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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

リンクアンドモチベーション

Link and Motivation Inc.2170 · Prime · サービス業

「モチベーションエンジニアリング」を基盤に、組織・個人・マッチングの3領域で変革支援。

概要

リンクアンドモチベーションは、組織・人事コンサルティングとクラウド型HRテクノロジーサービス「モチベーションクラウド」を核とする企業である。東京都中央区に本社を置き、連結従業員数1,629名。2024年12月期の売上高375億円、営業利益55億円(利益率14.67%)。「モチベーションエンジニアリング」という独自の基幹技術を用い、組織開発、個人開発、マッチングの3セグメントで事業を展開する。

三つの報告セグメントで構成される事業構造

同社グループは、サービスの提供形態に基づき「組織開発Division」「個人開発Division」「マッチングDivision」の3つを報告セグメントとする。組織開発Divisionは企業向けのコンサル・クラウド事業とIR支援事業からなり、個人開発Divisionはキャリアスクール事業と学習塾事業、マッチングDivisionはALT配置事業と人材紹介事業から構成される。2024年12月期のセグメント別売上収益は、組織開発が約168億円、個人開発が約98億円、マッチングが約109億円であり、組織開発が全体の約45%を占める。

基幹技術「モチベーションエンジニアリング」の適用範囲

同社の競争優位性の源泉は、経営学・社会システム論・行動経済学・心理学などの学術的成果を取り入れた「モチベーションエンジニアリング」である。この技術は「診断技術」と「変革技術」から構成され、全事業の商品・サービスに組み込まれている。組織開発では従業員エンゲージメントの診断・変革、個人開発では学習計画の策定・実行、マッチングではデータに基づく特性マッチングに活用され、顧客価値の最大化を図る。

国内最大級のクチコミプラットフォームを有するマッチング事業

マッチングDivisionの中核である人材紹介事業では、国内最大級の社員クチコミ数を持つ情報プラットフォーム「OpenWork」を運営する。同プラットフォームは、2022年12月に東京証券取引所グロース市場へ上場したオープンワーク株式会社(同社の約53%連結子会社)が提供する。ALT配置事業では、全国の小・中・高等学校へALT(外国語指導助手)を派遣し、民間企業で圧倒的No.1シェアを確立している。

収益のストック化を掲げる中期的成長戦略

同社は中期的な企業価値向上に向け、コンサル・クラウド事業を中心に収益のストック化を推進する。2028年12月期に営業利益100億円、2030年12月期に営業利益150億円を見込む計画を策定。その達成の重要指標として、「モチベーションクラウド」の年間経常収益を2028年12月末に150億円、2030年12月末に240億円とする目標を掲げる。2025年12月期の月会費売上は627百万円(前年比121.6%)と成長している。

業界の中での役割は組織人事コンサルティング、HRTech、人材紹介、ALT派遣、キャリア教育などのサービスプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
415億円
営業利益
42億円
営業利益率
10.1%
純利益
16億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01組織開発主力

企業に対して、モチベーションエンジニアリングを用いた従業員エンゲージメント向上支援を提供。診断・変革を通じた人的資本経営の実践をワンストップで支援するコンサル・クラウド事業と、IR資料制作やインナーブランディングを支援するIR支援事業からなる。

主な製品・サービス1
モチベーションクラウド
人材力やエンゲージメント向上を支援するHRTechクラウドサービス。組織診断・変革ソリューションを提供。

02個人開発主力

小学生から社会人までを対象に、キャリアスクール・学習塾を運営。モチベーションエンジニアリングを適用し、目標設定から学習計画策定・実行までをワンストップで提供。キャリアアップや学力向上を支援。

主な製品・サービス7
AVIVA
パソコンスクール。ITスキル開発講座を提供。
DAIEI
資格スクール。各種資格取得講座を提供。
ロゼッタストーン・ラーニングセンター
外国語スクール。語学学習サービスを提供。
ロゼッタストーン Premium Club
外国語学習のプレミアム会員向けサービス。
ハミングバード
外国語スクールブランド。
SS-1
小学生対象の個別指導学習塾。中学受験を支援。
モチベーションアカデミア
中高生向け学習塾。通学・オンラインで展開。

03マッチング主力

組織と個人をつなぐマッチング機会を提供。自治体向けALT配置事業と、求職者・企業向け人材紹介事業を展開。モチベーションエンジニアリングを適用し、データに基づく特性マッチングで定着率の高いマッチングを実現。

主な製品・サービス2
ALT配置サービス国内シェア首位
全国の小中高校へのALT(外国語指導助手)派遣及び英語指導請負。民間企業で圧倒的No.1シェア。
OpenWork
国内最大級の社員クチコミ情報プラットフォーム。求職者に就職・転職情報を提供。

製品と技術

クラウドHRTech「モチベーションクラウド」

「モチベーションクラウド」は、人材力やエンゲージメント向上を支援するクラウド型HRTechサービスである。従業員エンゲージメント向上の「モチベーションクラウド エンゲージメント」、国内中小企業向け「モチベーションクラウド ベーシック」、組織風土活性化の「モチベーションクラウド シェアリング」、人材力向上の「モチベーションクラウド ロールディベロップメント」など複数のサービスで構成される。2025年3月に全クラウドサービスを「モチベーションクラウド」に集約。ITRによる市場調査で従業員エンゲージメント市場のベンダー別売上金額・シェア9年連続1位(2017~2025年度予測)を獲得している。

個人向けキャリアスクール「AVIVA」「DAIEI」など

個人開発Divisionのキャリアスクール事業では、大学生・社会人向けにITスキル開発講座の「AVIVA」、資格取得講座の「DAIEI」、外国語スクールの「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」「ロゼッタストーン Premium Club」「ハミングバード」の5ブランドを展開する。同社のモチベーションエンジニアリングを適用し、目標設定から学習計画策定・実行までをワンストップで提供する。これらのスクールは子会社の株式会社リンクアカデミーが運営する。

中学受験から高校受験までをカバーする学習塾

学習塾事業では、小学生対象の個別指導塾「SS-1」と中高生向けの「モチベーションアカデミア」を運営する。SS-1は中学受験を目指す小学生に特化した個別指導を行い、2017年7月に株式会社スーパーウェブより事業譲受した。モチベーションアカデミアは同社が2010年11月に設立した子会社で、通学・オンライン両方の形態で提供する。両塾ともモチベーションエンジニアリングに基づく指導法を採用している。

民間最大のALT派遣サービスとOpenWork

マッチングDivisionのALT配置事業は、全国の小・中・高等学校に外国語指導助手(ALT)を派遣するサービスで、民間企業で圧倒的No.1シェアを有する。自治体との長期契約が多く、参入障壁が高い。人材紹介事業では、国内最大級の社員クチコミプラットフォーム「OpenWork」を運営。求職者と企業のマッチングにモチベーションエンジニアリングを適用し、定着率の高いマッチングを実現する。OpenWorkは子会社オープンワーク株式会社が提供する。

連結子会社が提供するピアボーナス「Unipos」

2025年8月、同社は完全子会社化したUnipos株式会社が提供するピアボーナス®「Unipos」を「モチベーションクラウド」のラインアップに追加した。「Unipos」は従業員同士が感謝や称賛を贈り合うピアボーナスシステムで、組織風土の活性化を目的とする。これにより、従業員エンゲージメント診断・変革に加え、日常的な相互承認の機能をクラウドサービスに統合している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 国内シェア首位ALT配置サービス民間企業で圧倒的No.1のシェアマッチング

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

組織人事で国内中堅、高利益

リンクアンドモチベーションは組織人事コンサルティング・研修サービスを提供。売上高340億円、営業利益率14.7%と高収益。同業のジンジブやイシンと比較しても規模・収益性で優位。企業の採用・人材育成需要を取り込み成長中だが、競合も多い。

強み

  • 営業利益率14%超と、業界トップクラスの収益性。
  • 「モチベーション」理論に基づく独自のサービス。
  • 大手企業を中心に幅広い顧客を持つ。
  • 売上高・利益とも順調に増加。

課題

  • ジンジブ等が低価格で攻勢、競争激化。
  • 次期計画では営業利益率10%と低下見込み。
  • 人材市場は成熟、新サービスが必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がリンクアンドモチベーション

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18157都築電気788億円11.7倍
25036日本ビジネスシステムズ782億円11.2倍
33632グリーホールディングス750億円17.6倍
43962チェンジホールディングス739億円10.0倍
53817SRAホールディングス736億円10.9倍
62170リンクアンドモチベーション733億円44.5倍
7166Aタスキホールディングス720億円12.8倍
83687フィックスターズ692億円38.6倍
93763プロシップ669億円24.0倍
107128ユニソルホールディングス661億円34.4倍
119928ミロク情報サービス648億円11.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

銀座に資本金5000万円で創業した2000年

2000年3月、株式会社リンクアンドモチベーションは東京都中央区銀座六丁目に資本金50,000千円で設立された。翌2001年4月には本社を同じく銀座三丁目に移転している。創業当初から「社員のモチベーションこそが会社の成長エンジン」との考え方を掲げ、のちに基幹技術となるモチベーションエンジニアリングの開発を進めた。

M&Aで子会社を拡大した2009年~2013年

2007年12月に東京証券取引所市場第二部へ上場後、2008年12月には市場第一部に指定変更された。2009年から2013年にかけて積極的なM&Aを実行。2009年にはリンクコーポレイトコミュニケーションズ(旧リンクインベスターリレーションズ)やリンクスポーツエンターテインメントなどを設立・子会社化。2011年には株式会社リンクアカデミー(旧アビバ)を、2012年にはリンクグローバルソリューション(旧インテック・ジャパン)やリンクエージェントを子会社化した。2013年には大栄教育システムを子会社化し、個人開発分野を強化した。

組織再編と共に進んだ統合と吸収合併

2013年12月、株式会社アビバが大栄教育システムを吸収合併し、株式会社リンクアカデミーに社名変更。2017年4月にはディーンモルガンを59.98%子会社化。2022年1月にはリンクコーポレイトコミュニケーションズがa2mediaを吸収合併し、リンクアカデミーがディーンモルガンを吸収合併した。2024年1月にはリンクグローバルソリューションを吸収合併し、リンク・アイがリンクエージェントを、リンクジャパンキャリアがリンク・インタラックをそれぞれ吸収合併。グループ内の重複を解消し、事業の効率化を図った。

オープンワークを子会社化しマッチング事業を拡大

2018年9月、株式会社ヴォーカーズ(現オープンワーク)との資本業務提携契約を締結。2020年1月にはオープンワークの株式を取得し56.22%子会社化した。オープンワークは国内最大級の社員クチコミプラットフォーム「OpenWork」を運営し、2022年12月に東京証券取引所グロース市場へ上場。同社の連結子会社として人材紹介事業を拡大した。なお、2016年には持株していたリンクスポーツエンターテインメントの株式を全て譲渡し、プロバスケットボール事業から撤退している。

本社を歌舞伎座タワーに移転しプライム市場へ

2017年5月、本社を銀座の複合商業施設「GINZA SIX」に移転。2021年10月にはさらに東京都中央区銀座四丁目の歌舞伎座タワーに移転した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場に移行した。2025年12月期の業績予想では売上収益412億円を掲げ、過去最高の売上収益を実現したが、キャリアスクール事業の構造改革に伴うのれん減損により営業利益は前年比で減少した。

年表37件を開く

2000年代

  • 2000年3月創業株式会社リンクアンドモチベーションを資本金50,000千円で東京都中央区銀座六丁目に設立
  • 2001年4月東京都中央区銀座三丁目に本社オフィスを移転
  • 2004年3月創業株式会社リンクダイニング設立
  • 2007年12月上場東京証券取引所市場第二部へ株式上場
  • 2008年12月東京証券取引所市場第一部に指定変更
  • 2009年2月創業株式会社リンクコーポレイトコミュニケーションズ(旧株式会社リンクインベスターリレーションズ)設立
  • 2009年5月M&A株式会社リンクスポーツエンターテインメント(旧株式会社ドリームチームエンターテインメント栃木)の株式を取得し、100%子会社化
  • 2009年12月M&A株式会社リンクイベントプロデュース(旧株式会社リンクツーリスト、旧株式会社ミヒロツーリスト)の株式を取得し、100%子会社化

2010年代

  • 2010年11月創業株式会社モチベーションアカデミア設立
  • 2011年2月創業株式会社リンク・アイ(旧株式会社レイズアイ)設立
  • 2011年6月M&A株式会社リンクアカデミー(旧株式会社アビバ)の株式を取得し、100%子会社化
  • 2012年1月M&A株式会社リンクグローバルソリューション(旧株式会社インテック・ジャパン)の株式を取得し、100%子会社化
  • 2012年2月M&A株式会社リンクエージェント(旧株式会社リンクスタッフィング、旧株式会社リンク・マーケティング、旧株式会社セールスマーケティング)の株式を取得し、100%子会社化
  • 2013年1月M&A大栄教育システム株式会社の株式を取得し、100%子会社化
  • 2013年11月インキュベーション事業開始
  • 2013年12月M&A株式会社アビバが大栄教育システム株式会社を吸収合併し、株式会社リンクアカデミーに社名変更
  • 2014年4月M&A株式会社リンク・インタラック(旧株式会社インタラック)の株式を取得し、100%子会社化
  • 2015年4月創業株式会社リンク・リレーション・エンジニアリング設立
  • 2015年8月創業株式会社インタラック北日本、株式会社インタラック関東北、株式会社インタラック関東中部、株式会社インタラック関東南、株式会社インタラック関西東海、株式会社インタラック西日本設立
  • 2016年6月株式会社リンクスポーツエンターテインメントの保有株式を全て株式会社栃木ブレックスに譲渡
  • 2016年10月創業株式会社リンクジャパンキャリア設立
  • 2017年4月M&Aディーンモルガン株式会社の株式を取得し、59.98%子会社化
  • 2017年5月本社を「GINZA SIX(ギンザ シックス)」に移転
  • 2017年7月株式会社スーパーウェブより、「SS-1」事業を譲受
  • 2017年10月M&A株式会社a2mediaの株式を取得し、100%子会社化
  • 2018年9月オープンワーク株式会社(旧株式会社ヴォーカーズ)との資本業務提携契約を締結
  • 2019年4月株式会社Oneteamより、「Oneteam」事業を譲受
  • 2019年10月株式会社インタラック関東北が株式会社インタラック関東中部の一部事業を吸収分割
  • 2019年10月M&A株式会社インタラック関東南が株式会社インタラック関東中部を吸収合併

2020年代

  • 2020年1月M&A株式会社リンク・アイが株式会社リンク・リレーション・エンジニアリングを吸収合併
  • 2020年1月M&Aオープンワーク株式会社の株式を取得し、56.22%子会社化
  • 2020年12月上場持分法適用関連会社である株式会社インバウンドテックが東京証券取引所マザーズ市場へ上場したことに伴う新株発行により持分法適用外となり、関連会社から除外
  • 2021年10月本社を「歌舞伎座タワー」に移転
  • 2022年1月M&A株式会社リンクコーポレイトコミュニケーションズが株式会社a2mediaを吸収合併 株式会社リンクアカデミーがディーンモルガン株式会社を吸収合併
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年12月上場オープンワーク株式会社が東京証券取引所グロース市場へ株式上場
  • 2024年1月M&A株式会社リンクグローバルソリューションを吸収合併 株式会社リンク・アイが株式会社リンクエージェントを吸収合併 株式会社リンクジャパンキャリアが株式会社リンク・インタラックを吸収合併し、株式会社リンク・インタラックに社名変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業利益2028年12月期まで100億円
  • 営業利益2030年12月期まで150億円
  • モチベーションクラウド年間経常収益2028年12月末まで150億円
  • モチベーションクラウド年間経常収益2030年12月末まで240億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    組織開発事業のコンサル・クラウドに注力

    成長可能性の高い組織開発Divisionのコンサル・クラウド事業に経営資源を集中し、企業の人的資本経営を総合的に支援する。既存サービスの大手に加え中堅・中小企業へ対象拡大、新サービスのクラウド化を推進する。

  2. 02

    収益のストック化への事業構造転換

    コンサル・クラウド事業を中心に収益のストック化を推進し、安定的な収益基盤を構築する。特に「モチベーションクラウド」の年間経常収益を拡大し、営業利益の成長を図る。

  3. 03

    海外市場への展開加速

    アジア5か国で事業展開中。今後は同事業を成長させつつ、蓄積したノウハウを他地域にも展開し海外事業の成長スピードを高める。

  4. 04

    各事業の収益基盤強化と成長

    IR支援事業ではストックサービス拡大による収益基盤強化、キャリアスクール事業ではオンライン講座の売上拡大、学習塾事業では独自指導メソッドの活用とオンライン提供、ALT配置事業ではシェア拡大、人材紹介事業ではマッチング最適化を通じて価値向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,629人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は697万円で、9期前と比べて+18.2%平均年齢は32.5歳、平均勤続年数は6.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月1,239
2017年12月1,397
2018年12月1,375
2019年12月59030.85.21,391
2020年12月59131.15.31,498
2021年12月67231.75.81,493
2022年12月66431.55.61,505
2023年12月63631.85.91,470
2024年12月68932.16.21,484371
2025年12月69732.56.41,629258

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率19.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率93.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社41(国内 32 / 海外 9、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社オフィス(東京都中央区)ほか2支社1,612百万円
組織開発 Division
本社オフィス(東京都中央区)のほか49教室574百万円
個人開発 Division
主な関係会社
  • 国内
    Link and Motivation Singapore Pte. Ltd.
    シンガ ポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Link and Motivation Singapore Pte. Ltd.
    シンガ ポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    LINK AND MOTIVATION VIETNAM CO., LTD(注)1
    ベトナム · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    LINK AND MOTIVATION VIETNAM CO., LTD(注)1
    ベトナム · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Link and Motivation (Thailand) Co., Ltd.(注)2
    タイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Link and Motivation (Thailand) Co., Ltd.(注)2
    タイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Link and Motivation Philippines Inc.
    フィリピン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT. Link and Motivation Indonesia
    インドネシア · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT. Link and Motivation Indonesia
    インドネシア · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Unipos株式会社
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Unipos株式会社
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社リンクソシュール
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社29社を開く
  • 株式会社リンクソシュール東京都 中央区100%
  • ジャパンストラテジックファイナンス株式会社東京都 中央区100%
  • ジャパンストラテジックファイナンス株式会社東京都 中央区100%
  • イー・アソシエイツ株式会社(注)3東京都 千代田区100%
  • イー・アソシエイツ株式会社(注)3東京都 千代田区100%
  • 株式会社リンクアカデミー(注)4.9東京都 中央区100%
  • 株式会社モチベーションアカデミア東京都 中央区100%
  • 株式会社モチベーションアカデミア東京都 中央区100%
  • 株式会社リンク・インタラック東京都 中央区100%
  • 株式会社インタラック北日本(注)6岩手県 盛岡市100%
  • 株式会社インタラック北日本(注)6岩手県 盛岡市100%
  • 株式会社インタラック関東北(注)6千葉県 千葉市 中央区100%
  • 株式会社インタラック関東北(注)6千葉県 千葉市 中央区100%
  • 株式会社インタラック関東南(注)6.9神奈川県横浜市 中区100%
  • 株式会社インタラック関東南(注)6.9神奈川県横浜市 中区100%
  • 株式会社インタラック関西東海(注)6静岡県 浜松市 中央区100%
  • 株式会社インタラック関西東海(注)6静岡県 浜松市 中央区100%
  • 株式会社インタラック西日本(注)6福岡県 北九州市 小倉北区100%
  • 株式会社インタラック西日本(注)6福岡県 北九州市 小倉北区100%
  • Link Japan Careers America Inc. (注)6アメリカ合衆国 ユタ州100%
  • Link Japan Careers America Inc. (注)6アメリカ合衆国 ユタ州100%
  • Link Japan Careers Europe LTD.(注)6英国 エディンバラ100%
  • Link Japan Careers Europe LTD.(注)6英国 エディンバラ100%
  • オープンワーク株式会社(注)7.8東京都 渋谷区53%
  • 株式会社リンク・アイ東京都 中央区100%
  • 株式会社リンクダイニング(注)5東京都 中央区100%
  • 株式会社リンクダイニング(注)5東京都 中央区100%
  • 株式会社FCE(注)7東京都 新宿区21%
  • 株式会社FCE(注)7東京都 新宿区21%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    その他契約(人事部)NEDOの若手育成に係る調査および研修支援業務
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2024-09-12
    2,994万円
  • 調達
    令和6年度経済産業政策関係調査事業(MVV策定・組織経営改革を踏まえた採用改革(経験者採用)に関する調査事業)
    経済産業省 · 2024-07-04
    2,120万円
  • 調達
    令和4年度産業経済研究委託事業(経済産業省のパフォーマンス向上に向けた職員の「働きやすさ」と「働きがい」の把握・分析に関する調査)
    経済産業省 · 2022-09-09
    1,315万円
  • 調達
    調査統計グループにおける職員エンゲージメント測定調査実施業務
    経済産業省 · 2022-09-05
    187万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は415億円営業利益42億円前期と比べると増収減益で、売上が+10.7%、利益が-23.6%。

売上高
+10.7%
415億円
営業利益
-23.6%
42億円
純利益
-56.8%
16億円
営業利益率
10.1%
前期比 -4.5%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高467億円415億円
営業利益63億円42億円
純利益35億円16億円
1株あたり配当¥16.4¥16.4

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は223億円、営業利益は32億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+12.1%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q80911.34
2023年2Q871314.99
2023年3Q841113.15
2023年4Q8910
2024年1Q8389.65
2024年2Q971919.612
2024年4Q1952814.420
2025年2Q1993216.118
2025年4Q216104.6−2
2026年2Q2233214.318

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は187億円から415億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は10.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社リンクグローバルソリューション(旧株式会社インテック・ジャパン)の株式を取得し、100%子会社化
2012年12月187117
大栄教育システム株式会社の株式を取得し、100%子会社化 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2013年12月224148
株式会社リンク・インタラック(旧株式会社インタラック)の株式を取得し、100%子会社化
2014年12月2891710
株式会社リンク・リレーション・エンジニアリング設立
2015年12月3208−3
株式会社リンクジャパンキャリア設立
2016年12月3332318
ディーンモルガン株式会社の株式を取得し、59.98%子会社化
2017年12月2943021
2018年12月3283319
株式会社インタラック関東南が株式会社インタラック関東中部を吸収合併
2019年12月3201911
持分法適用関連会社である株式会社インバウンドテックが東京証券取引所マザーズ市場へ上場したことに伴う新株発行により持分法適用外となり、関連会社から除外
2020年12月3087−10
2021年12月326199
オープンワーク株式会社が東京証券取引所グロース市場へ株式上場
2022年12月3283521
2023年12月3404628
株式会社リンクグローバルソリューションを吸収合併 株式会社リンク・アイが株式会社リンクエージェントを吸収合併 株式会社リンクジャパンキャリアが株式会社リンク・インタラックを吸収合併し、株式会社リンク・インタラックに社名変更
2024年12月375555414.737
2025年12月415424210.116

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高415億円のうち、営業利益として残るのは42億円10.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は16億円、売上の3.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金45.5%189億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金40.7%169億円
  • その他の費用持分法損益などの調整3.6%15億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.1%42億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
54.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.6pt
10.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
3.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.2pt
13.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが52億円、投資CFが−52億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は84億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月11−215−1024
2013年12月5−4−2015
2014年12月11−6155−5010
2015年12月16−150110
2016年12月18−6−121211
2017年12月29−5229−2317
2018年12月36−31−2520
2019年12月38−30−7822
2020年12月4020−166064
2021年12月43−7−513649
2022年12月36−3−213361
2023年12月433−344674
2024年12月56−19−253786
2025年12月52−52−2084

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は410億円。このうち返さなくてよい自己資本が136億円で、自己資本比率は33.1%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月103327131.5
2013年12月103386536.4
2014年12月1796811138.2
2015年12月1674312426.1
2016年12月1854813725.8
2017年12月2586719126.0
2018年12月2777720027.8
2019年12月4487037815.7
2020年12月411383739.2
2021年12月3017522624.9
2022年12月2899119831.3
2023年12月30810220633.0
2024年12月33211318834.0
2025年12月41013624233.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
114億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
94億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
242億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率22 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率534社中185位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中439位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.0%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
33.1%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
10.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥661で、1年前と比べて+22.2%過去52週の値幅のなかでは68%の位置にある。

¥661-6.9%1ヶ月+4.6%1年+22.2%時価総額733億円
過去52週の値幅
安値¥476高値¥749

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)44.5倍
PER (会社予想)20.6倍
PBR5.74倍
配当利回り2.48%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月19日に前日比10.27%高の687円と上昇し、52週高値702円に迫った。1ヶ月では13.55%上昇し、25日線619円を約11%上回る。RSIは59.39と中立圏だが、出来高は8月19日に約179万株と急増し、買い材料が意識された。週足では上昇基調が続き、200日線も上回る。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PERが39.9倍と同業平均22.3倍を大きく上回り割高水準。PBRも5.15倍で平均3.09倍を超過。ROE13.0%は平均以上だが、配当利回り2.68%は平均2.77%とほぼ同等。配当性向225.2%は持続不可能で、今期予想の大幅減益見通しが不安材料。

指標この会社業種平均
PER (実績)44.5倍23.4倍
PER (予想)20.6倍
PBR5.74倍3.51倍
ROE13.0%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2024年12月期は増収増益も、2025年12月期は増収ながら営業利益が減少する予想。PER39.9倍、PBR5.2倍とバリュエーションが高く、成長鈍化が懸念される。強気派はHRテクノロジーの市場拡大とSaaSのストック収益増を評価するが、弱気派は競合激化と減益予想、割高な株価を問題視する。

プラスに働く材料7
  • HR市場の成長

    働き方改革や組織開発ニーズが拡大。

  • SaaSのストック収益

    モチベーションクラウドの継続課金が安定収益に。

  • コンサルとの相乗効果

    クラウドとコンサルのクロスセルで顧客単価向上。

  • 売上高の2桁成長通年影響

    売上高340→375→415億円と堅調

  • 営業利益率10%超維持2025/12期影響

    営業利益率10.12%と高水準

  • ROE13%の収益性継続影響

    ROE13%と資本効率良好

  • 株価収益率の改善余地業績回復時影響

    PER39.9倍の改善には利益回復が必要

マイナスに働く材料7
  • 減益予想

    2025年12月期は営業利益42%減の16億円。

  • バリュエーション過大

    PER39.9倍は業界平均より割高。

  • 競合の台頭

    類似SaaSサービスの増加で競争が激化。

  • 営業利益の前年比減少2025/12期影響

    営業利益55→42億円、24%減

  • 純利益の大幅減少2025/12期影響

    純利益37→16億円、57%減

  • 高PERによるバリュエーション懸念現状影響

    PER39.9倍と割高感

  • 外国人保有比率の低さ継続影響

    外国人保有4.22%と需給不足

次の決算で確かめる点
モチベーションクラウド契約数
SaaSの成長性を示す重要指標。
ARPU
顧客単価の推移は収益性に直結。
解約率
SaaSビジネスの継続性を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり16.4で、前期から+31.1%いまの株価に対する利回りは2.48%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥16.4
1株あたり
配当利回り
2.48%
いまの株価に対して
配当性向
225.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月517.0
2017年12月617.089.2
2018年12月79.759.5
2019年12月75.9121.2
2020年12月70.0223.9
2021年12月72.8
2022年12月84.11196.4
2023年12月1146.851.4
2024年12月128.020.6
2025年12月1631.1225.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥16.4

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ14,403人。区分でいちばん多いのは個人・その他50.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が42.3%を占め、残る57.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他50.246.047.847.244.850.4
事業法人41.039.038.838.740.635.4
金融機関4.74.67.08.39.56.9
外国法人3.65.74.84.14.44.2
証券会社0.54.71.61.60.73.1
外国人個人0.00.00.10.10.10.1
自己株式7.21.31.33.22.30.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社フェニックス32.90
02勝呂 彰5.87
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.47
04リンクアンドモチベーション従業員持株会3.99
05榊原 清孝2.66
06坂下 英樹2.64
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.18
08小笹 芳央1.98
09株式会社FCE1.46
10田中 弦1.44

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-18
    株式会社フェニックス
    新規の大量保有報告
    35.97%
  • 2026-06-12
    株式会社フェニックス
    変更報告
    16.77%
    -17.21pt
  • 2026-06-11
    株式会社フェニックス
    新規の大量保有報告
    15.68%
    -18.30pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−98%、1株純資産は14期で−96%。直近期のROEは13.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月7253,35322.510.9112.3
2013年12月83922.723.8170.4
2014年12月96017.917.8337.3
2015年12月−338−4.9
2016年12月174539.525.917.0
2017年12月206336.746.189.2
2018年12月187327.145.859.5
2019年12月106714.761.7121.2
2020年12月−1036−18.4223.9
2021年12月96716.363.0
2022年12月188124.937.11196.4
2023年12月269329.621.851.4
2024年12月3410634.417.220.6
2025年12月1512313.034.1225.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額200百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
小笹芳央代表 取締役 会長65
坂下英樹代表 取締役 社長59
大野俊一取締役59
中村有里取締役53
原ゆかり取締役39
栗山博美監査役(常勤)64
冨永兼司監査役(非常勤)71
松岡保昌監査役(非常勤)62

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31262214849
社外取締役636366
監査役1161616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,951字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 事業の概況 当社グループは、当社、子会社22社(当社の100%連結子会社であるLink and Motivation Singapore Pte. Ltd.、LINK AND MOTIVATION VIETNAM CO., LTD、Link and Motivation (Thailand) Co., Ltd.、Link and Motivation Philippines Inc.、PT. Link and Motivation Indonesia、Unipos株式会社、株式会社リンクソシュール、ジャパンストラテジックファイナンス株式会社、イー・アソシエイツ株式会社、株式会社リンクアカデミー、株式会社モチベーションアカデミア、株式会社リンク・インタラック、株式会社リンク・アイ、株式会社リンクダイニング、株式会社リンク・インタラックの子会社である株式会社インタラック北日本、株式会社インタラック関東北、株式会社インタラック関東南、株式会社インタラック関西東海、株式会社インタラック西日本、Link Japan Careers America Inc.及びLink Japan Careers Europe LTD.、当社の約53%連結子会社であるオープンワーク株式会社)、持分法適用関連会社1社(株式会社FCE)の合計24社から構成されております。 当社グループは、「私たちは、モチベーションエンジニアリングによって、組織と個人に変革の機会を提供し、意味のあふれる社会を実現する」というミッションのもと、経営学・社会システム論・行動経済学・心理学等の学術的成果を取り入れた、当社グループの基幹技術「モチベーションエンジニアリング」を用いて多くの組織と個人の変革をサポートしております。これまでの事業展開の中で、この技術を進化させ、汎用性のある独自のメソッドとして確立してまいりました。今後は、この「モチベーションエンジニアリング」の適用範囲を更に拡大して、事業成長につなげてまいります。 当社グループは、サービスの提供形態を基礎としたDivision別セグメントから構成されており、「組織開発Division」「個人開発Division」「マッチングDivision」の3つを報告セグメントとしております。 《組織開発Division》 組織開発Divisionでは、個人から選ばれる組織(モチベーションカンパニー)創りを支援しております。具体的には、当社グループの基幹技術である「モチベーションエンジニアリング」を適用し、従業員・応募者・顧客・株主等の企業を取り巻くステークホルダーとのエンゲージメント向上を支援するサービスを提供しております。 組織開発Divisionは、「① コンサル・クラウド事業」と、「② IR支援事業」の2つに分類されます。 ① コンサル・クラウド事業 当該事業は、企業に対してコンサルティングとクラウドサービスを提供することにより、診断・変革を通じた人的資本経営の実践を支援しております。具体的には、独自の診断フレームに基づいた組織課題の診断と、採用・育成・制度・風土といった組織人事の全領域における変革ソリューションをワンストップで提供しております。クラウドサービスについては、人材力やエンゲージメント向上等、組織人事の課題解決を支援するHRTech(人材×テクノロジー)である「モチベーションクラウド」を展開しております。 ② IR支援事業 当該事業は、企業に対して、紙・WEB・映像メディア・イベントの企画制作サービスを提供することにより、主に人的資本経営の公表を支援しております。具体的には、株主・投資家向けの統合報告書・株主通信等の任意開示資料の制作、決算説明会の集客・動画配信等の映像メディア制作に加え、イベント・メディアを通じたインナーブランディング支援を行っております。 《個人開発Division》 個人開発Divisionでは、組織から選ばれる個人(アイカンパニー)創りを支援しております。具体的には、当社グループの基幹技術である「モチベーションエンジニアリング」をキャリアスクール・学習塾のビジネスに適用し、小学生から社会人までを対象に、目標設定から個人の課題把握、学習プランの策定・実行に至るサービスをワンストップで提供しております。 個人開発Divisionは、「③ キャリアスクール事業」と、「④ 学習塾事業」の2つに分類されます。 ③ キャリアスクール事業 当該事業は、大学生・社会人に対して、IT・語学等のスキル開発講座や資格取得講座を提供することにより、キャリアアップを支援しております。具体的には、パソコンスクールの「AVIVA」、資格スクールの「DAIEI」、外国語スクールの「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」、「ロゼッタストーン Premium Club」及び「ハミングバード」の5つのサービスを提供しております。 ④ 学習塾事業 当該事業は、小・中・高校生に対して、学習塾という形で教育機会を提供することにより、学力向上と社会で活躍するためのスキル獲得を支援しております。具体的には、中学受験を目指す小学生を対象にした個別指導学習塾「SS-1」と、中高生向けの学習塾「モチベーションアカデミア」の2つの進学塾を、通学・オンラインの形態にて展開しております。 《マッチングDivision》 マッチングDivisionでは、組織と個人をつなぐ機会提供としてALT(Assistant Language Teacher)配置事業と人材紹介事業を展開しております。当社グループの基幹技術である「モチベーションエンジニアリング」を適用し、企業や自治体が求めるスキル要件にとどまらず、データをもとに個人の特性とのマッチングを可能にする「フィッティング」も行うことで、定着率の高いマッチングを実現しております。 マッチングDivisionは、「⑤ ALT配置事業」と、「⑥ 人材紹介事業」の2つに分類されます。 ⑤ ALT配置事業 当該事業は、自治体に対して、日本で働きたい外国籍人材とのエンゲージメントの高いマッチング機会を提供することにより、質の高い英語教育を支援しております。具体的には、全国の小・中・高等学校へのALTの派遣及び英語指導の請負をサービスとして提供しております。本事業は、顧客との信頼関係や実績が重視されるため参入障壁が非常に高く、当社グループは民間企業で圧倒的No.1のシェアを確立しております。 ⑥ 人材紹介事業 当該事業では、求職者と企業に対して、就職・転職のための情報プラットフォームやエンゲージメントの高いマッチング機会を提供することにより、求職者と企業のフィッティングを支援しております。具体的には、国内最大級の社員クチコミ数を有する情報プラットフォーム「OpenWork」をはじめ、大学生を対象とした人材紹介等幅広いマッチング機会を提供しております。 [その他] 当社グループのステークホルダーが集う場として、イタリアンレストラン経営を行っております。
経営方針・対処すべき課題4,219字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の本有価証券報告書の提出日現在における「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」は以下のとおりであります。また、本文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づき、当社グループが合理的であると判断したものであります。 (1)当社グループのミッション 当社グループのミッションは、「私たちは、モチベーションエンジニアリングによって、組織と個人に変革の機会を提供し、意味のあふれる社会を実現する」です。当社グループの基幹技術「モチベーションエンジニアリング」をビジネスモデルに適用し、組織や個人が「夢」や「生きがい」によって、たくさんの意味をくみ取っている社会を実現してまいります。 (2)経営の基本方針 当社グループは、創業当初より「社員のモチベーションこそが会社の成長エンジン」であると考えております。この基本的な考え方を前提に、企業理念の実現に向けた会社の経営においては、以下の3点を重要視しております。 1.人的資本を最重要視し、人的資本及びその他の資本の最大化を図ること 当社グループのビジネスはソフトビジネスであり、人的資本が様々な資本の価値創造の源泉であると考えております。具体的には、人的資本がビジネスを通して財務資本を、技術開発を通して知的資本を、顧客開発を通して社会関係資本を創造し、増大させております。だからこそ、人的資本投資を加速させることで、その他の様々な資本を持続的に増強し続けることを目指しております。 2.「モチベーションエンジニアリング」をビジネスモデルに徹底活用すること 「モチベーションエンジニアリング」は、経営学・社会システム論・行動経済学・心理学などの学術的成果をもとに創られた当社グループの競争優位性となる基幹技術です。「診断技術」と「変革技術」から構成されたこの技術を全ての事業、商品サービスに組み込むことで、顧客価値を最大化しております。 3.事業戦略と組織戦略を常につなげて捉え、顧客価値と人的資本価値の最大化を同時実現すること 当社グループは、顧客価値の最大化を実現するための事業戦略と人的資本価値の最大化を実現するための組織戦略を対等に捉え、常に双方をつなげて考えております。そして、そのバランス度合いを示す生産性(人的資本ROI、社員1人当たりの売上総利益)をモニタリングすることで、環境変化に応じて適切な経営判断を行っております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 ⅰ経営環境と対処すべき課題 近年、労働力人口の減少やビジネスのソフト化、ワークモチベーションの多様化が進む中で、企業が従業員や応募者から選ばれ続ける重要性と難易度は加速度的に高まっております。さらにAIの技術的発展が進む中で、優秀な人材の獲得競争がより一層激化していくことが想定されております。こうした環境下において企業は、既存社員がパフォーマンスを発揮するための人材力の向上や、人材の維持と獲得のための従業員エンゲージメントの向上に取り組む必要があることから、このような環境変化は当社グループにとって非常に重要な機会であると認識しております。人材を資本として捉え、その価値を最大限に引き出すことで中長期的な企業価値向上につなげる「人的資本経営」の機運が高まっている中、当面の間は、成長可能性の高い組織開発Divisionのコンサル・クラウド事業に注力する方針です。企業の「人的資本経営」を総合的に支援できる、他にはない優位性を発揮することで支援を拡大し、当社グループの成長ドライバーとしてまいります。 ⅱ目標とする経営指標 事業の収益性・生産性を重視した経営を行うべく「売上収益営業利益率」を重要な経営指標として位置づけております。加えて、規模の拡大に向けて「売上収益」「営業利益」「親会社の所有者に帰属する当期利益」、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて「ROE」も重要な経営指標として位置づけております。そして、組織戦略とのバランス度合いを示す生産性(人的資本ROI、社員1人当たりの売上総利益)も重要指標としております。これらの指標を中長期的に向上させるべく、現在は収益の安定化・ストック化を軸とした事業構造への転換を進めております。 ⅲ2030年に向けた中期的な成長戦略 中期的な企業価値向上に向け、当社グループはコンサル・クラウド事業を中心に収益のストック化を推進し、2028年12月期に営業利益100億円、2030年12月期に営業利益150億円を見込む計画を策定しました。その達成を支える重要指標として、「モチベーションクラウド」を中心とした年間経常収益について、2028年12月末に150億円、2030年12月末に240億円の実現を目指します。 コンサル・クラウド事業においては、コンサルティングのクラウド化を着実に推進してきた結果、「モチベーションクラウド」を通じて、組織状態の診断から課題に応じた変革までをワンストップで支援できる、他にはない強みを有しております。年間経常収益の拡大に向けては、「既存サービスの拡大」と「新規サービスの拡大」に取り組みます。「既存サービスの拡大」においては、すでに展開しているサービスについて、国内大手企業に加え、国内中堅・中小企業へ対象を拡大します。「新規サービスの拡大」については、変革サービスにおける新たな領域でクラウド化を推進します。まずは、「採用支援」及び「マネジメント支援」の領域におけるクラウドサービスを2026年内に順次リリースしていく方針です。2026年4月には、その第一弾として「採用支援」のクラウドサービス「モチベーションクラウド エントリーマネジメント」をリリースする予定です。 さらに、長期的な事業価値向上に向けて、国内市場にとどまらず海外市場への展開も進めております。現在はアジア5か国で事業を展開しており、2025年12月末の海外における「モチベーションクラウド」の月会費売上は、前年比約450%と当初の想定を上回るペースで成長しております。今後は、アジア5か国での事業をさらに成長させるとともに、これまでに蓄積したサービスの展開ノウハウを他地域にも活かすことで、海外事業の成長スピードをさらに高めていきます。こうした取り組みを通じて、当社グループは世界的な人的資本経営のパートナーとしての存在感を高め、持続的な成長と企業価値の向上を実現してまいります。 ⅳその他事業の今後の見通し 《IR支援事業》 ストックサービスの拡大を通じた収益基盤の強化 IR支援事業では、顧客基盤の拡大並びに動画配信サービス等のストックサービスの拡大を推進しております。2025年12月期は、4月にジャパンストラテジックファイナンス株式会社、8月にChorus Call Asia株式会社(現イー・アソシエイツ株式会社)を完全子会社化しました。ジャパンストラテジックファイナンス株式会社が中小型の国内上場企業群において確固たるシェアを築いている一方で、イー・アソシエイツ株式会社は、JPX400に採用されている大手の国内上場企業群において高いシェアを有しております。両社は、動画配信や決算説明会等のストック性の高いサービスを保有していることから、今後は双方の顧客基盤を共有し、新たなクロスセルやシナジーを創出することで、収益基盤のストック化を強化してまいります。 《キャリアスクール事業》 オンライン講座の売上拡大 キャリアスクール事業では、コロナ禍以降の学びに対するニーズの変化を受け、IT・資格・英会話を中心としたオンライン講座の提供を進め、オンラインにおいても「挫折させない」支援を継続してまいりました。2022年以降、オンライン化への移行を目的とした構造改革に継続的に取り組んでおり、校舎の移転・撤退を実行するとともに、オンライン講座の拡大を推進しております。その結果、オンライン講座は想定どおり大幅に伸長しており、構造改革は着実に進捗しております。引き続き、オンライン講座を事業成長の中核と位置付け、売上総利益率の向上と安定的な収益基盤の構築を図ってまいります。また、アライアンス等の提携を強化していくことで、さらなる拡大を実現してまいります。 《学習塾事業》 「モチアカ式」の活用を通じた拡大 学習塾事業では、モチベーションエンジニアリングを基盤とした独自の指導メソッド「モチアカ式」の活用を進めております。具体的には、受講者一人ひとりの個性を診断して16タイプに分類し、その特性に応じた指導を行うことで、学習意欲の向上と継続的な学習習慣の定着を図っております。今後は、「モチアカ式」の活用に加えて、通塾可能地域にとどまらない幅広い層にオンライン授業による学びの機会を提供することで、継続的な成長を実現してまいります。 《ALT配置事業》 さらなるシェア拡大による安定的な成長 当社グループで最も売上収益の大きいALT配置事業については、安定的な成長を目指してまいります。引き続き、強みであるALTの質の向上に加えて、トップシェア企業としてオンライン化やICT活用といった多様化する顧客ニーズへの対応も進めることで、さらなるシェア拡大を実現してまいります。 《人材紹介事業》 「OpenWorkリクルーティング」の価値向上 「OpenWorkリクルーティング」とは、国内最大級の社員クチコミ数を有する情報プラットフォーム「OpenWork」を活用したダイレクトリクルーティングサービスで、転職市場の活況を背景に、現在急成長しています。今後さらに成長を加速させるためには、積極的なキャリア形成に向けて情報収集や転職活動を行うユーザーを増加させていく必要があると考えています。また、社員クチコミデータや企業情報などの蓄積データを解析し、求職者と求人企業のマッチングの最適化を推進させることも重要だと考えています。サービス上での求職活動を活性化させること、マッチングの最適化を進めること、入社後の求職者と企業のミスマッチの発生を抑制し企業・求職者双方の満足度を向上させることで「OpenWorkリクルーティング」の価値を向上させてまいります。
事業等のリスク3,197字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 以下において、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性のある特に重要なリスクを記載しております。但し、全ての重要なリスクを網羅したものではなく、現時点では予見できない又は重要とみなされていないリスクの影響を将来的に受ける可能性がございます。なお、本文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づき、当社グループが合理的であると判断したものであります。 (1)経済状況等の変動等、マクロ環境に関するリスク(発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中) (リスクの内容) 当連結会計年度の日本経済は、雇用・所得環境の改善に伴い、緩やかな景気回復が見られました。しかし、円安に伴う物価上昇のほか、米国の政治動向に伴う世界経済への影響や、不安定な国際情勢による地政学的リスクの存在により、その先行きは依然として不透明な状況です。このような経済状況等の停滞・悪化により、サービスに対する需要が低迷する場合には、当社グループの経営成績等も影響を受ける可能性があります。 具体的には、組織開発Divisionの特に中小ベンチャー企業へのコンサルティングにおける、事業環境の悪化に伴うプロジェクトの休止等の影響や、マッチングDivisionの人材紹介事業における、企業の雇用環境の変化の影響が想定されます。 (主な対応策) 当社グループでは、企業を取り巻く環境変化のスピードが速まる中、その変化に柔軟に、素早く対応し、影響を最小化できるよう、「経営方針3カ条」において「運動神経の良い経営」を掲げております。この方針に基づき、経済状況等についても適宜経営会議にて議論することで即時の意思決定を行っております。 同時に、経済状況等の影響を受けにくいALT配置事業やキャリアスクール事業を2010年代に開始し、景気変動に耐えうる事業ポートフォリオの構築をしております。また、特に当社グループの売上総利益の約50%を占める組織開発Divisionにおいて、モチベーションクラウドの展開によりストック売上の比率を高めることで、ビジネスの安定化を図っております。 (2)知的財産権に関するリスク(発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中) (リスクの内容) 当社グループは、モチベーションエンジニアリングを基軸とした事業展開によってブランドを確立しておりますが、本技術を模倣した企業の出現によって、競合事業者に対する当社グループの優位性を顧客に対して十分に訴求できなくなった場合に、売上の減少等、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、事業規模の拡大やテレワークの導入に伴って、コンサルティングノウハウや顧客事例等、知的財産の流出・漏洩が発生しやすい環境となっており、ブランド棄損や風評リスクも高まっております。加えて生成AI技術の急速な発展により、AIが基幹技術を模倣したコンテンツ等を生成するといったリスクが高まっております。 (主な対応策) モチベーションエンジニアリングの模倣可能性の低減に向けては、R&D部門が主導となり本技術を常に進化させるとともに、法務部門を中心に商標権や特許権、著作権等複数の知的財産権を組み合わせて知的財産を多面的に保護しております。 また、知的財産の流出・漏洩に対しては、法令から要請される合理的な情報管理措置及びデータガバナンスの構築のみに留まらず、流出・漏洩を検知する仕組みの構築や生成AI技術の利活用等について社員向けの啓発を強化することで、営業秘密をはじめとした情報資産保護の実効性を向上させてまいります。 (3)データセキュリティ・データプライバシーに関連するリスク(発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:中) (リスクの内容) 当社グループでは、事業運営に関し、顧客企業の組織人事情報(組織開発Division)、氏名・生年月日等の顧客情報(個人開発Division)、求職者・求人情報・その他企業情報(マッチングDivision)等の個人情報及び機密情報を大量に保有しております。また、近年の生成AI技術の発展により、従業員が生成AIを利活用する頻度が高まっていることから、個人情報及び機密情報が漏洩するリスクが高まっております。 サイバー攻撃等の外部の不正や、内部の不慮が原因で個人情報が漏洩し、情報主体ないしは顧客企業等に被害が生じた場合、損害賠償請求や社会的信用の失墜等により、当社グループの業績及び財務状況が影響を受ける可能性があります。 (主な対応策) 当社グループでは、プライバシーマークに準じた情報管理規定及び管理手法を策定し、組織面・技術面ともにその遵守に努めております。具体的には、管理規程に則り各就業規則を策定し、全役職員及び全従業員に個人情報保護管理に関する定期的な教育を徹底しております。 また、機密性・完全性・可用性を考慮したセキュリティ要件を策定し、環境構築・運用時の遵守を徹底するとともに、ランサムウェア、不正アクセス等の外部脅威の防御や内部の不慮の防止のための技術的対策を講じております。加えて、日々高度化する外部からの脅威に備えて必要な対策を取るべく、外部機関からの情報収集及び中長期的な視点での情報セキュリティの向上にも継続的に取り組んでおります。また、生成AI技術の利活用に関しても、適切なガバナンスを確立し、社員向けの啓発を強化することで、外部への流出・漏洩を防止しております。 (4)人材確保に関するリスク(発生可能性:高、発生時期:特定時期なし、影響度:中) (リスクの内容) 当社グループは、人的資本を最重要視し、人的資本をもとに顧客価値を創出し続けております。そのため、持続的な成長を遂げるためには、優秀な人材の確保が肝要です。大幅な成長を見込んでいる組織開発Divisionにおいては、プロジェクトマネジャーやエンジニアの確保及び育成が重要となっておりますが、かかる人材の確保ができない場合は、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。 (主な対応策) 当社グループは創業以来、「優秀な人材をエンゲージメント高く採用するために投資を惜しまない」という考えを前提とし、自社の採用コンサルティングナレッジを用いながら、優秀な人材の確保を重ねております。また、優秀な人材の獲得に向けて、応募者から「選ばれる企業」であるべく、従業員エンゲージメントの向上やブランディングに取り組み続けております。同時に、組織・人事に関するコンサルティングサービスの一部クラウド化を推進することで、テクノロジーを活用して必要人員の最小化を図っております。 (5)資産の減損等に関するリスク(発生可能性:中、発生時期:特定時期なし、影響度:小) (リスクの内容) 当社グループは、M&A等による新たな領域への積極展開や新たな商品サービスラインナップの拡充を進めることで、事業の拡大スピードを速めてまいりました。結果として、連結財務諸表にM&A等による株式取得に伴うのれんを相当額計上しております。今後、取得済みの株式に係る事業について、経営環境や事業状況の変化等により事業収益性が著しく低下した場合等には、減損会計の適用に伴う損失処理が発生し、最悪の場合には債務超過に陥る可能性があります。 (主な対応策) 減損損失額を最小限にするべく、M&A後のシナジー実現に向けたフォローアップや経営成績の定期的なモニタリングを強化しております。また、M&A後にコンサルティングナレッジを当該事業に適用し、人材力と組織力(エンゲージメント)を徹底的に向上させることで、人的資本をもとにした収益力の向上を図っております。
経営成績の分析 (MD&A)10,312字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 1.業績 当社グループは、「私たちは、モチベーションエンジニアリングによって、組織と個人に変革の機会を提供し、意味のあふれる社会を実現する」というミッションのもと、経営学・社会システム論・行動経済学・心理学等の学術的成果を取り入れた当社グループの基幹技術「モチベーションエンジニアリング」を用いて、多くの組織と個人の変革をサポートしております。当連結会計年度の日本経済は、雇用・所得環境の改善に伴い、緩やかな景気回復が見られました。しかし、急激な為替変動や物価上昇、不安定な国際情勢による地政学的リスクの存在により、その先行きは依然として不透明な状況です。こうした経済状況において、企業が変化に適応するための人的資本経営推進のニーズ、具体的には、従業員エンゲージメント(会社と従業員の相互理解・相思相愛度合い)の向上や人材確保・育成のニーズはますます高まっていると認識しております。 このような経営環境下、当社グループの売上収益は41,522百万円(前年比110.9%)、売上総利益は22,605百万円(同113.7%)、営業利益は4,204百万円(同76.6%)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,621百万円(同43.9%)となりました。 2025年12月期の業績予想は、売上収益41,200百万円(同110.0%)、売上総利益22,100百万円(同111.1%)、営業利益6,220百万円(同113.4%)、親会社の所有者に帰属する当期利益3,879百万円(同105.1%)を見込んでおりました。売上収益は、キャリアスクール事業以外の事業が伸長したことにより予想値を上回り、前年比で大幅に増加しました。その結果、過去最高の売上収益を実現しました。売上総利益率は、利益率の高いコンサル・クラウド事業とオープンワークを含む人材紹介事業が想定通りに伸長した結果、予想値を上回り、前年比で大幅に増加しました。営業利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益については、キャリアスクール事業における構造改革をさらに推進するため、当該事業ののれん全額を減損損失として計上したことから、前年を下回る結果となりました。 当社グループのセグメント区分と事業区分は次のとおりであり、当連結会計年度におけるセグメント・事業別の概況は以下のとおりであります。中間連結会計期間よりジャパンストラテジックファイナンス株式会社、第3四半期連結会計期間よりUnipos株式会社並びにイー・アソシエイツ株式会社を連結の範囲に含めております(第3四半期連結会計期間に子会社化したChorus Call Asia株式会社とその子会社であるイー・アソシエイツ株式会社は、2025年12月1日付でChorus Call Asia株式会社を吸収合併存続会社とする吸収合併を行いました。また、同日付でChorus Call Asia株式会社はイー・アソシエイツ株式会社に名称を変更しております)。なお、当連結会計年度より、コンサル・クラウド事業とIR支援事業において事業内容を変更しており、前年比較については、前年の数値を変更後の区分に組み替えた数値で比較しております。 《組織開発Division》 組織開発Divisionでは、個人から選ばれる組織(モチベーションカンパニー)創りを支援しております。具体的には、当社グループの基幹技術である「モチベーションエンジニアリング」を適用し、従業員・応募者・顧客・株主等の企業を取り巻くステークホルダーとのエンゲージメント向上を支援するサービスを提供しております。 当該セグメントでは、当連結会計年度における売上収益は16,845百万円(同113.4%)、セグメント利益(売上総利益)は11,757百万円(同114.7%)となりました。当連結会計年度における事業別の概況は以下のとおりであります。 (コンサル・クラウド事業) 当該事業は、企業に対してコンサルティングとクラウドサービスを提供することにより、診断・変革を通じた人的資本経営の実践を支援しております。具体的には、独自の診断フレームに基づいた組織課題の診断と、採用・育成・制度・風土といった組織人事の全領域における変革ソリューションをワンストップで提供しております。クラウドサービスについては、人材力やエンゲージメント向上等、組織人事の課題解決を支援するHRTech(人材×テクノロジー)である「モチベーションクラウド」を展開しております。 当該事業における当連結会計年度の売上収益は13,293百万円(同114.8%)、売上総利益は9,941百万円(同113.9%)となりました。 当連結会計年度においては、「モチベーションクラウド」が成長を牽引した結果、売上収益、売上総利益ともに前年比で大幅に増加しました。コンサルティングについては、既存顧客を中心に人的資本経営の総合支援に注力した結果、売上収益は前年比で増加いたしました。引き続き、顧客深耕による単価向上に加えて、生産性向上によるキャパシティ拡大に注力してまいります。 また、当社グループは、2000年の創業以来、企業と従業員のエンゲージメント状態を「診断」するだけでなく、「変革」まで支援してまいりました。「モチベーションクラウド」は、組織の診断と変革を通じて、人材力やエンゲージメント向上等、組織人事の課題解決を支援するHRTech(人材×テクノロジー)領域のクラウドサービスです。2025年3月より、全てのクラウドサービスを「モチベーションクラウド」に集約しました。現在は、従業員エンゲージメントの向上を実現する「モチベーションクラウド エンゲージメント」や、国内中小企業向けの「モチベーションクラウド ベーシック」の他、組織風土の活性化を実現する「モチベーションクラウド シェアリング」、人材力の向上を実現する「モチベーションクラウド ロールディベロップメント」を展開しております。加えて、2024年8月には、持分法適用関連会社である株式会社FCEが提供している「RPA Robo-Pat DX」「FCEプロンプトゲート」等のDX支援サービスを追加いたしました。2025年8月には、完全子会社化したUnipos株式会社が提供しているピアボーナス®「Unipos」を追加いたしました。 中でも、「モチベーションクラウド エンゲージメント」は現在、株式会社アイ・ティ・アールが発行する市場調査レポート「ITR Market View:ワークプレイス最適化市場2025」において、従業員エンゲージメント市場のベンダー別売上金額及びシェアで9年連続1位(2017~2025年度予測)を獲得しております。 2025年12月末における「モチベーションクラウド」の月会費売上は627,382千円(同121.6%)となり、大幅に成長しました。当連結会計年度においては、生成AIの台頭に伴う顧客の検索行動の変化を受け、上半期にはサービスサイトへの直接流入数が減少し、商談数が一時的に減少しました。その影響から、2025年12月末における月会費売上は予想値である650,000千円を下回ったものの、マーケティングルートの最適化やマーケティング予算の増加といった施策を実行した結果、下半期には商談数が回復しております。すでに、成長実現に必要な商談数の水準は確保できており、2026年12月末における月会費売上は、前年比111.6%の700,000千円を見込んでおります。 (IR支援事業) 当該事業は、企業に対して、紙・WEB・映像メディア・イベントの企画制作サービスを提供することにより、主に人的資本経営の公表を支援しております。具体的には、株主・投資家向けの統合報告書・株主通信等の任意開示資料の制作、決算説明会の集客・動画配信等の映像メディア制作に加え、イベント・メディアを通じたインナーブランディング支援を行っております。 当該事業における当連結会計年度の売上収益は3,902百万円(同106.2%)、売上総利益は2,030百万円(同116.1%)となりました。統合報告書制作に加えて、動画配信サービスが伸長したことで、売上収益は前年比で増加、売上総利益は前年比で大幅に増加しました。 当該事業は現在、顧客基盤の拡大並びに動画配信サービス等のストックサービスの拡大を推進しております。2025年12月期は、4月にジャパンストラテジックファイナンス株式会社、8月にイー・アソシエイツ株式会社を完全子会社化しました。ジャパンストラテジックファイナンス株式会社が中小型の国内上場企業群において確固たるシェアを築いている一方で、イー・アソシエイツ株式会社は、JPX400に採用されている大手の国内上場企業群において高いシェアを有しております。両社は、動画配信や決算説明会等のストック性の高いサービスを保有していることから、今後は双方の顧客基盤を共有し、新たなクロスセルやシナジーを創出することで、収益基盤のストック化を強化してまいります。 《個人開発Division》 個人開発Divisionでは、組織から選ばれる個人(アイカンパニー)創りを支援しております。具体的には、当社グループの基幹技術である「モチベーションエンジニアリング」をキャリアスクール・学習塾のビジネスに適用し、小学生から社会人までを対象に、目標設定から個人の課題把握、学習プランの策定・実行に至るサービスをワンストップで提供しております。 当該セグメントの当連結会計年度における売上収益は6,083百万円(同94.7%)、セグメント利益(売上総利益)は2,875百万円(同94.8%)となりました。当連結会計年度における事業別の概況は以下のとおりであります。 (キャリアスクール事業) 当該事業は、大学生・社会人に対して、IT・語学等のスキル開発講座や資格取得講座を提供することにより、キャリアアップを支援しております。具体的には、パソコンスクールの「AVIVA」、資格スクールの「DAIEI」、外国語スクールの「ロゼッタストーン・ラーニングセンター」、「ロゼッタストーン Premium Club」及び「ハミングバード」の5つのサービスを提供しております。 当該事業における当連結会計年度の売上収益は5,121百万円(同92.5%)、売上総利益は2,398百万円(同91.7%)となりました。 当連結会計年度においては、オンライン化への移行を目的とした構造改革を優先的に進めたことから、新規通学入会者数が減少したことに伴い、既存教室の通学者数が減少しました。これに伴い、売上収益及び売上総利益は前年比で減少したものの、オンライン講座は想定どおり大幅に伸長しており、構造改革は着実に進捗しております。あわせて、今後のさらなる改革推進に向け、のれんについては全額減損しました。 今後は、「挫折させない手厚いサポート」という強みをベースに、コワーキングスペース事業者等とのフランチャイズ契約を推進し、様々な場所での受講を可能にすることで、引き続きオンラインにおけるサービス拡大に注力してまいります。また、継続的な学習支援など、ストック性の高いサービス提供等も進めてまいります。 (学習塾事業) 当該事業は、小・中・高校生に対して、学習塾という形で教育機会を提供することにより、学力向上と社会で活躍するためのスキル獲得を支援しております。具体的には、中学受験を目指す小学生を対象にした個別指導学習塾「SS-1」と、中高生向けの学習塾「モチベーションアカデミア」の2つの進学塾を、通学・オンラインの形態にて展開しております。 当該事業における当連結会計年度の売上収益は962百万円(同108.7%)、売上総利益は476百万円(同114.3%)となりました。 当連結会計年度においては、引き続き在籍者数と顧客単価がいずれも想定通り増加した結果、売上収益は前年比で増加、売上総利益は前年比で大幅に増加しました。 現在、当該事業ではモチベーションエンジニアリングを基盤とした独自の指導メソッド「モチアカ式」の活用を進めております。具体的には、受講者ひとりひとりの個性を診断して16タイプに分類し、その特性に応じた指導を行うことで、学習意欲の向上と継続的な学習習慣の定着を図っております。 今後は、「モチアカ式」の活用に加えて、通塾可能地域にとどまらない幅広い層にオンライン授業による学びの機会を提供することで、継続的な成長を実現してまいります。 《マッチングDivision》 マッチングDivisionでは、組織と個人をつなぐ機会提供としてALT(Assistant Language Teacher)配置事業と人材紹介事業を展開しております。当社グループの基幹技術である「モチベーションエンジニアリング」を適用し、企業や自治体が求めるスキル要件にとどまらず、データをもとに個人の特性とのマッチングを可能にする「フィッティング」も行うことで、定着率の高いマッチングを実現しております。 当該セグメントの当連結会計年度における売上収益は19,300百万円(同114.7%)、セグメント利益(売上総利益)は8,576百万円(同119.7%)となりました。当連結会計年度における事業別の概況は以下のとおりであります。 (ALT配置事業) 当該事業は、自治体に対して、日本で働きたい外国籍人材とのエンゲージメントの高いマッチング機会を提供することにより、質の高い英語教育を支援しております。具体的には、全国の小・中・高等学校へのALTの派遣及び英語指導の請負をサービスとして提供しております。本事業は、顧客との信頼関係や実績が重視されるため参入障壁が非常に高く、当社グループは民間企業で圧倒的No.1のシェアを確立しております。 当該事業における当連結会計年度の売上収益は14,284百万円(同111.0%)、売上総利益は3,654百万円(同111.9%)となりました。 当連結会計年度においては、ALT配置人数が想定通り増加した結果、売上収益及び売上総利益は前年比で大幅に増加しました。引き続き、質の高いALTの派遣という強みを活かすとともに、オンライン化やICTの活用も進めることで、さらなるシェアの拡大を目指してまいります。 (人材紹介事業) 当該事業では、求職者と企業に対して、就職・転職のための情報プラットフォームやエンゲージメントの高いマッチング機会を提供することにより、求職者と企業のフィッティングを支援しております。具体的には、国内最大級の社員クチコミ数を有する情報プラットフォーム「OpenWork」をはじめ、大学生を対象とした人材紹介等幅広いマッチング機会を提供しております。 当該事業における当連結会計年度の売上収益は5,056百万円(同127.4%)、売上総利益は4,962百万円(同126.7%)となりました。 当連結会計年度においては、特に成長率の高いオープンワークにて、登録ユーザー数、社員クチコミ・評価スコア数を着実に積上げております。中でもダイレクトリクルーティングサービス「OpenWorkリクルーティング」は、積極的なマーケティングへの投資などにより、新規Web履歴書登録数が増加し、累計Web履歴書登録数(社会人・学生)が約165万件まで増加しました。既存顧客の採用活動の活性化、求人数の増加等の取り組みの結果、求人企業の採用活動、求職者からの応募も活発に行われ、当サービスの売上収益は3,247百万円(同134.2%)となりました。 今後も引き続き、組織開発Divisionとのシナジーを拡大しながら、フィッティング支援を加速してまいります。 《ベンチャー・インキュベーション》 当社グループでは、各Divisionの他に、ベンチャー・インキュベーションを展開しております。ベンチャー・インキュベーションでは、出資に加え、当社グループの組織人事コンサルティングのノウハウ等を提供し、上場を目指す成長ベンチャー企業を組織面からも支援しております。出資先の主な選定基準は、「“モチベーションカンパニー”創りへの共感」「株式上場を目指していること」の2点です。なお、ベンチャー・インキュベーションにて発生した売却益等は、連結財政状態計算書の利益剰余金、又は連結損益計算書のその他の収益・その他の費用に計上いたします。 これまで12件のイグジットに成功しておりますが、引き続き投資先企業に対する支援を通じて、モチベーションカンパニー創り、及び人的資本経営の浸透を加速させてまいります。 生産、受注及び販売の実績 1.生産実績 当社グループは、コンサルティング業等を主体としており、生産実績の記載はしておりません。 2.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (百万円)   前年同期比 (%)   受注残高 (百万円)   前年同期比 (%) 組織開発Division   17,409   105.5   10,153   109.4 個人開発Division   5,762   92.1   797   80.8 マッチングDivision   21,032   122.9   9,954   125.3 その他   9   154.7   -   - 合計   44,213   110.9   20,905   114.8 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 3.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高 (百万円)   前年同期比 (%) 組織開発Division   16,539   113.8 個人開発Division   5,951   94.0 マッチングDivision   19,022   114.7 その他   9   154.7 合計   41,522   110.9 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.財政状態の分析 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ7,821百万円増加し、40,999百万円となりました。これは主として、現金及び現金同等物が2,767百万円、のれんが2,636百万円増加したこと等によるものです。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ5,388百万円増加し、24,181百万円となりました。これは主として、有利子負債及びその他の金融負債が3,736百万円増加したこと等によるものです。 当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末に比べ2,432百万円増加し、16,817百万円となりました。これは主として、剰余金の配当により減少した一方で、自己株式の処分、当期利益を計上したこと等によるものです。 2.経営成績の分析 (1)売上収益 当連結会計年度の売上収益は、前年比10.9%増の41,522百万円となりました。セグメント別には、組織開発Divisionで前年比13.4%増の16,845百万円、個人開発Divisionで前年比5.3%減の6,083百万円、マッチングDivisionで前年比14.7%増の19,300百万円となりました。 (2)売上原価 当連結会計年度の売上原価は、前年比7.6%増の18,917百万円となり、原価率は45.6%となりました。 (3)販売費及び一般管理費 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前年比19.2%増の16,925百万円となりました。 (4)営業利益 当連結会計年度の営業利益は、前年比23.4%減の4,204百万円となりました。 (5)親会社の所有者に帰属する当期利益 当連結会計年度の親会社の所有者に帰属する当期利益は、前年比56.1%減の1,621百万円となりました。 3.キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度において、現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は232百万円減少し、当連結会計年度末の残高は8,374百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、営業活動により獲得した資金は前年より391百万円減少し、5,246百万円となりました。これは主として、減損損失が前年に比べ1,335百万円増加した一方で、税引前当期利益が前年に比べ1,197百万円減少、法人所得税の還付額が前年に比べ468百万円減少したことにより資金が減少したこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、投資活動により使用した資金は前年より3,309百万円増加し、5,248百万円となりました。これは主として、前年に発生した持分法で会計処理されている投資の取得による支出1,992百万円の発生が無かったことにより資金が増加した一方で、定期預金の預入による支出が3,000百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が1,020百万円発生したこと、投資有価証券の売却による収入が前年に比べ1,235百万円減少したことにより資金が減少したこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、財務活動により使用した資金は前年より2,291百万円減少し、194百万円となりました。これは主として、長期借入れによる収入が前年に比べ3,950百万円減少したことにより資金が減少した一方で、短期借入金の純増減額が前年に比べ6,100百万円増加したことにより資金が増加したこと等によるものです。 (資本の財源及び資金の流動性) 当社グループは、事業に必要な資金を安定的に確保することを基本方針としております。 当社グループの資金需要は、人件費等の運転資金のほか、ソフトウエア開発費用、M&A費用等の事業投資資金があります。これらの資金需要に対して、自己資本又は金融機関からの借入による資金調達にて対応していくこととしております。 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 1.財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「経営成績等の状況の概要 1.業績」、「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.財政状態の分析」、及び「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 2.経営成績の分析」に記載しております。 2.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 3.キャッシュ・フローの分析」に記載しております。 3.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、売上原価の主な構成要素であります人件費、ソフトウエア開発費等の外注費、及び有利子負債の返済及び利息の支払い等があります。また、株主還元については、財務の健全性等に留意しつつ、配当政策に基づき実施してまいります。 当連結会計年度末における借入金及びリース負債を含む有利子負債の残高は15,541百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は11,374百万円となっております。なお、安定的な運転資金の調達方法として、金融機関との間で当座貸越契約を締結しており、当連結会計年度末における当該契約の借入未実行残高は6,800百万円となっております。 今後の動きについては引き続き注視しつつ、財政状態へ重大な影響を与える可能性のある事象が生じた場合等においては、適時に対応の検討を行ってまいります。 また、当社グループは、健全な財務体質、継続的な営業活動によるキャッシュ・フロー創出能力により、今後も事業成長を確保する目的で手元流動性を高める資金調達や、個別投資案件への資金調達は可能であると考えております。 4.重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループにおける重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載しております。

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出典

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