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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

CDS

CDS Co.,Ltd.2169 · Standard · サービス業

技術情報の編集・翻訳からFAロボット、ITシステムまで、製造業の製品開発プロセス全体を支える統合マネジメント企業。

概要

CDSは1980年に技術出版物専門会社として創業し、現在は技術情報ソリューション、FAロボットソリューション、デジタルソリューションの3事業を展開する。本社は愛知県岡崎市。連結売上高は約88億円(2025年12月期)、従業員714名。自動車業界を主要顧客とし、三菱自動車工業への売上依存度が32.4%にのぼる。グループは当社及び5つの子会社(国内4社、フランス1社)で構成される。

3事業で構成する「技術情報統合マネジメント」

当社グループは技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業の3セグメントで構成される。技術情報ソリューションは3D-CAD設計支援や取扱説明書の制作、多言語翻訳を担う。FAロボットソリューションはロボット・FAシステムの製造・販売、教育装置「Robo-Trainer」を手がける。デジタルソリューションはITインフラ構築やPLM・MBD関連のシステム開発を行う。各事業は相互補完し、顧客企業の製品開発から製造・販売・サービスまでの全工程を支援する。

グループ5社が担う専門機能

連結子会社は株式会社MCOR、株式会社バイナス、SAS SB Traduction(フランス)、株式会社東輪堂、株式会社PMCである。MCORはデジタルソリューション事業の中核で、CAD・CAE・PLMシステム開発を主軸とする。バイナスはFAロボットソリューション事業を担い、ロボットシステムの製造と制御ソフト開発を行う。SAS SB Traductionはフランスで多言語翻訳・ソフトウェアローカリゼーションを提供。東輪堂はIT関連機器の多言語マニュアル制作、PMCは取扱説明書やカタログ制作を担当する。

三菱自動車工業への依存と地域分散の課題

2025年12月期の総販売実績の32.4%を三菱自動車工業が占める。同社の業績低迷が当社グループの収益に直接影響を与え、2025年12月期は売上高8,827百万円(前期比15.9%減)、営業利益685百万円(同54.5%減)と大幅減収減益となった。地域別では愛知県岡崎市の本社のほか、名古屋・東京・大阪・広島・奈良・松本に支社・営業所を置き、フランスにも子会社を持つ。主要顧客の集中リスクを分散するため、自動車以外の産業機器・医療機器・情報機器・教育関連分野への拡大を進めている。

営業利益率10%を目標とする経営指標

当社グループは経営の重要指標として営業利益率を掲げ、継続的に10%を確保することを目標とする。2025年12月期の営業利益率は7.8%で、目標を下回った。セグメント別では技術情報ソリューション事業が24.1%と最も高いが、FAロボットソリューション事業は4.8%、デジタルソリューション事業は11.5%(算出:513百万円/4,454百万円)とばらつきがある。中期経営戦略では既存事業の強化と同時に、事業領域の拡充や営業活動の推進により収益性の改善を図る方針である。

業界の中での役割は製造業向け技術情報および生産ソリューションの総合サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
88億円
営業利益
7億円
営業利益率
8.0%
純利益
5億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
デジタルソリューション事業44億円50.0%5億円11.4%
技術情報ソリューション事業35億円39.8%8億円22.9%
FAロボットソリューション事業9億円10.2%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動車・産業機器主力

自動車・産業機器メーカーの製品開発工程において、3D-CAD設計支援、技術文書制作、FAロボットシステム導入、MBD/PLMシステム開発など、開発から生産まで幅広いソリューションを提供。顧客企業に技術者を常駐させ、業務請負や派遣契約で多面的に支援する。

主な製品・サービス5
3D-CAD設計支援
製品・設備の設計業務を請負い、技術者派遣も行う。
取扱説明書・マニュアル制作
製品の取扱説明書や業務マニュアルを制作する。
FAロボットシステム
製造工程向けのロボットシステムを開発・製造する。
MBDソリューション
モデルベース開発の受託設計や制御ソフト開発を行う。
PLMソリューション
PLMシステムの導入支援やカスタマイズを行う。

02医療機器・情報機器準主力

医療機器や情報機器メーカー向けに、技術文書の多言語翻訳やソフトウェアのローカリゼーション、マニュアル制作を提供。特に在外子会社を通じて、グローバル展開を支援する。

主な製品・サービス2
多言語翻訳
各種ドキュメントを世界各国の言語に翻訳する。
マニュアル制作
取扱説明書やカタログを制作する。

03教育関連・物流・食品・農水産物副次

教育機関向けにはFA関連の教育システムや教材を製造・販売。物流・食品・農水産物分野にはITシステム開発や業務改善ソリューションを提供する。

主な製品・サービス1
Robo-Trainer
ロボット実習装置。工業技術教育向けに製造・販売される。

製品と技術

3D-CAD設計と技術文書の一貫制作

技術情報ソリューション事業の中核は、3D-CADによる設計支援と技術文書の制作である。当社はMICRO CADAMや3D-CADシステムを駆使し、顧客の製品・設備設計を請け負う。同時に、設計データをもとに取扱説明書、サービス資料、教育用資料、販売促進用資料などを制作する。子会社PMCは各種マニュアルやカタログを、東輪堂は多言語マニュアルを担当。フランスのSAS SB Traductionはソフトウェアローカリゼーションを含む多言語翻訳を提供し、グローバルなドキュメント展開を支える。

FAロボットシステムと教育装置「Robo-Trainer」

FAロボットソリューション事業では、株式会社バイナスがロボット・FAシステムの製造、制御ソフトウェアの開発、FA関連教育システムの製造・販売を行う。主力製品の一つにロボット実習装置「Robo-Trainer」があり、工業技術教育向けに販売される。また、協働ロボットやAMR(自律走行搬送ロボット)のアプリケーション開発も手がける。2025年12月期の同事業売上高は949百万円で、学校向け大型案件の延期や設備投資抑制の影響を受けた。

PLM・MBDソリューションによるデジタルエンジニアリング支援

デジタルソリューション事業を担う株式会社MCORは、CAD、CAE、PDM、PLM、MBDなどのシステム開発を主軸とする。得意とするMBD(モデルベース開発)では、シミュレーションを活用した製品開発手法を顧客に提供。PLM(製品ライフサイクル管理)の導入支援・カスタマイズ・データ連携も行う。さらに、自動車・航空機メーカー向けにITインフラの企画・設計・構築・運用や組込みソフト開発も提供する。2025年12月期の売上高は4,454百万円で、全社売上の約半分を占める最大セグメントである。

主要顧客の新製品開発抑制が業績に影を落とす

2025年12月期、主要取引先である三菱自動車工業やその他の自動車関連企業で新製品開発の抑制・予算削減・スケジュール遅延が発生した。この影響で全セグメントが減収減益となり、連結売上高は前期比15.9%減の88億円、営業利益は同54.5%減の6.85億円に落ち込んだ。特にデジタルソリューション事業は売上高が20.3%減、FAロボットソリューション事業は33.6%減と大きく減少した。受注高も全社で前期比71.2%と低迷し、受注残高も同68.1%に減少している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がCDS

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
16044三機サービス124億円14.3倍
22428ウェルネット123億円11.1倍
36091ウエスコホールディングス122億円13.4倍
42130メンバーズ122億円9.6倍
52169CDS120億円38.7倍
61717明豊ファシリティワークス120億円11.9倍
79636きんえい118億円58.5倍
87378アシロ117億円13.5倍
96533Orchestra Holdings116億円160.4倍
102173博展116億円6.3倍
112162nms ホールディングス116億円33.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

技術出版物専業からスタートした1980年

1980年2月、愛知県岡崎市舞木町において資本金150万円で中央立体図株式会社を設立。創業時の事業は技術出版物の制作専業であった。1984年11月に同市山綱町へ本社を移転し、1985年4月には技術部を新設して専用工作機械の設計業務を開始、事業領域を設計分野へ拡大した。創業から5年で出版物制作から設計業務へと事業の幅を広げ、後の多角化の基礎を築いた。

CAD導入と支社展開で事業基盤を拡大した1980年代後半

1986年2月、写植業務のコンピュータ化を目的に電算写植システムを導入。同年7月には設計業務の効率化のため技術部にCAD(MICRO CADAM)を導入した。1988年8月には岡崎市舞木町に自社社屋を建設、本社を移転。1989年11月には愛知県春日井市に名古屋営業所を開設し、営業拠点を広げた。パソコンとCADの導入により、ドキュメントのデータ化と設計支援を融合させていく方向性が明確になった。

3DCG・電子出版・ISOで高度化した1990年代

1990年9月、広島県広島市に株式会社ティーピーエス広島支社を開設。1992年7月に電子出版業務を開始。1994年7月にはカラーマネージメントシステムを導入し、カラー印刷物の製版作業を効率化。1996年4月には3次元CG作成用の3D画像処理ワークステーションを導入、同年9月には奈良営業所を開設。1998年6月には設計データの三次元化を目的に3D-CADシステムを導入した。2000年10月には長野県松本市に松本支社を開設。2003年11月には本社・名古屋支社・松本支社でISO14001を取得し、環境マネジメントを強化した。

子会社化・合併でグループ体制を整備した2000年代半ば

2004年6月、資本関係の整理のため株式会社ティーピーエスを子会社化(出資比率100%)。2005年1月には同社を吸収合併し、組織効率化を図った。2005年4月には東京都港区に東京支社を開設。2005年12月には株式会社エムエムシーコンピュータリサーチ(後の株式会社MCOR)の株式を取得(出資比率100%)し、技術システム開発事業を開始した。2008年10月には株式会社バイナスを、同年12月にはフランスのSAS SB Traductionを子会社化。2010年8月には株式会社東輪堂、2011年7月には株式会社パイオニアメディアクリエイツ(後の株式会社PMC)を相次いで取得し、現在の5社体制が完成した。

上場と市場第一部指定で資金調達力を高めた2007〜2013年

2007年12月、大阪証券取引所ヘラクレス(現JASDAQ)に株式を上場。2010年10月にはJASDAQ市場に上場。2011年11月には名古屋証券取引所市場第二部、2012年9月には東京証券取引所市場第二部に上場。2013年1月には1株を200株に分割し、単元株制度を導入。同年11月には東京証券取引所市場第一部および名古屋証券取引所市場第一部に指定され、株式流動性と市場での信用を高めた。売上高は上場時の約81億円(2012年12月期)から2019年12月期には107億円まで成長した。

新工場建設と事業拡大を進めた2014年以降

2014年4月、愛知県稲沢市に株式会社バイナス工場を建設し操業開始。2017年5月には愛知県岡崎市に株式会社MCORの社屋を建設。2019年12月にはバイナス第2工場が竣工した。2020年9月には名古屋支社を名古屋市西区名駅一丁目に移転。2025年12月期の売上高は88億円と前年から減少したが、長期では増収基調にある。グループの拠点拡充と設備投資により、FAロボット事業の生産能力とデジタルソリューション事業の開発体制を強化してきた。

年表37件を開く

1980年代

  • 1980年2月創業愛知県岡崎市舞木町において資本金150万円で技術出版物専業会社として中央立体図株式会社を設立
  • 1984年11月愛知県岡崎市山綱町に本社所在地を移転
  • 1985年4月業務の領域拡大を目的として技術部を新設、専用工作機械設計業務を開始
  • 1986年2月写植業務のコンピュータ化によるドキュメント情報のデータ化、処理の高速化を目的として、電算写植システムを導入
  • 1986年7月設計業務のコンピュータ化を目的として技術部にCAD(MICRO CADAM)導入
  • 1988年8月愛知県岡崎市舞木町に社屋建設、本社所在地を移転
  • 1989年11月愛知県春日井市に名古屋営業所開設

1990年代

  • 1990年9月広島県広島市南区に株式会社ティーピーエス広島支社開設
  • 1992年7月電子出版業務を開始
  • 1994年7月カラー印刷物の製版作業をコンピュータ化することにより、製版作業を効率化することを目的として、カラーマネージメントシステムを導入
  • 1996年4月3次元CG(コンピュータ・グラフィクス)作成用に3D画像処理ワークステーションを導入
  • 1996年9月奈良県大和郡山市に株式会社ティーピーエス奈良営業所(2005年1月に奈良支社に名称変更)を開設
  • 1998年6月設計データの三次元化を目的として、3D―CADシステムを導入

2000年代

  • 2000年10月長野県松本市に松本支社を開設
  • 2001年5月商号変更名古屋市中村区に名古屋営業所を移転、名称を名古屋支社に変更
  • 2003年11月環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を本社、名古屋支社、松本支社で取得
  • 2004年3月環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を株式会社ティーピーエス本社、広島支社、奈良営業所で取得
  • 2004年6月M&A資本関係の整理のため、株式会社ティーピーエスを子会社化(出資比率100%)
  • 2005年1月M&A組織の効率的な運営のために株式会社ティーピーエスを吸収合併
  • 2005年4月東京都港区に東京支社を開設
  • 2005年12月商号変更株式会社エムエムシーコンピュータリサーチ(2006年1月に株式会社MCORに商号変更)の株式を取得(出資比率100%)し、技術システム開発事業を開始
  • 2007年12月上場大阪証券取引所ヘラクレスに株式を上場
  • 2008年3月大阪市北区堂島に関西支社開設
  • 2008年10月株式会社バイナスの株式を取得(出資比率100%)
  • 2008年12月SAS SB Traduction(フランス)の株式を取得(出資比率51%)

2010年代

  • 2010年7月SAS SB Traduction(フランス)の株式を追加取得(出資比率100%)
  • 2010年8月株式会社東輪堂の株式を取得(出資比率100%)
  • 2010年10月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併(2010年4月)に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
  • 2011年7月商号変更株式会社パイオニアメディアクリエイツ(2011年7月に株式会社PMCに商号変更)の株式を取得(出資比率100%)
  • 2011年11月上場名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2012年9月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2013年1月商号変更普通株式1株を200株に株式分割、単元株制度の導入により1単元の株式数を100株に変更
  • 2013年11月上場東京証券取引所市場第一部、名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 2014年4月愛知県稲沢市に株式会社バイナス工場を建設、操業開始
  • 2017年5月愛知県岡崎市に株式会社MCOR社屋建設
  • 2019年12月愛知県稲沢市に株式会社バイナス第2工場竣工

2020年代

  • 2020年9月名古屋市西区名駅一丁目に名古屋支社を移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は2つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益率10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中期経営戦略の遂行

    既存事業の継続的発展と経営体質強化と並行し、戦略的施策を推進。具体的には、持続性のあるグループ経営、技術情報ソリューション事業の領域拡充、FAロボットソリューション事業の営業推進、デジタルソリューション事業の領域拡充を進める。

  2. 02

    人材確保・育成

    有能な人材を安定的に確保するため、就業環境整備、新卒・経験者の採用、教育研修や資格取得支援によるスキルアップ、事業の中核人材の計画的な育成を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で714人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は512万円で、9期前と比べて+12.9%平均年齢は37.9歳、平均勤続年数は13.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月676
2017年12月666
2018年12月694
2019年12月45434.910.3712
2020年12月41834.810.4737
2021年12月44536.411.6707
2022年12月47137.812.9678
2023年12月48837.913.2693
2024年12月49837.913.3706212
2025年12月51237.913.671498

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 4 / 海外 1、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 愛知県岡崎市2,277百万円
管理部門、技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業
本社・岡崎システム部 — 愛知県岡崎市他214百万円
デジタルソリューション事業
本社・技術部 — 愛知県稲沢市46百万円
FAロボットソリューション事業
名古屋オフィス — 名古屋市西区35百万円
管理部門、技術情報ソリューション事業
本社・制作事業部 — 東京都港区18百万円
技術情報ソリューション事業
関西支社 — 大阪市北区17百万円
技術情報ソリューション事業
東京支社 — 東京都港区9百万円
技術情報ソリューション事業
広島オフィス — 広島市南区2百万円
技術情報ソリューション事業
松本オフィス — 長野県松本市2百万円
技術情報ソリューション事業
本社・制作部 — 東京都港区2百万円
技術情報ソリューション事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社MCOR
    愛知県岡崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社バイナス
    愛知県稲沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SAS SB Traduction
    Clermont Ferrand FRANCE · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社東輪堂
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社PMC
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は88億円営業利益7億円前期と比べると減収減益で、売上が-16.2%、利益が-53.3%。

売上高
-16.2%
88億円
営業利益
-53.3%
7億円
純利益
-54.5%
5億円
営業利益率
8.0%
前期比 -6.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高95億円88億円
営業利益10億円7億円
純利益7億円5億円
1株あたり配当¥74¥74

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は41億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−12.8%、営業利益は−60.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q27518.53
2023年2Q23313.02
2023年3Q24416.73
2023年4Q232
2024年1Q27518.53
2024年2Q2328.72
2024年4Q55814.56
2025年2Q47510.63
2025年4Q4124.92
2026年2Q4124.92

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は81億円から88億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は8.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所市場第二部に株式を上場
2012年12月81116
東京証券取引所市場第一部、名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場
2013年12月83104
愛知県稲沢市に株式会社バイナス工場を建設、操業開始
2014年12月8095
2015年12月8595
2016年12月83106
2017年12月85117
2018年12月92139
愛知県稲沢市に株式会社バイナス第2工場竣工
2019年12月1071610
2020年12月79107
2021年12月84138
2022年12月971610
2023年12月971510
2024年12月105151514.311
2025年12月88778.05

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高88億円のうち、営業利益として残るのは7億円8.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の5.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.6%63億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.5%18億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.0%7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.4pt
8.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.6pt
5.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.7pt
5.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが16億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は45億円で、売上の6.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月9−1−4812
2013年12月2−95−79
2014年12月11−4−5711
2015年12月5−4−1112
2016年12月11−4−5714
2017年12月1−30−213
2018年12月11−5−2617
2019年12月11−7−3418
2020年12月10−5−6518
2021年12月62−1825
2022年12月16−1−91531
2023年12月7−10638
2024年12月10−1−6941
2025年12月16−3−91345

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は106億円。このうち返さなくてよい自己資本が89億円で、自己資本比率は83.9%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月49321765.5
2013年12月56381867.9
2014年12月59411869.0
2015年12月62431969.9
2016年12月63471673.5
2017年12月69501972.7
2018年12月79562371.3
2019年12月89632670.7
2020年12月83661779.1
2021年12月94712375.3
2022年12月97772079.1
2023年12月108832577.0
2024年12月114892578.1
2025年12月106891783.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
46億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
67億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
17億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中29位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中515位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
83.9%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-16.2%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.3%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,728で、1年前と比べて+0.7%過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。

¥1,728-0.2%1ヶ月+0.8%1年+0.7%時価総額120億円
過去52週の値幅
安値¥1,700高値¥1,850

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)38.7倍
PER (会社予想)17.8倍
PBR1.33倍
配当利回り4.28%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/17終値1707円、前日比-0.12%。52週安値1700円に接近、サポートを試す展開。25日線(1713円)を下回り、75日線(1751円)も上値抵抗。週足では昨年来高値1850円から緩やかな下降トレンド。出来高は低調で方向感乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER 25.51倍は業界平均22.23倍を上回り、PBR 1.32倍も低いもののROE 5.1%と収益性は平均的。配当利回り4.33%は平均1.66%を大きく上回るが、2025/12期の減収減益予想が先行き懸念。割高感はあるが高配当が一部相殺している。

指標この会社業種平均
PER (実績)38.7倍23.4倍
PER (予想)17.8倍
PBR1.33倍3.51倍
ROE5.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2024年12月期は増収・高収益だったが、2025年12月期は売上高88億円、営業利益率7.95%と大幅減益予想。強気派は「人手不足を背景に派遣需要は堅調」「2024年実績の高い収益性が再現可能」とみる。弱気派は「2025年予想の急減速は競合や需要鈍化の兆候」「配当性向が高く減配リスク」を指摘。PER25倍台は業績悪化を織り込んでいない可能性。

プラスに働く材料7
  • 人手不足で派遣需要堅調

    物流・軽作業分野は慢性的な人手不足。

  • 高収益体質の実績

    2024年は営業利益率14.29%と高水準。

  • 配当利回り4.3%

    高配当が下支え要因となる可能性。

  • コスト削減計画の進展2026年Q2影響

    2025/12営業利益7億円から、固定費10%削減で2億円改善

  • 高配当利回りによる下支え継続影響

    配当利回り4.33%、株主還元姿勢がバリュエーション下支え

  • 新規顧客獲得による増収2026年Q4影響

    売上高88億円から数億円の増収で営業利益10億円回復

  • M&Aによる事業拡大不定影響

    時価総額118億円、負債なし、買収余力活用

マイナスに働く材料7
  • 2025年大幅減益予想

    営業利益率7.95%へ急低下、市場予想を下回る。

  • 競争激化による価格低下

    人材派遣業は参入障壁低く、価格競争に直面。

  • 減配リスク

    利益減少で配当維持が困難になる可能性。

  • 売上高減少トレンド継続2026年Q1影響

    2025/12売上高88億円、前年比16%減、さらに減少なら赤字転落

  • 主力顧客の契約終了2026年Q2影響

    特定顧客依存、大口契約喪失で売上高10%減

  • 業績悪化による配当減額2027年Q1影響

    利益減少で配当性向200%超、減配リスク

  • PER25倍の割高修正継続影響

    利益減少でPER上昇、成長鈍化でバリュエーション調整

次の決算で確かめる点
売上高成長率
2025年減収予想の進捗確認。
営業利益率
収益性悪化の度合いを測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり74で、前期から5.1%いまの株価に対する利回りは4.28%。

年間配当
¥74
1株あたり
配当利回り
4.28%
いまの株価に対して
配当性向
73.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月4063.1
2017年12月400.050.7
2018年12月4410.048.2
2019年12月5013.638.4
2020年12月5510.041.5
2021年12月561.847.4
2022年12月607.145.1
2023年12月6610.045.9
2024年12月7818.268.5
2025年12月74−5.173.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥74

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ10,659人。区分でいちばん多いのは個人・その他72.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.8%を占め、残る75.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他58.257.056.662.368.472.5
事業法人20.015.615.716.119.620.1
金融機関18.118.115.812.37.94.7
外国法人1.68.110.97.91.91.6
自己株式1.51.51.51.51.51.5
外国人個人0.60.60.60.60.70.7
証券会社1.40.60.40.81.50.4

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01しばざき株式会社13.00
02CDS従業員持株会7.22
03学校法人麻生塾2.89
04芝崎 雄太2.56
05株式会社あいち銀行2.02
06芝崎 基次1.76
07芝崎 恭子1.33
08芝崎 晶紀1.30
09一般財団法人操志会1.24
10伏見 眞1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−34%、1株純資産は14期で+161%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月10149922.07.941.9
2013年12月6656212.616.183.7
2014年12月7259712.313.648.3
2015年12月7863612.612.248.8
2016年12月8568212.911.663.1
2017年12月9874013.813.950.7
2018年12月12582216.09.848.2
2019年12月14692216.711.138.4
2020年12月10296610.812.941.5
2021年12月1221,03812.113.347.4
2022年12月1481,12813.612.345.1
2023年12月1461,21612.511.645.9
2024年12月1551,30512.311.768.5
2025年12月671,3045.127.173.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額228百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
芝崎晶紀代表取締役会長8190,200
芝崎雄太代表取締役社長 技術情報ソリューション事業本部長55192,726
中嶋國雄常務取締役 管理部門統括5989,867
高橋哲也取締役 経営企画室担当5417,394
太田晃取締役 デジタルソリューション事業本部長664,760
下間篤取締役 FAロボットソリューション事業本部長6042,799
伊藤善文取締役818,000
岩堀剛士取締役751,000
生田卓史取締役723,382
市川洋行常勤監査役598,524
埴岡登監査役751,000
福地和彦監査役72

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)819719725
社外取締役523235
監査役1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,905字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と株式会社MCOR、株式会社バイナス、SAS SB Traduction(フランス)、株式会社東輪堂、株式会社PMCにより構成され、技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業の3事業を営んでおります。グループ各社の得意分野を組み合わせることで相互に補完し、取引先企業におけるビジネスプロセスの全ての段階へのサポートを実現可能とする「技術情報統合マネジメント企業」として、自動車、産業機器、医療機器、情報機器、教育関連、物流、食品、農水産物等、幅広い業界へのサービス提供を行っております。なお、事業の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (技術情報ソリューション事業) 技術情報ソリューション事業は、当社とSAS SB Traduction、株式会社東輪堂、株式会社PMCで構成されており、3D-CADによる製品・設備等の設計支援ならびに技術情報をベースとしたコンサルティング、各種マニュアル・デジタルコンテンツ類の制作に付随する事業を行っております。 当社は、3D-CAD設計業務等の受託および技術者派遣を行っております。また、顧客企業の製品開発工程において制作された技術資料等を基に、業務マニュアルや製品の取扱説明書等の各種ドキュメントの制作を受託しております。 在外子会社のSAS SB Traductionは、フランスにおいて各種ドキュメントを世界各国の言語に展開するための多言語翻訳およびソフトウエアのローカリゼーションを行っております。 株式会社東輪堂は、IT関連機器および業務用機器の多言語マニュアル制作ならびに各種翻訳を行っております。 株式会社PMCは、製品の取扱説明書、各種マニュアルおよびカタログ等の制作を行っております。 (FAロボットソリューション事業) FAロボットソリューション事業は、株式会社バイナスで構成されており、ロボット・FAシステムの製造、制御ソフトウエアの開発、FA関連教育システムの製造・販売、教育支援サービス等に付随する事業を行っております。 株式会社バイナスは、様々な製造工程に対応したFAロボットシステムの開発を主軸に、ものづくりのプロセスにおける省人化を提案しております。また、各種制御の技術ノウハウとFA技術等の工業技術教育に携わってきた実績を活かして、ロボット実習装置「Robo-Trainer」を製造・販売しております。 (デジタルソリューション事業) デジタルソリューション事業は、株式会社MCORで構成されており、ITインフラの企画・設計・構築・運用、システムインテグレーション、ハードウエア保守、組込みソフトの開発等に付随する事業を行っております。 株式会社MCORは、CAD、CAE、BoM等のシステム開発を主軸に事業を展開しております。また、自動車・産業機器分野で培った技術であるMBDの各種受託制御設計、制御ソフト開発、MBD教育および自動車・航空機メーカー等における主要PLMシステムの導入支援・カスタマイズ・データ連携等にも力を入れております。 顧客企業のビジネスプロセスと当社グループの事業との関わりは次の事業系統図のとおりであります。 事業の名称   項目   内容 技術情報 ソリューション 事業   事業内容   3D-CADによる製品・設備等の設計支援ならびに技術情報をベースとしたコンサルティング、各種マニュアル・デジタルコンテンツ類の制作に付随する事業 技術 製品・サービス   コア技術   3D-CAD、CAE、テクニカルライティング、Web・eラーニングコンテンツ、CGアニメーション、動画コンテンツ、多言語翻訳等 主要製品・サービス   3D-CAD設計業務等の受託および技術者派遣、取扱説明書、各種サービス資料、教育用資料、販売促進用資料等 FAロボット ソリューション 事業   事業内容   ロボット・FAシステムの製造、制御ソフトウエアの開発、FA関連教育システムの製造・販売、教育支援サービス等に付随する事業 技術 製品・サービス   コア技術   先端ロボット・センシング技術、産業用ロボット・協働ロボット・AMRアプリケーション等 主要製品・サービス   ロボットシステム製造、FAエンジニアリング、メカトロ教材の製造・販売、教育支援サービス等 デジタル ソリューション 事業   事業内容   ITインフラの企画・設計・構築・運用、システムインテグレーション、ハードウエア保守、組込みソフトの開発等に付随する事業 技術 製品・サービス   コア技術   CAD、PDM、CAE、CAT、MBD、OA、BoM等 主要製品・サービス   MBDソリューション、PLMソリューション、ITインフラソリューション、システムインテグレーション、各種ITサービス、製品販売等 顧客企業の製品開発等の支援を行うにあたり、取引先と「業務請負契約」あるいは「派遣契約」を締結し、従業員や派遣対象者を顧客企業に常駐させるなどして、顧客企業における製品開発業務への多面的なサポート体制を敷いております。 派遣契約の場合は、雇用者(当社等)と派遣労働者との間に雇用関係はありますが、派遣労働者は派遣先である顧客企業の指揮命令により業務を遂行することとなります。 なお、契約を締結する際には顧客企業側のニーズ等を両社で協議し、契約形態を決定しております。 (注) 主な用語の定義は次のとおりです。 CAD(Computer Aided Design) :「コンピュータ支援設計」建築物や工業製品の設計にコンピュータを用いること。 CAE(Computer Aided Engineering) :工業製品の設計・開発工程を支援するコンピュータシステム。 AMR(Autonomous Mobile Robot) :「自律走行搬送ロボット」周囲の環境に合わせた最適な経路を自律的に判断して物品の搬送を行うロボット。 PDM(Product Data Management) :工業製品の開発工程において、設計・開発に関わる全ての情報を一元化して管理し、工程の効率化や期間の短縮をはかる情報システム。 CAT(Computer Aided Testing) :製品の検査や検査支援を行うシステム。 MBD(Model Based Development) :「モデルベース開発」コンピュータによるシミュレーションを積極的に取り入れた製品開発の手法。 BoM(Bill of Materials) :部品表のこと。製品がどの部・下位構成品・中間製品および原資材などから構成・製造されるかという関係を示した表やデータのこと。 PLM(Product Lifecycle Management) :「製品ライフサイクル管理」保守を含めた製品のライフサイクル全体を管理すること。
経営方針・対処すべき課題1,872字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 足下の経営環境は厳しさを増しておりますが、当社経営の基本方針である社是は確固たるものであります。 私達はグローバルな会社を目指します。 私達は最新のテクノロジーを持ち続けます。 社員の夢を実現します。 ものづくり企業を支援する当社の課題は、いつの時代・環境下においても、従業員のモチベーションを高めながら業績を維持し、世界に通用する技術力と人材を確保・育成していくことであります。 当社グループは、技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業を展開することで、IT技術を駆使した「ストレート・スルー・プロセシング」を可能とする「技術情報統合マネジメント企業」を目指しております。 当社は、技術情報ソリューション事業としてドキュメント・ソリューションの提供を行い、株式会社PMC(子会社)は、取扱説明書やメディアコンテンツの制作を、株式会社東輪堂(子会社)およびSAS SB Traduction(海外子会社)は、多言語翻訳やソフトウェアローカリゼーションを行っております。 FAロボットソリューション事業として、株式会社バイナス(子会社)は、各種制御技術、FA・ロボットなどを活用した生産設備の設計・製作、ならびにその技術を応用した各種教育用装置の製作・販売を行っております。 また、デジタルソリューション事業として、株式会社MCOR(子会社)が、ものづくり企業の基幹情報システムの構築・運用支援や各種解析、MBD・PLMソリューションの提供を行っております。 このようにグループ各社とも多種多様な特長と強みを持っており、それぞれの特色を活かすことでグループ内シナジーを創出し、顧客企業の製品開発から製造・販売・サービスまでのビジネスプロセスの各段階を、他社にはない付加価値を加え、トータルでサポートすることができる数少ない会社であると考えております。 以上の通り、当社グループは他社にないビジネスモデルの下で、世界に通用する技術力を養い、人材を集め育成することにより、どのような環境においても継続的な成長・発展が得られるものと確信しております。 (2)経営環境 今後の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の伸長が続き、景気は緩やかに回復していくことが期待されております。一方で、国際情勢の不安定さに伴う資源・エネルギー価格の高騰や為替の変動による物価上昇など、先行きの不透明さは依然として残る見通しです。 当社グループを取り巻く環境としましては、DX(デジタル・トランスフォーメーション)への取り組み、電気自動車の推進をはじめとする脱炭素への取り組み、生成AIの普及などを背景に、当社グループへの中長期的な需要は拡大するものと考えております。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 中期経営戦略の遂行 中期経営戦略として、既存事業の継続的な発展および経営体質の強化と並行して戦略的な施策を推進し、バランスの取れた企業構造を形成することを掲げております。 具体的には、 「持続性のあるグループ経営の推進」 「技術情報ソリューション事業における事業領域の拡充」 「FAロボットソリューション事業における営業活動の推進」 「デジタルソリューション事業における事業領域の拡充」 を進めてまいります。 ② 人材確保・育成 当社グループが継続的に事業を拡大するためには、有能な人材を安定的に確保することが不可欠と考えております。そのためには適宜就業環境整備などを行うことで安定的な人材確保に努めております。新卒者に加え経験者の採用も適宜実施し、獲得した人材に対しては、教育・研修のほか、各種資格取得支援などに努めスキルアップを図ることにより競争力を強化してまいります。また、技術が急速に進歩する中、事業の中核を担う人材の計画的な育成についてもグループ各社で推進するなど、人的資本に関する取り組みを中長期視点で進めてまいります。 (4)目標とする経営指標 当社グループは、営業利益率を経営の重要なマネジメント指標としております。具体的には、営業利益率10%を継続的に確保することで、成長を図ってまいります。
事業等のリスク3,902字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している事項には、以下のようなものがあります。 また、当社グループとして、必ずしも事業遂行上のリスクとは考えていない事項につきましても、投資者の投資判断上あるいは当社グループの事業を理解いただく上で重要であると考えられる事項については、投資者に対する情報開示の観点から開示をしております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において、当社グループが判断したものであります。 (1)当社グループを取り巻く事業環境について 当社グループの行っている技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業およびデジタルソリューション事業は、自動車、産業機器、情報機器の業界に属する企業を主要取引先としており、技術系資料等の作成、設計支援、各種産業設備・試験装置等の製作および技術系システムの開発等の業務を受託しております。 顧客企業のニーズの多様化・高度化に伴って、顧客企業が製品を開発していく工程において、アウトソーシングの重要度は増しております。その反面、企業間競争のグローバル化の進展に伴い、コスト削減、品質、納期などの顧客企業側の要請も厳しくなっております。とりわけ、情報機器をはじめ自動車、産業機器においては、業界内における競争環境は厳しく、かつ技術革新の早い分野でもあるため、製品のライフサイクルも短期化する傾向があります。 したがいまして同業他社との価格競争等の進展によって当社グループの競争力が低下した場合、あるいは顧客企業の製品の開発ニーズに対処し得るための支援体制が十分に整備できなかった場合、当社グループの期間損益等に影響を及ぼす可能性があります。 また、景気動向その他の理由により、顧客企業における事業等の撤退、製品の開発・発売計画の中止、延期等が行われた場合、当社グループの期間損益等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)特定の取引先への取引依存度について 主要取引先への売上依存度のうち、上位3社への売上依存度は、前連結会計年度が43.8%、当連結会計年度が39.1%でありました。 当社グループでは、技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業それぞれの特性ならびにシナジーを活かして、既存取引先との関係を維持しつつ、新規取引先の獲得にも注力していくことを継続的に行い、特定の取引先への依存度をより低減させていく方針であります。 (3)法的規制について 当社グループが行っている各事業は、顧客企業の製品開発等の支援を行うにあたり、顧客企業との間で「業務請負契約」あるいは「派遣契約」を締結いたします。当社グループでは、従業員あるいは派遣対象者を顧客企業に派遣・常駐させるなどして、顧客企業における製品開発業務へのサポート体制を敷いております。「業務請負契約」とするか「派遣契約」とするかは顧客企業側のニーズ等によって決まることとなります。 ① 業務請負契約 業務請負では、当社グループに属するそれぞれの会社(以下、「当社等」という。)と顧客企業との間の業務請負契約に基づき、請負った業務を遂行することとなります。派遣契約との違いは、労働者の業務遂行に係る指揮命令が雇用主(当社等)に帰属している点にあり、請負った業務成果に対して契約相手先より対価が支払われることとなります。 労働者派遣法に基づき派遣労働者を受け入れる企業では、使用者責任や労働安全上の義務を果たすための対策を講じる必要がありますが、こうした責任・義務を回避するため、契約形態を業務請負契約として、実質的には派遣対象者を派遣先企業の指揮命令下に置く、偽装請負の問題が社会的にも取り上げられています。 偽装請負は職業安定法や労働基準法に抵触するものであり、当社等が顧客企業と業務請負契約を締結する場合、当社等の従業員が顧客企業構内にて業務を行う必要が生じたとしても、必ず管理責任者を設置し、従業員への指揮命令を当該管理責任者が行うこととする体制にしております。また管理責任者からは定期的な業務報告を受けることとしており、当該問題に発展しないための対策を講じております。 しかしながら、顧客企業が行政当局より偽装請負の問題を指摘され、業務停止等の処分を受けることとなった場合、特定の取引先への取引依存度の高い当社等にとって、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 派遣契約 当連結会計年度において、派遣業務を行ったのは、当社、株式会社MCORおよび株式会社PMCの3社であります。 2015年9月30日に施行された「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律」により、特定労働者派遣事業(届出制)と一般労働者派遣事業(許可制)の区分が廃止される等の改正がなされました。 また、労働者派遣法および関係諸法令は、情勢の変化に伴って継続的に見直しが行われております。その結果、当社グループの事業にとって不利な改正であった場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4)契約不適合責任、製造物責任について 業務請負契約に基づく受注は、受託した業務の遂行と完成を約し、その成果に対して対価が支払われる契約形態となっているため、成果物に対する契約不適合責任や製造物責任等の責任問題が当社グループに及んだ場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)三菱自動車工業株式会社とのサービスレベル契約について 当社連結子会社の株式会社MCORは、三菱自動車工業株式会社の製品の開発に関わるシステム開発・運用管理に関する業務の受託に関して、三菱自動車工業株式会社との間で「ITアウトソーシングサービス契約」を締結しております。 本契約では年間の基本的業務発注量が取決められており、2026年3月31日までは、当該業務発注量に対して82.5%を下限とする業務の発注が同社より保証されております。契約期間を過ぎてからは、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループの三菱自動車工業株式会社への売上依存度は、前連結会計年度では36.9%、当連結会計年度では32.4%でありました。 (6)のれんの償却に伴う連結業績への影響 当社は2011年12月期に株式会社PMCの株式を取得しており、この株式の取得によって「のれん」が発生しております。 当社は今後も事業拡大を目的とした企業買収に取り組み、企業価値の向上を図っていくこととしております。こうした企業買収には多額の資金需要が発生する可能性があるほか、企業買収に伴って発生した「のれん」の償却により業績に影響を与える可能性もあります。 また、これらの買収が必ずしも当社グループの見込どおりに短期間で連結の収益に貢献するとは限らず、連結収益への貢献に時間を要してしまう可能性もあります。 更に、「のれん償却額」はその全額が税務上の損金として算入ができないため、税効果会計適用後における法人税等の負担率は高くなります。したがいまして、「のれん償却額」あるいは税効果会計適用後の法人税等の負担額を吸収し得るだけの収益が伴わなかった場合、業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)人材の確保・育成について 当社グループが行っている、技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業およびデジタルソリューション事業においては、事業を拡大するにあたって人材の確保、育成が不可欠であります。当社グループでは、成長戦略の実現に必要な人材の確保や育成を積極的に行っていく方針ですが、適確な人材の確保、社内教育等が計画どおりに進まない場合は、当社グループの事業運営等に影響を及ぼす可能性があります。 (8)情報管理について 当社グループの従業員や派遣社員は、顧客企業内において、あるいは顧客企業からの依頼において、製品の情報に触れる業務に携わるケースがあります。当社グループでは、情報管理について教育・指導などを通じて管理の強化に努めておりますが、予期せぬ事態によって、顧客や当社グループに関わる機密情報が外部に漏洩した場合、当社グループの信用力が失墜することによって、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (9)自然災害等について 地震等の自然災害や予期せぬ事故等の発生により、当社グループあるいは顧客企業の重要な設備が損壊する等の被害があった場合、感染症の流行等により、当社グループあるいは顧客企業での操業の縮小、停止等が起きた場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)会計制度・税制等について 会計制度または税制の予期せぬ新たな導入や変更等が行われた場合、当社グループの業績や財政状態が影響を受ける可能性があります。 また税務申告において税務当局との見解の相違が生じた場合にも、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11)物価の上昇について 燃料価格の大幅な上昇等から物価水準が上昇しております。これにより原材料費や光熱費をはじめとする諸経費、あるいは人件費が上昇し、それらをタイムリーに取引価格への転嫁ができなかった場合、当社グループの収益性を圧迫する可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,672字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概要 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の伸長、情報インフラ関係の需要の拡大等により、緩やかな回復基調となりました。しかしながら、アメリカの関税引き上げ政策、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、中東情勢の悪化、原油をはじめとする資源価格や原材料の高騰、中国景気の停滞、円安の継続等により、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループの主要な取引先が属する自動車市場では、生産台数が微増する一方で、アメリカの関税引き上げ政策による企業業績の悪化が懸念されております。当該政策による影響は、濃淡こそあるものの多くの企業が被っており、間接的に当社グループにも及んでおります。 このような状況のもと、当社グループは3つの事業(技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業)を展開し、自動車業界をはじめ産業機器、医療機器、情報機器、教育関連等様々な業界に向けてのサービスを提供してまいりました。また、各事業の連携と相互補完によって幅広いニーズに対応できる企業構造の形成に取り組んでおります。 当連結会計年度の業績は、主要な取引先の業績低迷の影響を受け、減収減益となりました。 具体的な業績の数値は、次のとおりであります。 売上高    8,827百万円 (前期比 15.9%減) 営業利益    685百万円 ( 同上 54.5%減) 経常利益    696百万円 ( 同上 53.7%減) 親会社株主に帰属する 当期純利益    456百万円 ( 同上 56.8%減) セグメントごとの業績は、次のとおりであります。(各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高または振替高を含みます。) (技術情報ソリューション事業) 主要な取引先での新製品開発抑制、予算削減、スケジュール遅延等の影響を受けたことにより、売上高3,503百万円(前期比0.8%減)、営業利益843百万円(前期比17.2%減)の減収減益となりました。 (FAロボットソリューション事業) 複数の学校向け大型案件が延期・見送りとなったこと、アメリカの関税引き上げ政策の影響で、製造業における設備投資が抑制傾向にあり、企業向け製品の受注が伸び悩んだこと等により、売上高949百万円(前期比33.6%減)、営業利益45百万円(前期比84.2%減)の減収減益となりました。 (デジタルソリューション事業) 主要な取引先での業績確保を目的とした投資抑制や経費削減の影響を受けたことにより、売上高4,454百万円(前期比20.3%減)、営業利益513百万円(前期比43.5%減)の減収減益となりました。 (2)生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 当社グループが行っている事業は、提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため省略しております。 ② 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 技術情報ソリューション事業   3,513,963   97.0   699,672   104.2 FAロボットソリューション事業   882,727   62.4   163,027   73.2 デジタルソリューション事業   3,437,090   57.6   1,256,259   56.6 合計   7,833,781   71.2   2,118,959   68.1 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 技術情報ソリューション事業   3,485,637   99.1 FAロボットソリューション事業   942,347   65.9 デジタルソリューション事業   4,399,253   79.3 合計   8,827,238   84.1 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主要な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 三菱自動車工業株式会社   3,874,829   36.9   2,863,478   32.4 (3)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態の分析 当連結会計年度末の総資産は10,600百万円であり、前連結会計年度末より785百万円減少しております。内訳は、流動資産が970百万円減少の7,332百万円、固定資産が185百万円増加の3,268百万円であります。 流動資産の変動の主な要因は、現金及び預金が441百万円増加した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が1,388百万円減少したこと等であります。また、固定資産の変動の主な要因は、投資その他の資産が138百万円(主に投資有価証券)、有形固定資産が70百万円(主に土地)増加したこと等であります。 負債は前連結会計年度末より779百万円減少し、1,708百万円となりました。内訳は流動負債が1,656百万円、固定負債が51百万円であり、流動負債は、前連結会計年度末より815百万円減少しております。流動負債の変動の主な要因は、支払手形及び買掛金が199百万円、短期借入金が330百万円、未払法人税等が234百万円減少したこと等であります。 当連結会計年度末の純資産は8,892百万円であり、前連結会計年度末より5百万円減少しております。純資産の変動の主な要因は、その他有価証券評価差額金が86百万円増加した一方で、利益剰余金が95百万円減少したこと等であります。 ② 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高の概況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の概要」に記載しております。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、前期比54.5%減の685百万円であり、営業利益率は7.8%(前期は14.4%)となりました。 セグメントごとの営業利益と営業利益率は次のとおりであります。 技術情報ソリューション事業 843百万円(前期比17.2%減)、24.1%(前期は28.9%)。 FAロボットソリューション事業 45百万円(前期比84.2%減)、4.8%(前期は20.2%)。 デジタルソリューション事業 513百万円(前期比43.5%減)、11.5%(前期は16.3%)。 営業利益率は連結、FAロボットソリューション事業において10%未満となり、目標未達となりました。 (経常利益) 営業外収益は、前連結会計年度より13百万円増加の26百万円、営業外費用は、前連結会計年度より1百万円増加の15百万円となっております。営業外費用増加の主な要因は、為替差損の増加であります。 当連結会計年度の経常利益は、前期比53.7%減の696百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、減収減益に伴い、前期比56.8%減の456百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度より387百万円増加し、4,462百万円となりました。 各活動におけるキャッシュ・フローの状況と、それらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により、1,578百万円(前期比587百万円増)の資金を獲得しました。これは、税金等調整前当期純利益の計上695百万円(前期比797百万円減)、売上債権の減少1,485百万円(前期は売上債権の増加438百万円)等の資金の増加があった一方で、仕入債務の減少200百万円(前期比91百万円増)、法人税等の支払額508百万円(前期比150百万円増)等の資金の減少があったことが主な要因であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動では、有形固定資産の取得による支出187百万円(前期比158百万円増)、無形固定資産の取得による支出28百万円(前期比39百万円減)、敷金の差入による支出41百万円(前期比40百万円増)があったこと等により、313百万円の資金を支出(前期比196百万円増)しました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動におきましては、短期借入金の減少330百万円(前期比230百万円増)、配当金の支払551百万円(前期比87百万円増)があった結果、881百万円の資金を要しました(前期比317百万円増)。 ④ 資金需要及び資金の財源についての分析 当社グループが行っている技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業のいずれの事業におきましても、役務提供型の業務がほとんどであるため、毎期多額の設備投資や研究開発投資が必要となる業態ではありません。資金需要は主として人件費支出や外注加工費等の運転資金であり、これらの資金は基本的に営業活動によって生じるキャッシュ・フローにより財源を確保しておりますが、資金不足が生じる場合には、金融機関から資金を借入れることとしております。 なお、運転資金の効率的な調達を行うことを目的として、当社および国内連結子会社は主要取引銀行5行との間で当座貸越契約を締結しております。当連結会計年度末において当座貸越契約の総額3,150百万円に対して270百万円の借入を実行しております。 ⑤ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは一定の仮定を置き合理的な基準に基づいて実施しておりますが、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。なお、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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