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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

SUBARU CO., LTD.9778 · Standard · サービス業

概要

学習塾運営企業昴は、鹿児島市に本社を置き、幼児から高校生を対象とした進学指導を主力とする。売上高約35億円、従業員300名。1972年の法人化以来、九州各県に校舎を広げ、2026年2月期末時点で62校舎、413教室を運営する。中学部が売上の約半分を占める集団授業と個別指導を組み合わせ、AIを活用した学習管理システムやオンライン個別指導も提供する。

幼児・小学部から高等部まで4部門で構成する事業

昴の事業は学習塾事業の単一セグメントであり、幼児・小学部、中学部、高等部、個別指導の4部門で構成される。2026年2月期の部門別売上高は、中学部が1,723百万円で全体の約51%を占め、次いで幼児・小学部917百万円、高等部457百万円、個別指導188百万円、その他(合宿収入等)88百万円である。中学部を中心に、受験競争の厳しい地域での指導に強みを持つ。売上高全体は3,375百万円で、前年比2.2%減となったが、高等部は微増し、現役高校生向けのシフトが奏功した。

九州5県に62校舎を配置する地域密着型展開

昴の校舎は鹿児島県を地盤とし、宮崎県、熊本県、福岡県、沖縄県の5県に広がる。2026年2月末現在の校舎数は62校、教室数413、収容座席数12,964席である。前年から3校舎減少したが、これは統廃合による効率化の結果であり、西都城校を都城校に統合し、加世田校と枕崎校を閉鎖した。一方、鹿児島市では中山校と皇徳寺校を統合して新中山校を開設するなど、地域の需要に応じた再編を進めている。

単一セグメントだが子会社を吸収合併したグループ運営

昴は学習塾事業のみの単一セグメント企業だが、2020年3月に株式会社タケジヒューマンマインドの全株式を取得し、2022年9月に吸収合併した。これにより、同社が持っていた教育関連リソースを統合した。また、2015年4月からは東進衛星予備校の運営を鹿児島市と宮崎市で開始し、現在も複数校舎で展開している。グループ全体として、集団授業と個別指導、衛星予備校の3つの軸を持つ。

少子化とDXへの対応を掲げる経営課題

昴の経営上の課題として、少子化による公立高校の競争率低下と、それに伴う学力低下への対応が挙げられる。同社は高校授業料無償化を好機と捉え、新サービスを検討中である。また、2025年10月に開始した「すばる個別オンライン」や、AI搭載の昴LMS(学習管理システム)、昴AI必勝ナビの導入により、時間や場所に縛られない学習機会を提供している。さらに、採用難に対応するため、インターンシップや就職イベントへの参加を強化している。

安定した売上高と財務体質改善への取り組み

昴の売上高は過去10年間で34億円から38億円の範囲で推移しており、大きな変動はない。2026年2月期の営業利益は112百万円(前年比19.6%増)、経常利益121百万円、当期純利益40百万円であった。純利益が減少したのは減損損失等の計上による。目標とする経営指標は総資産経常利益率と自己資本当期純利益率の向上であり、有利子負債の圧縮を進め、財務体質の改善を図っている。配当は安定的に行っている。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
34億円
営業利益
1億円
営業利益率
2.9%
純利益
0億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

製品と技術

集団授業「昴」「受験ラサール」「東進衛星予備校」

昴の集団授業は主に3つのブランドで構成される。自社開発の「昴」は小中学生向けの受験指導、「受験ラサール」は難関私立校志望者向けのハイレベル講座、そして「東進衛星予備校」は映像授業による大学受験対策である。これらは校舎ごとに地域のニーズに応じて配置され、中学部の売上が全体の約半分を占める。集団授業のライブ配信も一部地域で実施し、複数校舎間での相互配信が可能な設備を構築している。

個別指導「すばる個別」と個別指導教室

昴は2002年3月に初の個別指導教室を開設して以来、個別指導サービスを拡大してきた。現在は「すばる個別」として、集団授業とは別に1対1または少人数の指導を提供する。個別指導の売上高は2026年2月期に188百万円で、全体の5.6%を占める。個別指導谷山教室は2025年5月に受験ラサール谷山校の校舎内に移転し、集団授業との併用を促進している。また、オンライン個別指導「すばる個別オンライン」は2025年10月に開始された。

AI搭載の学習管理システム「昴LMS」と「昴AI必勝ナビ」

昴はデジタル技術を活用した教育サービスを積極的に導入している。AIを搭載した「昴LMS(学習管理システム)」は、生徒の学習進捗を管理し、個別最適化された学習支援を行う。さらに、模試後の学習を効率化する「昴AI必勝ナビ」を導入し、弱点対策を自動化した。これらのシステムは集団授業・個別指導の両方で利用され、生徒の学習データを蓄積・分析することで、指導の質向上に役立てている。

合宿・イベント事業とその他サービス

昴は通常の授業以外に、合宿収入(その他部門)を計上している。2026年2月期のその他売上高は88百万円で、全体の2.6%を占める。合宿は主に受験前の集中学習イベントとして実施され、集団生活を通じて学力向上と学習習慣の定着を図る。また、昴は毎年入試説明会や保護者向けセミナーを開催し、教育情報の発信にも力を入れている。これらの活動は本業の集客にも寄与している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

大手には小規模、安定利益確保する中堅

同社は売上高約34〜35億円で、カラオケ業界では中規模。直近の営業利益率は2.9%程度で安定。同業他社であるジンジブやイシンと比べ、業績は比較的安定しているが、成長性は限定的。国内市場に依存しており、海外展開や新規事業が今後の課題。

強み

  • 売上高が横ばいで、営業利益率2.9%と安定した収益を確保。
  • 国内市場で一定の実績とブランド力を有する。
  • 売上が減少しても利益率を維持しており、コスト管理に優れる。

課題

  • 売上高が伸び悩み、成長戦略の策定が急務。
  • 国内市場は成熟しており、新規需要の創出が難しい。
  • 海外市場への展開が進んでおらず、成長機会を逃している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が昴

時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。

#企業時価総額PER
1977838億円80.5倍
22481タウンニュース社38億円8.2倍
37037テノ.ホールディングス38億円28.7倍
49256サクシード38億円15.7倍
55868ロココ38億円27.6倍
6264ASchoo38億円37.0倍
76090ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ37億円17.3倍
87353KIYOラーニング37億円9.4倍
92139中広37億円18.9倍
109561グラッドキューブ37億円66.8倍
116193バーチャレクス・ホールディングス37億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

1972年、予備校を法人化した創業期

昴の起源は1965年9月に鹿児島市で創設された鶴丸予備校である。1972年7月、これを有限会社教学社鶴丸予備校として法人化し、本社を鹿児島市に設置した。1974年12月には有限会社鶴丸予備校に商号変更した。当初は予備校業を中心に、大学受験指導を行っていた。この時期に地域に根差した教育サービスを提供する基盤が築かれた。

難関校向け受験ラサール設置と株式会社化

1984年10月、昴はラ・サール中・高校等の有名私立校志望者を対象とした受験ラサールを設置し、難関校対策を強化した。1991年2月には組織変更のため、株式会社昴と合併。これにより法人格が現在の株式会社昴に統一された。同年3月、鹿児島市桜ケ丘に桜ケ丘校を開設。受験ラサールはその後も高付加価値サービスの核として成長した。

1992年、一気に県外へ進出した拡大期

1992年は昴にとって飛躍の年となった。6月に出水校(鹿児島県)、大塚校(宮崎県)を開設し、宮崎県へ初進出。翌7月には名瀬校、志布志校、都城校、受験ラサール宮崎を相次いで開設した。1993年には大淀校、1995年には大宮校を宮崎市に開設。宮崎県内でのプレゼンスを急速に高めた。同年12月には株式を日本証券業協会へ店頭登録し、資本市場へも進出した。

熊本・福岡へ進出した1990年代後半

1996年3月に伊集院校(鹿児島県)を開設したのち、1997年2月には熊本県熊本市に受験ラサール水前寺を開設し、熊本県へ進出。同年3月には加納校、日向校、延岡校、武蔵ケ丘校を一挙開設。熊本県内でも健軍校を開設した。1998年2月には本社を現在の鹿児島市加治屋町に移転。さらに1998年7月、玉江校と隼人校を開設。2000年3月には指宿校と八代校を開設し、県外展開を加速した。

2001年、福岡進出と個別指導の開始

2001年12月、昴は福岡県福岡市早良区に西新校と室見校を開設し、福岡県へ進出した。同時に、2002年3月には鹿児島市加治屋町に初の個別指導教室を開設。これまで集団授業中心だったサービスに個別指導を加え、多様なニーズに対応するようになった。2003年6月には宮崎市、熊本市、福岡市にも個別指導教室を拡大。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場し、市場を移した。

2008年以降の校舎増設と証券市場の統合対応

2008年3月に宮崎市に浮城校を開設。2009年3月に熊本県大津町に大津校を開設。2010年4月、ジャスダックと大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。同年10月、ヘラクレス・JASDAQ・NEOの統合により大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行。2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。

東進衛星予備校の運営開始と沖縄進出

2015年4月、昴は鹿児島市と宮崎市で東進衛星予備校の運営を開始。2016年3月には姶良市と都城市にも拡大した。東進衛星予備校のフランチャイズ展開により、映像授業による大学受験指導のラインアップを強化した。2019年9月には鹿児島県霧島市に国分南校を開設。2020年3月には株式会社タケジヒューマンマインドの全株式を取得し、グループ化した。

コロナ禍後のDX推進とオンライン個別指導の開始

2022年4月、昴は東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に移行。同年9月、株式会社タケジヒューマンマインドを吸収合併した。2023年3月には熊本市に長嶺校を開設。コロナ禍を契機にAI搭載の昴LMSを運用開始し、2025年10月には「すばる個別オンライン」をスタート。時間や場所に縛られない個別指導サービスを提供している。2026年2月期には校舎の統廃合も進め、効率化とオンライン対応を両立させている。

年表35件を開く

1970年代

  • 1972年7月1965年9月創設の鶴丸予備校を有限会社教学社鶴丸予備校として法人化し、本社を鹿児島市に設置。
  • 1974年12月商号変更有限会社鶴丸予備校に商号変更。

1980年代

  • 1984年10月ラ・サール中・高校他有名私立校志望者を対象とした受験ラサールを設置。

1990年代

  • 1991年2月M&A組織変更のため、株式会社昴と合併。
  • 1992年3月鹿児島県鹿児島市桜ケ丘に桜ケ丘校を開設。
  • 1992年6月鹿児島県出水市中央町に出水校を開設。更に宮崎県宮崎市大塚町に大塚校を開設し、宮崎県へ進出。
  • 1992年7月鹿児島県名瀬市幸町に名瀬校、同曽於郡志布志町に志布志校、宮崎県都城市妻ケ丘町に都城校、同宮崎市清水に受験ラサール宮崎をそれぞれ開設。
  • 1993年3月宮崎県宮崎市東大淀に大淀校を開設。
  • 1995年3月宮崎県宮崎市下北方に大宮校を開設。
  • 1995年12月当社株式を日本証券業協会へ店頭登録。
  • 1996年3月鹿児島県日置郡伊集院町に伊集院校を開設。
  • 1997年2月熊本県熊本市水前寺に受験ラサール水前寺を開設し、熊本県へ進出。
  • 1997年3月宮崎県宮崎郡清武町に加納校、同日向市北町に日向校、同延岡市愛宕町に延岡校、熊本県熊本市武蔵ケ丘に武蔵ケ丘校をそれぞれ開設。
  • 1997年4月熊本県熊本市秋津新町に健軍校を開設。
  • 1998年2月鹿児島県鹿児島市加治屋町に本社を移転。
  • 1998年7月鹿児島県鹿児島市下伊敷町に玉江校、同姶良郡隼人町に隼人校をそれぞれ開設。

2000年代

  • 2000年3月鹿児島県指宿市大牟礼に指宿校、熊本県八代市西松江城町に八代校をそれぞれ開設。
  • 2001年12月福岡県福岡市早良区に西新校と室見校を開設し、福岡県へ進出。
  • 2002年3月鹿児島県鹿児島市加治屋町に初の個別指導教室を開設。
  • 2003年6月宮崎県宮崎市と熊本県熊本市及び福岡県福岡市に個別指導教室を開設。
  • 2004年12月上場日本証券業協会の登録を取消し、ジャスダック証券取引所へ上場。
  • 2008年3月宮崎県宮崎市に浮城校を開設。
  • 2009年3月熊本県菊池郡大津町に大津校を開設。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所との合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2013年7月熊本県熊本市南区にけやき通り教室を開設。
  • 2015年4月鹿児島県鹿児島市と宮崎県宮崎市に東進衛星予備校の運営を開設。
  • 2016年3月鹿児島県姶良市と宮崎県都城市に東進衛星予備校の運営を開設。
  • 2019年9月鹿児島県霧島市に国分南校を開設。

2020年代

  • 2020年3月株式会社タケジヒューマンマインドの全株式を取得。
  • 2022年4月東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から新市場区分(スタンダード市場)へ移行。
  • 2022年9月M&A株式会社タケジヒューマンマインドを吸収合併。
  • 2023年3月熊本県熊本市に長嶺校を開設。
  • 2025年10月「すばる個別オンライン」をスタート。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 総資産経常利益率向上
  • 自己資本当期純利益率向上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    地域密着型の事業拡大と経営基盤強化

    沖縄への進出と鹿児島での経営基盤充実強化を進め、ブランド力の強化、人材育成、経営効率化により利益率向上と迅速な経営環境対応を目指す。

  2. 02

    DX推進による教育サービス高度化

    AI搭載の新昴LMSや昴AI必勝ナビの運用、集団授業のライブ配信、オンライン個別指導などを通じて、時間や場所にとらわれない高品質な教育サービスを提供し、顧客満足度向上と事業拡大を図る。

  3. 03

    少子化への対応と学習価値の啓蒙

    少子化による学力低下に対し、高校入試だけでなく大学進学や将来の職業を見据えた学習の大切さを啓蒙。高校授業料無償化を好機と捉え新サービスを検討する。

  4. 04

    採用・育成活動の強化

    売り手市場の採用環境に対応し、インターンシップの検討、福岡・熊本エリアの就職イベント参加、大学訪問など採用活動を強化。アルバイト研修に社会人基礎を追加し、優秀な人材の育成と社員登用を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で300人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は421万円で、9期前と比べて3.9%平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は13.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月296
2018年2月286
2019年2月284
2020年2月43842.112.1288
2021年2月43643.013.0329
2022年2月43843.113.1328
2023年2月44543.612.9311
2024年2月44243.013.4308
2025年2月44342.913.530533
2026年2月42143.213.830033

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)44.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
鹿児島市内地区 城西校(鹿児島県鹿児島市)他16校1,788百万円
宮崎地区 受験ラサール宮崎校(宮崎県宮崎市)他12校965百万円
鹿児島市外地区 鹿屋寿校(鹿児島県鹿屋市)他13校711百万円
本社 — 鹿児島県鹿児島市565百万円
熊本地区 受験ラサール水前寺校(熊本県熊本市)他10校445百万円
福岡地区 西新校(福岡県福岡市)他2校105百万円
沖縄地区 おもろまち校(沖縄県那覇市)他3校14百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社タケジヒューマンマインド(注)2
    沖縄県那覇市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は34億円営業利益1億円前期と比べると減収増益で、売上が-2.9%、利益が+0.0%。

売上高
-2.9%
34億円
営業利益
+0.0%
1億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
2.9%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高35億円34億円
営業利益2億円1億円
純利益1億円0億円
1株あたり配当¥120¥120

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は7億円、営業利益は−1億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q7−1−14.3−1
2024年2Q10110.01
2024年3Q8−1−12.5−1
2024年4Q101
2025年1Q7−1−14.3−1
2025年2Q9111.11
2025年4Q1915.31
2026年2Q16−1−6.30
2026年4Q18211.10
2027年1Q7−1−14.3−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は37億円から34億円へ92%に減った。直近期の営業利益率は2.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年2月373−3
2014年2月3620
鹿児島県鹿児島市と宮崎県宮崎市に東進衛星予備校の運営を開設。
2015年2月3632
鹿児島県姶良市と宮崎県都城市に東進衛星予備校の運営を開設。
2016年2月3532
2017年2月3430
2018年2月3532
鹿児島県霧島市に国分南校を開設。
2019年2月3542
2020年2月3431
2021年2月372−1
株式会社タケジヒューマンマインドを吸収合併。
2022年2月3831
熊本県熊本市に長嶺校を開設。
2023年2月3532
2024年2月3520
2025年2月35112.91
2026年2月34112.90

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高34億円のうち、営業利益として残るのは1億円2.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.4%28億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.7%5億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.9%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
17.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.6pt
2.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比10.7pt
1.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが3億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は8億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月40−442
2014年2月2−2002
2015年2月5−1−342
2016年2月20−322
2017年2月30−332
2018年2月4−3−111
2019年2月50−551
2020年2月4−1−133
2021年2月3−1024
2022年2月41−257
2023年2月2−2−205
2024年2月3−13210
2025年2月2−1−218
2026年2月3−1−228

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は69億円。このうち返さなくてよい自己資本が36億円で、自己資本比率は52.7%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月73343946.4
2014年2月73334045.6
2015年2月73334045.4
2016年2月70343647.9
2017年2月68333548.6
2018年2月69343549.1
2019年2月67353252.5
2020年2月68353352.2
2021年2月68343449.4
2022年2月68353350.8
2023年2月67363153.7
2024年2月71363551.1
2025年2月69363451.6
2026年2月69363352.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳単体ベース
現金及び預金
7億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
21億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
33億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
71
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中275位あたり、逆に低いのはROE534社中485位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.9%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.9%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,550で、1年前と比べて-15.6%過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。

¥5,550-0.2%1ヶ月-2.3%1年-15.6%時価総額38億円
過去52週の値幅
安値¥5,380高値¥7,000

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)80.5倍
PER (会社予想)24.7倍
PBR0.96倍
配当利回り2.16%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は5660円で、直近1ヶ月ではほぼ横ばい(0.35%下落)。25日線5695円を僅かに下回る一方、75日線5590円は上回って推移。RSIは58.46と中立圏で、方向感は乏しい。52週安値5380円からは5.2%高、52週高値7080円からは20%安とレンジ内。出来高は低く、材料不足で様子見姿勢が続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERが81.97倍と業界平均の22.98倍を大幅に上回り、割高感が強いです。PBRは0.98倍とほぼ1倍ですが、ROEが1.1%と極めて低く、収益性が著しく悪いため、株価は割高に見えます。配当利回りは2.12%と業界平均の2.31%を下回り、配当性向が184.5%と利益を超えた配当を出しており、持続性に懸念があります。割高ながらも将来予想PERは25.2倍と改善が見込まれます。

指標この会社業種平均
PER (実績)80.5倍23.4倍
PER (予想)24.7倍
PBR0.96倍3.51倍
ROE1.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は2023年2月期から2026年2月期まで約35億円で横ばいです。営業利益率は3%弱と低く、純利益は2025年2月期に1億円、2026年2月期はほぼゼロと低水準です。投資家は、収益の低さと成長の停滞を懸念しています。強気派は、財務体質が安定し、配当利回りが2%台を維持している点を評価しますが、弱気派は、業績が長期にわたり低迷しており、収益改善の兆しが見えないと指摘します。

プラスに働く材料7
  • 安定配当

    配当利回り2.12%と市場平均を上回り、株主還元を継続。

  • 低PBRで割安

    PBR 0.98倍と解散価値を下回る水準。割安感がある。

  • 財務の健全性

    営業損益は継続して黒字であり、財務リスクは低いとみられる。

  • 予想PER25.2倍と7割改善見込み通年影響

    実績PER81.97倍から予想PER25.2倍へ大幅改善。利益回復が進めば、バリュエーションの正常化で投資資金が戻る。

  • PBR0.98倍で解散価値に接近不定影響

    PBR0.98倍と純資産のほぼ1倍。下値の目安として意識され、資産価値が見直される局面がある。

  • 配当利回り2.12%を確保継続影響

    時価総額39億円と小型でも、配当利回り2.12%を維持。株主への利益還元が続き、下支えになる。

  • 株価低迷で底値圏との見方不定影響

    1年で17.8%下落し、時価総額39億円と小型。売買が少なく、需給次第で自律反発の可能性がある。

マイナスに働く材料7
  • 売上の伸び悩み

    過去3期連続で売上高がほぼ横ばいで、成長性が乏しい。

  • 利益率の低さ

    営業利益率約3%で、事業の収益性が低い。

  • 純利益の低迷

    2026年2月期の純利益はほぼゼロと予想され、株主価値の向上につながらない。

  • 実績PER81.97倍と割高通年影響

    純利益がほぼゼロのためPERが81.97倍に達する。収益改善が遅れれば、株価はさらに調整するリスク。

  • 売上高は34億円と減少に転じる通年影響

    売上高は2025年2月期の35億円から34億円へ減少。増収期待がなく、市場の選別対象になりやすい。

  • ROE1.1%と資本収益性が極端に低い継続影響

    自己資本利益率は1.1%と低く、資本を効率的に使えていない。PBR0.98倍でも割安感が出にくい。

  • 外国人保有0.1%で機関投資家の関心外継続影響

    外国人保有比率が0.1%と極めて低く、海外マネーの参入余地が少ない。需給は国内個人頼みで偏りやすい。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
事業の拡大が停滞しているかどうかを確認する基本指標。
営業利益率
収益性の改善が見られるかを判断する。
受注状況
今後の売上を占う先行指標。ただし、事業内容が不明のため具体的な観察は難しい。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.16%。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
2.16%
いまの株価に対して
配当性向
184.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月120245.8
2018年2月1200.044.8
2019年2月1200.033.0
2020年2月1200.091.9
2021年2月1200.0
2022年2月1200.055.1
2023年2月1200.034.5
2024年2月1200.0208.7
2025年2月1200.0129.8
2026年2月1200.0184.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ1,454人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.5%を占め、残る46.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他43.543.543.642.342.846.2
事業法人40.340.540.341.541.440.9
金融機関15.915.815.915.815.612.6
自己株式9.69.69.69.79.79.7
証券会社0.20.00.10.00.10.2
外国法人0.10.10.10.30.10.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社学友社36.91
02株式会社日本カストディ銀行(信託E口)4.90
03株式会社鹿児島銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)4.47
04昴取引先持株会3.60
05株式会社南日本銀行3.03
06西村道子2.88
07西村秋1.44
08昴社員持株会1.15
09株式会社昭和貨物0.72
10渕上印刷株式会社0.58

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+267%、1株純資産は14期で+1040%。直近期のROEは1.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月−41537
2014年2月15270.3233.8844.7
2015年2月285585.112.944.9
2016年2月265694.713.448.4
2017年2月525,6120.978.0245.8
2018年2月2845,7345.015.444.8
2019年2月3865,9686.610.133.0
2020年2月1395,9652.327.591.9
2021年2月−1075,715
2022年2月2315,8414.019.855.1
2023年2月3696,1006.013.934.5
2024年2月616,1611.0108.1208.7
2025年2月986,0401.672.7129.8
2026年2月696,1191.183.7184.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/2期の役員報酬は総額90百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
西村道子取締役 会長84
西村秋代表取締役 社長59
松葉口哲取締役 教務本部長兼沖縄統括部長65
厚地実取締役(監査等委員)69
前田義人取締役(監査等委員)67
本木順也取締役(監査等委員)55
百木野卓也取締役 管理本部長62

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4848421
社外取締役3662

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容120字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、幼児、小学生、中学生、高校生及び高校卒業生の学習塾の企画、運営を行っております。 なお、当社の事業は学習塾事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 事業の系統図は以下の通りであります。
経営方針・対処すべき課題1,639字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 子どもの可能性は無限との考えから「我が子、我が事と思い、厳しく指導する」「学力、気力、体力を養成する」「責任をもって一人残らず第一志望校に合格させる」を指導理念としております。一人ひとりの子供たちを、豊かな人間性を備え、優れた創造力・逞しき意志・柔軟な思考力と応用力をもった人間の育成に努め、子供たちが自己の持つ能力を最大限に発揮し、大きな目標に向かって挑戦するエネルギーを持って成長していくことを願っております。 (2) 目標とする経営指標 当社の目標とする経営指標は、「総資産経常利益率」及び「自己資本当期純利益率」の向上であります。これを長期的に引き上げていくことと、有利子負債の圧縮をすすめ財務体質の改善充実をはかり、株主の皆様に対する安定的な利益還元を実現してまいります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社は、将来の九州全域への事業展開を視野にいれ、全国でも稀有な人口増加県、沖縄を新たな挑戦の場として進出し、引き続き地元鹿児島の経営基盤の充実強化に努めてまいります。そのためには「ブランド力の強化」「人材の育成」「経営の効率化の促進」等が欠かせません。中長期的なスタンスで徹底して生徒・保護者のニーズに応え、生徒・保護者の期待以上の成績向上の実現、付加価値の高い商品・サービスの提供、社員一人当たりの生産性の見直し等の実施により利益率の向上と、変化の激しい経営環境に迅速に対応する企業風土の醸成に取り組み着実に成長を実現してまいります。 (4) 経営環境 当社の経営環境については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 (5) 会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①DXへの取り組み コロナ禍を契機に、AIやデジタル技術を活用した教育サービスの需要が一気に高まりました。当社においても、より効率的な学習機会を提供するためにAIを搭載した新昴LMSを運用しており、また今年度から模試後の学習をより効率的にするための昴AI必勝ナビを導入いたしました。また、集団授業のライブ配信、すばる個別オンラインを通じて、時間や場所にとらわれない高品質の教育サービスを提供してまいりました。この培ってきたノウハウを活かし、新規サービスの提供や顧客満足度の更なる向上を図るとともに、新たな顧客ニーズを的確にとらえ、事業拡大に努めてまいります。 ②少子化と学力低下への対応 少子化により公立高校一般入試の出願倍率が低下しており、当社が展開する各地域においても多くの高校・学科で定員割れとなっております。このような状況が学力の低下を引き起こしており、経営環境に多大な影響を及ぼしている状態です。当社では、高校入試だけをゴールとせず、その先の大学進学や将来の職業を見据えて、学ぶことの大切さや必要性の啓蒙に引き続き取り組んでまいります。さらに高校授業料無償化を事業拡大の好機ととらえ、新規サービスの提供も検討してまいります。 ③採用活動の強化 求職者の売り手市場が続き、全国的に採用難に悩む会社が増えております。当社においても社員採用は苦戦が続き、採用活動を見直す必要性が生じております。これまでの採用活動に加え、大学2、3年生対象のインターンシップ活動の機会検討や、福岡・熊本エリアの就職イベント参画、大学機関への訪問等、採用活動の強化を行ってまいります。またアルバイト学生の研修に「社会人としての基本を学ぶ機会」を加え、優秀な人材の育成を図るとともに、社員登用の強化も図ってまいります。
事業等のリスク848字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 少子化の影響 学習塾業界は出生率低下に伴う少子化によって、学齢人口の減少問題に直面しております。絶対数の減少は、入学試験の平易化による通塾に対する動機の希薄化と、生徒獲得のため企業間競争も激化しており、このような状況が続くと業績に影響を与える可能性があります。 (2) 調達金利 当社は、自社物件が多いため、当事業年度末現在の有利子負債総額は1,597百万円であり、今後の金融情勢の変化によって、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 個人情報の管理 当社は、学習指導や生徒募集のため、多くの生徒・保護者の個人情報を保有しています。その管理には十分な注意をはらっておりますが、何らかの要因で個人情報が漏洩した場合には、社会的信用が失墜して、業績に影響を与える可能性があります。この経済的リスクを軽減させるため保険契約を結んでおります。 (4) 減損会計の適用について 当事業年度において、一部の教室等において地価の下落等により土地・建物等について、58百万円の減損損失を計上いたしましたが、今後、地価の下落及び少子化による同業他社との競合激化により、営業活動による収益が悪化する場合には、減損損失が発生する可能性があります。 (5) ウイルス等の感染症による影響について 2020年に世界中で蔓延した、新型コロナウイルス感染症は国内では感染症法上の分類が5類へ移行され、社会活動は平穏を取り戻しておりますが、新たなウイルス等の感染症拡大により、緊急事態宣言の発令や国内経済の停滞が長期化した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,790字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、緩やかな回復傾向をみせておりましたが、年度後半に世界情勢は極めて不安定な状況となり、エネルギーの安定供給に大きな懸念が生じております。それに伴い物価高騰に更なる拍車がかかり、実質賃金の伸びが抑制され、消費行動も本格的な回復には至りませんでした。 当学習塾業界が置かれている昨今の教育環境は、少子化が加速し公立高校の競争率が低下している状況です。また、高校の授業料無償化の影響で、特色ある私立高校への進学という選択肢も広がってきており、高校受験のために塾に通うという必要性がやや低下傾向にあります。 当社においては、入塾のタイミングが以前より遅くなる傾向ではありますが、通年の入学者数は前年度を僅かながら上回りました。今後も難関校や公立トップ校志望者の通塾ニーズに応え、より高みを目指す人材育成に努めていく必要があり、そのためにできるだけ早い時期の入塾を進めていく必要があります。 このような状況下において当社は、多様化する大学入試制度の現状を発信し、小中学生のうちに学習にしっかり取り組む必要性を啓蒙することと、通塾生の成績と満足度の向上に取り組んでまいりました。加えて、AIを活用した自立学習支援システム(昴LMS)に模試データを結び付け、個別に最適化された学習支援を行ってまいりました。さらに、質の高い映像配信授業を提供するための設備構築をすすめ、相互配信のできるライブ授業配信を一部地域で実施しております。また、高等部沖縄部門においては、浪人生が減少する中、現役高校生に主軸をおいた運営へシフトを図り、高2・高3生を中心に生徒数を伸ばしてきております。 事業展開といたしましては、今後の市場動向に鑑み、また人的資源の効率的運用を図るため、2025年3月に西都城校(宮崎県都城市)を近隣の都城校(宮崎県都城市)と統廃合し、加世田校(鹿児島県南さつま市)・枕崎校(鹿児島県枕崎市)を閉校いたしました。一方、5月には、集団授業と個別指導両方のニーズに応えやすくするために、個別指導谷山教室(鹿児島市)を受験ラサール谷山校(鹿児島市)の校舎内に移転しております。また、9月に中山校と皇徳寺校(いずれも鹿児島市)を統合し、より通いやすい場所に新中山校を開校いたしました。さらに、どこに住んでいてもオンラインで個別指導が受けられる「すばる個別オンライン」を10月にスタートいたしました。 a.財政状態 当事業年度末の資産合計は6,874百万円で、前事業年度末に比べ50百万円の減少となりました。 当事業年度末の負債合計は3,253百万円で、前事業年度末に比べ101百万円の減少となりました。 当事業年度末の純資産合計は3,621百万円で、前事業年度末に比べ50百万円の増加となりました。 b.経営成績 当事業年度の経営成績は、売上高は3,375百万円(前年同期比2.2%減)、営業利益112百万円(前年同期比19.6%増)、経常利益121百万円(前年同期比13.4%増)、当期純利益は40百万円(前年同期比29.6%減)となりました。 当社は、学習塾事業単一セグメントであり、セグメントごとの経営成績は記載しておりませんが、部門別売上高は、幼児・小学部917百万円(前年同期比1.5%減)、中学部1,723百万円(前年同期比2.7%減)、高等部457百万円(前年同期比0.8%増)、個別指導188百万円(前年同期比5.9%減)、その他合宿収入等88百万円(前年同期比5.0%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ19百万円減少して752百万円となりました。 なお、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動の結果得られた資金は274百万円(前年同期比69.6%増)となりました。これは主に減価償却費159百万円、税引前当期純利益の計上63百万円及び減損損失58百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動の結果使用した資金は125百万円(前年同期比6.6%増)となりました。これは主に有形固定資産の売却による収入104百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出215百万円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動の結果使用した資金は169百万円(前年同期比27.1%減)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出が長期借入による収入を83百万円上回ったこと及び配当金の支払額75百万円等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.校舎数と収容能力 当社は、学習塾事業の単一セグメントであり、生徒に対して進学指導を行うことを主たる業務としておりますので、生産能力として表示すべき適当な指標はありません。これにかえて、売上高及び企業規模と比較的関連性が高いと認められる校舎数、教室数及び収容能力(座席数)を示せば、次のとおりであります。 項目   前事業年度末 (2025年2月28日現在)   当事業年度末 (2026年2月28日現在) 校舎数   65校舎   62校舎 教室数   438教室   413教室 収容能力(座席数)   13,662席   12,964席 b.販売実績 当社は単一のセグメントであるため、事業部門別により表示しております。 1)販売方法 募集要項に基づき、直接生徒を募集しております。 2)販売実績 部門   売上高 金額(千円)   前年同期比(%) 幼児・小学部   917,550   98.5 中学部   1,723,555   97.3 高等部   457,696   100.8 個別指導   188,166   94.1 その他   88,537   95.0 合計   3,375,506   97.8 (注) その他は、合宿収入等であります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表等は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成いたしております。この財務諸表等の作成にあたって、貸倒引当金、賞与引当金、ポイント引当金、退職給付引当金、株式給付引当金の見積りはそれぞれ適正であると判断しております。 ②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 当事業年度末の資産合計は6,874百万円で、前事業年度末に比べ50百万円の減少となりました。 流動資産は37百万円減少し、固定資産は13百万円減少しました。 流動資産の減少の主な要因は、現金及び預金が20百万円減少したこと等によるものであります。 固定資産の減少の主な要因は、投資有価証券が144百万円増加したものの、有形固定資産及び無形固定資産の売却、減価償却並びに減損損失を計上したこと等によるものであります。 当事業年度末の負債合計は3,253百万円で、前事業年度末に比べ101百万円の減少となりました。 流動負債は18百万円減少し、固定負債は83百万円減少しました。 流動負債の減少の主な要因は、1年内返済予定の長期借入金が29百万円、未払法人税等が16百万円減少したこと等によるものであります。 固定負債の減少の主な要因は、長期借入金が54百万円、退職給付引当金が25百万円減少したこと等によるものであります。 当事業年度末の純資産合計は3,621百万円で、前事業年度末に比べ50百万円の増加となりました。 その主な要因は、当期純利益を40百万円計上し、配当金の支払いにより利益剰余金が75百万円減少したものの、その他有価証券評価差額金が82百万円増加したことによるものであります。 2)経営成績 (売上高) 当事業年度の売上高は3,375百万円で、前事業年度に比べ75百万円(2.2%)の減少となりました。 (売上原価) 当事業年度の売上原価は2,745百万円で、前事業年度に比べ65百万円(2.3%)の減少となりました。 (売上総利益) 当事業年度の売上総利益は629百万円で、前事業年度に比べ10百万円(1.6%)の減少となりました。売上総利益率は18.7%となりました。 (販売費及び一般管理費) 当事業年度の販売費及び一般管理費は517百万円で、前事業年度に比べ28百万円(5.2%)の減少となりました。 (営業利益) 当事業年度の営業利益は112百万円で、前事業年度に比べ18百万円(19.6%)の増加となりました。売上高営業利益率は3.3%となりました。 (経常利益) 当事業年度の経常利益は121百万円で、前事業年度に比べ14百万円(13.4%)の増加となりました。売上高経常利益率は3.6%となりました。 (当期純利益) 当事業年度の当期純利益は40百万円で、前事業年度に比べ17百万円(29.6%)の減少となりました。 3)キャッシュ・フローの分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 c.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社は、事業活動及び設備投資のための適切な資金確保並びに健全な財政状態を目指し、その財源として安定的な営業キャッシュ・フローの創出を重要視しております。 当社の主な資金需要は営業活動によるキャッシュ・フローで獲得した内部資金を活用し、必要に応じて金融機関からの借入金により資金調達を行うことを基本としております。 なお、取引銀行と当座貸越契約の枠を設定することで、安定資金を確保し財務基盤の強化を図っております。 当事業年度においては、新中山校建物のほか賃借物件の取得などの不動産購入で190百万円等の設備の投資を行っており、その総額は217百万円となりました。この投資のための資金は、自己資金によって調達しております。 d.経営上の目標の達成状況について 当社は、投資効率を測る指標として総資産経常利益率及び自己資本当期純利益率を重視しております。当事業年度における総資産経常利益率は1.8%及び自己資本当期純利益率は1.1%となりました。 今後も引き続きこれらの指標を長期的に引き上げていくことに取り組んでまいります。 (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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