概要
チェンジホールディングスは、2003年創業のIT企業を祖業とする持株会社である。2016年に東証マザーズに上場後、M&Aを積極的に活用し、デジタルトランスフォーメーション(DX)支援とふるさと納税プラットフォーム「ふるさとチョイス」を柱とする企業グループへと成長した。2026年3月期の連結売上収益は528億円、従業員数は1,439人。持株会社体制のもと、NEW-ITトランスフォーメーション事業とパブリテック事業の2セグメントで構成される。
持株会社体制で多角的に展開する2つの事業セグメント
2023年4月に持株会社体制へ移行し、事業会社として株式会社チェンジがNEW-ITトランスフォーメーション事業を承継した。同事業は民間DX・M&A仲介領域とサイバーセキュリティ領域に分かれる。民間DXではAI活用による業務効率化、デジタル人材育成研修、サービスロボット販売、M&A仲介サービス「fundbook」などを提供する。サイバーセキュリティ領域では、子会社イー・ガーディアンがSOC運用や脆弱性診断を担う。もう一方のパブリテック事業は、ふるさと納税ポータル「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクを中核とし、自治体向けSaaS「LoGoシリーズ」や観光DX、インバウンドマーケティング、物流・地産地消支援などを通じて地方創生を推進する。
M&Aによる事業拡大で売上高が急成長
2018年11月にトラストバンクを子会社化したことでパブリテック事業が本格化し、売上収益は2019年9月期の60億円から2026年3月期には528億円へと約8.8倍に拡大した。同期間の営業利益は134億円(2025年3月期)をピークに112億円(2026年3月期)と増減があるが、いずれも二桁億円の水準を維持している。グループの従業員数は1,439人で、本社は東京都港区虎ノ門に置く。上場は2016年9月に東証マザーズ、2018年9月に市場第一部に変更、2022年4月の市場区分見直しでプライム市場に移行した。
中期経営計画「Digitize & Digitalize Japan」に基づく地方創生の型
中期経営計画「Digitize & Digitalize Japan (Phase3)」では、自治体、地域金融機関、地域企業、メディア、大学・教育機関などのプレーヤーをデジタル技術で活性化・連携させ、独自の地方創生の型を目指すとしている。具体的には、ふるさと納税のプラットフォーム運営に加え、自治体向けSaaSの拡販、カーボンクレジット事業、観光DX、スポーツIP共創事業などに取り組む。2026年4月にはプロバレーボールチーム「フラーゴラッド鹿児島」を運営する株式会社フィールドエックスを子会社化し、スポーツを地域活性化のハブとして機能させる試みも開始している。
サイバーセキュリティ領域への本格参入と業界再編
2023年10月に総合ネットセキュリティ企業のイー・ガーディアン株式会社を子会社化し、サイバーセキュリティ領域に本格参入した。翌12月には中間持株会社「サイリーグホールディングス株式会社」を設立し、セキュリティ業界の再編を推進している。2024年3月にはアイディルートコンサルティングを子会社化し、2025年2月には三井住友フィナンシャルグループ・三井住友海上火災保険と共同で「SMBCサイバーフロント株式会社」を設立。DXに不可欠なセキュリティインフラとして、グループ全体の事業領域を拡大している。
自治体向けSaaS「LoGoシリーズ」の普及拡大
パブリテック事業の公共DX領域では、2019年9月にローンチした自治体向けSaaS「LoGoシリーズ」が成長を牽引する。2026年3月期までに、LoGoチャットの利用自治体数(有償・無償合計)が1,550自治体、LoGoフォームが800自治体を突破した。地方自治体向けの文書管理・電子決裁・申請受付などのクラウドサービスを提供し、行政の業務効率化に貢献している。2022年3月には自治体DX強化を目的に株式会社ガバメイツを設立し、2024年9月には東光コンピュータ・サービスを子会社化するなど、公共分野への投資を加速させている。
業界の中での役割はITソリューションプロバイダ(DX支援・SaaS)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2019/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| パブリテック事業 | 39億円 | 54.9% | 9億円 | 23.1% |
| NEW-ITトランスフォーメーション事業 | 27億円 | 38.0% | 8億円 | 29.6% |
| 投資事業 | 5億円 | 7.0% | 3億円 | 60.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01ニューITトランスフォーメーション(民間DX・M&A仲介・サイバーセキュリティ)主力
AIを活用した業務効率化・デジタル人材育成研修を提供。IoTワークプレイス可視化・サービスロボット販売も展開。M&A仲介サービスも手掛ける。サイバーセキュリティ領域では子会社群による監視・コンサル等を提供。
- DX支援サービス(AI・業務効率化)
- AI-OCR・RPA・チャットボット等を活用した業務自動化・デジタル化ソリューション。
- デジタル人材育成研修
- 社員向けのプログラミング・データ分析・DXリテラシー研修プログラム。
- M&A仲介サービス(fundbook)
- 中堅・中小企業向けのM&Aマッチング・アドバイザリー。
- サイバーセキュリティサービス(監視・診断・コンサル)
- セキュリティ監視センター(SOC)運用、脆弱性診断、セキュリティコンサルティング。子会社イー・ガーディアン等が提供。
02パブリテック(地方創生・公共DX)主力
ふるさと納税ポータル「ふるさとチョイス」の運営が主力。自治体向けSaaS「LoGoシリーズ」(文書管理・申請等)や観光DX、インバウンドマーケティング、物流・地産地消支援等を通じて地方創生・公共DXを推進。
- ふるさとチョイス(ふるさと納税プラットフォーム)
- 全国の自治体が返礼品を掲載し、利用者が寄附・申込みできるポータルサイト。決済・配送管理機能も提供。
- LoGoシリーズ(自治体向けSaaS)
- 文書管理・電子決裁・申請受付等の行政業務を効率化するクラウドサービス群。
- 自治体向け観光DX(トラベルジップ等)
- 観光情報発信・予約・人流分析等のプラットフォーム。
製品と技術
ふるさと納税プラットフォーム「ふるさとチョイス」
パブリテック事業の中核製品が、株式会社トラストバンクが運営するふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」である。全国の自治体が返礼品を掲載し、利用者は寄附・申込みができる。決済・配送管理機能も提供し、自治体の業務負担を軽減する。2025年10月からふるさと納税のポイント付与が廃止されたが、寄付額は前期同水準で堅調に推移した。ガバメントクラウドファンディングや企業版ふるさと納税のサービスも展開し、地方への資金循環を促進している。
自治体向けSaaS「LoGoシリーズ」
公共DX領域の基盤製品が「LoGoシリーズ」である。2019年9月にサービスを開始し、文書管理・電子決裁・申請受付など行政業務を効率化するクラウドサービス群を提供する。代表的なサービスとして「LoGoチャット」と「LoGoフォーム」があり、2026年3月期時点でLoGoチャットの利用自治体数は1,550、LoGoフォームは800を突破した。これらは自治体のデジタル化ニーズに応え、契約数を伸ばしている。
AI活用によるDX支援サービスとデジタル人材育成研修
NEW-ITトランスフォーメーション事業の民間DX領域では、AI-OCR、RPA、チャットボットなどを活用した業務自動化・デジタル化ソリューションを提供する。また、デジタル人材育成研修として、社員向けのプログラミング、データ分析、DXリテラシー研修プログラムを展開。2021年2月にはKDDIと合弁会社「ディジタルグロースアカデミア」を設立し、研修コンテンツの強化を図った。BPOビジネスにおいてもAI活用による生産性向上を進めている。
「fundbook」によるM&A仲介サービス
2024年12月に完全子会社化した株式会社fundbookは、中堅・中小企業向けのM&Aマッチング・アドバイザリーサービスを提供する。事業承継型M&A支援を強化し、地方企業の活性化を目指す。大手金融機関とのアライアンスにより案件組成を強化しており、経験豊富なコンサルタントのフォローアップ体制で成約率向上を図っている。グループ全体として、人材不足に対応するための総合的なソリューションの一つとして位置づけられている。
サイバーセキュリティサービス群(監視・診断・コンサル)
子会社イー・ガーディアンを中核に、セキュリティ監視センター(SOC)運用、脆弱性診断、セキュリティコンサルティングを提供する。2023年12月に設立したサイリーグホールディングスを通じて、セキュリティ業界の再編を推進。2025年2月にはSMBCサイバーフロントを設立し、企業向けのサイバーセキュリティ対策支援を強化した。AI時代の新たなリスクに対応したガバナンス構築コンサルや、製造業向けセキュリティサービスの販売強化にも取り組んでいる。
IoTワークプレイス可視化とサービスロボット販売
2021年3月に子会社化した株式会社ビーキャップは、IoTによるワークプレイス可視化に強みを持つ。オフィスや工場の空間利用状況をセンサーで計測し、効率的なレイアウト変更や空調制御などを支援する。2022年10月に子会社化した株式会社DFA Roboticsは、サービスロボットの販売・導入支援を行う。これらは人手不足解消のためのDXツールとして、製造業や小売業界などへの拡販が進んでいる。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
売上500億円超で業界最大手、利益率も高い
売上500億円超と同業他社で最大規模。営業利益率28.88%(2025年3月期)と高収益を達成し、業界内で確固たる地位を築く。競合ペイクラウド(売上100億円規模、利益率6%)やその他小型企業と比較し、規模・収益性で圧倒的優位。政府DX関連など成長分野へ積極投資し、さらなる拡大を図る。
強み
- 売上500億円超、豊富な経営資源で大規模プロジェクト対応可
- 営業利益率28%超、効率的な事業運営で高い利益を創出
- 大手企業・官公庁との取引実績、信用力で新規獲得に有利
- 高い収益力でM&Aや研究開発に積極投資、持続的成長が可能
課題
- 売上規模が大きく、高成長維持には大型案件依存が不可避
- 新興企業の台頭で、価格競争や技術競争が激化する可能性
- 優秀なエンジニアの確保・育成が課題、離職防止も重要
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がチェンジホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3636三菱総合研究所 | 817億円 | 8.0倍 |
| 2 | 4326インテージホールディングス | 814億円 | 45.1倍 |
| 3 | 8157都築電気 | 788億円 | 11.7倍 |
| 4 | 5036日本ビジネスシステムズ | 782億円 | 11.2倍 |
| 5 | 3632グリーホールディングス | 750億円 | 17.6倍 |
| 6 | 3962チェンジホールディングス | 739億円 | 10.0倍 |
| 7 | 3817SRAホールディングス | 736億円 | 10.9倍 |
| 8 | 2170リンクアンドモチベーション | 733億円 | 44.5倍 |
| 9 | 166Aタスキホールディングス | 720億円 | 12.8倍 |
| 10 | 3687フィックスターズ | 692億円 | 38.6倍 |
| 11 | 3763プロシップ | 669億円 | 24.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 35件
ITコンサルティングと人材研修で創業した2003年
2003年4月、大阪府大阪市北区に株式会社チェンジが設立された。創業時の事業はITプロジェクト等のコンサルティングとIT人材育成研修であり、同年12月には東京オフィスを開設。その後、業務拡張に伴い本社を東京都港区表参道(2005年2月)、外苑前(2005年5月)、渋谷区宮益坂(2006年7月)、渋谷区並木橋(2008年2月)と転々と移転し、2014年9月に現在の港区虎ノ門に落ち着いた。創業から10年以上にわたり、IT人材の育成とコンサルティングを主力に成長を続けた。
東証マザーズ上場から市場第一部への昇格
2016年9月、東京証券取引所マザーズに株式を上場した。上場からわずか2年後の2018年9月には市場第一部に市場変更を果たし、成長性が市場に評価された。上場時の売上収益は16億円(2016年9月期)であったが、その後のM&A戦略により規模が急拡大する。2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行。現在もプライム市場に上場している。
トラストバンクの子会社化でパブリテック事業を開始
2018年11月、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクを子会社化し、パブリテック事業が始動した。これにより、従来のITコンサルティング主体の事業構成から、地方創生・公共DXの領域へ大きく舵を切った。2020年10月には株式交換によりトラストバンクを完全子会社化し、同事業の経営基盤を固めた。トラストバンクの子会社化は、その後の売上高急成長の原動力となる。
M&Aで事業領域を拡大した2020年代前半
2020年2月にFintech分野の株式会社Orbを子会社化したのを皮切りに、2021年3月にはIoTワークプレイス可視化の株式会社ビーキャップ、2022年10月にはサービスロボット販売の株式会社DFA Roboticsを子会社化。2023年1月には自治体向け観光DXの株式会社トラベルジップを子会社化。同年4月には持株会社体制へ移行し、商号を株式会社チェンジホールディングスに変更するとともに、公共向けSaaSの株式会社ガバナンステクノロジーズを子会社化した。この間、売上収益は2020年9月期の105億円から2023年3月期の200億円へと倍増した。
サイバーセキュリティ業界再編と新会社設立ラッシュ
2023年10月にイー・ガーディアン株式会社を子会社化し、サイバーセキュリティ領域に本格参入。同年12月には中間持株会社サイリーグホールディングスを設立し、業界再編を加速した。2024年3月にアイディルートコンサルティングを子会社化。2025年2月には三井住友FG等と共同でSMBCサイバーフロントを設立し、企業向けセキュリティ対策支援を強化。同年12月にはM&A仲介の株式会社fundbookを完全子会社化し、事業承継型M&A支援も加えた。2025年4月にはグリヴィティを設立しふるさと納税物流を強化、6月にはジーグラビティを設立し中央省庁向け事業を開始するなど、矢継ぎ早に新会社を立ち上げている。
地方創生の新たな柱:カーボンクレジットとスポーツIP共創
2024年9月、森林組合向け業務システムを手掛ける東光コンピュータ・サービスを完全子会社化し、カーボンクレジット事業に進出。2026年3月期までにJ-クレジットを累計35万トン取得した。2025年7月にはストリートダンスチーム運営のPERF株式会社を子会社化し、地域イベントや学校教育を通じた地方創生を開始。2026年4月にはプロバレーボールチーム「フラーゴラッド鹿児島」を運営するフィールドエックスを子会社化し、スポーツを地域経済活性化のハブとする地域IP共創事業を本格化させた。これらは中期経営計画に沿った多角的な地方創生の取り組みである。
2025年~2026年の組織体制変更とガバナンス強化
2025年6月、監査等委員会設置会社へ移行し、コーポレートガバナンスの強化を図った。これは持株会社体制下でのグループ管理体制の高度化と今後の成長基盤強化が目的である。同年8月にはインバウンドマーケティングの株式会社Onwordsを子会社化し観光事業を強化。2026年4月にはフィールドエックスの子会社化に加え、陸上自衛隊のDX支援など官公庁向けサービスの拡大も進んでいる。グループは2026年3月期に売上収益528億円、営業利益112億円、最終利益69億円を計上し、引き続きM&Aと新規事業立ち上げによる拡大路線を継続している。
年表35件を開く
2000年代
- 2003年4月創業大阪府大阪市北区に株式会社チェンジを設立 ITプロジェクト等のコンサルティングビジネス及びIT人材を育成する研修ビジネスを開始
- 2003年12月東京オフィスを東京都港区表参道に開設
- 2005年2月本社を東京都港区表参道に移転
- 2005年5月業務拡張のため、本社を東京都港区外苑前に移転
- 2006年7月業務拡張のため、本社を東京都渋谷区宮益坂に移転
- 2008年2月業務拡張のため、本社を東京都渋谷区並木橋に移転
2010年代
- 2014年9月業務拡張のため、本社を東京都港区虎ノ門に移転
- 2016年9月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2018年9月東京証券取引所市場第一部に市場変更
- 2018年11月M&Aふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクを子会社化し、パブリテック事業を開始
2020年代
- 2020年2月M&AFintech分野に高いノウハウを有する株式会社Orbを子会社化
- 2020年10月M&A株式交換により株式会社トラストバンクを完全子会社化
- 2021年2月KDDI株式会社と共同でデジタル人材育成の強化を目的に合弁会社である株式会社ディジタルグロースアカデミアを設立
- 2021年3月M&AIoTによるワークプレイスの可視化に強みを有する株式会社ビーキャップを子会社化
- 2022年3月創業自治体DXの強化を目的に株式会社ガバメイツを設立
- 2022年3月SBIホールディングス株式会社と資本業務提携契約を締結
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行
- 2022年10月M&Aサービスロボットに高いノウハウ及び販売実績を有する株式会社DFA Roboticsを子会社化
- 2023年1月全国の自治体への営業・マーケティング力に強みを持つ株式会社ホープを持分法適用会社化
- 2023年1月M&A自治体向け観光分野に強みを有する株式会社トラベルジップを子会社化
- 2023年4月商号変更持株会社体制へ移行し商号を株式会社チェンジホールディングスに変更 NEW-ITトランスフォーメーション事業を株式会社チェンジに吸収分割により承継
- 2023年4月M&A公共向けSaaS型ソリューション群モデルやプラットフォームモデル等のサービス領域の強化を目的に株式会社ガバナンステクノロジーズを子会社化
- 2023年10月M&Aサイバーセキュリティ領域へ事業領域を広げるため総合ネットセキュリティ企業であるイー・ガーディアン株式会社を子会社化
- 2023年11月創業DXや情報セキュリティなどの領域において地方自治体の様々な課題の解決策を提供することを目的に株式会社アップクロースを設立。
- 2023年12月創業サイバーセキュリティ企業のM&Aを推し進めサイバーセキュリティ業界の再編を行うための中間持株会社であるサイリーグホールディングス株式会社を設立
- 2024年3月M&ADXとセキュリティ対策の両面をカバーしIT戦略策定から実行までを支援するアイディルートコンサルティング株式会社を子会社化
- 2024年9月M&A全国の森林組合が採用する業務システム等の開発を手掛けカーボンクレジット領域での新規事業開発に注力している東光コンピュータ・サービス株式会社を完全子会社化
- 2024年12月M&A事業継承型M&A支援で地方企業の活性化を目指すことを目的にM&A仲介を行う株式会社fundbookを完全子会社化
- 2025年2月創業株式会社三井住友フィナンシャルグループ・三井住友海上火災保険株式会社と企業のサイバーセキュリティ対策支援を目的にSMBCサイバーフロント株式会社を設立
- 2025年4月創業株式会社トラストバンクのSCM事業を分社化しふるさと納税における物流関連事業の強化を目的に株式会社グリヴィティを設立
- 2025年6月創業中央省庁に対して多種多様なサービス及びプロダクトの提供を行うことを目的に株式会社ジーグラビティを設立
- 2025年6月グループ管理体制及び今後のさらなる成長を実現するための経営基盤を強化することを目的に監査等委員会設置会社へ移行
- 2025年7月M&Aダンスで地域イベントや学校教育を通じて地方創生に貢献することを目的に国内トップレベルのストリートダンスチームを運営するPERF株式会社を完全子会社化
- 2025年8月M&A観光事業の強化とインバウンドを起点とした地方創生の推進を目的に株式会社Onwordsを子会社化
- 2026年4月M&A地域スポーツの発展と地方創生の実現を目的にプロバレーボールチーム「フラーゴラッド鹿児島」を運営する株式会社フィールドエックスを子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
NEW-ITトランスフォーメーション事業の強化
AI活用によるBPOの生産性向上や新規サービス投入、M&A仲介のアライアンス強化・成約率向上、AI研修コンテンツ強化によるDX提案、製造・小売向けDXツールの拡販、サイバーセキュリティはパートナー強化と新リスク対応のガバナンス構築・プロダクト開発を推進。
- 02
パブリテック事業の強化
ふるさと納税の返礼品開発と企業版・ガバメントクラウドファンディング強化、観光ソリューションやカーボンクレジット、地域IP共創事業に注力。公共DXではLoGoシリーズの有償アカウント拡大と中央省庁案件の獲得、自治体業務データ基盤活用による営業基盤構築を進める。
- 03
グループシナジーの強化
グループ各社のケイパビリティを活かし、AX・DXコンサルティングや教育研修のノウハウ、自治体・民間・金融機関ネットワークを活用したシナジー創出に注力する。
- 04
内部管理体制及び経営基盤の強化
事業拡大に伴い高度化する管理機能に対応するため、従業員教育の充実と優秀人材の確保により内部管理体制を強化。監査等委員会設置会社への移行を完了し、取締役会の監督機能強化とグループ経営の効率化を継続。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 11期分
グループ全体で1,439人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,106万円で、10期前と比べて+59.9%。平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は4.1年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | — | — | — | 53 | — |
| 2017年9月 | — | — | — | 67 | — |
| 2018年9月 | — | — | — | 73 | — |
| 2019年9月 | 692 | 35.3 | 4.8 | 140 | — |
| 2020年9月 | 700 | 36.5 | 4.4 | 220 | — |
| 2021年9月 | 731 | 37.4 | 4.5 | 305 | — |
| 2022年3月 | 749 | 37.4 | 4.4 | 328 | — |
| 2023年3月 | 718 | 36.2 | 4.6 | 475 | — |
| 2024年3月 | 987 | 40.8 | 4.8 | 1,069 | — |
| 2025年3月 | 982 | 41.4 | 4.5 | 1,448 | 925 |
| 2026年3月 | 1,106 | 41.6 | 4.1 | 1,439 | 778 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社20社(国内 20 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社トラストバンク(注)2東京都品川区議決権100.0%
- 国内株式会社ビーキャップ東京都港区議決権71.3%
- 国内株式会社ガバメイツ愛媛県松山市議決権100.0%
- 国内株式会社DFA Robotics東京都港区議決権79.3%
- 国内株式会社チェンジ東京都港区議決権100.0%
- 国内株式会社トラベルジップ東京都渋谷区議決権65.0%
- 国内イー・ガーディアン株式会社(注)4、5東京都港区議決権52.5%
- 国内株式会社アップクロース東京都港区議決権100.0%
- 国内サイリーグホールディングス株式会社東京都港区議決権100.0%
- 国内アイディルートコンサルティング株式会社(注)3東京都千代田区議決権91.9%
- 国内東光コンピュータ・サービス株式会社秋田県大館市議決権100.0%
- 国内株式会社fundbook東京都港区議決権100.0%
残りのグループ会社8社を開く
- サードリー株式会社東京都港区67%
- 株式会社グリヴィティ東京都港区100%
- 株式会社ジーグラビティ東京都港区100%
- PERF株式会社東京都港区100%
- 株式会社Onwords東京都港区90%
- 株式会社ディジタルグロースアカデミア東京都港区50%
- 株式会社ホープ(注)1,2福岡市中央区19%
- SBIホールディングス株式会社(注)東京都港区37%
- 調達4,940万円R7年度建設工事公告資料作成支援業務防衛省 · 2026-02-27
- 調達3,300万円2900490042「ICTスキル総合習得プログラム」の開発に係る調査研究等について総務省 · 2017-05-17
- 調達2,600万円平成29年度商取引適正化・製品安全に係る事業(AIを活用した製品事故情報の分析業務の高度化に関する調査)経済産業省 · 2017-12-18
- 調達1,368万円3000490267スマートシティのセキュリティに関する調査等の請負総務省 · 2018-12-21
- 調達1,100万円DX取組事例の拡充及びDX推進モデルの改善情報処理推進機構 · 2019-08-08
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は528億円、営業利益は112億円。前期と比べると増収減益で、売上が+13.8%、利益が-16.4%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 584億円 | 528億円 |
| 営業利益 | 120億円 | 112億円 |
| 純利益 | 70億円 | 69億円 |
| 1株あたり配当 | ¥26 | ¥26 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は109億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+113.7%、営業利益は−28.6%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 45 | — | — | 3 |
| 2024年1Q | 51 | 7 | 13.7 | 9 |
| 2024年2Q | 96 | 36 | 37.5 | 22 |
| 2024年3Q | 141 | 60 | 42.6 | 39 |
| 2024年4Q | 82 | — | — | −27 |
| 2025年2Q | 165 | 38 | 23.0 | 21 |
| 2025年4Q | 299 | 96 | 32.1 | 54 |
| 2026年2Q | 223 | 25 | 11.2 | 16 |
| 2026年4Q | 305 | 87 | 28.5 | 53 |
| 2027年1Q | 109 | 5 | 4.6 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 16期分
2012年3月期からの16期で、売上は10億円から528億円へ52.8倍に増えた。直近期の営業利益率は21.2%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 10 | — | 1 | — | 0 |
| 2013年3月 | 9 | — | 1 | — | −1 |
| 2014年3月 | 10 | — | 1 | — | 0 |
| 2014年9月 | 7 | — | 1 | — | 0 |
| 2015年9月 | 14 | — | 1 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2016年9月 | 16 | — | 2 | — | 1 |
| 2017年9月 | 20 | — | 3 | — | 2 |
| ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクを子会社化し、パブリテック事業を開始 | |||||
| 2018年9月 | — | — | — | — | — |
| 2019年9月 | 60 | — | 10 | — | 5 |
| Fintech分野に高いノウハウを有する株式会社Orbを子会社化 | |||||
| 2020年9月 | 105 | — | 42 | — | 20 |
| IoTによるワークプレイスの可視化に強みを有する株式会社ビーキャップを子会社化 | |||||
| 2021年9月 | 157 | — | 59 | — | 41 |
| 自治体DXの強化を目的に株式会社ガバメイツを設立 | |||||
| 2022年3月 | 101 | — | 46 | — | 31 |
| DXや情報セキュリティなどの領域において地方自治体の様々な課題の解決策を提供することを目的に株式会社アップクロースを設立。 | |||||
| 2023年3月 | 200 | — | 57 | — | 39 |
| DXとセキュリティ対策の両面をカバーしIT戦略策定から実行までを支援するアイディルートコンサルティング株式会社を子会社化 | |||||
| 2024年3月 | 370 | — | 73 | — | 43 |
| 株式会社三井住友フィナンシャルグループ・三井住友海上火災保険株式会社と企業のサイバーセキュリティ対策支援を目的にSMBCサイバーフロント株式会社を設立 | |||||
| 2025年3月 | 464 | 134 | 127 | 28.9 | 75 |
| 地域スポーツの発展と地方創生の実現を目的にプロバレーボールチーム「フラーゴラッド鹿児島」を運営する株式会社フィールドエックスを子会社化 | |||||
| 2026年3月 | 528 | 112 | 110 | 21.2 | 69 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高528億円のうち、営業利益として残るのは112億円で21.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は69億円、売上の13.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金45.5%240億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金33.7%178億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益21.2%112億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 12期分
2026年3月期は営業CFが73億円、投資CFが−28億円で、差し引きのフリーCFは45億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は262億円で、売上の6.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年9月 | 1 | −2 | 0 | −1 | 2 |
| 2015年9月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 3 |
| 2016年9月 | 1 | 2 | 3 | 3 | 8 |
| 2017年9月 | 3 | −1 | 0 | 2 | 10 |
| 2019年9月 | 1 | −30 | 56 | −29 | 38 |
| 2020年9月 | 46 | −3 | −5 | 43 | 76 |
| 2021年9月 | 38 | −12 | 175 | 26 | 277 |
| 2022年3月 | 37 | −8 | −2 | 29 | 304 |
| 2023年3月 | −11 | −79 | 16 | −90 | 230 |
| 2024年3月 | 121 | −137 | 178 | −16 | 384 |
| 2025年3月 | 78 | −141 | 13 | −63 | 302 |
| 2026年3月 | 73 | −28 | −84 | 45 | 262 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 16期分
2026年3月期の総資産は1,056億円。このうち返さなくてよい自己資本が468億円で、自己資本比率は44.3%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 8 | 3 | 5 | 33.1 |
| 2013年3月 | 7 | 2 | 5 | 30.1 |
| 2014年3月 | 6 | 2 | 4 | 38.7 |
| 2014年9月 | 8 | 3 | 5 | 36.6 |
| 2015年9月 | 8 | 4 | 4 | 46.7 |
| 2016年9月 | 12 | 9 | 3 | 68.4 |
| 2017年9月 | 14 | 11 | 3 | 75.9 |
| 2018年9月 | 23 | 16 | 7 | 72.5 |
| 2019年9月 | 114 | 59 | 55 | 51.2 |
| 2020年9月 | 171 | 80 | 91 | 46.6 |
| 2021年9月 | 394 | 305 | 89 | 77.3 |
| 2022年3月 | 427 | 335 | 92 | 78.4 |
| 2023年3月 | 529 | 365 | 164 | 68.9 |
| 2024年3月 | 938 | 395 | 543 | 42.1 |
| 2025年3月 | 1,049 | 412 | 553 | 39.3 |
| 2026年3月 | 1,056 | 468 | 508 | 44.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で605社中92位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中462位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,000で、1年前と比べて-12.0%。過去52週の値幅のなかでは35%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.0倍 |
| PER (会社予想) | 9.6倍 |
| PBR | 1.54倍 |
| 配当利回り | 2.60% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は25日線(930.3円)を+4.3%上回り、75日線(930.2円)も上回る。200日線(988.4円)は下回るが、接近中。52週高値1333円から-27.2%、安値888円からは+9.2%。直近1カ月で+4.2%上昇、7/16は前日比+0.21%と小幅続伸。RSIは62.0と中立。出来高は6/29に453,200株の急増後、高水準を維持。週足は上昇基調。200日線突破が焦点。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PERが9.73倍と業界平均30.18倍を大きく下回り、極めて割安です。PBRも1.44倍と業界平均3.51倍を下回り、資産価値に対しても割安感があります。ROE15.78%は業界平均を上回り、収益力も良好です。ただし、配当利回り0%と無配で、株主還元は行われていません。2026年3月期の営業利益減少予想がやや懸念材料です。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.0倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 9.6倍 | — |
| PBR | 1.54倍 | 2.96倍 |
| ROE | 15.8% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、DX需要の拡大と自治体業務効率化の流れを追い風に、高成長が続くと期待。2025/3期は営業利益率28.88%と利益率も高く、時価総額716億円に対して売上高500億円超とバリュエーションも割安とみる。弱気派は、2026/3期の営業利益率が21.21%と低下見込みで、保守・運用案件の比率上昇により利益率が低下する構造的課題を指摘。また、競合の増加と案件単価の下落リスクも懸念。
- DX需要の強い追い風
自治体・医療分野のDX投資は今後も拡大。案件パイプラインは豊富。
- 高い営業利益率
2025/3期は28.88%と業界トップクラス。付加価値の高いサービスを提供。
- 割安なバリュエーション
PER9.7倍、PBR1.4倍。成長率を考慮すれば割安で、増益が続けば株価上昇余地あり。
- 2026年3月期売上高528億円で過去最高2026年3月期影響中
売上高528億円、前期比14%増。成長軌道続く
- 営業利益率28.9%の高収益維持2025年3月期実績影響中
営業利益134億円、利益率28.9%。高収益体質を証明
- PER9.7倍と割安感現在影響弱
PER9.7倍は成長企業として割安。バリュエーション修正余地
- M&Aによる事業拡大期待不定影響中
過去M&A実績あり。資金余力活用で新規ドメイン獲得の可能性
- 利益率の低下懸念
2026/3期の営業利益率は21.21%と前期比▲7.67pt低下。構造的な利益率低下リスク。
- 競合の増加と価格競争
DX市場に多数のプレイヤーが参入し、価格競争が激化している。
- M&A依存の成長
過去の成長はM&Aに支えられてきた面があり、統合リスクやのれん償却負担が懸念。
- 2026年3月期営業利益減少予想2026年3月期影響強
営業利益112億円、前期比16%減。収益減速懸念
- 競争激化によるマージン低下継続影響中
IT業界競争激化で価格圧力。利益率維持が課題
- 人材流動性リスク継続影響中
優秀な技術者流出でプロジェクト遅延の恐れ
- 株価低迷で信用リスク現在影響弱
1年で14%下落。下落トレンド継続なら投資家離れ
- 営業利益率
- 利益率のトレンドが事業の競争力と収益性を示す。低下が続くか注目。
- 案件単価・稼働率
- コンサル・SIの収益性を測る。単価上昇や高稼働が続けば強気根拠に。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり26円で、前期から+10.0%。いまの株価に対する利回りは2.60%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 5 | — | 763.1 |
| 2023年3月 | 10 | 122.2 | 154.2 |
| 2024年3月 | 19 | 87.0 | — |
| 2025年3月 | 21 | 11.8 | 47.3 |
| 2026年3月 | 23 | 10.0 | 28.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥26
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ35,735人。区分でいちばん多いのは個人・その他で50.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.2%を占め、残る56.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年9月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 71.3 | 52.9 | 36.2 | 47.3 | 45.6 | 50.5 |
| 事業法人 | 0.8 | 20.4 | 30.8 | 33.5 | 35.7 | 36.0 |
| 金融機関 | 10.0 | 11.2 | 17.8 | 11.2 | 10.8 | 7.2 |
| 自己株式 | 0.8 | 0.8 | 0.8 | 0.8 | 5.8 | 5.8 |
| 外国法人 | 16.3 | 14.1 | 14.0 | 6.1 | 6.1 | 4.2 |
| 証券会社 | 1.5 | 1.3 | 1.2 | 1.7 | 1.8 | 2.0 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | SBIホールディングス株式会社 | 34.95 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.55 |
| 03 | 神保 吉寿 | 3.85 |
| 04 | 福留 大士 | 3.02 |
| 05 | 伊藤 彰 | 1.71 |
| 06 | 石原 徹哉 | 1.70 |
| 07 | 金田 憲治 | 1.64 |
| 08 | 須永 珠代 | 1.62 |
| 09 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.33 |
| 10 | 高橋 範光 | 1.23 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 16期分
1株利益は15期で+1700%、1株純資産は16期で+590%。直近期のROEは15.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 6 | 97 | 5.8 | — | — |
| 2013年3月 | −19 | 79 | — | — | — |
| 2014年3月 | 13 | 92 | 14.9 | — | — |
| 2014年9月 | 17 | 109 | 16.6 | — | — |
| 2015年9月 | 31 | 138 | 25.4 | — | — |
| 2016年9月 | 42 | 269 | 19.4 | 106.3 | — |
| 2017年9月 | 36 | 167 | 23.8 | 118.7 | — |
| 2018年9月 | — | 61 | — | — | — |
| 2019年9月 | 16 | 187 | 12.7 | 60.2 | — |
| 2020年9月 | 33 | 126 | 29.7 | 128.8 | — |
| 2021年9月 | 59 | 423 | 21.4 | 39.7 | — |
| 2022年3月 | 43 | 463 | 9.7 | 46.4 | 763.1 |
| 2023年3月 | 53 | 504 | 11.0 | 44.0 | 154.2 |
| 2024年3月 | 59 | 546 | 11.2 | 21.3 | — |
| 2025年3月 | 107 | 592 | 18.5 | 11.7 | 47.3 |
| 2026年3月 | 100 | 672 | 15.8 | 9.3 | 28.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額172百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 福留大士 | 代表取締役兼 執行役員社長 | 50 | 2,229,500 |
| 伊藤彰 | 取締役兼 執行役員副社長 | 50 | 1,262,000 |
| 山田裕 | 取締役兼 執行役員CFO Corporateユニット長 | 56 | 682,500 |
| 松本壮志 | 取締役 | 46 | — |
| 滝川佳代 | 取締役 | 54 | — |
| 久保剛彦 | 取締役 監査等委員(常勤) | 66 | — |
| 矢治博之 | 取締役 監査等委員 | 65 | — |
| 小出隆造 | 取締役 監査等委員 | 67 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 131 | 131 | 44 |
| 社外取締役 | 5 | 41 | 41 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,904字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,042字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,122字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,682字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第24期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第23期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第22期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第22期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第21期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第21期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-15
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