本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

電通総研

DENTSU SOKEN INC.4812 · Prime · 情報・通信業

ITサービスを金融・製造・ビジネス・官公庁向けに統合提供する独立系システムインテグレーター。

概要

電通グループ傘下のITサービス企業。システムインテグレーション、ソフトウェア開発、クラウド・セキュリティソリューションを提供し、特に広告・メディア業界向けシステム構築に強みを持つ。2024年12月期の売上高は1,526億円、営業利益210億円。東京都港区に本社を置き、連結従業員数4,618名。東京証券取引所プライム市場に上場している。

4つの報告セグメントで構成される事業構造

当社グループは、金融ソリューション、ビジネスソリューション、製造ソリューション、コミュニケーションITの4セグメントで事業を展開する。金融ソリューションは銀行・保険・証券向けのシステム開発・コンサルティング、ビジネスソリューションは人事・会計領域のシステム、製造ソリューションは生産管理・SCMシステム、コミュニケーションITはマーケティング変革や官公庁向けデジタル改革を支援する。2025年12月期のセグメント別売上高(生産高ベース)は、金融ソリューション269.5億円、ビジネスソリューション173.4億円、製造ソリューション204.7億円、コミュニケーションIT177.6億円であり、全セグメントが前年比増収となった。

電通グループとの関係と独立した経営

1975年に株式会社電通(現電通グループ)と米国ゼネラル・エレクトリック社の合弁で設立された。現在も電通グループの傘下にあるが、グループ内外の顧客に対して幅広くITサービスを提供している。1989年には電通の社内情報システムの開発・運用業務を継続受注し、グループ内での存在感を強めた。2024年には商号を電通国際情報サービスから電通総研に変更し、グループ内でのシンクタンク機能とITサービスを統合したブランドへと進化した。連結子会社としてDENTSU SOKEN USAやDENTSU SOKEN UKなど海外拠点も有する。

10期連続で過去最高を更新する成長軌道

2025年12月期の連結売上高は1,648億65百万円(前期比108.0%)、営業利益228億88百万円(同108.8%)となり、売上高は10期連続、営業利益は8期連続で過去最高を更新した。経常利益236億18百万円、親会社株主に帰属する当期純利益163億65百万円も増益。受注高は全セグメントで増加し、特にビジネスソリューションが前期比143.6%と大きく伸びた。2027年12月期の中期経営計画では売上高2,100億円、営業利益315億円、営業利益率15.0%を目標に掲げている。

業界の中での役割は独立系システムインテグレーター(SIer)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,649億円
営業利益
229億円
営業利益率
13.9%
純利益
164億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
製造 ソリューション610億円37.0%75億円12.3%
コミュニ ケーション IT410億円24.9%39億円9.5%
金融 ソリューション348億円21.1%45億円12.9%
ビジネス ソリューション280億円17.0%70億円25.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01金融ソリューション主力

銀行・保険・証券等の金融機関向けに、ビジネス変革を支援するシステム開発・コンサルティング・運用を提供。

主な製品・サービス2
金融向けシステム開発
勘定系、情報系、チャネル系システムの受託開発。金融機関の業務効率化・デジタル化を支援。
金融ソフトウェア製品
独自開発の金融業務パッケージ。導入支援・保守も提供。

02ビジネスソリューション主力

人事・会計領域を中心に、企業の経営管理業務の高度化を支援するシステム・サービスを提供。

主な製品・サービス2
人事・給与システム
人事管理、給与計算、勤怠管理等の業務システム。クラウド・オンプレ双方に対応。
会計・財務システム
経理・財務管理の効率化を図るシステム。連結決済等の高度機能を備える。

03製造ソリューション主力

製造業向けに、サプライチェーン・生産管理・品質管理等のバリューチェーン高度化を支援。

主な製品・サービス2
生産管理システム
製造現場の計画・実績管理、在庫管理を統合。IoT連携も視野。
SCM(サプライチェーンマネジメント)システム
調達から販売まで一貫した需給最適化システム。グローバル対応。

04コミュニケーションIT準主力

企業のマーケティング変革、官公庁・自治体のデジタル改革を支援するソリューションを提供。ウェブサイト構築・CMS等。

主な製品・サービス2
デジタルマーケティング支援
分析・施策立案から実行・効果測定まで一貫したマーケティング支援。データ活用が強み。
官公庁向けシステム
自治体の住民サービス、内部業務のデジタル化を支援。電子申請等。

製品と技術

金融機関の業務改革を支えるシステム開発

金融ソリューション分野では、勘定系システム、情報系システム、チャネル系システムの受託開発を手掛ける。銀行や保険会社、証券会社向けに、業務効率化やデジタル化を支援するシステムを提供している。独自開発の金融業務パッケージも保有し、導入支援と保守も行う。2025年12月期の金融ソリューションの受注高は390億29百万円(前期比112.8%)、受注残高は128億15百万円と堅調に推移している。

人事・会計領域のビジネスソリューション

ビジネスソリューションでは、人事管理、給与計算、勤怠管理といった人事系システムと、経理・財務管理、連結決算を支援する会計系システムを提供する。クラウドとオンプレミスの両方に対応し、企業の経営管理業務の高度化を図る。2025年12月期のビジネスソリューションの受注高は327億57百万円で前期比143.6%と大幅に増加し、受注残高も119億22百万円と過去最高を更新した。

製造業のバリューチェーンを支える生産管理・SCM

製造ソリューションでは、生産管理システムやサプライチェーンマネジメント(SCM)システムを提供する。生産計画、実績管理、在庫管理を統合し、調達から販売までの需給最適化を支援する。IoT連携も視野に入れたシステム開発を進めている。2025年12月期の製造ソリューションの受注高は680億38百万円と全セグメントで最大であり、製造業のデジタル変革需要を取り込んでいる。

マーケティング変革と行政のデジタル改革を支援

コミュニケーションITセグメントでは、企業向けデジタルマーケティング支援と官公庁向けシステムを提供する。データ分析に基づくマーケティング施策の立案から実行、効果測定まで一貫したサービスを展開。自治体向けには住民サービスや内部業務のデジタル化を支援し、電子申請システムなどを手掛ける。2025年12月期の同事業の生産高は177億63百万円で前期比125.8%と高い成長を示した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

電通グループ系SIer、広告・IT融合が強み

電通総研は電通グループのシステムインテグレーターで、広告・マーケティング領域のITソリューションに強みを持つ。売上高は1,526億円、営業利益率13.76%と高い収益性。同業のソラコムやVRain SolutionはIoTやAI特化型であり、電通総研はマーケティング領域で差別化。広告業界のデジタルシフトを追い風に、顧客企業のDX需要を取り込む。

強み

  • 親会社電通との強固な関係により、広告主への提案力と安定した受注基盤を持つ。
  • 営業利益率13.76%と業界平均を上回る高い収益性を維持。
  • 広告・販促領域のITソリューションに特化し、競合との差別化に成功。
  • デジタルマーケティング市場は拡大しており、需要増加が見込まれる。

課題

  • 広告・マーケティング領域に特化しており、他分野への展開が限定的。
  • IT人材の獲得競争が激しく、優秀な人材の確保と育成が課題。
  • 電通グループ内の他IT子会社との棲み分けや競合の可能性がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字が電通総研

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12175エス・エム・エス2,188億円
29746TKC2,152億円15.3倍
32317システナ1,916億円14.2倍
44547キッセイ薬品工業1,892億円12.3倍
59682DTS1,867億円15.6倍
64812電通総研1,860億円31.7倍
72154オープンアップグループ1,857億円14.6倍
82492インフォマート1,712億円70.6倍
96588東芝テック1,712億円
109025鴻池運輸1,635億円10.7倍
119715トランス・コスモス1,627億円11.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

電通とGEの合弁で設立された1975年

1975年12月、株式会社電通(現電通グループ)と米国ゼネラル・エレクトリック社の合弁により、東京都中央区に株式会社電通国際情報サービスとして設立された。米国企業との合弁という出自から、設立当初より国際的な視野を持つIT企業として出発した。この合弁構造は後の海外展開の基盤ともなった。1988年には本社を東京都中野区に移転し、事業規模を拡大していく。

海外拠点の開設とグループ拡充の1980〜90年代

1986年に英国ロンドン支店を開設(1991年廃止)、1987年には米国子会社ISI-Dentsu of America(現DENTSU SOKEN USA)を設立。1990年には香港子会社、1991年には英国子会社、1992年にはシンガポール子会社を相次いで設立し、アジア・欧米に拠点を広げた。1991年には子会社電通国際システムを設立(1997年に吸収合併)。2001年にはキスコソリューションを子会社化し、ブレイニーワークスに商号変更後、2009年に吸収合併するなど、M&Aによる事業拡大も進めた。

東証一部上場と連続増収の基盤構築(2000年代)

2000年11月、東京証券取引所市場第一部に上場。2001年にはInternational TechneGroupとの合弁でアイティアイディコンサルティングを設立、同年経調を子会社化。2002年には中国に上海電通信息服務有限公司を設立し、中国市場への進出を果たした。2004年に本社を東京都港区に移転。2005年にはタイ、2013年にはインドネシアに子会社を設立し、東南アジアでのプレゼンスを強化した。上場後もM&Aと海外展開を積極的に推進し、成長の基盤を固めた。

商号変更と中期経営計画「社会進化実装」の推進(2020年代)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分変更に伴いプライム市場に移行。2023年3月には監査役設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、ガバナンス体制を強化した。2024年1月、商号を株式会社電通総研に変更し、シンクタンク機能とITサービスの一体化を図る。同年4月には株式会社ミツエーリンクスを子会社化し、コミュニケーションIT領域を拡充。2025年より中期経営計画「社会進化実装 2027」を開始し、売上高2,100億円、営業利益率15.0%を目指す。

年表38件を開く

1970年代

  • 1975年12月株式会社電通(現 株式会社電通グループ)と米国General Electric Companyの合弁により、東京都中央区に株式会社電通国際情報サービスを設立。

1980年代

  • 1986年11月英国にロンドン支店を開設。(1991年1月廃止)
  • 1987年3月米国に子会社 ISI-Dentsu of America, Inc.(現 DENTSU SOKEN USA, INC.)を設立。
  • 1988年11月本社所在地を東京都中野区に移転。
  • 1989年2月株式会社電通の社内情報システムについて、システム開発・運用業務の継続受注を開始。
  • 1989年10月香港に香港支店を開設。(1990年8月廃止)

1990年代

  • 1990年8月子会社 ISI-Dentsu of Asia, Ltd.(現 DENTSU SOKEN HONG KONG LIMITED)を設立。
  • 1991年1月子会社 ISI-Dentsu of Europe, Ltd.(現 DENTSU SOKEN UK, LTD.)を設立。
  • 1991年2月M&A子会社 電通国際システム株式会社を設立。(1997年7月当社に吸収合併)
  • 1992年4月シンガポールに子会社 ISI-Dentsu Singapore Pte. Ltd.(現 DENTSU SOKEN SINGAPORE PTE. LTD.)を設立。

2000年代

  • 2000年11月上場東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2001年3月M&A株式取得により、株式会社キスコソリューションを子会社化。(2001年5月株式会社ブレイニーワークスに商号変更。2009年10月当社に吸収合併)
  • 2001年6月M&A米国International TechneGroup Inc.との合弁により、子会社 株式会社アイティアイディコンサルティングを設立。(2020年1月株式会社アイティアイディに商号変更。2024年1月当社に吸収合併)
  • 2001年9月M&A株式取得により、株式会社経調を子会社化。(2024年1月株式会社電通総研ITに商号変更。2026年1月株式会社電通総研セキュアソリューションに吸収合併)
  • 2002年3月M&A株式取得により、株式会社エスアイアイディを子会社化。(2004年5月株式会社ISIDテクノソリューションズに商号変更。2009年10月当社に事業譲渡し、2010年3月解散)
  • 2002年4月M&A子会社 株式会社アイエスアイディ・ホライゾンを設立。(2004年8月当社に吸収合併)
  • 2002年5月中国に子会社 上海電通信息服務有限公司(現 電通総研(上海)信息諮詢有限公司)を設立。
  • 2002年7月M&A子会社 株式会社アイエスアイディ・フェアネスを設立。(2023年12月当社に吸収合併)
  • 2004年5月本社所在地を東京都港区に移転。
  • 2005年11月タイに子会社 ISID South East Asia(Thailand) Co., Ltd.(現 DENTSU SOKEN (THAILAND) LIMITED)を設立。
  • 2006年3月M&A株式取得により、株式会社エステックを子会社化。
  • 2009年3月M&A子会社 株式会社ISIDアドバンストアウトソーシングを設立。(2004年1月株式会社電通総研セキュアソリューションに商号変更。2026年1月株式会社電通総研ITを吸収合併し、株式会社電通総研テクノロジーに商号変更)
  • 2009年10月M&A株式会社ISIDアシスト(現 株式会社電通総研アシスト)を子会社化。

2010年代

  • 2011年7月第三者割当増資引受けにより、クウジット株式会社を関連会社化。
  • 2013年2月M&A子会社 株式会社ISIDビジネスコンサルティングを設立。(2024年1月当社に吸収合併)
  • 2013年4月インドネシアに子会社 PT. ISID Indonesia(現 PT. DENTSU SOKEN INDONESIA)を設立。
  • 2014年5月M&A子会社 株式会社ISIDエンジニアリングを設立。(2022年1月当社に吸収合併)
  • 2015年4月商号変更2015年12月期より、決算日を12月31日に変更。
  • 2018年6月M&A独フラウンホーファー研究機構との合弁により、Two Pillars GmbHを設立し、関連会社化。(2023年1月子会社化)
  • 2019年4月M&A株式取得により、PT. Ebiz Cipta Solusiを子会社化。(2021年9月PT. ISID Indonesia(現 PT. DENTSU SOKEN INDONESIA)に吸収合併)
  • 2019年5月M&A株式取得により、スマートホールディングス株式会社を関連会社化。
  • 2019年7月三菱地所株式会社との合弁により、株式会社FINOLABを設立し、関連会社化。
  • 2019年7月株式会社セブン銀行との合弁により、株式会社ACSiONを設立し、関連会社化。

2020年代

  • 2020年1月子会社 株式会社ISIDブライト(現 株式会社電通総研ブライト)を設立。
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行。
  • 2023年3月監査役設置会社から監査等委員会設置会社に移行。
  • 2024年1月株式会社電通国際情報サービスから、株式会社電通総研に商号を変更。
  • 2024年4月M&A株式取得により、株式会社ミツエーリンクスを子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年12月期まで2,100億円
  • 営業利益2027年12月期まで315億円
  • 営業利益率2027年12月期まで15.0%
  • ROE2027年12月期まで18.0%以上
  • 就業人員数2027年12月期まで6,000名

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業領域の拡張

    個別業務課題の解決から、企業全体や社会の変革を支援するビジネスへと事業領域を拡張する。

  2. 02

    新しい能力の獲得

    テクノロジー実装力を高め、社会や企業変革に必要な様々なケイパビリティ(能力)を新たな強みとして獲得する。

  3. 03

    収益モデルの革新

    ソリューションの拡充・強化に加え、新たなデリバリーモデルの構築等を通じて収益モデルの多様化と収益性向上を図る。

  4. 04

    経営基盤の刷新

    自己変革のスピード加速と将来の環境変化への適応力獲得のため、経営基盤を刷新する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,618人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,125万円で、9期前と比べて+13.2%平均年齢は39.9歳、平均勤続年数は10.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月2,635
2017年12月2,716
2018年12月2,783
2019年12月99441.112.62,879
2020年12月1,04741.012.33,117
2021年12月1,05741.012.33,240
2022年12月1,12840.912.03,388
2023年12月1,13440.611.63,652
2024年12月1,12340.110.84,413476
2025年12月1,12539.910.74,618496

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率76.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)74.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 11 / 海外 8、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都港区1,468百万円
実験場 — 神奈川県横浜市金沢区1,003百万円
本社 — 東京都港区729百万円
大阪オフィス — 大阪府大阪市北区166百万円
広島オフィス — 広島県広島市南区101百万円
名古屋オフィス — 愛知県名古屋市中区96百万円
本社 — 神奈川県横浜市中区87百万円
ESTECH技術開発センター — 神奈川県横浜市金沢区83百万円
本社 — 東京都新宿区79百万円
本社 — 中国77百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社電通グループ
    東京都 港区 · その他の関係会社
  • 国内
    株式会社電通総研IT
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エステック
    神奈川県 横浜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社電通総研セキュアソリューション
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社電通総研アシスト
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社電通総研ブライト
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ミツエーリンクス
    東京都 新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    DENTSU SOKEN UK, LTD.
    英国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    DENTSU SOKEN USA, INC.
    米国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    DENTSU SOKEN HONG KONG LIMITED
    中国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    電通総研(上海)信息諮詢有限公司
    中国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    DENTSU SOKEN SINGAPORE PTE. LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • DENTSU SOKEN (THAILAND) LIMITEDタイ100%
  • PT. DENTSU SOKEN INDONESIAインドネシア100%
  • Two Pillars GmbHドイツ81%
  • クウジット株式会社東京都 港区33%
  • スマートホールディングス 株式会社東京都 港区19%
  • 株式会社FINOLAB東京都 千代田区49%
  • 株式会社ACSiON東京都 千代田区39%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和8~11年度セールスフォース基盤を用いたバックオフィス業務システム(職員情報DB、電子出勤簿など)のライセンス調達(国庫債務負担行為に係るもの)
    経済産業省 · 2026-03-12
    11.8億円
  • 調達
    令和8年度農林水産省次期オンライン申請システムの追加開発・運用・保守業務
    農林水産省 · 2026-04-02
    6億円
  • 調達
    令和8~9年度経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業(中小企業等経営強化法に基づく経営力向上計画申請プラットフォームの改修・保守運用業務)
    経済産業省 · 2026-03-11
    4.3億円
  • 調達
    令和5~9年度原子力規制委員会安全研究用解析ネットワークシステムの開発・構 築及び運用・保守
    原子力安全庁 · 2023-03-10
    4.3億円
  • 調達
    令和7年度農林水産省次期オンライン申請システムの導入業務
    農林水産省 · 2025-07-14
    4億円
  • 調達
    令和7年度経済産業省デジタルプラットフォーム構築事業(中小企業等経営強化法に基づく経営力向上計画申請プラットフォームの改修・保守運用業務)
    経済産業省 · 2025-03-07
    2.2億円
  • 調達
    08-1143-0004 令和8年度総務省PMO支援業務の請負
    総務省 · 2026-03-31
    9,000万円
  • 調達
    令和7年度環境再生事業等の理解醸成等に向けた取組の効果の検討・検証等業務[総合評価落札方式]
    環境省 · 2025-05-12
    3,824万円
  • 調達
    東京国際空港運航情報業務用連絡ツール構築等作業
    国土交通省 · 2021-07-01
    2,800万円
  • 調達
    令和8年度航空情報センター運用卓等運用保守業務
    国土交通省 · 2026-04-01
    2,200万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は1,649億円営業利益229億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.1%、利益が+9.0%。

売上高
+8.1%
1,649億円
営業利益
+9.0%
229億円
純利益
+8.6%
164億円
営業利益率
13.9%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高1,820億円1,649億円
営業利益255億円229億円
純利益180億円164億円
1株あたり配当¥45¥45

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は886億円、営業利益は123億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+10.5%、営業利益は+15.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q3485716.438
2023年2Q3505014.336
2023年3Q3554913.834
2023年4Q37339
2024年1Q3715815.641
2024年2Q3714612.431
2024年4Q78410613.579
2025年2Q80210713.377
2025年4Q84712214.487
2026年2Q88612313.989

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年3月期からの15期で、売上は639億円から1,649億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は13.9%。売上は10期、純利益は8期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年3月6392515
子会社 株式会社ISIDビジネスコンサルティングを設立。(2024年1月当社に吸収合併)
2013年3月7284326
子会社 株式会社ISIDエンジニアリングを設立。(2022年1月当社に吸収合併)
2014年3月7404829
2015年12月期より、決算日を12月31日に変更。
2015年3月7835022
2015年12月5682530
2016年12月7986746
2017年12月8345644
独フラウンホーファー研究機構との合弁により、Two Pillars GmbHを設立し、関連会社化。(2023年1月子会社化)
2018年12月9108252
株式取得により、PT. Ebiz Cipta Solusiを子会社化。(2021年9月PT. ISID Indonesia(現 PT. DENTSU SOKEN INDONESIA)に吸収合併)
2019年12月1,0079662
子会社 株式会社ISIDブライト(現 株式会社電通総研ブライト)を設立。
2020年12月1,08711574
2021年12月1,12113289
2022年12月1,291184126
2023年12月1,426212147
株式取得により、株式会社ミツエーリンクスを子会社化。
2024年12月1,52621021113.8151
2025年12月1,64922923613.9164

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高1,649億円のうち、営業利益として残るのは229億円13.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は164億円、売上の9.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.4%1,045億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.7%375億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.9%229億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.5pt
13.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+3.3pt
9.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.1pt
17.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2025年12月期は営業CFが191億円、投資CFが−30億円で、差し引きのフリーCFは161億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は694億円で、売上の5.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年3月24−15−189106
2013年3月48−29−1719115
2014年3月57−28−1729128
2015年3月88−26−1762177
2015年12月5626−1682242
2016年12月830−2083302
2017年12月43−19−2424304
2018年12月93−34−2659336
2019年12月106−40−3366370
2020年12月100−32−3968398
2021年12月170−28−45142497
2022年12月119−31−5488533
2023年12月130−24−67106575
2024年12月237−119−80118617
2025年12月191−30−86161694

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2025年12月期の総資産は1,651億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,002億円で、自己資本比率は60.7%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年3月52334318065.6
2013年3月58837920964.4
2014年3月58938920066.0
2015年3月62340521864.9
2015年12月63142021166.5
2016年12月66345021367.9
2017年12月72047824266.3
2018年12月80351029363.5
2019年12月87354932462.8
2020年12月97159637561.3
2021年12月1,08265542760.5
2022年12月1,21973948060.6
2023年12月1,33383050362.2
2024年12月1,47391256161.9
2025年12月1,6511,00264960.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
84億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
759億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
649億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
98
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率28 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中185位あたり、逆に低いのは配当利回り605社中446位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.1%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
13.9%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.7%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.1%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,853で、1年前と比べて+33.8%過去52週の値幅のなかでは94%の位置にある。

¥2,853+0.0%1ヶ月+6.9%1年+33.8%時価総額1,860億円
過去52週の値幅
安値¥1,728高値¥2,930

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)31.7倍
PER (会社予想)30.9倍
PBR5.28倍
配当利回り1.58%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価2658円、25日線(2435.3円)を+9.1%上回るも、52週高値2880円からは-7.7%の水準。先月の急騰後、高値圏で揉み合い。RSI29.2と売られ過ぎ圏に接近。週足では上昇トレンド継続中。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PER31.7倍は業界平均29.5倍を上回り、PBR5.14倍も平均3.44倍を大幅に超過。ROE17.1%と高い収益性を背景に成長期待が価格に先行。配当利回り1.45%は低く、株主還元に課題。割高感はあるが、業績増収増益基調を考慮。

指標この会社業種平均
PER (実績)31.7倍47.9倍
PER (予想)30.9倍
PBR5.28倍2.96倍
ROE17.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

電通総研の投資論点は、広告・メディアDXの需要拡大と、グループ依存度のリスクのバランス。強気派は、電通グループからの安定した案件供給と、広告テクノロジー市場の成長を評価。さらに、非グループ顧客の開拓による事業拡大の可能性にも注目。弱気派は、親会社依存による自律成長の不透明さや、広告市場の景気変動リスク、IT人材不足によるコスト増を懸念。PER 31倍とやや割高感もある。

プラスに働く材料7
  • 広告DXの追い風

    広告・メディアのデジタルシフトでIT投資は増加傾向。

  • グループからの安定需要

    電通グループからの受注が売上を下支えし、収益が安定。

  • 高収益体質

    営業利益率13.8%と業界平均を上回り利益率が高い。

  • 2025年12月期営業利益は229億円と過去最高更新2025年12月期影響

    前年比9%増の229億円を計画、売上高も6%増の1649億円

  • DX需要拡大でITサービス受注が堅調2025年下期影響

    業績連動型の大型案件が複数進行、受注残高が前年比10%超増加

  • ROE17%超の高収益体質が再評価継続影響

    PER31倍と業界平均比で割高感あるが、ROE水準は投資妙味を提供

  • 自己株式取得の可能性次回株主総会影響

    PBR5.1倍と高めだが、キャッシュフロー改善で資本効率向上策が期待

マイナスに働く材料7
  • 親会社依存リスク

    電通グループからの売上比率が高く、自立性に疑問。

  • 広告市場の周期性

    景気後退で広告費が削減されるとIT投資も減少可能性。

  • IT人材不足と賃金上昇

    エンジニア獲得競争で労務費が増え利益率低下の恐れ。

  • IT人材不足による労務費上昇継続影響

    営業利益率13.8%から1%低下で約16億円の利益押し下げ

  • 大型案件の採算悪化リスク2025年下期影響

    特定顧客向け案件の原価超過が発生した場合、営業利益10億円超の損失

  • 海外経済減速によるIT投資抑制2026年影響

    売上高成長率が5%未満に鈍化した場合、営業利益は横ばい

  • 株式市場のバリュエーション調整不定影響

    PER31倍はITセクター平均比で割高、市場調整時には株価下落リスク

次の決算で確かめる点
グループ外売上比率
自律成長の度合いを測るため。
大型受注の獲得状況
受注の質と量が収益に直結するため。
従業員一人当たり売上高
生産性の向上を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり45で、前期から+7.4%いまの株価に対する利回りは1.58%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥45
1株あたり
配当利回り
1.58%
いまの株価に対して
配当性向
49.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月835.5
2017年12月94.143.4
2018年12月1121.138.9
2019年12月1322.242.1
2020年12月1519.546.4
2021年12月1921.842.6
2022年12月2639.344.2
2023年12月3328.245.7
2024年12月368.042.8
2025年12月397.449.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥45

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ2,777人。区分でいちばん多いのは事業法人62.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が72.1%を占め、残る27.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人62.262.162.062.162.062.0
外国法人14.213.814.315.716.518.9
金融機関13.413.113.313.311.810.1
個人・その他9.38.58.48.28.07.8
証券会社0.92.42.00.81.71.2
自己株式0.00.00.00.00.00.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社電通グループ61.76
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.57
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.15
04電通総研持株会2.06
05UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT (常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.98
06GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.84
07NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS (常任代理人香港上海銀行東京支店)0.74
08THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)0.69
09BBH FOR UMB BK, NATL ASSOCIATION-GLOBAL ALPHA INTL SMALL CAP FUND LP (常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)0.69
10THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040 (常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)0.64

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-17
    オアシス マネジメント カンパニー リミテッド(Oasis Management Company Ltd.)
    新規の大量保有報告
    5.00%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+80%、1株純資産は15期で−51%。直近期のROEは17.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年3月471,0524.514.383.5
2013年3月801,1627.312.029.9
2014年3月881,1927.514.338.7
2015年3月671,2425.517.363.5
2015年12月931,2887.325.333.7
2016年12月7069110.512.835.5
2017年12月687339.618.843.4
2018年12月8078210.517.338.9
2019年12月9684211.822.742.1
2020年12月11391412.927.746.4
2021年12月4633514.328.242.6
2022年12月6537818.120.344.2
2023年12月7542518.725.945.7
2024年12月7746717.425.242.8
2025年12月8451317.132.749.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/12期の役員報酬は総額209百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
岩本浩久代表取締役社長 社長執行役員 最高経営責任者兼 最高執行責任者5513,000
大金慎一取締役 専務執行役員 コーポレート統括6020,000
髙岡美緒取締役47
和田知子取締役58
安江令子取締役58
松本千里取締役59
関口厚裕取締役(常勤監査等委員)64
村山由香里取締役(監査等委員)54
笹村正彦取締役(監査等委員)60
田中耕一郎61
妹尾真取締役 常務執行役員 事業統括5710,000
下條真司取締役68
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
吉田晃取締役54
大野正人取締役(常勤監査等委員)60

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)388263114649
社外取締役763639

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,598字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当連結会計年度末時点において、当社、連結子会社14社、持分法適用会社4社により構成され、6つのサービス品目を統合的に提供しております。また、業種およびソリューション別に「金融ソリューション」、「ビジネスソリューション」、「製造ソリューション」および「コミュニケーションIT」の4つを報告セグメントとしております。 (1)当社グループが提供するサービス品目 ① コンサルティングサービス 業務プロセスの変革やITの活用に関するコンサルティングサービスを提供しております。 ② 受託システム開発 顧客の個別要求に基づくシステム構築サービスおよび構築したシステムの保守サービスを提供しております。 ③ ソフトウェア製品 当社グループが独自に企画・開発したソフトウェア、導入支援サービス、追加機能の開発サービス、および保守サービスを提供しております。 ④ ソフトウェア商品 国内外のソフトウェア・ベンダーが開発したソフトウェア、導入支援サービス、追加機能の開発サービス、ユーザ教育などの技術サービス、および保守サービスを提供しております。 ⑤ アウトソーシング・運用保守サービス 顧客が保有するシステムの運用・保守サービスおよびBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供しております。 ⑥ 情報機器販売・その他 当社グループが提供する各種サービスに付随して必要となるハードウェアおよびデータベースソフトやミドルウェア等のソフトウェアを提供しております。 (2)当社グループの報告セグメント 報告セグメント   事業内容 金融ソリューション   金融業のビジネス変革および一般事業会社の金融サービス機能活用を支援するソリューションを提供しております。 ビジネスソリューション   人事・会計を中心に企業の経営管理業務の高度化を支援するソリューションを提供しております。 製造ソリューション   製造業のビジネスプロセスおよびバリューチェーンの高度化を支援するソリューションを提供しております。 コミュニケーションIT   企業のマーケティング変革および官庁や自治体のデジタル改革を支援するソリューションを提供しております。 詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」をご参照ください。 当社の連結子会社を報告セグメントごとに記載すると概ね次のとおりであります。 2025年12月31日現在 報告セグメント   連結子会社 金融ソリューション   ―   株式会社電通総研IT 株式会社電通総研セキュアソリューション DENTSU SOKEN UK, LTD. DENTSU SOKEN USA, INC. DENTSU SOKEN HONG KONG LIMITED 電通総研(上海)信息諮詢有限公司 DENTSU SOKEN SINGAPORE PTE. LTD. DENTSU SOKEN (THAILAND) LIMITED PT. DENTSU SOKEN INDONESIA 株式会社電通総研アシスト 株式会社電通総研ブライト ビジネスソリューション   ― 製造ソリューション   株式会社エステック Two Pillars GmbH コミュニケーションIT   株式会社ミツエーリンクス (注)株式会社電通総研セキュアソリューションは、2026年1月1日付で、株式会社電通総研ITを吸収合併すると 共に、株式会社電通総研テクノロジーに商号変更いたしました。 (事業系統図) 2025年12月31日現在 (注)株式会社電通総研セキュアソリューションは、2026年1月1日付で、株式会社電通総研ITを吸収合併すると共に、 株式会社電通総研テクノロジーに商号変更いたしました。
経営方針・対処すべき課題3,877字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループの経営の基本方針は、「誠実を旨とし、テクノロジーの可能性を切り拓く挑戦者として、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与する。」と定義した企業理念(ミッション)の実現に向け、事業活動を推進することです。企業理念はさらに、ビジョンとして当社グループが向かうべき方向を、行動指針として当社グループが大切にすべき価値観をそれぞれ定めており、従業員の日々の行動が企業理念全体の実現に繋がるよう、目標と戦略を経営計画に落とし込むとともに、従業員への浸透活動を積極的に実施しております。 (2)長期経営戦略 当社グループは2030年に向けた長期経営ビジョン「Vision 2030」を掲げております。長期経営ビジョン「Vision 2030」の概要については以下のとおりであります。 ① Vision 2030ステートメント 電通総研グループは、社会と企業の変革を実現する存在“X Innovator”を目指し、自己変革していく ② 2030年のありたき姿 当社グループの2030年のありたき姿は、企業理念を体現する高付加価値企業として、社会、企業、生活者からの期待に応える存在になることです。そのためには、1985年に自ら標榜した“システムインテグレータ”の枠を超え、人とテクノロジーの多様性を備えた、社会や企業の変革を立案・実現する存在へと自己変革していく必要があると認識しています。このありたき姿を当社グループは、「“X Innovator” ~X Innovationの実践を通して社会と企業の変革を実現する存在~」と定義します。“システムインテグレータ”から“X Innovator”への自己変革により成長性を高め、2030年には、社会や企業の変革を実現するに相応しい多様な人材、多彩なテクノロジー、多種のソリューションを持つ集団として、売上高3,000億円、営業利益率20%の企業グループになることを目指します。 ③ 2030年に向けた活動方針 ありたき姿の実現に向けて、4つの自己変革を推進します。 事業領域の拡張 (拓くチカラ)   事業領域を、企業の個別業務課題を解決するビジネスから、企業全体の課題解決や社会の変革を支援するビジネスへと、拡張を図ります。 新しい能力の獲得 (創るチカラ)   テクノロジー実装の強みをさらに高めるとともに、社会や企業変革を導くために必要となる様々なケイパビリティを新たな強みとして獲得します。 収益モデルの革新 (稼ぐチカラ)   ソリューションの拡充・強化に加え、新たなデリバリーモデルの構築等を通して、収益モデルの多様化と収益性の向上を図ります。 経営基盤の刷新 (支えるチカラ)   自己変革のスピードを加速させるため、また、将来の環境変化に柔軟に適応する能力を獲得するため、経営の基盤を刷新します。 ④ 2030年までのステップ 2022年から2030年までの9年間を、3か年ごと3回にわけて中期経営計画を立案し、推進します。各期間の基本的な位置づけは以下のとおりとなります。 2022~2024年   成長を加速させつつ、将来に向けた布石として、当社グループの新しい基盤を構築していく期間とします。 2025~2027年   2025年に当社グループは創立50周年を迎えます。新しい当社グループとして、オーガニック・インオーガニック両面で従来以上の積極的なチャレンジを行い、さらに高い成長を目指す期間とします。 2028~2030年   ありたき姿の実現に向けて、積極的なチャレンジを継続するとともに、2030年以降を見据えた新しい長期経営ビジョンを検討する期間とします。 (3)中期経営計画(2025〜2027年)について ① 事業環境認識 急速に進展するデジタル社会形成に向けた動き、ESG経営や人的資本経営など新たな経営アジェンダ出現に伴う企業の社会的責任の変化、国内の労働人口減少と人材獲得競争の激化、生成AIをはじめとするテクノロジーのさらなる進化の4点は、今後も大きく変わることのないメガトレンドであり、社会と企業の変革ニーズに対するテクノロジー実装力に強みを持つ企業に大きな成長機会が到来するものと考えております。 上記の事業環境認識を踏まえ、2025年より、長期経営ビジョン「Vision 2030」のもと第2回目の位置づけとなる3か年の中期経営計画「社会進化実装 2027」を推進しております。タイトルに掲げた「社会進化実装」は、当社グループが2024年に制定した事業コンセプトの名称で、シンクタンク、コンサルティング、システムインテグレーション機能の連携により、課題の提言からテクノロジーによる解決までの循環を生み出すという、事業の新しい形をまとめたものです。前中期経営計画で拡充した事業基盤を生かし、これまで以上に積極的なチャレンジを通して、さらなる成長を目指してまいります。 ② スローガン 強みとなるケイパビリティを強化・活用して企業などの活動を支援し、社会の進化を実装する ③ 重点施策 イ. 企業変革・社会変革起点での価値提供 ・営業機能の統合 複雑かつ広範囲におよぶお客様の期待に対して、全社として一貫した対応を可能にすべく、2025年1月に営業統括本部を設置し、営業機能を統合しました。アカウント営業、ソリューション営業、パートナーセールスの機能をさらに強化し、案件獲得と価値提供を加速します。 ・技術機能の統合 事業の枠を超えたスキルとノウハウの共有や、柔軟な人材アサインを可能にすべく、2025年1月に技術統括本部を設置し、技術機能を統合しました。高度デジタルプロジェクトリード人材の育成、プロジェクト品質の向上、事業環境変化にあわせた迅速かつ柔軟な人員配置を実現し、事業成長を加速させます。 ロ. ソリューションの強化 ・先端テクノロジーの活用 生成AIなどの先端テクノロジーを活用し、ソリューションの競争力と収益性を強化します。 ・外部連携の推進 電通グループを始め、企業、教育機関などとの提携とM&Aを通じて、ケイパビリティや事業領域を拡張します。 ・独自ソリューション強化 当社グループが独自に生み出したソリューションについて、競争優位性をさらに強固なものとするため、研究開発投資と製品投資を強化します。また、新規事業の企画・開発・実行を担当する専任組織が中心となり、2030年に向けて新しい事業領域を複数開拓します。 ハ. 経営基盤の強化 ・経営基盤改革 中長期の生産性と収益性向上ならびに企業価値の向上に向け、事業部門とコーポレート部門全体を横断するDXやサステナビリティ活動、経営管理高度化などを推進します。 ・人的資本強化 優秀な人材の採用を継続するとともに、個々の能力とパフォーマンスを最大化するため、さまざまな育成施策と流動性向上施策を実施します。 ④ 目標とする経営指標 当社グループは、顧客に提供する付加価値の最大化および企業価値の向上を重視しております。当中期経営計画においては、定量目標として「売上高」「営業利益」「営業利益率」「ROE」「就業人員数」の5項目に対して2027年12月期の目標値を設定するとともに、それを実現するための成長投資枠を設定しております。数値は以下のとおりであります。 <定量目標> 項目   2024年12月期   2027年12月期 目標   年平均成長率※ 売上高   1,526億円   2,100億円   11.2% 営業利益   210億円   315億円   14.4% 営業利益率   13.8%   15.0%   ― ROE   17.4%   18.0%以上   ― 就業人員数   4,413名   6,000名   10.8% ※ 2024年12月期実績を起点とした年平均成長率(CAGR) <成長投資枠> 3か年累計投資枠   対象 750億円   研究開発活動、社内の生産性向上活動、M&A等 (4)財務ポリシー 当社グループの財務ポリシーは、長期的かつ持続的に企業価値を向上させるため、成長分野への投資や株主への安定的な利益還元を行いつつ、健全な財務基盤を確立することです。このポリシーのもと、当中期経営計画では、2024年12月期末時点の現預金と当中期経営計画期間の3か年で予想されるフリーキャッシュフローから750億円の成長投資枠を設定しております。 なお、投資およびM&Aの推進に際しては、資本コストを踏まえた厳格な基準で投資判断を行います。また、非連続な成長を実現するため、必要な場合には自己資本比率50%以上の維持を目安に借り入れによる資金調達も視野に入れてまいります。 (5)株主還元 当社グループの配当の基本方針は、持続的な成長を実現するための内部留保を確保しつつ、適正かつ安定的な配当を継続することです。この基本方針のもと、業績成長と配当性向の向上を通して株主還元を強化してまいります。連結配当性向については、2027年12月期に50%を目指してまいります。
事業等のリスク6,050字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループは、経営目標の達成を阻害する、あるいは事業活動の継続を脅かす要因等を識別し、顕在化させないための予防策および顕在化した場合の影響を最小化するための対策として、リスク管理規程を制定しております。当規程に則り、想定されるリスクに関する情報を適時かつ組織横断的に集約し、全社的な観点から適切なリスク管理を推進しております。 なお、記載事項のうち将来に関する事項は、特に断りがない限り有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) リスク管理体制 当社グループでは、サステナビリティに関する取り組みを総合的に推進する「サステナビリティ推進会議」のもと、グループ全体を俯瞰したリスク管理を行っております。 サステナビリティ推進会議は、当社グループが事業活動を行うにあたって想定されるリスクの識別と評価、最重要リスクの抽出、リスク所管部署や責任者の決定、リスク対応計画の策定指示、対策実行状況等のモニタリングを実施し、その結果を取締役会に報告しております。 当社グループにおけるリスク管理体制は次のとおりです。 取締役会   ・リスク管理状況のモニタリングおよび管理体制の有効性確保 サステナビリティ推進会議   ・当社およびグループ会社からのリスク情報収集、リスク識別と評価 ・最重要リスクおよびリスク所管部署/責任者の決定 ・グループ横断的課題への対応方針検討および調整 ・リスク対応計画の進捗状況およびリスク状況のモニタリング リスク所管部署・各委員会   ・リスク対応計画の策定およびリスク対策の実施 各社リスクマネジメント部門   ・自社の最重要リスクの抽出、リスク対応計画の策定と実施 (2) リスク管理のプロセス (リスクの識別・評価) サステナビリティ推進会議は、経営環境や経営戦略、事業管理、危機管理、人事労務、経理財務、法務、コーポレートガバナンス、情報セキュリティ、倫理コンプライアンス等の観点から、顕在化する可能性のあるリスクを当社の各事業部門、グループ会社へのヒアリング等により網羅的に識別しております。識別したリスクについては、定期的に「発生可能性」「影響度」によりリスク評価を行います。 (最重要リスクの抽出) サステナビリティ推進会議は、リスク評価の結果より、事業継続に大きな影響を及ぼす可能性が高いと判断したリスクを「最重要リスク」に定め、それぞれのリスクについて、所管部署および責任者を選定します。 (リスク対応計画の策定) リスク所管部署・グループ会社のリスクマネジメント部門は、「最重要リスク」に関してリスクが顕在化しないための予防策および顕在化した場合の影響を最小化するためのリスク対策をリスク対応計画としてまとめ、サステナビリティ推進会議の承認または助言を得ます。 (リスク対応計画の実施とリスクモニタリング) リスク所管部署・グループ会社のリスクマネジメント部門は、策定したリスク対応計画に沿って活動を遂行するとともに、必要に応じて規程類や対策マニュアル等の整備・維持に努めております。サステナビリティ推進会議は、リスク対応計画の進捗状況およびリスクの状況についてモニタリングを実施し、その結果を取締役会に報告しております。さらに、リスクの顕在化等があった場合は、必要に応じてリスク対策の追加、計画の改善と実施を指示します。 (3) 主要なリスク 当社グループの経営目標の達成を阻害する、あるいは事業活動の継続を脅かす可能性がある主要なリスクを以下のとおり記載しております。しかしながら、これらのリスクは必ずしもすべてのリスクを網羅したものではなく、想定していないリスクや重要性が低いと考えられる他のリスクの影響を将来的に受ける可能性があります。 ① 最重要リスク イ.システム開発に関するリスク 当社グループが提供するシステム構築サービスは、開発工程中に想定外のトラブルが発生すること等により開発費用が増加し、収益性が低下する可能性があります。また、納品後に重大な不具合が発生し、顧客の業務に支障が生じた場合、当該システムの品質回復にかかる費用発生や損害賠償請求、信用失墜等が生じる可能性があります。 このため当社グループでは、PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)委員会を設置し、提案前の段階から、要求仕様の内容、技術的難易度、受注金額、開発期間、開発費用見積等の計画につき評価を行うことに加え、受注から納品にいたる過程においても、計画に対する進捗状況の確認を随時行い、開発に伴うリスク管理を徹底しております。さらに、トラブル発生の可能性を極小化すべく、開発プロセス標準化やノウハウ共有等、技術に関する教育諸施策を積極的に推進しております。 ロ.人材確保・育成、労務管理に関するリスク 当社グループが必要とする優秀な人材の確保・育成が想定どおりに進まない場合、あるいは労働環境の悪化等により生産性が低下した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、新卒・中途の採用活動および従業員教育・研修の強化、適切な人材配置を図るとともに、裁量労働制や65歳定年制、フェロー制度、育児・介護等と仕事の両立を支援する各種制度の導入・充実に努めております。また、適正な労働時間の管理や健康保持・増進のための取り組みなど、従業員のワーク・ライフ・バランスの実現を支援する人事諸施策を実施しております。 ハ.事業継続に関するリスク 大地震や豪雨等の自然災害の発生、重大感染症の流行、社会情勢の変化等の事象が発生した場合は、対応に係る費用の発生のほか、サービスの提供遅滞等により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、危機発生に備えた各種対応マニュアルや適時適切に対策を講じるための体制、円滑な業務を可能とするリモートワーク勤務制度および環境を整備し、従業員やパートナースタッフの安全確保と事業の継続性確保に努めております。 ニ.情報セキュリティに関するリスク コンピューターウイルスやサイバーテロ、過失等により、情報システムサービスの中断や個人情報・機密情報の漏洩等が発生した場合、顧客や個人からの損害賠償請求や信用失墜、事業の停滞等が生じる可能性があります。 このため当社グループでは、グループ全体の情報セキュリティマネジメントを統括する情報セキュリティ委員会のもと、各種規程類やガイドラインを整備・運用し、グループ一体となって情報セキュリティ管理に取り組んでおります。また、システム・ネットワークの継続的なセキュリティレベルの向上を図るとともに、全役員と従業員を対象にセキュリティ教育プラットフォームを導入し、教育・訓練を継続的に実施するなど、総合的なサイバーセキュリティ対策を推進しております。なお、当社グループでは、当社をはじめとする主要各社において、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC27001:2022」および本規格をもとにJIS化された「JISQ27001:2023」の認証を取得しているほか、「プライバシーマーク」の付与認定を受けております。 ホ.コンプライアンスに関するリスク コンプライアンス上の問題、法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの信用が失墜し、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、電通グループの行動規範である「電通グループ行動憲章」および「暴力団等反社会的勢力排除に対しての基本方針」、ならびに当社グループの行動規範である「私たちの行動宣言」を採択し、会社法、金融商品取引法、個人情報保護法をはじめ各種法令等の遵守を最優先に事業を推進しております。また、全役員と従業員を対象とするコンプライアンス教育の実施や、公益通報者保護制度に基づく通報窓口の設置等の施策を通じ、法令遵守の徹底を図っております。 ヘ.M&A等の出資・投資に関するリスク 当社グループの事業成長を加速させる上で有効な手段となる場合や、市場における優位性の確立に資するなどの効果が見込める場合は、国内外の企業への出資や新規事業への投資を実施する場合があります。しかしながら、事業環境の著しい変化等により、事業計画どおりに遂行できなかった場合、当該投資が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、投資の実施にあたり、市場動向や顧客のニーズ、相手先企業の業績・財政状況、技術優位性等を確認し、事業性を十分に検討した上で実施すべく努めております。また、経営会議または取締役会の決議事項とされるものに関する事前審議機関として投資委員会を設置し、案件の審査、出資先の経営状況モニタリング、出資時の事業計画から乖離が出た場合の対策を講じる体制を構築しております。 ② その他重要リスク イ.顧客の経営方針転換等に関するリスク 社会や経済の情勢の変動等により顧客の情報化投資動向が急変した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、国内外の経済動向を注視するとともに、市場ニーズに適合する経営戦略の立案や新規ソリューションの開拓および開発等、適時対策を講じております。 ロ.提供サービスの競争力に関するリスク 情報サービス業界における顧客ニーズおよび情報技術の進化は激しく、新規参入業者も多く競争が激化しているため、急速な顧客ニーズの変化あるいは技術革新に対する当社グループの対応が遅れた場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、積極的な研究開発の実施、グループ体制・組織の最適化、国内外の企業への出資や提携等の各種経営施策を通じ、市場ニーズに適合する経営戦略の立案や新規ソリューションの開拓および開発等、適時対策を講じております。また、生成AI等の最新技術を活用したソフトウェア製品の機能強化やサービスの拡充等により提供価値の向上に努めております。 ハ.仕入先・協力会社に関するリスク 当社グループは、業務の一部を外部の協力会社に委託しております。協力会社の人員の逼迫や委託単価が上昇するなどの場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。特に海外の協力会社への業務委託につきましては、海外現地における社会情勢により、予期せぬ状況が発生する可能性があります。また、当社グループが仕入販売しているソフトウェア商品および情報機器については、当該仕入先の経営方針および事業計画等が変更された場合、顧客に対する商品およびサービスの提供に支障が生じる可能性があります。 このため当社グループでは、業務委託先に対し、システム開発標準化や生産性向上等に共同で取り組むほか、提供価格への適正な転嫁や、協力会社の新規開拓など、コスト構造を最適化するための努力を継続的に推進することにより、収益性の維持・向上を図っております。また、商品の仕入先に対しては、共同で販売戦略を立案するなど、緊密な関係を維持するほか、国内外で最先端技術や競争力の高い商品・サービスを有した企業をいち早く発掘すべく継続的に努力しております。 ニ.知的財産に関するリスク 当社グループの提供するシステム、ソフトウェア製品、サービス等に対して第三者から知的財産権の侵害を理由とする訴訟提起または請求を受け、その結果当社グループが損害賠償を負担するほか、代替技術の開発のための費用が発生する可能性があります。また、当社グループ自身が保有する知的財産権についても、第三者からの侵害、生成AI等の技術の利用拡大による当社グループの技術・ノウハウの模倣、ソフトウェア製品における機能の模造・類似品の出現などにより、期待される収益が失われる可能性があります。 このため当社グループでは、第三者が保有する特許権、商標権などの調査や、プロジェクトからの各種相談対応、ガイドライン整備、教育研修等を通じて、知的財産権に対する従業員の意識向上に努めております。 ホ.研究開発投資に関するリスク 当社グループは、将来に向けた事業機会の創出および高付加価値ソリューションの提供を実現するため、研究開発へ積極的に投資することを経営戦略に掲げております。しかしながら、研究開発投資が計画どおり進まない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、製品・サービスにかかわる研究開発等の投資に関する審査機関として投資委員会を設置しており、当委員会を通じて、案件の審査・進捗確認、投資および回収状況の監視を行い、リスクの顕在化を未然に防ぐ体制を構築しております。 へ.気候変動に関するリスク 当社グループの気候変動リスクとしては、政策・法規制・技術・市場の変化が生じることに起因する移行リスクと、気候変動に起因する自然災害の増加等によるサービスの提供遅滞等が発生する物理的リスクがあり、これらへの対応が遅れた場合、経営成績および中長期的な企業価値に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループは「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」のフレームワークに基づき、気候変動対策に関するガバナンスの強化や、リスク・機会の分析とその財務的な影響等を踏まえたシナリオ分析を進め、気候変動リスクへの対応に取り組んでおります。気候変動リスクによる財務的影響は、当社グループにおいては限定的であると分析しておりますが、さらにリスクを低減すべく、ISO14001に沿った環境マネジメントシステムの確実な運用を行うとともに、再生可能エネルギー比率の向上やカーボン・クレジット等の活用を通して、CO2排出量の削減を図ります。また同時に、気候変動対策に関連するビジネス機会の創出を目指し、脱炭素化・サーキュラーエコノミーの実現やESG経営を支援するソリューションの新規開発および提供にも取り組んでおります。 ト.株式会社電通グループとの資本関係について 株式会社電通グループは、当連結会計年度末現在、当社の発行済株式総数のうち61.8%を所有しています。 当社グループは、親会社グループとの事業シナジーを最大限に生かした事業運営に取り組んでおりますが、事業展開における業務執行上の重要事項については、独立社外取締役が過半数を占める取締役会にて合議の上決定します。上場会社としての自主性・独立性を確保しつつ、親会社グループと連携して事業成長・発展に努めることは、非支配株主の利益につながるものと認識しております。
経営成績の分析 (MD&A)6,592字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績等の状況 ① 経営成績 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善に伴い、緩やかな回復基調が続きました。当社グループを取り巻く事業環境についても、企業のデジタル投資意欲は強く、堅調に推移しました。一方、今後については、各国の政策動向や金融資本市場の変動、地政学リスク等による国内経済への影響が懸念され、先行きは不透明な状況にあります。 かかる状況のもと当社グループは、当連結会計年度より、長期経営ビジョン「Vision 2030」の実現に向けて第2回目の位置付けとなる3か年の中期経営計画「社会進化実装 2027」をスタートさせました。当中期経営計画では、3つの基本方針「企業変革・社会変革起点での価値提供」「ソリューションの強化」「経営基盤の強化」と5つの定量目標(2027年12月期の売上高2,100億円、営業利益315億円、営業利益率15.0%、ROE18.0%以上、就業人員数6,000名)を設定しています。前中期経営計画で拡充した事業基盤を生かし、これまで以上に積極的なチャレンジを通して、さらなる成長を目指してまいります。 当連結会計年度の業績は、売上高164,865百万円(前期比108.0%)、営業利益22,888百万円(同108.8%)、経常利益23,618百万円(同112.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益16,365百万円(同108.3%)となりました。 売上高については、ビジネスソリューションおよびコミュニケーションITセグメントを中心に、全セグメント増収となりました。利益についても、ソフトウェア製品に関する無形固定資産の除却に伴う原価増や販売費及び一般管理費の増加等があったものの、増収効果により、すべての段階利益で増益となりました。 これにより、売上高は10期連続、営業利益および親会社株主に帰属する当期純利益は8期連続で過去最高となります。 (単位:百万円) 前連結会計年度 (自 2024年1月1日  至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日  至 2025年12月31日)   増減   前期比 売上高   152,642   164,865   +12,223   108.0% 営業利益   21,039   22,888   +1,849   108.8% 営業利益率   13.8%   13.9%   +0.1p   - 経常利益   21,093   23,618   +2,525   112.0% 親会社株主に帰属する 当期純利益   15,117   16,365   +1,248   108.3% ROE   17.4%   17.1%   △0.3p   - ② 財政状態 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して17,724百万円増加し、165,055百万円となりました。流動資産は、売上債権および預け金の増加があったほか、顧客向けサービスのための保守・サブスクリプション型サービスの契約に係る前渡金が増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して17,865百万円増加し、136,923百万円となりました。固定資産は、主にのれんおよび顧客関連資産の償却が進んだこと等により、前連結会計年度末と比較して142百万円減少し、28,131百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における総負債は、前連結会計年度末と比較して8,759百万円増加し、64,896百万円となりました。流動負債は、主に仕入債務の増加等により、8,405百万円増加し、60,949百万円となりました。固定負債は、前連結会計年度末と比較して355百万円増加し、3,947百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、剰余金の配当があったものの、主に当社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加した結果、前連結会計年度末と比較して8,965百万円増加し、100,159百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して7,697百万円増加し、69,419百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 法人税等の支払等による資金の減少を、税金等調整前当期純利益等が上回ったことにより、資金は19,064百万円増加しました。 前年同期との比較においては、仕入債務の増加等による資金の増加があったものの、売掛債権の増加および顧客向けサービスのための保守・サブスクリプション型サービス提供に係る前渡金の増加等による資金の減少を主因として4,657百万円の収入減となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) ソフトウェア等の固定資産の取得等により、資金は2,956百万円減少しました。 前年同期との比較においては、前年において実施した株式会社ミツエーリンクスの株式取得による支出の反動減により8,930百万円の支出減となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 配当金の支払およびリース債務の返済等により、資金は8,552百万円減少しました。 前年同期との比較においては、自己株式取得による支出の増加等により570百万円の支出増となりました。 (2)生産、受注及び販売の実績 当連結会計年度において、受注実績および受注残高が著しく増加しました。これは、主にビジネスソリューションセグメントの事業が好調に推移したことによるものです。 当連結会計年度における生産、受注及び販売の実績を報告セグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 なお、当中期経営計画における成長戦略の実践に向けて、当連結会計年度より、報告セグメント配下の事業区分を変更しました。これに伴い、前連結会計年度の実績について、変更後の区分に組み替えた数値を記載し、比較・分析しております。 ① 生産実績 報告セグメント   生産高(百万円)   前期比(%) 金融ソリューション   26,950   100.4 ビジネスソリューション   17,342   118.8 製造ソリューション   20,473   91.3 コミュニケーションIT   17,763   125.8 合計   82,529   105.8 (注)金額は、販売価格に換算して表示しております。 ② 受注実績 報告セグメント   受注高 (百万円)   前期比 (%)   受注残高 (百万円)   前期比 (%) 金融ソリューション   39,029   112.8   12,815   148.7 ビジネスソリューション   32,757   143.6   11,922   166.1 製造ソリューション   68,038   107.7   35,634   124.4 コミュニケーションIT   41,519   109.2   15,967   103.5 合計   181,345   114.3   76,339   127.5 ③ 販売実績 報告セグメント   販売高(百万円)   前期比(%) 金融ソリューション   34,832   102.3 ビジネスソリューション   28,013   118.6 製造ソリューション   61,039   100.8 コミュニケーションIT   40,980   119.1 合計   164,865   108.0 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、以下のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社電通グループ 及びそのグループ会社   21,449   14.1   22,455   13.6 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績等の状況 ① 経営成績」に記載のとおりであります。 当中期経営計画における成長戦略の実践に向けて、第1四半期連結会計期間より、報告セグメント配下の事業区分を変更しました。これに伴い、前連結会計年度の実績について、変更後の区分に組み替えた数値を記載し、比較・分析しております。 報告セグメント別の売上高、営業利益および営業の状況は、以下のとおりであります。 (単位:百万円) 報告セグメント   前連結会計年度 (自 2024年1月1日  至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日  至 2025年12月31日)   増減額 売上高   営業利益   営業 利益率   売上高   営業利益   営業 利益率   売上高   営業利益 金融ソリューション   34,050   4,348   12.8%   34,832   4,459   12.8%   +782   +111 ビジネスソリューション   23,626   5,319   22.5%   28,013   6,994   25.0%   +4,387   +1,675 製造ソリューション   60,564   8,574   14.2%   61,039   7,549   12.4%   +475   △1,025 コミュニケーションIT   34,401   2,797   8.1%   40,980   3,886   9.5%   +6,579   +1,089 合計    152,642   21,039   13.8%    164,865   22,888   13.9%   +12,223   +1,849 (注)報告セグメントの情報につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」も併せてご参照ください。 金融ソリューション 金融業のビジネス変革および一般事業会社の金融サービス機能活用を支援するソリューションを提供しています。 当連結会計年度は、受託システム開発案件がメガバンクや信託銀行向けに拡大したことに加え、次世代融資ソリューション「BANK・R」の導入案件が政府系金融機関や大手信用金庫向けに拡大したことにより、増収増益となりました。 ビジネスソリューション 人事・会計を中心に企業の経営管理業務の高度化を支援するソリューションを提供しています。 当連結会計年度は、連結会計ソリューション「STRAVIS」の導入案件が商社向けを中心に拡大したことに加え、統合人事ソリューション「POSITIVE」の導入案件が電気・ガス業や小売業向けに拡大したことにより、増収増益となりました。 製造ソリューション 製造業のビジネスプロセスおよびバリューチェーンの高度化を支援するソリューションを提供しています。 当連結会計年度は、SAPソリューションの導入案件は減少したものの、CAEやPLMソリューションの販売が輸送機器業向けに拡大したことにより、増収となりました。利益については、収益性の高いソフトウェア商品アドオン開発案件が減少したことに加え、人員増に伴い人件費が増加したことにより、減益となりました。 コミュニケーションIT 企業のマーケティング変革および官庁や自治体のデジタル改革を支援するソリューションを提供しています。 当連結会計年度は、公共や電通グループ向けビジネスが拡大したことに加え、前第3四半期連結会計期間から連結対象となった株式会社ミツエーリンクスの貢献があったことにより、増収増益となりました。 なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ① キャッシュ・フローの状況 当社グループの当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績等の状況 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループにおける資金需要は、通常の運転資金に加え、事業拡大を目的としたソフトウェア製品の開発及び資本提携・M&A等のための投資資金がありますが、いずれも自己資金を充当することを基本としております。また、当社及び当社国内子会社の間ではCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入しており、グループ内の資金の流動性を高めるよう努めております。 なお、流動資産に計上している預け金は、親会社である株式会社電通グループに対し同社が運営するCMSを通じて預け入れた資金であり、当連結会計年度末は61,863百万円を預け入れております。これは、直ちに利用可能な財源であることから、連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物に含めております。 (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成にあたっては、連結会計年度末日における財政状態並びに連結会計年度の経営成績に影響を与えるような見積り・予測を必要としております。当社グループは、過年度の実績や現状を踏まえ、合理的と判断される前提・仮定に基づき、かかる見積り・予測を行っておりますが、実際の結果はこれと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たり用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (4)経営上の目標の達成状況について 当社グループは、当中期経営計画において、「売上高」「営業利益」「営業利益率」「ROE」「就業人員数」の5項目に対して以下の定量目標値を設定しております。初年度となる当連結会計年度の進捗状況は以下のとおりであります。 項目   2027年12月期 目標   2025年12月期 実績 売上高   2,100億円   1,648億円 営業利益   315億円   228億円 営業利益率   15.0%   13.9% ROE   18.0%以上   17.1% 就業人員数   6,000名   4,618名 2026年12月期は、売上高182,000百万円、営業利益25,500百万円を見込んでおります。2027年12月期の定量目標達成に向け、初年度を上回る成長を目指してまいります。 なお、当社グループが取り組むべき経営課題への対応につきましては、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2026年12月期 第2四半期(中間期) 決算説明会資料2026-07-29

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。