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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

アイ・エス・ビー

ISB CORPORATION9702 · Prime · 情報・通信業

組込みソフトからクラウド・セキュリティシステムまで、情報サービスとセキュリティを融合した技術ソリューション会社

概要

アイ・エス・ビー(ISB)は1970年創業の情報サービス企業である。車載・医療・産業機器向け組込みソフトウェア開発、流通・金融・公共向け基幹システム構築、データセンター運営を主力とする情報サービス事業と、出入管理システムや電気錠等のセキュリティシステム事業の二本柱で構成される。2025年12月期の連結売上高は370億円、従業員数は2,246人。東京証券取引所市場第二部に上場する(2008年1月)。

情報サービスとセキュリティの二事業体制

当社グループは「情報サービス事業」と「セキュリティシステム事業」の二つのセグメントで構成される。情報サービス事業は連結売上高の約85%を占め、組込み/制御ソフトウェア開発、基幹システム・ソリューション開発、データセンターサービス(ハウジング、ホスティング、クラウドインフラ構築・運用)を提供する。セキュリティシステム事業は子会社の株式会社アートとアートサービス株式会社が担い、出入管理システム、電気錠、テンキー等の開発・販売・保守を行う。同事業はリカーリングビジネス(月額課金)を収益基盤として成長しており、2025年12月期のセグメント利益は7億60百万円と前年比12.4%増となった。

国内11拠点とベトナム子会社の開発体制

開発拠点は国内に11カ所、海外に1カ所を有する。国内は本社(東京都品川区)のほか、五反田事業所、新横浜事業所、大阪事業所、甲府事業所、我孫子事業所、鳥取事業所、仙台事業所など、主要都市に分散配置されている。2003年12月にはベトナム・ホーチミン市にISB VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立し、海外オフショア開発の拠点とした。ベトナム子会社は連結子会社として組込みソフトウェアや業務システムの開発を分担し、コスト競争力と開発キャパシティの強化に寄与している。また、1998年から2005年にかけてISO9001や情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得し、品質管理体制を整備している。

グループ10社による補完関係

当社グループは当社および10社の連結子会社で構成される。情報サービス事業では、株式会社エス・エム・シー(ソフトウェアメンテナンス)、ノックスデータ株式会社、株式会社スリーエス、コンピュータハウス株式会社、株式会社テイクス、株式会社AMBCがそれぞれ専門領域の開発・保守を担う。また、株式会社T-stockは業務用パッケージや医療・通信系ソリューションの販売を担当する。セキュリティシステム事業では株式会社アートとアートサービス株式会社が製品開発・販売・施工を一貫して行う。2010年にはイー・ストーム株式会社を子会社化し、事業領域を拡大した。グループ内で人材・技術・営業のシナジーを図り、得意分野を相互補完する体制をとっている。

業界の中での役割はソフトウェア開発・ITインフラ・セキュリティ機器のソリューションプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
370億円
営業利益
23億円
営業利益率
6.2%
純利益
14億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
情報サービス315億円85.1%15億円4.8%
セキュリティ システム55億円14.9%8億円14.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01情報サービス主力

車載・医療・産業機器・モバイル・情報家電等の組込み/制御ソフトウェア開発、基幹システム・流通・金融・公共向けソリューション開発、データセンターサービス(ハウジング、ホスティング)、クラウドインフラ構築・運用、システムオペレーションサービスを提供。

主な製品・サービス3
組込み/制御ソフトウェア開発
車載、医療、産業機器、モバイル、情報家電等向けの組み込みソフトウェアの開発・検証。
基幹システム・ソリューション開発
流通・金融・公共分野における業務システムや情報システムのソフトウェア開発。
データセンターサービス
ハウジング、ホスティング、クラウドインフラの構築・運用保守、システムオペレーション。

02セキュリティシステム準主力

出入管理システム、電気錠、テンキー等の開発、販売および保守を手掛ける。グループ会社(アート等)が担う。

主な製品・サービス3
出入管理システム
オフィスや施設の入退室を管理するシステム。電気錠やテンキー等と連携。
電気錠
電磁力やモーターで施解錠するドアロック機構。
テンキー
暗証番号入力による電気錠解錠装置。

製品と技術

車載・医療・産業機器向け組込みソフトウェア開発

組込み/制御ソフトウェア開発は同事業の最大の領域であり、車載、医療、産業機器、モバイル、情報家電など幅広い分野をカバーする。車載分野ではメーター系ソフトウェアを中心に既存顧客との取引が堅調で、アウトカー領域(車外通信)の案件も拡大している。医療機器向けでは厳格な規制に対応した開発・検証を提供する。産業機器ではWi-SUN(ワイヤレススマートユーティリティネットワーク)関連の案件が伸長している。モバイル・5G関連は縮小傾向にある一方、その他組込み領域へのシフトにより売上水準を維持している。これらの開発は顧客の開発プロセスに密着した受託形態が主体であり、プロジェクト管理と品質保証が競争力の源泉である。

金融・公共向け基幹システムとクラウドインフラ

基幹システム・ソリューション開発では、流通、金融、公共の3分野を中心に業務システムを構築する。金融分野では主要顧客からの受注が旺盛で、勘定系や情報系システムの開発・保守を手掛ける。公共分野では自治体システムの標準化案件の獲得が拡大しており、地方公共団体の業務効率化に貢献している。ITインフラ分野ではデータセンターサービス(ハウジング、ホスティング)に加え、クラウド移行の支援やシステムオペレーションサービスを提供する。都市型データセンター(新宿)を自社運用し、ISMS認証を取得済みである。2025年12月期にはクラウド移行案件が好調で、エンタープライズソリューション全体の売上増加に寄与した。

リカーリング収益を支える出入管理システムと電気錠

セキュリティシステム事業では、出入管理システム、電気錠、テンキーの開発・販売・保守をグループ会社のアートとアートサービスが担う。電気錠は電磁力やモーターで施解錠する製品で、オフィスビルや施設の入退室管理に用いられる。テンキーは暗証番号入力による解錠装置であり、簡易セキュリティから高度なアクセス管理まで対応する。同事業の特徴はリカーリングビジネス(月額課金)にあり、継続的な課金収入が収益基盤を強化している。2025年12月期には顔認証端末等の新デバイス投入がリニューアル案件の獲得増につながり、セグメント売上高は55億12百万円(前期比11.1%増)、セグメント利益は7億60百万円(同12.4%増)と過去最高を更新した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

ネットワークSIer、収益安定

アイ・エス・ビーは、ネットワーク構築やシステムインテグレーションを手掛ける独立系SIerである。同業のソラコムやハッチ・ワークと比較すると、売上高340億円と中規模であり、営業利益率8.24%と高い収益性を示す。2025年12月期の営業利益率は6.22%に低下見込みだが、受注は堅調。技術力と顧客密着型営業が強みで、DX需要を取り込む。

強み

  • 営業利益率8.24%と業界平均を上回る高い収益性を誇る。
  • ネットワーク分野に特化した高度な技術力で、専門性の高い案件を受注。
  • 長期継続取引によるリピート受注が多く、安定した収益基盤を形成。
  • 企業のデジタル化需要の高まりが、ネットワーク投資の追い風となる。

課題

  • 2025年12月期は営業利益率6.22%と低下見込みであり、収益性改善が課題。
  • ITエンジニア不足の中、優秀な人材の採用・定着が競争力の鍵。
  • 大手SIerだけでなく、クラウド専業など競合が増加している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がアイ・エス・ビー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17893プロネクサス310億円13.4倍
23393スターティアホールディングス309億円12.2倍
33915テラスカイ307億円19.5倍
43496アズーム292億円28.2倍
53922PR TIMES286億円12.1倍
69702アイ・エス・ビー272億円16.4倍
74662フォーカスシステムズ270億円10.7倍
82301学情267億円13.3倍
97033マネジメントソリューションズ263億円11.5倍
109644タナベコンサルティンググループ259億円22.5倍
116445ジャノメ255億円42.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

コンピュータ室運用管理からソフトウェア開発へ転換した1970年

1970年6月、コンピュータ室の運用管理を目的として株式会社インフォメイション・サービス・ビューローを東京都品川区に設立した。しかし、設立からわずか2か月後の同年8月にはソフトウェア開発及び受託事業に進出し、事業の軸足を運用管理から開発へと移している。この迅速な事業転換が、その後の組込みソフトウェアや業務システム開発に特化する企業体質の基礎となった。1979年から1984年にかけては、沼津、大阪、大和、府中、甲府、千葉と全国にシステム営業所を相次いで設置し、顧客企業の近くで開発を受託する体制を拡大した。

通信制御とOS開発で実績を積んだ1980年代

1981年11月には自動車無線システム及び通信制御システムの開発受注のため大和システム営業所を設置し、移動体通信分野への本格参入を果たした。1983年5月には府中システム営業所で基本ソフト(OS)開発を受注し、プラットフォーム層の開発能力を獲得した。1984年12月には千葉システム営業所(我孫子事業所)を設置し、PBX(私設電話交換機)の基本ソフト開発に着手。これらの実績が、後の車載組込みや通信機器向けソフトウェア開発に活かされることになる。1986年12月には商号を現在の株式会社アイ・エス・ビーに変更し、社名と事業内容の一致を明確化した。

品質認証と株式公開で組織基盤を固めた1990年代

1990年7月、社団法人日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達手段を拡大した。1995年には本社を品川区大崎に移転し、アイエスビー応用システム株式会社を設立してグループ体制の第一歩を踏み出した。1998年12月から1999年12月にかけて、大和第一・大和第二・湘南・甲府の各システムセンターや大阪システムセンターなど主要拠点でISO9001/JIS Z 9901の品質システム認証を取得。品質管理の標準化を進め、公共・金融分野の厳しい品質要求に対応する体制を整えた。また、1999年には業務効率化のため大阪システムセンターを移転し、拠点の最適化を開始した。

海外進出とデータセンター事業への多角化(2000年代前半)

2003年12月、ベトナムのホーチミン市にISB VIETNAM CORPORATIONを設立し、オフショア開発拠点を確保した。2004年3月には東京都新宿区に都市型データセンターを設置し、ハウジング・ホスティング事業を開始。これによりソフトウェア開発に加え、ITインフラ運用サービスという新たな収益柱を得た。同年4月には東京地区・神奈川地区の事業所を統合し、府中・江東・大和・湘南・富士事業所を閉鎖して五反田事業所と新横浜事業所に集約。効率的な運営体制へと再編した。2004年12月にはジャスダック証券取引所に株式を上場し、2008年1月には東京証券取引所市場第二部に市場変更した。

グループ再編と新規子会社の獲得(2000年代後半~2010年代)

2008年8月、アイエスビー応用システム株式会社をソフトウエアメインテナンス株式会社(現・株式会社エス・エム・シー)に統合し、グループ内の開発リソースを集約した。2010年2月にはイー・ストーム株式会社を子会社化し、技術領域を拡充。同年4月には仙台事業所を設置し、東北地方の需要に対応した。2011年12月には株式会社GIOTを設立し、新たな事業領域への投資を進めた。この間、2008年12月にはプライバシーマークを取得し、情報取扱いの信頼性向上に努めた。2015年以降も子会社の新設・買収を継続し、グループ全体の従業員数は2千人を超える規模となった。

中期経営計画で2030年を見据えた成長投資(2020年代)

2020年代に入り、当社グループは「ISBグループ中期経営計画2026」を策定し、AI・DX需要への対応を加速した。2024年度からは「ISBグループ中長期経営計画2030」を策定し、マテリアリティ(重要課題)として技術革新・地域活性化・人的資本・環境・ガバナンスを掲げた。情報サービス事業ではAIドリブン開発チームへの変革、セキュリティシステム事業ではリカーリング製品の拡大を重点戦略とする。財務面では、2025年12月期の売上高370億20百万円(前期比9.0%増)と過去最高を更新したが、不採算プロジェクトの影響や成長投資の増加により営業利益は23億14百万円(同17.3%減)となった。引き続き資本収益性の向上と市場評価の改善を目指す。

年表39件を開く

1970年代

  • 1970年6月創業コンピュータ室の運用管理を目的として株式会社インフォメイション・サービス・ビューローを設立(東京都品川区東五反田1丁目10番11号)
  • 1970年8月ソフトウェア開発及び受託事業に進出
  • 1975年4月東京都品川区西五反田2丁目21番1号に本社を移転
  • 1979年11月通信制御システム開発受注のため静岡県沼津市に沼津システム営業所を設置

1980年代

  • 1981年4月近畿地区進出のため大阪市淀川区に大阪システム営業所を設置
  • 1981年11月自動車無線システム及び通信制御システム開発受注のため神奈川県大和市に大和システム営業所を設置
  • 1983年5月基本ソフト(OS)開発受注のため東京都府中市に府中システム営業所を設置
  • 1984年2月地域産業のソフトウェア開発受注のため山梨県甲府市に甲府システム営業所(現 甲府事業所)を設置
  • 1984年12月PBX(私設電話交換機)の基本ソフト開発受託のため千葉県我孫子市に千葉システム営業所(我孫子事業所)を設置
  • 1985年5月ソフトウエアメインテナンス株式会社設立(現 連結子会社 株式会社エス・エム・シー)
  • 1986年12月東京都品川区西五反田1丁目1番8号に本社を移転
  • 1986年12月商号変更株式会社アイ・エス・ビーに商号変更

1990年代

  • 1990年7月社団法人日本証券業協会に株式を店頭売買有価証券として登録
  • 1990年11月神奈川県茅ケ崎市に湘南システム営業所を設置
  • 1993年9月沼津システムセンターを三島市へ移転し静岡システムセンター(現 三島サテライトオフィス)に名称変更
  • 1995年1月東京都品川区大崎5丁目1番11号に本社を移転
  • 1995年4月創業アイエスビー応用システム株式会社設立
  • 1998年12月大和第一・大和第二・湘南・甲府の各システムセンターで品質システムの認証を取得「ISO9001/JISZ9901」
  • 1999年1月東京都江東区に金融システム部の事務所を設置
  • 1999年1月静岡県富士市に富士システムセンターを設置
  • 1999年2月東京都品川区に情報システム事業部(現 五反田事業所)を設置
  • 1999年6月業務効率化をはかるため大阪システムセンター(現 大阪事業所)を大阪市中央区へ移転
  • 1999年12月大阪システムセンター(現 大阪事業所)・情報システム部・官公庁システム部・制御システム事業部で品質システムの認証を取得「ISO9001/JISZ9901」

2000年代

  • 2000年5月神奈川県横浜市に新横浜事業所を設置
  • 2003年12月マーケット拡大と収益の増強を図るため、ベトナム国ホーチミン市に ISB VIETNAM CORPORATION 設立(現 連結子会社 ISB VIETNAM COMPANY LIMITED)
  • 2004年1月au系メーカー向け携帯端末開発受注のため鳥取県鳥取市に鳥取事業所を設置
  • 2004年3月東京都新宿区に都市型のデータセンターを設置
  • 2004年4月東京地区・神奈川地区の事業所集約を実施(府中・江東・大和・湘南・富士事業所を閉鎖し、五反田事業所・新横浜事業所へ集約)
  • 2004年12月上場社団法人日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年11月データセンターで、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得
  • 2008年1月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 2008年2月上場ジャスダック証券取引所の株式を上場廃止
  • 2008年8月M&Aアイエスビー応用システム株式会社をソフトウエアメインテナンス株式会社(現 連結子会社 株式会社エス・エム・シー)と統合
  • 2008年12月プライバシーマーク取得

2010年代

  • 2010年2月M&Aイー・ストーム株式会社を子会社化
  • 2010年4月宮城県仙台市に仙台事業所を設置
  • 2010年7月創業株式会社ISBパーソナルサービス設立
  • 2011年7月創業株式会社アイエスビー東北を設立(現 仙台事業所)
  • 2011年12月創業株式会社GIOTの設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2030年12月期まで500億円以上
  • 連結営業利益2030年12月期まで45億円以上
  • 1人当たり売上高2030年12月期まで1,760万円以上
  • 1人当たり営業利益2030年12月期まで160万円以上
  • ROE(自己資本利益率)2030年12月期まで14.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業戦略:情報サービスとセキュリティの変革

    情報サービス事業ではAI駆動型開発チームへの変革を進め、コンサル・プライム案件やプロダクト保守、新領域での案件拡大により収益構造の転換と高収益化を目指す。セキュリティシステム事業では既存事業の拡大・高収益化に加え、ハード販売とソフト開発の両面提案でグループシナジーを強化し、新規事業への投資も継続する。

  2. 02

    人的資本戦略:従業員エンゲージメントの向上

    多様な価値観を尊重し、理念浸透やコミュニケーション活性化、グループ連携による採用強化・ブランディング、学び続けられる環境整備、マネジメント育成、キャリア形成支援などに取り組み、従業員エンゲージメントを高め働きがいのある企業文化を醸成する。

  3. 03

    財務・経営基盤戦略:資本効率とガバナンスの高度化

    資本コストや株価を意識した経営、キャッシュアロケーション方針の実行により資本収益性と市場評価の向上を図る。情報開示・対話の充実などガバナンスを高度化し、TCFD開示やGHG排出量削減などの環境課題にも取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,246人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は611万円で、9期前と比べて+0.9%平均年齢は37.0歳、平均勤続年数は11.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月1,131
2017年12月1,242
2018年12月1,257
2019年12月60638.312.01,698
2020年12月59937.912.81,717
2021年12月57237.812.71,791
2022年12月60737.512.41,887
2023年12月60037.711.91,985
2024年12月57237.111.52,125132
2025年12月61137.011.32,246102

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率71.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)76.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 9 / 海外 1、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都港区814百万円
本社業務
セキュリティ システム事業 — 神奈川県川崎市中原区726百万円
情報サービス事業 — 東京都品川区他170百万円
情報サービス事業 — 北海道札幌市 東区他102百万円
情報サービス事業 — 東京都中央区42百万円
五反田他2事業所 — 東京都品川区他18百万円
情報サービス事業
大阪事業所 — 大阪府大阪市中央区13百万円
情報サービス事業
情報サービス事業 — ベトナム国ホーチミン市11百万円
甲府事業所 — 山梨県甲府市10百万円
情報サービス事業
三島サテライトオフィス — 静岡県三島市6百万円
情報サービス事業
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱エス・エム・シー
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ノックスデータ㈱
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱スリーエス
    北海道札幌市 東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アート
    神奈川県川崎市 中原区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アートサービス㈱
    神奈川県川崎市 中原区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    コンピュータハウス㈱
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱T-stock
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱テイクス
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱AMBC
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ISB VIETNAM COMPANY LIMITED
    ベトナム国ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    農林水産統計システムの作物統計調査集計プログラム修正業務
    農林水産省 · 2021-08-06
    1,725万円
  • 調達
    ディスプレイ等の購入
    金融庁 · 2025-07-30
    1,070万円
  • 調達
    道路災害情報提供デジタルサイネージ購入
    国土交通省 · 2025-11-17
    900万円
  • 調達
    モバイルモニター 外1点
    警察庁 · 2026-02-18
    616万円
  • 調達
    農林水産統計システムの生産農業所得統計集計プログラム修正業務
    農林水産省 · 2021-04-09
    390万円
  • 調達
    ディスプレイ等の購入
    最高裁判所 · 2026-01-19
    337万円
  • 調達
    デジタルサイネージ供給契約
    法務省 · 2025-03-10
    158万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は370億円営業利益23億円前期と比べると増収減益で、売上が+8.8%、利益が-17.9%。

売上高
+8.8%
370億円
営業利益
-17.9%
23億円
純利益
-30.0%
14億円
営業利益率
6.2%
前期比 -2.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高385億円370億円
営業利益30億円23億円
純利益19億円14億円
1株あたり配当¥70¥70

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は192億円、営業利益は16億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+4.3%、営業利益は+14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q841011.96
2023年2Q7534.02
2023年3Q8289.84
2023年4Q833
2024年1Q851112.98
2024年2Q8244.93
2024年4Q173137.59
2025年2Q184147.68
2025年4Q18694.86
2026年2Q192168.310

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は106億円から370億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は6.2%。売上は10期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月10633
2013年12月11842
2014年12月13745
2015年12月12842
2016年12月13432
2017年12月16763
2018年12月17495
2019年12月225126
2020年12月2441710
2021年12月2621911
2022年12月2902414
2023年12月3242815
2024年12月34028298.220
2025年12月37023246.214

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高370億円のうち、営業利益として残るのは23億円6.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.0%285億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.8%62億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.2%23億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
23.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.2pt
6.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.9pt
3.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.9pt
10.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
12.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが17億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは7億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は91億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月−68−528
2013年12月03−2310
2014年12月10−25822
2015年12月6−31327
2016年12月3−11231
2017年12月31−8427
2018年12月12−1−11135
2019年12月13−10−2337
2020年12月19−1−21852
2021年12月15−2−41361
2022年12月19−1−31876
2023年12月19−3−51689
2024年12月19−14−5590
2025年12月17−10−6791

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は216億円。このうち返さなくてよい自己資本が145億円で、自己資本比率は67.2%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月58431568.8
2013年12月62431964.5
2014年12月71442762.3
2015年12月74561875.4
2016年12月78562271.3
2017年12月92583463.4
2018年12月100623862.1
2019年12月122675554.6
2020年12月135884764.8
2021年12月144964866.6
2022年12月1651075864.9
2023年12月1801186265.7
2024年12月1991356467.7
2025年12月2161457167.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
91億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
86億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
71億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中243位あたり、逆に低いのはROE605社中383位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.2%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
67.2%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.8%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,373で、1年前と比べて+47.1%過去52週の値幅のなかでは78%の位置にある。

¥2,373-2.3%1ヶ月+0.6%1年+47.1%時価総額272億円
過去52週の値幅
安値¥1,621高値¥2,586

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.4倍
PER (会社予想)14.7倍
PBR1.83倍
配当利回り2.95%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に2568円と年初来高値圏にあり、前日比4.26%上昇。1ヶ月で14.69%上昇し、25日線2319円を約11%上回る。52週高値2586円に接近しており、RSI82.4と買われすぎ圏。出来高は8月14日に41700株と直近では高水準。7月下旬から上昇トレンドが明確で、週足も強い。ただし、過熱感があり調整リスクも。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER17.76倍は業界平均31.17倍より低いが、PBR1.98倍は平均3.64倍を下回るものの、ROE10.2%を考慮すると適正圏内。配当利回り2.73%は平均2.65%とほぼ同等。ただし、配当性向169.5%は収益に対して過大で、減配リスクが懸念される。直近の営業利益率は低下傾向で、割安感はあるが、収益悪化が続けば割高に転じる可能性も。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.4倍47.9倍
PER (予想)14.7倍
PBR1.83倍2.96倍
ROE10.2%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は増加しているが、利益率は低下傾向で、投資家の関心は収益性の維持に集まる。強気派は増収や株価上昇を評価し、今後も成長を期待する。弱気派は利益率の悪化や競争激化を懸念し、成長持続性に疑問を持つ。

プラスに働く材料7
  • 売上成長

    売上高は2022/12期の290億円から2025/12期は370億円へ増加

  • 市場評価

    株価は1年間で72.54%上昇しており、期待の高さが窺える

  • 技術力

    ITインフラ分野での専門性が高く、需要は堅調

  • 売上高370億円と3期連続増収通年影響

    売上高324→340→370億円、直近3期で14%増

  • 実績PER17.76倍→予想15.9倍へ低下決算発表後影響

    予想PER15.9倍、実績PER17.76倍、PBR1.98倍

  • 外国人持株比率18.1%と高い継続影響

    外国持株比率18.1%、ROE10.2%

  • ROE10.2%と資本効率1割超通年影響

    ROE10.2%、PBR1.98倍、売上高370億円

マイナスに働く材料6
  • 利益率低下

    営業利益率は8.24%から6.22%、純利益も減少見込み

  • 競争激化

    IT業界は参入障壁が低く、価格競争が発生しやすい

  • ROEの水準

    ROE10.2%は平均的で、高い成長性を示すには物足りない

  • 営業利益28億→23億円と減益通年影響

    営業利益28→23億円、営業利益率8.24%→6.22%

  • 純利益20億→14億円と30%減通年影響

    純利益20→14億円、前期比30%減

  • 株価1年で72.54%上昇、過熱感不定影響

    過去1年で72.54%上昇、需給過熱の反動

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の悪化が続くかどうかを確認
売上高成長率
市場拡大に追随できているか
受注残高
今後の売上に直結する潜在的な仕事量

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり70で、前期から+1.9%いまの株価に対する利回りは2.95%。増配か配当維持が8年続いている。

年間配当
¥70
1株あたり
配当利回り
2.95%
いまの株価に対して
配当性向
169.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
8年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月1395.3
2017年12月130.055.8
2018年12月1732.042.5
2019年12月1915.215.3
2020年12月2531.685.3
2021年12月3020.034.4
2022年12月4033.341.3
2023年12月425.061.5
2024年12月5428.656.7
2025年12月551.9169.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥70

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ3,559人。区分でいちばん多いのは個人・その他42.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.4%を占め、残る63.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他48.153.850.247.045.742.4
事業法人20.721.621.120.621.221.9
外国法人11.78.310.812.613.218.1
金融機関14.114.015.615.916.414.5
証券会社5.42.32.23.93.53.2
外国人個人0.00.00.10.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社若尾商事17.46
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)9.99
03アイ・エス・ビー・グループ従業員持株会3.54
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.32
05ヨシダトモヒロ2.99
06GLOBAL ESG STRATEGY [常任代理人 立花証券株式会社]2.98
07若尾 一史2.67
08鈴木 育夫1.93
09GLOBAL ESG STRATEGY [常任代理人 フィリップ証券株式会社]1.77
10株式会社第一情報システムズ1.57

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-07-30
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    12.53%
    +1.19pt
  • 2026-06-03
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    11.34%
    +1.33pt
  • 2026-05-22
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    10.01%
    +1.68pt
  • 2026-04-22
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    8.33%
    +1.16pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+58%、1株純資産は14期で+32%。直近期のROEは10.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月799628.66.443.9
2013年12月581,0136.013.159.5
2014年12月1191,11811.28.2100.1
2015年12月371,0903.620.5171.1
2016年12月341,0883.126.495.3
2017年12月601,1375.422.255.8
2018年12月1071,2129.114.442.5
2019年12月626559.816.215.3
2020年12月9477212.916.385.3
2021年12月9884112.110.434.4
2022年12月12593814.19.041.3
2023年12月1291,03513.111.461.5
2024年12月1781,18116.17.756.7
2025年12月1251,26710.213.8169.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額203百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
若尾一史代表取締役 社長54306,000
小笠原芳市常務取締役5827,000
関本祥文取締役 セキュリティシステム 事業担当6122,000
牧田甲希取締役 営業本部長5911,000
廣瀬雅也取締役 管理本部長5914,000
山本年朗取締役 グループ経営担当573,000
竹田陽一取締役(監査等委員)(常勤)6327,000
渡邊芳樹取締役(監査等委員)63
清水亜希取締役(監査等委員)49
佐藤香代取締役(監査等委員)47
長谷川智彦取締役(監査等委員)63
森孝義取締役(監査等委員)54

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61452817429
社外取締役417174
取締役(社内)1121212

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容764字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、㈱アイ・エス・ビー(当社)、㈱エス・エム・シー、ISB VIETNAM COMPANY LIMITED、ノックスデータ㈱、㈱スリーエス、㈱アート、アートサービス㈱、コンピュータハウス㈱、㈱T-stock、㈱テイクス、㈱AMBC(以上子会社10社)で構成されており情報サービスの事業活動およびセキュリティシステム事業活動を行っております。 当社グループの主な事業内容と当社および関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 主要な事業内容   主要な会社及び当該事業における位置付け <情報サービス事業>  ・ソフトウェア開発 車載・医療・産業機器・モバイル・情報家電等の組込み/制御ソフトウェア開発および検証 基幹システムや情報システム、流通・金融・公共ソリューションにおけるソフトウェア開発   当社、㈱エス・エム・シー、ノックスデータ㈱、㈱スリーエス、コンピュータハウス㈱、㈱テイクス、㈱AMBC、ISB VIETNAM COMPANY LIMITED (会社総数8社) ・フィールドサービス データセンターサービス(ハウジング、ホスティング) クラウド等のインフラ構築・運用設計および運用保守サービス システムオペレーションサービス   当社、㈱エス・エム・シー、㈱テイクス (会社総数3社) ・その他 業務用パッケージや医療・通信系ソリューションの開発・販売とソリューションに伴う機器の販売   当社、㈱T-stock (会社総数2社) <セキュリティシステム事業> 出入管理システム、電気錠、テンキー等の開発、販売および保守   ㈱アート、アートサービス㈱ (会社総数2社) 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,184字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、ISBグループの理念体系を定め、お客様に選ばれ、社会に必要とされ続けるために「永続する企業」を目指しています。 創立者の言葉である「夢を持って夢に挑戦」を企業理念として、ISBグループの一人ひとりが夢や希望を持ち、常に挑む精神で取り組んでいきます。ISBグループの知識や技術力で、誰もが幸せになれる社会づくりに貢献していくことを私たちのミッションとし、柔軟性をもって、時代に即した新しい価値を創造し、未来につながる製品・サービスを提供することを我々のビジョンとして掲げています。 <ISBグループ理念体系> 企業理念: 夢を持って夢に挑戦 Mission : 私たちアイ・エス・ビーグループは卓越した技術と魅力ある製品・サービスで心豊かに暮らす笑顔溢れる社会づくりに貢献します。 Vision : 時代の変化に適応し、知恵とITの融合により、未来を切り拓く新たな価値を創造します。 Value  : 誇り 誠実 挑戦 Credo  : 誇り プロフェッショナルとして、自らが技術とアイデアを磨き続け、成長すると共に企業の発展 を通じて社員の健康と家族の生活を応援します。 誠実 お取引先様と常に誠実に向き合い、あらゆる期待に応える解決策を提案します。 ガバナンスとリスクマネジメントを徹底し、透明性の高い経営に努めます。 挑戦 夢のある未来へ向けて、新たな価値の創造に情熱をもって取り組み、進化し続けます。 (2)経営環境と優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 2025年度の経営環境は、企業による設備投資の拡大や底堅い個人消費に加え、AI関連分野を中心とした投資動向が下支え要因となり、緩やかな回復基調を維持いたしました。一方で、米国をはじめとする各国の内向きの政策や地政学リスクの高まりによる貿易の分断など、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況の中、当社グループは、2024年度から2026年度までの「ISBグループ中期経営計画2026」を策定し、「永続する企業へ Drive change to thrive」をテーマに重点戦略に取り組み、未来への成長投資を進め、事業基盤の強化を推進してまいりました。 この実績と、昨今のデジタル技術の進化を含めた社会環境の大きな変容を踏まえ、新たにISBグループ マテリアリティ(重要課題)を設定し、2030年度を最終年度とする「ISBグループ中長期経営計画2030」を策定いたしました。 「ISBグループ中長期経営計画2030」では、「ISB革新 飛躍に向けて~from challenge to breakthrough~」をテーマに、社会価値と経済価値の創出に向けて各施策に取り組んでまいります。社員一人ひとりの働きがいを源泉とした企業成長により、心豊かに暮らす笑顔溢れる社会づくりへの貢献を目指してまいります。 当社グループの対処すべき課題は、DX・AI需要の拡大と社会課題解決への要請増、盤石な経営基盤構築とさらなる事業高度化を含めた「将来のリスクに適応できるレジリエントな体制推進」です。「ISBグループ中長期経営計画2030」では、この課題に取り組むため、マテリアリティに紐づいた3つの重点戦略を実行し、リスクに対し臨機応変に変革できる体制を推進してまいります。 <ISBグループ マテリアリティ(重要課題)> 社会課題   マテリアリティ 成長 マテリアリティ   社会:技術革新   技術で支える生産性向上、安心安全 社会:地域活性化   地域に根差した事業活動による 雇用創出と経済の活性化 社会:人的資本   従業員一人ひとりが主役となる、 働きがいのある企業文化の醸成 基盤 マテリアリティ   環境   気候危機を核とした環境課題への対応 ガバナンス   社会から信頼を得る透明性の高いガバナンス <重点戦略> ① 事業戦略 情報サービスとセキュリティシステムの2つのセグメント事業戦略において、すべてのステークホルダーとの共創と、地域に根ざした事業活動に取り組みます。 イ.情報サービス事業 AIドリブン開発チームへの変革を行い、注力する事業領域に取り組みます。また、継続的な研究開発投資と、専門人材の採用・育成の強化を行うことで、コンサル・プライム、プロダクト保守、新領域の案件拡大を図り、収益構造の転換を含む更なる高収益化を目指します。 ロ.セキュリティシステム事業 リカーリング製品を含む既存事業において、更なる成長へ向けた拡大、高収益化を目指します。また、ハードウェア販売とソフトウェア開発両面で提案可能な営業体制を構築するなど、ISBグループシナジーの強化を行います。さらに、新規事業に対して投資を継続し、事業領域の拡大に取り組みます。 ② 人的資本戦略 当社グループの事業における強みの源泉である人材は、最も重要な要素であり、引き続き人的資本経営に取り組みます。付加価値向上を実現するための施策へ積極的に投資を行い、ありたい組織像・社員像の実現や、生産性・収益性の向上を目指します。 具体的には、多様な価値観を尊重し、理念浸透やコミュニケーションの活性化施策、また、グループ連携による採用強化とブランディングに取り組みます。ほかにも、学び続けられる環境の整備、マネジメント育成、キャリア形成支援などを行います。これらを通じて、従業員エンゲージメントを高め、働きがいのある企業文化を醸成します。 ③ 財務・経営基盤戦略 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応や、キャッシュアロケーション方針を実行し、資本収益性と市場評価の向上を目指します。さらに、情報開示・対話の充実などコーポレート・ガバナンスの高度化に取り組むことで、社会から信頼を得る透明性の高いガバナンス体制を推進します。 また、TCFD開示やGHG排出量の削減を行い、気候危機などの環境課題に取り組みます。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、「ISBグループ中長期経営計画2030」において、重点戦略の達成状況を判断するための客観的な指標(KPI)を設定しております。 <2030年12月期 グループ目標・KPI> 事業/ 人的資本戦略 目標   連結売上高※1   500億円以上 連結営業利益※1   45億円以上 1人当たり売上高※2   1,760万円以上 1人当たり営業利益※2   160万円以上 従業員数※2   2,850人以上 女性管理職比率※3,4   7.0% 新卒女性比率※3   30% 従業員エンゲージメントスコア※3,5   3.6以上 財務・ 経営基盤戦略 目標   ROE(自己資本利益率)   14.0%以上 配当性向   50%以上 DOE(純資産配当率)   4%下限 GHG排出量(Scope1+2)※6   2024年度比30%削減 (注)2026年2月13日付開示「ISBグループ中長期経営計画2030」公表値であります。 ※1 M&Aを含んでおりません。 ※2 パート及び嘱託社員を含まず、正社員で集計。 ※3 当社(提出会社単体)で集計。 ※4 管理職は課長相当クラス以上の合計(社外取締役除く)。 ※5 働きがいの満足度に関わる指標を算出。最大値5.0。 ※6 国内事業の2024年度実績593.8t-CO2。
事業等のリスク4,754字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業展開上のリスク要因になる可能性があると考えられる主な事項を以下に記載しております。 なお、本項においては、将来に関する事項を記載している場合には、当該事項は本書提出日現在において判断したものであります。 ① 競合の激化等について 当社グループが属する情報サービス業界においては、競合するソフトウェア開発会社が多数存在しており、これら事業者との競合が生じております。開発業務において、他社との更なる競合の激化が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、景気低迷等によるソフトウェア開発需要の減少が生じた場合は、技術者の稼働率や受注単価が低下し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対し、当社グループは、新たな開発手法等を用いた生産性向上、プロジェクト管理強化による不採算・低採算プロジェクトの発生抑止抑制、子会社が行う海外や国内でのリモート開発などによるコストの削減、適正な組織編成と教育投資による人材強化などで対処する方針です。 ② 特定分野への依存について 当社グループは、携帯端末及びそのインフラ開発などメーカー等からのソフトウェア受託開発業務を主な事業として事業基盤を拡大してまいりました。これらの事業における需要が減少した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これまで培った技術力やノウハウの活用による生産性の向上、新規顧客の開拓や、子会社ごとの得意分野と地域特性の活用によるグループシナジーの発揮を通じ収益基盤の拡大を図るとともに、社内で蓄積されたプラットフォームの活用などのノウハウ共有、ソリューションパートナー企業との協業等による収益性の高いプライム案件の獲得、さらには顧客志向のプロダクト事業推進による収益力の向上など、ソリューション事業の規模拡大と高収益化を進め、特定分野への依存度の低減に努めております。 ③ 不採算プロジェクトについて 当社グループのソフトウェア受託開発では、業務の性質により受注時に開発規模等を正確に見積ることが困難な場合や受注後の諸条件の変更により、プロジェクトの採算が悪化する場合があります。また、当社グループの提供するソフトウェア製品・サービスにおいて、不具合(バグ)の発生やサービス不良品等の品質上の問題により手直し等の追加コストの発生や損害賠償が発生する可能性があります。これらは、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、品質管理に係る規程を整備し、技術難度、工期、プロジェクト規模などの観点から一定以上のリスクが想定されるプロジェクトに対し、受注時における計画や原価見積りの妥当性審査や、プロジェクト進行中の進捗や課題の状況、リスクとその軽減策を定期的に把握・管理するなど、不採算・低採算プロジェクトの発生抑止抑制に努めております。 ④ M&Aに伴うリスクについて 当社グループでは、企業の買収や資本参加による技術力の向上及び顧客分野の拡大を今後の経営戦略のひとつとしておりますが、当社グループがこれらの投資活動により想定したとおりの成果を得る保証はありません。買収や資本参加時において、のれんが発生する場合には資産計上し、会計規則に従った期間において償却する必要があります。また、減損の必要が生じた場合は当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクを低減するため、M&Aの意思決定時には、フィナンシャルアドバイザー、会計士、弁護士等の外部有識者などによる第三者評価、及び事業部門を含めた社内外の有識者によるデューデリジェンスを経て、発見された各リスクの検証、対応策を取締役会などにおいて予め検討・実施し、事業運営上のリスクの低減に努めております。また、M&A実施後の統合プロセス(PMI)において、親会社を中心としたグループ各社からの支援を適切に行うことにより、M&A効果の最大化を図り、売上高や利益の維持・向上に努めております。 ⑤ 新事業について 当社グループは、ソフトウェア受託開発業務を設立以来の主たる事業としていますが、収益源の多様化や受託開発事業のみでは限りがある利益率の改善のため、当社グループのリスク許容度を慎重に検討しつつ新事業を展開する方針であります。しかしながら、新事業の展開は大きな先行投資を伴うことがあり、今後、当社グループが展開する新事業が計画通りに進捗しない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、投資に際して投資に伴う事業計画、収益計画等について十分に検討し、また投資後にあっても、各事業に関わる市場や技術の動向、計画の進捗状況等を定期的に把握し、必要な対策を適宜講じるなど、新事業の投資リスク低減に努めております。 ⑥ 調達先について 当社グループは、ソフトウェア受託開発業務等の一部について、ビジネス・パートナーへ外注する場合があり、ビジネス・パートナーの事情などにより人材の調整が適時適切に行えないなど、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、セキュリティシステム事業においては、出入管理システム等の製造に係る部品や原材料等を調達先より供給を受けておりますが、調達先の災害や倒産等による部品や原材料等の供給不足・供給遅延や、需給環境の変化等による価格の高騰が発生した場合には、製造ラインの停止や収益率の低下など、同事業の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、ソフトウェア受託開発業務等の安定性や効率性の維持・向上のため、ビジネス・パートナーとの連携強化に努めております。出入管理システムの製造に係る部品や原材料等の種類によっては、特定の調達先に依存せざるを得ない場合もありますが、調達先との連携強化、複数社からの調達先の確保に加え、より一層の原価低減や販売価格への一部転嫁などに取り組み、同事業の業績への影響を最小限に留めるよう努めております。 ⑦ 人材確保・育成について 当社グループは高度な技術力の提供を通じて競合他社との差別化を図ることを基本としておりますが、それを支えるのは技術要員であり、そのため優秀な人材の確保・育成が重要な課題であると考えております。当社グループの必要とする人材を確保・育成できない場合は、受注機会確保、生産性向上、技術革新などへの対応が十分に行えず、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、無線通信、組込みソフトウェア、セキュリティ製品などの技術を長年にわたり蓄積してきました。これらの技術を継承・発展・進化させるとともに、専門性の高い高付加価値人材を育成・確保することを目的に、技術等の習得のための研修の充実や、事業計画に沿った適正な人材の採用などに取り組んでおります。なお、従業員のスキル・モチベーション向上によりエンゲージメントを高めるため、ワークライフバランス実現のための働き方改革の推進、処遇改善、働く環境改善などにも取り組んでおります。 ⑧ 情報セキュリティについて 当社グループは、顧客、従業員などの個人情報やその他秘密情報を有しています。万一、コンピューターウイルスの感染、外部からの不正アクセスやサイバー攻撃等によりシステム障害、情報の漏洩、破壊または改ざん等が発生した場合、当社グループの信用低下や多額の費用発生(流出防止対策、損害賠償など)により当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、これら情報の保護に細心の注意を払っており、情報セキュリティーポリシーや個人情報保護方針を制定し、社会情勢の変化や情報技術の進歩などに応じて、見直しや改善を実施しております。各情報セキュリティリスクに対応するセキュリティ機器やサービスの導入、従業員教育及び内部監査の実施などの施策を推進し、情報セキュリティリスクの低減に努めております。 ⑨ コンプライアンスについて コンプライアンス上の問題、法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害に対する賠償金の支払い等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、「行動規範」に基づき、コンプライアンス委員会において、コンプライアンス体制の構築・維持・整備を行い、企業倫理の向上及びコンプライアンスの強化に努めております。なお、2022年12月期に当社の連結子会社で発覚した不適切取引に関して再発防止策を策定いたしました。当社グループは、M&Aに係るリスクの低減、内部統制システムの改善、グループ統制・管理体制の強化、コンプライアンス教育の徹底を行うなど再発防止策を着実に実行し、実効的なガバナンスの構築およびコンプライアンスの強化に取り組んでおります。 ⑩ 知的財産権について 当社グループが知的財産権に関し訴訟等を提起され、又は当社グループが自らの知的財産権を保全するため訴訟等を提起しなければならない事態が生じる可能性があります。このような訴訟等には、時間、費用その他の経営資源が費やされ、また、訴訟等の結果によっては、当社グループが重要な技術を利用できなくなる可能性や損害賠償責任を負う可能性があり、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、リスク度合いに応じ、知的財産権に関する調査を行うとともに、知的財産権の取得・利用・管理に関する社内での教育・啓発を図り、第三者の知的財産権を侵害しないよう、また当社グループの知的財産権を適切に保全するよう努めております。 ⑪ 気候変動について 気候変動対策への取組みに関する社会的要請が高まる中、取組みが遅れることによるレピュテーションの低下に伴う事業機会の逸失、設備の切り替えや電力価格等の対応コストの上昇、異常気象等による事業拠点の被災に伴うコストの増加など、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 気候変動問題への取組みは持続可能な社会の実現のために当社グループとしても避けては通れない重要課題であると認識しております。そのため、当社グループは、GHG排出量の削減目標を設定し、サステナビリティ委員会による活動推進、グリーン購入の推進、OA用紙・電力使用量の削減などに取り組んでおります。さらに、気候変動に係るリスク及び収益機会が当社グループの事業活動や収益等に与える影響についての分析等や、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」またはそれと同等の枠組みに基づく開示に取り組んでおります。 ⑫ 災害等について 当社グループの業績は、事故や地震・台風などの自然災害、紛争・暴動・テロなどの人為的災害、新型インフルエンザなどの感染症の流行などにより事業活動の継続に支障をきたす可能性があります。さらに、感染症が拡大した場合は、世界的な景気の減速をもたらし、顧客の経営状況悪化によるIT投資の抑制・先送りや既存案件の規模縮小、新規営業活動の停滞など、当社グループの事業にも大きなリスクを生じさせる可能性があります。 このようなリスクに備え、当社グループは、事業継続計画(BCP)の整備や、一定の基準を超える災害発生時での事業継続計画の発動により、影響の回避・低減に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,279字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産は216億10百万円と前連結会計年度末に比べ16億67百万円(前連結会計年度比8.4%増)増加いたしました。 これは主として、商品、設備投資に伴う建物及び構築物、投資有価証券の増加によるものであります。 負債は、70億87百万円と前連結会計年度末に比べ6億49百万円(前連結会計年度末比10.1%増)増加いたしました。 これは主として、不採算プロジェクトによる受注損失引当金、設備投資に伴う資産除去債務の増加によるものであります。 純資産は、145億22百万円と前連結会計年度末に比べ10億18百万円(前連結会計年度末比7.5%増)増加いたしました。 これは主として、利益剰余金の増加によるものであります。 b.経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業による設備投資の拡大や底堅い個人消費に加え、AI関連分野を中心とした投資動向が下支え要因となり、緩やかな回復基調を維持いたしました。一方で、米国をはじめとする各国の内向きの政策や地政学リスクの高まりによる貿易の分断など、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況の中、当社グループは、中期3か年計画「永続する企業へ ~Drive change to thrive~」の3つの重点戦略、「人事戦略」、「情報サービス事業戦略」、「セキュリティシステム事業戦略」に取り組み、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいりました。 その結果、当連結会計年度の業績は、売上高370億20百万円(前連結会計年度比9.0%増)、営業利益23億14百万円(同17.3%減)、経常利益23億84百万円(同17.6%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、14億35百万円(同29.4%減)となりました。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 (情報サービス事業) モビリティソリューション」の車載はメーター系を中心に既存顧客の受注が堅調で、アウトカー領域も順調に推移いたしました。携帯端末・5G関連は縮小するも、その他組込みへのシフトや堅調なWi-SUN関連案件により、売上高は前連結会計年度と同水準を維持いたしました。 「ビジネスインダストリーソリューション」の業務システムは不採算プロジェクトの影響があった一方、既存顧客における大口案件の継続受注が寄与し、売上高は前連結会計年度に比べ増加いたしました。 「エンタープライズソリューション」の金融は主要顧客を中心に受注が旺盛で、公共は自治体システムの標準化案件の獲得が拡大いたしました。ITインフラは主要顧客からの受注に加え、クラウド移行案件が好調に推移したことで、売上高は前連結会計年度に比べ増加いたしました。 「プロダクトソリューション」のMDM事業は大口顧客を獲得するも、前期単年案件の反動や端末展開の低調が影響し、売上高は前連結会計年度に比べ減少いたしました。 利益面に関しましては、調達コスト上昇や不採算プロジェクトの発生に加え、営業活動の強化および成長投資に伴い販売費及び一般管理費が増加いたしました。これらのコスト増を増収で吸収しきれず、セグメント利益は前連結会計年度に比べ減少いたしました。 以上の結果、当事業における売上高は315億8百万円(前連結会計年度比8.7%増)、セグメント利益は15億17百万円(同27.3%減)となりました。 (セキュリティシステム事業) セキュリティシステム事業は、引き続き好調に推移いたしました。リカーリングビジネスにおいては、月額課金高の着実な増加が収益基盤の強化に寄与し、全体の収益押し上げに貢献いたしました。セキュリティシステム機器の販売においては、顔認証端末等の新しいデバイスの投入等がリニューアル案件の獲得数増加につながり、セグメント売上高は前連結会計年度に比べ増加いたしました。 利益面に関しましては、収益性の高いリカーリングビジネスを中心とした全般の収益が増加いたしました。これらの増収が、施工関連外注費や部材仕入価格の高騰、人件費の大幅な増加を吸収し、セグメント利益は前連結会計年度に比べ増加いたしました。 以上の結果、当事業における売上高は55億12百万円(前連結会計年度比11.1%増)、セグメント利益は7億60百万円(同12.4%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、1億3百万円の増加(前期は1億2百万円の増加)となりました。その結果、前連結会計年度末(2024年12月31日)の資金の残高89億75百万円を受け、当連結会計年度末の資金の残高は、90億78百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、資金の増加は17億45百万円(前期は18億80百万円の増加)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益23億84百万円、減価償却費3億81百万円の増加要因が、売上債権の増加2億96百万円、法人税等の支払額8億98百万円等の資金の減少要因を上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、資金の減少は10億17百万円(前期は13億54百万円の減少)となりました。 これは主に、有形固定資産の取得による支出8億95百万円、資産除去債務の履行による支出1億5百万円等の資金の減少要因によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、資金の減少は6億17百万円(前期は4億80百万円の減少)となりました。 これは主に、配当金の支払額6億16百万円等の資金の減少要因によるものであります。 ③経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 ④経営戦略の現状と見通し 経営戦略の現状と見通しについては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営戦略等」に記載しております。 (2)生産、受注及び販売の実績 ①生産実績 当連結会計年度における生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)    前年同期比(%) 情報サービス事業(百万円)   31,508   108.7 セキュリティシステム事業(百万円)   5,512   111.1 合計(百万円)   37,020   109.0 (注) 1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 2.金額は販売価格で表示しております。 ②受注実績 当連結会計年度における受注実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)     前年同期比(%)     受注残高(百万円)   前年同期比(%) 情報サービス事業   32,901   108.2   6,820   99.6 セキュリティシステム事業   6,094   115.6   1,849   117.4 合計   38,996   109.3   8,669   102.9 (注) 1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 2.金額は販売価格で表示しております。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)    前年同期比(%) 情報サービス事業(百万円)   31,508   108.7 セキュリティシステム事業(百万円)   5,512   111.1 合計(百万円)   37,020   109.0 (注) 1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.金額は販売価格で表示しております。 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者が過去の実績や取引状況を勘案し、会計基準の範囲内かつ合理的と考えられる見積り及び判断を行っている部分があり、この結果が資産・負債、収益・費用の金額に反映されております。これらの見積りについては、一部過去の実績に基づく概算数値を用いるために、不確実性が伴っており実際の結果と異なる場合があります。 なお、重要な会計方針については「第5経理の状況1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 ②財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態の分析 (資産合計) 当連結会計年度末における総資産は216億10百万円と前期末比16億67百万円(前期末比8.4%増)増加いたしました。 これは主として、債権の回収による現金及び預金の増加1億3百万円、売上高増加に伴う、受取手形、売掛金及び契約資産の増加3億9百万円、差入保証金の減少51百万円、のれんの減少71百万円等によるものであります。 (負債合計) 負債は、70億87百万円と前期末比6億49百万円(前期末比10.1%増)増加いたしました。 これは主として、外注費の増加に伴う支払手形及び買掛金の増加76百万円、未払費用の増加98百万円等によるものであります。 (純資産合計) 純資産は、145億22百万円と前期末比10億18百万円(前期末比7.5%増)増加いたしました。 これは主として、利益剰余金の増加8億17百万円等によるものであります。 b.経営成績の分析 当社グループは、ISBグループ中期経営計画2026の最終年度である2026年12月期の最終目標として、売上高385億円、営業利益30億円を掲げており、連結配当性向は30%以上としております。また、デジタル技術の進化を含めた、社会を取り巻く環境の加速度的な変化への対応が喫緊の課題となっており、この課題に取り組むため、新たにマテリアリティを再設定し、中長期計画 2030を策定いたしました。中長期計画 2030の最終年度である2030年12月期の最終目標として、売上高500億円以上、営業利益45億円以上を掲げており、ROEは14.0%以上、連結配当性向は50%以上としております。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は370億20百万円(前連結会計年度比9.0%増)となり、前連結会計年度と比べて30億66百万円の増加となりました。セグメントごとの概況につきましては、「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 (売上総利益) 当連結会計年度における売上総利益は84億86百万円(同3.0%増)となり、前連結会計年度と比べて2億45百万円の増加となりました。主たる要因は、売上高の増加に伴う増収によるものです。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は61億71百万円(同13.4%増)となり、前連結会計年度と比べて7億30百万円の増加となりました。主たる要因は、営業活動の強化および成長投資によるものです。販売費及び一般管理費比率は、前連結会計年度比0.7ポイント増加いたしました。 以上のとおり増収減益となり、販売費及び一般管理費の増加に伴い営業利益は前連結会計年度比4億85百万円減少し23億14百万円(同17.3%減)となりました。営業利益率は前連結会計年度比2ポイント減少いたしました。 (営業外損益) 当連結会計年度における営業外収益は89百万円(同31.6%減)となりました。受取配当金、保険配当金及び受取補償金が減少したこと等によります。営業外費用は20百万円(同47.4%減)となりました。固定資産売却損の減少や、為替変動による為替差損が8百万円に減少したこと等によります。 この結果、経常利益は前連結会計年度に比べて、5億8百万円減少し、23億84百万円(同17.6%減)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における法人税、住民税及び事業税(法人税等調整額含む)は9億48百万円となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べて5億97百万円減少し14億35百万円(同29.4%減)となりました。また、当連結会計年度の自己資本利益率(ROE)は、10.2%となりました。 当該目標達成に向けて邁進するとともに、自己資本利益率(ROE)の継続的向上を維持してまいります。 ③キャッシュ・フローの分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの分析」をご参照ください。 (資金需要) 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、子会社株式の取得等によるものであります。事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 当連結会計年度末時点で外部からの資金調達を必要とする重要な資本的支出の予定はありません。 (資金運用) 当社グループの事業活動に必要な運転資金を確保した後に残る資金を有効利用するため、資金運用を行っております。運用対象とする金融商品の選定に当たっては、換金性の高さと安全性を優先しております。 (財務政策) 当社グループの事業活動に必要な運転資金は、短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1億21百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は90億78百万円となっております。

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出典

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