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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ジオコード

GEOCODE CO., Ltd.7357 · Standard · サービス業

Webマーケティングとクラウドセールステックの2事業を展開し、集客から商談管理、バックオフィス効率化まで一社完結で支援するDX推進企業。

概要

ジオコードは、2005年設立のWebマーケティングとクラウドセールステックを手がける企業である。SEO対策やWeb広告運用、Webサイト制作に加え、営業支援ツール「ネクストSFA/CRM」や勤怠管理・経費精算ツール「ネクストICカード」をSaaSで提供する。2020年11月に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、2026年2月期の連結売上高は約18.9億円、従業員数は137名(単独)である。

Webマーケティング事業が売上の約86%を占める

ジオコードの主力はWebマーケティング事業で、2026年2月期の売上高は16.3億円と全社売上の約86%を占める。同事業はAI最適化・SEO・Web開発とインターネット広告の二つに分かれる。SEO対策では、2005年の創業以来の蓄積を活かし、生成AIの普及に伴うAI検索最適化(AIO/LLMO)にも対応する。インターネット広告では、GoogleやLINEヤフー、Microsoftの広告媒体を扱い、主要プラットフォーマーから高い評価を得ている。

クラウドセールステック事業でストック収益を積み上げる

クラウドセールステック事業は、営業支援ツール「ネクストSFA/CRM」と勤怠管理・経費精算ツール「ネクストICカード」をSaaSで提供する。同事業の売上高は2026年2月期に2.6億円と全体の約14%だが、継続課金型ビジネスとして安定的なストック収益をもたらす。生成AIを活用した機能(AI活動レポート、AI履歴登録機能など)の開発を進め、顧客の営業活動の高度化を支援する。

M&Aでグループを拡大、連結決算へ移行

ジオコードは2025年12月、同業の株式会社Triaと合同会社ミニマリスティックを相次いで連結子会社化した。両社はWebマーケティング関連事業を営んでおり、このM&Aによりグループ全体の顧客基盤とサービス連携の強化を図る。2026年2月期から連結財務諸表を作成し、のれん4.6億円を計上している。M&Aアドバイザリー費用が発生したため、営業損失を計上したが、経常利益は黒字を維持した。

業界の中での役割はWebマーケティング支援及び業務効率化SaaSの提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
19億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
0億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
Webマーケティング事業16億円84.2%4億円25.0%
クラウドセールステック事業3億円15.8%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01Webマーケティング主力

SEO対策、Webサイト制作、インターネット広告運用など、Webマーケティング領域全般の課題解決を支援。生成AIの普及に対応したAI最適化(AIO)にも注力。クライアントの集客からコンバージョン獲得までを包括的にサポート。

Google Premier Partner Awards通算5期ファイナリスト、Premier Partner認定

主な製品・サービス2
AI最適化・SEO・Web開発
検索エンジン最適化、Webサイト制作、コンテンツマーケティング、UI/UX改善を一体提供。生成AI時代の検索行動変化に対応したAIO施策を含む。
インターネット広告運用
リスティング広告を中心に、Google、LINEヤフー、Microsoft等の広告媒体に対応。専門スタッフが高品質な運用を提供。

02クラウドセールステック主力

営業支援、勤怠管理・経費精算などのクラウド業務支援ツールをSaaS形態で提供。開発からサポートまで一貫して自社で行うことで、顧客ニーズを迅速に反映。

主な製品・サービス2
ネクストSFA/CRM
営業プロセスを可視化し、顧客管理・商談管理・データ分析を支援するSFA/CRM。AIによる活動レポート作成や音声・メモからの履歴自動登録機能を搭載。
ネクストICカード
交通系ICカードをかざすだけで勤怠管理、交通費精算、経費精算を処理できるクラウドツール。低コストで迅速な導入が可能。

製品と技術

AI最適化・SEO・Web開発の三位一体サービス

ジオコードの中核サービスは、AI最適化(AIO)、SEO対策、Webサイト制作・改善を一体で提供する「AI最適化・SEO・Web開発」である。検索意図の分析に基づくキーワード戦略、サイト内部構造の最適化、コンテンツマーケティングを組み合わせ、検索流入とコンバージョン率の最大化を図る。生成AIの普及に対応し、AIによる検索結果や生成回答への最適化(AIO/LLMO)も新たに提供している。

インターネット広告運用で主要プラットフォーマーから高い評価

2009年から提供するインターネット広告運用サービスは、リスティング広告を主力とする。Google、LINEヤフー、Microsoftの各社広告に対応し、通算5期(2018年、2019年、2021年、2022年、2023年)にわたり「Google Premier Partner Awards」ファイナリストに選出。2022年から2026年まで5年連続でGoogle「Premier Partner」認定、LINEヤフーからも「Sales Partner Select」認定を受けている。

営業支援ツール「ネクストSFA/CRM」でAI機能を強化

「ネクストSFA/CRM」は、見込み顧客の獲得から商談管理、顧客管理までの営業プロセスを可視化するクラウドツール。生成AIを活用した「AI活動レポート」や「AI履歴登録機能」を実装し、顧客の営業戦略立案や業務効率化を支援する。低コストで導入しやすく、カスタマーサクセスによる定着支援も強みとする。

「ネクストICカード」で勤怠管理と経費精算を一体化

「ネクストICカード」は、交通系ICカードを読み取り機にかざすだけで勤怠管理、交通費精算、経費精算をワンストップで処理するクラウドツール。直感的な操作性でバックオフィス業務のDXを促進する。SFAとの連携も可能で、Webマーケティング事業と合わせて「集客からバックオフィスまで一社完結」の支援体制を実現している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • WebマーケティングGoogle Premier Partner Awards通算5期ファイナリスト、Premier Partner認定

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

Webマーケで小粒だが復活期す

ジオコードはサービス業に属し、Webマーケティング支援等を手掛ける。売上高は約16億円(2025年2月期)と業界内でも極小規模。収益性は芳しくなく、2026年2月期予想の営業利益率は0%と低く、事業の立て直し途上。同業のジンジブ、イシンと比較しても規模は小さく、競争力に課題。2024年2月期から2026年2月期にかけて売上高は15億→16億→19億円と増加傾向だが、利益を伴っていない。今後の収益改善、事業構造改革が急務。

強み

  • 2024年からの売上増加率は2割超と堅調。
  • デジタルシフトで市場は拡大、追い風。
  • 特定顧客層向けサービスに特化しやすい。
  • 組織が小さく、変化への対応が速い。

課題

  • 営業利益率0%と低く、改善必須。
  • 売上高16億円、競合との差が大きい。
  • 多数のWebマーケ企業との競争。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がジオコード

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
12449プラップジャパン49億円9.9倍
22179成学社48億円7.8倍
32375ギグワークス48億円25.4倍
49259タカヨシホールディングス48億円9.9倍
57357ジオコード47億円
65870ナルネットコミュニケーションズ47億円9.3倍
72341アルバイトタイムス47億円16.5倍
89337トリドリ47億円16.8倍
94645市進ホールディングス46億円5.6倍
107058共栄セキュリティーサービス45億円6.7倍
117351グッドパッチ44億円10.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

有限会社として創業、SEO対策事業からスタート

2005年2月、東京都新宿区に有限会社ジオコード(資本金300万円)を設立。同年7月にSEO対策事業を開始し、新宿区早稲田に営業所を開設した。2006年5月には株式会社へ組織変更し、同年9月にWebサイト制作事業を加えて事業領域を拡大した。創業から約1年半で二つの柱となる事業を確立し、本社を渋谷区へ移転するなど成長の基盤を築いた。

Web広告事業に参入、クラウドツールの開発も開始

2009年8月、Web広告事業を開始。これによりSEO、Web制作、広告の三本柱が出揃った。2012年12月には初の自社クラウドツール「ネクストICカード」をリリースし、勤怠管理・交通費精算・経費精算のワンストップ処理を実現。2015年2月には営業支援ツール「ネクストSFA」を追加し、クラウドセールステック事業のラインアップを拡充した。

他社からの事業譲受で規模を拡大

2014年から2017年にかけて、ジオコードは同業他社からSEO対策事業やWeb広告事業を相次いで譲り受けた。2014年4月に株式会社サムライファクトリー、同年9月にSEO株式会社、2016年7月に株式会社アンドプラスエージェンシー(Web広告事業)、2017年11月に株式会社フリープラスから事業を取得。これにより顧客基盤とノウハウを急速に拡大し、業界での存在感を高めた。

東証JASDAQ上場、スタンダード市場へ移行

2020年11月、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。2022年4月の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行した。上場後も収益は増加傾向にあり、2022年2月期の売上高は35億円(単独)を記録したが、その後事業再編の影響で2023年2月期以降は15〜16億円台で推移している。

年表21件を開く

2000年代

  • 2005年2月創業有限会社ジオコード(資本金3百万円)を設立
  • 2005年7月SEO対策事業を開始、東京都新宿区早稲田に営業所を開設
  • 2006年5月株式会社ジオコードへ組織変更
  • 2006年9月Webサイト制作事業を開始
  • 2007年2月本社を東京都渋谷区東に移転
  • 2008年7月本社を東京都渋谷区渋谷に移転
  • 2009年8月Web広告事業を開始

2010年代

  • 2011年7月本社を東京都港区北青山に移転
  • 2012年12月クラウド勤怠管理・交通費精算・経費精算ツール「ネクストICカード」をリリース
  • 2014年4月株式会社サムライファクトリーよりSEO対策事業を譲受
  • 2014年9月SEO株式会社よりSEO対策事業を譲受
  • 2015年2月クラウド営業支援ツール「ネクストSFA」をリリース
  • 2015年9月大阪府大阪市北区に関西支社を開設
  • 2016年7月株式会社アンドプラスエージェンシーよりWeb広告事業を譲受
  • 2016年8月本社を現在の東京都新宿区新宿に移転
  • 2017年11月株式会社フリープラスよりSEO対策事業を譲受
  • 2018年8月静岡県袋井市に静岡営業所(現静岡やらまいかデジタルラボ)を開設

2020年代

  • 2020年11月上場東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行
  • 2025年12月M&A株式会社Triaを連結子会社化
  • 2025年12月M&A合同会社ミニマリスティックを連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    Webマーケティングサービスの高度化

    AI検索最適化(AIO/LLMO)対応を強化し、コンテンツ品質向上・導線設計最適化・データ分析高度化を推進。広告運用では自動化機能対応やノウハウ高度化により効果最大化と顧客単価向上を図る。

  2. 02

    クラウド業務支援ツールの競争力強化

    顧客ニーズに即した機能開発、導入後のカスタマーサクセス強化により利用定着促進と顧客単価向上。外部サービス連携強化で提供価値拡充し、ストック型収益の安定成長とLTV最大化を推進。

  3. 03

    多様な販路の確立と収益基盤の安定化

    オウンドメディア・SEOで新規獲得、既存顧客へアップセル・クロスセルで顧客単価向上。大手企業・代理店等とのアライアンス強化で販路多様化、M&Aによるシナジー創出も活用。

  4. 04

    認知度向上と情報発信力の強化

    自社サイトやオウンドメディア充実、広報・IR活動強化、SNS発信・展示会出展を推進。投資家との対話促進で中長期的な企業価値向上を目指す。

  5. 05

    多様な人材確保と組織力の強化

    積極採用、育成制度充実、適正評価・報酬体系構築で多様な人材を確保。業務プロセス見直しやAI活用で生産性向上を図り、高効率な組織体制を構築。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 6期分

グループ全体で137人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は543万円で、5期前と比べて+8.8%平均年齢は35.1歳、平均勤続年数は4.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数
2021年2月49931.73.3117
2022年2月52133.43.7117
2023年2月53233.64.0116
2024年2月53534.74.3118
2025年2月53434.24.0128
2026年2月54335.14.0137

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率20.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率25.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)78.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 東京都新宿区37百万円
Webマーケティング事業 クラウドセールステック事業 全社共通
静岡やらまいかデジタルラボ — 静岡県袋井市4百万円
Webマーケティング事業
関西支社 — 大阪府大阪市北区3百万円
Webマーケティング事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社Tria
    東京都新宿区
    議決権51.0%
  • 国内
    合同会社ミニマリスティック(注)
    東京都新宿区
    議決権51.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は19億円営業利益0億円前期と比べると増収で、売上が+18.8%。

売上高
+18.8%
19億円
営業利益
0億円
純利益
0億円
営業利益率
0.0%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高29億円19億円
営業利益2億円0億円
純利益1億円0億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は7億円、営業利益は1億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+75.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q400.00
2024年2Q300.00
2024年3Q400.00
2024年4Q40
2025年1Q400.00
2025年2Q400.00
2025年4Q80
2026年2Q900.00
2026年4Q1000.00
2027年1Q7114.30

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 11期分

2016年7月期からの11期で、売上は17億円から19億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2016年7月1700
2017年7月2200
静岡県袋井市に静岡営業所(現静岡やらまいかデジタルラボ)を開設
2018年2月1310
2019年2月2410
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2020年2月3021
2021年2月3021
2022年2月3521
2023年2月1511
2024年2月1500
株式会社Triaを連結子会社化
2025年2月1600
2026年2月19000.00

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高19億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金47.4%9億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金52.6%10億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
52.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比7.5pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比12.5pt
-0.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2026年2月期は営業CFが0億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−3億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は10億円で、売上の6.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年2月00104
2020年2月30036
2021年2月105112
2022年2月0−11−113
2023年2月100113
2024年2月00−1012
2025年2月1−3−1−29
2026年2月0−34−310

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2026年2月期の総資産は28億円。このうち返さなくてよい自己資本が12億円で、自己資本比率は38.4%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2016年7月71617.9
2017年7月82620.3
2018年2月82628.0
2019年2月82626.4
2020年2月123925.9
2021年2月1710759.5
2022年2月2011958.3
2023年2月2012861.5
2024年2月1912762.9
2025年2月1812663.7
2026年2月28121638.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
11億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
16億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
36
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中98位あたり、逆に低いのはROE534社中500位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-0.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
38.4%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
18.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,690で、1年前と比べて+52.1%過去52週の値幅のなかでは66%の位置にある。

¥1,690-0.5%1ヶ月+0.0%1年+52.1%時価総額47億円
過去52週の値幅
安値¥1,123高値¥1,980

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)44.0倍
PBR4.34倍
配当利回り1.48%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PERが実績値マイナスのため評価不能だが、予想PER44倍と高く業界平均22.23倍を大幅に上回る。PBR 4.37倍も業界平均2.35倍を上回る。ROEは-0.7%と低収益、無配で配当利回り0%。成長可能性が織り込まれているが、業績低迷が続いており割高感が強い。

指標この会社業種平均
PER (予想)44.0倍
PBR4.34倍3.51倍
ROE-0.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.48%。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
1.48%
いまの株価に対して
配当性向
100.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年2月1549.7
2024年2月2033.3384.6
2025年2月2525.0413.2
2026年2月250.0100.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ4,082人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.4%を占め、残る63.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他49.052.955.757.956.763.1
事業法人42.641.440.539.338.736.4
証券会社6.35.23.11.23.50.4
外国法人1.10.30.20.90.70.1
外国人個人0.10.00.00.10.10.1
金融機関0.90.10.40.60.30.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ディーグラウンド35.76
02原口大輔22.27
03吉田知史3.34
04坂従一也1.09
05ジオコード従業員持株会0.66
06大垣尚治0.34
07小山善光0.31
08唐澤章吾0.30
09大曲文裕0.30
10藤田貴英0.29

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 11期分

1株利益は11期で+100%、1株純資産は11期で−97%。直近期のROEは-0.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2016年7月−90612,003
2017年7月3,57115,57425.9
2018年2月3,97320,85921.3
2019年2月01050.4
2020年2月5214542.2
2021年2月5139217.030.6
2022年2月5143712.313.7
2023年2月304556.718.349.7
2024年2月54421.2135.2384.6
2025年2月64211.4112.9413.2
2026年2月−3386−0.7100.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/2期の役員報酬は総額61百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
原口大輔代表取締役 社長501,622,600
吉田知史専務取締役5893,500
坂従一也取締役 オーガニックマーケティング部長3930,500
新井政樹取締役 Web広告部長344,300
大原茂取締役58600
森崎稔常勤監査役621,700
山本純一監査役575,500
松本武監査役42200

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3444415
監査役1888
社外監査役2663
社外取締役2332

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容5,124字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社2社(株式会社Tria、合同会社ミニマリスティック)により構成され、Webマーケティング事業及びクラウドセールステック事業の2つのセグメントにより事業を展開しております。 なお、各事業の主な内容は以下のとおりであります。 (1)Webマーケティング事業 Webマーケティング事業においては、Webマーケティング領域全般にわたる課題解決を支援する各種サービスを提供しております。インターネット上のマーケティング活動には欠かせないSEO対策、Webサイト制作及びインターネット広告運用等を包括的に提供し顧客のWebマーケティング活動を分析・診断することで、経営課題の解決に寄与する最適なソリューションの実現を支援しております。また、生成AI等の先端技術の普及に伴う検索行動の変化を背景に、AI最適化(AIO:AI Optimization、注1)領域への対応を強化して提供サービスの高度化及び付加価値の向上を推進しております。 ①AI最適化・SEO・Web開発 当社グループは、AI最適化・SEO及びWebサイト開発を一体として提供し、検索流入の最大化とコンバージョン(CV:Conversion、注2)獲得の最適化を支援しております。具体的には、検索意図やユーザー行動の分析に基づくキーワード戦略を策定するとともに、Webサイトの内部構造の最適化等の技術的施策を提供しております。さらに、良質なコンテンツの企画・制作・改善を通じたコンテンツマーケティング(注3)を推進し、UI・UX(ユーザーインターフェース・ユーザーエクスペリエンス、注4、注5)の最適化を図ることで、顧客の成約率向上に寄与しております。加えて、生成AIの普及に対応し、AIによる検索結果や生成回答への最適化を目的とした施策(AIO)を提供しております。 Webサイト制作では、SEO対策やWeb広告運用で培った知見を企画設計段階から活用し、検索エンジン(注6)への適合とブランディングや集客といった顧客の事業目的の実現を両立させるWebサイトを構築する体制を整えております。コーポレートサイト、サービスサイト、採用サイト、ECサイト等の各種Webサイトから広告用のランディングページ、運用型バナー(注7)に至るまで、多種多様な制作実績を有しており、Webサイト公開後の保守運用段階においても、Webアプリケーション(注8)の管理・運用及び更新作業等を代行し継続的な品質維持を支援しております。 ②インターネット広告 当社グループは、2009年よりリスティング広告を中心にインターネット広告全般の運用サービスを提供しております。 リスティング広告(検索連動型広告)は、検索エンジンにおける検索キーワードに連動して広告を表示する手法であり、利用者が広告をクリックした場合にのみ費用が発生するクリック課金型モデルを採用しております。広告の掲載順位は、入札価格(クリック単価、注9)に加え、広告文のクリック率(注10)や、キーワード、広告文、移動先のランディングページ(注11)間の関連性等から算出される広告品質のスコアに基づき決定されます。 当社グループでは、Google LLCやLINEヤフー株式会社、Microsoft Corporation等が提供するリスティング広告やコンテンツ連動型広告(注12)、さらにはSNS広告等の幅広い広告媒体に対応しております。各媒体の特性を熟知した専門スタッフが、これまでの運用知見に基づき高品質なサービスを複合的に提供することで、コンバージョン(CV)獲得の効率化及び顧客の事業成長に寄与しております。 また、運用実績に対する外部評価として、Google LLCが主催する「Google Premier Partner Awards」(注13)において、通算5期(2018年、2019年、2021年、2022年、2023年)にわたりファイナリストに選出されております。また、「Google Partners プログラム」(注14)においては、2022年から2026年まで5年連続で最上位の「Premier Partner」に認定されております。この他、LINEヤフー株式会社からは、2024年より「Sales Partner『Select』」(注15)の認定を受けており、日本マイクロソフト株式会社からは、2026年に「Microsoft 広告パートナープログラム」(注16)において「Select Partner」に認定されるなど、主要プラットフォーマー各社より高い専門性と運用品質を認められております。 (2)クラウドセールステック事業 クラウドセールステック事業においては、働き方改革や生産性向上に貢献するクラウド(注17)業務支援ツールをSaaS(注18)形態で提供しております。開発から販売、導入後のサポートまでを一貫して自社で手がけることにより、顧客ニーズを迅速に提供サービスへ反映させる体制を構築しております。 主な提供サービスは以下のとおりであります。 ①営業支援ツール「ネクストSFA/CRM」 「ネクストSFA/CRM」は、営業活動における見込み顧客の獲得、育成から商談管理、顧客管理に至るまでの一連の営業プロセスを可視化し、蓄積されたデータの分析・活用を可能にするクラウド業務支援ツールであります。現場での使いやすさを追求し、必要な機能を厳選して搭載することで、導入・運用の低コスト化と早期定着を実現しております。 さらに、生成AIをはじめとするAI技術を活用した新機能開発を推進して、蓄積された膨大な商談履歴等をAIが高度に解析し、客観的なデータに基づく精緻な営業戦略の立案を支援する「AI活動レポート」や、音声・簡易メモからAIが内容を要約し、適切な顧客情報への紐づけと自動登録を行う「AI履歴登録機能」などを実装しております。これらにより、単なる営業管理ツールの枠を超え、営業活動全体の質的向上と成果最大化を支援するマーケティング・インテリジェンス・ツールとしての価値提供を行っております。 ②勤怠管理・交通費精算・経費精算ツール「ネクストICカード」 「ネクストICカード」は、交通系ICカードを読み取り機にかざすだけで、勤怠管理、交通費精算及び各種経費精算をワンストップで処理できるクラウド業務支援ツールであります。「ネクストSFA/CRM」と同様に低コストかつ迅速な導入が可能で、直感的でわかりやすいインターフェースにより利用者の事務負担を大幅に削減でき、バックオフィス業務のDX(デジタルトランスフォーメーション、注19)を推進し、全社的な業務効率の改善に寄与しております。 以上のように、当社グループでは、顧客の事業拡大に貢献する「Webマーケティング事業」と業務効率の改善を促進する「クラウドセールステック事業」を展開して、Web上における集客から商談管理(受注)、さらにはバックオフィス業務の効率化に至るまで一社完結で支援する体制を構築しております。これらのソリューション提供を通じて、顧客のDXを推進し、事業活動の最適化及び持続的な成長に寄与しております。 <用語解説> 番号   用語   意味・内容 (注1)   AI最適化   生成AIやAI検索サービスの普及に伴い、AIによる回答生成や検索結果表示において、自社のWebサイトやコンテンツが適切に参照・表示されるようにコンテンツ構造、情報設計、記述内容及びWebサイトの技術構成等を最適化する取り組みであります。 (注2)   コンバージョン   Webサイトにおける最終的な成果(商品の購入、問い合わせ、資料請求等)を意味します。 (注3)   コンテンツマーケティング   顧客及び見込み顧客へ向けて有益な情報を提供し、Webサイトへの訪問件数の増加から認知度や収益の向上等へとつなげるマーケティング施策であります。 (注4)   UI(User Interface)   Webサイト等を利用する際の情報の表示形式や操作性のことであります。 (注5)   UX(User Experience)   Webサイト等を利用して得られる体験や、その心地よさ・充足感等の概念であります。 (注6)   検索エンジン   インターネットに存在する情報(Webサイト、Webページ、画像ファイル等)を検索する機能及びそのプログラムであります。 (注7)   運用型バナー   Webサイト上の広告枠に表示される、画像、イラスト又はアニメーションを用いた広告クリエイティブを指します。配信実績に基づき、画像やテキスト等の要素を継続的に差し替え、最適化を図る手法を伴うことが特徴であります。 (注8)   Webアプリケーション   Webブラウザを通じて利用するソフトウエアのことであり、利用者の操作に応じてサーバー側で動的な処理を行い、情報の検索や登録などの特定の機能を提供するものであります。 (注9)   クリック単価   リスティング広告において、広告が1回クリックされるごとに発生する費用の平均額であり、広告費をクリック数で除した値であります。 (注10)   クリック率   リスティング広告において、広告が表示された回数のうち、クリックされた回数が占める割合であります。 (注11)   ランディングページ   検索サイトに表示された検索結果やインターネット広告等をクリックした際に、最初に表示されるWebサイトのページのことであります。 (注12)   コンテンツ連動型広告   Webページの内容に連動して関連性の高い広告を表示する広告手法であります。 (注13)   Google Premier Partner Awards   Google広告に関する高い運用実績及び専門性を有する広告代理店を表彰する制度であります。なお、2020年度表彰は、コロナ禍の影響により実施されておりません。 (注14)   Google Partners プログラム   顧客ブランド又は顧客の代理として Google 広告アカウントを管理する広告代理店又は第三者企業を対象に、「実績」「広告費用」「認定資格」の各要件に基づきGoogle Partnerとして認定する制度であります。 さらにその中から、「クライアントの成長率」「クライアントの維持率」「サービスの多様化」等の要件に基づき上位3%のパートナー企業は、最上位ステータスの「Premier Partner」に認定されております。 (注15)   LINEヤフー Sales Partner   LINEヤフーが提供するサービスの導入や出稿支援を行う企業を対象に、広告商品やサービスを総合的に活用した広告運用に強みを持ち、豊富な運用知識と運用実績を有すると認められた企業をSales Partnerとして認定する制度であります。認定パートナーは、広告取扱高に応じて「Premier」「Select」「Certified」の3区分に分類されており、当社は「Select」に位置付けられております。 (注16)   Microsoft 広告パートナープログラム   日本マイクロソフト株式会社が優れた実績を持つ広告代理店等を認定・表彰するプログラムであります。広告運用の実績等に応じて「エリート」「セレクト」「パートナー」の3つのクラスに分類され、認定を受けた企業は、同社より技術サポートやマーケティングリソース等の提供を受けることが可能となります。 (注17)   クラウド   クラウドコンピューティングの略語で、インターネット経由で必要な時に必要なだけITシステムを利用する仕組みの総称であります。ソフトウエア、ハードウエアを所有してITシステムを利用することに比べ、ITシステムに関する開発や保守・運用の負担が軽減され、コスト削減につながる技術として普及しております。 (注18)   SaaS(Software as a Service)   ソフトウエアをインターネット経由のサービスとして提供することであります。 (注19)   DX(デジタルトランスフォーメーション)   データ及びデジタル技術を活用して、業務やビジネスモデル等を変革し、企業の競争力向上につなげる取り組みであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題3,157字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「Webマーケティングとセールステックを活用し、顧客、社会にとって有益なサービスを創る。」という企業理念のもと、Webマーケティング事業及びクラウドセールステック事業を中核として、企業の集客から受注・成約に至るまでのプロセスを一社完結で支援する体制の強化に取り組み、世の中になくてはならない会社となることを目指しております。 (2)経営環境 当社グループが主たる事業領域とする国内インターネット広告市場は、2025年には4兆459億円(前年比10.8%増)に達しました。総広告費に占める割合も50.2%と初めて過半数を超え、広告媒体の主軸としての地位を確立しつつあります(出所:「2025年 日本の広告費」株式会社電通)。 また、当社グループがクラウド業務支援ツールをサービス提供する国内SaaS市場においても、労働人口の減少に伴うDX推進やAI技術の普及を背景に、需要は引き続き拡大しており、2029年度には3兆3,975億円規模に達すると予測されております(出所:「ソフトウェアビジネス新市場2025年版」株式会社富士キメラ総研、「SaaS業界レポート2025」スマートキャンプ株式会社)。 (3)経営戦略等 当社グループは、上記(2)に記載した経営環境のもと、安定的かつ継続的な事業拡大を目指し、既存顧客の深耕及び新規顧客の獲得に注力してまいりました。主力事業であるWebマーケティング事業とクラウドセールステック事業を中心に、東京及び大阪を主な拠点として、営業活動と自社のWebマーケティングノウハウの活用を通じた受注強化に取り組みました。 また、AI技術の急速な進展を踏まえ、従来のマーケティング手法の高度化に加え、AI検索環境への対応(AIO/LLMO等)を含む新たなサービスの提供を開始するなど、サービス領域の拡張を進めてまいりました。さらに、社内に専門チームを設置し、AI技術の活用による業務プロセスの効率化及び内製化を推進するとともに、クラウドセールステック領域においても生成AIを活用した機能開発を進めることで、顧客企業の営業活動の高度化及びDX推進への貢献を図ってまいりました。 加えて、当連結会計年度においては、M&Aを通じた非連続な成長戦略を推進いたしました。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループが優先的に対処すべき課題は、以下のとおりであります。 ①Webマーケティングサービスの高度化 当社グループは、インターネット広告運用、SEO対策及びWebサイト制作・改善等の従来のWebマーケティング支援に加えて、AI検索最適化(AIO/LLMO:生成AIを活用した検索結果への表示最適化)にも対応したサービスを提供しております。生成AIの普及に伴う検索行動の変化に対応するため、AI検索最適化領域への対応を強化するとともに、コンテンツ品質の向上、導線設計の最適化、データ分析の高度化を推進してまいります。 また、インターネット広告運用においては、各媒体の自動化機能や最適化技術への対応を進めるとともに、各施策との連携を強化し、運用ノウハウ及びデータ活用の高度化を推進することで、広告効果の最大化及び顧客単価の向上を図ってまいります。 ②クラウド業務支援ツールの競争力強化 クラウド業務支援ツールにおいては、顧客ニーズに即した機能開発の高度化に加え、導入後の活用支援(カスタマーサクセス)の強化により、利用定着の促進及び顧客単価の向上に取り組んでまいります。また、外部サービスとの連携強化を通じて提供価値の拡充を図るとともに、継続課金型ビジネスとしての特性を踏まえ、ストック型収益の安定的な成長及び顧客生涯価値(LTV)の最大化を推進してまいります。 ③多様な販路の確立及び収益基盤の安定化 当社グループは、持続的な成長の実現に向けて、新規顧客の獲得と既存顧客への提供価値の拡大を両立させることが重要であると認識しております。オウンドメディア(注1)の活用やSEOノウハウを通じて、Web経由の受注拡大を図るとともに、既存顧客に対するアップセル(注2)及びクロスセル(注3)を推進し、顧客単価の向上に取り組んでまいります。また、大手企業、代理店及び金融機関等とのアライアンス強化により、販路の多様化を図るとともに、顧客との継続的な関係構築を通じてストック型収益の拡大及び解約率の低減を推進してまいります。 さらに、M&Aを通じたグループ会社の拡充も含め、顧客基盤及びサービスの連携を強化し、シナジー創出による収益力の向上を図ってまいります。 ④認知度の向上及び情報発信力の強化 当社グループ及び提供サービスの認知度向上に向けて、自社Webサイト(コーポレートサイト、各サービスサイト)やオウンドメディアの充実に加え、広報・IR活動の強化、SNSを活用した情報発信及び展示会への出展等を推進してまいります。 また、事業戦略や成長ストーリーを発信し、投資家との建設的な対話を促進することで、中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。 ⑤多様な人材の確保及び組織力の強化 当社グループは、人的資本を重要な経営資源と位置付けております。積極的な採用活動に加え、育成制度の充実、適切な評価制度の整備及び魅力的な報酬体系の構築を通じて、多様な人材を確保し、組織力の強化を図ってまいります。また、業務プロセスの見直しやAIの活用を通じて生産性の向上を推進し、持続的な成長を支える高効率な組織体制の構築に取り組んでまいります。 ⑥グループ経営管理体制の強化及びコーポレート・ガバナンスの強化 当社グループは、当連結会計年度において同業2社(株式会社Tria及び合同会社ミニマリスティック)を子会社化したことに伴い、グループとしての経営管理体制及びコーポレート・ガバナンスの一層の強化に取り組んでまいります。情報セキュリティ体制やリスク管理体制の強化を継続するとともに、社外役員によるモニタリング機能の充実等を通じて、ガバナンスの実効性の一層の向上を図ってまいります。 さらに、M&A後の統合プロセス(PMI:Post Merger Integration)を通じて、子会社の経営管理体制の整備、業務プロセスの標準化及び組織間連携の強化を進め、グループ一体の経営管理体制の早期確立を図ってまいります。 <用語解説> 番号   用語   意味・内容 (注1)   オウンドメディア   自社の商品・サービスの情報発信やブランディング、集客のために企業やブランドが自ら運営するメディア(オンライン媒体)のことであります。 (注2)   アップセル   既存顧客に対して、現在利用しているサービスにおいて、より単価の高い上位モデルに乗り換えること、又は、より利用量を増やすことを促し、顧客単価を上げる販売施策のことであります。 (注3)   クロスセル   既存顧客に対して、現在利用しているサービスと併せて別のサービスの利用を促し、顧客単価を上げる販売施策のことであります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、有益なサービスを提供し続け売上高の拡大に努めると同時に適正な利益を生みだすことが重要であると考えており、売上高及び営業利益を重要な経営指標と位置付けております。
事業等のリスク4,916字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境に関するリスクについて ①インターネット広告市場の動向について 当社グループが事業を展開するインターネット広告市場は、インターネットの普及と技術革新により成長を続けており、インターネット広告市場が総広告費の過半数を占める広告メディアへと成長しております。しかしながら、インターネット広告市場で展開するWebマーケティング事業は、一般的に景気変動や広告主の広告戦略の変化等による影響を受けやすい傾向にあるため、景気や顧客動向に急激な変化がみられる場合には、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②クラウド市場の動向について 当社グループは、クラウド業務支援ツール「ネクストSFA/CRM」(商談管理、顧客管理)、「ネクストICカード」(勤怠管理、経費・交通費精算)をSaaS形態でサービス提供しております。クラウド市場は拡大傾向にあるものの、競争環境の激化や技術動向の変化等により、その成長が鈍化する可能性があります。当社グループは、同市場での事業展開を推進していく方針でありますが、国内外の経済情勢や景気動向等に大きな変化が生じた場合には、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③技術革新について 当社グループを取り巻く事業環境は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展や生成AIの普及により大きく変化しております。特に生成AIの進展に伴い検索行動やマーケティング手法が高度化するなか、当社グループでは、生成AIに代表される最新技術の活用や業界動向の情報収集等に日常的に努めておりますが、これらの変化に適切に対応ができない場合には、競争力が低下し、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④法的規制について 当連結会計年度末現在、当社グループの主力事業であるWebマーケティング事業において直接的な法的規制又は業界の自主規制はありませんが、インターネット広告の広告主等は、広告内容により、「不当景品類及び不当表示防止法」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」、「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針」等の規制を受ける可能性があります。当社グループでは、運用する顧客の広告が各種法的規制に抵触することを避けるため、品質管理規程を定め、具体的な注意点を記したチェックリストを整備し、担当者やその上長が慎重に確認を行うとともに、同分野に専門性を有する弁護士法人と契約し必要に応じて広告審査を依頼する体制を採用しております。また、インターネット関連分野においては、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」、「個人情報の保護に関する法律」等が存在しており、今後、法令等の改正や新たな法令等の制定が行われ既存の法令等の解釈に変更が生じる場合や、法令等に準ずる位置づけで業界の自主規制が制定され、その遵守を要請される場合には、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤競合について 当社グループが事業を展開するインターネット広告市場及びクラウド市場では、競合他社との間で競争状態にあり、競合他社によるサービス改善や新規参入、市場環境の変化等により競争が激化する可能性があります。当社グループでは、引き続き提供サービスの品質改善や競争優位性の維持・向上に努めてまいりますが、競合他社に対するサービス品質等の差別化や競争優位性の確保に十分な対応ができない場合には、販売コストの増加や新規契約獲得件数の鈍化、さらに、既存契約先の解約件数の増加等によって、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業内容に関するリスクについて ①特定の広告媒体社への依存について 当社グループのWebマーケティング事業は、グーグル合同会社、LINEヤフー株式会社及びMeta Platforms, Inc.等が提供する広告媒体に大きく依存しております。当社グループでは、当該広告媒体社との良好な関係の維持・継続には十分留意しておりますが、何らかの事情により当該広告媒体社からの広告枠の提供が滞るような状況となった場合には、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②検索エンジンの寡占状態について 当社グループがWebマーケティング事業において提供する検索エンジンを活用した顧客マーケティング支援サービス(SEO対策)は、主にGoogle等の検索エンジンに依存しております。これらの検索エンジンにおける順位決定の仕組み(アルゴリズム)の更新に当社グループが適切に対応できない場合や、生成AI等を活用した新たな情報検索手法の普及により検索行動が変化し、当社グループが適切に対応できない場合には、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③システムトラブルについて 当社グループは、サーバーを中心とするコンピュータシステムからインターネット環境を介して、顧客に全てのサービスを提供しております。安定的なサービス提供のため当社グループでは、システム強化策の一環として、コンピュータウイルスや外部からの不正な侵入等を抑止するために必要と考えられるセキュリティ対策及びシステムの脆弱性の防御策を講じており、万が一トラブルが発生した場合においても短時間で復旧できる体制の整備に努めております。しかしながら、ソフトウエアの不具合、自然災害、停電、新種のコンピュータウイルスへの感染、継続的に高度化、巧妙化しているサイバー攻撃等の事態により、当社グループの設備又はネットワークに障害が発生した場合には、一定期間サービスの停止を余儀なくされ、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④債権回収について 当社グループは、顧客との取引開始に際し事前に与信調査を行うとともに、取引継続期間中においても定期的に与信判断の更新を行っております。しかしながら、景気動向や経済情勢の急激な変化等により、経営基盤の脆弱な顧客の経営状態が急速に悪化することも考えられます。このような場合には、売上債権の回収が遅延するばかりか、回収不能となり、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤取引の解約について 当社グループは、安定した収益基盤を確立するため、継続取引を中心に事業を展開しており、解約額が新規契約額を上回らない限り、収益が継続して増加するという安定性があります。当社グループの利益計画は、過年度実績を基に一定の解約を見込んで策定しておりますが、競合他社の台頭による競争力の低下や顧客とのトラブル等何らかの要因により、想定を超える解約が発生した場合には、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)事業運営体制に関するリスクについて ①特定人物への依存について 当社の代表取締役社長である原口大輔は、当社の創業者であり、創業以来の最高経営責任者であります。原口大輔は、当社グループが提供するサービスに関して豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定、遂行に極めて重要な役割を果たしております。当社グループでは、幹部職員の拡充、育成及び権限委譲による分業体制の構築等により、経営組織の強化を図り、特定人物に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により原口大輔の業務遂行が困難となった場合には、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②人材の確保及び育成について 当社グループは、事業の持続的な成長を実現するためには、高付加価値のサービスを提供できる人材をより多く確保するとともに、業務効率を継続的に改善していくことが必要であると考えており、積極的な採用活動を継続するとともに、従業員への教育・研修体制の充実・強化を図り、経験の浅い人材の早期戦力化や全社的な生産性の向上、人材の定着に努めております。しかしながら、必要な人材の確保及び育成が計画どおり進まない場合には、競争力の低下や事業拡大の制約要因となり得る可能性があり、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③グループ経営管理体制について 当社グループは、当連結会計年度において同業2社(株式会社Tria及び合同会社ミニマリスティック)を子会社化したことに伴い、グループとしての経営管理体制の整備に取り組んでおります。情報セキュリティ体制やリスク管理体制の強化を継続するとともに、社外役員によるモニタリング機能の充実を通じて、ガバナンスの実効性の向上を図ってまいります。しかしながら、こうしたグループ経営管理体制の構築に遅れが生じた場合には、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④情報管理体制について 当社グループでは、事業遂行上、顧客の機密情報や個人情報を入手し取り扱う機会があり、これらの情報資産を保護するため、情報管理規程を定め、サーバー設備のセキュリティを強化し、また、社内ネットワークや情報機器に適切なセキュリティ手段を構築することによって不正アクセス防止等の措置を講じ、情報管理については日頃より万全を期しております。しかしながら、不測の事態により情報漏洩等の事故が発生した場合には、損害賠償等による予期せぬ費用やレピュテーショナルリスクが発生し、当社グループの事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)その他 ①のれんの減損リスクについて 当社グループは、当連結会計年度より連結決算に移行し、株式会社Tria及び合同会社ミニマリスティックの2社を連結子会社化したことに伴い、連結貸借対照表において、のれん458百万円を資産計上しております。当該のれんについては、買収対象会社の将来の超過収益力を踏まえて計上しておりますが、市場環境の変化や競争環境の激化等により、買収時に想定した事業計画どおりの収益を確保できない場合、又は期待したシナジー効果が発現しない場合には、のれんの減損処理が必要となる可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ②大規模災害による影響について 当社グループでは、地震・台風等の自然災害や事故等が発生した場合に備え、日頃から危機管理対策や復旧対応を速やかに行えるように、防災マニュアルを整備し緊急時に備えた運用体制を整備しております。しかしながら、当社グループの設備の損壊や電力供給の制限等の事態が発生した場合には、当社グループのサービス提供に支障をきたし、事業活動及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、顧客が被災した場合には、その影響を受け、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③訴訟について 当社グループでは、法令違反となるような行為を防止するため、役員及び従業員を対象にコンプライアンス研修を定期的に実施する等して、取引先、従業員、その他第三者との関係において訴訟リスクを低減するよう努めております。しかしながら、システム障害や重大な人為的ミス等の予期せぬトラブルが発生した場合や取引先との間で何らかのトラブルが発生した場合には、これらに起因して訴訟を提起され、損害賠償を請求される可能性があります。かかる訴訟の内容及びその結果、損害賠償の金額によっては、当社グループの社会的信用及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,574字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 当社は、2025年12月12日付で株式会社Tria(以下、「Tria」という。)の株式51%を、また同年12月25日付で合同会社ミニマリスティック(以下、「ミニマリスティック」という。)の持分51%をそれぞれ取得し、両社を連結子会社といたしました。これに伴い、当社は当連結会計年度より連結決算に移行いたしました。 なお、当連結会計年度において新たに連結子会社となったTria及びミニマリスティックについては、両社の決算日が連結決算日と3ヵ月以内の差異であることから、各社の事業年度に係る財務諸表を基礎として連結財務諸表を作成しております。このため、当連結会計年度の連結貸借対照表には両社の資産及び負債を取り込んでおりますが、連結損益計算書には両社の業績を含めておりません。 また、当社は当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との比較分析については記載しておりません。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加等を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価高騰に伴う個人消費への影響に加え、中東情勢の緊迫化や米国の通商政策の動向、為替相場の変動等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。こうした経済情勢のなか、当社グループがWebマーケティング事業を展開する国内インターネット広告市場及びクラウド業務支援ツール関連サービスを展開する国内SaaS市場は、いずれも拡大基調で推移しております。(詳細は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)経営環境」に記載しております。) このような経営環境のなか、当連結会計年度の売上高は1,893,429千円となりました。営業利益は、増収による利益の押し上げに加え、AI活用による業務効率化や一部業務の内製化を通じた費用抑制等が寄与したものの、Tria株式及びミニマリスティック持分の取得に関連して発生したM&Aアドバイザリー費用等を販売費及び一般管理費に計上したことにより、営業損失7,752千円となりました。経常利益は、余剰資金を活用した有価証券投資に係る配当収益及びカード決済に係るキャッシュバック収益等の営業外収益が、営業損失及び株主優待費用等の営業外費用を上回った結果、経常利益19,080千円となりましたが、M&A関連費用を連結上費用計上したことに加え、当該費用について税効果が認識されない影響等により、親会社株主に帰属する当期純損失は7,600千円となりました。 セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。 (Webマーケティング事業) Webマーケティング事業においては、提供サービスの品質向上に引き続き取り組むとともに、AI検索環境への対応やAI技術を活用したWebサイトのセキュリティ診断サービスの提供、自社メディアの強化等に注力いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は1,630,197千円、セグメント利益は435,532千円となりました。 (注)当社グループは、2025年7月より「AI最適化サービス(AIO/LLMO)」の提供を開始しております。これに伴い、同年9月より従来の「オーガニックマーケティング」を「AI最適化・SEO・Web開発」へ、「Web広告」を「インターネット広告」へそれぞれ発展的に改称し、提供サービスの高度化及び領域拡大を図っております。 (クラウドセールステック事業) クラウドセールステック事業においては、顧客に対する導入・定着支援を徹底するとともに、生成AIを活用した新たな機能(名刺管理、議事録の作成・要約、営業活動・商談内容及びその結果の解析・分析・履歴の自動入力等)の開発・提供等を推進し、プロダクトの競争力強化に注力いたしました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は263,231千円、セグメント利益は24,323千円となりました。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は2,811,714千円となりました。 流動資産は1,701,523千円となりました。その主な内訳は、現金及び預金1,055,230千円、売掛金467,544千円で あります。 固定資産は1,110,191千円となりました。その主な内訳は、連結子会社の取得に伴うのれん458,109千円のほか、 投資有価証券386,271千円、差入保証金100,835千円、繰延税金資産62,835千円であります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は1,593,208千円となりました。 流動負債は1,219,794千円となりました。その主な内訳は、買掛金288,501千円、1年内返済予定の長期借入金 255,404千円、未払費用141,338千円、契約負債139,297千円、未払法人税等107,863千円であります。 固定負債は373,413千円となりました。その主な内訳は、長期借入金367,504千円、リース債務2,746千円であり ます。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は1,218,505千円となりました。 その主な内訳は、利益剰余金403,421千円、資本金364,618千円、資本剰余金308,118千円であります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,045,230千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は27,265千円となりました。これは主に、減少要因として売上債権の増加額 104,909千円があった一方で、増加要因として仕入債務の増加額33,851千円、未払費用の増加額26,964千円、減価 償却費23,759千円、契約負債の増加額21,135千円、株主優待引当金の増加額18,301千円があったこと等によるもの であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は333,026千円となりました。これは主に、減少要因として連結の範囲の変更を伴 う子会社株式の取得による支出214,933千円、投資有価証券の取得による支出99,852千円があったこと等によるも のであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果得られた資金は411,131千円となりました。これは主に、減少要因として長期借入金の返済によ る支出115,189千円、配当金の支払額102,800千円があった一方で、増加要因として長期借入れによる収入550,000 千円、短期借入金の純増加額97,502千円があったこと等によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループが提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないことから、記載を省略しております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 受注高 (千円)   前年同期比 (%)   受注残高 (千円)   前年同期比 (%) Webマーケティング事業  (Webサイト制作)   255,918   -   49,167   - (注)当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比については記載しておりません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(千円)   前年同期比(%) Webマーケティング事業   1,630,197   - クラウドセールステック事業   263,231   - 合計   1,893,429   - (注)1.セグメント間の内部振替はありません。 2.当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は総販売実績の100分の10未満であるため記載を省略しております。 3.当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比については記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、1,893,429千円となりました。これは主に、インターネット広告及びクラウドセールステック(ネクストSFA/CRM)の売上が順調に推移したことに加え、AI最適化・SEO・Web開発の受注状況が改善し増収に転じたことによるものであります。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は、916,832千円となりました。これは主に、アフィリエイト広告の自社運用(収益の総額表示)を強化したことに伴い、媒体費が増加したこと等によるものであります。 この結果、当連結会計年度の売上総利益は、976,596千円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、984,349千円となりました。これは主に、Tria株式及びミニマリスティック持分の取得に関連して発生したM&Aアドバイザリー費用等を連結上費用計上したこと等によるものであります。 この結果、当連結会計年度の営業損失は、7,752千円となりました。 (営業外収益、営業外費用及び経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は、63,936千円となりました。これは主に、余剰資金を活用した有価証券投資に係る配当収益及びカード決済に係るキャッシュバック収益等によるものであります。営業外費用は、37,103千円となりました。これは主に、株主優待費用等によるものであります。 この結果、当連結会計年度の経常利益は、19,080千円となりました。 (特別利益、特別損失及び当期純利益) 当連結会計年度の特別損益は発生しておりません。 この結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、19,080千円となりましたが、M&A関連費用を連結上費用計上したことに加え、当該費用について税効果が認識されない影響等により、親会社株主に帰属する当期純損失は、7,600千円となりました。 b.財政状態の分析 当連結会計年度の財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況及びそれらの要因については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの主な資金需要は、広告媒体費、人件費等の販売費及び一般管理費並びにM&A等の成長投資に係るものであります。これらの資金需要については、自己資金及び金融機関からの借入等により調達することを基本方針としております。 なお、資金の流動性については、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、1,045,230千円となっており、また、取引銀行1行と当座貸越契約を締結していることから、必要な流動性を確保しているものと考えております。 ③重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、会計基準の範囲内で、一定の見積りが行われている部分があり、資産・負債、収益・費用の金額に反映されております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 ④経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ⑤経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の分析 当社グループは、売上高及び営業利益を重要な経営指標と位置付けております。 当連結会計年度(第22期)においては、引き続き安定的かつ継続的な事業拡大を目指し、既存顧客の深耕及び新規顧客の獲得に注力してまいりました。主力事業であるWebマーケティング事業とクラウドセールステック事業を中心に、東京及び大阪を主な拠点として、営業活動の強化及び自社のWebマーケティングノウハウの活用を通じて受注拡大に取り組みました。また、AI技術の急速な進展を踏まえ、従来のマーケティング手法の高度化に加え、AI検索環境への対応(AIO/LLMO等)を含む新サービスの提供を開始するなど、サービス領域の拡張を進めるとともに、社内に専門チームを設置し、AI技術の活用による業務プロセスの効率化及び内製化を推進いたしました。加えて、同業2社(Tria及びミニマリスティック)を子会社化し、M&Aを通じた非連続な成長戦略を推進いたしました。 以上の結果、2026年2月期における当社単体の売上高は前期比20.0%の増収となり通期業績予想を上回る結果となりました。また、営業利益についても、積極的な採用活動や販売促進活動の強化等の先行投資を売上高の増加により吸収した結果、通期で黒字化するとともに、通期業績予想を上回る結果となりました。なお、当連結会計年度の連結損益計算書においては営業損失を計上しております。これは、当連結会計年度の連結損益計算書には連結子会社2社の業績を含めていないことに加え、M&A関連費用について、当社の個別財務諸表においては子会社株式の取得原価に含めて資産計上している一方、連結財務諸表上は取得関連費用として販売費及び一般管理費に計上していること等の一時的な要因により、個別業績と連結業績との間で営業利益に差異が生じていることによるものであります。 第23期においては、Webマーケティング事業及びクラウドセールステック事業を中核として、企業の集客から受注・成約に至るまでのプロセスを一社完結で支援する体制の強化に取り組み、さらなる事業拡大を図ってまいります。さらに、M&Aを通じた非連続な成長戦略についても、引き続き推進してまいります。 当連結会計年度の経営指標は次のとおりであります。 当連結会計年度 (自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) 金額(千円)   前年同期比(%) 売上高 営業損失(△)   1,893,429 △7,752   - - (注)当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比については記載しておりません。

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開示資料

出典

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  • 決算説明資料2027年2月期 第1四半期決算補足説明資料2026-07-15

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