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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ウェルネット

WELLNET CORPORATION2428 · Standard · サービス業

請求書決済のインフラを握る決済代行会社。コンビニ約5万5千店を回収網に、後払い代金の収納代行で事業者と消費者を結ぶ。

概要

ウェルネットは決済・認証事業を中核とする企業である。1983年に石油ガス会社として設立され、1996年に決済代行専門会社へ転換した。コンビニエンスストアでの収納代行サービスを祖業とし、現在は電子マネー「支払秘書」や交通事業者向けDXソリューション「バスもり!」などを展開する。2025年6月期の売上高は約109億円、営業利益15億円、従業員131名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する(証券コード2428)。

マルチペイメントサービスが収益の軸

当社の主力事業はマルチペイメントサービスである。紙の請求書を使うビリングサービスと、電子的なE-ビリングで構成され、全国約55,200店舗のコンビニエンスストアで24時間決済が可能である。事業者は当社との契約のみで決済手段を利用でき、初期投資を抑えられる。手数料は固定制と従量制の組み合わせで、収入源は初期設定料、月額基本料金、決済手数料である。その他、銀行ATMやネットバンキングにも対応し、利用者に多様な支払い方法を提供する。

電子マネー「支払秘書」と送金サービス

スマートフォンアプリ「支払秘書」はサーバ型電子マネーであり、コンビニやATMに行かずにその場で支払いを完了できる。主に電気料金などの公共料金、通信料金、バス・鉄道、ECサイトで利用される。2022年9月にはファミリーマートでスマホバーコード決済「stanp」を開始した。また、送金サービスは銀行口座を持たない人でもコンビニで現金を受け取れる仕組みを提供する。企業向けにOEM供給型の電子マネーも準備中である。

交通DXソリューションの拡大

交通事業者向けDXソリューションとして、スマホアプリ「バスもり!」を提供する。1回券、回数券、定期券、フリー乗車券を電子化し、バス事業者の効率化と利用者の利便性を向上させる。基盤システム「アルタイルトリプルスター」は鉄道にも適用され、関西の「スルッとQRtto」や湘南モノレールで稼働している。2024年には鉄道QR改札システムが日本鉄道サイバネティクス協議会の技術賞・論文賞、日本鉄道技術協会の坂田記念賞優秀賞を受賞した。

北海道発、全国4拠点体制

本社は北海道札幌市中央区にあり、2021年から二本社制(東京・札幌)を導入している。東京本社は港区西新橋、西日本支店は大阪市北区に置き、2025年8月には九州営業所を福岡に開設した。北海道内の工業高等専門学校の学生向けに奨学金制度を運営し、2024年度までに累計1,025名に約1億1,100万円を支給した。また、自社オフィスはWELL認証プラチナを取得し、健康と生産性向上に配慮している。

業界の中での役割は決済代行サービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
101億円
営業利益
14億円
営業利益率
13.9%
純利益
11億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01決済サービス主力

事業者と消費者を結ぶ決済サービスを提供。紙の請求書を使うビリングサービスと、ペーパーレスのE-ビリングサービスがあり、コンビニ約55,200店舗で24時間365日決済可能。固定制と従量制の手数料で初期投資を低減する。

主な製品・サービス2
ビリングサービス
バーコード付き払込取扱票付請求書を発行し、コンビニや郵便局で代金回収を代行する。収納データは翌営業日(郵便局は2営業日後)に配信され、入金消込が自動化される。
E-ビリングサービス
請求書を郵送せず、支払用番号・バーコードを電送し、Kiosk端末・ATM・POS端末・クレジットカード・スマホ決済・電子マネー・ネットバンク等で決済できる仕組み。国内の航空会社・鉄道会社・バス事業者のチケット購入やネット通販で利用される。

02送金サービス準主力

事業者からコンシューマへの送金代行サービス。送金に必要な銀行情報(銀行・支店名・口座種別・口座番号・名義)の収集が不要で、受取人が自分で入力する。口座の実在確認後に送金するため組み戻しがなく、着金スピードが速い。銀行口座を持たない人はコンビニで現金受取も可能。

03電子マネーサービス副次

スマートフォンアプリ「支払秘書」を活用したサーバー型電子マネーサービス。コンビニや銀行ATMに行かずにその場で各種支払いを完了できる。電気料金等の公共料金や通信料金、バス・鉄道・ECサイトの支払いに利用される。

主な製品・サービス1
支払秘書
スマートフォンアプリで各種支払いを完了できるサーバー型電子マネーサービス。生活密着型のフィンテックサービスとして普及。

04交通系事業者向けDX副次

スマートフォンアプリ「バスもり!」により、バス事業者と利用者の双方の利便性を高める。利用者はアプリでバス便を予約・購入でき、事業者はチケット電子化で効率的な運用が可能。バス会社での実績が評価され鉄道会社にも提供を拡大。

主な製品・サービス1
バスもり!
スマートフォンアプリでバス便の予約・購入ができるサービス。チケットの電子化によりバス事業者の運用効率化も実現。

05その他その他

マルチペイメントサービスを特定の事業者向けにカスタマイズし運用まで提供。紙チケットの発券や電子チケットの認証、プリペイドカードのオンライン販売、検定試験や大学受験などの各種申込サービスも行う。

製品と技術

マルチペイメントサービス:紙と電子の決済基盤

マルチペイメントサービスは、ビリングサービスとE-ビリングサービスから成る。ビリングサービスはバーコード付払込取扱票を発行し、コンビニや郵便局で支払いを受け付ける。支払データは翌営業日(郵便局は2営業日後)に事業者へ配信され、入金消込が自動化される。E-ビリングサービスは請求書を電子化し、Kiosk端末、ATM、POSレジ、スマホバーコード決済「stanp」、ネットバンキングなど様々なチャネルで決済可能とする。事業者は当社と契約するだけで複数の収納機関と接続でき、開発コストを削減できる。

電子マネー「支払秘書」と送金サービス

「支払秘書」はスマートフォンアプリで動作するサーバ型電子マネーであり、コンビニや銀行に行かずに公共料金、通信費、交通費、EC代金を支払える。2022年からはファミリーマートでスマホバーコード決済「stanp」も開始し、利用者は着実に増加している。送金サービスは、事業者が送金金額と受取人の連絡先を当社サーバにセットするだけで、受取人が自身で口座情報を入力する仕組みである。口座の実在確認後に送金するため組み戻しがなく、銀行口座を持たない人はコンビニで現金を受け取れる。

交通DX「バスもり!」と「アルタイルトリプルスター」

「バスもり!」はバス事業者向けのスマホ電子チケットアプリであり、1回券、回数券、定期券、フリー乗車券を全て電子化する。基盤システム「アルタイルトリプルスター」は鉄道にも対応し、関西の「スルッとQRtto」として実装されたほか、湘南モノレール全駅やJR北海道でも採用されている。QRコードを活用した改札システムは2024年に日本鉄道サイバネティクス協議会の技術賞・論文賞、日本鉄道技術協会の坂田記念賞優秀賞を受賞した。また、会員管理サービス「ekaiin.com」や電子請求書保存サービス「しまえーる」も提供し、決済周辺領域を拡大している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

決済代行・収納代行で中堅

ウェルネットは決済代行サービスや収納代行サービスを提供する企業で、業界内では中堅の位置。同業には人材派遣のジンジブやITサービスのイシンなどがあるが、決済代行に特化している点が特徴。収納代行市場は競合が多いが、公共料金や通信料などの企業向けに強みを発揮。売上高は緩やかな成長を続け、営業利益率も向上しており、収益性は良好。

強み

  • 公共料金や通信費など毎月発生する収納代行が中心で、リピート率が高く安定。
  • 2024年6月期営業利益率11.88%、2025年6月期は13.76%に改善し収益性良好。
  • 顧客企業の基幹システムと連携するノウハウを持ち、導入後の離脱が少ない。
  • 2023年6月期94億円から2025年6月期109億円へと堅調な増収。

課題

  • 決済代行市場は新規参入が多く、競争激化により手数料低下の可能性。
  • 特定の大手企業への依存度が高く、取引先の変更リスクがある。
  • 主力の収納代行に偏り、成長分野への展開が限定的で事業リスク分散が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がウェルネット

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16030アドベンチャー126億円24.9倍
27097さくらさくプラス126億円16.2倍
39564FCE124億円17.8倍
44347ブロードメディア124億円15.0倍
56044三機サービス124億円14.3倍
62428ウェルネット123億円11.1倍
76091ウエスコホールディングス122億円13.4倍
82130メンバーズ122億円9.6倍
91717明豊ファシリティワークス120億円11.9倍
102169CDS120億円38.7倍
119636きんえい118億円58.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 84件

石油ガス会社として設立された1983年

1983年4月、札幌市白石区に西北石油ガス株式会社が設立された。目的は株式会社一髙たかはしの電算業務受託であり、ガス事業との直接的な関連は薄かった。1996年7月、事業内容を代金決済及び周辺事業に集中するため、商号を現在のウェルネット株式会社に変更した。翌1997年4月、請求書発行代行とコンビニ収納代行サービスを開始し、同年10月には「コンビニ収納代行システム」を開発完了、サービスを開始した。

コンビニ収納代行システムの認定と普及(1998〜2000年)

1998年4月、同システムは通商産業省から新規事業法に基づく事業に認定された。1999年7月には株式会社一髙たかはしが当社株式の50.2%を取得し、グループ傘下となる。2000年5月、マルチメディア端末を利用した「ペーパーレス&リアルタイム現金決済システム」をローソン全店で開始。同年7月には国内大手航空会社3社の航空券でキャッシュレスチケットサービスを始め、決済の幅を広げた。

決済網の拡大と上場(2001〜2005年)

2001年から2003年にかけて、高速バス、ファミリーマート、みずほ銀行ATM、サークルケイ・サンクスなど提携先を拡大。2002年にはプライバシーマークを取得し、情報管理体制を強化した。2004年12月、ジャスダック証券取引所に株式を上場。同年には二次元コードを利用した携帯電話チケットを日本武道館のコンサートで実用化し、2005年にはセブン-イレブンとの接続やプリペイドカード販売を開始した。

グループ再編と事業集中(2009〜2010年)

2009年6月、株式交換により株式会社一髙たかはしを完全子会社化した。しかし、2010年6月には同社(現株式会社いちたかガスワン)の全株式を株式会社サイサンに譲渡し、決済事業に経営資源を集中させた。これにより、石油ガス事業から完全に撤退し、決済・認証の単一事業体となった。2010年4月、大阪証券取引所JASDAQ(現東証JASDAQ)に上場した。

東証一部昇格と新サービス開始(2013〜2018年)

2013年7月、東証JASDAQに上場。2014年2月に東証二部、同年12月に東証一部へ市場変更した。2015年、北海道内4高専の学生を支援する奨学金を開始。2017年8月、スマートフォンアプリ「支払秘書」をリリースし、関西電力がファーストクライアントとなった。2018年には「バスもり!」の電子もぎり、スマホ回数券、定期券、フリー乗車券サービスを順次開始し、交通DXに本格参入した。

プライムからスタンダード選択、電子マネー協業(2023〜2025年)

2023年10月、東証の市場区分再選択によりプライム市場からスタンダード市場を選択した。2024年6月、スルッとKANSAI協議会のQRデジタル乗車券「スルッとQRtto」を提供開始。同年11月、日本通信株式会社と本人認証付き電子マネーの構築で協業を開始し、社会実装を目指す。2025年6月期の売上高は109億円、純利益11億円と過去最高を記録した。

年表84件を開く

1980年代

  • 1983年4月創業株式会社一髙たかはしの電算業務の受託を目的として札幌市白石区本通に西北石油ガス株式会社を設立

1990年代

  • 1996年7月商号変更事業内容を新規事業である代金決済及び代金決済周辺事業に集中し、合わせて商号をウェルネット株式会社に変更
  • 1997年4月請求書発行代行サービス及びコンビニ収納代行サービス業務を開始
  • 1997年10月「コンビニ収納代行システム」の開発完了、サービス開始
  • 1998年4月「コンビニ収納代行システム」で通商産業省(現経済産業省)より新規事業法に基づく事業に認定
  • 1998年9月東京都千代田区内神田に東京オフィス開設、営業部を東京オフィスに移転
  • 1999年3月マルチメディア端末を利用した「ペーパーレス&リアルタイム現金決済システム」で北海道より中小企業創造活動促進法に基づく事業に認定
  • 1999年7月株式会社一髙たかはしが当社株式50.2%を取得
  • 1999年10月本社を札幌市中央区大通西に移転

2000年代

  • 2000年5月マルチメディア端末を利用した「ペーパーレス&リアルタイム現金決済システム」開発完了、ローソン全店でサービス開始
  • 2000年6月24時間対応のマルチメディア端末サポートセンターを札幌市厚別区下野幌テクノパークに開設、24時間有人サポート体制確立
  • 2000年7月マルチメディア端末を利用した国内大手航空会社3社の航空券を対象とした「キャッシュレスチケットサービス」を開始
  • 2000年8月営業部を拡張し、東京都千代田区有楽町に東京オフィスを移転
  • 2001年3月マルチメディア端末を利用した「高速バスチケット代金収納代行&チケット発券サービス」を開始
  • 2001年4月「ペーパーレス&リアルタイム現金決済システム」をファミリーマートのマルチメディア端末に接続、サービス開始
  • 2002年1月システム業務の集約を図るため札幌市厚別区下野幌テクノパークに新社屋取得
  • 2002年4月個人情報保護水準(JIS Q 15001)をクリアし、一般財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)よりプライバシーマークの認定を取得
  • 2002年5月本社を札幌市厚別区下野幌テクノパークに移転
  • 2002年7月二次元コードを利用した携帯電話チケットを日本武道館の13,000人コンサートで実用化
  • 2003年1月「ペーパーレス&リアルタイム現金決済システム」をみずほ銀行ATMと接続し、決済地点を拡大
  • 2003年7月「ペーパーレス&リアルタイム現金決済システム」をサークルケイ、サンクスのPOSレジに接続し「オンライン決済」としてサービス開始
  • 2004年1月「マルチペイメントサービス」の決済方法をネットバンキングに拡大(注1)
  • 2004年4月二次元コード配信のASPサービス開始(注2)
  • 2004年5月二次元コードを利用した「ケータイチケット」(二次元コード認証サービス)を高速バスチケットとして実用化
  • 2004年12月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年2月「マルチペイメントサービス」をセブン-イレブンのインターネット決済と接続し、決済地点を拡大
  • 2005年10月オンライン発行によるプリペイドカード「PIN」(注3)の販売サービス開始
  • 2005年12月空港バスのチケットを携帯電話で予約、購入、乗車できる「95bus.com」サービスの開始
  • 2006年3月「マルチペイメントサービス」が株式会社三井住友銀行ATMと接続
  • 2006年4月「マルチペイメントサービス」が日本郵政公社(現株式会社ゆうちょ銀行)ATMと接続
  • 2006年6月「マルチペイメントサービス」がミニストップ(オンライン決済)に拡大
  • 2006年7月「マルチペイメントサービス」がデイリーヤマザキに拡大
  • 2006年12月「マルチペイメントサービス」が株式会社ジャパンネット銀行と接続
  • 2007年3月札幌本社にて、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/IEC27001:2005」及びその国内規格である「JIS Q 27001:2006」の認証を取得
  • 2009年1月「ネットDE受取サービス」を開始
  • 2009年3月営業部を拡張し、東京都千代田区内幸町に東京オフィスを移転
  • 2009年6月M&A株式交換により株式会社一髙たかはしを完全子会社化

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))市場に上場
  • 2010年6月連結子会社である株式会社一髙たかはし(現株式会社いちたかガスワン)の全株式を株式会社サイサンに譲渡
  • 2011年2月「マルチペイメントサービス」が株式会社じぶん銀行(現auじぶん銀行株式会社)と接続「マルチペイメントサービス」がスリーエフに拡大
  • 2011年4月「マルチペイメントサービス」が住信SBIネット銀行株式会社と接続
  • 2011年7月M&A公開買付けにより株式会社ナノ・メディアを子会社化
  • 2012年5月「マルチペイメントサービス」が株式会社三菱東京UFJ銀行(現株式会社三菱UFJ銀行)ATMと接続
  • 2012年6月イベントの受付・決済・発券・認証をワンストップで提供するサービス「SUPERSUB」の開始
  • 2012年7月「マルチペイメントサービス」の決済方法をiD、Suicaに拡大
  • 2013年5月M&A株式交換により株式会社ナノ・メディアを非子会社化
  • 2013年6月「マルチペイメントサービス」がセイコーマートに拡大
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2013年8月中期経営3か年計画発表
  • 2013年10月「コンビニ現金受取サービス」の開始
  • 2014年2月東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所第二部へ市場変更
  • 2014年12月東京証券取引所第二部から東京証券取引所第一部へ市場変更
  • 2015年6月北海道内4高専の学生を支援する「道新みらい君・ウェルネット奨学金」開始
  • 2016年6月新中期経営5か年計画発表
  • 2016年8月「バスもり!コンシェルジュ」サービス開始
  • 2017年6月「道新みらい君・ウェルネット奨学金」へ追加寄付
  • 2017年8月スマートフォンアプリ「支払秘書」リリース、ファーストクライアントとして関西電力が採用
  • 2017年9月監査等委員会設置会社に移行
  • 2018年1月「バスもり!」電子もぎりサービス開始
  • 2018年3月「バスもり!」スマホ回数券サービス開始
  • 2018年4月「バスもり!」スマホ定期券サービス開始
  • 2018年7月「バスもり!」フリー乗車券サービス開始
  • 2018年12月高速バスの予約サービス、アリペイで開始
  • 2019年2月「支払秘書」でJRグループ高速バス乗車券購入サービス開始

2020年代

  • 2020年2月函館市で北海道や交通事業者11社とMaaS実証実験開始
  • 2020年6月JR東日本の「えきねっと」にウェルネット決済を提供することを発表
  • 2020年7月本社を東京都港区虎ノ門に移転
  • 2021年2月会員管理サービス「ekaiin.com」のサービス開始
  • 2021年3月Amazon.co.jpに「支払秘書」の提供開始
  • 2021年6月決済代行事業者においてソニーペイメントサービス株式会社と業務提携
  • 2021年7月創業二本社制を導入し、北海道札幌市中央区に札幌本社を設立
  • 2021年10月仙台MaaSで「アルタイルトリプルスター」が採用
  • 2021年12月本店を東京都港区から札幌市中央区に移転
  • 2022年4月北海道の自動車税納付手段に「公金払王サービス」(クレジットカード決済)提供
  • 2022年5月道内14のバス会社からなる都市間高速バスネットワークに「ALTAIR」を提供
  • 2022年6月札幌市飲食店の未来応援クラウドファンディングでのekaiin.comクラウドファンディング機能提供
  • 2022年9月スマホバーコード決済「stanp」のファミリーマートへの提供
  • 2022年11月スルっとKANSAI協議会のQRコードを活用したデジタル乗車券の開発着手
  • 2023年4月東京本社を東京都港区西新橋に移転
  • 2023年6月西日本支店を大阪市北区鶴野町に開設
  • 2023年8月電子請求書発行&保存サービス「しまえーる」のサービス開始
  • 2023年10月東京証券取引所の市場区分の再選択により、東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場を選択
  • 2024年6月スルっとKANSAI協議会のQRコードを活用したデジタル乗車券「スルッとQRtto(クルット)」の提供開始
  • 2024年11月創業社会コストを引き下げる初めての「本人認証付き電子マネー」の構築で日本通信株式会社と協業を開始 ekaiin.com サービスが「ASPICクラウドアワード2024」ASPIC会長賞を受賞 湘南モノレール全駅でQRデジタルチケットによる乗車サービスを開始 当社開発の鉄道・バスのQR改札システムが日本鉄道サイバネティクス協議会主催の協議会表彰「技術賞」・「論文賞」を受賞 当社開発の鉄道・バスのQR改札システムが第17回日本鉄道技術協会坂田記念賞の優秀賞を受賞 一般財団法人ウェルネットスピードスケート振興財団を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年6月期まで11,500百万円
  • 営業利益2026年6月期まで1,680百万円
  • 経常利益2026年6月期まで1,700百万円
  • 当期純利益2026年6月期まで1,100百万円
  • 年間配当金2026年6月期まで29.50円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    電子マネー展開戦略の推進

    日本通信との協働で、汎用的な電子マネーと企業向けOEM供給型の2タイプを展開し、安心・安全なサービスを提供する。

  2. 02

    交通事業者向けIT化の強化

    スマホ電子チケットアプリやクラウドサービス「アルタイルトリプルスター」の提案営業を強化し、地方交通のDX化を促進する。

  3. 03

    決済・送金サービスの拡充

    非対面決済「マルチペイメントサービス・送金サービス」の機能拡充と、スマホバーコード決済「stanp」の他コンビニへの採用提案を積極的に行う。

  4. 04

    地域貢献活動の継続

    奨学金制度やウインタースポーツ振興、WELL認証取得オフィスによる従業員環境向上など、地域社会への貢献と企業価値向上を実践する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で131人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は541万円で、9期前と比べて+16.6%平均年齢は37.7歳、平均勤続年数は8.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月83
2017年6月103
2018年6月114
2019年6月46434.85.4118
2020年6月46234.85.6125
2021年6月45534.76.3129
2022年6月46535.06.9125
2023年6月49935.67.2127
2024年6月51236.77.9128938
2025年6月54137.78.21311,145

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
札幌本社 — 札幌市中央区4,116百万円
東京本社 — 東京都港区44百万円
西日本支店 — 大阪市北区5百万円
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験中止に伴う受験手数料返還業務(振込事務業務)(単価契約)
    情報処理推進機構 · 2020-05-29
    590万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は101億円営業利益14億円前期と比べると減収減益で、売上が-7.3%、利益が-6.7%。

売上高
-7.3%
101億円
営業利益
-6.7%
14億円
純利益
+0.0%
11億円
営業利益率
13.9%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高105億円101億円
営業利益15億円14億円
純利益12億円11億円
1株あたり配当¥30.5¥30.5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は50億円、営業利益は7億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−5.7%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2328.71
2023年4Q221
2024年1Q23313.02
2024年2Q26311.52
2024年3Q27311.12
2024年4Q25312.02
2025年2Q56814.36
2025年4Q53713.25
2026年2Q51713.75
2026年4Q50714.06

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は79億円から101億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は13.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月791113
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年6月69148
2014年6月76159
2015年6月89159
2016年6月1052014
2017年6月103129
2018年6月9875
2019年6月10054
2020年6月9485
二本社制を導入し、北海道札幌市中央区に札幌本社を設立
2021年6月8874
2022年6月9085
西日本支店を大阪市北区鶴野町に開設
2023年6月9496
社会コストを引き下げる初めての「本人認証付き電子マネー」の構築で日本通信株式会社と協業を開始 ekaiin.com サービスが「ASPICクラウドアワード2024」ASPIC会長賞を受賞 湘南モノレール全駅でQRデジタルチケットによる乗車サービスを開始 当社開発の鉄道・バスのQR改札システムが日本鉄道サイバネティクス協議会主催の協議会表彰「技術賞」・「論文賞」を受賞 当社開発の鉄道・バスのQR改札システムが第17回日本鉄道技術協会坂田記念賞の優秀賞を受賞 一般財団法人ウェルネットスピードスケート振興財団を設立
2024年6月101121211.98
2025年6月109151713.811
2026年6月101141513.911

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高101億円のうち、営業利益として残るのは14億円13.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の10.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金86.1%87億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.9%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+6.3pt
13.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.8pt
10.9%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが24億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは16億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は175億円で、売上の19.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月1613−229142
2013年6月42−2−240156
2014年6月22−13−89157
2015年6月−7−8−9−15133
2016年6月262−1128150
2017年6月23−13−610153
2018年6月−400−14−40100
2019年6月32−5−827118
2020年6月−18−12−2−3086
2021年6月26−18108104
2022年6月33−3−430130
2023年6月113−414141
2024年6月263−429167
2025年6月24−8−716175

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は293億円。このうち返さなくてよい自己資本が89億円で、自己資本比率は29.9%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月1949210241.9
2013年6月2048012439.2
2014年6月2148213238.2
2015年6月1978211541.6
2016年6月2118512640.0
2017年6月2258813738.7
2018年6月168798946.5
2019年6月1907411638.8
2020年6月2017013134.6
2021年6月2137214133.4
2022年6月2367416231.1
2023年6月2497817131.1
2024年6月2718418830.5
2025年6月2938920429.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳単体ベース
現金及び預金
175億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
53億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
204億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中75位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中490位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.9%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-7.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥632で、1年前と比べて-13.4%過去52週の値幅のなかでは21%の位置にある。

¥632-0.8%1ヶ月-0.8%1年-13.4%時価総額123億円
過去52週の値幅
安値¥595高値¥769

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.1倍
PER (会社予想)10.4倍
PBR1.29倍
配当利回り4.83%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+6.4%上昇。25日線(620.9円)を+2.3%上回るが、75日線(614.7円)は上回る一方、200日線(629.6円)を下回る。52週高値797円からは20%下落、安値595円からは6.7%上。出来高は横ばいで、方向感は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERが11.8倍と同業平均22.3倍を大幅に下回り割安。PBR1.34倍も平均3.09倍を下回る。ROE12.6%は平均並みだが、配当利回り4.57%は平均2.77%を上回り高水準。配当性向50.5%は健全。売上・利益が堅調に増加しており、成長と株主還元のバランスが良い。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.1倍23.4倍
PER (予想)10.4倍
PBR1.29倍3.51倍
ROE12.6%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

収納代行市場は成熟しつつあるが、キャッシュレス化の流れで紙ベースの収納が減少するリスクと、新たな電子収納ニーズを取り込めるかが焦点。強気派は、既存の大口顧客との関係が強固で、付加価値サービス(BPO等)のクロスセルで成長可能と見る。弱気派は、市場縮小トレンドの中で、同社の手数料収入の伸びが鈍化し、新しい決済手法への対応遅れが懸念されると指摘。

プラスに働く材料7
  • 安定した収益基盤

    大口顧客との長期契約が収益を下支え。

  • BPOサービスの拡大

    コールセンター等の業務受託が成長ドライブに。

  • 高い営業利益率

    2025/6期見込み13.8%と高収益構造。

  • 売上高の安定成長通年影響

    売上高94→101→109億円と拡大

  • 営業利益の増益通年影響

    営業利益12→15億円と増加

  • 高配当利回り継続影響

    配当利回り4.57%と高い

  • 低PERによる割安感現状影響

    PER11.8倍と割安水準

マイナスに働く材料7
  • 収納代行市場の縮小

    キャッシュレス決済浸透で紙収納の需要減少。

  • 新決済手法への対応遅れ

    大手競合と比べて電子決済分野の投資が不十分。

  • 顧客集中リスク

    特定大手顧客への依存度が高い可能性。

  • 小型株による流動性リスク継続影響

    時価総額123億円と小型

  • 営業利益率の高止まりリスク通年影響

    営業利益率13.76%と高水準で伸び代限定的

  • 売上高の伸び鈍化懸念2025/6期影響

    売上高成長率8%とやや鈍化

  • 外国人保有比率の低さ継続影響

    外国人保有10.77%と低め

次の決算で確かめる点
収納取扱高
基幹事業の成長性を示す。
BPO売上高
新たな収益源の伸びを測る。
営業利益率
収益性とコスト管理の指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30.5で、前期から+30.9%いまの株価に対する利回りは4.83%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥30.5
1株あたり
配当利回り
4.83%
いまの株価に対して
配当性向
50.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月50107.9
2018年6月500.0190.0
2019年6月500.0249.8
2020年6月13−73.750.0
2021年6月1517.673.9
2022年6月14−8.750.0
2023年6月1719.250.0
2024年6月2231.550.0
2025年6月2930.950.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30.5

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ13,883人。区分でいちばん多いのは個人・その他65.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.3%を占め、残る79.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他57.557.364.365.765.5
外国法人1.01.83.64.610.6
金融機関26.227.118.714.510.4
事業法人11.011.310.811.99.9
証券会社4.12.32.33.03.4
自己株式3.13.02.82.72.63.1
外国人個人0.20.20.20.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社三井住友銀行4.74
02東京中小企業投資育成株式会社3.16
03宮澤 一洋2.80
04株式会社マーブル2.73
05杉山 公敏1.86
06渡辺 佳昭1.77
07日本生命保険相互会社1.75
08上田八木短資株式会社1.65
09高橋 雅行1.62
10株式会社北洋銀行1.54

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−57%、1株純資産は14期で−42%。直近期のROEは12.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月13381017.85.827.5
2013年6月383979.811.033.1
2014年6月4641911.318.850.7
2015年6月4842811.530.251.7
2016年6月7245316.326.855.6
2017年6月4646010.229.9107.9
2018年6月264216.041.5190.0
2019年6月203924.945.4249.8
2020年6月263696.926.550.0
2021年6月213775.625.273.9
2022年6月283907.416.550.0
2023年6月344108.417.950.0
2024年6月4443810.315.050.0
2025年6月5846712.612.450.5
2026年6月57

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/6期の役員報酬は総額92百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
宮澤一洋代表取締役執行役員社長66
加藤達也取締役執行役員 本社営業部長61
吉元啓介取締役執行役員 西日本支店長 兼本社社長室長63
東原幸生取締役執行役員 管理部長67
中條洋次取締役執行役員 サービス開発部長62
花澤隆取締役(監査等委員)75
浦田祥範取締役(監査等委員)65
山本・ティレル・由美取締役(監査等委員)56
岸邦宏55
浦田洋66

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)53724167615
社外取締役4133164

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,540字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、事業者と消費者を結ぶ決済サービスの提供を中心とした決済・認証事業を行っております。 当社の事業内容は次のとおりであります。なお、当社は単一セグメントであるため、サービス別に記載しております。 マルチペイメントサービス マルチペイメントサービスは、請求書・払込取扱票など紙を使って代金請求及び回収を行うビリングサービス、請求書・払込取扱票など紙を使わず代金回収を行うE-ビリングサービス等から構成されております。マルチペイメントサービスは、当社と提携しているコンビニエンスストア(以下「コンビニ」という。)において24時間365日の決済が可能であり(注1)、必要なソフトウエアは当社より無償使用許諾いたしますので、事業者はシステム開発に係る経費と時間を大幅に軽減できます。また、当社が頂く手数料は固定制と従量制で構成されておりますので、事業者の初期投資の低減を実現しています。 当社が受取る手数料は、初期設定料、月額基本料金、決済毎の手数料などで構成されます。 ①ビリングサービス 当社のバーコード付払込取扱票付請求書を発行するシステムと当社が契約するコンビニなどの請求代金回収経路(注2)を通じて、売掛金の回収業務を代行するサービスであります。発行は当社クラウド上で事業者自身または当社が行い、支払者はコンビニまたは郵便局で支払います。なお、収納データは支払いがあった翌営業日(郵便局からの振込は2営業日後)に配信され、入金消込処理が自動化されます。現在、通信販売をはじめ燃料代金・各種会費等の主として後払い代金収納に利用いただいております。当社はこのサービス利用事業者に対してシームレスにペーパーレスへ移行できるサービスを提供しております。 ②E-ビリングサービス ビリングサービスと異なり、支払に必要な請求書の作成・郵送を行うことなく、支払用の番号・バーコードなどをお客様に電送で届けし、Kiosk端末・ATM・POS端末・クレジットカード・ファミリーマートでサービスインしたスマホバーコード決済「stanp」・電子マネー・ネットバンク等、お客様の好む支払方法で決済できるしくみです。2017年8月より、決済手段に「支払秘書」アプリの支払もできるようになりました。これらのサービスは、国内のほとんどの航空会社の航空券や鉄道会社、100社以上のバス事業者が販売するチケットの購入、ネット通販などさまざまな決済に利用されておりますが、事業者は個々の収納機関(コンビニ、銀行等)との接続開発・契約を個別に行う必要がなく、当社との契約のみでさまざまな決済手段をお客様に提供できます。決済情報は当社のコンピューターを介してリアルタイムに事業者に伝えられますので、請求書や払込票を作成、送付する手間とコストが掛からず、即時に支払いを確認することができます。 送金サービス 事業者からコンシューマへの送金代行を行うサービスです。このサービスを利用すると従来送金に必要だった情報(銀行・支店名・預金口座種別・口座番号・指名)などを収集する必要がなくなります。具体的には送金事業者は送金金額とコンシューマの送信先をウェルネットサーバーにセットするだけで、送金に必要な情報は受取人自身が入力します。その際、入力された口座の実在確認後に送金を行うため、組み戻しがないこと、着金スピードの速さが大きな特徴です。また、銀行口座を持たない人はコンビニで現金を受け取ることもできます。 電子マネーサービス スマートフォンアプリ「支払秘書」を活用することで、コンビニや銀行ATMへ行く必要がなく、その場で各種支払いを完了させることができるサーバー型電子マネーサービスです。生活密着型のフィンテックサービスとして普及しており、主に電気料金等の公共料金や通信料金、バスや鉄道、ECサイト等の支払いに利用ができます。 交通系事業者向DX化ソリューション スマートフォンアプリ「バスもり!」は、バス事業者・利用者双方の利便性を飛躍的に高めることができる革新的なサービスです。バス利用者は、安心・確実にいつでもどこでもスマホアプリひとつでバス便を予約・購入でき、バス事業者も、チケットの電子化による効率的な運用を行うことができます。また、バス会社での実績を評価され、鉄道会社への提供も拡大しています。 その他サービス 当社が提供するマルチペイメントサービスを特定の事業者向けにカスタマイズし、運用まで含めたサービス提供を行っております。また、マルチペイメントサービスと連係し、紙のチケットの発券のほか、スマートフォンなどに表示する二次元コードなどの電子チケットを認証するソリューションを提供しています。その他、コンビニの店舗に設置されているPOSレジ・KIOSK端末と当社サーバー間のネットワークを利用し、プリペイドカードをオンラインで販売するサービス、検定試験や大学受験などの各種申込を行うサービスを行っています。 (注)1.払込場所と時間について 払込票を使った払込みは、当社が提携している主要コンビニチェーンが展開する全国の約55,200店舗(2025年6月時点)で、そのほとんどが24時間365日営業しております。郵便局または銀行での払込みは、営業時間内となります。 マルチペイメントサービスによるペーパーレス決済についても、KIOSK端末設置済またはタッチパネル付きPOSレジが導入されている主要コンビニで24時間365日ご利用頂けます。ATMでも稼働時間内であればご利用いただけます。 2.請求代金回収経路について 当社が行う請求代金の回収は、直接当社名義の金融機関口座を払込指定先とする方法と、当社が提携するコンビニ店舗を払込場所とする方法があります。このうちコンビニ店舗に払い込まれた回収代金については、所定の期日に取り扱いを行ったコンビニ本部から当社の金融機関口座へ送金されます。その後、当社の金融機関口座に集まった回収代行代金は、所定の期日に事業者の指定する金融機関口座へ送金いたします。 [事業系統図] 上記の事業の内容の事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,942字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 2026年6月期の基本方針・戦略 当社は、今後5年間(2025年7月~2030年6月)の経営計画として「『Think Wild.』~ 新規サービスを北海道から生み出し、日本のDX化けん引企業に~」を策定いたしました。 それに従い、現在提供しているサービスの収益最大化と、電子マネー・認証関連の新規事業育成に注力してまいります。 A.電子マネー展開戦略 日本通信株式会社との協働で安心・安全に進化した当社の電子マネーは、汎用的に使える電子マネーと、企業が自社の顧客向けに開発するアプリケーションなどに組み込める「OEM供給型」の2タイプの展開戦略を推進します。 B.交通事業者向けIT化プロジェクトの積極推進 スマホ電子チケットアプリ「バスもり!」及び「アルタイルトリプルスター」においては、1回券、回数券、定期券、フリーパス、企画券など電子化券種を拡大しております。今後ローカル型からサーバ型認証へと大きく転換する中で、従来投資が困難であった地方などにおいても交通関係のDX化が拡大すると考えており、当社のオールインワンの交通事業者向けクラウドサービス「アルタイルトリプルスター」の利用率拡大のための提案営業をさらに強化してまいります。 C.「マルチペイメントサービス」「送金サービス」拡充 非対面決済「マルチペイメントサービス・送金サービス」は引き続き伸長するポテンシャルがあると見込んでおり、今後も事業者・コンシューマ双方の利便性向上に資する決済機能の拡充を目指します。 また、2022年9月にファミリーマートでサービスインしたスマホバーコード決済「stanp」の利用者は着実に増加しており、他のコンビニでの採用を積極的に提案しております。 D.地域貢献活動 当社が推進する「IT利活用・DX化」自体が地球環境保全に資するものと認識しております。 また、地域社会への貢献として、北海道の工業高等専門学校に通う経済面で苦労する学生向けに設立した“ウェルネット奨学金”により多くの学生を支援しております。2024年度までの累計で1,025名に対して約1億1,100万円の奨学金を支給しており、経済的困窮による退学者0に直接的に貢献しております。本活動は今後も継続します。 さらに、地元北海道のウインタースポーツ振興に寄与するため、北海道オール・オリンピアンズが推進する「スクラム」構想へ参画、当社社員アスリートである山田将矢選手、山田和哉選手兄弟に新たな若手有望選手である山本悠乃選手及び蟻戸一永選手を加えてオリンピック等世界の舞台での活躍を支援するとともに、当社サービスプラットホーム「ekaiin.com」も有効活用し、ITによるスポーツ振興を促進してまいります。 また、米国で始まったビルやオフィスなどの空間を健康の視点で評価・認証する「WELL認証」最高ランク「プラチナ」認定を受けている当社本社社屋は、創意と工夫を凝らしたオフィスを表彰する「第36回日経ニューオフィス賞」も受賞、人的資本である従業員に最高レベルの労働環境を提供することで生産性向上や働き方改革など企業価値の向上を実践しております。 E.業績予想と株主還元 2026年6月期の業績につきましては、高付加価値提供サービスの普及拡大に力を入れる方針を継続し、次のとおり予想しております。 (金額単位:百万円) 中間期           通期 24/12期 実績   25/12期 予想   前期差   25/6期 実績   26/6期 予想   前期差 売上高   5,599   5,300   △299   10,918   11,500   582 営業利益   816   670   △146   1,502   1,680   178 経常利益   819   680   △139   1,664   1,700   36 当期(中間)純利益   563   440   △123   1,077   1,100   23 2025年6月期の期末配当につきましては、株主様への利益配分の基本方針(配当性向50%以上)に基づき、1株当たり29.00円といたしました。 また、2026年6月期の配当につきましては、以下の新たな株主様への利益配分の基本方針により、1株当たり中間配当金:12.00円、期末配当金:17.50円、年間配当金:29.50円を予想しております。 (年間配当金) DOE(株主資本配当率)5%を下限として導入し、配当性向50%以上の配当を継続 (中間配当金) 2025年12月中間期からDOE 2.5%を下限として実施。
事業等のリスク3,354字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下については、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。 また、当社として必ずしも特に重要なリスクとは考えていない事項についても投資判断の上で、あるいは当社の事業活動を理解する上で重要と考えられる事項について、株主及び投資家の皆様に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の予防及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は、以下の記載事項及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行う必要があります。また、以下の記載は本株式への投資に関連するすべてのリスクを網羅したものではありませんのでご留意ください。 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末(2025年6月30日)現在において当社が判断したものであり、現時点で予測できない下記以外の事象の発生により、当社の経営成績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。 (1)法令による規制について 当社の決済代行事業については、「割賦販売法」の施行に伴い、加盟店に対する管理の強化等が実施される規制の中で事業を行っております。また、当社の送金サービス、支払秘書サービス等については、「資金決済に関する法律」及び「犯罪による収益の移転防止に関する法律」の施行、並びに金融庁による「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」の策定に伴い、取引に対する運用・管理の強化が要求されている中で事業を行っております。今後これらの法令等が改正された場合は、その内容によっては当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)収納代行預り金について 当社のマルチペイメントサービスでは、当社が事業者に代わり収納した代金を、分別管理された当社名義の預貯金口座に一時保管した後、所定の期日に事業者に送金する仕組みとなっております。収納代行により当社が一時保管する代金につきましては、貸借対照表上「現金及び預金」(資産)及び「収納代行預り金」(負債)として両建計上しております。 なお、当該収納代行代金につきましては、事業者財産保護のために金融機関の決済性預貯金口座において当社自身の決済用資金と分別管理し、また貸倒リスク軽減のために契約に基づき事業者に送金する際に手数料(当社売上)を相殺するスキームを主としておりますが、ペイオフ等に関する金融行政の方針が変更され、当該口座が預金保護の対象とならなくなった場合、収納代行代金の保管方法の変更や、当社売掛金の回収方法変更等により当社の事業運営や業績に影響が生じる可能性があります。 (3)コンビニ業界のインフラへの依存について マルチペイメントサービスのうちコンビニ決済におきましては、コンビニのKIOSK端末などが前提となります。コンビニ各社が同時期に端末自体の変更などのサービス提供方法の変更を行った場合、これに対応するコストが当社側に発生するなど、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (4)システムトラブル及び事務リスクについて 当社においてシステム停止は重大な問題となるため、当社はサーバ設備及び通信回線の冗長化などによるシステム停止への対応や保守要員の24時間常駐化などの対策を講じております。しかしながら、このような体制による管理にもかかわらず、自然災害や事故など不測の事態が起こった場合、予測できない外部からのシステムへの侵入・コンピューターウィルス・サイバー攻撃等による不正行為が生じた場合、当社のシステムの機能低下、誤作動、故障などの事態を招くなどによって、当社の業績に影響を与える可能性があります。また、当社の業務は収納金等の金銭を扱う重要な業務であることから、事務リスクを回避するよう、その管理は厳格に行われております。しかしながら、このような厳格な管理体制にもかかわらず、当社の信頼を損なうことなどによって、損害賠償請求や障害事後対応により営業活動に支障をきたし、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (5)外部環境について ① 決済サービス市場におけるパラダイムシフト キャッシュレス化の進展が予見される中、当社はそれに先駆けて対応するスキーム開発を行っておりますが、当社の予見を超えるイノベーション等による新規決済スキーム出現によるパラダイムシフトなどが発生する場合、当社業績に影響を与える可能性があります。 ② 新規事業の創出・育成に係る投資について 新規事業に積極的に投資をしておりますが、当社の計画通りに進捗せず十分な投資効果が得られないときは、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 特定取引先への依存について 当社は継続的に新規取引先の拡充に努めてきておりますが、現行の大口取引先向けの売上高減少などが発生する場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 知的財産権について 当社は、第三者の知的財産権を侵害することのないように、社内管理体制を強化しておりますが、当社の事業分野における知的財産権の状況を、適時、完全に把握することは困難であるため、当社が第三者の知的財産権を侵害し、損害賠償請求または差し止め請求を受ける可能性があります。 (6)個人情報の管理について 当社は各種業務を行うに際し、顧客の個人情報を保有することがあり、今後もサービス拡大に伴い当社が取り扱う個人情報は増加することが予想されます。当社はこれら個人情報の取り扱いについてはプライバシーマーク及び情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS・札幌本社)を取得し、これに準じて社内管理体制を整備し、情報管理への意識を高めております。 これらの対策により個人情報が漏洩する可能性は極めて低いと考えておりますが、今後何らかの原因により重要な情報の外部流出が発生した場合には、損害賠償請求を受けるとともに、社会的信用が失墜することなどにより、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (7)不正対策、セキュリティ対応コストについて 「支払秘書」サービスは、電子マネー関連金融サービスであるため、不正対策が極めて重要となっております。不正対策として、マイナンバーカードを用いた証明書の発行及び電子証明書でのログイン機能の実装を行っておりますが、引き続き新たなセキュリティ対応が必要となった場合は当社業績に影響を与える可能性があります。 当社は生体認証、リアルタイムモニタリングなどサーバ側のセキュリティ対策を進めてきておりますが、今後も継続的に対応が必要になるものと考えております。また、外部からの攻撃に対しては外部機関にストレステストを依頼するとともに、情報セキュリティ専門家とコンサルティング契約を締結しております。これらセキュリティ対応コストが当社業績に影響を与える可能性があります。 (8)革新的技術の出現について 当社が提供するサービスは、技術革新のスピードが非常に速く、従来とは違う全く新しい決済スキーム等の出現により、当社サービスが著しく陳腐化することにより当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)競合について 当社の提供する収納代行サービスは参入障壁は必ずしも高いものではなく、既存の決済代行業者間の競争は激化しております。また、全く新しい技術を活用した画期的なサービスを展開する競合他社が出現したり、競合他社が低価格を前面に打ち出した営業を展開する等の結果として、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)災害リスクについて 当社はシステムダウンが発生しないよう然るべき対応を適宜図っておりますが、地震や台風等の自然災害や、火災・停電・テロ行為・パンデミック等が発生した場合、システムダウン以外にも人的・物的な損害の発生や、営業活動が制限される等により当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,422字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要 ① 財政状態及び経営成績に関する説明 当事業年度におけるわが国経済は、不安定な国際情勢や政情、関税問題などにより不透明な状況が続いております。このような状況のなか、様々な業種業態においてDX(デジタルトランスフォーメーション)が積極推進されており、今後もこの傾向は続くものと思われます。 当社も「ペーパーレス化」「キャッシュレス化」などに取り組み、重点施策「電子請求・電子決済」「交通業界向けDX化プロジェクト/MaaS」などを推進、その文脈上にある生活密着フィンテック・プラットフォームを見据えた施策を行っております。「ekaiin.com(e会員ドットコム)」、電子請求書発行・保存を行う「しまえーる」など、「決済+αプラットフォーム拡大」に注力しております。 当事業年度においては、「札幌生活応援プレミアム商品券」において当社支払ポータルサイトと送金システムの活用、様々な機能を提供いただく会社との連携によるトータルサービスを実現いたしました。また、日本通信株式会社(証券コード:9424)の認証基盤を活用して安全・安心・快適・便利な『本人認証付き電子マネー』の仕組みを最大効率で実現する協業を開始、2025年7月にリリースし、社会実装へのチャレンジを開始いたしました。 2024年6月よりサービスを開始した「スルッとQRtto(クルット)」は順調に稼働、4月には兵庫県、北大阪地域にも拡大、利用件数も増加しております。この基幹システム「アルタイルトリプルスター」は湘南モノレール、JR北海道など関西地域以外へも拡大いたしました。「電子マネー」につきましては、各企業が自社マネーとして決済を内製化できるサービス提供も視野に入れた準備を進めております。また、地域密着営業を強化するため、2025年8月に新たに九州営業所を設け、札幌・東京・大阪・福岡の4拠点体制を整えました。 これらの活動を行うなか、当社の主力商材である「マルチペイメントサービス」「送金サービス」「アルタイルトリプルスター」の需要拡大、投資事業組合運用益などにより、当期の経営成績は以下の通りとなりました。 (単位:百万円) 2024年6月期   2025年6月期   前期差   前期比   業績予想※   業績予想差 売上高   10,132   10,918   786   107.8%   10,800   118 売上原価   7,992   8,399   407   105.1%   -   - 売上総利益   2,140   2,518   378   117.7%   -   - 販売費及び一般管理費   917   1,016   98   110.8%   -   - 営業利益   1,222   1,502   279   122.9%   -   - 経常利益   1,223   1,664   440   136.0%   1,600   64 当期純利益   836   1,077   241   128.8%   1,050   27 ROE(%)   10.3   12.6   2.3   -   -   - ※ 業績予想は2025年4月30日公表値です。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は17,495百万円(前年同期比5%増)となりました。 当事業年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度末において営業活動により獲得した資金は2,406百万円(前年同期比9%減)となりました。主な増加要因は税引前当期純利益1,595百万円、減価償却費の計上318百万円、収納代行預り金の増加980百万円であり、主な減少要因は預け金の増加557百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度末において投資活動により支出した資金は831百万円(前年同期は333百万円の資金の獲得)となりました。主な増加要因は保証金の返還による収入1,000百万円であり、主な減少要因は保証金の差入による支出1,600百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度末において財務活動により支出した資金は737百万円(前年同期は392百万円の資金の支出)となりました。減少要因は配当金の支払による支出417百万円、自己株式の取得による支出299百万円であります。 ③ 受注及び販売の状況 a. 受注状況 当事業年度の受注状況は、次のとおりであります。 受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 69   19.0   14   6.4 (注)1.当社における受注の内容は、相手先からの受託開発であります。 2.金額は販売価格によっております。 b. 販売実績 当事業年度の販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2024年7月1日  至 2025年6月30日)   前年同期比(%) 決済・認証事業(百万円)   10,918   107.8 (注)最近2事業年度の主要な販売先及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   当事業年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社DEGICA   1,261   12.4   2,101   19.2 アマゾンジャパン合同会社   2,173   21.4   1,781   16.3 (2) 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債及び収益・費用の計上に関連して、種々の見積りを行っております。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 詳細は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 ② 経営成績の分析 当事業年度の経営成績は、売上高10,918百万円(前期比7.8%増)、営業利益1,502百万円(前期比22.9%増)、経常利益1,664百万円(前期比36.0%増)、当期純利益1,077百万円(前期比28.8%増)となりました。 ③ 財政状態の分析 (資産) 当事業年度末の流動資産は23,250百万円となりました。主な内訳は現金及び預金17,495百万円、預け金4,198百万円、売掛金及び契約資産661百万円であります。現金及び預金には回収代行業務に係る収納代行預り金12,407百万円が含まれておりますが、これは翌月の所定期日には事業者に送金されるものであります。固定資産は6,052百万円となりました。主な内訳は建物1,930百万円、土地1,602百万円、差入保証金1,549百万円、ソフトウエア392百万円であります。以上の結果、資産合計は29,302百万円となりました。 (負債) 当事業年度末の流動負債は18,683百万円となりました。主な内訳は収納代行預り金12,407百万円、預り金4,939百万円であります。また、固定負債は1,758百万円となりました。主な内訳は長期借入金1,500百万円であります。以上の結果、負債合計は20,441百万円となりました。 (純資産) 当事業年度末の純資産は8,860百万円となりました。主な内訳は株主資本8,779百万円であります。 (参考)バランスシート概況 (単位:百万円) 2024年6月期   2025年6月期   前期差   前期比 流動資産   21,746   23,250   1,503   106.9% うち現金及び預金   16,657   17,495   838   105.0% 固定資産 a   5,394   6,052   657   112.2% 総資産   27,141   29,302   2,161   108.0% 負債   18,762   20,441   1,679   109.0% うち収納代行預り金   11,427   12,407   980   108.6% うち長期借入金 b   1,600   1,500   △100   93.8% 純資産 c   8,378   8,860   481   105.7% 実質現預金 c+b-a   4,584   4,308   △275   94.0% ④ 資金の財源及び資金の流動性についての分析 a. キャッシュ・フロー キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析] (1) 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 b. 資金需要 当事業年度における当社の主な資金需要は、サーバ設備やソフトウエアの取得による設備投資等であります。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社におきましては、コンビニインフラへの依存、システムトラブル及び事務リスク、競合他社との競争激化、新サービスへの対応、新規事業への投資、知的財産権、個人情報の管理などが経営成績に重要な影響を与える要因と認識しております。 ⑥ 経営者の問題意識と今後の方針について キャッシュレス社会に向けた大きな時代の変革期が予測されております。当社はこの変革期を大きなビジネスチャンスに変えるべく、積極的な経営姿勢に転換しております。かつてコンビニ決済など斬新なアイディアで現在の地歩を確立したように、強い思いをもってチャレンジを続けてまいります。 当社の目指すサービスプラットホームは「ストック型」であり、一旦収益ラインを突破すると一気に拡大する可能性を秘めております。重要なことは、ビジネスボリューム拡大に伴う人件費増加を避けることで、そのために運用など後方処理自動化に相当額の投資を継続的に行っております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)

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