適切な交流・共演等が発生した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 運用型広告事業の運営によるリスクについて(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影 響度:中) 当社グループにおいて成果報酬型のサービスを提供しております。 マーケティングコストやツール・システム導入に対する初期費用が先行して支出するモデルであり、継続的な成長には運転資本に対する先行投資が必要となります。 当社グループでは、事業拡大のために運転資本への投資を積極的に実施していくことが必要であると考え、今後も事業成長のための投資を進めていく方針であります。 当社グループにおいては、今後も費用対効果を勘案しながら収益拡大を目指し、投資を継続する方針ではありますが、これらの先行投資が想定通りの成果に繋がらなかった場合や計画通りの収益が得られない場合等は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)組織体制に関するリスク ① 特定の人物に対する依存について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 当社グループの代表取締役社長CEOである加藤公一レオは、当社グループの創業者であり、創業以来の最高経営責任者であります。同氏はインターネット広告業界に関する豊富な知識と経験を有しており、経営戦略の構築等に際して重要な役割を担っております。当社グループは特定の人物に依存しない体制を構築すべく組織体制の強化を図り、適切な権限委譲を進めることで、同氏に過度に依存しない経営体制を整備しておりますが、何らかの理由により同氏の当社グループにおける業務執行が困難になった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 人材の採用・育成について(顕在化の可能性:中、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:中) 当社グループは急激な事業拡大に伴って優秀な人材の確保とその育成が重要な課題と認識しており、内部での人材育成と抜擢及び外部からの人材招聘に努めております。しかしながら、優秀な人材をタイムリーに獲得することは容易ではないため、必要な人材を採用できない、あるいは採用が遅れた場合には、適切かつ十分な組織対応ができず、効率的な事業運営に支障をきたす可能性があります。係る事態が生じた場合、当社グループの競争力に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 内部管理体制について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 当社グループは企業価値を最大化すべく、コーポレート・ガバナンスの充実を経営の重要課題と位置づけ、多様な施策を実施しております。また、業務の適正性及び財務報告の信頼性を確保するため、これらに係る内部統制が有効に機能する体制を構築、整備、運用しております。しかしながら、事業の急速な拡大等により、十分な内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 組織の規模について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 当社グループは、小規模な組織であり、現在はクライアントのニーズに適時かつ柔軟に対応が可能な規模であります。今後も、業容の拡大及び従業員の増加にあわせて組織整備、内部管理体制の拡充を図る予定ですが、整備・拡充が順調に進まなかった場合には、当社グループの業務に支障が生じ、業績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 与信管理について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 当社グループは、取引開始の事前に与信調査を行うとともに、取引開始後も継続的に与信調査を行っております。新規顧客の増加に伴い、売上債権の滞留が発生する可能性がございますが、与信管理ツールで与信限度 額を設定し、定期的なモニタリングを実施することにより管理体制を構築しております。 また、債権回収については対応フローを整備し必要に応じて専門家と連携し対応いたします。しかしなが ら、通常予測しえない何らかの事情により、クライアントの信用力が急激に悪化し、債権回収の不調等による 経済的損失が発生した場合、当社グループの財政状態及び業績等に影響を与える可能性があります。 (4)その他 ① 大株主について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 本書提出日現在、当社グループの支配株主(第2位の大株主)である株式会社レオアセットマネジメントは加藤公一レオ氏の資産管理会社であります。加藤公一レオ氏は安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針を有しております。また、当社グループとしても同氏は安定株主であると認識しておりますが、将来的に何らかの事情により、大株主である同氏の株式の多くが減少した場合には、当社グループ株式の市場価格及び議決権行使の状況等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 訴訟について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 当連結会計年度末において開示すべき損害賠償を請求されている事実及び訴訟を提起されている事実はありません。しかしながら、システムダウンによりサービスが停止した場合や、知的財産権の侵害等の予期せぬトラブルが発生した場合等、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起される場合があります。また、損害賠償の金額、訴訟の内容及び結果によっては、財政状態及び業績並びに社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 ③ レピュテーションリスクについて(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 当社グループは、法令遵守、サービス品質の確保、知的財産権管理、個人情報管理等に努めておりますが、風評に関する情報が流れる可能性があります。当社グループに関する風評被害は定期的にモニタリングすることで確認を実施しております。必ずしも事実に基づいたものとは限りませんが、当社グループを取り巻く環境、競合他社及び競業他社を取り巻く環境において何らかの問題が発生した場合、取引先の評価に悪影響を与え、それにより当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 自然災害等について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:大) 当社グループは万一に備え、クラウドサーバーの分散化を実施しており、定期的にシステムのバックアップ、稼働状況の常時監視等によりトラブルの事前防止又は回避に努めておりますが、地震、台風、津波等の自然災害、火災、停電、未知の感染症の拡大、国際紛争等が発生した場合、当社グループの事業運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 配当政策について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度:小) 当社グループは株主の皆様に対する安定的な利益還元は重要な経営課題であると認識しております。配当については、今後の業績動向を考慮しながら、将来の事業や収益の拡大に必要な資金需要や財政状態を総合的に勘案し、適切に実施していく方針であります。しかしながら、当社グループを取り巻く経営環境の悪化や当社グループが展開する事業の状況によって配当金額の減少や配当を実施しない可能性があります。 ⑥ 当社グループ株式の流動性について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響度: 小) 当社グループは事業計画に沿った成長資金としての公募増資による調達、ストック・オプションの行使による流通株式数の増加分を勘案し、これらの組み合わせにより、流動性の向上を図っていく方針ではありますが、何らかの事情により上場時よりも流動性が低下する場合には、当社グループ株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それにより当社グループ株式の需給関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 新株予約権の行使による希薄化について(顕在化の可能性:低、顕在化の時期(又は頻度):常時、影響 度:小) 当社グループは、会社の利益と役員及び従業員個々の利益を一体とし、職務に精励する動機付けを行うため、また、社外のリソースを有効に活用し当社グループ事業の円滑な遂行を図る目的で、当社グループの役員、従業員及び社外協力者等に対し新株予約権を付与しております。当該新株予約権が行使された場合は、当社グループの株式価値は希薄化することとなり、株価へ影響を及ぼす可能性があります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ478,198千円増加し1,906,866千円となりました。これは主に、現金及び預金が219,259千円、売掛金が157,290千円、投資有価証券が40,000千円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ494,216千円増加し1,229,833千円となりました。これは主に、買掛金が93,446千円、長期借入金が176,222千円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ16,018千円減少し677,033千円となりました。これは主に、資本金及び利益剰余金がそれぞれ214,028千円増加した一方で、利益剰余金が444,105千円減少したことによるものであります。自己資本比率は35.5%となりました。 ② 経営成績の状況 経営環境も踏まえた概況としては、当社グループの主力事業が属するインターネット広告市場におきましては引き続き成長を続けており、2024年は前年比9.6%増の3兆6,517億円(株式会社電通「2024年日本の広告費」より)となっております。一方、WEBマーケティング広告における「不当景品類及び不当表示防止法(景表法)」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」の規制は厳しさを増しており、より慎重な広告表現が求められる状況です。保守的な広告表現への見直しによって広告効率が悪化する場合もありますが、当社グループでは、これらの法規制等を遵守しながら、A/Bテストを繰り返し、広告効率の向上に努めております。 このような環境の中、当社グループは2024年8月には株式会社JCNTの株式を取得し、グローバル情報通信事業領域に参入するなど積極的に事業領域を広げ各事業に取り組んでまいりました。 セグメントごとの経営成績 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業) D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業は、売れるネット広告社株式会社がサービス提供する、ネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービス「売れるD2Cつくーる」、マーケティング支援サービス「最強の売れるメディアプラットフォーム」に加えて、「運用型広告」、株式会社売れる越境EC社が提供する「越境支援」、株式会社売れるD2C業界M&A社が提供する「M&A仲介支援」を主軸として事業を展開しております。当連結会計年度の実績につきましては、売れるネット広告社株式会社は前連結会計年度においては「不正注文の対策」「一部大手クライアントの広告の費用対効果悪化」等によるマーケティング支援サービスの売上高が軟調に推移した状況から段階的な回復を進めている状況でございます。また、「運用型広告」については、自社D2C(ネット通販)事業のSNSマーケティング実施に注力したこと、株式会社売れる越境EC社については既に受注している中国越境におけるTikTokライブコマースの施策が本格的には来期から実施となったことなどから軟調に推移しております。この結果、同セグメントの当期の売上高は661,959千円、セグメント損失は103,186千円となりました。 (D2C(ネット通販)事業) D2C(ネット通販)事業は、オルクス株式会社で開発した化粧品等を販売する「自社国内D2C事業」を主軸とし、主力のシートマスク「KogaO+」を中心に第2四半期までは売上高が順調に伸長したものの、第3四半期以降はTikTokのアルゴリズム変更等の影響で売上獲得が落ち込んだことにより、同セグメントの当期の売上高は217,471千円を計上した一方、セグメント損失は40,460千円となりました。 (グローバル情報通信事業) グローバル情報通信事業は、株式会社JCNTが行う「携帯端末・Wi-Fiルーターなどのモバイル通信機器総合レンタルサービス事業」を主軸としております。グローバル情報通信事業につきましては、海外における国際的なイベント等もあり堅調に推移した結果、売上高は688,118千円、セグメント利益は76,320千円となりました。 以上の結果、売上高は1,567,549千円、営業損失は166,907千円、経常損失は169,387千円となりました。前連結会計年度と比較し、売上高は大幅増、営業損失・経常損失についても大幅に縮小しました。なお、連結子会社であるオルクス株式会社(旧株式会社グルプス)に係るのれん等の減損損失を特別損失に計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純損失は444,105千円となっております。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、483,661千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果支出した資金は58,242千円となりました。これは主に、減価償却費85,244千円、減損損失256,464千円の計上があった一方で、税金等調整前当期純損失の計上425,852千円、売上債権の増加91,353千円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は92,440千円となりました。これは主に、連結範囲の変更を伴う子会社株式取得による収入36,008千円があった一方で、投資有価証券の取得による支出40,000千円、当社のD2C(ネット通販)クラウドサービス「売れるD2Cつくーる」の新機能開発に関するソフトウェア等の固定資産の取得76,905千円による支出があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果356,328千円の収入となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出114,322千円による支出があった一方で、株式の発行による収入417,907千円があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当社グループが営む事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。 b 受注実績 当社グループが営む事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績を示すと、次のとおりであります。 (単位:千円) 報告セグメント   サービスの名称   内容   外部顧客への 売上高   前連結会計 年度比(%) D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業   ネット広告/ランディングページ特化型クラウドサービス   売れるD2Cつくーる   179,488   85.8% 売れるネット広告でざいん   66,823   86.8% 売れるネット広告こんさる   33,879   66.8% マーケティング支援サービス   337,482   100.6% その他サービス(越境EC支援)   44,286   1,898.5% D2C(ネット通販)事業   D2C(ネット通販)   217,471   264.7% 情報通信サービス   グローバル情報通信サービス   688,118   - 合計   1,567,549   207.2% (注)1.各サービス内容及び内訳の詳細は「第1 企業の概況 3 事業の内容」に記載のとおりであります。 2.当連結会計年度における販売実績の著しい変動の要因については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたっては、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表等の作成にあたって採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」をご参照ください。 b.経営成績の分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ②経営成績の状況」をご参照ください。 c.キャッシュ・フローの分析 「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ③ 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループにおける主な資金需要は、売上原価、販売費及び一般管理費の営業費用による運転資金及び設備投資資金であります。当社グループは自己資金でまかなうことを基本とし、必要に応じて借入による資金調達を実施します。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載したリスク等の要因により重大な影響を受ける可能性があります。当社グループは、内部統制の運用、コンプライアンスに関する教育等を行うことにより、これらのリスク要因に対応してまいります。 ⑤ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり、売上高、売上総利益、営業利益、売れるD2Cつくーるクライアント社数の4指標を重視しております。当社グループはD2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業における収益基盤の強化、セミナー開催の実施等による積極的な営業活動を行うことで、売上高、売上総利益、営業利益、売れるD2Cつくーるクライアント社数を成長させ企業価値の向上を目指してまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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