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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

AIAIグループ

AIAI Group Corporation6557 · Growth · サービス業

認可保育園を中心に東京・千葉・神奈川・大阪で保育施設を運営し、多機能型事業所も展開する保育サービス企業。

概要

AIAIグループ株式会社は、東京都墨田区に本社を置く持株会社である。2007年に設立され、2017年に東京証券取引所TOKYO PRO Marketへ上場、2019年にマザーズ市場へ移行し、現在はグロース市場に属する。直営保育施設と多機能型事業所を中心とするチャイルドケア事業を単一セグメントとして展開し、2026年3月期の連結売上高は146億円、営業利益11億円、従業員数は2,354人である。

認可保育園を中核とする事業ポートフォリオ

当社グループの主力事業はチャイルドケア事業であり、認可保育園、小規模保育施設、認証保育園、指定管理施設、保育所運営受託、多機能型事業所の6つの運営形態を持つ。認可保育園は国が定める設置基準を満たし、自治体から施設型給付を受ける。2026年3月期末時点で認可保育園154施設、認証保育園10施設、多機能型事業所21施設など計188施設を運営する。これらの施設は東京都、千葉県、神奈川県、大阪府などの主要都市圏に集中している。

三つの「育」を一体化したAIAI三育圏

当社グループは2024年4月に「AIAI三育圏」という事業戦略を打ち出した。これは認可保育施設「AIAI NURSERY」が提供する「保育」、多機能型事業所「AIAI PLUS」が提供する「療育」、子会社の株式会社CHaiLDが提供する「教育」の三つを一体的に提供するものである。特に療育分野では、発達支援の専門家が保育所を訪問する「AIAI VISIT」も展開し、グループ内外の子どもと保護者にサービスを広げている。

子会社を通じたグループ経営とM&A戦略

当社は持株会社として、AIAI Child Care株式会社(保育事業)、株式会社CHaiLD(教育・テック事業)、AIAI Inclusive株式会社(2024年10月設立、M&A目的)などを連結子会社とする。2026年2月にはAIAI Inclusive株式会社を通じて株式会社きららグループホールディングス(子育て支援事業を営む株式会社モード・プランニング・ジャパンの親会社)の全株式を取得し、認可保育園を追加した。一方、介護事業については2024年5月にAIAI Life Care株式会社の全株式を売却しており、保育・療育への集中を図っている。

売上高146億円、営業利益11億円の2026年3月期

2026年3月期の連結決算は、売上高14,633百万円(前期比12.0%増)、営業利益1,105百万円(同50.7%増)、経常利益933百万円(同7.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益621百万円(同47.3%増)であった。総資産は26,907百万円(前期末比14,434百万円増)、負債23,660百万円(同14,005百万円増)、純資産3,246百万円(同429百万円増)である。増収増益の要因は既存施設の収益改善と新設・M&Aによる施設数増加であり、営業活動によるキャッシュ・フローは905百万円を獲得した。

業界の中での役割は保育・障害児福祉サービスの提供者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
146億円
営業利益
11億円
営業利益率
7.5%
純利益
6億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01保育主力

認可保育園、小規模保育施設、認証保育園、指定管理施設、保育所運営受託を運営。自治体からの給付・補助金と利用者料金で収益を得る。

主な製品・サービス5
認可保育園
児童福祉法に基づく認可施設。国・自治体の施設型給付を受け運営。
小規模保育施設
定員19名以下の0〜2歳児向け。自治体の認可を受け運営。
認証保育園
東京都独自の制度。長時間保育に対応。
指定管理施設
自治体から指定を受け、送迎ステーションや託児を運営。
保育所運営受託
企業の従業員向け保育所を運営受託。

02障害児福祉準主力

児童発達支援や放課後等デイサービスなど障害児通所支援を提供。個別支援計画に基づき専門家がサービスを提供。

主な製品・サービス1
多機能型事業所
障害児通所支援や障害福祉サービスを提供。

03その他副次

福祉・医療分野に特化した人材紹介・派遣サービスを展開。

主な製品・サービス2
人材紹介
有資格者の転職支援。成功報酬を得る。
人材派遣
保育施設などへの登録型派遣。

製品と技術

認可保育園「AIAI NURSERY」とその運営形態

当社グループの中核サービスは認可保育園「AIAI NURSERY」である。これは児童福祉法に基づく施設で、国が定める面積や保育士数などの基準を満たし、都道府県知事の認可を受ける。運営費は国及び自治体が負担する施設型給付によって賄われ、利用者は保育料を支払う。2026年3月末時点で154施設を運営し、東京都50施設、千葉県63施設、神奈川県20施設、大阪府9施設などに展開する。新規開設は高いニーズと投資対効果が見込めるエリアに絞ったドミナント戦略に基づく。

小規模保育・認証保育・指定管理という多様な施設形態

当社グループは認可保育園以外にも複数の施設形態を運営する。小規模保育施設は19名以下の定員で0~2歳児を対象とし、市町村の認可を受ける(2026年3月期の具体的な施設数は非開示だが、全体の一部を構成する)。認証保育園は東京都独自の制度で13時間開所など都市型ニーズに対応し、10施設を運営する。指定管理施設は市区町村から管理者として指定を受け、送迎ステーションや託児サービスを提供する。また、企業の従業員向け保育所の運営受託も行う。

療育サービス「AIAI PLUS」と保育所等訪問支援「AIAI VISIT」

多機能型事業所「AIAI PLUS」では、障害児通所支援(児童発達支援、放課後等デイサービスなど)や障害福祉サービスを提供する。発達に関する専門家が個別にサービスを提供し、利用者は自治体からサービス受給者証の給付を受ける。2026年3月末時点で21施設を運営する。さらに、2024年10月には保育所等訪問支援「AIAI VISIT東京」を開設し、グループ外の保育所を利用する子どもにも療育プログラムを届けている。これにより、保育と療育のシナジー効果を高めている。

保育・教育向けITシステム「Child Care System」とCHaiLD

2011年に提供を開始した「Child Care System」は、保育園運営管理システムである。このシステムは子会社株式会社CHaiLD(旧social solutions)が提供し、保育業務の効率化を支援する。CHaiLDは教育事業も担い、読み書きや思考力を育む幼児教育プログラムを展開する。当社グループはこのシステムと教育プログラムを組み合わせ、保育園と教育の連携を強化している。

人材サービス事業「キララサポート」

当社グループはチャイルドケア事業に加え、人材サービス事業を「その他」セグメントとして展開する。子会社の株式会社モード・プランニング・ジャパン(2026年にグループ入り)が運営する「キララサポート」は、福祉・医療分野に特化した人材紹介および人材派遣サービスである。求人者(病院や保育所など)と求職者(有資格者)をマッチングし、成功報酬または派遣料金を得る。この事業はグループ内の保育施設への人材供給にも貢献する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

保育・介護サービスで成長中、収益率改善

サービス業に属し、保育・介護事業を展開する。直近3期の売上高は118億円→131億円→146億円と順調に増加し、営業利益率は5.34%から7.53%へ改善した。同業のジンジブやイシンと比べ、規模は小さいが成長性と収益性が際立つ。ライバルのJSHやダイブグループと比較しても、利益率は高い水準にある。待機児童問題や高齢化社会を背景に、保育・介護の需要は安定しており、今後の拡大が見込まれる。人材確保が最大の課題だが、質の高いサービスで差別化を図る。

強み

  • 営業利益率が5.34%から7.53%へ改善。事業効率が高まっている。
  • 売上高が3期連続で増加。社会ニーズに合致した事業。
  • 同業他社と比べ、営業利益率が高く収益力が強い。

課題

  • 保育・介護は人手不足が深刻で、採用コスト増やサービス低下のリスク。
  • 政府の規制や補助金の変更が事業環境に影響する可能性。
  • 売上高が146億円と小さく、規模の拡大が当面の課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がAIAIグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
17370Enjin52億円21.1倍
26538ディスラプターズ52億円7.5倍
37039ブリッジインターナショナルグループ52億円15.5倍
46557AIAIグループ51億円7.9倍
56580ライトアップ51億円17.6倍
62376サイネックス51億円87.6倍
72183リニカル51億円
86543日宣50億円7.1倍
99219ギックス50億円
102454オールアバウト50億円
112304CSSホールディングス49億円6.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

保育施設第一号開設から法人設立の2007年

2007年1月、保育・介護事業の運営を目的として東京都葛飾区新小岩に株式会社global bridgeを設立した。同年3月には千葉県千葉市花見川区にグループ初の保育施設「あい・あい保育園 幕張園」を開設し、保育事業を開始した。この時点での事業は直営保育施設の運営が中心であり、後の拡大の基盤となった。

保育システム開発と関西進出の2011年

2011年7月、保育園運営管理システム「Child Care System(チャイルドケアシステム)」の提供を開始した。これは保育業務の効率化を図るITシステムであり、後に子会社CHaiLDの事業へと発展する。同年10月には関西オフィスを大阪市中央区本町に開設し、首都圏以外への事業エリアを拡大した。

持株会社体制への移行と上場の2015~2017年

2015年11月、株式会社アニヴェルセルHOLDINGSからの会社分割により株式会社global bridge HOLDINGSを設立し、持株会社体制へ移行した。翌月にはテック事業を分割し株式会社social solutions(後のCHaiLD)を設立。2017年10月には東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場し、同時に本社を東京都墨田区錦糸へ移転した。この上場により資金調達の手段を拡大した。

介護事業への進出とその後の撤退(2018~2024年)

2018年7月、株式会社東京ライフケアの株式を取得し完全子会社化、サービス付き高齢者向け住宅の運営を開始した。同年11月には株式会社YUAN(後にglobal life care、さらにAIAI Life Care)を取得し、住宅型有料老人ホームを運営した。しかし、2024年5月にAIAI Life Care株式会社の全株式を株式会社QLSホールディングスへ売却し、介護事業から撤退した。この間、2020年には東京ライフケアを吸収合併し保育事業を統合するなど、事業の整理も進めた。

ブランド統一と東証グロース移行の2022年

2022年1月、グループブランドイメージ統一のため、株式会社global bridge HOLDINGSをAIAIグループ株式会社に、株式会社global child careをAIAI Child Care株式会社に、株式会社global life careをAIAI Life Care株式会社にそれぞれ社名変更した。同年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行した。

大型M&Aによる施設数急拡大の2025~2026年

2025年4月、AIAI Child Care株式会社がテルウェル東日本株式会社よりぽこころ株式会社の株式を取得し完全子会社化した。翌月には株式会社在宅支援総合ケアサービスから認可保育園3園を事業譲受した。2026年2月には特別目的会社AIAI Inclusive株式会社を通じて株式会社きららグループホールディングスの全株式を取得し、同社が保有する株式会社モード・プランニング・ジャパンも子会社化した。これにより認可保育園が大幅に増加し、施設数は188施設(認可保育園154施設)に達した。2026年4月にはぽこころ株式会社をAIAI Child Careに吸収合併し、保育事業を統合した。

年表24件を開く

2000年代

  • 2007年1月創業保育・介護事業の運営を目的として、東京都葛飾区新小岩に株式会社global bridgeを設立
  • 2007年3月千葉県千葉市花見川区に当社グループ初の保育施設「あい・あい保育園 幕張園」を開設

2010年代

  • 2011年7月保育園運営管理システム「Child Care System(チャイルドケアシステム)」の提供を開始
  • 2011年10月関西オフィスを開設(大阪府大阪市中央区本町)
  • 2015年11月創業株式会社アニヴェルセルHOLDINGSからの会社分割(新設分割)により株式会社global bridge HOLDINGSを設立
  • 2015年12月創業株式会社global bridgeからテック事業を会社分割(新設分割)し、株式会社social solutionsを設立
  • 2017年10月上場東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場
  • 2017年10月本社を現在地(東京都墨田区錦糸)に移転
  • 2018年7月M&A株式会社東京ライフケアの株式を取得し完全子会社化、サービス付き高齢者向け住宅の運営開始
  • 2018年11月M&A株式会社YUANの株式を取得し完全子会社化、住宅型有料老人ホームの運営開始
  • 2019年2月商号変更株式会社YUANの社名を、株式会社global life careに変更
  • 2019年4月会社分割により株式会社東京ライフケアの介護事業を株式会社global life careに継承
  • 2019年12月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2020年代

  • 2020年4月M&A株式会社東京ライフケアを株式会社global bridgeを存続会社として吸収合併、保育事業を統合する。株式会社global bridgeの社名を、株式会社global child careに変更
  • 2021年1月商号変更株式会社social solutionsの社名を、株式会社CHaiLDに変更
  • 2022年1月商号変更グループのブランドイメージの統一のため、株式会社global bridge HOLDINGSの社名を、AIAIグループ株式会社に、株式会社global child careの社名をAIAI Child Care株式会社に、株式会社global life careの社名を、AIAI Life Care株式会社に変更
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東証マザーズ市場からグロース市場へ移行
  • 2024年5月AIAI Life Care株式会社の全株式を株式会社QLSホールディングスへ売却
  • 2024年10月創業特別目的会社であるAIAI Inclusive株式会社を設立
  • 2025年4月M&AAIAI Child Care株式会社が、テルウェル東日本株式会社よりぽこころ株式会社の株式を取得し完全子会社化
  • 2025年5月AIAI Child Care株式会社が、株式会社在宅支援総合ケアサービスより事業譲受により、認可保育園3園を譲り受け
  • 2026年2月M&AAIAI Inclusive株式会社が、株式会社きららグループホールディングスの全株式を取得し完全子会社化。更に、株式会社きららグループホールディングスが全株式を保有する株式会社モード・プランニング・ジャパンも完全子会社化
  • 2026年4月M&Aぽこころ株式会社をAIAI Child Care株式会社を存続会社として吸収合併、保育事業を統合する
  • 2026年5月M&A株式会社きららグループホールディングスを株式会社モード・プランニング・ジャパンを存続会社として吸収合併、グループ経営の効率化を図る

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    「AIAI三育圏」の推進と事業間シナジーの最大化

    保育・療育・教育の3事業を一体的に提供する「AIAI三育圏」に沿った事業展開を推進し、グループ企業間のシナジーを高めることで社会課題の解決と継続的な成長を目指す。

  2. 02

    ドミナント戦略とM&Aによる事業基盤の拡大

    直営認可保育施設「AIAI NURSERY」では、高い需要と投資対効果が見込めるエリアに絞ったドミナント戦略で新規開設を継続。M&Aも活用し全国主要都市への拡大と業界再編を見据えた取り組みを進める。

  3. 03

    保育と療育のシナジー強化による収益力向上

    障害児向け療育サービス「AIAI PLUS」の専門性を活かし、保育所等訪問支援サービスを展開。AIAI NURSERYとの連携を強化し、保育と療育の相乗効果で収益力の更なる強化を図る。

  4. 04

    保育の質向上と幼児教育プログラムの充実

    小学校就学を見据えた読み書きや思考教育など魅力的なカリキュラムを展開し、保護者や子どもから選ばれる園を目指す。保育の質向上と教育プログラムの充実により園児獲得と収益力強化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 7期分

グループ全体で2,354人が働いている。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年12月39041.21.5908
2020年12月41043.22.11,154
2022年3月71546.33.01,241
2023年3月65447.73.61,176
2024年3月1,080
2025年3月1,11963
2026年3月2,35447

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 7 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
保育施設及び 多機能型事業所 112施設5,438百万円
保育施設 75施設2,640百万円
銀座オフィス — 東京都中央区49百万円
AIAI NURSERY中野坂上 — 東京都中野区38百万円
保育施設 1施設16百万円
オフィス 2拠点 — 東京都墨田区 大阪市西区12百万円
東京オフィス — 東京都墨田区9百万円
東京オフィス — 東京都墨田区2百万円
主な関係会社
  • 国内
    ㈱アニヴェルセルHOLDINGS
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権32.9%
  • 国内
    AIAI Child Care㈱(注)1、3
    東京都墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱CHaiLD (注)1、5
    東京都墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ぽこころ㈱(注)1、6
    東京都墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    AIAI Inclusive㈱(注)1、7
    東京都墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱きららグループホールディングス(注)1、2、8
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱モード・プランニング・ジャパン(注)1、2、8
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は146億円営業利益11億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.5%、利益が+57.1%。

売上高
+11.5%
146億円
営業利益
+57.1%
11億円
純利益
+50.0%
6億円
営業利益率
7.5%
前期比 +2.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高260億円146億円
営業利益12億円11億円
純利益7億円6億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は63億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+125.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q282
2024年1Q2800.00
2024年2Q2827.10
2024年3Q3013.31
2024年4Q323
2025年2Q6023.32
2025年4Q7157.02
2026年2Q6945.82
2026年4Q7779.14
2027年1Q6334.82

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 11期分

直近期の営業利益率は7.5%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社アニヴェルセルHOLDINGSからの会社分割(新設分割)により株式会社global bridge HOLDINGSを設立
2015年12月000
2016年12月200
東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場
2017年12月2600
株式会社東京ライフケアの株式を取得し完全子会社化、サービス付き高齢者向け住宅の運営開始
2018年12月38−3−4
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2019年12月5900
株式会社東京ライフケアを株式会社global bridgeを存続会社として吸収合併、保育事業を統合する。株式会社global bridgeの社名を、株式会社global child careに変更
2020年12月8332
グループのブランドイメージの統一のため、株式会社global bridge HOLDINGSの社名を、AIAIグループ株式会社に、株式会社global child careの社名をAIAI Child Care株式会社に、株式会社global life careの社名を、AIAI Life Care株式会社に変更
2022年3月12051
2023年3月1084−5
特別目的会社であるAIAI Inclusive株式会社を設立
2024年3月11894
AIAI Child Care株式会社が、テルウェル東日本株式会社よりぽこころ株式会社の株式を取得し完全子会社化
2025年3月131795.34
AIAI Inclusive株式会社が、株式会社きららグループホールディングスの全株式を取得し完全子会社化。更に、株式会社きららグループホールディングスが全株式を保有する株式会社モード・プランニング・ジャパンも完全子会社化
2026年3月1461197.56

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高146億円のうち、営業利益として残るのは11億円7.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の4.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%をちょうど並ぶ水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.8%118億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.6%17億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.5%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.0pt
7.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.9pt
4.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.7pt
20.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 9期分

2026年3月期は営業CFが9億円、投資CFが−114億円で、差し引きのフリーCFは−105億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は41億円で、売上の3.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2017年12月1−97−811
2018年12月0−1518−1514
2019年12月3−1914−1612
2020年12月4−2922−258
2022年3月6−1712−119
2023年3月9−83113
2024年3月18−6−81217
2025年3月14−4−31023
2026年3月9−114121−10541

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2026年3月期の総資産は269億円。このうち返さなくてよい自己資本が32億円で、自己資本比率は12.1%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年12月1210281.3
2016年12月1010095.8
2017年12月37112628.9
2018年12月5975211.8
2019年12月78106811.7
2020年12月105149113.2
2022年3月1211610512.9
2023年3月1171310411.3
2024年3月1171710014.9
2025年3月125289722.5
2026年3月2693223712.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
41億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
13億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
237億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率8 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中118位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中523位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
20.5%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
12.1%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
11.4%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥755で、1年前と比べて-48.2%過去52週の値幅のなかでは17%の位置にある。

¥755-2.2%1ヶ月-0.1%1年-48.2%時価総額51億円
過去52週の値幅
安値¥580高値¥1,622

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.9倍
PER (会社予想)7.0倍
PBR1.41倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1カ月で13.48%上昇し、766円。25日線(725.36円)を5.6%上回り、75日線(690.71円)も上回るが、200日線(1093.56円)を大きく下回る。52週高値1622円からは52.8%下落した位置。8月に入って急伸し、出来高も増加。RSIは70.97と過熱感。反発局面だが、長期トレンドは下降。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PERは8.03倍と業界平均の23.01倍を大幅に下回り、予想PERも7.1倍と低い。PBRは1.43倍で業界平均の3.35倍を下回り、ROEが20.5%と高く収益性が優れる。ただし、無配当であり利回りは0%と配当面での魅力は低い。増収増益基調で成長性もあり、割安と判断されるが、株主還元の弱さが両面性として挙げられる。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.9倍23.4倍
PER (予想)7.0倍
PBR1.41倍3.51倍
ROE20.5%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高齢化社会を背景に介護需要は中長期的に拡大が見込まれる一方、競争激化や人材確保難、規制変更の影響が懸念されます。強気派は、既存施設の稼働率向上と新規出店による増収増益トレンド、低いPERが割安だと指摘します。弱気派は、売上高成長に対し利益が伸び悩む点、介護報酬改定による単価低下リスク、競争激化による稼働率低下リスクを挙げます。論点は、成長持続性と収益性改善の実現性です。

プラスに働く材料7
  • 増収基調と収益改善

    売上高は108億から146億円へ拡大し、営業利益率も5.3%から7.5%に改善。

  • 介護需要の構造的成長

    高齢化進行により介護サービスの市場は拡大が続くと期待される。

  • 株価指標の割安感

    PER8倍台、PBR1.4倍と成長率対比で割安との見方。

  • 26年3月期の増収増益計画決算発表後影響

    売上高146億円、営業利益11億円の計画で、営業利益は前期比約4億円増加する

  • 営業利益率の改善による収益性向上通年影響

    営業利益率が5.34%から7.53%へ2.19ポイント改善し、増益率は57%に達する

  • 予想PER7.1倍の割安水準継続影響

    ROE20.5%に対して予想PER7.1倍と割安で、株価の下支え材料となる

  • 株価下落後のリバウンド期待不定影響

    過去1年で株価は47.6%下落し、増益基調との差で戻り余地がある

マイナスに働く材料7
  • 収益性は低水準

    売上高146億円に対し純利益6億円と利益率が低く、事業効率に懸念。

  • 競争と人材確保難

    同業他社との競合や介護人材不足によりコスト増と稼働率低下の恐れ。

  • 規制リスク

    介護報酬改定による単価引き下げが業績に悪影響を与え得る。

  • 売上規模が小さく業績変動リスク通年影響

    売上高146億円、営業利益11億円と小規模で、数億円の費用変動が利益を大きく揺らす

  • 無配当による株主還元不足継続影響

    配当利回り0%で、現金還元がなく個人投資家の選好が離れやすい

  • 外国人保有1%と需給の脆弱さ継続影響

    外国人保有比率1.0%で海外資金の流入が乏しく、売買代金が細りやすい

  • 最終利益の目減り構造決算発表後影響

    営業利益11億円に対し純利益6億円と、税負担等で最終益への反映率が低い

次の決算で確かめる点
稼働率
施設収益の根幹で、稼働率低下は減収に直結するため。
従業員一人当たり売上高
人材依存度が高く、生産性向上と採用・定着のバランスを見るため。
新規出店数
今後の成長の源泉であり、出店ペースが収益計画に影響するため。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,986人。区分でいちばん多いのは個人・その他56.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.6%を占め、残る58.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他33.640.539.644.653.556.7
事業法人52.850.645.444.842.041.6
自己株式0.00.00.13.1
外国法人3.72.38.05.33.40.9
証券会社4.14.55.24.20.30.7
外国人個人0.00.00.00.00.10.1
金融機関5.82.11.81.10.70.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社アニヴェルセルHOLDINGS31.82
02貞松 成17.70
03social investment株式会社9.42
04AIAIグループ従業員持株会1.46
05加地 義孝0.61
06嶋田 尚人0.60
07三村 浩子0.51
08三村 武史0.36
09モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社0.30
10BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.25

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-12
    貞松 成
    変更報告
    28.71%
    +1.59pt
  • 2026-08-10
    貞松 成
    新規の大量保有報告
    27.12%
    -0.31pt
  • 2026-08-05
    貞松 成
    新規の大量保有報告
    28.92%
    +1.49pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 11期分

1株利益は11期で+4689%、1株純資産は11期で+1%。直近期のROEは20.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2015年12月−2498
2016年12月−2496
2017年12月−6486
2018年12月−173315
2019年12月−13367
2020年12月2926110.917.7
2022年3月212857.915.4
2023年3月−90217
2024年3月5727923.112.4
2025年3月6542618.620.1
2026年3月9550120.512.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額94百万円。

氏名役職年齢保有株数
貞松成代表取締役社長 兼CEO451,814,182
木本彰取締役 COO698,776
戸田貴夫取締役 CFO598,776
内田昌昭取締役(常勤監査等委員)719,176
野口洋取締役(監査等委員)595,846
豊泉美穂子取締役(監査等委員)485,846
木原成記取締役(監査等委員)6010,392

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3797926
取締役(社内)311114
その他役員2442

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,891字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、持株会社の当社と連結子会社6社により構成されており、直営保育施設及び多機能型事業所を中心とした「チャイルドケア事業」を営んでおり、当社グループの事業は、この1つのセグメントで構成されております。また、「その他」として人材サービス事業及びグループ会社の管理及び経営指導業務を行っております。 なお、2026年2月27日には株式会社きららグループホールディングスの全株式を取得しました。同社は認可保育園の運営等のチャイルド事業を営む株式会社モード・プランニング・ジャパンの全株式を保有しており、本件株式取得により、株式会社きららグループホールディングス及び株式会社モード・プランニング・ジャパンは子会社となっております。 (1) チャイルドケア事業 当社グループは、「一人でも多くの子どもが生まれながらに持っている素晴らしい力を育むことに喜びを感じ笑顔と元気が溢れた園を創造すること」を保育理念として掲げ、未来を担う子どもたちの育成に努めております。当社グループは、東京23区、千葉県、神奈川県、大阪市内などで認可保育園等を中心とする保育施設と多機能型事業所を運営しており、当連結会計年度末現在、当社グループが運営する施設の概要は以下の通りです。 ① 認可保育園 児童福祉法に基づいた児童福祉施設であり、面積や保育士等職員の数など国が定めた設置基準を満たし、都道府県知事などに認可された施設をいいます。当社グループは、国及び自治体が負担する施設型給付を受け、施設運営を行っております。 ② 小規模保育施設 「子ども・子育て支援制度」によって新設された保育施設であり、19名以下の定員かつ0歳から2歳までの子どもを対象とした、市町村の認可を受けた施設をいいます。当社グループは、利用者からの保育料徴収及び自治体からの地域型給付を受け施設運営を行っております。 ③ 認証保育園 東京都独自の保育所制度で、国の基準で行われる認可保育所ではカバーできない都市型の保育ニーズに対応するために制度が設立されました(13時間開所や0歳児保育等)。当社グループは利用者と契約を締結し、保育サービスを提供します。利用者からの保育料と市区町村から保育料補助金を受け、施設運営を行っております。 ④ 指定管理施設 当社グループが市区町村より管理者として指定を受け、運営する施設で、主なサービスは「送迎ステーション」と「託児」です。当社グループは、市区町村からの指定管理料及び利用者からの利用料で施設運営を行っております。 ⑤ 保育所運営受託 従業員のために保育所を自社にて抱えている事業者に代わって保育所の運営を行っております。従業員である保護者は、雇用主である事業者へ保育料を支払い、事業者は、当社グループへ保育所の運営を委託することで、運営委託料を当社グループへ支払う仕組みとなっております。 ⑥ 多機能型事業所 障害児通所支援(児童発達支援、医療型児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援)及び障害福祉サービス事業において多様化するニーズにこたえるため、発達に関する専門家が個別にサービスを提供しています。 (2) その他 人材サービス事業及びグループ会社の管理及び経営指導業務等を行っております。 [事業系統図] 当社グループの事業系統図は、次のとおりです。 [施設別の事業モデル] <認可保育園及び小規模保育施設> 認可保育園及び小規模保育施設においては利用者に保育サービスを提供し、委託費を各自治体に請求する制度となっております。(小規模保育施設においては一部利用者負担が生じます。) <認証保育園> 利用者と契約を締結し、保育料を支払い、また、当社グループは市区町村から保育料補助金を受領します。運営費が公費でまかなわれる点は認可保育所と同じですが、公費の割合が少なくなります。 <指定管理施設> 主な業務は「送迎ステーション」と「託児」です。「送迎ステーション」とは提携した幼稚園へ通園しているお子様を登園前後にお預かりすることで、「託児」は保護者のニーズに応じて、理由を問わずお子様をお預かりすることです。市区町村は、当社グループを管理者として指定し、指定管理料の支払いをしております。保護者は利用料を当社グループへ支払います。 <保育所運営受託> 保育所運営受託においては、従業員のために保育所を自社にて抱えている事業者に代わって保育所の運営を行っております。従業員である保護者は、雇用主である事業者へ保育料を支払い、事業者は、当社グループへ保育所の運営を委託することで、運営委託料を当社グループへ支払う仕組みとなっております。 <多機能型事業所> 多機能型事業所においては、自治体よりサービス受給者証の給付を受けた利用者に各種の福祉サービスを提供し、サービス報酬を国民健康保険団体連合に請求する制度となっております。同事業所においては、利用者の所得水準に応じてサービス報酬の利用者負担が発生する場合があります。 <人材紹介> 人材紹介においては、求人者(病院等)の情報を当社グループサイト(キララサポートサイト)及び他社求人サイトに掲載いたします。また、一方で、福祉・医療分野で転職先を探している有資格者の求職者を、キララサポートサイト及び他社グループ求人サイトで募集を行い、キララサポートサイトにご登録いただきます。そのうえで、キララサポートコンサルタントが求職者に対して就業時間・給与・休日等の希望条件を確認し、求人者からの求人依頼内容と照合し、求人者の紹介を行います。その後、面接等を行い内定が出た場合は、求職者の意思確認を行ったうえで入社手続を行います。求職者が転職に成功した場合、成功報酬としてその内定者の年俸の一定割合をキララサポートが求人者より受け取る仕組みとなっております。 <人材派遣> 人材派遣においては、求人者(保育所等)の情報をキララサポートサイト及び他社求人サイトに掲載いたします。また、福祉・医療分野で就業先を探している有資格者の求職者を、キララサポートサイト及び他社求人サイトで募集を行い、キララサポートにご登録いただき雇用契約を締結いたします(登録型派遣)。そのうえで、キララサポートコンサルタントが求職者に対して就業時間・給与・休日等の希望条件を確認し、求人者からの求人依頼内容と照合し、求人者へ派遣スタッフとして派遣します。派遣スタッフは派遣先の指揮命令を受けて、派遣先のために労働に従事します。キララサポートは派遣スタッフを派遣した場合、派遣スタッフに支払う時間給与に一定割合を上乗せして求人者に請求いたします。 なお、当社は「有価証券の取引等の規制に関する内閣府令」第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
経営方針・対処すべき課題2,223字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針・経営戦略等 当社グループは2024年4月に新たなグループ経営理念「社会課題を解決し、世の中に貢献する」を制定、「保育」と「療育」と「教育」の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」に沿った事業展開を推進し、多様な子どもたちが生まれ持った素晴らしい力を発揮できるよりよい社会の実現を目指すとともに、グループ企業の事業間シナジーを最大限に高め、社会に貢献し続けてまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、AIAI NURSERYにおける収益化施設の増加を通じて安定的な収益基盤の維持・拡大を図るとともに、AIAI PLUSにおける収益力の強化等に取り組むことにより、継続的な利益率の向上を目指しております。 当社グループは、2024年3月期から2026年3月期を計画期間とする「AIAIグループ中期経営計画2023~2025」において、最終年度である2026年3月期の目標数値として、連結売上高120億円~130億円程度、営業利益3億円~5億円程度を掲げておりました。その結果、2026年3月期においては、連結売上高146億円、営業利益11億円となり、いずれも当初の目標数値を大幅に上回る水準で着地しております。 今後につきましては、当社グループが展開する認可保育事業及び療育事業において、AIAI三育圏の拡大及び強化に資するM&Aを継続的に検討・実行していく方針であります。一方で、M&Aについては、案件の規模、実行時期、取得後の経営統合プロセスであるPMIの進捗及び効果発現の時期等により、当社グループの売上高、利益水準、事業構成及び投資計画に重要な影響を及ぼす可能性があります。 このため、現時点において一定期間にわたる定量的な業績目標を固定的に掲げることは、当社グループの実態及び成長戦略を適切に反映しない可能性があることから、当面の間、新たな中期経営計画は策定しない方針としております。 なお、当社グループは、中期経営計画を策定しない場合においても、AIAI NURSERYにおける収益化施設数、AIAI PLUSの収益力、売上高、営業利益、営業利益率等を重要な経営指標として継続的に確認し、収益基盤の強化及び企業価値の向上に努めてまいります。 (3)対処すべき課題 ① AIAI NURSERYの基盤の維持・拡大 待機児童が解消に向かいつつある局面でも、直営認可保育施設「AIAI NURSERY」について、引き続き高いニーズ及び投資対効果が見込めるエリアに絞ってドミナント戦略に基づく新規開設を継続するとともに、今後はM&Aも視野に入れながら全国主要都市への拡大、業界再編も見据えた取り組みを進め、安定的な収益基盤の維持・拡大を図ります。 また、大学院との包括連携協定や社内ライセンス制度を通じた保育士の専門性向上カリキュラムを職員向けに提供し、職員の多様なキャリアパスの実現のサポート等を通じて離職率の低減を図るとともに、集中採用や効率的な配置によって引き続きコストの抑制に努め、安定的な収益の維持に取り組みます。 また、当社グループは、保育及び療育事業領域におけるM&Aを重要な成長戦略の一つとして位置付けております。今後につきましては、「AIAI三育圏」の拡大及び地域ドミナント戦略の推進を目的としたM&Aを推進するとともに、取得後のPMI(Post Merger Integration)を通じて、運営体制、人材育成、サービス品質及び管理機能等の標準化・高度化を図り、グループシナジーの最大化及び持続的な企業価値向上に努めてまいります。 ② 保育と療育のシナジー効果の発揮 待機児童が解消に向かいつつある一方で障害児の数は増加傾向にあるなか、児童の発達支援に関して利用者の多様化するニーズに応えるため、AIAI PLUSにおける専門的な療育サービスを引き続き提供し、インクルーシブな保育を推進します。 また、AIAI PLUSでは従来の通所型サービスのほか、発達に関するプログラムの専門家が保育所等を訪問して同種のプログラムを提供する保育所等訪問支援サービスも展開し、AIAI NURSERYとの連携をさらに強化していくことで、当社グループにおける保育と療育のシナジー効果を一層高め、収益力の更なる強化を図ります。 なお、2024年10月には、AIAI VISIT東京を開設し、AIAIグループ以外の保育所等をご利用のお子様とその保護者の皆さまにも適切な療育支援を広げていけるよう、一層注力しております。 ③ 保育と教育のシナジー効果の発揮 今後も選ばれる園として、引き続き保育の質の向上を図るとともに、AIAI NURSERY利用者の小学校へのスムーズな就学を支援するため、魅力的な幼児教育プログラムを展開します。 小学校入学に不可欠な読み書きをはじめとした知識教育プログラムのほか、創造的な思考力を育む思考教育プログラム等、保護者や子どもにとって魅力あるカリキュラムを充実させ、園児の獲得と収益力のさらなる強化を図ります。
事業等のリスク5,185字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。 また、必ずしもリスク要因には該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に記載しておりますが、当社グループに関するすべてのリスクを網羅するものではございません。 なお、以下の将来に関する記載事項は、特に断りがない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものです。 (1) 利用者の減少について 当社グループの主要な事業であるチャイルドケア事業は、国内の居住者を対象とした事業であるため、国内の人口や社会構造、家族形態、労働需給、ライフスタイルの変化等に伴い利用者の増減が生ずる事業です。 今後、国内においては少子化及び人口減少が見込まれますが、労働人口の確保のために、保育施設の利用率が高まり、結果として保育の市場規模は拡大することが予想されております。また、国内の人口減少に伴い、都市部への人口集約化が見込まれております。このような状況において、都市部については地方からの人口流入が継続し、保育のニーズは高い水準が継続すると見込まれることから、当社グループでは東京都23区、千葉県内、大阪市内に集中して施設展開をしております。 しかしながら、今後施設展開をしている地域において、想定していない大きな人口減少や社会構造の変化等が生じた場合は、施設利用者が減少し、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (2) 国や自治体による方針の変更や関連法規制等の改定等について 国による官業の民営化の方針に伴い、サービスの向上や費用削減を目的に、各地方自治体で保育所の民営化が進められております。株式会社も認可保育園の運営主体として認められるようになり、2015年4月には「子ども・子育て支援新制度」が施行され、国及び自治体は認可保育園の開設費用について補助金を拡充する等、待機児童解消に向けた様々な支援策を実施しております。また、2023年4月には「こども家庭庁」が発足し、2023年12月には「こども未来戦略」を閣議決定し、児童手当の拡充や就労要件を問わず保育を利用できる「こども誰でも通園制度」の創設、職員配置基準改善、保育士等の処遇改善等の施策を実施すると発表しており、国策としての少子化対策の一層の強化が予想されています。 しかしながら、今後、国や自治体の方針に変化が生じ、補助金の削減や制度の廃止等、株式会社による認可保育園の開設並びに既存の公立保育所の民営化が推進されなくなった場合、当社グループにおける保育事業の拡大が止まり、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 また、多機能型事業所は、児童福祉法に基づき、行政によってサービス受給者証を発行された利用者を対象に、福祉サービスを提供し、公費による報酬を得ております。報酬制度に関しては3年に1回改定が行われるため、関連する法令の制定・改廃が行われた場合や、こども家庭庁の運営方針が変更になり、報酬引き下げ等の事象が発生した場合、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (3) 許認可等について 当社グループは、チャイルドケア事業において、児童福祉法に基づき、認可保育園、小規模保育施設、多機能型事業所等を運営しております。 いずれの事業も許認可権限、指定権限を持つ行政機関へ、施設開設前に設置の申請を行い、審査を経た上で許認可や指定が付与されますが、施設の運営が著しく適正を欠き、その後も運営の適正を期し難いと認められるときは施設運営の停止、指摘の公表措置、許認可等の取消といった行政処分が下される場合があります。本書提出日現在において、当社グループの事業において運営している施設に許認可取消、指定取消事由は発生しておりませんが、今後、何らかの原因により許認可や指定が行政機関から取消された場合等には、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (4) 人材の確保及び育成について 当社グループでは、新規施設の増加に伴い、保育士、児童指導員や児童発達支援管理責任者(児発管)などの資格や要件を満たした人材の確保と育成が必要となっております。そのため、当社グループでは、採用担当の人員を増員し、幅広い採用活動を行いながらキャリアプランに沿った研修を年度を通して行い、人材の育成に取り組んでおります。しかしながら、何らかの要因により運営施設で多数の人員欠如が生じた場合には、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (5) 新たに保育所等の施設を開設する場合の経営成績に対する影響について 新たに保育所等の施設を開設する場合、一般的に下記の影響が生ずる傾向があります。 営業損益:開設時においては、高年齢クラス(3歳~5歳児等)で定員を満たさず、開設初年度からの数年間は稼働率が低く売上が低位な傾向にあります。一方で、施設定員数に応じた保育士配置が必要であることや、開設準備のための従業員の新規採用コストや研修費、消耗品費並びに減価償却費といった経費が発生することから、施設開設後一定期間は赤字となる傾向にあります。その後、低年齢クラスの児童が進級を重ねることにより、稼働率が向上し売上が増加することで、通常開設後2~3年目以降に黒字化する傾向があります。 経常損益:開設に伴う設備投資に対して、所管する自治体から設備補助金が交付される場合があります。その場合、営業外収益に計上されます。補助金制度は各自治体が独自に設けており、支給条件も各様となっております。 開設予定エリアにおける用地及び物件の確保が困難となった場合や、必要とされる人員を確保できなかった場合、地域住民からの反対などにより開設が困難となった場合は、開設計画の見直し等により当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (6) 大規模な災害について 当社グループでは、東京都23区、千葉県内、大阪市内を中心に保育施設及び多機能型施設を有しております。これらの地域において大規模な災害が発生した場合、施設が地震や津波、火災、台風、洪水などの被害を受け、利用者や従業員、建物などに被害が及ぶ可能性があります。その場合は、設備の損害、保育士や児発管等の不足、社会の混乱による保育需要の減退等が発生し、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (7) 有利子負債への依存について 当社グループでは、保育施設等の新規開設に関する設備資金等は、主に金融機関からの借入により調達しております。その結果、総資産に占める有利子負債の割合は、2026年3月31日現在において、72.19%と高い水準にあります。今後、急激な金利変動など金融情勢に変化が生じ、金利負担が増加した場合や、計画どおりの資金調達が出来ず、新たな保育施設等が計画どおりに開設できなくなった場合等には、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (8) 個人情報の保護について 当社グループの保育施設及び多機能型施設においては、事業の性質上、利用者をはじめ、保護者や家族の氏名、住所及び職業などの情報を取得し保持しております。これら顧客の個人情報の取扱いについては厳重に管理し、万全を期しておりますが、万一漏洩するようなことがあった場合、顧客からだけでなく、広く社会的な信用を失墜することとなり、施設の許認可及び指定に影響が出るなど、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (9) 創業者への依存について 当社の代表取締役である貞松成は、AIAIグループ株式会社の創業者であり、当社グループ事業の創業者です。同氏は保育業界に精通しており、経営戦略等の策定において重要な役割を果たしております。当社グループでは、役員等への権限委譲やコーポレート・ガバナンス体制の構築により、同氏に過度に依存しない経営体制を整備しておりますが、何らかの事情により同氏が当社グループの業務を継続することが困難になった場合は、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (10) 季節変動(保育施設の利用者の一時的な減少)について チャイルドケア事業においては、毎年4月になると5歳児等クラスが小学校へ進級する一方、新規0歳児は自治体毎に定める入園可能月齢を満たした後に入園することから、児童数が一時的に減少する傾向があります。このため、上半期は下半期と比較して児童数・施設稼働率が減少する傾向があります。 (11) 食の安全性について 当社グループでは、保育施設において利用者に対し食事を提供しております。当社グループでは、食品衛生法等に基づき厳正な食材管理及び衛生管理を実施して、食中毒、賞味期限切れ食材の使用、異物混入などの事故を起こさないように努力しており、これまで業績に多大な影響を与えるような事故等は発生しておりません。しかしながら、万が一何らかの原因により食の安全に関する重大な問題が発生した場合は、喫食者に対する補償、レピュテーションの低下や行政による運営停止措置等により、施設運営に支障をきたし、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (12) 運営施設における事故等について 当社グループは、施設運営において利用者の安全を確保する体制を整備しており、これまで業績に多大な影響を与えるような事故等は発生しておりません。しかしながら、万が一運営施設において重大な事故等が発生し、所管する自治体等からの事業停止命令を受けた場合や、保護者等から損害賠償請求を受けた場合、並びに風評被害等により利用者が大幅に減少した場合には、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (13) 新株予約権の行使等による株式価値の希薄化について 当社グループは、業績向上への意欲を高めることを目的として、当社グループの役員及び従業員に対して、ストック・オプションによる新株予約権の発行並びに役員や従業員に当社の株式を報酬として付与する譲渡制限付株式報酬制度を導入しております。今後においてもこれらの制度を活用することが考えられ、また、当社の業容の拡大に伴い、新たな事業資金が必要になることから新株予約権を活用した資金調達を実施する可能性があります。これらの新株予約権について行使がなされた場合もしくは譲渡制限付き株式が発行された場合には、当社の1株当たりの株式価値は希薄化し、株価形成に影響を与える可能性があります。なお、本書提出日現在において、行使可能な新株予約権はありません。 (14) 固定資産の減損に関するリスクについて 当社グループは、主にチャイルドケア事業において施設における建物や設備等の固定資産を保有しております。今後業績が著しく悪化し、投資回収が困難となった場合や、施設の撤退を決定した場合には減損処理が必要となり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (15) その他の関係会社等との関係について 株式会社アニヴェルセルHOLDINGSは、本書提出日現在、当社の発行済株式総数の32.85%を保有しております。このため同社は当社のその他の関係会社に該当いたしますが、当社は自ら経営責任を負って独立した経営を行っており、同社の承認を必要とする事項は存在せず、また取引関係及び人的関係はありません。 しかしながら、同社は今後も当社株式を継続的に保有する方針であり、同社の方針に変更が生じた場合、当社の事業活動に影響を与える可能性があります。 (16) 配当政策について 当社は、株主に対する利益還元を経営上の重要施策の一つと認識しております。現時点では、当社は成長過程にあると考えており、事業拡大に向けた積極的な設備投資や財務体質の強化等を行うことが株主に対する最大の利益還元につながると考えております。このことから、創業以来配当を実施しておらず、当面はこの方針を継続することとしております。 将来的には、各事業年度の経営成績や財政状態を勘案しながら株主への利益還元を検討していく方針ですが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については未定であります。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態の状況 (資産の部) 総資産は26,907,015千円(前連結会計年度末比14,434,568千円増)となりました。 流動資産につきましては7,647,766千円(同2,996,711千円増)となりました。これは主に、現金及び預金の増加1,758,104千円、売掛金及び契約資産の増加1,020,446千円等によるものです。 固定資産につきましては19,259,249千円(同11,437,856千円増)となりました。これは主に、建物及び構築物の増加2,363,826千円、のれんの増加8,146,052千円等によるものです。 (負債の部) 負債は23,660,161千円(同14,005,551千円増)となりました。 流動負債につきましては9,698,369千円(同5,817,001千円増)となりました。これは主に、短期借入金が2,188,000千円、1年内返済予定の長期借入金が2,456,474千円増加したこと等によるものです。 固定負債につきましては13,961,792千円(同8,188,550千円増)となりました。これは主に、長期借入金の増加7,736,024千円等によるものです。 (純資産の部) 純資産につきましては3,246,854千円(同429,016千円増)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等による利益剰余金の増加664,280千円、自己株式の増加291,400千円等によるものです。 b.経営成績の分析 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により景気は緩やかに回復しているものの、物価上昇や米国の通商政策動向などの景気の下押しリスク、金融資本市場の変動、中東情勢の影響を注視する必要があるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループを取り巻く事業環境として、厚生労働省が2025年9月に発表した人口動態統計(確定数)の概況によれば、2024年の出生数は前年に比べて5.7%減少(4万1,115人減少)の68万6,173人と調査以来過去最低となった一方で、女性の就業率の上昇にともない保育園利用ニーズは当面底堅く推移すると見込まれます。政府においては、2025年11月に閣議決定した「『強い経済』を実現する総合経済対策」において、「こども誰でも通園制度」の本格実施による子育てしやすい環境整備、保育士の処遇改善や人材確保による保育の質の向上を示し、国策としての少子化対策が一層強化されております。 このような状況の中、当社グループは、東京都、千葉県、神奈川県及び大阪府ほか主要都市圏で認可保育施設(AIAI NURSERY及び雲母保育園)が提供する「保育」、多機能型事業所AIAI PLUS(AIAI RESTを含む)及び保育所等訪問支援AIAI VISITが提供する「療育」、子会社である株式会社CHaiLDが提供する「教育」の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」を展開しております。 当社は、2026年1月23日及び2026年2月27日に公表した「当社子会社による株式会社きららグループホールディングス株式等取得(孫会社化)に関するお知らせ」のとおり、2026年2月27日付で、当社の子会社であるAIAI Inclusive株式会社(以下「Inclusive社」といいます。)による払込金の払込を実行したことにより、株式会社きららグループホールディングス(以下「KGH社」といいます。)の全株式を取得いたしました。KGH社は子育て支援事業を営む株式会社モード・プランニング・ジャパン(以下「MPJ社」といいます。)の全株式を保有しております。本株式取得によりKGH社及びMPJ社は当社の連結子会社となりました。 この株式取得により、当連結会計年度末時点における当社グループの運営施設数は、認可保育所154施設(東京都50施設、神奈川県20施設、千葉県63施設、大阪府9施設、その他12施設)、認証保育所10施設、多機能型事業所21施設、保育所等訪問支援事業所1施設、その他2施設の計188施設となりました。 なお、当社グループはKGH社及びMPJ社の株式を2026年2月27日に取得しておりますが、企業結合会計基準等に基づき、そのみなし取得日を2026年2月28日として連結会計処理を行っております。このため、当連結会計年度においては、両社の連結はみなし取得日における貸借対照表のみを反映しており、連結損益計算書にはKGH社及びMPJ社の業績は含まれておりません。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は14,633,765千円(前年同期比12.0%増)、営業利益は1,105,496千円(同50.7%増)、経常利益は933,823千円(同7.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は621,621千円(同47.3%増)となりました。 なお、当社グループの報告セグメントは単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は4,105,074千円となりました。各キャッシュ・フローの状況と主な要因は以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は905,369千円(前期比35.0%減)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益874,899千円、減価償却費641,398千円、未払費用の減少額184,455千円、法人税等の支払額283,106千円、補助金の受取額239,581千円等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は11,420,826千円(前期は424,256千円の支出)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出10,999,192千円があったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は12,104,246千円(前期は291,082千円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入11,391,644千円があったこと等によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループは生産活動を行っていないため、該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループは受注生産を行っていないため、該当事項はありません。 c.販売実績 当社グループはチャイルドケア事業の単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) チャイルドケア事業(千円)   14,633,765   112.0 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が10%以上の相手先がないため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者により、一定の会計基準の範囲内で、かつ、合理的と考えられる見積りが行われている部分があり、資産・負債、収益・費用の金額に反映されております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらの見積と異なる場合があります。 詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 ② 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.財政状態 当連結会計年度末における総資産は26,907,015千円(前連結会計年度末比14,434,568千円増)となりました。 また、総負債は23,660,161千円(同14,005,551千円増)となりました。 純資産につきましては3,246,854千円(同429,016千円増)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等による利益剰余金の増加664,280千円、自己株式の増加291,400千円等によるものです。 以上により、自己資本比率は、前連結会計年度末の22.5%に対して、当連結会計年度末は12.1%と10.4ポイント減少しております。 b.経営成績 (売上高、売上原価及び売上総利益) 当社グループの当連結会計年度の売上高は14,633,765千円(前年同期比12.0%増)となりました。新たにAIAI NURSERY3施設を開設したほか、既存施設においても幼児教育導入効果で園児数の充足率が向上、及び運営委託補助金の年度末精算等により増収となりました。また、保育士の処遇改善による人件費増加に伴い、売上原価は11,846,739千円(同8.4%増)となったものの、売上高の増加が上回った結果、売上総利益は2,787,025千円(同30.3%増)となりました。 (販売費及び一般管理費並びに営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は1,681,528千円(前年同期比19.7%増)となりました。この結果、営業利益は1,105,496千円(同50.7%増)となりました。 (営業外損益並びに経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は106,622千円(前年同期比59.9%減)となりました。これは主に保育施設の新規開設に係る設備補助金収入の減少によるものです。また、当連結会計年度の営業外費用は278,295千円(同119.3%増)となりました。この結果、経常利益は933,823千円(同7.0%増)となりました。 (特別損益並びに親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度において特別利益を11千円(前年同期は60,368千円)計上しております。これは、短期売買利益受贈益を計上したことによるものです。また、特別損失を58,935千円(前年同期は363,653千円)計上しております。これは主に、減損損失を計上したことによるものです。 法人税等は253,278千円(前年同期は147,545千円)となりました。 この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は621,621千円(同47.3%増)となりました。 c.経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 キャッシュ・フローの分析につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、事業上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金については自己資金及び営業活動によるキャッシュ・フローによって運営しております。なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は4,105,074千円となっており、当面事業を継続していく上で十分な流動性を確保しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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