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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ギグワークス

GIG Works Inc.2375 · Standard · サービス業

オンデマンドサービス、Web3、システム開発、シェアリングオフィスを展開する多角的事業体。

概要

ギグワークスは、純粋持株会社としてグループ各社を統括し、オンデマンドエコノミー、Web3、システムソリューション、シェアリングエコノミーの4事業を展開するサービス企業である。東京都港区に本社を置き、従業員数は780人。2025年10月期の連結売上高は222億61百万円、営業利益は15百万円。日本一のギグ・エコノミーのプラットフォーマーをビジョンに掲げ、個人事業主やフリーランスが単発・短期の仕事を受注できる環境を提供する。主要子会社にはギグワークスアドバリュー、ギグワークスクロスアイティ、nex、GALLUSYSなどがある。

オンデマンドエコノミー事業が売上の半分近くを占める

当社グループの主力事業。セールスプロモーション、コールセンター、フィールドエンジニア、コンストラクションの4つのサービスを提供する。コールセンターは自社で約900席を運営し、テクニカルサポートから通販受付まで対応。フィールドエンジニアは大手システム企業やメーカーを対象にITインフラ整備や電子マネー端末の設置などを手がける。コンストラクションは移動体通信基地局の設置交渉から取り付け工事、電波障害対応のTVアンテナ工事まで一貫して行う。2025年10月期の売上高は104億5百万円、セグメント利益は6億83百万円。全国で3,690人のユニークワーカーが稼働した。ITを軸にしたサービスで、需要に応じた柔軟な人員配置が強みである。

シェアリングエコノミー事業は85拠点のネットワークを展開

連結子会社のnex株式会社が運営するシェアオフィス、コワーキングスペース、バーチャルオフィス事業。首都圏及び主要都市を中心に85拠点(2025年10月末時点)を展開し、利用提携先の施設も含めると1,000拠点以上を利用可能な国内最大級の体制を整えている。個人事業主から大手法人まで企業規模を問わず、「必要なときに必要なだけ使える」機能的なワークスペースを提供。企業の登記住所としても利用可能なバーチャルオフィスも手がける。拠点数は前期から拡大中であり、シェアリングエコノミーの拡大に対応している。

システムソリューション事業はエンジニア派遣と自社CRMで収益

ITエンジニアによるシステム開発を基盤に、プロフェッショナルサービスを提供。システムの受託開発に加え、ITスキルを備える人材の派遣・紹介も行う。自社開発のCRMシステム「デコールCC.CRM」はコールセンター向けで、AI活用による機能拡充を進め「デコールCC.CRM3」として販売に注力している。エンジニア人件費上昇に対応した受注単価の適正化が奏功し、2025年10月期には過去最高の売上高と利益を更新。グループ会社のギグワークスクロスアイティが事業を担う。

Web3サービス事業はブロックチェーンアプリとAIチャット

連結子会社の株式会社GALLUSYSが中心となり、ブロックチェーン技術を応用したアプリ開発・運営を行う。主力アプリ「SNPIT」の独自トークン「SNPIT Token(SNPT)」は2024年12月に国内暗号資産取引所で取引を開始した。また、企業向けには簡単・安全・効率的に利用できるAIチャットツールを提供。同事業はまだ投資段階にあり、2025年10月期の売上高は1億71百万円、セグメント損失は5億81百万円。収益化に向けて継続的に取り組んでいる。

業界の中での役割は企業向けにマーケティング支援やITソリューション、ワークスペースを提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
223億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
3億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/10
事業売上構成比利益利益率
オンデマンドエコノミー事業103億円46.2%7億円6.8%
シェアリングエコノミー事業57億円25.6%7億円12.3%
システムソリューション事業48億円21.5%8億円16.7%
デジタルマーケティング事業13億円5.8%-2億円-15.4%
Web3サービス事業2億円0.9%-6億円-300.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01オンデマンドサービス主力

セールスプロモーション、コールセンター、フィールドエンジニア、建設工事など、企業の業務を人材確保から品質管理まで一括で支援。イベント企画運営も手掛ける。

主な製品・サービス4
セールスプロモーション
加盟店獲得の営業代行や、店頭での製品販売促進活動。
コールセンター
テクニカルサポートや通信販売受付などを提供。自社運営の約900席を活用。
フィールドエンジニア
ITインフラ整備、ネットワーク構築・保守などを提供。
コンストラクション
移動体通信基地局の設置工事やオフィス配線工事など。

02システムソリューション準主力

システムの受託開発やエンジニア派遣・紹介を提供。コールセンター向けCRMシステム「デコールCC.CRM」を自社開発・販売。

主な製品・サービス2
プロフェッショナルサービス
システム受託開発、IT人材の派遣・紹介。
デコールCC.CRM
コールセンター向けCRMシステム。顧客管理や通話録音などの機能を提供。

03Web3サービス副次

ブロックチェーン技術を応用したアプリ開発・運営や、企業向けAIチャットツールを提供。

主な製品・サービス1
Web3サービス
ブロックチェーン技術を活用したアプリ開発・運営サービス。

04シェアリングエコノミー副次

シェアオフィスやコワーキングスペースを運営。首都圏・主要都市に85拠点を展開し、利用提携先を含めると1,000拠点以上を利用可能。

国内最大級のシェアオフィスネットワーク

主な製品・サービス3
シェアオフィス
低コストで利用できる共有オフィス。
コワーキングスペース
多様な利用者が共同で使う作業スペース。
バーチャルオフィス
住所貸しなどのサービスを提供する仮想オフィス。

製品と技術

ギグワーカーと企業を結ぶプラットフォーム「GiGWorks Basic」

当社グループの基盤となるプラットフォーム。ギグワーカーとクライアント企業が直接仕事を受発注できる環境を提供する。短時間の副業、フリーランス、テレワークなど多様な働き方を選択可能。2025年10月期には全国で3,690人のユニークワーカーが稼働した。オンデマンドエコノミー事業の各サービス(セールスプロモーション、コールセンター、フィールドエンジニア、コンストラクション)はこのプラットフォームを通じて管理・運用される。また、登録スタッフ向けの福利厚生やスキルアップ研修の提供も行い、信頼関係の強化に努めている。

コールセンター向けCRM「デコールCC.CRM」

自社開発のCRMシステムで、コールセンター業務に特化している。顧客管理やオペレーションの効率化を支援する。システムソリューション事業の中核製品であり、AIを活用した機能拡充を進め「デコールCC.CRM3」として提供。エンジニア人件費上昇に対応した受注単価の適正化策とともに、同事業の過去最高売上高に貢献した。利便性を徹底的に追求し、継続的に機能強化を実施している。コールセンターの運用改善に寄与する製品として販売に注力している。

ブロックチェーンアプリ「SNPIT」とAIチャットツール

連結子会社の株式会社GALLUSYSが開発・運営するWeb3サービス。ブロックチェーン技術を応用したアプリ「SNPIT」を中心に展開。2024年12月、独自トークン「SNPIT Token(SNPT)」が国内暗号資産取引所で取引開始された。また、企業向けには簡単・安全・効率的に利用できるAIチャットツールを提供。同事業はまだ投資段階にあり、2025年10月期の売上高は1億71百万円、セグメント損失5億81百万円。収益化に向けて継続的に取り組んでいる。

国内最大級のシェアオフィスネットワーク

連結子会社のnex株式会社が運営するシェアリングサービス。シェアオフィス、コワーキングスペース、バーチャルオフィスを提供。首都圏及び主要都市を中心に85拠点(2025年10月末時点)を展開し、利用提携先を含めると1,000拠点以上を利用可能な国内最大級の体制を整えている。個人事業主から大手法人まで企業規模を問わず、「必要なときに必要なだけ使える」機能的なワークスペースを提供。企業のBCP対策やサテライトオフィスとしての需要にも対応している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • シェアリングエコノミー国内最大級のシェアオフィスネットワーク

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

業績回復途上の総合人材サービス、収益改善が急務

人材派遣・紹介を主力とするサービス企業で、同業他社と比較して規模は大きいが、収益性は低迷している。売上高は減少傾向にあり、営業利益率は2024年にマイナス、2025年にゼロと苦戦が続く。ギグワークスは総合的な人材サービスを展開するが、競合のジンジブやダイブグループと比べ、収益改善のスピードが遅い。事業構造の改革や高付加価値分野へのシフトが課題であり、労働市場の需給動向に業績が左右されやすい。

強み

  • 同業他社と比べ売上高が大きく、一定の市場プレゼンスを持つ。
  • 派遣・紹介など幅広い人材サービスを提供し、顧客ニーズに対応。
  • 長年の事業実績があり、顧客基盤やブランド認知を有する。
  • 人材不足の中、労働需給の逼迫が追い風となる可能性がある。

課題

  • 営業利益率が低調で、赤字からの脱却が急務となっている。
  • 売上高が前期比で減少しており、事業の立て直しが必要。
  • 大手を含む競合が多く、差別化や収益改善が困難な状況。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がギグワークス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
19219ギックス50億円
22454オールアバウト50億円
32304CSSホールディングス49億円6.8倍
42449プラップジャパン49億円9.9倍
52375ギグワークス48億円25.4倍
62179成学社48億円7.8倍
79259タカヨシホールディングス48億円9.9倍
85870ナルネットコミュニケーションズ47億円9.3倍
97357ジオコード47億円
102341アルバイトタイムス47億円16.5倍
119337トリドリ47億円16.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 20件

1977年創業から初の子会社買収まで

1977年1月、東京都港区浜松町に株式会社シーサンデイとして設立。資本金250万円。インテリアデザインと広告代理業務を目的とした。1983年4月に株式会社ザポイントスタジオ、1999年1月にスリープロ株式会社へ商号変更。1996年4月に本社を新宿区に移転。2003年11月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を公開。上場後、事業多角化を目的に2004年2月、株式会社コアグルーヴ(現ギグワークスアドバリュー)の株式を取得し子会社化。IP電話や通信サービス販売支援事業に参入した。これが最初のM&Aである。

通信・コールセンター・IT技術分野への進出(2004-2008)

2004年11月、株式会社JPSS(現ギグワークスアドバリュー)を子会社化しコールセンターサービスを拡大。2005年6月、株式会社シーエステクノロジー(現ギグワークスクロスアイティ)を子会社化し機械・制御設計等の高度IT技術分野へ参入。2006年5月、会社分割によりスリープロ株式会社(現ギグワークスアドバリュー)を新設し全事業を承継。2006年9月、成果報酬型営業支援のスリープロコミュニケーションズを設立。2006年12月には株式会社ナレッジフィールドサービス(現ギグワークス・アドバンス)を子会社化しデジタル家電販売市場への支援サービスを拡大。2008年1月には関西圏の人材派遣強化のため株式会社メリトを子会社化。2008年2月にはネットワークエンジニア派遣のスリープロネットワークスを設立。同年4月には全国サポート体制強化のためスリープロフィッツを新設分割。10月には株式会社コラソンを子会社化。この期間にグループの事業基盤が急速に拡大した。

2009年の買収で事業領域を更に拡大

2009年8月、中部圏の人材派遣強化のため株式会社キャリアインパルスを孫会社化。同年10月、システム開発強化のため株式会社ウィザードを子会社化。12月には関西圏人材派遣の株式会社日本アシストと、海外サポートコールセンターのアシスタンストラベルジャパンを相次いで子会社化。これにより、人材派遣、コールセンター、システム開発の3本柱が揃った。2007年3月には情報セキュリティマネジメントの国際規格ISO/IEC27001を全業務・全拠点で同時取得。グループ全体の品質管理体制も整備された。

2010年代から2020年代の収益基盤の変動と事業売却

2012年以降、売上高は94億円から伸長し、2024年10月期には254億円に達した。しかし純利益は2~7億円の範囲で低調に推移し、2023年10月期には7億円の純損失を計上。2024年10月期も7億円の損失。グループは事業の選択と集中を進め、2025年4月、デジタルマーケティング事業を担う日本直販株式会社の全株式を譲渡。特別利益8億64百万円、特別損失3億円を計上し、2025年10月期は売上高222億円、営業利益15百万円、純利益2億72百万円となった。Web3サービス事業では2024年12月に独自トークン「SNPIT Token」の取引開始。収益化への投資が続く。

年表20件を開く

1970年代

  • 1977年1月東京都港区浜松町にインテリアデザイン、広告代理業務を主な目的とし、㈱シーサンデイを設立(資本金250万円)

1980年代

  • 1983年4月商号変更「㈱ザポイントスタジオ」へ商号変更

1990年代

  • 1996年4月東京都新宿区に本社機能を移転
  • 1999年1月商号変更「スリープロ㈱」へ商号変更

2000年代

  • 2003年11月㈱東京証券取引所マザーズ市場へ株式を公開
  • 2004年2月M&AIP電話や各種通信サービス等の販売支援事業への参入を主な目的とし、㈱コアグルーヴ(現ギグワークスアドバリュー㈱へ吸収合併)の株式を取得、子会社化
  • 2004年11月M&Aコールセンターサービスによる運用支援事業の拡大を主な目的とし、㈱JPSS(現ギグワークスアドバリュー㈱へ吸収合併)の株式を取得、子会社化
  • 2005年6月M&A機械・制御設計等のより高度なIT関連技術分野への参入を主な目的とし、㈱シーエステクノロジー(現ギグワークスクロスアイティ㈱へ吸収合併)の株式を取得、子会社化
  • 2006年5月会社分割によりスリープロ㈱(現ギグワークスアドバリュー㈱)を新設、新設会社に全事業を承継(現・連結子会社)
  • 2006年9月M&A通信キャリアや通信サービス販売会社をメインターゲットとした成果報酬型営業支援サービス事業の展開を主な目的とし、スリープロコミュニケーションズ㈱(現ギグワークスアドバリュー㈱へ吸収合併)を設立
  • 2006年12月M&Aデジタル家電販売市場への支援サービスの拡大を主な目的とし、㈱ナレッジ・フィールド・サービス(現ギグワークス・アドバンス㈱)の株式を取得、子会社化(現・連結子会社)
  • 2007年3月情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO/IEC 27001」の認証を、当社及び子会社の全業務・全拠点で同時取得
  • 2008年1月M&A関西圏における経理事務・コールセンター等の人材派遣事業の拡大を主な目的とし、㈱メリト(現ギグワークスアドバリュー㈱へ吸収合併)の株式を取得、子会社化
  • 2008年2月M&Aネットワーク系のエンジニア派遣事業及びネットワーク系の下請工事事業の展開を主な目的とし、スリープロネットワークス㈱(現ギグワークスアドバリュー㈱へ吸収合併)を設立
  • 2008年4月M&A日本全国でのサポート体制を充実させる事を主な目的とし、スリープロ㈱からの新設分割により、スリープロフィッツ㈱(現ギグワークスアドバリュー㈱へ吸収合併)を新設
  • 2008年10月M&Aコールセンターサービスによる運用支援事業の強化を主な目的とし、㈱コラソン(現ギグワークスアドバリュー㈱へ吸収合併)の株式を取得、子会社化
  • 2009年8月M&A中部圏における人材派遣・人材紹介事業の強化を主な目的とし、㈱キャリアインパルス(現ギグワークスアドバリュー㈱へ吸収合併)の株式を子会社のスリープロ㈱にて取得、孫会社化
  • 2009年10月M&Aシステム開発の総合力強化によるシステム受託・請負開発サービス提供の拡大を主な目的とし、㈱ウィザード(現ギグワークスクロスアイティ㈱へ吸収合併)の株式を取得、子会社化
  • 2009年12月M&A関西圏における人材派遣事業の拡大を主な目的とし、㈱日本アシスト(現ギグワークスアドバリュー㈱へ吸収合併)の株式を取得、子会社化
  • 2009年12月M&A海外赴任・海外出張をサポートするコールセンターサービス事業への参入、コールセンターサービス事業の強化を目的とし、アシスタンストラベルジャパン㈱(現ギグワークスアドバリュー㈱へ吸収合併)の株式を取得、子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    多角的事業ポートフォリオとM&Aの活用

    オンデマンドエコノミー、Web3サービス、システムソリューション、シェアリングエコノミーの4セグメントを展開。一部市場の縮小に影響されない安定的な経営基盤を築きつつ、M&Aを積極活用して事業領域拡大と既存事業とのシナジー創出を目指す。

  2. 02

    取引先満足度の向上

    取引先ニーズの多様化・高度化に対応するため、定期的な満足度調査を実施し、課題を把握。専門性を高める組織・運営体制を強化し、取引先から選ばれる企業を目指す。

  3. 03

    登録スタッフ(ギグワーカー)の満足度向上

    優秀なスタッフ確保のため、福利厚生や待遇改善、定期的な面談、スキルアップ研修を充実させ、信頼関係を強化。多様で柔軟な働き方を提供するプラットフォームとしての強みを生かす。

  4. 04

    Web3領域の収益化と安定基盤の確立

    ブロックチェーンゲーム「SNPIT」の収益化に注力。トークンの取引所上場など普及施策を進めつつ、事業投資を選別し、売上拡大と安定した収益基盤を構築する。

  5. 05

    大手検索エンジンの広告ポリシー対応と自社媒体強化

    広告ポリシー変更による集客リスクに備え、動向を注視するとともに自社媒体の強化を進め、外部環境変化に左右されない集客力を確保する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で780人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は483万円で、9期前と比べて10.6%平均年齢は45.9歳、平均勤続年数は11.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月403
2017年10月641
2018年10月669
2019年10月54142.96.7732
2020年10月56844.08.5782
2021年10月61943.96.8810
2022年10月51043.49.2837
2023年10月49744.39.4804
2024年10月49745.310.4826−48
2025年10月48345.911.07800

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年10月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 東京都港区556百万円
Web3サービス事業
本社 — 東京都 港区325百万円
オンデマンドエコノミー事業
本社 — 東京都港区130百万円
本社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は223億円営業利益0億円前期と比べると減収で、売上が-12.2%。

売上高
-12.2%
223億円
営業利益
0億円
純利益
3億円
営業利益率
0.0%
前期比 +1.6%pt

会社が出している今期の予想2026年10月期

項目会社予想前期実績
売上高230億円223億円
営業利益4億円0億円
純利益1億円3億円
1株あたり配当¥2¥2

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は115億円、営業利益は3億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+3.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q6700.00
2023年2Q6900.00
2023年3Q6400.0−10
2023年4Q643
2024年1Q6411.60
2024年2Q6611.51
2024年4Q124−6−4.8−8
2025年2Q111−4−3.61
2025年4Q11243.62
2026年2Q11532.60

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年10月期からの14期で、売上は94億円から223億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年10月9444
2013年10月8822
2014年10月9432
2015年10月8832
2016年10月11432
2017年10月13542
2018年10月16163
2019年10月17684
2020年10月198107
2021年10月21294
2022年10月22952
2023年10月2641−7
2024年10月254−4−4−1.6−7
2025年10月223000.03

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高223億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の1.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.0%174億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.0%49億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比7.5pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.7pt
1.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.2pt
10.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年10月期は営業CFが4億円、投資CFが8億円で、差し引きのフリーCFは12億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は25億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年10月41−1510
2013年10月2−13114
2014年10月30−3314
2015年10月5−10419
2016年10月3−1−6215
2017年10月4−96−516
2018年10月58−21327
2019年10月4−41028
2020年10月9−47541
2021年10月10−126−244
2022年10月−4−8−6−1226
2023年10月11−4−6728
2024年10月−5−3−3−817
2025年10月48−41225

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年10月期の総資産は78億円。このうち返さなくてよい自己資本が28億円で、自己資本比率は34.6%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年10月28101837.4
2013年10月34132138.2
2014年10月36152142.8
2015年10月43212247.6
2016年10月46232349.1
2017年10月70264436.2
2018年10月72294339.2
2019年10月78334541.3
2020年10月104396537.0
2021年10月106426438.9
2022年10月107396835.8
2023年10月92316132.5
2024年10月83265729.6
2025年10月78285034.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
25億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
12億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
50億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
43
/ 100
安定性自己資本比率23 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中300位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中506位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.6%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
34.6%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-12.2%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥217で、1年前と比べて-24.3%過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。

¥217+1.4%1ヶ月+5.3%1年-24.3%時価総額48億円
過去52週の値幅
安値¥198高値¥299

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)25.4倍
PER (会社予想)86.5倍
PBR1.55倍
配当利回り0.92%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月の株価は200円〜209円のレンジで推移し、横ばいの展開が続いています。7月24日に200円、7月29日に206円、7月31日に209円とボラティリティが高まる場面もありましたが、その後は204円前後で安定しています。25日移動平均線(203.64円)をわずかに上回って推移しており、短期的な下値は堅い一方、52週高値320円からは約36%下落した水準にあります。52週安値198円が近く、下値サポートを意識した値動きです。出来高は6月末に50,400株の増加がありましたが、直近は1万〜2万株台と低調で、方向感に欠ける展開となっています。25日線と75日線(206.73円)が接近しており、トレンド転換の兆しが見極めたい状況です。RSIは50と中立圏にあり、需給は均衡しています。年初来では14.28%下落しており、中期的には弱含みのトレンドが続いていますが、直近では底固めの様相を示し…

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 38/100)

PERは24.34倍と業界平均の22.53倍を上回り、配当利回りは0.98%と低い。PBRは1.46倍と業界平均の3.18倍を下回るが、過去の赤字や減収が続いており、業績悪化が懸念。予想PERは81.3倍と高く、割高感がある。配当性向は18.1%と低く、株主還元も乏しい。

指標この会社業種平均
PER (実績)25.4倍23.4倍
PER (予想)86.5倍
PBR1.55倍3.51倍
ROE10.6%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

労働市場の需給変化や法的規制の影響を受けやすい事業。強気派は、慢性的な人手不足を背景に需要が安定しているとみる。一方、弱気派は、稼働率の低下や人材確保難、単価競争による収益性悪化を懸念している。利益率が低いことが課題。

プラスに働く材料7
  • 人材需要の安定性

    少子高齢化で人手不足が続き、派遣需要は底堅い。

  • コスト削減効果

    前期は赤字だったが、最新期は黒字転換し改善傾向。

  • 規模の経済

    売上高200億円超と一定の規模があり、コスト削減余地がある。

  • 営業損益がマイナス4億円からゼロへ改善決算発表後影響

    営業損益は前期-4億円から今期0億円へ改善

  • 純利益が3億円で黒字転換通年影響

    純利益は3億円で、前期の-7億円から黒字転換

  • ROE10.6%と資本効率が改善継続影響

    自己資本利益率10.6%とプラス圏に回復

  • 外国人保有比率0.74%で外部売り小継続影響

    外国人保有比率0.74%と低く、海外売り圧力は限定的

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低さ

    営業利益率は0%程度と極めて低い。

  • 売上高の減少

    売上高は2023年から2025年にかけて264億円から223億円へ減少。

  • 人材確保難

    労働需給逼迫で派遣スタッフの確保が難しく、機会損失リスク。

  • 売上高が264億円から223億円へ減少決算発表後影響

    売上高は264億円→254億円→223億円と3期連続で減少

  • 予想PER81.3倍と来期の急減益懸念決算発表後影響

    フォワードPER81.3倍は現在の24.34倍の3.3倍に悪化

  • 営業利益率0%と収益力が脆弱通年影響

    営業損益0億円で利益率0%、固定費変動に脆弱

  • 配当利回り0.98%と株主還元が手薄次回株主総会影響

    配当利回り0.98%と低く、株主還元の魅力が乏しい

次の決算で確かめる点
稼働人員数
需要の実勢を反映する主要指標。
売上高の推移
規模拡大か縮小かを確認するため。
営業利益率
収益性の改善度合いを見るため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり2で、前期から+100.0%いまの株価に対する利回りは0.92%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥2
1株あたり
配当利回り
0.92%
いまの株価に対して
配当性向
18.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年10月220.3
2018年10月359.974.0
2019年10月574.920.1
2020年10月628.524.5
2021年10月833.321.2
2022年10月80.018.1
2023年10月4−50.0
2024年10月1−75.0
2025年10月2100.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥2

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ13,266人。区分でいちばん多いのは個人・その他64.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が32.2%を占め、残る67.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
個人・その他34.456.759.461.761.064.7
事業法人36.633.133.332.132.732.1
自己株式7.57.311.010.410.310.3
証券会社2.01.71.25.32.32.3
外国人個人0.10.10.20.10.30.4
外国法人19.83.41.60.73.60.3
金融機関7.15.14.40.00.20.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01村田ホールディングス株式会社15.53
02SPRING INVESTMENT株式会社8.50
03株式会社大塚商会4.88
04コロンブス(従業員持株会)2.90
05関戸 明夫2.33
06若林 武1.51
07クックマンブラザーズ株式会社0.99
08ブルーリゾート開発株式会社0.95
09楽天証券株式会社共有口0.91
10ギグワークス役員持株会0.81

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−81%、1株純資産は14期で−32%。直近期のROEは10.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年10月7420145.32.7
2013年10月3224814.07.7
2014年10月4729317.26.7
2015年10月283268.614.5
2016年10月273458.139.8
2017年10月111279.031.920.3
2018年10月1614111.620.374.0
2019年10月2216114.922.320.1
2020年10月3319018.621.324.5
2021年10月2120410.929.521.2
2022年10月121955.826.618.1
2023年10月−37151−21.1
2024年10月−37123−26.7
2025年10月1413610.616.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/10期の役員報酬は総額94百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
村田峰人代表取締役社長 執行役員55135,000
浅井俊光取締役 常務執行役員 事業開発部長4731,000
小島正也取締役 常務執行役員 管理本部長6014,500
松沢隆平取締役 常務執行役員 CFO4834,300
平野伸一取締役70
栗原博取締役72
久保欣取締役59
松本隆取締役74
瀬川大介取締役(監査等委員)72
加地誠輔取締役(監査等委員)82
江木晋取締役(監査等委員)58
橘高真佐美52
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
重冨公博取締役(監査等委員)47

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)452225714
社外取締役628285
取締役(社内)1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,864字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループでは、オンデマンドエコノミー事業、Web3サービス事業、システムソリューション事業及びシェアリングエコノミー事業を行っております。 純粋持株会社である当社は、グループ会社各社の経営指導等を行っております。 なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 主な事業区分とサービス内容は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 事業区分   サービス内容   提供グループ会社 オンデマンドエコノミー事業   オンデマンドサービス(セールスプロモーション、コールセンター、フィールドエンジニア、コンストラクション)   ギグワークスアドバリュー㈱ イベント企画運営サービス   ㈱GreenLight Web3サービス事業   Web3サービス   ㈱GALLUSYS システムソリューション事業   プロフェッショナルサービス(システムデベロップメント、DXコンサルティング)   ギグワークスクロスアイティ㈱ シェアリングエコノミー事業   シェアリングサービス(シェアオフィス、コワーキングスペース、バーチャルオフィス)   nex㈱ *その他、特例子会社のギグワークス・アドバンス㈱があります。 当社グループのサービス内容は、次のとおりであります。 (オンデマンドエコノミー事業) オンデマンドサービスは、セールスプロモーション、コールセンター、フィールドエンジニア、コンストラクションなどの業務を、人材確保から業務構築・品質管理までを一括で提供しております。セールスプロモーションは、加盟店獲得のための営業代行や、デジタル機器・IT関連製品を中心とした高機能家電、さらには大手食品メーカーの製品まで、店頭にて広範なストアマネージメントを提供しております。コールセンターは、自社で約900席を運営しており企業の製品やサービスを利用する個人ユーザーや法人ユーザー向けテクニカルサポートから通信販売の受付まで多様な業務に対応しております。フィールドエンジニアは、大手システム企業やメーカー、ホテルチェーンなどの法人を対象に、オフィスのITインフラ整備や電子マネーなどのIT端末の設置、バージョンアップに伴う入れ替え作業、ネットワークの構築や保守、管理サービス等の提供をしております。コンストラクションは、移動体通信基地局の設置交渉から、実際の取り付け工事、電波障害対応のための家庭のTVアンテナ工事、オフィス新設の際の配線・配電、LED工事などを提供しております。 イベント企画運営サービスは、ライブエンタメを中心に、各種イベントの企画・制作・運営からスタッフ手配まで、ワンストップでサポートしております。 (Web3サービス事業) Web3サービスは、Web3の中核とされるブロックチェーン技術を応用したアプリ開発・運営を行っております。また、企業向けには、簡単・安全・効率的に利用できるAIチャットツールの提供を行っております。 (システムソリューション事業) プロフェッショナルサービスは、システムの受託開発、ITスキルを備える人材を必要とする企業に対しての人材派遣や人材紹介をはじめ、開発技術者、システムエンジニアといった高スキルな人材サービスを提供しております。また、コールセンター向けには、システム開発で培った技術を活用した自社商品であるCRMシステム「デコールCC.CRM」があり、販売に注力するとともに利便性を徹底的に追求し機能強化も実施しております。 (シェアリングエコノミー事業) シェアリングサービスは、シェアオフィス、コワーキングスペース、バーチャルオフィスなど、個人事業主から大手法人まで企業規模を問わず「必要なときに必要なだけ使える」機能的なワークスペースを提供しております。シェアオフィスの運営規模は、首都圏及び主要都市を中心に85拠点(2025年10月末)を展開し、利用提携先の施設も含めると1,000拠点以上を利用可能な国内最大級の体制を整えております。 また、当社グループの事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,225字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針及び経営戦略 当社グループは、『日本一のギグ・エコノミーのプラットフォーマーになり、労働市場に革命を起こす』をビジョンに掲げ、単なる仕事の仲介だけに留まらない「ギグ・エコノミーのプラットフォーマー」として更なる飛躍を目指しております。 また、当社グループはオンデマンドエコノミー事業においては、セールスプロモーション、コールセンター、フィールドエンジニア、コンストラクションといったITを軸にしたサービスを展開しております。また、Web3サービス事業においては、Web3.0の中核とされるブロックチェーン技術を活用したWeb3サービスを手がけております。システムソリューション事業においては、ITエンジニアによるシステム開発を中心としたシステムデベロップメントを、シェアリングエコノミー事業においては、個人事業主から大手法人まで規模を問わず利用可能なシェアオフィス、コワーキングスペース、バーチャルオフィスなどの提供を行っております。このように、当社グループは多種多様なサービスを展開することで、一部の市場の縮小が生じた場合にも業績に大きな影響をあたえない安定的な経営基盤を築いております。さらには、事業領域の拡大及び既存事業とのシナジー効果をもたらすことを目的としてM&Aを積極的に活用していくことを経営戦略としております。 (2) 目標とする経営指標等 当社グループでは、高い成長性と収益性の向上を経営の重要課題と認識しております。成長性については売上高対前年比率、収益性については売上高営業利益率を重要な経営指標としており、持続的な成長を意識した経営に注力し企業価値の向上に努めてまいります。 (3) 会社の対処すべき課題 ①  事業体制の強化 当社グループはITを軸にしたオンデマンドエコノミー事業、Web3サービス事業、システムソリューション事業、シェアリングエコノミー事業の4セグメントを展開しております。なお、前事業年度に展開しておりました日本直販株式会社を中心とするデジタルマーケティング事業につきましては、2025年4月2日付(みなし譲渡日:2025年3月1日)で全株式を譲渡しておりますので、現在は事業展開をしておりません。 これまで、当社グループは既存事業の伸長とM&Aの活用により成長、事業拡大を継続しておりましたが、デジタルマーケティング事業については、セグメント損失が継続していたこともあり、事業の選択と集中の観点から、売却をしております。当該事業の売却により、当社グループの収益性は確実に向上しておりますので、今後はより高いレベルでの成長を目指してまいります。 ② 取引先の満足度の向上 市場環境並びに労働環境の変化に伴い、取引先のニーズは、多様化・高度化が進んでおります。当社ではそのニーズに対応すべく、当社に対する満足度調査を取引先に定期的に実施するなど、課題、連携を密にしております。引き続き、より高度なニーズに対応すべく、専門性を高めるための組織体制、運営体制を強化することで、取引先から選ばれる企業を目指してまいります。 ③ 当社登録スタッフ(ギグワーカー)の満足度の向上 オンデマンドエコノミー事業を行う上において、優秀なスタッフを確保していくことは事業拡大に必要不可欠と考えております。多様な働き方を提供している当社グループには、「雇用関係だけによらない働き方」・「多様かつ柔軟な働き方(副業・在宅等)」を希望する個人事業主、フリーランスが数多く登録しており、仕事を通じた当社との距離感が強みであります。一方で、人材不足が顕著な中では、登録スタッフの当社グループに対する満足度をより高める努力も求められております。当社としては、登録スタッフに対する福利厚生面も含めた待遇改善の検討や定期的な面談、スキルアップのための各種研修システム等を充実させることで、従来以上に信頼関係強化に努めてまいります。 ④  法的規制等について 2018年4月1日から改正労働契約法、改正労働者派遣法の適用が本格化しております。当社グループでは、組織(個人)単位の期間制限抵触日が2018年9月30日に到来したことを受け、派遣先での直接雇用推進若しくは派遣元での無期雇用化などの対策を進めております。 2020年4月からは「労働者派遣法やパートタイム・有期雇用労働法の改正(所謂、同一労働同一賃金の適用)」、2022年4月には個人情報保護法改正に伴い法令違反時の罰則強化もされておりますが、社内規程の変更や研修を徹底するなど適切に対応しております。 また、2024年11月1日からは「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(通称、フリーランス保護法)」が施行されております。同法は、個人として業務委託を受けるフリーランス(個人事業主)と発注事業者(当社グループ)の間の取引の適正化、フリーランスの就業環境の整備を図ることを目的としております。当社グループは同法への対応は全て完了しておりますが、引き続き、従業員、登録スタッフが安心して働くことができる労働環境を構築してまいります。 ⑤  機密情報・個人情報の管理について 当社グループは、多数の登録スタッフ、取引先及び協力会社等の機密情報・個人情報を保有しております。当社グループにおきましては、情報セキュリティ管理システムの認証制度、ISO/IEC27001(JIS Q 27001)の認証を取得し、機密情報・個人情報の保護体制を強化してまいりました。 今後もセキュリティポリシーに基づいた管理体制を強化するとともに、適切に運用してまいります。 ⑥  ダイバーシティ及び女性活躍推進の取組みについて 当社グループでは、多様な市場のニーズを的確に捉え、持続可能な成長を実現するためには、誰もが働きやすい環 境を整えることが必要不可欠であると考えております。 その一環として、ダイバーシティ及び女性活躍推進活動にも積極的に取組んでおり、部署によっては、完全在宅を実施するなど、特性や能力を最大限活かせる職場環境の整備も進めております。 同時に、多様なキャリアパス、働き方を促し、従業員の多様性を新たな事業創出に活かすための人材施策も実施しております。 ⑦  災害対策について 当社グループのオンデマンドエコノミー事業では、当社登録エージェント(登録スタッフ)が派遣・業務受託等  の契約により全国で日々働いております。 また、シェアリングエコノミー事業は首都圏を中心に85拠点のシェアオフィスを運営しております。独自のエー ジェント管理システムにより、登録エージェント及びシェアオフィスの利用状況は即座に確認できる体制を整え ておりますが、大地震や火災、洪水等の災害が発生した場合には、運営施設の被害、交通機関及びライフライン 等の中断により、業務に支障、損害が生じる可能性があります。BCP対応を強化するとともに、引き続き、登録エ ージェント、シェアオフィス利用者への安全対策に努めてまいります。 ⑧  当社サービス・社名の認知度向上について 当社は創業以来、「必要な時に必要なだけ働ける」、「お仕事情報のプラットフォーム」を提供し、個人及びフリーランス(個人事業主)が時間や場所に縛られることなく快適に働ける環境を構築し、急速に関心、認知度が高まっているギグワーカーへのプラットフォームの提供を他社に先駆けて行っております。「ギグワークス」への社名変更から6年が経過し、ギグワークの拡がりとともに、各種媒体に取り上げられる機会も増え、認知度は確実に向上しております。一方で、近年は「ギグワーカー」に対する各種制度の確立、権利保護の動きの高まりもあり、それに関連して当社の事業に対する視線も厳しさを増してきております。当社では、創業以来、ギグワーカー(当社登録スタッフ)とは共存共栄のパートナーとして、共に成長してきており、大きなトラブルの発生はございませんが、引き続き広報活動に取組むことで、ギグワークスの認知度向上を進めてまいります。 ⑨ 大手検索エンジン会社による広告ポリシーの変更について 当社グループのサービスの中には、大手検索エンジン会社の検索システムを活用した営業展開をしている部門もございます。これらの会社の広告ポリシーやルール変更は、当社グループの広告宣伝戦略や営業活動に大きな影響を与え、一時的に集客力等に影響するリスクがあります。大手検索エンジン会社の広告ポリシーの動向に注視すると同時に、自社媒体の強化も進めてまいります。 ⑩ Web3領域における売上高の拡大と安定した収益基盤の確立 当社グループ会社である株式会社GALLUSYSは、Webサービス事業において、Web3の中核とされるブロックチェーン 技術を背景としたユニークかつ独創的な事業を展開しております。その中でも、Snap to Earnアプリ写真を撮って稼ぐブロックチェーンゲーム「SNPIT」の収益化に注力しております。当事業年度の2024年12月4日に、ゲーム内で獲得できるトークン(SNPT)が、国内暗号資産取引所「Zaif(ザイフ)」に上場(トークン上場)するなど、「SNPT」普及のための施策を着実に進めておりますが、現時点では事業投資を優先していることもあり、赤字基調となっております。今後は、事業投資を選別する一方で、売上の拡大と安定した収益基盤の構築を図ってまいります。 ⑪ 暗号資産の適切な管理 当社グループでは、ブロックチェーン技術の知見獲得や事業推進等を目的に、ある一定の暗号資産を保有しております。暗号資産には、変動リスクが発生いたしますが、取得については、当社グループで制定している暗号資  産管理規程に基づき、取締役会で決議の上で実施しており、厳格な運営を心がけております。暗号資産も含めたブロックチェーン分野では新技術、新サービスが次々に登場していることから、当社グループにおいても、技術革新に対応しながら、プロダクト及び顧客サービスの向上を図ってまいります。
事業等のリスク6,808字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下においては、当社グループの事業展開及びその他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資家の投資判断上あるいは当社グループの事業を理解するうえで、重要であると考えられる事項につきましては、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 なお、下記事項には、将来に係るリスク要因が含まれておりますが、これらの事項は本有価証券報告書提出日現在における判断を基にしております。 また、以下の記載は本株式への投資に関連するリスクを全て網羅するものではありませんので、この点にご留意下さい。 (1) 事業展開における市場の動向と競合の状況について 当社グループは、『日本一のギグ・エコノミーのプラットフォーマーになり、労働市場に革命を起こす』をビジョンに掲げ、単なる仕事の仲介だけに留まらない「ギグ・エコノミーのプラットフォーマー」として更なる飛躍を目指しております。当社グループでは正社員、契約社員、時短勤務はもちろんのこと、ショートタイムでの副業(複業)、フリーランスやテレワークなど多種多様な働き方を選択できる環境があり、働く方々の生活に合った多様なワークスタイルを提供しております。 当社グループの事業内容としては、オンデマンドエコノミー事業、Web3サービス事業、システムソリューション事業、シェアリングエコノミー事業の4セグメントがあります。 オンデマンドエコノミー事業は、ライフスタイルや人生のステージに合わせて「必要な時に必要なだけ働ける」をテーマとしたプラットフォームを提供することで、労働市場に新しい価値を生み出しております。創業以来、多様な働き方を提供し続けている当社グループには、「雇用関係だけによらない働き方」・「多様かつ柔軟な働き方(副業・在宅等)」を希望する個人事業主、フリーランスが数多く登録しており、このようなギグワーカー(登録スタッフ)の活躍によりクライアントからの幅広いニーズに対して日本全国で応えられる体制を構築しております。 具体的には、企業と個人を繋げるオンデマンドサービス(セールスプロモーション、コールセンター、フィールドエンジニア、コンストラクション)があります。 セールスプロモーション部門においては、IT関連の知識が豊富なギグワーカー(登録スタッフ)を多数擁することを強みとし、IT業界を中心としたお客様に、企画から販売、マーケット報告に至る一連のプロセスについてのサポートを提供させていただいております。しかしながら、IT業界においてはスマートデバイスをはじめテクノロジー変化の速度は早く、ギグワーカーへの教育・研修費や新規の採用コストの増加、また、マーケットの単価競争等の競争激化が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、同部門の中には対面営業、サポートが避けられないケースもあり、2023年5月の新型コロナウィルス感染症の5類への以降後も、同部門は完全には回復しておらず、マイナスの影響が当面継続する可能性もあります。 コールセンター部門では、広範な商品・サービスに対応したコールセンターをカスタマイズして提供できる体制とノウハウを強みとしており、当社他部門と連携した一気通貫型のサービス提供を強みとしております。当社グループのサービス別売上では最大の構成比を占めている部門であり、毎期着実に伸長している部門ではありますが、当社グループよりも大規模なコールセンター設備でサービスを展開している企業は既に複数社存在しており、こうした企業による寡占化や、大手派遣企業や新たな事業者等の参入の可能性は常にあります。競合他社との競争がさらに激化した場合には、優秀な人材獲得のための募集費等が増加し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 フィールドエンジニア部門では、IT機器の購入者に対するオンサイトサポート(訪問・駆けつけサービス)を全国規模で提供できることを強みにIT関連のお客様のパートナーとして営業基盤を拡大しております。またIT技術者ギグワーカーを全国に擁することを強みとし、企業や官公庁等を対象としたITインフラ整備、ネットワークの構築や保守・管理サービス等の提供にも事業領域を拡大しております。日本全国で短期間に大規模なサービス展開を行える事、他の支援サービスとの複合的なサービス提供によって競争優位性を確保しており、各学校に1人1台の学習者用パソコンと高速ネットワーク環境などを整備する「GIGA(ギガ)スクール構想」ではその強みを発揮いたしました。しかしながら、今後は「GIGA(ギガ)スクール構想」の反動による国内パソコン出荷台数の減少に伴う受託業務の減少、最終消費者市場におけるユーザーのITリテラシー向上に伴う市場の縮小、社会構造の変化による受注機会の減少、官公庁における予算配分の遅れや半導体不足を原因とするIT機器の納品遅延、競争激化に伴う受注単価の減少等が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 Web3サービス事業は、株式会社GALLUSYSにおいて、Web3の中核とされるブロックチェーン技術を背景としたユニークかつ独創的な事業を展開しております。その中でも、Snap to Earnアプリ写真を撮って稼ぐブロックチェーンゲーム「SNPIT」の収益化に注力しており、当事業年度の2024年12月4日に、ゲーム内で獲得できるトークン(SNPT)が、国内暗号資産取引所「Zaif(ザイフ)」に上場(トークン上場)するなど、「SNPT」普及のための施策を戦略的に進めております。 事業投資を選別する一方で、売上の拡大と安定した収益基盤の構築を図ってはおりますが、現時点では先行投資に伴う赤字が継続しておりますので、その施策が想定通りにいかない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 システムソリューション事業は、ITエンジニアによるシステム開発を主体としたプロフェッショナルサービスの提供を行っております。コロナ禍において苦戦していた自社開発商品のCRMシステム「デコールCC.CRM3」の販売状況も改善しており、ITエンジニアに対するニーズは底堅く、稼働状況も底堅く推移しております。 しかしながら、ITエンジニアの採用のハードルは年々上がっており、案件に必要な人員を確保できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 シェアリングエコノミー事業は、主に起業家や個人事業主支援を目的にスペースシェアを主体としてシェアリングサービスの提供を展開しております。運営するシェアオフィスは首都圏を中心に85拠点を展開、提携先の施設を含めると国内最大級となる1,000拠点以上のオフィスネットワーク網があり、業界内での知名度も有しております。業績についても、ここ2期については、多様な働き方に対するニーズを捉えた結果、増収増益を継続しており、堅調に推移してはおりますが、賃料相場の急激な変動、更なる競争の激化等が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 法的規制等について ①労働に関する法律 2018年4月1日から改正労働契約法、改正労働者派遣法の適用が本格化しております。当社グループでは、組織(個人)単位の期間制限抵触日が2018年9月30日に到来したことを受け、派遣先での直接雇用推進若しくは派遣元での無期雇用化などの対策を進めております。 2020年4月からは「労働者派遣法やパートタイム・有期雇用労働法の改正(所謂、同一労働同一賃金の適用)」、2022年4月には個人情報保護法改正に伴い法令違反時の罰則強化もされておりますが、社内規程の変更や研修を徹底するなど適切に対応しております。 また、2024年11月1日からは「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(通称、フリーランス保護法)」が施行されております。同法は、個人として業務委託を受けるフリーランス(個人事業主)と発注事業者(当社グループ)の間の取引の適正化、フリーランスの就業環境の整備を図ることを目的としております。当社グループは同法への対応は全て完了しておりますが、労働環境に係わる法改正は定期的に行われており、今後の法改正等により求められる具体的内容によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②個人情報保護に関する法律 当社グループは、多数のギグワーカー、クライアント及びエンドユーザーの機密情報・個人情報を保有しております。当社グループにおきましては、情報セキュリティ管理システムの認証制度、ISO/IEC27001(JISQ27001)の認証を取得し、機密情報・個人情報の保護体制を強化、今後もセキュリティポリシーに基づいた管理体制を強化するとともに、適切に運用してまいります。 しかしながら、こうした当社グループの取組みにもかかわらず、従業員等の故意又は過失、不測の事態等により個人情報及び機密情報が外部に漏洩した場合、損害賠償請求や社会的信用の失墜等により、当社グループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③「下請代金支払遅延等防止法」から「中小受託取引適正化法(取適法)」へ 2026年1月1日より新たに改正下請法(下請代金支払遅延等防止法:(通称:取適法)」が、施行されております。サプライチェーン全体での取引適正化と中小企業の利益保護を目指すもので、主な改正点は、適用対象の拡大、価格転嫁促進のための規制強化、手形払いの禁止、書面交付・記録保存義務の強化など規制内容の追加や規制対象の拡大が行なわれております。 当社グループは、下請法の時より、法令に遵守した事業運営に努め、買いたたき・支払遅延等に対し細心の注意を払い、適切に契約を締結しております。しかしながら、これらの施策にも関わらず、今後、所轄官庁の判断、法令とその解釈の変更及び新たな判例に基づく判断等が行われた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) ギグワーカーに係る業務上の災害及び取引上のトラブルについて 当社グループと雇用関係にあるギグワーカーが、業務遂行に際してまたは業務に起因して、死亡、負傷等した場合、または、疾病にかかった場合には、労働基準法及び労働者災害補償保険法その他の関係法令上、使用者である当社グループに災害補償義務が課せられる場合があります。当社グループは、安全衛生研修を実施し、定期的に安全衛生委員会を開催するなど、ギグワーカーに対する安全衛生管理体制の向上を推進しております。 しかしながら、万一労働災害が発生した場合、労働契約上の安全配慮違反や不法行為責任等を理由に、当社グループが損害賠償責務を負う可能性があります。また、ギグワーカーによる業務遂行に際して、ギグワーカーの過誤による事故や顧客企業との契約違反またはギグワーカーの不法行為により訴訟の提訴またはその他の請求を受ける可能性があります。当社グループは、法務担当者を配して法的危機管理に対処する体制を整えておりますが、訴訟の内容及び金額によっては当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) ギグワーカーシステムについて 当社グループは人材供給型のサービスの提供に関して、「GiGWorks Basic」という当社独自のシステムを構築しており、優秀なギグワーカーを集めるための採用活動、登録者に対しては定期的な教育・自己研鑽支援等を実施するなど、ギグワーカーに対する満足度を高めるよう努力しております。 「GiGWorks Basic」は、ギグワーカー(働き手)とクライアント企業(発注者)の間で、仕事の受発注を直接成立可能なシステムでお仕事の募集から、契約の締結、委託報酬料の支払いまで、業務に関わる全ての事を完結できるプラットフォームとなっております。同時に、当社グループの独自求人サイトを開設することで、ギグワーカー1人ひとりのニーズに合致する就業情報の提供も可能となっており、この一連のシステムが当社の強みとなっております。 しかしながら、当社グループの受注業務に対し、システムトラブルが発生した場合やギグワーカーのニーズが合致せずに応募が不足する場合やスキルを有するギグワーカーが不足する場合には、需給バランスが崩れ、売上機会の喪失や原価率の上昇等ギグワーカーシステムの強みが十分に機能しない場合が想定されます。これらの場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 業務システムについて 当社グループの業務は、業務システムを使用して、ギグワーカーの配置・作業の進捗管理・代金の請求及び売上管理等の業務管理を行っております。随時業務システムのバージョンアップを進めておりますが、プログラムの作成過程で潜在的なバグが発生していた場合や、陳腐化した場合、マルウェアやランサムウェア等の不正なプログラムの侵入、自然災害や事故等により、システムや通信回線が不通となり復旧が遅れた場合等には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 企業買収(M&A)について 当社グループは、事業拡大を図る有効な手段として、積極的にM&Aを検討、活用しており、当社グループの成長の柱の1つになっております。M&A自体は2017年10月以降実施しておりませんでしたが、2022年7月に、通販事業を展開する株式会社悠遊生活(現日本直販株式会社)と日本直販株式会社の2社を買収、2025年12月には、アニメやゲーム、芸能人などのサブライセンスを取得、保有した上でのイベント企画およびグッズ販売を手掛けている株式会社spacetimesの株式の約51.6%を取得しております。 一方で、日本直販株式会社については、セグメント赤字が継続していていたこともあり、事業の選択と集中の観点から、2025年4月2日付けで売却、連結対象から除外しております。 M&A検討時のデューデリジェンスについては、社外取締役からのアドバイス及び外部評価会社からの意見等も取り入れた上で常に決定スピードとのバランスを取りながら、慎重に検討しておりますが、M&Aの実行に伴い、多額の資金需要及びのれんの償却等が発生する可能性もあります。また、M&Aにあたっては市場動向や顧客のニーズ、相手先企業の業績及び財政状況などを考慮し進めておりますが、これらの買収が必ずしも当社グループの見込みどおりの収益貢献やシナジー効果を生むとは限らず、経営環境や事業の状況の著しい変化等によりそれぞれの経営成績が想定どおり進捗しない場合もあります。その場合、のれんの減損損失や株式の評価損が生じる等、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 保有資産の減損リスクについて 有形固定資産及び無形資産については、半期ごとに減損の兆候の有無を判断しております。減損の兆候が存在する場合には、当該資産の回収可能価額に基づく減損テストを実施しており、かかる減損テストの結果、資産の帳簿価額が回収可能価額を超過する場合には、その帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を認識いたします。減損テストの結果、多額の減損損失を認識した場合には、当社グループの財政状況及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (8) 自然災害及びそれに伴うシステム障害等について 当社グループは全国にグループ会社及び営業拠点を有しており、地震や水害など大規模な自然災害、パンデミック、事件事故、その他企業存続を脅かす事象が発生した場合に備えて、従業員及び登録スタッフの安否を確認し、安全を確保するための対策を危機管理マニュアルに定めております。また、事業継続のための施策として事業拠点や情報システムの機能分散なども講じており、危機発生時は迅速かつ適切な対応が取れる体制を整えております。しかしながら、想定を大きく上回る規模で自然災害等が発生した場合、当社グループの事業運営、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があり、何らかの原因によって大規模なシステム障害や通信ネットワーク障害が発生した場合には、当社グループの事業運営に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,788字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態と経営成績の状況 a. 経営成績 当連結会計年度における日本経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の拡大を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、エネルギー・原材料価格の高騰による物価上昇に加え、米国の経済政策の影響もあり、経済の見通しは不透明な状況が続いております。 当社グループは、『日本一のギグ・エコノミーのプラットフォーマーになり、労働市場に革命を起こす』をビジョンに掲げ、単なる仕事の仲介に留まらず、プラットフォームの「GiGWorks Basic」を通じて、ギグワーカーとクライアント企業が直接仕事を受発注できる環境を提供しております。これにより、短時間の副業、フリーランス、テレワークなどの多様な働き方を選択可能とし、個々の生活に合ったワークスタイルを実現しております。構造的な人手不足が深刻化する現在、ギグワーカーが活躍するフィールドサービス、ブロックチェーン技術を応用したWeb3サービスなど、当社グループの社会的な重要性が高まっていると考えております。 このような環境下、当社グループは、ITに精通した登録ギグワーカーが活躍するオンデマンドエコノミー事業、ブロックチェーン技術を応用したWeb3サービス事業、ITエンジニアによるシステム開発を中心としたシステムソリューション事業、個人事業主から大手法人まで企業規模を問わず利用可能な機能的なシェアオフィス提供を主体とするシェアリングエコノミー事業により、業容拡大と持続的な企業価値の向上に取組んでまいりました。 当連結会計年度において「デジタルマーケティング事業」を担う日本直販株式会社の全株式を譲渡し、特別利益として関係会社株式売却益8億64百万円、特別損失として債権放棄損3億円を計上しております。また、Web3サービス事業のソフトウエア一部とシェアリングエコノミー事業の一部拠点の有形固定資産の減損損失を合計1億71百万円計上しております。 以上の結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は222億61百万円(前年同期比12.2%減)、営業利益は15百万円(前連結会計年度は4億4百万円の損失)、経常利益は5百万円(前連結会計年度は4億27百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は2億72百万円(前連結会計年度は7億25百万円の損失)となりました。 (注)ギグ・エコノミーとは、インターネット等を通じて単発・短期の仕事を受注する働き方やそれによって成立する経済活動のことを言います。近年、グローバルに使われるようになった用語で、ネット仲介の配車サービスや宅配サービスなどが有名です。一般的にギグ・エコノミーは、個人の働き方が多様化した一つの形態であり、日本国内においても、働き方改革、副業・兼業の定着化に伴い、今後は仕事を仲介・サポートする当社のようなプラットフォーム提供企業の役割がより重要になると考えております。 セグメントごとの経営状況は、以下のとおりであります。なお、当連結会計年度より、従来「オンデマンドエコノミー事業」に含まれていたブロックチェーン技術を応用したアプリ開発について、報告セグメントを「Web3サービス事業」として記載する方法に変更しております。なお、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。 (オンデマンドエコノミー事業) オンデマンドエコノミー事業は、「必要な時に必要なだけ働ける」をコンセプトに掲げ、ライフスタイルや人生のステージに合わせた柔軟な働き方を可能にするプラットフォームを提供し、労働市場に新たな価値を創出しております。個人事業主やフリーランスが数多く登録し、当連結会計年度には全国で3,690人のユニークワーカーが稼働しました。フィールドサービスは、Windows11移行に伴うマイグレーション需要によって、関連する案件のスポット受注も増加しており堅調に推移しました。一方、コンタクトセンターは、日本直販株式会社の売却に伴う同コールセンター取引の終了、通販関連のコロナ禍需要の落ち着きなどから、やや減収となりました。 以上の結果、当連結会計年度におけるオンデマンドエコノミー事業の売上高は104億5百万円(前年同期比1.5%減)、セグメント利益は6億83百万円(前年同期比4.3%減)となりました。 (Web3サービス事業) Web3サービス事業は、ブロックチェーン技術を応用したアプリ開発を通じて、新しい働き方を大衆化させるプロダクトの創造を目指しております。2024年12月に当社の連結子会社である株式会社GALLUSYSが開発するアプリ「SNPIT」の独自トークンである「SNPIT Token(SNPT)」が、国内暗号資産取引所で取引開始されました。第1四半期連結会計期間において積極的な投資を実施したことが、前期と比較してセグメント損益を押し下げる要因となりました。当連結会計年度の10月においては、カルビーコラボレーションやハロウィンイベント等により開発売上が計上され10月単月においては黒字となりましたが、株式会社GALLUSYSのWeb3、AIの強みを生かした継続的な収益化に向けて引き続き取組んでまいります。 以上の結果、当連結会計年度におけるWeb3サービス事業の売上高は1億71百万円(前年同期比34.4%減)、セグメント損失は5億81百万円(前連結会計年度は4億42百万円の損失)となりました。 (デジタルマーケティング事業) デジタルマーケティング事業を運営する日本直販株式会社については、総合通販事業を長年展開し業界に深く精通している株式会社イメンスが通販事業の中心となり、当社グループは、祖業であるフィールドサービス事業の領域において提携していくことが当社グループ及び日本直販株式会社にとって有益であると判断し、全株式を2025年4月2日付(みなし譲渡日:2025年3月1日)で譲渡し、連結の範囲から除外しております。なお売上高、セグメント損失金額については、連結除外日までの実績を含んでおります。 以上の結果、当連結会計年度におけるデジタルマーケティング事業の売上高は12億92百万円(前年同期比75.8%減)、セグメント損失は1億63百万円(前連結会計年度は2億84百万円の損失)となりました。 (システムソリューション事業) システムソリューション事業は、ITエンジニアによるシステム開発を基盤に、プロフェッショナルサービスを提供しております。エンジニア人件費の値上りに伴う受注取引単価値上げの売価適正化策は、高品質で好評をいただいている状況下において順調にすすみ、増収増益要因となり、過去最高売上高と利益を更新しました。自社開発のCRMシステム「デコールCC.CRM3」は、AI活用による開発や機能拡充により製品力を高めております。また、受託開発業務やシステムエンジニアリングサービスは、ギグワーカーを含むビジネスパートナーとの連携を強化し、足元の業績は好調に推移しております。今後は、中小企業における業務効率向上の需要に応えるため、DX推進やAIを活用したコンサルティングサービスの充実、自社コンサルタントの育成、これらを活用した地域創生や提携セミナーの開催などを通じて、受注拡大を目指してまいります。 以上の結果、当連結会計年度におけるシステムソリューション事業の売上高は48億83百万円(前年同期比3.4%増)、セグメント利益は7億90百万円(前年同期比20.1%増)となりました。 (シェアリングエコノミー事業) シェアリングエコノミー事業は、個人事業主から大手法人まで企業規模を問わず「必要なときに必要なだけ使える」機能的なシェアオフィスを提供しております。シェアオフィスの運営規模は85拠点、利用提携先を含めると、国内最大級の1,000拠点以上のマルチロケーションを利用できるワークスペースに成長いたしました。働き方の多様化やリモートワークの普及によってオフィスの存在意義も変わり、シェアオフィス需要が高まっている背景から、用途に応じて選択できる6つの契約プランに刷新しております。Webマーケティングを強化した結果、会員数は25,300会員に達し、既存オフィスの稼働率と利用率も向上しております。また、ギグワーカーのスタイリストが活躍するシェアサロン「nex the salon」は、2024年11月に渋谷に1店舗を新規出店し5店舗となり、それぞれが異なる技術に特化したスペシャリティサロンとしてお客様から好評をいただいております。さらに、不動産を管理運営するプロパティマネジメントサービスではバリューアッド第1号案件が完了し、業績は大幅に伸長し、過去最高売上高と利益を更新いたしました。 以上の結果、当連結会計年度におけるシェアリングエコノミー事業の売上高は61億91百万円(前年同期比13.3%増)、セグメント利益は7億16百万円(前年同期比38.7%増)となりました。 b. 財政状態の分析 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べて、2億円減少(3.5%減)し、55億14百万円となりました。これは、主として現金及び預金が7億64百万円増加した一方で、売掛金が6億32百万円、商品が3億6百万円減少したこと等によります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて、2億82百万円減少(11.2%減)し、22億49百万円となりました。これは、主としてのれんが71百万円、ソフトウエアが62百万円減少したこと等によります。 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて、4億59百万円減少(5.6%減)し、78億12百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて、5億3百万円減少(12.0%減)し、36億86百万円となりました。これは、主として未払金が2億96百万円、短期借入金が86百万円、1年内返済予定の長期借入金が73百万円、買掛金が35百万円減少したこと等によります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて、1億97百万円減少(13.0%減)し、13億28百万円となりました。これは、主として長期借入金が1億41百万円、社債が1億4百万円減少したこと等によります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて、7億1百万円減少(12.3%減)し、50億14百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて、2億41百万円増加(9.5%増)し、27億97百万円となりました。これは、主として親会社株主に帰属する当期純利益を2億72百万円計上し、配当金の支払いにより利益剰余金が19百万円減少したこと等によります。 自己資本比率は、前連結会計年度末に比べて5.0ポイント増加し、34.6%となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は25億8百万円となり、前連結会計年度末残高17億43百万円と比べて7億64百万円の増加となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。 ②各活動別の説明及び前連結会計年度比 (営業活動によるキャッシュ・フロー ) 当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は、3億63百万円(前連結会計年度は4億52百万円の支出)となりました。これは、主として税金等調整前当期純利益4億8百万円、減価償却費3億99百万円、債権放棄損3億円、減損損失1億71百万円、棚卸資産の減少額1億21百万円を計上した一方で、関係会社株式売却益8億64百万円を計上したこと等によります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー ) 当連結会計年度における投資活動の結果得られた資金は、8億37百万円(前連結会計年度は2億56百万円の支出)となりました。これは、主として長期貸付金の回収による収入12億30百万円を計上した一方で、無形固定資産の取得による支出3億4百万円を計上したこと等によります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー ) 当連結会計年度における財務活動の結果支出した資金は、4億37百万円(前連結会計年度は3億円の支出)となりました。これは、主として長期借入金の返済による支出2億14百万円、社債償還による支出1億12百万円を計上したこと等によります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 当社グループの業務は、人材サービス、小売り及びレンタルオフィスの提供であり、サービスの性格上、生産実績の記載に馴染まないため、当該記載を省略しております。 b. 受注状況 「a.生産実績」と同様の理由により、記載を省略しております。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   第49期(自  2024年11月1日至  2025年10月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) オンデマンドエコノミー事業   10,328,462   0.9 Web3サービス事業   159,707   △36.3 デジタルマーケティング事業   1,290,736   △75.8 システムソリューション事業   4,776,312   3.6 シェアリングエコノミー事業   5,702,350   15.5 その他   4,300   - 合計   22,261,869   △12.2 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.総販売実績の10%以上の割合を占める主要な取引先はありません。 3.当連結会計年度より、従来「オンデマンドエコノミー事業」に含まれていたブロックチェーン技術を応用したアプリ開発について、報告セグメントを「Web3サービス事業」として記載する方法に変更しております。 4.デジタルマーケティング事業については連結除外日までの実績を記載しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されておりますが、この連結財務諸表の作成にあたっては、当社グループの判断により、一定の会計基準の範囲内で見積りが行われている部分があり、資産・負債や収益・費用の数値に反映されております。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらとは異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表作成にあたって採用している重要な会計方針及び見積りに関しては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、前連結会計年度と比較し、売上高が31億7百万円減少して222億61百万円、売上総利益が10億41百万円減少して49億11百万円、営業利益が4億19百万円増加して15百万円、経常利益が4億33百万円増加して5百万円計上しました。また、税金等調整前当期純損益が8億43百万円増加し、税金等調整前当期純利益を4億8百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が9億97百万円増加したことにより親会社株主に帰属する当期純利益を2億72百万円計上しました。 オンデマンドエコノミー事業の売上高は、Windows11のマイグレーション業務は品質面で好評を得るもフィールドサービスの実績は前年並に推移しました。コンタクトセンターサービスは、日本直販の売却や通販関連のコロナ禍需要の落ち込みにより取引高は前年を下回りました。これらの影響により、結果として1.5%の減収となりました。Web3サービス事業の売上高は、2025年10月単月ではカルビーコラボレーションやハロウィンイベント等により開発売上が計上されたものの、受託開発が一時的な案件にとどまったため、前年対比で34.4%の減収となりました。デジタルマーケティング事業の売上高は、日本直販の全株式を2025年4月2日付(みなし譲渡日:2025年3月1日)で譲渡し、連結の範囲から除外となったため75.8%の減収となりました。システムソリューション事業の売上高は、SES領域においてパートナー協業体制によるプロジェクト拡大、エンジニア人件費高騰に伴う取引単価値上げ交渉による売価適正化等も引き続き寄与し、結果として3.4%の増収となりました。シェアリングエコノミー事業の売上高は、社会経済活動の正常化でシェアオフィス需要が増加し、プラン刷新とWebマーケティング強化などの施策による稼働率向上やバリューアッド案件第1号が完了した結果、売上高は大幅に伸長し13.3%の増収となりました。売上総利益率は、前連結会計年度から1.4ポイント下降し22.1%となりました。 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比較し14億60百万円減少し48億96百万円となりました。これは、主としてデジタルマーケティング事業で日本直販の全株式を譲渡し連結の範囲から除外となった影響や、報告セグメントに帰属しない全社費用の削減に因るものです。 ③ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、登録ギグワーカーに対する報酬等の人件費や外注費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要のうち主なものは、設備投資及びM&A等によるものであります。運転資金及び投資を目的とした資金につきましては、自己資金での対応を基本としておりますが、必要に応じて、資金調達(銀行からの借入等)を行うことを基本方針としております。 資金の流動性管理にあたっては、日次で預金残高管理を実施し資金繰り計画を作成・更新することにより流動性リスクを随時管理するとともに、取引金融機関との当座貸越契約の締結等により、将来に渡り必要な資金流動性を確保できるよう計画しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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