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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

フューチャー

Future Corporation4722 · Prime · 情報・通信業

中立・独立のITコンサルティングに強み。先進ITで顧客の経営課題を解決し、自社サービスも展開する独自の事業構成。

概要

フューチャー株式会社は、1989年に鹿児島で創業した独立系ITコンサルティング企業である。システム開発、インフラ構築、DX支援などを手掛け、2025年12月期の売上高は760億円、営業利益162億円、従業員数3,624名を擁する。東京証券取引所プライム市場に上場(2002年)。持株会社制を採用し、20社の連結子会社からなるグループで事業を展開する。

ITコンサルティングと自社サービスの二本柱

フューチャーグループは、大きく二つのセグメントで事業を構成する。一つはITコンサルティング&サービス事業であり、フューチャーアーキテクトを中心に、中立・独立の立場で経営戦略からシステム構築、保守運用まで一貫して提供する。もう一つはビジネスイノベーション事業で、スポーツ・アウトドア用品のECサイト「YOCABITO」や雑誌「東京カレンダー」のメディア運営、スポーツ向けソフトウェア開発などを手掛ける。この二軸でグループ全体の売上を構成する。

売上高760億円、営業利益率21%の高収益構造

2025年12月期の連結業績は、売上高760億円(前期比8.8%増)、営業利益162億円(同10.3%増)であった。営業利益率は21.3%に達し、ITサービス業界でも高い収益性を示す。過去10年の推移を見ると、売上高は2015年の353億円から約2.2倍に拡大し、継続的な増収を達成している。利益面でも、2022年以降は営業利益が100億円を超える高水準で推移しており、安定的な収益基盤を構築している。

20社の連結子会社で構成されるグループ体制

2025年12月31日現在、フューチャー株式会社は持株会社として、連結子会社20社および持分法適用関連会社4社を統括する。主要な子会社には、ITコンサルティングを担うフューチャーアーキテクト、ERPパッケージのFutureOne、セキュリティのフューチャーセキュアウェイブ、製造業向け品質解析のフューチャーアーティザンなどがある。ビジネスイノベーション分野ではYOCABITO、東京カレンダー、ライブリッツ、キュリオシティが属する。持株会社はグループ戦略の策定と各社のモニタリングを行う。

業界の中での役割はITコンサルティングファーム/自社サービス開発企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
760億円
営業利益
162億円
営業利益率
21.3%
純利益
117億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01ITコンサルティング&サービス(企業向け)主力

中立・独立の立場から、先進ITを駆使したコンサルティングとシステム構築を提供。顧客の経営課題を経営者視点で共有し、実践的な技術力で問題解決。追加開発、保守運用、基幹業務パッケージ販売、セキュリティコンサル、フォレンジック等も手掛ける。

主な製品・サービス5
ITコンサルティングサービス
経営戦略に基づくIT活用提案、システム企画・開発・導入を一貫支援。
基幹業務パッケージ(FutureOne)
販売管理、生産管理、会計等のパッケージソフト。クラウド版も提供。
品質情報統合解析ソリューション
製造業向けに品質データを統合・分析するソリューション。
セキュリティコンサルティング・フォレンジック
セキュリティ診断、インシデント対応、フォレンジック調査等。
開発・保守運用サービス
構築後の追加開発、保守、運用アウトソーシング。

02ビジネスイノベーション(自社サービス)準主力

IT技術を活用した自社サービスを展開。スポーツ・アウトドア用品のEC販売、東京カレンダーのメディア運営・レストラン予約、スポーツエンターテイメント向けソフトウェア開発、商業デザイン等を行う。

主な製品・サービス4
スポーツ・アウトドア用品EC(YOCABITO)
インターネットを通じてスポーツ・アウトドア・フィットネス用品を販売。
東京カレンダー(メディア・予約サービス)
雑誌「東京カレンダー」の発行、ウェブ・アプリ情報提供、レストラン予約サービス。
スポーツエンターテイメント向けソフトウェア
スポーツ関連のソフトウェア開発、ウェブサービス運営。
デザイン・商品開発支援
商業デザイン、工業デザイン、新商品開発の企画・デザイン・制作。

03その他(ハンドボールチーム運営、投資事業等)その他

ハンドボールチームの運営、有価証券投資・保有・運用等、上記2事業に含まれない事業。

製品と技術

中立・独立のITコンサルティングとシステム構築

フューチャーアーキテクトが提供するITコンサルティングサービスは、経営戦略・業務改革・システム改革の「三位一体」の視点に立つ。ハードウェアやソフトウェアのベンダーに依存しない中立の立場を貫き、顧客の利益を最優先する。コンサルティングから設計、開発、導入、保守・運用までを一貫して手掛け、概念提示で終わらせずにシステムとして具体化する。科学的なシステム構造解析手法「Future Formula」を用いて既存システムの刷新も行う。

基幹業務パッケージ「FutureOne」とクラウドサービス

FutureOne株式会社は、販売管理、生産管理、会計などの基幹業務パッケージソフト「InfiniOne」を開発・販売する。中堅中小企業向けに特化し、クラウド版も提供。鉄鋼業など業界特化型の営業展開で新規受注を拡大している。また、既存顧客への業務改善提案に伴うシステム開発案件も好調で、パッケージ販売とカスタマイズ開発の両軸で収益を伸ばしている。

セキュリティコンサルティングとフォレンジック調査

フューチャーセキュアウェイブは、セキュリティ診断、インシデント対応、フォレンジック調査などを提供する。ネットワーク運用やセキュリティ製品の販売も行う。2025年にはサイバー・ソリューションを吸収合併し、セキュリティ事業の強化を図った。企業のDX推進に伴い、サイバー攻撃のリスクが高まる中、同社のサービス需要は増加傾向にある。

自社サービス「YOCABITO」と「東京カレンダー」

ビジネスイノベーション事業では、IT技術を活用した自社サービスを展開する。YOCABITOはスポーツ・アウトドア・フィットネス用品のEC販売を手掛け、プライベートブランド商品の販売が好調。東京カレンダーは雑誌発行に加え、ウェブサイトやスマホアプリによる情報提供、レストラン予約サービスを運営し、広告収入とネットサービスが成長を支える。両社ともグループのIT知見を活かした独自サービスである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

売上高699億円、営業利益率21%と高水準

情報・通信業に属し、同業他社(VRAIN Solution、Cocolive、L is B、ソラコム、ハッチ・ワーク)と比較して、売上高は699億円と業界内で最大規模。営業利益率21.03%も高水準で、収益性に優れる。安定した成長を示し、2025年12月期は売上760億円、営業利益率21.32%と予想。業界内でのリーディングカンパニーとしての地位がうかがえる。

強み

  • 売上高699億円は同業他社を大きく上回り、市場での認知度が高い。
  • 営業利益率21%超で、効率的な事業運営を示す。
  • 前期比で売上成長率約18%、来期も8.7%増と堅調。
  • 大規模な収益基盤により、投資やM&Aの余力がある。

課題

  • 売上伸び率が18%から9%に低下し、成長減速が懸念。
  • ソラコムなど新興企業の成長により、市場シェア維持が課題。
  • 情報通信業界の急速な変化に適応し続ける必要あり。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がフューチャー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14373シンプレクス・ホールディングス2,840億円26.5倍
26457グローリー2,734億円16.8倍
39744メイテックグループホールディングス2,630億円17.3倍
49759NSD2,486億円17.0倍
53697SHIFT2,373億円27.6倍
64722フューチャー2,333億円17.6倍
74483JMDC2,202億円32.8倍
82175エス・エム・エス2,188億円
99746TKC2,152億円15.3倍
102317システナ1,916億円14.2倍
114547キッセイ薬品工業1,892億円12.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

オープンシステムのコンサルティング会社として鹿児島で創業

1989年11月、鹿児島県鹿児島市にフューチャーシステムコンサルティング株式会社が設立された。設立の目的は、当時普及が始まったオープンシステムのコンサルティング業務である。1997年1月には米国カリフォルニア州に現地法人Future Architect, Inc.を設立し、海外展開の第一歩を踏み出した。1999年6月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、2000年2月に本社を東京都渋谷区へ移転、首都圏での事業基盤を固めた。

東証一部上場とイギリス駐在事務所の開設

2002年6月、東京証券取引所市場第一部に上場を果たす。上場後も成長を続け、2004年9月にはイギリス駐在事務所を設置、欧州への足掛かりを築いた。2005年6月には連結子会社としてフューチャーインベストメント株式会社を設立し、投資事業を開始。2006年1月には大阪オフィスを開設し、国内の営業拠点を拡大した。この時期、上場企業としての体制を整え、事業領域の多角化を進めた。

ウッドランドの吸収合併とフューチャーアーキテクトへの商号変更

2007年1月、ウッドランド株式会社を吸収合併し、商号をフューチャーアーキテクト株式会社に変更。同時に本社を東京都品川区に移転した。この合併により、システム開発力の強化と事業規模の拡大を図った。2011年には、中堅中小企業向けERP事業をFutureOneに承継する会社分割を実施し、グループ内の事業再編を進めた。同年7月にはフューチャーフィナンシャルストラテジーを吸収合併し、金融分野の知見を取り込んだ。

持株会社制への移行とグループ再編

2016年4月、ITコンサルティング事業を新設するフューチャーアーキテクト株式会社に承継させる新設分割を行い、持株会社制に移行。商号をフューチャー株式会社に変更した。これにより、グループ全体の戦略策定と各子会社の経営を分離し、機動的な事業運営が可能となった。移行後は積極的なM&Aを推進し、2017年にワイ・ディ・シー(現フューチャーアーティザン)やマッチアラームを買収、2018年にはディアイティ(現フューチャーセキュアウェイブ)を子会社化した。

次世代バンキングシステムの開発と金融DXの推進

2010年代後半から、フューチャーアーキテクトは金融機関向けクラウド型基幹系業務システム「次世代バンキングシステム」の開発を本格化。2024年7月に島根銀行で安定稼働を開始し、その後仙台銀行、きらやか銀行、東和銀行、SBI新生銀行への導入が決定した。また、融資支援システム「FutureBANK」やアパレル向け基幹プラットフォーム「FutureApparel」など、業種特化型の知財を展開。これらの案件が収益成長を牽引している。

リヴァンプやキュリオシティの買収による事業拡大

2020年代に入り、M&Aによるグループ拡大が加速した。2021年にコードキャンプを完全子会社化、2022年にネイロ、2023年にキュリオシティ、2024年3月にリヴァンプを相次いで買収。リヴァンプは経営実務支援とDXコンサルティングを強みとし、フューチャーアーキテクトとの共同営業でシナジーを発揮している。2025年には、子会社同士の合併(ディアイティによるサイバー・ソリューションの吸収合併、フューチャーインベストメントによるイノベーション・ラボラトリの吸収合併)により、グループ内の再編も進めている。

年表32件を開く

1980年代

  • 1989年11月創業鹿児島県鹿児島市に、オープンシステムのコンサルティング業務を主目的として、フューチャーシステムコンサルティング株式会社を設立。

1990年代

  • 1997年1月創業米国カリフォルニア州サンタクルーズに米国現地法人Future Architect,Inc.を設立。
  • 1999年6月日本証券業協会に株式を店頭登録。

2000年代

  • 2000年2月東京都渋谷区に本社(東京オフィス)を移転。
  • 2002年6月上場東京証券取引所市場第一部上場。
  • 2004年9月イギリス駐在事務所を設置。
  • 2005年6月創業東京都渋谷区にフューチャーインベストメント株式会社を設立。
  • 2006年1月大阪府大阪市中央区に大阪オフィスを設置。
  • 2007年1月M&Aウッドランド株式会社を吸収合併。フューチャーアーキテクト株式会社に商号変更。東京都品川区に本社(東京オフィス)を移転。

2010年代

  • 2011年4月連結子会社のFutureOne株式会社に中堅中小企業向けERP事業を承継させる会社分割を実施。
  • 2011年7月M&A連結子会社のフューチャーフィナンシャルストラテジー株式会社を吸収合併。
  • 2012年1月連結子会社の株式会社ザクラ(現東京カレンダー株式会社)が株式会社ACCESSのメディアサービス事業を会社分割により承継。
  • 2013年1月M&A連結子会社の株式会社ABMを吸収合併。
  • 2013年2月東京都品川区にThinkParkオフィスを設置。
  • 2013年6月M&A株式会社eSPORTS(現株式会社YOCABITO)を買収し、連結子会社化。
  • 2014年10月連結子会社のFutureOne株式会社が株式会社アセンディア(現フューチャーインスペース株式会社)の一部事業を会社分割により承継。
  • 2015年8月M&Aコードキャンプ株式会社に資本参加し、連結子会社化。
  • 2016年4月商号変更ITコンサルティング事業を新設するフューチャーアーキテクト株式会社に承継させる新設分割を行い、持株会社制に移行。商号をフューチャー株式会社に変更。
  • 2017年1月M&A株式会社ワイ・ディ・シー(現フューチャーアーティザン株式会社)の株式を横河電機株式会社より取得し、連結子会社化。
  • 2017年3月M&Aマッチアラーム株式会社を買収し、連結子会社化。
  • 2017年10月創業株式会社ワールドと株式会社FASTECH&SOLUTIONSを設立(持分法適用会社)。
  • 2018年4月M&A東京カレンダー株式会社がマッチアラーム株式会社を吸収合併。
  • 2018年9月M&A持分法適用関連会社である株式会社ディアイティ(現フューチャーセキュアウェイブ株式会社)の株式を追加取得し、連結子会社化。
  • 2018年10月M&A株式会社ワイ・ディ・シー(現フューチャーアーティザン株式会社)の株式を横河電機株式会社より追加取得し、完全子会社化。
  • 2019年8月M&A株式会社ディアイティ(現フューチャーセキュアウェイブ株式会社)の株式を追加取得し、完全子会社化。

2020年代

  • 2020年1月創業ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社を新規設立。
  • 2021年5月M&Aコードキャンプ株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化。
  • 2022年10月M&Aネイロ株式会社を買収し、連結子会社化。
  • 2023年4月M&A株式会社キュリオシティを買収し、連結子会社化。
  • 2024年3月M&A株式会社リヴァンプを買収し、連結子会社化。
  • 2025年1月M&A株式会社ディアイティ(現フューチャーセキュアウェイブ株式会社)がサイバー・ソリューション株式会社を吸収合併。
  • 2025年2月M&Aフューチャーインベストメント株式会社がイノベーション・ラボラトリ株式会社を吸収合併。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 新卒想定年収引き上げ2026年度まで2026年度新卒採用にて想定年収を引き上げ
  • バリュー採用報酬引き上げ2024年開始のバリュー採用報酬を引き上げ(時期は明記なし)までバリュー採用の報酬体系を引き上げ

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    AIx経営改革の三位一体アプローチ

    経営戦略・業務改革・システム改革の3領域を見据え、最新ITとAIを活用して顧客のビジネス改革を実現する。顧客の未来価値向上を目指し、部分最適ではなく全体最適を考慮した解決策を提供する。

  2. 02

    中立ポジションによる顧客利益の最大化

    オープンシステムに特化し、ハードウェア・ソフトウェアベンダーに依存しない中立性を維持。既成概念や製品制約にとらわれず、顧客の利益最大化を図る社外CIO的立場を取る。

  3. 03

    一貫サービスと科学的システム再構築

    コンサルティングから開発・運用まで一貫して提供。旧来のブラックボックス化したシステムをFuture Formulaで科学的に分析・刷新し、リアルタイムデータ処理を可能とする自社製コンポーネントを提供する。

  4. 04

    AI駆動型生産性向上とグループシナジー

    自社の設計開発プロセスをAI駆動型に刷新し生産性を大幅向上。グループ各社の機能を掛け合わせた共同営業・提案で多面的に顧客を支援。知的財産活用、M&Aを含む戦略投資でビジネスモデルを進化させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,624人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は795万円で、9期前と比べて3.4%平均年齢は36.5歳、平均勤続年数は6.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月1,493
2017年12月1,847
2018年12月1,984
2019年12月82234.55.42,142
2020年12月80734.75.72,281
2021年12月79434.05.62,450
2022年12月73433.64.42,671
2023年12月79736.15.92,948
2024年12月79836.55.83,499420
2025年12月79536.56.03,624447

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率11.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率89.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社17(国内 16 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
その他961百万円
全社(共通)
本社/東京オフィス — 東京都品川区908百万円
ITコンサルティング&サービス事業、全社(共通)
フューチャーアーキテクト㈱ — 東京都品川区他339百万円
ITコンサルティング&サービス事業
その他10社148百万円
㈱リヴァンプ — 東京都港区他93百万円
ITコンサルティング&サービス事業
フューチャーアーティザン㈱ — 東京都府中市、品川区45百万円
ITコンサルティング&サービス事業
FutureOne㈱ — 東京都品川区他38百万円
ITコンサルティング&サービス事業
大阪オフィス — 大阪市中央区14百万円
全社(共通)
主な関係会社
  • 国内
    フューチャーアーキテクト株式会社
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社リヴァンプ
    東京都港区
    議決権100.0%
  • 国内
    フューチャーインスペース株式会社
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    FutureOne株式会社
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    フューチャーアーティザン株式会社
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    フューチャーセキュアウェイブ株式会社
    東京都江東区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社YOCABITO
    岐阜県岐阜市
    議決権100.0%
  • 国内
    東京カレンダー株式会社
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    ライブリッツ株式会社
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社キュリオシティ
    東京都渋谷区
    議決権100.0%
  • 国内
    コードキャンプ株式会社
    東京都新宿区
    議決権100.0%
  • 国内
    ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社
    東京都品川区
    議決権100.0%
残りのグループ会社5社を開く
  • フューチャーインベストメント株式会社東京都品川区100%
  • RIパートナーズ有限責任事業組合東京都品川区100%
  • 株式会社ナインアワーズ東京都千代田区45%
  • ロジザード株式会社東京都中央区28%
  • Crossflo Systems, Inc.CALIFORNIA, U.S.A.33%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    2900490243ICTによるインクルージョンの実現に関する調査研究の請負
    総務省 · 2017-12-22
    716万円
  • 調達
    3000490306IoTを活用したスマートグラスの現状と将来像の在り方に関する調査研究
    総務省 · 2019-02-04
    450万円
  • 調達
    2900490291情報通信分野における国際的な研究開発の在り方に係る調査研究の請負(再度公告)
    総務省 · 2018-01-18
    296万円
  • 調達
    2900490267「高度自然言語処理プラットフォーム」の社会実装に係る社会的課題・ニーズ等の調査請負
    総務省 · 2018-01-10
    218万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は760億円営業利益162億円前期と比べると増収増益で、売上が+8.7%、利益が+10.2%。

売上高
+8.7%
760億円
営業利益
+10.2%
162億円
純利益
+13.6%
117億円
営業利益率
21.3%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高806億円760億円
営業利益175億円162億円
純利益118億円117億円
1株あたり配当¥24¥24

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は383億円、営業利益は74億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+7.6%、営業利益は+4.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q1403222.922
2023年2Q1433121.721
2023年3Q1594125.828
2023年4Q15121
2024年1Q1503422.722
2024年2Q1803519.427
2024年4Q3697821.154
2025年2Q3567119.946
2025年4Q4049122.571
2026年2Q3837419.352

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は234億円から760億円へ3.2倍に増えた。直近期の営業利益率は21.3%。売上は5期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月2342112
連結子会社の株式会社ABMを吸収合併。
2013年12月3003520
2014年12月3444322
コードキャンプ株式会社に資本参加し、連結子会社化。
2015年12月3534827
ITコンサルティング事業を新設するフューチャーアーキテクト株式会社に承継させる新設分割を行い、持株会社制に移行。商号をフューチャー株式会社に変更。
2016年12月3373622
株式会社ワールドと株式会社FASTECH&SOLUTIONSを設立(持分法適用会社)。
2017年12月3634837
東京カレンダー株式会社がマッチアラーム株式会社を吸収合併。
2018年12月4026141
株式会社ディアイティ(現フューチャーセキュアウェイブ株式会社)の株式を追加取得し、完全子会社化。
2019年12月4546746
ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社を新規設立。
2020年12月4435438
コードキャンプ株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化。
2021年12月4879364
ネイロ株式会社を買収し、連結子会社化。
2022年12月53712692
株式会社キュリオシティを買収し、連結子会社化。
2023年12月59314192
株式会社リヴァンプを買収し、連結子会社化。
2024年12月69914715021.0103
株式会社ディアイティ(現フューチャーセキュアウェイブ株式会社)がサイバー・ソリューション株式会社を吸収合併。
2025年12月76016216721.3117

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高760億円のうち、営業利益として残るのは162億円21.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は117億円、売上の15.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金51.3%390億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.4%208億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益21.3%162億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
48.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+12.9pt
21.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+8.8pt
15.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.8pt
19.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
12.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
17.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが87億円、投資CFが−14億円で、差し引きのフリーCFは73億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は328億円で、売上の5.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月7−12−9−542
2013年12月34−912569
2014年12月31−7−72486
2015年12月29−7−92298
2016年12月330−1233118
2017年12月25−35−12−1095
2018年12月80−12−2368139
2019年12月50−19−2131149
2020年12月45−7−2738160
2021年12月96−17−2579214
2022年12月102−10−3092276
2023年12月76−30−3946282
2024年12月107−204138−97324
2025年12月87−14−6973328

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は975億円。このうち返さなくてよい自己資本が628億円で、自己資本比率は64.4%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1481183078.5
2013年12月1921306267.1
2014年12月2171457265.8
2015年12月2281636570.6
2016年12月2311735875.0
2017年12月3252458073.8
2018年12月3722819175.2
2019年12月3903038777.6
2020年12月49838211676.6
2021年12月54541812776.7
2022年12月58044813277.3
2023年12月66051414677.8
2024年12月92055536660.3
2025年12月97562834764.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
328億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
560億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
5億円
在庫として抱えている分
負債合計
347億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中89位あたり、逆に低いのは配当利回り605社中410位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
19.8%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
21.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
64.4%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
8.7%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,447で、1年前と比べて+14.9%過去52週の値幅のなかでは98%の位置にある。

¥2,447+0.0%1ヶ月+0.0%1年+14.9%時価総額2,333億円
過去52週の値幅
安値¥1,429高値¥2,472

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.6倍
PER (会社予想)18.4倍
PBR3.27倍
配当利回り0.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で+60.4%急騰、株価2368円は25日線を+31.0%上回る。52週高値2448円に迫る(-3.3%)。7/13以降出来高が急増し、連日高値を更新。25日線・75日線・200日線を大きく上回り、中期上昇トレンドが加速。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは16.37倍と業界平均29.6倍を大幅に下回り割安水準。PBRは3.02倍で業界平均3.44倍を下回る。ROEは19.8%と高収益で、配当利回りは2.14%と業界平均1.24%を上回る。割安だが配当性向49.2%とやや高めで、今後の増配余地は限定的かもしれない。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.6倍47.9倍
PER (予想)18.4倍
PBR3.27倍2.96倍
ROE19.8%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高収益かつ成長を続ける独立系ITコンサルだが、業界全体の人手不足や競争激化、今後の成長鈍化リスクが投資家の争点。強気派は高い営業利益率と安定した受注を評価し、弱気派はITバブルの反動や人材確保の難しさを懸念する。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質が継続

    営業利益率21%超、ROE19.8%と収益性が高い。

  • DX需要で成長期待

    売上高が533億→699億と増加、予想も760億。

  • 財務安定性

    自己資本比率が高く、無借金経営が継続。

  • 営業増益と高利益率維持FY2025影響

    FY2024営業利益147億→FY2025予想162億円、利益率21%

  • PER16.4倍と割安水準現在影響

    PER16.4倍は利益成長に比して低く割安

  • ROE19.8%と資本効率良好継続影響

    ROE20%近くは効率的な経営を示す

  • 外国人保有16.8%と需給安心感継続影響

    外国人保有比率高く、安定株主として機能

マイナスに働く材料7
  • IT人材不足のリスク

    業界全体でエンジニア獲得競争が激化、採用難。

  • 競争激化で価格圧力

    多くの独立系IT企業が参入、価格競争にさらされやすい。

  • 成長減速の兆候

    売上高成長率が鈍化トレンドに転じる可能性。

  • 純利益成長率の鈍化FY2025影響

    FY2024純利益103億→FY2025予想117億、増加率13.6%と前年比低下

  • 配当利回り2.14%は魅力度低い継続影響

    配当利回り2.14%は市場平均並みで特別な魅力なし

  • 人件費上昇による利益圧迫継続影響

    IT業界の人材不足・賃上げで21%の利益率維持困難

  • IT投資抑制リスク景気次第影響

    景気後退で企業IT支出削減、売上成長鈍化

次の決算で確かめる点
受注高・受注残高
将来の売上高を占う先行指標。
営業利益率
高収益維持の確認、人件費上昇の影響度。
従業員数推移
成長投資と人材確保のバランスを示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり24で、前期から+9.5%いまの株価に対する利回りは0.98%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥24
1株あたり
配当利回り
0.98%
いまの株価に対して
配当性向
49.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月13619.0
2017年12月134.053.4
2018年12月1623.146.6
2019年12月2021.932.1
2020年12月202.642.8
2021年12月2627.560.9
2022年12月3745.163.4
2023年12月408.134.6
2024年12月425.056.3
2025年12月469.549.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥24

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,823人。区分でいちばん多いのは事業法人36.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.2%を占め、残る49.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人36.136.136.236.136.236.3
個人・その他33.134.033.332.631.731.3
外国法人15.916.714.515.315.016.8
金融機関13.411.015.114.215.613.8
自己株式7.27.17.17.17.07.0
証券会社1.42.20.91.71.41.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01合同会社キーウェスト・ネットワーク31.67
02金丸 恭文11.66
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.64
04SGホールディングス株式会社4.20
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.39
06野村信託銀行株式会社(投信口)1.54
07石橋 国人1.30
08フューチャー従業員持株会1.25
09モリヤマ ヒロシ1.22
10BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2 S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-05
    合同会社キーウェスト・ネットワーク
    新規の大量保有報告
    43.33%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+410%、1株純資産は14期で+174%。直近期のROEは19.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月2625910.113.365.3
2013年12月4528916.512.340.3
2014年12月5032016.314.037.4
2015年12月6036117.313.336.6
2016年12月4938713.214.7619.0
2017年12月4226818.114.653.4
2018年12月4631315.716.246.6
2019年12月5133915.617.832.1
2020年12月4343111.120.642.8
2021年12月7247215.924.460.9
2022年12月10450621.315.863.4
2023年12月10458019.216.934.6
2024年12月11662619.315.956.3
2025年12月13270819.815.049.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額270百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
金丸恭文代表取締役 会長兼社長7211,117,000
石橋国人取締役 副社長651,236,000
谷口友彦取締役5010,000
齋藤洋平取締役4932,000
神宮由紀取締役5531,000
山岡浩巳取締役635,000
市原令之取締役(監査等委員)常勤監査等委員70
川本明取締役(監査等委員)68
榊原美紀取締役(監査等委員)58
竹内明日香取締役(監査等委員)53
西浦由希子取締役(監査等委員)44
盛岡美菜取締役46

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61922021235
社外取締役5585812

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,344字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、持株会社制を導入しており、2025年12月31日現在、当社、連結子会社20社及び持分法適用関連会社4社で構成されております。 当社は、持株会社として、グループ成長戦略の策定、グループ各社の経営のモニタリング及びグループ各社に専門サービスの提供を行っております。 当社グループの各事業の内容及び当該事業における主要な関係会社の位置付けは次のとおりであります。 (ITコンサルティング&サービス事業) 顧客の抱える経営上の問題を経営者の視点で共有し、顧客のビジネスを本質から理解したうえで、実践的な高い技術力により先進ITを駆使した情報システムを構築することで、問題を解決していく事業。 会社名   業務内容 フューチャーアーキテクト株式会社(子会社)   最先端のITを駆使し、中立・独立の立場からITコンサルティングサービスの提供 株式会社リヴァンプ(子会社)   経営実務の支援及びマーケティング・クリエイティブ業務の提供、DX支援、企業投資 フューチャーインスペース株式会社(子会社)   主にフューチャーアーキテクト株式会社の構築したプロジェクトの追加開発、保守及び運用サービス FutureOne株式会社(子会社)   販売管理、生産管理、会計等の基幹業務パッケージソフトの開発、販売及び保守、並びにクラウドサービスの提供 フューチャーアーティザン株式会社(子会社)   主に製造業の顧客に対して、品質情報統合解析ソリューション等のITコンサルティングサービスの提供 フューチャーセキュアウェイブ株式会社(子会社)   セキュリティのコンサルティング及びフォレンジックサービスネットワークの運用やセキュリティのための製品の販売 ロジザード株式会社(関連会社)   クラウド物流在庫管理ソフトウエア(WMS)の開発、販売、サポート (ビジネスイノベーション事業) IT技術を利用してオリジナルサービスを提供し、ビジネスのイノベーションを創出する事業。 会社名   業務内容 株式会社YOCABITO(子会社)   インターネットによるスポーツ・アウトドア・フィットネス用品の販売 東京カレンダー株式会社(子会社)   雑誌「東京カレンダー」の制作、ウェブサイト・スマホアプリによる情報提供、レストラン予約等のサービスの提供 ライブリッツ株式会社(子会社)   スポーツ・エンタテイメント関連のソフトウエア開発、及びウェブサービスの運営 株式会社キュリオシティ(子会社)   商業デザイン・工業デザインの企画及び制作、新商品開発の企画・デザイン及び制作 また、ハンドボールチームの運営事業、有価証券投資・保有・運用事業等、上記2つの事業に含まれない事業を行っている関係会社の中で主な会社は以下のとおりであります。 ・主な関係会社 ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社(子会社) フューチャーインベストメント株式会社(子会社) なお、当社は、特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。
経営方針・対処すべき課題4,579字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針及び経営戦略 当社グループは、「経営とAIをデザインする」という経営戦略のもと、自らの業務プロセスに最先端のAIを深く統合し、生産性の劇的な向上と自己変革を加速させています。自ら体現した「AIによる圧倒的な付加価値」の還元によりビジネスや地域経済の本質的な課題を解決し、未来価値を最大化することが当社グループのミッションです。この基本方針をもとに、これまで培ってきたITに関する知見やノウハウにAIを組み合わせたオリジナルサービスを提供することで事業の拡大に取り組んでおります。 また、以下の経営理念を制定することで、当社グループの基本方針を全社員で共有し、理解に努めております。 <経営理念> ■ 科学・技術を愛し、経営変革・社会変革に貢献する。また、自らも変革し続ける。 ■ 「足りていないこと」に恐れず、ひるまず、自らの創意工夫と情熱で不可能に挑戦する。 ■ 向上心を持ち続け、個人力を不断の研鑽で高めることを大切にするとともに、個人の力の限界を知り、 仲間の力を有機的に結合し、より大きな課題を解決する。 ■ 実力主義、成果主義ではあるが、礼節とTPOをわきまえ、温かでユーモアのある組織運営をする。 ■ 楽しい時に驕らず、苦しい時に希望を忘れない。 ■ 歴史に学び、相互理解に努め、国際交流・協調する。 各セグメントの基本方針・経営戦略は以下のとおりです。 〔ITコンサルティング&サービス事業〕 ① 「三位一体」の視点 単なるITによる目先の機能実現を目指すのではなく、経営戦略・業務改革・システム改革の3領域を見据えながら、最新のITを活用することによって、顧客のビジネスの改革の実現に貢献することを目指しています。そのために、現在だけでなく未来も見据えて、更に部分だけでなく全体の最適を考慮した解決策を顧客に提供することに努めています。 ② 「中立」のポジション オープンシステムに特化することで、ハードウエアベンダーやソフトウエアベンダーに依存しない中立の立場を保持し、既成概念や製品の制約にとらわれることのない最適化を追求しています。それにより、常に顧客の隣に座る社外CIOのような立場から顧客の利益の最大化を図ります。 ③ 上流・下流の区別のない一貫したサービスの提供 コンサルティングフェーズからシステムの設計、アプリケーションソフトウエア開発、ハードウエア・ソフトウエアプロダクトの選定・調達、システムの導入、保守・運用フェーズまで一貫したサービスを提供し、コンサルティングの結果を概念の提示で終わらせることなく、それをシステムの形に具体化し、顧客の実利用に供し、業務上の成果としての実感につなげることにより、顧客の未来価値の増大に努めています。 ④ 科学的なシステム構造解析によるグランドデザイン、リアルタイムなデータ処理を可能とするコンポーネント 多くの企業で旧来のITシステムがブラックボックス化し、仕様書・マニュアルが存在しないために、システムの改善が困難であることから、ビジネスの変化に対応できないばかりか、現状維持のための運用コストも高止まりしている事例が見られると言われています。これに対し、既存の大規模システムを科学的に分析する手法(Future Formula)を用いて刷新・再構築し、同時に自社製コンポーネントをもとに、単品ごとの売上・損益情報などのリアルタイムな処理を可能にするITシステムの提供を行っており、今後とも、高品質かつ高スピードなサービス提供により、顧客の業務革新をサポートしてまいります。 〔ビジネスイノベーション事業〕 当社グループが今まで培ってきたITの知見・ノウハウ等を利用し、ウェブ関連企業が持つサービス運営ノウハウや出版・メディア企業が持つコンテンツ制作力とも融合しながら、革新的なビジネスやオリジナルサービスを提供することにより、イノベーションの創出を目指してまいります。 (2) 経営環境及び会社の対処すべき課題 当社グループは、科学・技術を大切にし、企業の経営変革と社会変革に貢献することを企業理念に掲げ、お客様の未来価値を最大化するとともに、自らも新しい価値を創造することをミッションとしております。そのために、健全な利益と成長を実現し、企業価値を持続的に向上させることと社会貢献の両立が重要と考えております。 中長期的な事業環境においては、生成AIを始めとしたAI及びロボティクスの進展により業種・業界の事業環境を根底から覆すような変化が起こる可能性があります。こうした中、企業のDX投資のあり方も変革が求められると考えられます。 当社グループとしましては、AIによる顧客の抜本的な経営改革を支援することに加え、グループ各社の機能を掛け合わせた共同での営業や提案などグループシナジーを発揮しながら多面的、積極的に顧客を支援することで、一層高い支持が得られるよう努めてまいります。また、自社の設計開発プロセスをAI駆動型に刷新するなど、AIの徹底的な活用を通じて、自社の生産性の大幅な向上に取り組んでまいります。加えて、グループとしての知的財産の有効活用や、M&Aも含めた機動的な戦略投資を行うことで、ビジネスモデルの進化を図り、次期以降の更なる成長につなげるとともに、継続的な人材採用、教育、研究開発への投資といった将来の成長に資する事業基盤の整備を進めてまいります。 人材採用については、2026年度新卒採用にて想定年収を引き上げるほか、2024年より開始しているバリュー採用(新卒であっても高度ITスキル・ビジネス知識を持つ人材に対しては能力に応じた報酬を提供)の報酬体系も引き上げるなど採用競争力強化に努めています。また、社会人ドクター支援制度「Future PhD Support Program」の導入により社員の博士号取得を支援し、AIなどの先端領域で働きながら研究・修学できる環境を提供し、最先端の技術知識を備えた人材育成を加速させるとともに、採用市場での魅力向上にもつなげていきます。 併せて、グループ内のコミュニケーション強化、品質管理精度の更なる向上等、グループガバナンスの強化を実施してまいります。 (3) 課題解決に向けた取組み ① 明確な経営方針に基づくグループ全体としての成長の実現 当社グループは、ITコンサルティング&サービス事業とビジネスイノベーション事業の2way戦略でテクノロジーをベースとしたビジネスを展開しております。ITコンサルティング&サービス事業において蓄積してきたテクノロジーやノウハウをグループ全体の競争力の源泉としながら、ビジネスイノベーション事業で、新規事業も含めた事業の拡大を図り、両事業による深化と探索を通じてグループの持続的成長を図ってまいります。 このため、ITを通じて経営改革を推進する企業のグループシナジーを発現させながら支援するとともに、知的財産の有効活用、アントレプレナーシップを発揮した新規事業への挑戦、機動的な戦略投資によりビジネスモデルを進化させてまいります。 また、人材の採用及び育成、研究開発といった将来の成長に資する事業基盤整備を進め、併せて、グループ内のコミュニケーション強化、品質管理精度の更なる向上等、グループガバナンスの強化を実施してまいります。 ITコンサルティング&サービス事業においては、AIをはじめとするテクノロジーの活用を前提に顧客と経営改革を実行する中長期的なパートナーシップを構築し、顧客の未来価値の継続的な向上を図ってまいります。これに加え、当社知財によるソリューションを、知見を蓄積してきた業界へ展開いたします。更に、グループシナジーを発揮し、ITの戦略的活用を通じて多様化する企業ニーズへの価値提供力を高め、企業の経営変革へ貢献することを目指します。 ビジネスイノベーション事業は、各社の様々な取組みのもとで全体として黒字基調に転じています。今後とも各種改革を実行するとともにグループ各社間のシナジー創出を加速させ、継続的な成長を図ってまいります。 ② プロジェクト品質管理の高度化 当社グループでは従来より、プロジェクト品質管理について積極的に取り組んでまいりましたが、過去の高難度案件、低採算案件から得られた知見と教訓をもとに、リスクの早期検知、プロジェクト状況の可視化、フェーズごとのレビュー運営、適材適所のアサイン、稼働判定プロセスの厳格化といった品質管理のプロセスを一層強固なものとし、引き続きプロジェクト品質管理の高度化を推進してまいります。 ③ プロフェッショナルとしての人材確保・育成 当社グループの企業価値向上にあたって人材は必要不可欠です。動画による企業紹介や、オウンドメディアでのカルチャーの発信等を充実させる取組みのほか、新卒採用において、学生時代に培った経験・スキルに応じた「バリュー採用」による、想定年収をアップした新たな報酬体系を採用しております。また、採用情報の発信強化など様々な取組みを行うことで、グループで質の高い人材を採用してまいります。更に、新人研修・FutureSchool等の育成プログラムや、評価制度改定に伴う報酬見直し等の社内制度を充実させることで、人材育成に向けたサポート体制を強化しております。加えて、グループ各社での事業開発、経営ポストへの任命といった、グループ内の積極的な人材交流による、全体の活性化、底上げを行ってまいります。 ④ 内部統制の強化 当社グループでは、企業価値向上の観点から、強固な内部統制体制の構築・運用を重要課題と認識しております。このため、当社の行動規範であるFutureWayを社員全員が共有するとともに、ビジネスコンダクトガイドラインを定め、併せて、コンプライアンス教育の実施等を通じて管理体制強化に取り組んでまいります。 ⑤ 新たな価値実現への貢献 当社グループでは、働き方の変化やESG・SDGs等の社会的要請を強く意識し、時代をリードする企業グループであり続けられるよう、これらの課題に積極的に取り組んでまいります。持続可能性の観点からも最適なITインフラのデザインや、効率的なソースコードの作成、更にAI、IoT、ロボティクス等を活用した効率化・省資源化に資するソリューションの提供などを通じて、経済社会の環境負荷を低減させます。併せて、省エネや機器のリサイクルなどを通して自らの事業活動の省資源化を進めます。ESGに関する重点分野は「マテリアリティ(重要課題)」として明記します。 当社における「マテリアリティ(重要課題)」は当社ホームページ(以下リンク)をご覧ください。 ( https://www.future.co.jp/sustainability/PDF/materiality.pdf )
事業等のリスク6,025字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある主な事項を以下に記載しています。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しています。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努めております。 なお、文中における将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確定な要素を含んでおります。また、本記載は、発生し得る全てのリスクを網羅したものではなく、当社グループの事業その他に関するリスクは本記載に限られるものではありません。 (1) 経済情勢と事業環境 ITコンサルティング&サービス事業では、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載したとおり、最新のITを活用して顧客の未来価値を高めることを経営戦略として複数の業界の顧客と長期的なパートナー関係を構築することで、特定の業界の市況に左右されない顧客構成とし、当社グループの業績の安定性を図っております。しかしながら、今後の国内外の景気動向、外国為替相場及び税制の変更等の外部環境により企業全体のITへの投資金額が急激に減少する場合等には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ビジネスイノベーション事業では、景気動向、価格競争の激化、異常気象及び風評被害等の外的要因により、インターネットによるスポーツ・アウトドア用品のネット販売や雑誌・インターネットでの広告売上等が減少し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 技術革新への対応及び研究開発活動 当社グループでは、後記の「6 研究開発活動」に記載のとおり、専門の部署を設置して、顧客ビジネスにイノベーションをもたらす最先端技術の研究開発に力を入れております。特に近年では、AI、IoT、ビッグデータといった最先端の技術に関し、グローバルな規模で研究開発競争や実際のビジネスへの適用が盛んに行われており、当社グループでも、積極的な取組みを行っております。しかし、これらの技術革新への対応や研究開発活動が不調に終わる場合は、当社グループの優位性に影響を及ぼし、業績に影響を与える可能性があります。 (3) 人材の確保及び育成 当社グループの事業の発展にとって、優秀な人材の確保やその後の育成が最も重要であると認識しており、そのために様々な採用活動を展開するほか、プロフェッショナルな人材を育てる研修や教育にも注力し、当連結会計年度において、採用費として1,325百万円、研修費として781百万円をそれぞれ計上しています。今後も人材の確保及び育成を重視していく方針ですが、これが不調に終わった場合には、当社グループの成長性が阻害される可能性があります。また、人員の増加に伴い固定的な人件費等も増加する可能性があり、固定的費用の増加を上回る受注を獲得できない場合には当社グループの業績が悪化する可能性があります。 (4) パートナー会社との連携 当社グループは、自社の人材の確保及び育成に注力しておりますが、一方で、プロジェクトの各局面に応じてタイムリーに適切なパートナー会社を確保することも必要と考えております。そのため、パートナー会社との関係を強化し、柔軟に事業規模の拡大が図れるような仕組み作りに取り組んでおり、かつ当社グループの設計・開発手法やセキュリティ管理に関わる教育研修を受けていただくこと等により、品質や生産性が向上するよう努めております。 しかしながら、プロジェクトに対するパートナー会社の関与割合が高まった場合には、顧客の満足する品質水準に達するまでに、契約時点では予見不能な追加コストが発生する可能性や、当社グループの方針に同意するパートナーが集まらないことでプロジェクトが遅延する可能性があります。 (5) プロジェクトマネジメント 当社グループでは、プロジェクト・コントロール強化のために、品質管理の経験豊富な技術者によるプロジェクトレビュー体制やコアテクノロジー部門に所属する技術者によるアーキテクチャーレビュー体制を強化しています。また、自社開発したプロジェクト情報共有・可視化システムを利用して、プロジェクトの活動状況をリアルタイムで監視し、早期に問題を発見するとともに、プロジェクトにおける活動や成果物を全てデータベース化し、プロジェクト進捗のモニタリングと成果物の品質チェックを自動化する科学的なプロジェクト運営を推進しております。 以上のように、品質管理やプロジェクトマネジメントの強化を進めておりますが、予見できないトラブルの発生等により、当社グループのプロジェクトマネジメントがうまく機能せず、作業工数の増加、納品の遅延及び品質改善のための追加作業が起こった場合には、プロジェクトの採算が悪化し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 大規模プロジェクトへの対応 大規模プロジェクトに対しては経験豊富なプロジェクトリーダーを配置し、プロジェクトの重要な進捗段階毎で専門分野別のレビュー責任者から構成されるフェーズレビューを重点的に実施することで、問題点を早期に把握して対処するよう努めております。しかしながら、予見できないトラブルの発生や見積りと実際工数の差異による追加コストの発生及び仕様変更等を含む種々の要因による納期のリスケジュールが発生した場合に、中小規模のプロジェクトに比べて、期間の売上及び利益に大きな影響を与えると同時に、人員の追加投入により大きな機会損失が発生する可能性があります。 また、大規模プロジェクト終了時には多数のコンサルタントのアサイン変更が集中することから、タイムリーなアサイン変更ができない可能性もあり、その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 品質保証引当金・プロジェクト損失引当金 当社グループは、顧客の満足する品質水準を保証するという観点より、契約時ないし決算時には予見不能であった問題解決のための役務を無償で顧客に提供することがあります。そこで、売上計上後の追加原価の発生に備えるため、過去の実績に基づき算出した将来の原価発生見積額を引当計上する品質保証引当金を設定しております。また、進行中のプロジェクトのうち、損失が発生すると見込まれ、かつその金額を合理的に見積もることが可能な特定のプロジェクトについては、翌連結会計年度以降の損失見込額を引当計上するプロジェクト損失引当金を設定しております。状況によってはこの金額を超えて実際の損失が発生する可能性があり、その場合、当社グループの業績に影響を及ぼすことがあります。 (8) 特定顧客への依存 当社グループのITコンサルティング&サービス事業は、大型プロジェクトが社内外の人材投入のピークとなる開発フェーズに移行した場合等に、一時的に売上全体に占める特定顧客への売上高依存割合が高まる場合があります。当社グループは、顧客の業種やプロジェクトのフェーズが分散されるように留意し、既存顧客との関係を強化して継続的に受注を獲得するとともに、新規顧客の獲得にも注力しておりますが、特定顧客の経営状況の変化やIT投資の方針の変更が、当社グループの業績に影響を一時的に及ぼす可能性があります。 (9) 資産に対する先行投資 当社グループでは、経営情報の充実化・業務効率化等のため、自社利用目的のソフトウエア開発を行うことがあります。当該ソフトウエアは、業務効率化による将来の費用削減効果を期待して資産計上する場合がありますが、技術の潮流の変化や業務の大幅な変更等による急激な機能の陳腐化により減損対象となる可能性があります。 また、業種に特化したクラウド型又はテンプレート型のソフトウエア等、顧客へのサービス提供のためのソフトウエアの開発を行っており、これらのソフトウエア制作原価は、将来の受注獲得見込あるいは販売可能見込を合理的に見積もったうえで資産計上する場合がありますが、マーケット状況の急激な変化や技術トレンドの変化等により見込販売収益が著しく減少した場合には、減少部分を一時の費用又は損失として処理する可能性があります。 ビジネスイノベーション事業においては、インターネットによる販売を行っており、販売する商品を需要予測に基づき発注しております。しかしながら、実際の受注は天候や景気その他様々な要因に左右されるため、実際の受注が需要予測を上回った場合には販売機会を失うこととなり、また、需要予測を下回った場合には、過剰在庫が発生し、資金繰りへの影響や商品評価損が発生する可能性があります。また、当該事業では、デジタルコンテンツをあらかじめ自社で作成する場合がありますが、実際のウェブサービスへの申し込みや広告収入の獲得について、当初の見込みを下回った場合、制作原価を回収できない可能性があります。これらの場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 知的財産権 当社グループでは、システムの開発等に際しては、第三者の特許等の知的財産権を侵害することが無いように留意しております。また、当社グループの知的財産権を保護するために必要に応じて特許の出願等を行っています。 これらの施策にも関わらず、当社グループの製品やサービスが第三者の知的財産権を侵害した場合や、第三者が当社グループの知的財産権を侵害した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 情報セキュリティ 当社グループは、技術情報はもとより経営に関する情報まで、クライアントが保有する様々な機密情報の開示を受けます。そのため、当社グループは「情報管理」を経営の最重要事項と位置付け、セキュリティ委員会の設置等、当社グループ内の情報管理体制の強化、情報管理に対する社内啓発、教育、意識向上等の活動を推進する等、様々な角度から機密情報の漏洩防止策を採っています。また、個人情報については、当社グループの役職員やパートナー会社に対する啓蒙活動等を通じて個人情報の取扱いの重要性を周知徹底しています。連結子会社の一部では、プライバシーマークやISMS認証を取得しております。 このように、情報管理体制は万全を期しておりますが、コンピューターウイルス、外部からの不正な手段によるコンピューターネットワークへの不正侵入、役職員・パートナー会社の故意又は過誤等により、機密情報や個人情報が漏洩した場合やプログラムやデータの改ざん等が発生した場合には、顧客からの信頼を失い、訴訟や発注の停止等の処置を受ける場合もあります。その結果によっては、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。 (12) 戦略的な投資及びM&A 当社グループは、事業上の結びつきの強化、将来的な提携又は新規事業の開拓を視野に入れて有価証券への投資やM&Aを行う場合がありますが、投資先の事業の失敗等に伴い投資額相当の損失を被る可能性があります。更に、投資先企業の業績によっては、減損対象となることにより、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (13) 訴訟等 当社グループが事業を行っていくうえで顧客・取引先・投融資先等との間で訴訟又は訴訟に至らない損害賠償請求やクレーム等を受ける可能性があります。現在審理中の訴訟及び将来生じうる訴訟等に関する裁判所等の最終判断は、現時点では予測不可能でありますが、これらの内容及び結果によっては当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。また、損害賠償に加えて、弁護士等の費用や当該案件に関わる社内リソースの投入に係る費用が発生する可能性もあります。 更に、これらの訴訟等の結果にかかわらず、訴訟に関する批判的報道その他により、当社グループの信用・評判が下がり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 大規模災害や感染症の流行等による影響について 当社グループでは、普段より非常時への対応を行っておりますが、大規模な災害や感染症の流行等が発生した場合には、当社グループの従業員及び当社グループの事業所等やそのシステムに被害が及ぶ可能性があり、その復旧費用・事業中断による機会損失、プロジェクトの中止又は延期等により当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (15) インターネット上のショッピングモールへの出店について 当社グループのビジネスイノベーション事業において、インターネット上の複数の主要ショッピングモールに通信販売の店舗を出店しております。これらのショッピングモール運営会社の事業に不測の事態が生じること等により、ショッピングモールに出店できなくなったり、当該モール自体の人気が低下したりした場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16) ウェブサービス業界における競合について 当社グループのビジネスイノベーション事業はECビジネス等のウェブサービスを行っておりますが、ウェブサービスの業界においては、小規模ベンチャー企業・個人事業者でも容易に新規参入が可能である一方、国内の大企業が資金力を背景にウェブサービス業界に参入することや海外企業が新しいサービスを開始することも想定されることなど、今後も一層激しい競争が続くものと考えております。ウェブサービス業界における競合企業の動向によっては、当初グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (17) 新サービス・新規事業への取組みについて 当社グループのビジネスイノベーション事業においては、新サービス・新規事業を導入することにより、メディアやインターネットの領域におけるオリジナルサービスの提供の拡大に取り組んでまいります。これによりソフトウエア開発や広告宣伝費等の追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。また、これら新サービスや新規事業の進捗が見通しどおりに進まない場合、先行投資を回収できないこと等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (18) 法令や規制について 当社グループでは、コンプライアンス体制の整備を進め、国内外の法令、規制及び社内の規則を遵守することに取り組んでおります。このような取組みにも関わらず、当社グループにおいて法令違反が発生した場合に、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,530字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年3月25日)現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の連結業績は、 売上高   75,993   百万円   (前連結会計年度比   8.8%増) 営業利益   16,176   百万円   (前連結会計年度比   10.3%増) 経常利益   16,672   百万円   (前連結会計年度比   11.5%増) 親会社株主に帰属する当期純利益   11,712   百万円   (前連結会計年度比   13.5%増) となりました。 当連結会計年度における世界経済は、ウクライナ及び中東地域における地政学リスクの長期化に加え、米国トランプ政権による保護主義的な貿易政策や自国利益を優先した孤立主義的な対外政策が一段と鮮明になったことなどから、不確実性の高い状況が続いております。国内経済においては、物価上昇及び段階的な金利上昇、円安及び人手不足により原材料・人件費等のコストが増加しております。 こうした経済環境下でも、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)による業務改革、生産性の向上による深刻な人手不足への対応、国際情勢を踏まえたBCP(事業継続計画)の観点からの企業全体のサプライチェーンの見直し等、ITを通じた経営改革や業務改善の動きは引き続き旺盛であり、活発なIT投資が続いています。また、AI(生成AIを含む)を活用した新たなデジタルサービスの開発や業務効率化の動きも加速しています。 このような状況のもと、フューチャーアーキテクト株式会社は、金融機関向けクラウド型基幹系業務システム「次世代バンキングシステム」を、7月に第2行目(島根銀行)において安定稼働を開始させました。また、新規で3行(仙台銀行、きらやか銀行、東和銀行)の導入が決定し、設計を開始しております。(*) これに加えて、前連結会計年度第2四半期から損益を連結した株式会社リヴァンプの業績が、共同営業等によるシナジーの発現から成長しているほか、ITコンサルティング&サービス事業の各社が堅調に成長いたしました。 これらの結果、売上高、営業利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は前期比で増収増益となりました。 (*)2026年1月30日付当社プレスリリースのとおり、SBI新生銀行への「次世代バンキングシステム」の導入が決定いたしました。詳しくは、以下のプレスリリースをご確認ください。https://www.future.co.jp/press_room/PDF/PressRelease_JisedaiBankingSystem_260130.pdf 各セグメントの業績(売上高・営業利益)については以下のとおりとなります。 ① ITコンサルティング&サービス事業 フューチャーアーキテクト株式会社(フューチャー株式会社のテクノロジー部門を含む)では、政府が主導する医療DXに関連するシステム構築のプロジェクトのほか、小売業、食品卸、金融等様々な業界のDXに関する大規模プロジェクトが立ち上がり、順調に進捗しております。 当社の中長期的な成長に資する、知財を活用した案件については、「次世代バンキングシステム」の新規導入に加えて、金融機関向け融資支援システム「FutureBANK」についても、新規導入が進んだほか、生成AIを活用した生産性向上を実現する新機能を実装いたしました。また、アパレル向け基幹プラットフォームシステム「FutureApparel」導入の大型プロジェクトにおける開発フェーズも順調に進捗しております。これら知財の展開に加えて、当社がDX戦略パートナーとなる長期的な取引を見据えた顧客との新規取引を獲得し、複数のプロジェクトが立ち上がりました。これらの結果、売上高及び営業利益は前期比で増収増益となりました。 フューチャーインスペース株式会社は、定常的な保守運用サービスに加え、既存顧客のシステム基盤更改及びクラウド移行案件の開発が引き続き好調に推移したものの、大型の開発案件が終了した影響により、前期比で減収減益となりました。 FutureOne株式会社は、強みであるオリジナルのパッケージソフトウエア「InfiniOne」の販売において、鉄鋼業など業界特化型の営業展開による新規受注の拡大に加え、既存顧客への業務改善提案に伴うシステム開発案件の受注が拡大し、前期比で増収増益となりました。 フューチャーアーティザン株式会社は、PLM事業への本格参入による新規大型案件の獲得や、DXコンサルティング案件の価値訴求が売上に寄与し、前期比で増収となったものの、グループ間での事業移管の影響やソフトウエア償却負担の増加などから、営業利益は前期比で概ね横ばいとなりました。 フューチャーセキュアウェイブ株式会社は、ビジネスモデルの変革に伴い通信機器やセキュリティ関連商材の新規販売が減少したものの、新規のセキュリティサービス案件の受注が増加したことなどから、前期比で増収増益となりました。 株式会社リヴァンプは、様々な企業の経営実務を支援する経営マーケティング事業、基幹システム刷新や全社構造改革コンサルティングを行うDX事業がともに計画を上回りました。加えて、経営マーケティング事業において、支援先の企業価値向上に伴う成功報酬売上を計上しました。同社は、前連結会計年度第2四半期から新規に損益を連結しております。当連結会計年度より業績が通期寄与するほか、フューチャーアーキテクトとの共同営業の推進によるグループシナジーを発現し、新規案件を獲得したことなどから連結後の前年同期比で増収増益となりました。 この結果、本セグメントの売上高は67,515百万円(前期比10.9%増)、営業利益は16,381百万円(同12.7%増)となり、前期比で増収増益となりました。 ② ビジネスイノベーション事業 株式会社YOCABITOは、経営改革の施策実行に伴うナショナルブランドの販売品目絞り込み等から前期比で減収となったものの、粗利率の高いプライベートブランド商品の販売が好調だったことや固定費の削減などにより、前期比で営業損失は縮小しました。 東京カレンダー株式会社は、コンテンツ事業における広告売上や積極的なイベント開催による収益に加え、「東カレデート」等のネットサービスによる収益が好調に推移したことで前期比で増収増益となりました。 ライブリッツ株式会社は、アマチュア向け分析サービス「FastBall for Personal」での生成AIを活用したデータ分析レポートの提供や「デジタル野球教室」の開催など、スポーツ界でのDXを推進したものの、一部案件の品質向上にリソースを割いた結果、前期比で減収となりました。一方、販管費等のコストを適切にコントロールしたことで前期比で増益となりました。 株式会社キュリオシティは、腕時計・鞄など複数の海外ラグジュアリーブランドのストアデザインが完了したものの、前期に完了したジュエリーブランドの大型ストアデザインの反動減により前期比で減収減益となりました。 この結果、本セグメントの売上高は8,486百万円(前期比6.1%減)、営業利益は178百万円(同53.2%減)となり、前期比で減収減益となりました。 (注) 上記のセグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高又は振替高を調整前の金額で記載しております。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりです。 当連結会計年度の財政状態の分析は、以下のとおりです。 ① 資産 当連結会計年度末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ6,583百万円増加の57,370百万円、固定資産は1,140百万円減少の40,120百万円、総資産は5,442百万円増加の97,491百万円となりました。その主な要因は、のれんの減少(前連結会計年度末比△694百万円)及び顧客関連資産が減少(同△720百万円)した一方で、当社ビルの増床及び改修により建物及び構築物が増加(同+1,376百万円)したことや、受取手形、売掛金及び契約資産が増加(同+6,498百万円)したこと等によるものです。 ② 負債 当連結会計年度末の流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,180百万円増加の17,054百万円、固定負債は3,003百万円減少の17,681百万円、負債合計は1,823百万円減少の34,736百万円となりました。その主な要因は、未払金が増加(前連結会計年度末比+806百万円)した一方で、返済により長期借入金が減少(同△2,856百万円)したこと等によるものです。 ③ 純資産 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ7,265百万円増加し、62,755百万円となりました。その主な要因は、保有株式の売却によりその他有価証券評価差額金が減少(前連結会計年度末比△635百万円)した一方で、利益剰余金が増加(同+7,811百万円)したこと等によるものです。 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等は以下のとおりです。 当社グループでは、企業価値の持続的な向上のためには、事業の「稼ぐ力」の指標である営業利益に最も注目し、加えて、売上高営業利益率の上昇を目標としております。 具体的には、他社との差異化を図り、成長を維持するために必要な「研究開発」、「教育・研修」及び「採用」などの戦略的投資項目には重点的に経営資源を配分しつつ、ITコンサルティング&サービス事業に関しては、売上高営業利益率20%以上を目指すとともに、ビジネスイノベーション事業に関しては、売上高営業利益率10%以上を目指すこととしています。 当連結会計年度においては、連結の営業利益は+16,176百万円となり、前期比で10.3%増加しました。売上高営業利益率は、ITコンサルティング&サービス事業で24.3%(前期は23.9%)となり、ビジネスイノベーション事業は2.1%(前期は4.2%)となりました。連結の営業利益率は、21.3%となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況の分析・検討並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益17,259百万円の計上や減価償却費2,395百万円及びのれん償却額1,024百万円による資金留保等から法人税等の支払額5,936百万円等を差し引き、営業活動によるキャッシュ・フローは全体で8,664百万円の収入(前連結会計年度は10,683百万円の収入)となりました。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資有価証券の売却による収入1,125百万円があった一方、有形固定資産の取得による支出1,648百万円があったこと等から、投資活動によるキャッシュ・フローは全体で1,391百万円の支出(前連結会計年度は20,406百万円の支出)となりました。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 配当金の支払額3,900百万円や長期借入金の返済による支出2,856百万円があったこと等により、財務活動によるキャッシュ・フローは、6,885百万円の支出(前連結会計年度は13,812百万円の収入)となりました。 ④ 現金及び現金同等物の期末残高 これら営業活動、投資活動、財務活動による現金及び現金同等物の増加額は425百万円となり、現金及び現金同等物の期末残高は32,800百万円となりました。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、以下のとおりです。 ① 資金需要 当社グループの運転資金需要は、主に従業員の給料や賞与やパートナー会社への外注費であり、その他に採用費や研修費など人材獲得や教育に関する費用、オフィスの賃貸料及び一般管理費等があります。また、投資資金需要としては、M&Aに必要な資金、販売目的や自社利用のためのソフトウエアの制作のための資金及びAI等の最先端技術の研究開発のための資金があります。 ② 財務政策 当社グループにおきましては、①の運転資金や投資資金の需要に対して、安定した営業キャッシュ・フローを反映した自己資金でまかなうことを原則としています。将来的にM&A等により大型の投資資金が必要となった場合は、財務健全性を考慮しながら借入を行うことも検討してまいります。 (3) 生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前期比(%) ITコンサルティング&サービス事業(百万円)   32,949   +10.9 ビジネスイノベーション事業(百万円)   4,934   △15.8 その他(百万円)   711   +19.7 合計(百万円)   38,594   +6.7 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は、ITコンサルティング&サービス事業については原価及びハードウエア等調達品の仕入価格、ビジネスイノベーション事業については原価及び商品仕入価格によっております。 ② 受注実績 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日) 受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) ITコンサルティング&サービス事業   69,682   +14.4   17,738   +5.6 ビジネスイノベーション事業   5,201   +21.8   1,210   +34.5 合計   74,883   +14.8   18,949   +7.0 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.受注高には為替レート変動に伴う金額調整分を含めております。 ③ 販売実績 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前期比(%) ITコンサルティング&サービス事業(百万円)   67,445   +10.9 ビジネスイノベーション事業(百万円)   8,341   △6.2 その他(百万円)   206   +11.4 合計(百万円)   75,993   +8.8 (注) 金額は、セグメント間の内部売上高又は振替高を除いた外部顧客に対する売上高によっております。 (4) 重要な会計方針及び見積り 当社の連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に準拠して作成しています。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、特に重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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