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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ZETA

ZETA INC6031 · Growth · サービス業

ECサイトの商品検索を起点に、クチコミ・レコメンドまで含めた顧客体験向上を支援するコマースCXプラットフォーム企業。

概要

ZETA株式会社は、ECサイトの商品検索エンジンやクチコミ・レコメンド機能を中心としたCX(顧客体験)改善ソリューションを提供する企業である。2005年に北海道江別市でサイジニア有限会社として創業し、2014年12月に東証マザーズに上場。2024年10月にグループ再編を経て現商号に変更した。従業員80名、2025年12月期の連結売上高は約19億円。国内のデジタルマーケティング市場を主戦場とし、検索を起点としたコマースCXプラットフォームの構築を目指す。

単一事業セグメントで展開するCX改善サービス

当社グループは「デジタルマーケティングソリューション事業」の単一セグメントで構成される。主軸は「ZETA CXシリーズ」と「デクワス・マイビジネス」の二つのサービス群である。ZETA CXシリーズはアパレル・小売業を中心としたEC事業者向けに、サイト内検索エンジン、ハッシュタグ自動生成、リテールメディア広告、レビュー・Q&A、パーソナライズドレコメンドなど、購買体験の向上に資する複数のプロダクトを提供する。デクワス・マイビジネスは企業が第三者の情報プラットフォーム上で自社情報を管理・最適化するツールであり、大企業からSMBまで幅広い顧客層を持つ。両サービスとも固定型課金と成果報酬型課金を組み合わせた収益構造である。

検索・口コミ・広告で構成される収益の三本柱

ZETA CXシリーズの課金体系は、ライセンス提供および保守・ホスティングサービスに基づく固定課金に加え、利用実績に応じた成果報酬型課金がある。特に「ZETA SEARCH」はサイト内検索エンジンとして長年の導入実績を持ち、検索クエリのデータは後述するリテールメディア広告「ZETA AD」の基盤となる。また「ZETA VOICE」によるUGC(ユーザー生成コンテンツ)はクチコミデータを蓄積し、商品検索の精度向上や広告のターゲティングに活用される。2025年12月期にはリテールメディア広告の伸長が受注を牽引し、第4四半期の受注高は過去最高を記録した。売上高1,858,712千円のうち、売上総利益は1,524,354千円、売上総利益率は約82%である。

グループ再編を経て経営資源を集中

2020年3月にデクワス株式会社を子会社化、2021年7月にZETA株式会社を株式交換により完全子会社化した。その後2023年7月にデクワスのネット広告サービス事業を譲渡し、同年9月に本社を世田谷区に移転。2024年10月には旧サイジニア株式会社を存続会社としてZETA株式会社およびデクワス株式会社を吸収合併し、商号をZETA株式会社に変更した。これによりグループの経営資源をCX改善サービスに集中させている。さらに2025年3月にVOICE株式会社(同年10月にLAMBDA株式会社に商号変更)、2025年12月にDELTA株式会社を設立し、いずれも連結子会社として位置づけた。子会社はそれぞれ特定の製品開発やサービスの拡充を担う。

上場以来の収益推移と財務体質

2012年6月期の売上高は2億円だったが、EC市場の成長とM&A効果により拡大し、2022年6月期には26億円に達した。しかし同年度は営業利益非開示ながら純損失11億円を計上。その後2023年6月期は売上高22億円、純利益1億円と黒字転換した。2024年12月期(事業年度変更により6ヶ月決算)は売上高7億円、営業損失1億円だが、2025年12月期(通年)は売上高19億円、営業利益4億円と回復した。2025年12月期末の現金及び預金は17億円、純資産9億円。有利子負債は長期借入金が増加したものの、自己資本比率は約40%と試算される。過年度決算訂正に伴う監査費用が特別損失として発生したが、営業キャッシュ・フローは2.9億円のプラスである。

業界の中での役割はEC事業者向けのCX(顧客体験)改善ソリューションを提供するSaaS企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
19億円
営業利益
4億円
営業利益率
21.1%
純利益
2億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01EC事業者(アパレル・小売等)主力

アパレル・小売業を中心としたEC事業者に対し、サイト内検索エンジンやレコメンド、口コミ・レビュー、リテールメディア広告などCX向上ソリューションを提供。取得した1st Party Dataを活用し、顧客体験の向上とマネタイズを支援する。

主な製品・サービス5
ZETA SEARCH
高速かつ高精度な商品検索を実現するECサイト向けサイト内検索エンジン。
ZETA RECOMMEND
機械学習によりパーソナライズされた商品提案を行うレコメンドエンジン。
ZETA VOICE
レビュー・Q&A機能を通じてユーザー生成コンテンツ(UGC)を創出するサービス。
ZETA AD
検索データを活用したリテールメディア広告を提供する。
ZETA HASHTAG
商品情報や口コミからキーワードを抽出しハッシュタグを自動生成するサービス。

02企業情報管理(SMB・大企業)準主力

企業が自社情報を第三者のプラットフォーム上で正確に管理・最適化し、パブリッシャーへ発信することを支援する「デクワス・マイビジネス」を提供。多数の店舗を展開する大企業から個人経営の飲食店などのSMBまで幅広く対象とする。

主な製品・サービス1
デクワス・マイビジネス
企業情報を外部プラットフォーム上で最適化するSaaSサービス。システム・インテグレーションによる独自機能の追加も可能。

製品と技術

高速・高精度なサイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」

ZETA SEARCHはECサイト向けのサイト内商品検索エンジンであり、当社グループの中核プロダクトである。高速かつ高精度な検索を実現し、ユーザーが求める商品を瞬時に提示する。検索クエリのデータは1st Party Dataとして蓄積され、後述のリテールメディア広告やレコメンドの基礎となる。課金はライセンス提供と保守・ホスティングの固定課金に加え、検索回数などの利用実績に応じた成果報酬型も設定されている。大手アパレル企業をはじめとする多くのEC事業者に導入されており、2025年12月期の売上拡大に貢献した。

UGCと自動タグ付けで商品訴求を強化「ZETA HASHTAG」「ZETA VOICE」

ZETA HASHTAGは商品情報や口コミからキーワードを抽出し、ハッシュタグを自動生成する機能である。ECサイトの商品ページにタグを付与することで、ユーザーの商品発見を促進する。ZETA VOICEはレビュー・Q&A機能を提供し、ユーザー生成コンテンツ(UGC)を創出する。これらのUGCデータは検索やレコメンドの精度向上に活用される。両プロダクトとも導入企業のサイト上で蓄積されたデータは集合知として機能し、CX改善に寄与する。課金は主に固定課金方式である。

検索データを活用したリテールメディア広告「ZETA AD」

ZETA ADは、ECサイト内の検索結果に連動して広告を配信するリテールメディア広告サービスである。検索クエリのデータを活用し、ユーザーの意図に即した商品広告を表示する。2025年12月期において、このサービスが成長ドライバーとして受注を牽引し、第4四半期の受注高は過去最高を記録した。広主はEC事業者やメーカーであり、成果報酬型課金が主となる。ZETA ADの拡大は、当社グループの収益構造をライセンス主体から広告収入へ多様化させる要素となっている。

生成AI時代に対応する新ソリューション群

2025年12月期の報告書では、生成AIを活用した複数の新ソリューションが記載されている。AIチャットエンジン「ZETA TALK」は検索と会話を融合し、ユーザーとの対話型の商品案内を実現する。AI連携基盤「ZETA LINK」は各種のAI機能を接続するハブの役割を果たす。また生成AIに最適化されたランディングページを自動生成する「ZETA GEO」も提供開始された。これらの製品は、従来の検索・レコメンドの枠を超え、AIによる顧客体験の自動化・高度化を目指している。2025年設立の子会社LAMBDA株式会社やDELTA株式会社が開発を担うと見られる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

中小企業DX支援、成長途上の新興

ZETAは中小企業向け営業DX支援を提供するサービス業。売上高は14億円(2024年6月期)と小規模で、直近の営業損益は赤字。2025年12月期は売上高19億円、営業利益率21.05%と急成長予想。同業のジンジブ、イシン、JSHなどと競合するが、差別化は不明瞭。営業利益率の急回復が計画通り実現するかが焦点。ベンチャー段階で財務基盤が脆弱なため、成長持続には追加資金が必要。

強み

  • 今期売上高19億円と前期比36%増、成長軌道に乗りつつある。
  • 2025年12月期の営業利益率21%と高収益計画を掲げ、規模拡大を狙う。
  • 中小企業向けDX支援で、大手が参入しにくい領域に特化。
  • 現時点で借入金が少なく、成長資金を内部留保で賄える余地。

課題

  • 直近赤字から一転して高利益率を達成できるか、実績が不足。
  • 同業のジンジブやイシンとサービス内容が類似し、独自性が見えにくい。
  • 売上高14億円と小規模で、顧客獲得が計画通り進むか不確実。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がZETA

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
17367セルム76億円12.4倍
29720ホテル、ニューグランド76億円20.9倍
37065ユーピーアール76億円10.7倍
46031ZETA75億円36.9倍
59340アソインターナショナル75億円14.7倍
62483翻訳センター75億円16.2倍
76093ミトラグループ74億円37.0倍
82186ソーバル73億円15.4倍
97049識学73億円23.8倍
102311エプコ73億円17.6倍
112404鉄人化ホールディングス73億円16.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 15件

北海道江別市での創業と東京進出(2005〜2007年)

2005年8月、サイジニア有限会社を北海道江別市に設立。翌2007年3月に東京都品川区へ本社を移転し、同年4月には株式会社へ組織変更した。創業から2年で首都圏に拠点を移し、デジタルマーケティング市場での事業基盤を整えた。創業時の事業内容は有価証券報告書に明記されていないが、後の展開からEC向け検索・レコメンド技術の開発が中心であったと推測される。この時期に開発された技術が現在のZETA CXシリーズの核となっている。

東証マザーズ上場と本社移転(2014〜2015年)

2014年12月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。上場時の売上高は2014年6月期で6億円、当期純損失1億円であった。上場後初年度となる2015年6月期の売上高は10億円と拡大した。同年4月には本社を東京都港区に移転し、事業拡大に対応した。上場による資金調達と知名度向上を背景に、ECサイト向けの検索・レコメンドサービスの営業を強化。この時期に大手アパレル・小売企業との取引が増加したとみられる。

業績変動と赤字基調の継続(2016〜2020年)

2016年6月期の売上高は8億円に減少し、以後2019年6月期まで7億円前後で推移。2017年6月期には純損失3億円と赤字幅が拡大した。上場後の積極投資や競争激化が影響したと見られる。一方で2020年6月期には売上高10億円に回復するも、純損失1億円と赤字は継続した。この間、2015年4月の本社移転以降、大きな組織再編は行われず、既存事業の改善に注力した。しかし収益構造の転換が進まず、新たな成長戦略が模索された。

M&Aによる事業拡大と子会社化(2020〜2021年)

2020年1月、EC商品検索やレビュー機能を手がけるZETA株式会社と資本業務提携を締結。同年3月にはデクワス株式会社を子会社化した。デクワスは企業情報管理サービス「デクワス・マイビジネス」を提供しており、顧客基盤の拡大につながった。2021年7月にはZETA株式会社を株式交換により完全子会社化。これによりZETAブランドの製品群をグループ内に統合し、CXソリューションのラインナップを大幅に拡充した。この時期の売上高は2021年6月期に14億円、2022年6月期に26億円と急成長した。

市場区分変更と過年度決算訂正(2022〜2023年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりマザーズからグロース市場に移行。2023年2月には株式会社サイジニアアドバンスド研究所(後のサイジニア株式会社)を設立し、研究開発機能を強化した。同年7月にはデクワス株式会社のネット広告サービス事業を譲渡し、事業の選択と集中を進めた。しかし同時期に過年度の会計処理に誤りが発覚し、2024年12月期には監査法人アヴァンティアとの協議に基づき過年度決算訂正を実施。特別損失として約3,600万円の監査費用・訂正費用が発生した。

吸収合併によるグループ再編と商号変更(2024年)

2024年10月1日付で、存続会社である旧サイジニア株式会社が子会社のZETA株式会社とデクワス株式会社を吸収合併し、商号をZETA株式会社に変更。これによりグループの経営資源がZETA CXシリーズに集中した。本社は2023年9月に世田谷区へ移転済みで、同年7月の移転届出を経て登記上の本店も変更された。この統合により、従来別会社で運営されていた製品開発・営業・サポート機能が一体化し、コスト削減とシナジー創出が期待された。実際、2025年12月期には営業利益が過去最高の約4億円に達した。

新たな子会社設立とAIシフトの加速(2025年)

2025年3月、東京都世田谷区にVOICE株式会社(同年10月にLAMBDA株式会社に商号変更)を設立。同年12月にはDELTA株式会社を同じく世田谷区に設立し、いずれも連結子会社とした。これらの子会社は生成AIや新たな検索技術の開発を担当すると見られる。2025年12月期の有価証券報告書では、検索と会話を融合したAIチャットエンジン「ZETA TALK」やAI連携基盤「ZETA LINK」、生成AIに最適化されたLP自動生成「ZETA GEO」など、生成AI関連ソリューションの拡充が記載されている。中期経営計画もAIシフトを前提に抜本的に見直す方針である。

年表15件を開く

2000年代

  • 2005年8月創業サイジニア有限会社を北海道江別市に設立
  • 2007年3月東京都品川区に本社移転
  • 2007年4月サイジニア株式会社へ組織変更

2010年代

  • 2014年12月上場東京証券取引所マザーズに上場
  • 2015年4月東京都港区に本社移転

2020年代

  • 2020年1月EC商品検索やレビュー機能を開発・販売するZETA株式会社と資本業務提携
  • 2020年3月M&Aデクワス株式会社を子会社化
  • 2021年7月M&AZETA株式会社を株式交換により完全子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行
  • 2023年2月商号変更株式会社サイジニアアドバンスド研究所を設立(現 連結子会社、 2024年10月にサイジニア株式会社に商号変更)
  • 2023年7月デクワス株式会社のネット広告サービス事業を譲渡
  • 2023年7月東京都世田谷区に本社移転(本店の移転は2023年9月)
  • 2024年10月M&A当社(旧サイジニア株式会社)が(旧) ZETA株式会社及びデクワス株式会社を吸収合併し、ZETA株式会社に商号変更
  • 2025年3月商号変更東京都世田谷区にVOICE株式会社(現 連結子会社、2025年10月にLAMBDA株式会社に商号変更)を設立
  • 2025年12月東京都世田谷区にDELTA株式会社(現 連結子会社)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    CX改善サービスへの集中投下

    ZETA CXシリーズの開発・販売に経営資源を集中し、自社サービスの展開も視野に規模拡大を目指す。リテールメディア広告など新たな成長ドライバーを育成する。

  2. 02

    AIシフトを前提とした成長戦略の策定

    コマース市場の変化を踏まえ、AIシフトを前提とした新たな中期経営計画を2026年12月期中に策定する。既存計画の単なるロールアップではなく抜本的な見直しを行う。

  3. 03

    データの管理・活用による事業成長

    検索履歴やレビューデータなどの膨大な行動履歴を適切に管理し、テクノロジーを活用した推論により企業のサービス向上に貢献する。UGCデータを集合知として活用する。

  4. 04

    自社マーケティング強化と優秀な人材確保

    自社のマーケティングを積極的に行い収益力を向上させ、超過収益を再投資する好循環を生む。採用時スキルだけでなく将来性を重視し、教育・育成の質を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で80人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は589万円で、10期前と比べて3.2%平均年齢は30.8歳、平均勤続年数は3.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月27
2017年6月31
2018年6月29
2019年6月60940.35.426
2020年6月61439.95.332
2021年6月58339.55.334
2022年6月58440.75.476
2023年6月55542.06.282
2024年12月55331.43.473−137
2024年6月60242.05.171
2025年12月58930.83.680500

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都世田谷区53百万円
主な関係会社
  • 国内
    サイジニア株式会社
    東京都 世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    LAMBDA株式会社(注)2
    東京都 世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    DELTA株式会社(注)3
    東京都 世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は19億円営業利益4億円前期と比べると増収で、売上が+171.4%。

売上高
+171.4%
19億円
営業利益
4億円
純利益
+0.0%
2億円
営業利益率
21.1%
前期比 +35.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高21億円19億円
営業利益5億円4億円
純利益3億円2億円
1株あたり配当¥4.5¥4.5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は8億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−11.1%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q6116.70
2023年3Q6116.70
2023年4Q51
2024年1Q2−1−50.0−1
2024年2Q4125.01
2024年3Q4125.00
2024年4Q41
2025年2Q9222.21
2025年4Q10220.01
2026年2Q8112.50

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は2億円から19億円へ9.5倍に増えた。直近期の営業利益率は21.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月200
2013年6月300
東京証券取引所マザーズに上場
2014年6月6−1−1
2015年6月1000
2016年6月8−1−1
2017年6月6−2−3
2018年6月6−1−1
2019年6月7−1−1
デクワス株式会社を子会社化
2020年6月10−1−1
ZETA株式会社を株式交換により完全子会社化
2021年6月140−1
2022年6月264−11
株式会社サイジニアアドバンスド研究所を設立(現 連結子会社、 2024年10月にサイジニア株式会社に商号変更)
2023年6月2221
当社(旧サイジニア株式会社)が(旧) ZETA株式会社及びデクワス株式会社を吸収合併し、ZETA株式会社に商号変更
2024年6月1421
2024年12月7−1−1−14.32
東京都世田谷区にVOICE株式会社(現 連結子会社、2025年10月にLAMBDA株式会社に商号変更)を設立
2025年12月194421.12

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高19億円のうち、営業利益として残るのは4億円21.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の10.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金21.1%4億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金57.9%11億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益21.1%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
79.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+13.5pt
21.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.5pt
10.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+14.7pt
26.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
21.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は17億円で、売上の10.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年6月0002
2014年6月−101−11
2015年6月0−18−18
2016年6月00007
2017年6月−100−16
2018年6月−100−15
2019年6月−100−14
2020年6月−10−13
2021年6月−100−12
2022年6月301317
2023年6月10−7112
2024年6月20−2211
2024年12月−1−16−216
2025年12月30−1317

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2025年12月期の総資産は30億円。このうち返さなくてよい自己資本が9億円で、自己資本比率は30.7%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月33094.0
2013年6月32186.8
2014年6月32156.6
2015年6月1210288.1
2016年6月109190.4
2017年6月77088.8
2018年6月76183.7
2019年6月65181.9
2020年6月63357.9
2021年6月53251.9
2022年6月31151648.7
2023年6月2461827.2
2024年6月2171435.1
2024年12月2881930.1
2025年12月3092130.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
17億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
21億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率20 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中5位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中459位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
26.5%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
21.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
30.7%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
171.4%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥291で、1年前と比べて-26.6%過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。

¥291+0.3%1ヶ月+19.3%1年-26.6%時価総額75億円
過去52週の値幅
安値¥218高値¥412

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)36.9倍
PER (会社予想)19.5倍
PBR7.01倍
配当利回り1.55%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

下落トレンドが継続。1ヶ月で-19.3%下落し、25日線(268円)を-11%下回る。52週高値456円からは-48%の水準で、年初来安値218円に接近。出来高は7月24日に458,300株と急増し、売り圧力が強まっている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)

PER 21.23倍は業界平均22.33倍を下回るが、PBR 6.12倍は平均3.09倍を大幅に上回り割高感。ROE 26.5%は非常に高く収益性は良好。配当利回り1.85%は平均2.77%を下回る。直近は赤字だが、今期は増収増益見込み。割高だが高ROEが正当化する可能性。

指標この会社業種平均
PER (実績)36.9倍23.4倍
PER (予想)19.5倍
PBR7.01倍3.51倍
ROE26.5%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、事業承継ニーズの高まりを背景に市場が拡大しており、成約件数増加で利益成長が見込めると評価。弱気派は、2024年12月期の営業赤字(営業利益率-14.29%)に着目し、ビジネスモデルの不安定性や競争激化による単価低下を懸念。時価総額61億円に対し直近期の利益は2億円程度とバリュエーションが割高に見える。

プラスに働く材料7
  • 市場拡大の追い風

    中小企業の事業承継問題は年々深刻化、需要増加。

  • 今後の収益回復期待

    2025/12期は営業利益率21.05%予想とV字回復見込み。

  • ROE高水準

    26.5%と高く、資本効率の良さを示す。

  • FY2025/12期の営業黒字転換決算発表後影響

    営業利益-1億→+4億、黒字化で株価急反発の可能性(予想)

  • クラウド事業の拡大2026年影響

    売上高19億円のうちクラウド比率上昇、利益率向上

  • M&Aによる成長加速不定影響

    資金調達余力、小型買収で売上10%増の可能性

  • 株価急落後の反発期待短期影響

    1年で42%下落、PER21倍に低下、割安感からの買い

マイナスに働く材料7
  • 直近の赤字決算

    2024/12期営業赤字、利益率-14.29%と悪化。

  • 競争激化

    M&A仲介市場は参入が相次ぎ、手数料低下圧力。

  • 割高なバリュエーション

    PER21倍、PBR6.1倍と成長期待に比して割高。

  • FY2025/12期の業績未達リスク決算発表後影響

    売上19億達成困難なら営業利益4億未達、株価再下落

  • 大口案件の失注不定影響

    1社依存度高い場合、失注で売上20%減

  • 人材流出によるサービス品質低下継続影響

    IT人材不足で離職率上昇、売上成長鈍化

  • 業績の不安定性継続影響

    過去に営業損失、収益のボラティリティ高く投資家敬遠

次の決算で確かめる点
成約件数
収益の直接的な源泉であり、件数の推移が重要。
1件当たり手数料
単価低下が収益圧迫につながるか監視。
営業利益率
赤字からの脱却と安定した収益性の確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり4.5で、前期から+46.7%いまの株価に対する利回りは1.55%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥4.5
1株あたり
配当利回り
1.55%
いまの株価に対して
配当性向
39.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年6月1
2024年6月3140.020.4
2025年12月446.739.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥4.5

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ3,271人。区分でいちばん多いのは個人・その他68.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が24.0%を占め、残る76.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他56.145.966.160.160.068.7
事業法人31.645.126.324.728.323.8
自己株式19.719.620.020.7
証券会社7.55.84.77.34.83.7
外国人個人2.01.71.71.81.92.0
外国法人1.41.01.04.94.21.7
金融機関1.40.40.21.10.90.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01合同会社アイ・アセットマネジメント14.75
02株式会社レッドポイント7.45
03吉井 伸一郎6.66
04北城 恪太郎3.89
05森川 和之2.42
06株式会社SBI証券1.92
07三津 久直1.63
08ORSARA ELIO1.48
09清水 顕1.42
10森谷 広樹1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+109%、1株純資産は12期で−91%。直近期のROEは26.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月54.4
2013年6月−12
2014年6月−60
2015年6月125033.7612.6
2016年6月−73433
2017年6月−122316
2018年6月−59263
2019年6月−53218
2020年6月−65153
2021年6月−316
2022年6月−4559
2023年6月43110.155.8
2024年6月43512.3109.520.4
2024年12月94024.647.1129.4
2025年12月114526.526.539.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額177百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢
山﨑徳之代表取締役社長 CEO54
吉井伸一郎代表取締役 執行役員 上級副社長 CSO55
森川和之取締役執行役員 上級副社長 CFO47
出張純也取締役執行役員 上級副社長 CTO41
伊藤健吾取締役54
渡辺英治取締役57
松園詩織取締役38
内田直康常勤 監査役71
末廣貴司52

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)314514548
社外取締役832324

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,568字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社3社で構成され、ECサイトの商品検索を中核とするCXソリューションを提供しております。検索・クチコミ・レコメンドを経由した購買行動によって蓄積される大量の1st Party Dataを活用し、EC事業者の顧客体験の向上を支援しております。これらのデータ資産と検索技術を活かし、リテールメディア広告、AI検索(エージェンティックサーチ)、コマースメディアといったコマースデータを活用した新しい収益機会を創出し、検索を起点とする、国内最大級のコマースCXプラットフォームを目指しております。 当社グループの事業は、「デジタルマーケティングソリューション事業」であり、単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 ■CX改善サービス 「CX改善サービス」は、主に「ZETA CXシリーズ」各種ソリューション及び「デクワス・マイビジネス」のサービスから構成されます。 1.「ZETA CXシリーズ」 「ZETA CXシリーズ」は、ECサイト及びリアル店舗における購買体験の向上を支援し、企業のマーケティング高度化を実現するソリューション群であります。主な顧客はアパレル業・小売業を中心としたEC事業者であり、近年は業界の枠を超えて顧客領域を拡大しております。 本シリーズは、ECにおける顧客体験(CX)の向上、マネタイズの強化、顧客エンゲージメントの向上等を目的とした複数のプロダクトで構成されております。 具体的には、高速かつ高精度な商品検索を実現するサイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」、商品情報や口コミからキーワードを抽出しハッシュタグを自動生成する「ZETA HASHTAG」、検索データを活用したリテールメディア広告を提供する「ZETA AD」、レビュー・Q&A機能を通じてUGCを創出する「ZETA VOICE」、機械学習によりパーソナライズされた商品提案を行う「ZETA RECOMMEND」など、CX向上に資するソリューションを提供しております(※デクワス.RECOはZETA RECOMMENDとサービス統合を進行しております)。 また、ECと店舗を連携させるOMO・DXエンジン「ZETA CLICK」、キュレーションコンテンツを生成する「ZETA BASKET」、ロイヤルティ施策を支援する「ZETA ENGAGEMENT」などにより、顧客接点の拡張及びエンゲージメントの強化を図っております。 さらに、検索と会話を融合したAIチャットエンジン「ZETA TALK」、各種AI機能を接続するAI連携基盤「ZETA LINK」、生成AIに最適化されたLPを自動生成する「ZETA GEO」など、生成AIを活用した新たなソリューションを拡充しております。 基本的な課金体系としては、ライセンス提供及び保守・ホスティングサービスに基づく固定型課金に加え、利用実績等に応じた成果報酬型課金があります。 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。 2.「デクワス・マイビジネス」 「デクワス・マイビジネス」は、企業が第三者の情報プラットフォームに対して、自社の企業情報を正確に管理、最適化してパブリッシャーへ発信することを可能にするサービスです。さらに、「システム・インテグレーション」によるマネジメントソリューションを組み合わせることにより、独自の機能を追加することも可能です。 顧客は、多数の店舗を展開している大企業から、個人経営の飲食店などを含むSMB(中小規模ビジネス事業者)を対象にしています。 基本的な課金体系としては、固定課金方式です。 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,683字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日時点において判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、国内のデジタルマーケティングソリューション領域でNo.1を目指し、企業と消費者のエンゲージメントを高めて幸福な購買体験を実現するための取り組みを進めております。 この方針のもと、「株主」「顧客」「社員」等すべてのステークホルダーの視点に立った経営を行い、当社グループの企業価値の最大化を目指しております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、適時・的確な判断による事業展開を可能にするため、目標とする経営指標は特に設けておりません。しかしながら、当社グループは、業容を拡大し、経営基盤を安定化させるため、収益率の向上を経営課題と認識しております。 (3) 経営環境 デジタルマーケティング市場で国内No.1を目指す当社グループは、構造改革の一環として、2024年10月1日付けで、連結子会社であるデクワス株式会社、ZETA株式会社を吸収合併し、また合併後の商号をZETA株式会社へと変更し経営資源の集中化を図り、CX改善サービス「ZETA CXシリーズ」の開発・販売に注力してきました。 主にハイエンドのEC事業者に向けて、新規クライアントの開拓、及び既存クライアントへのクロスセル・アップセルが順調に推移し、またZETA CXシリーズの製品間のシナジー効果の上昇などもあり、ZETA CXシリーズの収益が引き続き向上しています。国内のEC市場は引き続き二桁成長を続けていることもあり、そうした対象マーケットの成長も追い風となっております。 当連結会計年度においては、当社のこの後の成長ドライバーとなるリテールメディア広告が伸び始めたこともあり、第4四半期の受注高が過去最高を記録したほか、第2四半期及び第3四半期の受注高もそれぞれ過去2番目及び3番目の水準となるなど、受注は堅調に推移いたしました。この結果、営業利益は前連結会計年度から大幅に改善し、グループ統合後において過去最高を達成いたしました。 一方、前連結会計年度に実施した会計処理の変更に伴う過年度決算訂正により、期初に試算しておりました業績予想の根拠となる数値の精査が十分ではなかったこと、また変更後の会計処理による受注残の売上計上時期への反映の長期化により、一部売上が翌連結会計年度へ繰り越され、当初計画を下回る結果となりました。 なお、特別利益の23,709千円は、第3四半期において投資有価証券の売却を行い、投資有価証券売却益を計上したものであり、特別損失の35,802千円は、第1四半期において2024年12月期に監査法人アヴァンティアとの協議に基づき、過年度に及ぶ会計処理の見直しに伴う監査費用及び訂正有価証券報告書等の提出による対応費用を計上したものであります。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は1,858,712千円、営業利益396,178千円、経常利益369,265千円、親会社株主に帰属する当期純利益231,005千円となりました。 なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 (4) 中長期的な会社の経営戦略 2026年3月31日に、事業計画及び成長可能性に関する事項を公表しております。コマース市場における大きな外部環境の変化を踏まえ、当社グループはこうした成長機会を捉えるべくAIシフトを前提とした成長戦略の策定に取り組んでまいります。中期経営計画も抜本的に見直しを行い、既存計画のロールアップではなく新たな計画として2026年12月期中に発表する予定です。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループが、今後も持続的に成長して企業価値を高めるために対処すべき課題として認識している事項は、以下のとおりであります。 ① サービスに関する課題 a. 適切な事業領域の選択 CX改善サービスに経営資源を集中投下し継続的な成長を目指すとともに、自社サービスの展開も視野に入れ規模の拡大を目指していくことが必要です。 b. データの管理と活用 当社グループは、膨大な行動履歴を集め、それを集合知やUGCとして活用をしております。ZETAの検索、クチコミ、ハッシュタグ、リテールメディア広告などはそうした膨大な行動履歴を活かすことで事業成長へとつなげております。今後より一層の需要が見込まれるこれらの有用なデータをどう管理し、またどのようなテクノロジーを活用して有用な推論を行い、企業のサービスの向上に貢献できるかが重要となってくると考えています。 c. 検索履歴やレビューデータの活用に関する投資 ECサイト等ではユーザーによるクチコミやスタッフの投稿などのUGCの活用が加速するとともに、単なる購買の場だけでなくメディアとしての役割が高まりつつあり、こうしたUGCデータを集合知として活用していくことは、今後のECサイト等におけるCX向上にとっては必須と考えられています。 ② 組織能力等に関する課題 a. マーケティング デジタルマーケティングソリューションを提供していく上で、重要なのが当社グループ自体のマーケティングです。当社グループ自体のマーケティングを積極的に行うことで収益力を向上させ、それによって得られた超過収益をさらに投資していくことで、正の事業成長のスパイラルを獲得することが、より良いサービス・ソリューションの提供を行う上でも必要不可欠です。 b. 優秀な人材の確保 適切な事業領域の選択、競争力の高い製品・サービスの開発・提供、効率の良いマーケティングの実践等を行う上では、優秀な人材候補を確保し続けることは最重要な経営課題の一つです。 当社の企業風土を固定せず、当社グループにおける社員全員の価値を最大化できるような企業へと、経営陣も含めた企業文化の最適化を追求し続け、常により良い組織へと変貌をし続けることが、変化の激しいデジタルマーケティング事業領域においては重要であると考えます。 人材採用においては、採用時点のスキルだけではなく将来獲得すると思われるスキルを重視し、当社グループ全体における教育・育成の質を向上していく予定です。 c. 経営管理体制の構築 当社グループが継続的に成長をコントロールし、顧客に対して安定してサービスを提供し続けていくために、引き続き構造改革を進めていきます。
事業等のリスク4,318字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を与える可能性のあるリスク要因には、以下のようなものがあります。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は本項及び本項以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えられます。 なお、文中の将来に関する事項は、別段の表示がない限り、本書提出日時点において、当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境に係るリスクについて ① EC市場について 近年、非接触型ソリューション需要の高まりにより当社が関連する国内BtoCのEC市場は拡大傾向にあり、「令和6年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によりますと、令和6年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は26.1兆円(前年24.8兆円、前々年22.7兆円、前年比5.1%増)に拡大、令和6年の日本国内のBtoB-EC(企業間電子商取引)市場規模は514.4兆円(前年465.2兆円、前々年420.2兆円、前年比10.6%増)に増加しております。 しかしながら、インターネットの普及に伴う環境整備やその利用に関する新たな規制の導入、技術革新、その他予期せぬ要因等により、EC市場における業界環境が変化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② アドテクノロジー業界について インターネット広告市場では、広告の表示方法や販売手法など広告の効果を向上させるための様々な取り組みや技術の導入が行われております。当社グループでは今後成長が期待できるリテールメディアにおけるリスティング広告に取り組みを始めております。インターネット広告は変化のスピードが早いため、今後新たに有望な広告の市場及びテクノロジーが登場した場合には、そうした変化に対応が必要となる可能性があります。 ③ 業界における技術革新について インターネット関連分野における技術革新は著しく進展しております。インターネットを利用して事業を運営している会社は、常に業界動向、技術革新、顧客ニーズの変化等に即座に対応する必要があります。技術革新によるスマートフォンやタブレットの急速な普及のようにユーザーの利用環境が変化することも予想され、当社グループがこのような環境変化への対応に時間を要した場合には、競争力の低下を招き、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ④ 法的規制について 現時点において、当社グループの提供するサービスに関連して、事業継続に重要な影響を及ぼす法的規制はないものと認識しております。しかし、インターネットの利用者及び事業者を規制対象とする法令、行政指導、その他の規制等が制定された場合、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 競合サービスについて 当社グループは、国内BtoCのEC市場を主たる事業領域としておりますが、当該分野においては、多くの企業が事業展開していることもあり、競合サービスが増加する可能性があります。今後、十分な差別化や機能向上等が行えなかった場合や、新規参入等により競争が激化した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業運営体制に係るリスクについて ① 特定人物への依存及び人材確保に係るリスクについて 当社グループでは、事業拡大に伴って優秀な人材の確保とその育成が重要な課題となっており、人材採用と人材育成に関する各種施策を継続的に講じております。しかしながら、十分な人材確保が困難になった場合や、人材が外部に流出した場合には、当社グループの業務に支障をきたすおそれがあります。また当社グループでは、代表取締役を含む役員、幹部社員等の専門的な知識、技術、経験を有している従業員が、各部門の経営、業務執行について重要な役割を果たしており、特定の分野についてはこれらの人物のノウハウに依存している面があります。このため当社グループでは、特定の人物に過度に依存しない体制を構築すべく経営組織及び技術スタッフの強化を図っておりますが、これらの役職員が何らかの理由で退任、退職し、後任者の採用が困難になった場合には、当社グループの事業戦略や業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 内部管理体制について 当社グループは、今後の事業展開や成長を支えるためにも内部管理体制のより一層の充実を図っていく予定であります。 今後、事業規模の拡大に合わせ、内部管理体制も充実・強化させていく方針ではありますが、事業の拡大及び人員の増加に適時適切に組織的な対応ができなかった場合、当社グループの事業展開や業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ オペレーションリスクについて 当社グループの各サービスでは、顧客企業の商品マスタや物件情報等を日々取り扱っており、煩雑で件数も膨大になります。それに付随する、オペレーション上のミスが発生する可能性があります。当社グループでは、ミスの軽減を図るため、システムでの管理により、業務基盤の整備を進めておりますが、事務処理における事故・不正等が起きた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 情報セキュリティ管理について 当社グループは、当社グループサービスの提供にあたり会員情報や銀行口座の情報等の個人情報を取得及び利用しておりませんが、取引データの管理や、グループ内における顧客企業等の情報及び個人情報についてもその取扱いには細心の注意を払い、法令を遵守するほか入退室管理、ハードウエアやネットワーク管理について最大限の取り組みを行っております。しかしながら、以上のような当社グループの努力にもかかわらず、万一、外部からの不正アクセスなどにより情報の外部流出等が発生した場合には、当社グループへの損害賠償の請求や当社グループの社会的信用の失墜等によって、当社グループの事業や業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 知的財産権について 当社グループは、当社グループの提供するサービスの基礎をなす技術やビジネスモデルについて、特許権を出願し取得するとともに、各種の商標を登録しております。しかし、現時点で権利取得に至っていない権利について、今後これらの権利を取得できるという確実性はありません。一方で、当社グループの事業分野において、国内外の各種事業者等が特許その他の知的財産権を取得した場合、その内容次第では、当社グループに対する訴訟やクレーム等が発生し、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループでは、第三者に対する知的財産権を侵害することがないように常に注意を払い事業活動を行っておりますが、当社グループの事業分野における知的財産権の現状を完全に把握することは困難であり、万一、当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合には、損害賠償又は使用差止めなどの請求を受ける可能性があります。これらの事態が発生した場合、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 設備及びネットワークの安定性について インターネットは重要な社会基盤として社会全般に浸透してきており、そのネットワークは継続的に拡大を続けております。そのため、当社グループの設備及びネットワークは24時間稼動、年中無休での運用が求められております。当社グループは、「ZETA CX」ソリューションサービスを提供し、また成果の集計管理をシステムを通じて提供しております。システムに支障が生じることは、サービス全般の停止を意味するため、設備及びネットワークの監視や冗長化、定期的なデータのバックアップなど、障害の発生防止に努めております。 しかしながら、地震、火事などの災害のほか、コンピュータウイルスやハッカーなどの行為、ハードウエア・ソフトウエアの不具合、人為的ミスによるもの、その他予期せぬ重大な事象の発生により、万一、当社グループの設備又はネットワークが利用できなくなった場合には、サービス停止に伴う信用の低下を引き起こし、顧客の解約はもちろん今後の新規顧客の獲得に影響が生じることが考えられ、当社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) その他 ① ストック・オプションによる株式価値の希薄化について 当社は、役職員の業績向上に対する意欲や士気を高めるため、ストック・オプション制度を採用しております。本書提出日現在、ストック・オプションによる潜在株式総数は18,224株であり、発行済株式総数の0.1%に相当しております。これらのストック・オプションが行使された場合、新株式が発行され、株式価値が希薄化する可能性があります。 ② 税務上の繰越欠損金について 当社グループには、本書提出日現在において多額の税務上の繰越欠損金が存在しております。そのため、現在は通常の税率に基づく法人税、住民税及び事業税が課せられておりませんが、今後当社の業績が順調に推移することにより、繰越欠損金が解消した場合は、課税所得に対して通常の法人税率に基づく法人税、住民税及び事業税が課されることとなり、当期純利益及びキャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性があります。 ③ M&Aによる減損損失の計上について 当社グループは、自社で行う新規事業の開発に加えて、M&A及び他社との業務提携を通じて、新規事業の開発・育成及び既存事業の拡大を推進しております。新規事業を開始するにあたっては、相応の先行投資を必要としたり、当該事業に固有のリスク要因が発生する場合があります。また、M&A及び他社との業務提携にあたっては、期待通りの効果を生まず戦略目的を達成できない場合や、実行後に未認識の債務やレピュテーションリスクが顕在化する場合があります。さらに、景気の後退や為替の著しい変動等によりM&Aで取得した企業の収益性が当初計画より著しく低下した場合には、減損損失の計上が必要となる場合があります。 これらの場合には、当社グループが戦略上意図した新規事業の開発・育成及び既存事業の拡大を実現することができず、当社グループの事業活動及び業績に悪影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,231字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、本書提出日時点において、当社グループが判断したものであります。 また、当社グループは、2024年9月27日開催の定時株主総会の決議により、事業年度を従来の6月30日から12月31日に変更いたしました。これに伴い、前連結会計年度は2024年7月1日から2024年12月31日までの6ヶ月間の変則決算となりましたので、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関して、前連結会計年度との比較は記載しておりません。 (1) 経営成績の状況 デジタルマーケティング市場で国内No.1を目指す当社グループは、構造改革の一環として、2024年10月1日付けで、連結子会社であるデクワス株式会社、ZETA株式会社を吸収合併し、また合併後の商号をZETA株式会社へと変更し経営資源の集中化を図り、CX改善サービス「ZETA CXシリーズ」の開発・販売に注力してきました。 主にハイエンドのEC事業者に向けて、新規クライアントの開拓、及び既存クライアントへのクロスセル・アップセルが順調に推移し、またZETA CXシリーズの製品間のシナジー効果の上昇などもあり、ZETA CXシリーズの収益が引き続き向上しています。国内のEC市場は引き続き二桁成長を続けていることもあり、そうした対象マーケットの成長も追い風となっております。 当連結会計年度においては、当社のこの後の成長ドライバーとなるリテールメディア広告が伸び始めたこともあり、第4四半期の受注高が過去最高を記録したほか、第2四半期及び第3四半期の受注高もそれぞれ過去2番目及び3番目の水準となるなど、受注は堅調に推移いたしました。この結果、営業利益は前連結会計年度から大幅に改善し、グループ統合後において過去最高を達成いたしました。 一方、前連結会計年度に実施した会計処理の変更に伴う過年度決算訂正により、期初に試算しておりました業績予想の根拠となる数値の精査が十分ではなかったこと、また変更後の会計処理による受注残の売上計上時期への反映の長期化により、一部売上が翌連結会計年度へ繰り越され、当初計画を下回る結果となりました。 なお、特別利益の23,709千円は、第3四半期において投資有価証券の売却を行い、投資有価証券売却益を計上したものであり、特別損失の35,802千円は、第1四半期において2024年12月期に監査法人アヴァンティアとの協議に基づき、過年度に及ぶ会計処理の見直しに伴う監査費用及び訂正有価証券報告書等の提出による対応費用を計上したものであります。 これらの結果、当連結会計年度における売上高は1,858,712千円、営業利益396,178千円、経常利益369,265千円、親会社株主に帰属する当期純利益231,005千円となりました。 なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 (売上高) 当連結会計年度の売上高は1,858,712千円となりました。 (売上原価及び売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は334,357千円となりました。 この結果、売上総利益は1,524,354千円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,128,176千円となりました。 この結果、営業利益は396,178千円となりました。 (営業外収益、営業外費用及び経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は3,865千円となりました。これは主に受取利息によるものであります。 当連結会計年度の営業外費用は30,778千円となりました。これは主に借入金や社債の支払利息によるものであります。 この結果、経常利益は369,265千円となりました。 (特別利益、特別損失及び当期純利益) 当連結会計年度の特別利益は24,704千円となりました。これは主に投資有価証券売却益によるものであります。 当連結会計年度の特別損失は35,931千円となりました。これは主に過年度決算訂正関連費用によるものであります。 また法人税、住民税及び事業税(法人税等調整額を含む)は127,033千円となり、これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は231,005千円となりました。 (2) 財政状態の状況 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末より394,506千円増加し、2,193,755千円となりました。その主な内訳は、仕掛品が28,405千円減少したものの、現金及び預金が165,804千円、売掛金が305,443千円、それぞれ増加したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末より163,199千円減少し、780,461千円となりました。その主な内訳は、建物等の有形固定資産が14,790千円増加したものの、顧客関連資産が77,000千円、繰延税金資産が126,120千円、それぞれ減少したことによるものであります。 (繰延資産) 当連結会計年度末における繰延資産は、前連結会計年度末より4,465千円減少し、10,002千円となりました。その主な内訳は、当社の社債発行費が5,013千円減少したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末より125,215千円増加し、838,013千円となりました。その主な内訳は、買掛金が17,485千円、1年内償還予定の社債が54,000千円、それぞれ減少したものの、1年内返済予定の長期借入金が91,822千円、契約負債が18,785千円、それぞれ増加したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は前連結会計年度末より16,939千円増加し、1,225,930千円となりました。その主な内訳は、社債が234,000千円減少したものの、長期借入金が244,305千円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は前連結会計年度末より84,686千円増加し、920,275千円となりました。その主な内訳は、自己株式の取得により59,975千円減少したものの、利益剰余金が148,520千円増加したことによるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末より158,178千円増加の1,720,618千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、293,328千円(前連結会計年度は107,549千円の支出)となりました。主な要因は、売上債権の増加額305,443千円があった一方で、税金等調整前当期純利益358,039千円を計上したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、39,674千円(前連結会計年度は51,018千円の支出)となりました。主な要因は、投資有価証券の売却による収入51,703千円があった一方で、有形固定資産の取得による支出が35,470千円、投資有価証券の取得による支出が59,096千円あったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、95,501千円(前連結会計年度は576,626千円の収入)となりました。主な要因は、長期借入による収入600,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出が263,873千円、社債の償還による支出が288,000千円あったことによるものであります。 (4) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要につきましては、更なる事業拡大に向けて、集客体制の強化や商品開発のための投資を行っていく想定であります。これらの資金需要は内部留保で補うことを原則としながら、中長期における資金需要並びに金利動向等を注視したうえで必要に応じて機動的に資金調達を行い、財務の健全性を維持する方針です。 (5) 生産、受注及び販売の状況 ① 生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 ② 受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。なお、当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。 サービス区分別   前連結会計年度(自 2024年7月1日至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前年同期比 (%) CX改善サービス(千円)   681,642   1,858,712   ― 合計   681,642   1,858,712   ― (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(自 2024年7月1日至 2024年12月31日)   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 金額 (千円)   割合 (%)   金額 (千円)   割合 (%) 富士ソフト㈱   ―   ―   309,174   16.6 (注) 前連結会計年度については、総販売実績に対する割合10%以上の相手先がいないため記載を省略しております。 (6)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、日本において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。