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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

SHIFT

3697 · Prime · 情報・通信業

ソフトウェアテストのアウトソーシングで急成長。独自の標準化手法「CAT」で高品質なテストサービスを提供し、開発支援やセキュリティ診断にも領域拡大。

概要

SHIFTは、ソフトウェアテストと品質保証(QA)を専門とするITサービス企業である。2005年に製造業向けコンサルティング会社として創業し、2009年にソフトウェアテスト事業を開始。独自開発のテスト支援ツール「CAT」と適性検定「CAT検定」により、標準化された高品質なテストサービスを提供する。2025年8月期の連結売上高は1,298億円、営業利益156億円、従業員数は11,688名。東京証券取引所プライム市場に上場する。

テスト工程の標準化で市場を開拓したビジネスモデル

SHIFTの事業の芯は、これまで属人的だったソフトウェアのテスト工程を標準化・効率化することにある。テスト実行には独自開発の「CAT検定」で適性を評価した人材を配置し、テスト支援ツール「CAT」で進捗を可視化する。これにより、ソフトウェア開発経験の有無を問わず高品質なテストを提供できる。単なる人材派遣ではなく、方法論とツールを組み合わせたサービスとして提供している点が特徴である。

売上高を3期で1.5倍に拡大した成長軌道

SHIFTの売上高は急成長を続けている。2022年8月期の649億円から2023年8月期880億円、2024年8月期1,106億円、2025年8月期1,298億円と3期で約2倍となった。営業利益も同期間で50億円から156億円へ3倍以上に増加し、営業利益率は12.0%に達する。EBITDAは188億円と、将来の成長投資の源泉となる現金創出力も高まっている。

38の子会社と3セグメントで構成されるグループ体制

2025年8月時点で、SHIFTは連結子会社38社と持分法適用関連会社1社で構成される。事業は3セグメントに分かれる。ソフトウェアテスト関連サービス(売上843億円)が主力で、テスト・品質保証、コンサルティング、カスタマーサポート、セキュリティを含む。ソフトウェア開発関連サービス(401億円)はシステム開発やデータ分析など、その他近接サービスはWeb制作やM&A支援など多岐にわたる。

約5.5兆円の国内テスト市場を対象とした成長戦略

SHIFTは国内のソフトウェアテスト市場規模を約5.5兆円と推定し、そのうちアウトソース比率が低いエンタープライズ系に強みを持つ。上場以来、M&Aによる子会社化を積極的に行い、テスト以外の領域にも事業を拡大してきた。2025年には売上高3,000億円を目指す中期計画「SHIFT3000」を策定し、営業力強化・採用力向上・サービス拡充・PMIの4軸で成長を加速する方針を掲げる。

業界の中での役割はソフトウェアテスト・品質保証サービスの専門企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,298億円
営業利益
156億円
営業利益率
12.0%
純利益
89億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/8
事業売上構成比利益利益率
ソフトウェア テスト関連 サービス834億円64.3%215億円25.8%
ソフトウェア 開発関連 サービス371億円28.6%26億円7.0%
その他近接 サービス93億円7.2%7億円7.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ソフトウェアテスト関連サービス主力

ソフトウェアのテスト・品質保証を専門に提供。独自開発のテスト支援ツール「CAT」と適性検定「CAT検定」により、高品質かつ効率的なテスト実行を実現。コンサルティング、PMO、カスタマーサポート、セキュリティ診断も含む。

主な製品・サービス2
CAT
統合テスト支援環境。テスト設計支援ツールTDと実行支援ツールTCMで構成。進捗の可視化や問題工程の早期発見を可能にする。
CAT検定
ソフトウェアテスト適性を評価する独自の検定試験。管理者、設計者、実行者、ソーシャルゲームテスターの4区分。

02ソフトウェア開発関連サービス準主力

システム開発、性能改善、IT戦略策定、企画設計、エンジニアマッチング、データ分析など、ソフトウェア開発プロセス全般を支援。グループ会社を通じて幅広い技術領域をカバー。

03その他近接サービス副次

Web企画制作、マーケティング、キッティング、クラウドサービス、ローカライズ、M&A/PMI、バイリンガル人材紹介など、ソフトウェア開発と隣接する分野で異なるビジネスモデルのサービスを提供。

製品と技術

テスト設計・実行を統合支援する「CAT」

CATはSHIFTが独自に開発した統合テスト支援環境である。テスト設計を支援するツール「TD」とテスト実行を支援する「TCM」で構成され、進捗の可視化や問題工程の早期発見を可能にする。このシステムは、製造業向けコンサルティングで培った「効率化」「可視化」「再現可能性」の手法をソフトウェアテストに応用したものであり、属人性を排除し生産性を高める役割を果たす。

4区分で適性を測る「CAT検定」

CAT検定は、ソフトウェアテストの適性を評価する独自の検定試験である。管理者、設計者、実行者、ソーシャルゲームテスターの4区分で構成され、ソフトウェア開発経験の有無に関わらず本質的な適性を判定できる。SHIFTはこの検定を採用プロセスに組み込み、IT未経験者でもテスト業務に適した人材を確保することを可能にしている。

テストから開発・セキュリティまで広がるサービス群

SHIFTはテスト関連サービスにとどまらず、システム開発、性能改善、IT戦略策定、データ分析、セキュリティ診断、カスタマーサポートなど、ソフトウェア開発プロセス全般をカバーする。グループ会社ごとに専門性を持ち、顧客のニーズに応じてクロスセルを展開する。特にエンタープライズ向けでは、高度な業務知識が必要とされるため、SHIFTはコンサルティングから実装まで一貫して支援する体制をとる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

急成長ソフトウェア企業、収益改善中

SHIFTは情報・通信業に属し、主にソフトウェアテストやQA(品質保証)サービスを提供する企業です。売上高は880億円(2023年8月期)から1298億円(2025年8月期予想)と急成長しており、営業利益率も9.49%(2024年8月期)から12.02%(2025年8月期)へ改善しています。同業のVRain Solutionやソラコムが特定技術領域で競合する一方、SHIFTは大手企業向けテストサービスで国内首位級の地位を築いています。海外展開も進めており、内需依存度は低めです。

強み

  • 売上高が2年で約47%増加し、業界平均を上回る成長を達成。
  • 営業利益率が向上し、増収効果が収益に反映されつつある。
  • 多くの大手企業を顧客に持ち、安定した受注とリピート率の高さが強み。
  • 国内だけでなく海外にも事業を拡大し、成長市場を取り込んでいる。

課題

  • ソフトウェアテスト市場は参入障壁が低く、新興企業との競争が激しい。
  • 技術者への依存度が高く、採用・育成が成長のボトルネックとなる可能性。
  • 国内市場が成熟しつつあり、成長鈍化のリスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がSHIFT

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19418U-NEXT HOLDINGS3,111億円16.5倍
24373シンプレクス・ホールディングス2,840億円26.5倍
36457グローリー2,734億円16.8倍
49744メイテックグループホールディングス2,630億円17.3倍
59759NSD2,486億円17.0倍
63697SHIFT2,373億円27.6倍
74722フューチャー2,333億円17.6倍
84483JMDC2,202億円32.8倍
92175エス・エム・エス2,188億円
109746TKC2,152億円15.3倍
112317システナ1,916億円14.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

製造業コンサルティングからテスト事業へ転換した創業期

SHIFTは2005年9月、東京都渋谷区に資本金700万円で設立された。当初は製造業向けのコンサルティングサービスを提供していたが、2009年11月にソフトウェアテスト事業部を設立し、同事業に本格参入する。この転換がその後の成長の土台となった。

CAT検定のリリースと国内拠点・海外拠点の整備

2010年9月に札幌テストセンターを開設し、同年11月には独自のテスト適性検定「CAT検定」をリリースした。2011年に福岡テストセンター、2012年にシンガポール子会社を設立。2014年には本社を東京都港区麻布台に移転し、同年11月に東証マザーズへ上場した。この時期にテスト事業の基盤を固めた。

積極的なM&Aで事業領域を拡大した成長加速期

2015年以降、SHIFTはM&Aを積極的に推進する。2015年にSHIFT PLUS、2016年にSHIFT ASIA(ベトナム)、SHIFT SECURITYを設立。同年にはメソドロジック、ALHを買収。2018年から2020年にかけてAiritech、システムアイ、分析屋、ナディアなど多くの子会社を取得した。2019年には新株予約権で約52億円、2020年には海外募集で約98億円を調達し、資金力も強化した。

プライム市場移行と3,000億円目標への新段階

2019年10月に東証一部へ市場変更し、2022年4月の市場区分見直しでプライム市場へ移行した。2022年以降もM&Aを継続し、DeMiA、クロノス、キャリアシステムズ、クレイトソリューションズなどを子会社化。2025年8月期には売上高1,298億円を達成し、3,000億円を目標とする「SHIFT3000」を掲げて次の成長段階に入った。

年表35件を開く

2000年代

  • 2005年9月創業東京都渋谷区にて当社設立(資本金7百万円)主として製造業向けに、コンサルティングサービスを提供
  • 2009年11月創業ソフトウェアテスト事業部を設立し、ソフトウェアテスト事業を開始

2010年代

  • 2010年9月北海道札幌市に札幌テストセンター(現札幌オフィス)を開設
  • 2010年11月ソフトウェアテスト適性能力を測定する「CAT検定」をリリース
  • 2011年12月福岡県福岡市に福岡テストセンター(現福岡オフィス)を開設
  • 2012年9月シンガポール共和国に100%子会社としてSHIFT GLOBAL PTE. LTD.(現連結子会社)を設立
  • 2014年1月業務拡大に伴い本社及び東京テストセンターを東京都港区麻布台に移転
  • 2014年11月上場株式を東京証券取引所マザーズ市場に上場
  • 2015年4月株式会社SHIFT PLUS(現連結子会社)を設立
  • 2016年3月ベトナム社会主義共和国に連結子会社としてSHIFT ASIA CO., LTD.(現連結子会社)を設立
  • 2016年6月株式会社 SHIFT SECURITY(現連結子会社)を設立
  • 2016年9月M&A株式会社メソドロジック(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
  • 2016年11月M&AALH株式会社(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
  • 2017年10月愛知県名古屋市に名古屋事業所(現名古屋オフィス)を開設
  • 2017年12月大阪府大阪市に大阪テストセンター(現大阪オフィス)を開設
  • 2018年4月M&AAiritech株式会社(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
  • 2019年3月M&A株式会社システムアイ(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
  • 2019年7月新株予約権の発行により、総額5,197百万円の資金調達を行う
  • 2019年10月上場東京証券取引所市場第一部に上場市場を変更
  • 2019年12月M&A株式会社分析屋(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化

2020年代

  • 2020年3月M&A株式会社ナディア(現連結子会社)及び株式会社xbs(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
  • 2020年4月M&A株式会社エスエヌシー(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
  • 2020年9月M&A株式会社CLUTCH(現連結子会社)及び株式会社ホープス(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
  • 2020年11月海外募集による新株式の発行により、総額9,798百万円の資金調達を行う
  • 2021年1月M&AVISH株式会社(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
  • 2021年7月M&ADICO株式会社(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
  • 2022年3月連結子会社として株式会社SHIFTグロース・キャピタル(現連結子会社)を設立
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2022年6月M&A株式会社DeMiA(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
  • 2022年10月M&A株式会社クロノス(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
  • 2023年3月M&A株式会社キャリアシステムズの株式を取得し連結子会社化
  • 2023年4月商号変更連結子会社としてW&C株式会社(現連結子会社、2023年9月Build Plus株式会社へ社名変更)を設立
  • 2023年5月EQIQ株式会社からバイリンガル人材紹介事業を吸収分割により承継
  • 2023年6月M&A株式会社クレイトソリューションズ(現連結子会社)、株式会社シムテック(現連結子会社)及び株式会社ネットワークテクノスの株式を取得し連結子会社化
  • 2023年7月M&A株式会社トラストブレイン(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高将来まで3,000億円
  • 売上総利益率(改善を伴った各段階利益)業績予想値(目標)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    売上高3,000億円へのロードマップ「SHIFT3000」

    将来の売上高3,000億円を見据え、営業・人事・サービス・M&Aの4軸で事業成長を推進する。営業ではCIOとのリレーション構築、人事では採用力強化、サービスでは上流から開発・近接サービスへの拡大、M&AではPMIによる成長加速を図る。

  2. 02

    ソフトウェアテスト市場の深耕とクロスセル

    約5.5兆円のソフトウェアテスト市場に対し、標準化されたテストサービスでアウトソース需要を喚起。開拓した顧客基盤に多様なソリューションをクロスセルするため、営業人員拡大やKPI管理による営業体制強化に取り組む。

  3. 03

    カスタマーサクセスの実現

    サービス付加価値向上と適正価格での受発注によりカスタマーサクセスを実現。独自の育成カリキュラムと検定試験で従業員スキルを高め、顧客単価と給与を連動させる。また多重下請け構造を打破し、直接発注で適正価格を確保する。

  4. 04

    優秀人材の積極採用とエンプロイーサクセス

    売上高3,000億円達成に向け、スペシャリストを中心とする優秀人材の採用を強化。動画面接やリファラル採用などの多彩な手法を導入。また在宅勤務推進、実力主義の報酬制度、社内表彰等で従業員満足度を高める。

  5. 05

    M&A・PMI推進と新規事業展開

    M&A対象の収益水準拡大と大型化を推進し、PMIで経営管理体制を構築。グループ会社の営業・人事連携を強化。さらに「お客様の売れるサービスづくりといえばSHIFT」をスローガンに、ソフトウェアテストを軸とした新規開発サービスを展開する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で11,688人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は685万円で、9期前と比べて+21.1%平均年齢は38.0歳、平均勤続年数は3.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月483
2017年8月966
2018年8月1,271
2019年8月56635.02.02,001
2020年8月56835.02.02,958
2021年8月59135.02.04,440
2022年8月60536.02.06,208
2023年8月64437.02.08,423
2024年8月67038.03.010,266102
2025年8月68538.03.211,688133

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年8月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率73.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — 東京都港区3,515百万円
全社
本社 — 大阪府 大阪市 中央区1,364百万円
その他近接サービス
新宿オフィス — 東京都渋谷区780百万円
ソフトウェアテスト関連サービス 全社
本社 — 京都府 京都市下京区752百万円
ソフトウェアテスト関連サービス
本社 — 東京都 目黒区275百万円
ソフトウェア開発関連サービス
大阪オフィス — 大阪府大阪市 北区205百万円
ソフトウェアテスト関連サービス
本社 — 東京都 港区189百万円
ソフトウェア開発関連サービス
本社 — 神奈川県 横浜市 西区113百万円
ソフトウェア開発関連サービス
福岡オフィス — 福岡県福岡市 博多区74百万円
ソフトウェアテスト関連サービス
札幌オフィス — 北海道札幌市 中央区46百万円
ソフトウェアテスト関連サービス
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ALH株式会社(注)3
    東京都目黒区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ホープス(注)3
    東京都中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社システムアイ(注)3
    神奈川県横浜市西区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エスエヌシー(注)3
    大阪府大阪市中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ヒューマンシステム(注)3
    東京都港区
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和6年度 補助金申請システムの開発等業務
    デジタル庁 · 2024-07-18
    11億円
  • 調達
    07-1043-0027 地方財政決算情報管理システムに係る設計・開発等業務
    総務省 · 2026-03-31
    6.8億円
  • 調達
    令和5年度 補助金申請システムの開発支援業務
    デジタル庁 · 2023-03-28
    5.1億円
  • 調達
    令和5年土地基本調査の公表に向けた集計等及び令和10年法人土地・建物基本調査予備調査の企画設計等業務
    国土交通省 · 2025-04-01
    3億円
  • 調達
    訓練演習支援機能の整備(換装)(JETSSソフトウェア)に関する技術支援
    防衛省 · 2026-05-28
    1.9億円
  • 調達
    公共APIゲートウェイに係る アプリケーション開発、運用設計及び テスト支援(令和6年度)
    デジタル庁 · 2024-07-18
    1.8億円
  • 調達
    令和8年度マイナポータルアプリ及び統合アプリのテスト支援
    デジタル庁 · 2026-03-25
    1.8億円
  • 調達
    令和7年度マイナポータルアプリ及び統合アプリのテスト支援
    デジタル庁 · 2025-06-23
    1.4億円
  • 調達
    身体歴電子化システム(仮称)のプロジェクト工程管理支援役務
    防衛省 · 2024-03-18
    1.2億円
  • 調達
    類別・標準化システム等の業務支援等に係る役務(4機関共同事業)
    防衛省 · 2022-07-27
    1.2億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は1,298億円営業利益156億円前期と比べると増収増益で、売上が+17.4%、利益が+48.6%。

売上高
+17.4%
1,298億円
営業利益
+48.6%
156億円
純利益
+74.5%
89億円
営業利益率
12.0%
前期比 +2.5%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高1,600億円1,298億円
営業利益156億円
純利益89億円
1株あたり配当¥4.1¥4.1

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は438億円、営業利益は45億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+52.1%、営業利益は+87.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2313113.418
2023年4Q24622
2024年1Q251187.211
2024年2Q2722910.719
2024年3Q288248.33
2024年4Q2953411.518
2025年2Q6178113.145
2025年4Q6817511.044
2026年2Q720699.640
2026年3Q4384510.30

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は8億円から1,298億円へ162.3倍に増えた。直近期の営業利益率は12.0%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
シンガポール共和国に100%子会社としてSHIFT GLOBAL PTE. LTD.(現連結子会社)を設立
2012年8月810
2013年8月13−1−1
株式を東京証券取引所マザーズ市場に上場
2014年8月2211
株式会社SHIFT PLUS(現連結子会社)を設立
2015年8月3332
株式会社メソドロジック(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
2016年8月5563
愛知県名古屋市に名古屋事業所(現名古屋オフィス)を開設
2017年8月8242
Airitech株式会社(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
2018年8月128124
東京証券取引所市場第一部に上場市場を変更
2019年8月1951510
株式会社ナディア(現連結子会社)及び株式会社xbs(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
2020年8月2872516
VISH株式会社(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
2021年8月4604728
株式会社DeMiA(現連結子会社)の株式を取得し連結子会社化
2022年8月6497650
株式会社キャリアシステムズの株式を取得し連結子会社化
2023年8月88012062
2024年8月1,1061051089.551
2025年8月1,29815615212.089

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高1,298億円のうち、営業利益として残るのは156億円12.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は89億円、売上の6.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金65.3%848億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.7%294億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.0%156億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
34.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.6pt
12.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.2pt
6.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+11.1pt
24.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
20.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが157億円、投資CFが−117億円で、差し引きのフリーCFは40億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は236億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月0−15−16
2013年8月−1−24−37
2014年8月3−1029
2015年8月3−23113
2016年8月1−35−216
2017年8月4−1312−920
2018年8月12−3−4925
2019年8月11−1262−187
2020年8月23−5915−3665
2021年8月48−5483−6141
2022年8月74−56−3118129
2023年8月102−38−1864176
2024年8月91−9942−8208
2025年8月157−117−1240236

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は770億円。このうち返さなくてよい自己資本が410億円で、自己資本比率は52.7%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月86270.9
2013年8月129378.1
2014年8月1511469.0
2015年8月2215766.9
2016年8月34181651.7
2017年8月53213236.1
2018年8月63253836.7
2019年8月150896157.7
2020年8月1981089053.0
2021年8月34322711665.3
2022年8月40226014263.6
2023年8月49529619958.5
2024年8月62734528253.7
2025年8月77041036052.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
237億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
320億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
16億円
在庫として抱えている分
負債合計
360億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
89
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率24 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE605社中109位あたり、逆に低いのは配当利回り605社中542位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
24.1%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
12.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.7%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
17.4%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥887で、1年前と比べて-39.4%過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。

¥887-5.5%1ヶ月+6.3%1年-39.4%時価総額2,373億円
過去52週の値幅
安値¥590高値¥1,508.5

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)27.6倍
PER (会社予想)36.4倍
PBR5.89倍
配当利回り0.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は902.9円で、前日比-5.56%と下落。25日線(829.84円)を約8.8%上回り、75日線・200日線も上回っており、中期トレンドは上昇基調です。52週高値1727円からは約48%下落していますが、52週安値590円からは約53%上昇しています。7月には950円まで上昇しましたが、直近では調整しています。出来高は4.4百万株と高水準で、売買が活発です。RSIは52.3と中立圏で、方向感は定まっていません。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 62/100)

PER 27.86倍は同業界平均30.34倍を下回るが、PBR 5.96倍が同業界平均3.5倍を大きく上回り、ROE 24.1%の高収益性を考慮しても株価は割高感がある。予想PER 36.8倍と当期実績を上回る見込みで、成長期待が先行している。配当利回り0.46%は同業界平均3.38%を大幅に下回り、株主還元は限定的。成長性は評価できるが、バリュエーションは高水準で、業績拡大が続かなければ調整リスクがある。

指標この会社業種平均
PER (実績)27.6倍47.9倍
PER (予想)36.4倍
PBR5.89倍2.96倍
ROE24.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は急成長を続ける一方、株価は1年で約47%下落し、市場の評価が分かれている。強気派は、デジタルトランスフォーメーション需要の拡大や、テスト自動化などの高付加価値サービスへのシフトによる成長余地を評価する。弱気派は、成長鈍化や競争激化、利益率の伸び悩みを懸念し、現在のPER約28倍は割高とみる。投資家は、今後の成長持続性と収益性改善のペースを見極めることが重要となる。

プラスに働く材料7
  • 需要は堅調

    デジタル化投資の拡大でテスト需要は引き続き増加。

  • 収益性改善

    営業利益率が9.5%から12.0%へ上昇し改善傾向。

  • 成長余地

    売上高は3年で約2倍に成長し、今後も高い伸びが期待。

  • 売上高が1,298億円と過去最高決算発表後影響

    2025/8期の売上高は1,298億円(前期比+17%)。営業利益156億円と収益も拡大。

  • 営業利益率9.5%→12.0%に向上通年影響

    営業利益率は2024/8期9.49%から2025/8期12.02%へ改善。規模拡大で固定費比率が低下。

  • 純利益89億円と大幅増益決算発表後影響

    純利益は51億円→89億円と+74%。ROE24.1%で資本効率も高い。

  • 外国人保有30.2%と成長期待継続影響

    外国人持ち株比率30.2%は高く、グロース投資家の需要が下支えする。

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化懸念

    急拡大した反動で今後の成長率低下が予想される。

  • 競争激化

    同業他社が多数参入し、価格競争や案件確保が困難化。

  • 割高な株価

    PERは約28倍と高く、楽観的な成長が織り込み済み。

  • 予想PER36.8倍と割高感不定影響

    実績PER27.86倍に対し予想PER36.8倍は市場が減益を予想。株価下落圧力となる。

  • 純利益が62→51億円と減益決算発表後影響

    2024/8期は純利益51億円(前期比▲18%)。1年ごとの振れが大きく増益持続性に疑問。

  • 株価が1年で47%下落継続影響

    1年間で株価は47.16%下落。需給悪化で戻り売りが続く可能性がある。

  • PBR5.96倍と調整余地継続影響

    PBR5.96倍は高成長を織り込み済み。業績鈍化が確認されれば評価修正が起こる。

次の決算で確かめる点
売上高成長率
成長株としての評価の要。鈍化は株価に大きく影響するため。
営業利益率
収益性改善の進捗を確認するため。利益率の悪化は懸念材料。
従業員数
受託型ビジネスでは人的資源が成長の源泉。増加が需要拡大の目安。

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ18,644人。区分でいちばん多いのは個人・その他44.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が22.6%を占め、残る77.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他45.042.042.340.848.644.8
外国法人30.437.132.935.124.530.1
金融機関23.719.823.822.724.422.4
証券会社0.70.80.81.31.42.3
自己株式0.00.00.00.00.00.3
事業法人0.20.30.10.20.90.2
外国人個人0.00.00.00.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01丹下 大30.52
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.19
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.94
04STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)7.23
05STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.89
06JP JPMSE LUX RE BARCLAYS CAPITAL SEC LTD EQ CO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.30
07日本マスタートラスト信託銀行株式会社(株式付与ESOP信託口・75876口)1.23
08STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.94
09小林 元也0.84
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.80

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-08-20
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    7.70%
    +0.40pt
  • 2026-08-06
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    7.30%
    -0.43pt
  • 2026-07-22
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    1.18%
    +1.06pt
  • 2026-06-19
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.12%
    -0.37pt
  • 2026-05-21
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.49%
    +0.48pt
  • 2026-05-11
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    2.42%
    -0.24pt
  • 2026-05-11
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.01%
    -0.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+763%、1株純資産は14期で+189%。直近期のROEは24.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年8月45310.8
2013年8月−872
2014年8月128415.3
2015年8月1410315.476.0
2016年8月2112119.164.0
2017年8月1413411.497.9
2018年8月2515917.4191.4
2019年8月6655217.782.4
2020年8月10566217.2117.4
2021年8月118517.1154.5
2022年8月199720.771.8
2023年8月2411022.984.6
2024年8月1912816.446.8
2025年8月3415424.145.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/8期の役員報酬は総額441百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約13倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
丹下大代表取締役社長515,606,000
佐々木道夫取締役副社長69
小林元也取締役47152,000
服部太一取締役51
村上誠典取締役48
元谷芙美子取締役795,000
Amy Shigemi Hatta取締役58
新井優介取締役(監査等委員)(常勤)51
中垣徹二郎取締役(監査等委員)(非常勤)53
谷中直子取締役(監査等委員)(非常勤)49
福山義人762,000

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)415221336591
監査等委員325123813
取締役(社内)320183813

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

ニュース

AI解説

今日の重要ニュースより

「今日の重要ニュース」でSHIFTを取り上げた解説を、新しい順に並べている。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,396字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社、以下「当社グループ」)は、当社、連結子会社38社及び持分法適用関連会社1社(2025年8月31日現在)で構成されており、「新しい価値の概念を追求し、誠実に世の中に価値を提供する」ことを企業理念に掲げております。また、「すべてのソフトウェアにMade in Japanの品質を」を合言葉として各種サービスを提供しております。 [ソフトウェアに関連する市場の環境について] ソフトウェアは通常、ユーザーにどのようなサービスを提供できるか、それを達成するために必要な仕様や機能を設計する要求定義・要件定義フェーズから、開発フェーズ、そして動作検証を行うテストフェーズを経てリリースされます。 そのうち、要求定義から開発まではコンサルティングファームや上流SIerによるアウトソーシングが一般的ですが、テストフェーズは、標準化が図られておらず、また専門技術、知識が必要であるという認識も低いため、社内エンジニアを中心とした作業とするところが多く、国内ではアウトソーシングが進んでおりません。 このテストフェーズの市場規模は、主としてソフトウェア業を営む企業の売上高が15兆9,625億円(総務省及び経済産業省による「2021年情報通信業基本調査」)あり、開発工程に占めるテスト工程の割合が約35%(IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)による「ソフトウェア開発分析データ集」2022)であることから、約5.5兆円と推定されます。 また、こうしたテストアウトソーシングマーケットは、エンタープライズ向けの受託開発・パッケージソフトウェアのテスト作業(エンタープライズ系)、組込みソフトウェアのテスト作業(エンベデット系)、そしてソーシャルゲームなどのゲームソフトウェアのテスト作業(エンターテインメント系)に分類できますが、とりわけエンタープライズ系は高度な業務知識や開発知識が必要とされるため、その参入障壁は高く、アウトソースがほとんど進んでいない状況と考えております。 加えて、エンタープライズ向けソフトウェアは、確実で安全に動作することが社会的に求められてきており、また、そのようなソフトウェアを選定していくことが重要な経営課題として位置づけられてきているため、高度なソフトウェアテストに関する専門知識を有する第三者による検証やアウトソーシングをすることが必須要件となりつつあります。 [当社グループのソフトウェアテストの特徴について] 当社グループが展開するソフトウェアのテスト・品質保証サービスは、これまでの属人的に行われてきたテスト業務を効率化・標準化することで新しい市場と新しい価値を創造してまいりました。 これらを支えるテスト実行業務を提供するテストエンジニアについては、独自に開発した検定制度である「CAT検定(※1)」により、ソフトウェアテストの適性を評価しております。これによりソフトウェア開発経験の有無に関わらずソフトウェアテストの本質的な適性を評価でき、広く優秀な人材による高品質なテスト実行業務の提供が可能となっております。 また、テスト実行の生産性を評価するために、独自に開発したテスト支援ツール「CAT(※2)」を運用しており、テスト実行の進捗状況・問題工程がリアルタイムで可視化されるため、テスト実行時の問題発見を迅速に行うことが可能です。CATは、当社グループのバックグラウンドでもある製造業向けコンサルティングで培った「効率化」「可視化」「再現可能性」の工程管理手法を盛り込んだシステムになっており、属人性を減らし生産性の高いテスト業務を行うことを可能としております。 ※1 CAT検定:当社グループが独自に開発したソフトウェアテスト適性を評価するための検定試験。ソフトウェアテスト管理者、設計者、実行者、ソーシャルゲームテスターの4区分での検定試験により適性を評価できる。 ※2 CAT:高速で信頼性に優れ簡単に管理できるテスト設計、実行を支援する統合環境。テスト設計の支援ツールTD(Test Design)とテスト実行支援ツールTCM(Test Cycle Management)で構成される。 [当社グループの事業について] 当社グループでは、上記のように、発展的成長が見込まれる魅力的な市場に対し、単なる人材リソースの提供にとどまらず、独自の方法論に基づき標準化された高品質かつ費用対効果の高いテストのアウトソースを実現し、そこで培ったノウハウや膨大なデータを基に、当社グループ全体で、品質保証の観点に基づいてサービスを提供しております。さらに、ソフトウェア製品やサービスの企画段階では、要求定義・要件定義を行うコンサルティングや企画の基礎となる分析ツールの提供を行い、要件に基づいた開発の工程を経て、検証を行うテスト業務や性能改善、脆弱性診断などで安定した品質を創り上げ、リリースされた後ではカスタマーサポートからマーケティング支援などを提供しております。また、インフラ環境の構築やその自動化ツールのコンサルティング、生成AIを利活用したサービスなども手掛けることで、多様な顧客ニーズに対応できる体制を拡充しております。 また、当社グループでは、これらの多様なサービスを、ソフトウェアテスト関連サービス、ソフトウェア開発関連サービス、その他近接サービスに区分しております。 各サービスにおける当社及び関係会社の位置づけ等は次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 ① ソフトウェアテスト関連サービス ソフトウェアテスト関連サービスでは、主にソフトウェアテスト・品質保証、コンサルティング・PMO、カスタマーサポート、セキュリティといったサービスを提供しております。 (主な関係会社) 当社、SHIFT GLOBAL PTE. LTD.、株式会社SHIFT PLUS、SHIFT ASIA CO., LTD.、株式会社SHIFT SECURITY、株式会社クラフ、株式会社マスラボ、株式会社KINSHA、SHIFT USA Inc.、株式会社Japan Aerospace & Defense Consulting ② ソフトウェア開発関連サービス ソフトウェア開発関連サービスでは、主にシステム開発、システム性能改善、IT戦略策定、システム企画・設計、エンジニアマッチングプラットフォーム、データ分析などのソフトウェア開発プロセスに直接関与するサービスを提供しております。 (主な関係会社) 株式会社メソドロジック、バリストライドグループ株式会社(*)、ALH株式会社、Airitech株式会社、株式会社マデール、株式会社システムアイ、株式会社分析屋、株式会社ホープス、株式会社ADX Consulting、株式会社SPST、株式会社DeMiA、株式会社クロノス、株式会社クレイトソリューションズ、株式会社シムテック、株式会社トラストブレイン、株式会社ヒューマンシステム、株式会社マネージビジネス 他1社 *バリストライドグループ株式会社は、2025年9月24日付でStride Digital Group株式会社に社名変更しております。 ③ その他近接サービス その他近接サービスでは、主にWeb企画制作、マーケティング、キッティング、クラウドサービス、ローカライズ、M&A/PMI(Post Merger Integration)、バイリンガル人材紹介など、ソフトウェア開発と近接するマーケットで、当社の既存事業とは異なるビジネスモデルに基づくサービスを提供しております。 (主な関係会社) 株式会社ナディア、株式会社xbs、株式会社エスエヌシー、株式会社CLUTCH、VISH株式会社、DICO株式会社、株式会社SHIFTグロース・キャピタル、Build Plus株式会社、インフィニック株式会社、株式会社クラブネッツ 他1社 [事業系統図] 当社グループの事業系統図は、以下のとおりであります。 *バリストライドグループ株式会社は、2025年9月24日付でStride Digital Group株式会社に社名変更しております。
経営方針・対処すべき課題4,390字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「新しい価値の概念を追求し、誠実に世の中に価値を提供する」ことを企業理念とし、世の中の人が幸せになるサービスや事業を創造していくことを目指しています。 (2)経営戦略等 当社グループは、上述の企業理念に基づき「無駄のないスマートな社会の実現」というビジョン達成に向けた四つ目の通過点として、売上高3,000億円を目指す「SHIFT3000-シフトスリーサウザンド-」を策定いたしました。 創業以来、製造業における業務改善コンサルティングの知見を持って、ソフトウェア開発分野における属人化された業務のプロセスを変革し、開発エンジニアとテストエンジニアの分業を進めていくことで開発エンジニアが開発工程に集中し、開発に専念できる環境を整備するなど、ITエンジニアの働き方を変革してまいりました。 「SHIFT3000-シフトスリーサウザンド-」では、将来の売上高3,000億円を見据え、以下の4つの切り口から事業の成長を進めてまいります。営業の側面では、CIO(Chief Information Officer)とのリレーション構築などを通し、徹底した顧客開拓の体制を構築し、人事・採用の側面では、IT業界ナンバー1クラスの採用力をもって経験者・未経験者、転職潜在層・顕在層を問わない人材の確保に努めます。サービス・技術の側面では、ソフトウェアテストを主力としながら上流工程から開発工程、また付随する近接のサービスの拡大を進め、M&A/PMI(Post Merger Integration)の側面では当社グループに参画したグループ会社へ標準化されたPMIにより事業の成長の加速度を上げてまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは、売上高及び売上総利益率の改善を伴った各段階利益の業績予想値を経営上の目標としております。その達成状況の検証のため、顧客単価、顧客数、エンジニア単価、エンジニア数などを定期的にモニタリングしております。 (4)経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループでは、今後の更なる成長を実現する上で、以下の事項を経営課題として重視しております。 ① 営業展開について 総務省及び経済産業省による「2021年情報通信業基本調査」によると、わが国において主としてソフトウェア業を営む企業の売上高は15兆9,625億円と試算されております。また、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公表する「ソフトウェア開発分析データ集2022」によると開発工程に占めるテスト工程の割合は、約35%とされており、当社グループの対面するソフトウェアテストの市場規模は約5.5兆円と推定されます。 当社グループは、この潜在的な5.5兆円の市場に対して、既存の労働集約的なサービスではなく、仕組化・標準化されたソフトウェアテストサービスを提供することにより、顧客のニーズを喚起し、アウトソース市場を掘り起こしてきました。 今後、ソフトウェアテスト市場の更なる深耕を進め、ソフトウェアテスト事業で開拓した、エンタープライズ領域からエンターテインメント領域までの多種多様な業界・業種の顧客に対し、当社グループの様々なソリューションのクロスセルを推進していくためには、営業体制の強化が必要不可欠です。そのため、当社グループでは、営業人員数の拡大、勉強会の実施などによる営業活動の量と質の向上、徹底的な営業活動の可視化によるKPI管理等により営業体制の強化に取り組んでおります。 ② カスタマーサクセスに向けた取り組み 当社グループは、当社グループの提供するサービスの提供を通してカスタマーサクセスを実現するため、サービスの付加価値の向上と適正なプロジェクト価格での受発注の実現に取り組んでおります。 サービスの付加価値の向上に向けた取り組みとしては、スキルアップやキャリアアップを希望する従業員を対象にした、独自の従業員育成カリキュラムを展開しています。カリキュラム受講後、検定試験に合格すれば、より高付加価値なサービスを提供することができることから、顧客への提示単価やそれに連動して給与が上昇する仕組みとしており、顧客と従業員の双方にとってメリットがある制度となっております。 また、当社がプロジェクトの上流工程において、顧客企業と直接コミュニケーションをとりながらプロジェクトを推進し、階層構造や企業規模に関わらず真に業務能力のある開発会社へ直接発注することで、「多重下請け構造」を打破し、適正なプロジェクト価格での受発注を実現しております。 これらの取り組みを通して、サービスの付加価値とリピート率を向上させることで、カスタマーサクセスの実現に貢献してまいります。 ③ 人材採用力の強化 当社グループは、それまで開発者が行ってきた検証工程を、開発者以外であっても実行できるように、作業工程の徹底的な標準化を行うことでIT人材以外の人材を採用してまいりました。独自の検定試験を導入することで、IT未経験者であっても当社事業に素養のある人材を採用することを可能にし、積極採用と生産性の向上の両立を実現してまいりました。また、IT業界における知識や経験の豊富な人材の採用にも取り組むことで、事業規模の急成長を実現してまいりました。 将来の売上高3,000億円企業を目指すにあたっては、各分野のスペシャリストを中心とした優秀な人材の更なる積極採用が早期に取り組むべき課題であると認識しております。 こうした課題に対応するため、従前の採用手法だけにとどまらず、動画面接やリファラル採用の強化等のあらゆる採用手法を積極的に取り入れ、採用体制の強化を進めてまいります。 ④ エンプロイーサクセス(ES)への対応 新型コロナウイルス感染症の拡大を契機に、ライフスタイルや価値観、そしてIT業界に変化がもたらされました。当社グループとしてそれらの変化に対応し、今後の成長をさらに加速させるためには、これまでの事業ポジショニングやブランディング、従業員の働き方などを見つめなおし、必要に応じて変化させる必要があると考えております。 従業員の働き方としては、基本的に在宅勤務を推進する一方、コミュニケーションを目的として週1回程度の出社を奨励しています。在宅勤務を前提としたエンジニアの採用を進めつつ、従業員総会、社内広報のオンライン化、社内表彰制度の展開などにより、柔軟な働き方の提供と帰属意識の醸成の両立を実現しています。また、当社グループでは、事業活動の基本は従業員であるとの考えから、日々の成果が従業員に還元されるよう、積極的な給与の上昇に努めています。人事評価と報酬決定においては実力主義を徹底し、年功序列や男女による給与格差といった人事評価と報酬決定による差別が起こらない評価を行うことで、給与と人事評価に関する満足度を高いレベルで維持しております。 ⑤ M&AとPMIの推進 当社グループは、M&Aを積極的に推進することで、新規顧客開拓・既存顧客深耕や優秀な人材の積極採用、サービス領域の強化・拡大などに取り組んでまいりました。今後は、PMIを通じて当社水準の経営管理体制を構築する等、厳格な規律で収益力を確保する方針は堅持しつつ、M&Aの対象として検討しうる収益水準を拡大するとともに、当社グループの成長に合わせて案件の健全な大型化を推進してまいります。 また、PMI以降のフェーズにおいては、営業、人事面の連携によりグループ会社の成長を支援するとともに、グループ会社向けの経営管理部門の体制を強化し、グループ全体での経営基盤をさらに強固にしてまいります。 ⑥ 企業ブランドの醸成と新規事業展開 当社グループは現在ソフトウェアテストを中心とした事業展開を図っており、標準化された高品質なサービス提供によって業務アプリケーション領域におけるソフトウェアテストのリーディングカンパニーとしての地位を確立しつつあるものと認識しております。 更なる成長に取り組むなかで、当社グループは、「お客様の売れるサービスづくりといえばSHIFT」を新たなブランディングスローガンとして掲げ、ソフトウェアの品質保証・テストを軸とした新たな開発サービスの提供にも取り組んでいます。こうした課題に対応するため、収益の柱としてのソフトウェアテストの事業を拡大させる一方で、企画段階からお客様と伴走し、「売れるソフトウェアサービスをつくる」うえで真に必要な要素を絞り込んだうえでお客様にご提案することで、他社との差別化を図っています。 既存事業の拡大と新規事業の創出に取り組むことで、当社グループのポジショニングを強化してまいります。 ⑦ 内部管理体制の強化 当社グループは、更なる事業拡大を推進し、企業価値を向上させるためには、効率的なオペレーション体制を基盤としながら、内部管理体制を強化していくことが重要な課題であると認識しており、コンプライアンス体制及び内部統制の充実・強化を図ってまいります。 ⑧ 情報資産に関する管理体制の強化 当社グループは、事業を通してお客様の重要な情報資産を取り扱っているほか、競争力の源泉となる、独自に標準化・仕組化されたノウハウを保有しており、情報管理体制を継続的に強化していくことが重要であると考えています。現在においても、ISMS国際規格「ISO/IEC 27001:2013」の認証を取得し、情報セキュリティ方針を策定したうえで情報資産を管理しており、eラーニングを毎月実施し従業員の啓発を行う等、万全の注意を払っていますが、今後も社内体制や管理方法の強化を図ってまいります。 ⑨ グループ会社のガバナンス体制の構築 当社グループは、グループガバナンスにおけるリスクを低減するために、適切なグループ会社のガバナンス体制を構築しております。構築に当たっては、一体的な経営と実効的なグループ会社管理等の必要性を総合的に勘案し、分権化と集権化の最適なバランスを勘案したうえで行っております。また、本社主管管理部門によるグループ会社のガバナンスについても、個別事業の特徴やリスクマネジメントの成熟度に応じて、適切な指導及び管理監督が行われるよう、グループ全体で発生したコンプライアンス違反や不正行為、内部通報等からの傾向分析を行い、各組織に対しより効果的な対応アクションを提案できるよう常に適切な体制の構築に努めております。
事業等のリスク5,458字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社グループは、これらリスク要因を認識した上で、その発生自体の回避、あるいは発生した場合の対応に努める方針でありますが、これらはすべてのリスクを網羅したものではなく、予見しがたいリスク要因も存在するため、投資判断については、本項以外の記載内容もあわせて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)市場の動向について リスクの内容   当社グループは、ソフトウェアテストサービスを中心とした事業展開を図っております。この当社グループが提供しているソフトウェアテストのアウトソース市場は、ソフトウェア開発会社の品質意識の高まりやIT人材不足等の社会的要請を背景に拡大傾向にあり、当社グループは、今後もこの傾向は継続するものと見込んでおります。ソフトウェアテストはソフトウェア開発工程においても重要な役割を占めており、その性質上大きく景気変動の影響を受ける可能性は低いと考えておりますが、当社グループの期待どおりにソフトウェアテストのアウトソース市場が拡大しなかった場合や、国内外の景気動向や為替市場の急激な変動等により、顧客企業においてIT投資が大きく抑制された場合には、当社グループの事業の成長に影響し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   小 影響度   大 対応策   景気動向の悪化による影響を軽減するため、特定の業種・業界の顧客に依存することが無いよう、業界を問わず幅広く顧客開拓を進めております。また、ソフトウェアテストサービスで開拓した顧客に対して、当社グループ商材のクロスセルを行うことで、ソフトウェアテスト以外のIT業界関連市場への対応力を強化してまいります。 (2) 人材の確保について リスクの内容   当社グループにおいては、人材採用が重要なキーファクターとなります。日本のITエンジニア人口が100万人程度に留まる中、IT投資額の拡大が進んでいることから、IT業界における求人倍率は他の業界では見られない11倍という高い水準になっております。当社グループでは、採用を加速するために独自に作成した、各種業務に必要な能力を図る検定試験や、非IT人材からの採用、離職率低下施策、協力会社との連携を強化することで、十分な人材の確保に努めております。しかしながら、競争の激化や何らかの理由で業務上必要とされる十分なエンジニアを確保することができなかった場合には、円滑なサービス提供や積極的な受注活動が阻害され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   中 影響度   大 対応策   高水準のスキルを有した従業員を安定的に確保するため、採用担当者を中心とした人事部門の体制強化、市場価値を意識した競争力のある給与水準の確保、転職顕在層に留まらない、転職潜在層に対するアプローチの強化等の取り組みを行っております。また、離職率の低下に向けて、従業員のエンゲージメント状況を定点観測し、発見された課題に対して施策を講じ、改善に努めているほか、グループを含めた様々なキャリア形成を支援する取り組みを行っております。その他、従業員以外にも技術力の高いビジネスパートナーを多数確保するため、エンジニアプラットフォーム等を利用し、各ビジネスパートナーとの連携体制を構築しております。 (3) 赤字プロジェクトの発生防止について リスクの内容   当社グループでは、業務委託を中心とした契約形態でサービスを提供しており、基幹事業であるソフトウェアテストサービスの実施にあたっては、顧客企業に対して、ソフトウェアテストサービスはソフトウェア等に含まれる不具合等の全てを発見することを保証するものではなく、また、精算条件についても十分説明するよう努めております。また、業務内容を問わず、契約上、損害賠償責任についても一定の免責条項等を設定することを方針としております。しかしながら、何らかの事情により顧客企業とのコミュニケーションが十分に実施されず業務の遂行に問題が生じることで損害賠償責任の追及を受け、賠償責任を負うこととなった場合には、プロジェクトが赤字となり当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   中 影響度   大 対応策   契約に際しては、顧客企業と締結前に十分な擦り合わせを行い取引内容に関する認識を合わせるとともに、毎週実施している業績経営会議にて進行中の主要プロジェクトの進捗を確認し、トラブルの発生防止に努めております。 (4) 機密情報の漏洩について リスクの内容   当社グループの提供するサービスにおいては、顧客企業よりソフトウェア等の開発に関する重要な機密情報をお預かりしております。機密情報の漏洩を防止するため、様々な対策を実施しておりますが、何らかの理由により機密情報や個人情報が外部に漏洩した場合には、当社グループへの損害賠償責任の追及や社会的信用の喪失等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   中 影響度   大 対応策   当社グループでは機密情報の漏洩リスクに対応すべく、従業員等と秘密保持契約を締結しているほか、従業員が利用する端末には、データの暗号化、アクセス制限/ログの取得監視、各種システムに対するID管理システム(多要素認証含む)を導入することで、在宅も含めたデータの保全に努めております。特に機密性の高い業務においては、指紋認証システムによる入退室管理、監視カメラによる24時間365日の監視等、様々な漏洩防止施策を講じております。また、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISO27001」(ISMS)の認証を取得し、情報の適正な取扱いと厳格な管理を行っております。その他、機密情報の取扱いに関するeラーニング等による従業員教育を継続的に実施しており、軽微な事象が発生した場合についても、コンプライアンス委員会、情報セキュリティ委員会を通じて周知徹底し、再発の防止に努めております。 (5) 社員による不正 リスクの内容   当社グループの事業拡大に伴い、役職員数は年々増加していることから、役職員等の内部関係者による贈収賄・横領・インサイダー取引等の不正行為が発生しないよう、コンプライアンス関連規程を制定するとともに、当社グループの役職員等が遵守すべき法令・ルールについてeラーニングによる啓発等を継続的に行っております。しかしながら、法令等に抵触する事態や内部関係者による不正行為が発生するといった事態が生じた場合や、事業の急速な拡大により不正行為を適時に発見するための内部管理体制の構築が追いつかないという事態が生じる場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   小 影響度   大 対応策   上記施策のほか、グループ各社において内部通報制度であるホットラインの設置等を行い、法令遵守違反・役職員等による不正行為、不祥事等を早期に発見することに努めるとともに、内部統制構築を担当する専門部署を設置し、当社グループ全体の内部管理体制の構築を図っております。 (6) ソフトウェアテスト・ソフトウェア開発事業における法規制について リスクの内容   当社グループのソフトウェアテスト及びソフトウェア開発業務は、顧客企業との間で締結する業務委託契約に基づき、準委任または請負の形態により提供されております。業務委託契約は、派遣契約と異なり、労働者の業務遂行に係る指揮命令が雇用主である当社グループに帰属していますが、契約形態を業務委託契約としながら、実質的に顧客企業から業務従事者に対して指揮命令が行われる、偽装請負の問題が社会的にも取り上げられています。偽装請負は職業安定法や労働基準法に抵触するものであるため、当社グループが顧客企業と業務委託契約を締結する場合、当社等の従業員が顧客企業構内にて業務を行う必要が生じたとしても、必ず管理責任者を設置し、従業員への指揮命令を当該管理責任者が行うこととする体制をとっております。しかしながら、行政当局より偽装請負の問題を指摘され、業務停止等の処分を受けることとなった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   中 影響度   中 対応策   当社の商流において偽装請負が疑われる業務指示が行われていないか定期的に調査を行い、偽装請負の防止に取り組んでおります。また、当社グループの従業員に対して、偽装請負の防止を含めた法令遵守に関するeラーニングを継続的に実施しているほか、当社グループにおけるコンプライアンス違反の撲滅を重点テーマとするコンプライアンス委員会を設置し、各種法令への遵守に向けた社員教育及び体制整備に努めております。 (7) 新規事業展開について リスクの内容   当社グループは、「新しい価値の創造」を目指し、世界中で通用するサービスを創造することを企業理念に掲げており、ソフトウェアテスト以外の領域においても積極的な事業展開を行い、新しい価値を創造する企業としてのブランドを醸成していくことが重要な課題であると認識しております。こうした課題に対応するため、収益の柱としてのソフトウェアテストサービスを拡大させる一方で、既存事業との関連性、収益性、社会性、従業員の士気向上への影響等を考慮した上で、一定の割合を定めて新規事業に積極的に投資しております。しかしながら、これらの活動は不確定要素が多く、事業計画を達成できなかった場合は、それまでの投資負担が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   中 影響度   小 対応策   新規事業展開に関しましては、リスクを最小化すべくスモールスタートでのトライアルを前提とし、既存事業との関連性、収益性等を中心に十分に検討を行ったうえで実施しております。 (8) M&A及びマイノリティ出資について リスクの内容   当社グループは、サービス提供力の強化、及び新たな事業領域への展開等を目的として、M&Aを積極的に推進しております。また、強いサービスを持つ各業界の注目企業へのマイノリティ出資を通した業務提携により「売れるサービス作りといえばSHIFT」の実績を積み上げております。M&Aによる事業展開やマイノリティ出資による業務提携においては、当社グループが当初想定したシナジーや事業拡大等の効果が得られない可能性があることに加えて、新規事業領域に関しては、M&Aや業務提携によりその事業固有のリスク要因が加わる可能性があります。これらに加えて、当社グループ参画後または出資後の業績悪化に伴い、のれん、顧客関連資産又は投資有価証券の減損処理が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   中 影響度   大 対応策   M&Aやマイノリティ出資による業務提携を積極的に推進するにあたって、対象企業の財務内容や契約関係等について、弁護士・税理士・公認会計士等の外部専門家の助言を含めたデューデリジェンスを実施し、その結果を鑑みて取締役会において十分な検討を実施しております。投資後の子会社につきましては、グループ業績会議を週次開催することにより、毎月の業績についてモニタリングを実施し、当社取締役会に報告しております。モニタリングの結果、予算達成状況が芳しくない会社につきましては、直ちにグループとしての対応策を実施しております。また、出資先につきましては、取締役会へのオブザーバーとしての参加等により、業績のモニタリングに関する体制の強化を図ってまいります。 (9) 代表者への依存について リスクの内容   当社代表取締役社長である丹下大は、当社グループの創業者であり、創業以来の最高経営責任者であり、当社グループの事業運営における事業戦略の策定や業界における人脈の活用等に関して、重要な役割を果たしております。当社グループは、同氏への過度な依存を回避すべく、経営管理体制の強化、経営幹部職員の育成、採用を図っておりますが、現時点において同氏に対する依存度は高い状況にあると考えております。今後において、何らかの理由により同氏の当社グループにおける業務遂行の継続が困難となった場合、当社グループの事業運営等に影響を及ぼす可能性があります。 発生可能性   小 影響度   大 対応策   上記対応策のほか、他社にて経営経験を有する者を常勤の業務執行取締役とすることで、業務執行に関する代表者への依存度を軽減させております。また、指名・報酬委員会の助言を受け豊富な経験を有する社外取締役を招聘することにより、取締役会の体制強化を図っております。
経営成績の分析 (MD&A)10,357字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、このところ足踏みも見られますが、雇用・所得環境の改善や、各種政策の効果もあり、国内経済は緩やかに回復しております。一方で、金融資本市場の変動影響や海外景気の下振れなどもあり国内外における経済的な見通しは不透明な状況が続いております。 当社グループがサービスを提供するソフトウェア関連市場においては、「2025年の崖」(複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムが残存した場合に想定される国際競争力の低下や我が国経済の停滞など)が迫りくる中で、2025年の先を見据えて、産業界全体に変革を起こすDX(デジタル・トランスフォーメーション)の需要は引き続き高まっており、中でも生成AI等の新技術の活用が注目を集めています。その中で、人間とAIの共存共栄を図るためにも、人材の確保や育成、再教育(リスキリング)がますます重要になると考えております。 また、ネットワークやアプリケーションを中心として社会全体におけるセキュリティ領域への注目が集まる中、マルウェアへの感染やソフトウェアの脆弱性を悪用した攻撃等によるセキュリティリスクの顕在化が進み、その重要性は一層高まってきております。 こうした経営環境の中、当社グループでは売上高3,000億円企業に向けた成長戦略「SHIFT3000 -シフトスリーサウザンド-」を掲げております。企業価値向上に向けたDX戦略のもと、IT市場はますます活況となることが想定される中、当社グループが創業以来培ってきた営業力・サービス・人事/採用力・M&A/PMI力を掛け合わせることで事業の拡大と成長を目指しております。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。 (単位:百万円) 前期   当期   増減   増減率 売上高   110,627   129,819   19,192   17.3   % 営業利益   10,537   15,628   5,091   48.3   % EBITDA(※)   13,424   18,868   5,444   40.6   % 親会社株主に帰属する 当期純利益   5,127   8,935   3,807   74.3   % ※EBITDAは、営業利益にのれん以外の無形固定資産を含む固定資産の減価償却費、のれん償却費を加算して算定しております。当社グループでは、将来の成長のための投資の源泉たる現金の創出力を測る指標として有用であると判断し、EBITDAもモニタリングの対象としております。 a.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における資産については、前連結会計年度末に比べ14,283百万円増加し、77,001百万円となりました。これは主に、株式会社ライズ・コンサルティング・グループの株式取得等により投資有価証券が8,438百万円、借入等により現金及び預金が2,856百万円、売上増加により受取手形、売掛金及び契約資産が1,595百万円増加したこと等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債については、前連結会計年度末と比べ7,767百万円増加し、35,963百万円となりました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が2,507百万円、未払法人税等及び未払消費税等がそれぞれ1,146百万円、989百万円、業務拡大に伴う新規採用の結果として人件費が増加したこと等により未払費用が941百万円増加したこと等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産については、前連結会計年度末と比べ6,515百万円増加し、41,037百万円となりました。これは主に、子会社株式の追加取得により資本剰余金が1,488百万円減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が8,935百万円増加したこと等によるものであります。他方、譲渡制限株式ユニット制度の権利確定後の当社株式付与に充当するための自己株式の取得等により純資産の部から控除される自己株式が893百万円増加しております。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は129,819百万円(前年同期比17.3%増)、営業利益は15,628百万円(前年同期比48.3%増)、経常利益は15,181百万円(前年同期比41.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8,935百万円(前年同期比74.3%増)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 (ソフトウェアテスト関連サービス) (単位:百万円) 前期   当期   増減   増減率 売上高   71,342   84,295   12,953   18.2   % 売上総利益   23,858   31,052   7,194   30.2   % 販売費及び一般管理費   7,691   9,534   1,842   24.0   % うち取得関連費用   205   29   △175   △85.5   % うちのれん償却費   2   17   15   653.4   % うち顧客関連資産に係る減価償却費   -   -   -   -   % 営業利益   16,166   21,518   5,351   33.1   % EBITDA   16,373   21,753   5,380   32.9   % ソフトウェアテスト関連サービスでは、主にソフトウェアテスト・品質保証、コンサルティング・PMO、カスタマーサポート、セキュリティといったサービスを提供しております。 当連結会計年度では、顧客目線での提案の徹底により、売上高が上昇した結果、ソフトウェアテスト関連サービスの売上高は84,295百万円(前年同期比18.2%増)、営業利益は21,518百万円(前年同期比33.1%増)となりました。なお、ソフトウェアテスト関連サービスセグメントの販売費及び一般管理費に含まれているM&Aに係る取得関連費用は、29百万円(前年同期比85.5%減)となっております。 なお、当社で計上している一般管理費のうち9,292百万円(前年同期は7,589百万円)は、ソフトウェアテスト関連サービスセグメントに配分せず、全社費用としております。 (ソフトウェア開発関連サービス) (単位:百万円) 前期   当期   増減   増減率 売上高   35,008   40,128   5,120   14.6   % 売上総利益   8,748   10,471   1,722   19.7   % 販売費及び一般管理費   6,917   7,860   943   13.6   % うち取得関連費用   11   11   △0   △2.3   % うちのれん償却費   823   841   17   2.1   % うち顧客関連資産に係る減価償却費   75   83   7   10.3   % 営業利益   1,831   2,610   779   42.6   % EBITDA   2,842   3,683   840   29.6   % ソフトウェア開発関連サービスでは、主にシステム開発、システム性能改善、IT戦略策定、システム企画・設計、エンジニアマッチングプラットフォーム、データ分析などのソフトウェア開発プロセスに直接的に関与するサービスを提供しております。 当連結会計年度では、高水準の稼働率を維持したエンジニアの採用や前連結会計年度にM&Aにより期中に取り込んだ連結子会社の業績が通期化したことが貢献し、ソフトウェア開発関連サービスの売上高は40,128百万円(前年同期比14.6%増)、営業利益は2,610百万円(前年同期比42.6%増)となりました。なお、ソフトウェア開発関連サービスセグメントの販売費及び一般管理費に含まれているM&Aに係る取得関連費用は、11百万円(前年同期比2.3%減)となっております。 (その他近接サービス) (単位:百万円) 前期   当期   増減   増減率 売上高   8,327   10,741   2,414   29.0   % 売上総利益   3,574   4,874   1,300   36.4   % 販売費及び一般管理費   3,404   4,137   733   21.5   % うち取得関連費用   67   171   104   153.7   % うちのれん償却費   626   535   △90   △14.4   % うち顧客関連資産に係る減価償却費   216   285   68   31.8   % 営業利益   170   736   566   333.1   % EBITDA   1,385   2,039   654   47.2   % その他近接サービスでは、主にWeb企画制作、マーケティング、キッティング、クラウドサービス、ローカライズ、M&A/PMI(Post Merger Integration)など、ソフトウェアテスト及びソフトウェア開発と近接するマーケットで、当社の既存事業とは異なるビジネスモデルに基づくサービスを提供しております。 当連結会計年度では、前連結会計年度の期中に取り込んだ連結子会社の売上高が通期化したことや、物販の事業が好調であった結果、その他近接サービスの売上高は10,741百万円(前年同期比29.0%増)、営業利益は736百万円(前年同期比333.1%増)となりました。なお、その他近接サービスセグメントの販売費及び一般管理費に含まれているM&Aに係る取得関連費用は、171百万円(前年同期比153.7%増)となっております。 <セグメント別売上高> セグメントの名称   2024年8月期前連結会計年度   2025年8月期当連結会計年度   前連結会計年度比 金額   構成比   金額   構成比   金額   増減率 ソフトウェアテスト関連サービス   百万円   %   百万円   %   百万円   % 71,342   62.2   84,295   62.4   12,953   18.2 ソフトウェア開発関連サービス   35,008   30.5   40,128   29.7   5,120   14.6 その他近接サービス   8,327   7.3   10,741   7.9   2,414   29.0 セグメント売上高合計   114,678   100.0   135,166   100.0   20,487   17.9 セグメント間の内部売上高   △4,050   -   △5,346   -   △1,295   32.0 合計   110,627   -   129,819   -   19,192   17.3 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は前連結会計年度末より2,755百万円増加した結果、23,600百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動によるキャッシュ・フローは15,652百万円の収入(前年同期は9,088百万円の収入)となりました。これは主に、法人税等の支払いが4,083百万円あったことに加え、売上債権の増減額1,234百万円等の資金の減少要因があったものの、税金等調整前当期純利益を13,674百万円計上したこと、未払金及び未払費用の増減額1,196百万円、未払消費税等の増減額1,083百万円等の資金の増加要因に加えて、減価償却費1,845百万円、のれん償却額1,394百万円等の資金の支出を伴わない費用を計上したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動によるキャッシュ・フローは11,697百万円の支出(前年同期は9,946百万円の支出)となりました。これは主に、株式会社ライズ・コンサルティング・グループの株式取得により関係会社株式の取得による支出7,668百万円、有形固定資産の取得による支出1,323百万円、株式会社KINSHA等の連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,017百万円、投資有価証券の取得による支出998百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動によるキャッシュ・フローは1,192百万円の支出(前年同期は4,154百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入5,000百万円等の資金の増加要因があったものの、長期借入金の返済による支出3,029百万円や、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出1,900百万円、譲渡制限株式ユニット制度の権利確定後の当社株式付与に充当するための自己株式の取得による支出999百万円等の資金の減少要因があったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注実績 当社グループの提供するサービスは、受注から販売までの所要日数が短く、期中の受注高と販売実績とがほぼ一致するため、記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメント毎に示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) ソフトウェアテスト関連サービス   84,295   18.2 ソフトウェア開発関連サービス   40,128   14.6 その他近接サービス   10,741   29.0 セグメント売上高合計   135,166   17.9 セグメント間の内部売上高   △5,346   32.0 合計   129,819   17.3 (注)1.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10未満のため記載を省略しております。 2.当連結会計年度において、販売実績に著しい増加がありました。この増加の内容は、「① 財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」に記載のとおりであります。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループにおける経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。なお、当社グループの連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 当連結会計年度の連結業績は、売上高成長を伴った業績予想値という目標のなか、売上高は着実な成長をしましたが、目標値には未達となりました。また、前連結会計年度より稼働率改善を中心とした各種施策を実施したことが確実に実り、売上総利益率は前連結会計年度より2.7ポイント向上いたしました。 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、129,819百万円となり、前連結会計年度に比べ19,192百万円増加(前年同期比17.3%増)となりました。これは、事業制度の導入などにより部門を超えた営業活動の活性化によるもので、顧客月額売上単価は継続的に増加いたしました。 なお、当連結会計年度における顧客月額売上単価及び顧客数並びに2017年8月期からの四半期ごとの推移は以下のとおりであります。 顧客月間売上単価及び月間取引顧客数の算出方法は、以下のとおりであります。なお、これらの計算における売上高には、顧客単価や顧客数をKPIとして業績を管理することが適切ではないと認められる一部の事業(ライセンス販売や教育サービス等)に係る売上高及び顧客数を含めておりません。 (ア) 顧客月間売上単価(単体) 顧客月額売上単価(単体)=   単体売上高 単体顧客数(合計) 単体売上高   売上高と、売上計上予定額(稼働は開始しているが検収前のため翌月以降に計上される予定の売上高)を当月の稼働の実績に基づいて月別に按分した額を、四半期で合計した数値 単体顧客数(合計)   売上高を計上した顧客数と、売上高を計上していないが稼働があった顧客数を四半期で合計した数値 (イ) 顧客月間売上単価(連結) 顧客月額売上単価(連結)=   単体売上高+連結子会社売上高 単体顧客数(合計)+連結子会社顧客数(合計) 単体売上高   上記(ア)に記載のとおり 連結子会社売上高   月次の売上高を四半期で合計した数値 単体顧客数(合計)   上記(ア)に記載のとおり 連結子会社顧客数(合計)   月次の売上高を計上した顧客数を四半期で合計した数値 (ウ) 月間取引顧客数 月間取引顧客数=単体顧客数(平均)+連結子会社顧客数(平均) 単体顧客数(平均)   その月に売上高を計上した顧客の数と、その月に売上高を計上していないが稼働があった顧客の数を合計し、四半期で平均した数値 連結子会社顧客数(平均)   その月に売上高を計上した顧客の数を四半期で平均した数値 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は84,803百万円となり、前連結会計年度に比べ9,536百万円増加(前年同期比12.7%増)し、また、売上総利益は45,016百万円となり、前連結会計年度に比べ9,655百万円の増加(前年同期比27.3%増)となりました。売上総利益率については、当連結会計年度で34.7%となり、前連結会計年度32.0%に対して2.7ポイント向上いたしました。 エンジニア数の増加にあわせて、売上原価に含まれるエンジニアの労務費も増加しております。これには、人員数の増加に伴うものに加えて、エンジニアの給与の上昇によるものも含まれております。当社グループでは、エンジニアの給与は、エンジニアが顧客に対して提供できるサービスのレベル、すなわち顧客から受け取ることができる売上単価に連動しており、エンジニア単価という指標を用いて実績を管理しております。 なお、当連結会計年度におけるエンジニア単価及びエンジニア数並びに2017年8月期からの四半期ごとの推移は以下のとおりであります。 エンジニア単価及びエンジニア数推移の算出方法は以下のとおりであります。なお、これらの計算における売上高には、エンジニア単価として業績を管理することが適切ではないと認められる一部の事業(ライセンス販売や教育サービス等)に係る売上高及びエンジニア数を含めておりません。 (ア) エンジニア単価(単体) エンジニア単価(単体)=   単体売上高 単体エンジニア数 単体売上高   エンジニアが稼働しない売上高を除く売上高 単体エンジニア数   売上を計上した案件に係る稼働があったエンジニアの稼働時間と、その管理に携わった人員の稼働時間を合計し、人月換算した数値 (イ) エンジニア単価(連結) エンジニア単価(連結)=   単体売上高+連結子会社売上高 単体エンジニア数+連結子会社エンジニア数 単体売上高   上記(ア)に記載のとおり 連結子会社売上高   月次の売上高を四半期で合計した売上高 単体エンジニア数   上記(ア)に記載のとおり 連結子会社エンジニア数   月次の所属エンジニア数を四半期で合計した数値 (ウ) エンジニア数推移 エンジニア数推移におけるエンジニア数は、四半期末時点において、雇用契約が締結されている当社グループの正社員、契約社員及びアルバイトの所属人数並びに協力会社の従業員契約者数の合算数値であります。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は29,387百万円となり、前連結会計年度に比べ4,564百万円の増加(前年同期比18.4%増)となりました。これは、採用抑制によって採用費が4,065百万円(前連結会計年度4,568百万円)となり、前連結会計年度に比べ、502百万円減少(前年同期比11.0%減)しているものの、事業拡大に向けた人員増強によって給料及び手当11,736百万円(前連結会計年度9,045百万円)となり、前連結会計年度に比べ2,690百万円増加(前年同期比29.7%増)となりました。 この結果、営業利益は売上総利益の増加によって、15,628百万円となり、前連結会計年度に比べ5,091百万円の増加(前年同期比48.3%増)となりました。営業利益率については、当連結会計年度で12.0%となり、前連結会計年度9.5%に対して2.5ポイント向上いたしました。 (経常利益) 当連結会計年度において、助成金収入138百万円を含め営業外収益を248百万円計上し、出資金運用損390百万円を含めた営業外費用を695百万円計上いたしました。この結果、経常利益は15,181百万円となり、前連結会計年度に比べ4,428百万円の増加(前年同期比41.2%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度において、非上場株式の売却を行ったことから投資有価証券売却益を54百万円計上し、投資有価証券評価損を590百万円、のれんの減損損失654百万円を計上しております。これらの結果、税金等調整前当期純利益は13,674百万円(前年同期比51.4%増)となり、法人税等が4,669百万円、非支配株主に帰属する当期純利益が69百万円計上された結果、親会社株主に帰属する当期純利益は8,935百万円(前年同期比74.3%増)となりました。 b.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容及び資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、中長期的に持続的な成長を図るため、従業員等の採用にかかる費用や人件費等の売上原価、販売費及び一般管理費の営業費用への資金需要があります。 当連結会計年度における資金の主な増減要因については、「第2 事業の概況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しておりますが、M&A資金や経常的な運転資金、事業規模拡大による設備投資等につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入により調達された資金を財源としております。また、機動的な資金調達及び資本効率の改善のため、当社グループ全体で総額52,640百万円を限度とした当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しております。 c.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、「新しい価値の概念を追求し、誠実に世の中に価値を提供する」という企業理念のもと、持続的に社会課題を解決する会社としての成長を目指しております。その実現のマイルストーンとして売上高目標を設定しており、具体的な指標として、2026年8月期から2027年8月期に売上高2,000億円を目指す「SHIFT2000」や、2028年8月期から2030年8月期に売上高3,000億円を目指す「SHIFT3000」を掲げ、企業理念の実現と企業価値の最大化を図ってまいります。なお、当連結会計年度の業績予想値、実績値及び達成率は以下のとおりであり、また、顧客単価、顧客数、エンジニア単価、エンジニア数なども引き続き堅調に増加・拡大をしております。 売上高成長を伴った業績予想(百万円)   実績(百万円)   達成率 売上高   130,000   129,819   99.9   % 営業利益   15,000   15,628   104.2   % 経常利益   14,500   15,181   104.7   % 親会社株主に帰属する当期純利益   7,900   8,935   113.1   %

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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