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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

プラップジャパン

PRAP Japan,Inc.2449 · Standard · サービス業

PRコンサルティングを核に、デジタルソリューションと海外事業を組み合わせ、包括的なコミュニケーション支援を提供する独立系PR会社

概要

プラップジャパンは、東京都港区に本社を置く老舗PR会社である。1970年の創業以来、企業の広報・IR、危機管理広報、デジタルマーケティングなど、パブリックリレーションズ(PR)を中核としたコミュニケーションサービスを提供する。WPPグループとの提携のもと、国内13社の子会社と中国・シンガポール・タイの海外拠点を有し、日本・アジア市場をカバーする。2025年8月期の連結売上高は74億円、営業利益7億円、従業員378名。東証スタンダード市場に上場する。

3つの事業セグメントで構成される収益構造

プラップジャパンは、2025年8月期より従来の2区分から3区分へ報告セグメントを変更した。コミュニケーションサービス事業が売上高46億9600万円(構成比63.6%)で最大、海外事業が19億800万円(25.8%)、デジタルソリューション事業が7億8300万円(10.6%)と続く。コミュニケーションサービスでは、PRコンサルティング、メディアリレーション、コーポレートコミュニケーション、危機管理広報などを提供。デジタルソリューションでは、デジタル広告運用、SNS運用、Webサイト制作、PR業務のDX化ツールを手掛ける。海外事業は中華圏・東南アジアを中心に、インバウンド・アウトバウンドのPR支援を行う。前年同期比ではコミュニケーションサービス8.4%増、デジタルソリューション17.0%増、海外事業1.3%増と、特にデジタル分野の伸びが大きい。

13社で構成されるグループとWPPとの連携

プラップジャパングループは、2025年8月31日現在、当社と12の連結子会社の計13社で構成される。国内子会社には、人材教育・研修事業の株式会社ブレインズ・カンパニー、デジタルマーケティングの株式会社プレシジョンマーケティング、PR特化型コンサルティングのプラップコンサルティング株式会社などがある。海外では、中国に北京普楽普公共関係顧問有限公司と北京博瑞九如公共関係顧問有限公司、シンガポールにPRAP ASIA PTE.LTD.、タイにPOINTS CREATIVE COMPANY LIMITEDを擁する。2002年には世界最大級の広告・PRグループであるWPP Group Plcと資本・業務提携を締結。WPPのネットワークを活用し、グローバルクライアントへのサービス提供が可能となっている。グループ全体で、PR発想を起点に、デジタル、海外、コンサルティングの各専門性を組み合わせた統合的なコミュニケーションソリューションを提供する。

安定した収益基盤と高水準の自己資本比率

2025年8月期の連結業績は、売上高73億8800万円(前期比7.3%増)、営業利益7億1800万円(同25.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4億7600万円(同110.1%増)と増収増益を達成した。営業利益率は9.7%に改善。過去10年の推移を見ると、売上高は2012年8月期の43億円から2025年8月期の74億円へと拡大傾向にある。2020年8月期には新型コロナウイルス影響で48億円に落ち込んだが、その後回復。純資産は56億円、自己資本比率は76.5%と高水準を維持し、財務の安全性は高い。キャッシュ・フローでは営業活動により5億9700万円の資金を獲得、投資活動に3億1500万円、財務活動に3億6800万円を使用した。配当は年1回実施しており、2025年8月期の1株当たり配当金は45円である。

業界の中での役割は企業・団体向けPR・広報コンサルティングサービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
74億円
営業利益
7億円
営業利益率
9.5%
純利益
5億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/8
事業売上構成比利益利益率
コミュニケーションサービス事業47億円63.5%6億円12.8%
海外事業19億円25.7%1億円5.3%
デジタルソリューション事業8億円10.8%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01企業・団体(コミュニケーション)主力

PRコンサルティング、メディアリレーション、コーポレートコミュニケーション、マーケティングコミュニケーション、インターナルコミュニケーション、イベントコミュニケーション、パブリック・アクセプタンス、危機管理広報コンサルティング、メディアトレーニングなど、幅広いPRサービスを提供。

主な製品・サービス8
PRコンサルティング
データ分析に基づき、戦略的なPRストーリー構築やメッセージ開発を行う。
メディアリレーション
クライアントとメディアとの信頼関係構築を支援する。
コーポレートコミュニケーション
企業戦略やトップの意思をステークホルダーに伝える。
マーケティングコミュニケーション
商品・サービスの認知拡大とブランド力向上を支援する。
インターナルコミュニケーション
組織内の情報流通を促進し、業務活性化を図る。
インバウンドプロモーション
訪日外国人向けの情報発信から購買支援まで行う。
イベントコミュニケーション
記者会見やイベントの演出・運営を支援する。
パブリック・アクセプタンス
環境問題など公共性の高いテーマで合意形成を支援する。

02企業・団体(デジタル)準主力

デジタル広告運用、ソーシャルメディア運用、動画・Webサイト制作などのデジタルクリエイティブ、PR業務を自動化するクラウドサービスを提供。

主な製品・サービス5
デジタルコミュニケーション戦略
オンラインメディアやSNSを活用したPR戦略を企画立案する。
ソーシャルメディア運用
SNSを活用したマーケティング活動を支援する。
デジタル広告運用
効果的なインターネット広告の運用を支援する。
デジタルクリエイティブ制作
プロモーション動画、バナー広告、Webサイトなどの制作を手掛ける。
広報PR業務DX化ツール
リリース作成から配信、クリッピングまでを自動化するクラウドサービス。

03海外市場・訪日外国人副次

中華圏・東南アジアを中心に、インバウンドPRやアウトバウンドPRを提供。多言語対応の専門チームが現地の文化・メディア事情に基づいたコミュニケーション施策を展開。

主な製品・サービス2
インバウンドPR
訪日客向けの観光・商業情報を効果的に発信するためのサービス。
アウトバウンドPR
海外市場向けに企業・団体のPR活動をコンサルティングする。

製品と技術

PRコンサルティングとメディアリレーションを核とするコア事業

プラップジャパンの最古のサービスは、PRコンサルティングである。クライアントのコミュニケーション課題を調査・分析し、戦略的なストーリー構築とメッセージ開発を行う。メディアリレーションでは、新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・WEB媒体との関係構築を通じて、クライアントの情報を適切に発信する。さらに、コーポレートコミュニケーションでは企業戦略のステークホルダーへの伝達、マーケティングコミュニケーションでは商品・サービスの認知拡大と購買促進を図る。インターナルコミュニケーションでは組織内情報流通の活性化を支援する。これらのサービスは、PR発想と呼ばれる「社会や生活者の課題にクライアントの事業がどう貢献できるかを語る」手法に基づく。同社は1970年の創業以来、この分野で多くの実績を積み、看板サービスとして位置づけている。

危機管理広報とメディアトレーニングで企業リスクに対応

プラップジャパンは、危機管理広報コンサルティングに強みを持つ。クライアントが直面する可能性のある事故・事件などのリスク要因を抽出・分析し、危機対応マニュアルの作成やシミュレーショントレーニングを実施する。実際のクライシス発生時には、メディア対応を含む適切なコミュニケーションをサポートする。また、メディアトレーニングでは、企業トップや広報担当者を対象に、インタビューや記者会見でのコミュニケーションスキル向上を図る。クライシス対応、IRコミュニケーション、SDGs関連発表など、様々なシチュエーションを想定した実践的なトレーニングを提供する。これらのサービスは、企業が社会的信用を維持し、ブランド価値を毀損しないための重要な柱となっている。

デジタル広告・SNS運用・クリエイティブ制作のワンストップ提供

デジタルソリューション事業では、デジタルコミュニケーション戦略の策定から執行までを手掛ける。ソーシャルメディア運用では、情報拡散力の高いSNSを活用し、商品・サービスの認知・理解を促進。デジタル広告運用では、最先端のテクノロジーを用いて優良顧客の獲得を最大化する。また、プロモーション動画やバナー広告、Webサイト・ランディングページの制作など、デジタルクリエイティブもグループ内で対応可能。さらに、広報PR業務のDX化を支援する「広報PR活動DX化ツール」を開発・提供しており、リリース作成から配信・クリッピングまでを一つのプラットフォームで自動化するクラウドサービスを展開している。これにより、従来のPRとデジタルマーケティングの垣根を越えたサービスを実現している。

中華圏・東南アジアを対象としたインバウンド・アウトバウンドPR

海外事業では、多言語対応可能な外国籍スタッフを含む専門チームが、中華圏・東南アジアを中心にインバウンド・アウトバウンドのPR支援を提供する。インバウンドPRでは、訪日客向けの観光・商業情報を現地メディアやインフルエンサーを通じて効果的に発信。アウトバウンドPRでは、海外市場に進出する日本企業や日本市場に参入する海外企業に対し、現地の文化・言語・メディア事情に精通したスタッフが、政府機関・メディア・企業・生活者への適切な情報発信をコンサルティングする。シンガポール、タイ、中国に現地法人を持ち、各国の特性に合わせた施策を展開。同社の海外売上高は2025年8月期に19億円に達し、全社売上の約26%を占める成長セグメントとなっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

PR業界で小規模、収益性は向上

プラップジャパンはサービス業、特に広報・PR業界に属し、同業他社と比較して売上高は100億円未満と小規模。しかし、営業利益率は2024/8期に8.7%、2025/8期に9.46%と、同業のジンジブやイシンなどと比較して高い水準を維持。特定分野での専門性と効率的な事業運営により、収益性を確保。業界中小規模ながら、独自のポジションを築いている。

強み

  • 営業利益率9%超とサービス業平均を上回る。効率的なコスト管理と高付加価値サービスを提供。
  • PR・広報に特化し、専門知識とノウハウを有する。同業他社との差別化に成功。
  • 売上高が2023/8期から2025/8期にかけて安定成長。堅調な需要に支えられる。
  • 主要顧客との長期取引関係を構築し、安定収入を確保。

課題

  • 売上高100億円未満で同業他社に比べ規模が小さく、大規模案件の受注に課題。
  • PR市場は競争が激しく、価格競争に陥るリスク。差別化戦略が必須。
  • PRは人材に依存する業界。人材の確保・育成が成長の鍵を握る。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がプラップジャパン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
12183リニカル51億円
26543日宣50億円7.1倍
39219ギックス50億円
42454オールアバウト50億円
52449プラップジャパン49億円9.9倍
62304CSSホールディングス49億円6.8倍
72179成学社48億円7.8倍
82375ギグワークス48億円25.4倍
99259タカヨシホールディングス48億円9.9倍
105870ナルネットコミュニケーションズ47億円9.3倍
117357ジオコード47億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

東京都港区南青山でPR会社として創業した1970年

1970年9月、プラップジャパンは東京都港区南青山に資本金1000千円で設立された。当時、日本ではPR(パブリックリレーションズ)の専門会社はまだ少なく、同社は先駆者的存在として、企業の広報活動を支援する事業を開始した。1974年3月には株式会社新教育社(後の株式会社ブレインズ・カンパニー)を設立し、発行体との関係構築や教育関連のコミュニケーション支援に乗り出した。この子会社設立は、後にグループ内で人材育成や研修サービスを提供する基盤となる。創業から1990年代後半にかけて、同社はメディアリレーション、コーポレートコミュニケーション、危機管理広報の分野で実績を蓄積し、外資系企業や国内大手企業を中心に顧客基盤を拡大した。

北京進出とWPPグループとの資本提携

1997年12月、プラップジャパンは中国北京市に北京普楽普公共関係策劃有限公司(後の北京普楽普公共関係顧問有限公司)を設立し、海外進出の第一歩を踏み出した。これは中国市場におけるPR需要の高まりを見越した戦略である。その後、2002年1月には世界最大級の広告・PRグループであるWPP Group Plcと資本提携および「Principles of Partnership」を締結。これにより、WPPのグローバルネットワークを活用できるようになり、多国籍企業の日本市場参入や日系企業の海外展開を支援する体制を整えた。2006年11月には北京子会社の株式を追加取得し議決権60%を保有、連結子会社化した。これにより中国事業の経営基盤を固め、日系クライアントの中国PR支援を本格化させた。

株式上場とM&Aによるグループ拡大

2005年7月、プラップジャパンは株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場した。上場資金を活用し、2009年3月には株式会社旭エージェンシーの全株式を取得、同年12月には子会社のブレインズ・カンパニーを通じて中国北京博瑞九如公共関係顧問有限公司を子会社化した。これにより、国内の広告代理店機能と中国市場でのプレゼンスを強化。2010年には大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、2011年12月には本社を東京都港区赤坂1丁目に移転した。上場後の数年間は、既存事業の拡大とM&Aを通じてグループの規模とサービス範囲を拡大する時期であり、2012年8月期の売上高は43億円に達した。

アジア拠点拡充とデジタル領域への本格参入

2018年6月、プラップジャパンはシンガポールにPRAP SINGAPORE PTE.LTD.(後のPRAP ASIA PTE.LTD.)を設立し、東南アジア市場への本格進出を開始した。2020年2月には同子会社がシンガポールのPOINTS. SG PTE. LTD.(後のPRAP POINTS Singapore PTE. LTD.)の株式51%を取得、さらにその子会社として株式会社ポインツジャパンを傘下に収めた。同年3月にはプラップノード株式会社、5月には株式会社トランスコネクトを設立し、デジタルマーケティングやPRテクノロジー分野を強化。9月には株式会社プレシジョンマーケティングを買収し、デジタル広告運用能力を獲得した。2021年3月にはシンガポールのWILD ADVERTISING & MARKETING PTE. LTD.を子会社化、同年9月にはプラップコンサルティング株式会社を設立し、コンサルティングサービスを拡充した。

市場区分変更とグループ再編による新たなステージ

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、プラップジャパンの株式はJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行した。同年6月には本社を現在の東京都港区赤坂9丁目に移転。2024年4月にはタイにPOINTS CREATIVE COMPANY LIMITEDを設立し、東南アジアでの事業基盤をさらに強化。2025年8月期の連結売上高は74億円に達した。2025年9月には、国内子会社の株式会社ブレインズ・カンパニーを存続会社として株式会社旭エージェンシーを吸収合併し、グループ経営の効率化を図った。同社は現在、PRを起点としてデータ活用とデジタル技術を融合させ、日本・アジアでのコミュニケーションコンサルティンググループへの進化を目指している。

年表24件を開く

1970年代

  • 1970年9月創業株式会社プラップジャパン(資本金1,000千円)を東京都港区南青山に設立
  • 1974年3月株式会社新教育社(現 株式会社ブレインズ・カンパニー)を設立(現 連結子会社)

1990年代

  • 1997年12月創業中国北京に北京普楽普公共関係策劃有限公司(現 北京普楽普公共関係顧問有限公司)を設立

2000年代

  • 2002年1月WPP Group Plc.と資本及び「Principles of Partnership」を締結
  • 2005年7月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2006年11月M&A北京普楽普公共関係顧問有限公司の株式取得及び増資引受により議決権60%を保有し、連結子会社化
  • 2009年3月M&A株式会社旭エージェンシーの株式取得により議決権100%を保有し、連結子会社化
  • 2009年12月M&A株式会社ブレインズ・カンパニーが北京博瑞九如公共関係顧問有限公司の株式取得により議決権60%を保有し、連結子会社化

2010年代

  • 2010年4月上場株式会社ジャスダック証券取引所と株式会社大阪証券取引所の合併に伴い、株式会社大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所JASDAQ市場、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、当社株式は「大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)」に上場
  • 2011年12月本社を東京都港区赤坂1丁目に移転
  • 2013年7月上場株式会社大阪証券取引所と株式会社東京証券取引所グループの合併に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2018年6月M&APRAP SINGAPORE PTE.LTD.(現 PRAP ASIA PTE.LTD.)の新規設立により議決権100%を保有し、連結子会社化

2020年代

  • 2020年2月M&APRAP ASIA PTE.LTD.がPOINTS. SG PTE. LTD.(現 PRAP POINTS Singapore PTE. LTD.)の株式取得により議決権51%を保有し、連結子会社化 当該企業は、子会社として株式会社ポインツジャパンの株式の100%を所有
  • 2020年3月M&Aプラップノード株式会社の新規設立により議決権86%を保有し、連結子会社化
  • 2020年5月M&A株式会社トランスコネクトの新規設立により議決権100%を保有し、連結子会社化
  • 2020年9月M&A株式会社プレシジョンマーケティングの株式取得により議決権92%を保有し、連結子会社化
  • 2021年3月M&APRAP ASIA PTE.LTD.がWILD ADVERTISING & MARKETING PTE. LTD.の株式取得により議決権80%を保有し、連結子会社化
  • 2021年9月M&Aプラップコンサルティング株式会社の新規設立により議決権100%を保有し、連結子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場に移行
  • 2022年6月本社を東京都港区赤坂9丁目に移転
  • 2024年4月創業PRAP POINTS Singapore PTE. LTD.がPOINTS CREATIVE COMPANY LIMITEDの新規設立により議決権100%を保有
  • 2025年8月M&APOINTS CREATIVE COMPANY LIMITEDが事業開始に伴い連結子会社化
  • 2025年9月M&A株式会社ブレインズ・カンパニーを存続会社とし、株式会社旭エージェンシーを吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率(ROE)8.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    PR起点のデータ活用コンサルティングへの進化

    従来のPR業務から脱却し、データを活用して広報PR、経営、マーケティング領域の課題を解決するコミュニケーションコンサルティンググループへと進化する。既存事業の深化と新サービス開発、提供範囲の拡大を図る。

  2. 02

    広報PR領域の専門性強化と国際展開

    ヘルスケア、IT業界向けPRサービスの拡販に加え、訪日外国人プロモーション、海外進出企業向けの国境を越えたコミュニケーションサービスを強化する。

  3. 03

    経営・マーケティング領域のサービス拡充

    サステナビリティPRや危機管理広報に加え、IR・HR関連コミュニケーション、ブランディング・セールスアクティベーション支援など、経営・マーケティング領域のサービスを拡充する。

  4. 04

    M&Aとテクノロジー投資による事業基盤強化

    国内外で事業シナジーが見込めるM&Aを推進するとともに、AI等のテクノロジー投資を促進し、蓄積データを活用して生産性向上と新サービス開発を目指す。

  5. 05

    人的資本経営による社員エンゲージメント向上

    優秀人材の確保・育成、市場競争力のある給与水準、柔軟な働き方の実現により、社員と会社が共に成長する関係を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で378人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は662万円で、9期前と比べて+10.4%平均年齢は36.3歳、平均勤続年数は8.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月289
2017年8月293
2018年8月283
2019年8月59936.36.9275
2020年8月57136.26.5273
2021年8月58835.97.0332
2022年8月55235.97.2345
2023年8月62136.68.3339
2024年8月64837.49.2353170
2025年8月66236.38.7378185

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率43.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 0 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
プラップノード㈱ 本社 — 東京都中央区162百万円
デジタルソリューション事業
本社 — 東京都港区124百万円
コミュニケーションサービス事業
㈱プレシジョンマーケティング 本社 — 東京都新宿区6百万円
デジタルソリューション事業
PRAP POINTS Singapore PTE. LTD. 本社 — SINGAPORE6百万円
海外事業
WILD ADVERTISING & MARKETING PTE. LTD. 本社 — SINGAPORE6百万円
海外事業
プラップコンサルティング㈱ 本社 — 東京都港区5百万円
コミュニケーションサービス事業
POINTS CREATIVE COMPANY LIMITED 本社 — VIETNAM3百万円
海外事業
北京普楽普公共関係顧問有限公司 本社 — 中国北京市2百万円
海外事業
㈱ブレインズ・カンパニー 本社 — 東京都中央区1百万円
コミュニケーションサービス事業
北京博瑞九如公共関係顧問有限公司 本社 — 中国北京市1百万円
海外事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    WPP Group Plc.
    LONDON UK · その他の関係会社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    「新型コロナウイルス感染症のワクチン広報プロジェクト」業務一式
    厚生労働省 · 2021-07-26
    6,363万円
  • 調達
    令和6年度エネルギー需給構造高度化対策調査等事業(エネルギーに関する情報提供コンテンツ作成)
    経済産業省 · 2024-03-08
    2,300万円
  • 調達
    平成30年度エネルギー戦略立案のための調査・エネルギー教育等の推進事業(エネルギーに関する情報提供コンテンツ作成)
    経済産業省 · 2018-03-29
    2,200万円
  • 調達
    平成31年度エネルギー需給構造高度化対策に関する調査等委託事業(エネルギーに関する情報提供コンテンツ作成)
    経済産業省 · 2019-03-13
    2,143万円
  • 調達
    令和7年度エネルギー需給構造高度化対策調査等事業(エネルギーに関する情報提供コンテンツ作成)
    経済産業省 · 2025-03-05
    1,999万円
  • 調達
    令和2年度エネルギー需給構造高度化対策に関する調査等事業(エネルギーに関する情報提供コンテンツ作成)
    経済産業省 · 2020-03-13
    1,948万円
  • 調達
    令和3年度エネルギー需給構造高度化対策に関する調査等事業(エネルギーに関する情報提供コンテンツ作成)
    経済産業省 · 2021-03-11
    1,879万円
  • 調達
    平成29年度エネルギー戦略立案のための調査・エネルギー教育等の推進事業(エネルギーに関する情報提供コンテンツ作成)
    経済産業省 · 2017-06-26
    1,208万円
  • 調達
    予防接種・ワクチンに関する広報分析等業務一式
    厚生労働省 · 2025-08-04
    1,175万円
  • 調達
    【関東地方整備局 関東技術事務所】H29建設技術展示館リニューアル業務
    国土交通省 · 2017-09-26
    480万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は74億円営業利益7億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.2%、利益が+16.7%。

売上高
+7.2%
74億円
営業利益
+16.7%
7億円
純利益
+150.0%
5億円
営業利益率
9.5%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高81億円74億円
営業利益8億円7億円
純利益5億円5億円
1株あたり配当¥41¥41

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は20億円、営業利益は2億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+25.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q16212.52
2023年4Q160
2024年1Q1516.70
2024年2Q1915.31
2024年3Q16212.50
2024年4Q19210.51
2025年2Q3638.32
2025年4Q38410.53
2026年2Q3638.32
2026年3Q20210.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は43億円から74億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は9.5%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月4342
株式会社大阪証券取引所と株式会社東京証券取引所グループの合併に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年8月4863
2014年8月5573
2015年8月5474
2016年8月5474
2017年8月6684
PRAP SINGAPORE PTE.LTD.(現 PRAP ASIA PTE.LTD.)の新規設立により議決権100%を保有し、連結子会社化
2018年8月6895
2019年8月6174
PRAP ASIA PTE.LTD.がPOINTS. SG PTE. LTD.(現 PRAP POINTS Singapore PTE. LTD.)の株式取得により議決権51%を保有し、連結子会社化 当該企業は、子会社として株式会社ポインツジャパンの株式の100%を所有
2020年8月4832
PRAP ASIA PTE.LTD.がWILD ADVERTISING & MARKETING PTE. LTD.の株式取得により議決権80%を保有し、連結子会社化
2021年8月8231
2022年8月6342
2023年8月6674
PRAP POINTS Singapore PTE. LTD.がPOINTS CREATIVE COMPANY LIMITEDの新規設立により議決権100%を保有
2024年8月69668.72
POINTS CREATIVE COMPANY LIMITEDが事業開始に伴い連結子会社化
2025年8月74779.55

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高74億円のうち、営業利益として残るのは7億円9.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の6.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.2%46億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.4%21億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.5%7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.9pt
9.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.7pt
6.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.8pt
9.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
18.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが6億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は43億円で、売上の7.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月4−1−1317
2013年8月41−2520
2014年8月30−1321
2015年8月50−3523
2016年8月40−2425
2017年8月40−2427
2018年8月50−2529
2019年8月70−2734
2020年8月30−1335
2021年8月2−7−3−527
2022年8月412535
2023年8月80−2841
2024年8月50−3544
2025年8月6−3−4343

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は70億円。このうち返さなくてよい自己資本が56億円で、自己資本比率は76.5%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月36231363.1
2013年8月42261661.0
2014年8月43291465.1
2015年8月44321271.0
2016年8月46341271.6
2017年8月51371471.8
2018年8月56411571.5
2019年8月54431179.7
2020年8月5244882.0
2021年8月59441571.4
2022年8月64491573.2
2023年8月69531673.3
2024年8月70541673.8
2025年8月70561476.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
43億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
45億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
14億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
89
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率19 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中75位あたり、逆に低いのはROE534社中337位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.0%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.5%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,046で、1年前と比べて+0.7%過去52週の値幅のなかでは17%の位置にある。

¥1,046+0.0%1ヶ月-0.6%1年+0.7%時価総額49億円
過去52週の値幅
安値¥1,009高値¥1,224

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.9倍
PER (会社予想)9.2倍
PBR0.84倍
配当利回り3.92%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日移動平均線(1065円)を上回り、75日線(1063円)も上回る堅調さです。1ヶ月で+4.5%上昇し、RSIは66.1とやや買われ過ぎ圏にあります。ただし52週高値1224円からは-10.5%下落しており、戻り途上にあります。出来高は7/30に10,500株と増加しました。短期的な上昇トレンドが続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは10.33倍で業界平均22.50倍を大幅に下回り、予想PERも9.7倍と低い。PBRは0.88倍と1倍割れで、業界平均3.17倍と比べて割安。ROEは9%と良好で、配当利回り3.74%は業界平均2.73%を上回る。売上高は増加、営業利益率も改善傾向。ただし、直近の純利益は変動が大きいが、全体的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.9倍23.4倍
PER (予想)9.2倍
PBR0.84倍3.51倍
ROE9.0%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

PR業界は市場そのものは拡大傾向だが、競争も激化。強気派は、企業のコンプライアンス意識向上やIR需要の高まりで、専門性の高いPR会社の需要が増えるとみる。弱気派は、内製化やデジタルマーケティング企業の参入でシェアが侵食される可能性を指摘。

プラスに働く材料7
  • 需要拡大

    コーポレートガバナンス強化でIR・広報の重要性が増している

  • 安定収益基盤

    リテーナー収入が中心で、景気変動の影響を受けにくい

  • グローバル強み

    外資系ネットワークを活用し、海外企業の日本進出を支援

  • 売上高が3年連続増加、持続的な成長通年影響

    売上高は2023年度66億円→2024年度69億円→2025年度74億円と増加。成長基調

  • 営業利益率が改善、収益性向上決算発表後影響

    営業利益率は2024年度8.7%→2025年度9.46%に改善し、営業利益7億円

  • 純利益が2倍超に増加決算発表後影響

    純利益は2024年度2億円→2025年度5億円に増加、増益率150%

  • 外国人持株比率22.7%と高水準、増加余地も継続影響

    外国人持株比率は22.7%と高く、更なる買い増しで需給改善

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    広告会社やコンサルもPR事業に参入し、競争が厳しい

  • 人材依存

    優秀な人材の確保・育成が成長の鍵だが、流動性も高い

  • 成長鈍化

    売上高は3年間で約10%増だが、利益は横ばいで伸び悩む

  • 純利益の年度変動が大きく減益リスク通年影響

    純利益は2023年度4億円→2024年度2億円→2025年度5億円と変動、再び減益の恐れ

  • ROE 9%と低くPBR低位が継続継続影響

    ROE 9%、PBR 0.877倍と1倍割れ。資本効率の低さがPBR低位の要因

  • 高配当も減配リスク決算発表後影響

    配当利回り3.74%と高いが、利益変動が大きいため減配のリスク

  • 時価総額51億円と小型、売買高が薄い継続影響

    時価総額51億円と小型、出来高が少なく売買で株価が変動しやすい

次の決算で確かめる点
リテーナー契約数
安定収益の源泉であり、既存顧客の維持状況を示す
売上高伸び率
市場シェアの拡大や新規顧客獲得のペースを確認
1人当たり売上
人材生産性の指標で、収益性の向上に直結する

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり41で、前期から+2.5%いまの株価に対する利回りは3.92%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥41
1株あたり
配当利回り
3.92%
いまの株価に対して
配当性向
35.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月3336.5
2017年8月356.135.4
2018年8月375.731.1
2019年8月395.438.4
2020年8月402.650.3
2021年8月400.069.1
2022年8月400.0189.7
2023年8月400.044.7
2024年8月400.049.0
2025年8月412.535.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥41

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ2,259人。区分でいちばん多いのは個人・その他70.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が5.1%を占め、残る94.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他62.163.864.068.973.870.6
外国法人22.520.420.520.622.522.6
自己株式14.615.37.36.35.65.1
事業法人10.211.010.84.31.54.1
証券会社0.30.30.50.70.81.6
金融機関4.84.44.25.51.51.0
外国人個人0.00.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01Cavendish Square Holding B.V.(常任代理人 VML&Ogilvy Japan合同会社)19.98
02矢島 婦美子18.91
03野村 しのぶ8.42
04矢島 さやか7.84
05鈴木 勇夫3.01
06上田八木短資株式会社2.52
07INTERACTIVE BROKERSLLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社 代表取締役 ケリガン ダニエル)1.67
08関谷 幸平1.33
09小山 純子1.26
10プラップジャパン従業員持株会1.11

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+101%、1株純資産は14期で+110%。直近期のROEは9.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月545759.612.147.1
2013年8月7964012.915.940.9
2014年8月8069712.012.742.3
2015年8月9877713.310.834.7
2016年8月9582811.810.436.5
2017年8月11090812.715.035.4
2018年8月1351,00714.111.631.1
2019年8月1021,0679.814.538.4
2020年8月441,0714.131.250.3
2021年8月351,0653.338.169.1
2022年8月391,0813.526.5189.7
2023年8月1001,1459.010.744.7
2024年8月511,1684.518.649.0
2025年8月1071,2089.010.235.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/8期の役員報酬は総額165百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
鈴木勇夫代表取締役社長61141,000
吉宮拓取締役 コミュニケーション・サービス統括本部本部長5621,000
三輪一生取締役 コミュニケーション・サービス統括本部統括副本部長486,000
矢島さやか取締役(非常勤)55367,000
椎名礼雄取締役(非常勤)52
青山直人スタンリー取締役(非常勤)65
山﨑俊彦取締役(非常勤)49
飛澤正人監査役(常勤)6614,000
柴田千尋監査役(非常勤)42
笠野さち子監査役(非常勤)49
野口由美子監査役(非常勤)48

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7921410615
社外取締役623234
社外取締役416164
監査役313134
社外監査役2774

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,957字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは2025年8月31日現在、当社及び連結子会社の株式会社ブレインズ・カンパニー、株式会社旭エージェンシー、プラップコンサルティング株式会社、株式会社トランスコネクト、プラップノード株式会社、株式会社プレシジョンマーケティング、北京普楽普公共関係顧問有限公司、北京博瑞九如公共関係顧問有限公司、PRAP ASIA PTE.LTD.、PRAP POINTS Singapore PTE. LTD.、POINTS CREATIVE COMPANY LIMITED、 株 式 会 社 ポ イ ン ツ ジ ャ パ ン、WILDADVERTISING & MARKETING PTE.LTD.の計13社で構成されております。 当社グループの事業セグメントは、これまでコミュニケーションサービス事業とデジタルソリューション事業の2区分としていたセグメントを当連結会計年度より海外事業を加えた3区分に変更しました。 当社が創業以来サービス提供しているPRコンサルティングを軸に、デジタルサービスを含め、グループ各社が有する様々なコミュニケーションサービスを、包括的な視点から有機的に結びつけ、クライアントのコミュニケーション活動に関わる課題を解決しております。当社グループでは、クライアントの社会的価値を高めるPR発想のコミュニケーションサービス事業を展開しております。 PRとは、Public Relationsの略で、企業や団体が社会との良好な関係を構築するための活動を意味します。社会や生活者が抱える課題に、クライアントの事業やサービスがどのように貢献できるのかを語り、これからの世の中や日々の生活に欠かせない存在として共感を得るコミュニケーション活動です。 メディア(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・WEB媒体)等との関係性を構築するメディアリレーション活動や、それらの媒体を通じて情報をステークホルダーへ伝えるパブリシティ活動といった伝統的なPR活動に加え、デジタルを活用した新たなサービスを拡充しております。 デジタルソリューション事業では、デジタル広告やソーシャルメディアの運用から、動画・バナー・WEBサイト制作などのクリエイティブ業務まで、デジタルプロモーションに関するサービスをグループ内で提供可能です。海外事業では、多言語対応可能な外国籍スタッフを含む専門チームが中華圏・東南アジアを中心にインバウンド・アウトバウンドマーケティングを支援し、現地の文化・言語・メディア事情に基づいた効果的な施策を展開します。 当社グループでは、PR発想で開発したストーリーを、グループ各社が有する専門性を活かし、様々なサービス・手法を組み合わせて、総合的なコミュニケーション・コンサルティングを提供しております。 [イメージ図] 当社の主なサービス項目別業務内容は以下のとおりであります。 サービス項目   業務内容 ○コミュニケーションサービス ・PRコンサルティング   各種調査・分析などデータに基づいてコミュニケーション課題を抽出し、戦略的なPRストーリー構築やメッセージ開発を行います。 ・メディアリレーション   メディアにとって最適な形で情報発信をすることで、クライアントとメディアとの信頼関係を築き上げるための活動です。 ・コーポレートコミュニケーション   クライアントの企業戦略やトップの意思をステークホルダーに正しく伝え、クライアントの社会的価値を高めます。 ・マーケティングコミュニケーション   クライアントの商品やサービスについてターゲット層の認知を拡大し、ブランド力を高め購買につなげます。 ・インターナルコミュニケーション   クライアントの組織内における円滑な情報流通を促進することで、組織内の融和を図る一方、情報の共有化によりビジネス活動の活性化を図るためのPR活動です。 ・インバウンドプロモーション   観光・商業情報を中心に訪日外国人向けの情報発信から購買につなげる施策まで包括的にサポートします。 ・イベントコミュニケーション   記者会見や芸能イベント、少人数のセミナーや試食会にいたるまで、話題化を意識して、メディア露出につなげるよう演出からプレゼンテーション内容まで支援します。 ・パブリック・アクセプタンス   環境問題や公共インフラの整備など、立場や地域差による様々な利害の対立を調整し、最適なコンセンサスを導き出す活動です。 ・危機管理広報コンサルティング   クライアントが直面するであろう事故や事件等のリスク要因の抽出、分析から危機対応マニュアルの作成、シミュレーション・トレーニングの実施、そして実際に起きてしまったクライシスの際のメディア対応まで、クライシスから企業を守るための適切なコミュニケーション対応全般をサポートする活動です。 ・メディアトレーニング   企業トップを対象に行うコミュニケーションスキル向上のためのトレーニングです。クライシス対応、IRコミュニケーション、SDGs関連発表など、様々なケースを想定した実践さながらのトレーニングを提供します。 ○デジタルソリューション ・デジタルコミュニケーション   オンラインメディアやソーシャルメディアといったインターネットメディアにおいてクライアントの情報が効果的に取り上げられるようなPR戦略を企画立案するコンサルティング業務です。 ・ソーシャルメディア運用   情報拡散力が高いSNSを活用し、クライアントの商品やサービスの認知・理解を促進するためのマーケティング活動です。 ・デジタル広告運用   最先端のテクノロジーを活用し、クライアントの優良な顧客を最大化するため、効果的なインターネット広告運用を行います。 ・デジタルクリエイティブ   プロモーション動画やバナー広告素材、WEBサイトやLP制作など、デジタル広告運用をより効率化するために必要なクリエイティブをターゲットや媒体に合わせて制作します。 ・広報PR活動DX化ツール   リリース作成から配信・クリッピングまで、あらゆる広報・PR業務をひとつのプラットフォームで自動化できるPRのオールインワンクラウドサービスの開発およびサービスを提供します。 ○海外 ・インバウンドPR   多言語対応可能な外国籍スタッフを含む専門チームが、中華圏・東南アジアを中心としたインバウンドマーケティングを支援します。各国で異なる文化・政治的背景、メディア事情、消費行動に関する知見をもとに、現地メディアやインフルエンサーを活用した幅広い施策を提案し、訪日客向けの観光・商業情報を効果的に発信するためのコミュニケーションサービスを提供いたします。 ・アウトバウンドPR   海外市場、とりわけ中国・東南アジア市場に精通したスタッフが中心となり、ローカルインサイトに基づいて、企業・団体のPR活動をコンサルティング・支援実施いたします。海外現地の文化・慣習・言語・メディア事情を熟知した体制で、政府機関・メディア・企業・生活者への適切な情報発信するためのコミュニケーションサービスを提供いたします。
経営方針・対処すべき課題2,259字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、日本・アジアにおいて、PRを起点にデータを活用して広報PR、経営、マーケティング領域の課題を解決するコミュニケーションコンサルティング・グループに進化することを経営方針として掲げています。 従来から、PR業務、メディアトレーニング業務、危機管理コンサルティングサービス、デジタル領域におけるPR施策を展開してまいりました。 しかしながら、昨今、企業を取り巻くコミュニケーションの課題は、多様化、複雑化する一方にあり、クライアントが我々に期待する役割も変化しております。特に、デジタル分野において、広告とPRの垣根は低く、競合する企業も多様化しております。 このような環境の下、従来のPR会社の枠を超えて、クライアントの多様化するコミュニケーションの課題に対して、PRも含めた様々な解決策を提案することができるコミュニケーションコンサルティング・グループへと進化し、当社グループ全体で様々なサービスを提供してまいります。 そのため、既存事業を深化させるためのコンサルティング力の向上、新サービスの開発、提供可能サービスの幅の拡大を図り、当社グループの価値を高めるべく努めてまいります。あわせて、多くの優秀な人材の獲得及び育成を通じプロフェッショナルなコンサルティング集団へと進化を図り、当社グループの成長を加速させるとともに、収益力の向上及び株主価値の増大に努めてまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、持続的な企業価値の向上を実現するために、成長性、安全性、収益性に関する各指標の改善に努めています。成長性では売上高、営業利益、EBITDAの持続的拡大、安全性では高水準の自己資本比率の維持、収益性では自己資本利益率の向上を目指して、事業展開を実施しております。 当連結会計年度の連結経営指標は、売上高、営業利益ともに前年同期比で増加しました。 安全性と収益性に関して、自己資本比率は76.5%と高水準を維持し、自己資本利益率は9.0%と前年同期比で改善し、目標値の8.0%を上回りました。 (3)中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 当社グループは、日本・アジアにおいて、PRを起点にデータを活用して広報PR、経営、マーケティング領域の課題を解決するコミュニケーションコンサルティング・グループに進化することを経営方針として掲げています。 広報PR領域においては、高度な専門知識が求められるヘルスケア、IT業界向けのPRサービスの拡販に加えて、クライアントからのニーズが拡大している訪日外国人誘致のためのプロモーション、日本市場に進出する海外クライアント向けのPRサービス、アジア市場に進出する日系クライアント向けのPRサービスといった国境を越えたコミュニケーションサービスの提供を強化いたします。 経営領域においては、サステナビリティPRや危機管理広報コンサルティングなどの既存サービスに加えて、機関投資家対応や採用広報といったIR、HR関連のコミュニケーションサービスの提供を強化いたします。 マーケティング領域においては、デジタル広告やSNS運用などの既存サービスに加えて、クライアントのブランディングやセールスアクティベーションなどを支援するサービスの提供を強化いたします。 そして、事業領域の拡充と事業基盤の強化を図るため、国内外において事業シナジーが見込まれるM&A案件への取り組みを強化するとともに、AIをはじめとするテクノロジーに対する投資を促進して、創業後50年以上蓄積してきたナレッジやメソッドなどのデータを活用することで、既存事業の生産性向上と新規サービスの開発の実現を目指します。 当社グループは、社員一人ひとりがクライアントにコミュニケーション領域のコンサルティングサービスを提供しており、社員の成長は提供サービスの質と生産性向上、ひいては事業成長に直結することから創業以来、人材を最も重要な経営資源であると考えてきました。 今後も継続して、成長を実感できる働く機会の提供、市場競争力のある給与水準の実現、自律的で柔軟な働き方への対応など、社員のエンゲージメントを高めて社員と会社がともに成長できる関係構築を目指した人的資本経営を推進いたします。 このビジョンを実現するため「コア事業拡大」「新規事業拡大」「人材強化」「経営力強化」の4つの分野への投資を続けています。特に今後も成長の見込めるAIやデジタル領域のソリューション拡充、海外でのサービス提供は、当社グループの成長に大きく寄与すると考え、積極的に推進いたします。 ①   コア事業拡大、新規事業拡大 ・当社グループの強みであるヘルスケア、IT、サステナビリティ、危機管理広報コンサルティングなど専門性の高いコンサルティングサービスの提供 ・経営領域、マーケティング領域での提供サービスの拡充 ・AIやデジタルサービスの拡充 海外において、 ・中国、東南アジアでの提供サービスの拡充 ・展開地域の拡大 ②  人材強化、経営力強化 ・専門性を有する優秀人材の確保 ・研修、人事交流等など多種多様な経験を通した人材育成の機会の創出 ・生産性向上のためのテクノロジー活用 ・人的リソースの適正配置の推進 ・多様な働き方への対応
事業等のリスク2,230字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開上リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。又、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。 当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の迅速な対応に努める方針であります。又、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等の状況に与える影響につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社が判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 1.コミュニケーションコンサルティング事業に関するリスク (1)人材の確保 当社グループの成長性及び優位性は、優秀な人材の確保に大きく依存します。当社グループでは、新卒採用及び経験者採用を積極的に行い、独自の教育・研修制度によりコミュニケーション領域におけるプロフェッショナルの早期育成に努めておりますが、人材を十分に確保できなかった場合や、人材の流出があった場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 このリスクへの対策として、離職の抑制及び多様性のある人材の確保のため、多様な働き方への対応、エンゲージメント向上施策の展開など労務環境のさらなる改善を推進しております。 (2)メディアとの関係 当社グループは、マスメディア及びデジタルメディア各社に対し有用な情報を長期的かつ継続的に提供することにより、メディア各社と良好な関係を築いておりますが、誤った情報の提供等により、メディアとの信頼関係を失った場合、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、社内教育機関においてメディアを含めた多様な講師によるコミュニケーション研修を実施しております。 (3)情報管理 当社グループは、業務の性質上クライアントの機密情報や個人情報を取り扱う機会があるため、万が一これらの情報の漏洩や不正使用などがあった場合、損害賠償、クライアントの信頼喪失、社会的信用の失墜等により当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、当社グループでは、取り扱う情報の種類に応じてISO27001(ISMS/情報セキュリティマネジメントシステム)認証又はプライバシーマークの認証の取得をする他、情報セキュリティガイドラインの徹底、定期的な社内教育、内部監査の実施等の対策を講じており、情報セキュリティの継続的な確保に努めております。 (4)知的財産権 当社グループでは、第三者の知的財産権を侵害しないよう社内教育やチェック体制等による防止に努めておりますが、万が一、事業の過程で第三者の知的財産権の侵害が発生し、知的財産に係る訴訟等の紛争に発展した場合、当社グループの経営成績及び社会的信用に影響を与える可能性があります。 リスクへの対応策として、法務部門において第三者の知的財産権等を調査するとともに、社員が法令遵守を徹底するようコンプライアンスマニュアルの配布及び定期的な社内教育を実施しております。 2.事業環境、経営戦略に関するリスク (1)経済の状況 当社グループは、既存のクライアントと長期的・安定的な関係を築くとともに、積極的な営業による新規クライアントの獲得に努めておりますが、経済状況の変化に伴うクライアントのPR・マーケティング関連予算の増減により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 このようなリスクを踏まえ、当社グループはコミュニケーションコンサルティング事業を軸に、さらなる事業領域の拡大のため、M&A、新規事業の開拓や競合他社とのサービスの差別化等を推進し、経営成績の向上に努めてまいります。あわせて、財政状況の向上のためコスト削減、生産性の向上等の対策を継続して実施しております。 (2) M&A、新規事業等 当社グループは、企業価値の向上と事業領域の拡大を目的に、M&A・事業提携、新規事業や新規市場の開拓を積極的に推進する方針です。しかしながら、財務状況の悪化、予測と異なる状況による事業計画との著しい乖離等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 このリスクへの対策として、市場状況・事業環境のタイムリーで的確な把握と、予測精度向上のための調査・分析、事業計画の進捗把握と改善に注力しております。 (3)海外市場における事業展開 当社グループは、中国子会社、シンガポール子会社及び欧米企業・団体の業務を中心とする国内子会社が連結業績へ組み入れられております。さらに積極的に海外市場における事業展開や新規事業の開拓を推進しておりますが、カントリーリスクや為替変動リスクのほか、当該地域のマーケットと事業戦略とのずれ等のリスクが存在し、それらによる損失の発生により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 このリスクへの対策として、現地子会社及び事業部と定期的に情報を共有し、当該地域のマーケットの状況把握に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,905字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 ① 経営成績の状況 当社グループは、「世の中のあらゆる関係性を良好にする」というミッションのもと、日本・アジアにおいて、PRを起点にデータを活用して広報PR/経営/マーケティング領域の課題を解決するコミュニケーションコンサルティング・グループへの進化を目指し、クライアントへの提供価値の向上に努めています。 当連結会計年度における日本経済は、好調な企業業績や深刻な人手不足を背景とした雇用・所得環境の改善、訪日外国人の増加によるインバウンド消費の拡大の動きが見られた一方で、長期化するインフレによる消費者心理の落ち込み、各国の金融政策に伴う為替相場の急激な変動、アメリカの通商政策の転換など、経済の先行きに対する懸念の高まりも見られました。 このような状況のなか、当社グループは2024年10月に発表した中期経営計画の達成に向けて、ヘルスケアや経営領域のPRコンサルティング、デジタルマーケティングなどの既存サービスの強化、社外との業務提携を通じた新規サービスの開発、海外市場における事業拠点の拡大などに取り組みました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は7,388百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は718百万円(前年同期比25.4%増)、経常利益は732百万円(前年同期比26.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は476百万円(前年同期比110.1%増)となりました。 ② 財政状態の状況 (流動資産) 当連結会計年度における流動資産の残高は、5,958百万円と前連結会計年度に比べ100百万円の減少となりました。これは、売掛金156百万円が増加したものの、現金及び預金111百万円、棚卸資産86百万円、電子記録債権18百万円、流動資産その他に含まれる前渡金16百万円が減少したことが主な要因であります。 (固定資産) 当連結会計年度における固定資産の残高は、1,050百万円と前連結会計年度に比べ113百万円の増加となりました。これは、のれん58百万円が減少したものの、投資有価証券240百万円が増加したことが主な要因であります。 (流動負債) 当連結会計年度における流動負債の残高は、1,377百万円と前連結会計年度に比べ133百万円の減少となりました。これは、未払法人税等38百万円が増加したものの、支払手形及び買掛金146百万円が減少したことが主な要因であります。 (固定負債) 当連結会計年度における固定負債の残高は、30百万円と前連結会計年度に比べ17百万円の減少となりました。これは、固定負債その他に含まれる長期リース債務14百万円が減少したことが主な要因であります。 (純資産) 当連結会計年度における純資産の残高は、5,600百万円と前連結会計年度に比べ163百万円の増加となりました。これは、資本剰余金94百万円が減少したものの、利益剰余金298百万円が増加したことが主な要因であります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ111百万円減少し、4,304百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、597百万円(前年同期は得られた資金491百万円)となりました。これは主に、売上債権及び契約資産の増加157百万円が生じたものの、税金等調整前当期純利益732百万円が生じたことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用された資金は、315百万円(前年同期は得られた資金10百万円)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出209百万円、無形固定資産の取得による支出74百万円が生じたことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用された資金は、368百万円(前年同期は使用された資金260百万円)となりました。これは、配当金の支払額176百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出174百万円が生じたことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 当社グループ(当社及び連結子会社。以下同じ。)が営んでいる事業に「生産、受注」に該当する事項はありません。当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2024年9月1日至 2025年8月31日)   前年同期比(%) コミュニケーションサービス事業(百万円)   4,696   108.4 デジタルソリューション事業(百万円)   783   117.0 海外事業(百万円)   1,908   101.3 合計(百万円)   7,388   107.3 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%以上の相手先がいないため記載を省略しております。 3.これまで「コミュニケーションサービス事業」と「デジタルソリューション事業」の2区分としていたセグメントを当連結会計年度より「海外事業」を加えた3区分に変更しました。なお、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較分析しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産及び負債又は損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表作成にあたって採用している重要な会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載の通りであります。 ② 経営成績の分析 当連結会計年度における日本経済は、好調な企業業績や深刻な人手不足を背景とした雇用・所得環境の改善、訪日外国人の増加によるインバウンド消費の拡大の動きが見られた一方で、長期化するインフレによる消費者心理の落ち込み、各国の金融政策に伴う為替相場の急激な変動、アメリカの通商政策の転換など、経済の先行きに対する懸念の高まりも見られました。 このような状況のなか、当社グループは2024年10月に発表した中期経営計画の達成に向けて、ヘルスケアや経営領域のPRコンサルティング、デジタルマーケティングなどの既存サービスの強化、社外との業務提携を通じた新規サービスの開発、海外市場における事業拠点の拡大などに取り組みました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は7,388百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は718百万円(前年同期比25.4%増)、経常利益は732百万円(前年同期比26.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は476百万円(前年同期比110.1%増)となりました。 セグメントごとの経営成績などの概要は、以下のとおりです。これまでコミュニケーションサービス事業とデジタルソリューション事業の2区分としていたセグメントを当連結会計年度より海外事業を加えた3区分に変更しました。なお、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組替えた数値で比較分析しております。 セグメントごとの経営成績などの概要は、以下のとおりです。 ①コミュニケーションサービス事業 コミュニケーションサービス事業では、コミュニケーション戦略策定などのコンサルテーション、メディアやインフルエンサーとの関係性を構築するリレーション活動や、情報をメディアを通じてステークホルダーへ伝えるパブリシティ活動を含めた情報流通のデザインなど、コミュニケーション活動において包括的なサービスを提供しております。 事業基盤の強化に向け、プラップジャパンを中心に、ベースアップの実施を含む人的資本経営の推進に取り組むとともに、AI活用に向けた研究開発投資も実施いたしました。 また、ヘルスケア・IT業界向け案件や危機管理広報コンサルティングの需要が高まる中、プラップジャパン及びグループ会社ではリテナー売上高が拡大し、大型スポット案件の獲得も進展いたしました。加えて、経営領域において、外部との業務提携や専門チームの立ち上げなどを進め、サービスを強化いたしました。以上のような取り組みの中で、コミュニケーションサービスセグメントのサービス拡大を図るとともに、更なる収益力向上に取り組んでおります。 これらの結果、投資を上回る収益を確保し、コミュニケーションサービス事業の売上高は4,911百万円(前年同期比12.6%増)、セグメント利益は633百万円(前年同期比11.7%増)の増収増益となりました。 ②デジタルソリューション事業 デジタルソリューション事業では、広報PRのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するクラウドツールの提供、デジタル広告やソーシャルメディアの運用、動画・バナー・WEBサイト等のクリエイティブ制作といったサービスを提供しております。 プラップノードが提供する広報PR業務のSaaS型クラウドサービス「PRオートメーション」は、広報PRのDX推進に向けて、継続的に導入クライアント数を増加させており、売上高を拡大いたしました。また、クライアントのニーズに応じた機能追加・改善などの積極的な投資を行っております。 また、プレシジョンマーケティングは、新規営業活動が奏功し、デジタル広告やSNS運用といったデジタルマーケティング関連サービスの受注が拡大し、収益の改善を実現いたしました。加えて、新規サービスとしてTikTokShop運用支援を開始し、さらなる成長に向けたサービス提供の強化を進めております。 これらの結果、デジタルソリューション事業の売上高は1,120百万円(前年同期比28.6%増)、セグメント損失は39百万円(前年同期はセグメント損失36百万円)の増収損失拡大となりました。 ③海外事業 海外事業では、訪日外国人誘致のための情報発信、日本市場に進出する海外クライアント向けのPR・マーケティングサービス、海外市場に進出する日系クライアント向けのPR・マーケティングサービス、海外現地クライアント向けのPR・マーケティングサービスなどを提供しております。加えて、ベトナムやタイといった新たな拠点の拡充を進めることにより、市場の拡大を図っております。 中国及び東南アジアでは、新規営業活動が奏功し、大型スポット案件やリテナー案件の獲得が進むとともに、既存クライアントからの派生案件の獲得が進みました。加えて、前期に実施したのれんの減損処理によりのれん償却費が減少した結果、海外事業の売上高は2,032百万円(前年同期比2.4%増)、セグメント利益は100百万円(前年同期比471.4%増)の増収増益となりました。 当連結会計年度における主な勘定科目等の増減の状況は次の通りです。 (売上高) 当連結会計年度において売上高は7,388百万円となりました。これはコミュニケーションサービス事業が底堅く推移したことに加え、デジタルソリューション事業が伸長したことによるものです。 (営業利益) 営業利益は、718百万円と前連結会計年度に比べ145百万円(25.4%)の増益となりました。これは、売上高が前連結会計年度より503百万円(7.3%)の増収したものの、外注費等の売上原価が前連結会計年度に比べ317百万円(7.4%)増加したことに加え、販売費及び一般管理費が39百万円(2.0%)増加したことによるものです。 (経常利益) 経常利益は、732百万円と前連結会計年度に比べ154百万円(26.8%)の増益となりました。これは、営業利益が145百万円(25.4%)の増益となったことによるものです。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は、476百万円と前連結会計年度に比べ249百万円(110.1%)の増益となりました。これは、法人税、住民税及び事業税40百万円が増加したものの、特別損失133百万円の減少に加え、経常利益が154百万円(26.8%)の増益となったことによるものです。 ③資本の財源及び資金の流動性について 当社グループにおける資金需要の主なものは、人件費、外注費、販売費及び一般管理費の営業費用による運転資金及び設備投資資金であります。当社グループの資金の源泉は主として営業活動によるキャッシュ・フローによる資金調達となります。 内部留保金の使途につきましては、更なる成長に向け、長期的な視点に立ったサービス開発への投資、事業拡大のための買収資金確保、IT/デジタルへの投資等の資金需要に活用していく方針としております。 ④キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記の通りであります。 回次   第51期   第52期   第53期   第54期   第55期 決算年月   2021年8月期   2022年8月期   2023年8月期   2024年8月期   2025年8月期 自己資本比率(%)   71.4   73.2            73.3            73.8            76.5 時価ベースの自己資本比率(%)   89.0   70.6   68.4   60.4   69.2 債務償還年数(年)   0.1   0.1   0.1   0.1   0.0 インタレスト・カバレッジ ・レシオ(倍)   313.5   1,285.7   1,258.4   635.2   858.2 各指標の算出式は次の通りであります。 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 ※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ※ 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。 ※ 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。又、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ⑤経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な企業価値の向上を実現するために、成長性、安全性、収益性に関する各指標の改善に努めております。成長性では売上高、営業利益、EBITDAの持続的拡大、安全性では高水準の自己資本比率の維持、収益性では自己資本利益率の向上を目指して、事業展開を実施しております。 当連結会計年度の連結経営指標は、売上高、営業利益ともに前年同期比で増加しました。 安全性と収益性に関して、自己資本比率は76.5%と高水準を維持し、自己資本利益率は9.0%と前年同期比で改善し、目標値の8.0%を上回りました。

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開示資料

出典

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