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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ミロク情報サービス

MIROKU JYOHO SERVICE CO.,LTD9928 · Prime · 情報・通信業

会計事務所と中堅中小企業向けに財務会計・税務・給与等の業務ソフトを自社開発し、ワンストップで提供する。

概要

ミロク情報サービスは、税理士・公認会計士事務所向けに税務・会計・給与計算ソフトウェア「PCA」シリーズを提供する、同事業で国内トップクラスのシェアを持つ企業である。中堅・中小企業向けERPも手掛け、全国33拠点の直接販売網と24時間365日サポートが強み。2026年3月期の連結売上高は489億円、営業利益67億円。ストック型のサービス収入が収益の柱である。

会計事務所と顧問先企業を両翼とする事業構造

当社グループは、会計事務所(税理士・公認会計士事務所)とその顧問先企業、および中堅・中小企業の二つの市場を対象とする。会計事務所向けには税務・会計・給与の業務システムと総合保守サービス「TVS」を提供し、その顧問先企業へはデータ互換性のある財務会計システムを販売する。中堅・中小企業向けには財務会計をコアとするERPシステムをワンストップで提供し、コンサルティングから導入、アフターサービスまで手掛ける。これらの二軸で顧客基盤を拡大している。

ストック型収入が支える安定収益基盤

収益は、システム導入時の売上(ハードウェア・ソフトウェア・導入支援)と、継続的なサービス収入から構成される。2026年3月期のサービス収入は211億6400万円(前年比14.7%増)で、うちソフト使用料が101億円(同33.8%増)と大きく伸長した。これはサブスクリプション型への移行が進んだ結果である。TVS収入やソフトウェア運用支援サービスも安定的に増加しており、ストック型収入が全社収益の約43%を占める。

全国33拠点と24時間サポートの地域密着体制

販売・サポート拠点は全国33カ所に配置され、主に自社開発製品を直接顧客に販売し、導入後に地域密着型のサポートを提供する。電話問い合わせは24時間365日対応で、顧客満足度の向上に努めている。また、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格ISO/IEC27001の認証を全社・全事業所で取得し、セキュリティ体制を強化している。これらの体制が、会計事務所や中小企業からの信頼獲得につながっている。

グループ会社との連携による総合ソリューション

連結子会社8社と持分法適用関連会社2社を有し、グループ全体でソフトウェア関連事業を展開する。主要子会社には、ERP製品開発のリード株式会社、システムインテグレーションの株式会社エヌ・テー・シー、統合型DXプラットフォーム「Hirameki 7」を運営するトライベック株式会社などがある。また、M&Aアドバイザリーを手掛ける株式会社MJS M&Aパートナーズや、シンガポールのクラウドERP企業Synergix Technologies Pte Ltd.もグループに加わり、事業領域を拡大している。

業界の中での役割は中堅中小企業向けERP・業務ソフトウェアベンダー(会計事務所チャネル強み)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
489億円
営業利益
67億円
営業利益率
13.7%
純利益
54億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01会計事務所・その顧問先企業主力

税理士・公認会計士事務所向けに、税務・会計・給与等の業務システムと総合保守サービス(TVS)を提供。会計事務所を通じてその顧問先中小企業にも財務会計システム等を販売。全国33拠点の地域密着サポートと24時間365日対応が強み。

主な製品・サービス3
財務会計・税務システム
会計事務所および企業向けの財務会計・税務申告ソフトウェア。
TVS(会計事務所トータル・バリューサービス)
会計事務所向け総合保守サービス。プログラム更新、テレサポート、情報提供等を含む。
ソフトウェア使用料(月額・年額)
クラウドサービス等を月額・年額で提供する使用料プラン。

02中堅・中小企業(一般企業)準主力

中堅中小企業に対して、財務会計システムをコアとするERPシステムを販売。コンサルティングからハードウェア選定、導入、アフターサービスまでワンストップで提供。内部統制、情報セキュリティ、API連携等のニーズに対応。

主な製品・サービス3
ERPシステム
財務会計を中心とした統合業務システム。販売、給与、人事管理等のモジュールを含む。
ソフトウェア運用支援サービス
中堅中小企業向け総合保守サービス。プログラム更新、テレサポート、情報サービス等。
ハードウェア
サーバ、パソコン、周辺機器等の販売。

製品と技術

会計事務所向け総合保守サービス「TVS」

「TVS(会計事務所トータル・バリューサービス)」は、会計事務所向けの総合保守サービスである。プログラム更新、テレサポート、情報提供などを一括で提供し、顧客のシステム環境を維持する。2026年3月期のTVS収入は26億5300万円。同サービスはストック型収入の柱の一つであり、24時間365日対応のサポートと組み合わせることで、会計事務所の業務継続を支えている。

中堅中小企業向けERP「LucaTech GX Lite」

「LucaTech GX Lite」は、2025年11月に提供を開始したSaaS型クラウドERPの新製品である。財務会計、固定資産、ワークフローなどの業務システムをクラウドで提供し、中小企業のDX推進を支援する。同製品はサブスクリプションモデルで提供され、既存ERP製品からの移行を促進している。売上はソフト使用料として計上され、2026年3月期のソフト使用料収入は101億円に達した。

統合型DXプラットフォーム「Hirameki 7」

子会社トライベック株式会社が運営する「Hirameki 7(ヒラメキセブン)」は、中小企業・小規模事業者向けの統合型DXプラットフォームである。営業・マーケティング機能に加え、AIによるWebページ自動生成機能「AIサイト」などの新機能を順次追加している。当社の販売網と顧客基盤を活用して普及を図り、グループ全体のクラウド戦略の要として位置づけられている。

多層的な保守・サポートサービス群

システム導入後も継続的に収益を生む保守サービスが充実している。中堅・中小企業向け「ソフトウェア運用支援サービス」はプログラム更新やテレサポートを含み、2026年3月期に61億6100万円の収入を計上。ハードウェア・ネットワーク保守サービスは17億8400万円。さらに、サプライ・オフィス用品販売も手掛ける。これらのサービスが顧客との長期的な関係を支えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

会計・税務ソフトで中堅、内需が中心

会計事務所向けソフトウェアと情報サービスを主力とする中堅IT企業。売上高は440億円超(2024年3月期)で、同業種内では上位だが、VRAIN SolutionやCocoliveに比べ規模は大きい。但し、海外売上比率はデータから不明であり、国内市場に依存したビジネスモデルであると推察される。業界内では、クラウドシフトとAI活用が競争軸となっており、同社はこれらの技術投資が遅れると競争劣位に立つ可能性がある。

強み

  • 長年の会計事務所向けソフトウェア提供で、国内に広範な顧客ネットワークを構築。
  • リカーリング収入が多く、売上高は堅調に増加(24→25期+5%)。
  • 営業利益率13.6%(2025年3月期見込)と情報・通信業平均を上回る。
  • 自己資本比率が高く、M&Aや研究開発投資の資金余力がある。

課題

  • 海外売上比率が不明で、内需依存が高く成長機会を逸する可能性。
  • クラウド型会計ソフトを提供する新興企業との競争激化。
  • AIやRPAの活用が遅れると、業務効率化ニーズに応えられない恐れ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がミロク情報サービス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12170リンクアンドモチベーション733億円44.5倍
2166Aタスキホールディングス720億円12.8倍
33687フィックスターズ692億円38.6倍
43763プロシップ669億円24.0倍
57128ユニソルホールディングス661億円34.4倍
69928ミロク情報サービス648億円11.4倍
79790福井コンピュータホールディングス627億円14.5倍
84481ベース625億円15.0倍
92326デジタルアーツ625億円17.8倍
106200インソース616億円14.5倍
113854アイル615億円15.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

ミロク経理の事業部から独立した1977年

1977年11月、株式会社ミロク経理の会計事務所事業部が分離独立する形で、東京都千代田区麹町に株式会社ミロク計算センターとして設立された。同日付で株式会社ミロク情報サービスに商号変更し、全国の税理士・公認会計士事務所向けに財務計算サービスの提供を開始した。これが当社の原点であり、以来一貫して会計事務所向け事業を中核としてきた。

全国の計算センターを廃止しオフコン販売へ転換した1981年

1981年5月、全国に展開していた計算センターを全て廃止し、それまでの財務計算サービスの提供から財務専用オフコンの販売体制へと事業を大きく転換した。同時に東京・大阪・福岡・札幌・仙台・金沢・広島・岡山の8支社を設置。この再編により、製品販売と直接サポートを一体で行う現在のビジネスモデルの基礎が築かれた。

上場と子会社の取得でグループ体制を拡大した1990年代〜2000年代

1992年8月に日本証券業協会に店頭登録、1997年8月に東京証券取引所市場第二部に上場した。その後、1999年に合弁子会社を買い取り100%子会社化(ミロクエンジニアリングサービス)、2002年に株式会社エヌ・テー・シー、2004年に株式会社エム・エス・アイ、2006年から2008年にかけてリード株式会社を順次子会社化した。これらのM&Aにより、ハードウェア販売やシステム開発の体制を強化した。

東証一部上場とクラウド関連投資が進んだ2010年代

2012年10月に東京証券取引所市場第一部に上場。2013年以降はクラウド事業への投資を加速し、2015年にクラウドインボイス株式会社を子会社化、2016年には株式会社Blue Tableを関連会社化した(2017年清算)。また、2014年にMJS M&Aパートナーズを設立し、M&A仲介事業に参入。2019年には開発本部を中野区に移転し、体制を刷新した。

子会社再編と統合型DXプラットフォームへの挑戦(2020年〜)

2020年、株式会社トランストラクチャおよびトライベック株式会社を相次いで子会社化し、統合型DXプラットフォーム「Hirameki 7」の運営を開始。また、株式会社MJS Finance & Technologyを通じてスパイス株式会社を傘下に収めた。2021年には株式会社ビズオーシャンの会社分割により株式会社SPALOを設立。これらの再編により、SaaS型サービスとDXコンサルティングへの事業シフトを加速している。

年表37件を開く

1970年代

  • 1977年11月創業当社は、1977年11月2日、株式会社ミロク経理の会計事務所事業部が、分離独立する形で「株式会社ミロク計算センター」として東京都千代田区麹町に設立し、同月「株式会社ミロク情報サービス」に商号変更。全国の税理士・公認会計士事務所向けの財務計算サービスの提供業務を開始。

1980年代

  • 1981年5月全国のセンター(計算センター)を廃止し、財務計算サービスの提供業務から財務専用オフコンの販売体制へ再編成。東京・大阪・福岡・札幌・仙台・金沢・広島・岡山支社を設置。
  • 1986年3月本社を、東京都千代田区麹町から東京都新宿区西新宿に移転。
  • 1987年7月開発部長岡センターを設置。
  • 1989年5月開発部東京センターを設置。

1990年代

  • 1992年8月日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。
  • 1996年7月情報通信・OA機器の販売会社として、株式会社フォーバルとの合弁により、子会社として株式会社エフエム・ワンを設立。
  • 1996年11月新社屋ビル竣工(東京都新宿区四谷)。本社・開発本部東京センターを移転。
  • 1997年8月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1998年4月開発本部を移転(新宿区新宿)。
  • 1998年9月研修センター竣工(千葉県長生郡)。
  • 1999年4月商号変更連結子会社、株式会社エフエム・ワンの株式会社フォーバルの所有分を当社が全額買い取り、合弁を解消して100%子会社とし、株式会社ミロクエンジニアリングサービスに商号変更。

2000年代

  • 2002年12月株式会社エヌ・テー・シー(現・連結子会社)の株式を全額買い取り、100%子会社とした。
  • 2004年6月株式会社エム・エス・アイの株式を全額買い取り、100%子会社とした。
  • 2006年7月リード株式会社(現・連結子会社)の株式の買い増しを行い、子会社とした。
  • 2008年3月リード株式会社(現・連結子会社)の株式の全額を買い取り、100%子会社とした。
  • 2009年8月情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際的な規格である「ISO/IEC27001:2005」及びその国内規格である「JIS Q 27001:2006」の認証範囲を全社・全事業所に拡大。

2010年代

  • 2011年8月株式会社ミロクエンジニアリングサービスを清算。
  • 2012年10月上場東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2013年10月プライマル株式会社(現・持分法適用関連会社)の株式を取得し、関連会社とした。
  • 2014年9月株式会社MJS M&Aパートナーズ(現・連結子会社)を設立。
  • 2014年10月Miroku Webcash International株式会社(現・関連会社)の株式を取得し、関連会社とした。
  • 2015年12月クラウドインボイス株式会社の株式を取得し、子会社とした。 Miroku Webcash International株式会社(現・関連会社)の株式を追加取得し、子会社とした。
  • 2016年2月株式会社Blue Tableの株式を取得し、関連会社とした。
  • 2016年4月創業株式会社ビズオーシャンを会社分割により設立。
  • 2016年11月創業株式会社MJS Smartcard(2017年5月に株式会社MJS Finance &Technologyに商号変更)を設立。
  • 2017年5月株式会社韓国NFCの株式を取得し、関連会社とした。
  • 2017年12月株式会社Blue Tableを清算。
  • 2018年4月株式会社アド・トップの株式を取得し、子会社とした。
  • 2018年7月株式会社エヌ・テー・シー(現・連結子会社)が株式会社グレートラボの全株式を取得し、子会社とした。
  • 2019年1月M&A株式会社エヌ・テー・シー(現・連結子会社)を存続会社とする吸収合併により株式会社グレートラボは消滅。
  • 2019年5月開発本部を移転(東京都中野区中野)。株式会社MJS Finance &Technologyの株式を追加取得し、100%子会社とした。

2020年代

  • 2020年4月株式会社トランストラクチャ(現・連結子会社)の株式を取得し、100%子会社とした。
  • 2020年5月株式会社MJS Finance &Technologyがスパイス株式会社(現・連結子会社)の全株式を取得し、子会社とした。
  • 2020年9月株式会社pringの株式を取得し、関連会社とした。
  • 2020年12月トライベック株式会社(現・連結子会社)の株式を取得し、子会社とした。
  • 2021年1月創業株式会社ビズオーシャンの会社分割により、株式会社SPALOを設立。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年度まで600億円
  • 経常利益2028年度まで120億円
  • ROE2028年度まで18%超

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    会計事務所ネットワークNo.1戦略

    ERP製品の機能強化や新SaaSビジネスにより会計事務所の業務効率化と経営支援サービス力を向上。顧問先企業へのDXコンサルティングを展開し、DXによる経営改善・競争力強化を支援する。

  2. 02

    中堅・中小企業向け総合ソリューション戦略

    SaaS型ERPシステムの開発・提供と総合SIサービス体制の強化により事業拡大。グループシナジーを活かした「MJS DXコンサルティング」で顧客の広範な経営課題を解決する。

  3. 03

    統合型DXプラットフォーム戦略

    グループ会社トライベックの統合型DXプラットフォーム「Hirameki7」を進化させ、中小企業の営業・マーケティング力強化やDXによる生産性向上を実現。MJS製品との連携強化と販売網活用で普及促進する。

  4. 04

    クラウド・サブスク型ビジネスモデル転換

    主力ERP製品のクラウド化・サブスク化を進め顧客生涯価値を向上。全国拠点を活かしたカスタマーサクセス体制を構築し、個々のニーズに合ったサービスを提供する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,342人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は692万円で、9期前と比べて+7.2%平均年齢は38.3歳、平均勤続年数は11.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,347
2018年3月1,433
2019年3月64639.212.51,557
2020年3月62538.611.71,640
2021年3月61438.411.51,891
2022年3月61838.411.61,935
2023年3月67238.511.62,028
2024年3月69238.411.52,168
2025年3月68138.211.32,242281
2026年3月69238.311.32,342286

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率56.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)81.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 12 / 海外 1、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都新宿区2,332百万円
ソフトウェア関連事業
研修センター — 千葉県長生郡長生村995百万円
ソフトウェア関連事業
東京第一支社(東京都中央区)他首都圏10支社304百万円
ソフトウェア関連事業
本社 — 新潟県長岡市271百万円
ソフトウェア関連事業
福利厚生施設他 — 静岡県熱海市他239百万円
ソフトウェア関連事業
事業本部 — 東京都新宿区他183百万円
ソフトウェア関連事業
広島支社(広島県広島市中区)他中国・四国地区5支社・1営業所140百万円
ソフトウェア関連事業
名古屋支社(愛知県名古屋市西区)他中部地区5支社・1営業所115百万円
ソフトウェア関連事業
本社 — 群馬県前橋市113百万円
ソフトウェア関連事業
福岡支社(福岡県福岡市博多区)他九州・沖縄地区9支社104百万円
ソフトウェア関連事業
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エヌ・テー・シー
    新潟県 長岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エヌ・テー・シー
    新潟県 長岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エヌ・テー・シー
    新潟県 長岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱エヌ・テー・シー
    新潟県 長岡市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    リード㈱
    群馬県 前橋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱MJS M&Aパートナーズ
    東京都 新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱トランストラクチャ
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    スパイス㈱
    東京都 新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トライベック㈱
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権74.2%
  • 国内
    ㈱BizMagic
    東京都 新宿区 · 連結子会社
    議決権86.4%
  • 海外
    Synergix Technologies Pte Ltd.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 国内
    プライマル㈱
    東京都 港区 · 持分法適用会社
    議決権27.8%
残りのグループ会社1社を開く
  • ㈱KACHIEL東京都 港区33%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は489億円営業利益67億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.8%、利益が+6.3%。

売上高
+5.8%
489億円
営業利益
+6.3%
67億円
純利益
+22.7%
54億円
営業利益率
13.7%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高538億円489億円
営業利益72億円67億円
純利益48億円54億円
1株あたり配当¥65¥65

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は125億円、営業利益は16億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+19.0%、営業利益は+14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1051
2024年1Q1051413.39
2024年2Q1071413.19
2024年3Q1161714.714
2024年4Q11210
2025年2Q2273013.221
2025年4Q2353314.023
2026年2Q2423213.227
2026年4Q2473514.227
2027年1Q1251612.810

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は209億円から489億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は13.7%。売上は5期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2092312
株式会社MJS M&Aパートナーズ(現・連結子会社)を設立。
2014年3月2212414
2015年3月2242618
株式会社ビズオーシャンを会社分割により設立。
2016年3月2363119
2017年3月2624026
2018年3月2764429
株式会社エヌ・テー・シー(現・連結子会社)を存続会社とする吸収合併により株式会社グレートラボは消滅。
2019年3月3135137
2020年3月3555318
株式会社ビズオーシャンの会社分割により、株式会社SPALOを設立。
2021年3月3414527
2022年3月3664845
2023年3月4155838
2024年3月4406342
2025年3月462636413.644
2026年3月489676913.754

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高489億円のうち、営業利益として残るのは67億円13.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は54億円、売上の11.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金39.3%192億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金47.0%230億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.7%67億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
60.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.3pt
13.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.4pt
11.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.3pt
17.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
13.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが65億円、投資CFが−56億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は138億円で、売上の3.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月4−6−7−231
2014年3月32−4−132846
2015年3月27−10−61757
2016年3月21−7−171454
2017年3月38−16−142262
2018年3月34−33−1163
2019年3月41−33908160
2020年3月57−24−1633177
2021年3月40−432−3176
2022年3月62−15−5747166
2023年3月72−29−1843192
2024年3月65−36−4129180
2025年3月64−44−4520155
2026年3月65−56−269138

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は488億円。このうち返さなくてよい自己資本が334億円で、自己資本比率は68.0%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月159956459.9
2014年3月1941247063.6
2015年3月1971336467.8
2016年3月1991415870.2
2017年3月2181496967.9
2018年3月2461638366.2
2019年3月38218120147.2
2020年3月38319019349.6
2021年3月43020422646.5
2022年3月43522620951.0
2023年3月45824821053.0
2024年3月46027218858.0
2025年3月45329615764.6
2026年3月48833415468.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
143億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
295億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
154億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
97
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率27 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中188位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中385位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.3%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
13.7%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
68.0%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.8%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,005で、1年前と比べて+13.7%過去52週の値幅のなかでは77%の位置にある。

¥2,005-3.3%1ヶ月+11.4%1年+13.7%時価総額648億円
過去52週の値幅
安値¥1,655高値¥2,107

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.4倍
PER (会社予想)12.5倍
PBR1.85倍
配当利回り3.24%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1835円で、25日移動平均線(1814円)を上回り、75日線(1759.57円)や200日線(1775.81円)に対してもプラス。直近1ヶ月+1.61%と堅調に推移し、7月29日に1878円と年初来高値圏に接近した。しかし、その後は1823円、1800円と調整し、8月7日に1835円まで戻した。出来高は8月3日に102,400株と急増したが、その後は減少。52週高値2045円からは約10%下で、RSI54.55と中立圏。1年では+0.6%と横ばい圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER10.45倍は業界平均30.09倍と比較して大幅に低く、PBRも1.7倍と同業平均3.53倍の半分以下である。ROE17.3%は高水準で収益性が良好。ただし配当利回り3.54%は業界平均3.38%を上回るが、配当性向35.2%と控えめで増配余地は限定的。業績は増収増益であり、割安感は明らかだが成長持続性には注意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.4倍47.9倍
PER (予想)12.5倍
PBR1.85倍2.96倍
ROE17.3%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は順調で、強気派はクラウド化による成長と高収益性を評価する。一方、弱気派は競争激化や顧客単価の伸び悩みを懸念する。特に、売上高が増加しながら営業利益率が横ばいである点が争点で、追加投資の効果が利益に結びつくかが焦点。

プラスに働く材料7
  • 業績の安定成長

    売上高が毎年増加し、営業利益率も13%を超えて推移。

  • クラウドへの移行

    クラウドサービスの拡充により、継続的な収益が見込まれる。

  • 株主還元の充実

    配当利回りが3.5%と高く、ROEも17%と資本効率が良い。

  • FY26/3売上高489億円と2期連続増収通年影響

    売上高は462億円→489億円(前期比5.8%増)。増収基調が続き、収益拡大の前提となる。

  • 純利益54億円と前期比22.7%増通年影響

    純利益は44億円から54億円へ拡大。EPS増加率は予想で2割超となり、株価への寄与が大きい。

  • ROE17.3%と高い資本効率継続影響

    ROEは17.3%と高水準。資本を効率的に活用し、PBR1.7倍の正当化材料となっている。

  • 配当利回り3.54%と株主還元の厚さ継続影響

    配当利回りは3.54%。増益予想を踏まえ増配も期待され、投資家の下支え要因となる。

マイナスに働く材料7
  • 競合の台頭

    新興のクラウド会計サービスが増え、価格競争が発生している。

  • 顧客単価の頭打ち

    中小企業向け市場が成熟し、一人当たりの売上高が伸び悩む。

  • 依存度の高さ

    会計事務所向けに偏重しており、景気変動の影響を受けやすい。

  • 営業利益67億円と増益率6%にとどまる通年影響

    営業利益は63億円→67億円(+6.3%)。売上高増加率とほぼ同じで、コスト増が利益拡大を抑制する。

  • 純利益増は営業外要因に依存決算発表後影響

    営業利益+4億円に対し純利益+10億円。税効果や営業外損益が押し上げた可能性が高く、本業の伸びは緩やか。

  • 営業利益率13.7%と横ばい通年影響

    営業利益率は13.64%→13.70%とほぼ横ばい。売上高の増加に見合った利益率改善が見られない。

  • 外国人保有率14.7%と売り圧力の懸念不定影響

    外国人保有比率は14.7%と高め。市場変動時には海外投資家の売りが出やすく、需給悪化につながる。

次の決算で確かめる点
クラウド売上比率
クラウドサービスの成長が今後の収益拡大の鍵を握るため。
顧客数
顧客基盤の拡大が持続的な収益につながるため。
月額顧客単価
サブスクリプション収入の水準を示し、収益性を左右する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり65で、前期から+9.1%いまの株価に対する利回りは3.24%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥65
1株あたり
配当利回り
3.24%
いまの株価に対して
配当性向
35.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2532.1
2018年3月278.030.4
2019年3月3425.929.8
2020年3月3811.875.0
2021年3月380.038.7
2022年3月4518.430.3
2023年3月450.038.3
2024年3月5011.135.8
2025年3月5510.034.9
2026年3月609.135.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥65

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,850人。区分でいちばん多いのは事業法人36.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.3%を占め、残る45.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人35.535.034.435.939.936.2
個人・その他30.533.433.332.225.929.5
金融機関17.415.613.415.319.118.1
外国法人15.615.217.415.714.314.7
自己株式12.514.214.214.07.47.3
証券会社1.00.81.51.00.91.4

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社HNホールディングス20.12
02株式会社エヌケーホールディングス11.36
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.18
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.87
05光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社3.81
06是枝 伸彦3.23
07NTTPCコミュニケーションズ株式会社3.19
08INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)1.69
09野村信託銀行株式会社(投信口)1.58
10NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS (常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ)1.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-06-23
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    4.77%
  • 2026-06-10
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    1.83%
    -1.59pt
  • 2026-06-09
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.42%
  • 2026-06-09
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.29%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+366%、1株純資産は14期で+257%。直近期のROEは17.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月3931013.19.435.0
2014年3月4540212.79.236.7
2015年3月5641113.712.328.7
2016年3月6044314.017.528.4
2017年3月8347518.222.032.1
2018年3月9252118.534.530.4
2019年3月12058521.723.729.8
2020年3月606169.940.075.0
2021年3月8765613.623.838.7
2022年3月15074321.49.530.3
2023年3月12681316.213.038.3
2024年3月14289316.612.835.8
2025年3月14697815.612.634.9
2026年3月1811,10717.39.635.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額458百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
是枝周樹代表取締役社長 取締役会議長 最高経営責任者 最高執行責任者62
是枝伸彦取締役会長88
鈴木正徳取締役副会長 コンプライアンス推進担当 内部統制室長71
石川哲士取締役常務執行役員 営業本部長 製品開発・サポート本部担当63
佐藤順一取締役常務執行役員 経営管理本部長 最高財務責任者 最高情報責任者64
大久保利治取締役 税経システム研究所 所長代行 BPR推進室担当70
寺沢慶志取締役 税経システム研究所副所長66
五味廣文取締役77
北畑隆生取締役76
石山卓磨取締役79
山内暁取締役51
牧野博史常勤監査役67
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
但木敬一非常勤監査役83
中原広非常勤監査役68
井上真73
大淵博義82

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8246992336946
社外取締役6707012
監査役1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,307字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ミロク情報サービス)と連結子会社8社及び持分法適用関連会社2社により構成されており、ソフトウェア関連事業を主たる事業としております。当社グループは、会計事務所(税理士・公認会計士事務所)とその顧問先企業を中心とする中堅・中小企業に対して、業務用アプリケーションソフトウェアの開発・販売・提供、汎用サーバ・パソコンの販売、サプライ用品の販売並びに保守サービスの提供、経営情報サービス、育成・研修サービス、コンサルティングサービス等を提供し、お客様の経営革新、業務改善を支援しております。 なお、当社グループは、ソフトウェア関連事業の単一セグメントであります。 具体的には、ソフトウェア関連事業として、以下の製品・サービスを提供しております。 <ソフトウェア関連事業における主要な製品・サービス> 品目名    製品・サービスの内容   主要な会社 システム 導入契約   売上   ハードウェア   コンピュータハードウェア(サーバ・パソコン・周辺機器等)の販売   当社 ㈱エヌ・テー・シー ソフトウェア   財務会計・税務・販売・給与・人事管理システムを中心とする業務用アプリケーションソフトウェアの開発・販売及びシステムの受託開発サービス   当社 ㈱エヌ・テー・シー リード㈱ トライベック㈱ ㈱BizMagic Synergix Technologies Pte Ltd. プライマル㈱ ユースウェア   業務用アプリケーションソフトウェア等の導入支援サービス・DXコンサルティング   当社 ㈱BizMagic Synergix Technologies Pte Ltd. プライマル㈱ サービス   収入   TVS(会計事務所トータル・バリューサービス)   会計事務所向け総合保守サービス(プログラム更新サービス・テレサポートサービス・情報提供サービス等)   当社 ソフト使用料   業務用アプリケーションソフトウェア及びクラウドサービス等を主に月額・年額の使用料プラン契約で提供するサービス   当社 トライベック㈱ ㈱BizMagic ソフトウェア運用支援サービス   中堅・中小企業向け総合保守サービス(プログラム更新サービス・テレサポートサービス・各種情報サービス等)   当社 ㈱エヌ・テー・シー リード㈱ ㈱BizMagic Synergix Technologies Pte Ltd. プライマル㈱ HW・NW(ハードウェア・ネットワーク)保守サービス   コンピュータハードウェア及びネットワークの保守サービス   当社 Synergix Technologies Pte Ltd. サプライ・オフィス用品   サプライ・オフィス用品の販売   当社 その他   上記に含まれない製品・サービス収入   当社 ㈱MJS M&Aパートナーズ ㈱トランストラクチャ スパイス㈱ トライベック㈱ ㈱BizMagic ㈱KACHIEL <マーケット別の事業の内容> 当社グループは、会計事務所とその顧問先企業を中心とする中堅・中小企業をマーケットとして、ソフトウェア関連事業を展開しております。全国33カ所に営業・サポート拠点を配置し、主に自社開発した製品・サービスをお客様に対して直接販売しサポートすることにより、高品質なワンストップ・サービスを提供しております。 ①会計事務所とその顧問先企業マーケット 当社グループは、長年にわたり一貫して「会計事務所とともに中小企業の成長・発展に貢献する」ことを使命として事業を展開しております。会計事務所の経営革新、業務改善を支援するとともに、会計事務所との強いパートナーシップの下、その顧問先である中小企業に対して、IT化による経営革新、業務改善を支援しております。 当社グループは、会計事務所が顧問先企業へのサービス(主に税務サービスや会計処理サービス、経営指導サービス)を合理的かつ効率的に行うための製品群を提供し、会計事務所における最適なシステム環境を構築しております。また、アフターサービスにおいては、全国33拠点による地域密着型のお客様サポート、24時間365日の電話問い合わせ対応など、万全なサポート体制を敷いております。さらに、税務、商事法、会計、経営にまつわる多彩な経営情報サービスを提供し、お客様満足度の向上に努めております。 一方、会計事務所の顧問先企業に対しては、会計事務所向けの製品群とデータ互換性のある財務・会計システムをはじめ、各種業務システム及び保守関連サービスを提供しております。 ②中堅・中小企業マーケット 中堅・中小企業に対しては、財務・会計システムをコアとするERP(統合業務)システムを活用したソリューション・ビジネスを展開しております。 企業における経営資源の全体最適化や経営情報の可視化による迅速な意思決定を支援し、さらに内部統制の強化、情報セキュリティ対策、多彩なAPI連携や自動化など、さまざまなお客様ニーズに対応したソリューションを提供しております。お客様の経営課題を解決するためのコンサルティング、ハードウェアの選定、ERPシステムの導入、ネットワーク・情報インフラの構築、システム導入後のアフターサービスに至るまで、きめ細かいお客様サービスをワンストップで提供しております。 当社グループの事業運営における当社と主要な関係会社の関係は、下図のとおりであります。 (注)1.連結子会社 2.関連会社で持分法適用会社
経営方針・対処すべき課題3,509字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書の提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、わが国税理士・公認会計士事務所とその顧問先企業のために最適な経営システム及び経営ノウハウを開発し、これを普及(コンサルティング・セールス)するとともに経営情報サービスを行います。これにより、わが国税理士・公認会計士事務所とその顧問先企業の経営革新を推進し、もって職業会計人の社会的地位の向上と顧問先企業を中心とする中堅・中小企業の繁栄に寄与し、ひいては日本経済の発展に貢献することを経営の基本方針としております。 (2)中期的な経営戦略 当社グループは、デジタル化の急速な進展の下、ビジネスモデル変革と新たな価値創造へのチャレンジを実現するための戦略として、2024年度から2028年度の5カ年を対象期間とする「中期経営計画Vision2028」を策定し、2024年5月13日に公表しました。 当社グループの継続的な企業価値向上を実現するために、次の項目を2028年度のありたい姿として掲げて事業活動を推進しております。 ① 2028年度におけるありたい姿 MJSグループは、日本経済を支える中小企業の成長・発展のために、 会計事務所とともに中小企業に寄り添い、継続的に伴走支援します。 新たなDXコンサルティング・サービスやSaaS型ERPソリューションの創出、 さらに、統合型DXプラットフォームビジネスの推進など、 お客様に喜んで頂ける新しい価値を提供し、その成長・発展を支援します。 そして、ビジネスモデル変革を実現し、継続的な企業価値向上を目指します。 ビジネスモデル変革と 新たな価値創造へのチャレンジ ※DX:デジタルトランスフォーメーションの略 ※SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービスの略 ② 経営目標 2028年度目標 売上高   600億円 経常利益   120億円 ROE   18%超 ③ 基本戦略 1.会計事務所ネットワークNo.1への戦略 ERP製品の機能強化や新たなSaaSビジネスにより、会計事務所における徹底した業務効率化と経営支援サービス力の向上を実現します。また、会計事務所と共に顧問先企業に寄り添う「MJS DXコンサルティング」を展開し、顧問先企業のDXによる経営改善、競争力強化を支援しています。 2.中堅・中小企業向け総合ソリューション・ビジネス戦略 中堅・中小企業の経営改善、事業成長を支えるSaaS型ERPシステムを開発・提供すると共に、総合的なSIサービス体制を強化し事業を拡大します。また、MJSグループでシナジーを発揮し、お客様のより広範な経営課題を解決する「MJS DXコンサルティング」を展開しています。 ※SI:システムインテグレーションの略 3.統合型DXプラットフォーム戦略 グループ会社であるトライベック株式会社が運営する統合型DXプラットフォーム「Hirameki 7(ヒラメキセブン)」を進化させ、中小企業・小規模事業者における営業・マーケティング力の強化に加え、DXによる生産性の向上とビジネス成果の創出を実現します。また、MJS製品との連携を強化し、さらにMJSの販売網と顧客基盤を活用しコンサルティングも含めた普及促進を図ります。 4.クラウド・サブスク型ビジネスモデルへの転換 主力ERP製品のクラウド化・サブスク化を進め、顧客メリットを最大化して継続的な関係構築を図り、顧客生涯価値を向上させます。そのために、全国拠点を活かしたカスタマーサクセス体制を構築し、個々のお客様ニーズに合った最適なサービス提供を実現します。 5.グループ連携強化によるグループ会社の独自成長促進 当社グループの成長戦略に即した各社の位置づけを明確にし、グループシナジーの発揮と収益性向上を最優先に、グループ再編・強化を実行します。また、MJSグループのさらなる成長を目指し、M&Aグロースを視野に入れた戦略実行を図ります。 6.戦略実現を加速する人材力・経営基盤強化 人材力・組織力を最大化すると同時に、多様性と柔軟な働き方を促進する人材投資により、事業成長を加速します。社内情報システムの刷新により、経営の見える化と業務効率化を推進し、また、コーポレート・ガバナンスにおける意思決定の透明性向上を図ると共に、全社リスクマネジメント体制を強化します。 (3)経営環境 当社グループは、「会計事務所とともに中小企業の発展に貢献する」ことを使命として、会計事務所における事務所経営の最適化やその顧問先である中小企業の業務改善を多彩な経営システムの提供を通して支援しております。 また、中堅・中小企業に対しては、財務・会計システムを中心とするERP(統合業務)システムを活用したソリューション・ビジネスを展開し、企業における経営資源の全体最適化や経営情報の可視化による迅速な意思決定、全社的な業務改革等を支援しております。 会計事務所業界においては、大型税理士法人の台頭やインターネット等を利用した積極的な広告宣伝活動、顧問料の低価格化をはじめ、事務所間の競争が激化しており、また、開業税理士の高齢化による事業承継も事務所経営における課題の一つになっております。一方、中堅・中小企業においては、少子高齢化、採用難による人手不足や経営者の高齢化による事業承継問題、デジタル化の遅れ等による労働生産性の伸び悩み、グローバル経済への対応など、経済・社会構造の変化への柔軟な対応が大きな経営課題となっております。また、ITの進展やAI技術の高度化に伴い、経営の全体最適化やBPR(業務プロセス改革)による生産性の向上、テレワークをはじめとする従業員の働き方改革、内部統制・ガバナンスの強化、BCP(事業継続計画)対策等に加え、DX領域の技術を活用したイノベーションの創出やビジネスモデルの転換など、持続的な成長を遂げるための企業戦略とITの融合が求められております。 今後の国内経済の見通しにつきましては、物価・金利の更なる上昇や円安の影響などにより先行き不透明なものの、雇用・所得環境の改善が続き、各種政策の効果により「強い経済」の実現に向けた環境が整いつつあります。また、前述のとおり、中堅・中小企業においては、IT化・DX推進による業務プロセスの改善やビジネスモデル変革への取り組みが拡大し、IT投資への需要が一層高まると期待されるため、当社グループにおけるビジネス環境は改善傾向にあります。 当社グループは、長年に亘る経済社会の構造的な問題や業界内での競争環境、ITの進展やAI技術の高度化に伴う大きな時代の変化に対して、地域経済を支える会計事務所や中堅・中小企業が柔軟に対応し、また積極的な変革を遂げることを支援してまいります。当社グループの経営方針を全うし、社会的な使命を果たすとともに、これら時代の変化を大きな事業機会と捉え、お客様の持続的な成長を支援してまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループのお客様である会計事務所や中堅・中小企業は、「(3)経営環境」に記載のとおり、経済・社会構造の変化や業界内での競争環境、ITの進展やAI技術の高度化に伴う大きな時代の変化の中で柔軟な対応を迫られており、当社グループの製品・サービスへのニーズも高度化・多様化しております。このような中、お客様に対して、最適な経営システム及び経営ノウハウ、経営情報サービスを開発・提供し続けること、そのための強固な経営基盤を構築することが経営の最重要課題と捉えています。 具体的には、「(2)中期的な経営戦略」に記載しております「中期経営計画Vision2028」における基本戦略として掲げている6項目について、継続的に実行してまいります。このような取り組みを通して、2028年度の経営目標の達成に向けて邁進してまいります。 また、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております「サステナビリティ経営」を推進する上において、サステナビリティ基本方針に基づく、9つのマテリアリティに取り組んでまいります。すべてのステークホルダーの皆様のご期待にお応えできるよう、今後も企業価値向上に向けて一層努力してまいります。
事業等のリスク2,773字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 市場環境等のリスク 当社グループは、全国の会計事務所に対し、財務・会計システムの開発、販売及び経営情報サービス等を提供しております。会計事務所マーケットに関しましては、税理士法人・大型事務所の台頭や所長の高齢化に伴う事業承継問題などにより会計事務所の統廃合が進み、マーケット自体が縮小する可能性があります。また、業務用ソフトウェア業界において、ITの進展やAI技術の高度化、ビジネスモデルの変革などにより想定を上回る形で競争環境が一段と激化する可能性があります。いずれの場合も当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 当社グループは、会計事務所とともに中小企業の発展、繁栄に寄与することを経営方針に掲げ、会計事務所における顧問先企業への付加価値拡大や適切な事業承継支援により、会計事務所の事務所経営を支援しております。また、ITの進展やAI技術の高度化、DXを含むビジネスモデルの変革等の調査研究を継続し、持続的な市場競争力の強化に取り組んでまいります。 (2) 開発ソフトウェアの品質や知的財産権に関するリスク 当社グループが提供する製品・サービスにおいて、システム不具合が発生した場合や急速な技術革新への対応が遅れた場合、または各種法制度改正への対応の遅延や不備があった場合、さらに第三者の知的財産権を侵害した場合、その状況に応じて、お客様や第三者からの損害賠償請求やIT企業としての信用失墜等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これらに対応するために、当社におきましては、「ISO 9001(品質マネジメントシステム)」に基づく徹底した品質管理体制の下でソフトウェア開発を行っており、また、最新テクノロジーの動向調査や各種法制度改正、知的財産権の侵害等に関しては、専門組織や外部機関を通して細心の注意を払い情報収集、調査を継続的に行っております。 (3) 開発ソフトウェアの収益性に関するリスク 当社グループは、市場競争力を強化・維持するためのソフトウェア開発を継続的に行っており、その開発原価の一部を固定資産として計上しておりますが、市場環境の変化や急速な技術革新等により、開発方針や要件定義の変更等の必要性が生じ、当初の計画通りの収益獲得が見込めなくなった場合には、追加の減価償却等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、このリスクに対応するために、市場調査・分析によるお客様ニーズに即した製品開発、緻密な原価管理による開発コストの抑制等を実施しております。 (4) 人材に関するリスク 当社グループが属するソフトウェア業界及び情報サービス業界における最大の財産は「人材」であり、優秀な人材の確保・育成は今後の経営基盤を維持・拡大するうえで不可欠であります。同業界においては、若手を中心に人材の流動化が進んでおり、計画通りに人材を確保できない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 当社においては、優秀な人材の獲得・育成のため、中期的な視点で新卒採用や即戦力となるキャリア採用を実施し、社員がより高度なスキルを習得できるよう、社内研修制度の充実や社外研修受講の積極推奨、資格取得者への報奨金制度を実施しております。また社員の働く環境の継続的な改善や働き方改革にも積極的に取り組み、社員満足度の向上に努めてまいります。 (5) 情報セキュリティにおけるリスク 当社グループは、お客様の情報システムを構築するにあたり、お客様の情報資産をお預かりすることがありますので、情報管理やセキュリティ管理は、企業の信頼に直結する重要な事項であります。万が一、コンピュータウイルスによる感染やサイバー攻撃等の外部からの不正アクセス、自然災害の発生等により、これらの情報が漏洩した場合には、お客様からの損害賠償請求やIT企業としての信用の失墜等が当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。このため、「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)」の認証を取得し、社員等を対象とした定期的な教育等の情報管理の強化・徹底を行っており、また情報・ネットワーク機器のセキュリティ対策を講じています。 (6) 災害等によるリスク 当社グループは、全国に営業・サポート拠点を配置しております。地震等の自然災害やテロにより社会インフラや当社グループの主要な事業所等が壊滅的な損害を被った場合、その対応に相応の費用を要することになります。また、新型コロナウイルス感染症のようなパンデミックの発生等により、従業員やお客様、取引先の多くが安全確保・健康維持のために行動が制限され、あるいはお客様の経営状況の悪化によりIT投資計画を変更されること等が想定されますが、その場合には当社グループの製品・サービス提供等の事業活動に大きな影響が生じるため、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、これらのリスクに対応するため、お客様や従業員の安否確認・安全確保、社内業務復旧、顧客対応等の観点から災害対策マニュアルの策定や継続的な見直しを行っており、災害発生時のシミュレーション訓練なども実施しております。また、感染症対策として、従業員によるテレワーク環境の整備、支援をはじめ、働き方改革を段階的に実行してまいります。 (7)M&Aに関するリスク 当社グループは、成長戦略の柱の一つとして、シナジー発揮が期待される企業に対するM&Aの実施による事業拡大を積極的に進める方針でおります。企業買収時に発生するのれんについては、その超過収益力の効果が発現すると見積られる期間にわたり償却を行い、各連結会計年度末におけるのれんの金額は、将来の収益力を適切に反映しているものと判断していますが、事業環境の変化等により、対象となる事業において将来の収益力が低下した場合、減損損失の計上により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、M&A実施の際には、対象企業の財務内容や契約関係等に関して十分なデューデリジェンスを行い、本リスクの低減を図っております。
経営成績の分析 (MD&A)7,365字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績 当連結会計年度における国内経済は、雇用・所得環境が改善する中で、各種政策の効果もあり景気は緩やかに回復しました。一方で、国内の物価上昇に加え、米国の通商政策の影響、さらに金融資本市場の変動等による経済活動への影響が懸念され、先行き不透明な状況で推移しました。 ソフトウェア業界及び情報サービス業界においては、企業における人手不足や働き方改革への対応、業務プロセスにおけるデジタル化の環境整備の進行、AIの急速な進化などを背景に、特にDX・AI関連分野を中心としてIT投資需要は引き続き高まっております。 当社グループは、このような経営環境の下、販売力や製品・サービス力の向上により既存顧客との関係維持、満足度向上を図るとともに、新規顧客の開拓による顧客基盤の拡大とこれらに伴うサービス収入の増大、収益基盤の強化に努めました。特に、利用期間に応じて売上計上されるサブスクリプション(サブスク)型のクラウドサービスの拡販に加え、一括で売上が計上される売切り型のオンプレミス製品についても、サブスクリプション型への移行を加速しており、クラウド・サブスク型ビジネスモデルへの転換に伴う更なる収益性の改善を目指しております。 販売面では、インターネット上の仮想空間において製品やサービスを展示・紹介する「MJS METAVERSE FAIR」を夏と秋の2回開催するなど、生成AIやDXなどのお客様の関心の高い分野の販促活動を積極的に行いました。また、全国主要都市にある33拠点の直接販売網の強みを活かし、地域に根差した営業・サポート活動を展開するとともに、今後、カスタマーエクスペリエンスの更なる向上やカスタマーサクセス体制の構築を目指してまいります。併せて、お客様のDXを支援するために、従業員に対する実務教育や、ITコーディネータをはじめとする資格取得支援にも注力し、中堅・中小企業向けソリューションビジネス体制の更なる強化を図っており、その一環として、2025年4月から「MJS DXコンサルティング」の実証的なサービス提供を開始し、段階的に中小企業のお客様へのDX伴走支援を強化しております。 開発面では、クラウドとAIの活用により、一層洗練された財務会計、固定資産、ワークフローなどの業務システムを提供するSaaS型クラウドERP新製品「LucaTech GX Lite(ルカテック ジーエックス ライト)」を開発し、2025年11月に中小企業を対象に提供を開始しました。同時に、当社既存ERP製品やクラウド製品において、お客様ニーズに即した機能改良のための開発投資を継続して行いました。また、統合型DXプラットフォーム事業の推進に向けた開発にも注力し、子会社のトライベック株式会社が2022年7月にサービス提供を開始した統合型DXプラットフォーム「Hirameki 7(ヒラメキセブン)」に、AIによるWebページ自動生成機能を搭載した「AIサイト」などの新機能を付加するなど継続的な機能改良を行っております。 事業面では、グローバル市場での事業基盤を確立するために、シンガポールのクラウドERP企業Synergix Technologies Pte Ltd.(以下、Synergix社)の株式を取得し、連結子会社化しました。今後、Synergix社と共にシンガポールでの事業拡大とASEAN市場への進出を目指し、更なるグローバル経営力の強化を図ってまいります。なお、Synergix社の損益に関しては、当連結会計年度の第4四半期より、当社グループの連結損益計算書に含めております。 このような事業活動により、当連結会計年度におきましては、会計事務所向け及び中堅・中小企業向け各種ERP製品の販売が好調に推移しました。各種ERP製品の販売は、サブスクリプション型での提供へと移行しているためソフト使用料収入が大きく伸長し、ストック型の安定的なサービス収入が増加しました。 この結果、当連結会計年度における売上高は、サブスクリプション型への移行を進めながらも48,926百万円(前年同期比6.0%増)となりました。利益面においては、人的資本経営戦略に基づき、先行投資となる新卒入社社員の積極採用やベースアップ、昇給による人件費の大幅な増加に加えて、売上拡大に伴う仕入原価の増加などの影響により、売上原価・販売費及び一般管理費が2,374百万円増加したものの、増収効果により、営業利益6,677百万円(前年同期比6.2%増)、経常利益6,870百万円(前年同期比7.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,406百万円(前年同期比23.4%増)となりました。 当連結会計年度の品目別の売上高は以下のとおりであります。 (システム導入契約売上高) ハードウェア売上高は前年同期比1.5%増の5,648百万円、ソフトウェア売上高は前年同期比5.1%減の10,794百万円となりました。ユースウェア売上高は前年同期比10.2%増の7,771百万円となりました。 この結果、システム導入契約売上高の合計は前年同期比0.9%増の24,214百万円となりました。 ※「システム導入契約売上高」は、システム導入契約時の売上高の合計として、ハードウェア、ソフトウェア、ユースウェア(システム導入支援サービス等)の売上高から構成されております。 (サービス収入) 会計事務所向けの総合保守サービスであるTVS(トータル・バリューサービス)収入は前年同期比1.6%増の2,653百万円となりました。ソフト使用料収入は、各種ERP製品のサブスクリプションモデルでの提供が伸長し、前年同期比33.8%増の10,100百万円となりました。企業向けのソフトウェア運用支援サービス収入は前年同期比1.5%増の6,161百万円となりました。ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入は前年同期比5.6%増の1,784百万円、サプライ・オフィス用品は前年同期比13.1%減の463百万円となりました。 この結果、サービス収入の合計は前年同期比14.7%増の21,164百万円となりました。 ※「サービス収入」は、主に継続的な役務の対価となる安定的な収入として、ソフトウェア運用支援サービスやハードウェア・ネットワーク保守サービス、ソフト使用料収入、サプライ・オフィス用品等の売上高から構成されています。 売上高前年同期比較 (単位:百万円、%) 前連結会計年度   当連結会計年度   前年同期比較 (自  2024年4月1日   (自  2025年4月1日 至  2025年3月31日)      至  2026年3月31日) 売上高   構成比   売上高   構成比   増減額   前期比 ハードウェア   5,567   12.1   5,648   11.6   81   1.5 ソフトウェア   11,379   24.6   10,794   22.0   △584   △5.1 ユースウェア   7,049   15.3   7,771   15.9   721   10.2 システム導入契約売上高   23,995   52.0   24,214   49.5   218   0.9 TVS   2,612   5.7   2,653   5.4   41   1.6 ソフト使用料   7,549   16.2   10,100   20.6   2,551   33.8 ソフトウェア運用支援サービス   6,073   13.2   6,161   12.6   88   1.5 ハードウェア・ネットワーク保守サービス   1,689   3.7   1,784   3.7   95   5.6 サプライ・オフィス用品   533   1.2   463   1.0   △69   △13.1 サービス収入   18,459   40.0   21,164   43.3   2,705   14.7 その他   3,705   8.0   3,546   7.2   △158   △4.3 合計   46,160   100.0   48,926   100.0   2,765   6.0 b.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は22,712百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,916百万円減少しました。これは主に現金及び預金が2,386百万円減少したことによるものであります。 固定資産は26,046百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,343百万円増加しました。これは主に無形固定資産が5,077百万円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は、48,758百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,426百万円増加しました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は13,589百万円となり、前連結会計年度末に比べ416百万円増加しました。これは主に契約負債が630百万円増加したことによるものであります。 固定負債は1,788百万円となり、前連結会計年度末に比べ731百万円減少しました。これは主に長期借入金が800百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は、15,378百万円となり、前連結会計年度末に比べ315百万円減少しました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は33,380百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,742百万円増加しました。これは主に当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益5,406百万円の計上や剰余金の配当1,646百万円の実施により、利益剰余金が3,759百万円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は68.0%(前連結会計年度末は64.6%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,704百万円減少し、13,754百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、6,541百万円の収入(前年同期は6,357百万円の収入)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益7,187百万円、減価償却費1,773百万円がそれぞれキャッシュ・フローの増加要因となり、投資有価証券売却損益463百万円、法人税等の支払額2,524百万円がそれぞれキャッシュ・フローの減少要因となったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、5,641百万円の支出(前年同期は4,373百万円の支出)となりました。これは主として、定期預金の払戻による収入737百万円がキャッシュ・フローの収入となり、無形固定資産の取得による支出3,649百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,330百万円がそれぞれキャッシュ・フローの支出となったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、2,634百万円の支出(前年同期は4,502百万円の支出)となりました。これは主として、配当金の支払額1,644百万円、長期借入金の返済による支出800百万円がそれぞれキャッシュ・フローの支出となったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは、単一セグメントであるため品目別に記載しております。 名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) ソフトウェア(百万円)   10,794   94.9 (注) 上記の金額は販売価額で表示しております。 b.受注実績 当社グループは、一部受託開発を行っておりますが、金額が軽微のため、記載を省略しております。 c.仕入実績 名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) ハードウェア(百万円)   4,348   105.5 ソフトウェア(百万円)   868   92.1 システム導入契約仕入高(百万円)   5,217   103.0 サプライ・オフィス用品(百万円)   253   88.6 サービス仕入高(百万円)   253   88.6 その他(百万円)   0   2.1 合計(百万円)   5,470   102.2 (注) 上記の金額は仕入価額で表示しております。 d.販売実績 名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) ハードウェア(百万円)   5,648   101.5 ソフトウェア(百万円)   10,794   94.9 ユースウェア(百万円)   7,771   110.2 システム導入契約売上高(百万円)   24,214   100.9 TVS(百万円)   2,653   101.6 ソフト使用料(百万円)   10,100   133.8 ソフトウェア運用支援サービス(百万円)   6,161   101.5 ハードウェア・ネットワーク保守サービス(百万円)   1,784   105.6 サプライ・オフィス用品(百万円)   463   86.9 サービス収入(百万円)   21,164   114.7 その他(百万円)   3,546   95.7 合計(百万円)   48,926   106.0 (注) 上記の金額は販売価額で表示しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 1)キャッシュ・フローの分析 「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 2)当社グループの資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、仕入商品の購入費用及びソフトウェア製品の保守費用のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、先端技術を活用した独創的な次世代製品・サービスの開発等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は、自己資金及び金融機関からの短期借入による調達を基本としております。また、設備投資、開発資金及び長期運転資金は、金融機関からの長期借入による調達を基本としております。 当連結会計年度末における借入金、リース債務を含む有利子負債の残高は5,471百万円となり、前連結会計年度末より、915百万円減少いたしました。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は13,754百万円となりました。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 また、国内経済に関しては、不安定な国際情勢や金融・財政政策の不確実性、物価動向などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況が続くという仮定のもと、会計上の見積りを行っております。 ④経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループが継続的な企業価値の向上を実現するうえで、事業の成長性及び資本の効率性を経営上の重要な判断指標として位置付けており、2024年5月13日に2028年度の経営目標(売上高600億円、経常利益120億円、ROE18%超)を公表いたしました。 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 中期的な経営戦略」に記載している「中期経営計画Vision2028」に沿って事業を推進しております。 当社グループの2028年度の経営目標に対する2025年度実績及び2026年度の計画は、以下のとおりです。 2025年度実績   2026年度計画   2028年度経営目標 売上高   489億円   538億円   600億円 経常利益   68億円   73億円   120億円 経常利益率   14.0%   13.7%   20.0% ROE   17.3%   13.9%   18.0%超

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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