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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ソーバル

Sobal Corporation2186 · Standard · サービス業

アプリ開発から組込み開発までワンストップで手掛けるソフトウェアエンジニアリング企業。AIを成長の柱に据える。

概要

ソーバルは、ソフトウエア開発を主力とするエンジニアリング企業である。アプリケーション開発、WEB/クラウド開発、組込み開発の三つの柱を持ち、ワンストップサービスを強みとする。2026年2月期の連結売上高は約89.8億円、従業員数は978名。東京都品川区に本社を置き、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。

アプリケーション・WEB・組込みをカバーする事業構成

ソーバルの事業はエンジニアリング事業の単一セグメントであり、三つの主要分野で構成される。第一は「アプリケーション開発」で、Windows、Mac、Linux向けのアプリケーション設計・開発・保守、スマートデバイス向けアプリ、コンサルティングを手掛ける。第二は「WEB・クラウド開発」で、WEBアプリケーション設計・開発、クラウド環境設計・構築、関連コンサルティングを提供する。第三は「組込み開発」で、映像機器、オーディオ、自動運転(AD/ADAS)、産業機器、駅務機器等の開発を、コンサルティングから量産対応までワンストップで行う。加えて統計解析、マニュアル制作・WEB制作などの開発支援サービスも提供する。

成長の柱に据えるAIと人材投資

ソーバルは「AIを成長の柱に」を主要施策として掲げ、生成AIの実装やDX人材の育成に注力する。基本理念は「技術で社会に貢献する」であり、最大の資源は人材であるとの考えから、採用では技術スキル偏重ではなく人間性重視の方針を採る。新卒エンジニアには社会人基礎教育と集中的な技術基礎教育を施し、OJTで実践力を磨く。また、プロジェクトマネージャーやAI活用技術者の育成を強化し、中長期的な利益体質の強化を図っている。

主要顧客と収益の特徴

ソーバルの販売実績は主要顧客に集中する傾向がある。2026年2月期では、ソニー株式会社への販売高が13.3億円(構成比14.8%)、富士通株式会社への販売高が9.9億円(同11.0%)であった。売上高は長期的に右肩上がりで成長しており、2013年2月期の64億円から2026年2月期には約90億円(予想)に達している。ただし、収益は案件の計画変更や不採算案件の影響を受けやすく、2026年2月期の営業利益は6.6億円と前年比8.1%増だが、組込み分野の利益が前年比約2.3倍に伸びる一方、WEB/アプリケーション分野は一部案件の変更で伸び悩んだ。

グループ経営と子会社の役割

ソーバルは持株会社体制を経て現在は単一セグメントの事業会社である。過去には子会社としてトオタス株式会社(評価業務専門)、トオタス情報システム株式会社、デザフト株式会社(障がい者雇用)などを設立したが、業務一本化や体制統合により解散している。2011年以降はM&Aによる事業拡大を進め、株式会社コアード(2011年)、株式会社MCTEC(2012年、後に吸収合併)、アンドールシステムサポート株式会社(2015年)、株式会社理創(2025年12月)を連結子会社化した。これらの子会社は業務範囲の拡大を目的として取得され、グループの技術領域を広げている。

業界の中での役割はエンドユーザー企業向けにカスタムソフトウェア開発サービスを提供する受託開発企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
90億円
営業利益
7億円
営業利益率
7.8%
純利益
5億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01エンドユーザー企業(アプリケーション開発)主力

Win、Mac、Linuxアプリケーションおよびスマートデバイス向けアプリケーションの設計・開発・運用・保守をワンストップで提供。要件定義から開発、保守まで一貫対応。

主な製品・サービス1
アプリケーション開発
PC・スマートデバイス向け業務アプリケーションの設計・開発・運用・保守サービス。

02エンドユーザー企業(WEB・クラウド開発)主力

WEBアプリケーションの設計・開発、クラウド環境の設計・構築を提供。企業のデジタル基盤構築を支援。

主な製品・サービス1
WEB・クラウド開発
WEBアプリケーション設計・開発、クラウド環境設計・構築、コンサルティング。

03エンドユーザー企業(組込み開発)主力

映像機器、オーディオ、自動運転(AD/ADAS)、産業機器、駅務機器等の組込みソフトウェア開発をコンサルティングから量産対応までワンストップで提供。

主な製品・サービス1
組込み開発
映像機器、オーディオ、自動運転、産業機器、駅務機器等の組込みシステム開発サービス。

製品と技術

アプリケーション開発:マルチプラットフォーム対応のワンストップサービス

ソーバルのアプリケーション開発は、Windows、Mac、Linuxのデスクトップアプリケーションからスマートデバイス向けアプリまで幅広くカバーする。設計、開発、運用、保守を一貫して提供し、コンサルティングも行う。同社は「アプリもWEBもクラウドもワンストップ」を強みとして掲げ、顧客の多様なニーズに単一の窓口で応える体制を整えている。この分野は売上の大きな部分を占めるが、不採算案件が発生することもあり、生産性向上が課題となっている。

WEB・クラウド開発:設計から構築までを一括対応

WEB・クラウド開発では、WEBアプリケーションの設計・開発、クラウド環境の設計・構築、およびそれらに関するコンサルティングを提供する。近年はクラウド移行需要の高まりを背景に、AWSやAzureなどのパブリッククラウド上でのシステム構築も手掛ける。同社はこの分野でもワンストップ対応を志向し、顧客のシステム全体を見据えた提案を行っている。ただし、2026年2月期には一部の一括受託案件で計画変更が生じ、成長が鈍化した面もある。

組込み開発:映像・自動運転・産業機器向けの開発

ソーバルの組込み開発は、映像機器、オーディオ機器、自動運転(AD/ADAS)、産業機器、駅務機器など、多岐にわたる分野をカバーする。コンサルティングから量産対応までをワンストップで行うのが特徴で、特に物流システム関連の受注が増加している。2026年2月期には売上高が前年比約6%伸び、営業利益は約2.3倍に拡大した。同社はこの分野での一括受託案件の獲得に注力し、生産性を高めることで収益性を向上させている。

AI事業:生成AIとDX人材で新たな価値創造

AIはソーバルの成長戦略の中心に位置づけられている。同社は生成AIの効果的な利活用にとどまらず、AIを使いこなして付加価値を生み出す人材の育成を重視する。2024年3月にはパロニム株式会社と資本業務提携を結び、AIエンジニアリングの強化を図った。また、統計解析やマニュアル制作といった既存の開発支援サービスにもAI技術を応用し、より高度なサービスへの転換を進めている。AI関連の売上はまだ開示されていないが、将来の収益の柱として育成中である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

小規模ながら成長続ける独立系IT企業

当社はサービス業に属し、ITソリューションや人材サービスを提供する。売上高は87億円と小規模だが、営業利益率6.9%と健全な水準を維持し、売上・利益とも堅調に成長している。同規模のライバルとしてジンジブやイシンが挙げられ、人材派遣やエンジニアリングサービスで競合する。当社は専門性の高い技術と顧客密着型のサービスで差別化を図っているが、大手との規模格差は大きく、市場でのプレゼンス向上には課題が残る。

強み

  • 特定分野に特化した技術力で、ニッチ市場で強みを発揮。
  • 小規模を活かし、きめ細かなサポートで顧客満足度が高い。
  • 売上高と利益が着実に増加し、成長軌道を維持。
  • 意思決定が速く、市場変化に素早く対応できる。

課題

  • 売上高87億円と小規模で、大型案件を受注する体制が不足。
  • IT人材の獲得競争が激しく、採用に苦戦。
  • 同業他社との差別化が難しく、価格競争に陥りやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がソーバル

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17065ユーピーアール76億円10.7倍
29340アソインターナショナル75億円14.7倍
32483翻訳センター75億円16.2倍
46031ZETA75億円36.9倍
56093ミトラグループ74億円37.0倍
62186ソーバル73億円15.4倍
77049識学73億円23.8倍
82311エプコ73億円17.6倍
92404鉄人化ホールディングス73億円16.8倍
106180GMOメディア72億円15.5倍
112440ぐるなび71億円29.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

美和産業として創業した1983年

ソーバルの起源は1983年1月、電子計算機販売及びソフトウエア開発を目的として資本金200万円で設立された美和産業株式会社である。本社は東京都渋谷区渋谷に置かれた。しかし、その後本社は頻繁に移転し、1984年2月に葛飾区柴又、1985年7月に新宿区高田馬場、1986年8月には同じ新宿区内で移転を繰り返した。この時期はまだ小規模な企業だったが、1988年3月にキヤノン株式会社との開発受託取引が開始され、後の成長の基盤となる取引先を獲得した。

トオタスへの商号変更と評価子会社の設立

1989年6月、美和産業株式会社はトオタス株式会社に商号変更した。1990年4月には本社を豊島区池袋に移転。1991年11月には、開発部門と評価部門の分離を目的として、100%出資の子会社トオタス株式会社(同名別会社)を資本金1000万円で設立し、評価業務を専門に扱わせた。同時に、キヤノングループ以外の取引先へ対応するため、トオタス情報システム株式会社も設立した。しかし、1998年10月にはこれらの子会社を業務一本化のため解散し、再び一体的な運営に戻した。

持株会社化とRFID研究への着手

1994年12月、本社を大田区下丸子に移転すると同時に、東海テック株式会社が株式交換により持株会社となった。2004年12月には持株会社の東海テックを吸収合併し、再び単一企業体制に戻った。2005年2月、コアテクノロジー研究開発センターを立上げ、RFID(無線自動識別)の本格的研究を開始した。しかし、RFID事業は2015年3月に譲渡され、現在は事業として行っていない。また、2005年2月には障がい者雇用を目的としてデザフト株式会社を設立したが、2007年2月に体制一本化のため解散した。

ソーバルへの社名変更と株式上場

2006年3月、トオタス株式会社からソフトイングローバル株式会社を経て、ソーバル株式会社に商号変更された。2008年12月、ジャスダック証券取引所に株式を上場した。2013年7月、大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、2022年4月の市場再編でスタンダード市場へ移行した。2014年6月には本社を現在の東京都品川区北品川に移転している。上場後の売上高は2013年2月期の64億円から2026年2月期予想の90億円へと拡大した。

M&Aによる事業拡大と品質評価事業の承継

2011年以降、ソーバルはM&Aを積極化した。2011年3月に株式会社コアード、2012年9月に株式会社MCTEC(資本金7800万円)を連結子会社化。2016年5月にはMCTECを吸収合併した。2015年5月にはアンドールシステムサポート株式会社(資本金9900万円)を取得した。2024年3月にはAI事業拡大のためパロニム株式会社と資本業務提携を結び、2025年12月には株式会社理創(資本金2900万円)を連結子会社化した。一方、2022年8月には品質評価事業を株式会社AGESTに承継しており、事業の選択と集中を進めている。

AIを成長の柱に据えた近年の戦略

2024年以降、ソーバルはAI事業を明確に成長の柱と位置付けた。2024年3月のパロニム株式会社との資本業務提携は、AIエンジニアリング強化が目的である。また、生成AIの急速な普及に対応し、AIを使いこなして付加価値を生み出す人材の育成を推進している。2026年2月期の有価証券報告書では、新事業領域の開拓、優秀な人材の確保・育成、業務効率化による利益体質強化を重点課題とし、AI関連の取り組みを特に強調している。売上高は2026年2月期に90億円(予想)と過去最高を見込む。

年表30件を開く

1980年代

  • 1983年1月創業電子計算機販売及びソフトウエア開発等を目的に、資本金2百万円にて当社前身である美和産業株式会社を、東京都渋谷区渋谷三丁目8番7号において設立
  • 1984年2月本社を東京都葛飾区柴又六丁目13番1号に移転
  • 1985年7月本社を東京都新宿区高田馬場三丁目1番5号に移転
  • 1986年8月本社を東京都新宿区高田馬場二丁目14番5号に移転
  • 1988年3月キヤノン株式会社との開発受託取引が開始
  • 1989年6月商号変更美和産業株式会社からトオタス株式会社に商号変更

1990年代

  • 1990年4月本社を東京都豊島区池袋三丁目1番2号に移転
  • 1991年11月開発部門と評価部門の分離を目的に、当社100%出資の子会社として評価業務を専門に取り扱うトオタス株式会社(当社と別会社)を資本金10百万円にて設立
  • 1991年11月創業キヤノン株式会社グループ企業以外の取引先への対応を目的として評価業務を専門に取り扱うトオタス情報システム株式会社を資本金10百万円にて設立
  • 1994年12月創業本社を東京都大田区下丸子三丁目25番14号に移転 東海テック株式会社(1991年11月設立)が当社との株式交換により、当社の持株会社となる
  • 1998年10月子会社であるトオタス株式会社及びトオタス情報システム株式会社を業務一本化のため解散

2000年代

  • 2004年4月経営効率と業務執行のスピード化を目的として、執行役員制度を導入
  • 2004年12月M&A当社の持株会社である東海テック株式会社吸収合併
  • 2005年2月RFID開発センターの前身となるコアテクノロジー研究開発センターを立上げ、RFIDの本格的研究を開始
  • 2005年2月創業障がい者雇用を目的として、デザフト株式会社を資本金10百万円にて設立
  • 2005年3月商号変更トオタス株式会社をソフトイングローバル株式会社に商号変更
  • 2006年3月商号変更ソフトイングローバル株式会社をソーバル株式会社に商号変更
  • 2007年2月子会社デザフト株式会社を体制の一本化のため解散
  • 2008年12月上場ジャスダック証券取引所に株式を上場

2010年代

  • 2011年3月M&A業務範囲の拡大を目的として、株式会社コアード(資本金20百万円)の株式を取得し、当社の連結子会社化
  • 2012年9月M&A業務範囲の拡大を目的として、株式会社MCTEC(資本金78百万円)の株式を取得し、当社の連結子会社化
  • 2013年7月上場株式会社大阪証券取引所と株式会社東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2014年6月本社を東京都品川区北品川五丁目9番11号に移転
  • 2015年3月RFID事業を譲渡
  • 2015年5月M&A業務範囲の拡大を目的として、アンドールシステムサポート株式会社(資本金99百万円)の株式を取得し、当社の連結子会社化
  • 2016年5月M&A株式会社MCTECを吸収合併

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場再編に伴い、当社株式をJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行
  • 2022年8月品質評価事業を株式会社AGESTに承継
  • 2024年3月AI事業の拡大を目的として、パロニム株式会社と資本業務提携
  • 2025年12月M&A業務範囲の拡大を目的として、株式会社理創(資本金29百万円)の株式を取得し、当社の連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    新事業領域の開拓

    多様化・高度化する顧客ニーズに対応するため、新たなサービスやソリューションを創出し、新規事業の創出を図る。生成AIの普及に対応し、AIを活用して付加価値を生み出す人材の育成や、営業担当者の知見深耕、顧客・外部との共創により領域拡大を進める。

  2. 02

    優秀な人材の確保及び育成

    優秀なエンジニアの確保・育成を重要課題とし、人間性重視の採用戦略を推進。採用後は新卒への基礎教育とOJTで実践力を磨き、継続的なスキルアッププログラムを提供する。生成AI等の先端技術を実装できるDX人材やプロジェクトマネージャーの育成を強化する。

  3. 03

    業務効率化による利益体質強化

    利益体質強化のために業務効率化は不可欠と認識。プロジェクト管理スキルの高いリーダーを育成するため、技術・マネジメント教育と実践経験を積ませ、優秀なプロジェクトリーダー・マネージャーの育成を通じて中長期的な利益体質強化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で978人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は581万円で、9期前と比べて+16.5%平均年齢は37.2歳、平均勤続年数は12.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月1,015
2018年2月1,003
2019年2月981
2020年2月49836.911.3966
2021年2月50337.211.8963
2022年2月51637.712.2979
2023年2月54636.911.5851
2024年2月56637.011.9889
2025年2月56836.912.091666
2026年2月58137.212.497872

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
男性育休取得率66.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)83.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
下丸子オフィス — 東京都大田区105百万円
エンジニアリング事業 全社共通
本社 — 東京都品川区28百万円
エンジニアリング事業 全社共通
本社 — 神奈川県川崎市幸区28百万円
エンジニアリング事業 全社共通
本社 — 東京都港区1百万円
エンジニアリング事業 全社共通
本社 — 東京都渋谷区0百万円
エンジニアリング事業 全社共通
主な関係会社
  • 国内
    株式会社コアード
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アンドールシステムサポート株式会社
    神奈川県川崎市幸区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社理創
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は90億円営業利益7億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.4%、利益が+16.7%。

売上高
+3.4%
90億円
営業利益
+16.7%
7億円
純利益
+25.0%
5億円
営業利益率
7.8%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高100億円90億円
営業利益7億円7億円
純利益4億円5億円
1株あたり配当¥33¥33

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は25億円、営業利益は2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+19.0%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q2015.01
2024年2Q20210.01
2024年3Q20210.02
2024年4Q221
2025年1Q2129.51
2025年2Q2114.81
2025年4Q4536.72
2026年2Q4436.82
2026年4Q4648.73
2027年1Q2528.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は64億円から90億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は7.8%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社大阪証券取引所と株式会社東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2013年2月6452
2014年2月6653
業務範囲の拡大を目的として、アンドールシステムサポート株式会社(資本金99百万円)の株式を取得し、当社の連結子会社化
2015年2月6963
株式会社MCTECを吸収合併
2016年2月7764
2017年2月7953
2018年2月8264
2019年2月8264
2020年2月8364
2021年2月7564
2022年2月8264
2023年2月8277
2024年2月8275
業務範囲の拡大を目的として、株式会社理創(資本金29百万円)の株式を取得し、当社の連結子会社化
2025年2月87666.94
2026年2月90777.85

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高90億円のうち、営業利益として残るのは7億円7.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は5億円、売上の5.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.1%73億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.1%10億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.8%7億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.2pt
7.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
5.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.4pt
10.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
20.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが4億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は38億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月3−1−1215
2014年2月3−2−1115
2015年2月7−2−2517
2016年2月12−6314
2017年2月21−3314
2018年2月50−2517
2019年2月30−2319
2020年2月90−6922
2021年2月40−2423
2022年2月40−3425
2023年2月54−3931
2024年2月10−3129
2025年2月83−31138
2026年2月4−1−3338

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は59億円。このうち返さなくてよい自己資本が45億円で、自己資本比率は76.8%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月2922775.8
2014年2月3224876.8
2015年2月36251170.8
2016年2月38281072.5
2017年2月3628877.8
2018年2月40301075.0
2019年2月4132977.8
2020年2月43311271.4
2021年2月43321175.2
2022年2月46341273.5
2023年2月52391375.2
2024年2月5142981.4
2025年2月57431376.1
2026年2月59451476.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
35億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
45億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
14億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中70位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中361位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.4%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.8%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.5%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.7%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥898で、1年前と比べて+0.4%過去52週の値幅のなかでは15%の位置にある。

¥898-0.3%1ヶ月-0.1%1年+0.4%時価総額73億円
過去52週の値幅
安値¥892高値¥933

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.4倍
PER (会社予想)16.8倍
PBR1.57倍
配当利回り3.67%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は25日線(911.28円)を上回り、+0.52%と25日線乖離は小幅。75日線(905.64円)も上回っており、中期トレンドは底堅い。52週高値981円からは約6.6%下落したが、52週安値893円からは+2.6%回復とレンジ内。直近1ヶ月で+0.88%と小幅上昇。出来高は7月23日に29.5千株と急増したが、その後は2〜6千株と低水準。7月30日に919円まで上昇したが、31日は916円と小反落。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PER 15.65倍は業界平均22.50倍を下回り、PBR 1.60倍は平均3.17倍を大きく下回る。ROE 10.4%は平均より低いが、配当利回り3.6%は平均2.73%を上回る。利益成長は緩やかだが、資産効率は改善傾向。割安と判断するが、成長性には限界。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.4倍23.4倍
PER (予想)16.8倍
PBR1.57倍3.51倍
ROE10.4%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

IT投資は安定しているものの、競争激化で利益率が伸び悩む。強気派は既存顧客からの継続受注と新規分野開拓で成長を見込む。弱気派は利益率の低さや業績の伸び悩み、小規模で体力不足を指摘する。成長性と収益性改善の可能性が焦点で、直近の営業利益率改善が続くかが注目される。

プラスに働く材料7
  • 増収基調

    売上高は2023年から3期連続で増加しており、安定成長。

  • 利益率の改善傾向

    2026年2月期予想の営業利益率は前期から改善。

  • 既存顧客の深耕

    システムの保守・運用を抱えることで安定収入がある。

  • 売上高が2期連続で増収、90億円に到達2026年2月期影響

    売上高は82→87→90億円と拡大。市場は75億円と小型だが、堅調な成長基調。

  • 営業利益が2期連続増益の7億円に2026年2月期影響

    営業利益は6億→7億円。売上高90億円と合わせて増益基調。

  • 配当利回り3.6%で下値支援継続影響

    現在の配当利回りは3.6%。純資産に対して株価はPBR1.6倍と低く、利回り目的の買いも。

  • 株価が1年でほぼ横ばい、底堅さ継続影響

    株価は年間で+0.18%と安定。小型株ながら需給が落ち着いている。

マイナスに働く材料7
  • 利益水準の低さ

    売上高90億円規模に対して純利益が5億円程度と低い。

  • 競争の激化

    同業他社が多く、価格競争に陥りやすい。

  • 成長鈍化

    売上高の伸びは年率数%にとどまり、市場の成熟が見える。

  • 予想PER17.2倍が実績PER15.7倍を上回る決算発表後影響

    予想PER17.2倍は実績15.7倍より高く、市場は来期減益を予想。業績悪化が織り込み済み。

  • 営業利益率7.78%は低水準でコスト上昇に弱い不定影響

    営業利益率7.78%と低く、売上原価や人件費の上昇が利益を直撃しやすい。

  • 2025年2月期は純利益が4億円へ減益2025年2月期影響

    純利益は2024年2月期5億→2025年2月期4億と減益後、2026年2月期5億へ回復。変動リスク。

  • 外国人保有0.25%で流動性が低い継続影響

    外国人所有比率は0.25%とほぼゼロ。小型株で需給が細く、売りが出ると下げやすい。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性は競争環境の影響を受け、改善するかが焦点。
受注残
システム開発会社の今後の売上高を予測するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり33で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.67%。

年間配当
¥33
1株あたり
配当利回り
3.67%
いまの株価に対して
配当性向
75.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月21124.6
2018年2月2516.785.1
2019年2月2710.262.1
2020年2月3011.160.9
2021年2月326.787.8
2022年2月333.171.2
2023年2月330.041.3
2024年2月330.063.9
2025年2月330.0156.0
2026年2月330.075.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥33

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ6,976人。区分でいちばん多いのは個人・その他55.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.3%を占め、残る56.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他55.955.155.455.355.355.6
事業法人42.943.143.143.443.343.3
自己株式3.73.73.73.73.73.7
証券会社1.01.61.21.11.10.8
外国法人0.10.20.10.20.20.2
金融機関0.00.10.20.10.00.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01エバーコア株式会社42.61
02ソーバル従業員持株会8.75
03川下 奈々4.87
04推津 敦4.87
05町田 泰則0.53
06推津 幸子0.49
07外池 榮一郎0.43
08和田 位0.39
09新海 秀治0.33
10マネックス証券株式会社0.23

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-08-26
    NEXCORE株式会社
    変更報告
    26.66%
  • 2026-08-26
    エバーコア株式会社
    変更報告
    26.17%
    -16.44pt
  • 2026-08-07
    エバーコア株式会社
    新規の大量保有報告
    26.17%
    -16.44pt
  • 2026-08-07
    NEXCORE株式会社
    新規の大量保有報告
    26.66%
  • 2026-06-05
    エバーコア株式会社
    新規の大量保有報告
    42.61%
    +2.58pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3%、1株純資産は14期で+13%。直近期のROEは10.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月5750711.711.429.6
2014年2月3528013.011.561.0
2015年2月3930013.511.996.5
2016年2月4732814.911.583.7
2017年2月4234012.617.2124.6
2018年2月5236914.721.685.1
2019年2月5139513.418.562.1
2020年2月5539313.817.360.9
2021年2月4841012.019.387.8
2022年2月5743513.518.571.2
2023年2月8749518.511.841.3
2024年2月6552712.815.163.9
2025年2月5554910.216.5156.0
2026年2月5957510.415.575.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/2期の役員報酬は総額59百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
推津敦代表取締役社長48397,480
東谷正雄取締役4715,400
島谷裕一取締役533,600
髙木友博取締役72
両瀬賢一監査役(常勤)623,200
鴛海量明監査役61
河﨑健一郎監査役50
西野優花37
山林敬取締役521,600

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4414110
監査役1999
社外取締役3993

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容487字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、ソフトウエア開発を行うエンジニアリング企業として、アプリもWEBもクラウドもワンストップサービスを強みとする 「アプリケーション開発」 ■ Win、Mac、Linuxアプリケーション設計・開発・運用・保守 ■ スマートデバイス向けアプリケーション設計・開発 ■ アプリケーション開発のコンサルティング 「WEB・クラウド開発」 ■ WEBアプリケーション設計・開発 ■ クラウド環境設計・構築 ■ WEB・クラウド開発のコンサルティング また、コンサルティングから量産対応までワンストップ対応が特徴の 「組込み開発」 ■ 映像機器・オーディオ・自動運転(AD/ADAS)・産業機器・駅務機器等の開発 を主力とし、加えて「統計解析」「マニュアル制作・WEB制作」など多岐にわたる開発を支援するサービスを提供しております。 さらに、『AIを成長の柱に』を主要施策とし、最先端技術への取り組みにも注力しております。 [事業系統図] 当社グループの事業セグメントはエンジニアリング事業の単一セグメントであり、事業系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,085字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは「技術で社会に貢献する」を基本理念に掲げ、かつ「企業にとって、最大の資源は人材である」との考えをもとに「人」を根幹に据えた事業戦略を進めてまいりました。 また、高い意識と技術をもつ人材が充実した環境で働くことが、価値あるテクノロジーを生み出す近道だと考え、仕事とプライベートのバランスを大切にする社風の構築にも力を注いでまいりました。その結果として、優れた人材集団の形成ができ、顧客からも高い評価を頂くに至っております。この考え方を基本に、今後も事業拡大を推し進めるためには、一層の「人」への投資(教育・研修)と技術力の向上を図っていくことが必要であります。当社グループといたしましては、顧客の求める、以下に記載の「高・守・即」を実践しております。 高 高信頼・高技術・高品質・高性能・高意欲・高知識・高効率 守 守納期・守環境・守機密・守法令 即 即対応 当社グループは、より多くの顧客満足を得る企業となり、更なる技術力や利益の向上を図ってまいります。さらに、ボランティア等の社会貢献を実践し、全てのステークホルダーに愛される企業・貢献できる企業となるべく成長し、企業価値を最大限に高めていく所存であります。 (2)目標とする経営指標 当社グループでは、会社が継続的に成長を実現するためには、既存事業でより高い成長性を確保し、人材採用や教育、更にM&Aや新規事業への投資を行うことが重要であると考えております。これらを実現するため、売上高を増加させるとともに、適正な利益を確保することを目標としております。 (3)経営環境及び対処すべき課題 当連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)におけるわが国経済は、米国通商政策による輸出企業への影響や物価高等による景気後退の懸念はあったものの、堅調な企業業績や雇用・所得環境の改善に支えられ、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、中東情勢等の引き続き高い地政学リスク、米国の通商政策や中国の内需停滞など不安定な世界情勢から、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループが属するIT業界におきましては、企業の堅調な業績を背景にソフトウエア投資が継続しており、今後もITへの投資は堅調に推移することが期待されます。 このような環境の下、当社グループにつきましては、顧客企業におけるエンジニアに対するニーズと競合他社との差別化の観点から、支援する技術品質の安定的な向上とともに、以下の3点を重要課題として取り組んでまいります。 ① 新事業領域の開拓 ITサービスに対する顧客ニーズは多様化・高度化し、常に成長分野が変化しております。企業競争力を向上するためにも、新たなサービスやソリューションを創出することが重要であるとの認識のもと、新たな付加価値を提供する新規事業の創出を図るとともに、技術革新へ適応した新規サービスの創出を図ってまいります。 同時に、生成AIの普及がエンジニアリングにおける労働市場の構造を再編する可能性を示しているという見方もあり、AIの効果的な利活用にとどまらずAIを使いこなして付加価値を生み出す人材の育成を意識して、開発技術者の教育による技術力の向上のみならず、営業担当者の知見の深耕、顧客および外部との共創も含め、領域拡大に努めてまいります。 ② 優秀な人材の確保及び育成 取引先のニーズに対して、最適なサービスを提供し続けるためには、優秀なエンジニアの確保及び育成が、重要な課題であると認識しております。 このため、エンジニアの採用面において「人」を最重視した方針を掲げ、技術スキルのみに偏った採用に陥らず、人間性重視の採用戦略を推し進めております。 採用後は、新卒エンジニアに対して、社会人として常識のある行動の教育と、集中的な技術基礎教育を行い、その後、OJTを通じて実践的な技術力を磨いております。エンジニアとして一定のスキルが身についてからも、各種育成プログラムにより、継続してスキルアップが可能な場を提供し、優秀なエンジニアの育成を行っております。 また、生成AIの急速な普及に伴い、生成AI等の先端技術を実装できるDX人材や、複雑化する案件を統括できるプロジェクトマネージャーの育成を強化してまいります。 ③ 業務効率化による利益体質強化への取り組み 利益体質強化への取り組みとして、業務効率化は不可欠であると認識しております。その実現には、スケジュール策定・工数見積・要員計画といったプロジェクト管理のスキルの高いリーダーが必要となります。 当社グループでは、技術およびマネジメントの教育に加えて、実際のプロジェクト運営の経験を数多く積ませることで、優秀なプロジェクトリーダー・マネージャーの育成を行い、中長期的な利益体質の強化に取り組んでおります。
事業等のリスク4,175字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下においては、当社グループの事業展開上における現在の事業等に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しており、併せて必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資家の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資家の皆様に対する積極的な情報開示の観点から以下に記載しております。また、以下の記載は本株式の投資に関連するリスクのすべてを網羅するものではありませんのでご留意ください。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループでは、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項目以外の記載内容も併せて慎重にご検討ください。 (1)人材の確保に関するリスク ① 優秀な人材の確保及び育成について エンジニアリング事業において顧客のニーズに的確に対応するためには、関連する技術・技能を有した多くの優秀な人材を常時確保しておく必要があります。また、それ以上に顧客との関係の向上が重要であると考えております。当社グループは、これらの達成の為に、要員計画に基づき、新卒、経験者の採用を行うとともに従業員に対する技術教育の実施や健康管理の推進に努めております。 しかしながら、今後、事業を拡大していくにあたり、これら事業の推進に必要な人材を適切に確保・育成できない場合等には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 労務費の増加について 当社グループの原価の大部分は労務費であります。労務費の増加は、売上高の増加により吸収可能と考えておりますが、契約金額に転嫁できなかった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)エンジニアリング事業の変動要因に関するリスク ① 契約金額の下落について 当社グループが顧客と締結する契約金額は、地域及び顧客企業の業種、景気動向や同業他社との競争、技術革新のスピードへの対応度合い等に左右されます。当社グループは、今後とも既存取引先のニーズに対応し、安定した取引の継続を図るとともに、新規顧客の獲得に努める中で、当社グループの契約金額が下落することを防止するよう努めてまいりますが、事業環境に変化が起こった場合や、競争力のあるサービスを維持できず、顧客ニーズに適切に対応できないことによって同業他社との競争が激化した場合等には、契約金額が下落し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 品質について 当社グループが提供する業務では、顧客の要求事項に基づき、受託ソフトウエアの開発、製品の設計・開発及び保守サービス等を行っておりますが、それらの品質管理を徹底し顧客に対する品質保証を行うとともに、顧客サービスの満足度の向上に努めております。また、引合い・見積り・受注段階からのプロジェクト管理の徹底、プロジェクトマネジメント力の強化に努め、不採算案件の発生防止にも努めております。 しかしながら、当社グループの提供するサービス等において、品質上のトラブルが発生した場合には、トラブル対応による追加コストの発生や損害賠償等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (3)情報の漏洩に関するリスク ① 個人情報及び特定個人情報の管理について 当社グループでは、個人情報及び特定個人情報(以下、個人情報)の取扱いに関する基本方針を定め、個人情報の管理・取扱いには管理責任者を置き、個人情報の厳正な管理を行っております。また、当社においてプライバシーマークを取得しております。 しかしながら、万一個人情報が流出した場合には、損害賠償等が求められる可能性があるほか、当社グループの社会的な信用を低下させ、事業活動に重大な影響を与える可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性もあります。 ② 情報セキュリティについて 当社グループでは、業務上多数の顧客情報・製品開発情報等を取扱っております。これらの情報セキュリティ管理につきましては、物理的セキュリティの充実に加え、セキュリティポリシー、行動規範の従業員向け教育の実施、またこれらの運営・維持推進を組織的かつ継続的に取り組んでおります。また、当社グループでは、生成系AIの活用は業務効率化や価値創出の観点から重要であると認識しております。一方で、その利用にあたっては、適切なリスク管理が不可欠であると考えており、社内においては利用方針を定め、全社員への周知および啓発活動を通じて、適切な利用の促進に努めております。 しかしながら、万一何らかの原因により情報システムの停止や顧客情報・製品開発情報等の秘密情報の外部への漏洩等が発生した場合には、当社グループの信用の失墜、企業イメージの低下を招き、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)法的規制及び訴訟に関するリスク ① 労働者派遣事業について 当社グループのエンジニアリング事業において行っている業務は「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び労働派遣者の保護等に関する法律(以下、労働者派遣法)」で定められた「労働者派遣事業」に該当するものがあります。当社グループでは関係法令の遵守に努め労働者派遣事業を行っておりますが、労働者派遣法に定める派遣元事業主としての欠格事由に該当したり、法令に違反した場合等には当該事業の停止を命じられ、労働者派遣事業が営めなくなるリスクがあります。また、新たに法規制の緩和や改正等が行われた場合、当社グループに不利な影響を及ぼすものであれば、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 製造物責任について 当社グループは、ISO9001(QMS)の認証を受けるなど、品質管理体制の整備を進め、安定した品質の確保に十分留意して製品の製造を行っております。また、当社グループ製品については、その性質特性上、直接、当社グループ製品が原因で人の生命、身体または財産を侵害する可能性は極めて低いと考えておりますが、当社グループ製品は他の製品への組込み等が想定されることから、製造物責任法の責任範囲について対応するため、生産物賠償責任保険に加入しております。 しかしながら、全ての製品について品質不良等が発生しない保証はなく、また、製品に対するリコール、苦情またはクレームが発生しない保証もないため、このような製品不良等に関わる事態が発生した場合には、当社グループの顧客に対する信用力が著しく低下する可能性があり、かつ想定を超える賠償責任額が発生し、当社グループに対する評価のみならず、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 知的財産権の侵害について 当社グループは、第三者が保有している知的財産権を侵害しないよう特に留意しており、現時点で侵害の事実はないと認識しております。しかし、故意によらず、第三者の特許等の知的財産が新たに登録された場合、また当社グループが認識していない特許等の知的財産が成立している場合、当該第三者から損害賠償または使用差止等の請求を受ける可能性、並びに当該特許等の知的財産に関する対価の支払い等が発生する可能性があります。このような場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5)新規事業の展開に関するリスク 当社グループは、事業規模の拡大と収益源の多様化を進めるため、AIに関連する事業を推進しており、サービスの充実、積極的な営業活動を行っております。その中で、マーケットの分析やサービスの開発等に時間を要したり、必要な資源の獲得に予想以上のコストがかかったりするなど、必ずしも計画が順調に進行しない可能性があります。また、景気低迷による企業の設備投資抑制等の影響により、軌道に乗った事業展開ができるとは限らず、方針の変更や事業の見直し等の何らかの問題が発生する可能性もあり、収益獲得に至らず損失が発生する場合もあります。このような場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)繰延税金資産について 現在の会計基準では、ある一定の状況において、今後実現すると見込まれる税金費用の減少を繰延税金資産として計上することが認められております。繰延税金資産の計算は、将来の課税所得に関する様々な予測・仮定に基づいており、実際の結果がかかる予測・仮定とは異なる可能性があります。 当社グループが、将来の課税所得の予測・仮定に基づいて繰延税金資産の一部または全部の回収ができないと判断した場合、当社グループの繰延税金資産は減額され、その結果、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)M&A等に係るリスク 当社グループは、事業範囲の拡大を目的とし、M&A等を積極的に行う方針であります。当社グループでは、企業買収や事業提携を行う際、事前にリスクを把握・回避するために、対象となる企業の財務内容や事業についてデューデリジェンスを実施しております。しかしながら、買収や事業提携後に予期しない債務が発覚する可能性や、事業環境や競合状況の変化等により当社グループの事業計画に支障をきたす可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)災害等の発生について 地震・暴風雨・洪水等の自然災害、火災・テロ・暴動・戦争等の人災が発生し、当社グループの従業員の勤務に大きな支障をきたした場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの自社拠点及び常駐先顧客の事業所は関東地方に集中しており、当該地域において、事業活動の停止及び社会インフラの損壊や機能低下等につながるような、予想を超える事態が発生した場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,578字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、経営成績等という)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年3月1日~2026年2月28日)におけるわが国経済は、米国通商政策による輸出企業への影響や物価高等による景気後退の懸念はあったものの、堅調な企業業績や雇用・所得環境の改善に支えられ、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、中東情勢等の引き続き高い地政学リスク、米国の通商政策や中国の内需停滞など不安定な世界情勢から、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループが属するIT業界におきましては、企業の堅調な業績を背景にソフトウエア投資が継続しており、今後もITへの投資は堅調に推移することが期待されます。また、当社グループの主要顧客である大手製造業各社では、一部企業においては先行き不透明な世界的な景況感の中、投資判断に慎重な姿勢も見受けられますが、全般には競争優位に向けた研究開発投資を維持していることから、当社グループに対するニーズも堅調に推移しました。 このような経営環境の下、当社グループは中長期的な成長を見据えた優秀な人材の確保・技術力の強化に取り組み、積極的な採用活動の継続とともにプロジェクトマネージャーとAI活用及びDXが推進できる技術者の育成に努めてまいりました。また、事業の生産性向上と一括受託案件獲得の強化ならびに契約単価の改定等の施策にも継続して取り組んでまいりました。 当連結会計年度においては、主力であるWEB/アプリケーション及び業務系システム開発分野は、期初に受注・売上を見込んでいた一括受託案件の一部での計画変更やWEB/アプリケーション分野で不採算案件にリソースを要したこと、ならびに業務系システム開発分野で大型案件が少なかったことなどから、売上高は前年比約2%増、営業利益は前年比約1%増にとどまりました。 組込み分野は、物流システム関連を主とした受注増により売上高が前年比約6%伸長し、中でも一括受託案件の獲得に注力し生産性を高めた結果、営業利益は前年比約2.3倍となりました。 その他、開発支援分野においてはマニュアル制作業務の大型案件の減少ならびに新規顧客の開拓が進まなかったことなどから、売上高が前年比約7%減となりました。なお、簡易的なマニュアル制作業務は減少傾向が見られるため、AI技術の応用など高い付加価値を提供できるエンジニアの育成に取り組んでおります。 今後も引き続き、営業力と利益体質の強化に努めてまいります。 なお、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、当社が保有する投資有価証券の一部について、投資先企業の事業計画及び直近の業績推移等を精査して実質価額を評価した結果、取得価額と比較して著しく下落したため減損処理による投資有価証券評価損23百万円を特別損失に計上しております。 以上の結果、当社グループの売上高は8,976百万円(前年同期比3.4%増)、営業利益は662百万円(同8.1%増)、経常利益は680百万円(同5.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は460百万円(同6.5%増)となりました。 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して208百万円増加し、5,889百万円となりました。主な要因としては、現金及び預金の増加6百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加81百万円、のれんの増加82百万円によるものであります。 負債は、前連結会計年度末と比較して7百万円増加し、1,351百万円となりました。主な要因としては、未払金の増加49百万円、賞与引当金の増加47百万円、未払法人税等の減少175百万円、退職給付に係る負債の増加16百万円によるものであります。 純資産は、前連結会計年度末と比較して200百万円増加し、4,537百万円となりました。主な要因としては、利益剰余金の増加200百万円によるものであります。 なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ4百万円減少し3,796百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、372百万円(前連結会計年度に得られた資金は844百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益657百万円、賞与引当金の増減額37百万円などの資金増加要因が、法人税等の支払額365百万円などの資金減少要因を上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、118百万円(前連結会計年度に得られた資金は270百万円)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出103百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、258百万円(前連結会計年度に使用した資金は259百万円)となりました。これは主に、配当金の支払額258百万円によるものであります。 (2)生産、受注及び販売の状況 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 生産実績においては、当社グループの業務形態上、重要性が乏しいため記載を省略しております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績を示すと、次のとおりであります。 事業部門別   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) エンジニアリング事業   2,580,057   △11.2   450,063   △24.4 (注) 業務請負形態の業務委託契約及び派遣形態は、サービスの提供量に応じて対価を得るため受注実績には記載しておりません。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績を示すと、次のとおりであります。 事業部門別   販売高(千円)   前年同期比(%) エンジニアリング事業   8,976,977   +3.4 (注) 1 当社及び連結子会社は、エンジニアリング事業の単一セグメントであるため、販売実績は、セグメント情報に関連付けた記載を省略しております。 2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) ソニー株式会社   1,342,005   15.5   1,332,256   14.8 富士通株式会社   1,168,602   13.5   988,828   11.0 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a 財政状態の分析 当連結会計年度において、株式会社理創の株式を取得し子会社化したため、連結の範囲に含めております。 なお、みなし取得日を当連結会計年度末日としているため、当連結会計年度は貸借対照表のみを連結しております。 当連結会計年度末における資産合計額は5,889百万円(前連結会計年度末比208百万円増)、負債合計額は1,351百万円(同7百万円増)、純資産合計額は4,537百万円(同200百万円増)となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は5,272百万円となり、前連結会計年度末に比べ121百万円増となりました。これは主に、現金及び預金3,507百万円(前連結会計年度末比6百万円増)、受取手形、売掛金及び契約資産1,299百万円(同81百万円増)によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は616百万円となり、前連結会計年度末に比べ86百万円増となりました。これは主に、のれん82百万円(前連結会計年度末比82百万円増)によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は1,205百万円となり、前連結会計年度末に比べ20百万円減となりました。これは主に、未払金386百万円(前連結会計年度末比49百万円増)、未払消費税等155百万円(同13百万円減)、未払法人税等92百万円(同175百万円減)によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は146百万円となり、前連結会計年度末に比べ28百万円増となりました。これは主に、役員退職慰労引当金74百万円(前連結会計年度末比10百万円増)、退職給付に係る負債16百万円(同16百万円増)によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は4,537百万円となり、前連結会計年度末に比べ200百万円増となりました。これは主に、利益剰余金4,531百万円(前連結会計年度末比200百万円増)によるものであります。 b 経営成績の分析 (売上高) 主力であるWEB/アプリケーション及び業務系システム開発分野は、期初に受注・売上を見込んでいた一括受託案件の一部での計画変更やWEB/アプリケーション分野で不採算案件にリソースを要したこと、ならびに業務系システム開発分野で大型案件が少なかったことなどから、売上高は前年比約2%増にとどまりました。組込み分野は物流システム関連を主とした受注増により売上高が前年比約6%伸長しましたが、開発支援分野においてはマニュアル制作業務の大型案件の減少ならびに新規顧客の開拓が進まなかったことなどから、売上高が前年同期比約7%減となりました。 その結果、当連結会計年度における売上高は8,976百万円(前年同期比3.4%増)となりました。 (売上総利益) グループ全体で内製化の促進と稼働及び生産性の向上に努めました。WEB/アプリケーション分野は不採算案件にリソースを要したことを主要因に売上総利益は前年比約1%増にとどまりました。一方で、組込み分野は一括受託案件の獲得に注力し生産性を高めたことで売上総利益は前年比約16%増となりました。 その結果、当連結会計年度における売上総利益は1,711百万円(同3.5%増)となりました。 (営業利益) M&Aに係る諸経費など、一時的な要因で販売費及び一般管理費が増加しました。 その結果、当連結会計年度における営業利益は662百万円(同8.1%増)となりました。 (経常利益) 助成金の収入や受取利息などにより、営業外収益が19百万円(同46.5%減)となりました。その結果、当連結会計年度における経常利益は680百万円(同5.5%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当社が保有する投資有価証券の一部について、投資先企業の事業計画及び直近の業績推移等を精査して実質価額を評価した結果、取得価額と比較して著しく下落したため減損処理による投資有価証券評価損23百万円を特別損失に計上しました。 その他、法人税等の計上により、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は460百万円(同6.5%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 当社グループの資金需要のうち主なものは、労務費、販売費及び一般管理費等に係る運転資金となります。これらにつきましては、基本的に営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金を充当し、投資が必要な場合には状況に応じて金融機関からの調達を行うこととしております。 なお、現在の現金及び現金同等物の残高、営業活動によるキャッシュ・フローの水準については、当面事業を継続していくうえで十分な流動性を確保しているものと考えております。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④ 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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