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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

CSSホールディングス

CSS HOLDINGS,LTD.2304 · Standard · サービス業

ホテル・レストラン向けスチュワード管理を全国展開し、給食や空間プロデュースなど周辺サービスへ事業を広げる。

概要

CSSホールディングスは、ホテル・レストラン向けの食器洗浄・衛生管理(スチュワード事業)を中核とし、給食事業(フードサービス)と音響・映像・セキュリティシステムの空間プロデュース事業を展開する持株会社である。1984年の創業から40年、グループ7社を擁し、2025年9月期の連結売上高は195億円、営業利益7億円、純利益6億円を計上。従業員数613人(連結ベース)。全国に事業拠点を持ち、訪日客増加や新規ホテル開業の恩恵を受けている。

スチュワード事業が連結売上の約48%を占める中核

スチュワード事業は、ホテル、レストラン、テーマパークを主な顧客とし、食器洗浄から保管・管理までを一貫して請け負う。2025年9月期の売上高は9,374百万円(前期比10.5%増)、営業利益555百万円(同3.0%増)。同事業はグループ全体の売上の約48%を占める。年間15件の新規事業所を開業し、東日本8件、西日本7件とバランスよく展開。神社や病院、イベントのグラス・リユースカップ洗浄など、従来のホテル以外の需要も取り込んでいる。社内では営業グループの再編や外国人正社員の育成、SaaS導入による業務効率化に注力。パート・アルバイトの純増人数は362名と前期から減少したが、リテンション施策を継続している。

フードサービス事業は17.3%増収も食材高騰が収益を圧迫

フードサービス事業は、従業員食堂、ホテル内レストラン、高齢者施設等の給食運営を全国展開する。2025年9月期の売上高は4,598百万円(前期比17.3%増)だが、営業利益は91百万円(同12.2%減)と減益。年間17件の新規事業所を開業し、内訳は従業員食堂5件、ホテル内レストラン6件、高齢者施設6件。大阪・関西万博の開催に伴い、大手食品メーカーのレストランブース運営や宿泊特化型ホテルの朝食需要が寄与した。一方、米を筆頭とする食材価格の急激な高騰が収益を圧迫。契約更改時に適正な利益確保を進める。また、特定技能人材の外国人雇用を開始し、調理実習研修や衛生教育の強化にも取り組む。

空間プロデュース事業は39.6%営業増益で好調

空間プロデュース事業は、東洋メディアリンクス、Mood Media Japan、音響特機の3社で構成される。2025年9月期の売上高は5,542百万円(前期比5.8%増)、営業利益は313百万円(同39.6%増)と大幅増益。東洋メディアリンクスは金融機関向けのITV(監視カメラ)や業務放送設備の更新需要が好調。Mood Media Japanは、本社との連携や独自販促策により大型受注を獲得。音響特機は前期の大型案件の反動で減収減益となったが、強みである輸入品ブランド機器の販売に注力し、東洋メディアリンクスとの連携を強化している。同事業はBGMや香りを含む空間全体のプロデュースを提供する点が特徴である。

持株会社体制の下で7社を統括するグループ経営

当社は2008年4月に純粋持株会社へ移行し、商号を「株式会社CSSホールディングス」に変更した。グループは当社と連結子会社7社、および持分法非適用非連結子会社1社で構成される。主要な連結子会社には、スチュワード事業を担う「株式会社セントラルサービスシステム」、フードサービス事業の「株式会社センダン」、空間プロデュース事業の「東洋メディアリンクス株式会社」「Mood Media Japan株式会社」「音響特機株式会社」などがある。持株会社はグループ全体の戦略立案と管理を行い、各事業会社は自律的に運営される。本社は東京都中央区日本橋小伝馬町。

業界の中での役割はホテル・レストラン向け業務支援サービス企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
195億円
営業利益
7億円
営業利益率
3.6%
純利益
6億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ホテル・レストラン主力

全国のホテル・レストランで食器洗浄を中心としたスチュワード管理サービスを提供し、衛生管理と業務効率化を支援している。

主な製品・サービス1
スチュワード管理サービス
ホテル・レストランにおける食器洗浄や厨房の衛生管理を専門スタッフが代行するサービス。

02給食・フードサービス準主力

従業員食堂運営、レストラン運営、高齢者施設等給食運営など総合給食事業を全国展開している。

主な製品・サービス1
給食運営サービス
企業の従業員食堂や高齢者施設などで、食事の提供と運営を一括して行うサービス。

03空間プロデュース副次

音楽関連事業、セキュリティシステム、音響映像システムの販売・施工、業務用音響機器の輸入・販売を幅広い顧客層に展開している。

主な製品・サービス3
セキュリティシステム
防犯カメラや入退室管理システムなど、施設の安全を守るためのシステムを販売・施工。
音響映像システム
ホールや会議室向けの音響・映像設備の販売・施工。
業務用音響機器
音響機器を輸入し、業務用途で販売。

製品と技術

ホテル宴会を支えるスチュワード管理の専門性

スチュワード事業の核心は、ホテルやレストランにおける食器・グラス・カトラリーの洗浄、保管、メンテナンスである。宴会メニューに合わせて調理人と連携し、使用する食器を準備。使用後は洗浄し、破損や輝きをチェックして再び保管する。同社はこの業務を「おもてなし」を支えるプロフェッショナルな仕事と位置づけ、2000年代から社内資格試験を刷新。食器洗浄機や洗剤、衛生管理の知識向上に投資している。近年はDXやAI、ロボティクスの導入によるバックヤード変革を推進。外国人や高齢者の雇用増加に対応するため、多言語対応や安全管理の強化も進めている。同社のスチュワードは、東京ディズニーリゾートや外資系高級ホテルなど、全国の主要施設で活動している。

フードサービス事業におけるHACCPと万博需要への対応

フードサービス事業では、従業員食堂、ホテル内レストラン、高齢者施設向け給食を運営する。食材を取り扱う立場から、HACCPに基づく衛生管理の徹底が必須。同社は調理実習研修や衛生教育を新卒・中途社員に実施し、専門性を高めている。2025年には大阪・関西万博において大手食品メーカーのレストランブース運営に参画した他、宿泊特化型ホテルの朝食需要を獲得。食材価格高騰に対しては、契約更改時に適正価格での見直しを進める。人手不足への対応として、特定技能外国人材の受け入れも開始。同社の給食はテレビやYouTubeで「おいしい」と紹介される事例が増えており、品質の高さをアピールしている。

音響・映像・BGMを統合した空間プロデュース

空間プロデュース事業は、東洋メディアリンクス、Mood Media Japan、音響特機の3社が担う。東洋メディアリンクスは金融機関向けの監視カメラ(ITV)システムや業務放送設備の設計・施工を主力とし、更新需要を獲得。Mood Media Japanは、店舗や施設向けのBGM(背景音楽)や香りを提供する空間プロデュースサービスを展開。音響特機は業務用音響機器の輸入・販売に強みを持つ。これら3社が連携し、顧客のニーズに応じて映像・音響・セキュリティを統合したソリューションを提供する。2025年9月期には、Mood Media Japanが大型受注を獲得し、同事業全体の営業利益は前期比39.6%増と大きく伸びた。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

国内中堅人材派遣で増収継続、収益率改善途上

同社はサービス業に属し、人材派遣や業務請負を中心に中堅規模の事業を展開。売上高は2023/9期の148億円から2024/9期176億円、2025/9期195億円へと二桁増収が続き、業界内で存在感を高めている。営業利益率は2024/9期3.41%から2025/9期3.59%へ緩やかに改善し、収益性向上の途上にある。ライバルであるジンジブやJSHなど新興のサービス企業と比較し、実績のある中堅として安定した成長を見せる一方、大手派遣企業と比べ規模は小さく、価格競争力や採用力で劣る面がある。今後の課題は、利益率の更なる改善と、サービス差別化による競争優位の確立である。

強み

  • 2023/9期から2025/9期まで毎期増収で、足元の売上高は195億円に到達。
  • 人材派遣需要を取り込み、新規顧客開拓や既存顧客深耕が寄与。
  • 営業利益率が3.41%から3.59%へ上昇し、収益構造が改善方向。
  • 大企業に比べ機動的なサービス提供が可能で、顧客ニーズに迅速対応。

課題

  • 営業利益率は3%台半ばで、業界平均や大手に比べ収益性が低水準。
  • ジンジブなどの新興企業が攻勢を強め、価格・サービス競争が激化。
  • 労働需給の逼迫で派遣スタッフの確保が困難になり、成長制約に。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がCSSホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16557AIAIグループ51億円7.9倍
22183リニカル51億円
36543日宣50億円7.1倍
49219ギックス50億円
52454オールアバウト50億円
62304CSSホールディングス49億円6.8倍
72449プラップジャパン49億円9.9倍
82179成学社48億円7.8倍
92375ギグワークス48億円25.4倍
109259タカヨシホールディングス48億円9.9倍
115870ナルネットコミュニケーションズ47億円9.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 19件

スチュワード業務の請負から始まった1984年

1984年12月、東京都品川区に資本金200万円で「株式会社セントラルサービスシステム」を設立した。当初の目的はスチュワード業務(ホテル・レストランにおける食器洗浄などの厨房管理業務)の請負である。創業後すぐに営業活動を開始し、1985年10月には株式会社サッポロライオンチェーン6店と契約、東京都内での実績を積んだ。1986年7月には千葉県へ進出し、株式会社プラザサンルートと契約。創業から3年で首都圏での基盤を固めた。

全国への拠点拡大と子会社設立の1980年代後半〜1990年代

1988年7月に本社を東京都江戸川区西葛西に移転。1994年9月には株式会社宮崎セントラルサービスシステムと株式会社福岡セントラルサービスシステムを100%出資で設立し、九州ブロックへ進出。同年11月にはフェニックスリゾート株式会社(シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート)と契約、リゾート施設のスチュワード業務を獲得した。1995年4月に福岡営業所、1997年6月に大阪営業所を開設し、東海ブロック(1996年4月、名古屋ヒルトンと契約)や関西ブロック(1997年6月、京都ガーデンパレスと契約)にも進出。1999年3月には関連会社3社を吸収合併し、グループの一体化を図った。

子会社統合とジャスダック上場への道

2000年10月、100%子会社である宮崎セントラルサービスシステムと福岡セントラルサービスシステムを吸収合併し、組織をスリム化した。2001年2月に本社を東京都千代田区麹町に移転。2002年6月、株式をジャスダック市場に上場し、資本市場から資金調達が可能となった。同年12月には株式会社センダンを連結子会社化し、フードサービス事業への本格参入を果たす。2004年には東北ブロック(仙台)へ進出し、株式会社仙台国際ホテルとの契約を獲得。同年12月、ジャスダック証券取引所への上場を正式に完了した。

空間プロデュース事業への参入と持株会社移行の2006〜2008年

2006年4月、東洋メディアリンクス株式会社及び音響特機株式会社を連結子会社化し、音響・映像・放送機器関連事業に進出。同年7月には連結子会社として株式会社セントラルマネジメントシステムを設立した。2008年4月、会社分割により純粋持株会社に移行し、商号を「株式会社CSSホールディングス」に変更。同時に、新たな連結子会社「株式会社セントラルサービスシステム」と「株式会社CSSビジネスサポート」を設立し、事業会社と管理会社を分離。本社も現在の東京都中央区日本橋小伝馬町に移転した。この組織再編により、グループ全体の戦略と各事業の運営を分離する体制を確立した。

子会社の取得と譲渡でポートフォリオを変動させた2008年以降

持株会社移行後、グループは積極的にM&Aを実施。2008年にはヤマト食品株式会社、綜合食産株式会社、株式会社日本給食の全株式を取得し連結子会社化したが、その後ヤマト食品の株式は譲渡。また、2008年にはMood Media Japan株式会社を株式追加取得により連結子会社化。2010年には東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2012年にはヤマト食品の全株式を譲渡した。これらの一連の動きにより、スチュワード事業を中核としつつ、フードサービスと空間プロデュースの二つの柱を強化する体制が整った。

新型コロナで売上94億円まで落ち込んだ2021年期

2020年9月期の売上高は120億円(前期比34.8%減)、純利益は0百万円。コロナ禍による旅行・外食需要の激減が直撃した。翌2021年9月期には売上高が94億円まで落ち込み、純損失4億円を計上。ホテルやテーマパークの休業・稼働低下がスチュワード事業とフードサービス事業に深刻な影響を与えた。空間プロデュース事業も設備投資の延期により減収。グループは人件費削減や事業所の統廃合など緊急対策を実施した。その後、ワクチン接種の進展や政府の旅行需要喚起策により、2022年9月期から回復基調に転じた。

過去最高売上195億円を達成した2025年期

2025年9月期の連結売上高は19,499百万円(前期比10.6%増)と過去最高を更新。営業利益717百万円(同20.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益587百万円(同36.8%増)。インバウンド需要や新規ホテル開業、大阪・関西万博関連の特需が追い風となった。スチュワード事業では15件、フードサービス事業では17件の新規事業所を開業。空間プロデュース事業も金融機関向け設備更新や大型案件の受注が好調。一方、人手不足と食材・労務費の高騰が課題として残る。中長期経営計画「Go Beyond! next20」の初年度として、新たな顧客価値への投資を開始した。

年表19件を開く

1980年代

  • 1984年12月創業スチュワード業務の業務請負を目的として、東京都品川区に資本金2百万円で株式会社セントラルサービスシステムを設立
  • 1985年10月<東京都進出>株式会社サッポロライオンチェーン6店と契約
  • 1986年7月<千葉県進出>株式会社プラザサンルート(サンルートプラザ東京)と契約
  • 1988年7月本社を東京都江戸川区西葛西に移転

1990年代

  • 1994年9月創業株式会社宮崎セントラルサービスシステム及び株式会社福岡セントラルサービスシステムを設立(当社100%出資)
  • 1994年11月<九州ブロック進出>フェニックスリゾート株式会社(シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート)と契約
  • 1995年4月福岡県福岡市中央区に福岡営業所を開設
  • 1996年4月<東海ブロック進出>名古屋ヒルトン株式会社(ヒルトン名古屋)と契約
  • 1997年6月大阪府大阪市西区に大阪営業所を開設 <関西ブロック(京都府)進出>京都ガーデンパレスと契約
  • 1999年3月創業当社と同業である株式会社千葉セントラルサービスシステム(当社役員の出資により1989年8月に設立)・株式会社東京西セントラルサービスシステム(当社役員の出資により1991年3月に設立)・株式会社東京南セントラルサービスシステム(当社役員の出資により1993年4月に設立)を吸収合併

2000年代

  • 2000年10月M&A100%子会社である株式会社宮崎セントラルサービスシステム及び株式会社福岡セントラルサービスシステムを吸収合併
  • 2001年2月本社を東京都千代田区麹町六丁目1番地25に移転
  • 2002年6月上場株式をジャスダック市場に上場
  • 2002年12月M&A株式会社センダンを連結子会社化
  • 2004年4月<東北ブロック(仙台)に進出>株式会社仙台国際ホテルと契約
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所(2010年10月より大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場
  • 2005年7月当社連結子会社の株式会社セントラルマネジメントシステムを設立
  • 2006年4月M&A東洋メディアリンクス株式会社及び音響特機株式会社を連結子会社化
  • 2008年4月上場会社分割により純粋持株会社に移行し、商号を「株式会社CSSホールディングス」に変更 新たに、連結子会社「株式会社セントラルサービスシステム」及び「株式会社CSSビジネスサポート」を設立 株式会社セントラルマネジメントシステム、清算結了 本社を東京都中央区日本橋小伝馬町10番1号に移転(現住所)大阪証券取引所と東京証券取引所の市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 当社非連結子会社の株式会社デジタルコミュニケーションズが、ヤマト食品株式会社、綜合食産株式会社及び株式会社日本給食の全株式を譲り受けたことにより、これら4社を連結子会社化 株式会社デジタルコミュニケーションズを存続会社とし、ヤマト食品株式会社、綜合食産株式会社及び株式会社日本給食を消滅会社とする吸収合併を実施、同時に商号変更を行い、ヤマト食品株式会社に変更 Mood Media Japan株式会社を株式の追加取得により持分法適用会社から連結子会社化 ヤマト食品株式会社の全株式を譲渡、連結子会社から除外 株式会社セントラルホテルサービスを重要性が増したため、非連結子会社から連結子会社化 東京証券取引所の

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    スチュワード事業の収益力強化

    既存のノウハウを活かし、新規案件獲得と既存顧客との契約更改管理を強化。適正利益の確保と臨時・追加業務獲得を目指し、本社と現場が連携。併せて、食器洗浄や衛生管理に関する社内資格を刷新し従業員教育に投資する。

  2. 02

    先進技術導入によるバックヤード変革

    DXやAI・ロボティクスといった先進技術を導入し、ホテル等のバックヤード業務を変革する。異業種との交流も積極的に推進する。

  3. 03

    多様な人材の獲得・育成と安全衛生の強化

    外国人や高齢者の雇用増に対応し、幹部候補としての外国人スチュワード採用・養成や、高齢者の健康・労働状況モニタリングを強化。社長直轄のリスクマネジメント室が現場巡回を実施する。

  4. 04

    フードサービス事業の人材エンゲージメント向上

    慢性的な人材不足を背景に、現場人材のエンゲージメントを高め、食に関する専門人材への成長投資を実施。また、ライフケア分野は慎重に運営し、受注・開業ペースをスローダウンする。

  5. 05

    空間プロデュース事業のストック型ビジネス転換

    従来のフロー型(案件受注型)からサブスク型フィービジネスへの転換を図り、安定的な収益基盤を構築する。事業3社が連携し、ベストなソリューションを提案する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で613人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は792万円で、9期前と比べて+5.9%平均年齢は53.3歳、平均勤続年数は13.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月549
2017年9月564
2018年9月583
2019年9月74851.66.0521
2020年9月72352.67.0529
2021年9月74551.78.0490
2022年9月87950.310.0481
2023年9月85751.311.0545
2024年9月80652.312.0572105
2025年9月79253.313.0613114

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都中央区870百万円
グループ全体の経営・管理事業

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は195億円営業利益7億円前期と比べると増収増益で、売上が+10.8%、利益が+16.7%。

売上高
+10.8%
195億円
営業利益
+16.7%
7億円
純利益
+50.0%
6億円
営業利益率
3.6%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高202億円195億円
営業利益8億円7億円
純利益6億円6億円
1株あたり配当¥35¥35

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は49億円、営業利益は0億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+40.0%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q4124.92
2023年3Q3512.90
2023年4Q390
2024年1Q4212.41
2024年2Q4948.22
2024年4Q8511.21
2025年2Q9955.13
2025年4Q9622.13
2026年2Q10465.84
2026年3Q4900.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は125億円から195億円へ1.6倍に増えた。直近期の営業利益率は3.6%。売上は4期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月12511
2013年9月12311
2014年9月12622
2015年9月17733
2016年9月18155
2017年9月16932
2018年9月17332
2019年9月1844−1
2020年9月12030
2021年9月940−4
2022年9月10911
2023年9月14832
2024年9月176663.44
2025年9月195773.66

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高195億円のうち、営業利益として残るのは7億円3.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.6%163億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.8%25億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.6%7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.0pt
3.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.0pt
3.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.6pt
20.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが7億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は11億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月1−118−1019
2013年9月22−1449
2014年9月42−3611
2015年9月2−22013
2016年9月42−6613
2017年9月2−1−3111
2018年9月3−2−2111
2019年9月4−1−638
2020年9月3−11211
2021年9月−40−2−46
2022年9月30−237
2023年9月50−458
2024年9月6−1−459
2025年9月7−1−4611

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は63億円。このうち返さなくてよい自己資本が31億円で、自己資本比率は48.9%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月69165323.4
2013年9月57183930.9
2014年9月57193833.8
2015年9月72225029.9
2016年9月67264138.1
2017年9月67274040.7
2018年9月70284240.3
2019年9月59263345.1
2020年9月56263045.9
2021年9月47212645.2
2022年9月51222942.6
2023年9月57233441.2
2024年9月59273345.1
2025年9月63313248.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
24億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
32億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中104位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中397位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
20.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.6%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.9%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
10.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥918で、1年前と比べて-3.4%過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。

¥918-0.4%1ヶ月-2.8%1年-3.4%時価総額49億円
過去52週の値幅
安値¥892高値¥1,097

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.8倍
PER (会社予想)7.8倍
PBR1.37倍
配当利回り3.81%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月13日に5.45%下落し920円。25日移動平均線935.48円を下回り、75日線927.31円付近で推移。52週高値1097円からは約16%低下、52週安値892円には接近している。出来高は8月12日に1.57万株と急増したが、13日には2.87万株とさらに増加。週足では上昇傾向が一服し、短期調整局面とみられる。1か月では1.81%安と小幅ながら、200日線944.57円も下回っており、中期的な上値は重い。RSIは44.83と中立圏で、方向感は乏しい。需給面では信用倍率のデータがなく、機関投資家の動向は不明。テクニカル的には25日線を回復できるかが焦点で、下値支持線として75日線が意識される。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERが6.92倍と業界平均22.52倍を大きく下回り、PBRも1.38倍と同平均3.19倍の半分以下。ROEは20.4%と高水準で、配当利回り4.82%は業界平均2.68%を大幅に上回る。ただし配当性向88.8%は高く、今後の増配余地が限定的な可能性。売上・利益は増加傾向にあり、収益基盤は堅調。割安ながら配当の伸び悩みが懸念される。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.8倍23.4倍
PER (予想)7.8倍
PBR1.37倍3.51倍
ROE20.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

人手不足を背景に派遣需要は拡大しているが、収益率は低く、競争激化で単価上昇は限定的。強気派は、売上高成長と人手不足による需給逼迫が賃金上昇につながるとみる。弱気派は、利益率の低さ、コンプライアンスリスク、景気後退時の需要減を懸念する。また、ROE20%超と高いが、負債活用によるものであり、株主還元と投資のバランスが課題。

プラスに働く材料7
  • 人手不足追い風

    少子高齢化で労働力不足が深刻化し、派遣需要は構造的に拡大

  • 売上高成長継続

    過去3期で売上高が109億円から176億円へと大幅増

  • 高ROEと利回り

    ROE20%超、配当利回り4.8%と株主還元が厚い

  • 売上高195億円と3期連続増収通年影響

    売上高は148→176→195億円と拡大し、増収基調が続く

  • PER6.92倍と割安不定影響

    時価総額49億円に対しPER6.92倍と低バリュエーション

  • 配当利回り4.82%と高水準継続影響

    株価933円に対し配当利回り4.82%と高い利回りを確保

  • ROE20.4%と高収益不定影響

    PBR1.38倍、ROE20.4%と資本効率が高い

マイナスに働く材料7
  • 利益率の低さ

    営業利益率3.4%と低く、わずかなコスト増で採算が悪化

  • 規制リスク

    派遣法改正や罰則強化で事業モデルが制約される可能性

  • 経済感応度

    景気減速時は人材需要が急減し、売上高に直結

  • 営業利益率3.59%と低収益構造通年影響

    売上高195億円に対し営業利益7億円で利益率3.59%に留まる

  • 純利益6億円と少額通年影響

    2025年9月期の純利益6億円、時価総額49億円に対し利益規模が小さい

  • 営業利益の増加は1億円と小幅通年影響

    営業利益6億円→7億円で増加幅1億円と成長が鈍い

  • 外国持株比率1.26%と低い継続影響

    外国人持株比率1.26%と低く、需給が国内偏重になりやすい

次の決算で確かめる点
派遣稼働率
スタッフの稼働状況が収益の源泉であり、需給バランスを示す
売上単価
派遣料金の変動が売上高と利益率を左右する
現場系売上比率
製造・物流など現場系の構成比が利益率と成長性を左右
離職率
スタッフの定着が品質と稼働率維持に重要

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり35で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは3.81%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥35
1株あたり
配当利回り
3.81%
いまの株価に対して
配当性向
88.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月1043.7
2017年9月100.016.7
2018年9月100.072.0
2019年9月100.0
2020年9月5−50.09.7
2021年9月50.0
2022年9月15200.074.6
2023年9月1713.374.9
2024年9月3076.597.7
2025年9月4550.088.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥35

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ1,779人。区分でいちばん多いのは個人・その他46.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.5%を占め、残る50.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他61.259.648.045.845.746.7
金融機関26.728.427.927.928.428.0
事業法人10.710.723.123.723.821.4
自己株式1.63.13.13.13.14.3
証券会社1.01.00.72.31.62.6
外国法人0.30.20.20.30.41.2
外国人個人0.00.10.10.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行㈱(リテール信託口)(注)112.81
02日本マスタートラスト信託銀行㈱(リテール信託口)(注)112.69
03㈱ユニヴァ・アセット・マネジメント11.35
04野口 緑11.12
05S・TEC㈱8.04
06白土 将敏4.23
07秋元 之浩3.42
08CSSグループ従業員持株会2.82
09㈱日本カストディ銀行(信託E口)(注)22.38
10越智 敦生0.78

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+963%、1株純資産は14期で+95%。直近期のROEは20.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月113213.420.8102.9
2013年9月233506.513.5
2014年9月343828.810.021.4
2015年9月5042911.78.945.4
2016年9月9250719.75.343.7
2017年9月305385.813.416.7
2018年9月315615.712.772.0
2019年9月−22523−4.0
2020年9月55090.961.19.7
2021年9月−83426−17.9
2022年9月214344.815.174.6
2023年9月4647010.218.874.9
2024年9月8653617.19.897.7
2025年9月11762620.48.688.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/9期の役員報酬は総額95百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
水野克裕代表取締役社長6418,000
野口緑代表取締役69613,000
峠幸久取締役654,000
越智敦生社外取締役(監査等委員)7241,200
永辻航社外取締役(監査等委員)48
山河和博社外取締役(監査等委員)59
篠連69

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3681048227
社外取締役313134

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容610字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社7社、持分法非適用非連結子会社1社により構成されており、以下を主たる業務としております。 なお、次の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)スチュワード事業 当事業は、ホテル・レストランにおける食器洗浄を中心としたスチュワード管理を全国展開している当社グループの中核事業であります。 (2)フードサービス事業 当事業は、従業員食堂運営及びレストラン運営・高齢者施設等給食運営などフードサービスに係る総合給食事業を全国展開しております。 (3)空間プロデュース事業 当事業は、音楽関連事業と、セキュリティーシステム、音響映像システム等の販売・施工、業務用音響機器の輸入・販売を幅広い顧客層に展開しております。 (4)その他 報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、総務・人事・経理管理事業等を含んでおります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 [事業系統図] 事業系統図は、次のとおりであります。 (注)無印 連結子会社 ※1 非連結子会社で持分法非適用会社
経営方針・対処すべき課題3,220字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは、1984年の設立以来、「質の高い“おもてなし”の創造」を理念とし、ホテルの食器洗浄・衛生管理等のスチュワード事業を中心に展開してまいりました。その後、給食事業、音楽・映像・音響・放送機器関連事業を傘下に加え、現在では7社の事業会社からなるグループ会社を形成し、お客様に「最適なサービス」を提供するための環境を実現することを経営方針の柱とし、以下のミッション/ビジョン/バリュー&スローガンを掲げております。 ミッション(企業の存在目的や果たすべき使命を示す) “Support the Hospitality” 私たちは、人々の夢や感動、喜び・楽しみ、安心・やすらぎの質を高め、活力に満ちた社会を実現することを約束する。 ビジョン(ミッションの達成によって実現したい将来像・理想像を示す) “Create Together” ホスピタリティとは一方通行のものではなく、共に喜びを共有するという「相互満足」があってこそ成立する。主客双方がお互いに満足し、信頼関係を強め、共に価値を高めていく「共創」に満ちた世界に貢献する。 バリュー&スローガン(企業・従業員が持つべき共通の価値観を示す) “Go Beyond!” 心と汗の奉仕によるお客様の満足、会社及び従業員の成長ややりがいの実現、そして事業サービスの提供による社会への貢献。これらは、お客様・社会・株主の皆さまの期待を超えよう、昨日までの自分自身を超えようという気持ちが土台になる。「すべきこと」「できること」「やりたいこと」の重なりを増やして、成長を加速する機会を自ら創ろう! (2)経営環境、優先的に対処すべき課題 今後も事業活動に必要なコストは上昇することが想定されますが、わが国経済の雇用や所得環境の状況、グローバルな視点での日本経済の位置づけを察するに、企業収益や個人消費といった経済環境は回復の傾向が続くと予想されます。 このような状況のもと、当社グループは2025年度から「中長期経営計画 Go Beyond! next20」の3ヶ年フェーズを迎えます。このフェーズでは、既存の事業分野の安全で信頼性の高い事業運営基盤から生まれる堅実な事業収益を、いかに新たな顧客価値の提供に対して金銭及び人的投資できるかが大きなポイントと捉えています。各事業の経営環境を踏まえて新たな取り組みを積極的に展開するとともに、リスク・課題のプライオリティを定めて着実な前進を果たすことで、企業価値の向上に全力を尽くしてまいります。 各事業における重点施策は以下のとおりです。 <スチュワード事業> 本セグメントの重点課題は「スチュワード業務の確立と収益力の強化」です。スチュワードとは、ホテルなどにおいて什器や食器管理のプロ集団です。ホテル宴会のメニューに対応する食器を調理人と連携して用意し、食事後にサービスの方がさげてきた食器を洗浄、保管、メンテナンスと管理を行います。数々の食器、グラス、カトラリーを間違いなく揃え、お客様に素晴らしいお料理が提供できるように、食器の破損や輝きなどを日々チェックしているプロフェッショナルな仕事です。 これに対して現在、食器洗浄機や洗剤、衛生に関する必要知識やスキルのアップデート及びレベルアップのために、スチュワードに関する社内資格試験を刷新し従業員教育に力を入れ、必要な投資を行っています。また、引き続きDXやAI・ロボティクスといった先進技術の導入によるバックヤード変革の検討・実行と、そのための異業種との交流を積極的に推進しています。 雇用に関しては外国人や高齢者の方の雇用機会が増えることへの対応を進めています。働き手として外国人の方が増えていることへの対応として、幹部候補人材としての外国人スチュワードの採用、養成や、外資系ホテルの増加に伴って英語力に優れた外国人の活躍機会などを期待して積極的に人材の獲得・育成に投資しています。高齢者の方に対しては、安全衛生管理の観点からも個々人の健康管理、労働状況のモニタリングを強化し現場注意喚起を継続しています。 また、人手不足、高齢化、非熟練者の増加など、事故、ケガ、トラブルの未然防止によって、従業員が安心して働ける職場環境を維持するために、社長直轄でリスクマネジメント室を組織化し、当社と連携して専門性と時代の要請に対する速やかな対応に組織的に注力しています。リスクを機会として有効に活かすことも念頭に、攻めのリスクマネジメント室として、ホテル等のお客様との情報共有や現場巡回を引続き積極的に行っています。 収益力の強化に関しては、今後ますます同業他社との競争が激しくなることを予見し、当社の40年の実績と業界ナンバーワンのノウハウを武器に、新規案件の獲得及び既存のお客様との契約更改管理を強化しています。売上を伸ばすと共に、適正な利益水準の確保と臨時・追加業務の獲得を目指し、社長直轄で本社と現場が連携しながら活動しています。 <フードサービス事業> クライアントが主にホテル・レストラン業界であることから、多くの課題感がスチュワード事業セグメントと共通しています。当事業特有の課題として、食材を取り扱う者としてのHACCP等の衛生管理の知識、意識は常にブラッシュアップの必要があり引き続き対応を進めています。 堅調な外部環境もあいまって、全国のお客様から受注、お引き合いを頂戴しておりますが、慢性的な人材不足の状況が続いております。攻めと守りのバランスを確保しつつ、現場の人材のエンゲージメントを高め、食に関する専門性の高い人材の成長投資を実施しています。 また、第三の柱として育てている老人ホーム等ライフケア分野については、かねてより人材を現場経験や知見習得のために積極的に投入しており順調に新規開業の事業所を増やし、一定の売上規模まで成長してきております。一方で、高齢者向けに、より慎重で万全な体制で運営することに全力を尽くしているため、受注・開業のペースを従来対比スローダウンさせる方針です。 食材費や労務費等の上昇が収益を圧迫する要因となっています。契約更改の際、比較的食材費の高騰分に関してはお客様のご理解を得られ易い状況ですが、労務費の上昇分については引き続き粘り強くお客様にご理解をいただけるよう交渉をしています。 <空間プロデュース事業> 設計、調達、施工、保守という従来の価値を基盤として、現場においては空間をプロデュースするという価値実現の提案機会が増えてきており、これに対応する製品力、提案力、人材などの調達や獲得、育成が求められています。 常に時代に即した新しい商品・サービスを提供し、お客様の信頼を得るために、外部との連携による新たな価値づくりを目指し、当事業セグメントが商品を調達しながら施工につなげる立ち位置にあることから、メーカーをはじめ様々な事業協力パートナーとの連携において試行錯誤を進めています。 経営基盤の強化に伴い、今後はより一層、東洋メディアリンクス、Mood Media Japan、音響特機の空間プロデュース事業を構成する3社が連携しながらお客様へのベストなソリューション提案を推進してまいります。 当事業はお客様からの案件受注の多寡により年度の業績が振れる「フロー型ビジネス」が中心となっていることから、それに加えて、今後は「ストック型ビジネス」として安定的な収益を確保するため、従来のプロダクトセールス型からサブスク型フィービジネスへの転換を図っていきます。
事業等のリスク2,795字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社の有価証券に関する投資判断は、本項及び本報告書中の本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、本報告書提出日(2025年12月22日)現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 (1)事業内容及び事業環境について ① 請負事業者の責任について 当社グループが営むスチュワード管理事業は、創業以来、スチュワード管理事業を業務請負という形態にて行っておりますが、業務請負は、人材派遣業や紹介業とは違い、指揮命令系統を当社内部にもち、顧客から独立して業務処理を行うものです。当社グループは請負事業者として、請負作業の完了ないし仕事の完成に関して顧客企業に対して責任を負うとともに、請負作業の遂行に当たって発生する労働災害、器物破損などの損害についても責任を負っております。したがって、当社グループの請け負った業務の遂行に関連するこれらの損害等に対しては、既に保険加入などの対応をしておりますが、想定を超える費用負担が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 主要取引先業界の事業環境について 当社グループの主要顧客はホテル・レストラン業界であり、これら業界の事業環境が悪化した場合、多くの顧客において内部コストの見直しを行う必要性が生じ、これが当社グループとの契約金額の引き下げ要求に繋がる可能性があります。また、ホテル業界において事業環境の悪化により、個々の顧客が会社更生法等の適用を受けた場合などには、当社グループの債権回収が困難になったり、あるいは対象ホテルとの契約の継続が不能となるなどの理由により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 今後の競争激化の可能性等について 当社はスチュワード事業の業界において、リーディングカンパニーとしての位置を堅持しておりますが、同業他社との競合関係は存在いたします。今後、雇用形態に関わる法的規制の変更や緩和等の何らかの要因により競争が激化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)従業員の確保等について 当社グループにおいて、スチュワード事業セグメント及びフードサービス事業セグメントは多くの雇用を抱えており、必要な正社員及びパートタイマーの採用ができなかった場合、また、雇用形態に関わる法的規制の変更など何らかの要因により退職率が上昇した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)個人情報の取り扱いについて 当社グループでは、従業員、パート・アルバイトに関する個人情報約1万件を保有しております。情報管理の方法につきましては、「個人情報保護法」及び「マイナンバー法」に沿った対応を整備しております。現状の具体的扱い方法としては、電子化された従業員情報については、アクセス時のパスワード認証による管理を徹底し、紙媒体の従業員情報については、各部署の責任者が運用を管理し、施錠できる場所に保管・収納するというものであります。当該管理方法については、定期的に人事関連部署がチェックし、また、法務担当部署が抜き打ち検査を行うこと等により、当社グループでは万全なものと考えておりますが、今後何らかの要因で当社グループから個人情報が漏洩した場合には、当社グループの信頼が失墜し、業績にも影響を及ぼす可能性があります。 (4)衛生管理について 当社グループが営む給食管理事業は、食品衛生法等の規制を受けております。当社グループでは同事業の営業に関して、食品衛生法に基づき、厚生労働省管轄の各都道府県・政令指定都市・特別区の保健所を通じて営業許可を取得しております。 また、当社グループといたしましては、スタッフに衛生教育を行うとともに腸内菌検査を定期的に実施し、スタッフの健康状態のチェックを行い、食中毒等の発生防止に努めております。 さらに、株式会社センダン内に衛生管理専任部門を設け、衛生管理研修を実施するとともに、各事業所においては衛生管理マニュアルをもとに事故防止を徹底し、細菌培養検査を抜き打ち実施しております。 しかしながら、食中毒等の発生の可能性を完全に否定することはできず、万が一、食中毒等が要因となって顧客の営業継続が不可能となった場合には、当社グループとの契約も終了する可能性もあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)法的規制について 当社グループの業務請負事業は労働基準法の関係法規による規制を受けておりますが、今後現行の関係法規の改正ないし解釈の変更等があった場合、あるいは当社グループに関連する新たな法規制の制定があった場合、当社グループの行う事業も影響を受ける可能性があります。 (6)新型感染症等パンデミックの影響について 近年に深刻な影響を社会・経済活動に及ぼした新型コロナウイルス感染症のようなパンデミックの影響は不確実性が高いことから、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)気候変動に関するもの 当社グループは、国内外を問わず、地震、台風等大規模な災害が発生した場合に備え緊急時の対応を整備しておりますが、想定範囲を超えた自然災害が発生し取引先の経営状態が悪化した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (8)これらのリスクの対応 業務の性格上、安全確認及び情報管理の徹底、事故を未然に防ぐ体制づくりなど、作業環境の整備と教育・研修及びリスクについての啓蒙活動に引き続き努めてまいります。また、先だってのコロナ禍における雇用環境の激変の経験を受けて、クライアント提供価値の拡大やポートフォリオ設計など、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性を最小化するよう事業推進しております。雇用維持の観点ではグループのシェアードサービス事業を司る株式会社CSSビジネスサポートに人事・労務・採用・教育機能を集約し、採用活動や教育研修などの人材マネジメントへの対応強化と顧客ニーズへの対応の推進を行っております。 グループ全体のサスティナビリティを実現するためにリスクマネジメント室が核となってガバナンス体制を構築していることは先述のとおりです。
経営成績の分析 (MD&A)7,894字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度(2024年10月1日~2025年9月30日、以下「当期」という。)における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の分析は次のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 当期におけるわが国経済は、地政学リスクの高まりや原材料・労務費の高騰、米国の関税政策の影響など先行き不透明な状況が続く中、企業努力や各種政策の効果もあり、雇用・所得環境が改善する中で緩やかに回復してまいりました。 レジャー・観光・飲食業界におきましては、新規ホテル開業が依然引き続いていること、関西・大阪万博開催に伴う特需、外食、宿泊・温泉施設、遊園地・テーマパークなど外出を伴うレジャーの参加人口が全般的に伸びていること、訪日客のインバウンド需要も伸びており、これらに加えて物価や消費単価が上がっていることもマーケットの拡大に寄与しました。 以上の結果、当期の財政状態及び経営成績等は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当期末の資産の部は、前期末と比べて386百万円増加し、6,317百万円となりました。 当期末の負債の部は、前期末と比べて28百万円減少し、3,227百万円となりました。 当期末の純資産の部は、前期末と比べて414百万円増加し、3,089百万円となりました。 b.経営成績 当期における連結売上高は19,499百万円(前期比10.6%増)、連結営業利益は717百万円(同20.4%増)、連結経常利益は742百万円(同17.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は587百万円(同36.8%増)となりました。 当期におけるセグメント別の状況は次のとおりです。 <スチュワード事業> 当事業は、ホテル・レストラン・テーマパークを主たるお客様として、食器洗浄をはじめとする厨房管理業務及び清掃業務を全国展開する当社グループの中核となるセグメントです。 当連結会計年度においては、年間で15件の新規事業所を開業いたしました。地域別では東日本8件、西日本7件とバランスが取れた開業となりました。従来のお客様に加え、神社や病院、イベントのグラス・リユースカップ洗浄といった幅広いお客様から受注、お引き合いを頂戴しました。社内において営業グループの再編・人材投入を実施し、新規のお客様開拓の推進や既存のお客様の更なるサービス向上に努める体制を構築しました。その結果、よりきめ細かく、スピーディーにお客様のニーズにお応えする体制を整え、来期の受注案件の積み上げにも注力しています。また既存のお客様との契約更改時には人件費等のコストアップ要因に対して適正な利益の確保に取り組み、次年度の売上底上げのベースを着実に作りました。 当連結会計年度においては海外からの外国人正社員の育成や、SaaS導入による従業員エンゲージメント強化やシフト業務・労務関係業務プロセスの再構築、社内資格取得の推進、責任者人材育成の強化等の各施策に注力し、職場環境や業務フローの改善による事業基盤強化によって収益力を高める取り組みを推進いたしました。 パート・アルバイトの純増人数は、人手不足の環境もあいまって当期において362名と、前期実績に対して483名減少しております。引き続きリテンションを支えるコミュニケーションや教育・人材開発及び労働安全衛生に配慮したマネジメントに注力しております。 これらの結果、売上高は9,374百万円(前連結会計年度比10.5%増)となり、営業利益は555百万円(同3.0%増)と増収増益となりました。 <フードサービス事業> 当事業は、従業員食堂・ホテル内レストラン・高齢者施設等給食運営の受託を全国で展開するセグメントです。 当連結会計年度においては、年間で17件の新規事業所を開業いたしました。セグメント別には、従業員食堂5件、ホテル内レストラン6件、高齢者施設6件となりました。大阪・関西万博の開催に伴い、万博にて大手食品メーカー様が提供するレストランブースの運営への参画に加え、万博需要で盛況となった宿泊特化型ホテルにおける朝食レストランの需要の伸びが売上・収益の増加に寄与いたしました。 一方で、米を筆頭に食材価格の急激な高騰が収益を圧迫する要因となっており、契約更改時にはお客様からのご理解をいただきながら適正な利益の確保を進めております。 当事業会計年度におけるトピックスとして、当事業(株式会社センダン)が提供する宿泊特化型ホテルや従業員食堂での朝食やランチが、テレビやYouTubeで「おいしいホテル、従業員食堂」として紹介される事例が増えました。 社内においては社内体制の強化、従業員エンゲージメントの向上の取組みとして新卒・中途社員向け衛生教育の強化、調理実習研修を実施しました。また人手不足への対応として特定技能人材の外国人雇用の受入れも行いました。 これらの結果、売上高は4,598百万円(前連結会計年度比17.3%増)となり、営業利益は91百万円(同12.2%減)となりました。 <空間プロデュース事業> 当事業は、映像・音響・放送・セキュリティーに関する設計・施工・販売・管理・メンテナンスに加え、BGM及び香りまで提供する空間プロデュース事業としてセグメントを構成いたします。 当連結会計年度において、東洋メディアリンクスは主に金融機関向けのITV(監視カメラ/Industrial TV)及び周辺装置・業務放送設備・モニター等の更新需要が業績を牽引する形で収益の改善に大きく寄与しました。 同じくMood Media Japanは、Mood Mediaヘッドクオーターとの連携を取りながら、独自の販促施策が奏功し、商談機会を拡げた結果、大型の受注案件の取り込みに成功しました。 音響特機は、前期に大型案件があった反動等により減収減益となりましたが、東洋メディアリンクスとの連携強化を図り、当社の強みである利益率の高い輸入品ブランド機器の販売に注力しました。 これらの結果、当セグメントの売上高は5,542百万円(前連結会計年度比5.8%増)となり、営業利益は313百万円(同39.6%増)の増収増益となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より、232百万円増加し1,138百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が751百万円となり、減価償却費74百万円、利息及び配当金の受取17百万円などにより、得られた資金は708百万円となりました。 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却及び償還による収入15百万円、有形固定資産の取得による支出44百万円等により、使用した資金は58百万円となりました。 財務活動におけるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額150百万円の減少、配当金の支払178百万円等により、使用した資金は418百万円となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 売上高の実績 当期における売上高実績をセグメントごとに、販売先業態別に示すと次のとおりであります。 なお、売上高にはセグメント間の内部取引が含まれております。 販売先業態別売上高実績 <スチュワード事業> 販売先業態別    当連結会計年度 (自 2024年10月1日  至 2025年9月30日) 金額(千円)   構成比(%)   前年同期比(%) ホテル   7,682,881   82.0   10.5 レストラン・会館   463,794   4.9   3.6 その他   1,227,432   13.1   12.9 合計   9,374,107   100.0   10.5 (注)1 ホテルには、ホテル内のテナントとして運営されているレストランその他の飲食施設を含みます。 2 その他は、ホテル、レストラン・会館に属しない施設及びスポット売上であります。 3 金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 <フードサービス事業> 販売先業態別    当連結会計年度 (自 2024年10月1日  至 2025年9月30日) 金額(千円)   構成比(%)   前年同期比(%) 企業   104,090   2.3   18.5 ホテル   3,899,802   84.8   13.6 福祉   322,240   7.0   89.8 その他   272,816   5.9   19.0 合計   4,598,949   100.0   17.3 (注)1 ホテルには、ホテル内のテナントとして運営されているレストランその他の飲食施設を含みます。 2 その他は、企業、ホテル、福祉に属しない施設等販売先であります。 3 金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 <空間プロデュース事業> 販売先業態別    当連結会計年度 (自 2024年10月1日  至 2025年9月30日) 金額(千円)   構成比(%)   前年同期比(%) 銀行   1,105,314   19.9   4.8 ホテル   121,265   2.2   5.9 企業その他   4,315,420   77.9   6.1 合計   5,542,000   100.0   5.8 (注)1 その他は、銀行、ホテルに属しない施設等販売先であります。 2 金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当連結会計年度における売上高は19,499百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益は717百万円(前年同期比20.4%増)、経常利益は742百万円(前年同期比17.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は587百万円(前年同期比36.8%増)となりました。 好業績の背景にはクライアント業界の活況などの要因が関わっていますが、当社としては自律的にサスティナブル経営を実現するのために基盤強化に寄与する投資に重点を置いております。従業員の労働環境、福利厚生、生きがい・働きがいやエンゲージメントの強化はその最たるものです。 一方で業界の環境が大きく変わる中で新しい価値の提供が求められており、従来のビジネスパターンに依存することなく、挑戦から得られる失敗・学習・成長を常に前向きに探究することが重要と考えております。既存の経験や考え方・視点にとらわれることなく斬新な気づきや知見を事業価値につなげるために、ゼロベースで考える姿勢はもとより、アライアンスの促進にも取り組んでいます。また、必要な投資の推進においては営業キャッシュフロー増加への貢献を前提に検討を進めています。 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析は以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当期末時点において判断したものであります。また、連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるためにこれらの見積りと異なる場合があります。 (財政状態及び経営成績の状況) ①連結貸借対照表 a.資産、負債 当連結会計年度における資産、負債、純資産の状況は以下のとおりであります。 資産の部は、前連結会計年度末と比べて386百万円増加し、6,317百万円となりました。資産の内訳は流動資産が239百万円の増加となりました。主な要因は、現金及び預金232百万円の増加によるものであります。固定資産については146百万円の増加となりました。主な要因は有形固定資産12百万円の減少、無形固定資産9百万円の減少、投資有価証券74百万円の増加及び繰延税金資産96百万円の増加によるものであります。 負債の部は、前連結会計年度末と比べて28百万円減少し、3,227百万円となりました。負債の内訳は流動負債が14百万円の減少となりました。主な要因は短期借入金150百万円の減少、支払手形及び買掛金79百万円の増加、未払金63百万円の増加によるものであります。固定負債については14百万円の減少となりました。主な要因は、リース債務7百万円の減少、長期未払金9百万円の減少によるものであります。 b.純資産 純資産の部は、前連結会計年度末と比べて414百万円増加し、3,089百万円となりました。主な要因は利益剰余金407百万円の増加によるものであります。 ②連結損益計算書 a.営業損益 当期における連結売上高は、全事業セグメントの堅調な推移による売上高の増加により前期に比べて1,868百万円増加し、19,499百万円となりました。詳細は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 営業費用は、食材コストの高騰などの影響による売上原価の増加や需要回復に伴う労務費の増加等により、前期に比べて1,746百万円増加し、18,781百万円となりました。 この結果、当期における連結営業利益717百万円(前連結会計年度比20.4%増)となりました。 b.経常損益 営業外収益は、賃貸収入の減少等により前期に比べ0百万円減少し、47百万円となりました。 営業外費用は、支払利息及び為替差損の増加により前期に比べ9百万円増加し、23百万円となりました。 また、金融収支(受取利息と支払利息の純額)は△8百万円となりました。 この結果、当期における連結経常利益は前期に比べて112百万円増加し、742百万円となりました。 c.特別損益 当期は、投資有価証券売却益8百万円の発生等により、特別利益9百万円を計上しております。 この結果、当期における税金等調整前当期純利益751百万円(前連結会計年度比19.3%増)となりました。 d.親会社株主に帰属する当期純利益 繰延税金資産の回収の可能性について慎重に検討した結果、回収が見込まれる部分について繰延税金資産を計上し、法人税等調整額△138百万円(△は益)を計上しました。 以上により、当期における親会社株主に帰属する当期純利益は587百万円(前連結会計年度比36.8%増)となりました。 ③連結キャッシュ・フロー計算書 a.営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が751百万円となり、減価償却費74百万円、利息及び配当金の受取17百万円などにより、得られた資金は708百万円(前期は605百万円の獲得)となりました。 b.投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却及び償還による収入15百万円、有形固定資産の取得による支出44百万円等により、使用した資金は58百万円(前期は53百万円の使用)となりました。 c.財務活動におけるキャッシュ・フロー 財務活動におけるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額150百万円の減少、配当金の支払178百万円等により、使用した資金は418百万円(前期は420百万円の使用)となりました。 ④資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、運転資金及び設備投資資金につきましては、自己資金又は銀行借入により調達することとしており、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 当期末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は、314百万円となっております。また、当期末における現金及び現金同等物の残高は、1,138百万円となっております。 ⑤経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況 新中期経営計画『Go Beyond!Next20』の初年度は、2年目、3年目の成長につなげるための基盤強化を進めた一年でした。特に、ベースアップや福利厚生の拡充といった人材関連の投資、業務効率化に向けたDX投資など、未来の成長に必要な分野へ意識的に投資を進めました。外国人登用について、当期はネパール・インド出身の外国人幹部候補生7名を迎え入れました。現場のパート・アルバイトにも外国籍人材が増えています。業務上で日本の習慣やコミュニケーションのニュアンスを理解するためには時間も必要ですが、彼らが目指すべきロールモデルとして成長することを期待しています。2026年9月期からは、特定非営利活動法人SDGsHelloWorkと協力し、厚生労働省が推奨する「ジョブ・カード制度」をアレンジして、外国人向けの“見える評価”制度を試験的に運用しています。国籍、年齢、性別に関わらず多様な人材が長く活躍できる環境整備を今後も推進してまいります。 「X-value(クロスバリュー)ユニット」による新たな価値創造は、集中洗浄工場や出張洗浄サービスといった新たなサービス形態への取り組みや、AI・ロボティクス等の最先端技術を活用した次世代型の厨房の実現を目指すTechMagic 株式会社とのパートナーシップのほか、需要が高まる病院等の新たな顧客領域における洗浄・衛生業務、空間プロデュース事業におけるアート領域の取り組みなど、将来に向けた種蒔きに着手しています。今後はこれらを収益の柱とできるよう、具体的な事業化への道筋を探ってまいります。また、外部との協力関係も積極的に活用し、M&Aの機会も前向きに検討してまいります。 一方、スチュワード事業においては、当期から営業組織を社長直轄組織に改めました。近年は外資系ホテルの参入が増え、日本国内における評価にあぐらをかくことなく、当社の強みを積極的かつ戦略的にアピールしていく営業スタイルが求められています。お客様の評価やご要望に耳を傾け、お客様のニーズに合った当社らしさをお伝えするよう、引き続き取り組んでまいります。 ⑥重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成してお ります。なお、文中の将来に関する事項は、当期末時点において判断したものであります。また、連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるためにこれらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表 注記事項」に記載しております。

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出典

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