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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

テラスカイ

3915 · Prime · 情報・通信業

クラウドインテグレーションに特化し、Salesforceを中心にコンサルティングから開発・保守までをワンストップで提供。SAPクラウド移行やマルチクラウドもカバー。

概要

テラスカイは、Amazon Web Services(AWS)やSalesforceを主力とするクラウドインテグレーターである。2006年に創業し、大手企業のクラウド移行・構築を支援するソリューション事業と、自社開発のSaaS製品を提供する製品事業を展開する。2025年2月期の連結売上高は約247億円、従業員数1,608人。東京証券取引所プライム市場に上場(2015年マザーズ上場、2018年市場第一部、2022年プライム市場へ移行)。子会社にはSAPクラウド移行を手掛けるBeeX(東証グロース上場)などがある。

ソリューション事業が売上の9割以上を占める収益構造

テラスカイの事業は「ソリューション事業」と「製品事業」の2区分で構成される。2026年2月期の連結売上高280億5,682万円のうち、ソリューション事業が260億2,068万円(92.8%)を占める。同事業は、Salesforceの導入開発、SAPのクラウドマイグレーション(子会社BeeX)、セールスフォースエンジニア派遣(テラスカイ・テクノロジーズ)がけん引する。一方、製品事業は自社SaaSのサブスクリプション売上で22億5,437万円を計上するが、mitoco ERPなどへの投資が継続しており、営業損失を計上している。営業利益率はソリューション事業が約12.4%、全社で約5.6%である。

Salesforce認定資格者数で国内トップクラス、23,000件超の導入実績

テラスカイはSalesforceに特化したインテグレーターとして創業以来、国内で最も初期からSalesforce導入を手掛けてきた。株式会社セールスフォース・ジャパンが認定するエンジニア数は国内トップレベルであり、大規模・複雑案件にも対応可能な体制を持つ。累計のクラウド導入実績は23,000件を突破。顧客は大手金融機関、損保グループ、自動車会社など多岐にわたる。この圧倒的な実績と人材基盤が、継続的な受注を支える競争力の源泉となっている。

マルチクラウド対応と地域分散型サテライトオフィス網

テラスカイグループは、Salesforceを軸としつつ、AWS(子会社BeeX)、Google Cloud(子会社リベルスカイ)など他クラウドにも展開。グループ内連携によるマルチクラウド戦略を推進する。拠点は東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、札幌、新潟県上越市、秋田市、島根県松江市、鹿児島市、岩手県盛岡市などサテライトオフィスを全国に配置。海外ではタイ(TerraSky (Thailand))に法人を持ち、アジア市場をにらむ。2025年には米国法人TerraSky Inc.を解散し、経営資源を国内・アジアに集中させる方針を示している。

10社超の子会社で構成されるグループ体制

2026年2月期現在、テラスカイは連結子会社10社でグループを形成する。主な子会社として、SAPクラウドマイグーションのBeeX(東証グロース上場・コード4270)、Salesforceエンジニア派遣のテラスカイ・テクノロジーズ、Googleクラウド特化のリベルスカイ、量子コンピュータ研究のQuemix、タイ現地法人TerraSky (Thailand)、北海道拠点のキットアライブ(札証アンビシャス上場)などがある。また、2025年には子会社エノキとDiceWorksを吸収合併、米国法人を解散するなど、グループ再編も進めている。

業界の中での役割はクラウドインテグレーター兼SaaSベンダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
281億円
営業利益
16億円
営業利益率
5.7%
純利益
16億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
ソリューション 事業258億円92.1%32億円12.4%
製品事業22億円7.9%-1億円-4.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01全業種(クラウド導入企業)主力

大手金融、損保、自動車など様々な業種に対し、Salesforceを中心としたクラウドシステムのコンサルティング、インテグレーション、保守を提供。また、SAPのクラウドマイグレーションやAWS・Google Cloud等のマルチクラウド導入も手掛ける。

主な製品・サービス3
クラウドコンサルティング
顧客のシステム開発計画段階から参画し、最適なクラウドサービス選定やハイブリッドクラウド構成を提案・実行する。
クラウドインテグレーション
Salesforce特化のシステム構築・導入支援。大規模複雑案件にも対応可能な国内トップレベルの認定エンジニアを保有。
クラウドERP
クラウド型ERP「GLOVIA OM」を利用した基幹業務システムの構築。会計システムまでワンストップで提供。

02全業種(SaaS製品ユーザー)準主力

Salesforceの画面をプログラムレスでデザインできる「SkyVisualEditor」、データ連携SaaS「mitoco X」、グループウェア「mitoco」等の自社開発SaaS製品を提供。保守サービスも行う。

主な製品・サービス3
SkyVisualEditor
Salesforceの画面をドラッグ&ドロップで自由にデザインできるノンプログラミングツール。AppExchangeで利用可能。
mitoco X
SaaS型データ連携サービス。複数クラウドや基幹システム間の連携をドラッグ&ドロップで簡単に設定可能。大容量データにも対応。
mitoco
Salesforceをプラットフォームとしたクラウドグループウェア。カレンダー、掲示板、ワークフローなどを提供。5年連続AppExchange人気ランキング入賞。

製品と技術

SkyVisualEditor:Salesforce画面をノーコードで自由自在に

「SkyVisualEditor」は、Salesforceの画面をドラッグ&ドロップ操作だけでデザインできるノンプログラミングツール。2008年7月に「SkyEditor」として提供を開始し、AppExchange上で利用可能。従来はSIerに委託するか限られたレイアウト機能の中で作成する必要があった画面開発を、エンドユーザ自身が行えるようにした。テンプレートも用意されており、スピーディな画面デザインを実現。2026年2月期の売上高は4億3,343万円(前期比2.7%増)と安定した成長を見せる。

mitoco X:マルチクラウド・基幹システム間をシームレスに繋ぐデータ連携SaaS

「mitoco X」は、SaaS型データ連携サービス。Salesforce、AWS、Windows Azure、Google Cloud Platformなど複数のクラウドと、顧客企業の基幹システム間のデータ連携を、ドラッグ&ドロップで設定できる。大容量データ処理のためのパラレルストリーミング機能や、エラー時のリトライ機構を備える。豊富なアダプタによりExcelファイルなどとも簡単に連携。2026年2月期の売上高は7億8,842万円(前期比11.1%増)。Log Manager for Salesforceアプリでジョブ状況をSalesforce上で確認可能。

mitoco:Salesforceをプラットフォームにしたクラウドグループウェア

「mitoco」は、2016年7月にリリースしたSalesforceベースのグループウェア。カレンダー、掲示板、ワークフローなどを提供し、コミュニケーション量の可視化を実現。Salesforce上のCRMデータと連携できるため、情報を一元的に管理できる。2024年には「2024年人気のあったAppExchangeアプリランキング」に5年連続入賞。追加機能「mitoco Work」には経費精算や勤怠管理アプリが含まれ、交通費精算とカレンダーの連携など実用的な機能を備える。

GLOVIA OM:富士通由来のクラウドERPで基幹業務を短期導入

「GLOVIA OM」は、富士通が提供していた生産管理ERP「GLOVIA」のノウハウをForce.comプラットフォーム上でSaaS化したもの。テラスカイはこれを利用し、基幹業務システムから会計システムまでワンストップで提供する。クラウドの特性を活かし、従来のERPと比べて導入期間が非常に短い。ソリューション事業の一角として成長が期待されるサービスだが、2026年2月期現在、製品事業全体では投資段階にあり、営業損失を計上している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

Salesforce専門で首位級、収益性課題

テラスカイは、Salesforceプラットフォームに特化したシステム開発・運用サービスを提供。売上高は約247億円(25/2期)と同業他社を大きく引き離し、業界内でトップクラスの規模。しかし、営業利益率6%と低く、CocoliveやソラコムなどのSaaS型に比べ収益性で劣る。VRain Solutionやハッチ・ワークといった小規模企業に比べると安定感はあるが、人材依存型ビジネスモデルゆえの課題を抱える。

強み

  • Salesforceに特化した豊富な導入実績とノウハウを有する。
  • 売上高247億円と、同業他社に比べ圧倒的な売上規模を誇る。
  • 大手企業を中心に多数の顧客を持ち、安定した収益源を確保。
  • 売上高が過去3期で191→281億円と増加傾向が続く。

課題

  • 営業利益率6%と低く、SaaS型企業に比べ利益率で劣る。
  • 技術者への依存度が高く、人件費高騰が収益を圧迫。
  • Salesforce専門ベンダーが増加し、価格競争が激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がテラスカイ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16070キャリアリンク325億円11.8倍
23983オロ325億円14.8倍
33771システムリサーチ318億円12.1倍
47893プロネクサス310億円13.4倍
53393スターティアホールディングス309億円12.2倍
63915テラスカイ307億円19.5倍
73496アズーム292億円28.2倍
83922PR TIMES286億円12.1倍
99702アイ・エス・ビー272億円16.4倍
104662フォーカスシステムズ270億円10.7倍
112301学情267億円13.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

クラウド黎明期にSalesforce特化型インテグレーターとして創業

2006年3月、東京都台東区に株式会社ヘッド・ソリューションズとして設立。翌2007年2月に現社名「テラスカイ」に変更した。2008年7月にはSalesforceの画面制作ツール「SkyEditor(現SkyVisualEditor)」を提供開始し、同年10月にはクラウド連携ツール「SkyOnDemand」をリリース。創業時からSalesforceに特化したクラウドインテグレーターとしての道を選び、国内でも初期のプレイヤーとして市場を開拓した。

NTTテクノクロスとの提携で資本基盤を強化

2010年9月、NTTテクノクロス(旧エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア)と資本・業務提携を締結。2012年10月には同社を引受先とする第三者割当増資を実施した。この提携により、大手企業向けの営業力や信頼を得るとともに、資金面での安定基盤を築いた。2011年には本社を千代田区から中央区へ移転し、拠点整備も進めた。同年8月には米国カリフォルニア州にTerraSky Inc.を設立し、海外展開にも着手した。

米Salesforce社との資本提携とマザーズ上場

2014年10月、米国salesforce.com社(現セールスフォース)と資本提携を締結した。同社からの出資を受け、Salesforceエコシステム内での地位を確固たるものにした。2015年4月には東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。上場後の2016年にはSAPクラウドインテグレーション子会社BeeXを設立し、事業領域を拡大。同年7月にはグループウェア「mitoco」をリリースし、自社製品ポートフォリオを充実させた。

M&Aと子会社上場でグループを拡大した成長期

2017年以降、テラスカイは複数の企業と資本・業務提携を進め、子会社化や吸収合併を繰り返した。2018年にはクラウディアジャパンを吸収合併し、2019年にはCuon、エノキなどを子会社化。2022年2月には子会社BeeXが東証グロース市場に新規上場し、グループ価値の向上につなげた。同年4月には自社の市場区分がプライム市場に移行。2022年9月には持分法適用会社キットアライブが札幌証券取引所アンビシャス市場に上場した。

NTTデータとの提携と量子コンピュータ事業への投資

2024年4月、株式会社NTTデータと資本・業務提携を締結。大手IT企業との連携を強化した。同時期、子会社Quemixを通じて量子コンピュータの応用研究や材料計算ソフトの提供に取り組んでおり、この分野への先行投資を進めている。2026年2月期の有価証券報告書では、Quemixが営業損失を計上していることを明らかにしており、中長期的な成長領域として位置付けている。

グループ再編と地域拠点拡充の現在

2025年以降、グループの再編が加速している。2025年6月には子会社エノキを吸収合併、米国法人TerraSky Inc.を解散。同年11月にはDiceWorksを吸収合併した。同時に、秋田市、松江市(2024年8月)、鹿児島市、盛岡市(2025年8月)とサテライトオフィスを新設し、地方での人材確保と拠点分散を進めている。2026年2月期の売上高は280億円を超え、創業20年で着実に規模を拡大している。

年表40件を開く

2000年代

  • 2006年3月創業東京都台東区において株式会社ヘッド・ソリューションズを設立
  • 2007年2月商号変更株式会社テラスカイに社名変更
  • 2008年7月Salesforce(注2)の画面制作ツール「SkyEditor」(現「SkyVisualEditor」)を提供開始
  • 2008年10月クラウド連携ツール「SkyOnDemand」を提供開始
  • 2009年4月本社を東京都千代田区へ移転

2010年代

  • 2010年8月「ISO27001」認証を取得
  • 2010年9月NTTテクノクロス株式会社(旧エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社)と資本・業務提携
  • 2012年1月本社を東京都中央区へ移転
  • 2012年8月米国カリフォルニア州にTerraSky Inc.(現連結子会社)を設立
  • 2012年10月NTTテクノクロス株式会社(旧エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社)を引受先とする第三者割当増資を実施
  • 2013年3月大阪府大阪市港区に大阪事業所、愛知県名古屋市中区に名古屋事業所を開設
  • 2013年9月株式会社サーバーワークスと資本・業務提携
  • 2014年5月北海道札幌市中央区に株式会社スカイ365(株式会社サーバーワークスとの合弁会社、現連結子会社)を設立
  • 2014年10月米国salesforce.com社(注3)と資本提携
  • 2015年4月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2016年1月エコモット株式会社と資本・業務提携
  • 2016年3月創業SAP(注4)ソフトウェア基盤クラウドインテグレーションの株式会社BeeXを設立
  • 2016年4月クラウディアジャパン株式会社と資本・業務提携
  • 2016年7月ソーシャルウェア「mitoco」提供開始
  • 2016年8月「TerraSky Lab」開設 北海道札幌市中央区に株式会社キットアライブ(現連結子会社)を設立
  • 2017年3月株式会社Phone Appliと資本・業務提携 福岡県福岡市に福岡事業所を開設 新潟県上越市に上越サテライトオフィスを開設
  • 2017年5月株式会社イグアスと資本・業務提携
  • 2018年3月西日本支社 開設
  • 2018年5月本社を東京都中央区(現所在地)へ移転
  • 2018年9月M&Aクラウディアジャパン株式会社を吸収合併
  • 2018年11月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2019年3月当社AWS事業部を吸収分割により株式会社BeeXへ承継
  • 2019年5月M&A株式会社Cuonの株式を取得、完全子会社化
  • 2019年6月創業株式会社Quemixを設立
  • 2019年9月日本システム技術株式会社と資本・業務提携
  • 2019年12月M&ATerraSky (Thailand) Co., Ltd.を設立 株式会社リベルスカイを設立 株式会社テラスカイ・テクノロジーズを設立 株式会社エノキに出資・子会社化

2020年代

  • 2022年2月上場子会社、株式会社BeeXが東京証券取引所グロース市場(旧マザーズ市場)へ新規上場
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年9月上場持分法適用会社、株式会社キットアライブが札幌証券取引所アンビシャス市場に新規上場
  • 2023年7月株式会社テクノスジャパンと資本・業務提携
  • 2024年4月株式会社NTTデータと資本・業務提携
  • 2024年8月秋田県秋田市と、島根県松江市にサテライトオフィスを開設
  • 2025年6月M&A株式会社エノキを吸収合併 米国法人TerraSky Inc.を解散
  • 2025年8月鹿児島県鹿児島市と、岩手県盛岡市にサテライトオフィスを開設
  • 2025年11月M&A株式会社DiceWorksを吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    優秀な人材の確保と技術力向上

    クラウド市場の急拡大に対応するため、優秀なエンジニアの採用と技術力向上施策を推進する。特にSalesforce認定資格の取得を奨励し、上級資格取得者には報奨金を支給する。

  2. 02

    Salesforce依存からの脱却と新規事業育成

    Salesforce市場への依存を低減するため、AWS事業、データ活用コンサルティング事業、ERP事業、SAP関連事業、量子コンピューティング事業など新たな成長の柱を育成する。

  3. 03

    グローバル事業展開の促進

    中長期的な成長のため、クラウド市場の成長が期待されるアジア地域など海外市場へ進出する。タイには既に法人を設立している。

  4. 04

    安定した収益基盤の強化

    受託開発に依存せず、安定した収益が見込めるクラウドライセンス販売、製品事業、保守サービスを強化することで、収益基盤を安定化する。

  5. 05

    経営管理体制の強化

    市場変化に迅速かつ柔軟に対応できる組織を運営するため、内部統制や法令遵守を徹底し、企業価値の継続的向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,608人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は660万円で、9期前と比べて+8.7%平均年齢は35.3歳、平均勤続年数は4.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月297
2018年2月356
2019年2月434
2020年2月60737.13.0522
2021年2月63037.03.0605
2022年2月62236.83.0777
2023年2月62236.34.0944
2024年2月62835.84.01,193
2025年2月64635.24.01,404107
2026年2月66035.34.01,608100

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率118.2%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 9 / 海外 1、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都中央区1,420百万円
ソリューション事業及び製品事業
本社 — 東京都中央区161百万円
ソリューション事業
大阪事業所 — 大阪府大阪市56百万円
ソリューション事業
本社 — 北海道札幌市北区39百万円
ソリューション事業
名古屋事業所 — 愛知県名古屋市28百万円
ソリューション事業
鹿児島サテライトオフィス — 鹿児島県鹿児島市22百万円
ソリューション事業
盛岡サテライトオフィス — 岩手県盛岡市21百万円
ソリューション事業
福岡事業所 — 福岡県福岡市20百万円
ソリューション事業
上越サテライトオフィス — 新潟県上越市16百万円
ソリューション事業及び製品事業
本社 — 北海道札幌市北区11百万円
ソリューション事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社スカイ365(注)3
    北海道札幌市北区 · 連結子会社
    議決権10.0%
  • 国内
    株式会社BeeX(注)2、4、5
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権62.9%
  • 国内
    株式会社Cuon (注)2
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社テラスカイベンチャーズ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    TSV1号投資事業有限責任組合
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権13.0%
  • 国内
    株式会社Quemix (注)2
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権67.8%
  • 海外
    TerraSky (Thailand) Co., Ltd.
    タイ王国 バンコク都 · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 国内
    株式会社テラスカイ・テクノロジーズ(注)2
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権90.4%
  • 国内
    株式会社リベルスカイ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権81.0%
  • 国内
    株式会社キットアライブ(注)5
    北海道札幌市北区 · 連結子会社
    議決権50.6%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は281億円営業利益16億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.8%、利益が+6.7%。

売上高
+13.8%
281億円
営業利益
+6.7%
16億円
純利益
+60.0%
16億円
営業利益率
5.7%
前期比 -0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高343億円281億円
営業利益25億円16億円
純利益15億円16億円
1株あたり配当¥17¥17

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は79億円、営業利益は6億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+36.2%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q4412.30
2024年2Q4512.21
2024年3Q5012.00
2024年4Q522
2025年1Q5835.22
2025年2Q6134.92
2025年4Q12897.06
2026年2Q13364.54
2026年4Q148106.812
2027年1Q7967.64

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は9億円から281億円へ31.2倍に増えた。直近期の営業利益率は5.7%。売上は13期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪府大阪市港区に大阪事業所、愛知県名古屋市中区に名古屋事業所を開設
2013年2月900
北海道札幌市中央区に株式会社スカイ365(株式会社サーバーワークスとの合弁会社、現連結子会社)を設立
2014年2月1100
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2015年2月1621
SAP(注4)ソフトウェア基盤クラウドインテグレーションの株式会社BeeXを設立
2016年2月2522
株式会社Phone Appliと資本・業務提携 福岡県福岡市に福岡事業所を開設 新潟県上越市に上越サテライトオフィスを開設
2017年2月3521
クラウディアジャパン株式会社を吸収合併
2018年2月4932
株式会社Quemixを設立
2019年2月6622
2020年2月9389
2021年2月111825
子会社、株式会社BeeXが東京証券取引所グロース市場(旧マザーズ市場)へ新規上場
2022年2月12673
2023年2月15463
秋田県秋田市と、島根県松江市にサテライトオフィスを開設
2024年2月19173
株式会社エノキを吸収合併 米国法人TerraSky Inc.を解散
2025年2月24715166.110
2026年2月28116175.716

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高281億円のうち、営業利益として残るのは16億円5.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は16億円、売上の5.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.3%206億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.0%59億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.7%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.7pt
5.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.9pt
5.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.3pt
13.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが18億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは17億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は83億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月10112
2014年2月0−12−12
2015年2月2−1215
2016年2月1−23−17
2017年2月−1−35−48
2018年2月4−87−411
2019年2月3−511−219
2020年2月15−331234
2021年2月22402661
2022年2月−5−44−957
2023年2月10−102059
2024年2月7−9−1−256
2025年2月16−103665
2026年2月18−111783

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は222億円。このうち返さなくてよい自己資本が150億円で、自己資本比率は56.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月53255.2
2014年2月63349.1
2015年2月115640.0
2016年2月1810853.8
2017年2月26121445.0
2018年2月38172138.5
2019年2月56322452.5
2020年2月154965858.5
2021年2月1561055162.1
2022年2月138984063.5
2023年2月1551094661.7
2024年2月1841265860.2
2025年2月1951286656.9
2026年2月2221507256.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
83億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
74億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
72億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中221位あたり、逆に低いのは配当利回り605社中563位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.3%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.7%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
13.8%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.7%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,374で、1年前と比べて+10.1%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥2,374-2.6%1ヶ月+9.2%1年+10.1%時価総額307億円
過去52週の値幅
安値¥1,494高値¥3,715

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)19.5倍
PER (会社予想)20.1倍
PBR2.45倍
配当利回り0.72%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1ヶ月で+9.61%、直近1日でも+7.94%と上昇。25日線(2211.2円)を約8.8%上回り、75日線(2270.45円)も上回って推移。ただし52週高値(3715円)からは-35.2%と依然として低い。RSIは69.66と買われすぎ圏に近く、短期的な調整に注意。出来高は直近で9.4万株と減少しており、上昇の勢いは限定的か。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PERは18.82倍と業界平均30.53倍を下回り、予想PERも19.4倍と割安圏。PBRは2.36倍で業界平均3.59倍より低く、ROEは13.3%と収益性は良好。配当利回りは0.74%と低いが、配当性向22.7%は今後の増配余地を示す。売上高は順調に増加しており、営業利益率も約5.7%と安定。業界平均と比較してPER、PBRとも低く、成長性を考慮すると割安と判断。ただし配当利回りが低い点は魅力に欠けるため、総合的に割安であるものの利回り面での物足りなさがある。

指標この会社業種平均
PER (実績)19.5倍47.9倍
PER (予想)20.1倍
PBR2.45倍2.96倍
ROE13.3%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

クラウド需要の拡大を背景に売上高は急成長し、2025/2期に247億円、2026/2期予想は281億円と高成長を維持。強気派は、クラウド市場の成長とAWSのエコシステム内でのシェア拡大を評価し、売上高成長率は今後も高いと見る。一方、弱気派は、営業利益率がやや低下傾向にあること(2025/2期6%→2026/2期予想5.7%)や、競争激化による価格低下を懸念。株価は年初からほぼ横ばいで、成長と収益性のバランスが焦点。

プラスに働く材料7
  • 高成長継続

    売上高は毎年20%以上増加し、2026/2期予想も281億円

  • 市場拡大

    日本企業のクラウド移行は進み、需要は今後も拡大見込み

  • 高ROE

    ROEが13%超で、資本効率の高さを示す

  • 2026/2期純利益16億円で2期連続の最高益決算発表後影響

    純利益は前期10億円から6億円増の16億円。売上高も281億円と過去最高を更新。

  • ROE13.3%とPBR2.33倍で収益性は堅調継続影響

    時価総額292億円に対し純資産は約125億円、自己資本利益率13.3%を維持。

  • 営業利益15億円から16億円へ増益確保通年影響

    2026/2期営業利益16億円、前期比1億円増。売上高281億円は前期比13.8%増。

  • クラウド需要で売上高3期連続増収継続影響

    売上高は191億→247億→281億円と拡大基調。市場成長を追い風に増収が続く。

マイナスに働く材料7
  • 利益率低下

    営業利益率が2025/2期6.07%→2026/2期予想5.69%と低下

  • 競争激化

    AWSインテグレーターは多数あり、価格競争に直面

  • 人材依存

    技術者不足により採用・育成コストが増加する可能性

  • 来期予想純利益は約15億円と減益見通し決算発表後影響

    時価総額292億円÷予想PER19.1倍で来期純利益約15.3億円、前期比0.7億円減。

  • 営業利益率6.07%から5.69%に低下通年影響

    2025/2期6.07%→2026/2期5.69%。売上高は増えるが利益率は悪化。

  • 増収率が29%から14%へ半減2026年Q2影響

    売上高増加額は2025/2期56億円から2026/2期34億円に縮小。

  • 外国人保有5.74%と低く需給が細い不定影響

    外国人持ち株比率は5.74%にとどまり、売買が薄く株価変動が大きい。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
クラウド需要の取り込み状況と市場シェア拡大を確認
営業利益率
収益性と価格競争の影響を評価する重要な指標
従業員一人当たり売上高
人的資本の生産性とスケーラビリティの指標
大口案件受注高
大企業からの継続的な受注獲得状況を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり17いまの株価に対する利回りは0.72%。

年間配当
¥17
1株あたり
配当利回り
0.72%
いまの株価に対して
配当性向
22.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥17

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ9,135人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.2%を占め、残る66.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他60.564.460.464.055.959.4
事業法人23.223.222.823.228.728.0
外国法人6.64.79.04.36.35.7
金融機関5.56.06.57.56.25.3
証券会社4.21.71.30.92.91.6
外国人個人0.10.10.00.10.10.1
自己株式0.00.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01佐藤 秀哉28.25
02株式会社NTTデータ15.90
03株式会社マレスカイ7.74
04日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.69
05株式会社サーバーワークス2.73
06THE BANK OF NEW YORK 133595 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)1.38
07BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.24
08台 達雄1.22
09野村證券株式会社0.53
10今岡 純二0.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2033%、1株純資産は14期で+663%。直近期のROEは13.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年2月−6128
2014年2月−670
2015年2月84819.4
2016年2月148721.7112.5
2017年2月1210412.2101.3
2018年2月1513013.1133.8
2019年2月132427.1161.4
2020年2月7071614.737.1
2021年2月19475926.318.9
2022年2月246883.362.0
2023年2月277463.870.1
2024年2月238642.966.1
2025年2月798589.228.3
2026年2月12297313.314.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

30名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は30名。2026/2期の役員報酬は総額184百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐藤秀哉代表取締役 CEO社長 執行役員633,649,800
宮田隆司取締役 副社長 執行役員6210,000
山田誠取締役 専務執行役員511,600
今岡純二取締役 専務執行役員5364,000
塚田耕一郎取締役 CFO 専務執行役員5748,700
宇野直樹取締役733,200
瀧口友里奈取締役39
藤田直志取締役69
奥田良治取締役54
本橋和行監査役(常勤)72
亀甲智彦監査役(非常勤)45
浅野俊治監査役(非常勤)66
残りの役員18名を開く
氏名役職年齢保有株数
細井武彦専務執行役員
藤井徳久常務執行役員
髙井康洋常務執行役員
荒谷英智常務執行役員
下川原章仁常務執行役員
小澤淳常務執行役員
横山幸平執行役員
小倉正規執行役員
一戸幸史執行役員
足立直人執行役員
永野靖丈執行役員
片江優執行役員
ジェイソン・ダニエルソン執行役員
大澤敏執行役員
台達雄監査役(常勤)61157,000
山本賢拓執行役員
渡辺麟太郎取締役49
米村郁代監査役(非常勤)59

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)514314329
社外取締役741416

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容7,946字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社10社で構成され、「クラウド世代のリーディング・カンパニー」を目指し、クラウドにおける「ソリューション事業」及び「製品事業」を展開しております。 日本のクラウド市場は依然として拡大が続いており、国内大企業ではシステムのクラウド移行が進んでいるものの、それも膨大な社内システムの一部に過ぎません。 2026年3月にIDC Japan 株式会社が発表した国内パブリッククラウドサービス市場予測によると2025年の国内パブリッククラウドサービス市場は、前年比20.3%増の4兆4,930億円(売上額ベース)となりました。また、2025年から2030年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は17.6%で推移し、2030年の市場規模は2025年比2.2倍の10兆962億円になると予測しています。 国内クラウド関連市場のニーズ拡大に対し、当社グループが主力事業を行うセールスフォース関連市場では、質の高いサービスの提供ができる人材の確保や育成、再教育(リスキリング)が重要と考えており、継続して積極的な採用、独自のエンジニア育成に取り組んでおり、質量共に業界トップクラスの認定資格者を有しております。これによって、開発案件を継続的に受注、対応することを可能にしております。 また、子会社である株式会社BeeX(東証グロース 4270)が行う、SAPのクラウド・マイグレーション(注3)事業も、グループのコア事業として堅調に業績推移しております。 その他の子会社につきましても、企業が複数のクラウドを使用したいというマルチ・クラウドニーズに対応するなど様々なクラウド・サービスの提供により徐々に事業を拡大しております。 このように、引き続きクラウド市場が拡大する環境の下、当社グループにおいてはクラウドのリーディングカンパニーとして、国内屈指のSalesforce認定技術者を育成、業種・業態・企業規模を問わずクラウド導入のコンサルティングから、カスタマイズ、インテグレーションまで、多数のクラウド導入実績を積み重ねて参りました。その結果、多くの企業様より信頼をいただき、Salesforce、AWS等クラウドサービスの導入実績は、累計で23,000件を突破いたしております。 会社名   セグメント   事業内容 株式会社テラスカイ(当社)   ソリューション事業   ・Salesforceをはじめとしたクラウドサービスを最大限に活用できるITシステム企画を支援するクラウドコンサルティングサービス。 ・Salesforceに特化したクラウドインテグレーションの提供及び保守。 ・クラウドにおけるERP(注1)システムの導入、インテグレーション及び保守。 製品事業   ・クラウドサービス(概要については次項②製品事業をご参照ください)の開発、販売及び保守。 株式会社スカイ365 (連結子会社)   ソリューション事業   ・クラウドに特化したMSPサービス(注2)の提供。 株式会社BeeX (連結子会社)   ソリューション事業   ・SAPソフトウェア基盤のクラウド導入に特化した事業 ・AWS(注3)を最大限に活用できるITシステム企画を支援するクラウドコンサルティングサービス。 ・AWSに特化したクラウドインテグレーションの提供及び保守。 株式会社Cuon (連結子会社)   ソリューション事業   ・Webシステム開発に特化した事業 株式会社テラスカイベンチャーズ (連結子会社)   その他   ・投資事業 TSV1号投資事業有限責任組合 (連結子会社)   その他   ・投資事業 株式会社Quemix (連結子会社)   ソリューション事業   ・量子コンピュータの応用研究、材料計算ソフトの提供 TerraSky (Thailand) Co., Ltd. (連結子会社)   ソリューション事業   ・タイ王国を中心としたクラウド導入に特化した事業 株式会社テラスカイ・テクノロジーズ (連結子会社)   ソリューション事業   ・クラウドエンジニアの人材派遣、人材紹介 ・コンピュータソフトの開発、教育 株式会社リベルスカイ (連結子会社)   ソリューション事業   ・Google技術を用いたデータ活用コンサル・AI導入・インテグレーション 株式会社キットアライブ (連結子会社)   ソリューション事業   ・北海道を中心としたクラウド導入に特化した事業 ① ソリューション事業 当社グループが展開するソリューション事業は、「クラウドコンサルティング」、「クラウドインテグレーション」、「クラウドERP」の3サービスを中心として提供しております。特に、「クラウドインテグレーション」は、当社が株式会社セールスフォース・ドットコム(株式会社セールスフォース・ジャパン)のパートナーとして創業して以来の継続事業であり、当社事業を牽引する構造となっております。 なお、ソリューション事業の売上高及び前期比を示すと、以下のとおりであります。 決算期   第18期   第19期   第20期 売上高(千円)   17,643,135   22,946,392   26,020,682 前期比(%)   125.2   130.1   113.4 ・クラウドコンサルティング クラウドインテグレーションにおける豊富な実績と培われた知見をベースに、新たなソリューションサービスとして、提供しております。顧客企業のクラウドシステム開発計画段階から、当社グループのコンサルタントが参画し、単なる提案(システムデザイン)に留まらず、導入後の計画・教育までを含めた包括的ソリューションを顧客企業の業務改善・コスト削減といった観点から、提案・実行をしております。具体的には、最適なクラウドサービスの選定、場合によっては複数のクラウド、オンプレミスとの連携といった、各プラットフォームの適材適所を組み合わせた「ハイブリッド・クラウドソリューション」を提案し、顧客満足度の高いクラウドシステムを実現することで、顧客企業の業務改善、コスト削減に貢献しております。 ・クラウドインテグレーション 当社は、創業時よりクラウド、その中でもSalesforceに特化したクラウドインテグレーターとして顧客企業に対して、Salesforceの導入支援及びクラウドシステム構築を行っております。現在までに、大手金融機関、大手損保グループ、大手自動車会社等、様々な業種・業態の顧客企業のクラウドシステムの構築実績によるノウハウ及びエンジニアの稼働効率を意識したプロジェクトマネジメントにより、顧客企業への短期間でのクラウドシステムの導入を可能としており、株式会社セールスフォース・ジャパンにより認定された国内トップレベルであるエンジニア数(注4)をバックグラウンドに、大規模かつ複雑なクラウドシステムの案件であっても対応が可能となっております。 上記、当社のクラウドインテグレーション・ビジネスをSalesforceのコア事業としておりますが、その周辺市場も拡大してきております。拡大する同周辺市場でのビジネスを行うため、複数の子会社を設立、買収するなどしてグループを形成し、コア事業と連携してプロジェクトを推進、事業を拡大しております。 連結子会社の株式会社BeeXは、SAPをクラウドに乗せ換えるクラウドマイグレーション、Salesforceと連携したAWS開発を行っており、AWSクラウド領域における特徴的なコンサルティング、インテグレーション事業を行っております。また、連結子会社の株式会社リベルスカイではGoogleクラウドの特性を生かしたコンサルティングや導入を行っていくなど、当社グループ内連携によるマルチクラウド対応を可能にしております。 ・クラウドERP クラウドコンサルティング、クラウドインテグレーションがソリューション事業の中核であるのに対し、クラウドERPは、クラウドにおける新たな市場の創造が見込めるサービスとして、注力しているサービスであります。 クラウドERPは、生産管理ERPのソリューションを提供してきた富士通株式会社の「GLOVIA」のノウハウを、Force.comの持つクラウドプラットフォームとして、クラウド型ERP(SaaS(注5))として提供されている「GLOVIA OM」を利用し、基幹業務システムをクラウド上で構築、また、会計システムまでをワンストップで提供いたしております。従来のERPシステムと比べ、クラウドにおける特性を活かし、導入期間が非常に短期間であるため、素早い運用開始が可能となっております。 ② 製品事業 当社グループは、SaaSベンダーとして「SkyVisualEditor」、「mitoco X Powered by DataSpider Cloud」(以下、「mitoco X」という。)、「mitoco(ミトコ)」といった、クラウドサービスの開発・提供を行っており、国内及び一部海外においても製品販売を展開しております。上記の製品の概要は以下のとおりであります。 ・「SkyVisualEditor」 「SkyVisualEditor」は、Salesforceの画面をユーザ自身がマウスのドラッグ&ドロップだけ(プログラムレス)で、自由にデザインできるクラウドサービスであり、Salesforce上のAppExchange(注6)において利用が可能になっております。 従来、Salesforceの画面は決められたレイアウト機能の中で作成するか、SIer(注7)などへ時間やコストをかけて開発依頼することが一般的でありました。「SkyVisualEditor」は、SIerに頼らないノンプログラミングでエンドユーザコンピューティングを実現することで、ユーザ目線での画面開発を可能としております。 また、画面開発ニーズが高い画面につきましては、テンプレートを用意することで容易な画面デザインを可能としております。そのため、Salesforceをもっと使いやすくしたい顧客企業のみならず、スピード感のある提案導入を実現したいシステム開発会社様にとっても有用なツールとなっております。 「SkyVisualEditor」及びその関連の国内における売上金額及び前期比は、以下のとおりであります。 製品名   決算期   第18期   第19期   第20期 SkyVisualEditor   売上高(千円)   409,790   421,906   433,434 前期比(%)   103.2   102.9   102.7 ・「mitoco X」 「mitoco X」は、SaaS型のデータ連携サービスで、Salesforce及びAWSのみならず、Windows Azure、Google Cloud Platformといった複数のクラウドと顧客企業の基幹システム間のシステム連携や、異なるクラウド同士のデータ連携を、クラウド上でユーザ自身がドラッグ&ドロップで簡単に設定できるクラウドサービスであります。クラウドのメリットとして、すぐに利用を開始することができる点が挙げられますが、「mitoco X」は、社内システム等とのデータの連携を個別開発することなく、シンプルにデータの連携を開発、修正することを可能としております。 「mitoco X」の特長としては、以下のようなものがあります。 ・豊富な接続先に対応:SalesforceやAWSのほか、Excelなどのファイルなどと簡単に連携できるアダプタ(注8)を豊富に備えています。また、クラウドならではのエラーを適切に処理できる機構を備えており、エラーが起きるような場合には、一定間隔でリトライを繰り返すことによりエラーを回避することが可能となっております。 ・連携処理状況の確認:連携ジョブ状況をSalesforce上で確認・閲覧することを目的としたLog Manager for SalesforceアプリケーションをSalesforceにインストールすることにより、ジョブ情報をSalesforce上で確認することが可能となっており、システム管理者にとって、有用な機能となっております。 ・大容量データ対応:処理データを一定の単位で分割し並列処理を行うことでパフォーマンス向上を図るパラレルストリーミング機能と、メモリを効率良く使用するための機構を有することで大容量データの連携に対応しています。 「mitoco X」及びその関連の売上金額及び前期比は、以下のとおりであります。なお、売上高には過年度から開示している「DataSpider Cloud」が含まれます。 製品名   決算期   第18期   第19期   第20期 「mitoco X」   売上高(千円)   654,742   709,631   788,429 前期比(%)   108.7   108.3   111.1 ・「mitoco」 「mitoco」は、2016年7月にリリースした、Salesforceをプラットフォームとしたクラウド時代のグループウェアです。UIに優れたカレンダーや掲示板、複雑な組織に対応可能なワークフローなどコミュニケーションを円滑にし生産性を向上するアプリをSalesforce連携で提供します。ワンプラットフォームへの情報集約により、コミュニケーション量の可視化も実現します。同製品は、株式会社セールスフォース・ジャパンが公開した「2024年人気のあったAppExchangeアプリランキング」に5年連続で入賞しております。 追加機能としてリリースされた「mitoco Work」は、社員自身が働き方と活動をセルフマネジメントし、事業への貢献を実感できることをテーマにしており、「mitoco Work 経費」と「mitoco Work 勤怠」から構成されています。最大の特徴はSalesforceをプラットフォームとしている点であり、Salesforce上のCRMデータとの連携や、柔軟性の高い開発基盤上にカスタムアプリケーションを追加開発することも容易です。「mitoco Work 経費」は、交通費精算や経費精算などの申請業務全てをmitocoで一元管理できます。交通費申請はカレンダーと連携することで月末の精算処理を大幅に効率化します。 2023年9月にリリースされた「mitoco ERP」は、Salesforceで財務会計から人事給与、販売・購買・在庫管理までの業務を統合し、戦略的営業活動と迅速な経営判断を可能にするサービスです。 ・その他の製品事業における活動 株式会社セールスフォース・ジャパンと販売パートナー契約を締結しており、Salesforceのライセンス販売も行っております。 また、クラウド上ではなく、オンプレミス(サーバ上にインストールして利用)による連携ツール「DCSpider」(株式会社セゾンテクノロジー(旧株式会社セゾン情報システムズ)が開発した「DataSpider」を当社がOEM化)の提供も行っております。 SalesforceとLINEの法人向けサービス「LINE公式アカウント」を連携し、LINEを使ったマーケティングやカスタマーサービスをSalesforceで一元管理できるサービス「OMLINE」(オムリン)の開発・提供を行っております。 クラウドサイン Salesforce版など、他社製品のSalesforce版の連携開発を支援するとともに販売を行っております。 なお、当社の製品事業においては、製品の提供のみにとどまらず、顧客企業のニーズに合わせ、保守サービスについても提供を行っております。 ※用語解説 (注1)ERP:「Enterprise Resource Planning」の略であり、企業の持つ様々な資源(人材、資金、設備、資材、情報など)を統合的に管理・配分し、業務の効率化や経営の全体最適を目指す手法。また、そのために導入・利用される統合型(業務横断型)業務ソフトウェアパッケージ(ERPパッケージ)のことです。 (注2)MSP:「Management Service Provider」の略で、企業が保有するサーバやネットワークの運用・監視・保守などを請け負う事業者のこと。システムがサービスを適切に提供できる状態になっているかどうかを定期的に確認し、不具合が発見されると復旧作業を行います。 (注3)AWS:「Amazon Web Services」の略語。米国Amazon社が企業を対象にウェブサービスという形態でITインフラストラクチャのサービス(IaaS(注9))を提供しています。クラウドの拡張性ある低コストのインフラストラクチャプラットフォームであり、世界190ヵ国の数十万に及ぶビジネスを駆動しています。 (注4)2026年2月28日現在、資格者数は以下のとおりであります。なお、過年度まで掲載しておりました国内における順位につきましては、株式会社セールスフォース・ジャパンによる開示がされなくなりましたので、今回より当社の在籍者数のみとしております。 名称   在籍者数 Salesforce MVP   3名 認定テクニカルアーキテクト   5名 認定 Platform デベロッパー   407名 認定 Platform デベロッパー上級   52名 認定 Platform アプリケーションビルダー   530名 認定 Platform Data アーキテクト   149名 認定システムアーキテクト   50名 認定 Platform Integration アーキテクト   58名 認定 Platform Sharing and Visibility アーキテクト   189名 認定アプリケーションアーキテクト   146名 認定 Platform アドミニストレーター   628名 認定 Sales Cloud コンサルタント   354名 認定 JavaScript デベロッパー   39名 (注5)SaaS:「Software as a Service」の頭文字を取った略語。これまでパッケージ製品として提供されていたソフトウェアを、インターネット経由でサービスとして提供・利用する形態であります。 (注6)AppExchange:世界初のオンデマンドアプリケーション共有サービス。salesforce.comのAppExchangeプラットフォームで開発されたアプリケーションを参照、テストドライブ、共有及びインストールできます。 (注7)SIer:システムインテグレーターの総称であります。 (注8)アダプタ:異なるデータ形式やシステム間の連携を実現する機構の総称であります。 (注9)IaaS:「Infrastructure as a Service」の略語。情報システムの稼動に必要な仮想サーバをはじめとした機材やネットワークなどのインフラを、インターネット上のサービスとして提供する形態であります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,130字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ・経営理念 当社は、2026年3月に迎えた創業20周年を「次なる成長への起点」と位置づけ、経営理念を下記のとおり刷新いたしました。 Mission 先進のテクノロジーを探求し、社会を次のステージへ 常に最新のテクノロジーを探求し、最適なソリューションを提供することで、お客さまのビジネスの成長を支えてまいります。お客さまの成功は社会の発展に繋がり、社会全体を新たなステージへと確実に導くことを目指します。 Vision Fly Ahead 一歩先ゆく確かな技術で、もっとも信頼されるパートナーに Value ・お客さまに驚きと感動を 私たちは、お客さまのビジネスを深く理解します。単なる課題解決にとどまらず、お客さま自身も気づいていない可能性や言葉にできない思いを汲み取ることで、期待を超える価値を提供し、驚きと感動を生み出し続けます。 ・挑戦を楽しみ、最高の成果を 私たちは、学びと知識を更新し続け、最新のテクノロジーを最大限に活用することで、最高の成果を追求します。大胆な挑戦を繰り返し、その一つひとつを成長の糧として楽しみます。 ・誰もがリーダー、一人ひとりが輝くチームへ 私たちは、一人ひとりがリーダーシップを発揮し、チームや組織の力を最大限に引き出すことを目指します。誠 実に互いを尊重しながら、オープンな対話と行動を通して、揺るぎない信頼関係を構築し、困難な課題でも共に解決へと導く強いチームを築きます。 ・経営方針 当社は、「信頼されるパートナーへ」をスローガンに、「安定的な高成長」、「品質の向上」、「成長分野へのチャレンジ」を積極的に推進しております。 ・経営環境 当社は成長著しいクラウド関連市場の可能性に早くから注目し、クラウド業界のリーディングカンパニーとして確立したノウハウと実績により業績を伸ばしてまいりました。特に、セールスフォースの導入に関しては、国内で最も初期からインテグレーションを行ってきたことで、導入実績もセールスフォース認定資格エンジニア数も国内トップクラスの実績を有しております。企業におけるセールスフォースの導入及び、IaaSとしてのAWSの活用が積極的に行われてきたことで、当社グループが事業を行うパブリッククラウド市場は引き続き成長を続けております。 ・優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は以下の事項を重要課題と捉え、その対応に取り組んでまいります。 ① クラウド市場の急拡大に合わせた優秀な人材の確保 クラウド市場の急拡大に伴い、クラウドシステムを構築する技術を有する優秀な人材の確保は最重要課題であります。顧客企業からの大規模かつ要求水準の高い案件に関しましては、クラウドシステムの構築の経験・スキルが不可欠であるため、引き続き、採用と技術力向上のための施策を推し進めてまいります。特にSalesforceを中心としたクラウドシステムの構築は、当社グループの一番の強みでもあるため、「Salesforce 認定資格」の取得については、上級資格取得者に対して報奨金を支給するなど、積極的に取得を推し進めております。 ② Salesforce市場への依存 当社グループのビジネスは、従来からSalesforce関連事業に特化し、Salesforce市場の拡大とともに成長してまいりました。同市場への依存は、当面の間高水準で推移していくと予想されます。したがって、Salesforce市場に変化が生じた場合には、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 中長期的にはSalesforce以外のクラウドサービス関連売上を高めていく必要があると考えており、新たな成長の柱としてAWS事業、データ活用コンサルティング事業、ERP事業、SAP関連事業、量子コンピューティング事業等の新規事業に取り組んでおります。 ③ グローバルな事業展開の促進 当社グループでは、製品事業において国内市場における継続的なシェアの拡大を図っておりますが、中長期的な視点から当社グループの更なる成長を図るとき、海外市場への進出が重要であると考え、今後クラウド市場の成長が期待されるアジア地域においてはタイに法人を設立しております。 ④ 安定した収益基盤の強化 当社グループの成長には、これまでソリューション事業における受託開発案件が大きく寄与してまいりましたが、安定した収益を見込めるクラウドライセンス販売、製品事業、保守サービスを強化していくことが今後の安定した収益基盤の構築につながるものと考えております。 ⑤ 経営管理体制の強化 当社は、市場動向、競合企業、顧客ニーズ等の変化に対して速やかにかつ柔軟に対応できる組織を運営するため、経営管理体制の更なる強化に努めてまいります。また、企業価値を継続的に向上させるため、内部統制の更なる強化、法令遵守の徹底に努めてまいります。
事業等のリスク3,027字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を以下へ記載しております。また、投資者の投資判断上重要であると考えられる事項については、必ずしも事業上のリスクに該当しない場合においても投資者への積極的な情報開示の観点から記載しておりますが、当社グループに関する全てのリスクを網羅しているものではありません。なお、文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合には当該リスクによる影響が最小限となるよう対応に努める方針であります。 (1)技術革新について 当社グループが事業展開しているIT市場では、技術革新に伴う需要動向の変化のスピードが非常に早く、IT関連企業はその変化に柔軟かつ迅速に対応する必要があります。当社グループにおいても、最新の技術動向や環境変化を常に把握できる体制を構築するだけではなく、優秀な人材の確保及び教育等により技術革新や変化する需要へ迅速に対応できるよう努めております。しかしながら、当社グループが変化への対応に遅れることで案件の失注や契約数の減少が生じた場合、あるいは変化への対応にシステム投資や人件費等について多額の費用を要する場合は、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 (2)クラウド市場の動向について 当社グループが事業を展開しているクラウド市場では、企業のDXの実現に有効であることから急速な成長を続けております。当社グループは、この成長傾向が今後も継続することを見込んでおり、積極的な事業展開を計画しています。 しかしながら、今後国内外の政治経済情勢や景気動向等の理由で企業によるDX投資への意欲が後退するような場合、あるいはクラウド市場の成長鈍化が予期せず生じる場合には、当社グループの受注件数が減少する可能性があり、現時点で見込む売上成長が実現できず当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)不採算プロジェクトの発生について 当社グループは、各プロジェクトの難易度等から想定される工数に基づいて見積りを作成し、適正な利益率を確保した上でプロジェクトを受注しております。顧客の要求に応じた仕様での開発において、想定した工数に乖離が生じないよう、要員管理・進捗管理・予算管理を行っておりますが、予期せぬ不具合の発生等により開発工数が大幅に増加し、不採算プロジェクトが発生する場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)組織体制について 2026年2月28日現在、当社グループの従業員数は合計1,608名となっております。内部管理体制については事業規模に応じた適切な体制となっておりますが、今後の事業拡大に合わせて内部管理に係る人員の確保及び体制の強化が順調に進まなかった場合、社内の業務推進に支障をきたす可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)代表者への依存について 当社グループの代表取締役CEO社長である佐藤秀哉は、当社グループの創業者であり、創業以来の最高経営責任者であります。同氏は当社グループの事業展開において事業戦略の策定や、業界における人脈の活用等、重要な役割を果たしております。 当社グループは、経営管理体制の強化や経営幹部の育成等により、同氏への過度な依存の脱却に努めておりますが、現状においては未だ同氏に対する依存度は高いと考えております。今後、何らかの理由により同氏が当社グループにおける業務遂行の継続が困難となるような場合には、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 (6)人材の確保について 当社グループが提供しておりますサービスは、従業員(エンジニア)の技術力に拠るところが大きく、Salesforce認定資格を保持する従業員等を安定的に確保することが重要と認識しております。そのため当社グループは、従業員等の採用及び教育を継続的に行っておりますが、従業員等の採用及び教育が計画どおり進まない場合や優秀な人材流出が止まらなくなる場合には、サービスの円滑な提供や積極的な受注活動が出来ず、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)システムについて 当社グループの事業は、クラウドという特性上インターネットを経由する必要があることから、インターネットに接続するための通信ネットワークに依存しております。安定的なサービス提供のため、サーバー設備等の強化や社内体制の整備を行っておりますが、アクセス数の急激な増加に伴う負荷の拡大や、自然災害及び事故などによる予期せぬトラブルが発生し、大規模なシステム障害が起こるような場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)知的財産権について 当社グループはこれまで、第三者の知的財産権を侵害したとして損害賠償や使用差し止めの請求を受けたことはなく、知的財産権の侵害を行っていないものと認識しております。当社グループは、第三者の特許権その他の知的財産権を侵害しないよう細心の注意を払っておりますが、万が一、第三者の知的財産権を侵害した場合には、損害賠償の負担が生じる可能性があります。当社グループが属するクラウド市場において知的財産権の状況を完全に把握することは困難であり、当社グループの事業に関連する知的財産権について第三者の特許取得が認められた場合、あるいは将来特許取得が認められた場合は、当社グループの事業遂行の必要上これらの特許権者に対してライセンス料を負担する等の対応を余儀無くされる可能性があります。このような損害賠償及びライセンス料の多額の負担が生じた場合、当社グループの事業運営が立ち行かなくなり、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、このようなリスクが顕在化する可能性は低いと認識しておりますが、第三者の知的財産権の侵害が生じないよう、社内担当部門で慎重に調査を行っております。また、必要に応じて専門家と連携を取りリスクの軽減を図っております。 (9)訴訟等について 当社グループは現在、第三者との間で重要な訴訟問題が発生した事実はありません。しかしながら、当社グループに対して訴訟を提起され、訴訟結果によっては当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。このようなリスクを踏まえ、当社グループでは内部統制を整備しコンプライアンスの強化に努めています。 (10)情報管理体制について 当社グループは、業務を通じて多数の顧客の情報資産を取り扱っております。情報セキュリティ基本方針を策定し、役職員に対して情報セキュリティに関する教育研修を実施しているほか、ISO27001の認証を取得するなど、情報管理体制の強化に努めております。しかしながら、何らかの理由により重要な情報資産が外部に漏洩するような場合には、当社グループの社会的信用の失墜、損害賠償責任の発生等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)11,357字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概要 ①経営成績及び財政状態の状況 経営成績の状況 当連結会計年度の業績は、売上高28,056,820千円(前年同期比13.5%増)、営業利益1,560,235千円(前年同期比7.4%増)、経常利益1,727,301千円(前年同期比7.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,572,400千円(前年同期比54.4%増)となりました。 (セグメント業績) セグメントの業績は、次のとおりであります。 (ソリューション事業) 当連結会計年度におけるソリューション事業の売上高は、当社によるSalesforceの導入開発事業、株式会社BeeXが行うSAPのクラウド・マイグレーション事業及び、セールスフォースエンジニア派遣の株式会社テラスカイ・テクノロジーズの業績が拡大したことで、26,020,682千円(前年同期比13.4%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は、量子コンピュータ(注3)関連の研究開発を行う株式会社Quemixと、TerraSky(Thailand)Co.,Ltd.(タイ法人)の営業損失を取り込みながら、3,213,441千円(前年同期比9.7%増)となりました。 (製品事業) 当連結会計年度における製品事業は、「mitoco(ミトコ)」を始めとする当社の全製品のサブスクリプション売上が対前年比で増加いたしました。結果として売上高は、2,254,367千円(前年同期比14.2%増)となりました。セグメント損失(営業損失)は、引き続き「mitoco ERP」等へ積極投資していることにより、126,279千円(前年同期はセグメント損失(営業損失)68,714千円)となりました。 (売上高) 当連結会計年度の経営成績は、売上高28,056,820千円(前年同期比13.5%増)となりました。なお、セグメント別の要因は以下のとおりであります。 (ソリューション事業) 当社によるSalesforceの導入開発事業、株式会社BeeXが行うSAPのクラウド・マイグレーション事業及び、セールスフォースエンジニア派遣の株式会社テラスカイ・テクノロジーズの業績が拡大したことで、26,020,682千円(前年同期比13.4%増)となりました。 (製品事業) 「mitoco(ミトコ)」を始めとする当社の全製品のサブスクリプション売上が対前年比で増加いたしました。結果として売上高は、2,254,367千円(前年同期比14.2%増)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における営業利益は、各事業区分損益及び調整額△1,526,926千円の結果、1,560,235千円(前年同期比7.4%増)となりました。なお、事業区分別の要因は以下のとおりであります。 (ソリューション事業) 当連結会計年度におけるソリューション事業の営業利益は、量子コンピュータ(注3)関連の研究開発を行う株式会社Quemixと、TerraSky(Thailand)Co.,Ltd.(タイ法人)の営業損失を取り込みながら、3,213,441千円(前年同期比9.7%増)となりました。 (製品事業) 当連結会計年度における製品事業の営業損失は、引き続き「mitoco ERP」等へ積極投資していることにより、126,279千円(前年同期はセグメント損失(営業損失)68,714千円)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度において、受取配当金21,940千円、受取手数料58,413千円、助成金収入23,498千円及び持分法による投資利益43,459千円を主因として、営業外収益は、208,412千円となりました。一方で、投資事業組合運用損36,217千円により、営業外費用は、41,346千円となりました。これらの結果、経常利益は、1,727,301千円(前年同期比7.7%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度において、法人税等合計586,040千円により、親会社株主に帰属する当期純利益は1,572,400千円(前年同期比54.4%増)となりました。 財政状態の状況 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末より2,709,322千円増加し、15,554,238千円となりました。これは主に、現金及び預金の増加1,753,009千円及び売掛金及び契約資産の増加561,020千円によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末より33,031千円増加し、6,658,206千円となりました。これは主に、投資有価証券の減少654,196千円があったもののソフトウエアの増加561,884千円及びのれんの増加305,653千円があったことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末より701,355千円増加し、6,426,116千円となりました。これは主に、買掛金の増加300,472千円及び契約負債の増加232,555千円があったことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末より86,459千円減少し、819,324千円となりました。これは主に、繰延税金負債の減少92,707千円があったことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末より2,127,458千円増加し、14,967,003千円となりました。これは主に利益剰余金の増加1,572,400千円に対し、その他有価証券評価差額金の減少119,751千円があったことによるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、8,265,447千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度末における営業活動の結果、収入は1,763,153千円(前連結会計年度は1,558,523千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,324,313千円、減価償却費714,979千円、売上債権及び契約資産の増加400,549千円、前払費用の増加373,879千円及び法人税等の支払額679,776千円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度末における投資活動の結果、支出は106,315千円(前連結会計年度は1,008,785千円の支出)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入802,593千円、無形固定資産の取得による支出760,960千円、投資有価証券の売却による収入386,037千円及び敷金及び保証金の差入による支出314,456千円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度末における財務活動の結果、収入は92,831千円(前連結会計年度は345,438千円の収入)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却による収入234,781千円及び連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出137,717千円があったこと等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) ソリューション事業   25,176,576   106.8   5,371,017   126.4 (注)製品事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) ソリューション事業   26,020,682   113.4 製品事業   2,254,367   114.2 合計   28,275,049   113.5 ④主な取り組み 当連結会計年度の当社グループの主な取り組みは、以下のとおりです。 2025年3月 ・子会社で、量子コンピュータのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行う株式会社Quemixと旭化成株式会社と東京大学と量子科学技術研究開発機構の研究グループは、Quantinuum社製量子コンピュータと東京大学物性研究所のスーパーコンピュータを連携させたハイブリッドコンピューティングを用いて量子化学計算を実行し、窒化アルミニウムの新たな用途の可能性を示すことに成功しました。 ・新潟県上越市のIT教育推進への貢献が認められ、上越市から感謝状を授与されました。当社は2017年にサテライトオフィスを上越市に開設し、上越市内の小学校をはじめ中学・専門学校において、エンジニアがIT出前授業を継続して実施しています。 ・GitLab Inc.(本社所在地:米国サンフランシスコ)と、DevSecOps統合プラットフォームGitLab(読み方:ギットラボ)のリセール、インテグレーションを行えるOpenPartner契約を締結しました。当社は開発内製化に取り組む企業に対して、開発スピード、セキュリティレベル、ソフトウェアの品質管理を確保する環境作りに貢献します。 ・「mitoco(ミトコ)」は株式会社セールスフォース・ジャパンが公開した「2024年人気のあったAppExchangeアプリランキング」に5年連続で入賞しました。 ・AI開発を行う子会社、株式会社エノキを当社に吸収合併することを発表しました。効力発生日は、2025年6月 1日です。 ・子会社の株式会社スカイ365の株式の一部を、同じく当社の子会社の株式会社BeeXに譲渡することを発表しました。BeeXが従来MSP(運用・監視・保守)業務の一部を委託してきたスカイ365の株式をBeeXに譲渡し、同社をBeeXの子会社とすることで、MSP事業を両社連携して提供することを可能とし、MSPサービスの品質の向上や販路拡大するものです。 2025年4月 ・当社は株式会社セールスフォース・ジャパン(本社:東京都千代田区)が日本での展開開始を発表した「AgentExchange」に、初期パートナーとして参画しました。当社は、これに伴い「mitoco Agent」及び「mitoco Agent 会計」の2つのソリューションを同マーケットプレイス上で提供開始しました。 ・子会社である株式会社リベルスカイ(本社:東京都中央区)は、米国ネバダ州ラスベガスで開催されたイベント「Google Cloud NEXT '25」内の「2025 Partner of the Year」において、「Security-Japan」部門を受賞しました。 ・株式会社Quemixは、SCSK株式会社、株式会社テラスカイ、YNF合同会社、みずほキャピタル、及び未来創造キャピタルから、量子コンピュータの社会実装に向けた研究開発を加速することを目的とし、第三者割当増資により総額5.5億円の資金調達を実施しました。 ・当社は、資本業務提携を行ったNTTデータと共に「NTT DATA Salesforce Hub」を設立しました。両社は協業開始以来ワーキンググループを立ち上げ、企業のSalesforce導入プロジェクトを推進してまいりましたが、上記組織の設立を機に、日本全国のSalesforceビジネスを更に加速化してまいります。 ・グループウェア「mitoco(ミトコ)」が、アイティクラウド株式会社(本社所在地:東京都港区)主催の「ITreview Grid Award 2025 Spring」において、グループウェア部門で「High Performer」を受賞いたしました。グループウェア部門での受賞は「ITreview Grid Award 2022 Summer」以来、12回連続となります。 2025年5月 ・株式会社Quemixと本田技研工業株式会社の研究開発部門である株式会社本田技術研究所(本社:埼玉県和光市)は、量子化学計算分野で量子コンピュータを用いた共同研究を開始し、量子コンピュータを用いてシミュレーションを行う際に必要となる「量子状態を読み出す新技術」の共同開発に成功しました。 2025年6月 ・Q9 Elements, Inc.(本社所在地:米国サンフランシスコ)と、Elements.cloud (読み方:エレメンツ・ドット・クラウド)について日本国内の独占販売契約を締結しました。「Elements.cloud」は、Salesforce組織を最適に管理するチェンジインテリジェンスプラットフォームです。 ・異なるシステムやサービスのデータを連携させる次世代型クラウドデータ連携サービス「mitoco X(ミトコエックス)」の新バージョン Ver.2.0の提供を開始しました。 2025年7月 ・株式会社ドクタートラストが提供する「ストレスチェック」において、働きやすい職場として1,505社中1位を獲得しました。2024年の2位に続き、2年連続の受賞となります。 ・グループウェアmitocoは、アイティクラウド株式会社(本社所在地:東京都港区)主催の「ITreview Grid Award 2025 Summer」において、グループウェア部門で「High Performer」を受賞いたしました。グループウェア部門での受賞は「ITreview Grid Award 2022 Summer」以来、13回連続となります。 ・株式会社Quemixが、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の公募事業「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の量子コンピュータに携わる人材育成(委託)の実施予定先に決定されました。 2025年8月 ・2025年8月6日、鹿児島サテライトオフィスを開設いたしました。 ・2025年8月27日、盛岡サテライトオフィスを開設いたしました。 ・マーケティング・オートメーションを行う子会社、株式会社DiceWorksを当社に吸収合併することを発表しました。効力発生日は、2025年11月1日です。 2025年9月 ・株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区)とビジネスマッチング契約を締結。本年9月より専門組織を立ち上げ、全国のみずほ銀行の法人顧客に対し、Salesforceの販売・導入支援を本格的に開始。これにより、人材不足やDX推進途上の中小企業の課題解決を強力に支援してまいります。 2025年10月 ・MCPサーバー対応チャットボット「mitoco Bot」をリリースしました。「mitoco Bot」は問い合わせを自動化するチャットボットです。日本語での自然な会話を実現する国産AIが搭載され、あらかじめ登録されたFAQデータをAIが単語単位で理解して、質問への回答を最速かつ最適に導き出すことが可能です。 ・mitoco(ミトコ)は、アイティクラウド株式会社(本社所在地:東京都港区)主催の「ITreview Grid Award 2025 Fall」において、グループウェア部門で「High Performer」を受賞いたしました。グループウェア部門での受賞は「ITreview Grid Award 2022 Fall」以来、14回連続となります。 ・事業・組織の拡大とさらなる成長に伴い、2027年8月を目途に、東京本社オフィスを「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」へ移転することを発表しました。 ・株式会社キットアライブ(札証アンビシャス 5039)の株式を市場買付により取得し、子会社化しました。 ・2026年2月期の1株当たり配当予想の修正、及び2026年2月28日を基準日とした株主様への謹呈を最後として、以降の株主優待制度を廃止することを決議しました。配当政策に関しましては、累進配当を志向しつつ、今後の業績の推移や財務状況などを考慮しながら、安定的かつ継続的に適正な配当を行うことを基本方針としております。 2025年11月 ・グループ会社の株式会社Quemixは、Quantinuum(本社所在地:米国コロラド州ブルームフィールド)のスタートアップパートナープログラムへ参加します。本プログラムへの参画を通じ、Quemixが設立以来取り組んできたエラー耐性量子コンピュータ(FTQC)向けの量子アルゴリズムの研究開発及びユースケース開発を一層加速するとともに、Quantinuumとともにグローバル市場における量子コンピュータ活用の加速・マーケティング活動に取り組みます。 ・グループ会社の株式会社テラスカイ・テクノロジーズ(東京都中央区)は、企業のAI導入・活用支援体制の一層の強化として、全Salesforceエンジニア社員をAIスペシャリストにアップスキリングすることを決定しました。当社独自のAI研修で、2026年2月までに約300名をAIスペシャリストとし、顧客企業のAI活用を支援することを目指します。 ・QueryPie AI合同会社(クエリパイ エーアイ、本社:東京都港区)と、AIエージェント事業において協業することを発表しました。テラスカイは、企業向けAIプラットフォーム 「QueryPie AI Platform(AIP)」 を採用し、新たに提供を開始する「mitoco Buddy」を通じて、MCP(Model Context Protocol)対応のAIエージェントサービスを展開します。これにより企業内に乱立するクラウドサービスをMCPで統合し、情報連携とデータ活用を促進することで、意思決定の加速化と業務自動化を支援します。 ・テラスカイグループの株式会社スカイ365が海外MSP(マネージドサービスプロバイダー)拠点として「スカイ365ベトナムセンター」を開設しました。当センターの開設により、札幌・東京・ベトナムを結び強固な災害復旧体制を確立するとともに、テラスカイグループのお客様に低コストかつ高品質なBPO業務を展開してまいります。 ・株式会社Quemixと、住友ゴム工業株式会社(本社:神戸市中央区)は共同研究の成果として、量子コンピュータによる非線形方程式の計算を指数関数的に加速することに成功しました。この成果は、両社が新たに開発した量子計算結果の読み出しを迅速かつ低コストで行う手法によって初めて実現したものであり、量子計算の実用化を大きく前進させるものです。 2025年12月 ・MCP(Model Context Protocol)対応のAIプラットフォーム「mitoco Buddy」の提供を開始しました。「mitoco Buddy」は企業のデータ活用と業務自動化を支援するMCP対応のAIエージェントサービスです。SalesforceやSlackなど、約50種類ものサービスと連携可能で、ユーザー独自のエージェントを柔軟に作成でき、既存のマルチクラウドの環境を活かした業務の自動化を実現します。 2026年1月 ・株式会社 Quemixと、三菱電機株式会社、国立大学法人東京科学大学、国立大学法人筑波大学の4者は、シリコンに注入した水素が特定の欠陥と結合することで自由電子を生成するメカニズムを世界で初めて解明しました。本メカニズムの解明により、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)の電子濃度制御を高度化し、構造設計や製造方法を最適化することが可能となるため、電力損失の低減に貢献できます。また、将来的には、UWBG(Ultra Wide Band Gap)材料を用いたデバイスへの展開が期待できます。 ・Salesforceを統合基盤として稼働するクラウド会計システム「mitoco 会計」の、会計データを最大活用する新たなオプション製品「mitoco 会計 AI-CFOオプション「AI-CFO」をリリースしました。「AI-CFO」は会計データを分析するAIとして、Googleの生成AIモデル「Gemini」を採用しています。 ・グループウェアmitocoは、アイティクラウド株式会社(本社所在地:東京都港区)主催の「ITreview Grid Award 2026 Winter」において、グループウェア部門で「High Performer」を受賞いたしました。グループウェア部門での受賞は「ITreview Grid Award 2022 Summer」以来、15回連続となります。 2026年2月 ・新指数「JPXスタートアップ急成長100指数」の構成銘柄に選定されたことが、株式会社日本取引所グループの株式会社JPX総研より公表されました。「JPXスタートアップ急成長100指数」は、時価総額及び売上高の成長率などを基準に、日本を代表する高成長スタートアップ企業100社で構成される株価指数です。ETF等の連動商品への投資をはじめとした、本指数の活用を通じ、スタートアップ企業における成長を一層意識した経営の推進と、成長を実現するスタートアップ企業への投資拡大の好循環を目指すものとして、2026年3月9日より算出・配信が開始される予定とのことです。 ※用語解説 (注1)クラウド・マイグレーション: サーバーなどの機器を自社が管理する施設(ビルやデータセンターなど)で運用するITシステムの環境から、AWS(Amazon Web Services)、Google Cloud PlatformやMicrosoft Azureなどのパブリック・クラウドにシステムを移行すること。 (注2)量子コンピュータ: 量子力学の現象を情報処理技術に適用することで、従来型のコンピュータでは容易に解くことのできない複雑な計算を解くことができるコンピュータであり、量子ゲート方式と量子アニーリング方式の大きく2つに分類される。量子ゲート方式は、従来型のコンピュータの上位互換としての期待が高く、GoogleやIBMなどの大手ITベンダーやスタートアップがハードウェアの開発を進めている。量子アニーリング方式は、組み合わせ最適化問題を解くことに特化している。 (注3)MCP(Model Context Protocol): AI(大規模言語モデル)と外部のデータベース、ファイル、業務システム(SaaSなど)を安全につなぐための「世界共通の接続規格(プロトコル)」。 (注4)UWBG(Ultra Wide Band Gap): 次世代のパワー半導体材料として注目される「ウルトラワイドバンドギャップ半導体」。現在主流のシリコン(Si)や、次世代のワイドバンドギャップ(WBG)半導体(SiCやGaN)をさらに凌ぐ性能を持ち、高電圧・高温下での極めて高い省エネ性と耐環境性を実現する。 (2)財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用とともに、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを用いております。これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しておりますが、特に下記の会計方針が連結財務諸表作成における重要な見積りの判断等に影響を及ぼすと考えております。 a.進捗度に基づく収益認識 財又はサービスを顧客に移転する履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しており、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積り、当該進捗度に基づき収益を認識しております。 進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した原価又は工数が、見積総原価又は見積総工数に占める割合に基づいて行っております。 進捗度に基づく収益計上の基礎となる見積総原価又は見積総工数はプロジェクトごとに算定しております。各プロジェクトで要員管理・進捗管理・予算管理を行っておりますが、予期し得ない不具合の発生等により、開発工数が大幅に増加し、不採算プロジェクトが発生するような場合には、売上原価が増加することによりその結果進捗度が変動する可能性があり、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等の分析 経営成績等の分析については、「(1)経営成績等の概要」に記載しております。 b.経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 c.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資金の流動性に関して、当連結会計年度における現金及び現金同等物は、営業活動によるキャッシュ・フローにより1,763,153千円増加し、投資活動によるキャッシュ・フローにより106,315千円減少、財務活動によるキャッシュ・フローにより92,831千円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,753,009千円増加し、8,265,447千円となりました。当社の主な資金需要は、ソリューション事業・製品事業に係る人件費のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用並びにソフトウェア制作にかかる投資、子会社設立による新規事業の立ち上げ、及びM&Aの実施等であります。これらの資金需要につきましては、主に自己資金により賄えるものと判断しておりますが、必要に応じ銀行借入等により対応してまいります。 d.経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループは、「クラウド世代のリーディング・カンパニー」を目指し、クラウド市場の発展に貢献することを当社グループの方向性として定めております。 当社グループがこの方向性を目指し、日本トップレベルの技術力を維持し、クラウド環境における新しい変化を捉え、その市場のリーダーとなるためには、経営者は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載している課題に対して、弛まぬ努力をもって対処していかなければならないことを認識しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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