概要
ロココは1994年の創業以来、ITアウトソーシングとクラウドソリューションを柱とするサービス企業である。2025年12月期の連結売上高は92億円、従業員数は712名。大阪に本社を置き、東京証券取引所スタンダード市場に上場する。ITO&BPO事業、クラウドソリューション事業、海外事業の三セグメントで構成され、中国・フィリピン・ポーランドに現地法人を持つ。
三本の事業柱が支える収益構造
ロココの事業はITO&BPO事業、クラウドソリューション事業、海外事業に分かれる。2025年12月期において、ITO&BPO事業が売上高61億6,612万円(構成比67%)を占め最大であり、クラウドソリューション事業が28億9,715万円(32%)、海外事業が4億6,529万円(5%)と続く。ITO&BPO事業はITサービスマネジメント、カスタマーコミュニケーション、イベントサービス、ソリューションの四つの下位事業から成る。クラウドソリューション事業はServiceNow事業、HRソリューション事業、システムソリューション事業で構成される。海外事業は中国・フィリピン・ポーランドの子会社が日本向け開発や研究開発を担う。
売上高78億円から92億円へ拡大した直近の業績
ロココの連結売上高は2019年12月期の57億円から毎期増加を続け、2025年12月期には92億円に達した。同期の営業利益は5億2,517万円(前期比23%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億1,773万円(同14%増)である。成長の原動力は既存取引先からの増員・単価アップと新規顧客の獲得であり、特にITO&BPO事業で機器販売が伸びた。クラウドソリューション事業ではServiceNowの新規契約が寄与した。海外事業はポーランド子会社の設立費用等で減益となったものの、グループ内受託が増加している。
大口顧客との長期契約がもたらす経営の安定性
ロココの売上高の約8割は資本金1億円以上の大企業または上場会社とその関係会社が占める。契約は一次請けを基本とし、長期継続が一般的である。ITO&BPO事業の年間顧客解約率は4.5%程度と低く、安定的な収益基盤を形成している。また、正社員比率を高く維持することで顧客からの信頼を得ている。教育研修に注力し、直近2事業年度の離職率は業界平均を下回る。これらの要素がノウハウの蓄積とさらなる提案機会の創出につながっている。
中国・フィリピン・ポーランドに広がる開発拠点
ロココはコスト競争力とエンジニア確保を目的に、中国とフィリピンにオフショア開発拠点を設置している。寧波楽科科信息技術有限公司(中国浙江省)は100%正社員の開発エンジニアを抱え、日本語とITスキルを兼ね備えた人材を日本向け案件に投入する。Rococo Global Technologies Corporation(フィリピン・マカティ市)はセブ支店も有する。2025年1月にはポーランド・ウッチ市にRococo Poland sp. z o.o.を設立し、研究開発業務を委託している。これらの海外法人はグループ内の開発・保守・研究開発を分担し、全体の効率向上に寄与する。
業界の中での役割はITアウトソーシングサービスおよびクラウドソリューションの提供企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01ITアウトソーシング主力
製造業、卸売業、小売業、金融機関など多様な業種に対し、IT人材の常駐やヘルプデスク、PCライフサイクル管理などのアウトソーシングサービスを提供。長期継続契約が特徴で、顧客のオペレーションの一部を担う。
- ITサービスマネジメント
- PC-LCM、ヘルプデスク、キッティング、インフラ構築、エンジニア常駐など幅広いITアウトソーシングサービス。
- カスタマーコミュニケーション
- コールセンターおよびBPOサービス。24時間365日対応、シェアード・サービスなど柔軟な対応が特徴。
02クラウドソリューション主力
ServiceNowの導入支援・運用保守、自社製品の勤怠管理システム「RocoTime」の開発販売、システム受託開発・エンジニア常駐などを通じて、顧客企業の業務プロセス自動化や働き方改革を支援。
- ServiceNow導入支援・運用保守
- 米国ServiceNow社のプラットフォームを基盤に、クライアント企業のワークフロー構築やタスク管理による業務自動化を支援。Eliteパートナー認定を取得。
- RocoTime
- 自社開発の勤怠管理システム。日本の商慣習を網羅し、企業ごとの就業規則に柔軟に対応可能な高機能パッケージ製品。
- システムソリューション
- システムの受託開発、エンジニア常駐、保守などを提供。
03エンターテインメント準主力
コンサートや舞台などのイベント向けに、チケット販売サイト運営、抽選・配席、入金対応、当日問い合わせなどチケッティングサービスをトータルに提供。顔認証入場ソリューションとも連携。
- チケッティングサービス
- チケット販売サイトの運用、抽選・配席、券面作成、イベント当日の問い合わせ対応など一連の業務を請け負う。
04顔認証ソリューション副次
顔認証技術を利用した入退場管理や本人認証ソリューションを提供。大規模工事を不要とし、ソフトウェアやアプリのインストールだけで導入できる手軽さが特徴。
- AUTH thru
- 顔認証で手ぶら・スムーズな入退場を可能にするゲートシステム。
- AUTH TICKET
- スマートフォンでの生体認証チケット。なりすましや転売防止に貢献。
- AUTH SIGN
- PCログイン用の顔認証ソフトウェア。
- AUTH thru KEY
- 顔認証入退場管理に電気錠を連動させ、スムーズな入退場を実現。
05海外オフショア開発その他
中国・フィリピンにオフショア開発拠点を設置し、システム開発の一部委託によるコスト・スピード面の優位性を確保。ポーランドには研究開発拠点を設置。
製品と技術
顔認証ソリューション「AUTH」シリーズ
ソリューション事業が手がける顔認証システム「AUTH」シリーズは、非接触・セキュリティ強化のニーズに応える製品群である。ラインアップは、手ぶらで入退場できる「AUTH thru」、スマートフォンで生体認証チケットを発行する「AUTH TICKET」、PCログイン用の「AUTH SIGN」、電気錠と連動する「AUTH thru KEY」の4種。大規模工事を必要とせずソフトウェアのインストールで導入可能な点が特徴で、イベント会場やオフィスでの利用が想定されている。イベントサービス事業のチケッティングと連携して提供される。
勤怠管理システム「RocoTime」
HRソリューション事業が提供する「RocoTime」は、日本企業の商慣習を網羅した高機能な勤怠管理パッケージ製品である。業種や社員数を問わず、企業ごとの就業規則に柔軟にカスタマイズできる点が強みである。導入支援やサポート体制も充実しており、DX推進やリモートワークの普及に伴う働き方の多様化に対応する。ロココはこの製品の開発・販売を通じて、企業の人材管理のデジタル化を支援している。
ServiceNow導入支援とEliteパートナー認定
クラウドソリューション事業の中核であるServiceNow事業は、米国ServiceNow社のプラットフォームを用いたワークフロー構築や業務自動化の導入支援・運用保守を手がける。ロココはServiceNowの日本展開初期から協業し、ResellerセグメントとConsulting & Implementationセグメントで最上位の「Elite」パートナー認定を取得している。また、Human Resources製品分野では国内初の「Validated Practice」認定を受けた。多様な業種での導入実績を持ち、顧客要望に合わせた複数提案が可能である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
サービス業で堅調、利益率低い
サービス業(人材派遣・アウトソーシング)を展開。売上高は2023年12月期72億円から2025年12月期92億円へ増収、営業利益率は5.13%→5.43%と微増。同業のジンジブ(コード142A)やイシン(コード143A)と比較して、規模は中堅。人材不足を背景に需要は堅調だが、労働需給の逼迫による人件費上昇が利益率を圧迫。競合との差別化が課題。
強み
- 売上高が3期連続増収、27%増の92億円
- 人材派遣・アウトソーシング需要は堅調
- 営業利益率5%前後を維持
- 製造・物流など複数分野で実績
課題
- 営業利益率5%台と低水準
- 人手不足で派遣社員の賃上げ圧力
- 同業各社とのサービス差別化が困難
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がロココ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで2番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7034プロレド・パートナーズ | 39億円 | 14.2倍 |
| 2 | 5868ロココ | 38億円 | 27.6倍 |
| 3 | 4833Def consulting | 38億円 | — |
| 4 | 2481タウンニュース社 | 38億円 | 8.2倍 |
| 5 | 7037テノ.ホールディングス | 38億円 | 28.7倍 |
| 6 | 9256サクシード | 38億円 | 15.7倍 |
| 7 | 264ASchoo | 38億円 | 37.0倍 |
| 8 | 9778昴 | 38億円 | 80.5倍 |
| 9 | 6090ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ | 37億円 | 17.3倍 |
| 10 | 7353KIYOラーニング | 37億円 | 9.4倍 |
| 11 | 2139中広 | 37億円 | 18.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 37件
一般労働者派遣事業の許可からスタートした1994年
ロココの起源は1994年6月の創業にある。同年12月に一般労働者派遣事業の許可を取得し、人材派遣サービスを開始した。翌1995年4月には本社を大阪市北区梅田に移転し、事業基盤を固めた。創業から3年後の1997年8月には24時間サポートデスク事業を立ち上げ、ITアウトソーシングの領域へと踏み出した。この時期に培ったオペレーション能力が、後のBPOサービス拡大の土台となっている。
東京進出と自社製品METAWORKSの発表(1998〜2005年)
1998年4月、ロココは東京営業所を東京都中央区日本橋に開設し、関東圏への営業拠点を設けた。2000年9月には同所を港区芝に移転し東京支店へ改称、2005年2月には現住所へ移転している。2005年7月、自社製品「METAWORKS」を発表。同時期に中国上海市に子会社「上海楽科科軟件有限公司」を設立し、海外展開の第一歩を記した。2006年6月には経済産業省の「システムインテグレータ企業」に認定され、プライバシーマークも取得している。
フィリピン拠点設立とM&Aによる事業拡大(2011〜2014年)
2011年7月、ロココはフィリピン・マカティ市にRococo Global Technologies Corporationを設立し、オフショア開発拠点を拡充した。翌2012年10月にはセブ支店を開設している。2014年11月、朝日ソフトセンター株式会社ならびにその子会社3社(アイ・シー・ティー、エス・エス・イー、ウイッシュ)を買収した。これによりグループにシステム開発・保守の能力を加え、事業領域を広げた。2015年12月には東京本社を港区芝に開設し、二本社体制を敷いた。
グループ再編と上場準備の進展(2016〜2023年)
2016年7月、子会社アイ・シー・ティーが株式会社ジー・インサイトとその子会社リ・ボーンを取得し、グループのさらなる拡充を図った。2019年1月にはアイ・シー・ティー、エス・エス・イー、ロココビジネスソリューション(旧朝日ソフトセンター)、リ・ボーンの4社を吸収合併し、経営資源を集約した。2021年8月には中国子会社間の合併(寧波楽科科が上海楽科科を吸収)を実施。2023年12月、東京証券取引所スタンダード市場に上場を果たした。
ポーランド進出と新たな子会社化(2025年)
上場後も拡大を続け、2025年1月にはポーランド共和国ウッチ県ウッチ市にRococo Poland sp. z o.o.を設立し、欧州での研究開発拠点を確保した。同年8月には島根県松江市に松江BASEを開設し、地方拠点を増やしている。11月には子会社Rococo Global Solutions Corporationを清算し、事業整理も進めた。12月には株式会社Automagicaの株式を取得して子会社化し、グループの技術力を強化している。これらの動きは、海外展開とM&Aによる成長戦略の継続を示している。
年表37件を開く
1990年代
- 1994年12月一般労働者派遣事業許可取得
- 1995年4月本社を大阪府大阪市北区梅田に移転
- 1997年8月24時間サポートデスク事業を開始
- 1998年4月東京営業所を東京都中央区日本橋に開設
- 1999年7月本社を大阪府大阪市中央区博労町に移転
2000年代
- 2000年9月東京営業所を東京都港区芝に移転し、東京支店へ名称変更
- 2001年6月本社を大阪府大阪市中央区西心斎橋(現住所)に移転
- 2005年2月東京支店を東京都港区芝(現住所)に移転
- 2005年7月製品「METAWORKS」発表
- 2005年8月子会社「上海楽科科軟件有限公司」を中国上海市に設立
- 2006年6月経済産業省「システムインテグレータ企業」に認定
- 2006年12月プライバシーマーク取得
- 2009年3月情報セキュリティマネジメントシステム(ISO27001)認証取得
2010年代
- 2010年1月子会社「寧波楽科科信息技術有限公司」を中国浙江省に設立
- 2010年3月品質マネジメントシステム(ISO9001)認証取得
- 2010年7月グローバルテクニカルセンターを大阪府大阪市西区靱本町に開設
- 2011年7月子会社「Rococo Global Technologies Corporation」をフィリピンマカティ市に設立
- 2012年5月北九州営業所を福岡県北九州市若松区ひびきのに開設
- 2012年9月東京支店を東京支社へ名称変更
- 2012年10月Rococo Global Technologies Corporation セブ支店を開設
- 2014年11月朝日ソフトセンター株式会社並びにその子会社株式会社アイ・シー・ティー、その孫会社株式会社エス・エス・イー及びウイッシュ株式会社を取得(株式の取得によるグループの全持分の取得)
- 2015年4月開発センターを東京都文京区千石に開設
- 2015年10月M&A株式会社アイ・シー・ティーが子会社のウイッシュ株式会社を吸収合併
- 2015年12月東京本社を東京都港区芝に開設
- 2016年7月株式会社アイ・シー・ティーが株式会社ジー・インサイト及びその子会社株式会社リ・ボーンを取得(株式の取得によるグループの全持分の取得)
- 2016年9月株式会社エス・エス・イーが子会社「Global Support and Service for Entertainment」を設立
- 2017年7月商号変更子会社「朝日ソフトセンター株式会社」を「株式会社ロココビジネスソリューション」へ社名変更
- 2018年1月M&A株式会社アイ・シー・ティーが子会社の株式会社ジー・インサイトを吸収合併
- 2019年1月M&A子会社4社(株式会社アイ・シー・ティー、株式会社エス・エス・イー、株式会社ロココビジネスソリューション、株式会社リ・ボーン)を吸収合併
- 2019年4月商号変更子会社「Global Support and Service for Entertainment」を「Rococo Global Solutions Corporation」へ社名変更
2020年代
- 2020年5月福岡営業所を福岡県福岡市中央区西中洲に開設
- 2021年8月M&A寧波楽科科信息技術有限公司が上海楽科科軟件有限公司を吸収合併
- 2023年12月上場東京証券取引所スタンダード市場に上場
- 2025年1月子会社「Rococo Poland sp. z o.o.」をポーランド共和国ウッチ県ウッチ市に設立
- 2025年8月松江BASEを島根県松江市天神町に開設
- 2025年11月子会社「Rococo Global Solutions Corporation」清算結了
- 2025年12月M&A株式会社Automagicaの株式を取得し、子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
既存事業の選択と集中
各事業のシナジーを生かし、選択と集中により既存事業の量・質向上を図る。ITサービスのワンストップ提供、需要領域へのシフト、クロスセル展開を目指す。
- 02
新サービス開発とAI活用
既存技術やAI等の先端技術を用いた新サービスを開発し、主力事業に育てる。論文調査、大学との共同研究、新アーキテクチャの考案など研究開発に注力する。
- 03
人材の成長と育成の両立
人材を最も重要な経営資源と位置づけ、入社時研修、階層別研修、外部トレーニングなど体系的な育成施策を実施し、事業成長と人材育成を両立する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で712人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は565万円で、2期前と比べて+13.1%。平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は7.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年12月 | 500 | 37.6 | 7.3 | 642 | — |
| 2024年12月 | 528 | 37.9 | 7.4 | 677 | 59 |
| 2025年12月 | 565 | 38.7 | 7.7 | 712 | 70 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社4社(国内 2 / 海外 2、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。
- 国内寧波楽科科信息技術有限公司中華人民共和国 寧波市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Rococo Global Technologies Corporationフィリピン共和国 マカティ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Rococo Poland Sp. z o.o.ポーランド共和国 ウッチ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社Automagica東京都目黒区 · 連結子会社議決権70.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は92億円、営業利益は5億円。前期と比べると増収増益で、売上が+17.9%、利益が+25.0%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 103億円 | 92億円 |
| 営業利益 | 6億円 | 5億円 |
| 純利益 | 4億円 | 3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
6期分
直近は2026年2Qで、売上は47億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+9.3%、営業利益は−66.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 19 | 1 | 5.3 | 1 |
| 2024年2Q | 19 | −1 | −5.3 | −1 |
| 2024年4Q | 40 | 4 | 10.0 | 3 |
| 2025年2Q | 43 | 3 | 7.0 | 2 |
| 2025年4Q | 49 | 2 | 4.1 | 1 |
| 2026年2Q | 47 | 1 | 2.1 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2019年12月期からの7期で、売上は57億円から92億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は5.4%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 子会社4社(株式会社アイ・シー・ティー、株式会社エス・エス・イー、株式会社ロココビジネスソリューション、株式会社リ・ボーン)を吸収合併 | |||||
| 2019年12月 | 57 | — | 2 | — | 0 |
| 福岡営業所を福岡県福岡市中央区西中洲に開設 | |||||
| 2020年12月 | 57 | — | 2 | — | 0 |
| 寧波楽科科信息技術有限公司が上海楽科科軟件有限公司を吸収合併 | |||||
| 2021年12月 | 63 | — | 4 | — | 3 |
| 2022年12月 | 69 | — | 7 | — | 5 |
| 東京証券取引所スタンダード市場に上場 | |||||
| 2023年12月 | 72 | — | 5 | — | 3 |
| 2024年12月 | 78 | 4 | 4 | 5.1 | 3 |
| 株式会社Automagicaの株式を取得し、子会社化 | |||||
| 2025年12月 | 92 | 5 | 5 | 5.4 | 3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高92億円のうち、営業利益として残るのは5億円で5.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の3.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.3%61億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.3%26億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.4%5億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年12月期は営業CFが7億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は16億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 4 | 0 | −3 | 4 | 9 |
| 2022年12月 | 4 | −1 | −3 | 3 | 10 |
| 2023年12月 | 2 | −1 | 8 | 1 | 18 |
| 2024年12月 | 3 | −1 | −5 | 2 | 16 |
| 2025年12月 | 7 | −6 | −1 | 1 | 16 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年12月期の総資産は50億円。このうち返さなくてよい自己資本が30億円で、自己資本比率は59.2%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 29 | 2 | 27 | 7.7 |
| 2020年12月 | 31 | 3 | 28 | 8.6 |
| 2021年12月 | 30 | 6 | 24 | 20.1 |
| 2022年12月 | 33 | 11 | 22 | 32.9 |
| 2023年12月 | 44 | 23 | 21 | 52.8 |
| 2024年12月 | 43 | 28 | 16 | 63.3 |
| 2025年12月 | 50 | 30 | 20 | 59.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で534社中107位あたり、逆に低いのは営業利益率で534社中342位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,016で、1年前と比べて+5.0%。過去52週の値幅のなかでは46%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 27.6倍 |
| PER (会社予想) | 9.2倍 |
| PBR | 1.33倍 |
| 配当利回り | 3.94% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
1ヶ月で-2.3%と軟調。6月8日に1009円まで急騰するも、その後は990円前後で推移。25日線(992円)を-1.8%下回り、75日線(1020円)も割り込む。52週高値1223円からは20%下落。週足は方向感なくもみ合い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PER 11.6倍は業界平均26.5倍を下回り、PBR 1.26倍も業界平均2.27倍を下回る。配当利回り3.61%は業界平均1.61%を上回る。増収傾向だが利益は横ばいで、割安圏内にある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 27.6倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 9.2倍 | — |
| PBR | 1.33倍 | 3.51倍 |
| ROE | 11.1% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
人手不足を追い風に売上高は拡大するが、利益率が低く成長の質が問われる。強気派は派遣需要の高まりと売上成長(+18%予想)を評価、PER11.6倍は成長を考慮すれば割高ではないと主張。弱気派は営業利益率5%台ではコスト増(人件費・採用費)で利益が圧迫されやすく、ROEも低水準と指摘。配当利回り3.6%が下支え要因。
- 人手不足の追い風
製造・物流業界の人手不足は構造的。
- 売上成長継続
2025年12月期売上高92億円(前期比+18%)予想。
- バリュエーションは妥当
PER11.6倍は成長率を勘案すれば割高ではない。
- 売上高18%増と拡大基調FY2025影響中
売上高78→92億円、営業利益4→5億円に寄与
- 営業利益率小幅改善の継続FY2025影響中
営業利益率5.13%→5.43%、30bp改善
- PER12倍割れのバリュエーション妙味不定影響弱
PER11.6倍、配当利回り3.6%で割安感
- 安定した配当政策継続影響弱
配当利回り3.6%、純利益3億円安定
- 低利益率体質
営業利益率5%台ではコスト上昇に弱い。
- ROEの低さ
自己資本利益率が低く、株主価値創造が不十分。
- 競争激化
同業他社との価格競争で単価上昇が期待しにくい。
- 純利益横ばいの構造FY2025影響中
純利益3億円で2期連続、成長鈍化
- 営業利益率5%台の低水準継続影響中
営業利益率約5.4%、コスト競争力課題
- 外国人保有率1.8%と低位継続影響弱
外国人保有1.78%で需給が薄い
- 小型株ゆえの流動性リスク継続影響弱
時価総額34億円、売買代金限定的
- 稼働率
- 派遣スタッフの稼働状況が収益を左右。
- 売上高成長率
- 需要の強さを測る。予想達成率を確認。
- 営業利益率
- コスト管理能力の指標。改善が鍵。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+16.7%。いまの株価に対する利回りは3.94%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年12月 | 30 | — | 42.7 |
| 2025年12月 | 35 | 16.7 | 39.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ2,115人。区分でいちばん多いのは個人・その他で61.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.5%を占め、残る68.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 53.8 | 62.5 | 61.4 |
| 事業法人 | 31.8 | 29.7 | 29.2 |
| 証券会社 | 8.7 | 2.8 | 3.6 |
| 外国法人 | 1.5 | 2.1 | 3.1 |
| 金融機関 | 3.8 | 2.5 | 2.3 |
| 外国人個人 | 0.3 | 0.3 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社イッシン | 28.84 |
| 02 | 長谷川 一彦 | 11.13 |
| 03 | ロココ社員持株会 | 3.97 |
| 04 | 長谷川 裕美 | 2.68 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.11 |
| 06 | 吉原 美智代 | 2.10 |
| 07 | 外池 榮一郎 | 1.48 |
| 08 | 加藤 芳男 | 1.34 |
| 09 | 大川 真美 | 1.34 |
| 10 | BBH LUX/BROWN BROTHERS HARRIMAN(LUXEMBOURG)SCA CUSTODIAN FOR SMD-AM FUNDS-DSBI JAPAN EQUITY SMALL CAP ABSOLUTE VALUE(常任代理人 株式会社三井住友銀行デットファイナンス営業部長) | 1.32 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で+264%、1株純資産は7期で−53%。直近期のROEは11.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 23 | 1,702 | 1.4 | — | — |
| 2020年12月 | 325 | 2,082 | 17.2 | — | — |
| 2021年12月 | 124 | 235 | 72.6 | — | — |
| 2022年12月 | 174 | 413 | 53.8 | — | — |
| 2023年12月 | 110 | 661 | 17.1 | 10.4 | 17.9 |
| 2024年12月 | 75 | 739 | 11.0 | 9.6 | 42.7 |
| 2025年12月 | 85 | 794 | 11.1 | 12.3 | 39.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
16名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は16名。2025/12期の役員報酬は総額410百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 長谷川一彦 | 代表取締役社長 | 74 | 1,490,000 |
| 吉原美智代 | 専務取締役 管理本部長 | 61 | 78,400 |
| 長谷川正人 | 専務取締役 事業統括本部長 | 48 | 20,000 |
| 水野賢仁 | 常務取締役 管理副本部長 | 53 | 2,000 |
| 関口晃 | 取締役 事業統括本部 第2事業本部長 | 56 | 3,400 |
| 河村博文 | 取締役 新製品開発本部長兼ポーランド担当 | 57 | 26,000 |
| 諏訪貴之 | 取締役 事業統括本部 第1事業本部長 | 45 | 11,200 |
| 福田勝志 | 取締役 営業統括本部 副本部長 | 50 | 13,177 |
| 浅野眞吾 | 取締役 営業統括本部長 | 64 | — |
| 中前公志 | 取締役 | 65 | — |
| 野村新平 | 取締役 | 43 | — |
| 内田悟 | 常勤監査役 | 76 | 12,000 |
残りの役員4名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 足立修平 | 常勤監査役 | 48 | — |
| 細田隆 | 監査役 | 71 | — |
| 藤山浩泰 | 監査役 | 66 | 8,000 |
| 浜田勇一郎 | 取締役 | 62 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 9 | 279 | 35 | 45 | 359 | 40 |
| 社外取締役 | 4 | 28 | — | — | 28 | 7 |
| 監査役 | 2 | 22 | — | 2 | 23 | 12 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,982字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,499字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,271字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,261字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第33期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第32期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-25
- 半期報告書半期報告書-第32期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第31期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第31期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-14
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
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