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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ビジネスブレイン太田昭和

BUSINESS BRAIN SHOWAOTA INC.9658 · Prime · 情報・通信業

ERP・会計パッケージを基盤に、コンサルティングからBPOまで企業のバックオフィス改革を総合支援。

概要

ビジネスブレイン太田昭和は、1967年に静岡県浜松市で創業した独立系システムインテグレーターである。製造業や金融業向けに基幹系システムの開発・保守を手がけ、連結売上収益は421億円(2026年3月期)、従業員数は約2,500人。コンサルティングからシステム開発、BPOまでを一貫提供する「BBSサイクル」を事業モデルとする。東京証券取引所プライム市場に上場している。

3事業で構成される収益の柱

当社グループは、コンサルティング・システム開発事業、SES共創ビジネス事業、BPO&マネージドサービス事業の3セグメントで構成される。2026年3月期の売上収益421億円のうち、コンサルティング・システム開発が232億円(構成比55%)と最大で、次いでBPO&マネージドサービスが102億円(24%)、SES共創ビジネスが92億円(22%)となった。セグメント利益はそれぞれ24億円、9億円、4億円であり、コンサルティング・システム開発が収益の中心である。

安定成長を続けてきた財務基盤

売上収益は2013年3月期の160億円から2026年3月期には421億円へと約2.6倍に拡大している。特に2020年代以降の伸びが顕著で、M&Aによる子会社化と既存事業の拡大が寄与した。営業利益は2026年3月期に33億円(営業利益率7.8%)となり、過去最高を更新。自己資本利益率(ROE)は12%を目標に掲げ、資本効率の改善を進めている。手元資金はM&Aや株主還元に活用してきた。

国内外に広がるグループネットワーク

当社グループは当社(ビジネスブレイン太田昭和)および連結子会社13社、持分法適用会社2社で構成される。国内では東京に本社を置き、大阪、名古屋、静岡などに拠点を有する。海外ではタイ、ベトナム、シンガポールに現地法人を設立し、日本企業の海外現地法人向けBPOサービスを提供する。また、熊本、札幌にBPOセンターを設置し、地方での業務受託を強化している。

M&Aで拡大してきた事業ポートフォリオ

2014年以降、当社は積極的なM&Aで事業領域を広げてきた。2014年にテクノウェアシンクを連結子会社化、2016年には日本ペイメント・テクノロジーを取得。2021年にはジョイワークス、BSC、フレスコ、トゥインクルを相次いで子会社化した。一方で、2021年にはグローバルセキュリティエキスパート(GSX)の株式を一部売却し持分法適用関連会社化、ミックスを売却するなど、ポートフォリオの入れ替えも行っている。

業界の中での役割は企業向け業務コンサルティング・システムインテグレーター兼アウトソーシングプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
421億円
営業利益
33億円
営業利益率
7.8%
純利益
30億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2020/3
事業売上構成比利益利益率
コンサルティング・システム開発206億円72.8%17億円8.3%
マネージメントサービス(BPO)77億円27.2%4億円5.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01コンサルティング・システム開発主力

IFRS対応、IPO支援、内部統制、業務改革、M&A等の経営会計コンサルティングと、会計パッケージ(ACT-Potentia等)やエンタープライズソリューション(mcframe7等)の開発・販売を行う。加えてRPA・AI活用やDX支援も提供。

主な製品・サービス2
ACT-Potentia
会計パッケージ。連結決算や予算管理など経理業務を効率化する。
mcframe7
エンタープライズ・ソリューション。生産管理やサプライチェーン管理を支援するERPパッケージ。

02SES共創ビジネス準主力

システムエンジニアリングサービス(SES)として、証券・金融系および産業系のシステム開発、アプリ開発、Web制作、インフラ構築、さらにはヘルプデスクやBPOコールセンターサポートを提供する。

03BPO&マネージドサービス準主力

経理・財務、人事・総務などのバックオフィス業務をBPO形式で受託。RPA、BPR、OCR、テレワーク等を組み合わせたHigh Value BPOサービスを展開し、マネージドサービスも提供する。

製品と技術

会計パッケージ「ACT-Potentia」シリーズ

当社の主力製品の一つが、会計パッケージ「ACT-Potentia」である。連結決算や予算管理、経理業務の効率化を支援する製品で、IFRS対応や内部統制(J-SOX)にも対応している。同シリーズにはACT-NetPro、ACT-V、ACT-Horizon、ACT-Journal CONNECTなどがあり、企業規模やニーズに応じて選択できる。これらの製品は、コンサルティング・システム開発事業の主要な収益源となっている。

エンタープライズソリューション「mcframe7」

「mcframe7」は、生産管理やサプライチェーン管理を支援するエンタープライズ・ソリューション(ERPパッケージ)である。製造業向けに強みを持ち、原価管理や調達購買管理などの機能を提供する。また、Qlik Senseを活用したデータ分析や、intra-martによる業務基盤構築も行っている。PLM分野では、PLMconsoleやPARTsolutions、CADシステムなどを子会社のPLMジャパンやフレスコが提供する。

DX推進を支えるRPAとAIソリューション

デジタルトランスフォーメーション(DX)分野では、RPAツール「WinActor」や「BizRobo!」、AI-OCR「DX Suite」などを提供している。これらを組み合わせた在宅ソリューションやプロセスイノベーションサービスにより、顧客の業務自動化を支援する。また、自社開発の「次世代基盤」を基にしたSaaS型ソリューションも開発中であり、SES共創ビジネスやBPOサービスとの連携を強化している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

中堅SIer、収益性改善途上

ビジネスブレイン太田昭和は情報・通信業の中堅企業で、売上高約400億円。営業利益率は7.5%(2025/3期)と同業他社(VRAlN Solutionなど)と比較して低めだが、改善傾向にある。ERP導入支援やシステム開発を主力とし、中堅企業向けに強みを持つ。競合のCocoliveなどが高成長を遂げる中、収益性向上と成長軌道への回帰が課題。

強み

  • 前期比13%増収と堅調な成長を続けている。
  • 中堅企業向けERP導入で実績を積み、ニッチ市場を開拓。
  • 営業利益率が前期比0.4ポイント上昇し、改善基調。
  • 長年の取引で築いた顧客基盤が安定収益の源。

課題

  • 営業利益率7.5%は業界平均並みで、さらなる改善が必要。
  • SIer業界は人材依存度が高く、離職リスクが課題。
  • 同業他社が高成長する中、差別化戦略が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がビジネスブレイン太田昭和

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

中部ファコムセンターとして創業した1967年

当社は1967年8月、静岡県浜松市において「株式会社中部ファコムセンター」として創業した。コンピュータの普及初期に、システム開発とコンサルティングを目的に設立された。1973年1月には「株式会社ビジネスブレイン昭和」に商号変更し、略称をBBSとした。同年10月にはデータ入力子会社「株式会社インプット・サービス昭和」を設立し、グループの基盤を整えた。

証券業協会への店頭登録と上場への道

1991年11月、当社は社団法人日本証券業協会に株式を店頭登録した。その後、2004年12月には店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場。2010年4月には大阪証券取引所JASDAQ(現東京証券取引所スタンダード)に上場した。2014年11月には東京証券取引所第二部を経て第一部に指定され、2022年4月の市場区分見直しによりプライム市場に移行した。

M&Aとグループ再編が加速した2010年代

2010年代に入り、当社はM&Aとグループ再編を積極的に推進した。2011年にギャブコンサルティングを吸収合併し、2014年にはテクノウェアシンクを連結子会社化。2016年には日本ペイメント・テクノロジーを取得し、さらにテクノウェアシンクがアイ・エス・エスを吸収合併した。また、2011年から2012年にかけて子会社の統合や商号変更が行われ、グループ内の整理が進んだ。

海外進出とBPO拠点開設による事業拡大

2012年12月にシンガポール支店を開設し、海外展開を開始。2014年6月にはタイに現地法人BBS (Thailand) Co., Ltd.を設立、2016年6月にはベトナムにBUSINESS BRAIN SHOWA-OTA VIETNAM Co., Ltd.を設立した。国内では2014年に熊本BPOセンター、2021年に札幌BPOセンターを開設し、地方でのBPO事業を強化。これらの拠点は現在もグループの重要な収益源となっている。

2021年の構造改革と子会社の整理

2021年度はグループ構造に大きな変化があった。同年8月にジョイワークス、BSC、フレスコ、トゥインクルを相次いで子会社化する一方、グローバルセキュリティエキスパート(GSX)がマザーズに新規上場したことに伴い、同社株式の一部を売却し持分法適用関連会社化した。また、ミックスの全株式を売却し、BBSアウトソーシングサービスと日本ペイメント・テクノロジーを吸収合併するなど、グループの再編を実行した。

年表43件を開く

1960年代

  • 1967年8月創業コンサルティング及びシステム開発を目的に、㈱中部ファコムセンターとして、静岡県浜松市にて創業

1970年代

  • 1973年1月商号変更㈱ビジネスブレイン昭和に商号変更(略称BBS)
  • 1973年10月㈱インプット・サービス昭和 設立
  • 1978年2月㈱静岡県医療情報センター(現 ㈱ミックス)設立
  • 1979年10月東京営業所(現 ソリューション統括本部他)開設

1980年代

  • 1981年12月大阪事業部(現 大阪支店)開設
  • 1982年1月本社を東京都千代田区内幸町に移転
  • 1983年8月名古屋営業所(現 名古屋支店)開設
  • 1984年8月㈱ホスピタル・ブレイン昭和 設立
  • 1986年10月商号変更㈱ビジネスブレイン太田昭和に商号変更
  • 1986年10月商号変更㈱インプット・サービス昭和が㈱アイ・エス・エスに商号変更
  • 1989年3月商号変更決算期を7月31日から3月31日に変更

1990年代

  • 1991年11月社団法人日本証券業協会において株式を店頭登録
  • 1992年10月日本アイ・ビー・エム㈱との合弁会社㈱ギャブコンサルティング 設立
  • 1995年4月㈱ビジネス・トレーニング太田昭和 設立
  • 1997年11月㈱ファイナンシャルブレインシステムズ(現 連結子会社)を設立し、㈱三洋ソフトウェアサービスから営業の譲受け及び従業員の承継により事業を開始

2000年代

  • 2000年4月商号変更㈱ホスピタル・ブレイン昭和は、2000年3月に㈱ギャブコンサルティングからネットワークセキュリティ事業の営業を譲受け、グローバルセキュリティエキスパート㈱に商号変更
  • 2001年5月商号変更㈱アイ・エス・エスが㈱アドックに商号変更
  • 2002年4月㈱イー・ワイ・アウトソーシングサービス(現 ㈱EPコンサルティングサービス、連結子会社)に資本参加
  • 2004年4月商号変更㈱イー・ワイ・アウトソーシングサービスが㈱EOSに商号変更
  • 2004年10月商号変更㈱ビジネス・トレーニング太田昭和は、㈱アドファインに商号変更し、金融機関向け事業を開始
  • 2004年12月㈱PLMジャパン(現 連結子会社)を設立し、2005年1月当社及びアルゴグラフィックス㈱への第三者割当増資を実施
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年11月プライバシーマークの認定
  • 2005年12月日立ソフトウェアエンジニアリング㈱(現 ㈱日立ソリューションズ)との資本・業務提携
  • 2008年11月㈱アドックが㈱パナッシュより全事業(外資系企業に対するIT技術者の人材派遣・人材紹介事業)を譲受

2010年代

  • 2010年2月㈱アドックが営む東海地域を中心とした人材派遣事業等を会社分割により分離し、㈱アイ・エス・エスを設立
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所(スタンダード))に上場
  • 2010年4月M&A㈱ファイナンシャルブレインシステムズが㈱アドファインを吸収合併
  • 2010年4月商号変更㈱アドックが㈱パナッシュに商号変更
  • 2010年6月本社を東京都港区南麻布に移転
  • 2011年1月M&A㈱ギャブコンサルティングを吸収合併
  • 2011年12月M&A㈱EOSが㈱パナッシュを吸収合併し、㈱EPコンサルティングサービスに商号変更
  • 2012年5月本社を東京都港区西新橋に移転
  • 2012年12月シンガポール支店開設
  • 2013年5月JFEシステムズ㈱との資本・業務提携
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2014年6月熊本BPOセンター開設
  • 2014年6月創業タイに現地法人「BBS(Thailand)Co.,Ltd.」を設立
  • 2014年9月M&A株式取得により㈱テクノウェアシンクを連結子会社化
  • 2014年11月M&A東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所第二部へ市場変更 熊本BPO第二センター開設 東京証券取引所第二部から東京証券取引所第一部へ指定銘柄変更 ㈱プロネクサスとの業務提携 ㈱BBSアウトソーシング熊本を設立 株式取得により㈱BBSアウトソーシングサービスを連結子会社化
  • 2016年6月M&Aベトナムに現地法人「BUSINESS BRAIN SHOWA-OTA VIETNAM Co.,Ltd.」を設立 株式取得により日本ペイメント・テクノロジー㈱を連結子会社化 ㈱テクノウェアシンクが㈱アイ・エス・エスを吸収合併

2020年代

  • 2021年8月上場株式取得により㈱ジョイワークスを連結子会社化 グローバルセキュリティエキスパート㈱が東京証券取引所マザーズへ新規上場 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 株式取得により㈱BSCを連結子会社化 グローバルセキュリティエキスパート㈱の株式を一部売却し持分法適用関連会社化 ㈱ミックスの全株式を売却 株式取得により㈱フレスコを連結子会社化 株式取得により㈱トゥインクルを連結子会社化 ㈱BBSマネージドサービスを設立 ㈱BBSアウトソーシングサービス、日本ペイメント・テクノロジー㈱を吸収合併 札幌BPOセンター開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上収益2030年度まで1,000億円
  • 連結事業利益2030年度まで100億円
  • ROE12%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    AIを活用した高付加価値型ビジネスへの転換

    AI等への先行投資により、人財依存型ビジネスから脱却し、AIを活用した高付加価値型ビジネスへ転換する。具体的には、業務のAI化を強力に進め、AIエージェントと組み合わせたソリューションを提供する。

  2. 02

    「BBSサイクル」の推進による差別化

    コンサルティング、システム導入、マネージメントサービスをシームレスに提供する独自の「BBSサイクル」を推進し、市場拡大を上回る成長を目指す。特にパッケージ市場ではBBSサイクルでSaaSに対抗する。

  3. 03

    BPO・BPaaSの成長と総合バックオフィス化

    BPO市場で市場成長を超える売上拡大を目指す。短期BPOには自社システムを活用したBPaaSを推進し、大規模BPOでは専門知識とITノウハウを融合した高付加価値サービスを提供。将来的には「日本の経理部・人事部」となる総合バックオフィスサポーターを目指す。

  4. 04

    「Act-Horizon」ビジネスの加速

    自社開発のローコードフレームワーク「Act-Horizon」を核とし、BPOやAIエージェントと組み合わせて顧客提案力を強化する。パッケージや他社が追随できない高度なコンサルティングサービスを開発・提供する。

  5. 05

    資本効率と株主還元のバランス経営

    資本コストと株価を意識し、ROE・PBRの向上を図る。M&A等の成長投資と配当や自社株買いによる株主還元のバランスを保ちながら、資本効率の改善を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,495人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は731万円で、9期前と比べて+11.8%平均年齢は38.3歳、平均勤続年数は7.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月
2018年3月
2019年3月65340.110.31,371
2020年3月67840.39.71,464
2021年3月69240.410.31,564
2022年3月69940.39.91,679
2023年3月69039.99.51,898
2024年3月69739.79.22,258
2025年3月70739.18.32,382122
2026年3月73138.37.42,495132

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率17.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率71.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 12 / 海外 3、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都港区1,138億円
コンサルティング・システム開発 全社的管理業務
大阪支店 — 大阪市北区423億円
コンサルティング・システム開発
本社ほか — 東京都港区95百万円
コンサルティング・システム開発 全社的管理業務
静岡支店 — 浜松市中央区39百万円
コンサルティング・システム開発 BPO&マネージドサービス
大阪支店 — 大阪市北区33百万円
コンサルティング・システム開発
札幌BPOセンター — 北海道札幌市33百万円
BPO&マネージドサービス
東京データセンター — 東京都江東区33百万円
コンサルティング・システム開発
名古屋支店 — 名古屋市中区29百万円
コンサルティング・システム開発
焼津データセンター — 静岡県焼津市23百万円
コンサルティング・システム開発
大阪データセンター — 大阪府箕面市10百万円
コンサルティング・システム開発
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ファイナンシャルブレインシステムズ(注)2,6
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権90.6%
  • 国内
    ㈱PLMジャパン(注)6
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権80.0%
  • 国内
    ㈱ジョイワークス(注)6
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱BSC(注)6
    大阪府大阪市北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱フレスコ
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権85.0%
  • 国内
    ㈱BBSマネージドサービス
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権83.3%
  • 国内
    ㈱BBSアウトソーシング熊本(注)6
    熊本県熊本市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱EPコンサルティングサービス(注)6
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テクノウェアシンク(注)6
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権97.4%
  • 国内
    ㈱トゥインクル(注)6
    東京都多摩市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    BBS(Thailand)Co.,Ltd.
    タイ国 バンコク都 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    BUSINESS BRAIN SHOWA-OTA VIETNAM CO.,LTD.
    ベトナム社会主義共和国 ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • BBS CONSULTING SERVICE CO.,LTD. (注)3,4タイ国 バンコク都49%
  • グローバルセキュリティエキスパート㈱(注)1東京都港区40%
  • ニュー・リレーション・インフォ・ビズ㈱(注)5東京都中央区15%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は421億円営業利益33億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.5%、利益が+13.8%。

売上高
+8.5%
421億円
営業利益
+13.8%
33億円
純利益
+20.0%
30億円
営業利益率
7.8%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高436億円421億円
営業利益34億円33億円
純利益28億円30億円
1株あたり配当¥47¥47

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は105億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+23.5%、営業利益は−98.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1014
2024年1Q85187220.0127
2024年2Q8589.44
2024年3Q8156.24
2024年4Q916
2025年2Q181126.610
2025年4Q207178.215
2026年2Q204157.412
2026年4Q217188.318
2027年1Q10532.92

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は160億円から421億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は7.8%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月16085
タイに現地法人「BBS(Thailand)Co.,Ltd.」を設立
2014年3月170106
2015年3月183116
ベトナムに現地法人「BUSINESS BRAIN SHOWA-OTA VIETNAM Co.,Ltd.」を設立 株式取得により日本ペイメント・テクノロジー㈱を連結子会社化 ㈱テクノウェアシンクが㈱アイ・エス・エスを吸収合併
2016年3月20596
この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2017年3月23084
2018年3月235117
2019年3月2481710
2020年3月2842215
株式取得により㈱ジョイワークスを連結子会社化 グローバルセキュリティエキスパート㈱が東京証券取引所マザーズへ新規上場 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 株式取得により㈱BSCを連結子会社化 グローバルセキュリティエキスパート㈱の株式を一部売却し持分法適用関連会社化 ㈱ミックスの全株式を売却 株式取得により㈱フレスコを連結子会社化 株式取得により㈱トゥインクルを連結子会社化 ㈱BBSマネージドサービスを設立 ㈱BBSアウトソーシングサービス、日本ペイメント・テクノロジー㈱を吸収合併 札幌BPOセンター開設
2021年3月2922316
2022年3月3232818
2023年3月3713218
2024年3月342206141
2025年3月38829347.525
2026年3月42133427.830

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高421億円のうち、営業利益として残るのは33億円7.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は30億円、売上の7.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.4%326億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.7%62億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.8%33億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.6pt
7.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
7.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.1pt
10.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが45億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは46億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は117億円で、売上の3.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月66−41242
2014年3月4−1−5341
2015年3月11−5−1646
2016年3月3−4−1−144
2017年3月2−4−4−238
2018年3月180−31852
2019年3月11−21962
2020年3月15−5−81064
2021年3月31−5−72683
2022年3月7−85−186
2023年3月33−13−420102
2024年3月31−21−141099
2025年3月285−333399
2026年3月451−2846117

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は485億円。このうち返さなくてよい自己資本が307億円で、自己資本比率は63.4%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月103525148.4
2014年3月107565150.2
2015年3月117645351.4
2016年3月126705652.1
2017年3月132726052.5
2018年3月146796752.7
2019年3月1958111441.5
2020年3月2079311444.9
2021年3月22810612246.7
2022年3月28313215146.7
2023年3月30415015449.2
2024年3月44829015864.6
2025年3月45329115764.3
2026年3月48530717263.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
117億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
267億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
172億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中75位あたり、逆に低いのはROE605社中388位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.0%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.8%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
63.4%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.5%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.3%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,094で、1年前と比べて+23.1%過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。

¥1,094-2.3%1ヶ月+9.2%1年+23.1%時価総額127億円
過去52週の値幅
安値¥913高値¥1,218.333

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.9倍
PER (会社予想)12.5倍
PBR1.17倍
配当利回り4.30%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1032円(7/24)で前日比0.7%上昇、1ヶ月では5.5%上昇。25日線(1016円)を上回り、75日線(985円)も上回るが、200日線(1032円)と同水準。52週高値1218円からは15%下落、低値878円からは17.6%上。週足では上昇基調だが、200日線が抵抗。出来高は10.3万株と活況。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは11.21倍と業界平均29.54倍を大きく下回り割安。PBRも1.09倍と同業3.42倍を大幅に下回る。ROE10%と標準的で配当利回り4.36%は魅力的。ただし直近年度は減益となっており、業績回復が確認されるまでは割安の背景に注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.9倍47.9倍
PER (予想)12.5倍
PBR1.17倍2.96倍
ROE10.0%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

安定した基幹系SIerだが、2025/3期は営業減益(営業利益率は前期比やや低下)。強気派は2026/3期の増収増益予想、PER11倍の割安感、配当利回り4.36%を評価。弱気派は人手不足によるコスト増や、クラウドシフトによるオンプレ需要減少リスクを指摘。

プラスに働く材料7
  • 安定した収益基盤

    既存顧客からのリピート率が高くストック収益。

  • 割安なバリュエーション

    PER11倍、PBR1.1倍と割安。

  • 増収増益見通し

    2026/3期は売上421億円、営業利益30億円の予想。

  • 営業利益がFY26に33億円へ増加2026年3月期影響

    営業利益29→33億円、増収効果で利益成長継続。

  • PBR1.09倍で解散価値接近通年影響

    PBR1倍割れ寸前、資産価値が株価下支え。

  • 配当利回り4.36%でインカム需要継続影響

    安定配当と利回り4.36%が投資家に評価。

  • 株価1年で21%上昇、上昇トレンド継続影響

    年初来上昇率21%と好調、モメンタム継続。

マイナスに働く材料7
  • 人件費高騰リスク

    ITエンジニア不足で労務費上昇が収益圧迫。

  • クラウドシフトの脅威

    オンプレ需要減少で基幹系需要の先細り懸念。

  • 競合との競争

    NTTデータなど大手SIerとの競合激化。

  • FY24に特別利益計上、FY25以降正常化2025年3月期影響

    純利益141→25億円と急減、特別利益剥落で収益水準低下。

  • 営業利益率7.5%と低水準継続影響

    営業利益率7.5%は同業比低く、競争激化の懸念。

  • 業績予想開示が不十分継続影響

    予想PER未公表で透明性欠如、不確実性。

  • 外国人保有9.4%、売り圧力懸念継続影響

    外国人保有率9.4%とやや高く、海外投資家の動向次第。

次の決算で確かめる点
営業利益率
利益率維持が収益性の鍵。
受注残高
今後の売上高の先行指標。
従業員一人当たり売上高
生産性向上の進捗を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり47で、前期から+73.1%いまの株価に対する利回りは4.30%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥47
1株あたり
配当利回り
4.30%
いまの株価に対して
配当性向
52.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月542.5
2018年3月616.630.6
2019年3月714.431.4
2020年3月937.531.8
2021年3月109.133.4
2022年3月1550.024.3
2023年3月166.718.4
2024年3月2556.329.1
2025年3月264.028.4
2026年3月4573.152.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥47

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,150人。区分でいちばん多いのは個人・その他53.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.4%を占め、残る65.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他53.040.642.944.549.953.9
金融機関16.120.120.718.318.918.3
事業法人19.322.921.222.019.216.0
外国法人8.713.513.413.09.69.3
証券会社2.82.91.72.12.32.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
自己株式20.90.54.55.09.9

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.71
02BBSグループ従業員持株会6.70
03光通信KK投資事業有限責任組合6.39
04JFEシステムズ株式会社5.17
05株式会社プロネクサス4.30
06日本マスタートラスト信託銀行株式会社(役員報酬BIP信託口・75813口)2.69
07日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・80186口)2.24
08日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・75753口)1.94
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.74
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.62

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-12
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    7.39%
    +0.21pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+40%、1株純資産は14期で−2%。直近期のROEは10.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月669708.69.740.7
2014年3月1101,05411.06.825.2
2015年3月1221,15311.19.223.9
2016年3月1041,1948.79.370.7
2017年3月406246.512.642.5
2018年3月6466110.017.330.6
2019年3月8569412.311.131.4
2020年3月12579216.810.731.8
2021年3月13290315.614.633.4
2022年3月5037014.99.924.3
2023年3月5243413.013.518.4
2024年3月40883364.41.829.1
2025年3月718878.511.928.4
2026年3月9294610.010.152.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額379百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小宮一浩代表取締役社長6395,000
上原仁取締役 専務執行役員 グループ管理統括兼 経理部長兼 コーポレートブランディング部長5942,000
中村裕仁取締役 専務執行役員 グループソリューション統括兼 イノベーション推進統括本部長6159,000
谷渕将人取締役 常務執行役員 グループコンサルティング統括兼 アカウンティング・コンサル本部長兼 海外事業推進室長5415,000
杉野敏也取締役 常務執行役員 グループBPO統括兼 BPO統括本部長兼 AppliedAI推進本部長593,000
野田久人取締役 常務執行役員 グループ地域推進兼 西日本統括本部長兼 L&D推進本部長505,000
牧本功貴取締役 常務執行役員 グループ営業統括兼 ソリューション営業本部長兼 東日本営業統括部長兼 Horizon事業推進本部長5113,000
長家広明取締役63
香川尚彦取締役63
渡邉秀俊取締役(監査等委員)73
長谷川洋一取締役(監査等委員)77
矢野奈保子取締役(監査等委員)64
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
中島康晴取締役(監査等委員)66
南波秀哉取締役(監査等委員)63
中井修取締役62
黄明仙取締役50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)91881514734038
社外取締役739396

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,551字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(㈱ビジネスブレイン太田昭和)、連結子会社13社、持分法適用会社2社により構成されており、その主な事業内容と当社グループ各社の位置付けは、次のとおりであります。 なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 5.セグメント情報 (1)報告セグメントの概要」に記載のとおりであります。 事業   サービス内容   主担当会社 コンサルティング・ システム開発   経営会計コンサルティング ○ IFRSおよび会計基準対応   IFRS対応支援、新収益認識基準対応コンサルティング ○ IPO支援(株式上場支援) ○ 内部統制(J-SOX)対応   内部統制(J-SOX・不正防止)対応支援、IT統制対応支援 ○ 電子帳簿保存法、e文書法、ペーパーレス対応   e文書法・ペーパーレス対応支援、電子帳簿保存法対応支援 ○ 業務改革支援(BPR支援)   決算早期化、予算管理、SSC構築支援サービス、原価計算・原価   管理、調達購買管理 ○ 決算業務支援 ○ 人事・組織コンサルティング   人事制度構築支援、人事制度再構築マスタープラン策定セッショ   ン、人的資本経営支援サービス、シニア人事制度構築支援、タレン   トマネジメント実効化支援、採用活動改善コンサルティング、新人   材開発体系構築サービス、人事労務アドバイザリーサービス ○ 事業計画立案・管理   事業計画策定支援、事業性評価 ○ 連結経営管理基盤構築   連結予算管理、経営情報管理、連結資金管理、統合マスター管理、   連結原価管理、連結業績管理、連結会計、プロジェクト会計、内部   取引管理、連結経営管理基盤グランドデザイン ○ システムコンサルティング   DX業務調査サービス、DXシステム診断サービス、バックオフィ   ス業務診断サービス、DXグランドデザイン策定サービス、PMO   支援コンサルティング、システム導入支援 ○ RPA・BA(デジタルコンサルティング)   Analytica Framework、AI・アナリティクス、プロセスイノベー   ションサービス、ビジネスアナリティクストレーニングサービス ○ M&A   M&A、PPA(取得原価の配分) ○ その他   経理パートナーサービス、情報セキュリティ・サイバーセキュリテ   ィ、個人情報保護法対応支援 製品・ソリューション ○ 会計パッケージ   ACT-Potentia、ACT-NetPro、ACT-V、SuperStream-NX、STRAVIS、   DivaSystem、Biz∫、multibook ○ エンタープライズ・ソリューション   mcframe7、Qlik Sense、ACT-Horizon、ACT-Journal CONNECT、   BizForecast、Data Delivery、intra-mart ○ デジタルトランスフォーメーション(DX)   在宅ソリューション、WinActor、BizRobo!、DX Suite ○ 業務別・業種特化型テンプレート   工事原価管理テンプレート、調達・購買テンプレート、プロジェク   ト管理テンプレート、会計テンプレート ○ 製品向けテンプレート   Biz∫会計導入テンプレート、BizForecastプロジェクト管理テンプ   レート、Front One、Biz∫プロジェクト管理テンプレート ○ エンジニアリング分野のソリューション   PLMconsole、PARTsolutions、CADシステム、PDMシステム ○ ローコード開発システム   楽々Framework     当社    同上  同上   当社及びグローバルセキ ュリティエキスパート㈱ 当社      同上  同上          同上    同上       当社、グローバルセキュ リティエキスパート㈱及び㈱BSC   当社      同上   当社及びグローバルセキ ュリティエキスパート㈱     当社      同上      同上    同上      同上     ㈱PLMジャパン及び㈱フレスコ ㈱BSC 事業   サービス内容   主担当会社 SES共創ビジネス   ○ 証券・金融系システム・ソリューション   ○ 産業系システム・ソリューション   システム開発、アプリ開発、Web制作、インフラ構築、ヒューマン   サポート(企業人材支援)、システムサポート(ヘルプデスク)、   コールサポート(BPOコールセンター)   ㈱ファイナンシャルブレ インシステムズ ㈱ジョイワークス及び㈱トゥインクル BPO&マネージドサービス   High Value BPOサービス ○ High Value BPO  ○ BPO+RPA  ○ BPO+BPR  ○ BPO+OCR ○ BPO+テレワーク   領域別BPOサービス ○ 経理・財務BPO       ○ 人事・総務BPO         ○ 人事給与総合サービス ○ バックオフィス複合BPO ○ 日本企業海外現地法人向けBPO   ○ ペイメントBPO ○ ヘルプデスクBPO ○ マネージドサービス     当社及び㈱BBSアウト ソーシング熊本   当社、㈱EPコンサルテ ィングサービス及び㈱B BSアウトソーシング熊 本  同上         当社  同上 BUSINESS BRAIN SHOWA- OTA VIETNAM CO.,LTD. 当社 ㈱テクノウェアシンク ㈱BBSマネージドサービス 事業の系統図は以下のとおりであります。 (注)1.矢印は事業の流れを示しております。 2.その他の持分法適用会社2社は、重要性が乏しいため上図に記載しておりません。
経営方針・対処すべき課題4,112字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針と中長期的な経営戦略及びその実行状況 (会社の経営の基本方針と長期ビジョン) 当社グループは既に50年を超える社歴がありますが、今後新たに50年間成長・発展させ、100年企業として存続させることが現経営陣の使命であると考えております。そのために、「企業理念」に沿った活動を実践することで、お客様、取引先、株主、従業員等のすべてのステークホルダーを含む、社会全体と共に当社グループの持続的な成長・発展を実現することを目指してまいります。 当社グループでは、「お客様の企業価値の向上を通して、社会に貢献する」「お客様の発展の原動力となる」「お客様の利益増加に貢献する」を経営理念としています。 次に、経営方針ですが、当社グループに経営方針として定められたものはありません。一方で、創業者山﨑の経営哲学が「創業者の言葉」として、マネジメント層に沁みついています。その中でもグループ全体で連携・協働をはかりながら事業展開・発展を目指す「八ヶ岳経営」、お客様に導入する際に適切な時期に適切なソリューションを提供するための「波乗り経営」、また単純なサービスや商材を提供するのではなくそれらを組み合わせてお客様が本来求める高い次元の価値を提供する「ケーキを売る」など、創業者の言葉を大切にして経営に努めております。 最後にビジネスモデルです。当社グループは、お客様の現状把握や企画などを支援するコンサルティングサービス、実際の情報技術の活用支援やシステムの導入、さらにマネージメントサービスでお客様の業務のアウトソーシングを行っております。これらのサービスをシームレスに提供し、お客様の業務のさらなる改善と効率化を実現する「BBSサイクル」を提供しています。それぞれの事業分野に競合企業は存在しますが、これらのサービスをシームレスに提供できるのは当社グループだけであると考えています。 当社グループは、変化する時代と、変化しない当社グループの基本理念を照らし合わせ、2030年度のゴールをBBSになぞらえたGoal2030を設定しております。また、数値目標として、連結売上収益1,000億円、連結事業利益100億円を設定しております。 (経営環境) 当社グループは、主として日本国内で事業活動を展開しております。日本におけるコンサルティング、システム開発、BPO・アウトソーシング業界については、中長期的なトレンドとして生産年齢人口の減少が進む中で、各企業では、不足人材を、新技術やシステムを活用し省力化を図ること、BPOやアウトソーシング等のサービスを活用し業務を社外に切り出すことにより対応しなければならないことから、安定的に市場は拡大すると見込まれます。 当社グループは、BBSサイクルにより他社との差別化をはかり、市場拡大を上回る成長を目指してまいります。 (AIの進展と人財不足の影響) 昨今の「AIの急速な発展」と「慢性的な人財不足」の影響に対処するため、AIを積極的に使いこなし、半歩先行く企業として、AI活用型のビジネスを展開していく必要があります。AI等への先行投資により、人財依存型ビジネスから脱却しAIを活用した高付加価値型ビジネスへの転換を進めて参ります。 (中期経営計画BBS2026 成長戦略/資本財務戦略) SI市場のマーケット予測によると、SaaS市場は年平均12%の成長率が見込まれるのに対して、パッケージ市場はほぼ横ばいと予測されています。 成長が見込まれるSaaSビジネスとしては、自社開発のツールである「次世代基盤」を基にしたソリューション開発など、新サービスを積極的に投入していきます。 一方横ばいが予測されているパッケージビジネスは、BBSサイクルという当社グループ独自のビジネスモデルを、しっかりと回すことによってSaaSに対抗できるソリューションを提供します。SaaSは、お客様にとって資産や保守体制を社内に持つ必要が無いというメリットがある一方で、カスタマイズの自由度が低いというデメリットもあります。当社グループが提供するソリューションはSaaSに対しても決して負けない競争力があると考えています。 BPO&マネージドサービスの成長戦略です。BPOのマーケットは、2~3%の成長が予測されており、安定的なマーケットと言えます。このような環境下で、当社グループは市場成長を超える売上拡大を目指していきます。 短期間でBPOをしたいお客様には、BPaaSによるサービス提供を推進していきます。Bulas等自社システムを強化し、人事給与分野でのBPaaSを拡大するとともに、経理業務のBPaaSにも取り組んでいきます。 一方、大規模BPOのマーケットでは、従来のHigh Value BPOを継続してお客様に提供します。税務、会計、人事等の専門知識に加え、ITのノウハウを活用し、高付加価値、高効率なサービスで競争優位を確立します。 そして将来的には「日本の経理部・人事部」と認知されるような、総合バックオフィスサポーターを目指します。 資本・財務戦略については、資本コストと株価を意識した経営を引き続き推進いたします。 BBSグループでは、従来から、手元資金をM&A等の成長投資に振り向けつつ、配当性向の引き上げや自社株買いの実施など、成長と株主還元のバランスを保った経営を進めてまいりました。 しかし、前々期にGSX社の関連会社化に伴い自己資本が大きく膨らんだ結果、資本効率を示す指標に大きな変動がありました。 このためBBS2026では、ROEを12%まで戻すことを目標にしております。 これらのKPIを達成することで、資本効率を示す指標であるROE、PBRの達成をはかってまいります。 (中期経営計画BBS2026の進捗状況) 当社グループは、中期経営計画2026の2年目に当たる当連結会計年度にて、受注が426億円(対前連結会計年度比+5.6%)、売上収益は421億円(対前連結会計年度比+8.5%)、事業利益も34億円(対前連結会計年度比+18.4%)と順調に推移いたしました。 中期経営計画BBS2026にて成長・資本効率・投資の3分野でKPIを設定し、戦略的なパフォーマンス管理を実施しております。成長目標に関するKPIは売上高成長率については受注高、売上収益、事業利益のいずれについても大きな成長を遂げております。 売上高事業利益率、ROEについては着実に伸長しておりますが、M&A投資の進展がなく売上高CAGRは目標未達となっています。 当社独自のKPIとして設定したBBSサイクル率においては着実に伸長していますが年度目標は未達となっております。 イノベーションを促進するための女性管理職比率については、伸び悩んでおりますが、比率を上げるために次世代の管理職育成プログラムを実施し、改善に努めています。 研究開発投資においては新たな製品に注力しており、当社独自のローコードフレームワークにて、外部環境の変化に対応可能な新たなシステム基盤を開発いたしました。いわゆるFit to Standardでは対処できない、お客様に寄り添ったソリューションを提供し、さらなる成長に寄与するものと考えております。 (2) 優先的に対処すべき課題と対処方法 当社グループでは、2024年4月から3年間の新中期経営計画『BBS2026 - Evolving Innovations - 』をスタートしております。この中期経営計画により飛躍的な成長への道筋を構築し、Goal2030の達成を確かなものにしたいと考えておりました。 業績は概ね増収増益基調で推移しておりますが、昨今、当社を取り巻く事業環境は急速に変化してきております。具体的には、①AIの急速な進化、②慢性的な人財不足、③開発手法や品質基準、④安価なパッケージソフトウェアの台頭、等が挙げられます。これらの変化に早期に対応していかないと、Goal2030の達成が難しいと考えております。このようなことから、第60期は新中期経営計画の最終年度に当たりますが、Goal2030の達成を見据え、現在当社が直面している諸課題に対応するための先行投資を優先して実施してまいります。 重点項目・重点施策 ① AIの徹底的な活用 ビジネスや日常生活など、あらゆる場面でAIが活用されるようになってきております。当社の基幹産業であるシステム開発やBPOサービス事業も、その脅威に晒されております。必要人財の確保も困難になってきていることから、業務のAI化を強力に進め、人財に依存しない、高収益型のビジネスモデルへの展開を目指します。 ② 開発手法や品質基準の見直し 業務のAI化により、システムの開発手法や品質基準も大きく変わります。これらの変化に対応するため、若手人財の抜擢、育成を強化いたします。開発手法や品質基準につきましても、手法や基準が徹底されていない面があり、品質トラブル発生の原因の1つになっておりましたが、グループ企業および協業パートナーのノウハウも活用・結集し、全面的な見直しを図ってまいります。 ③ 「Act-Horizon」ビジネスの加速 当社がこれまで培ってきたノウハウや技術の集大成となる「Act-Horizon」ビジネスを加速します。 BPOサービスやAIエージェントと組み合わせることにより、顧客への提案力を強化し、ソフトウエアパッケージや他社の追随を許さない、より高度なコンサルティングサービスの開発・提供をしてまいります。 これらの投資を第60期に先行的に実施することにより、人財依存型から高付加価値提供型のビジネスモデルへの転換を図り、Goal2030の達成、中長期での企業価値向上を目指してまいります。
事業等のリスク2,836字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月22日)において当社グループが判断したものであります。 (1) 情報セキュリティ、機密情報及び個人情報の漏洩について 当社グループが顧客へ提供するサービスでは顧客の機密情報や個人情報を扱っており、一部のサービスにおいては、当社の情報システムにおいてこれらの情報を処理しております。当社の情報システムに対する外部からの不正アクセスにより、これらの情報が漏洩した場合やシステムが利用できなくなった場合には、当社グループの信用が毀損するばかりでなく顧客からの受託業務の履行遅延や履行が出来ない状況に陥り、当社グループの経営成績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、一部のサービスにおいては、顧客の情報システムを当社グループ社員が操作し業務を行っております。これらのサービスでは、当社グループ社員の不適切な操作により顧客企業の情報システムに同様の損害を与える可能性があります。 当社グループでは、これらのリスクに対応するために、機密保護管理に関する社内規程の整備及び社員教育の徹底や各種サイバーセキュリティ対策を実施し、リスク発現の可能性を低下させるとともに、サイバーセキュリティ保険に加入しリスク発現時の金銭的負担の低減を行っております。 (2) 景気動向について 当社グループが展開するコンサルティング・システム開発事業は、景気変動に伴う顧客企業等の設備投資動向の影響を大きく受けやすく、景気が悪化した場合、売上収益の減少や利益率の低下、回収サイトの長期化など、当社グループの経営成績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 価格競争について 当社グループが提供するサービスのうちSI及びシステム開発は、顧客の品質要求が高い反面、価格志向も強く、同業他社との価格競争が激しくなっております。当社グループでは、プロジェクト生産性向上を重要な課題として認識し、生産性向上ツールの開発及びプロジェクトマネージメント力強化を図っておりますが、価格面での圧力又は競争力の低下に伴う顧客離れは、当社グループの経営成績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、BPO&マネージドサービス事業やSES共創ビジネスも同様に同業他社との価格競争が激しくなっております。当社グループでは、High Value BPOと称し、より専門的かつ高度な分野に展開することで差別化を図っておりますが、一部サービスにおいては低採算化や価格競争力の低下による顧客流出等の影響を受ける可能性があり、当該事象が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に悪影響を及ぼします。 (4) 開発プロジェクトの管理について 当社グループのコンサルティング・システム開発事業では、大型SIサービスを提供するために、顧客と請負契約を締結し、開発プロジェクトの進捗管理を行っております。しかし、ソフトウェアの欠陥等によりシステムが当初計画通りに稼動しないことや、大幅な手戻り作業の発生等によるプロジェクトの採算性の悪化、納期遅れ等が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、BPO&マネージドサービス事業においては、契約当初に受託業務量を見積り受託価額を決定しますが、当該見積りの正確性を欠いた場合、あるいは想定された業務改善に失敗した場合には、顧客との間で長期の不採算契約が締結されることになり、当社グループの経営成績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) キーパーソンの確保や育成について 当社グループの成長と発展は人材に依存しており、当社グループでは「社員が最大の経営資源」と認識しております。そのため、社員をプロフェッショナルなキーパーソンとして育成するための人事制度を導入し社員教育を充実させております。しかしながら、キーパーソンの確保及び育成が十分に出来なかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (6) 技術革新について 当社グループの属する業界は、技術革新のスピードが速くかつその変化が著しい業界であり、新技術、新サービスが次々と生み出されております。当社グループにおいても、当該技術革新の動向を捉え、当社グループの事業との関連性を勘案しつつ対応を講じておりますが、すべての技術革新に対応できているわけではありません。当社グループの想定を超える技術革新による著しい環境変化等が生じた場合、当該変化に対応することができず、当社グループの経営成績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7)労働者派遣事業について 主として当社グループのBPO&マネージドサービス事業及びSES共創ビジネス事業において行っている労働者派遣事業は、厚生労働省からの許可(一般労働者派遣事業の場合)、若しくは同省への届出(特定労働者派遣事業の場合)により行っております。当社グループでは、社員教育を徹底し法令順守に努めておりますが、法令違反等に起因して事業の許可の取り消し又は業務の全部若しくは一部の停止が命ぜられた場合や、今後の重要な法改正とその対応等の要因により事業遂行に大きな影響が出る場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を与える可能性があります。 (8)法改正等による需要の変動について 当社グループのコンサルティング・システム開発事業においては、会計分野を中心としたコンサルティングやソフトウェアの開発を行っているその事業の特性上、会計制度をはじめとする法改正等に起因した外部環境の変化に伴う需要が一時的に発生する場合があります。このような需要が発生した場合、及びその需要が一巡した場合においては、急激な需要の変化に伴い当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を与える可能性があります。 (9) 気候変動(災害等)について 当社グループのBPO&マネージドサービス事業では、札幌市、浜松市、新潟市、熊本市、名護市などにBPOセンターを設け、人事・経理等の業務を受託しております。各BPOセンターでは、各種災害に備え事業継続・復旧計画を策定し、災害時での事業継続や早期の復旧が出来るように体制を整えております。しかし、想定を超える大規模災害が発生し、復旧に長期の時間を要する場合には、顧客からの受託業務の履行遅延や履行が出来ない状況となり、当社グループの経営成績及び財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、気候変動に伴うリスクについては、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」にて詳細に記載しております。
経営成績の分析 (MD&A)5,445字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 また、当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度に係る各数値につきましては、暫定的な会計処理の確定の内容を踏まえ分析しております。 (1) 当連結会計年度の経営成績等の状況と経営者による分析 ① 経営成績 当期の経営成績の概況 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用、所得環境の改善、インバウンド消費の増加を背景に緩やかな回復を見せる一方で、物価上昇の継続やロシア・ウクライナ情勢、イラン情勢など、依然として景気の見通しが不透明な状況にあります。 このような経済環境の中ではありますが、当社グループにつきましては、全体として受注が順調に推移しました。 当連結会計年度における当社グループの受注高は42,646百万円(前連結会計年度比5.6%増)、受注残高は13,545百万円(前連結会計年度比4.2%増)となりました。 売上収益は、コンサルティング・システム開発事業、BPO&マネージドサービス事業が伸長したことにより、全体として8.5%の増加となりました。 売上総利益につきましては、売上収益の増加を上回る10.5%の増加となりました。 販売費及び一般管理費については、人件費、不動産賃借料、減価償却費等の増加により、前連結会計年度に比べ7.6%増加となりました。 その結果として、当連結会計年度における業績は、売上収益42,100百万円(前連結会計年度比8.5%増)、事業 利益3,399百万円(前連結会計年度比18.4%増)、営業利益3,262百万円(前連結会計年度比13.6%増)、税引前利益4,156百万円(前連結会計年度比24.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益2,987百万円(前連結会計年度21.0%増)となりました。 事業利益は、営業利益から非経常的な要因により発生した損益を除いて算出しております。 セグメントの経営成績は次のとおりであります。 セグメント情報については、従来は「コンサルティング・システム開発事業」と「マネージメントサービス(B PO)事業」の2つの事業区分としておりましたが、当連結会計年度より「コンサルティング・システム開発」、「SES共創ビジネス」、「BPO&マネージドサービス」の3つの事業区分に変更しております。 これは、当社グループの各事業が拡大する中で従来の区分方法が実態と乖離しつつあることから、現在の事業構造や収益構造を踏まえより事業の実態を反映した区分としたものであります。 コンサルティング・システム開発: 経営会計・プロダクトライフサイクル(PLM)及び関連領域におけるコンサルティングを主とした請負型のシステム開発・導入支援・保守 SES共創ビジネス: 主として準委任型のシステム開発、SE派遣 BPO&マネージドサービス: 人事給与・経理のビジネスプロセスアウトソーシングサービス(BPO)及びコールセンターオペレーター等の派遣、主にパッケージ製品ベンダー等向けの製品保守及び業務アウトソーシングサービスを行うマネージドサービス なお、前連結会計年度の値につきましては、必要な組替をした上で増減コメントを記載しております。 [コンサルティング・システム開発事業] コンサルティング・システム開発事業の当連結会計年度は売上収益23,153百万円(前連結会計年度比11.6%増)、セグメント利益2,428百万円(前連結会計年度比25.5%増)となりました。 当連結会計年度の売上収益及び事業利益につきましては、経営会計コンサルティング&ソリューションが大きく伸長したことによるものです。 [SES共創ビジネス事業] SES共創ビジネス事業の当連結会計年度における業績は、売上収益9,150百万円(前連結会計年度比1.9%減)、事業利益418百万円(前連結会計年度比17.2%増)となりました。 当連結会計年度の売上収益につきましては、金融向けビジネスが苦戦したものの、事業利益につきましては順調に伸ばすことができました。 [BPO&マネージドサービス事業] BPO&マネージドサービス事業の当連結会計年度における業績は、売上収益10,237百万円(前連結会計年度比11.1%増)、事業利益916百万円(前連結会計年度比1.5%増)となりました。 当連結会計年度の売上収益につきましては、マネージドサービスを除き順調に推移をしましたが、事業利益につきましては、経理BPOやオンサイトBPOが好調に推移したものの、人事給与BPOやマネージドサービスの苦戦により、微増という結果となりました。 ② 生産、受注及び販売の実績 当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度の数値を変更後のセグメントに組み替えて前年同期増減率を計算しております。 詳細については「第5経理の状況 1連結財務諸表等 連結財務諸表等注記 5.セグメント情報」をご参照ください。 イ.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期増減率(%) コンサルティング・システム開発事業(千円)   23,273,622   11.8 SES共創ビジネス事業(千円)   9,149,831   △2.0 BPO&マネージドサービス事業(千円)   10,260,582   11.4 合計(千円)   42,684,035   8.4 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 ロ.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (千円)   前年同期増減 率(%)   受注残高 (千円)   前年同期増減 率(%) コンサルティング・システム開発事業   23,208,011   6.0   5,317,455   2.0 SES共創ビジネス事業   9,004,943   △5.8   1,241,882   3.0 BPO&マネージドサービス事業   10,433,116   16.8   6,985,587   6.2 合計   42,646,070   5.6   13,544,924   4.2 (注)1. セグメント間の取引については相殺消去しております。 2. 前期以前に受注した案件で、契約の変更等によりその内容に変更のあるものについては、当連結会計年度の受注高にその増減額を含んでおります。 ハ.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期増減率(%) コンサルティング・システム開発事業(千円)   23,105,176   11.4 SES共創ビジネス事業(千円)   8,968,817   △2.3 BPO&マネージドサービス事業(千円)   10,025,527   12.8 合計(千円)   42,099,520   8.5 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 ③ 目標とする経営指標の達成状況 当社グループが目標とする経営指標の達成状況は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1)会社の経営の基本方針と中長期的な経営戦略及びその実行状況」に記載の通りであります。 ④ 財政状態 (資産) 当連結会計年度末の総資産は48,464百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,142百万円の増加となりました。 流動資産は、20,523百万円と前連結会計年度末に比べ2,272百万円増加しました。 主な要因としては、現金及び現金同等物の増加1,822百万円、営業債権及びその他の債権の増加527百万円、その 他の流動資産の増加82百万円、契約資産の減少186百万円等によるものであります。 非流動資産は、27,941百万円となり、前連結会計年度末に比べ870百万円増加しました。 主な要因としては、使用権資産の増加610百万円、持分法で会計処理されている投資の増加430百万円、のれんの 減損による減少131百万円、その他の金融資産の減少242百万円等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末の負債合計額は17,244百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,534百万円の増加となりまし た。 流動負債は、8,765百万円と前連結会計年度末に比べ824百万円増加しました。 主な要因としては、未払法人所得税等の増加685百万円、営業債務及びその他の債務の増加194百万円、その他の 流動負債の増加134百万円、リース負債の減少195百万円等によるものであります。 非流動負債は、8,480百万円と前連結会計年度末に比べ709百万円増加しました。 主な要因としては、リース負債の増加804百万円、退職給付に係る負債の減少66百万円等によるものでありま す。 (資本) 当連結会計年度末の資本合計は31,220百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,608百万円増加しました。 この主な要因としては、利益剰余金の増加2,101百万円等によるものであります。 ⑤ キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末比1,822百万円 増加の11,730百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその主な要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、4,489百万円(前連結会計年度は2,841百万円の収入)となりました。この主な 要因としては、税引前利益4,156百万円に加え、減価償却費及び償却費の調整による資金増加1,551百万円、利息及 び配当金の受取による資金増加233百万円の一方、法人所得税の支払による資金減少762百万円、営業債権その他の 債権の増加による資金減少527百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は、104百万円(前連結会計年度は457百万円の収入)となりました。この主な要因 としては、投資の売却、償還による収入703百万円、定期預金の払戻による収入310百万円の一方、定期預金の預入による支出311百万円、有形固定資産の取得による支出220百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、2,772百万円(前連結会計年度は3,295百万円の支出)となりました。この主な 要因としては、自己株式の取得543百万円、配当金の支払額1,186百万円、リース負債の返済による支出1,028百万円 によるものであります。 ⑥ 資本の財源及び資金の流動性 資金需要と流動性の確保 当社グループの事業活動における資金需要の主なものは、社員の給与や賞与等の人件費、ビジネスパートナーに支払う外注費等の通常の営業費用になります。さらに、当社グループでは、安定的に事業を拡大することを目指しており、そのために必要な人財の確保に要する費用やM&A投資等、事業拡大に向けて積極的に資金を投入する予定です。 これらの資金需要に備えるため当連結会計年度末に11,730百万円の現金及び現金同等物を有しております。さらに、預入期間が3か月を超える定期預金や有価証券・投資有価証券を保有し、中長期的に流動性を確保しつつ効率的な運用を行っております。また、取引銀行2行と当座貸越契約(極度額1,500百万円)を締結し、一時的な資金需要に備えております。 財政政策 当社グループは、事業運営上必要な流動性の確保と経常的に安定した資金源泉の確保を基本としております。短期的な資金調達については銀行借入によりますが、長期にわたる投資資金は銀行借入及び増資にて調達する方針です。 (2) 重要な会計上の見積り 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(以下「連結財務諸表規則」という)第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針 4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しております。

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出典

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