概要
Link-Uグループは、大手出版社向けにマンガアプリのサーバーインフラ、アプリ開発、運用保守を一括提供する企業である。2013年設立、2019年東証マザーズ上場、現在はプライム市場に上場する。小学館の「マンガワン」、集英社の「ゼブラック」など主要マンガアプリの配信基盤を担い、2025年7月期の売上収益は48億円、従業員数は193名。収益の中心はレベニューシェア型のリカーリングサービスである。
売上収益の約9割を占めるリカーリングサービス
Link-Uグループの収益は大きく3つのサービスに分かれる。中核は「リカーリングサービス」で、2025年7月期に43億円(全社売上の89%)を稼ぎ出した。これはレベニューシェア収益と月額固定収益から成るストック型ビジネスである。マンガアプリのユーザー課金や広告収入の一部を配分される仕組みで、サービスが継続する限り安定した収益が見込める。残りは初期開発・保守開発サービス(5.3億円)とスポットのその他サービスである。
大手4出版社との長期契約が生む安定基盤
顧客基盤は極めて集中している。株式会社小学館(マンガワン)、株式会社集英社(ゼブラック)、株式会社スクウェア・エニックス(マンガUP!)、株式会社白泉社(マンガPark)の4社が主要顧客である。特にマンガワンとゼブラックにはサーバー、アプリ開発、運用の3サービスをフルセットで提供する。これらの出版社との関係は2014年のマンガワンリリース以来続いており、高い参入障壁を形成している。
自社設計サーバーで実現する高速・低コスト配信
同社はクラウドサービスではなく、自社設計のオリジナルサーバーをデータセンターに設置するオンプレミス方式を採用する。東京都千代田区大手町から専用線を引き込み、他社の影響を受けない高速回線でコンテンツを配信する。サーバーは3重化、ネットワークは2重化した冗長構成で、単一障害点を排除。データベースにはマルチマスタ方式を採用し、障害時の自動フェイルオーバーを可能にしている。
持株会社体制で拡大するグループ構成
2025年7月期より持株会社体制へ移行し、商号をLink-Uグループ株式会社に変更した。事業は子会社の株式会社Link-U Technologiesが承継。その他に株式会社Link-U Marketing、株式会社Romanz、株式会社ビューン、株式会社Brightech、バリューコンサルティング株式会社などを連結子会社として抱える。グループ全体でマンガ配信基盤に加え、マーケティング、制作、IP創出等領域を広げている。
業界の中での役割はサーバープラットフォームプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01電子書籍配信(マンガアプリ)主力
大手出版社(小学館、集英社等)のマンガアプリ向けに、サーバーインフラ、アプリ開発、運用保守を一括提供。レベニューシェアや月額固定収益で収益を得る。高速配信・画像処理技術が強み。
主要顧客株式会社小学館(マンガワン)、株式会社集英社(ゼブラック)、株式会社スクウェア・エニックス(マンガUP!)、株式会社白泉社(マンガPark)
- サーバープラットフォーム
- 自社設計のオリジナルサーバーによる高速・安定したデータ配信基盤。マンガ・動画コンテンツの配信に最適化。
- アプリ開発・運用
- スマートフォンアプリの設計・開発・アップデート、サービス運用・広告運用の一貫提供。
02その他データ配信・保守準主力
マンガ以外の動画・小説・音声コンテンツ配信や、QRコードリーダーアプリ等のサーバー保守運用も提供。クライアントのニーズに応じた柔軟なプラットフォーム提供を行う。
主要顧客株式会社メディアシーク(ICONIT)
- サーバー保守運用サービス
- 顧客のシステムを自社サーバーで運用・保守する月額固定収益型サービス。
製品と技術
高速配信を支える専用線と自社設計サーバー
同社はデータセンターに自社保有のサーバーを設置し、東京都千代田区大手町から専用線を引き込んでいる。この専用線は同社のみが使用するため、他社の通信量に影響されない安定した高速配信が可能である。サーバーハードウェアは自社設計で、画像・動画の大量配信に特化。仮想化やルーティングによるオーバーヘッドを排除し、ベアメタル性能を引き出す。これにより少数のサーバーで高負荷に耐える運用を実現している。
独自の画像処理技術で通信量とサーバーコストを削減
マンガ配信に特化した画像処理技術を有する。トーンをグラデーションにする処理でデータ量を削減し、AVIFやWebPなどの高圧縮フォーマットを採用する。ノイズリダクションや深層学習を用いたアップコンバート技術も備える。さらに、ユーザーの読書履歴から次に読むコンテンツを予測し、Wi-Fi接続中に事前配信することで、携帯電話回線での通信量を削減する。これらの技術により、サーバー容量を抑えつつ快適な閲覧環境を提供する。
AI活用による運用効率化とマーケティング支援
AIを用いてリコメンド作品の選定とサムネイルの切り出しを自動化している。従来は手動で行っていた作業をAIが代替し、属人化を解消するとともにコストを削減した。また、高速なデータベース集計技術により、ユーザーの動向をリアルタイムで分析し、サービスに迅速にフィードバックできる。これにより広告運用やコンテンツ企画の最適化が可能となっている。
冗長化とマルチマスタ方式で実現する高可用性
サービス停止を防ぐため、サーバーは3重化、ネットワークは2重化した冗長構成を基本とする。障害発生時には自動で障害サーバーを除外し、残りのサーバーが相互補完する。データベースにはマルチマスタ方式を採用し、マスタ・スレーブ方式と異なり切替処理が不要で、障害時の自動フェイルオーバーが可能である。これにより99.9%以上の稼働率を維持している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
HR支援を軸に成長、小規模でニッチ特化
情報・通信業に属し、中小規模ながら売上高は31億円から48億円へ3期連続で増加しており、成長軌道にある。営業利益率は8.11%から6.25%へ低下傾向にあるが、収益は確保している。同業他社と比較すると、ソラコムやハッチ・ワークなどが挙げられるが、当社は特定分野に特化したサービスを提供することで差別化を図っている可能性がある。規模は小さく、資源が限られるため、市場での存在感は限定的。今後の成長には、収益性改善と市場シェア拡大が課題となる。
強み
- 直近3期で売上高が31億円から48億円へと54.8%増加し、拡大基調にある。
- 営業利益率は低下傾向にあるが、6%台を維持しており、黒字を確保している。
- 特定領域に特化したサービスで差別化を図り、大手との競合を回避している。
- 情報・通信業界は成長が期待され、需要拡大が見込まれる。
課題
- 営業利益率が8.11%から6.25%へ低下しており、収益性改善が必要。
- 売上高は48億円と小さく、大手との競争では資源面で不利。
- 同業他社のソラコムやハッチ・ワークなどとの競争が激しさを増す。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がLink-Uグループ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3916デジタル・インフォメーション・テクノロジー | 147億円 | 13.4倍 |
| 2 | 4396システムサポートホールディングス | 146億円 | 15.6倍 |
| 3 | 3657ポールトゥウィンホールディングス | 140億円 | — |
| 4 | 9658ビジネスブレイン太田昭和 | 127億円 | 11.9倍 |
| 5 | 2130メンバーズ | 122億円 | 9.6倍 |
| 6 | 4446Link-Uグループ | 119億円 | — |
| 7 | 6533Orchestra Holdings | 116億円 | 160.4倍 |
| 8 | 9341GENOVA | 111億円 | 39.3倍 |
| 9 | 2163アルトナー | 102億円 | 16.2倍 |
| 10 | 3963シンクロ・フード | 101億円 | 36.1倍 |
| 11 | 6560エル・ティー・エス | 86億円 | 8.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 8件
2013年、千代田区飯田橋で創業
2013年8月、東京都千代田区飯田橋に資本金1,000千円で株式会社Link-Uを設立した。インターネットサービス事業を目的とし、当初は少人数でのスタートだった。翌2014年10月に本社を港区六本木へ移転し、事業拡大の準備を進めた。
2014年、小学館と協業で初のマンガアプリ「マンガワン」をリリース
2014年12月、株式会社小学館との協業によりスマートフォンアプリ「マンガワン」をリリースした。これが同社の最初の大型案件となり、以降の事業の原型となる。マンガワンは無料ポイントを付与するフリーミアムモデルを採用し、ユーザー獲得に成功した。この成功が後の出版社との取引拡大につながる。
2017年、スクウェア・エニックスと白泉社のアプリを相次ぎ受注
2017年1月に株式会社スクウェア・エニックス提供の「マンガUP!」、同年8月に株式会社白泉社提供の「マンガPark」をリリースした。両アプリにはサーバーサービスを提供し、取引先を拡大した。同年中には本社を港区虎ノ門に移転し、人員増加に対応した。
2019年、東証マザーズ上場と集英社「ゼブラック」のリリース
2019年7月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場した。同時に株式会社集英社提供の「ゼブラック」をリリースし、大手4社との取引がすべてそろった。上場と同日に市場第一部へ変更される異例の措置が取られた。同年には本社を千代田区外神田に移転し、現在に至る。
持株会社移行とグループ化で事業領域を拡大
2024年以降、持株会社体制へ移行し商号をLink-Uグループ株式会社に変更。子会社としてLink-U Technologiesを設立し、サーバープラットフォーム事業を承継した。同時に株式会社ビューン、株式会社Romanz、株式会社Brightechなどを連結子会社化し、マンガ以外のコンテンツ配信やマーケティング事業を取り込んだ。和歌山オフィス(開発拠点)も設立し、体制を強化した。
年表8件を開く
2010年代
- 2013年8月創業東京都千代田区飯田橋に、インターネットサービス事業を主目的として株式会社Link-U(資本金1,000千円)を設立
- 2014年10月本社を千代田区飯田橋から港区六本木に移転
- 2014年12月株式会社小学館との協業により、スマートフォンアプリ「マンガワン」をリリース
- 2016年6月本社を港区六本木から港区虎ノ門に移転
- 2017年1月株式会社スクウェア・エニックス提供のスマートフォンアプリ「マンガUP!」をリリース
- 2017年8月株式会社白泉社提供のスマートフォンアプリ「マンガPark」をリリース
- 2018年10月本社を港区虎ノ門から千代田区神田駿河台に移転
- 2019年7月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 株式会社集英社提供のスマートフォンアプリ「ゼブラック」をリリース 東京証券取引所市場第一部に上場市場を変更 リベラルマーケティング株式会社の株式取得(2025年3月株式譲渡)本社を千代田区神田駿河台から千代田区外神田に移転 和歌山県和歌山市に和歌山オフィス(開発拠点)を設立 株式会社コンパスを持分法適用会社から連結子会社へ異動(現・連結子会社)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 株式会社Brightech及び同社の100%子会社であるバリューコンサルティング株式会社を持分法適用会社から連結子会社へ異動(現・連結子会社)株式会社ビューンの株式取得(現・連結子会社)連結子会社として株式会社Link-U Technologiesを設立 持株会社体制へ移行し商号をLink-Uグループ株式会社に変更し、サーバープラットフォーム事業を株式会社Link-U Technologiesに事業承継 連結子会社として株式会社Link-U Marketingを設立し、株式会社Romanzの株式を取得し孫会社化 株式会
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上収益2026年7月期まで60億円
- 営業利益2026年7月期まで6億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
マンガ事業への積極投資と海外展開
マンガサービスへの積極投資を継続し、国内に加えて海外での新規サービス獲得に取り組む。また、地震予測サービスなどの社会ニーズを捉えた情報コンテンツの拡大・開発を進める。
- 02
多様なコンテンツ配信と新規事業創出
汎用的に応用可能な技術を活用し、マンガに限らず多様なコンテンツを配信する新規サービスに取り組む。新たなマーケティング手法も活用し、収益基盤の強化と新たな基盤構築を目指す。
- 03
グローバルビジネスの拡大
日本の魅力的なコンテンツをローカライズして流通するとともに、世界中のファンが集うサービスの創出によりユーザー基盤を拡大する。
- 04
自社IP創出と制作事業の強化
制作体制の強化を通じてオリジナルヒット作品の供給を増やし、他社との差別化を図る。また、AIを活用した効率的かつ高品質な開発を進め、出版社や取次業者など幅広く受注する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で193人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は521万円で、6期前と比べて−18.4%。平均年齢は32.8歳、平均勤続年数は2.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年7月 | 638 | 29.8 | 1.8 | 45 | — |
| 2020年7月 | 620 | 29.5 | 2.2 | 58 | — |
| 2021年7月 | 599 | 29.3 | 2.4 | 83 | — |
| 2022年7月 | 528 | 28.5 | 2.2 | 109 | — |
| 2023年7月 | 509 | 29.5 | 2.6 | 136 | — |
| 2024年7月 | 431 | 32.4 | 2.0 | 192 | 156 |
| 2025年7月 | 521 | 32.8 | 2.1 | 193 | 155 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社9社(国内 8 / 海外 1) を有報から抽出しています。
- 国内㈱コンパス(特定子会社)(注)2東京都千代田区議決権48.1%
- 国内㈱Brightech (注)2東京都千代田区議決権50.0%
- 国内バリューコンサルティング㈱東京都千代田区議決権100.0%
- 国内㈱Link-U Technologies (注)3東京都千代田区議決権100.0%
- 国内㈱Link-U Marketing東京都千代田区議決権100.0%
- 国内㈱Romanz東京都千代田区議決権100.0%
- 国内㈱ビューン(特定子会社)東京都千代田区議決権100.0%
- 国内㈱Studio Moon6東京都千代田区議決権50.0%
- 海外Comikey Media Inc.米国オレゴン州議決権50.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は48億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+29.7%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 50億円 | 48億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 3億円 |
| 純利益 | 2億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は12億円、営業利益は1億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 8 | 1 | 12.5 | 0 |
| 2023年2Q | 8 | 1 | 12.5 | 1 |
| 2023年3Q | 7 | 2 | 28.6 | 0 |
| 2024年1Q | 9 | 1 | 11.1 | 1 |
| 2024年2Q | 7 | 1 | 14.3 | 1 |
| 2024年3Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 26 | 3 | 11.5 | 1 |
| 2025年4Q | 22 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 23 | 1 | 4.3 | 0 |
| 2026年3Q | 12 | 1 | 8.3 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
2015年7月期からの11期で、売上は1億円から48億円へ48.0倍に増えた。直近期の営業利益率は6.3%。売上は7期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2015年7月 | 1 | — | 0 | — | 0 |
| 2016年7月 | 4 | — | 2 | — | 1 |
| 2017年7月 | 6 | — | 3 | — | 2 |
| 2018年7月 | 6 | — | 2 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 株式会社集英社提供のスマートフォンアプリ「ゼブラック」をリリース 東京証券取引所市場第一部に上場市場を変更 リベラルマーケティング株式会社の株式取得(2025年3月株式譲渡)本社を千代田区神田駿河台から千代田区外神田に移転 和歌山県和歌山市に和歌山オフィス(開発拠点)を設立 株式会社コンパスを持分法適用会社から連結子会社へ異動(現・連結子会社)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 株式会社Brightech及び同社の100%子会社であるバリューコンサルティング株式会社を持分法適用会社から連結子会社へ異動(現・連結子会社)株式会社ビューンの株式取得(現・連結子会社)連結子会社として株式会社Link-U Technologiesを設立 持株会社体制へ移行し商号をLink-Uグループ株式会社に変更し、サーバープラットフォーム事業を株式会社Link-U Technologiesに事業承継 連結子会社として株式会社Link-U Marketingを設立し、株式会社Romanzの株式を取得し孫会社化 株式会 | |||||
| 2019年7月 | 11 | — | 4 | — | 3 |
| 2020年7月 | 13 | — | 4 | — | 3 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2021年7月 | 16 | — | 2 | — | 2 |
| 2022年7月 | 23 | — | 1 | — | 0 |
| 2023年7月 | 31 | — | 4 | — | 2 |
| 2024年7月 | 37 | 3 | 3 | 8.1 | 2 |
| 2025年7月 | 48 | 3 | 3 | 6.3 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高48億円のうち、営業利益として残るのは3億円で6.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金52.1%25億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金43.8%21億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.3%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2025年7月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は17億円で、売上の4.3ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年7月 | 2 | 0 | 1 | 2 | 4 |
| 2018年7月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 5 |
| 2019年7月 | 4 | −1 | 6 | 3 | 14 |
| 2020年7月 | 2 | −4 | 2 | −2 | 14 |
| 2021年7月 | 3 | −6 | 0 | −3 | 10 |
| 2022年7月 | 1 | −1 | −1 | 0 | 9 |
| 2023年7月 | 4 | −2 | 6 | 2 | 18 |
| 2024年7月 | 3 | 0 | −1 | 3 | 19 |
| 2025年7月 | 2 | −1 | −4 | 1 | 17 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2025年7月期の総資産は57億円。このうち返さなくてよい自己資本が26億円で、自己資本比率は45.3%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2015年7月 | 1 | 0 | 1 | 55.4 |
| 2016年7月 | 4 | 2 | 2 | 49.5 |
| 2017年7月 | 6 | 3 | 3 | 59.2 |
| 2018年7月 | 7 | 6 | 1 | 75.7 |
| 2019年7月 | 18 | 15 | 3 | 82.8 |
| 2020年7月 | 23 | 20 | 3 | 86.3 |
| 2021年7月 | 26 | 22 | 4 | 80.6 |
| 2022年7月 | 29 | 21 | 8 | 71.9 |
| 2023年7月 | 44 | 23 | 21 | 52.3 |
| 2024年7月 | 50 | 26 | 22 | 51.4 |
| 2025年7月 | 57 | 26 | 31 | 45.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中80位あたり、逆に低いのはROEで605社中486位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥838で、1年前と比べて+107.4%。過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 67.9倍 |
| PBR | 4.39倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は868円で、前日比+5.6%と上昇。25日線(810.96円)を約7%上回り、75日線(735.49円)も上回っていますが、200日線(910.25円)は下回っています。52週高値1814円からは約52%下落しており、52週安値335円からは約159%上昇しています。7月には925円まで上昇しましたが、その後調整し、800円前後で推移していました。直近の上昇で868円に戻し、出来高も113,000株と増加しています。RSIは69.51とやや過熱気味です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
予想PERは64.9倍と業界平均の30.09倍を大きく上回り、PBRも4.2倍と平均3.53倍を上回る。ROEは5.72%と低く、成長性に見合わない評価水準。無配当で株主還元も乏しく、割高感が強い。ただし売上高は増加傾向にあり、営業利益も黒字化している点は評価できる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 67.9倍 | — |
| PBR | 4.39倍 | 2.96倍 |
| ROE | 5.7% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
成長市場であるIT人材サービスで売上を伸ばすが、利益率の低下や最終減益が懸念。強気派は売上の成長性と高い営業利益率を評価し、弱気派は利益率の悪化と人材確保競争の激化を指摘する。
- 売上高成長
2025/7期売上は48億円と前期比約30%増と成長が続く
- 営業利益率高水準
2024/7期の営業利益率は8.11%で業界平均より高い
- DX需要
企業のDX投資は中長期的に拡大するとみられる
- 売上高が前期比29.7%増の48億円と高成長継続決算発表後影響強
売上高は31→37→48億円と拡大。増収が続けば予想PER64.9倍の割高感が和らぐ
- 営業利益率6.25%からの改善で増益率が拡大通年影響中
売上高48億円に対し営業利益3億円。固定費率が下がれば売上増以上に営業利益が増える
- PBR4.2倍をROE改善で正当化する収益力向上継続影響中
ROE5.72%は低いが、営業利益が3億円から増えればPBR4.2倍は割安に転じる
- 営業利益率が10%になれば営業利益4.8億円と倍増通年影響弱
現在売上高48億円に対し営業利益3億円。利益率10%なら営業利益4.8億円となり、予想PERは約30倍まで低下
- 最終減益
2025/7期の純利益は1億円と前期比半減し、収益性が悪化
- 営業利益率低下
営業利益率は8.11%から6.25%に低下
- 人材競争
IT人材獲得競争が激化し、単価上昇や採用コスト増が圧迫
- 予想PER64.9倍、増収でも利益が伴わず修正リスク決算発表後影響強
時価総額114億円に対し純利益1億円。予想PER64.9倍は利益成長が前提で、下振れなら大幅調整
- 営業利益が2期連続3億円、増収増益が止まる通年影響中
2024/7期と2025/7期の営業利益が2期連続3億円。売上高は48億円に増えたが利益率改善なし
- 純利益1億円と前期から半減、最終減益が続く通年影響中
純利益は2023/7期2億円→2025/7期1億円と減少。利益水準が低く、業績変動で赤字転落も
- 外国人株主比率1.77%と低く需給が細る継続影響弱
外国人保有は1.77%と低く浮動株が少ない。売りが膨らむと時価総額114億円の割に下げが大きい
- 売上高成長率
- 成長持続性を確認するため
- 営業利益率
- 収益性悪化が続くか監視するため
- エンジニア数
- 供給力の維持・拡大を測るため
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ3,422人。区分でいちばん多いのは個人・その他で84.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が9.3%を占め、残る90.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年7月% | 2021年7月% | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 75.0 | 79.9 | 80.6 | 80.3 | 80.9 | 84.1 |
| 事業法人 | 9.2 | 9.5 | 9.3 | 10.0 | 10.1 | 9.3 |
| 証券会社 | 2.3 | 3.9 | 4.8 | 4.9 | 6.2 | 4.8 |
| 外国法人 | 3.7 | 2.1 | 3.0 | 1.5 | 1.4 | 1.7 |
| 金融機関 | 9.8 | 4.6 | 2.3 | 3.2 | 1.3 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 松原 裕樹 | 31.29 |
| 02 | 山田 剛史 | 29.30 |
| 03 | 株式会社メディアシーク | 7.85 |
| 04 | 小宮 健司 | 3.32 |
| 05 | 三菱UFJeスマート証券株式会社 | 1.82 |
| 06 | 前田 有幾 | 1.27 |
| 07 | 株式会社SBI証券 | 1.13 |
| 08 | 株式会社セレス | 0.89 |
| 09 | BNP PARIBAS FINANCIAL MARKETS(常任代理人BNPパリバ証券株式会社) | 0.78 |
| 10 | GMOクリック証券株式会社 | 0.59 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-07株式会社アポロ・キャピタル代表取締役社長 都木 聡変更報告9.50%
- 2026-07-21ブラックロック・ジャパン株式会社新規の大量保有報告0.87%-0.28pt
- 2026-07-01株式会社アポロ・キャピタル代表取締役社長 都木 聡新規の大量保有報告8.61%
- 2026-07-01山田 剛史新規の大量保有報告20.68%-8.61pt
- 2026-06-24山田 剛史変更報告29.29%-0.01pt
- 2026-06-19山田 剛史新規の大量保有報告29.29%-0.01pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で+63%、1株純資産は11期で+1762%。直近期のROEは5.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2015年7月 | 6 | 10 | 114.3 | — |
| 2016年7月 | 10 | 14 | 118.5 | — |
| 2017年7月 | 13 | 28 | 64.3 | — |
| 2018年7月 | 12 | 44 | 33.4 | — |
| 2019年7月 | 22 | 110 | 26.9 | 64.9 |
| 2020年7月 | 22 | 142 | 17.1 | 112.1 |
| 2021年7月 | 11 | 150 | 7.4 | 134.2 |
| 2022年7月 | 2 | 146 | 1.6 | 281.3 |
| 2023年7月 | 14 | 164 | 9.4 | 65.2 |
| 2024年7月 | 11 | 183 | 6.4 | 51.4 |
| 2025年7月 | 10 | 183 | 5.7 | 32.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
6名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は6名。2025/7期の役員報酬は総額71百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 松原裕樹 | 代表取締役グループCEO | 37 | 4,435,000 |
| 藤田貴弘 | 取締役 グループ管理統括 | 47 | — |
| 平文英徳 | 取締役 グループ事業統括 | 45 | 4,000 |
| 安藤伸次 | 取締役(常勤監査等委員) | 69 | — |
| 塚田英樹 | 取締役(監査等委員) | 54 | 1,000 |
| 萩生田彩 | 取締役(監査等委員) | 41 | — |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 53 | 53 | 11 |
| 社外取締役 | 6 | 18 | 18 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容7,133字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,406字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,380字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,981字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 半期報告書半期報告書-第13期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-16
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-29
- 半期報告書半期報告書-第12期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-30
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-15
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-26
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-14
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第2四半期(2022/11/01-2023/01/31)2023-03-17
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-27
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業