概要
システナは、独立系の総合ITサービス企業である。ソフトウェア開発、システムインテグレーション、ネットワーク構築、セキュリティ、AI/IoTソリューションを提供し、通信キャリアや金融、公共向けの案件に強みを持つ。2026年3月期の売上高は944億円、営業利益率は16.3%と高収益であり、従業員数は5,301人。東京都港区に本社を置き、2004年に東京証券取引所市場第二部に上場、現在はプライム市場に所属する。
7セグメントで構成される事業ポートフォリオ
システナは、2026年3月期より報告セグメントを7つに区分している。次世代モビリティ事業は完成車メーカーやサプライヤー向けのエンジニアリングとMaaSサービスを提供し、売上高75億円。プロジェクトマネジメントデザイン事業は通信・ネットビジネス・IoT・AI関連システムの開発・検証支援を行い、売上高152億円。デジタルインテグレーション事業は金融・公共向け基幹システム開発とDX導入支援で104億円。IT& DXサービス事業は運用監視・ヘルプデスクなどのアウトソーシングで223億円。ビジネスソリューション事業はIT機器販売・インフラ構築・RPA導入で355億円と最大セグメント。DX&ストック型ビジネス事業は自社サービス「Canbus.」「Cloudstep」「Web Shelter」やクラウド支援を手掛ける。その他事業にはモバイル通信関連の子会社・関連会社が含まれる。
ストック型ビジネスが収益基盤を安定化
システナは、景気変動の影響を受けにくいストック型ビジネスの積み上げを経営課題の一つとしている。自社サービス「Canbus.」「Cloudstep」「Web Shelter」に加え、Google WorkspaceやMicrosoft 365などのクラウドサービスの提供・導入支援をDX&ストック型ビジネス事業で展開。IT& DXサービス事業における運用監視・ヘルプデスクなどの継続的契約もストック収益の柱である。2026年3月期の営業利益率16.3%を支える要因の一つとして、これらの安定収入の拡大が挙げられる。また、プロジェクトマネジメントデザイン事業では、生成AI実装支援やPMO案件など高付加価値領域にリソースを集中し、利益率の向上を図っている。
国内13拠点と海外4拠点を擁するグローバル体制
システナは、国内に13の事業所・開発拠点を持つ。横浜市に始まり、東京、大阪、名古屋、広島、札幌、福岡、神戸、松山、京都、宇都宮、豊田に展開している。海外では、2013年にタイのバンコクにSystena (THAILAND) Co., Ltd.、同年11月に米国カリフォルニア州にSystena America Inc.、2014年にベトナムのハノイにSystena Vietnam Co., Ltd.を設立。2024年には子会社のProVisionがベトナムにProVision VN Co., Ltd.を設立した。米国子会社はStrongKey, Inc.やONE Tech, Inc.への出資を通じてセキュリティ・IoT分野の技術を取り込んでいる。
連結子会社9社と持分法適用関連会社3社のグループ構成
2026年3月期時点で、システナは連結子会社9社(株式会社ProVision、東京都ビジネスサービス株式会社、株式会社GaYa、株式会社シンクロジック、株式会社IDY、株式会社ティービーエスオペレーション、Systena America Inc.、Systena Vietnam Co., Ltd.、ProVision VN Co., Ltd.)と持分法適用関連会社3社(HISホールディングス株式会社、StrongKey, Inc.、ONE Tech, Inc.)で構成される。子会社のうち、ProVisionはITアウトソーシング、東京都ビジネスサービスとティービーエスオペレーションはBPO業務、GaYaはモバイルコンテンツ、シンクロジックはシステム開発、IDYはシステムインテグレーションを担う。海外子会社は現地での開発・検証支援を提供する。
業界の中での役割はITサービス・ソリューションプロバイダーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ビジネスソリューション事業 | 356億円 | 37.7% | 30億円 | 8.4% |
| IT&DXサービス事業 | 219億円 | 23.2% | 31億円 | 14.2% |
| プロジェクトマネジメントデザイン事業 | 153億円 | 16.2% | 33億円 | 21.6% |
| デジタルインテグレーション事業 | 104億円 | 11.0% | 25億円 | 24.0% |
| 次世代モビリティ事業 | 76億円 | 8.1% | 32億円 | 42.1% |
| DX&ストック型ビジネス事業 | 28億円 | 3.0% | 3億円 | 10.7% |
| その他事業 | 8億円 | 0.8% | 0億円 | 0.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01次世代モビリティ主力
完成車メーカーやサプライヤー向けに、自動車業界特化のエンジニアリングサービスやMaaS(Mobility as a Service)等の自社サービスを提供。
- 自動車向けエンジニアリングサービス
- 車載ソフトウェア開発、制御システム開発、評価・検証支援等。
- MaaS関連サービス
- モビリティサービスプラットフォームの企画・開発・運用支援。
02プロジェクトマネジメントデザイン主力
通信、ネットビジネス、社会インフラ、IoT、AI、ロボット関連システムの企画・設計・開発・検証支援を提供。自社プロダクトや通信事業者サービスの開発も手掛ける。
- 組込み・制御系開発
- 通信機器、家電、産業機器向けのファームウェアや制御ソフトウェア開発。
- Webサービス・アプリ開発
- ECサイト、SNS、業務アプリケーション等の企画・設計・開発。
03デジタルインテグレーション主力
金融(生損保、銀行)や公共・法人向け基幹システムの開発、DXソリューション導入、インフラ構築・運用、インフラコンサルティングを提供。
- 金融系基幹システム開発
- 保険、銀行向けの勘定系、情報系システム開発。
- DXソリューション導入支援
- クラウド移行、AI活用、業務プロセス改革等のコンサルティングから実装まで。
04IT& DXサービス準主力
システムやネットワークの運用・保守・監視、ヘルプデスク、ユーザーサポート、データ入力、大量出力等のITアウトソーシングサービスを提供。
- ITアウトソーシングサービス
- システム運用監視、ヘルプデスク、データ入力等の業務委託サービス。
05ビジネスソリューション準主力
サーバー、PC、周辺機器、ソフトウェア等のIT関連商品の法人向け販売、インフラ構築・仮想化サービス、RPA・BIツール等プロダクト導入サービスを提供。
- IT機器販売・インフラ構築
- ハードウェア販売、ネットワーク・サーバー構築、仮想化環境構築。
- RPA・BIツール導入サービス
- ロボティックプロセスオートメーションやビジネスインテリジェンスツールの導入支援。
06DX&ストック型ビジネス準主力
自社サービス「Canbus.」「Cloudstep」「Web Shelter」の提供、Google WorkspaceやMicrosoft 365等クラウドサービスの提供・導入支援を行う。
- Canbus.(キャンバスドット)
- 企業のデジタルマーケティング支援サービス。
- Cloudstep
- クラウド移行・運用支援サービス。
- Web Shelter
- Webサイト脆弱性診断・セキュリティ対策サービス。
07その他(モバイル通信・新技術)その他
モバイル通信関連技術支援、開発・検証支援、各種ソリューション提供、最新技術動向調査・事業化を子会社・関連会社が行う。
製品と技術
自動車業界向けエンジニアリングとMaaSサービス
次世代モビリティ事業の中核をなすのが、完成車メーカーやサプライヤー向けのエンジニアリングサービスである。車載ソフトウェア開発、制御システム開発、評価・検証支援を提供し、SDV(ソフトウェア定義車両)化の需要を取り込む。加えて、MaaS(Mobility as a Service)関連サービスとして、モビリティサービスプラットフォームの企画・開発・運用支援も手掛ける。2026年3月期の同事業売上高は75億円、営業利益32億円と高利益率であり、国内主要完成車メーカーとの直接取引が順調に推移している。
自社クラウドサービス「Cloudstep」とセキュリティ「Web Shelter」
DX&ストック型ビジネス事業では、3つの自社サービスを展開する。「Cloudstep」はクラウド移行・運用支援サービスであり、Microsoft 365やGoogle Workspaceといったクラウド型サービスの導入支援と組み合わせて提供される。「Web Shelter」はWebサイト脆弱性診断・セキュリティ対策サービスで、企業のサイバーセキュリティ需要に対応。「Canbus.」はデジタルマーケティング支援サービスで、顧客のオンラインプレゼンス向上を支援する。これらのサービスはストック型収益の柱として位置づけられ、2026年3月期の売上は11億円(前期比12.2%増)である。
金融・公共向け基幹システムのモダナイズとDX導入
デジタルインテグレーション事業では、生損保・銀行向けの勘定系・情報系システム開発を中心に、公共・法人向け基幹システムの開発を手掛ける。近年は、既存システムのモダナイズ案件やクラウド移行、AI活用によるDXソリューションの導入支援に注力している。例えば、保険領域では基幹システムの刷新プロジェクトが通期で拡大し、セグメント売上高104億円(前期比18.1%増)を牽引した。また、生成AIを活用した開発案件や高単価なDX支援領域へのリソースシフトにより、利益率の向上を実現している。
ITアウトソーシング:運用監視・ヘルプデスクからBPOまで
IT& DXサービス事業は、システムやネットワークの運用・保守・監視、ヘルプデスク、ユーザーサポート、データ入力・大量出力などのアウトソーシングサービスを提供する。子会社の株式会社ProVision、東京都ビジネスサービス株式会社、株式会社ティービーエスオペレーション、およびベトナムのProVision VN Co., Ltd.が連携し、グループ内で適材適所のリソース配分を実現。DX検証サービスではエンタープライズ領域へのシフトを完了し、伴走型PMOサービスの引き合いも継続している。2026年3月期の売上高は223億円、営業利益31億円。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
成長期待高い中堅IT、高収益が強み
情報・通信業界において、売上高836億円(2025/3)と中堅規模ながら、営業利益率14.47%と高収益を達成。ハッチ・ワークやソラコムといった同業と比較し、収益性で優位に立つ。自社開発ソリューションに強みを持ち、安定した成長を続ける。業界内では、ニッチな領域で高い付加価値を提供するポジション。
強み
- 営業利益率14.47%(2025/3)と業界平均を上回り、自社開発製品が高付加価値。
- 売上高は前年比+8.7%増加し、中堅ながら安定成長を実現。
- パッケージソフトやクラウドサービスで差別化、顧客のリピート率が高い。
- 無借金経営に近く、M&Aや研究開発への積極投資が可能。
課題
- 同業の大手上場企業に比べ売上高が小さく、市場シェア拡大が課題。
- ITエンジニア不足の中、優秀な人材の採用・定着にコストがかかる。
- 大口顧客の動向に業績が左右されやすく、分散化が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
IT・SaaSの時価総額近傍。太字がシステナ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3697SHIFT | 2,373億円 | 27.6倍 |
| 2 | 4722フューチャー | 2,333億円 | 17.6倍 |
| 3 | 4483JMDC | 2,202億円 | 32.8倍 |
| 4 | 2175エス・エム・エス | 2,188億円 | — |
| 5 | 9746TKC | 2,152億円 | 15.3倍 |
| 6 | 2317システナ | 1,916億円 | 14.2倍 |
| 7 | 4547キッセイ薬品工業 | 1,892億円 | 12.3倍 |
| 8 | 9682DTS | 1,867億円 | 15.6倍 |
| 9 | 4812電通総研 | 1,860億円 | 31.7倍 |
| 10 | 2154オープンアップグループ | 1,857億円 | 14.6倍 |
| 11 | 2492インフォマート | 1,712億円 | 70.6倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。
会社の歴史
沿革 55件
1983年創業、マイコンソフト開発から通信端末へと軸足を移す
1983年、横浜市神奈川区にて資本金200万円でヘンミエンジニアリング株式会社として設立され、マイクロコンピューターのソフト開発を目的とした。1984年に株式会社システムプロに商号変更。1990年にパソコン・ワークステーション向け業務アプリケーションの受託開発を開始。1996年には通信系ファームウェアの知識を活かし、移動体通信端末ソフトの受託開発に進出した。これにより、後のモバイル・ネットワーク事業の基盤が形成された。2000年には移動体通信端末向けコンテンツ開発も開始し、通信キャリアとの取引を拡大した。
2002年ナスダック上場、2004年東証二部上場へ
2002年、大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式を上場。2004年には東京証券取引所市場第二部へ上場し、同年11月に東証一部へ指定替えとなった。上場を機に事業拡大を加速し、2005年にはモバイル・ネットワーク事業強化のため株式会社ProVisionに出資(後に連結子会社化)。2006年には北洋情報システム株式会社(現HISホールディングス)の株式を取得し持分法適用関連会社化するなど、M&Aによるグループ拡大を進めた。
2010年カテナと合併、商号をシステナに変更
2009年12月、カテナ株式会社と合併契約を締結。2010年にカテナを吸収合併し、商号をシスプロカテナ株式会社とし、同年中に株式会社システナに改めた。同時に本社を横浜市西区みなとみらいから東京都港区海岸一丁目へ移転。合併により、両社の顧客基盤と技術リソースを統合。また、この年には子会社の株式会社GaYaを設立し、スマートフォン向けアバターゲームポータル事業に参入した。決算期も3月期に変更され、現在の経営基盤が整った。
2013年から海外拠点を相次いで設立、アジアと米国へ展開
2013年、Systena (THAILAND) Co., Ltd.をバンコクに設立。同年11月にはSystena America Inc.をカリフォルニア州に設立し、北米市場への足がかりを得た。2014年にはSystena Vietnam Co., Ltd.をハノイに設立。米国子会社は2017年から段階的に増資し、2019年には資本金2,800万米ドルに。2017年にはStrongAuth, Inc.(現StrongKey, Inc.)の株式を取得し、セキュリティ技術を取り込んだ。2018年にはONE Tech, Inc.をテキサス州に設立し、IoT分野での合弁事業を開始した。
2022年プライム市場移行、2024年以降も拠点拡大とM&Aを継続
2022年、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。同年11月には京都イノベーションラボを開設。2024年には北関東事業所、東海事業所を新設し、国内拠点を強化。同年、子会社ProVisionがベトナムにProVision VN Co., Ltd.を設立した。2025年には株式会社シンクロジックの株式を取得(持分法適用関連会社化)、2026年には追加取得により連結子会社化した。シンクロジックの取り込みにより、システム開発・検証領域のさらなる拡充を図っている。
年表55件を開く
1980年代
- 1983年創業横浜市神奈川区台町8番3号に、マイクロコンピューターのソフト開発を目的としてヘンミエンジニアリング株式会社(資本金200万円)を設立
- 1984年商号変更株式会社システムプロに商号変更
- 1988年対戦型オンラインゲーム「麻雀クラブ」を開発
1990年代
- 1990年パソコン、ワークステーションの業務用アプリケーションソフト受託開発を開始
- 1996年通信系ファームウェアの業務知識を活かし、移動体通信端末ソフト受託開発を開始
- 1997年インターネット上でのオンラインゲームサイトを構築し、サービスを開始
- 1997年11月本社を横浜市神奈川区新浦島町一丁目1番地25に移転
2000年代
- 2000年移動体通信端末向けコンテンツの開発を開始
- 2001年品質保証の国際規格「ISO9001」の認証を取得
- 2002年東京都内の新規顧客増大に伴い、サポート強化を目的とした東京事業所(新宿区)を開設
- 2002年上場株式会社大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式を上場
- 2004年本社を横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号に移転
- 2004年関西圏における営業及び開発支援・技術支援サービスの拡充を目的として、大阪市北区曽根崎新地二丁目6番12号に関西支社を設置
- 2004年11月上場東京証券取引所市場第二部へ株式上場
- 2004年12月関西支社を大阪支社に名称変更
- 2005年モバイル・ネットワーク事業の強化拡充のため、株式会社ProVision(現・連結子会社)に出資
- 2005年10月株式会社東京証券取引所市場第一部へ株式指定替え
- 2006年大阪支社を大阪市北区茶屋町19番19号に移転
- 2006年M&A北洋情報システム株式会社(現・HISホールディングス株式会社)の株式取得(持分法適用関連会社化)
- 2007年カテナ株式会社と資本・業務提携(持分法適用関連会社化)
- 2009年Androidの組込み機器への活用・普及を目指す「OESF」に参加
- 2009年12月M&Aカテナ株式会社と合併契約書締結
2010年代
- 2010年商号変更決算期を3月31日に変更
- 2010年M&Aカテナ株式会社を吸収合併、シスプロカテナ株式会社に商号変更
- 2010年商号変更本社を東京都港区海岸一丁目2番20号に移転、株式会社システナに商号変更
- 2010年11月M&Aスマートフォン向けアバターゲームポータルの企画・運営を事業内容とする株式会社GaYaを設立(連結子会社化)
- 2011年アドバンスト・アプリケーション株式会社の保有株式を売却
- 2011年情報システム事業の一部を株式会社FBSに譲渡
- 2011年M&A子会社の東京都ビジネスサービス株式会社が、株式会社ティービーエスオペレーションを設立(連結子会社化)
- 2011年M&A株式会社IDYの株式取得(連結子会社化)
- 2012年東広島市に広島開発センター(現・広島事業所)を設置
- 2013年札幌市に札幌開発センターを設置
- 2013年福岡市に福岡開発センター(現・福岡事業所)を設置
- 2013年M&ASystena(THAILAND) Co.,Ltd.をバンコク市に設立(連結子会社化)
- 2013年日本初の『TIZEN™』を搭載した10.1インチ タブレットの開発に成功
- 2013年10月名古屋市に名古屋営業所を設置
- 2013年11月M&ASystena America Inc.をカリフォルニア州に設立(連結子会社化)
- 2014年M&ASystena Vietnam Co.,Ltd.をハノイ市に設立(連結子会社化)
- 2015年ソリューションデザイン本部の分室を国際浜松町ビルに開設
- 2017年Systena America Inc.の資本金を600万米ドルに増資
- 2017年11月Systena America Inc.の資本金を1,900万米ドルに増資
- 2017年12月子会社のSystena America Inc.が、StrongAuth,Inc.(現・StrongKey,Inc.)の株式を取得(持分法適用関連会社化)
- 2018年Systena America Inc.とPlasma Business Intelligence,Inc.との合弁会社ONE Tech,Inc.をテキサス州に設立(持分法適用関連会社化)
- 2019年神戸市に神戸イノベーションラボ(現・神戸事業所)を設置
- 2019年名古屋市に名古屋事業所を設置
- 2019年Systena America Inc.の資本金を2,800万米ドルに増資
2020年代
- 2020年川崎市に川崎デザインスタジオを設置
- 2021年松山市に松山イノベーションラボ(現・松山事業所)を設置
- 2022年東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
- 2022年11月京都市に京都イノベーションラボ(現・京都事業所)を設置
- 2024年M&A子会社の株式会社ProVisionが、ProVision VN Co.,Ltd.を設立(連結子会社化)
- 2024年宇都宮市に北関東事業所を設置
- 2024年10月豊田市に東海事業所を設置
- 2025年M&A株式会社シンクロジックの株式取得(持分法適用関連会社化)
- 2026年M&A株式会社シンクロジックの株式追加取得(連結子会社化)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
技術者の採用と定着の促進
賃金改定等の待遇改善に加え、やりがいのある仕事と安心して働ける職場環境を整備し、採用ブランディングや社外発信を強化することで、採用競争力と定着力を向上させる。
- 02
各事業の強みの明確化とシナジー創出
ソフトウェア開発、ITサービス、DX支援など各事業の強みを明確化し競合と差別化する。グループ内の連携を強化し、経営資源の最適配置と事業機能の組み替えにより全体最適を図る。
- 03
ストック型ビジネスの拡充と新領域展開
自社サービス、クラウド、セキュリティ、DX・AI伴走支援を組み合わせて顧客接点を広げ、継続的な収益を積み上げる。既存の技術・顧客基盤を活かし、AI等の新成長領域へ展開する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で5,301人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は519万円で、9期前と比べて+2.3%。平均年齢は31.2歳、平均勤続年数は6.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 2,585 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 2,793 | — |
| 2019年3月 | 508 | 33.4 | 7.3 | 3,027 | — |
| 2020年3月 | 519 | 33.1 | 7.1 | 3,281 | — |
| 2021年3月 | 488 | 32.0 | 6.8 | 3,754 | — |
| 2022年3月 | 484 | 31.1 | 6.3 | 4,293 | — |
| 2023年3月 | 458 | 30.2 | 5.8 | 4,832 | — |
| 2024年3月 | 461 | 29.9 | 5.7 | 5,239 | — |
| 2025年3月 | 474 | 30.7 | 6.0 | 5,252 | 230 |
| 2026年3月 | 519 | 31.2 | 6.3 | 5,301 | 291 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社13社(国内 13 / 海外 0、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ProVision横浜市西区 · 連結子会社議決権99.6%
- 国内東京都ビジネスサービス株式会社東京都江東区 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内株式会社GaYa横浜市西区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社シンクロジック(注)3,4横浜市西区 · 連結子会社議決権62.1%
- 国内株式会社IDY東京都千代田区 · 連結子会社議決権76.7%
- 国内Systena America Inc. (注)2カリフォルニア州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内Systena Vietnam Co.,Ltd.ハノイ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ティービーエスオペレーション(注)3東京都江東区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ProVision VN Co., Ltd.ホーチミン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内HISホールディングス株式会社北海道札幌市 中央区 · 持分法適用会社議決権25.0%
- 国内StrongKey,Inc. (注)3カリフォルニア州 · 持分法適用会社議決権28.8%
- 国内ONE Tech,Inc. (注)3テキサス州 · 持分法適用会社議決権50.0%
残りのグループ会社1社を開く
- SMSホールディングス有限会社東京都港区27%
- 調達3,818万円【再度公告】令和8年度RPAライセンスの購入及び業務支援の委託 一式国税庁 · 2026-04-28
- 調達3,484万円RPAライセンスの購入及び業務支援の委託 一式国税庁 · 2024-03-18
- 調達3,308万円RPAライセンスの購入及び業務支援の委託 一式国税庁 · 2025-04-08
- 調達3,216万円確定申告期における作成コーナー用パソコンの設定等に係る業務委託国税庁 · 2021-11-15
- 調達2,920万円確定申告期における作成コーナー用パソコンの設定等に係る業務委託国税庁 · 2024-11-15
- 調達2,895万円確定申告期における作成コーナー用パソコンの設定等に係る業務委託国税庁 · 2022-11-15
- 調達2,880万円確定申告期における作成コーナー用パソコンの設定等に係る業務委託国税庁 · 2023-11-14
- 調達2,650万円確定申告期における作成コーナー用パソコンの設定等に係る業務委託国税庁 · 2025-11-14
- 調達2,460万円府省共通システム等のサポートデスク設置一式外務省 · 2022-03-28
- 調達1,780万円RPAライセンスの購入及び業務支援の委託 一式国税庁 · 2023-06-09
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は944億円、営業利益は154億円。前期と比べると増収増益で、売上が+12.9%、利益が+27.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 980億円 | 944億円 |
| 営業利益 | 160億円 | 154億円 |
| 純利益 | 106億円 | 113億円 |
| 1株あたり配当 | ¥18 | ¥18 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は238億円、営業利益は38億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+27.3%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 202 | — | — | 24 |
| 2024年1Q | 187 | 19 | 10.2 | 12 |
| 2024年2Q | 188 | 25 | 13.3 | 18 |
| 2024年3Q | 196 | 26 | 13.3 | 18 |
| 2024年4Q | 198 | — | — | 24 |
| 2025年2Q | 401 | 56 | 14.0 | 37 |
| 2025年4Q | 435 | 65 | 14.9 | 48 |
| 2026年2Q | 470 | 76 | 16.2 | 55 |
| 2026年4Q | 474 | 78 | 16.5 | 58 |
| 2027年1Q | 238 | 38 | 16.0 | 27 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は317億円から944億円へ3.0倍に増えた。直近期の営業利益率は16.3%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| Systena(THAILAND) Co.,Ltd.をバンコク市に設立(連結子会社化) | |||||
| 2013年3月 | 317 | — | 23 | — | 12 |
| Systena Vietnam Co.,Ltd.をハノイ市に設立(連結子会社化) | |||||
| 2014年3月 | 340 | — | 17 | — | 18 |
| ソリューションデザイン本部の分室を国際浜松町ビルに開設 | |||||
| 2015年3月 | 370 | — | 23 | — | 9 |
| 2016年3月 | 427 | — | 32 | — | 22 |
| 2017年3月 | 463 | — | 34 | — | 22 |
| Systena America Inc.とPlasma Business Intelligence,Inc.との合弁会社ONE Tech,Inc.をテキサス州に設立(持分法適用関連会社化) | |||||
| 2018年3月 | 543 | — | 51 | — | 35 |
| 2019年3月 | 597 | — | 67 | — | 46 |
| 2020年3月 | 646 | — | 79 | — | 55 |
| 2021年3月 | 609 | — | 75 | — | 50 |
| 2022年3月 | 653 | — | 86 | — | 60 |
| 2023年3月 | 745 | — | 100 | — | 73 |
| 子会社の株式会社ProVisionが、ProVision VN Co.,Ltd.を設立(連結子会社化) | |||||
| 2024年3月 | 769 | — | 99 | — | 72 |
| 株式会社シンクロジックの株式取得(持分法適用関連会社化) | |||||
| 2025年3月 | 836 | 121 | 119 | 14.5 | 85 |
| 株式会社シンクロジックの株式追加取得(連結子会社化) | |||||
| 2026年3月 | 944 | 154 | 161 | 16.3 | 113 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高944億円のうち、営業利益として残るのは154億円で16.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は113億円、売上の12.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.7%696億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.0%94億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益16.3%154億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが133億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは124億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は298億円で、売上の3.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 26 | −6 | −24 | 20 | 39 |
| 2014年3月 | 15 | 13 | −16 | 28 | 51 |
| 2015年3月 | 28 | −4 | −17 | 24 | 60 |
| 2016年3月 | 27 | −6 | −14 | 21 | 66 |
| 2017年3月 | 22 | −5 | −8 | 17 | 76 |
| 2018年3月 | 44 | −14 | −12 | 30 | 94 |
| 2019年3月 | 70 | −10 | −12 | 60 | 142 |
| 2020年3月 | 48 | −6 | −31 | 42 | 152 |
| 2021年3月 | 72 | −16 | −20 | 56 | 189 |
| 2022年3月 | 55 | −6 | −19 | 49 | 220 |
| 2023年3月 | 76 | −20 | −29 | 56 | 248 |
| 2024年3月 | 90 | −3 | −35 | 87 | 301 |
| 2025年3月 | 80 | −26 | −140 | 54 | 215 |
| 2026年3月 | 133 | −9 | −43 | 124 | 298 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は611億円。このうち返さなくてよい自己資本が402億円で、自己資本比率は64.9%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 200 | 128 | 72 | 62.6 |
| 2014年3月 | 203 | 131 | 72 | 63.4 |
| 2015年3月 | 214 | 131 | 83 | 60.0 |
| 2016年3月 | 229 | 136 | 93 | 57.9 |
| 2017年3月 | 252 | 149 | 103 | 58.2 |
| 2018年3月 | 284 | 172 | 112 | 59.5 |
| 2019年3月 | 339 | 206 | 133 | 59.9 |
| 2020年3月 | 360 | 230 | 130 | 63.0 |
| 2021年3月 | 389 | 260 | 129 | 65.9 |
| 2022年3月 | 435 | 302 | 133 | 68.5 |
| 2023年3月 | 489 | 347 | 142 | 69.9 |
| 2024年3月 | 540 | 386 | 154 | 70.5 |
| 2025年3月 | 518 | 330 | 188 | 62.7 |
| 2026年3月 | 611 | 402 | 209 | 64.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで605社中54位あたり、逆に低いのは自己資本比率で605社中284位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥450で、1年前と比べて-4.3%。過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 14.2倍 |
| PER (会社予想) | 15.1倍 |
| PBR | 4.05倍 |
| 配当利回り | 4.00% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価433円は25日移動平均線425.76円を約1.7%上回り、上昇局面。直近1ヶ月で2.85%上昇し、7月30日に468円まで急伸したが、7月31日に420円へ急落するなど変動が大きい。52週高値555円からは約22%下。出来高は平均100万株を超え、活発な売買が続く。RSI53.96で中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)。
PERが13.67倍と業界平均の30.53倍を大幅に下回っており、予想PERも14.6倍と低水準です。PBRは3.9倍とやや高いが、ROEが31.4%と非常に高く、収益性に見合った評価です。配当利回りは4.16%と平均の3.22%を上回り、株主還元も手厚い。ただし、配当性向が46.9%とやや低いため、今後の増配余地は限定的かもしれません。総合的に見て、成長性と収益性を考慮すると割安と判断します。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 14.2倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 15.1倍 | — |
| PBR | 4.05倍 | 2.96倍 |
| ROE | 31.4% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
高収益体質と成長の持続性が争点。2026年3月期は売上高944億円、営業利益率16.3%と高水準で、AI/IoTへの投資が成長を牽引している。強気派は、収益性の高さとデジタル需要の追い風で今後も成長が続くと見る。弱気派は、独立系として大手SIerとの競争激化や、一部の大型案件への依存、人材確保の難しさから、成長の持続性に疑問を呈する。
- 高収益体質
営業利益率16.3%は同業他社と比べ高く、収益力の強さを示す。
- 需要拡大
DXやAI/IoT投資の増加でITサービス需要は中期的に拡大見込み。
- 財務健全性
ROE31.4%と高く、自己資本を効率的に活用している。
- 営業利益121億→154億円と27%増益通年影響強
売上高944億円、営業利益154億円、純利益113億円と大幅増益で業績モメンタム強い
- 売上高769億→944億円と2年で23%増通年影響中
売上高は836億円から944億円へ12.9%増、IT需要で拡大が続く
- 営業利益率16.31%と2年で1.8pt改善通年影響中
営業利益率は14.47%→16.31%、ROE31.4%と高収益体質が定着
- 配当利回り4.29%と高水準継続影響弱
株価420円で配当利回り4.29%、株主還元が下値を支える
- 競争激化
独立系として大手SIerや新興企業との競争が激しく、受注単価の低下懸念。
- 人材依存
優秀なエンジニア確保が成長の鍵だが、人材市場は逼迫している。
- 株主還元
配当利回り4.29%は高いが、成長投資とのバランスに疑問。
- 予想PER14.1倍と実績13.26倍から上昇決算発表後影響強
市場予想EPSは実績を約6%下回り、来期減益が意識され株価重荷
- 株価1年で14.75%下落と弱含み継続影響中
株価420円、1年前から14.75%下落し、需給が悪化している
- PBR3.78倍と高水準、修正余地継続影響中
ROE31.4%でもPBR3.78倍は高く、成長鈍化時はバリュエーション縮小の懸念
- 外国人持ち株比率20.14%と高く海外需要に敏感継続影響弱
外国持株比率20.14%と高く、グローバルリスク時は売り圧力が強まる
- 営業利益率
- 高収益体質の維持が投資判断の核心。低下は競争激化のシグナル。
- 受注高
- 将来の売上高を先取りする指標。受注の増減が成長性を示す。
- 従業員数
- 人材はIT企業の最重要リソース。増加が成長投資の裏付けになる。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり18円で、前期から+16.7%。いまの株価に対する利回りは4.00%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 2 | — | 42.7 |
| 2018年3月 | 3 | 28.0 | 32.6 |
| 2019年3月 | 4 | 38.9 | 38.7 |
| 2020年3月 | 5 | 25.0 | 38.2 |
| 2021年3月 | 5 | 0.0 | 42.9 |
| 2022年3月 | 6 | 20.0 | 41.8 |
| 2023年3月 | 8 | 33.3 | 46.7 |
| 2024年3月 | 10 | 25.0 | 59.6 |
| 2025年3月 | 12 | 20.0 | 54.2 |
| 2026年3月 | 14 | 16.7 | 46.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥18
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ35,150人。区分でいちばん多いのは個人・その他で37.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.2%を占め、残る58.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 32.5 | 32.3 | 33.5 | 38.3 | 38.2 | 37.0 |
| 事業法人 | 24.3 | 24.3 | 24.5 | 24.7 | 26.1 | 25.9 |
| 外国法人 | 22.8 | 25.4 | 22.4 | 15.9 | 17.0 | 20.1 |
| 自己株式 | 13.7 | 13.7 | 13.7 | 13.7 | 15.7 | 15.7 |
| 金融機関 | 19.6 | 17.1 | 17.8 | 17.3 | 16.9 | 15.2 |
| 証券会社 | 0.5 | 0.7 | 1.8 | 3.7 | 1.8 | 1.7 |
| 外国人個人 | 0.2 | 0.2 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | SMSホールディングス有限会社 | 24.48 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 9.56 |
| 03 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.52 |
| 04 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE FIDELITY FUNDS (常任代理人 香港上海銀行東京支店 セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ) | 2.99 |
| 05 | STATE STREET BANK AND TRUST CAMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.25 |
| 06 | システナ社員持株会 | 1.49 |
| 07 | BNPPARIBASLUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURGFUNDS/UCITSASSETS (常任代理人 香港上海銀行東京支店セキュリティーズ・サービシズ・オペレーションズ) | 1.16 |
| 08 | STATE STREET BANK AND TRUST CAMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.92 |
| 09 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.87 |
| 10 | 三浦 賢治 | 0.69 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-04-14SMSホールディングス有限会社変更報告24.48%
- 2026-04-13SMSホールディングス有限会社新規の大量保有報告24.48%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−28%、1株純資産は14期で−77%。直近期のROEは31.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 44 | 472 | 9.3 | 19.3 | 62.4 |
| 2014年3月 | 17 | 126 | 14.2 | 10.7 | 46.2 |
| 2015年3月 | 9 | 127 | 7.3 | 24.2 | 77.7 |
| 2016年3月 | 23 | 135 | 17.2 | 21.1 | 35.4 |
| 2017年3月 | 22 | 150 | 15.7 | 19.1 | 42.7 |
| 2018年3月 | 9 | 43 | 22.4 | 30.2 | 32.6 |
| 2019年3月 | 12 | 52 | 24.6 | 25.6 | 38.7 |
| 2020年3月 | 14 | 58 | 25.5 | 26.1 | 38.2 |
| 2021年3月 | 13 | 66 | 20.6 | 43.1 | 42.9 |
| 2022年3月 | 15 | 77 | 21.6 | 27.9 | 41.8 |
| 2023年3月 | 19 | 88 | 22.9 | 15.4 | 46.7 |
| 2024年3月 | 19 | 98 | 20.0 | 14.6 | 59.6 |
| 2025年3月 | 23 | 91 | 24.0 | 15.6 | 54.2 |
| 2026年3月 | 32 | 111 | 31.4 | 13.0 | 46.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
26名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は26名。2026/3期の役員報酬は総額391百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 逸見愛親 | 代表取締役会長 | 70 | — |
| 三浦賢治 | 取締役副会長 | 58 | 2,919,800 |
| 逸見真吾 | 取締役社長 | 46 | 16,300 |
| 小谷寛 | 常務取締役 | 57 | 67,800 |
| 田口誠 | 取締役 | 54 | 37,000 |
| 藤井宏幸 | 取締役 | 57 | 21,800 |
| 西川誠一郎 | 取締役 | 53 | 3,636 |
| 伊藤麻里 | 取締役 | 49 | — |
| 逸見圭朗 | 取締役 | 63 | — |
| 黒﨑力蔵 | 取締役 | 60 | — |
| 齊藤一典 | 取締役 | 59 | — |
| 有田敏二 | 監査役(常勤) | 65 | — |
残りの役員14名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 中村嘉宏 | 監査役 | 54 |
| 阿田川博 | 監査役 | 72 |
| 德尾野信成 | 監査役 | 72 |
| 成川陽一 | 取締役 | 53 |
| 田中光昭 | 上席執行役員 Systena America Inc.代表取締役社長 | — |
| 根津史明 | 執行役員 東京都ビジネスサービス株式会社代表取締役社長 | — |
| 水田潤 | 執行役員 DXデザイン本部長 | — |
| 菊池卓也 | 執行役員 大阪支社長 | — |
| 坂本俊 | 執行役員 財務経理本部長 | — |
| 伊藤正彦 | — | 66 |
| 勝部涼子 | 取締役 | 41 |
| 杉岡真二 | 執行役員 デジタルインテグレーション本部 副本部長 兼 バリュークリエイション事業部長 | — |
| 戸澤英昭 | 執行役員 ITマネジメント事業本部 営業統括部長 | — |
| 藤崎祥樹 | 執行役員 ビジネスソリューション事業本部 営業支援部長 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 279 | 28 | 28 | 307 | 44 |
| 社外取締役 | 9 | 42 | — | — | 42 | 5 |
| 社外取締役 | 5 | 23 | — | — | 23 | 5 |
| 社外監査役 | 4 | 19 | — | — | 19 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,429字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,175字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,566字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,582字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第44期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第44期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第43期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-18
- 半期報告書半期報告書-第43期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第42期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-07
- 四半期報告書四半期報告書-第42期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第41期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-07
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-08
- 四半期報告書四半期報告書-第41期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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